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    公开号:WO1991016554A1
    申请号:PCT/JP1991/000535
    申请日:1991-04-23
    公开日:1991-10-31
    发明作者:Isao Idesawa
    申请人:Nissin Kogyo Kabushiki Kaisha；
    IPC主号:F16D69-00
    专利说明:
    [0001] 明 細 書
    [0002] 車両用 デ ィ ス ク プ レ 一 キ の 摩擦パ ッ ド
    [0003] 〔技術分野〕
    [0004] 本発明 は 、 自 動車 や 自 動二輪車等 の 車両 に 搭載 さ れ る デ ィ ス ク ブ レ ー キ の 摩擦パ ッ ド に 関す る 。
    [0005] 〔背景技術〕
    [0006] 対の摩擦パ ッ ド に よ り ブ レ ー キ デ ィ ス ク を制動す る ス ク ブ レ ー キで は 、 ブ レ ー キ デ ィ ス ク の 材料 と し て 铸鉄や鋼板が、 ま た 摩擦パ ッ ド の 材料 と し て樹脂 モ ー ル ドが用 い ら れて い た が、 ヒ 一 ト ク ラ ッ ク や フ ェ ー ド等 に 対す る 耐久性 の 向上や 、 軽量 化が望 ま れて い た 。
    [0007] の た め 、 例 え ば特開平 1 一 3 2 0 3 2 8 号公報 に 示 す ご と く 、 こ れ ら の 材料 と し て、 炭素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 、 即 ち 炭素繊維強化炭素複合材が提案 さ れ て い る 。
    [0008] の炭素 一 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 は 、 炭素マ ト リ ッ ク ス を 含浸 し た炭素繊維を 、 炭素 化 · 高密度化処理す る こ と に よ り 得 ら れ、 摩擦係数が同材質 と の 組 台わ せで高 く 、 異 種材料 と で は低 い と い う 性質 を持っ た め、 ブ レ ー キ デ ィ ス ク と 摩擦パ ッ ド の 双方 に 用 い ら れて い る 。
    [0009] と こ ろ が、 こ の炭素 一 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト は 、 摩擦係数 が凡 そ 1 0 0 °C 以上の 高温域で高 い 値を 示 し 、 ま た 耐熱 性， 耐熱衝撃性， 熱伝導性 に 優れ て い る が、 そ の 反面、 こ の よ う な 高温域で は 酸化消耗率が高 く な っ て、 摩擦 パ ッ 卜 の 耐久性が低下 し た り 、 油圧系統 に 制動熱が伝達 さ れ易 く な る 。
    [0010] ま た 、 こ の 炭素 一 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 は 、 他の 材料 と の や溶着が困難で あ る た め 、 上述 の 公報 （特開平 】 - 3 2 0 3 2 8 号） の よ う に 、 摩擦パ ッ ド全体を炭素 一 素 コ ン ポ ジ ッ ト で一体成形 し て い る 。 し 力、 し な 力《 ら 、 の 摩擦パ ッ ド は、 金属製の裏板を備え た 摩擦パ ッ ド に ベて剛性力 に劣 り 、 ビ ス ト ン の 押圧 に よ っ て撓ん だ り 運転者 に 軟弱 な ブ レ ー キ フ ィ ー リ ン グを与 え る こ と と な る 。 さ ら に 、 炭素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト は、 高い熱伝導性 を持っ た め、 摩擦パ ッ ド の背面 に 高性能の イ ン シ ユ レ 夕 を装着 し て 、 ベ一パ ロ ッ ク 対策を講 じ る 必要が あ る こ の た め 、 炭素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 で作 ら れた ラ イ ン グ に 、 異質材料の 裏板を リ ベ ッ ト 等で結合 し た 摩擦 ッ ドが提供 さ れて い る が、 重量の 嵩む リ ベ ッ ト を複数本 使用 す る た め、 炭素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト を用 い た に も 拘 ら ず、 摩擦パ ッ ド の 全体重量が増加す る と い つ た 欠点が あ る o
