专利摘要:

公开号:WO1991017037A1
申请号:PCT/JP1991/000628
申请日:1991-05-10
公开日:1991-11-14
发明作者:Yoshiharu Inaba;Masao Kamiguchi;Noriaki Neko
申请人:Fanuc Ltd;
IPC主号:B29C45-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 成形条件設定方法
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は、 射出成形機の成形条件設定方法に関 し、 特 に、 射出成形機の外部運転条件に適合する最適成形条件 を自動的に設定する方法に関する。
[0005] 背 景 技 術
[0006] 成形プ口 セ ス には種々 の成形条件が関与し、 成形条件 の一つ以上が不適合である と成形不良を来す。 従って、 - 良品を得るべ く 、 成形プロ セ ス は予め定めた最適成形条 件下で行われる。 一般には、 成形材料の種別, 金型の種 別, 加熱シ リ ンダ温度, 金型温度, 射出速度, 射出圧力, 射出時間, 保圧圧力, 保圧時間などの、 射出成形機の運 転に直接関連する条件 (内部運転条件) によ って成形条 件が構成される ものと捉え、 内部運転条件を最適値に調 整する こ と に よ って最適成形条件を得ている。 しかしな がら、 斯かる最適成形条件に従って成形プロセス を実行 したと きに も、 成形不良が生じ る こ とがあ る。 こ の原因 は、 射出成形機の電源電圧などの外部運転条件の変化に 伴って、 成形条件が最適な ものから不適正な もの に変化 する こ と にあ る と考え られる。
[0007] 例えば、 電源電圧は、 射出成形機がその他の機械類と 共に運転される通常の時間帯と、 射出成形機のみが運転 される深夜等の特定の時間帯と の間て変化する。 そして、 電源電圧の変化に伴って、 例えば、 射出機構の駆動源で 新たな用紙 ある射出モ— 夕 の出力 ト ルク ひいては射出速度及び射出 圧力が変化する。 また、 外気温, 湿度な どは一日の間に 変化し、 季節に応じても変化し、 これに伴って加熱シリ ンダ, 金型, 成形材料等の夫々 の温度が変化する。
[0008] 結局、 内部運転条件を最適化する こ と によ り最適成形 条件を予め確立した場合にも、 電源電圧, 外気温, 湿度 などの外部運転条件が最適成形条件決定時での値から変 化する と、 成形条件が不適正になつて成形不良を来す。
[0009] 斯かる成形不良が生じた場台、 従来は、 射出成形機以 外の機械類の稼働が停止されているか、 空調設備の稼働 が停止されているか、 現在の温度, 湿度, 時間帯はどう であるか等をオペ レータが確認する こ と によ って外部運 転条件変化の有無が先ず判断される。 そ して、 外部運転 条件が変化したと判断した場合、 オペ レ ー タ が経験と勘 によ って成形条件を変更している。 しか しながら、 この 方法によれば、 成形条件設定がオペ レー タ の経験と勘に 依存するので、 外部運転条件変化に IT、じて最適成形条件 を迅速に再設定する こ とは困難で、 不良品が多量に発生 し易い。 又、 オペ レー タ による外部運 条伴チ ユ ックが 必須であるので、 射出成形機を無人運転できない =
[0010] 発 明 の 開 示
[0011] 本発明の目的は、 射出成形機の外部運転条件が変化し たと きに外部運転条件に適合する最適成形条件を迅速に 自動設定でき る方法を提供する こ と にあ る c
[0012] 上述の目的を達成するため、 本発明 成 ¾ ¾ ί :設定方 新たな用紙 法は、 ( a 〉 射出成形機の外部運転条件に関連する運転 _ パラ メ 一 夕 の値の夫々 に応 じた複数組の最適成形条件を 予め記憶する工程と、 ( b ) 運転パラ メ ー タ値を検出す る工程と、 ( c ) 検出運転パラ メ ー タ値に対応する一組 の最適成形条件を読み出し、 当該一組の最適成形条件を 成形プロ セ ス を実際に実行する ための成形条件と して自 動設定する工程とを備える。
