专利摘要:

公开号:WO1992011999A1
申请号:PCT/JP1991/001794
申请日:1991-12-27
公开日:1992-07-23
发明作者:Katsumi Kataoka
申请人:Katsumi Kataoka;
IPC主号:B29C44-00
专利说明:
[0001] 明 钿 害 熱可塑性樹脂発泡体の成形機
[0002] 〔 技 術 分 野 〕
[0003] 本発明は、 熱可塑性榭脂発泡体の成形に使用す る 金型の 改良に よ っ て省エネ ルギー成形を実現す る 成形機に関す る も のであ る 。
[0004] 〔 背 景 技 術 〕
[0005] 従来一般に、 熱可塑性榭胞発泡体は、 例え ばポ リ ス チ レ ン榭脂等の熱可塑性榭脂 に、 有機液体 (ペ ン タ ン等) や有 摟ガス体 (プロパ ン等) 等の発泡剤を含有 さ せた粒状体や 小塊状体の原粒を、 加熱 し予備発泡 さ せて熟成 し た発泡粒、 所謂予礅発泡粒を原材料と し て用 い、 次の よ う に し て成形 す る 。
[0006] 成形機 と し て は相対向す る 一対の成形用金型が用 い ら れ る 。 両金型は、 それぞれの相対向側に両者を閉 じ 合せた状 態において成形空間 と な る 空滴部を形成す る 成形型部を有 す る と と も に、 こ の成形型部を保持 し かつ成形型部の裏側 に蒸気室を形成す る 枠型部を有 し 、 所謂二重壁構造を な し てい る。
[0007] そ し て、 前記両金型を閉 じ て、 両金型間の空洞部 に原材 料であ る 予備発泡粒を充填 し た後、 蒸気室に蒸気を注入 し 、 蒸気室を加熱す る と と も に成形型部を裏面か ら 加熱 し て空 洞部内の予備発泡粒を加熱 し、 さ ら に成形型部に設け た ス リ ッ ト ゃ小孔に よ る ベ ン ト 手段を介 し て、 両金型間の空洞 部に蒸気を送 り 込み、 こ れに よ り 空洞部内 に充填 し てあ る 予備発泡粒を加熱 し て软化、 膨張 ( 2 次発泡) さ せ る こ と に よ り 相互に圧着又は融着 さ せて一体に成形す る 。
[0008] 次に蒸気室に冷却水を送入 し て金型を冷却 し た後、 両金 型を相互に分離 し、 蒸気室に供耠さ れる圧縮空気 と 押出 し ビ ンで成型品を取出 し てい る 。
[0009] と こ ろで、 上記の成形機に用 い られる金型は、 発泡成形 品その も のの重量に比 して重く て、 例えば発泡成形品が数 百 g の も ので も、 金型は特に蒸気室を構成す る 枠型部を含 め る と数百 k g に も な り 、 そ のため合成樹脂 と 金型の比熱 を考盧 し て も、 そ の熱容量は発泡成形品 に比 し て数百倍か ら数千倍に も な る。
[0010] 従来は、 1 回の成形毎に、 前記の熱容量の大 き い金型を 常温か ら成形に必要な温度、 例えば 1 0 0 1 2 0 で に ま で加熱 し た上、 成形後に は こ れを冷却 し て成形品を取出 さ な ければな らず、 エネ ルギーの消費、 損失が大 き く 、 熱効 率がき わめて悪い も のであ っ た。
[0011] 本発明の 目 的は、 成形用金型の改良に よ っ て、 消費エネ ルギーを極力節約 し、 熱効率を高め、 熱可塑性樹脂発泡体 の生産性を高め る こ とがで き る成形機を提供す る こ と に あ る 0
[0012] 〔 発 明 の 開 示 〕
[0013] 本発明 は、 内部に室を形成する二重壁構造をなす一対の 成形用金型よ り な り 、 両金型間に形成 さ れた空洞部に、 予 備発泡 さ せた熱可塑性樹脂の発泡粒を充填 し、 こ れを加熱 し 2 次発泡 させて成形 し た後、 冷却 し て発泡成形品を取出 99
