专利摘要:

公开号:WO1992016748A1
申请号:PCT/JP1992/000319
申请日:1992-03-18
公开日:1992-10-01
发明作者:Masafumi Matsunaga;Ikuo Yamagata
申请人:Nordson Corporation;
IPC主号:F04B9-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 多連式プラ ンジ ャーポンプによる液体圧送方法とそのポンプ
[0003] 技術分野
[0004] 本発明は液体圧送用多連式プラ ン ジャーポンプに係わる。 .
[0005] 背景技術
[0006] 従来、 液体圧送用ポンプと しては、 一般にギアポンプやブラ ンジ ャー ポンプなどが使用されてきた。 ただし、 塗料や接着剤などに対しては、 それらの中に含まれている顔料ゃフイ ラ一等が研磨剤となってギアボン ブの歯面を痛め、 それらの寿命を著し く 低下させる と いう問題等がある ため、 比較的摩耗発生の少ないブラ ンジャーポンプが多く 使われてきた c と ころが、 最近、 U V ( U l tra Vi o let ) 系などの塗料や接着剤が多 く 用いられるよ う になつてきた。 これらの U V系の場合は、 紫外線によつ て硬化する樹脂を主体とする ものであるが、 シェアセンシティ ブ (せん 断感応性) やヒー トセンシティブ (熱感応性) である ものが多い。 これ らはポンプ内のブラ ンジャーの往復作動によ り、 該シ リ ンダーに装着し た シールとブラ ンジャーとの間、 又はプラ ンジ ャーに装着したシールと シ リ ンダーとの間のせん断又は摩擦作用によ り発生した熱によって該液 体の一部が硬化する ものである。 又、 無機粒子 ( タルク、 炭酸カルシゥ ム、 ク レイ等) や顔料を多く 含む液体はプラ ン ジ ャーやシールを摩耗さ せていた。 このよ う に してブラ ン ジ ャーポンプ内においては、 ( 1 ) シ エ アセ ン シティ ブ又は ヒー トセンシティ ブな液体は硬化 し易 く、 それら がポンプの性能を低下せしめる。 ( 2 ) プラ ン ジ ャーの往復作動によ り、 吐出液圧は脈動した り、 シールとプラ ン ジ ャー間、 又はシールとシ リ ン ダ一間の抵抗が高く な り、 停止した り して塗布を不均一なもの とする。
[0007] ( 3 ) シ ールとブラ ンジャー又はシ リ ンダーの摩耗が進み、 液体が外部 に漏洩し、 同ポンプの周辺を汚染し、 又、 液体が無駄になるばかりでな く、 その手入れに手間を要し、 連続作業を妨げるなどという問題があつ た。
[0008] これらの中、 第 ( 3 ) 項の漏洩問題及び第 ( 2 ) 項の脈動問題は相反 しており、 シール部の間隙を小とすると、 漏洩は滅少するが増大する摩 擦熱によつて硬化が進み、 ポンブが停止したり研磨性の高い液体の場合 にはシールが摩耗する。 また比較的低粘度 ( 1 0 O cps 以下) の液体を 比較的高い液圧 ( 5 0〜2 1 0 kg/ cm2 ) にする場合における漏洩は益 々増大するなどという問題が発生し、 十分な解決策は得られなかつた。 そして第 ( 1 ) 項は依然と して解決されなかったのである。
[0009] なお、 液体加圧を二本のプランジャーにより行い、 液圧を一定にかつ 連続的に圧送できる方法は、 米国ノードソ ン ' コーポレーショ ンによ り 発明され公知となっているが、 図 1 1 に示したブランジャー ( 8 3 ) と シリンダー内部 ( 9 6 ) のシール ( 9 3 ) 部よ りの液体の漏洩 ( L 1 ) 及び上記シール ( 9 3 ) 部に発生する液体の局部的硬化現象は解決され なかった。 よって同業界では、 それらの問題の発生しないエアプレイ塗 布方式に切り換えるなどしてきたのである。 所が、 同方式では作業現場 におけるミス ト発生による環境公害や資源浪費など、 別の問題が発生し、 業界ではこれらの問題解決されたエアレススプレイシステムの登場を強 く要望していたのである。
[0010] 液体を連続的一定加圧圧送する多連式プランジャーポンプにより、 シ ヱァセンシティブ、 ヒー トセンシティブな塗料や接着剤などを含む液体 をポンプの性能を落とすことなく圧送する事と、 生産性を向上させるこ とが本発明の目的である。 発明の開示
[0011] 本発明は複数のプラ ンジ ャ ーが往復動可能に備えられ、 それらの中、 常に何れか 1 つが作動して液体を加圧圧送する多連式ブラ ンジ ャーボン ブの作動方法であり、 プラ ンジャーの往行程においては液体を吸い込み、 ブラ ンジャーの復行程においては液体を圧送する こ とを特徴とする多速 式ブラ ンジャーポンプの作動方法を提供する。
[0012] また、 本発明は一端が液体圧送通路に接続され、 他端に開口部を有す る複数のシ リ ンダ一と、 該シ リ ンダ一の開口部を介して該シ リ ンダー内 に往復運動可能に挿入され該シ リ ンダーとの間に室を形成しており、 該 シ リ ンダーよ り前記液体圧送用通路に該室内の液体を圧送するための複 数のプラ ンジャーと、 該複数のブラ ンジャーに接続されており、 それら ブランジャーのうち常に何れか一つを作動させるプラ ンジャー ¾動渥と を有する多連式ブラ ンジャーポンプにおいて、 液体源に接続されてお り、 前記シ リ ンダーの前記開口部に瞬接連通 し、 内部を前記プラ ンジャーが 貫通しており、 前記開口部をおおって液体が容れられる液槽と、 前記シ リ ンダ一の他の部分と前記液槽との間を連通する液体通路とから成り、 しかして、 前記ブラ ンジャーが前記シ リ ンダー内の前記室を拡大するよ う に運動する時、 前記液槽から前記シ リ ンダー内に前記液体通路を介し て液体が供給される よ う に構成されている こ とを特徴とする多連式ブラ ン ジャーポンプを提供する。
[0013] 本発明の第 1 態様は、 液体を連続的一定加圧圧送する多連式ブラ ン ジ ヤ ーポンプにおいて、 それぞれのブラ ン ジ ャーの挿入されている各シ リ ンダ一の直上部に、 それらのプラ ンジャーを囲んだ液槽を設けるこ と に よ り、 上記ブラ ンジ ャ ーのシール部よ り仮に液体が漏洩 した と して もそ の液体を上記液槽へ戻 して外部への液体漏洩を防ぐ方法とその多連式プ ランジャーポンプとであり、 更にはその漏洩した液槽内の液体を再び使 用する方法までも提供するものである。
[0014] 本発明の第 2の態様は、 液体を連続的一定加圧圧送する多連式プラン ジャーポンプにおいて、 それぞれのブランジャーの挿入されて-いる各シ リ ンダ一の直上部に、 それらのブランジャーを囲んだ液体供給通路が備 えられた密閉式液体用チャ ンバ一を設けることにより、 上記プランジャ 一のシール部より仮に液体が漏洩したとしてもその液体を上記密閉式液 体用チャ ンバ一へ戻し、 即ち外部への液体漏洩を防ぎ、 同時に戻された 液体を再び使用し、 同チヤ ンバーへの液体補給を重力液圧又は低圧供給 により自動的に行う方法とその多連式プランジャーポンプとを提供する ものである。
[0015] 囡面の fg な ig ffi
[0016] 図 1 は本発明による液体圧送多連式プランジャーポンプの側断面図で ある。