[0013] 上述のよ う に、 本発明によれば、 実際の外部運転条件 に関連する運転パラ メ ータ検出値に対応する最適成形条 件を成形プロ セ スを実際に実行するための成形条件と し て自動的に設定するので、 外部運転条件が変化した場台 にも外部運転条件に適合する最適成形条件を自動的に設 定でき る。 こ のため、 成形プロ セ ス を種々 の環境下で行 う場合に も成形不良が生じる こ とがな く 、 又、 射出成形 機を無人運転可能である。
[0014] 図 面 の 簡 単 な 説 明
[0015] 第 1 図は、 本発明の成形条件設定方法を実施するため の射出成形機の要部を示すプロ ッ ク 図、
[0016] 第 2 図は、 本発明の第 1 実施例での成形条件設定処理 を示すフ ロ ー チ ャ ー ト、
[0017] 第 3 図は、 第 2 図の成形条件設定処理に用いる ルッ ク ァ ッ プテー ブルを示す図、
[0018] 第 4 図は、 本発明の第 2実施例での成 ¾条件設定処理 を示すフ ロ ー チ ヤ 一 ト、
[0019] 第 5 図は、 第 4 図の成形条件設定^理ニ用いる ルッ ク 新た な用紙 ァ ッ プテーブルを示す図である。
[0020] 発明を実施するための最良の形態
[0021] 本発明の第 1 実施例の成形条件設定方法が適用 される 射出成形機は、 射出機構, 型締機構, ェ ジュ ク タ等の各 種機構 (射出機構のみを図示) を備え、 制御装置の制御 下で成形プロ セ スを実行するよ う になつている。 第 1 図 に示すよ う に、. 射出機構は、 加熱シ リ ン ダ 4 内に配した ス ク リ ュ 1 と、 伝動機構 (図示略) を介してス ク リ ュ 1 に駆動的に連結される と共にバル ス コ — ダ 3 を付設し""た 射出サーボモータ 2 とを含み、 射出モー タ 2 の回転に伴 つてス ク リ ュ 1 が金型 5 側に軸方向移動して、 金型 5 に 形成した成形キャ ビテ ィ 5 a 内に溶融樹脂を射出するよ う にな つてい る。 第 1 図中、 参照苻号 6 〜 9 は後述の第 2実施例に関連する要素を表す。
[0022] 第 1 図を参照する と、 成形機の各種機構を駆動制御す るための制御装置は、 数値制御機能及びシ - ケ ン ス制御 機能を奏する数値制御装置 ( N C装置) 2 0 からなる c N C装置 2 0 は、 数値制御用マ イ ク ロ プ ロ セ ッ サ ( N C 用 C P U ) 2 1 と、 プロ グラ マブルマ シ ン コ ン ト ローラ 用マイ ク ロプロセ ッサ ( P M C用 C P じ) 2 2 と を備え ている。
[0023] N C用 C P U 2 1 には、 射出成形搾を全体的に制御す るための管理プロ グラ ムを記億 した R 0 M 2 4 及びデ— タの一時記億等に利用される R A M 2 5 が接镜されると 共に、 サ一 ボイ ン夕 一 フ ェ イ ス 2 6 を介 して各軸サー ボ
[0024] ¾Vた な ffi ¾ モ ー タ を駆動制御する ためのサ ―ボ回路 (射出モ ー 夕 2 に関連するサーボ回路のみを符号 2 7 で示す) が接続さ れてい る。 サ ―ボ回路 2 7 は、 射出モ ー 夕 2 及びパルス コ ー ダ 3 に接続されて い る。 ま た、 P M C用 C P U 2 2 には、 射出成形機のシ ー ケ ン ス動作を制御するための シ — ゲ ン ス プロ グラ ム等を記憶した R 0 M 2 8 と、 デ一タ の一時記億等に利用される R A M 2 9 と、 現在の月日及 び時刻を計時するための時計手段 3 0 とが接続されてい
[0025] 0 o
