专利摘要:

公开号:WO1991018161A1
申请号:PCT/JP1991/000341
申请日:1991-03-13
公开日:1991-11-28
发明作者:Takuji Kobori;Shigeru Ban;Toshihiko Kubota;Osamu Nohira;Norihide Koshika;Koji Kondo;Sadaaki Masuda;Yoshinori Kitamura;Hideo Tanaka;Hiroomi Sato;Scott Alan Howe
申请人:Kajima Corporation;
IPC主号:E04B1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 超々高層ビル及びその構造 技術分野
[0002] この発明は、 200 階程度の超々高層ビル及びその構造に関す るものである。 背景技術 近年、 都心部に於ける人口の密集化が益々激しく なつてきて おり、 それに伴い種々の都市問題が生じ、 特に土地不足が大き く クローズアップされている。
[0003] その対応策として様々な意見が提案されているが、 やはり土 地のより一層の高度利用を目指した超々高層ビルの実現が望ま れる。
[0004] また、 最近の情報化社会の急速な発展に伴い、 それらの情報 化機能を容れる建物の性能も、 より高いものが要求されるよう になってきた。
[0005] さらに、 個人生活が豊かになつて住居環境にもより高い機能 性が求められるようになつてきた。
[0006] ところで、 現在、 超高層ビルは幾つも建設されているが、 今 のところ技術的に限界があり、 100 階建て程度の建物が外国で 建設されているにすぎない。
[0007] 我が国においても、 超高層ビル建設の為の技術開発が盛んに 行われているが、 我が国は有数の地震国であること等から、 階 数では外国に及ばず 75階建程度の超高層ビルが建設されよう と しているにすぎない。 また、 現在建設されている超高層ビルの殆どは、 階数及び床 面積に自ずと限界があることからオフィスビルやホテル等とい つた専用ビルとして建設されているのみで、 一つの超高層ビル に日常生活に必要な施設を備えることにより、 一つの超高層ビ ルをー小都市とみなせるようなビルは未だ建設されていない。
[0008] この発明はこのような事情に鑑みて開発されたもので、 200 階建て程度までの超々高層ビルの建設を可能にすると共に一つ の超々高層ビルにオフィ ス、 ホテル、 住宅等の他に商業施設や スポ一ッ施設等といつた都市生活に必要な施設を備え、 一つの 超々高層ビルを一つの小都市とみなせるような超々高層ビルの 実現を可能にした超々高層ビル及びその構造を提供することを 目的とするものである。 発明の開示 前記目的を達成する為、 この発明は数十階建程度のタワー状 の超高層を複数本組み上げることにより数百階建の超々高層を 複数本構築し、 当該超々高層間に数十階毎に相互に行き来でき るようにスカイ ロビーを設け、 且つ地上よりスカイ ロビーに行 き来できるように複数基のシャ トル EVを設け、 さらに、 各超々 高層内にスカイ ロビーより各超高層の各階に行き来できるよう にローカル EVを設けてなる。
[0009] また、 この趦々高層ビルの建設を可能にする為、 数十階建の タヮー状の超高層を複数本組み上げて超々高層ビルを複数棟構 築し、 当該超々高層ビルどう しを数十階毎に大梁によって一体 的に接合してなる。 図面の簡単な説明 第 1図〜第 9図はこの発明の一実施例を示したもので、 第 1 図は超々高層ビルの斜視図、 第 2図はその断面図、 第 3図はェ ン トラ ンス階の平面図、 第 4図は 2階の平面図、 第 6図及び第 7図はスカイ ロビーの平面図、 第 5図、 第 8図及び第 9図は各 超高層の平面図である。
[0010] 1 , 2 , 3 "'超々高層、 4 ♦♦·スカイ 口ビ—、 5 …シャ トル EV、 6…展望台兼空中庭園 (スカイ ドーム) 、 7 …ロー力ル EV、 8…柱、 9…梁、 10…立体 ト ラス、 11…大梁、
[0011] a ",超高層。 発明を実施する為の最良の形態 この発明をより詳細に説明するために、 添付の図面に従って これを説明する。
[0012] この発明に係る超々高層ビルは、 直径 50 程度 (床面積約 2 , 000 πί /階程度) で 50階建程度のタワー状の超高層 aを 2本 乃至 4本組み上げることにより 200 階建程度の超々高層 1を 1 本、 150 階建程度の超々高層 2を 2 本及び 100 階建程度の超々 高層 3を 1本それぞれ構築すると共に 50階程度毎にスカイ ロビ — 4を設け、 且つ地上より このスカイ ロビー 4 , 4 に達する 4基 のシャ トル EV5 , 5 を設け、 さ らに超々高層 1 の屋上階に展望台 兼空中庭園 (スカイ ドーム) 6を設けるこ とにより構成されて いる。
[0013] 各超々高層 1 , 2 , 3 にはオフィ ス、 ホテル、 住宅等の主要な施 設が配置されているが、 例えば 100 階程度迄をオフィ ス、 150 階程度迄をホテル( レジデンシャルを舍む) とし、 そして最上 階迄を住宅とすれば動線の混乱を画避することができると共に プライバシーを保つことができる。
