Hydraulic control system in hydraulic construction machine
专利摘要:
公开号:WO1992013144A1 申请号:PCT/JP1992/000075 申请日:1992-01-28 公开日:1992-08-06 发明作者:Akira Tatsumi;Seiji Tamura;Mitsuo Kihara;Kazuhiro Ichimura;Hiroshi Onoue;Shigetaka Nakamura 申请人:Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.; IPC主号:E02F9-00
专利说明:
[0001] 明細書 油圧建設機械の油圧制御装置 技 T^fiT TT野 [0002] 本発明は、 ロー ドセンシング制御および入力 トルク制限制御が可能な油圧建設 機械の油圧制御装置に関する。 [0003] 背景技術 [0004] この種の油圧制御装置が搭載される油圧建設機械と して例えば図 1 0 に示すよ うなホイール式油圧ショベルがある。 図において、 4は走行用油圧モータであり、 この油圧モー夕 4の回転によ り トランスミ ヅシヨン 1 0 1およびプロペラシャフ ト 1 0 2を介して後輪 1 0 3が駆動され、 車両が走行する。 ブームシリ ンダ 2 1 の伸縮により 、 フロン トアタッチメン トの一部であるブーム 1 0 4が昇降される。 本明細書においては、 走行せずにフロン トァタヅチメ ン トにより掘削などを行な うことを単に作業と呼び、 走行と区別する。 [0005] ところで、 上述した油圧建設機械においてロードセンシング制御および入力 ト ルク制限制御を選択的に行うものが提案されている (たとえば、 特開平 2— 1 1 8 2 0 3号公報) 。 以下、 図 1 1 により これらのシステムについて説明する。 図 1 1は例えば上記油圧ショベルの走行および作業用油圧回路を示す図であり、 1はディーゼルエンジン 2 7 により艇勖される可変容量油圧ポンプである。 ェン ジン 2 7の回転数は、 不図示の燃料レバ一の操作量または走行ペダル 6 aの踏込 み量に応じてガバナ 2 7 aのガパナレバー 2 7 bがパルスモータ 2 8 により回動 されることにより制御される。 可変容量油圧ポンプ 1 は、 エンジン回転数および 押除け容積に応じた流量の油を吐出し、 この吐出油は走行用制御弁 2を介して油 圧モー夕 4に導かれるとともに、 作業用制御弁 2 0を介してブーム駆動用油圧シ リ ンダ 2 1 に導かれる。 [0006] ロー ドセンシング制御とは、 走行用制御弁 2あるいは作業用制御弁 2 0の前後 圧力、 すなわち制御弁 2, 2 0の入口圧 (ポンプ圧) と出口圧 (ロー ドセンシン グ圧) との差圧が一定値になるように可変容量油圧ポンプ 1の押除け容穣 (以下、 傾転角ともいう) を制御して、 上記ポンプ圧をロードセンシング圧よりも所定の 目標値だけ高く保持するものである。 ロー ドセンシング圧は、 油圧乇一夕 4, 油 圧シリンダ 2 1の負荷圧のうちシャ トル弁 2 9で選択された高圧倒の圧力である。 ロー ドセンシング制御を行なう図 1 1 に示すシステムにおいては、 ポンプ圧と ロー ドセンシング圧との差圧に応じて切換わるロードセンシングレギユレ一夕 1 1が設けられ、 ポンプ圧とロードセンシング圧との差圧がばね 1 l aで設定され る圧力以上になると、 ロー ドセンシングレギユレ一夕 1 1はその圧力に応じて b 位置の方向に切換わる。 この b位翬ではサーボシリンダ 1 2にポンプ圧が導かれ、 サーボシリ ンダ 1 2の伸長により油圧ポンプ 1の押除け容積が小さくなってポン プ吐出流量が坻滅する。 反対に上記差圧がばね 1 1 aで設定される圧力未満にな ると、 ロー ドセンシングレギユレ一夕 1 1は a位置の方向に切換わり、 サーボシ リンダ 1 2がタンクに接耪される。 その結果、 上記押除け容穰が大きくなりボン ブ吐出流量が増加する。 [0007] 以上の動作により、 ロー ドセンシング制御を行うシステムでは、 ポンプ吐出流 量が制卸弁 2または 2 0の要求流量になるようにポンプ傾転角が制御され、 余分 な流量を吐出することがなく较り損失による無駄がなくなるので燃費が向上し、 また操作性もよい。 [0008] 次に走行回路の動作について説明する。 [0009] 前後進切換弁 8を前進 ( 位¾ ) に切換えパイロッ ト弁 6のペダル 6 aを操作 すると、 油圧ポンプ 5からの吐出油がパイ口ヅ ト式制御弁 2のパイロ ヅ トポー ト 2 aに導かれ、 この制御弁 2がパイロ ヅ ト油圧に応じたス トローク量で切換わる。 これにより、 可変容量油圧ポンプ 1からの吐出油が管路 9 1 , 圧力補償弁 2 3, 制御-弁 2, 管路 9 2および力ゥン夕パランス弁 3を経て油圧モータ 4に俟給され 車両が走行する。 また、 走行ペダル 6 aの踏込み量に応じてエンジン回転数が制 御され、 車両の速度は走行ペダル 6 aの踣込量に依存する。 [0010] 走行中にペダル 6 aを難すとパイロッ ト弁 6の出口ポー トは入口ボー トとから 遮断されてタンク 1 0に接続されたタンクポー ト と連通される。 この結果、 パイ ロ ヅ トポー ト 2 aに作用していた圧油が前後進切換弁 8 、 スローリターン弁 7、 パイロッ ト弁 6を介してタンク 1 0に戻る。 このとき、 スローリターン弁 7の较 P T/J 2 00075 [0011] 3 - り 7 aにより戻り油が絞られるからパイ 口ヅ ト式制御弁 2は徐々に中立位 gに切 換わりながら車両が徐々に滅速されていく 。 [0012] 一方、 作業回路の動作は次のとおりである。 [0013] 操作レバー 2 0 aにより作業用切換弁 2 0を 「 b」 位 Sまたは 「 c」 位 Sに切 換操作すると、 油圧ポンプ 1からの吐出油が管路 9 1 , 圧力補償弁 2 4 , 管路 9 4および制御弁 2 0を介してブーム駆動用油圧シリンダ 2 1 に導かれ、 油圧シリ ンダ 2 1の伸縮により図 1 0 に示したブーム 1 0 4が昇降する。 ここで、 圧力補 儻弁 2 3 , 2 4は、 油圧モータ 4と油圧シリンダ 2 1の各々に、 それぞれの負荷 圧よりも所定圧だけ高い圧力を油圧ポンプ 1から供給させ、 これにより、 両ァク チユエ一夕を独立して作動させるようにするものである。 [0014] 図 1 1の油圧制御装 gはまた、 入力 トルク制限制御を行うためのトルク制御サ ーポ弁 2 5を備え、 このサーボ弁 2 5には、 油圧ポンプ 1の吐出圧力がパイ ロ ヅ ト圧と して導かれる。 サーポ弁 2 5 に作用するパイロッ ト圧が制限トルク設定用 ばね 2 5 aで設定される圧力より も髙くなったときに、 サ一ボ弁 2 5は図示の c 位置から d位置に切換わる。 これにより油圧ポンプ 1の吐出圧がサーポシリ ンダ 1 2に作用し、 サーポシリ ンダ 1 2 により油圧ポンプ 1の押除け容積が減少され、 油圧ポンプ 1の トルクがエンジン 2 7の出力 トルクの範囲内に保持され、 ェンジ ン 2 7 に過負荷が作用するのが防止される。 これが入力 トルク制限制御である。 以上の構成によれば、 ロー ドセンシング制御による目檫押除け容積 (第 1の目 檫押除け容積) と、 入力 トルク制限制御による目標押除け容積 (第 2の目檫押除 け容積) のうち、 小さい方の値となるように油圧ポンプの押除け容積が制御され、 これにより燃費および操作性の向上とエンジン 2 7の通負荷防止とが図られる。 なお、 2 6は上記ポンプ圧とロー ドセンシング圧との差圧によって駆勖されるァ ンロー ド弁、 3 1 a , 3 l bはクロスオーバ一ロード リ リーフ弁、 C Jはセン夕 —ジョイ ン トである。 [0015] ところで、 図 1 1 に示す油圧制御装置のロー ドセンシング制御と入力 トルク制 限制御を備えた油圧制御装 Sにおいては、 可変容量油圧ポンプ 1の押除け容穣は、 入力 トルク制限制御システム側のサーボ弁 2 5で決定される値でその最大値が制 限され、 この最大値を越えない範囲内ではロ ー ドセンシング制御システム側の口 ードセンシングレギユレ一夕 1 1で決定される押除け容積に制御される構成であ り、 走行と作業といった運転内容の相違、 あるいはオペレータの好みにかかわら ず、 走行ペダルの踏込み量や操作レバーの操作量あるいは回路圧力状態に基づい て、 画一的に、 入力トルク制限制御値またはロー ドセンシング制御値のいずれか —方の値に制御される。 [0016] そのため、 つぎのような 2つの問題がある。 [0017] ( 1 ) [0018] 操作レバー 2 0 aや走行ペダル 6 aを操作しない中立時にあっては、 ロードセ ンシングレギユレ一夕 1 1は b位 Sに、 サーボ弁 2 5は c位 gに切換えられて可 変容量油圧ボンブ 1の押除け容積は最小値に制御され、 ポンプ吐出流量が少ない。 そのため、 操作レバーを中立位 Sから急操作した場合、 ポンプ押除け容稹は操作 レバー操作量に応じて増大するが、 操作レバー位釁に対応する押除け容穣となる までに時間がかかり、 ァクチユエ一夕の応答性が悪いという問題がある。 本明細 害において、 制御弁 2, 2 0が中立位置にあるときのポンプ吐出流量をスタンパ ィ流量と呼ぶ。 [0019] ( 2 ) [0020] 本出願人は、 作業時に走行ペダル 6 aの操作に応じてエンジン回転数を制御可 能とした装置を特開平 3 - 2 3 4 3 6 4号公報中に提案している。 この装 fiを、 ロードセンシング制御によって決定される押除け容積と入力トルク制限制御によ つて決定される押除け容積とを択一的に選択して押除け容穰 制御される図 1 1 に示す油圧制御装置に採用する場合、 次の様な問題が発生する。 [0021] 制御弁 2または 2 0の前後圧力差を一定に保持する上記ロードセンシング制御 では、 制御弁 2の開口面積、 すなわち操作レバーのス トロ一クが一定の場合、 ェ ンジン 2 7の回転数が高くなりポンプ吐出流量が増加しても、 上記差圧が大きく ならないように油圧ポンプ 1の押除け容穣が自動的に小さくされ、 一方、 ェンジ ン 2 7の回転数が低くなりポンブ吐出流量が滅少しても、 上記差圧が小さくなら ないように油圧ポンプ 1の押除け容積が大きくされる。 このため、 作業時に走行 ペダル 6 aにより制御弁 2の開口面穣と無闉係にエンジン回転数を制卸する際に 上記ロードセンシング制御が行なわれると、 エンジン回転数は変動してもポンプ 流量は一定であり、 フロントアタッチメント (例えばブーム) の駆動速度は変化 せず、 作業性が悪い。 エンジン回転数の制御によりフロントァクチユエ一夕の速 度を制御できるのは、 油圧ポンプ 1の傾転角が最大値まで増加しても予め設定し た差圧が発生しない状態または、 目檫流量がトルク制限流量を上回った場合 (サ チユレーシヨン状態) になったときである。 [0022] 発明の開示 [0023] 本発明の目的は、 ロードセンシング制御による押除け容穰の目標値と入力トル ク制限制御による目檫値とを画一的に選択することなく、 とくにロー ドセンシン グ制御による目標値に制限を加えられるようにし、 制限を加えたときと加えない ときとでは同一運転内容であっても選択される目檫値が異なるようにした油圧建 設機械の油圧制御装置を提供することにある。 [0024] 請求項 1の独立項とその従属項について [0025] ( 1 ) 本発明は、 原動機により艇動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポ ンブからの吐出油により駆動される第 1の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポン ブと第 1の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この第 1の油圧ァクチユエ一 夕に供給される圧油を制御する第 1の制御弁と、 前記油圧ポンプの吐出圧力を前 記第 1の油圧ァクチユエ一夕の負荷圧よりも所定の目標値だけ高く保持する第 1 の目標押除け容積を決定する第 1の決定手段と、 前記油圧ポンプの吐出圧力に基 づいて入力トルクを制限する第 2の目標押除け容稜を決定する第 2の決定手段と、 少なく とも第 1および第 2の目標押除け容積のいずれか一方の値となるように前 記油圧ポンプの押除け容積を制御する押除け容稷制御手段とを備えた油圧建設機 械に; ii用 れる。 [0026] 上記目的は、 第 1の決定手段で決定されて出力される第 1の目標押除け容積を 示す信号に制限を加える制限手段を設けることにより、 達成される。 [0027] 可変容量油圧ポンプの押除け容稜は、 少なく とも第 1の決定手段で決定される 第 1の目標押除け容積と第 2の決定手段で決定される第 2の目標押除け容稷のい ずれかに制御される。 そして、 制限手段の態様により、 第 1の目檫押除け容稜が 制限を受けた値に可変容量油圧ポンブの押'除け容積が制御されたり、 第 1の目檫 押除け容積が全く機能せずに可変容量油圧ポンプの押除け容積が、 常時、 第 2の 目標押除け容積に制御される。 [0028] ( 2 ) 前記制限手段は好ましくは、 前記第 1の決定手段から出力される第 1の 目標押除け容積の最小値よりも大きい値の制限信号を出力する制限信号出力手段 と、 この制眼信号と前記第 1の決定手段から出力される第 1の目檫押除け容積の 大小を比較して大きいほうを選択出力する最大値選択手段と、 操作者に操作され ることにより前記制限信号出力手段を動作させる制限動作指令信号を出力する制 展動作指令信号出力手段とを備え、 前記最大値選択手段で選択された目標押除け 容穣と前記第 2の押除け容積とのうち小さいほうの値になるように前記押除け容 積が制御される。 [0029] たとえば第 1の制御弁が中立で油圧ァクチユエ一夕が停止しているときのよう に、 第 1の目標押除け容積が最小値を示し、 第 2の目標押除け容稹が略最大値を 示すとき、 操作者の操作により制限動作指令信号が出力されていると、 制展信号 により示される目標押除け容積が最大値選択手段および最小値選択手段で選択さ れ、 可変容量油圧ポンプの押除け容積は、 第 2の目標押除け容積よりは小さいが 第 1の目標押除け容積よりも大きな値に設定されることになる。 したがって、 第 1の制御弁が中立にあるときの油圧ポンプからの吐出流量 (以下、 スタンパイ流 量) を多くでき、 第 1の制御弁を急操作するときなどにおいて、 その要求流量に 達するまでの時間が短縮できる。 [0030] ( 3 ) 前記制限動作指令信号出力手段は、 操作者に操作されるスィッチが好ま しく、 操作者が望むときに第 1の目標押除け容積に制限を加えて上記作用を得る ことができる。 [0031] ( ) 前記制限動作指令信号出力手段から少なくとも 2種類の制限動作指令信 号を出力するようにし、 前記制限信号出力手段から、 入力される制限動作指令信 号に応じた値の目標押除け容積を出力するようにしてもよい。 作業内容に応じて 上記スタンパイ流量を変更できる。 [0032] ( 5 ) 前記制限動作指令信号出力手段は、 操作者に操作される操作量に応じた 2種類以上の制限動作指令信号を出力する操作部材を含むように構成できる。 [0033] ( 6 ) 前記制限手段は、 前記第 1の決定手段から 力される第 1の目標押除け 容積と前記第 2の決定手段から出力される第 2の目標押除け容積のうち小さいほ J 00075 [0034] - 7 - うを選択する最小値選択手段と、 この最小値選択手段で選択された目檫押除け容 積と前記第 2の目標押除け容積とのいずれか一方を選択する選択手段と、 この選 択手段で選択する目標押除け容積として前記最小値選択手段の出力を選択するか、 前記第 2の目標押除け容積を選択するかを指令する選択指令信号を出力する選択 指令信号出力手段とを備えて構成してもよい。 [0035] この構成によれば、 通常は第 1および第 2の目檫押除け容積の最小値に押除け 容積が制御され、 選択指令信号が出力されると第 1の目樓押除け容穣にかかわら ず第 2の目標押除け容穣に押除け容積が制御される。 したがって、 ロードセンシ ング制御値で押除け容積を制御するよりも入力トルク制限値で押除け容積を制御 することが好ましい運転時に選択指令信号を出力させれば、 操作フィーリングが 向上する。 [0036] ( 7 ) 上記制限動作指令信号を操作レバーや走行ペダルのような特定の操作 部材が操作されると出力するようにしてもよい。 [0037] ( 8 ) 前記油圧建設機械はさらに、 原動機の回転数を任意の回転数に保持す るために操作される第 1の操作手段と、 原動機の回転数を制御するために操作さ れ、 操作力を緩めると初期低回転数位 Sに復帰する第 2の操作手段と、 前記第 1 および第 2の操作手段に応じて原動機回転数を制御する回転数制御手段と、 前記 油圧ポンプからの吐出油により駆動される第 2の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油 圧ポンプと第 2の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この第 2の油圧ァクチ ユエ一夕に供給される圧油を制御する第 2の制御弁とを備えるようにしてもよい。 そしてこの場合、 前記制限動作指令信号出力手段として、 前記第 2の操作手段に より原動機回転数を制御しつつ前記第 1の油圧ァクチユエ一夕を操作している状 態を判別すると前記第 2の目標押除け容積を選択する選択指令信号を出力する判 別手段を使用するのが好ましい。 [0038] ( 9 ) 前記第 1の決定手段は、 前記第 1の制御弁に前記油圧ポンプを接続する 管路の圧力と、 前記第 1の制御弁に前記第 1の油圧ァクチユエ一タを接続する管 路の圧力との差圧を検出し、 予め定められた目標差圧と検出された差圧との偏差 を求め、 この偏差に基づいて第 1の目標押除け容積を算出する、 周知のロードセ ンシング制御システムと してもよい。 ( 1 0 ) 前記第 2の決定手段は、 前記原動機であるディーゼルエンジンの実回 転数とディーゼルエンジンのガパナレバー位 gで示される制御回転数との偏差を 検出し、 検出された偏差から前記ディーゼルエンジンがエンジンストールしない ような目標トルクを求めるとともに、 前記可変容量油圧ポンプの吐出圧力を検出 し、 検出された吐出圧力の逆数と前記目標トルクとに基づいて前記第 2の目標押 除け容積を算出する、 周知の入力トルク制展制御システムとしてもよい。 [0039] 請求項 1 1の独立項とその従属項 [0040] ( 1 1 ) 本発明は、 原動機の回転数を任意の回転数に保持するために操作さ れる第 1の操作手段と、 原動機の回耘数を制御するために操作され、 操作力を緩 めると初期但回転数位置に復帰する第 2の操作手段と、 前記第 1および第 2の操 作手段に応じて原動機回転数を制御する回転数制御手段と、 前記原動機により駆 動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプからの吐出油により S動される 第 1の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプからの吐出油により慝動される第 2の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプと第 1の油圧ァクチユエ一夕との間 に設けられ、 この第 1の油圧ァクチユエ一夕に供給される圧油を制御する第 1の 制御弁と、 前記油圧ポンプと第 2の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この 第 2の油圧ァクチユエ一夕に俟給される圧油を制御する第 2の制御弁と、 前記油 圧ポンプの吐出圧力を前記第 1および第 2の油圧ァクチユエ一夕の負荷圧よりも 所定の目標値だけ高く保持する第 1の目檫押除け容積を決定する第 1の決定手段 と、 前記油圧ポンプの吐出圧力に基づいて入力トルクを制限する第 2の目檫押除 け容積を決定する第 2の決定手段と、 少なくとも前記第 1および第 2の目標押除 け容積のいずれか一方の値となるように前記油圧ポンプの押除け容積を制御する 押除け容稹制御手段とを備えた油圧建設機械の油圧制御装置に適用される。 