Procede de production d'ignifuge particulaire
专利摘要:
公开号:WO1991012295A1 申请号:PCT/JP1991/000174 申请日:1991-02-14 公开日:1991-08-22 发明作者:Kazuyoshi Umeda;Fumiaki Nakamoto 申请人:Teijin Chemicals, Ltd.; IPC主号:C08G64-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 粒状難燃剤の製造方法 [0003] <技術分野 > [0004] 本発明は加工性、 作業性及び耐熱性に優れたハロゲン化カーボネート 化合物よりなる粒状難燃剤の製造方法に関する。 [0005] く背景技術〉 [0006] ポリブチレンテレフタレートゃ A B S樹脂等は、 その優れた特性によ り電気,電子部品、 機械部品、 自動車部品、 その他の用途に多用されて いる。 しかしながら、 かかる熱可塑性樹脂は本来可燃性であるため、 そ の用途分野が制限されることから、 これらの難燃剤としてハロゲン化ポ リカーボネートオリゴマ一が提案されている。 [0007] 従来、 熱可塑性樹脂の難燃化方法としては、 通常ペレツトゃチップ状 の熱可塑性樹脂と難燃剤を、 更に必要に応じて他の添加剤を混合し、 押 出機を用いて溶融押出して難燃性熱可塑性樹脂ペレツトを得ている。 し かしながら、 上記難燃剤は極めて微細な粉体であるため、 押出機のホッ パー部における層分離やブリッジの発生、 スクリュウ部への嚙み込み不 良等加工性が悪いため均一に分散し難く、 得られる最終製品の品質低下 をもたらす欠点がある。 また、 難燃剤自体が粉塵になり作業環境を著し く悪化させる等作業性が悪い欠点がある。 更に、 上記難燃剤には、 その 製造時に使用した溶剤 (塩化メチレン) が相当量存在し、 これが最終製 品の品質に悪影響を与える懸念もある。 [0008] これらの加工性や作業性を改善するために、 特開昭 6 2 - 1 4 9 7 3 8号公報に、 ハ口ゲン化炭化水素系難燃剤を冷間圧粉体化する造粒方法 が提案されている。 しかしながら、 この冷間圧粉体化する造粒方法によ つてハロゲン化ポリカーボネートオリゴマーを粒状化するには、 1 0 0 0〜2 0 0 O kgZcm2という高い圧力が必要であり、 更に得られた粒状 物は輸送時や作業時に崩壊し易い欠点がある。 [0009] <発明の目的 > [0010] 本発明の目的は作業性、 加工性及び耐熱性に優れたパロゲン化カーボ ネート化合物よりなる粒状難燃剤を製造する方法を提供することである。 本発明者等は、 上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、 特定の比粘 度をもつハロゲン化カーボネート化合物であれば、 押出機で溶融押出し、 直ちに切断することによって容易に粒状化することができ、 得られる粒 状物中の溶剤量を問題のない程度にまで減少させ得ることを知り、 本発 明に到達した。 [0011] ぐ発明の開示 > i [0012] 本発明は、 下記一般式 (i ) [0013] (式中、 Xは臭素原子又は塩素原子、 R 1は炭素数 1〜4のアルキレン 基、 アルキリデン基又は一 S 02—である) で表わされる単位を少なく とも一個含有する比粘度が 0. 0 1 5〜0. 1 0であるハロゲン化カーボ ネート化合物を押出機で溶融押出した後直ちに粒状に切断することを特 徴とする粒状難燃剤の製造方法である。 [0014] 本発明で使用するハロゲン化カーボネート化合物は、 前記一般式 ( i ) で表される単位を有する化合物であり、 この単位の構成成分となるハロ ゲン化ビスフエノールとしては 2, 2—ビス (3, 5—ジブロム一 4ーヒ ドロキシフエニル) プロパン、 2, 2—ビス (3, 5—ジクロル一 4ーヒ ドロキシフエニル) プロパン、 ビス (3, 5—ジブロム一 4—ヒ ドロキ シフエ二ル) メタン、 1, 1一ビス (3, 5—ジブロム一 4ーヒ ドロキシ フエニル) ェタン、 ビス (3, 5—ジブロム一 4—ヒ ドロキシフエニル) スルホン等があげられる。 