[0014] スカ イ ロビー 4 は各超々高層 1 , 2 , 3 間の交通の接点となる階 で、 5〜 6層程度で構成され、 このう ち最下層はサービス専用 フロア—等として構成され、 残る他の層は避難フロアを舍めて 一般客用フロアー等として構成されているが、 例えばサービス 専用フロァー及び一般客用フロアーには、 店舗、 レス ト ラ ン等 の商業施設、 図書館、 美術館等の文化施設、 アス レチ ッ クゃプ ール等のスポーツ施設、 展望施設、 ヘリボー ト等その他の都市 生活に必要な施設を配置することができる (第 3図、 第 4図、 第 6図及び第 7図参照) 。
[0015] なお、 地下階及び地上階近く のフロアーにも必要に応じてス カイ ロビー 4 と同様に商業施設等の都市生活に必要な施設が設 置されている (第 3図、 第 4図参照) 。
[0016] シャ トル EV5 , 5 はこの建物のメ イ ン EVとなるもので、 この他 に各超々高層 1 , 2 , 3 内にスカ イ ロ ビー 4から各超高層 aの各階 に行き来できるように口一力ル EV7 , 7 が複数基設けられている c このように計画されていることにより、 地上より シャ トル EV 5 に乗ってもよりのスカイ ロビー 4 まで上がり、 そこで各超々 高層 1 , 2 , 3 内の口 -力ル EV 7に乗り換えて各超高層 aの各階に 行く ことができる。
[0017] また、 地下階、 地上階近く のフロア一及びスカイ ロビ— 4に ある店舗等の諸施設を利用することにより外へ出なくても充分 日常生活を送ることができる。
[0018] また、 超々高層ビルは地震時等には常に高応力状態となるこ とが免れない為、 高強度材料を使用するこ とにり当該超々高層 ビルの建設を可能にしている。
[0019] このう ち、 各超々高層 1, 2 , 3 の柱 8 には剛性の極めて高い鐧 管コ ンク リ ー ト柱が使用され、 当該柱 8 は各超々高層の内側と 外側にそれぞれ円周方向に一定間隔おきに建て付けられている なお、 柱 8 のコ ンク リ ー トは建て方前にその殆どを打設して おき、 設計上必要な接合部等、 一部分のみのコ ンク リ ー トを現 場に於いて打設することにより、 現場打ちコ ンク リ ー トの量を 可能な限り滅らすと共にェ期の短縮化を図るものとする。
[0020] また、 各超々高層 1,2, 3 の梁 9には鉄骨梁が使用され、 当該 鉄骨梁 9 は各階毎に内柱 8, 8 間及び外柱 8, 8 間に各超高層 1,2, 3 の周方向に沿って、 また内柱 8 と外柱 8間には放射状にそれ ぞれ架設されている。
[0021] また、 各超々高層 1,2, 3 の外柱 8の外側には、 立体 ト ラス 10 が各超々高層 1,2,3 の全周にわたって構成され、 かかる構成に より各超々高層 1,2, 3 の外周面の剛性が著し く高められている < さらに、 各超々高層 1,2,3 は 50階ごとに大型ト ラス梁等から なる大梁 11によって一体的に接合され、 係る構成により建物全 体の水平剛性が著しく高められていると共に大梁 11を利用して 種々の制震装置を設置することにより建物全体の安全性が図ら れている。
[0022] 各超々高層 1,2,3 の各階の床は合成床版によって構成され、 係る構成により現場打ちコ ンク リ 一 トの量の低減化及び床荷重 の軽量化が図られている。
[0023] また、 各超々高層 1,2, 3 の外壁は全て力—テンウォ ールによ つて構成することにより、 外壁工事の簡略化 · 省略化、 さらに ェ期の短縮化が図られている。
[0024] なお、 カーテンゥォ —ルの施工は鉄骨建て方に支障を来さな いように設置階までリ フ ト等によって揚重し、 取り付けには力 一テンゥォ 一ル専用取付機を使用し、 さらにいわゆるノ ッ クダ ゥン方式ではな く大型ュニッ ト方式を採用することにより施工 能率の向上が図られている。 産業上の利用性 以上のように、 この発明にかかる超々高層ビル及びその構造 は、 土地不足の問題を解消することができ、 且つ情報化社会の 急速な発展に寄与することができ、 さらに住居環境及び都市環 境の改善にも大き く寄与することができるものである。
权利要求:
Claims請求 の 範囲
(1) 数十階建程度のタワー状の超高層を複数本組み上げること により数百階建の超々高層を複数本構築し、 当該超々高層間 に数十階毎に相互に行き来できるようにスカイ ロ ビーを設け- 且つ地上よりスカ イ 口 ビーに達する複数基のシャ トル EVを設 け、 さらに各超々高層内にスカ イ ロビーより各階に達する口 一カル EVを設けてなることを特徴とする超々高層ビル。
(2) 各シリ ンダー内にオフィ ス、 ホテル、 住宅等の主要施設を 設け、 エ ン ト ラ ンス口ビ一及びスカィ 口ビー内に商業施設、 文化施設、 スボ一ッ施設等の都市生活に必要な施設を設けて なることを特徴とする請求項第 1項記載の超々高層ビル。
(3) 数十階建のタヮ—状の超高層を複数基組み上げて超々高層 ビルを複数棟構築し、 当該超々高層ビルどう しを数十階毎に 大梁によつて一体的に接合してなることを特徴とする超々高 層ビルの構造。
(4) 各超々高層ビルの柱は鐧管コ ンク リ ー トによって構成して あることを特徴とする請求項第 3項記載の超々高層ビルの構 造。
(5) 各超々高層ビルの外側には立体 トラスが構成してあること を特徴とする請求項第 3項又は第 4項記載の超々高層ビルの
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