[0014] _ 3 _ PCT/JP91/01794 すよ う に し た熱可塑性樹脂発泡体の成形機であ っ て、 前記 両金型に おけ る 空润部側の成形型部に、 加熱媒体の吹込み 用ベ ン ト と 抹出用ベ ン ト と を略全域に渡 っ て混在す る よ う に配設 し 、 前記吹込み用ベ ン 卜 に金型の 内部室 に導入 し た 加熱媒体の供耠用配管を接蜣 し 、 発泡粒の加熱媒体を直接 空洞部に吹込んで加熱、 成形で き る よ う に し た こ と を特徴 と す る 。
[0015] こ の成形機に よれば、 閉 じ合せた一対の金型間の空洞部 に予備発泡 さ せた発泡粒を充填 し た状態で、 金型の 内部室 に導入 し た供辁用配管に、 例え ば蒸気等の加熱媒体を供耠 す る と 、 こ の加熱媒体は成形型部に配設さ れた吹込み用べ ン ト を通 し て、 予 Λ発泡粒が充填 さ れた空洞部内 に 直接吹 込 ま れ る。 こ れに よ り 内部の発泡粒が直接加熱 さ れ る と と も に、 金型の空润部を画成す る成形型部 も同時に加熱 さ れ る 。 すなわち 、 金型の内部室を形成す る 枠型部を含む金型 の全体を加熱す る こ と な く 、 空润部内の発泡粒お よ び成形 型部を効率よ く 加熱、 成形で き る 。 それゆえ蒸気等の加熱 媒体の使用 fiが大幅に減少 し 、 ま た成形後の冷却 も迅速に 行な われ、 熱効率 も著 し く 向上す る 。
[0016] し か も 、 前記空洞部内 に吹 き 込 ま れた蒸気等の加熱媒体 は、 空洞部内を流通 し て発泡粒を加熱 し つつ铣出用ベ ン ト か ら前記内部室に排出 さ れ、 こ の加熱媒体の排出 に よ っ て 成形型部表面に生 じ る 凝縮水等 も排出用ベ ン ト か ら排出 さ れ、 空洞部内 に残存す る こ と がな く 、 良好な成形が行な わ れ る。
[0017] 前記の吹込み用ベ ン ト と 排出用ベ ン ト と は、 吹込み用 べ ン ト 1 に対 し排出用ベ ン ト 1 〜 5 の割合で混在す る よ う に 、 - 4 -
[0018] 2 0 〜 1 0 0 Mの間隔で配設 し てお く のが好ま し い。
[0019] すなわ ち、 铼出用ベ ン ト が吹込み用ベ ン ト よ り 少な く な る と 、 蒸気の抹出 に伴 う 凝固水の排出作用が充分に行われ な く な り 、 ま た 5 倍を越え る と 蒸気が空洞部全域に充分に 行き渡 ら な く な る。 ま た、 各ベ ン ト 間の間隔が前記範囲外 に な っ て も 同様であ る 。
[0020] 前記の吹込み用ベ ン ト およ び排出用ベ ン ト は、 成形型部 に設け られた直径 5 〜 2 0 Mの貫通孔に、 こ の孔径に近似 し た外径を有 しかつス リ ッ ト も し く は小孔に よ る通気孔部 を有す る ベ ン ト 部材を埋込み固着す る こ と に よ り 、 容易 に 構成でき る 。
[0021] 前記の吹込み用ベ ン ト のベ ン ト 部材 と し て は、 金型の 内 邾室側に延出 させた端部をホ ー ス等の筒部材と の維ぎ手口 と し て形成 してお く こ とがで き る。 ま た金型の内部室側に 延出 さ せた端部に、 ホ ー ス等の筒茚材を接梡で き る ニ ッ ブ ルを固着 し てお く こ と もで き る。 さ ら に吹込み用ベ ン ト の ベ ン ト 瑯材 と し て、 金型の内部室側の 内周 に内ネ ジを設け、 こ れにホ ー ス等の筒部材を接銃で き る継 ぎ手口部材を嫘着 し てお く こ と がで き る。 こ れ ら いずれの場合に も 、 前記继 ぎ手口、 ニ ッ ブルま た は維ぎ手口部材に接铳さ れた筒部材 を介 し て、 供耠用配管 と 吹込み用ベ ン ト と を容易に接続で さ る。
[0022] 前記金型の 内部室に導入 さ れた供給用配管 と して は、 耐 熱性、 耐圧性の あ る ゴム等の弾力性素材に よ り 、 多数の接 続用分岐管を有す る よ う に形成 し 、 こ れを元配管に対 し て 着脱 自在に設け る と と も に、 前記分枝管の端部を吹込み用 ベ ン ト のベ ン ト 部材に対 し 接続可能に設けてお く のが好ま し い。 こ れに よ り 金型の組立て時に お け る 配管接続、 組立 て作業が容易 に な る。
