专利摘要:

公开号:WO1992015617A1
申请号:PCT/JP1992/000232
申请日:1992-02-28
公开日:1992-09-17
发明作者:Yoshio Okamoto
申请人:Daicel Chemical Industries, Ltd.;
IPC主号:C08B37-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 分 離 剤
[0003] 〔産業上の利用分野〕
[0004] 本発明は、 光学分割を行う機能材料として極めて有用な環状少糖類誘導体から 成る化学結合体、 それを含む分雜剤又は分離装置、 及びそれを用いた分離方法に 関する。
[0005] 〔従来の技術〕
[0006] 従来、 多糖類誘導体を用いた分雜剤は、 液体クロマトグラフィー用の固定相と して多種多様のラセミ体化合物に対して儍れた分割能力を示しているが、 その分 割には多糖類誘導体の高次構造がラセミ体化合物の構造に良好に適合し、 両者の 間で種々の吸着的相互作用が効果的に働く ことが重要と考えられている。 しかし 、 分割能力に優れている多糖類誘導体を用いても分割することが難しい化合物が 存在するのも事実である。
[0007] 本発明者らは、 かかる分割が困難なラセミ体化合物を分割し得る分離剤につい て鋭意研究し、 多糖類と同じ繰り返し単位の構造を有するが、 繰り返し単位数が 少ない環状少糖類に着目した。
[0008] 従来、 この環状少糖類誘導体を用いたクロマトグラフィー用の固定相としては 、 シラン処理したシリカゲル上に環状少糖類誘導体を物理的に担持したものや、 環状少糖類誘導体をビーズ状にしたもの、 さらには、 末端に環状エーテルを有す るシラン処理剤でシラン処理したシリカゲルと環状少糖類の 6位水酸基部とを化 学結合させ、 これを誘導体化したものなどがあるが、 これらの分割能力はそれほ ど高いものではなかった(U S P 4, 539, 399 号及び Anal. Chem. , 1990, 62, 1610
[0009] ) ο
[0010] 〔発明の開示〕
[0011] 本発明者らは、 上記課題を解決すべく、 環状少糖類誘導体の合成とその分割能 力について鋭意研究した結果、 本発明を完成するに到った。
[0012] 即ち本発明は、 環状少糖類誘導体の 2位、 3位及び 6位の水酸基のうちの少な く とも 1つの水酸基と担体とをスぺーサーを介して化学結合させてなることを特 徵とする化学結合体 (但し、 6位の水酸基と担体とがエーテル結合しているもの を除く) 、 この化学結合体を含む分離剤又は分離装置、 及びこの分雜剤又は分離 装置を用いた分離方法を提供するものである。
[0013] スぺ一サ一は 2位、 3位の時力ルバメート、 エステル、 エーテルを含む。 また 6位の時力ルバメート、 エステルを含む。
[0014] 原料環状少糖類誘導体の水酸基はスぺーサ一と結合するもの、 スぺーサー以外 の官能基で置換されるもの、 置換されないフリーのものの 3種類がある。 以下、 スぺ—サ一と結合していない水酸基について述べる。
[0015] 本発明で用いられる環状少糖類誘導体としては、 下記の一般式(1) で表される D—グルコビラノシドを繰り返し単位とする環状少糖類化合物の水酸基の一部又 は全部を、 炭素数 1〜30の官能基で置換したものが好ましい。
[0016] …一 (1)
[0017]
[0018] (式中 nは 5〜13の整数である。 )
[0019] 以下、 本発明を詳細に説明する。
[0020] ぐ環状少糖類 >
[0021] 本発明において好ましく用いられる環状少糖類とは、 繰り返し単位数が 5〜13 、 好ましくは 6〜8の光学活性体で、 繰り返し単位が D—グルコビラノシド構造 を有する化合物であり、 結合形態は 位が置換される 一 1, 4 一ダルコシド結合 により環状に連結した化合物である。 具体的に例示するならば、 次の如き化合物 が挙げられる。
[0022] なーシクロデキストリン (n = 6 )