[0017] 図 2は本発明の第 1 の態様の実施例その 1 による液体圧送用多連式プ ランジャーポンプの側断面図である。
[0018] 図 3は上記ポンプにおける二つのプランジャーのス トローク軌黟とそ れにより加圧された液体圧力との対照図である。
[0019] 図 4は本発明の第 1 の態様よる実施例その 4による液体圧送用多連式 ブランジャーポンプにおける液槽の側断面図である。
[0020] 図 5は本発明の第 2の態様による液体圧送多連式プランジャーポンプ の側断面図である。
[0021] 図 6は本発明の第 2の態様の実施例その 1 による液体圧送用多連式ブ ランジャーポンプの側断面図である。
[0022] 図 7は本発明の第 2の態様の実施例その 2によるブランジャーと密閉 式液体用チャ ンバ一 との低圧用シールがベロ一ズ式封止具であるものの 側断面図である。
[0023] 図 8 は同上図における他の例の側断面図である。
[0024] 図 9 は本発明の第 2 の態様の実施例その 3 による低圧用シールがダイ ャフラム式封止具であるものの側断面図である。
[0025] 図 1 0 は同上図における他の例の側断面図である。
[0026] 図 1 1 は液体圧送用多連式プラ ンジャーポンプの側断面図である。 図面を参照した本発明の説明
[0027] 次に本発明の第一態様の方法について説明する。 本発明は、 複数のブ ラ ンジャーが備えられ、 それらの中何れか一つが常に液体の加圧作動を 行い、 連続的に液体を圧送する多連式プラ ンジ ャーポンプの作動方法に おける改良である。 図 1 を参照されたい。 これらのブラ ンジャーは互い に上昇、 降下を繰り返しているが、 説明上第一のブラ ンジャー 3が上昇 行程にあるとする。 該ブラ ンジャーの収容されているシ リ ダ一内部 6 は 負圧とな り、 更に必要によっては液槽 7内の上部に負荷される加圧気体 の作用も加担して、 該ブラ ンジャー 3の浸せきされている液槽 7 よ り液 体 Lが液体通路 8を通って流入して来、 シ リ ンダー内部 6 には液体が充 满される。 その状態が隣接の第二のプラ ンジャーポンプ 1 Aであ り、 次 にそのブラ ンジ ャー 3 Aが降下する と、 同シ リ ンダ一内部 6 Aの液体は 加圧され、 圧送用チェ ッ クバルブ 1 5 Aの弁を開いて液体圧送通路 1 6 A、 1 7、 1 8内に圧送される。 また、 ブラ ン ジャー 3 A、 又は 3 とシール 1 3 A、 又は 1 3 との間隙 を一般の場合よ り も大と して もよい。 又 図面ではシ リ ンダ一にシールを装着させているが、 ブラ ンジ ャーにシ一 ルを装着させて も良い。 よってシールと シ リ ンダ一間の間隙を一般の場 合よ り大と して も良い。 言い換えれば、 シールとプラ ンジャー又はシ リ ンダ一のしゅう動抵抗を圧送性能に影響の出ない範囲で小さ く する事で ある。 従って漏洩する様にしても良いのである。 このよ り大きい間隙 C t 部にては発生する摩擦やせん断の作用も少なく、 それらによって生 ずる液体の変質も発生しない。 また漏洩した液体は液槽 7内の液体に混 入されて再び使用される。
[0028] また、 上述のごと く 間隙 C t のよ り大なる場合には、 シリ ンダー内部 6の負圧時における流入量も大となるわけで、 特に比較的粘度の高い (数百 cps 以上) 液体の場合、 シール 1 3を取り外し、 更に、 前述の液 槽 7と圧送用チヱックバルブ 1 5を連通させかつ液槽とシリ ンダー 5を も連通させている液体通路 8も省略してよい。
[0029] 従って上述の如く、 シール 1 3, 1 3 A部における摩擦やせん断の作 用を少なく出来るので、 シェアセンシティブゃヒートセンシティブの液 体に対しても問題なく適用できる。
[0030] なお、 液槽 7内の圧力は常圧、 又比較的粘度の高い (数百 cps 以上) 液体の場合などは、 圧縮気体により 1 0 kgZ cm 2 迄の範囲で加圧しても 良い。
[0031] 次に本発明の第 1態様の多連式ブランジャーポンプの構造について説 明する。 説明を容易にするため、 二連式プランジャーポンプを取り上げ る。 図 1 を参照されたい。 顯動装置は前述ではエアシリ ンダー式を取り 上げたが、 実際にはその他、 エアの代わりに他の圧縮気体、 又は油圧式、 電動式、 クランク式、 ラックアン ドピニオン式、 カム式など多数あげら れる。 これらは何れでも適用できるので、 これらを総括して単に椠動装 置とした。 しかし、 それらによる作動は、 図 3に見られるグラフのよう に、 第一のプランジャーの加圧作動中は、 他のプランジャーの加圧作動 は休止又は待機しており、 そして上記加圧作動の終了直前に自動的に第 二のプラ ンジ ャーに リ レイ してその加圧作動を始めさせるのである。 こ のよ う に してそれぞれの加圧作動の終了直前に、 又他のブラ ン ジ ャー (再び第一のブラ ンジ ャー又は第三のブラ ンジ ャー……) へと交互に、 又はサークル的に リ レイ し、 全体と してはそれらの中何れか,つが mに 加圧作動を している よ う に、 即ち経時的シ リ ーズに加圧行動を行い、 な おかつそれら リ レイ時には若干の間隔をラ ップさせて、 連続的にブラ ン ジ ャーの加圧作動を行わしめる駆動装置である という こ とである。
[0032] 上述のよ うな駆動装置 2 に直結された各ブラ ンジャー 3, 3 Aの先端 部は、 一般の場合と同様に、 その収容されるシ リ ンダー 5 , 5 A内に揷 入されている。 本発明はそのシ リ ンダー 5 , 5 Aの直上部に、 それらブ ラ ンジャー 3 , 3 Aを囲んで液槽 7 を設けたこ とである。 そ して該液槽 7 と圧送用チェ ッ クバルブ 1 5, 1 5 Aを、 かつ液檣と上記シ リ ンダー 5 , 5 Aを液体通路 8 によ って連通したものであ り、 該液体通路 8上に は吸込用チヱ ッ クバルブ 9が設けられている。 更に又、 上記プランジ ャ — 3 , 3 A又はシ リ ンダー 5, 5 A とシール 1 3 , 1 3 A との間隙 C は一般の場合よ り も大と してもよい。
[0033] また、 上記間隙 を一般の場合よ り も大と しても良い理由は、 特に 対象とする液体がシェアセンシティ ブゃヒー トセ ンシティブである場合 に、 従来の如く 小なる間隙であっては、 摩擦熱やせん断作用が発生 し易 く、 それらによって液体が硬化し易く なるので、 それを未然に防止する ためである。
[0034] なお、 上記の摩擦力やせん断作用の発生をよ り少な く するためには、 摩擦係数の最も少ないフ ッ素系樹脂を使用する こ とが望ま しい。 即ちブ ラ ンジ ャー又はシール、 シ リ ンダーの中、 少な く と も一つをフ ッ素系樹 脂製とするか、 又は同樹脂加工する こ とである。 その際、 シールは複数 枚重ね合わせた Vパッキンよ りも、 フッ素系樹脂 (テフロン) 製 0 リ ン グの方が望ま しい。
