Method of controlling molding cycle of injection molding machine
专利摘要:
公开号:WO1991017879A1 申请号:PCT/JP1991/000637 申请日:1991-05-15 公开日:1991-11-28 发明作者:Akira Yokota 申请人:Komatsu Ltd.; IPC主号:B29C45-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 射出成形機の成形サイクル制御方法 [0002] 技術分野 [0003] 本発明は、 射出成形機のシリ ンダ内部から成形用金型のキヤ ビテ ィ部に至るまでの間に、 これらシリ ンダ内部およびキヤ ビティ部間 の可塑化合成樹脂の流通を阻止可能な流路開閉機構を有する射出成 形機において、 1成形サイ クルに要する時間を短縮するとともに、 成形品重量を一定に保ち得る成形サイクル制御方法に関するもので [0004] ^る - 背景技術 [0005] 射出成形機を用いて行われる可塑化合成樹脂の射出成形において は、 成形用金型のキヤ ビティ部に充塡された可塑化合成樹脂がキヤ ビティ部内部で冷却固化する際の収縮分を補充して成形品の品質を 一定に保つことが困難であるという問題点があり、 この対策と して- 種種の射出工程制御方法が提案されている。 [0006] 平成 1年 (1989年) 第 33331 号日本国公告特許公報に記載されて いる技術は、 前述されたような問題点を解決するための一例であり - 充塡工程において高速で前進させていたスク リ ューまたはプラ ンジ ヤーを、 保圧工程において減速させてキヤ ビティ部内部の可塑化合 成樹脂に保圧力を付与し、 この状態においてスク リ ュ一またはブラ ンジャーの移動をロッ ク し、 さ らに成形用金型のゲー ト部内部の可 塑化合成樹脂が冷却され固化( ゲー トシール) してシリ ンダ内部か らキヤ ビティ部へ至る間の可塑化合成樹脂の流通が阻止される時点 までスク リ ユーまたはプラ ンジャーをロッ ク し続けることが提案さ れている。 [0007] しかし、 ゲー ト シールは成形用金型内での挙動であるため、 ゲー トシール完了時点を検出することは極めて困難である上に、 金型温 度や可塑化合成樹脂温度の微小な変化によつてもゲー トシール完了 時点は異なるため、 スク リ ユ ーまたはプラ ンジャーのロック時間は、 ゲー トシールの完了に対して十分な余裕をもって設定しておく必要 がある。 また、 スク リ ユーまたはプランジャーをロックするために はフィ ー ドバック制御装置が必要となり、 射出成形機が高価のもの となる。 したがって、 長いロック時間による生産性低下と複雑化す る制御装置によるコス ト高という問題点がある。 [0008] また、 前述されたような従来の制御方法においては、 キヤ ビティ 部内部の冷却固化による収縮分を、 保圧時にゲー ト部がシールされ る時点までスク リ ユ ーまたはプランジャーをロックすることにより ゲ一 ト部内部の可塑化合成樹脂の流動を阻止し、 充塡時の圧力によ つて圧縮されていた樹脂圧力を解放することにより収縮容積分を成 形品自身の内部より供給している。 このようにすれば、 収縮容積分 を補ってキヤ ビティ部内容積に対応した一定容積の成形品が得られ るが、 可塑化合成樹脂が圧縮性を有する限り、 圧力や温度によって 可塑化合成樹脂の密度が変化するために、 成形品重量を一定に保ち 難いという問題点もある。 [0009] 本発明は、 前述のような問題点を解決することを目的として、 複 雑な装置を用いずに 1成形サイクルに要する時間を短縮するととも に、 成形品重量を一定に保ち得る射出成形機の成形サイクル制御方 法を提供しょう とするものである。 [0010] 発明の開示 [0011] 本発明による射出成形機の成形サイクル制御方法は、 前述された 目的を達成するために、 基本的には、 [0012] 射出成形機のシリ ンダ内部から成形用金型のキヤ ビティ部に至る までの間に、 これらシリ ンダ内部およびキヤ ビティ部間の可塑化合 成樹脂の流通を阻止可能な流路開閉機構を有する射出成形機の成形 サイクル制御方法において、 [0013] ( a ) 可塑化合成樹脂が可塑化され計量された後における前記流 路開閉機構が閉じられて、 可塑化合成樹脂の流通が阻止された状 態において、 スク リ ユーに所定押圧力を付与することにより シリ ンダ内部の樹脂圧力値を所定値とする予圧工程、 [0014] ( b ) 前記流路開閉機構が開かれて、 可塑化合成樹脂の流通が可 能な状態において、 スク リ ューを前進させて成形用金型のキヤ ビ ティ部へ可塑化合成樹脂を射出充塡する充塡工程と、 この充塡ェ 程に引き続きスク リ ユーに所定押圧力を付与する保圧工程とより 構成され、 キヤ ビティ部へ所定量の可塑化合成樹脂を充塡する充 塡保圧工程、 [0015] ( C ) 前記流路開閉機構が閉じられて、 可塑化合成樹脂の流通が 阻止されている状態において、 スク リ ユーが回転しつつ後退して 次の成形サイクルの所定量の可塑化合成樹脂が計量される計量ェ 程および、 [0016] ( d ) 前記流路開閉機構が開かれて、 可塑化合成樹脂の流通可能 な状態において、 スク リ ユーが後退するこ とによ り、 成形用金型 のゲー ト部とスク リ ユーの前進側先端部との間の可塑化合成樹脂 圧力を低下させるサックバッ ク工程 [0017] を舍むことを特徴とするものである。 [0018] なお、 前記予圧工程において、 スク リ ュ ーに設けられた逆流防止 弁が閉じられて、 前記流路開閉機構と逆流防止弁との間の可塑化合 成榭脂のスク リ ユーの後退方向への流通が阻止されることが好ま し い。 [0019] また、 前記保圧充塡工程において、 キヤ ビティ部に充塡される所 定量の可塑化合成樹脂は、 所定量に対応するスク リ ュー位置値、 シ リ ンダ内部の可塑化合成樹脂圧力値またはキヤ ビティ部内部の可塑 化合成樹脂圧力値のいずれによって検出されても良く 、 ス ク リ ュー の射出直前時の位置からの所定距離の移動により検出されても良い c さらに、 所定量の可塑化合成樹脂は重量値 Gと して、 [0020] G = ( 1 / V I - 1 / V H ) X V + A X X / V H "-…(1) [0021] V I : 射出直前時においてシリ ンダ内のスク リ ユー先端部 より前進側に介在する可塑化合成樹脂の比容積値 [0022] V H : 保圧時においてシリ ンダ内のスク リ ュー先端部 [0023] より前進側に介在する可塑化合成樹脂の比容積値 [0024] V : 射出直前時においてシリ ンダ内のスク リ ユ ー先端部 より前進側に介在する可塑化合成樹脂の容積値 [0025] A : シリ ンダ内断面積 [0026] X : 射出直前時から保圧時までのスク リ ュー移動距離 で表しても良い。 [0027] なお、 前記保圧工程において、 スク リ ューに所定押圧力を付与し た状態にて前記流路開閉機構が閉じられることが好ま しい。 [0028] また、 前記サッ クバック工程は、 前記成形用金型のゲー ト部内部 の可塑化合成樹脂が固化して、 このゲ一 ト部にて可塑化合成樹脂の 流通が阻止された状態において行われることが好ま しく 、 このサッ クバック工程は前記計量工程途中または前記計量工程完了後のどの 時点で行ってもよい。 [0029] したがって、 本発明の射出成形機の成形サイクル制御方法によれ ば、 流路開閉機構を閉じれば金型側とスク リ ユ ー側とが互いに影響 を及ぼし合う ことがなく、 同時に別の工程を進行させることができ る。 すなわち、 保圧工程において、 スク リ ューに可塑化合成樹脂の 冷却による収縮分を補うための保圧力を生成させる所定押圧力を付 与した状態のままで流路開閉機構を閉じれば、 金型側では残留保圧 が生じて保圧が継続し、 同時にスク リ ユ ー側では直ちに次の成形サ ィクルのための計量を行う ことができるため、 1成形サイクルに要 する時間を短縮することができる。 [0030] さ らに、 予圧工程においては、 前記流路開閉機構が閉じられると ともにスク リ ユーに設けられた逆流防止弁が閉じられるため、 シリ ンダ内部の可塑化合成樹脂が逆流することなく、 射出直前時におけ る可塑化合成樹脂の樹脂圧力値が明確な所定値となる。 