[0023] ーシクロデキストリン (n = 7 )
[0024] r -シクロデキストリン ( n = 8 )
[0025] ぐ官能基 >
[0026] 本発明で用いられる環状少糖類誘導体としては、 全水酸基の 70%以上が官能基 で置換されたものが好ましい。 璟状少糖類に導入する官能基としては、 環状少糖 類の水酸基との反応により得られる炭素数が 1〜30の官能基であれば如何なるも のでも構わないが、 芳香族基を含むものが好ましい。
[0027] 官能基を導入した代表的な環状少糖類誘導体を例示するならば次の様なものが 挙げられる。
[0028] A) エステル誘導体
[0029]
[0030] R i , R T , としては、 具体的には水素原子、 メチル(-CH3)、 ェチル(-C2H5) イソプロピル、 プチル、 イソプチル、 t一ブチル等のアルキル基、 ) 、 3, 5 —ジクロ口フエニル
[0031] 、 ベンジル、.フユネチル等の芳香
[0032] 族アルキル基などが挙げられる。 また、 一部の水酸基は置換されていなくても 良い。
[0033] B) 力ルバメー ト誘導体
[0034] R2, R2' , R2 "としては、 具体的には水素原子、 メチル(-CH3)、 ェチル(- C2H6) イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t一ブチル等のアルキル基、 ) 、 3, 5 —ジクロロフヱニル
[0035] 、 ベンジル、 フ ネチル等の芳香
[0036] 族アルキル基などが挙げられる。 また、 一部の水酸基は置換されていなくても 良い。
[0037] C) エーテル誘導体
[0038]
[0039] R3, R3', R3"としては、 具体的にはメチル(-CH3)、 ェチル(_C2H5) 、 イソプ 口ピル、 ブチル、 イソブチル、 t一ブチル等のアルキル基、 ) 、 3, 5 —ジクロ口フエニル
[0040] 、 ベンジル、 フ ネチル等の芳香
[0041] 族アルキル基などが挙げられる。 また、 一部の水酸基は置換されていなくても 良い。
[0042] 上記の誘導体の他に、 2種以上の異なる置換基が混ざった誘導体でも良い。
[0043] 官能基の導入率は、 全水酸基の 70%以上、 好ましくは 80%以上である。
[0044] <合成方法 > 上記の官能基を導入した環状少糖類誘導体の合成方法としては以下の方法が挙 げられる。
[0045] A) エステル誘導体
[0046] 本発明に係る環状少糖類のエステル誘導体の合成は、 対応するカルボン酸 (RC00H) を塩化チォニル、 ォキサリルクロリ ドなどを用いて酸クロリ ドとした 後、 この試薬を環状少糖類の全水酸基に対して 80〜90%当量用いて、 ピリジン 溶媒中で、 対応する環状少糖類と前記酸クロリ ドとを反応させることにより、 容易に得られる。
[0047] B) 力ルバメー ト誘導体
[0048] 本発明に係るカルバメート誘導体の合成には、 通常のアルコールとィソシァ ネートからウレタンを生ずる反応をそのまま適用できる。 例えば、 適当な溶媒 中で三級アミ ン等のルイス塩基、 又は錫化合物等のルイス酸を触媒として、 対 応するイソシァネート(R' NCO) を環状少糖類の全水酸基に対して 80〜90%当量 用い、 このイソシァネートと環状少糖類とを反応させることにより得ることが できる。 また、 イソシァネートの合成は、 例えば、 対応するァニリン誘導体の ァミノ基にホスゲンを作用させることにより、 容易に得ることができる。
[0049] 0 エーテル誘導体
[0050] 本発明に係るエーテル誘導体の合成は、 対応するハロゲン化物(ΙΓ Χ (X はハ ロゲンを示す))を環状少糖類の全水酸基に対して 80〜90%当量用い、 このハロ ゲン化物と相当する環状少糖類とを、 例えばジォキサン又はピリジン溶媒中で 、 塩基として水酸化カリウム、 カリウム t一ブトキシドを用いて反応させるこ とにより得られる。
[0051] 上記誘導体化は逐次的に行うことにより、 異なつた官能基を導入することもで さる