[0035] 上述したように、 高粘度液体の場合には、 液槽 7 と圧送用チユッ クバ ルブ 1 5をかつ液槽とシリ ンダー 5を連通させている液体通路 8を削除 し、 更に前記間隙 C! を大として維持するためにシール 1 3をも除いて、 直接プランジャー 3 とシリ ンダー 5の間から液体を吸い込ませても良い。 前述した本発明の第 1の態様による多連式プランジャーポンプの作用 について説明する。 図 1 を参照されたい。 これら複数のそれぞれのブラ ンジャーの作動は、 前述したように靼動装置よ りの駆動によ り行われ、 それは経時的シリーズに、 少なく ともそれらの中の何れか一つが、 常に 加圧作動を行わしむるものである。 その作動は先ず第一のブランジャー 3の先靖部がシリンダ一 5内にて下死点 D p の位置にある状態からスタ ートすることとする。 該ブランジャー 3の先端部は、 その下死点 D p の 位置より、 上記鬆勖装置 2の働きにより、 所要の一定速度をもって上昇 すると、 同シリ ンダー内部 6は負圧となり、 更に必要によっては液槽 7 内上部に負荷される比較的低圧気体の加圧作用も加担して、 液槽 7と連 通されている液体通路 8の吸込用チヱックバルブ 9を通って液槽 7内の 液体 Lは吸い込まれる。 そしてプランジャー 3の上死点 U p に達するこ とによって同シリ ンダー内部 6は液体で充満される。 その状態で鞑動装 置 2よ りの始動の時機を待機するのである。
[0036] 他方、 それに先立ち第二のブランジャー 3 Aは、 上記と同様の作動に よって、 上死点 U f の位置にあり、 シリ ンダー内部 6 Aには、 既に液体 が満たされ待機している。 説明は前後するが、 上述の第一のプランジ ャ — 3が下死点 D p に達する直前に、 第二のプランジャー 3 Aは上記駆動 装置 2の铤動により降下を始め、 加圧作動を行うのである。 その加圧は 一定圧の下に行われ、 一定圧に加圧された液体 L P は、 圧送用チヱ ッ ク バルブ 1 5 Aを通通 し、 液体集合通路 1 8を通って所要の装置に圧送さ れるのである。 なお、 上記加圧作動において、 シ リ ンダー内部 6 Aの加 圧液体 L P は、 シール 1 3 A部の間隙 C が大きい場合には漏洩するが、 それが液槽 7内であるため、 その液体 Lに吸収される。 そして再び使用 されるのである。
[0037] 上述のよ う に、 第二のブラ ンジャー 3 Aが降下して、 その下死点 D P に達する直前に、 上述の場合と同 じ く 駆動装置よ りの駆動によ り、 上死 点 U P で待機している上述の第一のプラ ンジャー 3は降下を始め、 加圧 作動を行うのである。 そ して上述の第二のプラ ンジャー 3 Aによる液体 圧送を受け継ぎ、 中断する こ とな く 引き続いて一定の加圧液体 L P を、 上記液体集合通路 1 8を通して、 同 じ装置に圧送するのである。
[0038] なお、 このよ うな液体加圧においては、 その加圧された圧力は通常 1 0 kg/cm2 乃至 2 1 0 kg/cm2 である。
[0039] また、 シール 1 3, 1 3 Aとプラ ンジ ャー 3, 3 A又はシ リ ンダー 5, 5 Aとの間隙 C , は、 一般よ り も大に出来るこ と と したが、 これは前述 の通り、 摩擦熱やせん断力の発生を防ぐために効果的である。 しかし、 該間隙 C ! をよ り大にするこ とによ って、 比較的粘度の低い ( 1 0 0 cp s 以下) 液体を使用 して液圧が所要値まで上がらない場合には配慮する 必要がある。 その場合には、 比較的摩擦係数の小さいフ ッ素系樹脂を使 用すればよい。 即ちシール又は Z及びプラ ンジ ャー、 シ リ ンダーをフ ッ 素系樹脂製のもの、 又は同樹脂加工を施したものを使用すればよいので ある。
[0040] 更に、 上記間隙 を通過する液体が比較的高粘度 (数百 CPS 以上) である場合には、 前述の液槽 7 と圧送用チェ ッ クバルブ 1 5が、 かつ液 槽とシ リ ンダ一 5が連通されている液体通路 8 を省略してもよい。 この 場合、 ブランジャー 3 とシ リ ンダー 5の簡から液体を吸い込ませる こ と が出来る。
[0041] また上記説明にては、 拔状のプラ ンジャーについて説明してきたが、 横に移動するブランジャ一に しても良い。
[0042] 本発明の第 1 の態様の実施例
[0043] 実施例は駆動装置と してエアシ リ ンダー及びその関連機器を使用 した ものである。 エアシ リ ンダー式ブラ ンジャーポンプは、 バラ ンスフ ィ ー ド方式になるため追従性が良く、 ガン 4 6 の弁が開の時や流量調整バル ブ又はス ト ップバルブ 4 8が開の時のみポンプは作動し、 閉の時は一定 圧に液体が加圧されたままで保持されているので理想的と言える。 先ず 本例の構造について説明する。 図 2 を参照されたい。 本例の特に図 1 に おける構造と異なる点は、 液槽 3 2 を小型化し、 エアシ リ ンダ一2 5 , 2 5 Aと シリ ンダー 3 5 , 3 5 A との間に組み込んでコ ンパク ト化した こ とである。 小型液槽 3 2 と圧送用チェ ッ クバルブ 4 2 , 4 2 A、 かつ 小型液槽とシ リ ンダ一 3 5, 3 5 A とは液体通路 3 7 , 3 7 Aによって 連通され、 該通路上には吸込用チェ ッ クバルブ 3 8 , 3 8 Aが取り付け られている。 小型液槽 3 2 は液体供給管 3 9をもって大型液槽 4 0 に配 管接続され、 その液体供給管 3 9上に液体移送ポンプ 4 5が設けられて いる。 また上記小型液槽 3 2 に対してはレベルゲージ 5 3が、 又、 必要 によっては同ゲージにはレベルスイ ッチ 5 4 , 5 5が設けられ、 同スィ ツチは上記液体移送ポンプ 4 5の電動機にコン ト ローラ 5 0 を介して電 気配線接続される。 また上記シ リ ンダー 3 5, 3 5 Aからは液体圧送通 路 4 1 が、 圧送用チヱ ッ クバルブ, 4 2及び集合継手 4 3、 液体集合通路 4 4を通して最終作業器具であ.るガン 4 6 ノズル 4 7 に配管接続される。 また、 該ガン 4 6は、 流量調整バルブ又はス ト ッ プバルブ 4 8を介して 液槽 3 2への戻 り配管 4 9に接続される。
[0044] また、 上記それぞれのブラ ンジ ャー 2 3, 2 3 Aの頭部のピス ト ン 2 2, 2 2 Aの下方の類部 2 7, 2 7 Aはそれぞれ同軸上にあって、 該 類部は若干小径でそれらに対応する シ リ ンダ一 2 8, 2 8 A内に収めら れてお り、 ガイ ドの役割をなす。 また上記シ リ ンダー 2 5, 2 5 Aの上 方部には操作エアの給排気口 6 1, 6 1 Aが設けられており、 操作エア 用五方切換弁 6 5に K管接続される。 上記エアシ リ ンダー 2 5, 2 5 A の下方部は、 一定低圧気体用の給気口 2 9, 2 9 Aとその配管 5 1, 5 1 Aを通してエアコ ンブレ ッサ一 6 8に接続される。 また上記類部 2 7, 2 7 A用シ リ ンダ一 2 8, 2 8 Aの下方部は開孔 34, 3 4 Aと な り、 該孔には、 エア リ ミ ッ トスィ ッチ 6 6, 6 6 Aの先端 6 2, 62 A が装着されてお り、 該先端 6 2, 6 2 Aが上記頸部 2 7, 2 7 Aの下面 と接触した時、 エア リ ミ ッ トスィ ッ チが作動する様になつている。