[0026] N C装置 2 0 は、 各制御周期で使用すべきバス 3 6を 選択制御するためのバス ァ ー ビ 夕 コ ン ト ロ ー ラ ( B A C ) 2 3 を更に備え、 8 八 0 2 3 には両じ ? 1; 2 1 , 2 2, 共有メ モ リ 3 1, 入力回路 3 2 及び出力回路 3 3 のバス 3 6 が接続されてい る。 共有メ モ リ 3 1 は ヽ' C プ ロ グラ ム, 各種設定値等を記憶する も ので、 不揮発性 R A Mか らなる。 入力回路 3 2 及び出力回路 3 3 には、 射出成形 機の各種機構に設けた各種セ ン サ及び各種ァ ク チ ユエ一 夕 (いずれも図示略) な らびにサー ボ回路 2 7 の対応す る ものが接続されている。 参照符号 3 5 は、 オ ペ レータ ノ、。ネ ルコ ン ト ロ ー ラ 3 4 を介して B A C 2 3 に接続した C R T表示装置付き手動デー タ 入力装置 ( C R T / D
[0027] 1 ) を示す。
[0028] 後で詳述するよ う に、 本実施例では、 上述の内部運転 条件に適合しかつ現在の月 日及び時^における典型的な 外部運転条件に適台する一組の成形条件 (例えば、 射出 新た な用紙 段数, 夫々の射出段での射出速度, 保圧段数, 夫々の保 圧段での保圧圧力, 金型温度及び加熱シ リ ンダの夫々の 加熱帯の温度) を自動設定する よ う にな っ ている。
[0029] これに関連して、 C R T /M D I 3 5 は、 成形条件設 定画面等を表示するための C R T画面 (図示略) と、 成 形条件を表す文字 Z数字列を手動入力するための各種操 作キー (図示略) を有するキー ボー ド とを備えている。 又、 共有 R A M 3 1 は、 種々の月 日及び時刻の対応する ものに各々適合する複数組の最適成形条 ί牛を記億するた めの第 1 記億部 (図示略) と、 現在の月 日及び'時刻に適 合する一組の最適成形条件を記憶するための第 2 記億部 (図示略) と を有している。 更に、 ? 1 用 0 し' 2 2 は、 手動入力された成形条件を共有 R A Μ 3 1 の第 1記 億部の対応する メ モ リ 領域に格納させ、 又、 第 1 記憶部 に記憶された複数組の最適成形条件のう ちの所要の一組 を第 2記億部に転送させるよ う に作動する c
[0030] 詳し く は、 共有 R A M 3 1 の第 1 記憶部は複数のルツ ク ア ッ プテー ブルを格納するよ う にされて '、、る。 各々の テーブルは、 年間の外気温, 湿度などの変化を考慮して 適切に区分された複数の期間の一つに対応し (第 k期間 に対応する第 k テーブル M k を第 3 図に示す) 、 各々の 期間は 1 日単位で定め られる。 例えば、 第 1 期間は 1 月 1 日に始ま って 3 月 3 1 日に終わり、 第 2 期間は 4月 1 日に始ま って 5 月 3 1 日に終る c 各ル ッ ク ア ッ プテ一ブ ルは 2 4 のァ ドレス領域からな り、 各ァ ド レ ス領域は、 新たな用紙 これに対応する時間帯の最終時刻 (第 3 図に記号 h i ( = 1 〜 n ) で例示する) と、 当該ア ド レ ス領域に対応す る一組の最適成形条件を表すコ ー ド (第 3 図に記号 A i で例示する) とを記億するよ う にな っ ている。 最終時刻 の各々 は 1 時間単位で定められる。 第 3 図に示すア ドレ ス i は、 第 k テー ブル M k の第 i ァ ド レ ス領域がァ ド レ ス番号 i で指定される こ とを表す。
[0031] 以下、 上述の構成の射出成形機の作動を説明す る。 先ず、 オペ レー タ は、 C R T , M D I 3 5 の成形条件 設定画面選択用丰—を操作する。 こ の丰 ー操作に応じて、 P M C用 C P U 2 2 は C R T Z M D I 3 5 を して C R T 画面上に成形条件設定画面 (図示略〉 を表示させ る。 次 に、 オペ レー タ は、 特定の一つの種別の成形品に関連し かつ第 1 期間の開始月 日及び終了月 日, 第 1 時間帯の最 終時刻な らびに第 1 期間の第 1 時間帯に適台する一組の 最適成形条件と、 こ の条件群を表すコ ー ドとを、 設定画 面を参照しつつ、 C R T ZM D I 3 5 のヰー ボ— ドを介 して順次手動入力する。 なお、 上記最適成形条件群は、 例えば、 長年にわたって集積した実験デー タ か ら抽出す る こ と によ っ て予め求めてお く 。 