[0052] <スぺーサ一 >
[0053] 本発明におけるスぺーサ一とは、 環状少糖類誘導体の 2位、 3位及び 6位の水 酸基のうちの少なく とも 1つの水酸基と担体との化学結合を媒介するものであり 、 化学結合としては、 エステル結合、 力ルバメート結合及びエーテル結合から選 ばれる少なく とも 1つの結合が挙げられる。 このようなスぺーサ一としては、 酸 クロリ ド、 活性エステルなどのエステル化機能を持つ官能基を 2個以上有する多 官能化合物、 ィソシァネートなどのカルバメート化機能を持つ官能基を 2個以上 有する多官能化合物、 ハロゲン化物、 OTs 、 OMs などのエーテル化機能を持つ官 能基を 2個以上有する多官能化合物などが挙げられる。 また異なった 2個以上の 官能基を有するものでも良い。 代表的なスぺーサ—である多官能のィソシァネー ト、 多官能酸ハロゲン化物を以下に具体的に示す。
[0054] 1) 下記式で表される多官能ィソシァネ一ト
[0055] 0CN- Q- NC0
[0056] Q は原子数 3〜30の脂肪族又は芳香族化合物残基である。 多官能イソシァネー トの具体例としては、 4, 4'一ジフヱニルメタンジィソシァネート
[0057] ( ) 、 へキサメチレンジイソシァネートなどが挙げ
[0058] られる。
[0059] 2) 下記式で表される多官能酸ハロゲン化物
[0060] 0 0
[0061] II II
[0062] X- C- Q' - C- X
[0063] Q'は原子数 3〜40の脂肪族又は芳香族化合物残基である。 また Xはハロゲンを 示し、 具体的には CI, Br等である。 多官能酸ハロゲン化物の具体例としては、 スベロイルク口ライ ド (CI0C-(CH2) 6-C0C1 :)などが挙げられる。
[0064] <化学結合体 >
[0065] 本発明の環状少糖類誘導体は、 前記の通りであり、 機能材料として極めて有用 な物質である。 その中で特に本発明による環状少糖類誘導体の 2位、 3位及び 6 位の水酸基のうちの少なく とも 1つの水酸基を、 上記スぺーサーを介して力ルバ メート結合、 エステル結合、 エーテル結合等により、 担体に化学結合させた化学 結合体 (但し、 6位の水酸基と担体とがエーテル結合しているものを除く) は光 学分割用充填剤、 即ち分難剤として有用となる。 特に 2, 3位の水酸基のうち少 なく とも 1つをスぺーサーを介して担体に化学結合させた化学結合体が好ましい 。 更に好ましいものは ;9ーシクロデキストリンの 2 , 3位の水酸基のうち少なく とも 1つをスぺーサーを介して担体に化学結合させたものである。 W
[0066] 本発明の化学結合体を化合物の混合物や光学異性体混合物を分雠するための分 離剤として使用するには、 本発明の化学結合体を充填したカラムを用いるガスク 口マトグラフィー、 液体クロマトグラフィー、 薄層クロマトグラフィー及び超臨 界クロマトグラフィーなどのクロマトグラフィ一法を用いるのが適している。 本発明において、 環状少糖類誘導体の水酸基と担体とを化学結合させる方法と しては、 まず、 上記に示すように、 環状少糖類の水酸基と、 その 80〜90%化学論 量のィソシァネート、 酸ハライ ド又はハロゲン化物とを反応させて環状少糖類の 水酸基の内、 反応性の高い 6位の 1級水酸基の一部又は全てと、 反応性の低い 2 位及び 3位の水酸基の一部を誘導体化し、 次にこの環状少糖類誘導体の未反応の 2位、 3位又は 6位の水酸基と担体とを多官能のイソシァネート、 多官能酸ハロ ゲン化物もしくは多官能ハロゲン化物を介して化学的に結合させる方法等が用い られる。
[0067] 本発明に用いられる担体としては、 多孔質有機担体又は多孔質無機担体があり 、 好ましくは多孔質無機担体である。 多孔質有機担体として適当なものは、 ポリ スチレン、 ポリアクリルァミ ド、 ポリアクリレート等からなる高分子物質があげ られる。 多孔質無機担体として適当なものは、 シリカ、 アルミナ、 マグネシア、 ガラス、 カスリオン、 酸化チタン、 ゲイ酸塩などであり、 また力ルバメート誘導 体との親和性を良く したり、 担体自体の表面の特性を改質するために、 前記多孔 質無機担体の表面に処理を施したものを用いても良い。 表面処理の方法としては
