专利摘要:

公开号:WO1992012968A1
申请号:PCT/JP1992/000072
申请日:1992-01-28
公开日:1992-08-06
发明作者:Yoshiaki Yoshikuni;Kazuya Mori;Naoyoshi Yamada
申请人:Nippon Shinyaku Co., Ltd.;
IPC主号:C07D211-00
专利说明:
[0001] 明 細 害
[0002] 血 栓 用 医 薬 組 成 物
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は、 血栓用医薬組成物に関する。
[0005] 背 棗 技 術
[0006] 生体は、 血管が物理的損傷を受けて出血すると、 生命維持のため に血管の障害部位で、 血小板の凝集、 練いておこるフィ プリ ンの析 出と重合により血液をすばやく固め止血栓をつく る。 ところがこの 止血栓は、 一方において血流を阻害し、 その末梢部位での組織の虚 血や壊死の原因となるため、 生体は通剰な血栓や不要になった血栓 を取り除く仕組みを備えている。 過剰な血栓や不要になった血栓の 溶解は、 ブラスミ ノ一ゲン活性化因子 (以下 「PA J という) によつ てブラス ミノ一ゲンが活性化され、 それにより生じるブラス ミ ンが フイ ブリ ンを分解することにより起こる (線溶) 。
[0007] 一方、 血管組織が完全に條復するまでに止血栓が溶解してしまう と、 生体は血液を失い生命を維持する上で危険な状態に陥る。 この ため生体は通剰な線溶に対してそれを制御する仕組みをも備えてい る。 その仕組みの中心的役割を担うのが 2-ブラス ミ ンイ ンヒビタ 一 (以下 「α 2-ΡΙ」 という) である。 《2-ΡΙは、 血中で上記プラス ミ ンの作用を解時に阻害し、 止血栓の溶解を防ぐとともに、 止血栓 の中に取り込まれて血栓を安定化するものである。 また、 α 2-ΡΙは 、 一種の急性期蛋白として手術後に増加し、 術後血栓の原因の一つ となる。
[0008] 心筋梗塞、 脳梗塞、 肺梗塞などの病態の主 Θは、 血管内にできた 血栓が血流を阻害し、 末梢組織にダメージを与えるために起こると 考えられている。 これは生体が本来持っている線溶系と凝固系のパ ランスが崩れたためであると推測される。 現在、 これら病態の治瘐 にはゥロヰナーゼ ( 下 r uKj という) 、 ス トレブトキナーゼ及び 組纔ブラス ミノ一ゲン活性化因子 (J¾下 「t-PAj という) 等の PAを 投与する血栓溶解療法が行われている。
[0009] しかしながら、 前述の如く血中及び血栓中に存在する α 2-ΡΙは、 ΡΑ投与によりできたブラス ミ ンを阻害するため、 ΡΑを投与して血栓 を溶解するには自ずと限界があり、 また全身性の線溶による出血な どの副作用を伴う危険性が多分にある。
[0010] 徒って、 血中の《2-ΡΙの活性を低下させ、 線溶凝固系のバラ ンス をより線溶方向に傾けることができれば、 術後血栓、 血栓症の予防 に役立つと共に、 心筋梗塞や肺梗塞などの血栓が原因である病態の 治瘐に投立つこととなる。
[0011] 試験管内で作られた血栓に《2-ΡΙの活性を阻害するモノ ク π—ナ ル抗体を加えると、 血栓が速やかに溶解することが知られている ( Sakataら、 Blood, 74, 2692-2697 (1989) ) 。
[0012] 一方、 公知化合物である本発明化合物及びその誘導体はマンノ シ ダーゼ阻害剤として知られている。 しかしながら、 本発明化合物を さらに具体的薬理作用を特定して研究し、 医薬品としての製品化に 結びつけようとする試みはなされていない。 (Bl bei n, A. D. ; PASBB J, Vol. 5, 3055〜3063 (1991)、 特開昭 61-200967 号公報 )
[0013] 先に本発明者らは、 この α 2-ΡΙの作用に着目し、 N—置換モラノ リ ンが α 2-ΡΙの活性を低下させる作用があることを見出し、 そして このものが優れた血栓溶解促進作用を有することを示し特許出願し た (特開平 1-250350号公報) 。
[0014] 本発明者らは、 先に開示した N—厣换モラノ リ ンよりも強い " 2 - PI活性低下作用を有する薬剤を見出し、 心筋梗塞、 肺梗塞など広く 血栓に原因を匿く疾患の治療剤に有効な血栓溶解促進剤を提供する ことを目的として検討を行った。
[0015] 発 明 の 開 示
