专利摘要:

公开号:WO1992006375A1
申请号:PCT/JP1991/001270
申请日:1991-09-24
公开日:1992-04-16
发明作者:Kenjiro Mori;Takashi Tsuji;Makiko Setoh;Yuichi Inoue;Kaneo Miyamoto
申请人:Nitto Denko Corporation;Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd.;
IPC主号:B01L3-00
专利说明:
[0001] 明細書
[0002] 糞便懸濁液の調製具、 採便用具および糞便採取棒
[0003] 「技術分野」
[0004] 本発明は臨床試験、 特に糞便中の潜血やウイルスなどを検査 するに際して、 糞便の採取ならびに糞便懸濁液の調製を行うた めに使用される用具に関するものであり、 主として医療の分野 で使用されるものである。
[0005] 「背景技術 J
[0006] 糞便は尿と同様に無侵襲性検査試料として好適であり、 いく つかの検査では試料として汎用されている。 最近ではラテツ ク ス凝集反応、 E I A、 R I Aなどの免疫学的方法による便潜血 検査が大腸癌などの消化器系の癌の一次スク リ一ニング検査法 として注目されている。
[0007] この検査では所定量の糞便を採取し、 次いでその糞便を生理 食塩水などの液体に懸濁させる必要がある。 従来、 この作業を 検査者が行っているが、 不必要に検査者の手を煩わせたり、 ま た衛生上でも問題がある。 このため、 近年糞便の定量的な採取 からその懸濁液の調製までを被検者自身が比較的衛生的に、 か つ簡便に行う ことができる糞便採取用容器ないしは糞便懸濁液 の調製具が提案されている (実開昭 6 2— 6 9 1 6 0号公報) 。
[0008] この採便容器は糞便を懸濁させるための液体を収容しうる容 器本体と、 蓋体とからなるものである。 蓋体には容器本体内に 挿入される一本の糞便採取棒が固定されており、 糞便採取棒の 先端部には糞便収納部として切欠部、 凹部、 または貫通孔の少 なく とも一つが設けられている。 糞便の採取時には容器本体か ら蓋体を取り外し、 蓋体に固定された糞便採取棒の先端を糞便 に突き刺したのち、 余剰の糞便を拭い取ることによって糞便収 容部に所定量の糞便が保持される。 そののち、 容器本体を蓋体 にて密封することによって糞便懸濁液の調製が行える。 即ち、 糞便収納部が容器本体内の液体中に浸漬されるので、 容器本体 を振盪することによって、 簡単に糞便収容部に保持されている 糞便が容器本体内の液体中に懸濁するのである。 このようにし て得られた懸濁液は、 蓋体の先端に孔を開けたり、 先端部を切 り取ることによってフィルタ一を介して容器外に取り出し、 検 查に供されるのである。
[0009] 一方、 実開平 1 一 8 5 6 6 8号公報に記載されている糞便採 取用容器は、 上記容器と同様の目的に使用するものであるが、 その糞便採取棒の先端部の底面に溝が設けられており、 採取棒 を糞便に突き刺した際に確実に、 かつバラツキなく採便できる という効果を有するものである。
[0010] しかしながら、 上記した糞便採取用容器は、 何れも糞便採取 棒の先端部に余剰に付着した糞便をトイ レツ トペーパーなどで 拭い取る際に、 きつく拭い取ると溝に収納されていた糞便の一 部が抉り取られ、 その結果、 正確に検査を行えない恐れがある。 また、 きつく拭い取る際に、 蓋体に固定されている糞便採取棒 が蓋体から外れたり、 破損したりする恐れもある。
[0011] さらに、 先端部の側面に糞便採取 · 収納用の溝が設けられた 糞便採取棒を用いても一定量の糞便を一度に採取することは難 しく、 通常糞便を糞便採取棒で採取した後に糞便採取棒を紙な どで拭いて溝以外の部分に付着した余分の糞便を取り除いてい る o
[0012] しかしながらこの操作は検査者にとって煩わしいだけでなく、 拭き取りの際に手が汚れるなど衛生上からも問題がある。
[0013] いずれにしても、 従来の糞便懸濁液の調製具、 採便用具およ び糞便採取棒は、 採便、 検査の操作が繁雑で、 検査者の手を糞 便やその懸濁液で汚す恐れがあり、 非衛生的である等のいずれ かの一以上の点において問題点を有するものである。