[0068] 、 有機シラン化合物によるシラン化処理やプラズマ重合による表面処理方法等が あ 。
[0069] 本発明の化学結合体を分雠剤として用いて液体クロマトグラフィーあるいは薄 層クロマトグラフィ一を行う場合の展開溶媒としては、 環状少糖類誘導体を溶解 させたり、 又はこれと反応するものを除いて特に制約はない。
[0070] 〔実施例〕
[0071] 以下、 実施例について本発明を具体的に説明するが、 本発明はこれらの実施例 に限定されるものではない。
[0072] 実施例 1
[0073] ^ーシクロデキストリンの 3, 5—ジメチルフエ二ルカルバメート誘導体とァミノ プロピルシラン処理したシリ力ゲルとを、 スぺーサーとして 4, 4'一ジフヱニルメ タンジィソシァネートを用いて化学結合させた化学結合体の合成
[0074] (1) ァミノプロピルシラン処理したシリカゲルの合成
[0075] 減圧乾燥したシリカゲル 20 g(Develosil 100-5:野村化学製) をドライベン ゼン (250ml)、 ドライピリジン (2 ml) に分散し、 この中に 3—ァミノプロピ ルトリエトキシシラン (5ral) を加え、 窒素気流下、 15時間加熱還流した。 反 応物を過剰のテトラヒドロフランに注ぎ込み、 G4グラスフィルタ一を用いて濾 取し、 得られたシラン処理したシリカゲルをメタノール、 アセトン、 さらにへ キサンで洗浄し目的物を得た。
[0076] このようにして得られたシラン処理したシリカゲルの元素分析の結果を表 1 に示す。
[0077] 表 1
[0078]
[0079] (2) ;5—シクロデキストリンの 3, 5—ジメチルフヱ二ルカルバメート誘導体をス ぺ一サ一 (4,4'ージフエニルメタンジイソシァネート) を介してシリカゲルへ 化学結合させた化学結合体の合成
[0080] ^ーシクロデキストリン (半井化学製) 0· 5g (0.44mmol) の無水ピリジン
[0081] 12ml溶液に 3,5 -ジメチルフヱ二ルイソシァネート 1.22g (8.31薩 ol ;原料の 全水酸基の 90%当量) を加え、 窒素気流下、 80eCで 3時間加熱した。 FT— IRス ベク トルにより原料のイソシァネート (一 N=G=0 ; SSOi^^SSOOcnr1) の消失 と、 目的物のカルボニル基(C=0 ; 1700cm-1) の出現を確認し、 4,4'ージフエ ニルメタンジイソシァネート 0.6g (1.84mmol:残存水酸基の 2倍量) を加え 、 さらに 3時間加熱、 撹拌を続けた。 溶媒を減圧下留去した後、 残査を n -へ キサンで 3回洗浄した。 得られた g—シクロデキストリン誘導体をテトラヒ ド 口フラン (10ml) /ピリジン (2 ml) に溶解し、 これに上記(1) で得られたシ ラン処理したシリカゲル 3.0gを加えた。 80てで 15時間反応を行い、 テトラヒ ドロフラン中に反応溶液を注ぎ込み、 G4のガラスフィルターで沈殿を濾取した さらに、 テトラヒ ドロフラン、 ピリジン、 メタノール、 さらにへキサンで洗 浄した後、 60てで 5時間真空乾燥を行い目的物を得た。
[0082] 実施例 2
[0083] ;3—シクロデキストリンの 3.5—ジメチルフエ二ルカルバメ一ト誘導体 ァミ プロピルシラン処理したシリ力ゲルとを、 スぺ一サ一としてへキサメチレンジィ ソシァネートを用いて化学結合させた化学結合体の合成