[0016] 上記目的を達成するために、 本発明者らは多く の化合物群をスク U 一二ングした結果、 幸いにも次の一般式 〔 I〕 で表される 1 —デ ォキシマンノ ジリマイ シン( ^下 「MI C-1 J ともいう) 及びこれの 薬理学的に許容される酸付加塩が N—置換モラノ リ ンより も強い o 2-PI活性低下作用を有することを見出し、 このものが抗血栓剤とし て有効であることを確認し、 ようやく本発明を完成するに到った 0
[0017] 〔 I〕
[0018] ここに酸付加埴と しては、 塩酸塩、 硝酸塩、 硫^塩、 臭化水素酸 塩、 U ン酸塩等の無機酸塩、 酌酸塩、 コハク酸塩、 フマル酸塩、 マ レイ ン酸塩、 リ ンゴ酸塩、 乳酸塩、 酒石酸塩、.メタ ンスルホン酸塩 等の有機酸塩を挙げることができる。
[0019] 本発明化合物は、 極めて毒性が低いことが判っている。
[0020] 後に試験例を示すように、 本発明化合物は i n v i t roにおいて顕著 な血栓溶解促進作用を有している。 本発明化合物は、 例えば、 心筋梗塞、 狭心症、 脳梗塞、 肺梗塞、 末梢動静脈閉塞、 術後血栓等の血栓形成に基づく疾患に有効である, 本発明の医薬耝成物は、 単独で適用することができるが、 例えば t-PA (human t i ssue-type plasmi nogen act ivator) と併用する等に より有効に薬効を発現させることができる。 本発明の医薬は、 血栓 症の再発防止には極めて有効である。
[0021] 本発明医薬組成物を投与する場合、 同時に投与すべき薬剤と併用 するか又は混合することにより適用することができる。 本発明化合 物はそのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活性の担体中に 、 例えば 0. 1% ~ 99. 5%、 好ましく は 0. 5%〜90%含有する医薬組 成物として、 人を含む動物に投与される。
[0022] 担体としては、 固形、 半面形、 又は液状の希釈剤、 充填剤、 及び その他の処方用の助¾一種以上が用いられる。 医薬組成物は、 投与 単位形想で投与することが望ましい。 本発明医薬組成物は、 柽ロ投 与、 組耩内投与、 局所投与 (柽皮投与等) 又は柽直腸的に投与する ことができる。 これらの投与方法に適した ¾型で投与されるのはも ちろんである。 例えば、 柽ロ投与及び組織内投与、 特に静脈内投与 が好ましい。
[0023] 抗血栓剤としての用量は、 年齡、 体重、 等の患者の钛態、 投与柽 路、 病気の性質と程度等を考慮した上で調整することが望ましいが 、 通常は、 成人に対して本発明の有効成分量として、 1 日あたり、 10mg〜: LO g Z日 Zヒ トの範囲が、 好ましく は、 100mg〜 3 g Z日 Z ヒ トの範囲が一般的である。 場合によっては、 これ以下でも足りる し、 また逆にこれ JSi上の用量を必要とすることもある。 また 1 日 2 〜 3回に分割して投与することが望ましい。 柽ロ投与は面形又は液状の用量単位、 例えば、 末剤、 散剤、 錠剤 、 糖衣剤、 カブセル剤、 顆粒剤、 魅海剤、 液剤、 シロ ッブ剤、 ドロ ッブ剤、 舌下錠その他の剤型によって行うことができる。
[0024] 末剤は活性物質を適当な钿かさにすることにより製造される。 散 剤は活性物質を速当な細かさと成し、 ついで同様に細かく した医薬 用担体、 例えば濺粉、 マンニトールのような可食性炭水化物その他 と混合することにより製造される。 必要に応じ風味剤、 保存剤、 分 散剤、 蓊色剤、 香料その他のものを混じてもよい。
[0025] 力ブセル剤は、 まず上述のようにして粉末状となった末剤や散剤 あるいは錠剤の項で述べるように穎粒化したものを、 例えばゼラチ ンカブセルのようなカブセル外皮の中へ充填することにより製造さ れる。 滑沢剤や流動化剤、 例えばコロイ ド状のシリカ、 タルク、 ス テア リ ン酸マグネシウム、 ステア リ ン酸カルシウム、 固形のポ リ エ チレングリ コールのようなものを粉末状想のものに混合し、 然るの ちに充填操作を行うこともできる。 崩壞剤ゃ可溶化剤、 例えばカル ボヰシメチルセル ース、 力ルボキシメチルセル TD —スカルシウム 、 低置换度ヒ ドロキシブ口 ビルセル Π —ス、 ク Πスカルメ ロースナ ト リ ウ厶、 カルボキシメチルスターチナ ト リ ウ厶、 炭酸力ルシゥ厶 、 炭酸ナ ト リ ウム、 を添加すれば、 カプセル剤が摂取されたときの 医薬の有効性を改善することができる。