[0023] ま た吹込み用ベ ン ト に接较 さ れ る 供給用配管を拔数部分 に区分 し て、 それぞれ区分毎に別の元配管 と バル ブ等を介 し て接鲩 し てお く と 、 前記の区分別に成形型部お よ び発泡 粒の加熱条件を変え る こ と がで き る。
[0024] さ ら に供耠用配管は、 加熱媒体の供耠を閉止 し て圧縮空 気を供耠で き る よ う に設けてお く のがよ い。 すな わ ち 、 加 熱、 成形後に金型を冷却 し て発泡成形品を取 り 出す際、 前 記配管に圧縮空気を送袷 し 、 吹込み用ベ ン 卜 よ り 圧縮空気 を空洞部内 に吹 き 出 さ せ る こ と に よ り 、 発泡成形品を成形 型部よ り 容易に離脱 さ せ る こ と がで き る 。
[0025] 〔図面の簡単な説明〕
[0026] 図 1 は、 本発明に係 る 熱可塑性榭指発泡体の成形機の 1 実施例を示す全体の断面図、
[0027] 図 2 は、 吹込み用ベ ン ト と 供給用配管 と の接接状態を示 す一部の拡大断面図、
[0028] 図 3 は、 吹込み用ベ ン ト の ベ ン ト 部材の 1 例を示す斜視 図、
[0029] 図 4 は、 吹込み用ベ ン ト のベ ン ト 部材の他の例を示す断 面図、
[0030] 図 5 は、 吹込み用 ベ ン 卜 のベ ン ト 部材の さ ら に 他 の 例 を 示す断面図、
[0031] 図 6 は、 他の実施例の吹込み用ベ ン ト と 供給用配管 と の 接铳状態を示す一部の断面図、
[0032] 図 7 は、 供給用配管の他の例を示す部分断面図、 6 一 図 8 は 供耠用配管の さ ら に他の例を示す部分断面図で あ る。
[0033] 〔発明を実施する た めの最良の形態〕
[0034] 以下、 本発明 に係る発泡ボ リ ス チ レ ン等の熱可塑性榭脂 発泡体の成形機につ いて、 図面に基いて詳钿に説明す る 。
[0035] 図 1 に示すよ う に、 本発明に係 る 成形機は、 相対向す る 雌雄一対の成型用金型 ( 1 ) ( 2 ) よ り な る。 両金型 ( 1 ) ( 2 ) は、 両者を閉 じ合せた状想に おいて両型間に成形空 間 と な る空润部 ( A ) を形成す る 成形型部 ( l a ) ( 2 a ) と 、 成形型部 ( l a ) ( 2 a ) を褢側か ら支持す る フ レ ー ムを兼ね る外側の枠型部 ( l b ) ( 2 b ) と を有 し、 それ ぞれ内部に室 ( B ) ( B ) を形成する二重壁構造をな し て い る。
[0036] ま た、 上記空滴部 ( A ) 内に予锖発泡 さ せた熱可塑性榭 胞の発泡粒を圧箱空気で充填する ための充填機 ( 3 ) が枠 型部 ( l b ) の裏扳部お よ び成形型部 ( l a ) を貫通 し て 取付け られてい る 。
[0037] さ ら に前記の内部室 ( B ) 内に は、 従来と 同様に枠型部 ( l b ) ( 2 b ) を通 し て冷却水管 ( 4 ) ( 4 ) が導入 さ れてお り 、 該冷却水管 ( 4 ) ( 4 ) の本管よ り 分岐 し た管 端の噴水口 ( 4 a ) ( 4 ) か ら冷却水が噴出 さ れ、 両金 型 ( 1 ) ( 2 ) を成形型部 ( l a ) ( 2 a ) の裏側力、 ら 冷 却で き る よ う に な っ てい る 。