[0045] 次にその作動を同図に従って説明する。 本作動のスター ト を、 第一の ブラ ンジャー 2 3先端部の下死点 D P2の位置とする。 この場合、 ピス ト ン 2 2の上面にかかっていた操作エア圧 A c は排出される。 と ころが該 ピス ト ン 2 2の背面には常時、 上記操作エア圧よ り も低いエア圧 P 2 が かかっているので該ピス ト ン 2 2 は押し上げられ、 共にプラ ンジャー 23 も上昇する。 する と シ リ ンダー 3 5内部 3 6は負圧となり、 それと接続 している液体通路 3 7を通って、 小型液槽 3 2内の液体 Lが吸い込まれ、 ブラ ン ジ ャー 2 3の上死点 U P2に到達して液体は充満される。 そ して次 の加圧作動の時機を待機するのである。
[0046] 説明は前後するが、 上記第一のプラ ンジ ャー 2 3が下死点 D P2に達す る直前、 第二のブラ ンジャーポンプ 2 1 Aが加圧作動を開始するのであ る。 エア リ ミ ッ トスイ ッチ 6 6の作動によ り五方切換弁 6 5が切換え ら れ、 操作エア A cは第二のプラ ンジャーポンプ 2 1 A側の給排気口 6 1 Aよ り進入して第二のピス ト ン 2 2 Aを加圧 P i し押し下げる。 即ち第 二のプラ ンジャー 2 3 Aは降下する。 その前に第二のシ リ ンダー内部 3 6 Aには、 上述の第一のプラ ンジャー 2 3におけるのと同様の吸い込 み作用によって既に液体が充潢されているので、 上記第二のブランジャ 一 2 3 Aの降下によって液体は加圧され、 その加圧液体 L Pは、 液体圧 送通路 4 1 Aを通通して圧送用チェ ッ クバルブ 4 2 A及び液体集合通路 4 4を通って使用されるべき装置、 同図にてはガン 4 6ノズル 47に一 定圧の液体が連続的に供給されるのである。
[0047] 上述のよう に、 二つのエアシリ ンダーの作動の切り換 は、 前出の図 3に示したのと同じように、 切り換え時には若干時間的にラ ップさせて、 連続的に一定の液体圧送を行う こ とができるのである。
[0048] なお、 プラ ンジャー 2 3, 2 3 Aとシ リ ンダー 3 5, 3 5 Aとの間隙 C 2 よ り漏洩した液体が小型液槽 3 2内に戻されるこ とは、 図 1 の場合 におけるのと同様である。
[0049] また、 上記液槽 3 2の容積は比較的小と してあるので、 液体のレベル が降下した場合には、 別置の液体タ ンク 4 0よ り、 レベルスィ ッチ 5 4, 5 5を介して自動的に補給させる ものである。 液槽が大気圧の場合の補 給液圧は数 kg/cro:' でよい。
[0050] その 2、 比較的粘度の高い (数百 cps 以上) 液体の場合には、 プラ ン ジャー 3, 3 Aとシ リ ンダ一 5, 5 Aとの間のシール 1 3, 1 3 Aを取 り除き、 更に液槽 7 と圧送用チェ ッ クバルブ 1 5, 1 5 カ かつ液槽 と シ リ ンダー 5, 5 Aが連通されている液体通路 8, 8 Aを取り除いて も、 液圧を所要の圧力 ( 5 0 kg/ cm- 〜 2 1 0 kg/ cm- ) 迄上げる こ と ができる。 この場合、 上記の間隙をよ り 大とする ことができ るので、 摩 擦による発熱は勿論、 せん断による発熱をも小とする こ とができ、 特に シ ェアセンシティブゃ ヒー ト センシティ ブの高粘度液体に対しては適す るのである。
[0051] その 3、 シール 1 3, 1 3 A又は/及びブラ ンジャ ー 3, 3 A、 シ リ ンダー 5, 5 Aをフ ッ素系樹脂層又はそれらの樹脂加工したものである。 これらの使用によって、 摩擦抵抗は少なく なり、 発熱も、 又せん断の発 生も少なく なるので、 シェアセンシティ ブゃヒー トセンシティ ブの液体 には適するのである。
[0052] その 4、 図 4を参照されたい。 液槽 7 1 の底部を傾斜型又はすり鉢型 7 2 b, 72 b Aと し、 それらの最低部と圧送用チヱ ッ クバルブ 7 4, 7 4 Aをかつ最低部と シ リ ンダー 7 5, 7 5 Aを液体通路 7 8, 7 8 A によって連通させる ものである。 これによつて、 液体の停滞を無く し、 スムーズな流れと し、 液槽 7 1 又は 7 2内における液体の変質を防ぐも のである。
[0053] 本発胡の第 1 の態様の効巣
[0054] 第 1 の態様の多連式ブラ ンジャーポンプによる液体圧送方法、 又はポ ンブを使用すれば、 ポンプ外に液体を漏洩する こ とがな く、 又シュ アセ ン シティ ブや ヒー トセ ンシティブの液体をも硬化せしめるこ となく、 純 正な液体を圧送する こ とができるのである。 又、 従来のポンプはブラ ン ジ ャー と シールの間から 1 ccZ分の液漏れがあった場合、 シールの交換 等のメ ンテナ ンスが必要であつたが. 本発明によればポンプ圧送能力の 半分、 例えば 3 0 0 0 ccZ分の圧送能力の場合、 1 5 0 0 cc/分の液漏 れがあっ たと しても上述の如く 全く 問題とならないのである。 更に、 液 槽内の液体は、 ブラ ンジャー、 シール部を冷却すると いう効果も有する のである。
[0055] 次に本発明の第 2の態様の方法について説明する。 第 2の態様は、 複 数のブランジャーが備えられ、 それらの中何れか一つが常に液体の加圧 作動を行い、 液体を圧送する多連式プランジャーポンプの作動方法にお ける改良である。 図 5を参照されたい。 これらのプランジャーは相互に 上昇、 降下を錁り返しているが、 説明上第一のプランジャー 3が上昇行 程にあるとする。 該ブランジャーの収容されているシリ ンダ一内部 6は 負圧となり、 更に必要に応じて低い供給液圧によ り、 該ブランジャー 3 の浸せきされている密閉式液体用チヤ ンバ一 7より液体 Lが液体通路 8 を通って流入して来、 その上昇行程が終わると、 シリ ンダー内部 6には 液体が充满される。 その状態が瞬接の第二のブランジャーポンプ 1 Aで あり、 次にそのブランジャー 3 Aが降下すると、 同シリ ンダー内部 6 A の液体は加圧さ、 圧送用チェックバルブ 1 5 Aの弁を開いて液体圧送通 路 1 6 A, 1 7, 1 8内に圧送される。 また、 プランジャー 3 A又は 3 とシール 1 3 A又は 1 3との間隙 を一般の場合より も大と してもよ い。 又図面ではシリンダーにシールを装着させているが、 プランジャー にシールを装着させても良い。 上述のシールとシリンダ一間の間隙を一 般の場合より大としても良いということは、 シールとプランジャー又は シ リ ンダーのし ゅう動抵抗を圧送性能に影響の出ない範囲で小さく する 事である。 従って漏洩する様にしても良いのである。 このよ り大きい間 隙 C : 部にては発生する摩擦やせん断の作用も少なく、 それらによって 生ずる液体の変質も発生せず、 また漏洩した液体は密閉式液体用チャ ン バー 7内の液体に混入されて再び使用される。