[0026] また、 本品の徴粉末を植物油、 ポ リ エチレングリ コ ール、 グリ セ リ ン、 界面活性剤中に懸濁分散し、 これをゼラチンシー トで包んで 軟カブセル剤とすることができる。 錠剤は陚形剤を加えて粉末混合 物を作り、 顆粒化もしく はスラグ化し、 ついで崩壊剤又は滑沢剤を 加えたのち打錠することにより製造される。 粉末混合物は、 適当に 粉末化された物 Kを上述の希釈剤やペースと混合し、 必要に応じ結 合剤 (例えば、 力ルポキシメチルセル口ースナ ト リ ウム、 メチルセ ルロース、 ヒ ドロキシブ口 ピルメチルセルロース、 ゼラチン、 ポ リ ビニルピロ り ドン、 ポ リ ビニルアルコールなど) 、 溶解遅延化剤 ( 例えば、 パラフィ ンなど) 、 再吸収剤 (例えば、 四扱塩) や吸着剤 (例えばペントナイ ト、 カオ リ ン、 リ ン酸ジカルシウムなど) をも 併用してもよい。 粉末混合物は、 まず結合剤、 例えばシロ ップ、 澱 粉糊、 アラビアゴム、 セルロース溶液又は高分子物貢溶液で湿らせ 、 攙拌混合し、 これを乾崁、 粉砕して顆粒とすることができる。 こ のように粉末を顆粒化するかわりに、 まず打锭機にかけたのち、 得 られる不完全な形態のスラグを披砕して顆粒にすることも可能であ る。
[0027] このようにして作られる顆粒は、 滑沢剤としてステアリ ン酸、 ス テアリ ン酸塩、 タルク、 ミネラルオイルその他を添加することによ り、 互いに付着することを防ぐことができる。 このように滑沢化さ れた混合物をついで打錠する。 こう して製造した素錠にフィ ルムコ 一ティ ングゃ糖衣を施すことができる。
[0028] また薬物は、 上述のように顆粒化ゃスラグ化の工程を柽ることな く、 流動性の不活性担体と混合したのちに直接打錠してもよい。 シ ラ ' jクの密閉被膜からなる透明又は半透明の保護被覆、 糖ゃ髙分 子材料の被覆、 及び、 ワッ クスよりなる磨上被覆の如きも用いうる 。 他の経口投与剤型、 例えば溶液、 シロ ップ、 エ リキシルなどもま たその一定量が薬物の一定量を含有するように用量単位形態にする ことができる。 シロ ップは、 化合物を適当な番昧水溶液に溶解して 製造され、 またェ リキシルは非毒性のアルコール性担体を用いるこ とにより製造される。 懸濁剤は、 化合物を非毒性担体中に分散させ ることにより処方される。 可溶化剤や乳化剤 (例えば、 ヱ トキシ化 されたイ ソステ了 リルアルコール類、 ポ リ オキシエチレンソルビ ト ールエステル類) 、 保存剤、 風昧賦与剤 (例えば、 ぺパミ ン ト油、 サッカ リ ン) その他もまた必要に応じ添加することができる。
[0029] 必要とあらば、 柽ロ投与のための用量単位処方はマイ ク カブセ ル化してもよい。 该処方はまた被覆をしたり、 高分子 · ワ ッ クス等 中にうめこんだりすることにより作用時間の延長や持続放出をもた らすこともできる。
[0030] 組織内投与は、 皮下 ·筋肉又は静脈内注射用としたところの液状 用量単位形態、 例えば溶液ゃ懇濁剤の形態を用いることによって行 うことができる。 これらのものは、 化合物の一定量を、 注射の目的 に適合する非毒性の液状担体、 例えば水性や油性の媒体に懸痴.し又 は溶解し、 ついで孩懸濁液又は溶液を滅菌することにより製造され る。 注射液を等張にするために非毒性の塩や塩溶液を添加してもよ い。 更に安定剤、 保存剤、 乳化 ¾等を併用することもできる。
[0031] 直腸投与は、 化合物を低 »点の水に可溶又は不溶の面体、 例えば ポ リエチレングリ コール、 カカオ脂、 半合成の油脂 (例えば、 ウイ テブゾール、 登録商標) 、 髙极エステル類 (例えばパルミ チン酸ミ I) スチルヱステル) 及びそれらの混合物に溶解又は懸濁させて製造 した坐剤等を用いることによって行うことができる。 本発明化合物 の製剤には、 本発明に係る有効成分に加えて他の薬剤、 例えば、 UK 、 ス ト レプ トキナーゼ、 t- PA、 等を併用することができる。
[0032] 以下に本発明化合物の《2-Ρ Ι活性低下作用及び血栓溶解作用につ いて試験例を挙げ、 本発明を更に詳しく説明する。 試験例 1 ビーグル犬における血中な 2- PI活性低下作用 (静娠内投 与)
[0033] 1 —デォキシマンノ ジリマイ シン (^下 「MI C- 1 J という) の血 中 α 2-ΡΙ活性低下作用を一群 4匹の雄性ビーグル犬 ( 7力月齢、 体 重 9〜: llkg) を用い、 N—メチルモラノ リ ン (以下 「M0R-14」 とい う) と比较しつつ検討した。