[0084] 3—シクロデキストリン (半井化学製) 0.5g (0.4½mol) の無水ピリジン 12 ml溶液に 3,5—ジメチルフヱ二ルイソシァネート 1.22g (8.31mniol ;原料の全水 酸基の 90%当量) を加え、 窒素気流下、 80でで 3時間加熱した。 FT—IRスぺク ト ルにより原料のイソシァネート (一 N = C = 0 ; ZSOO SSOOcm—1) の消失と、 目的 物のカルボニル基(C = 0 ; 1700cm-1) の出現を確認し、 へキサメチレンジイ ソシ ァネート 0.3g (1.84ηιπιο1 ;残存水酸基の 2倍量) を加え、 さらに 3時間加熱、 撹拌を銃けた。 溶媒を減圧下留去した後、 残査を n -へキサンで 3回洗浄した。 得られた) δ—シクロデキストリン誘導体をテトラヒドロフラン (10ml) /ピリジ ン ( 2ml) に溶解し、 これに実施例 1の(1) で得られたシラン処理したシリカゲ ル 3.0 gを加えた。 80eCで 15時間反応を行い、 テトラヒ ドロフラン中に反応溶液 を注ぎ込み G4のガラスフィルターで沈殿を滤取した。 さらに、 テトラヒ ドロフラ ン、 ピリジン、 メタノール、 さらにへキサンで洗净した後、 60。Cで 5時間真空乾 燥を行い目的物を得た。
[0085] 実施例 3
[0086] —シクロデキストリンの 3, 5—ジメチルフエ二ルカルバメート誘導体とァミノ プ。ビルシラン処理したシリカゲルとを、 スぺーサ一としてスベロイルク口ライ ドを用いて化学結合させた化学結合体の合成
[0087] ;3—シクロデキストリン (半井化学製) 0.5g (0.4½mol) の無水テトラヒ ド 口フラン 10mlと無水ピリジン 2mlの溶液に、 3, 5—ジメチルフエ二ルイソシァネ —ト 1.22g (8.31rarool;原料の全水酸基の 90%当量) を加え、 窒素気流下、 80て で 3時間加熱した。 FT— IRスぺク トルにより原料のィソシァネートの吸収(― N = C=0 ; 2200〜2300cnr1) の消失と、 目的物のカルボニル基の吸収(C = 0 ; 1700 cm"1) の出現を確認した後、 その中へ、 スベロイルク口ライ ド 0.39g (1.84mmol ;残存水酸基の 2倍量) を加え、 さらに 3時間加熱、 撹拌を続けた。 溶媒を減圧 下留去した後、 残査を n—へキサンで 3回洗浄した。 得られた^ーシクロデキス トリン誘導体をテトラヒドロフラン (10ml) Zピリジン (2 ml) に溶解し、 これ に実施例 1の(1) で得られたシラン処理したシリカゲル 3.0 gを加えた。 80でで 15時間反応を行い、 テトラヒドロフラン中に反応溶液を注ぎ込み G4のガラスフィ ルターで沈殿を濾取した。 さらに、 テトラヒドロフラン、 ピリジン、 メタノール 、 さらにへキサンで洗浄した後、 60でで 5時間真空乾燥を行い目的物を得た。 実施例 1〜 3で得られた化学結合体の分析結果を表 2に示す。
[0088] 表 2
[0089]
[0090] 実施例 4
[0091] 実施例 1〜 3で得られた化学結合体を分離剤として用いスラリー法により、 内 径 0.46cm、 長さ 25cmのステンレス製カラムに充填した。
[0092] このカラムを用いて表 3に示すラセミ化合物を以下の条件で分離した。 結果を 表 3に示す。
[0093] ぐ分雜条件 >
[0094] 移動栢組成: ラセミ体 1〜10は n—へキサン/ "2—プロパノール = 90Z10 ( v
[0095] /v) 、 ラセミ体 11は n—へキサン Z2—プロパノール = 70Z30 (v/v)
[0096] 流速: 0.5ml/min. 尚、 表中の容量比 (k' ) 及び分雜係数 ( ) は、 それぞれ下式により定義され る。 又、 表中の Phはフエニル基を、 Meはメチル基を示す。 分離体化合物の保持時間 -デッ ドタイム 容量比 ( ) =
[0097] テツ ドタイム より強く吸着される化合物の容量比
[0098] 分離係数 (な) =
[0099] より弱く吸着される化合物の容量比
[0100] 難例 1 難例 2 難例 3 k' (土) k' (士) a k' (士) な
[0101] 0.72C+) 1.16 0.63(+) 1.16 0.85(-)