[0038] 両金型 ( 1 ) ( 2 ) に おけ る 成形型部 ( l a ) ( 2 a ) に は、 加熱媒体の吹込み用ベ ン ト ( 5 ) と排出用ベ ン ト ( 6 ) とが、 吹込み用ベ ン ト 1 に対 し て排出用ベ ン ト 1 〜 5 の割合で略全域に渡っ て略均一に混在す る よ う に 、 2 0 〜 1 0 0 Mの間隔で配設さ れて い る 。 吹込み用ベ ン ト ( 5 ) は金型 ( 1 ) ( 2 ) の 内部室 ( B ) に導入 さ れた加熱媒体 の供給用配管 ( 7 ) と 後述す る よ う に接梡 さ れてお り 、 加 熱媒体 と し ての蒸気を直接空洞部 ( A ) に吹込んで加熱成 形で き る よ う に な っ てい る。
[0039] 吹込み用ベ ン ト ( 5 ) お よ び排出用ベ ン ト ( 6 ) は、 通 常成形型部 ( l a ) ( 2 a ) に設け ら れた直径 5 〜 2 0 M の貫通孔に、 こ の孔径に近似 し た外径を有 しかつ 0. 5 era 〜 3 , 01扇 の ス リ ッ ト も し く は小孔に よ る通気孔部 ( 5 ' ) ( 6 ' ) を空润部 ( A ) の側に有す る ベ ン ト 部材 ( 5 a ) ( 6 a ) を埋込み固着 し た構成よ り な る。
[0040] 前記のベ ン ト 部材 ( 5 a ) ( 6 a ) の固着の手段 と し て は、 成形型部 ( l a ) ( 2 a ) に有す る貫通孔に対 し 、 図 2 の よ う に圧入手段を利用 し た り 、 図 4 の よ う に ネ ジ込み 手段を利用する こ と がで き る。 ま た 図 4 の よ う に嵌合部分 の径を大 き く し た り 、 図 5 の よ う に、 貫通孔に対す る 嵌合 部分に形成 し た ス カ ー ト 状の端部を同図鎮線の よ う に か し めて固着す る こ と もで き る 。 ま た前記嵌合部分を段付 き に し て脱落防止効果を上げ る こ と も で き る 。
[0041] 前記の吹込み用ベ ン ト ( 5 ) の ベ ン ト 部材 ( 5 a ) と し て は、 図 2 に拡大 し て示すよ う に 、 金型 ( 1 ) ( 2 ) の 内 部室 ( B ) 側に延出す る 端部を、 耐熱、 耐圧性の あ る ゴム や合成榭脂材等 よ り な る ホ ー ス やチ ュ ー ブ等の筒部材 ( 8 ) を接統で き る 雜 ぎ手 口 ( 5 b ) と し て形成 し 、 こ の継 ぎ手 口 ( 5 b ) に供耠用配管 ( 7 ) の分岐管 ( 7 a ) の端部 に 接続 さ れた筒部材 ( 8 ) を介 し て接続す る こ と がで き る 。 ~ o ベ ン ト 部材 ( 5 a ) と し ては、 内部室 ( B ) 側に延出す る端部に、 前記同様のホ ー ス等の筒部材 ( S ) を接铳で き る ニ ッ プルを固着 し てお く こ と も (図示省略) 、 ま た 図 6 の よ う に金型 ( l a ) ( 2 a ) の内部室 ( B ) 側の内周 に 内ネ ジ ( 9 ) を設け、 こ れに ホ ー ス等の筒部材を接綜で き る 雜ぎ手口部.材 ( 1 0 ) を嫘着 し てお く こ と もで き る。 こ の よ う に筒部材 ( 8 ) を介 し て供耠用配管 ( 7 ) と 接練で き る種々 の構造に よ る実施が可能であ る。
[0042] さ ら に前記のベ ン ト 部材 ( 5 a ) の継 ぎ手口側の角度を 変え る こ と に よ り 、 金型 ( 1 ) ( 2 ) の形状に合せて同一 方向での接練が可能に な る。
[0043] 前記の吹込み用ベ ン ト ( 5 ) におけ る ベ ン ト 部材 ( 5 a ) の開孔断面積の総合計と 、 供給用配管 ( 7 ) の断面積が略 等 し く な る よ う に設定 し てお く のが好ま し く 、 こ のベ ン ト 部材 ( 5 a ) の個数に合せて供耠用配管 ( 7 ) の内径を設 定すればよ い。 こ れに よ り 各吹込み用ベ ン ト ( 5 ) か ら 吹 込ま れる加熱媒体の置の篛節、 およ び発泡粒及び成形型部 ( l a ) ( 2 a ) の加熱条件の設定が容易に な る。