[0034] 実験は、 以下のようにして行った。
[0035] まず、 MIC- 1の S度が 3、 10、 30flJg/ml となるように、 M0R-14の 接度が 100fflg/mlとなるように滅菌生理食塩永に溶解し、 溶解後、 こ れらを滅菌フィルター (ポ了サイズ 0. 2 x ra)を用いて tt通滅菌し、 ビーグル犬の体重 1 kgあたり 1 nilを前肢静脈より 1 日 1回 3 日 K午 前 9時に投与した。 コン トロール群には滅菌生理食塩水を同様に投 与した。
[0036] 採血は初回投与照始日(Day0)、 その翌日(Dayl)及び最終投与曰 ( Day2) の薬物投与前と各投与 6時間後、 そして最終投与時(Day2)の 24時間後(Day3)と 48時 K後(Day4)に行った。 採取した血液は 3. 8S5ク ェン酸ナ ト リウム 1容に対し血液 9容となるように混合し、 3000 rpra X 15 mi n遠心分雜して血漿を分雜した。
[0037] ατ 2-ΡΙ活性は、 第一化学薬品株式会社製の測定キッ トテス トチー ム APL · 2キッ トを用いて測定した。
[0038] 測定結果を表 1に示す。 なお、 () 内は被検体投与前のプラス ミ ン阻害活性を 100 としたときの值である。 表 l ィヌ雄な 2-PI¾¾ «Ϊ脈! ¾δ与)
[0039]
[0040] " : θϋ^から Ofiifim (hri
[0041] *: コント n—ルに対して P<a05 (Dunnett)
[0042] **: コントロールに対して P<a01 (Dunnett) 表 1から明らかなように、 MI C - 1投与により用量依存性の a 2-PI 活性低下作用が Ϊ8められた。
[0043] 3rog/kgの IH C- 1速統投与では、 a 2-P I活性は初回投与より 30時 ¾ 後に投与前值の 72%に低下し(p < 0. 05) 、 48時間後、 54時間後では それぞれ 51%、 58%に低下した(P< 0. 01) 。 薬物最終投与 24時 K後 (Day3)においても有意な低下作用が められたが 48時間後(Day4)に はやや回復した。
[0044] 10mg/kg 及び 30mg/kg の MI C- 1連銃投与では、 2-P I活性は投与 前値に対して 24時簡後でそれぞれ 70%と 60%に低下し(p < 0. 05) 、 30時閒後にはそれぞれ 59%と 52%に低下した(p< 0. 01) 。 また、 10 nig/kg 投与群においては 48、 54時間後でそれぞれ 50%と 39%に、 30 mg/kg 投与群においてはそれぞれ 38%と 34%にまで低下した。 この 値は薬物最終投与 24時間後(Day3)でもなお有意に低下しており、 48 時 K後(Day4)には若干回復した。
[0045] 100rog/kgの JJ0R-14速銃投与では、 α 2-PI活性は初回投与から 30時 間後に投与前谊の 84%に低下し(P< 0. 05) 、 54時 ¾後では 68%に低 下した(P< 0. 01) 。 投与終了後この值は速やかに回復した。
[0046] £1上の結果より MI C- 1は、 M0R-14と比較して QT 2-PI活性を大きく 低下させ、 M0R-Uの 30分の 1 下の低用量で《2-ΡΙの活性を十分に 低下させた。
[0047] 試験例 2 ビーグル犬における血中 2-ΡΙ活性低下作用 (経口投与 L
[0048] MIC- 1の g口投与による血中な 2-ΡΙ活性低下作用を一群 5匹の雄 性ビーグル犬 (10力月齢、 体重 9〜llkg) を用い、 K0R-14と比较し 検針し, 。
[0049] 実驗方法は以下のように行った。
[0050] カブセルに JJIC-l (30mg/kg)及び M0R- U (300mg/kg) をそれぞれの 用量で充填し、 1日 1回 3日顯午後 3時に 口投与した。
[0051] 採血は初回投与開始日(Day0)、 その次の日(Dayl)及び最辂投与曰 (Day2)の薬物投与前と投与 6時照後、 そして最終投与時(Day2)の 24 時間後(Day3)、 48時龃後(Day4)及び 120 時簡後(Day7)に行った。 採 取した血液は 3. クェン酸ナト リ ウム 1容に対し血液 9容となるよ うに混合し 3,000rpm x l5 rain遠心分離し血漿を得た。