[0056] また、 上述のごとく 間隙 C のよ り犬なる場合には、 シリ ンダー内部 6の負圧時における流入量も大となるわけで、 特に比較的粘度の高い (数百 cps 以上) 液体の場合には、 シール 1 3 を取り外し、 更に、 前述 の密閉式液体用チャ ンバ一 7 と圧送用チヱ ッ クバルブ 1 5 と を連通させ、 かつ、 密閉式液体用チャ ンバ一と シ リ ンダ一 5 とを連通させている液体 通路 8 を省略してもよい。 又、 液体供紿通路を備えた密閉式液体用チヤ ンバ一はプラ ンジャーの数だけ独立させて設けて もよい。
[0057] 上述の如く、 シール 1 3 , 1 3 A部における摩擦せん断の作用を少な く 出来るので、 シ X ァセンシティ ブゃヒー トセンシティ ブの液体に対し ても問題なく 適用できる。
[0058] 次に本発明の第二の態様の多連式ブラ ンジ ャーポンプの構造について 説明する。 説明を容易にするため、 二連式プラ ンジャーポンプを取り上 げる。 図 5を参照されたい。 駆動装置は前述した従来の技術の項ではェ ァシ リ ンダー式を取り上げたが、 実際にはその他、 エアの代わ り に他の 圧縮気体、 又は油圧式、 電動式、 クラ ンク式、 ラ ッ クア ン ド ピニオン式、 カム式など多数あげられる。 これらは何れでも適用できるので、 これら を総括して単に駆動装置と した。 先ずその駆動装置について説明する。 同装置による作動は、 図 3 に見られるグラ フのよ う に、 第一のプラ ンジ ヤーの加圧作動中は、 他のブランジャーの加圧作動は休止又は待機して おり、 そ して上記加圧作動の終了直前に自動的に第二のプラ ンジャーに リ レイ してその加圧作動を始めさせるのである。 このよ う に してそれぞ れの加圧作動の終了直前に、 又他のブラ ンジャ ー (再び第一のプラ ン ジ ヤー又は第三のブラ ン ジャー……) へと交互に、 又はサークル的に リ レ ィ し、 全体と してはそれらの中何れか一つが常に加圧作動を している よ う に、 即ち経時的シ リ ーズに加圧行動を行い、 なおかつそれら リ レイ 時 には若干の間隔をラ ッ ブさせて、 連続的にプラ ンジャーの加圧作動を行 わ しめる駆動装置である と い う こ とである。 上述のような ¾動装置 2に直結された各プランジャー 3, 3 Aの先端 部は、 一般の場合と同様に、 その収容されるシ リ ンダー 5, 5 A内に揷 入されている。 本発明はそのシリ ンダー 5 , 5 Aの直上部に、 それらブ ランジャー 3, 3 Aを囲んで密閉式液体用チャンバ一 7を設けたことで ある。 そして該密閉式液体用チャンバ一 7 と圧送用チェックバルブ 1 5, 1 5 Aとを、 かつ該チャンバ一と上記シリ ンダー 5 , 5 Aとを液体通路 8によって連通したものであり、 該液体通路 8上には吸込用チヱックバ ルブ 9が設けられている。 更に又、 上記ブランジャー 3, 3 A又はシリ ンダー 5, 5 Aとシール 1 3 , 1 3 Aとの間隙 C は一般の場合よ り も 大としてもよい。
[0059] また上記間隙 を一般の場合よ りも大としても良い理由は、 特に対 象とする液体がシェアセンシティブゃヒー トセンシティブである場合に、 従来の如く小なる間隙であっては、 摩擦熱やせん断作用が発生し易く、 それらによって液体が硬化し易く なるので、 それを未然に防止するため である。
[0060] なお、 上記の摩擦力やせん断作甩の発生をよ り少なく するためには、 摩擦係数の最も少ないフッ素系樹脂を使用することが望ましい。 即ちプ ランジャー又はシール、 シリ ンダーの中、 少なく とも一つをフッ素系樹 脂製とするか、 又は同樹脂加工することである。 その際、 シールは複数 枚重ね合わせた Vパッキンよ り も、 フッ素系樹脂 (テフロン) 製 0 リ ン グの方が望ま しい。
[0061] 上述したように、 高粘度液体の場合には、 密閉式液体用チャ ンバ一 7 と圧送用チェッ クバルブ 1 5 とをかつ密閉式液体用チャ ンバ一とシリ ン ダ一 5 とを連通させている液体通路 8を削除し、 更に前記間隙 C : をよ り大とするためにシール 1 3をも除いて、 直接プランジャー 3 とシリ ン ダ一 5 の間から液体を吸い込ませて も良い。 また上記密閉式液体用チヤ ンバー 7 は液体タ ンク 1 0等と連通管 1 9 によ り接続され、 又、 該チヤ ンバ一 7 の靨動部側壁とプラ ンジ ャー 3又は 3 A との間には、 低圧用シ ール 1 1 又は 1 1 Aが取り付けられている。 この時、 蓋部も壁とみなす ものとする。
[0062] 液槽内の圧力は通常大気圧か必要に応じて数 kg/ cm 2 の圧力を加える のが一般的であ り、 低圧用シール 1 1 , 1 1 Aからの液体の漏洩はほと んどないと考えてよい。 必要に応じて上記低圧用シールの外部に同種の 液体あるいは溶媒、 可塑剤を充填させた室を設けて、 わずかに漏洩した 固形分を含んだ液体の固化を防ぐこ とを行って も良い。
[0063] 第 2 の態様による多連式ブラ ンジ ャーポンプの作用について説明する。 同 じ く 図 5を参照されたい。 これら複数のそれぞれのブラ ンジ ャーの作 動は、 前述したよ う に駆動装匿よ り の駆動によ り行われ、 それは経時的 シ リーズに、 少なぐと もそれらの中の何れか一つが、 常に加圧作動を行 わ しむものである。 その作動は先ず第一のプラ ンジャー 3の先端部がシ リ ンダー 5内にて下死点 D P の位置にある状態からスター トするこ と と する。 該ブランジャー 3の先端部は、 その下死点 D p の位置よ り、 上記 顒動装置 2の働きによ り、 所要の一定速度をもって上昇する と、 同シ リ ンダ一内部 6 は負圧とな り、 該密閉式液体用チャ ンバ一 7 と連通されて いる液体通路 8の吸込用チヱ ッ クバルブ 9 を通って該チャ ンバ一 7 内の 液体 L は吸い込まれる。 そ してプラ ンジャ ー 3 の上死点 U P に達する こ と によ って同シ リ ンダ一内部 6 は液体で充满される。 その状態で駆動装 置 2 よ り の始動の時機を待機するのである。
[0064] 他方、 それに先立ち第二のブラ ンジャー 3 Aは、 上記と同様の作動に よ って、 既に上死点 U P の位置にあ り、 シ リ ンダー内部 6 Aには、 既に 液体が潢たされ待機している。 説明は前後するが、 上述の第一のプラン ジャー 3が下死点 D に達する直前に、 即ち若干の時間をラップさせて、 第二のブランジャー 3 Aは上記駆動装置 2の驩動によ り降下を始め、 加 圧作動を行うのである。 その加圧は一定圧の下に行われ、 一定圧に加圧 された液体 L P は、 圧送用チヱッ クバルブ 1 5 Aを通過し、 液体集合通 路 1 8を通って所要の装置に圧送されるのである。 なお、 上記加圧作動 において、 シリ ンダー内部 6 Aの加圧液体 L P は、 シール 1 3 A部の間 隙 が大きい場合には漏洩するが、 それが密閉式液体用チャ ンバ一 7 内であるため、 その液体 Lに吸収される。 そして再び使用されるのであ る。