[0044] さ ら に、 供給用配管 ( 7 ) と し ては、 図 2 に示すよ う に 筒部材 ( 8 ) を接蜣で き る分岐管 ( 7 a ) を連設 し てお く ほか、 図 7 に示す よ う に、 供給用配管 ( 7 ) の途中又は先 端に、 複数個の分岐管 ( 7 a ) を有す る 分岐管部材 ( 1 1 ) 連設 し てお く こ と も で き る。
[0045] ま た、 図 8 に示すよ う に、 供耠用配管 ( 7 ) を、 耐熱性、 耐圧性の あ る ゴム等の弾力性素材に よ り 、 多数の接続用分 岐管 ( 7 a ) を有する よ う に一体に形成 し、 元配管 ( 1 7 ) に対 して着脱自在に設け る と と も に、 前記分岐管 ( 7 a ) の端部を直接吹 み用ベ ン ト ( 5 ) のベ ン ト 部材 ( 5 a ) に対 し接皖可能に設けて お く こ と も で き る 。 こ れに よ り 金 型 ( 1 ) ( 2 ) の組立て時に お け る 配管接統、 組立て作業 が容易に な る。
[0046] いずれの場合に も 、 供辁用配管 ( 7 ) は、 加熱媒体の供 耠を閉止 し て圧縮空気を供耠で き る よ う に、 圧縮空気の供 耠部 と 切換え接統可能に設け て、 発泡成形品の取 り 出 し の 際に、 前記配管 ( 7 ) を通 じて吹込み用ベ ン ト ( 5 ) よ り 圧縮空気を吹き 出 さ せ る よ う に構成 し てお く 。
[0047] な お、 金型 ( 1 ) ( 2 ) に は、 余分な加熱媒体で あ る 蒸 気や凝縮水そ の他不要分を排出す る た めの ド レ ー ン 用配管 ( 1 2 ) がそれぞれ金型 ( 1 ) ( 2 ) に連設 さ れ る。
[0048] 上記の成形機に おいて、 ま ず図 1 に お け る充填機 ( 3 ) を介 し て一対の成形用金型 ( 1 ) ( 2 ) を閉 じ合せ る こ と に よ り 形成 さ れた空润部 ( A ) に予铕発泡 さ せた発泡粒を 圧縮空気で充填する。 こ の後、 加熱媒体の供耠用配管 ( 7 ) を経由 し て、 加熱媒体 と し ての蒸気を供給す る と 、 該蒸気 は吹込み用ベ ン ト ( 5 ) か ら空润郎 ( A ) 内 に 直接吹 き 込 み供耠 さ れ る こ と に な る。
[0049] こ れに よ り 、 空洞部 ( A ) 内 に充填 さ れてい る 発泡粒力《 加熱 さ れる と と も に、 成形型部 ( l a ) ( 2 a ) も 同時 に 加熱さ れる 。 すな わ ち 、 金型 ( 1 ) ( 2 ) の 内部室 ( B ) を形成す る枠型郎 ( l b ) ( 2 b ) を含む金型 ( 1 ) ( 2 ) の全体を加熱す る こ と な く 、 空洞部 ( A ) 内の発泡粒およ び成形型部 ( l a ) ( 2 a ) を効率よ く 加熱で き 、 こ れに よ り 発泡粒が钦化、 膨脹 し て融着一体化す る。
[0050] な お、 発泡粒の充填 に使用 さ れた空気、 加熱用 の蒸気お - 10 - 等は排出用ベ ン ト ( 6 ) を通 し て内部室 ( B ) 内に排出 さ れ、 ド レ ー ン管 ( 1 2 ) を通 じ て外部に排出 さ れ る 。
[0051] 特に、 前記の吹込み用ベ ン ト ( 5 ) と 排出用ベ ン ト ( 6 ) と が混在 してい る た め に、 空洞部 ( A ) 内 に吹き込ま れた 蒸気は、 空润部 ( A ) 内を流通 し て発泡粒を加熱 しつつ抹 出用ベ ン ト ( 6 ) か ら抹出 され、 同時に成形型部' ( 1 a ) ( 2 a ) の表面に生 じ る 凝縮水等 も排出用ベ ン 卜 ( 6 ) 力、 ら抹出 され、 空润部 ( A ) 内に残存する こ と がな く 、 良好 な成形が行な われる。