[0102] 2.3 +) 1.44 2.94 1.45 3.17(+) 1.42
[0103] トレガ一塩基 0.99(-) L 15 1.10(-) 1.09
[0104] 1.35C-) 1.10 1.68(-) 1.05 1.42C-) 1.09
[0105] 5.39C-) 1.05
[0106] 3.98(+) 1.03 1.65 1.0 3.95C+) 1.03 フラノ ノン 2.24C+) 1.98 2.22C+) 1.27 2.19(+) 1.69
[0107] (Ph)3C-CH-0H
[0108] 1.95C-) 1.12 1.45 1.0 1.79C-) 1,09 Ph
[0109] ビナフトール 11.8 1.07 12.7(-) 1.02
[0110] 6.57C-) 1.08 7.30(-) 1.03 6.79C-) 1.13
[0111] 02N 0
[0112] - NHCHCHs 8.84C-) 1.40 9.95C-) 1.35
[0113] 02N Ph 実施例 5
[0114] ^ーシクロデキスト リ ンの 3, 5-ジメチルフエ二ルカルバメー ト誘導体の 6位水 酸基とアミノプロピル処理したシリ力ゲルとを、 スぺーサーとして 4, 4'—ジフエ ニルメタンジィソシァネートを用いて化学結合させた化学結合体の合成
[0115] 実施例 1の(1) で得られたシラン処理したシリ力ゲル (3.0 g) をテトラヒ ド 口フラン (lOral) とピリジン ( 1 ml) に 4, 4'—ジフエニルメタンジイソシァネー ト (24mg: 0.09議 ol) を加え、 80でで 3時間反応し、 これに 1.3当量の yS—シク ロデキストリン (136mg ; 0.12腿 ol) 、 N, N —ジメチルァセトアミ ド (10ml) と ピリジン ( l ral) を加え、 80eCで 3時間反応した。 この中に 3,5—ジメチルフエ 二ルイソシァネート (714mg ; 4.36mmol) を加え、 そのままの温度で 15時間反応 した。 反応溶液をテトラヒ ドロフラン中に注ぎ込み G4のガラスフィルターで沈殿 を濂取した。 さらに、 テトラヒ ドロフラン、 ピリ ジン、 メタノール、 さらにへキ サンで洗浄した後、 60eCで 5時間真空乾燥を行い、 目的物を得た。
[0116] 実施例 6
[0117] β一シクロデキストリンの 3,5 —ジメチルフエ二ルカルバメート誘導体の 6位水 酸 _ ^とァミノプロピル処理したシリ力ゲルとを、 スぺーサ一としてへキサメチレ ンジィソシァネートを用いて化学結合させた化学結合体の合成
[0118] スぺ一サ一として、 4, 4'ージフエニルメタンジイソシァネー卜の代わりにへキ サメチレンジィソシァネート (15mg; 0.09誦 ol) を用いる以外は実施例 5 と同様 にして目的物を合成した。
[0119] 実施例 7
[0120] βーシクロデキストリンの 3, 5—ジメチルフエ二ルカルバメート誘導体の 6位水 酸基とァミノプロピル処理したシリカゲルとを、 スぺーサとしてスベロイルク口 ライ ドを用いて化学結合させた化学結合体の合成
[0121] スぺーサ一として、 4, 4'ージフエニルメタンジイソシァネートの代わりにスべ 口イルク口ライ ド (19mg: 0.09mmol) を用いる以外は実施例 5 と同様にして目的 物を合成した。
[0122] 実施例 8
[0123] 実施例 5〜 7で得られた化学結合体を分離剤として用いスラリー法により、 内 径 0.46cm、 長さ 25cmのステンレス製カラムに充填した。
[0124] このカラムを用いて表 4に示すラセミ化合物を以下の条件で分離した。 結果を 表 4に示す。
[0125] <分雜条件 >
[0126] 移動栢組成: ラセミ体 1〜10は n—へキサン Z2—プロパノール = 90/10 (v
[0127] /v) 、 ラセミ体 11は n—へキサン Z2—プロパノール = 70Z30 (v/v)
[0128] 流速: 0.5ml /mi n.