[0052] QT 2-PI活性の測定はテス トチーム APL キッ ト (第一化学薬品株式 会社製) を用いて行った。
[0053] 測定結果を表 2に示す。 0 内の値は被検体投与前のブラス ミ ン 阻害活性を 100 としたときの值である。
[0054] ": mm と ffls与前( « 離
[0055] w:: ras^から ΦββΜ <hr: im
[0056] t : コント ールに対して P<0.05 (Dunnett)
[0057] **: コント o— して P<0.01 (Dunnett)
[0058] 表 2から明らかなように、 MIC-1投与により用量依存性の α2-ΡΙ 活性低下作用が S8められた。
[0059] MIC-1 (30aig/kg) 及び MOR-l"300ojg/kg)投与 24時間後では、 それ ぞれ 70%(p<0.01) と 86%(P<0.01) に低下が ISめられた。 そして 、 «IC-Κ M0R-14ともに 3日照の速統投与 6時屈後(54hr.) では、 投与前のそれぞれ 36%(p<0.01) と 47%(p<0.01) にまで低下した a 最終投与 24時間後(72hr.) 及び 48時間後(96hr.) では、 a2-PUま 徐々に回復し、 120 時簡後(168hr.〉ではいずれも投与前の 80%〜90 %まで回復した。
[0060] 以上の結果より、 MIC-1、 M0R-14ともに柽ロ投与で血漿中 a2-PI 活性を十分に低下させ、 また MIC-1は M0R-Uに比較して低用量で有 効性を示した。
[0061] なお、 特開昭 61-200967 号に記載されている化合物( 例えば、 N ーメチルー 1一デォキシノジリマイ シ ン) について同様の試験を行 つたところ、 いずれも 30mg/kg で全く 《2-ΡΙ活性低下作用を認めな かった o
[0062] 試験例 3 イ ンビト n (in vitro)における血栓溶解作用
[0063] 試験例 1で得た血漿を用いてィ ンビトロでフイブり ン塊を作製し 、 血栓溶解剤である lii (を作用させたときの溶解度を測定した。 上記 血漿は、 轼联例 1で《2-ΡΙ活性の低下が顕著であったものを試験に 供した。 即ち、 MIC-1 (3、 10、 30rag/kg)については初回投与より 72時 K後、 MOR-U (lOOnig/kg) については初回投与より 54時間後に 得た血漿をそれぞれ用いた。
[0064] 実験は、 J¾下のようにして行った。
[0065] まず、 分雔した血羝 500 1 に ブイブリノ一ゲン a85kBq/ ml) を 10 il 加え混合し、 これを 100/il ずつ試験管に分注した。 そしてこれに 25 ill/mlト口ンビン溶液、 0.5ίί埴化カルシゥム溶液を それぞれ 5 jul づっ加え、 37"Cで 30分簡ィ ンキュペートし、 フイブ 9ン塊を作製した。 次に 了ルブミ ン生理食埴永溶液に UI (が 0、 10 及び 30ϋ/ιη1となるように溶解したものを各々の試联管に 1 oilづっ加 え、 37tでィンキュぺート し、 3、 6、 9、 12及び 24時間後に上清 25 xl を RU用チューブに採取し、 上清中に遊雔する 12SI-フィブ Uン分解物の放射活性を 7"—カウンターを用いて測定した。
[0066] 30U/mlの UI (溶液を 1 ml添加したときのフィブリ ン塊溶解の柽時変 化 (各群 4例の平均植) を図 1、 図 2に示した。
[0067] 図から明らかなように、 MIC-1 (3、 10、 30mg/kg)及び MQR-U(1 OOrog/kg)を投与したィヌ血漿から作製したフィブリ ン塊溶解率はコ ントロールに比较して有意に亢進した。
[0068] また、 ( 0 U、 10U、 30U) 添加 12時間後の溶解率を表 3、 表 に示す。
[0069] () 内の值は、 コ ン ト ロ ール群に対する%值である
[0070] 表 3 イブリン ®a¾ sii (½)
[0071]
[0072] コント Τϊ' -ル MIC-IS^群
[0073] 鲰瞵位 N 3mgAg lOnsks 30oskg
[0074] 4 29±2 28±1 ( 97) 28±1 (97) 27±1 ( 93) 4 3±1 45+7034) 5 ±6'* (168) 80±6 **(235) 4 42+5 6±10(152) 87±8 **(207) 101±1 **(240)
[0075] 1 !+++ 1
[0076] <r2-PIS¾0) 4 89±6 50±8 4±10 33±4