[0052] 次に、 冷却水を冷却水管 ( 4 ) に供耠 し て、 そ の先端部 の噴水口 ( 4 a ) よ り 内部室 ( B ) 内 に噴出 し、 成形型部 ( l a ) ( 2 a ) の裏側か ら金型 ( 1 ) ( 2 ) およ び空洞 部 ( A ) 内の発泡成形品を冷却す る。
[0053] こ の冷却完了後、 金型 ( 1 ) ( 2 ) を開い て発泡成形品 を取 り 出す。 こ の ¾、 供铪用配管 ( 7 ) を圧據空気の供耠 部と接较する よ う に切換えて、 蒸気の代 り に圧縮空気を K 管 ( 7 ) を通 し て送耠 し 、 吹込み用ベ ン ト ( 5 ) よ り 圧縮 空気を噴出 さ せ る こ と に よ り 、 成形品を成形型部 ( 1 a ) ( 2 a ) よ り 離脱 さ せればよ く 、 こ れに よ り 成形品を容易 に取 り 出す こ と がで き る 。
[0054] な お、 上記の成形におい て、 吹込み用ベ ン ト ( 5 ) に接 統さ れる 供耠用配管 ( 7 ) を複数部分に 区分 し て、 それぞ れ区分毎に別の元配管とバルブ等を介 して接梡 し てお く と 、 前記の区分別に成形型部 ( l a ) ( 2 a ) およ び発泡拉の 加熱条件を変え る こ と がで き る。
[0055] 〔産業上の利用可能性〕 上記 し た よ う に 、 本発明の熱可塑性榭脂発泡体の成形機 に よれば、 一対の成形用金型間の空洞部内 に 直接加熱媒体 を吹込んで、 金型の全体を加熱す る こ と な く 、 空洞部内 に 充填 さ れてい る 発泡拉お よ び成形型部を効率よ く 加熱 し成 形で き る の で、 蒸気等の加熱媒体の使用量が大幅に減少 し 、 ま た成形後の冷却 も速 く な り 、 熱効率が著 し く 向上す る 。
[0056] しか も吹込み用ベ ン ト と 抹出用ベ ン ト と を混在 さ せて、 空洞部内 に吹込ま れる蒸気等の加熱媒体 と と も に 、 成形型 部表面に生 じ る 凝縮水等を排出用ベ ン ト か ら 排出す る よ う に し てい る た め、 良好な発泡成形品を得 る こ と がで き る 。
[0057] さ ら に前記の吹込み用ベ ン ト を成形品の型抜 き の際の圧 縮空気の吹込み に利用で き る の で、 成形後の発泡成形品の 取出 しが容易に な り 、 押 し 出 し ビ ン等の複雑な取出 し機構 を必要 と し な い。
[0058] し たが っ て、 発泡ボ リ ス チ レ ン樹胞発泡体等の熱可塑性 樹脂発泡体の成形に好適に利用で き 、 消費エ ネ ルギー の滅 少、 成形作業時間の短縮、 生産性の 向上を図 る こ と がで き る o
权利要求:
Claims

W0 92/I I999
— 丄 2 - PCT/JP91/01794 請 求 の 範 囲 1 . 内部に室を形成す る 二重壁構造を なす一対の成形用金 型よ り な り 、 両金型間に形成 された空洞部に、 予儲発泡 さ せた熱可塑性樹脂の発泡粒を充填 し 、 こ れを加熱 し 2 次発泡 さ せて成形 し た後、 冷却 し て発泡成形品を取出す よ う に し た成形機であ っ て、
前記両金型におけ る 空洞部側の成形型部に、 加熱媒体 の吹込み用ベ ン ト と抹出用ベ ン ト と を略全域に渡っ て混 在する よ う に配設 し 、 前記吹込み用ベ ン ト に金型の 内部 室に導入 し た加熱媒体の供耠用配管を接練 し 、 発泡粒の 加熱媒体を直接空洞部に吹込んで加熱、 成形で き る よ う に し た こ と を特徴と す る熱可塑性榭脂発泡体の成形機。 . 吹込み甩ベ ン ト と抹出用ベ ン ト と を、 吹込み用ベ ン ト 1 に対 し抹出用ベ ン ト 1 〜 5 の割合で混在す る よ う に 、 2 0 〜 1 0 0 爾纖の間隔で配設 し てな る 請求項 1 に記載の 熱可塑性樹脂発泡体の成形機。