[0129] 表 4 錢例 5 錢例 6
[0130] ラ セ ミ 体^^^^ k' (士) な k' (士) k' (土) a
[0131] 0 P
[0132] 0.28 〜1 0.31 〜1 0.29C+) 〜1 Ph^
[0133] 0.69(+) 1.20 0.64(+) 1.17 0.86(+) 1.23
[0134] トレガー塩基 0.57 1.0 0.62(-) 〜1 0.55(-) 〜1
[0135] 0
[0136] 0.7K-) 〜1 0.72(-) 〜1 0.74( -) 〜1
[0137] OH OH
[0138] 0.94 1.0 1.10 1.0 1.54 1.0 Me Me
[0139] ベンゾイン 1.41 1.0 1.45(+) 1.05 1.50(+) 1.07 フラバノン 0.7K+) 〜1 0.79C+) 〜1 0.75C+) 1.13
[0140] (Ph)3C-CH-0H
[0141] 1 0.56 1.0 0.60 1.0 0.66 1.0
[0142] Ph
[0143] ビナフトール 1.99(+) 1.05 2.40(+) 〜1 3.15(十) 〜1 39C+) 〜1 2.86(+) 〜1 2.78(+) 〜1
[0144] Phズ。 0
[0145] 02N 0
[0146] Vc-NHCHCHs 4.40(-) 1.09 4.35(-) 1.12 02N Ph 実施例 9
[0147] 3—ァミノプロピルトリエトキシシランで表面処理したシリ力ゲル(Develosil 100-5:野村化学製) 3.0gに 4, 4'ージフヱニルメタンジイソシアナート (東京化 成製) 16.3mg(0.06匪 ol) (シリカゲルのァミノ基に対して 50%) を加え、 dry— ト ルェン中、 80。Cで約 24時間加熱する。 アーシクロデキストリン(Nacarai Tesque) 0.18 g (0.14 mmol) を dry—ジメチルスルホキシド(DMSO)約 5 mlに溶かし、 そこ に 4,4' -ジフエニルメタンジイソシアナ一ト 2.0 mg(0.008mmol) を加えたあと、 上記シリカゲルの反応容器に加える。 さらに、 80でで 24時間、 加熱を続ける。 最 後に、 3,5 -ジメチルフエ二ルイソシアナート 0.49g(3.33 mmol) を加え、 80。C で 24時間加熱する。 反応物をテトラヒドロフラン(THF) 中に注ぎ入れ、 4Gのガラ スフィルターで沈澱を濾取した。 さらに、 THF でこの沈殺をよく洗い、 60でで 2 時間真空乾燥を行い目的物を得た。
[0148] 収量 3.30 g
[0149] 元素分析値 C:16.58% H:2.19% N:2.45%
[0150] 実施例 1 0
[0151] アーシクロデキストリン 0.3 g (0.23 mmol) 、 3,5 ージメチルフエ二ルイソシ アナ一ト 0.78g(5.31 隱 ol: 水酸基の 90%) を dry—ピリジン中約 80。Cで 5時間 加熱攪拌する。 4,4'ージフエニルメタンジィソンアナ一ト0.30£(1.20咖01:残存 水酸基の 2倍量) を加え、 さらに 3時間加熱、 攪拌を続ける。 dry—ベンゼン中 に反応物を注ぎ込み、 沈殺を遠心分雜により集める。 さらに 4回 dry—ベンゼン で沈殺を洗い、 過剰の 4,4'—ジフヱニルメタンジイソシアナートを洗い流す。 こ のようにして、 得られたアーシクロデキストリンのカルバメート誘導体を dry— ピリジン約 20mlに溶かし、 3—ァミノプロビルトリエトキシシランで表面処理し た Develosil 100-5 3.0 gに加える。 80°Cで約 24時間反応を行い、 THF 中に反応 物を注ぎ込み、 4Gのガラスフィルターで沈緞を璩取した。 さらに、 THFでこの沈 殺をよく洗い、 60でで 2時間真空乾燥を行い目的物を得た。
[0152] 収量 3.32 g
[0153] 元素分析値 C:17.73% H:1.95% N:2.71%