    [0011] 〔発明 の 開示〕
    [0012] 本発明 は、 簡単な 構造で剛性が増 し 、 ま た酸化 に よ る 弊害を防止す る こ と が で き 、 さ ら に 断熱性 に 優れた 車両 用 デ ィ ス ク ブ レ ー キ の 摩擦パ ッ ド を提供す る こ と を 的 と し て い る 。
    [0013] 本発明 の 摩擦パ ッ ド は、 ブ レ ー キ デ ィ ス ク に 摩擦係 r: J す る ラ イ ニ ン グ と 、 該 ラ イ ニ ン グ の背面及 び該 ラ イ 二 グの側部 の ト ル ク 受面 に 形成 し た被覆層 と で構成 さ れ 前記 ラ イ ニ ン グ は炭素複合材で作 ら れ、 前記被覆層 は ガ ラ ス と 耐熱性樹脂 の い ずれか一方で作 ら れて い る 。
    [0014] 本発明 の 他の 摩擦パ ッ ド は、 前記被覆層が、 前記 ト ル ク 受面以外 の ラ イ ニ ン グ側部 に も 形成 さ れて い る 。
    [0015] 本発明 の 摩擦 パ ッ ドの炭素複 合材 は 、 炭素 - 炭素 コ ポ ジ ッ ト 、 或 い は ガ ラ ス 含浸炭素材が好適で あ る 。
    [0016] の 炭素 一 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト は 、 上述 の 如 く 、 炭素 マ 卜 リ ッ ク ス を含浸 し た炭素繊維を、 炭素化 · 高密度化処 理す る こ と に よ り 得 る こ と がで き る 。
    [0017] 刖記 ガ ラ ス 含浸炭素材 は、 前記炭素 一 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト に 含 ま れ る 炭素の 気孔 に 、 ガ ラ ス 成分を 含浸 さ せ る こ と に よ り 得 る こ と 力 で き る 。
    [0018] 本発明 の 摩擦パ ッ ド の ガ ラ ス は、 ホ ウ ゲ イ 酸 ガ ラ ス が 好適 乙" あ 。
    [0019] 本発明 は 、 以上 の如 く 構成す る こ と に よ り 、 摩擦パ ッ ドの 剛性が増 し 、 ピ ス ト ン の 押動や制動 ト ル ク に 対す る 強度ア ッ プが図れ、 ま た運転者 に 剛性感の あ る 良好 な ブ レ 一 キ フ ィ ー リ ン グ を与え る こ と がで き る 。 し 力、 も 、 酸 化に よ る ラ イ ニ ン グの 欠 け落 ち 等を防止す る の で、 摩擦 ノヽ。 ，、/ ドの耐久性 を増す こ と も で き る 。 さ ら に 断熱性 に も 優れた も の と な り 、 炭素複合材の持つ ブ レ ー キ性能 を常 に安定 し て充分 に 発揮 さ せ る こ と がで き る 。
    [0020] 〔図面の 簡単 な 説明〕
    [0021] 1 図 は 、 本発明 の 第 1 実施例を示す デ ィ ス ク ブ レ ー キ の断面図、
    [0022] 2 図 は 、 摩擦パ ッ ドの 斜視図、
    [0023] 3 図 は 、 本発明 の 第 2 実施例を示す摩擦パ ッ ドの斜 視図
    [0024] 〔発明 を実施す る た め の最良 の 形態〕
    [0025] 先ず、 本発明 の第 1 実施例 を第 1 図及 び第 2 図 に 基づ い て説明す る 。
    [0026] イ ス ク ブ レ ー キ 1 1 は 、 車輪 と 一体 に 回転す る ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 と 、 該 ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 の 外周 を 跨 い で配設 さ れ る キ ヤ リ バ 1 3 と 、 前記 ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 の 両側 に対向配置 さ れた一対の 摩擦パ ッ ド 〗 4 と で構成 さ れて い る 。
