专利摘要:

公开号:WO1992006332A1
申请号:PCT/JP1991/001329
申请日:1991-10-03
公开日:1992-04-16
发明作者:Tsutomu Shike;Toshihiko Eguchi;Yosimitu Kaga;Kazuhiko Suganuma
申请人:Tokai Corporation;
IPC主号:F23Q2-00
专利说明:
[0001] 明 糸田 安全装置付ガスライタ一 技 術 分 野
[0002] 本発明は、 安全装置付ガスライター、 詳しく は、 不使用 時に点火.レバーの押下を不能にして不用意な点火を防止す る、 いわゆるチャイル ドレジスタ ン ト と呼ばれる安全装置 を備えたガスライターに関するものである。
[0003] 背 景 技 術
[0004] ガスライターは点火レバーを押下することにより簡単に 点火のできる便利なものである力 、 子供のように適切な使 い方を知らない者が、 不用意に点火することは安全上好ま しく ない。
[0005] そこで、 子供や使い方を知らない者が、 不用意に点火す ることができないように、 安全性を向上させたガスライタ 一が要望され、 これまで、 各種の安全装置を備えたガスラ イタ一が提案されている。 これらの安全装置は、 殆どが点 火レバーの押下を阻止するロッ ク機構を備えたもので、 そ のロ ッ ク機構を解除しなければ点火レバーが押下できない ようにしたものである。 しかし、 いずれも使用に際して難 点があり、 実用化に向けて一層の改善が望まれる。
[0006] 例えば実開昭 62- 74371号 (米国特許第 4 . 859 , 172 号) 、 実開昭 62-180244号、 実開昭 62- 18 G 247号、 実開昭 62-180 — —
[0007] 249 号 (米国特許第 4 , 7 86 . 248 号) 、 実開昭 63- 142562 号、 実開昭 63- 142564 号 (米国特許第 4 , 784 , 602 号) 等に開示 された安全装置は、 いずれも点火レバーの押下を阻止する 口 ッ ク部材を備えたもので、 その口ッ ク部材は手動で口 ッ ク位置と解除位置との間を移動させるようになつており、 ロ ッ ク位置から解除位置へ移動させて点火した後、 ロッ ク 位置に手動で復帰させないと解除位置に残ってしまい、 安 全装置は解除されたままになって、 そのまま放置すれば点 火レバーの押下は阻止されず、 安全装置は機能しないとい う難点がある。 すなわち、 ロッ ク機構を解除して使用した 後、 再びロッ クをするため、 改めてロッ ク機構を操作して ロックをし直さなければならず、 安全の見地からは、 さら に一層安全性を高めた口ック機構が望まれている。
[0008] そこで、 点火レバーの押下を阻止する口ック部材を備え たものにおいて、 その口 ック部材を手動で口ック位置から 解除位置へ移動させた後、 点火操作によってロ ッ ク位置に 自動で復帰させる、 いわゆるオー ト リ ターン機能を持った 安全装置が提案されている。 例えば特表平 3-501050号 (米 国特許第 5 , 002 , 482 号) 、 特開平 3- 25215 号、 米国特許第 3 , 898 , 031 号等に開示された安全装置は、 いずれもロッ ク 部材を点火操作によって口 ック位置に自動的に復帰させる オー ト リ ターン機能を持ったものである。 しかし、 これら の安全装置では、 ロック部材の解除のための動作を L字形 の軌道で操作しなければならず、 親指等の一本の指で操作 しなければならないこの種のライターにおいては口 ッ ク部 材の解除動作の操作性が悪く 、 使用する人によって差が出 やすいという実用上の難点がある。 さ らに前者の安全装置 ではロッ ク部材が弾性体で形成されているため、 ロ ッ ク部 材を解除位置に移動させた後に、 ロッ ク部材自身の反力で 口ッ ク部材が口ッ ク位置に復帰してしまうおそれもあり、 作動が不確実であるという難点もある。
[0009] また、 このような安全装置において、 ロ ッ ク部材の解除 動作の軌道を L字形でなく 、 単純な線状にしたものもある が、 それぞれ実用上の難点がある。 例えば、 特表平 3-5016 47号に開示された安全装置は、 スプリ ングで形成した口 ッ ク部材の一部を円弧状の軌道上に操作して解除位置に保持 し、 点火操作によってロ ッ ク位置に自動的に復帰させるォ 一ト リ ターン機能を持ったものであるが、 この安全装置で は、 スプリ ング状のロ ッ ク部材の解除動作を規制する構成 が不十分なために、 口 ッ ク部材の解除動作が不安定で、 親 指等の一本の指で操作しなければならないこの種のラィ夕 一においては解除動作の操作性が悪く 、 前述の例と同様に 使用する人によって差が出やすいという実用上の難点があ る。 さ らに、 ロッ ク部材自身がスプリ ングで形成されてい るため、 使用をく りかえす間にロッ ク部材が変形して作動 不良を起してしま う というおそれもある。
[0010] また、 米国特許第 4 , 832 , 596 号に開示された安全装置は、 口ック部材を直線状の軌道上に操作して解除位置に移動す 一 一 るものであるが、 ロック部材を点火操作に使用する指以外 の指で口 ッ ク位置に保持していないと自動的に復帰してし まう形式のォ一 ト リ ターンであるため、 口ック部材の解除 動作が不安定で、 片手の指で操作しなければならないこの 種のライターにおいては解除動作の操作性が悪く、 これも 前述の例と同様に使用する人によつて差が出やすいという 実用上の.難点がある。
[0011] そこで、 ロッ ク部材を直線状の軌道上に操作して解除位 置に移動するようにして解除動作を容易にするとともに、 口 ック部材を点火操作に使用する指で解除位置に保持する ことができ、 点火操作に使用する指以外の指で解除位置に 保持していなく てもよいようにしたォー ト リ ターンも提案 されているが、 これも実用上は難点がある。 すなわち、 実 開平 1-178456号に開示された安全装置は、 操作する点火レ バーの一部にロック部材を組み込み、 点火操作に使用する 親指でロ ック部材を移動してロックを解除してからその指 でそのまま点火レバーを操作できるようにしたものであり、 解除操作が楽になっている。 しかし、 解除操作に使用した 指をそのまま点火操作に使用する際、 その指の解除操作が 緩んで口ッ ク部材を口ッ ク位置に戻してしまうおそれがあ り、 やはり解除動作が不安定で、 片手の指で操作しなけれ ばならないこの種のライターにおいては解除動作の操作性 が悪く 、 これも使用する人によって差が出やすいという実 用上の難点がある。 - - したがって、 これら従来のチャ イル ドレジスタ ン 卜の安 全装置には、 いずれも実用に際しての難点があり、 さ らに —層安全性を高めるとともに操作性を向上させた安全装置 の実現が望まれている。
[0012] さらに、 このような安全性を高め、 操作性を向上させた 安全装置を設けたガスライターを製造するに当っては、 組 立て工程を合理化するとともに、 組立精度を向上させて安 全装置の操作性を向上させ、 さ らには実用化のためにコス トを低減させることが要望される。
[0013] 本発明は、 この点に鑑み、 ロ ック機構を解除して使用し た後、 改めてロ ックをし直さなく ても自動的にロ ッ ク機構 が機能するォー ト リ タ一ン機能を備えるとともに、 直線状 の軌道に沿つたロック部材の解除動作により ロ ッ クの解除 ができるようにして操作性を向上させ、 さらに、 点火操作 に使用する指またはそれ以外の指で口ック部材を移動して ロ ッ クを解除することにより ロッ ク部材をロッ ク解除位置 に自動的に仮保持し、 解除動作に使用した指であるいは他 の指で、 解除動作とは関係なく点火レバーを操作すること ができるようにした、 安全性と操作性がともに優れた、 し たがって使用者によつて操作結果に差が出難い安全装置付 ガスライターを提供することを目的とするものである。
[0014] また本発明は、 口ッ ク状態における安定性および取扱性 を、 さ らに一層向上させた安全装置付ガスライターを提供 することを目的とするものである。 一 一 さらに本発明は、 製造に当って、 組立て工程を合理化す るとともに、 組立精度を向上させて安全装置の操作性を向 上させ、 さらにはコス トを低減させることができる安全装 置付ガスライターを提供することを目的とするものである。
[0015] 発 明 の 開 示