[0154] 実施例 1 1 アーシクロデキストリン 0.3 g (0.23 mmol) 、 3,5 —ジメチルフエ二ルイソシ アナ一ト 0.78g(5.31 romol: 水酸基の 90%) を dry—ピリジン中約 80てで 5時間 加熱攪拌する。 3—イソシアナートプロピルトリエトキシシラン ( Lancaster Synthesis LtdJO.07 g (0.60画 I ) を加え、 さらに 5時間加熱、 攪拌を銃ける 。 IRでイソシアナートの吸収がないこと確認してから 3, 5 —ジメチルフヱ二ルイ ソシアナート 0.10g(0.68 mmol) を加える。 2時間、 反応を続けた後、 系を減圧 にして、 溶媒及び過剰のイソシアナ一トを留去する。 このアーシクロデキストリ ン誘導体を dry—ピリジンに溶かし、 表面未処理の Develosil 100-5 3.0 gに加 え、 80°Cで約 24時間反応させる。 トリメチルクロロシラン (信越化学製) 2.0 g (18.4議 ol) を加え、 さらに 24時間反応を続ける。 反応物を THF 中に注ぎ込み、 4Gのガラスフィルターで沈 ¾を¾取した。 さらに、 THF でこの沈澱をよく洗い、 60でで 2時間真空乾燥を行い目的物を得た。
[0155] 収量 3.44 g
[0156] 実施例 1 2
[0157] 7—シクロデキストリン 0.3 g (0.23 mmol) 、 3—ィソシアナ一トプロピルト リエトキシシラン 0.10g(0.41 mmol: 水酸基の 9 %) を dry-ピリ ジン中約 80°C で 5時間加熱攪拌する。 3, 5—ジメチルフエ二ルイソシアナ一ト 0.92g(6.85mmol ) を加え、 さらに 5時間加熱、 攪拌を続ける。 系を減圧にして、 溶媒を留去した 後、 dry —ピリジン約 20 ml に得られたアーシクロデキストリ ン誘導体を溶かし 、 表面未処理の Develosil 100-5 3.0 gに加え、 80eCで約 24時間反応させる。 ト リメチルクロロシラン 2.0 g(18.4 mmol) を加え、 さらに 24時間反応を続ける。 反応物を THF 中に注ぎ込み、 4Gのガラスフィルタ一で沈殿を據取した。 さらに、 THF でこの沈殿をよく洗い、 60でで 2時間真空乾燥を行い目的物を得た。
[0158] 収量 3.31 g
[0159] 実施例 1 3
[0160] 実施例 9〜1 2で得られた分離剤を、 メタノールを用いるスラリー法により、 内径 0.46cm、 長さ 25cmのステンレス製カラムに充填した。
[0161] このカラムを用いて表 5及び表 6に示す種々のラセミ体化合物を分離した。 そ の結果を表 5及び 6に示す。
[0162] 注) 溶離液: n—へキサン 2 —プロパノール (90/10)、 流速 0. 5ml/min.
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1. 環状少糖類誘導体の 2位、 3位及び 6位の水酸基のうちの少なく とも 1つの 水酸基と担体とをスぺ一サ一を介して化学結合させてなることを特徵とする化 学結合体 (但し、 6位の水酸基と担体とがエーテル結合しているものを除く) c
2. 化学結合が、 エステル結合、 力ルバメート結合及びエーテル結合から選ばれ る少なく とも 1つの結合である請求項 1記載の化学結合体。
3. 環状少糖類誘導体の 2位及び 3位の水酸基のうちの少なく とも 1つの水酸基 と担体とをスぺーサーを介して化学結合させた請求項 1記載の化学結合体。
4. 環状少糖類誘導体が、 下記の一般式 C1) で表される D -グルコビラノシドを 繰り返し単位とする環状少糖類化合物のスぺーサ一と結合する水酸基以外の水 酸基の一部又は全部を、 炭素数 1〜30の官能基で置換したものである請求項 1 記載の化学結合体。
―…'(1)
(式中、 n は 5〜13の整数である。 )
5. 環状少糖類誘導体が、 全水酸基の 70%以上が官能基で置換されたものである 請求項 1記載の化学結合体。
6. 環状少糖類誘導体が、 芳香族基を含む基で置換されたものである請求項 1記 載の化学結合体。
7. 請求項 1記載の化学結合体を含む分離剤又は分離装置。
8. 請求項 7記載の分難剤又は分離装置を用いてラセミ体を各光学異性体に分離 する方法。
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