    [0027] 前記キ ヤ リ バ 1 3 の作用部 1 3 a と 反作用部 1 3 b は ブ リ ッ ジ部 1 3 c に よ っ て連結 さ れて い る 。 該作用部 ] 3 a に は、 前記 ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 側 に 開 口 す る シ リ ン ダ孔 1 5 力 形成 さ れて い る 。 こ の シ リ ン ダ孔 】 5 に は ビ ス ト ン 1 6 が液密且つ移動可能 に 内挿 さ れ、 該 ピ ス 卜 ン 1 6 の 後部 に液圧室 1 7 が両成 さ れ る 。
    [0028] 前記一対の 摩擦パ ッ ド 1 4 は 、 ブ リ ッ ジ 部 1 3 c に デ ィ ス ク 軸方向 に貫通 し て い る ハ ン ガー ピ ン ] 8 に よ り 吊 持 さ れ る と と も に 、 ブ リ ッ ジ 部 】 3 c の 内側 に 装着 さ れ た パ ッ ド ス プ リ ン グ 1 9 に よ っ て ブ レ ー キ デ ィ ス ク 中心 方向 に 付勢 さ れて い る 。
    [0029] 前記摩擦パ ッ ド ： I 4 は 、 ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 に 摩擦 係合す る ラ イ ニ ン グ 2 0 と 、 該 ラ イ ニ ン グ 2 0 の 背面 2 〇 a 、 該 ラ イ ニ ン グ 2 0 の 側部の 全周 面及 び前記 ハ ン ガ 一 ピ ン 1 8 の 揷通孔の 内周面 に形成 し た被覆層 2 】 と で 構成 さ れて い る 。 前記 ラ イ ニ ン グ 2 Π は炭素複 材で作 ら れ、 前記被覆層 2 1 は ガ ラ ス 或 い は耐熱性樹脂で作 ら れて い る 。
    [0030] 前記 ラ イ ニ ン グ 2 Π の 炭素複 台材 と し て は 、 長短 の 力 一 ボ ン や黒鉛の繊維 に 樹脂 や ピ ッ チ を 含浸 さ せ、 こ れを 焼成 し て炭素 化 し た炭素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト 或い は 該炭 素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 に 含 ま れ る 炭素 の 気孔 に 、 ガ ラ ス 成分 を 含浸 さ せて得 ら れ た ガ ラ ス 含浸炭素材が好適で あ る
    [0031] 前記被覆層 2 1 は、 前記 ラ イ ニ ン グ 2 0 を 、 ガ ラ ス 或 い は耐熱性榭脂 の溶液 に どぶづ け し て該 ラ イ ニ ン グ 2 〔） に 含浸 さ せ る か、 該 ラ イ ニ ン グ 2 ◦ に塗付或 い は圧着若 し く は吹付 け に よ っ て形成 さ れ る 。
    [0032] 前記 ガ ラ ス と し て は 、 ホ ウ ゲ イ 酸 ガ ラ ス が、 炭素 一 炭 素 コ ン ポ ジ ッ 卜 に な じ み易 く 、 炭素 一 炭素 コ ン ポ ジ ッ ト よ り も 高剛性で且つ 熱伝導率 も 低 く 、 酸化 し に く い 性質 を有 し て い て好適で あ る 。
    [0033] し た 力《 つ て 、 摩擦パ ッ ド 1 4 は 、 ピ ス ト ン 当接面 1 4 a や、 側部の ト ル ク 受面 1 4 b 、 揷通孔 1 4 c 等が ガ ラ ス 或 い は耐熱性樹脂 の被覆層 2 1 で覆われ て い る た め に . 剛性力が増 し て強度が高 め ら れ、 制動作用 時 に ピ ス ト ン 当接面 1 4 a や ト ノレ ク 受面 1 4 b が撓 む こ と 力《 な く な り ， 剛性感の あ る 良好 な ブ レ ー キ フ ィ ー リ ン グが得 ら れ る 。