また、 保圧 時における榭脂圧力値も同様に明確な所定値となる。 したがって、 スク リ ュー位置値、 シリ ンダ内部の可塑化合成樹脂圧力値、 キヤ ビ ティ部内部の可塑化合成樹脂圧力値のいずれか、 またはスク リ ユー の射出直前時の位置からの所定距離の移動を検出することによ りキ ャ ビティ部に射出充塡される可塑化合成樹脂の所定量を得ることが できる。 さ らに、 前述の(1)式を用いればキヤ ビティ部に射出充塡さ れる可塑化合成樹脂の充塡重量値を得、 一定重量の成形品となるよ うに射出成形機を制御することができる。 [0031] 図面の簡単な説明 [0032] 第 1 図乃至第 4図は本発明による射出成形機の成形サイクル制御 方法の好ま しい実施例を説明するための図面であって、 [0033] 第 1 図は射出成形機の全体の半図解式縦断面図、 [0034] 第 2図は第 1 図の一部拡大縦断面図、 [0035] 第 3図は成形サイクルのタイムチヤ一 ト図、 [0036] 第 4図は射出充塡重量値を求めるに際してのスク リ ユーの作動状 態を模式的に示す縦断面図である。 [0037] 発明を実施するための最良の形態 [0038] 次に、 本発明による射出成形機の成形サイクル制御方法の具体的 な一実施例について、 図面を参照しつつ説明する。 [0039] まず、 射出成形機の全体の概略が示されている第 1 図において、 射出成形品を成形する金型 10に、 射出成形機 11はノズル部 12におい て接合している。 この射出成形機 11のシリ ンダ 13内部において、 材 料ホッパ 14から供給される可塑化合成樹脂の材料樹脂べレツ トを溶 融混練しつつ、 溶融可塑化された樹脂を計量してノズル部 12に穿設 されている流路 15、 さ らには金型 10におけるゲー ト部 16を介してそ の金型 10のキヤ ビティ部 17に射出充塡するスク リ ユ ー 18が内装され ている。 このスク リ ユー 18の材料樹脂べレッ トの溶融混練等のため の回転は電磁流量弁 19、 電磁圧力弁 20および切り換え弁 2 1を制御装 置 22により制御操作することにより油圧源 23からスク リ ユ ー回転モ —夕 24に管路 25 a を介して圧油を給排することによ り行われる。 ま た、 スク リ ュ一 18およびスク リ ユ ー回転モータ 24は基盤 26に取り付 けられており、 この基盤 26は電磁流量弁 19、 電磁圧力弁 20および切 り換え弁 21を制御装置 22により制御操作することにより油圧源 23か ら管路 25b, 25c を介して油圧ビス トン装置 27に給排される圧油でも つて、 図上において左右に駆動される。 言い換えれば、 射出される 可塑化合成樹脂の計量および計量された可塑化合成樹脂の金型 10の キヤ ビティ部 17への射出充塡等のためのスク リ ユ ー 18のノズル部 12 に向かっての進退、 さらにはシリ ンダ 13内部の可塑化合成樹脂を所 定圧力とするためのスク リ ユ ー 18に対する所定押圧力の付与等は、 油圧ピス ト ン装置 27への. F 油の給排により基盤 . fiを介して行われる c なお、 基盤 26上には、 スク リ ユ ー 18の位置値を検出するスク リ ユ ー 位置検出器 28が係合され、 スク リ ユ ー位置検出器 28により検出され るスク リ ユ ー 18の位置値は制御装置 22および充塡重量値等に関する 演算を行う演算装置 29に与えられる。 この演算装置 29には、 シリ ン ダ 13内の可塑化合成樹脂の樹脂温度を検出する樹脂温度検出器 30か ら温度値が、 シリ ンダ 13内の可塑化合成樹脂の樹脂圧力を検出する 樹脂圧力検出器 31から榭脂圧力値が、 金型 10のキヤ ビティ部 Π内の 可塑化合成樹脂の樹脂圧力を検出するキヤ ビティ圧力検出器 32から キヤ ビティ樹脂圧力値が、 それぞれ与えられる。 [0040] 一方、 ノズル部 12の流路 15には溶融された可塑化合成樹脂の流通 を阻止する本発明における流路開閉機構である閉止弁 33が設けられ ている。 