特にテトラブロムビスフエノ一ル Aと呼ばれ る 2, 2—ビス (3, 5—ジブロム一 4—ヒ ドロキシフエニル) プロパン が好ましい。 [0015] また、 ハロゲン化ビスフエノールと共にハロゲン化されていない通常 のビスフエノール、 例えば 2, 2—ビス (4—ヒ ドロキシフエニル) プ 口パン、 ビス (4ーヒ ドロキシフエニル) スルホン、 ビス (4—ヒ ドロ キシフエニル) メタン等を併用することもできる。 ハロゲン化されてい ないビスフエノールを併用するときは、 通常全ビスフエノ一ルの 40モ ル%以下になる量使用するのが好ましく、 この際副成するハロゲン化さ れていないビスフエノ一ルよりなるカーボネ一トやそのォリゴマ一を含 有していてもよい。 [0016] 本発明で使用するハロゲン化カーボネート化合物は、 その比粘度が 0. [0017] 015〜 0.10、 好ましくは 0.015〜 0.08である。 比粘度が 0. 015に達しないものでは、 溶飆粘度が低いため溶融押出し直後の切断 が困難であり、 比粘度が 0.10を越えると、 溶融温度が高温になり且 っハ口ゲン含有量が高いことから熱分解により着色するようになる。 かかるハロゲン化カーボネート化合物は、 例えばハロゲン化ビスフエ ノールとカーボネート前駆体例え ホスゲンとを反応させることによつ て製造される。 この際、 末端封鎖剤を使用することができる。 好ましい 末端封鎖剤は、 ハロゲン原子又は有機基で置換又は置換されていない芳 香族モノヒドロキシ化合物である。 [0018] また、 上記ハロゲン化カーボネート化合物には、 本発明の目的を損な わない範囲で、 例えば難燃助剤、 酸化防止剤、 熱安定剤、 紫外線吸収剤、 滑剤、 離型剤、 染料及び顔料を含む着色剤、 核剤等の添加剤を必要に応 じて 1種以上添加することができる。 [0019] 上記ハロゲン化カーボネート化合物を溶融押出すに当たって、 溶融物 の温度をあまりに高くすると熱分解し易いため、 溶融物の温度を通常そ の融点より 1 0 °C高い温度から 6 0 °C高い温度の範囲にするのが好まし い。 溶融押出機としては単軸、 二軸いずれも任意のものが使用できるが、 二軸押出機が好ましく、 特にベント付ニ軸押出機が好ましい。 [0020] 本発明にあっては、 押出された溶融物を押出直後に切断して粒状物に する。 この際、 切断された粒状物が融着するのを防ぐため圧空冷却、 水 冷却等任意の方法で冷却するのが好ましく、 また水中カツト方式も採用 することができる。 [0021] <産業上の利用可能性 > [0022] 本発明によって得られるハロゲン化カーボネート化合物の粒状物は、 加工性が良好であるため均一に分散し、 得られる最終の樹脂製品の品質 低下をもたらすことはなく、 また、 作業性が良く作業環境を悪化させる こともない。 更に、 得られる粒状物中の溶剤量は問題のない程度にまで 減少している。 <発明を実施するための最良の形態〉 [0023] 以下に実施例をあげて本発明を詳述する。 なお、 実施例中の各物性は 下記の方法によった。 [0024] ① 比粘度: 0. 7 g/dl塩化メチレン溶 (2 0 °C) で測定する。 [0025] ② 融点:微量融点測定器により約半量が溶融した温度から全部溶融し た温度で示す。 [0026] ③ 塩化メチレン含有率:試料 3 gを精秤し、 2 5 0 °Cで 2時間加熱後ガ スを 1 ι 採取し、 ガスクロマトグラフィーで分析し、 検量線 により求める。 [0027] ④ 耐熱性:試料 3 0 ragを精秤し、 昇温速度 2 0 ノ分、 窒素流量 4 0 分で T G Aを測定し、 5 %重量減少温度で示す。 [0028] 実施例 1〜 7及び比較例 1、 2 [0029] 第 1表記載の微粉状ハロゲン化カーボネート化合物の微粉末 A〜Hを 夫々 3 0 øの二軸押出機を用いて表記載のシリンダ—温度で溶融押出し、 直ちに粒状に切断すると同時に圧空を吹付けて冷却して粒状物を得た。 