[0065] 上述のようにして、 第二のプランジャー 3 Aが降下し、 その下死点 D に達する直前に、 上述の場合と同じく ¾動装置よりの駆動により、 上 死点 U P で待機している上述の第一プランジャー 3は降下を始め、 加圧 作動を行うのである。 そして上述の第二のブランジャー 3 Aによる液体 圧送を受け瑭ぎ、 中断することなく 引き続いて一定の加圧液体 L P を、 上記液体集合通路 1 8を通して、 上記所用の装置に圧送するのである。
[0066] また、 シール 1 3, 1 3 Aとブランジャー 3, 3 A又はシリ ンダー 5 , 5 Aとの間隙 は、 一般よりも大に出来ることとしたが、 これは前述 の通り、 摩擦熱やせん断力の発生を防ぐために効果的である。 しかし、 該間隙 C: をよ り大にすることによって、 比較的粘度の低い ( 1 0 0 cp s 以下) 液体を使-用して液圧が所要値まで上がらない場合には SB慮する 必要がある。 その場合には、 比較的摩擦係数の小さいフッ素系樹脂を使 用すればよい。 即ちシール又は/及びプランジャー、 シリ ンダーをフッ 素系樹脂製のもの、 又は同樹脂加工を施したものを使用すればよいので ある。 更に、 上 i>d間隙 を通通する液体が比較的高粘度 (数百 cps 以上) である場合には、 前述の密閉式液体用チャ ンバ一 7 と圧送用チヱ ッ クバ ルブ 1 5 とが、 かつ密閉式液体用チャ ンバ一と シ リ ンダー 5 とが連通さ れている液体通路 8を省略しても よい。 この場合、 プラ ンジ ャー 3 と シ リ ンダ一 5の間から液体を吸い込ませる こ とが出来る。
[0067] また上記説明にては、 縦状のブラ ンジ ャーと して説明して きたが、 本 装置におけるチャ ンパ一 7は密閉式であるため、 横状は勿諭あらゆる姿 勢のブラ ンジャーにおいても使用するこ とができる。 更に、 チャ ンバ一 の形状は、 液体がシ リ ンダー内に流れ込みやすい形状である こ とが望ま しい。
[0068] 本発明の第 2の態様の実施例
[0069] その 1、 本実施例は駆動装置と してエアシ リ ンダー及びその関連機器 を使用 したものである。 エアシ リ ンダー式ブランジャーポンプは、 バラ ンスフ ィ ー ド方式になるため追従性が良く、 ガン 4 6の弁が開の時ゃス ト ッブバルブ又は流量黼整バルブ 4 8が開の時のみポンプは作動し、 閉 の時は一定圧に液体が加圧されたま まで保持されているので理想的と言 える。 先ず本例の構造について説明する。 図 6を参照されたい。 密閉式 液体用チャンバ一 3 2 と圧送用チェ ッ クバルブ 4 2, 4 2 A、 かつ密閉 式液体用チャ ンバ一と シ リ ンダー 3 5, 3 5 Aとは液体通路 3 7, 3 7 Aによ って連通され、 該通路上には吸込用チヱ ッ クバルブ 3 8. 3 8 A が取り付けられている。 密閉式液体用チャ ンバ一 3 2 は連通管 3 9をも つて液体タンク 4 0に配管接続されている。 シ リ ンダー 3 5, 3 5 Aの 上方にはシール 3 3, 3 3 Aが設けられている。 また上記密閉式液体用 チャ ンバ一 3 2の駆動部側壁とブラ ンジ ャー 2 3 との間ちは低圧用シー ル 3 1 , 3 1 Aが取 り付けられている。 そ して また上記シ リ ンダー 3 5 3 5 Aからは液体圧送通路 4 1が、 圧送用チヱ ツクバルブ 4 2及び集合 耱手 4 3、 液体集合通路 44を通して最終作業器具であるガン 4 6ノズ ル 4 7に SE管接続されている。 また、 該ガン 4 6からは、 ス ト ップバル ブ又は流量調整バルブ 48を介して液体タンク 4 0への戻り配管 4 9が 接続されている。
[0070] また、 上記それぞれのプランジャー 2 3, 2 3 Aの頭部のピスト ン 2 2, 2 2 Aを収容するエアシリ ンダー 2 5, 2 5 Aの上方部には操作 エアの給排気口 6 1, 6 1 Aが設けられており、 操作エア用五方切換弁 6 5に配管接続される。 上記エアシリンダー 2 5, 2 5 Aの下方部は、 上記ビス トン 2 2, 2 2 Aの穎部 2 7, 2 7 Aを収容するシリ ンダー
[0071] 2 8, 2 8 Aであり、 更に上記エアシリ ンダー 2 5, 2 5 Aの下劐は、 一定低圧気体用の給気口 2 9, 2 9 Aとその配管 5 1, 5 1 Aを通して エアコンプレッサー 6 8に接続される。 また上記類部 2 7, 2 7 A用シ リ ンダ一 2 8, 2 8 Aの下方部は開孔 3 4, 3 4 Aとなり、 該孔にはェ ァリミ ッ トスイ ッチの先端 6 2, 6 2 Aが装着されており、 該先靖 6 2, 6 2八が上記類部2 7, 2 7 Aの下面と接触した時、 エアリ ミ ッ トスィ ツチが作動する様になつている。
[0072] 次にその作動を同図に従って説明する。 本作動のスタートを、 第一の プランジャー 2 3先端部の下死点 D P2の位置とする。 この場合、 ピス ト ン 2 2の上面にかかっていた操作ェァ圧 A cは排出されて常圧となる。 ところが該ピス トン 2 2の背面には常時、 上記操作エア圧よ り も低いェ ァ圧 P: がかかっているので該ピス トン 2 2は押し上げられ、 共にプラ ンジャー 2 3 も上昇する。 するとシ リ ンダー 3 5内部 3 6は負圧となり、 それと接続している液体通路 3 7を通って、 密閉式液体用チヤ ンバー
[0073] 3 2内の液体 Lが吸い込まれ、 プランジ ャー 2 3の上死点 U F2に到達し て液体は充満される。 そ して次の加圧作動の時機を待機するのである。 説明は前後するが、 上記第一のプラ ンジ ャー 2 3が下死点 D P 3に達す る直前、 第二のプラ ンジャーポンプ 2 1 Aが加圧作動を開始するのであ る。 ェア リ ミ ッ トスィ ツチの作動によ り五方切換弁 6 5が切換えられ、 操作エア A c は第二のプラ ンジャーポンプ 2 1 A側の紿排気口 6 1 A よ り進入して第二のピス ト ン 2 2 Aを加圧 P i し押し下げる。 即ち第二の ブランジ ャー 2 3 Aは降下する。 その前に第二のシ リ ンダ一内部 3 6 A には、 上述の第一のブランジ ャー 2 3 におけるのと同様の吸い込み作用 によって既に液体が充満されているので、 上記第二のプラ ンジ ャー 23 A の降下によって液体が加圧され、 その加圧液体 L pは、 液体圧送通路 4 1 Aを通通して圧送薄膜チヱ ッ クバルブ 4 2 A及び液体集合通路 4 4 を通って使用されるべき装置、 同図にてはガン 4 6 ノ ズル 4 7 に一定圧 の液体が連続的に供給されるのである。
[0074] 上述のよ うに、 二つのエアシリ ンダーの作動の切り換えは、 前出の図 3 に示したのと同じよ うに、 切り換え時には若干時間的にラ ッ プさせて、 連続的に一定の液体圧送を行う こ とができるのである。
[0075] な、 ブランジャー 2 3, 2 3 A と シ リ ンダー 3 5, 3 5 A との闞隙 C 2 よ り漏洩した液体が密閉式液体用チャ ンバ一 3 2 内に戻されるこ とは、 図 5 におけるのと同様である。