[0016] 本発明による安全装置付ガスライターは、 点火レバーの 押下を阻止する口 ッ ク位置と許容する解除位置との間を直 線的に移動可能であって、 該ロック位置に付勢されたロ ッ ク部材と、 前記解除位置に移動された前記口ック部材を、 該ロック部材の該解除位置への移動により該解除位置に保 持する保持手段と、 前記点火レバ一の押下により該保持手 段を解除して前記ロッ ク部材を該解除位置から解放する解 除手段と、 該解除手段により前記保持手段から解放された 前記ロッ ク部材を押下された点火レバーが上昇するまでの 間、 該解除位置もしく はその近傍に仮保持する仮保持手段 を備えたことを特徵とするものである。
[0017] また、 変形例において、 前記ロック部材が前記ロック位 置において折り畳み自在とされていることを特徴とするも のである。
[0018] さらに本発明による安全装置付ガスライタ一は、 ライタ 一本体と、 該本体とは別体として構成された中間ケースと をもって構成し、 この中間ケースに安全装置 (ロ ッ ク部材、 スプリ ング、 保持手段、 解除手段等) と点火手段とを組み つけた後にその中間ケースをライター本体に組みつけられ 一 — るように したこ とを特徴とする ものである。
[0019] 本発明の安全装置によれば、 不使用時には前記ロッ ク部 材が点火レバーの押下を阻止していて、 常時不用意な点火 を防止するとともに、 点火時には解除操作により解除位置 に移動して点火を可能にし、 点火した後には、 点火レバ一 の上昇により前記口 ッ ク部材は自動的に口 ッ ク位置に戻さ れるから、 ロ ック機構を解除して使用した後、 改めてロ ッ クをし直さなく ても自動的にロ ッ ク機構が作動する、 いわ ゆるオー ト リタ一 ンの機能が得られ、 極めて安全性が高い ガスラィターを実現することができる。
[0020] また、 ロック部材はロック位置と解除位置との間を直線 的に移動するものであるからロ ッ ク部材の操作が楽であり、 操作性を向上させることができる。
[0021] さ らに、 ロッ ク部材をロッ ク解除位置に自動的に仮保持 するものであるから、 解除動作に使用した指であるいは他 の指で、 解除動作とは関係なく点火レバーを解除すること ができ、 安全性、 操作性をともに向上させるこ とができる ので、 使用者によつて操作結果に差が出難い安全装置付ガ スライ ターを提供するこ とができる。
[0022] また、 前記口 ッ ク部材が口ッ ク位置において折り畳み自 在とされている実施例においては、 ロ ッ ク位置においてこ のロ ッ ク部材を折り畳んで、 口 ッ ク状態における安定性お よび取扱性を向上させることができる。
[0023] さ らに、 中間ケースに安全装置と点火手段とを組みつけ た後にライター本体に組みつけられるようにした実施例に おいては、 中間ケースのアセンブリをライター本体とは別 に組み立てて、 ュニッ トと してライタ一本体に結合するこ とができるから、 製造工程において組立てライ ンの自由度 が大きく、 組立工程の合理化を行なう ことができる。
[0024] また、 この中間ケースに安全装置および点火手段を組み つけたア ンブリを組立ててから、 これをライ夕一本体に 組みつけることができるので、 アセンブリの組立精度を向 上させて安全装置の精度を高くすることができ、 ひいては 操作性を向上させることができる。
[0025] さ らには、 中間ケースの材質を夕 ンクを含む本体の材質 と変えることができるので、 タンクを含む本体には耐熱性 の高い比較的高価な材料が必要である一方、 中間ケースに はその点比較的安価な材料を使用することができるから、 中間ケースには比較的安価な材料を使用して、 この安全装 置付ガスライ タ一のコス トを低減させることができる。
[0026] 図面 の 簡 単 な 説 明 第 1図は、 本発明の一実施例による安全装置付ガスライ タ一の要部の口ック状態を示す一部平面図、
[0027] 第 2図は、 安全装置付ガスライターのロッ ク状態の一部 側面断面図、
[0028] 第 3図は、 安全装置付ガスライターのロ ック状態の一部 正面断面図、
[0029] 第 4図は、 安全装置付ガスライターのロッ ク解除状態の - -
[0030] —部平面図、
[0031] 第 5図は、 第 4図における A— A線に沿つた一部側面断 面図、
[0032] 第 6図は、 第 4図における B— B線に沿った一部側面断 面図、
[0033] 第 7図は、 仮保持状態における一部平面図、
[0034] 第 8図は、 仮保持状態における部分平面断面図、 第 9図は、 仮保持状態における部分正面断面図、 第 10図は、 そのロ ッ ク状態を示す斜視図、
[0035] 第 11図は、 同じく その解除状態を示す斜視図、
[0036] 第 12図は、 同じく その解除状態から仮保持状態に移行す る状態を示す斜視図、
[0037] 第 13図は、 同じく その仮保持状態を示す斜視図、 第 14図は、 本発明の他の実施例による、 安全装置付ガス ライタ一のスプリ ング付勢の部分を示す一部側面断面図、 第 15図は、 同じく その作動状態を示す一部側面断面図、 第 16図は、 本発明の他の実施例による安全装置付ガスラ ィターの要部の口ック状態を示す一部平面図、
[0038] 第 17図は、 第 16図における A― A線に沿つた部分正面断 面図、
[0039] 第 18図は、 第 16図における B— B線に沿つた部分正面断 面図、
[0040] 第 19図は、 第 16図における C - C線に沿った部分正面断 面図、 一 — 第 20図は、 そのロッ ク部材を除いたガスライター本体の 上部のみを示す部分平面図、
[0041] 第 2 1図は、 第 20図における D — D線に沿った部分断面図、 第 22図は、 ロック部材を嵌着させた部分断面図、
[0042] 第 23図は、 同じく その解除状態を示す平面図、
[0043] 第 24図は、 その A— A線に沿った断面図、
[0044] 第 25図は、 その B — B線に沿った断面図、
[0045] 第 26図は、 同じく その仮保持状態を示す平面図、 第 27図は、 その A — A線に沿った断面図、
[0046] 第 28図は、 その B — B線に沿った断面図、
[0047] 第 29図は、 その C一 C線に沿った断面図、
[0048] 第 S O図は、 その B — B線に沿った靳面図における点火レ バーの下の突起と保持部材の突起の位置関係を示す図、 第 31図は、 その本発明の他の実施例によるガスライター の一部透視平面図、
[0049] 第 3 2図は、 その点火レバーの部分のみを部分的に示す平 面図、
[0050] 第 33図は、 そのロッ ク状態を示す左前方斜視図、 第 34図は、 同じく その解除状態を示す左前方斜視図、 第 3 5図は、 同じく その解除状態から仮保持状態に移行す る状態を示す左前方斜視図、
[0051] 第 3 6図は、 同じく その仮保持状態を示す左前方斜視図、 第 37図は、 そのロ ッ ク状態を示す右前方斜視図、 第 3 8図は、 同じく その解除状態を示す右前方斜視図、 第 3 9図は、 同じく その解除状態から仮保持状態に移行す る状態を示す右前方斜視図、
[0052] 第 40図は、 同じく その仮保持状態を示す右前方斜視図、 第 41図は、 第 1 6図から第 40図に示された実施例と実質的 に同一の構成を有する他の実施例のライターに使用される 点火レバーの斜視図、
[0053] 第 42図.は、 同じく その点火レバーの一方向から見た裏面 を示す斜視図、
[0054] 第 43図は、 同じく その点火レバーの他の方向から見た裏 面を示す斜視図、
[0055] 第 44図は、 同じく その実施例のライターに使用される口 ック部材の斜視図、
[0056] 第 45図は、 同じく そのロッ ク部材の一方向から見た裏面 を示す斜視図、
[0057] 第 46図は、 同じく そのロッ ク部材の他の方向から見た裏 面を示す斜視図、
[0058] 第 47図は、 同じく その実施例のライターのライタ一本体 に設けた中間ケースの一方向から見た斜視図、
[0059] 第 48図は、 同じく その中間ケースの他の方向から見た斜 視図、
[0060] 第 49図は、 本発明の他の実施例による安全装置付ガスラ イタ一の要部のロッ ク状態を示す平面図、
[0061] 第 5 0図は、 その要部の A — A線断面図、
[0062] 第 5 1図は、 その要部のロッ ク部材を折畳んだ状態を示す 一 -
[0063] A一 A線断面図、