[0014] 本発明の第一の目的は、 採便、 検査の操作が簡単で、 検査者 の手を糞便やその懸濁液で汚す恐れがなく、 衛生的な糞便懸濁 液の調製具を提供するものである。
[0015] 本発明の第二の目的は、 簡単に一定量の糞便を採取 '収納で き、 かつ衛生面からも好ましい糞便採取棒および採便用具を提 供するものである。
[0016] 「発明の開示」
[0017] 本発明者らは上記目的を達成するために検討を重ねた結果、 特定の構造を有する糞便収納容器ないしは糞便懸濁液の調製具 を採用し、 かつ糞便採取棒を蓋体に固定するのではなく別体と することによって上記第一の目的が達成できることを見い出し た。
[0018] さらに先端部の側面に糞便採取 · 収納用の溝が設けられた糞 便採取棒に、 糞便拭取具を摺動自在に嵌めることによって、 さ らに好適には、 当該糞便採取棒に蓋を有する糞便採取容器を併 用することによって第二の目的が達成できることを見い出した。 本発明は上記の新知見に基づいて完成されたものであり、 ま ず第一に本発明の糞便懸濁液の調製具は、 糞便懸濁用の液体を 収容する容器本体と、 該容器本体の開口部に設けられ、 かつ糞 便懸濁液を濾過する手段が内部に設けられた第 1 の蓋体と、 該 第 1 の蓋体の上部に設けられた開口部を密封できる第 2の蓋体 からなる糞便収納容器、 ならびに該糞便収納容器内に収納可能 で、 かつ側面に糞便採取、 収納用の溝が複数条設けられた別体 としての翼便採取棒を具備するものである。
[0019] 第二に本発明の糞便採取棒は、 先端部の側面に糞便採取 · 収 納用の溝が設けられた糞便採取棒であって、 糞便拭取具が摺動 自在に嵌められていることを特徴とするものである。 さらに、 上記糞便採取棒は、 蓋を有する糞便採取容器を併用するこ とに よってより好適な採便用具を提供することができる。
[0020] さらに、 第一の発明の糞便懸濁液の調製具と、 第二の発明の 糞便採取棒ないしは採便用具とを組み合わせることによって、 より好都合な採便用具を提供することができる。
[0021] 「図面の簡単な説明」
[0022] 第 1 図は本発明の糞便懸濁液の調製具を構成する糞便収納容 器の一実例を示す断面図、 第 2図は本発明の糞便懸濁液の調製 具を構成する糞便採取棒の一実例を示す斜視図を示す。 第 3図 は本発明の糞便採取棒の斜視図である。 第 4図は本発明の採便 用具を構成する糞便採取容器の蓋を開けた状態を示す側面図で ある。 第 5図は糞便拭取具の 1例を示す斜視図である。
[0023] A · · · 糞便収納容器
[0024] 1 · ■ · 容器本体
[0025] 2 . · · 第 1 の蓋体
[0026] 3 - · ' 第 2の蓋体 4 フィルタ一
[0027] 5 糞便懸濁用液体
[0028] 6 糞便採取棒
[0029] 7 溝
[0030] 8 糞便拭取具
[0031] 9 糞便採取容器
[0032] 1 0 容器本体
[0033] 1 1
[0034] 1 2 ヒ ンジ
[0035] 1 3 タブ
[0036] 1 4 切れ目
[0037] 「発明の詳細な説明 j
[0038] 本発明の採便用具を図面を用いてさらに具体的に説明する。 第 1 図は本発明の糞便懸濁液の調製具を構成する糞便収納容 器の一実例を示す断面図である。 糞便収納容器 Aは容器本体 1 と、 第 1 の蓋体 2 と、 第 2の蓋 体 3 とを有する。
[0039] 第 1 の蓋体 2は容器本体 1 の上部開口部に螺着して液密状に 装着される。 第 1 の蓋体 2の装着手段としては、 上記螺着のほ か冠着、 嵌着、 揷着などの手段が任意に採用できる。 第 1 の蓋 体 2内部には糞便懸濁液を濾過する手段としてスポンジや濾紙 などのフィ ルター 4が設けられ、 上部にはノズル状の開口部か : 設けられている。 第 2の蓋体 3は第 1 の蓋体 2の上部に設けら れたノズル状の開口部に螺着して液密状に装着されており、 装 着は上記第 1 の蓋体 2の装着手段と同様の手段を用いることが できる。
[0040] 容器本体 1 内には生理食塩水や各種緩衝液などの糞便懸濁用 の液体 5が収容されている。