[0076] その 2, 図 5 の多連式ブラ ンジ ャーポンプにおける密閉式液体用チヤ ンバーの駆動部側壁とプラ ンジャー との間には、 真空用シール 1 1, 1 1 Aが示されている力;、 該シール使用の際は、 し ゅ う動部における摩 擦抵抗が大き い、 負圧に対する封止が不十分、 ライ フが短い、 等の諸問 題がある。 本実施例は上記の如く、 全く し ゆ う動部のない低圧用封止具 を採用 したものである。 即ちそれはべロ ーズである図 7, 図 8 を参照さ れたい。 ベローズ 5 4の下端部を密閉式液体用チャンバ一の鹿動部側壁 部 5 2上のプランジャー貫通用穴の外周部に、 その上端部をプランジャ 一 5 3上に固定されたフランジ 5 7上に固定したものである。 ブランジ ヤーの上下作動により、 同べローズ 5 4は同図仮想線で示すように伸縮 しても気体を完全に封止するので、 しゅ う動部がなく、 従って摩擦も摩 損もないので、 長期間の完全気体封止に耐えることができるのである。 図 7においては密閉式液体用チャ ンパ一の外部にベローズを設置してあ るか、 該チャ ンバ一内に収納されるようにしてもよい (図 8参照) 。 その 3、 上記実施例その 2におけるべローズの代わりに、 ダイヤフラ ムを使用したものである。 図 9、 図 1 0を参照されたい。 その利点は、 上記べローズの場合と同じであるが、 ブランジャー 6 3のス ト ロークを 小さくすることによって、 ベローズの凹部に液体か滞留する問題を解決 できる。 図 9においては密閉式液体用チャ ンパ一の外部にダイヤフラム 6 4を設置してあるが、 該チャンバ一内に収納しても良い (図 1 0参照) その 4. 比較的粘度の高い (数百 cPS 以上) 液体の場合には、 プラン ジャー 3, 3 Aとシリ ンダー 5, 5 Aとの間のシール 1 3, 1 3 Aを取 り除き、 更に密閉式液体用チャンバ一 7 と圧送用チェッ クバルブ 1 5, I 5 Aとが、 かつ密閉式液体用チャンバ一とシリ ンダー 5 , 5 Aとが連 通されている液体通路 8, 8 Aを取り除いても、 液圧を所要の圧力
[0077] ( 5 0 kg/ cm 2 〜 2 1 0 kg/ cm2 :) 迄上げることができる。 この場合、 上記の間隙をより大とすることができるので、 摩擦による発熱は勿論、 せん断による発熱をも小とすることができ、 特にシェアセンシティブゃ ヒートセンシティブの高粘度液体に対しては適するのである。
[0078] その 5 . シール 1 3, 1 3 A又は/及びプランジャー 3, 3 A、 シリ ンダー 5 , 5 Aをフッ素系樹脂製又はそれらの樹脂加工したものである これらの使用によって、 摩擦抵抗は少な く な り、 発熱も、 又せん断の発 生も少な く なるので、 シェ アセンシティ ブゃヒ一 トセンシティ ブの液体 には適するのである。
[0079] 本発明の第 2 の態様の効菓
[0080] 本発明の多連式ブラ ンジャーポンプによる液体圧送方法、 又はポンプ を使用すれば、 ポンプ外に液体を漏洩する こ とがなく、 又シ ヱ ァセンシ ティブや ヒー ト センシティ ブの液体をも硬化せ しめる こ とな く、 純正な 液体を圧送する こ とができるのである。 また、 比較的小型である密閉式 液体用チャ ンバ一内への液体の補給は自動的であ り、 更に密閉式である ため、 同ポンプのあらゆる姿勢に対応できるのである。 又、 従来のボン ブはブラ ンジャーと シールの間から 1 c c /分の液漏れがあった場合、 シ ールの交換等のメ ンテナンスが必要であつ たが、 本発明によればポンプ 圧送能力の半分、 例えば 3 0 0 0 ccZ分の圧送能力の場合、 1 5 0 0 cc /分の液漏れがあつたと して も上述の如く 全く 問題とならないのである。
权利要求:
Claims

請求の範囲
1. 複数のプラ ンジャーが往復動可能に備えられ、 それらの中、 常に何 れか 1 つが作動して液体を加圧圧送する多連式プラ ンジャーポンプの 作動方法において、
プラ ンジャーの往行程においては液体を吸い込み、
プラ ンジャーの復行程においては液体を圧送するこ とを特徴とする 多連式ブラ ンジャーポンプによる液体圧送方法。
2. 複数のプランジャーが備えられ、 それらの中、 常に何れか一つが加 圧作動して液体を加圧圧送する多連式プランジャーポンプの作動方法 において
ブラ ンジャー ( 3又は 3八, ···) の上昇行程においては、 上記ブラ ン ジャー ( 3, 3 A, 〜) が浸せきされていてかつ大気と液面とが接し ている液槽 ( 7 ) の下流のシリ ンダー ( 5又は 5八, ) 内に液体を 吸い込み、 又その降下行程においては液体を圧送する ことを特徴とす る多連式ブランジャーポンプによる液体圧送方法。
3. 液体が、 シヱァセンシティブ又は Z及びヒー トセンシティブの液体 である請求の範囲第 2項記載の多連式プランジャーポンプによる液体 圧送方法。
4. 液槽 ( 7 ) 内の圧力は、 圧縮気体によ り 1 0 kgZ cm2 以内まで加圧 されており、 かつその圧力よ り小である請求の範囲第 2項記載の多連 式ブラ ンジャーポンプによる液体圧送方法。
5. 複数のブラ ンジャーが備えられ、 それらの中、 常に何れか一つが加 圧作動して液体を加圧圧送する多連式プラ ンジャーポンプの作動方法 において、 ブランジ ャー ( 3又は 3 A, 〜) の上昇行程においては、 上記ブランジャー ( 3, 3 A, …) が浸せきされていて液体供給通路 を備えた密閉式液体用チャ ンバ一 ( 7 ) よ り その下流にある シ リ ンダ 一 ( 5又は 5 A , 〜) 内に液体 ( L ) を吸い込ませ、 又その降下行程 においては液体を圧送する こ とを特徴とする多連式プラ ンジ ャーボン プによる液体圧送方法。
. 液体が、 シェアセンシティブ又は/ヒー トセンシティ ブの液体であ る請求の範囲第 5項記載の多連式ブラ ンジャーポンプによる液体圧送 方法。
. 一端が液体圧送用通路に接铳され、 他端が開口部を有する複数のシ リ ンダ一と、
該シ リ ンダーの開口部を介して該シ リ ンダー内に往復運動可能に揷 入され該シ リ ンダ一との間に室を形成してお り、 該シ リ ンダ一よ り前 記液体圧送用通路に該室内の液体を圧送するための複数のブランジャ 一と、
該複数のブランジャーに接続されてお り、 それらのプラ ンジャーの うち常に何れか一つを作動させるプラ ンジャー粗動源とを有する多連 式プラ ンジ ャーポンプにおいて、
液体漯に接続されてお り、 前記シリ ンダの前記開口部に »接連通し、 内部を前記プラ ンジャーが貫通しており、 前記開口部をおおって液体 が容れられる液槽と、
前記シ リ ンダの他の部分と前記液槽との間を連通する液体通路とか ら成り、
しかして、 前記ブラ ン ジ ャーが前記シ リ ンダー内の前記室を拡大す るよ う に運動する時、 前記液槽から前記シ リ ダ一内に前記液体通路を 介して液体が供給される よ う に構成されている こ と を特徴とする多連 式ブラ ンジャーポンプ。
8. 前記プラ ンジャーは上下に移動可能に配置されており、 前記シ リ ン
ダ一の上部に前記液槽が配置されている請求の範囲第 6項に記載の多 連式ブランジャーポンプ。 .