[0064] 第 52図は、 その要部の B — B線断面図、
[0065] 第 5 3図は、 同じく その解除状態を示す平面図、
[0066] 第 54図は、 その要部の A— A線断面図、
[0067] 第 5 5図は、 その要部の B — B線断面図、
[0068] 第 56図は、 同じく その仮保持状態を示す平面図、
[0069] 第 57図は、 その要部の A— A線断面図、
[0070] 第 58図は、 その要部の B — B線断面図、
[0071] 第 5 9図は、 ロック部材の位置を変えた、 本発明のさ らに 異なる実施例による安全装置付ガスラィターを示す斜視図、 第 6 0図は、 本発明の実施例による安全装置付ガスライタ 一を示す断面図、
[0072] 第 61図は、 口ック部材のバネを口ック部材と一体にした、 本発明のさらに異なる実施例による安全装置付ガスライタ 一を示す断面図、
[0073] 第 6 2図は、 保持部材を、 ライター本体の内部に片持支持 して外方に向って弾性変形可能に延びるようにした本発明 のさらに異なる実施例による安全装置付ガスライタ一の口 ッ ク状態を示す断面図、
[0074] 第 6 3図は、 同じく その解除状態を示す断面図、
[0075] 第 64図は、 同じく その点火レバーの押下状態を示す断面 図、
[0076] 第 6 5図は、 同じく その点火レバーの押下状態を示す他の 部分の断面図、 第 66図は、 同じく その仮保持状態を示す断面図、 第 67図は、 ロック部材の係合用凹部と保持部材の係合用 凸部との関係を逆にした、 本発明のさ らに異なる実施例に よる安全装置付ガスライターを示す断面図、
[0077] 第 68図は、 ロッ ク部材の形態をライタ一側面で前後に移 動する形式するとともに開閉自在のキャ ップをロ ッ ク部材 と結合した、 本発明のさ らに異なる実施例による安全装置 付ガスライターのロッ ク状態を示す側面図、
[0078] 第 69図は、 同じく その口 ッ ク部材を開閉自在のキヤ ップ とともに解除位置へ移動した状態を示す側面図、
[0079] 第 70図は、 同じく その点火レバーを押下した状態を示す 側面図、
[0080] 第 71図は、 同じく その点火レバーの押下開始状態におけ る点火レバーの凹部とロッ ク部材の凸部の位置関係を示す 側面図、
[0081] 第 72図は、 同じく その点火レバーの押下状態における点 火レバーの凹部と口ッ ク部材の凸部の位置関係を示す側面 図である。
[0082] 発 明 を 実施す る た め の
[0083] 最良 の 形態
[0084] 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第 1図から第 1 5図までは、 ロッ ク部材 4がライター本体 3 の横から水平に押されるように構成された実施例を示す。 第 1図〜第 3図および第 1 0図は、 本発明による安全装置 付ガスライターの不使用時、 すなわち点火レバーの口ッ ク 状態を示すものである。
[0085] 図に示すように、 押下することにより嫁料ガスを解放す るとともに点火装置を作動させる点火レバー 2の下面に、 下方に指向して 2つの突起 2a、 2bが斜め方向に互いに離間 して設けられている。 この点火レバー 2は周知のように耐 熱性の高-い樹脂材料で形成され、 一端に指を押圧するため の押圧部 12c を有し、 他端に燃料を供給するバルブ (図示 せず) の首と係合するフォーク状の係合部 12d (第 31図参 照) を有している。 この点火レバー 2の下とライター本体 3の間には、 点火レバー 2の押下を阻止するロッ ク位置と、 許容する解除位置との間を移動可能な口ック部材 4が点火 レバー 2に対して横方向に搢動自在に設けられている。 該 口ック部材 4の下面には、 ライター本体 3上に画成された 溝 3aに嵌挿され、 該ロ ッ ク部材 4をライ ター本体 3上に摺 動可能に係着させるためのフック 4eが形成されている。
[0086] (第 3図参照)
[0087] このロック部材 4は変形復元性が高く、 搢動性の良い樹 脂材料で形成され、 スプリ ング状のアーム 4aを備え、 その 先端はライター本体の一部 5に当接し、 このスプリ ング状 のアーム 4aによって該ロック部材 4が常に第 1図〜第 3図 に示す口ッ ク位置にあるように、 すなわちロッ ク部材 4の 先端 4bがライタ一本体 3から突出するように付勢されてい る。 したがって、 このロッ ク位置では、 点火レバー 2に設 一 - けた前記突起 2aが前記口 ック部材 4の上面 に当接する位 置にあって、 点火レバー 2の押下が阻止されるようになつ ている。
[0088] 該ロ ッ ク部材 4を前記口ッ ク位置から解除位置に移動さ せるために、 該ロ ッ ク部材 4の外端を押圧すると、 該ロッ ク部材 4は前記アーム 4aのスプリ ング付勢に抗して前記口 ック位置.から、 前記解除位置に移動し (第 4図、 第 5図参 照) 、 この解除位置において、 ロッ ク部材 4の一方の側壁 に画成されたコの字状の切欠き 4dに点火レバー 2の突起 2a が挿入されて、 前記点火レバー 2の押下を許容する。
[0089] このロ ッ ク部材 4の下面には、 該ロッ ク部材 4が解除位 置に移動したときに該ロック部材 4を該解除位置に保持す るための係合用凹部 4fが形成される。 またライター本体 3 の上部には保持部材 8が形成され、 この保持部材 8は前記 本体 3に画成された矩形の穴部 6内に位置し、 穴部 6の側 壁から一体的に弾性により変形自在に形成された片持ァ一 ム状部で、 この先端には第 1図と第 10図によく示されてい るように、 直角に曲がった張出し部 8cが形成され、 その角 に凸部 8aが設けられ、 また張出し部 8 cの先端に突起 8bが上 方に指向して形成されている。 この凸部 8aは口 ッ ク部材 4 が解除位置に移動された際に係合用凹部 4fと係合するもの である。 この突起 8bは常に前記点火レバ一 2の前記突起 2b の真下に位置し、 ロッ ク部材 4が解除位置にあるとき点火 レバ一 2の押下により該突起 2bによって下方に押し下げら - - れ、 これによつて前記保持部材 8を下方に弾性的に変形さ せ、 前記凸部 8aを前記口ック部材 4の係合用凹部 4fから離 脱させるようになつている。
[0090] 前記点火レバー 2は、 押下された位置から上昇するまで の間、 前記解除位置から解放された前記口ック部材 4の一 部と係合して該ロッ ク部材 4を該解除位置に仮保持するた めの係合.部を有するもので、 この係合部と して前記突起 2a が作用する (第 12図、 第 13図参照) 。 この係合部と しては、 この突起 2aを利用しないで別に係合部を設けるようにして もよいが、 構造の簡略化のためには前記突起 2aをそのまま 利用するのが望ま しい。
[0091] 前記口ック部材 4を解除位置から口ッ ク位置の方へ付勢 する構成としては、 前記ロック部材 4に形成されたアーム 4aの代りに、 第 14図、 第 15図に示すようにロック部材 4の 下に形成されたフック 4eの部分に一端が係合し他端がライ タ一本体 3に係着するスプリ ング 7を使用するようにして もよい。
[0092] 次に、 上記のように構成された本発明実施例による安全 装置付ガスライターの作用について詳細に説明する。
[0093] 前述のように、 ライターの不使用時には第 1図〜第 3図 および第 10図に示すように、 前記ロッ ク部材 4は、 その端 部 4bがライタ一本体 3から突出し、 点火レバー 2の突起 2a がその上面 4cに当接するロッ ク位置にあり、 点火レバー 2 の押下は阻止されている。 したがって、 この状態ではライ ― - ターの点火は不能になっており、 子供等による不用意な点 火は防止されている。
[0094] ライターを使用するときには、 前記ロッ ク部材 4の端部 4bを押して、 該ロ ック部材 4をロ ッ ク位置から第 4図〜第