換言すれば、 こ の様に して求めた一組の最適成形条件は、 第 1 期間の第 1 時間 帯における典型的な電源電圧, 外気温, ; 荬等の外部運 転条件に適合 している。 P M C 用 C P U 2 2 は、 手動入 力された最適成形条件群を、 共有 R Λ M 3 1 の第 〗 記憶 部の、 第 1 期間の第 1 時間帯に対応する メ モ リ 領域に記 新た な用 億させる と共に、 手動入力された最終時刻及びコ — ドを 第 1 テー ブルの第 1 ァ ド レ ス頜域に記憶させる。 その後、 オペレー タが、 或る期間の或る時間帯に適台する一組の 最適成形条件などを同様に手動入力する度に、 成形条件 群の記億及びテーブルの作成が同様に実行される。 この 結果、 全ての期間の全ての時間帯の夫々 に適合する所要 組の最適成形条件が共有 R A M 3 1 の第 1 記憶部に記億 される と共に全てのル ッ ク ア ッ プテー ブルが作成され、 成形プロ セ ス実行のための準備を終える。 必要に応じて、 別種の成形品について も同様の作業を行う。
[0032] 成形プロ セ スを実際に行わせるべく射出成形機の電源 を投入する と、 P M C用 C P ϋ 2 2 は、 時計手段 3 0か ら送出され現在の月 日及び時刻を表すデー タを読み取り、 現在の月 日が上記複数の期間の どれに属するのかを読取 りデータ に基づいて判別し、 当該期間を表すコ ー ド kを 内蔵の レ ジス タ に記憶する。 次に、 P M C ¾ C P U 2 2 は第 2 図に示す成形条件設定処理を周期的に実行 しつつ N C用 C P U 2 1 と協働して射出成形樣を制御する。
[0033] 即ち、 各々 の処理サイ ク ルにおいて、 P M C用 C P U 2 2 は指標 i を値 「 1 」 にセ ッ 卜する ( ス テ ッ プ S 1 ) c 次に、 レ ジス タ の記億値 k を参照して現在の月 日が属す る期間に対応する第 k テー ブル M k を判別し、 こ のテ— ブル M k の、 指標値 1 (よ り一般的には指標値 i ) によ り指定される第 1 ァ ド レ ス領域から、 当該ア ド レ ス領域 に予め格納した最終時刻 h 1 を読み出 し、 更に、 時計手 新たな用紙 段 3 0 の出力デー タを参照して現在の時刻 Hが最終時刻- h 1 以下であ るか否かを判別する ( ス テ ッ プ S 3 ) 。 現 在時刻 Hが最終時刻 h 1 以下 ( 0 < H h i ) でなけれ ば、 指標 i を 「 1 」 だけイ ン ク リ メ ン ト した後に (ス テ ッ プ S 4 ) 、 上 Ϊ己ス テ ッ プ S 2 に戻る。
[0034] その後、 ス テ ッ プ S 2 〜 S 4 が繰り返され、 第 2 ア ド レ ス領域以降に格納した最終時刻 h 2 , · · · の対応す る一つと現在時刻 H とが比較される。 現在時刻 H は、 必 ず、 第 n ア ド レ ス領域の最終時刻 h n ( = 2 4 時) 以下 であり、 従っ て、 h i — 1 く H h i な る関係を満たす 最終時刻 h i が必ず存在する。 そ して、 ス テ ッ プ S 3 で 現在時刻 Hが最終時刻 h i 以下である と判別する と、 P M C用 C P U 2 2 は、 一組の最適成形条件を表すコー ド A i を第 k テ ー ブル M k の第 i ァ ド レ ス領域から読み出 し、 次いで、 コ ー ド A i によ っ て指定される一組の最適 成形条件を共有 R A M 3 1 の第 1 記憶部から読み出し、 こ の成形条件群を実際に成形プ ロ セ スを実行する ための 成形条件群と して共有 R A M 3 1 の第 2 記憶部に転送, 記憶させ ( ス テ ッ プ S 5 ) 、 今回の処理サ イ ク ルを終了 する。