9. 前記液槽の液面が大気と接触するよ う になつている請求の範囲第 7 項記載の多連式プラ ンジャーポンプ。
10. 前記液槽が密閉されている請求の範囲第 7項記載の多連式ブラ ンジ ャ一ポンプ。
11. 複数のプラ ンジャーが緩状に備えられ、 それらの中、 常に何れか一 つが加圧作動して連続的に液体を加圧圧送する多連式ブラ ンジャーポ ンプにおいて、 a. 複数のプラ ンジャーを駆動する ¾動部から成る铤 勖装置 ( 2 ) が設けられている こ とと、 b. 上記駆動装置 ( 2 ) の駆 動部にブランジャー ( 3, 3 A, ···) が連結されているこ と と、 c. 上記ブランジャー ( 3, 3 A, 〜) は、 非密閉型の液槽 ( 7 ) 内を上 方から下方に向けて貫通されていること と、 d. 上記液槽 ( 7 ) の下 方に、 上記ブランジャー ( 3, 3 A, …;) 用のシリ ンダー ( 5, 5 A, ···) が設けられているこ と と、 e. 上記シリ ンダー ( 5, 5 A, 一) の液体排出側には、 液体圧送通路 ( 1 6, 1 6 A, 一) が連結されて いるこ とと、 f. 上記液体圧送通路 ( 1 6, 1 6 A, 一) 上には、 圧 送用チェ ッ クバルブ ( 1 5 , 1 5 A, ···) が設けられている こと と、 g. 上記液槽 ( 7 ) と圧送用チヱ ッ クバルブ ( 1 5, 1 5 A, ···) 力;、 かつ液槽 ( 7 ) と シ リ ンダー ( 5, 5 A ) が液体通路 ( 8, 8 A, … ) によ り て連通されている こ とと、 h. 上記それぞれの圧送通路 ( 1 6, 1 6 A, …) の他端は液体集合通路 ( 1 8 ) に接続されているこ と と、
" を特徴とする多連式プラ ンジャーポンプ。
12. 駆動装置が、 圧縮気体によ り駆動されるものである特許請求の範囲 第 1 0項記載の多連式ブラ ンジ ャ ーポンプ。
13. 上記液体通路 ( 8, 8 A, ··· ) 上には、 吸込用チユ ッ クバルブ ( 9,
9 A, ··') が設けられているこ と と、 j. 上記ブラ ンジャ ( 3, 3 Α, …:) と シ リ ンダー ( 5, 5 A, ··· ) との間には、 シール ( 1 3,
1 3 A, 〜) が取り付けられているこ と とよ り成る こ とを特徴とする 請求の範囲第 1 0項記載の多連式ブラ ンジャーポンプ。
14. シール ( 1 3, 1 3 A, ···) 又は 及びブラ ンジャー ( 3, 3 A, ··· ) 、 シ リ ンダー ( 5, 5 A, ··· ) が、 フ ッ素系樹脂製又はそれらの 樹脂加工されたものである請求の範囲第 1 0項記載の多連式プラ ンジ ヤーポンプ。
15. 複数のブラ ンジ ャーが備えられ、 それらの中に、 常に何れか一つが 加圧作動して連耪的に液体を加圧圧送する多連式ブラ ンジャーポンプ において、 a. 複数のブラ ンジ ャーを駆動する駆動部から成る駆動装 置 ( 2 ) が設けられている こ と と、 b. 上記 ¾動装置 ( 2 ) の駆動部 にプラ ンジャー ( 3, 3 A, …;) が連結されている こ と と、 c. 上記 ブラ ンジャー ( 3, 3 A, ··· ) は、 密閉式液体用チャ ンバ一 ( 7 ) 内 を貫通しているこ と と、 d. 上記密閉式液体用チャ ンバ一 ( 7 ) の駆 動部側壁とプラ ンジ ャー ( 3, 3 A, …) との間には、 低圧用シール ( 1 1, 1 1 A, …) が設けられている こ と と、 e. 上記密閉式液体 用チャ ンバ一 ( 7 ) の下流に、 上記プラ ンジャー ( 3, 3 A, ··· ) 用 のシ リ ンダー ( 5, 5 A, …:) が設けられているこ と と、 f. 上記シ リ ンダ一 ( 5, 5 A, …) の液体排出側には、 液体圧送通路 ( 1 6, 1 6 A, …) が連結されている こ と と、 g. 上記液体圧送通路 ( 1 6, 1 6 A, …) 上には、 圧送用チェ ッ クバルブ ( 1 5 , 1 5 A, …) が 設けられているこ と と、 h. 上記それぞれの液体圧送通路 ( 1 6, 1 6 A, 一) の他端は、 液体集合通路 ( 1 8 ) に連結されている こ と と、 i . 上記プランジャー ( 3, 3 A, ···) と シリ ンダ一 ( 5, 5 A, …) との間には、 シール ( 1 3, 1 3 A, ··' ) が取り付けられている こと よ り成ることを特徴とする多連式ブラ ンジャーポンプ。
16. 上記密閉式液体用チャンバ一 ( 7 ) と圧送用チユ ッ クバルブ ( 1 5, 1 5 A, ··' ) とが、 かつ密閉式液体用チャンバ一 ( 7 ) とシ リ ンダー ( 5, 5 A, ···) とが、 液体通路 ( 8, 8 A, …) によって連通され てるこ と と、 i Z上記液体通路 ( 8, 8 A, …) 上には、 吸込用チュ ッ クバルブ ( 9, 9 A, …) が設けられていることを特徴とする請求 の範囲第 1 4項記載の多連式プラ ンジャーポンプ。
17. 鹿動装置が、 圧縮気体によ り ¾動されるものである請求項 1 5記載 の多連式ブランジャーポンプ。
18. 低圧用シール ( 1 1, 1 1 A, …) が、 ベローズ式封止具である請 求項 1 5記載の多連式プラ ンジャーポンプ。
19. 低圧用シール ( 1 1, 1 1 A, …) が、 ダイヤフラム式封止具であ る請求項 1 5記載の多連式ブランジャーポンプ。
20. シール ( 1 3, 1 3 A, ·■·) 又は Z及びプラ ンジャー ( 3, 3 A,
- ) 、 シ リ ンダー ( 5, 5 A, …;) が、 フ ッ素系樹脂製又はそれらの 樹脂加工されたものである請求項 1 5記載の多連式プラ ンジャーボン プ。
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同族专利:
公开号 | 公开日
AU1445092A|1992-10-21|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-10-01| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU BB BG BR CA FI HU KR LK MG MW NO RO RU SD US |
1992-10-01| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE BF BJ CF CG CH CI CM DE DK ES FR GA GB GN GR IT LU MC ML MR NL SE SN TD TG |
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申请号 | 申请日 | 专利标题
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