[0041] 容器本体 1 の材質としては、 容器本体 1 についてはポリェチ レンゃポリプロピレンなどの軟質プラスチッ ク材が好ましい。 第 1 の蓋体 2および第 2の蓋体 3には、 比較的硬質なプラスチ ッ ク材が好ましく用いられる。
[0042] 第 2図は本発明の糞便懸濁液の調製具を構成する糞便採取棒 の一実例を示す斜視図である。
[0043] 糞便採取棒 6 は糞便を採取後、 糞便を保持するための溝 7が 先端部に複数条設けられており、 容器本体 1 の開口部から容器 内に収納できるように細長いへら状のものが好ましい。 溝は任 意形状にて設けることができる。 溝の幅や深さは特に限定され ないが、 余剰の糞便を拭い取る際に溝部に収納された專便が拭 い取れないように、 幅 0 . 1〜 1 . 0 mm、 溝の幅 深さ = 0. 5 〜 1 . 0の範囲とすることが好ましく、 溝の底部は糞便を溶解 させやすいように丸く形成することが好ましい。
[0044] ところで、 糞便検査の場合は血液検査や尿検査の場合とは異 なり、 被検物質が糞便中に均一に分布しているとは限らないの で、 検出精度を高めるには糞便の数箇所から採取することが好 ましい場合がある。 このような要求に対して、 糞便採取棒が 1 本であれば、 数箇所に突き刺す必要があるが、 1 回の突き刺し で糞便採取部が一杯になり、 そのあとで糞便採取棒を糞便の別 の箇所に突き刺しても、 その部分の糞便が採取できないという 問題がある。 従って、 本発明の糞便懸濁液の調製具において、 糞便採取棒
[0045] 6 は数箇所から必要な量の糞便を確実に、 かつ定量的に採取す るために少なく とも 2本用いることが好ましく、 これは後記第 3図に示す糞便採取棒についても同様である。
[0046] 糞便採取棒 6の材質としては、 例えばポリスチレン、 A B S 樹脂などの硬質のプラスチッ ク、 金属、 ガラス、 木などが用い られる。
[0047] なお、 糞便採取棒 6は別体とされるが、 ここに別体とは糞便 収納容器 Aに固着されていない状態を意味する。 但し、 適当な 手段によって糞便収納容器 Aに着脱自在に取り付けられていて もよい。
[0048] 本発明の糞便懸濁液の調製具、 採便用具および糞便採取棒は 具体的には以下のようにして使用される。
[0049] 糞便収納容器 Aの容器本体 1 に所定量の糞便懸濁用の液体 5 を入れ、 その開口部を第 1 の蓋体 2にて閉栓し、 さらに第 1 の 蓋体 2先端のノズル状開口部を第 2の蓋体 3で閉拴した状態で、 糞便収納容器 Aが被検者に手渡される。 このとき、 糞便採取棒 6 (好ましく は 2本以上) も被検者に手渡される。 糞便採取棒 6 と糞便採取容器 Aを受け取った被検者は、 先ず、 1 本目の糞 便採取棒 6の先端部分を自分の糞便に突き刺し、 溝 7を糞便に 擦りつけるようにする。 これにより溝 7に糞便が収容される。 次に、 トイ レッ トペーパーなどで溝 7以外の部分に付着した余 剰の糞便を拭い取り、 溝 7の容積だけの糞便が定量的に糞便採 取棒 6の先端部に保持される。 次に、 2本目の糞便採取棒 6を 用いて糞便の別の箇所から上記と同様にして糞便を採取する。 次に、 糞便を採取した各糞便採取棒 6を、 糞便収納容器 Aの 第 1 の蓋体 2を開けて揷入し、 第 1 の蓋体 2で容器本体 1 を閉 栓する。
[0050] 次いで、 糞便収納容器 Aを糞便採取棒 6が入った状態で被検 者から郵送などの手段にて検査者へ渡されるが、 糞便収納容器 Aは液密状に密閉されているので、 衛生的な状態で受け渡しす ることができる。
[0051] 糞便採取容器 Aを受け取った検査者は、 容器本体を軽く振盪 し、 糞便採取棒 6の溝 7に収容されている糞便を糞便懸濁用液 体 5 に懸濁、 溶解させる。
[0052] 次に、 検査者は糞便収納容器 Aの第 2の蓋体 3を開け、 糞便 採取棒 6が入った状態の糞便収納容器 A側面を押圧して糞便が 懸濁した液体を取り出す。 この際、 容器本体 1 内の糞便懸濁液 は第 1 の蓋体 2内部に設けたフィルタ一 4を通過して、 不溶分 が濾別される。 このとき、 第 1 の蓋体 2の先端の開口部を点滴 口状にすると、 その口径を調整することで取り出される糞便懸 濁液量を調整することができるので、 検査者は必要量の糞便懸 濁液を容易に取り出すことができる。 また、 検査者は糞便採取 容器 Aを受け取つてから糞便やその溶解液で手を汚すこともな い。