[0095] 6図および第 11図に示す前記解除位置に移動させ、 点火レ バー 2の押下を可能にする。 すなわち、 この解除位置では、 該ロッ ク萍材 4に設けた係合用凹部 4 ί'が前記保持部材 8の 突起 8aと係合し、 ロック部材 4を解除位置に保持する。 こ こで、 点火レバー 2を押すと、 点火レバー 2の下の突起 2a はロッ ク部材 4の切欠き 4dに嵌入するので押下が可能にな り、 ガスの解放および点火装置による着火が可能になる。 このとき、 点火レバー 2の押下により ライ ターの着火が 行なわれる。 該点火レバ一 2の下の突起 2bは前記保持部材 8の突起 8bを押し、 第 7図〜第 9図、 第 12図および第 13図 に示すように、 前記保持部材 8を下方に変形させ、 したが つて、 該保持部材 8の突起 8aとロ ッ ク部材 4の係合用凹部 4 fとは離間する。 これにより、 ロ ック部材 4は解除位置か ら解放されるので、 ロ ック部材 4を付勢していたスプリ ン グの力によってロ ッ ク位置に戻ろう とする。 し力、し、 この とき点火レバ一 2の突起 2aが口 ッ ク部材 4の切欠き 4dにま だ挿入されているため、 僅かに口 ック位置側に移動した位 置に仮保持される。
[0096] 着火が完了し、 点火レバー 2の押下を解除すると、 点火 レバー 2は上昇し、 点火レバー 2の下の突起 2aはロ ッ ク部 材 4の切欠き から完全に離れるので、 ロ ッ ク部材 4は前 記スプリ ングの付勢により ロック位置に戻り、 装置全体の 機構は第 1図〜第 3図および第 10図に示す状態に復帰する。
[0097] このようにして、 本発明の安全装置によれば、 不使用時 には前記口 ック部材 4が点火レバー 2の押下を阻止して、 不用意な点火を防止するとともに、 点火時には解除位置に 移動させ.て点火を可能にし、 点火した後には、 点火レバー 2の上昇により 自動的にロ ッ ク位置に戻される。 したがつ て、 ロッ ク機構を解除して使用した後、 改めてロックをし 直さなく ても自動的に口ック機構が機能し、 安全性が高い チヤイノレ ドレジス夕 ン 卜のガスライターを実現すること力く できる。
[0098] 以上説明した実施例は、 前記口ック部材 4が本体の横の 方から押されるように横方向 (筹 1図において上下方向) に摺動自在に構成されているものであるが、 このロック部 材 4は縱方向 (第 1図において左右方向) に摺動自在とな るように構成してもよい。
[0099] 以下、 そのような実施例を第 16図から第 40図を参照して 説明する。
[0100] 第 16図〜第 22図、 第 33図および第 37図は、 本発明の第 2 の実施例による安全装置付ガスライターの不使用時、 すな わち点火レバーのロ ック状態を示すものである。
[0101] 図に示すように、 押下することにより燃料ガスを解放す るとともに点火装置を作動させる点火レバー 12の下面に、 一 一 下方に指向して 2つの突起 12a 、 12b が斜め方向に離間し て設けられている。 この点火レバー 12の下には、 該点火レ バー 12の押下を阻止するロ ッ ク位置と、 許容する解除位置 との間を移動可能な口 ック部材 14が前記点火レバー 12の延 びている方向と同じ方向に摺動自在に設けられている。 該 ロッ ク部材 14の下面には、 第 17図および第 22図によく示す ように、 .この搢動可能な口 ッ ク部材 14をライター本体 13の 上部に形成した、 耐熱性が高く変形復元性の高い、 また耐 衝撃性の高い樹脂材料で形成した中間ケース 13a に画成さ れた溝 13b に嵌揷され、 該ロッ ク部材 14を中間ケース 13a 上に摺動可能に係着するためのフ ッ ク 14e が形成されてい o
[0102] このロック部材 14は前記フッ ク 14e のスプリ ング当り面 14h と中間ケース 13a の垂直壁 13c の間に縮設されたスプ リ ング 15を備え、 このスプリ ング 15によって、 該ロッ ク部 材 14は常に第 16図〜第 19図に示す口ッ ク位置にあるように 付勢されている。 このロ ッ ク位置では前記点火レバー 12の 突起 12a が前記口ック部材 14の上面 14c に当接する位置に あって、 点火レバー 12の押下が阻止されるようになつてい る o
[0103] 該ロ ッ ク部材 14は解除位置 (第 23図〜第 25図、 第 34図、 第 38図に示す) に移動されたとき、 この解除位置において、 前記突起 12a の下方に位置する切欠き 14d を有しており、 該解除位置に移動したときにのみ、 前記点火レバー 12の押 下を許容するようになっている。
[0104] 該ロッ ク部材 14を前記口ッ ク位置から解除位置に移動さ せるには、 該ロッ ク部材 14の外端 Ug を指で押す。 これに より、 該ロッ ク部材 14は前記スプリ ング付勢に杭して前記 ロッ ク位置から、 前記解除位置に移動する。
[0105] このロッ ク部材 14の下面には、 該ロック部材 14が解除位 置に移動したときに該ロッ ク部材 14を該解除位置に保持す るための係合用凹部 14f が形成される。 中間ケース 13a に は、 前記係合用凹部 14 f と係合する凸部 18a が形成された 保持部材 18が矩形の穴部 16の壁に設けられ (第 16図参照) 、 この保持部材 18は前記点火レバー 12の押下により該ロック 部材 14を該解除位置から解放する。 すなわちこの保持部材 18は、 前記中間ケース 13a の一部に一体的に弾性により変 形自在に形成された片持アーム l &c からなり、 この先端に は第 16図と第 20図に示すように、 直角に曲がった張出し部 が形成され、 その角に前記凸部 18a が設けられ、 該張出し 部の先端に突起 18b が形成されている。 該突起 18b は前記 点火レバー 12の前記突起 12b の真下に位置し、 点火レバー 12の押下により下方に押され、 これによつて前記保持部材 18を下方に弾性的に変形させて、 前記凸部 18a を前記ロッ ク部材 14の係合用凹部 Uf から離脱させる。
[0106] 前記点火レバー 12は、 押下された位置から元の位置まで 上昇するまでの間、 前記解除位置から解放された前記口ッ ク部材 14に係合して該ロッ ク部材 を該解除位置に仮保持 - - する係合部を有するもので、 この係合部と して前記突起 12 a が作用する。 この係合部と しては、 この突起 12a を利用 しないで、 これとは別に係合部を設けてもよいが、 構造の 簡略化のためには前記突起 12a をそのまま利用するのが望 ま しい。
[0107] 次に、 上記のように構成された本発明実施例による安全 装置付ガ.スライターの作用について詳細に説明する。
[0108] 前述のように、 ライターの不使用時には第 16図、 第 33図 および第 37図に示すように、 前記ロッ ク部材 14は前記口ッ ク位置にあり、 点火レバ一 12の押下は阻止されている。 し たがって、 この状態ではライ ターの点火は不能になってお り、 誤動作等による不用意な点火は防止されている。
[0109] ライターを使用するときには、 前記ロッ ク部材 14の先端 14g を押して、 該ロッ ク部材 14を口ッ ク位置から第 23図、 第 34図および第 38図に示す前記解除位置に移動させ、 点火 レバー 12の押下を可能にする。 この解除位置では、 該ロ ッ ク部材 14の係合用凹部 14f が前記保持部材 18の突起 18a に 係合し、 解除位置に保持される。 (第 25図参照) こ こで、 点火レバー 12を押すと、 点火レバー 12の下の突起 12a は口 ック部材 14の切欠き 14d に嵌入するので押下が可能になり、 (第 24図) ガスの解放および点火装置による着火が可能に なる。
[0110] このとき、 点火レバー 12の押下により該点火レバ一 12の 下の突起 12b は前記保持部材 18の突起 18b を押し、 第 28図 一 - に示すように前記保持部材 18を下方に変形させ、 該保持部 材 18の突起 18a が口ック部材 14の係合用凹部 14f から離脱 する。 これにより、 ロック部材 14は解除位置から解放され るので、 前記スプリ ング 15の付勢力によってロ ッ ク位置に 戻ろうとする。 しかし、 このとき点火レバー 12の突起 12a はロッ ク部材 Uの切欠き 14d にまだ嵌入しているため、 ま たこの嵌 には若干の遊びがあり、 ロック部材 14の位置は 解除位置から僅かにロック位置の方に移動するため、 口ッ ク部材は前記保持部材 18の突起 18a が口 ッ ク部材 14の係合 用凹部 14f から離脱しても、 僅かにロック位置側に移動し た位置に仮保持される。 (第 27図、 第 36図および第 40図参 照)
[0111] この仮保持の位置において、 ライ夕一の着火が行なわれ、 着火が完了し、 押下を解除すると、 点火レバー 12は上昇し、 点火レバー 12の下の突起 12a は口ック部材 14の切欠き Ud から完全に離れるので、 ロッ ク部材 14は前記付勢により口 ック位置に戻り、 装置全体の機構は第 16図、 第 Π図、 第 37 図に示す状態に復帰する。