この閉止弁 33の開閉は、 電磁駆動装置 34を制御することに より操作レバー 35を介して行われる。 [0041] ところで、 第 2図に示されているように、 スク リ ュー 18の円錐状 先端部 36と螺旋条部 37端に設けられているフランジ突起部 38との間 には軸線方向に進退可能なリ ング状摺動弁体 39が嵌装されている。 このリ ング状摺動弁体 39はスク リ ユ ー 18の先端側、 図上において左 側の可塑化合成樹脂が樹脂圧力が髙く なればフラ ンジ突起部 38に圧 接するようになつて可塑化合成樹脂の図上における右側への逆流を 阻止している。 これらフランジ突起部 38およびリ ング状摺動弁体 3 9 により逆流防止弁 40が構成されている。 [0042] 次に、 前述の射出成形機を用いて、 本発明による射出成形機の成 形サイクル制御方法の実施例について第 3図および第 4 図を参照し つつ説明する。 [0043] ①予圧工程 [0044] 可塑化合成樹脂が可塑化され計量された後に、 閉止弁 33が閉じら れて、 可塑化合成樹脂の流通が阻止された状態において、 スク リ ュ — 18に所定押圧力を付与する。 したがって、 逆流防止弁 40はス ク リ 18に付与される押圧力により閉じられて、 スク リ ユ ー 1 8の後退 方向への可塑化合成樹脂の流通は阻止されるため、 シリ ンダ 1 3内の 樹脂圧力は明確な所定値となる。 この樹脂圧力値 は樹脂圧力検 出器 3 1により検出されて演算装置 29に与えられる。 また、 この時の スク リ ュー位置値 S z はスク リ ユ ー位置検出器 28により検出されて 制御装置 22および演算装置 29に与えられるとともに、 可塑化合成樹 脂の温度値 T i が樹脂温度検出器 3 0により検出されて演算装置 29に 与えられる。 これらの樹脂圧力値 、 スク リ ュー位置値 、 温 度値 は、 溃算装置 29において射出直前時の検出値と して、 後述 のキヤ ビティ部 1 7に充塡される可塑化合成樹脂の重量値 Gに関する 演算に供される。 (第 4図参照) [0045] ②充塡保圧工程 [0046] 閉止弁 33が開かれて、 可塑化合成樹脂の流通が可能な状態におい て、 スク リ ユ ー 1 8が前進して金型 10のキヤ ビティ部 17内部へ可塑化 合成樹脂を充塡し、 引き続きスク リ ユ ー 18に所定押-圧力を付与して キヤ ビティ部 1 7内部へ充塡した可塑化合成樹脂に保圧力を与える。 さ らに、 スク リ ュー 18に所定押圧力を付与したままの状態で、 閉止 弁 33が閉じられる。 このような閉止弁 33が閉じられた状態において は、 シリ ンダ 1 3内の樹脂圧力は明確な所定値となり、 この樹脂圧力 値 P H は樹脂圧力検出器 3 1により検出されて渲算装置 29に与えられ る。 また、 この時のスク リ ユ ー位置値 S H はスク リ ユ ー位置検出器 [0047] 28により検出されて制御装置 22および演算装置 29に与えられるとと もに、 可塑化合成樹脂の温度値 T H は樹脂温度検出器 30により検出 されて演算装置 29に与えられる。 これらの樹脂圧力値 P H 、 スク リ ユ ー位置値 S H 、 温度値 T H は、 演算装置 29において保圧時の検出 値として、 後述のキヤ ビティ部 17に充塡される可塑化合成樹脂の重 量値 Gに関する演算に供される。 (第 4図参照) [0048] ③前計量工程 [0049] 前工程に引き続き閉止弁 33が閉じられて可塑化合成樹脂の流通が 阻止されている状態において、 スク リ ユ ー 18が回転しつつ後退して 次の成形サイクルのための所定量の可塑化合成樹脂の内、 所定割合 の可塑化合成樹脂が計量される。 前工程の②充塡保圧工程において は、 スク リ ュ一 18に所定押圧力を付与したままの状態で閉止弁 33が 閉じられたため、 閉止弁 33が閉じられた後もキヤ ビティ部 17内部の 可塑化合成樹脂には残留保圧が残るため、 スク リ ユー 18に押圧力を 付与して保圧を与えたと同じ状態となる。 したがって、 本工程にお いては、 金型 10側では残留保圧により保圧工程が、 スク リ ュー 18側 では計量工程がそれぞれ同時に行われていることになる。 [0050] ④サッ クバックェ程 [0051] 金型 10のゲ一 ト部 16内の可塑化合成樹脂が固化した (ゲー トシー ル) 状態で、 閉止弁 33が開かれて、 スク リ ユー 18が後退することに より、 金型 10のゲ一 ト部 16とスク リ ユー 18の前進側先端部との間の 可塑化合成樹脂圧力を低下させ、 射出成形機のノ ズル部 12と金型 10 との間や金型 10のパーティ ングライ ンからの可塑化合成樹脂の漏れ を防止する。 [0052] ⑤後計量工程 [0053] 閉止弁 33が閉じられて、 可塑化合成樹脂の流通が阻止されている 状態において、 スク リ ュ一 18が回転しつつ後退して次の成形サイク ルのための所定量の可塑化合成樹脂の内、 前述の③前計量工程にお いて計量された可塑化合成樹脂の残部が計量される。 [0054] 前述のような一連の成形工程においては、 保圧工程でスク リ ユー [0055] 18に所定押圧力を付与した状態で閉止弁 33を閉じるため、 スク リ ュ — 18の動作が金型 10側に影響を及ぼすことがない。 したがって、 金 型 10側では残留保圧が生じて保圧が継続され、 スク リ ュー 18側では 閉止弁 33を閉じた後、 直ちに次の成形サイクルのための計量を行う ことができる。 したがって、 保圧工程と計量工程とが同時に進行す るため、 1成形サイクルに要する時間を短縮するこ とができる。 また、 射出直前時 (予圧直後) および保圧時においては、 閉止弁 33および逆流防止弁 40はともに閉じられており、 これらのスク リ ュ 一 18位置における閉止弁 33および逆流防止弁 40の間に存在する可塑 化合成樹脂の樹脂圧力は明確な所定値となる。 したがって、 演算装 置 29において、 これらのスク リ ュ一18位置におけるスク リ ユー位置 値 S Z , S H 、 樹脂圧力値 P I , P H . 樹脂温度値 T z , T H を用 いて、 公知の榭脂特性関係式、 例えば P V T (樹脂圧力値一樹脂比 容積値一樹脂温度値) 関係式により可塑化合成樹脂の比容積値を求 め、 さ らに次の(1)式によりキヤ ビティ部 17に充塡される可塑化合成 樹脂の重量値 Gを演算により得ることができる。 [0056] G = ( I / V 1 - I X V H ) X V + A X X / V H …… (1) [0057] V I : 射出直前時においてシリ ンダ 13内のスク リ ュー 18先端部 より前進側に介在する可塑化合成樹脂の比容積値 [0058] V H : 保压時においてシリ ンダ 13内のスク リ ュ一18先端部 より前進側に介在する可塑化合成樹脂の比容積値 [0059] V : 射出直前時においてシリ ンダ 13内のスク リ ュー 18 [0060] 先端部より前進側に介在する可塑化合成樹脂の容積値 (=シリ ンダ内容積値) [0061] A : シリ ンダ内断面積 [0062] X : 射出直前時から保圧時までの [0063] スク リ ュー 18移動距離 (= S T - S H ) なお、 (1)式のシリ ンダ内断面積 Aは射出成形機 1 1の設計値により、 また射出直前時においてシリ ンダ 1 3内のスク リ ユー 1 8先端部より前 進側に介在する可塑化合成樹脂の容積値 Vはシリ ンダ内断面積 Aお よびスク リ ュー位置値 S i により演算により得られる。 [0064] さらに、 外乱等により成形条件が基準となる成形条件から変化し ても、 P V T関係式および (1)式を用いて成形品が目標重量値 Gとな るようなスク リ ュー 18移動距離 Xを演算により求めて、 射出成形機 を制御すれば、 品質の安定した成形品が得られる。 [0065] また、 本実施例においては、 金型 10のキヤ ビティ部 1 7に充塡され る可塑化合成樹脂の重量値 Gを演算により求めたが、 重量値 Gに対 応するスク リ ユ ー位置値、 シリ ンダ 13内部の可塑化合成樹脂圧力値 またはキヤ ビティ部 17内部の可塑化合成樹脂圧力値を検出すること により射出成形機を制御しても良い。 