[0053] 第 3図はこの発明の糞便採取棒の他の態様を示す斜視図であ り、 第 4図はこの発明の採便用具を構成する糞便採取容器の蓋 を開いた状態を示す側面図であり、 第 5図は糞便拭取具の 1例 を示す斜視図である。
[0054] 第 3図に示す糞便採取棒 6 は、 第 4図に示した糞便採取容器 9から糞便を採取後、 糞便を収納するための溝 7が先端部の側 面に設けられており、 さらに溝 7以外の部分に付着した余分な 糞便を拭き取るための糞便拭取具 8が摺動自在に嵌められてい る o
[0055] 糞便拭取具 8は、 ウ レタン樹脂、 ポリエチレ ン樹脂、 塩化ビ ニル樹脂などの柔軟なプラスチッ ク、 それらの発泡体、 紙、 不 織布などの材質からなり、 糞便採取棒 6を挿入しうる切れ目 14 が設けられており、 糞便採取棒 6をその切れ目 1 4 に挿入する ことによって糞便採取棒 6に摺動自在に嵌められている。
[0056] 糞便拭取具 8は糞便採取容器 9内に収納される大きさである ことが好ましく、 その形状は特に限定されない。 又、 糞便拭取 具 8の材質によっては切れ目 1 4 は、 糞便採取棒 6を挿入しう る孔であってもよい。
[0057] 糞便拭取具 8 は糞便採取棒 6に摺動自在に嵌められるが、 使 用する際に糞便拭取具 8を嵌める位置は、 糞便採取棒 6 の側面 に溝 7のある先端部から糞.便拭取具 8 までが、 糞便採取容器 9 の容器本体 1 0の内部に入るように設定する。
[0058] 糞便採取容器 9は容器本体 1 0 と蓋 1 1 を備えており、 容器 本体 1 0 と蓋 1 1 とはヒンジ 1 2で接続され、 蓋 1 1 には開閉 を容易にするためのタブ 1 3が設けられている。 容器本体 1 0 と蓋 1 1 とは別個に分離されたものでもよく、 糞便採取容器 9 は公知のものが用いられる。
[0059] 次にこの第 3〜 5図に示した採便用具の使用方法について説 明する。 検査者はまず被検者の糞便が収納された糞便採取容器 9 の蓋 1 1 を開け、 糞便採取棒 6の側面に溝 7のある先端部を 糞便にこすりつけるようにするか、 または糞便に突き刺し、 円 を描く ようにして溝 7に糞便を採取 · 収納する。
[0060] 次いで糞便採取棒 6は糞便採取容器 9の容器本体 1 0 と蓋 1 1 の間に挟む。
[0061] この際、 糞便採取棒 6の側面に溝 7のある先端部から糞便拭 取具 8 までの部分は糞便採取容器 9の容器本体 1 0の内部に入 つている。 そして蓋 1 1 を押さえたまま糞便採取棒 6を引っぱ ると、 糞便拭取具 8は溝 7方向に摺動し、 溝 7以外の部分に付 着した余分な糞便を拭き取り、 ついには容器本体 1 0の内部に 落下する。 さらに糞便採取棒 6を引っぱって、 溝 7に一定量の 糞便を収納した糞便採取棒 6を取り出す。
[0062] 落下した糞便拭取具 8が収納された糞便採取容器 9は滅菌処 理などをした後廃棄される。
[0063] このようにして当該採便用具にて、 糞便採取棒 6の溝 7に採 取された糞便は前述した通りにして第 1 図に示した翼便収納容 器 Aにて糞便懸濁液が調製される。
[0064] 本発明の糞便懸濁液の調製具、 採便用具および糞便採取棒を 使用すれば、 採便、 試料調製、 検査の操作が簡単で、 検査者の 手を糞便やその懸濁液で汚す恐れがなく、 衛生的である。
[0065] さらに、 糞便拭取具が摺動自在に嵌められている糞便採取棒 によれば、 糞便採取棒の先端の溝部分に糞便を採取した後、 側 面に溝のある先端部から糞便拭取具までの部分を糞便採取容器 の内に入れた糞便採取棒を糞便採取容器の容器本体と蓋の間に 挟み、 蓋を押さえたまま糞便採取棒を引っぱるという簡単な操 作で、 溝以外の部分に付着した余分な糞便を拭き取れ一定量の 糞便が採取できる。 また手を汚すこともないので衛生的である 実験例 1