そして、 前記第 2の操作手段により原動機回転数を制御しつつ前記第 1の油圧 ァクチユエ一夕を操作している状態を判別すると判別信号を出力する判別手段を 設け、 前記判別信号が出力されている場合、 前記第 1の目標押除け容稜の值にか かわらず前記第 2の目檫押除け容積となるように前記可変容量油圧ポンブの押除 け容積が制御されるように構成することにより、 上記目的が達成される。 [0041] 第 2の操作手段により原動機回転数を制御しつつ前記第 1の油圧ァクチユエ一 0075 [0042] - 9 - 夕を操作している状態が判別されると、 前記第 2の目標押除け容積となるように 前記可変容量油圧ポンプの押除け容積が制御される。 運転状況に応じてロードセ ンシング制御および入力トルク制限制御を行う制御装 gにおいて、 例えば走行以 外の作業のために走行ペダルの操作量に応じて原動機回転数を制御した場合には、 強制的に入力トルク制限制御により可変容量ポンプの押除け容積が制御される。 したがって、 作業時に例えば走行ペダルを操作して原動機回転数制御を行うこと により、 ブームなどのフロン トァタヅチメントの速度をペダル操作に一層応答さ せて制御でき、 操作性の向上が図れる。 [0043] ( 1 2 ) 好ましくは、 前記第 1および第 2の目標押除け容積のうち小さい値を 選択する最小値選択手段と、 前記判別信号が出力されていないときは前記最小値 選択手段で選択された目檫押除け容積を出力し、 前記判別信号が出力されている ときは前記第 2の目標押除け容積を出力する切換手段とをさらに含むように構成 する。 [0044] ( 1 3 ) また、 前記第 1の目標押除け容穣の最小値よりも大きい値の制限信号 を出力する制限信号出力手段と、 この制限信号と前記第 1の目標押除け容積の大 小を比較して大きいほうを選択出力する最大値選択手段と、 この最大値選択手段 から出力される目標押除け容積と第 2の目標押除け容積のうち小さい値を選択す る最小値選択手段と、 操作者に操作されることにより前記制限信号出力手段を動 作させる制限動作指令信号を出力する制限動作指令信号出力手段とを備えるよう にしてもよい。 [0045] ( 1 4 ) 前記第 1の油圧ァクチユエ一夕をフロントァタヅチメント用油圧シリ ンダとし、 前記第 2の油圧ァクチユエ一夕を走行用油圧モー夕とするとともに、 前記第 1の操作手段を手動操作部材とし、 前記第 2の操作部材を足黯み式の操作 部材とすることもできる。 [0046] ( 1 5 ) 前記手動操作部材としては、 操作された位置に応じて原動機回転数を 設定する燃料レバーが好適であり、 前記足踏み式操作部材としては、 その踏み込 み量に応じて第 2の制御弁の開口面積も調節可能な走行ペダルが好適である。 [0047] この発明によれば、 燃料レバーを操作して原動機回転数制御を行った場合には、 状況に応じてロー ドセンシング制御および入力トルク制限制御のいずれかが行わ れ、 一方、 作業時に走行ペダルを操作して原動機回転数を制御した場合には、 強 制的に入力トルク制限制御が行われる。 したがって、 作業時に走行ペダルの操作 により原動機回転数制御を行うことによりポンプ流量がそれに応じて変化し、 ブ ームなどのフロントアタッチメントを所望の速度で制御できる。 [0048] ( 1 6 ) 前記判別信号が出力される時は前記第 2の油圧ァクチユエ一夕の ¾動 を禁止する禁止手段をさらに設ければ、 作業時にホイール式油圧ショベルなどが 発進するおそれがなく、 より好ましい。 [0049] ( 1 7 ) 前言 3回転数制御手段は、 前記第 1の操作手段の操作量に応じて前記原 動機の第 1の目標回転数を設定する第 1の目標回転数設定手段と、 第 2の操作手 段の操作量に応じて前記原動機の第 2の目檫回転数を設定する第 2の目檫回転数 設定手段と、 前記第 1および第 2の目標回転数のうちいずれか大きい方の値を選 択する選択手段と、 選択された目檫回転数になるように原動機回転数を增滅する 回転数增滅手段とを含むことができる。 [0050] 図面の簡単な説明 [0051] 図 1は本発明の第 1の実施例に係る油圧制御装置のポンプ制铒系を示すブロッ ク図である。 [0052] 図 2は上記油圧制御装置の全体構成を示す図である [0053] 図 3は図 2の一部分を拡大して示す図である。 [0054] 図 4は本発明の第 2の実施例に係る油圧制御装 gのポンプ制御系を示すブロヅ ク図である。 [0055] 図 5は本発明の第 3の実施例に係る油圧制御装置のポンプ制御系を示すブロ ク図である。 [0056] 図 6はエンジン制卸系を示すプロヅ ク図である。 [0057] 図 7はエンジン回耘数制御の手雇を示すフローチヤ一トである。 [0058] 図 8は第 1〜第 3の実施例における入力トルク制御部の詳細を示すブロック図 である。 [0059] 図 9は図 8の入力トルク制御部で生じる問題を解決する入力トルク制御部の詳 細を示すブロヅク図である。 [0060] 図 1 0はホイール式油圧ショベルの側面図である。 図 1 1は従来の油圧制御装置を示す図である。 [0061] 本発明を実施するための最良の形態 [0062] 一第 1の実施例一 [0063] 図 1〜図 3 によ り本発明の第 1の実施例を説明する。 [0064] 第 1の実施例は、 通常は、 ロー ドセンシング制御系で演算された第 1の目標押 除け容積および入力 トルク制限制御系で演算された第 2の目標押除け容積のうち いずれか小さい値に押除け容穣が制御され、 より速い応答速度を得たい場合には、 スタンバイ流量を大きくするために第 1の目標押除け容積に制限を加え、 第 1の 目標押除け容積よ り も大きな制限値および第 2の目標押除け容積のうちいずれか 小さい値に押除け容積を制御するようにしたものである。 [0065] 図 2は、 本発明が適用されたホイール式油圧ショベルの油圧制御装置の全体構 成を示す図、 図 3はその一部分を拡大して示す図であり、 図 1 1 と同様な箇所に は同一の符号を付して相違点を主に説明する。 [0066] 本実施例では、 可変容量油圧ポンプ 1の傾転角、 すなわち押除け容積は、 傾転 角制御装置 4 0により制御される。 傾転角制御装置 4 0は、 エンジン 2 7により 駆動される油圧ポンプ 4 1 と、 一対の電磁弁 4 2 , 4 3 と、 電磁弁 4 2 , 4 3の 切換に応じて油圧ポンプ 4 1からの圧油により ビス トン位 gが制御されるサーボ シリ ンダ 4 4 とから成り、 サーボシリンダ 4 4のビス トン位 Sに応じて油圧ポン ブ 1の傾転角が制御される。 ここで、 一対の電磁弁 4 2 , 4 3は、 主にマイ クロ コンビュー夕で構成されるコン トローラ 5 0により切換制御される。 [0067] 前後進切換弁 8 Aは電磁式の弁が使用され、 運転席に設けられた前後進切換ス イ ッチ S W 1の N位置から F位鷺, R位镢への切換に応じて前後進切換弁 8 Aが N位置から F位置, R位 gにそれぞれ切換わる。 作業用制御弁 2 O Aは油圧パイ ロヅ ト式の弁が使用され、 操作レバー 5 8の操作に応じて滅圧弁 5 9から出力さ れるパイ ロッ ト圧力により切換え方向とス トローク量が制御される。 [0068] S W 2はブレーキスィ ヅチであり、 作業時には操作者の操作によりオンされ、 走行時にはオフされる。 S W 3は応答速度選択スイッチであり、 後述するように スタンバイ流量を多めにするクイ ヅクモー ドを設定するときにオン操作され、 燃 費や騒音を重視する標準モー ドを設定するときにオフ操作される。 これらスイ ツ チ S W 2, 3の出力信号はともにコントローラ 5 0に入力されている。 [0069] この実施例は、 図 1 1の従来例とは異なり、 運転状態を電気的に検出し、 油圧 ポンプの押除け容種を電気的に制御するものであり、 上記スィツチや後述するセ ンサ群からの信号はコントローラ 5 0に入力され、 コントローラ 5 0で種々の演 算を実行して各種ァクチユエ一夕を斑動することにより油圧ポンプの押除け容稹 が制御される。 [0070] 5 1は、 油圧ポンプ 1の傾転角 0 sを検出する傾転角センサ、 5 2は油圧ポン ブ 1の吐出圧力 P pを検出する圧力センサ、 5 3はエンジン 2 7の回転数 N rを 検出する回転数センサ、 5 4は、 油圧ポンプ 1の吐出圧力とァクチユエ一夕の最 大負荷圧力 (油圧乇一夕 4の負荷圧力と油圧シリンダ 2 1の負荷圧力のうち大き い方の値であり、 シャトル弁 2 9にて選択されたものである) との差圧厶 P L S を検出する差圧センサである。 5 5はガパナレパー 2 7 bの変位量から制御回転 数 を検出するポテンショメ—夕、 5 6は走行ペダル 6 aの操作量に応じたパ イロヅ ト弁 6の圧力 P tを検出する圧力センサ、 9 5は作業用パイ口ヅ ト圧力 P dが所定值以上のときにオンする圧力スィッチである。 各センサの検出結果およ び圧力スィヅチ 9 5のオン · オフ状態はコントローラ 5 0に入力される。 5 7は、 燃料レバー 5 7 aの手動操作に応じた目標回転数 Xを指令する回転数設定装置で あり、 その指令信号もコントローラ 5 0に入力される。 [0071] コン トローラ 5 0は、 図 1に示すような第 1の制御回路部 6 0を有し、 この制 鄞回路部 6 0は、 第 1の目檫押除け容積 0 Lを演算出力するロードセンシング制 御部 (以下、 L S制御部) 6 1と、 第 2の目檫押除け容積 0 Aを演算出力するト ルク制御部 6 2と、 スタンパイ流量を大きくするときに第 1の目標押除け容積 0 Lに.代えて第 3の目檫押除け容積 0 0を出力するスタンバイ流量制御部 6 3と、 スタンパイ流量制御部 6 3を通して入力される第 1または第 3の目標押除け容積 と トルク制卸部 6 2から入力される第 2の目檫押除け容積のうち小さいほうを選 択する最小值遷択部 6 と、 最小値選択部 6 4から入力される目標押除け容積と 実押除け容穣とに基づいて押除け容積制瑯用電磁弁 4 2 , 4 3を制御するサーボ 制御部 6 5とから成る。 [0072] L S制御部 6 1は、 目標差圧 Δ Ρ L S Rに応じた信号を出力する目標差圧発生 器 6 l aと、 目標差圧厶 P L S Rと差圧センサ 5 4で検出された差圧 A P L Sと の偏差 Δ ( P L S ) を演算する偏差器 6 l aと、 この偏差 Δ ( P L S ) から目標 値の変化量厶 0 Lを演算する演算器 6 1 Cと、 A 0 Lを積分してロー ドセンシン グ制御のための第 1の目標押除け容積 0 Lを求めて出力する積分器 6 1 dとから 成る。 [0073] トルク制御部 6 2は、 回転数センサ 5 3で検出されたエンジン回転数 N rとポ テンショメータ 5 5で検出されたガバナレバー変位量で示される制御回転数 N Θ との偏差から余裕トルク Δ Tを演算する偏差器 6 2 aと、 この余裕トルク Δ Τか らエンジンス トールを防止するための目標トルク T p oを演算する目檫トルク演 算器 6 2 bと、 圧力センサ 5 2で検出されたポンプ吐出圧力 P Pの逆数を算出す る逆数演算器 6 2 cと、 目檫トルク T p oに逆数 1ZP Pを乗じて傾転角 0 P s を演算する 0 p s演算器 6 2 dと、 傾耘角 0 p sに一時遅れ要素のフィルタをか けて入力トルク制限制御のための第 2の目標押除け容積 を出力するフィル夕 6 2 eとから成る。 [0074] スタンバイ流量制御部 6 3は、 L S制御部 6 1で演算される第 1の目檫押除け 容積 0 Lの最小値よりも少なく とも大きい第 3の目檫押除け容積 00に対応した 値を出力するスタ ンパイ流 *設定器 6 3 aと、 応答速度選択スィツチ S W3がォ ンされると閉じて第 3の目檫押除け容穣 00を出力するスィヅチ 6 3 bと、 第 1 の目標押除け容穣 0 Lと第 3の目標押除け容積 00のうちいずれか大きいほうを 選択して出力する最大値選択部 6 3 cとを有する。 [0075] 最大値選択部 6 3 cは第 1または第 3の目標押除け容積 または 00のうち 大きいほうを最小値選択部 6 4に入力し、 最小値選択部 6 4は最大値選択部 6 3 cからの第 1または第 3の目檫押除け容積 または 00と第 2の目標押除け容 稹 0 Aのうち小さいほうを選択して傾転角指令値 θ τとしてサーポ制御部 6 5に 入力する。 [0076] サーボ制御部 6 5は、 選択された傾転角指令値 0 rと傾転角センサ 5 1により 検出した傾転角フィー ドバヅク値 0 sとの偏差を算出する偏差器 6 5 aと、 0 s が不感帯の大きさよりも大きいときに電磁弁 4 2または 4 3へオン信号を出力す る関数発生器 6 5 bとを有し、 ポンプ傾転角 0 sが傾転角指令値 0 rに一致する よう傾転角制御装置 4 0を制御する。 [0077] 次に、 以上のように構成された第 1の実施例の動作を説明する。 [0078] 図 1に示すコントローラ 5 0の第 1の制御回路部 6 0においては以下の処理が なされる。 [0079] ( 1 ) 操作レバー 5 8と走行ペダル 6 Aが非操作で制御弁 2, 2 0 Aが中立位 置にあるとき、 応答速度選択スィツチ S W 3がオフ状態で檫準モードが選択され ていれば、 スィヅチ S W 3から出力される選択信号 S Sがローレベルでありスィ ヅチ 6 3 bが開かれている。 このため、 最大値選択部 6 3 cは L S制御部 6 1か らの L S制御値 0 Lを選択出力する。 制御弁 2, 2 0 Aが中立位 Sのとき、 L S 制御部 6 1で演算される第 1の目標押除け容積 0 Lは、 そのときのエンジン回転 数に対しては最も小さい 0 L minとなる。 一方、 ポンプ吐出圧力 P pがアンロー ド弁 2 6で決る最小値であり、 入力トルク制御部 6 2で演算される第 2の目標押 除け容積は最大值 0 A maxとなる。 したがって、 最小値選択部 6 4は L S制御篋 である第 1の目標押除け容積 0 L minを選択し、 油圧ポンプ 1のスタンパイ流量 は、 第 1の最小目標押除け容積 0 L niinとエンジン回転数の積で表わされる比較 的少ない流量 Q sとなる。 [0080] この状態でオペレータが操作レバー 5 8を操作すれば、 ポンプ圧力を油圧ァク チユエ一夕の負荷圧力よりも一定差圧△ P L S Rだけ高く保持するロードセンシ ング制御が行なわれ、 操作レバー 5 8の操作量に比例して制御弁 2 O Aの開口面 積が増加して要求流量が増加するのに応じて、 油圧ポンプ 1の押除け容積が増加 していく。 このとき、 スタンバイ流量が比較的小さい流量であるからポンプ吐出 流量は緩やかに増加していく。 [0081] 負荷圧力が高くなり入力トルク制御部 6 2で演算される第 2の目標押除け容積 0 Aが最大値選択部 6 3 cから出力される目檫押除け容積よりも小さくなると、 最小値選択部 6 4で第 2の目標押除け容稜 0 Aが選択される。 したがって、 油圧 ポンプ 1の入力トルクはエンジン 2 7の出力トルクを越えないように制御され、 エンジンス トールの発生が防止される。 [0082] ( 2 ) 操作レバー 5 8と走行ペダル 6 Aが非操作で制御弁 2, 2 O Aが中立位 gにあるとき、 応答速度選択スィツチ S W 3がオン状態でクイヅクモードが選択 されていれば、 選択信号 S Sがハイ レベルでありスィ ヅチ 6 3 bが閉じている。 このため、 最大値選択部 6 3 cには、 第 3の目標押除け容積 0 0と L S制御部 6 1からの L S制御値 0 Lが入力される。 制御弁 2, 2 0 Aが中立位 Sのとき、 L S制御部 6 1で演算される第 1の目標押除け容積 0 Lは、 そのときのエンジン回 転数の下では最も小さい 0 L minとなる。 したがって、 第 3の目標押除け容積 0 0を Θ L m inよりも大きな値に設定しておけば、 制御弁非操作時に最大値選択部 6 3 cは必ず第 3の目標押除け容積 0 0を選択出力する。 [0083] 一方、 制御弁非操作時、 入力トルク制御部 6 2で演算される第 2の目標押除け 容積は上述した通り最大値 0 A m axとなる。 したがって、 最小値選択部 6 4はス タンバイ流量制御部 6 3で設定される第 3の目標押除け容積 0 0を選択し、 油圧 ポンプ 1のスタンパイ流量は、 第 3の目標押除け容穣 β 0とエンジン回転数の穣 で表わされる比較的多い流量 Q q ( > Q s ) となる。 [0084] この状態でオペレータが操作レバー 5 8を操作するとき、 L S制御部 6 1では 上述したようなロー ドセンシング制御演算が行なわれ、 操作レバー 5 8の揉作量 に比例して制御弁 2 0 Aの開口面積が增加して要求流量が增加するのに応じて、 第 1の目標押除け容積 0 Lが増加していく 。 このとき、 この第 1の目標押除け容 積 0 Lが第 3の目標押除け容穣 0 Oよりも大きく なるまでの閎は、 操作レバー 5 8の操作にかかわらず、 油圧ポンプ 1の押除け容穣は第 3の目標押除け容積値 0 0に設定される。 したがって、 操作レバ一 5 8を急操作する速転時にクイックモ ー ドを選択しておけば、 スタンバイ流量が比較的大きい流量であるから、 ポンプ 吐出流量は操作レバー 5 8の操作に応答性よく追従して増加していく 。 [0085] この場合も、 第 2の目標押除け容積 Θ Aが第 3の目標押除け容稜 0 0あるいは 第 1の目檫押除け容穣 0 Lよ りも大きくなれば、 最小値選択部 6 4は第 2の目樓 押除け容穣 0 Aを選択するから、 ポンプ入力 トルクがエンジン出力トルクを越え ることがない。 [0086] 以上のよう に、 第 1の実施例によれば、 応答速度選択スィヅチ S W 3の操作に より、 制御弁 2 , 2 O Aが中立位 Sにあるときの油圧ポンプ 1の押除け容積、 す なわちスタンバイ流量を変更できるので、 スタンパイ流量が少ない檫準モー ドで は操作部材の微操作に応じてァクチユエ一夕はマイル ドに作動して微操作性が向 上し、 スタンパイ流量が多いクイックモ一ドでは操作部材の急操作に応じてァク チユエ一夕は素速く作動して応答性が向上する。 [0087] 図 1において、 第 3の目標押除け容積 0 0を、 入力トルク制御部 6 2から出力 される最大値 0 A maxより大きく設定しておけば、 応答速度選択スィヅチ S W 3 をオンすると常に入力トルク制御でポンプ押除け容積が制卸され、 スィヅチ S W 3をオフすると運耘状態に応じてロードセンシング制御と入力卜ルク制御のいず れかでポンプ押除け容稜が制御される。 [0088] また、 応答速度選択スィツチ S W 3を、 例えば走行パイロッ ト圧力が所定值以 上でオンする圧力スイッチで構成することができる。 この構成によれば、 走行時 はスタンパイ流量が大きくされて発進応答性が向上する。 なお、 その他の応答性 が要求される操作部のパイロヅト圧力によってオンする圧力スイッチを、 応答速 度選択スイッチ S W 3に代えて設けてもよい。 