[0035] 以上の様に して一組の最適成形条件が自動設定される と、 N C装置 2 0 は、 共有 R A M 3 1 ;こ格納されたヽ' C プロ グラ ム, R 0 M 2 8 に格納された シ ー ケ ン ス ブロ グ ラ ム及び共有 R A M 3 1 の第 2 記憶部に記憶された成形 条件群に従い射出成形機を従来公知のよ う に制御する。 新た な用紙 即ち、 各軸サ ー ボ回路例えばサ ― ボ回路 2 7 は、 サー ボ イ ン 夕 一 フ ヱ イ ス 2 6 を介して N C用 C P U 2 1 から分 配パルスを入力する と共にパル ス コ ーダ 3 からのフ ィ 一 ドバ ッ ク パル スを入力し、 射出モー タ 2 の指令位置と実 際位置との偏差を D / A変換して速度指令を求め、 パル スコーダ出力を F Z V変換して実際速度を求める。 更に、 サ ー ボ回路 2 7 は、 速度指令と実際速度との比較結果及 び出力回路 3 3 を介して P M C用 C P じ 2 2 から供給さ れる ト ルク リ ミ ッ ト値に応じた駆動電流を射出モータ 2 に流して射出モータ の出力 ト ル ク を制御する。 射出機構 以外の機構も公知のよ う に制御され、 成形プロセ スが最 適成形条件に従つて適正に実行される。
[0036] その後、 第 2 図の成形条件設定処理が周期的に実行さ れ、 時間経過に伴つ て最適成形条件が必要に応じ て自動 的に再設定される。 この結果、 成形条 ί牛は、 電源電圧, 外気温, 湿度等の外部運転条件に間接的に影響を及ぼす 運転パラ メ ー タ である現在時刻における典型的な外部運 転条件に常に適合し、 従って、 時間経過に伴って電源電 圧, 外気温, 湿度等が変動して も成形不良を来すことが ない。
[0037] 次に、 本発明の第 2実施例による成形条件設定方法を I»明 る。
[0038] 外部運転条件に間接的に影響を及ぼす運転バラ メ -夕 である現在時刻に応じて成形条件を設定する第 1 実施例 に比べて、 第 2実施例は、 外部運転条件て'ある外気温又 新たな用紙 は外部運転条件に影響される運転パラ メ 一 夕 であ る金型 温度に応じて成形条件設定を行 う点が異なる。
[0039] 第 2実施例の方法を実施する ための射出成形機は、 追 加要素 6 〜 9 を備える点と成形条件設定に用いる ルッ ク ア ッ プテー ブル (第 5 図) の構成とを除いては、 第 1実 施例が適用される成形機と略同一構成である。
[0040] 即ち、 第 2 実施例が適用される射出成形機は、 第 1実 施例の成形機の構成要素に加えて、 金型 5 の外面に装着 され金型温度を検出するための温度セ ン サ 6 と、 成形機 に装着され外気温を検出するための温度セ ン サ 7 とを有 している (第 1 図) 。 両温度セ ン サ 6及び 7 は、 アナ口 グス ィ ツ チ 8 の入力側に接続されている。 アナ π グスィ ツ チ 8 は、 そ の出力側が A Z D変換器 9 を介して N C装 置 2 0 の入力回路 3 2 に接続される と共に制御信号入力 端子が出力回路 3 3 に接続され、 出力回路 3 3 を介して P M C用 C P U 2 2 から送出さ れる ス ィ ツ チ制御信号に 応じて金型温度セ ンサ 6又は外気温セ ン サ 7 を A / D変 換器 9 を介して入力回路 3 2 に接続する よ う にな ってい る 0
[0041] 共有 R A M 3 1 の第 1 記憶部は、 第 1 , 第 2 ル ッ ク ァ ッ プテー ブル M b ( = M 1 , M 2 ) を格納する よ う にな つている。 第 1 ル ッ ク ア ッ プテ ー ブル M 1 は複数のァ ド レ ス領域力 らな り、 各ア ド レ ス 領域は、 こ れに対応する 外気温範囲の上限温度 (第 5 図に記号 t i ( = 1 〜 n〉 で示す) と、 当該ア ド レ ス領域に対応する一組の最適成 新たな用紙 形条件を表すコ ー ド (第 5 図に記号 A i で示す) とを記 億するよ う になっている。 第 5 図に示すア ド レ ス i は、 第 1 テ ー ブル M 1 の第 i ァ ド レ ス領域がァ ド レ ス番号 i で指定される こ とを表す。 第 2 テー ブル M 2 (図示略) は第 1 テ ー ブル M 1 と略同様で、 金型温度範囲の上限温 度と一組の最適成形条件を表すコ — ドとを各々のァ ドレ ス領域に記憶する よ う にな っ ている。