[0112] このようにして、 本発明のこの実施例の安全装置におい ても、 不使用時には前記口ック部材 14が点火レバー 12の押 下を阻止して、 不用意な点火を防止するとともに、 点火時 には解除位置に移動して点火を可能にし、 点火した後には、 点火レバー 12の上昇により自動的にロッ ク位置に戻される。 したがって、 ロ ッ ク機構を解除して使用した後、 改めて口 一 — ッ クをし直さなく ても自動的にロッ ク機構が機能し、 安全 性が高いチャイル ドプルーフのガスライ タを実現する こと ができ る。
[0113] 上記実施例に使用される各部材の形状、 構造は、 第 1 6図 から第 40図までの図面により基本的には明らかであると考 えられるが、 より詳細、 かつ正確にそれらの部材の形状、 構造を第 41図から第 48図に示す。 これらの図面に示された 部材は、 第 1 6図から第 40図に示された実施例の部材と実質 的に同一の構成を有するものであるので、 各部材には第 1 6 図から第 40図に示された実施例の部材と同一の参照符号を 付してある。 しかし、 これらの部材は細部については多少 異なっており、 例えば第 44図から第 46図に示された口 ッ ク 部材 14は、 その端部に解除時に指で押しやすいように端板 14A を備えている。 第 41図は点火レバ一 12の斜視図、 第 42 図は同じく その点火レバー 12の一方向から見た裏面を示す 斜視図、 第 43図は同じく その点火レバー 12の他の方向から 見た裏面を示す斜視図、 第 44図は同じく その実施例のライ ターに使用されるロック部材 14の斜視図、 第 45図は同じく そのロ ッ ク部材 14の一方向から見た裏面を示す斜視図、 第 46図は同じく そのロッ ク部材 14の他の方向から見た裏面を 示す斜視図、 第 47図は同じく その実施例のライタ一のライ ター本体 1 3に設けた中間ケース 1 3 a の一方向から見た斜視 図、 第 48図は同じく その中間ケース 1 3 a の他の方向から見 た斜視図である。 なお、 この実施例では、 前記ロ ッ ク部材 14をロッ ク位置に付勢するのはコイルスプリ ング 1 5であり、 前記ロ ッ ク部材 14のフ ッ ク 14e の側面と中間ケース 1 3 a の 間にこのスプリ ング 1 5が圧縮されて装填され、 その弾発力 により該ロック部材 14を外方すなわちロッ ク位置の方ヘス プリ ング付勢している。
[0114] 上記実施例において、 前記口ッ ク部材 14をロック位置に おいて折翬み自在とすれば、 口ッ ク状態における安定性お よび取扱性を向上させることができる。 このような実施例 を以下、 第 49図から第 5 8図を参照して示す。
[0115] この実施例は第 1 6図から第 40図に示した実施例と同様に ロック部材を縱方向に措動自在と したものであり、 各部の 構成と作動はその実施例と同じであるので、 その詳細な説 明は省略する。 すなわち第 49図から第 58図に示した各部の 参照符号は第 16図から第 40図に示した実施例の各部の参照 符号に 1 0を加えたものであり、 第 49図から第 58図に示され た各部材の構成およびその作動は、 それぞれの参照符号か ら 1 0を引いた参照符号を有する第 1 6図から第 40図に示した 実施例中の部材の構成およびその作動と同一である。
[0116] 第 49図の A— A線、 B — B線の各断面を第 5 0図と第 52図 に示す。 ロ ッ ク部材 24はロッ ク位置から解除位置に移動さ せるために、 その端部 2 6がラィター本体 23の外方に突出さ れており、 この部分を押しこまれることにより、 該ロ ッ ク 部材 24は口ッ ク位置から解除位置に移動される。 該ロッ ク 部材 24の端部 26は、 ピボッ ト 2 5を介して折畳み自在とされ ており、 第 51図に示すように不使用時には折り畳まれてコ ンパク トにされ、 ライ 夕一の取扱い性を向上させていると と もに、 ロック状態の安定性を高めている。 ライタ一を使 用するときには、 折り畳まれている該ロッ ク部材 24の端部 26を第 52図に示すように伸ばして、 該ロ ッ ク部材 24を第 52' 図に示すロッ ク位置から第 53図から第 55図に示す解除位置 に移動させ、 点火レバー 22の押下を可能にする。
[0117] この実施例では、 ロッ ク部材 24の端部 26はピボッ 卜 25を 介して折畳み自在とされており、 第 51図に示すように不使 用時には折り畳まれてコンパク 卜にされ、 使用時にのみ延 ばされて使用されるので、 ライターの取扱い性を向上させ るとともにロ ック状態の安定性を向上させることができる。 なお第 56図は上記実施例における前記口 ッ ク部材 24の仮 保持状態を示す平面図、 第 57図はその要部の A - A線断面 図、 第 58図はその要部の B— B線断面図であって、 これら の図は前記第 2の実施例の第 26図〜第 28図に対応する もの である。
[0118] このロック部材 24の端部 26を折畳み自在と した実施例は、 第 16図から第 40図に示された前記ロッ ク部材 24が縱方向に 摺動自在に構成された実施例に適用されたものであるが、 これは第 1図から第 15図に示された前記ロッ ク部材 24が横 方向に措動自在に構成された実施例に適用することもでき ることは言うまでもない。
[0119] なお、 上記各実施例は単なる具体的な例を示すものであ 一 - り、 種々の変更が可能であることは言うまでもない。
[0120] 例えば、 前記ロ ック部材 14、 24はいずれも、 前記ライタ 一本体 1 3、 23の上面に沿って点火レバー 12、 22の側からラ ィ夕一本体内方へ移動するようになっているが、 その反対、 すなわち風防の側からライタ一本体内方へ移動するように なっていてもよい。 そのような を第 59図に示す。 第 59図 に示す実.施例ではロッ ク部材 34はラィタ一本体 33に設けた 中間ケース 33 a の上面に沿つて風防 30の側からライタ一本 体内方へ移動するようになされている。
[0121] また、 前記口ッ ク部材をロッ ク位置に付勢する手段とし ては、 第 60図に示すようにロック部材 44のフッ ク 44e と中 間ケース 43 a の一部の間にコイルスプリ ング 47を装填して もよいし、 第 61図に示すようにロック部材 54の一部 54a に バネ 57を一体的に形成してもよい。 もちろん、 それらスプ リ ング、 バネ等の弾性材料の材質は、 金属に限られるもの ではなく、 プラスチック製としてもよい。
[0122] また、 第 1 の実施例における前記ロッ ク部材 4の付勢方 法として、 前記実施例のアーム 4aの他に第 14図、 第 1 5図に 示すスプリ ング 7を使用する例を説明したが、 この他に、 押ボタ ンをロ ッ ク部材 4端部 4aに固定し、 この押ボタ ンを 弾性部材で形成したり、 あるいはこれにコイルスプリ ング を設けたり して、 その弾性によってロッ ク部材 4をロッ ク 位置に付勢するようにしてもよい。
[0123] また、 前記保持部材 18、 28は中間ケース 13a あるいはラ イタ一本体 23の端部側に片持支持されて内方に向って弾性 変形可能に延びているが、 これは反対に中間ケース 13 a あ るいはライター本体 23の内部に片持支持されて外方に向つ て弾性変形可能に延びるようにしてもよい。 このような実 施例を第 62図から第 66図に示す。
[0124] この実施例においても、 基本的構成と作動は、 第 16図か ら第 40図に示した実施例と同様である。 すなわち、 ライ タ —の不使用時には第 62図に示すように、 ロ ック部材 64は突 出したロ ック位置にあって、 点火レバー 62の下面に設けら れた突起 62a が口ック部材 64の当接部 64a に当接して点火 レバー 62の押下は阻止されている。 したがって、 この状態 ではライターの点火は不能になっており、 誤動作等による 不用意な点火は防止されている。