また、 これら圧力スイッチと応答 速度選択スィヅチ S W 3の双方を設けてもよい。 [0089] 一第 2の実施例一 [0090] 図 4は第 2の実施例を示す。 第 1の実施例ではスタンパイ流量を変更する第 3 の目標押除け容積 0 0が固定値であつたが、 第 2の実施例は、 その第 3の目標押 除け容積 0 0をオペレータの操作量に応じて任意の値に設定可能としたものであ る。 [0091] 第 1の実施例と相違する点を主に説明する。 [0092] 応答選択スィツチ S W 3に代えて、 回転操作量に応じた髦気信号を出力するボ リュームのような応答選択ダイアル D Iを設けるとともに、 スタンパイ流量制御 部 6 3 Aには、 設定器 6 3 aとスィヅチ 6 3 bに代えて、 ダイアル D Iからの出- 力電圧に応じた第 3の目標押除け容積 0 Oを出力する閧数発生器 6 3 dを設ける。 このような構成により、 スタンパイ流量をオペレータの好みや運転状態に応じ て任意に設定できるようになり、 より一展、 誰にでも好まれ、 かつ種々の運転状 態に幅広く対応でき操作性が向上した油圧建設機械を提洪できる。 [0093] なお、 閬数発生器 6 3 dの最大出力値を入力トルク制御部 6 2の最大出力値よ り大きく設定すると、 上述したと同様に、 入力トルク制御だけでポンプ押除け容 積の制御を行うことができる。 —第 3の実施例一 [0094] 図 5〜図 7は第 3の実施例を示す。 第 1および第 2の実施例は、 L S制御部 6 1から出力される第 1の目標押除け容積 0 Lと入力トルク制御部 62から出力さ れる第 2の目標押除け容積 00とは別にスタンパイ流量制御部 63 , 63 Aを設 け、 オペレータの操作によりスタンパイ流量を変更するようにしたが、 第 3の実 施例ではスタンバイ流量制御部を廃止し、 特定の運転状態を検出したときには口 ー ドセンシング制御を禁止して入力 トルク制限制御で油圧ポンプの押除け容積を 制御するようにしたものである。 なお、 第 3の実施例では、 走行時はロー ドセン シング制御と入力 トルク制限制御を選択的に行ない、 走行ペダル 6 aによりェン ジン回転数制御をしつつ操作レバー 58により作業を行なう運転時には、 ロー ド センシング制御をせず入力 トルク制限制御を行なうようにしたものである。 油圧建設機械の全体回路の主要部は図 2 , 図 3に示す通りであり、 相違点を主 に説明する。 [0095] コン トローラ 50は図 5に示す第 1の制御回路部 60 Bと図 6に示す第 2の制 御回路部 80を備える。 図 5の第 1の制御回路部 60 Bでは図 1のスタンパイ流 量制御部 63を省略し、 最小値選択部 64の後段に選択スィツチ 66を設けると ともに、 そのスイ ッチ 66の切換制御部である判定部 67を設ける。 [0096] 判定部 67は、 比較器 67 aとアン ドゲー ド回路 6 7 bとを有し、 走行ペダル 6 aでェンジン回耘数を制御しつつ操作レバ一 58を揉作する運転時にハイ レべ ル信号を出力するように構成されている。 比較器 67 aは、 圧力センサ 56によ り検出されたパイ ロッ ト圧 P tが予め設定された所定圧力 (基準電源 6 7 cで設 定される) よ り高い場合にハイ レベル信号を出力するものであり 、 その出力信号 はアン ドゲー ト回路 67 bに入力される。 アン ドゲー ト回路 67 bには、 ブレー キスイ ッチ SW2のオン ' オフ状態を示す信号と、 前後進切換スィヅチ SW 1の 切換状態を示す信号もそれぞれ入力され、 [0097] ①ブレーキスィ ヅチ SW2がオン (ハイ レベル信号が出力される) 、 [0098] ②前後進切換スィ ッチ SW 1が N位置 (ハイ レベル信号が出力される) 、 [0099] ③上記パイ ロッ ト圧 P tが所定値より高い (比較器 67 aからハイ レベル信号 が出力される) 、 ④作業用パイロヅ ト圧カスィヅチ 9 5がオン (ハイレベル信号が出力される)、 の 4つの条件が全て満たされたときにのみアンドゲート回路 6 7 bがオンする。 車両停止状態で走行ペダル 6 aの操作によりエンジン 2 7の回転数を制御しなが ら作業を行っている場合、 上記 4つの条件が全て満たされ、 アンドゲート回路 6 7 bからハイ レベル信号が出力される。 [0100] 選択スイッチ 6 6は、 アンドゲート回路 6 7 bがオフのとき (ローレペル信号 が出力されているときであり、 走行時) a接点に切換えられ、 最小値選択部 6 4 の出力を選択する。 すなわち第 1の目標押除け容積 0 Lおよび第 2の目檫押除け 容稜 0 Aのうち小さい方を押除け容積指令値 0 rとして選択する。 アンドゲート 回路 6 7 bがオンのときには (ハイレベル信号が出力されているときであり、 上 記特定の作業時) 、 選択スイッチ 6 6は b接点に切換えられトルク制御部 6 2の 出力を選択する。 すなわち第 2の目標押除け容積 0 Aを押除け容積指令値 0 rと して選択する。 選択された押除け容積指令値 0 rは、 サーボ制御部 6 6に入力さ れる。 [0101] コン トローラ 5 0はまた、 図 6に示す第 2の制御回路部 8 0を有している。 第 2の制御回路部 8 0において、 8 1は第 1の目標回転数演算部であり、 回転 数設定装 β 5 7の燃料レバー 5 7 aの操作量 Xに相当する信号が入力され、 変位 量 Xに応じた第 1の目標回転数 N xを決定する。 8 2は第 2の目標回転数滨算部 であり、 走行ペダル 6 aの操作量を示す、 圧力センサ 5 6で検出されたパイ口ヅ ト圧 P tが入力され、 パイ口ヅ ト圧 P tに応じた第 2の目摞回耘数 N tを決定す る。 ここで、 第 1の目標回転数演算部 8 1では、 変位量 Xと第 1の目棵回転数 N Xとは、 変位量 Xが增加するに従って第 1の目棵回転数 N xがアイ ドル回転数 N iから直線的に増加する関係に設定されている。 第 2の目標回転数演算部 8 2で は、 パイ口ヅ ト圧 P tと第 2の目標回転数 N tとは、 パイ口ヅ ト圧 P t (ペダル 操作量) が増加するに従って第 2の目檫回転数 N tがアイ ドル回転数 N iから直 籙的に増加する関係に設定さ ている。 さらに第 1の目標回転数 N xの最大值 N x m a xはエンジン 1が出し得る最高回転数よりも低く設定され、 第 2の目樓回 転数 N tの最大値 N t m a xはエンジン 1の最高回耘数にほぼ等しく設定される。 したがって、 目標回転数 N tの最大値 N t m a は目檫回転数 N xの最大値 N x m a xより も大きい。 [0102] これら目標回転数 Nx, N tは最大値選択部 83で大きい方の値が選択され、 目標回転数指令値 N yとされる。 この目標回転数指令値 N yはサーボ制御部 84 でポテンショメータ 55により検出したガバナレバー 27 bの変位量で示される 制御回転数 N 0と比較され、 図 7に示す手順にしたがって両者が一致するようバ ルスモータ 28が制御される。 [0103] 図 7において、 まずステップ S 2 1で目檫回転数指令値 Nyとガバナレバー変 位量で示される制御回転数 N 0とをそれぞれ読み込み、 ステヅブ S 22に進む。 ステップ S 2 2では、 N 0— Nyの結果を回転数差 Aとしてメモ リに格納し、 ス テヅプ S 23において、 予め定めた基準回転数差 Kを用いて、 I A I ≥ Kか否か を判定する。 肯定されるとステヅブ S 24に進み、 回転数差 A > 0か否かを判定 し、 A > 0ならばガバナレバー変位量で示される制御回耘数 N Θが目檫回耘数指 令値 N yより も大きい、 つま り制御回転数が目標回転数よりも髙いから、 ェンジ ン回転数を下げるためステヅブ S 25でモータ逆転を指令する信号をパルスモー 夕 28に出力する。 これによりパルスモータ 28が逆転しエンジン 2 7の回転数 が低下する。 [0104] —方、 A≤ 0ならばガバナレバー変位置で示される制御回転数 N 0が目標回転 数指令値 N yより も小さい、 つま り制御回転数が目標回転数より も低いから、 ェ ンジン回転数を上げるためステヅブ S 26でモー夕正転を指令する信号を出力す る。 これによ り、 パルスモータ 28が正転し、 エンジン 27の回転数が上昇する。 ステヅブ S 2 3が否定されるとステップ S 27に進んでモータ停止信号を出力し、 これによりエンジン 27の回転数が一定値に保持される。 ステップ S 25〜 S 2 7を実行すると始めに戻る。 [0105] 次に、 以上のように構成された第 3の実施例の動作を説明する。 [0106] フロン トアタッチメン トを駆動して掘削作業を行う時は、 ブレーキスイ ッチ S W2をオンし、 前後進切換スィヅチ SW 1を N位置に切換える。 エンジン回転数 の制御は、 燃料レバ一 5 7 aによ り、 または走行ペダル 6 aにより行うことがで きる。 走行ペダル 6 aによらない場合は、 回転数設定装 g 57の燃料レバー 5 7 aを最大ス 卜口—ク位镢またはそれ以下の適当な中間位 Sに保持する。 このよう に燃料レバー 5 7 aでエンジン回転数を制御する場合、 第 2の制御回路部 8 0の 第 2の目標回転数演算部 8 2に入力される走行パイロット圧力 P tはゼロであり、 この演算部 8 2で演算される第 2の目標回転数 N tはアイ ドル回転数 N iとなり、 第 1の目標回転数演算部 8 1に入力される燃料レバー操作量 Xはゼロ以外の大き な値であり、 この演算部 8 1で演算される第 1の目檫回転数 N xは、 燃料レバー 5 7 aのス ト口—ク位置に応じた、 アイ ドル回転数 N iよりも大きい值となる。 