[0042] 第 2実施例の成形条件設定方法は第 1 実施例の方法と 略同様に実施される。
[0043] 先ず、 オ ペ レー タ は、 成形条件設定画面を参照 しつつ、 各々の外気温領域の上限温度 t i ( i = 1 〜 ! i ) , 各該 温度領域に適合する一組の最適成形条件及び各々 の成形 条件群を表すコ ー ド A i を順次手動入力する。 P M C用 C P U 2 2 は、 手動入力された最適成形条件群を共有 R A M 3 1 に記憶させる と共に、 手動入力された上限温度 t 1 〜 t n及びコ ー ド A 1 〜 A n を第 1 テ — ブル M 1 に 第 5 図に図示するよ う に記億させる。 上限外気温の最大 値 t n は通常では生じ得ない温度 (例えば 1 0 0 ° C ) に設定される。 次に、 オ ペ レ― タが各々 の金型温度領域 の上限温度, 各該温度領域に適台する成形条件群及び各 条件群を表すコ ー ドを順次入力する と、 条件群が共有 R A M 3 1 に記億され、 上限温度及びコ — ドが第 2 テ―ブ ル M 2 に記憶される。 上限金型温度の最大値は通常では 生じ得ない温度に設定される。
[0044] 複数組の最適条件の記億及び第 1 , 第 2 テ - ブルの作 新た な甩紙 成を終了した後、 オ ペ レ ー タ は、 成形条件設定を外気温 に基づく第 1 設定モ ー ド及び金型温度に基づく 第 2設定 ■ モ — ドのいずれで行う べきであ るかをキー ボー ドを介し て N C装置 2 0 に指令する。 成形条件設定モ ー ドの選択 に応 じて、 P M C用 C P U 2 2 の制御下でア ナ ロ グスィ ツ チ 8 が所要の切換位置に切り替わる と共に C P U 2 2 に内蔵のレ ジ ス タ に選択モー ドを表す値 b ( = 0 又は 1 ) が格納される。 設定モ ー ドは必要に応じて再選択可能で ある Ο
[0045] 射出成形機の稼働中、 P M C用 C P U 2 2 は、 第 4図 に示す成形条件設定処理を周期的に実行する。
[0046] 即ち、 各処理サ イ ク ルにおいて、 P M C用 C P し 7 2 2 は指標 i を値 「 1 J に セ ッ トする ( ス テ ッ プ S 1 1 ) 0 次に、 レ ジ ス 夕値 b を参照して第 1 , 第 2 テー ブ ル M b の対応する一方 M 1 又は M 2 を選択し、 テ ー ブル M bの、 指標値 1 (一般には指標値 i ) によ り指定される第 1 ァ ド レ ス領域か ら、 当該ア ド レ ス領域に予め格納した上限 温度 t 1 を読み出す ( ス テ ッ プ S 1 2 ) c さ らに、 金型 温度セ ンサ 6 及び外気温セ ンサ 7 の対応する一方からの 検出金型温度又は検出外気温を表す出力 ί言号をア ナ ロ グ ス ィ ッ チ 8, A Z D変換器 9 及び入力回 § 3 2 を介して 読み取り、 検出温度 Tが上限温度 t 1 以下であるか否か を判別する (ステ ッ プ S 1 3 ) c 検出温度 Tが上限温度 t 1 以下 ( 0 < T≤ t 1 ) でなければ、 指標 i を 1 — ' だけ イ ン ク リ メ ン ト し た後に ( ス テ ッ プ S 1 4 ) 、 上記 新た な用紙 ステ ッ プ S 1 2 に戻る。
[0047] その後、 ス テ ッ プ S 1 2 〜 S 1 4 が繰り返され、 第 2 ア ド レ ス領域以降のア ド レ ス領域に格納した上限温度 t 2, · · ' の対応する一つと検出温度 T とが比較される。 検出温度 Tは必ず上限温度の最大値 t n以下で、 従って、 t i - 1 < T ≤ t i なる関係を満たす上限温度 t i が必 ず存在する。 そ して、 ス テ ッ プ S 1 3 で検出温度 Tが上 限温度 t i 以下である と判別する と、 P M C用 C P U 2 2 は、 一組の最適成形条件を表すコ — ド A i をテ ーブル M b の第 i ア ド レ ス領域から読み出し、 次いで、 コー ド A i によって指定される一組の最適成形条件を共有 R A M 3 1 の第 1 記憶部から読み出 し、 この成形条件群を実 際に成形プロ セスを実行するための成形条件群と して共 有 R A M 3 1 の第 2記億部に転送, 記憶させ ( ス テ ッ プ S 1 5 ) 、 今回の処理サ イ ク ルを終了する c