[0125] ライターを使用するときには、 前記ロッ ク部材 64の先端 を押して、 該ロ ッ ク部材 64をロッ ク位置から第 63図に示す 解除位置に移動させ、 点火レバー 62の押下を可能にする。 この解除位置では、 ロック部材 64の係合用凸部 64 f がラィ ター本体の上部に設けた中間ケース 6 Sa 側の保持部材 68の 凹部 68a に係合し、 解除位置に保持される。 こ こで、 点火 レバ一 62を押すと、 点火レバ一 62の下の突起 62a は第 64図 に示すようにロッ ク部材 64の切欠き 64d に嵌入するので押 下が可能になり、 ガスの解放および点火装置による着火が 可能になる。
[0126] このとき、 点火レバー 62の押下により点火レバー 62の下 - 8— の突起 62b は前記保持部材 68の突起 68 b を押し、 第 65図に 示すように、 前記保持部材 68は下方に変形し、 該保持部材 68の凹部 68a はロ ッ ク部材 64の係合用凸部 64f から離脱す る。 これにより、 ロッ ク部材 64は解除位置から解放される ので、 スプリ ング 67の付勢力によつてロ ッ ク位置に戻ろう とする。 しかしこのとき点火レバー 62の突起 62a はロッ ク 部材 64の切欠き 64d にまだ嵌入しているため、 またこの嵌 入には若干の遊びがあり ロ ッ ク部材 64の位置は解除位置か ら僅かにロック位置の方に移動するため、 第 66図に示すよ うにロ ック部材は保持部材 68の凹部 68a が口 ック部材 64の 係合用凸部 64f から離脱して、 僅かに口ッ ク位置側に移動 した位置に仮保持される。
[0127] この仮保持の位置においてライターの着火が完了し、 点 火レバー 62の押下を解除すると点火レバー 62は上昇し、 点 火レバ一 12の下の突起 62a はロック部材 64の切欠き 64d か ら完全に離れるので、 ロ ッ ク部材 64は前記スプリ ング 67の 付勢によりロック位置に戻り、 装置全体の機構は第 62図に 示す状態に復帰する。
[0128] このようにして、 本発明のこの実施例の安全装置におい ても、 不使用時には前記口ッ ク部材 64が点火レバー 62の押 下を阻止して、 不用意な点火を防止するとともに、 点火時 には解除位置に移動して点火を可能にし、 点火した後には、 点火レバー 62の上昇により 自動的にロック位置に戻される。 したがって、 ロッ ク機構を解除して使用した後、 改めて口 ッ ク し直さなく ても自動的にォ一 卜 リ タ一ン機構が機能す るとともに、 直線状の軌道に沿つた口ッ ク部材の解除動作 により ロッ クの解除ができるため操作性が良く 、 さ らに、 点火操作に使用する指またはそれ以外の指で口ッ ク部材を 移動してロッ クを解除し、 ロッ ク部材を口 ッ ク解除位置に 自動的に保持し、 解除動作に使用した指であるいは他の指 で、 解除-動作とは関係なく点火レバーを操作することがで きるので、 安全性と操作性がともに優れた使用者によって 差が出ることのない安全装置付ガスラィタ一を提供するこ とができる。
[0129] さ らに、 前記ロッ ク部材 4、 14、 24の係合用凹部 4f、 14 f 、 24f と前記保持部材 8、 18、 28の係合用凸部 8a、 18a 、 28a との関係は、 逆にしてもよい。 すなわち、 ロック部材 4、 14、 24に係合用凸部を設け、 保持部材 8、 18、 28に係 合用凹部を設けるようにしてもよい。 このような実施例を 第 67図に示す。 図中、 各部材の参照符号は第 62図から第 66 図の実施例の各部材に相当するものについては同一と し、 凸部と凹部を逆にした、 ロッ ク部材 64の係合用凸部は 64' 、 保持部材 68の係合用凹部は 68a ' と した。
[0130] また、 前記前記ロッ ク部材 14、 24、 34、 44、 54、 64はい ずれも、 ライター本体の上面に沿って移動するようになつ ており、 その解除動作はライター本体の内方へロッ ク部材 を押し込むような動作になっている力《、 これはライター本 体の側面においてスライ ドさせるような動作にしてもよい。 このようにしても、 直線状の軌道に沿つたロ ッ ク部材の解 除動作により ロ ッ クの解除ができるようにすれば、 操作性 は良く、 点火操作に使用する指またはそれ以外の指で操作 するようにすることができる。 そのような例を第 68図から 第 72図に示す。
[0131] ここに示す実施例では、 ロッ ク部材の形態をラィ夕一側 面でその指掛部を前後に移動する形式するとともに、 開閉 自在のキャ ップをこのロッ ク部材と結合して、 安全性をさ らに高めている。 このキャ ップは、 ガスライ ターの燧料噴 出ノズルの上方にあって、 燃料の燃焼を阻止する もので、 これが口 ック部材に結合され、 口ック部材が前記口ッ ク位 置にあるときにはキヤ ップが燃焼を阻止するノズル上方に あり、 ロ ック部材の前記解除位置への移動により、 キヤ ッ プが燃焼を阻止するノズル上方から燧焼を許す退避した位 置まで移動するように構成されている。
[0132] 第 68図はその実施例において、 ロッ ク部材がロック位置 にある状態を示す側面図、 第 69図はロッ ク部材をキャ ップ とともに解除位置へ移動した状態を示す側面図、 第 70図は その実施例において点火レバーを押下した状態を示す側面 図、 第 71図はその点火レバーの押下開始状態における点火 レバーの凹部とロック部材の凸部の位置関係を示す側面図、 第 72図はその点火レバーの押下状態における点火レバーの 凹部とロッ ク部材の凸部の位置関係を示す側面図である。
[0133] この実施例においては、 第 68図に示すように、 ロッ ク部 材 74はライター本体 73の中間ケース 73a 側面で前後に移動 するとともに、 開閉自在のキャ ップ 79と結合されている。 このキヤ ップ 79は、 ロ ッ ク部材 74とと もにガスライ ターの 風防 80に沿ってその上部を開閉するように移動し、 ノズル の上方の燃料の燃焼を阻止する位置 (第 68図) とノズル上 方から退避した燃焼を許す位置 (第 69図、 第 70図) の間を 移動する。
[0134] 第 68図に示すように、 ロッ ク部材 74は前記キヤ ップ 79と —体的に結合され、 かつ中'間ケース 73a の側面に設けられ た長孔 75に搢動自在に係合したピン 74c を内面に有し、 そ のロッ ク部材 74の指掛部 74b は中間ケース 73a の側面で前 後に移動するようになされている。 また、 このロ ック部材 74は点火レバー 72の押下部 72a の下に延びる当接部 74a を 有していて、 ライターの不使用時には、 第 68図に示すよう に、 ロッ ク部材 74はその当接部 74a が点火レバー 72の押下 部 72a の下に延びたロ ッ ク位置にあって、 点火レバー 72の 下面がこの口 ック部材 74の当接部 74a に当接して点火レバ 一 72の押下は阻止されている。 したがって、 この状態では ライ夕一の点火は不能になっており、 誤動作等による不用 意な点火は防止されている。
[0135] ライ ターを使用するときには、 前記口ッ ク部材 74の指掛 部 74b を図中左方ヘスライ ドさせてロ ッ ク部材 74をロッ ク 位置から第 69図に示す解除位置、 すなわち前記ロ ッ ク部材 74の当接部 74a が点火レバー 72の押下部 72a の下から退避 する位置まで移動する。 これにより レバー 72の下面は前記 ロッ ク部材 74の当接部 74a に当接することなく下方へ移動 できるようになり、 第 70図に示すように点火レバー 72の押 下が可能になつて、 ガスの解放および点火装置による着火 が可能になる。
[0136] この解除位置では、 第 71図に示すように、 ロッ ク部材 74 の前記ピン 74c が、 点火レバー 72の押下部 72a とは点火レ バー 72の押下動作を支持する支点を有する支柱 76を挟んで 反対側のァーム部 72b の下面に形成された係止用切欠部 72 c に係止されて、 ロ ック部材 74は解除位置に保持される。 こ こで点火レバー 72の押下部 72a を押すと、 第 72図に示す ように、 点火レバー 72のアーム部 72b の下面の切欠部 72c に係止されたロッ ク部材 74の前記ピン 74e は該切欠部 72c から外れて、 ロック部材 74はスプリ ング 77の作用により右 方へ移動する。 これにより、 ロック部材 74は解除位置から 解放され、 最初の口 ック状態に復帰しょう とするが、 この とき点火レバー 72の押下部 72a にロ ッ ク部材 74の当接部 74 a の先端が当接するので、 その位置で、 すなわちその復帰 の途中の口ック部材 74が解除位置から僅かにロック位置の 方に移動した位置で仮保持される。