. 吹込み用ベ ン ト およ び辨出用ベ ン ト は、 成形型部に設 け られた直径 5 〜 2 0 蘭道の貫通孔に、 こ の孔径に近似 し た外径を有 しかつ ス リ ッ ト も し く は小孔に よ る通気孔部 を有する ベ ン ト 部材を埋込み固着 し てな る請求項 1 ま た は 2 に記載の熱可塑性榭脂発泡体の成形機。
. 吹込み用ベ ン ト のベ ン ト 部材が、 金型の内部室側に 延 出する端部をホ ー ス等の筒部材を接铳で き る継 ぎ手口 と し て形成 してあ り 、 こ の継 ぎ手口 に接続 さ れた筒部材を 介 し て供耠用配管と接続さ れてな る 請求項 3 に記載の熱 可塑性樹脂発泡体の成形機。 丄 d 一 . 吹込み用ベ ン ト の ベ ン ト 部材が、 金型の 内部室側に延 出す る 端部に、 ホ ー ス 等の筒部材を接統で き る ニ ッ プル を固着 し てあ り 、 こ のニ ッ ブルに接続 さ れた筒部材を介 し て供耠用配管 と 接蜣 さ れて な る 請求項 3 に記載の熱可 塑性樹脂発泡体の成形機。
. 吹込み用ベ ン ト の ベ ン ド部材は、 金型の 内部室側の 内 周 に 内 ネ ジが設け ら れて、 ホ ー ス等の筒部材を接統で き る 接铙ロ 部材が嫘着 さ れ、 こ れに接梡 さ れた筒部材を介 し て供耠用配管 と 接統 さ れてな る 請求項 3 に記載の熱可 塑性樹脂発泡体の成形機。
. 金型の 内部室に導入 さ れた供給用配管は、 耐熱性、 耐 圧性の あ る ゴム等の弾力性素材に よ り 、 多数の接铳用分 岐管を有す る よ う に形成 さ れ、 元配管に対 し て着脱 自 在 に設け ら れ る と と も に、 前記分岐管の端部が吹込み用べ ン 卜 のベ ン ト 部材 に対 し接統可能に設け ら れて な る 請求 項 3 〜 6 の いずれか 1 項に記載の熱可塑性樹脂発泡体の 成形機。
. 吹込み用ベ ン ト に接较 さ れ る 供給用配管を後数部分に 区分 し て、 それぞれ区分毎に別の元配管 と バルブ等を介 し て接練 し てな る 請求項 1 〜 7 の いずれか 1 項に記載の 熱可塑性榭脂発泡体の成形機。
. 供給用配管は、 加熱媒体を供給を閉止 し て圧縮空気を 供耠で き る よ う に設け ら れてな る請求項 1 〜 8 の いずれ か 1 項に記載の熱可塑性樹脂発泡体の成形機。
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同族专利:
公开号 | 公开日
EP0523239A4|1993-06-30|
EP0523239A1|1993-01-20|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-07-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US |
1992-07-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU MC NL SE |
1992-08-07| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1992901924 Country of ref document: EP |
1993-01-20| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1992901924 Country of ref document: EP |
1996-02-23| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1992901924 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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