したがって、 選択部 8 3では目標回転数 N xが目檫回転数指令値 N yとして選択 され、 エンジン 2 7は目標回転数 N Xにより制御される。 これによりエンジン回 転数は、 燃料レバ一 5 7 aのストローク位罱に対応した一定速度に制御される。 一方、 図 5に示すコン トローラ 5 0の第 1の制御回路部 6 0 Bにおいては以下 の処理がなされる。 [0107] 燃料レバー 5 7 aによりエンジン回転数を制御する作業時には、 ブレーキスィ ツチ S W 2がオン、 前後進切換スィッチ S W 1が N位 (中立位 g ) であり、 か つ作業レバー 5 8の操作により、 圧カスィヅチ 9 5がオンである。 しかし、 走行 ペダル 6 aを操作しないためにバイロヅ ト圧 P tが所定值未满であり (上記 3つ の条件①②③④のうち①②④は満足するが③が満足しない) 、 判定部 6 7を構成 するアンドゲート回路 6 7 bはオフである。 したがって選択スイッチ 6 6は最小 値選択部 6 4を選択する。 すなわち第 1および第 3の目標押除け容積 0 L , Θ Α のうちの小さい方の值が押除け容積指令値 0 rとして選択され、 油圧ポンプ 1の 押除け容積は選択された押除け容積指令值 0 rとなるように制御される。 [0108] 以上説明したように、 燃料レバー 5 7 aでエンジン回転数を制御して作業を行 う場合、 第 1の目標押除け容積 0 Lにより、 油圧ボンブ 1の吐出圧力が油圧モー タ 3の負荷圧力よりも目標差圧△ P L S Rだけ高くなるよう制御 (ロー ドセンシ ング制御) されるとともに、 第 2の目標押除け容積 0 Aにより、 油圧ポンプ 1の 入力トルクが目標トルク T p oを越えないように制御 (入力トルク制限制御) さ れる。 [0109] なお、 車両走行時には走行ペダル 6 aによってエンジン回転数が制御されるが、 ブレーキスィツチ S W 2がオフされているので選択スィヅチ 6 6は a側に切換え られ、 0 Lと のうち小さい値でポンプ傾転角が制御される。 作業時に走行ペダル 6 aの操作によりエンジン回転数を制御してフ ロ ン トァタ ヅチメ ン トの速度制御を行う場合には、 ブレーキスィ ヅチ S W 2 をオンし、 かつ 前後進スィ ツチ S W 1 を中立 N位 gに切換え、 燃料レバー 5 7 aを最小ス トロー ク位置に保持する。 この状態で走行ペダル 6 aを踏み込むと、 第 2の制御回路部 8 0の第 1の目標回転数演算部 8 1 には燃料レバー操作量 X = 0が入力され、 こ の演算部 8 1で演算される第 1の目檫回転数 N xはアイ ドル回転数 N i になり、 第 2の目檫回転数演算部 8 2 には走行ペダル 6 aの踏込み量に応じた走行パイ 口 ヅ ト圧力 P tが入力され、 この演算部 8 2で演箅される第 2の目標回転数 N tは アイ ドル回転数 N i より も大きな、 走行ペダル 6 aの踏込み量に応じた値となる。 したがって、 選択部 8 3では目檫回転数 N tが目標回転数指令値 N yと して選択 され、 エンジン 2 7の回転数は目標回転数 N t により制御される。 その結果、 ェ ンジン回耘数は走行ペダル 6 aの操作量に応じて制御され、 走行ペダル 6 aの操 作量を増すとエンジン回転数が増大し、 走行ペダル 6 aを戻すとエンジン回転数 が滅少する。 [0110] 一方、 第 1の制御回路部 6 0 Bにおいては以下の処理がなされる。 [0111] 走行ペダル 6 aによりエンジン回転数を制御する作業時には、 ブレーキスイ ツ チ S W 2がオン、 前後進切換スィ ッチ S W 1が N位置 (中立位置) にあり、 走行 ペダル 6 aの操作によりパイ ロヅ 卜圧 P tが所定値以上となり、 作業レバー 5 8 の操作により圧力スイ ッチ 9 5がオンとなる。 したがって、 上記 4つの条件①② ③④が全て満足するので、 判定部 6 7を構成するアン ドゲー ト回路 6 7 bはオン し、 これによ り選択スィ ヅチ 6 6は b接点に切換わって トルク制御部 6 2で求め られた第 2の目標押除け容積 0 Aが押除け容積指令値 0 r として選択される。 油 圧ポンプ 1の押除け容積は選択された押除け容積指令値 0 rとなるように制御さ れる。 つま り上述したロー ドセンシング制御は行われず、 入力 トルク制限制御だ けが行われる。 したがって、 入力 トルク制御によ り決定される第 2の目標押除け 容積以下の領域では走行ペダル 6 aによる上記エンジン回転数の增滅制御に略比 例して油圧ポンプ 1の流量が増滅し、 ブームなどのフロン トァ夕ヅチメ ン トを所 望の速度で駆動制御することが可能となる。 [0112] 図 5の選択スィ ヅチ 6 6 をオペレータが自由に切換えられるようにすれば、 ォ ペレ一夕の判断でロードセンシング制御と入力トルク制御を使い分けることがで きる。 また、 第 1および第 2の実施例において補足説明したように、 オペレータ の判断で口一ドセンシング制御を禁止して入力トルク制御でポンプ押除け容積を 制卸する方式を採用する場合にも、 第 3の実施例と同様の効果が得られる。 なお以上では、 エンジン回転数制御用の操作手段として既存の走行ペダル 6 a を兼用した例を示したが、 この操作手段は走行ペダル 6 aに限定されず、 他の操 作部材 (ペダルが望ましい) でもよい。 さらに油圧ァクチユエ一夕として走行用 油圧モータ 4および作業用油圧シリンダ 2 O Aを設けた例を示したが、 複数の作 業用油圧シリンダ 2 0 Aと旋回用油圧モータを有するものでもよい。 さらにまた 作業用油圧シリンダ 2 0 Aはブーム ¾動用に限定されず、 例えばアームやパケヅ ト¾動用のものでもよい。 [0113] 以上説明した第 1〜第 3の実施例のトルク制御部 6 2のより詳細なブロック図 を図 8に示す。 [0114] ボテンショメータ 5 5で検出されたガパナレパ一位置に相当する制御回転数 N 0は、 基準回転数滇算部 1 6 2 aおよびトルク演算部 1 6 2 bに入力される。 基 準回転数演算部 1 6 2 aは、 入力された制御回転数 N 0に応じて図示の特性から スピードセンシング基準回転数 N sを演算する。 基準回転数 N sは、 制御回転数 N 0が高いほど高い。 また、 トルク演算部 1 6 2 bは、 入力された制卸回転数 N 0に応じて図示の特性から目標トルク T r oを演算する。 加算部 1 6 2 cは、 ェ ンジンの実際の回転数 N rと上記基準回転数 N sとの偏差 Δ Ν ( = N r - N s ) を求め、 補正トルク演算部 1 6 2 dは、 この回転数偏差 Δ Nに応じて図示の特性 から補正トルク Δ Τを求める。 回転数偏差 Δ Νが正のときは補正トルクも正にな り、 回耘数偏差 Δ Nが負のときは補正トルクも負になり、 また、 Ι Δ Ν ! の增加 に伴って補正トルク I Δ Τ I が増加するようになっている。 [0115] 閧数発生器 1 6 2 eは、 制御回転数 が所定値未満のときには 「 0」 、 所定 値以上のときには 「 1」 を示す信号を出力し、 その信号は乗算器 1 6 2 f にて上 記補正トルク厶 Tに掛け合わされる。 すなわち、 補正トルク Δ Τは、 制御回転数 N βが所定値以上のときにのみ有効となり、 この Δ Τは加算部 1 6 2 gにて上記 曰檫トルク T r oに加算され、 その値が目標トルク指令値 T p oとして出力され る。 そして、 この目標トルク指令値 T p οから上述の目標押除け容穣 が演算 される。 [0116] このような入力 トルク制御部によれば、 エンジンの トルクに余裕があるときは、 補正 トルク Δ Τが正となって目標トルク指令値 Τ ρ οが增加し、 トルクオーバー の場合には、 補正 トルク Δ Τが負となって目檫トルク指令値 Τ ρ οが減少するの で、 目標トルクを定格トルクに近づけることができ、 トルクを有効に設定できる。 しかしながら、 燃料レバー 5 7 aでエンジン回転数を一定の値に保持して運転 する場合は問題ないが、 走行ペダル 6 aによりエンジン回転数を增滅制御して運 転する場合には次の様な問題がある。 [0117] 走行ペダル 6 aをフルスロ ヅ トル位 Sまで急操作する場合、 ガパナレバー 2 7 aはパルスモータ 2 8により直ちにフルスロッ トル位镢まで操作されるから制御 回転数 N 0は大き くなりスピードセンシング基準回転数 N sも直ちに大きな値に なる。 しかし、 ガバナレバーが最大操作量になってもエンジンの実回転数が最大 値まで噴き上がるまでにタイムラグがある。 このタイムラグの間は回転数偏差 Δ Nは負となり、 補正トルク厶 Tも負となる。 したがって、 目標トルク指令値 Τ ϊ> οが小さく なって油圧ポンプの押除け容積が滅少し、 回転数の立上がり悪く なる。 そこで、 このようなエンジン回転数の立上がり特性の改善を図った実施例を図 9に示す。 [0118] 図 9はコン トローラ 5 0内の第 1の制御回路部 6 0の入力 トルク制御部 1 6 2 を示すものである。 図 8と同様な箇所には同一の符号を付して相違点を主に鋭明 する。 [0119] この入力 トルク制御部 1 6 2は図 8の トルク演算部 1 6 2 d と並列に別の特性 を有する トルク演箅部 1 6 2 kを備え、 各トルク演算部の出力値が選択部 1 6 2 hに入力される。 トルク演算部 1 6 2 kは回転数偏差 Δ Νが正の場合には上述し た場合と同様に補正 トルク Δ Τは正で Δ Νの増加にしたがって增加するが、 Δ Ν が負の場合には、 Δ Τはゼロ となる。 すなわち、 入力 トルクが増加する方向の制 御だけが行なわれる。 [0120] また入力 トルク制御部 1 6 2は、 アン ドゲー ド回路 1 6 2 i を有し、 このアン ドゲー ド回路 1 6 2 i には、 ブレーキスイ ッチ S W 2のオン ' オフ状態を示す信 号と、 前後進切換スィッチ SW 1の操作位置を示す信号と、 関数発生器 162 j の出力が入力される。 