[0137] この仮保持の位置においてライターの着火が完了し、 点 火レバ一 72の押下を解除すると点火レバー 72は上昇し、 点 火レバ一 72の下に前記口ック部材 74の当接部 74a が進入す るので、 ロ ッ ク部材 74は前記スプリ ング 77の付勢により 口 ック位置に戻り、 装置全体の機構は第 6 8図に示す状態に復
[0138] ' si ~9 る o
[0139] このようにして、 本発明のこの実施例の安全装置におい ても、 不使用時には前記ロ ック部材 74が点火レバー 72の押 下を阻止して、 不用意な点火を防止するとともに、 点火時 には解除位置に移動して点火を可能にし、 点火した後には、 点火レバ一 72の上昇により 自動的に口ッ ク位置に戻される。 したがって、 ロック機構を解除して使用した後、 改めて口 ッ ク し直さなく ても自動的にォー ト リ タ一ン機構が機能す るとともに、 直線状の軌道に沿ったロ ッ ク部材の解除動作 によりロッ クの解除ができるため操作性が良く 、 さらに、 点火操作に使用する指またはそれ以外の指で口ッ ク部材を 移動してロックを解除し、 ロック部材をロッ ク解除位置に 自動的に仮保持し、 解除動作に使用した指であるいは他の 指で、 解除動作とは関係なく点火レバーを解除することが できるので、 安全性と操作性がともに俊れた使用者によつ て差が出ることのない安全装置付ガスライタ一を提供する ことができる。
[0140] なお、 上記実施例では前記ピン 74c が、 長孔 75に係合し てロッ ク部材 74の揩動を案内する作用と、 点火レバー 72の アーム部 72b の係止用切欠部 72e に係止されてロッ ク部材 74を解除位置に保持する作用の 2つの作用を兼用している が、 これは、 これら 2つの作用のための部材を別にして、 それぞれ別個に作用させるようにしてもよい。 — S4— 以上説明したところから明らかなように、 本発明はその 細部の設計的変更はいかようにもできるもので、 その具体 的例は上記の他にも無数にあることは言うまでもない。
[0141] また、 本発明のライターの形式には特に制限がなく、 こ の発明で採用している安全装置は、 上記各実施例に見られ たるフ リ ン トタイプのライターのみでなく 、 ピエゾ、 電子 ライタ一等、 他の形式のライターにも適用可能であること は言うまでもない。
权利要求:
Claims

請求 の 範 囲 . 点火する燃料を貯蔵する燃料タ ンク と該燃料タ ンク から流量を制御しつつ前記燃料を供給する燃料供袷手段 とを有するライター本体、
供耠された前記燃料に点火する点火手段、 および 外力により押下可能で、 押下されるこ とにより前記燃 料供給手段と前記点火手段を作動させて前記燧料タ ンク から供給された前記燃料に点火する点火レバーを有する ガスライ ターにおいて、
該点火レバーの押下を阻止するロ ック位置と、 許容す る解除位置との間を直線的に移動可能であって、 該ロ ッ ク位置に付勢されたロ ッ ク部材、
前記解除位置に移動された前記口 ック部材を該解除位 置に保持する保持手段、
前記点火レバーの押下により該保持手段を解除して前 記口 ッ ク部材を該解除位置から解放する解除手段、 およ び
該解除手段により前記保持手段から解放された前記口 ッ ク部材を、 押下された前記点火レバーが上昇するまで の間、 該解除位置も しく はその近傍に仮保持する仮保持 手段を備えたことを特徴とする安全装置付ガスライター。 . 前記ロッ ク部材が、 前記ライ ター本体に形成された 溝に案内されて摺動自在とされていることを特徴とする 請求の範囲第 1項記載の安全装置付ガスライ タ一。
. 前記ロック部材が、 前記ロッ ク位置において端部が ライター本体から突出し、 該ロッ ク部材の端部が折畳み 自在とされていることを特徴とする請求の範囲第 1項ま たは第 2項記載の安全装置付ガスライター。
. 前記口 ッ ク部材の少なく とも一部が弾性材料で形成 され、 .該弾性材料で形成された該ロック部材の一部が、 前記ロッ ク部材を前記口ッ ク位置に付勢する手段を構成 することを特徴とする請求の範囲第 1項から第 3項いず れか 1項記載の安全装置付ガスライ タ一。
. 前記口ッ ク部材を前記口ッ ク位置に付勢する手段が、 前記ロッ ク部材とは別のスプリ ングにより構成されてい ることを特徴とする請求の範囲第 1項から第 3項いずれ か 1項記載の安全装置付ガスライタ一。
. 前記解除位置に移動された前記口ッ ク部材を前記解 除位置に保持する保持手段が、 該ロッ ク部材の一部に形 成された係合部と、 この係合部に係止するように前記ラ ィ 夕一本体の一部に形成された係合部とから構成され、 これら両係合部が弾性的に係合されることを特徴とする 請求の範囲第 1項記載の安全装置付ガスライ タ一。
. 前記点火レバーの押下により前記口 ッ ク部材を前記 解除位置から解放する解除手段が、 前記ロ ッ ク部材のー 部に形成された係合部と前記ライター本体の一部に形成 された係合部のいずれか一方を弾性的に変形させて両係 合部を離脱させるように構成されていることを特徴とす る請求の範囲第 6項記載の安全装置付ガスライ タ一。
8 . 前記保持手段から解放された前記ロッ ク部材を仮保 持する仮保持手段が、 前記点火レバーの一部に形成され た係合部と、 この係合部に係止するように前記ライター 本体の一部に形成された係合部とから構成されているこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の安全装置付ガス ライター。
9 . 前記口 ッ ク部材の端部が、 前記口 ッ ク位置において 前記ライター本体から外方に突出しており、 該端部がラ イタ一本体内方へ押し込まれるこ とによ り 、 前記ロッ ク 部材が前記ロ ッ ク位置から前記解除位置に移動されるこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の安全装置付ガス ライター。
10. 前記ロッ ク部材が、 前記ライタ一本体の側面に沿つ て摺動自在な指掛部を備えており、 該指掛部がライタ一 本体の側面に沿つて摺動されることにより、 前記ロッ ク 部材が前記口ック位置から前記解除位置に移動されるこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の安全装置付ガス ライター。
11. 前記燃料の燃焼を阻止する手段をさ らに備え、 該燃 焼阻止手段が前記口 ッ ク部材に結合され、 該ロ ッ ク部材 が前記ロ ッ ク位置にあるときには該燃焼阻止手段が燃焼 を阻止する位置にあり、 該ロック部材の前記解除位置へ 一 S 8 - の移動により該燧焼阻止手段が燧焼を阻止する位置から 燃焼を許す位置に移動するように構成されていることを 特徴とする請求の範囲第 1項記載の安全装置付ガスラィ ター。
12. 前記燃焼阻止手段が、 前記燃料供耠手段の一部を構 成する燃料噴出ノズルの上方に出入自在に移動するカバ 一であ ことを特徴とする請求の範囲第 11項記載の安全 装置付ガスライタ一。
13. 燧料タ ンク と、 該燃料タ ンクの上に装着され、 該燃 料タンクから供給される撚料を流量制御しつつ供給する 燧料供耠手段からなるライター本体、 および、 供給され た燃料に点火する点火手段と、 外力により押下されるこ とにより前記燧料供給手段と前記点火手段を作動させて 前記檨料に点火する点火レバーとを備えた中間ケースか らなるガスライ 夕一において、
前記中間ケース上に、 前記点火レバーの押下を阻止す るロッ ク位置と許容する解除位置との間を、 直線的に移 動するよう摺動自在に設けられ、 該ロック位置に付勢さ れたロ ッ ク部材、
前記解除位置に移動された前記口ッ ク部材を該解除位 置に保持する保持手段、
前記点火レバーの押下により該保持手段を解除して前 記ロッ ク部材を該解除位置から解放する解除手段、 およ び 該解除手段により前記保持手段から解放された前記口 ッ ク部材を、 押下された前記点火レバーが上昇するまで の間、 該解除位置も しく はその近傍に仮保持する仮保持 手段を備えたことを特徴とする安全装置付ガスライタ一。
14. 前記保持手段が、 前記ロッ ク部材の一部に形成され た係合部と、 この係合部に弾性的に係止するように前記 中間ケースの一部に形成された係合部とから構成されて いることを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の安全装置 付ガスライ ター。