[0048] 以上の様に して一組の最適成形条件が自動設定される - と、 N C装置 2 0 は、 第 1 実施例の場台と同様に、 共有 R A M 3 1 の第 2記億部に記憶した最適成形条件群に従 つて成形プロ セ スが適正に行われるよ う に射出成形機を 制御する。 その後、 第 4 図の成形条件設定 ^理が周期的 に実行され、 時間経過に伴って最適成形条 ί牛が必要に応 じて自動的に再設定される。 こ の結果、 成形条件は金型 温度又は外気温に常に適合し、 従って、 成形不良を来す こ とがない。
[0049] 本発明は上記第 1, 第 2実施例に限定されず、 種々の 新たな用紙 変形が可能である。 - 例えば、 第 1 , 第 2 実施例では、 複数組の最適成形条 件を共有 R A M 3 1 に記憶させ る と共に成形条件設定用 ルツ ク ァ ッ プテー ブルに複数組の最適成形条件の夫々を 表すコ ー ドを記億させたが、 ル ッ ク ア ッ プテー ブルに複 数組の最適成形条件を記億させて も良い。
[0050] 第 1, 第 2 実施例では、 外部運転条件に間接的に影響 を及ぼす運転パラ メ ー タである現在時刻, 外部運転条件 に影響される運転パラ メ 一 夕 である金型温度又は外部運 転条件である外気温に応じて成形条件を設定したが、 そ の他の外部運転条件に関連する運転バラ メ ータ例えば榭 脂温度に応じて成形条件設定を行って も良い。
[0051] 更に、 第 1 実施例と第 2実施例とを組み台わせても良 い。 この場合、 例えば、 現在の月 日及び時刻に応 じて設 定した一組の成形条件のう ちの所要の一つ以上の成形条 件を検出外気温に応じて修正する。 こ のため、 夫々の外 気温領域における上記所要の一つ以上の成形条件の修正 量をテー ブル M b に設定してお く 。
[0052] 新た な用紙
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲
( a ) 射出成形機の外部運転条件に関連する運転パ ラ メ ー タ の値の夫々 に応 じた複数組の最適成形条件を 予め記億する工程と、 ( b ) 運転バ ラ メ ー タ値を検出 する工程と、 ( c ) 検出運転パ ラ メ ー タ 値に対応する —組の最適成形条件を読み出 し、 当該一組の最適成形 条件を成形プロ セ スを実際に実行するための成形条件 と して自動設定する工程とを備える成形条件設定方法。. 前記運転パ ラ メ ー タ は外部運転条件である請求の範 囲第 1 項記載の成形条件設定方法- . 前記運転パラ メ 一 夕 は外気温である請求の範囲第 2 項記載の成形条件設定方法。
. 前記運転パ ラ メ ー タ は外部運転条件に影響を及ぼす バラ メ ー タ である請求の範囲第 1 項記載の成形条件設 定方法。
. 前記運転パ ラ メ ー タ は現在の季節, 現在の月 日及び 現在の時刻の少な く と も一つである請求の範囲第 4項 記載の成形条件設定方法。
. 前記運転パ ラ メ ー タ は外部運転条件に影響を受ける パ ラ メ ー タ であ る請求の範囲第 1 項記載の成形条件設 定方法。
. 前記運転パ ラ メ ー タ は金型温度及び樹脂温度の少な く と も一つ であ る請求の範囲第 6項記載の成形条件設 定方法。 新た な 用紙
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
USRE29642E|1978-05-23|Programmable automatic controller
EP0167631B1|1989-10-04|Injection molding machine
CA2262431C|2003-08-19|Auto-tuned, adaptive process controlled, injection molding machine