[0077] *: コントロー ΛΗ=¾して P< 05 (Ounnett)
[0078] **: コント n—ルに対して 01 (Dunnett)
[0079] 表 4 ΜΟίΗ^δ ^ヌから得たフイブリン ©i^ 3 (¾) コントロール
[0080] N QOOng/kg)
[0081] 4 ' 32±2 019)
[0082] 4 46±3* (135)
[0083] 4 60±5 * (146〉
[0084] «2-PI¾¾«) 4 89±6 76±5
[0085] *:コント ti一 こ対して Pく 0.05 (Ounnett) HI C- 1投与群において ϋΚ無添加の場合のフィブリ ン溶解率は、 コ ントロール群と変わらなかったが、 UKを 10 U、 30 U添加した場合、 MIC- 1は用量依存的にフイブリン溶解率を亢進させた。 即ち、 UK10 U添加において、 3rag/kg、 lOrag/kg 及び 30mg/kg の MIC- 1投与群の フイ ブリ ン溶解率は、 コ ン ト ロール群に対してそれぞれ 34、 68、 13 5X増加した。 また UKを 30U添加した場合、 3 nig/kg 、 lOmg/kg 及び 30nig/kg の MI C - 1投与群のフィブリン溶解率は、 コントロール群に 対し、 それぞれ 52、 107 、 U0X増加した。
[0086] 100rag/kgの M0R-14投与群においては、 UK無添加でコントロール群 に対し若干の溶解亢進作用を認め、 ϋΚを 10U、 30 U添加した場合で は、 フイブリン溶解率はコントロール群に対し、 それぞれ 35、 増加した(P< 0. 05) 。
[0087] ^上の結果より、 MIC- 1及び M0R-14投与により 活性が低下 した血漿では《2-ΡΙ活性の低下度に応じ、 ϋΚによるフィブリン塊の 溶解が亢進することが明らかであり、 またこの作用は MIC- 1投与群 で特に顕著に S8められた。
[0088] 試験例 4 ィヌ肺梗塞モデルにおける血栓溶解促進作用
[0089] 試験例 1、 2、 3から MI C-1 をィヌに 3日間連続投与 (静脈内、 柽ロ) すると血漿中の《2-ΡΙ活性が低下すること、 そしてその血漿 を用いて作製した血栓は、 ゥ口キナーゼ存在下でコントロールに比 ベて速やかに溶解することが判明している。 そこで MI C-1 の in v i v o での血栓溶解促進作用を検討する目的でィヌ肺梗塞モデルを用い る実験を実施した。
[0090] MI C-KlOffig/iBl/kg) 又は生理食塩氷(loi l/kg) ( コ ン ト ロール群) を 1 曰 1回、 3日閒前肢静脈より投与した雄性ビーグル犬(8〜20力 月齢、 体重 8〜; 14kg) をペン トバルビタール(0.6rol/kg)で麻酔し、 頸静脈と顔面静脈の分岐部より末梢側の顔面静脈に 5Pのシースィ ン トロデューサー (テルモ社製) を留置した。 3.8%クェン酸ナ ト リ ゥム 1容に対し血液 9容となるよう揉血し、 この血液 2mlに 1251— フイブリ ノ一ゲン(2.6MBeq/ml)10ju 1 、 25<nM CaCl2溶液 及び ト ロ ンビン(lOOU/ml) 50〃 1 を順次加え内径 3romのポ リ エチレンチ ユーブに吸入し 37t:、 15分間放置して凝面させた。 生成した血栓を チューブより押出し、 約 3cro の長さに切断し生理食塩水で洗浄した
[0091] (20rolx 3 ) 。
[0092] 血栓の総放射饞活性を r線力ゥ ンター(A5424型、 パッカード社製 ) で測定した後、 シースイ ン ト ロデューサーを通して血栓を体内に 注入した。 血栓は頸静脈、 右心房、 右心室を柽由して肺勐脤末梢部 位で保持されたことを G1!管式サーベイメーター(TGS-113型、 ァロカ 社製) を用いて確 ISした。
[0093] t-PAは血栓注入直後 0.4ng/0.4ral/kgをにシースィ ン ト ロデューサ 一を通じて投与した。
[0094] 観察期間中は生理食塩水をシースィ ン トロデューサーを通じて、 0.5ml/rainの速度で持統注入した。 血栓注入 0, 15,30分後に、 それ 以後は 30分毎に 420分まで柽時的に 2 nil採血し r線力ゥ ンターで放 射活性を測定した。 血液量を体重の 1/13 として各測定点での全血 中の放射活性を箅出し、 (全血中の放射活性/総放射活性) X 100 (以下 「X of dose j という) を求めた。 測定結果は以下の 4指標 で標示した。