[0066] 幅 0. 5 mm、 深さ 0. 7 mm、 および幅 0 mm、 深さ 0. 7 ram、 および幅し 0 mm、 深さ 0. 3 mmの溝が 3本入った 3種類 の糞便採取棒を用いて、 糞便の採取を行い、 採取棒 2本当たり の採取重量を測定した。
[0067] その結果を第 1表に示す。
[0068] 第 1 表 溝の幅 ( ram) 0.5 1.0 1.0
[0069] 溝の深さ (mm) 0.7 0.7 0.3
[0070] (if 深さ) 比 0.71 1.43 3.33
[0071] No. 1 6.6 10.0 3, 1
[0072] No. 2 6.6 11.4 2.2
[0073] サ No. 3 6.0 10.1 1.8
[0074] ン No. 4 6.8 9, 5 3.7
[0075] プ No. 5 6.6 13.0 2.3
[0076] ル No. 6 7.2 9.2 2.3
[0077] No. 7 6.8 10.7 3.0
[0078] No. 8 6.2 9.0 1.9
[0079] 平均採取量 (mg) 6.6 10.4 2.5
[0080] C . V (%) 5.6 12.8 26.1 実験例 2
[0081] 幅 0. 5mra、 溝の深さ 0. 7 mmの溝が 3本入った本発明の糞 便採取棒 1本または 2本を用いて、 大腸癌患者の糞便 7 6例の 採取を行い、 本発明の糞便収納容器 ( 0. l mol/L—グリ シン 緩衝液 ( 0. 9 %— N a C l、 p H 8. 2 ) 2 ml入り) に入れ. 糞便を懸濁、 溶解した。
[0082] 抗ヒ トへモグロビン抗体を感作したポリスチレンラテッ クス ( 0. 3〃m粒径) からなる 1 %ラテツクス試薬 2 5 H Άヒ、 前記糞便溶解液 1 0 0 ^ を凝集反応判定板上で混合し、 3分 後の凝集像を観察した。 凝集が認められた場合を陽性に、 認め られない場合を陰性と判定し、 その結果を第 2表に示す。
[0083] 第 2 表 採取棒 2本 採取棒 1本 陽性 5 0例 • 4 1例 陰性 2 6例 3 5例 計 7 6例 7 6例
权利要求:
Claims 請求の範囲
1 . 糞便懸濁液用の液体を収容する容器本体と、 該容器本体 の開口部に設けられ、 かつ糞便懸濁液を濾過する手段が内部に 設けられた第 1 の蓋体と、 該第 1 の蓋体の上部に設けられた開 口部を密封できる第 2の蓋体からなる糞便収納容器、 ならびに 該糞便収納容器内に収納可能で、 かつ側面に糞便採取、 収納用 の溝が複数条設けられた別体としての糞便採取棒を具備する糞 便懸濁液の調製具。
2 . 少なく とも 2本の糞便採取棒を具備する請求の範囲 1記 載の糞便懸濁液の調製具。
3 . 糞便採取棒に糞便拭取具が摺動自在に嵌められているこ とを特徴とする請求の範囲 1記載の糞便懸濁液の調製具。
4 . 蓋を有する糞便採取容器を具備する請求の範囲 3記載の 糞便懸濁液の調製具。
5 . 先端部の側面に糞便採取 · 収納用の溝が設けられた糞便 採取棒であって、 糞便拭取具が摺動自在に嵌められていること を特徴とする糞便採取棒。
6 . 先端部の側面に糞便採取 · 収納用の溝が設けられた糞便 採取棒において、 糞便拭取具が摺動自在に嵌められているこ と を特徵とする糞便採取棒および蓋を有する糞便採取容器を具備 する採便用具。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-04-16| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU CA KR US |
1992-04-16| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
1994-05-29| NENP| Non-entry into the national phase in:|Ref country code: CA |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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