US5253564A|1993-10-19|Conveyor oven control
US5197375A|1993-03-30|Conveyor oven control
SU1034601A3|1983-08-07|Система автоматического управлени машиной дл изготовлени стекл нных изделий
EP1804997B1|2015-11-11|Injection moulding machine comprising a mould with a memory device
EP1617983B1|2009-10-21|Identifikation von modularen maschinenanbauteilen
JP3018957B2|2000-03-13|射出成形機の最適成形条件設定システム
TW407395B|2000-10-01|Numerical control device
EP0368300B1|1995-02-01|Apparatus for setting molding conditions in an injection molding machine
US4071745A|1978-01-31|Programmable time varying control system and method
US20060082010A1|2006-04-20|Intelligent molding environment and method of controlling applied clamp tonnage
US5005116A|1991-04-02|Apparatus for displaying a profile and corresponding data of operating conditions
US4247317A|1981-01-27|Glassware forming machine computer-ram controller system
KR960013064B1|1996-09-30|사출성형기의 전자동운전시스템
EP0567592B1|1997-01-29|Control for injection molding machine
CN100430850C|2008-11-05|对话式数值控制装置
US20070051701A1|2007-03-08|Machining condition setting method for electrical discharge machines
JP2537089B2|1996-09-25|射出成形機の自動給脂方法
EP0674984B1|2002-03-06|Method of controlling plasticization in injection molding machine
EP0012936B1|1981-06-17|Verfahren zum Optimieren des Energieverbrauchs in Gebäuden sowie Anordnung zur Durchführung des Verfahrens
DE602005005128T2|2009-05-14|Spritzgiessmaschine
US7447561B2|2008-11-04|Display apparatus for injection molding machine
US7261538B2|2007-08-28|Monitoring device for an injection molding machine
同族专利:
公开号 | 公开日
JPH0416322A|1992-01-21|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-11-14| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1991-11-14| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]