1 5. 前記ロッ ク部材を、 点火レバーが上昇するまで仮保 持する仮保持手段が、 前記ロ ッ ク部材の一部に形成され た係合部と、 この係合部に係止するよう前記点火レバー の一部に形成された係合部とから構成されていることを 特徵とする請求の範囲第 13項記載の安全装置付ガスライ 夕—。
6. 点火する燃料を貯蔵する燃料夕ンク、
該燃料タンクから流量を制御しつつ前記燧料を供給す る燃料供給手段、
供給された前記燃料に点火する点火手段、
外力により押下可能で、 押下されることにより前記燃 料供耠手段と前記点火手段を作動させて前記燃料タ ンク から供耠された前記燃料に点火する点火レバ一、
内部に前記燃料タンクを有し、 上部に前記燃料供給手 段、 前記点火手段および前記点火レバーを備えたラィ 夕 —本体、
該ライター本体の上部に設けられた直線的な溝に摺動 自在に設けられ、 ロ ッ ク位置と解除位置との間を移動可 能とされ、 上面に、 前記ロッ ク位置にあるときに押下さ れる前記点火レバーの下面に当接して該点火レバーの押 下を阻止し、 前記解除位置にあるときには押下される前 記点火.レバーの下面から退避して該点火レバーの押下を 許容する当接面を有するロッ ク部材、
該ロッ ク部材を前記口ッ ク位置に弾性的に付勢する付 勢手段、
前記ライター本体の前記直線的な溝の近傍に設けられ、 前記解除位置に移動された前記口ック部材の一部と弾性 的に係合して該ロック部材を該解除位置に保持する保持 用係合部を有する弾性的に変形可能な保持部材、
前記点火レバーの一部に設けられ、 該点火レバーの押 下により前記保持部材の一部に当接して前記保持用係合 部を前記口 ック部材から解放するように前記保持部材を 変形させる解除用突起、 および
前記点火レバ一の一部に設けられ、 該点火レバーの押 下により解放された前記口ッ ク部材の一部と係合して、 該ロッ ク部材を押下された前記点火レバーが上昇するま での間、 該解除位置も しく はその近傍に仮保持する仮保 持用突起
からなることを特徴とする安全装置付ガスライ ター。
1 7. 前記解除位置に移動された前記口ッ ク部材の一部と 弾性的に係合して該ロ ッ ク部材を該解除位置に保持する 保持用係合部が突起であり、 該保持用係合部と弾性的に 係合する前記ロ ッ ク部材の一部が凹部であることを特徵 とする請求の範囲第 1 6項記載の安全装置付ガスライタ一。
1 8. 前記解除位置に移動された前記口 ッ ク部材の一部と 弾性的に係合して該ロ ッ ク部材を該解除位置に保持する 保持用係合部が凹部であり、 該保持用係合部と弾性的に 係合する前記ロ ッ ク部材の一部が凸部であることを特徵 とする請求の範囲第 1 6項記載の安全装置付ガスライ タ一。
1 9. 押下された前記点火レバーが上昇するまでの間、 前 記口ッ ク部材を前記解除位置も しく はその近傍に仮保持 する、 前記点火レバーの一部に設けられた仮保持用突起 と係合する前記口ッ ク部材の一部が切欠きであることを 特徴とする請求の範囲第 1 6項から第 1 8項いずれか 1項記 載の安全装置付ガスライタ一。
20. 押下された前記点火レバーが上昇するまでの間、 前 記口ッ ク部材を前記解除位置も しく はその近傍に仮保持 する、 前記点火レバーの一部に設けられた仮保持用突起 が並列して 2つ設けられていることを特徴とする請求の 範囲第 1 6項から第 1 9項いずれか 1項記載の安全装置付ガ スライター。
2 1. 前記ロ ッ ク部材が前記口ッ ク位置にあるときに該ロ ック部材の前記当接面に当接する前記点火レバ一の前記 下面が、 前記点火レバーの一部に設けられ前記口 ッ ク部 材の一部と係合して該ロ ッ ク部材を仮保持する前記仮保 持用突起の下面と兼用されていることを特徵とする請求 の範囲第 16項から第 20項いずれか 1項記載の安全装置付 ガスライター。
22. 点火する燃料を貯蔵する燃料夕ンク、
該燃料タンクから流量を制御しつつ前記燃料を供給す るパ'ルブ、
供耠された前記燃料に点火する点火装置、
外力により押下されることにより前記バルブと前記点 火装置を作動させて前記燃料タ ンクから供給された燧料 に点火する点火レバー(12)、
上部に点火装置および点火レバー(12)を備えた中間ケ 一ス(13a) 、
該中間ケー ス (13 a) の上部に画成された直線的な溝 (13b) に摺動自在に係合され、 ロ ッ ク位置と解除位置と の間を移動可能とされ、 上面に、 該ロック位置にあると きに押下される前記点火レバー(12)の下面に形成された 仮保持用突起(12a) と当接して該点火レバー(12)の押下 を阻止し、 前記解除位置にあるときには押下される前記 点火レバ一 (12)の前記仮保持用突起(12a) から退避して 該点火レバ一(12)の押下を許容する当接面(14c) を有す るロ ッ ク部材(14)、
該ロッ ク部材(14)に形成されたフ ッ ク(i4e) と前記中 間ケース( a) の垂直壁(1 3c) との間に圧縮して装着さ れ、 該ロ ッ ク部材(14)を前記口 ッ ク位置に弾性的に付勢 するスプリ ング(15 )、
前記中間ケース(13a) の垂直壁(13c) に設けられ、 前 記解除位置に移動された前記ロ ッ ク部材(14)の係合部 (14f ) と弾性的に係合して該ロ ッ ク部材(14)を該解除位 置に保持する保持用係合部(18a) を有する弾性的に変形 可能な保持部材(18)、 および
前記点火レバ一(12)の下面に設けられ、 該点火レバ一 (12 )の押下により前記保持部材(U)の突起(18b) に当接 して、 前記保持用係合部(18a) を前記ロッ ク部材(14)か ら解放するように前記保持部材(18)を変形させる解除用 突起(12b) からなり、
前記仮保持用突起(12a) が、 前記点火レバー(12)の押 下により解放された前記ロッ ク部材 (14) の切欠き(14d ) と係合して、 押下された前記点火レバー(12)が上昇する までの間、 該ロッ ク部材 4)を前記解除位置も しく はそ の近傍に仮保持するようにしたことを特徴とする安全装 置付ガスライ タ一。
23. 前記点火レバー(12)は耐熱性の高い樹脂材料で形成 され、 一端に該点火レバーを押下するための押圧部(12 c) を有し、 他端に前記バルブに係合する係合部を有し、 下 面に前記仮保持用突起(12 a) と 2本の前記解除用突起 ( 12b) とを有していることを特徴とする請求の範囲第 22 項記載の安全装置付ガスライタ一。
24. 前記ロ ッ ク部材(14)は、 前記点火レバー(12)に形成 された 2本の仮保持用突起(12a) と当接してする前記当 接面(14c) に隣接して、 該ロッ ク部材が前記解除位置に あるときに押下される前記点火レバー(12)の前記 2本の 仮保持用突起(12a) が嵌入する 2つの切欠き(Ud) を有 してい.ることを特徴とする請求の範囲第 23項記載の安全 装置付ガスライター。
25. 前記口ッ ク部材(14)は摺動性の良い樹脂材料で形成 され、 かつ下面に、 前記ライター本体(13)の中間ケース (13a) 上部に画成された直線的な溝(13 b) に搢動自在に 係合されて、 該ロック部材(14)を該中間ケース(13a) 上 に案内するフ ッ ク (14e) を有し、 該フ ッ ク (14e) は該中 間ケース(13a) の垂直壁(13c) に対向した面に該面と該 垂直壁(13c) との間にスプリ ング(15)を保持するための スプリ ング当り面(14h) を有していることを特徵とする 請求の範囲第 22項記載の安全装置付ガスライタ一。
26. 前記保持部材(18)は、 前記ライ ター本体(13)の中間 ケース(13a) の一部に形成され、 水平に延びた片持ァ一 ム(18c) の形状に形成され、 該片持アーム(18c) に前記 口ッ ク部材(14)の係合部 (Uf )と係合して該ロ ッ ク部材 (14)を該解除位置に保持する前記保持用係合部(18a) と、 前記点火レバー(12)の前記解除用突起(12b) により押下 されて該保持用係合部(18a) を前記ロ ッ ク部材(14)の前 記係合部 (14f)から外すための解除用突起(18b) とが形 成されていることを特徴とする請求の範囲第 22項記載の 安全装置付ガスライ タ一。
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法律状态:
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优先权:
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