なお、 成形条件の変化が殆ど なく安定した成形条件が得られるとき、 言い換えれば、 樹脂圧力値 P I , P H 、 樹脂温度値 T ∑ , T H に殆ど変動がないときは、 スク リ ュ一1 8が射出直前時の位置から所定距離を移動したこと検出すれ ば、 直接重量値 Gを得ることができる。 [0066] ところで、 サックバック工程を行なう際のスク リ ユ ー 1 8の位置は、 ノズル部 12に近いほど可塑化合成樹脂の樹脂圧力を低下させる効果 があるため、 本実施例においては、 ゲー ト部 1 6がシールされる時点 を見計らって計量工程を 2分割し、 前計量工程後にサッ クバックェ 程を挿入したが、 使用する可塑化合成樹脂の種類、 榭脂圧力値、 金 型 10形状、 キヤ ビティ部 1 7容積等によつては計量工程終了後に行つ ても良い。 [0067] 産業上の利用可能性 [0068] 本発明によれば、 保圧工程と次に成形サイ クルのための可塑化合 成樹脂の計量とが同時に進行するため、 1 成形サイ ク ルに要する時 間が短縮される。 また、 外乱等により成形条件が変化しても、 成形 品の重量値を一定に保つことができる。 したがって、 生産性向上と 品質向上に寄与する。
权利要求:
Claims 請求の範囲 . 射出成形機のシリ ンダ内部から成形用金型のキヤ ビティ部に至 るまでの間に、 これらシリ ンダ内部およびキヤ ビティ部間の可塑 化合成樹脂の流通を阻止可能な流路開閉機構を有する射出成形機 の成形サイクル制御方法において、 ( a ) 可塑化合成樹脂が可塑化され計量された後における前記流 路開閉機構が閉じられて、 可塑化合成樹脂の流通が阻止された状 態において、 スク リ ューに所定押圧力を付与することにより シリ ンダ内部の樹脂圧力値を所定値とする予圧工程、 ( b ) 前記流路開閉機構が開かれて、 可塑化合成樹脂の流通が可 能な状態において、 スク リ ュ一を前進させて成形用金型のキヤ ビ ティ部へ可塑化合成樹脂を射出充塡する充塡工程と、 この充塡ェ 程に引き続きスク リ ユーに所定押圧力を付与する保圧工程とより 構成され、 キヤ ビティ部へ所定量の可塑化合成樹脂を充塡する充 塡保圧工程、 ( c ) 前記流路開閉機構が閉じられて、 可塑化合成樹脂の流通が 阻止されている状態において、 スク リ ューが回転しつつ後退して 次の成形サイクルの所定量の可塑化合成樹脂が計量される計量ェ 程および、 ( d ) 前記流路開閉機構が開かれて、 可塑化合成樹脂の流通可能 な状態において、 スク リ ユーが後退するこ とによ り、 成形用金型 のゲー ト部とスク リ ユーの前進側先端部との間の可塑化合成樹脂 圧力を低下させるサッ クバック工程 を舍むことを特徵とする射出成形機の成形サイクル制御方法。 . 前記予圧工程において、 スク リ ユーに設けられた逆流防止弁が 閉じられて、 前記流路開閉機構と逆流防止弁との間の可塑化合成 樹脂のスク リ ユーの後退方向への流通が阻止されることを特徴と する請求項 1 に記載の射出成形機の成形サイクル制御方法。 . 前記保圧充塡工程において、 キヤ ビティ部に充塡される所定量 の可塑化合成樹脂は、 スク リ ュー位置値、 シリ ンダ内部の可塑化 合成樹脂圧力値またはキヤ ビティ部内部の可塑化合成樹脂圧力値 により検出されることを特徴とする請求項 1 または 2 に記載の射 出成形機の成形サイ クル制御方法。 . 前記保圧充塡工程において、 キヤ ビティ部に充塡される所定量 の可塑化合成樹脂は、 スク リ ューの射出直前時の位置からの所定 距離の移動により検出されることを特徴とする請求項 1 または 2 に記載の射出成形機の成形サイクル制御方法。 . 前記充塡保圧工程において、 キヤ ビティ部に充塡される所定量 の可塑化合成樹脂は重量値 Gとして、 G = ( 1 / V I - 1 / V H ) X V + A X X / V H V I : 射出直前時においてシリ ンダ内のスク リ ユー先端部 より前進側に介在する可塑化合成樹脂の比容積値 V H : 保圧時においてシリ ンダ内のスク リ ュー先端部 より.