閧数発生器 1 62 j は走行ペダル 6 aの踏込み量が所定値 以上のときに 「 1」 を、 所定値未満のときにゼロを出力するもので、 この関数発 生器 1 62 j には、 圧力センサ 5 6の出力である走行ペダル 6 aの蹉込み量を示 す信号 P tが入力されている。 したがって、 アンドゲート ·回路 1 62 iは、 次の 3つの条件が成立したとき、 すなわち走行時にオンしてハイレベル信号を選択ス ィヅチ 162 hに入力し、 選択スィヅチ 162 hはトルク演算部 162 kを選択 する。 [0121] ①ブレーキスイッチ SW2がオフ (スイッチ SW2はローレべル信号を出力) [0122] ②前後進切換弁 8 Aが N位 g以外に切換えられている (前後進切換スィツチ S W 1はローレベル信号を出力) [0123] ③走行ペダル 6 aが所定値以上踣込まれている (関数発生器 1 62 j はハイレべ ルを出力) [0124] このように構成された入力トルク制御部 1 62によれば、 走行時に走行ペダル 6 aをフルスロヅ トル位髦まで踏込んだとき、 ガパナレバー位置の検出値である 制御回転数 N 0が最大値となり、 これに応じてスビードセンシング基準回転数 N sも最大値となる。 エンジンの実回転数がガパナレパ一最大値に対応した值とな るまでにはタイムラグがあり、 この間は回転数偏差厶 Nは負となる。 しかし、 走 行時はトルク演算部 162 kが選択されるから、 回転数偏差 ΔΝが負になっても 補正トルク Δ Tは負にはならずゼロとなる。 したがって、 目檫トルク指令値 T p οは低滅されず、 油圧ポンプ 1の押除け容穣が低滅されないから、 図 8の入力卜 ルク制御部を用いる場合に比べて走行加速性が向上する。 [0125] また、 菲走行時である掘削作業時などには選択スィツチ 1 62 hにより トルク 演算部 162 dが選択されるから、 従来の入力トルク制限制御と同様に、 ェンジ ントルクに余裕がないときにはポンプ押除け容積が小さくされて、 エンジン入力 トルクの抵滅が図られ、 無用なエンジンストールが防止される。 [0126] このような加速性能を確保する構成は走行に限らず旋回に適用してもよい。 [0127] 産業上の利用可能性 [0128] 以上説明した本発明に係る油圧制御装置は、 ホイール式油圧ショベル、 クロー ラ式油圧ショベル、 油圧式クローラクレーン、 ホイールローダなど、 と く にディ ーゼルェンジンを搭載した種々の油圧式建設機械に利用して効果がある。
权利要求:
Claims請求の範囲 ( 1 ) 原動機により 動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプからの吐出油により驟動される第 1の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプと第 1の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この第 1の油 圧ァクチユエ一夕に供給される圧油を制御する第 1の制御弁と、 前記油圧ボンブの吐出圧力を前記第 1の油圧ァクチユエ一夕の負荷圧よりも所 定の目標值だけ高く保持する第 1の目檫押除け容積を決定する第 1の決定手段と、 前記油圧ポンプの吐出圧力に基づいて入力トルクを制限する第 2の目標押除け 容積を決定する第 2の決定手段と、 少なくとも第 1および第 2の目標押除け容積のいずれか一方の値となるように 前記油圧ポンプの押除け容穣を制御する押除け容稹制御手段とを備えた油圧建設 機械の油圧制御装 Sにおいて、 第 1の決定手段で決定されて出力される第 1の目檫押除け容稜を示す信号に制 限を加える制限手段を備える油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 2 ) 前記制展手段は、 前記第 1の決定手段から出力される第 1の目標押除 け容積の最小値よりも大きい値の制限信号を出力する制限信号出力手段と、 この制限信号と前記第 1の決定手段から出力される第 1の目標押除け容積の大 小を比較して大きいほうを選択出力する最大値選択手段と、 操作者に操作されることにより前記制限信号出力手段を動作させる制限動作指 令信号を出力する制限動作指令信号出力手段とを備え、 前記最大値選択手段で選択された目檫押除け容積と前記第 2の押除け容積との うち小さいほうの値になるように前記押除け容稹が制御される請求項 1に記載の 油圧建設機械の油圧制御装罱。 ( 3 ) 前記制限動作指令信号出力手段は、 操作者に操作されるスィッチであ る請求項 2に記載の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( ) 前記制限動作指令信号出力手段は、 少なく とも 2種類の制限動作指令 信号を出力し、 前記制限信号出力手段は入力される制限動作指令信号に応じた值 の目樓押除け容積を出力する請求項 2に記載の油圧建設機械の油圧制御装 S。 ( 5 ) 前記制限動作指令信号出力手段は、 操作者に操作される操作量に応じ た 2種類以上の制限動作指令信号を出力する操作部材を含む請求項 4に記載の油 圧建設機械の油圧制御装置。 ( 6 ) 前記制限手段は、 前記第 1の決定手段から出力される第 1の目標押除 け容積と前記第 2の決定手段から出力される第 2の目標押除け容積のうち小さい ほうを選択する最小値選択手段と、 この最小値選択手段で選択された目標押除け容積と前記第 2の目標押除け容積 とのいずれか一方を選択する選択手段と、 この選択手段で選択する目標押除け容積として前記最小値選択手段の出力を選 択するか、 前記第 2の目標押除け容稹を選択するかを指令する選択指令信号を出 力する選択指令信号出力手段とを含む請求項 1.に記載の油圧建設機械の油圧制御 装 8。 ( 7 ) 前記制限手段は、 前記第 1の決定手段から出力される第 1の目標押除 け容積の最小値よりも大きい値の制限信号を出力する制限信号出力手段と、 この制限信号と前記第 1の決定手段から出力される第 1の目標押除け容積の大 小を比較して大きいほうを選択出力する最大値選択手段と、 前記油圧ァクチユエ一夕の操作部材が操作されることにより前記制限信号出力 手段を動作させる制限動作指令信号を出力する制限動作指令信号出力手段とを備 え、 前記最大値選択手段で選択された目標押除け容稜と前記第 2の目標押除け容積 とのうち小さい方の値になるように前記押除け容穣が制御される請求項 1に記載 の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 8 ) 前記油圧建設機械はさらに、 原動機の回転数を任意の回転数に保持するために操作される第 1の操作手段と、 原動機の回転数を制御するために操作され、 操作力を緩めると初期低回転数位 置に復帰する第 2の操作手段と、 前記第 1および第 2の操作手段に応じて原動機回転数を制御する回転数制御手 段と、 前記油圧ポンプからの吐出油により駆動される第 2の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプと第 2の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この第 2の油 圧ァクチユエ一夕に供給される圧油を制御する第 2の制御弁とを備え、 前記制限動作指令信号出力手段は、 前記第 2の操作手段により原動機回転数を 制御しつつ前記第 1の油圧ァクチユエ一夕を操作している状態を判別すると前記 第 2の目標押除け容稹を選択する選択指令信号を出力する判別手段である請求項 2に記載の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 9 ) 前記第 1の決定手段は、 前記第 1の制御弁に前記油圧ポンプを接続する 管路の圧力と、 前記第 1の制御弁に前記第 1の油圧ァクチユエ一夕を接続する管 路の圧力との差圧を検出し、 予め定められた目標差圧と検出された差圧との僱差 を求め、 この偏差に基づいて第 1の目標押除け容積を算出し、 前記第 2の決定手段は、 前記原動機であるディーゼルエンジンの実回転数とデ イーゼルエンジンのガパナレバ一位置で示される制御回転数との偏差を検出し、 検出された偏差から前記ディーゼルエンジンがエンジンス トールしないような目 檫トルクを求めるとともに、 前記可変容量油圧ポンプの吐出圧力を検出し、 検出 された吐出圧力の逆数と前記目標トルクとに基づいて前記第 2の目標押除け容穣 を算出する請求項 1〜 7の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 1 0 ) 前記第 2の決定手段は走行時を判定する手段を含み、 走行時には、 実回転数が制御回転数よりも大きいときに前記目標トルクを増加する補正だけ行 ない、 非走行時には、 実回転数が制御回転数よりも大きいときに前記目標トルク を増加し、 実回転数が制御回転数よりも小さいときに前記目標トルクを滅少する ように補正する請求項 9の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 1 1 ) 原動機の回転数を任意の回転数に保持するために操作される第 1の 操作手段と、 原動機の回転数を制卸するために操作され、 操作力を緩めると初期低回転数位 置に復帰する第 2の操作手段と、 前記第 1および第 2の操作手段に応じて原動機回転数を制御する回転数制御手 段と、 前記原動機により駆動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプからの吐出油により駆動される第 