使用した微粉末の物性、 溶融押出時の溶融物の温度及び得られた粒状物 の物性を第 1表に示した。 [0030] 表記載の微粉末 A〜Hは下記の通りである。 [0031] A、 D、 F、 G、 H:テトラブロムビスフエノール A、 ホスゲン及びタ ーシャリーブチルフエノール (末端封鎖剤) から得られたブロム化 カーボネート化合物。 [0032] B :微粉末 Aにトリメチルホスフエ—ト (安定剤) 0. 1重量%配合し フ 粉 ο C :テトラブロムビスフエノール A、 ビスフエノール A (テトラブロム ビスフエノール Aに対して 5 0モル%) 、 ホスゲン及びテトラブロ ムフエノール (末端封鎖剤) から得られたブロム化カーボネート化 合物。 [0033] E :テトラブロムビスフエノ一ル A、 ホスゲン及びテトラブロムフエノ —ル (末端封鎖剤) から得られたブロム化カーボネート化合物。 [0034] 第 1 表 微 粉 末 押 出 条 件 粒 状 物 融 点 CH2 I2 耐熱性 シリン 溶融物 ベント 融 点 CH CI2 耐熱性 種類 比粘度 含有率 ター温 の湿度 の有無 比粘度 含有率 看 色 [0035] (°C) (ppm) (°C) S O TO (°C) (ppm) (°C) 実施例 1 A 0. 046 230〜240 2480 447 240 275 0. 047 228〜238 340 451 略無色 実施例 2 A 0. 046 230〜240 2480 447 240 275 有 0. 048 230〜240 150 452 略無色 難例 3 B 0. 046 230〜240 2480 447 240 280 有 0. 049 227〜237 160 455 略無色 実施例 4 C 0. 018 175-180 1050 438 180 220 0. 018 173〜178 210 445 略無色 実施例 5 D 0. 032 210〜215 1600 448 210 240 0. 033 210〜215 410 453 略無色 鍾例 6 E 0. 030 215〜222 3700 467 220 250 有 0. 032 213〜220 100 476 略無色 実施例 7 F 0. 072 255〜275 1850 441 250 290 m 0. 073 255〜275 250 445 薄褐色 比較例 1 G 0. 013 160〜175 2650 432 170 210 切断不能 比較例 2 H 0. 13 280〜295 1950 465 280 320 無 0. 13 275〜290 250 467 暗褐色
权利要求:
Claims 請求の範囲 下記一般式 ( i ) (式中、 Xは臭素原子又は塩素原子、 R 1は炭素数 1〜4のアルキレン 基、 アルキリデン基又は一 S 02—である) で表わされる単位を少なく とも一個含有する比粘度が 0. 0 1 5〜0 . 1 0であるハロゲン化カーボ ネート化合物を押出機で溶融押出した後直ちに粒状に切断することを特 徴とする粒状難燃剤の製造方法。
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1991-08-22| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE US | 1992-03-12| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 4190245 Country of ref document: DE Date of ref document: 19920312 | 1992-03-12| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 4190245 Country of ref document: DE |
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