前進側に介在する可塑化合成樹脂の比容積値 V : 射出直前時においてシリ ンダ内のスク リ ユ ー先端部 より前進側に介在する可塑化合成樹脂の容積値 A : シリ ンダ内断面積 X : 射出直前時から保圧時までのスク リ ユー移動距離 で表されることを特徵とする請求項 1 または 2 に記載の射出成形 機の成形サイクル制御方法。 . 前記保圧工程において、 スク リ ユーに所定押圧力を付与した状 態にて前記流路開閉機構が閉じられることを特徵とする請求項 1 1乃至 5のいずれかに記載の射出成形機の成形サイクル制御方法 c . 前記サッ クバッ ク工程は、 前記成形用金型のゲー ト部内部の可 塑化合成樹脂が固化して、 このゲー ト部にて可塑化合成樹脂の流 通が阻止された状態において行われることを特徵する請求項 1 乃 至 6のいずれかに記載の射出成形機の成形サイクル制御方法。 . 前記計量工程途中に、 前記サックバック工程が行われることを 特徴とする請求項 1乃至 7のいずれかに記載の射出成形機の成形 サイクル制御方法。 . 前記計量工程完了後に、 前記流路開閉機構が開かれて前記サッ クバック工程が行われることを特徵とする請求項 1乃至 7のいず れかに記載の射出成形機の成形サイクル制御方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 KR100189347B1|1999-06-01| JPH0428521A|1992-01-31| EP0484549A4|1992-07-08| JPH0822562B2|1996-03-06| EP0484549A1|1992-05-13| EP0484549B1|1994-10-12| US5266247A|1993-11-30| DE69104587T2|1995-03-09| DE69104587D1|1994-11-17|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-11-28| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US | 1991-11-28| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB IT | 1992-01-20| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991909356 Country of ref document: EP | 1992-05-13| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991909356 Country of ref document: EP | 1994-10-12| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991909356 Country of ref document: EP |
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP2/134763||1990-05-24|| JP2134763A|JPH0822562B2|1990-05-24|1990-05-24|射出成形機のサイクル制御方法|EP19910909356| EP0484549B1|1990-05-24|1991-05-15|Method of controlling molding cycle of injection molding machine| DE1991604587| DE69104587T2|1990-05-24|1991-05-15|Verfahren zum steuern des arbeitszyklus einer spritzgiessmaschine.| KR1019920700034A| KR100189347B1|1990-05-24|1992-01-08|Method of controlling molding cycle of injection molding machine| 相关专利
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