1の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプからの吐出油により鹿動される第 2の油圧ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプと第 1の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この第 1の油 圧ァクチユエ一夕に供給される圧油を制御する第 1の制御弁と、 前記油圧ポンプと第 2の油圧ァクチユエ一夕との間に設けられ、 この第 2の油 圧ァクチユエ一夕に供給される圧油を制御する第 2の制御弁と、 前記油圧ポンプの吐出圧力を前記第 1および第 2の油圧ァクチユエ一夕の負荷 圧よりも所定の目標値だけ高く保持する第 1の目標押除け容積を決定する第 1の 決定手段と、 前記油圧ポンプの吐出圧力に基づいて入力トルクを制眼する第 2の目標押除け 容積を決定する第 2の決定手段と、 少なく とも前記第 1および第 2の目標押除け容積のいずれか一方の値となるよ うに前記油圧ポンプの押除け容積を制御する押除け容積制御手段とを備えた油圧 建設機械の油圧制御装置において、 前記第 2の操作手段により原動機回転数を制御しつつ前記第 1の油圧ァクチュ エータを操作している状態を判別すると判別信号を出力する判別手段を備え、 前記判別信号が出力されている場合、 前記第 1の目檫押除け容穰の値にかかわ らず前記第 2の目標押除け容積となるように前記可変容量油圧ポンプの押除け容 積が制御されることを特教とする油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 1 2 ) 前記第 1および第 2の目檫押除け容積のうち小さい値を選択する最小 値選択手段と、 前記判別信号が出力されていないときは前記最小値選択手段で選択された目標 押除け容積を出力し、 前記判別信号が出力されているときは前記第 2の目標押除 け容積を出力する切換手段とをさらに含む請求項 1 1の油圧建設機械の油圧制御 装置。 . ( 1 3 ) 前記第 1の目標押除け容穣の最小値よりも大きい値の制限信号を出力 する制限信号出力手段と、 この制限信号と前記第 1の目標押除け容積の大小を比較して大きいほうを選択 出力する最大値選択手段と、 この最大値選択手段から出力される目標押除け容積と第 2の目檫押除け容積の うち小さい値を選択する最小値選択手段と、 操作者に操作されることにより前記制限信号出力手段を動作させる制限動作指 令信号を出力する制限動作指令信号出力手段とを備える請求項 1 1に記載の油圧 建設機械の油圧制御装置。 ( 1 ) 前記第 1の油圧ァクチユエ一夕はフロントアタッチメント用油圧シリ ンダであり、 前記第 2の油圧ァクチユエ一夕は走行用油庄モー夕であり、 前記第 1の操作手段は手動操作部材であり、 前記第 2の操作部材は足跨み式の 操作部材である請求項 1 1〜 1 3のいずれかの項に記載の油圧建設機械の油圧制 御装置。 ( 1 5 ) 前記手動操作部材は操作された位置に応じて原動機回転数を設定する 燃料レバーであり、 前記足踏み式操作部材は、 その踏み込み量に応じて第 2の制 卸弁の開口面積も調節可能な走行ペダルである請求項 1 4の油圧建設機械の油圧 制御装置。 ( 1 6 ) 前記判別信号が出力される時は前記第 2の油圧ァクチユエ一夕の ¾動 を禁止する禁止手段をさらに有する請求項 1 5の油圧建設機械の油圧制御装釁。 ( 1 7 ) 前記回転数制御手段は、 前記第 1の操作手段の操作量に応じて前記原動機の第 1の目檫回転数を設定す る第 1の目標回転数設定手段と、 第 2の操作手段の操作量に応じて前記原動機の第 2の目標回転数を設定する第 2の目標回転数設定手段と、 前記第 1および第 2の目標回転数のうちいずれか大きい方の值を選択する選択 手段と、 選択された目標回転数になるように原動機回転数を增滅する回転数增滅手段と を含む請求項 1 1の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 1 8 ) 前記第 1の油圧ァクチユエ一夕はフロントアタッチメント用油圧シリ ンダであり、 前記第 2の油圧ァクチユエ一夕は走行用油圧モータであり、 前記第 1の操作手段は手動操作部材であり、 前記第 2の操作部材は足踏み式の 操作部材である請求項 1 7の油圧建設機械の油圧制卸装置。 ( 1 9 ) 前記手動操作部材は操作された位 に応じて原動機回転数を設定する 燃料レバーであり、 前記足踏み式操作部材は、 その踏み込み量に応じて第 2の制 御弁の開口面積も調節可能な走行ペダルである請求項 1 8の油圧建設機械の油圧 制御装置。 ( 2 0 ) 前記判別信号が出力される時は前記走行用油圧モータの駆動を禁止す る禁止手段をさらに有する請求項 1 9の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 2 1 ) 前記第 1の決定手段は、 前記第 1および第 2の制御弁に前記油圧ポン プを接続する管路の圧力と、 前記第 1および第 2の制御弁に前記第 1および第 2 の油圧ァクチユエ一夕を各々接続する管路のうち高圧側の管路の圧力との差圧を 検出し、 予め定められた目標差圧と検出された差圧との偏差を求め、 この偏差に 基づいて第 1の目標押除け容穣を算出し、 前記第 2の決定手段は、 前記原動機であるディーゼルエンジンの実回転数とデ イーゼルエンジンのガパナレバー位置で示される制御回転数との偏差を検出し、 検出された偏差から前記ディーゼルエンジンがエンジンス トールしないような目 檫トルクを求めるとともに、 前記可変容量油圧ポンプの吐出圧力を検出し、 検出 された吐出圧力の逆数と前記目標トルクとに基づいて前記第 2の目檫押除け容穣 を算出する請求項 1 1〜 2 0の油圧建設機械の油圧制御装釁。 ( 2 2 ) 前記第 2の決定手段は走行時を判定する手段を含み、 走行時には、 実回転数が制御回転数よりも大きいときに前記目標トルクを増加する補正だけ行 ない、 非走行時には、 実回転数が制御回転数よりも大きいときに前記目標トルク を増加し、 実回転数が制御回転数よりも小さいときに前記目標トルクを滅少する ように補正する請求項 2 1の油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 2 3 ) ディーゼルエンジンを任意の回転数に調節するために操作される手動 操作部材と、 走行速度を制御するために操作され、 操作力を緩めると初期位置に復帰する走 行ペダルと、 前記手勤操作部材および走行ペダルの操作量に応じてディーゼルェンジン回転 数を制御する回転数制御手段と、 前記ディーゼルエンジンにより雜動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるフロントアタッチメント用油圧 ァクチユエ一夕と、 前記油圧ポンプからの吐出油により駆動される走行用油圧モー夕と、 前記油圧ポンプとフロン トァ夕ヅチメン ト用油圧ァクチユエ一夕との間に設け られ、 この油圧ァクチユエ一夕に供給される圧油を制御するプロントァタヅチメ ント用制御弁と、 前記油圧ポンプと走行用油圧モータとの間に設けられ、 前記走行ペダルの踏込 み量に応じて前記走行用油圧モー夕に供給される圧油を制御する走行用制御弁と、 前記油圧ポンプの吐出圧力を前記フロン トアタッチメン ト用および走行用油圧 モータの負荷圧よりも所定の目檫値だけ高く保持する第 1の目標押除け容積を決 定する第 1の決定手段と、 前記油圧ポンプの吐出圧力に基づいて入力 トルクを制限する第 2の目標押除け 容穣を決定する第 2の決定手段と、 前記第 1および第 2の目標押除け容積のうちいずれか一方の目檫押除け容種と なるように前記油圧ポンプの押除け容積を制御する押除け容積制揮手段とを備え た油圧建設機械の油圧制御装置において、 前記走行ペダルによりディーゼルエンジン回転数を制御しつつ前記フロントァ タツチメン ト用油圧ァクチユエ一夕を操作している状態を判別すると判別信号を 出力する判別手段と、 前記判別信号が出力されている場合、 前記第 1の目樓押除け容積の値にかかわ らず前記第 2の目標押除け容積を選択する選択手段とを具儋することを特教とす る油圧建設機械の油圧制御装置。 ( 2 4 ) 前記第 1の決定手段は、 前記第 1および第 2の制御弁に前記油圧ボン プを接続する管路の圧力と、 前記第 1および第 2の制御弁に前記第 1および第 2 の油圧ァクチユエ一夕を各々接続する管路のうち髙圧倒の管路の圧力との差圧を 検出し、 予め定められた目標差圧と検出された差圧との偏差を求め、 この偏差に 基づいて第 1の目標押除け容積を算出し、 前記第 2の決定手段は、 前記原動機であるディーゼルエンジンの実回転数とデ イーゼルェンジンのガパナレバー位置で示される制御回転数との偏差を検出し、 検出された偏差から前記ディーゼルエンジンがエンジンス トールしないような目 檫トルクを求めるとともに、 前記可変容量油圧ポンプの吐出圧力を検出し、 検出 された吐出圧力の逆数と前記目標 トルクとに基づいて前記第 2の目標押除け容穣 を算出する請求項 2 3の油圧建設機械の油圧制御装 S。 ( 2 5 ) 前記第 2の決定手段は走行時を判定する手段を含み、 走行時には、 実回転数が制御回転数よりも大きいときに前記目標トルクを増加する補正だけ行 ない、 非走行時には、 実回転数が制御回転数より も大きいときに前記目標トルク を増加し、 実回転数が制御回転数よりも小さいときに前記目標 トルクを滅少する ように補正する請求項 2 4の油圧建設機械の油圧制御装 g。
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同族专利:
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引用文献:
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