    [0034] ま た 、 ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 と 摩擦 パ ッ ド ] 4 は 、 制 動 に よ る 摩擦熱 に よ り 1 0 〔） C 以上 に 高 め ら れ る と 、 高 く 安定 し た 摩擦係数が得 ら れ る と と も に 、 被覆層 2 ] に よ っ て 、 摩擦パ ッ ド 1 4 の 保温性、 断熱性 を維持す る 二 と がで き る の で 、 ブ レ ー キ性能 を充分 に 発揮す る と と も に 、 油圧系統への 伝熱 を遮断 し てベ ー パ · ロ ッ ク を 防止 す る こ と 力《 で る 。
    [0035] さ ら に 、 被覆層 2 1 が、 炭素 — 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 と 空 気 と の 接触を妨 げ る の で 、 ラ イ ニ ン グ 2 0 の 角 部が欠 け 落 ち る 等 の 酸 化消耗 を防止す る こ と が で き る 。
    [0036] な お 、 前記 ブ レ ー キ デ ィ ス ク "！ 2 は 、 炭素 一 炭 素 コ ン ポ ジ ッ ト 同士を摩擦係 合 し た 場 台 に 、 高 い 摩擦力 が得 ら れ る た め、 前記ラ イ ニ ン グ 2 0 と 同様の炭素複合材に て 作 ら れてい る こ と が好ま し い。
    [0037] 次に 、 本発明 の第 2 実施例を第 3 図 に基づい て説明す
    [0038] ^> 0
    [0039] 摩擦パ ッ ド 3 1 は、 ブ レ ー キ デ ィ ス ク 1 2 に摩擦係合 す る ラ イ ニ ン グ 3 2 と 、 該 ラ イ ニ ン グ 3 2 の背面及び該 ラ イ ニ ン グ 3 2 の側部の ト ル ク 受面 3 2 a に形成 し た被 覆層 3 3 と で構成 さ れてい る 。 前記ラ イ ニ ン グ 3 2 及び 被覆層 3 3 は、 前記第 1 実施例 と 同様の材料で作 ら れて い る o
    [0040] し た力《 つ て 、 こ の摩擦パ ッ ド 3 1 は 、 ピ ス ト ン の押動 や制動 ト ノレ ク に対す る 強度ア ッ プ と 、 断熱性の 向上 と が 図れる 。
    [0041] 本実施例の場合、 摩擦パ ッ ド 3 1 の背面の被覆層 3 3 は、 少な く と も ピ ス ト ン 当接部分の み に形成 し て も よ い
    权利要求:
    Claims請 求 の 範 囲
    1 . ブ レ ー キ デ ィ ス ク に 摩擦係合す る ラ イ ニ ン グ と 該 ラ イ ニ ン グ の背面及 び該 ラ イ ニ ン グの側部 の ト ル ク 受 面 に形成 し た 被覆層 と で構成 さ れ、 前記 ラ イ ニ ン グ は炭 素複台材で作 ら れ、 前記被覆層 は 、 ガ ラ ス と 耐熱性樹脂 の い ずれか一方で作 ら れ た 車両用 デ ィ ス ク ブ レ ー キ の 摩 擦 パ ッ ド、 o
    2 . 前記被覆層が、 前記 ト ル ク 受面以外 の ラ イ ニ ン グ側部 に も 形成 さ れて い る こ と を特徴 と す る 請求項 1 記 載の車両用 デ ィ ス ク ブ レ ー キ の 摩擦パ ッ ド。
    3 . 前記炭素複 合材が、 炭素 - 炭素 コ ン ポ ジ ッ 卜 で あ る こ と を特徴 と す る 請求項 1 或 い は 2 記載の 車両用 デ イ ス ク ブ レ ー キ の 摩擦パ ッ ド。
    4 . 前記炭素複合材が、 ガ ラ ス 含浸炭素材で あ る こ と を特徴 と す る 請求項 1 或 い は 2 記載の 車両用 デ ィ ス ク ブ レ ー キ の 摩擦 パ ッ ド。
    5 . 前記 ガ ラ ス が、 ホ ウ ゲ イ 酸 ガ ラ ス で あ る こ と を 特徴 と す る 請求項 1 或 い は 2 記載の 車両用 デ ィ ス ク プ レ ー キ の 摩擦パ ッ ド 。
    类似技术:
    公开号 | 公开日 | 专利标题
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    优先权:
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