[0095] (1) % of doseの最高值 (以下 「ピークハイ ト」 という)
[0096] (2) それが観察された時間 (以下 「ピークタイ ム」 という) (3》 420分までの of doseの総計 (以下 「X of dose の総計楦」 という)
[0097] (4) (3) の総計の 50^に達する時照 (50%到達時閒、 以下 「T50 」 という) 。 結果を表 5に示す。
[0098] 表 5 ィヌ肺梗塞モデルでの血栓溶解作用
[0099] ビーク ビーク % of dose Τδ o 群 N タイ ム ハイ ト の総計佳 (分)
[0100] (分) (分) (420 分まで) ηン -& 4 233±8 19 ±2 206 ±20 223±15 IC-1 4 128±43 22 ±2 252 ±22 175±14·
[0101] (10rag/kg) (55) (116) (122) (78) t-PA 4 68±38b 26 ±3 273 ±20 150±9 b
[0102] (0.4mg/kg) (29) (137) (133) (67)
[0103] MIC-l+t-PA 4 26±4 b 36 ±·3 bce 312 ±38· 122±5 bcd
[0104] (lOrogO+0.4rag/kg) (11) (189) (151) (55) 数僚は平均揎土樓準誤差
[0105] 0内はコ ト n-Aに対する X
[0106] * p<0.05 s.コジトロ- Dunnett) d p<0.057S. MIC-1 (Dunnett) b pく 0· Olvs-コ: /トロ- MDunnett) β pく 0. Olvs. MIC-1 (Dunnett) C P<0.05vs. t-PA(Dunnett)
[0107] コン トロールの生理的線溶に基づく ピークタイ ムは約 4時間後に 認められた。
[0108] MIC-1 を lOrag/kg/day で 3日藺投与した動物の場合は約 130分で コ ン ト口ールに対して有意差は認められなかった。 t-PAを 0.4mg/kg 術後単回投与した場合は約 70分でコン ト σ—ルに対して有意差が認 められた(P<0.01) 。
[0109] MIC-1 投与動物に t-PAを投与した場合は約 25分でコ ン トロールに 対して有意差が铋められた(P<0.01) 。
[0110] コ ン ト ロールのビークハイ トの平均値は 19%であった。 MIC-1 を 10mg/kg/da で 3 日蘭投与した勐物の場合のビークハイ トは 22%、 t-PAの場合は 26%で、 いずれもコ ン トロールに対し有意差は認めら れなかった。 MIC-1 投与動物に t-Ρλを投与した場合は 36%でコ ン ト ロールに対して有意差が められた(P<0.01) 。
[0111] また MIC-1 +t-PAは、 MIC - 1 と t-PAに対し有意差が S8められた ( それぞれ Pく 0.01, P<0.05) 。
[0112] コ ン トロールの X of dose の総計の平均值は 206であり、 MIC-1 を 10mg/kg/day で 3 日蘭投与した場合 252、 t-PAを投与した場合は 273でいずれも增加領向は示したがコ ン トロールに対する有意差は 認められなかった。 MIC-1 投与動物に t-PAを投与した場合は 312で コ ン トロールに対して有意差が認められた(pく 0.05)。
[0113] Τ50 値はコ ン ト ロールの平均が 223分であり、 MIC-1 を 10rag/kg/ day で 3 日簡投与した場合は 175分 (コ ン ト ロールの 78%) 、 t-PA を投与した場合は 150分 (コ ン ト ロールの 67%) であった。
[0114] MIC-1 投与勐物に t-PAを投与した場合 122分 (コ ン ト ロールの 55 %) であった。 これらの群はいずれもコ ン ト ロールに対して有意差 が認められた(MIC-1を 10mg/kg/dayで 3 日間投与した場合は Pく 0. 05、 t-PA, MIC-1+t-PAは Pく 0.01) 。 また MIC- 1+t-PAは、 IC-1 と t-PMi:対して有意差が SSめられた(Pく 0.05) 。
[0115] MiC-1 単独では Ts。 值についてのみコ ン ト ロールに対して有意な 薬効を めた。 t-PA単独の場合はビークタィ ムと Ts。 植においてコ ン トロールに対し有意な薬効を認めた。 MIC-1 と t-PAを併用した場 合ビークタイム、 ビークハイ ト、 X of dose の総計億、 及び Τ5。 においてコントロールに対して有意な薬効が認められ、 さらに MI C- 1 単独あるいは t-PA単独に対してはビークハイ トと Ts。 镲において 有意な薬効が認められた。
[0116] 上の結果から MIC-l (10fflg/kg)は血栓溶解促進作用を有している ことが明かとなった。 そして MI C-1 と t-PAを併用した場合にはそれ ぞれを単独で用いた場合に比較してその効果が著明となることから 、 I C-1 は t-PAの血栓溶解癍法の治療効果を高めることが明らかで め 。
[0117] 毒性
[0118] MI C-1 をマウス 5匹に 1, 000 rag/kg柽口で投与したところ、 72時
[0119] M中に死亡したマウスはいなかった。
[0120] MI C-1 をラッ ト 5匹に 1, 000 mg/kg柽口で投与したところ、 72時 中に死亡したラッ トはいなかった。 本発明の急性毒性は非常に低い ことが明白である。 製剤例 1
[0121] —锭 (150mg)あたり、 本発明化合物 (MI C- 1 ) lOOrag 、 乳糖 25tng 、 ト ウモ ϋコ シデンプン 10rng、 低置換度ヒ ドロキシプロ ビルセル口 ース 7. 5mg 、 ヒ ドロキシブ口 ビルセル口ース 2. 5mg 、 ステアリ ン酸 マグネシウム 5nig を含有するよう、 常法に従って錠剤を調製した。 製剤例 2
[0122] 注射用蒸留永を用いて、 一管 ( 5 ml) あたり、 本発明化合物 (Ml C- l ) lOOfflg 、 塩化ナ ト リ ゥム 45oigを含有するよう、 常法に従って 注射剤を躕製した。
[0123] 図面の簡単な鋭明
[0124] 1は、 試験例 1で得た MIC-1投与 72時間後の血漿から作製した フイブリン塊に、 UK (30U/ral) を 1 ml添加したときのフイブリ ン溶 解曲線を示す。
[0125] 横軸は、 イ ンキュベーショ ンを行った時間 (時間) 、 縦軸は、 溶 解率 (%) をそれぞれ表す。 ◊は MIC-1を 30mg/kg 投与した場合、 厶は MIC-1を lOmg/kg 投与した場合、 口は MIC-1を 3 mg/kg 投与し た場合、 〇はコント o—ルをそれぞれ表す。
[0126] 図 2は、 試験例 1で得た MDR-14投与の 54時間後の血漿から作製し たフイブリン塊に、 UK (30U/ral) を 1 ml添加したときのフィブ 、) ン 塊の溶解曲線を示す。
[0127] 横軸は、 イ ンキュベーショ ンを行った時蘭 (時間) 、 維軸は、 溶 解率 (%) をそれぞれ表す。 □は MDR-14を 100tng/kg 投与した場合 、 〇はコ ン ト ロールをそれぞれ表す。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
( 1 ) 1—デォキシマンノ ジリマイ シン又はこれの薬理学的に許容さ れる酸付加塩を主成分とする血栓症の治療のための医薬組成物。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-08-06| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CA JP KR US |
1992-08-06| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU MC NL SE |
1992-10-01| DFPE| Request for preliminary examination filed prior to expiration of 19th month from priority date (pct application filed before 20040101)|
1994-05-18| 122| Ep: pct application non-entry in european phase|
1994-09-28| NENP| Non-entry into the national phase in:|Ref country code: CA |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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