专利摘要:

公开号:WO1991003380A1
申请号:PCT/JP1990/001101
申请日:1990-08-30
公开日:1991-03-21
发明作者:Masakazu Ito;Satoshi Yamazaki
申请人:Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha;
IPC主号:B42D5-00
专利说明:
[0001] 明 細 ホ ログラ ム 力 レ ンダ一 技 術 分 野
[0002] 本発明は、 透明型ホ口グラムを利用したホログラム力 レンダ一に関し、 特に、 腕時計用カ レンダ一などに好適 に使用できるホログラムカ レンダ一に関する ものである c
[0003] 背 景 技 術
[0004] 従来の腕時計用カ レンダ一は、 アルミニウム等の金属 を用いて、 薄い平板部とその両側に止め部を成形し、 そ の平板部の表面に力 レンダーを一般的な方法で印刷した ものが多かつた。
[0005] この時計用カ レンダ一は、 両側の止め部を時計バン ド の内側に折り曲げるようにして取り付けていた。
[0006] しかし、 従来の腕時計用カ レンダ一は、 腕時計のバン ドに、 止め部を折り曲げて取り付けていたので、 確実に 固定するこ とができなった。 特に、 時計バン ドの形状が. 平板状で所定の があるもの以外、 例えば、 鎖状のもの や、 装飾的なものでは取り付けが困難である。
[0007] また、 最近の腕時計は、 クロ ッ ク機能だけでなく、 装 身的な機能も要求されており、 设れたデザイ ンのものが 多いので、 金属板に通常の印刷が施されただけの腕時計 fflカ レンダ一では、 腕時計に取り付けた場合に、 全体の 装飾効果を損なうという問題があつた。
[0008] さ らに、 時 バン ドが革製であったり、 装飾的な ¾合 には、 金属製の腕時計用カ レンダーを取り付けると、 見 栄えが悪いうえ、 バン ドに傷付けることがあった。
[0009] 本発明の目的は、 前述の課題を解決して、 装着が容易 かつ確卖で一定期間経過後に容易に脱着することができ、 しかも、 装着していることが一見して気付かれず、 貼り 付けた物品の本来の機能を損なう ことのない、 ホログラ ムカ レンダーを提供することである。
[0010] 発明の開示
[0011] 上記課題を解決するために、 本発明によるホログラム カレンダ一は、 物品の表面に貼着し、 一定期間経過後に 剥離する こ とができ るカ レンダーであって、 カ レンダー 情報を白色光再生の可能なホログラムあるいは反射回折 光により 目視可能な画像と レて記録してなる、 透明もし く は半透明のホログラム形成層と、 前記ホログラム形成 層の一方の而に形成され、 前記物品へのカ レンダ一の充 分な貼着特性と貼着後の一定期間後においてこれを剥離 することのできる再剥離特性の双方の特性を兼ね備えた 粘着剤層とからなることを特徴と している。
[0012] 本発明の好ま しい態様においては、 上記粘着剤層の接 着力を 2 0 0〜 1 3 0 0 g Z 2 5 ramの範囲に制御し、 か つ、 タ ッ クを 1 0以下にすることによって、 物品表面へ のカ レンダ一の充分な貼若力と一定期間後における良好 な再剥離特性の双方を満足させることができる。
[0013] 図面の簡単な説明
[0014] 第 1図、 第 2図は、 本発明によるホログラムカ レ ンダ 一の実施例を示した図であって、 笫 1図は平面図、 第 2 図は厚さ方向を拡大して示した断面図である。
[0015] 笫 3図〜笫 5図は本発明によるホログラムカ レ ンダ一 の実施例の使用方法を説明するための図である。
[0016] 第 6図〜筇 9図は、.本発明によるホロ グラ ム力 レ ンダ —の他の実施例の厚さ方向を-拡大して示した断面図であ 発明を実施するための最良の形態 以下、 図面等を参照して、 本発明の好ま しい態様につ いて詳細に説明する。
[0017] 第 1図、 第 2図は、 本発明によるホロ グラ ムカ レ ンダ 一の実施例を示した図であって、 第 1図は平面図、 第 2 図は厚さ方向を拡大して示した模式図である。
[0018] この奕施例のホログラム力 レンダ一 1 は、 力 レンダー をホログラム画像 1 a と して記録したホログラム形成層 1 1 と、 ホログラム形成層 1 1 の上側に形成された表面 保^フ ィ ルム 1 4 と、 ホログラム形成層 1 1の下側に形 成された粘卷剤層 1 5と、 粘着剤層 1 5 の下側に貼付さ れた剥離紙 1 6とから構成されている。
[0019] ホログラム形成廇 1 1 は、 1 力月分のガレンダ一のパ ターンを白色光で再生できるホログラム画像 1 a と して 例えばレリ ーフホログラム方式で記録したものであり、 撮影方法と しては、 例えば、 イメージホログラム、 レイ ンボウホログラム、 部分的に形成したホログラフィ ック グレーティ ングなとが挙げられる。
[0020] また、 ホログラム画像と しては、 必ずしもホログラフ イ ツクな方法により記録したものでなく ても良 ·く、 機械 的あるいはある種の感光材料にフ ォ ト リ ソグラフィ 一等 により記録して得られるレリ ーフ状回折格子を部分的に 形成したものも使用できる。 また、 通常の製品としては、 これらの記録のレリーフ形状をェンボス複製したものが 使用され得る。 本発明におけるホログラム画像とは、 上 記のような回折格子により形成される回折パターンをも 含むものである。
[0021] ホログラム形成 J1 1 1 は、 ホログラム画像 1 aのレ'リ —フ面が下面に形成されたホログラム樹脂層 1 2と、 そ のホログラム樹脂層 1 2のレリーフ面に形成されたホ口 グラム効果を増大させる透明もしく は半透明な効菜層 1 3とから構成され、 ホログラム形成層 1 1が全体とし て透明または半透明である。
[0022] ホ口グラム樹脂層 1 2の材質としては、 熱可塑性樹脂、 熱硬化性樹脂や、 あるいはそれらの混合物を用いること ができる。 その他では、 ラジカル重合性不飽和基を有す る熱及び光や他の幅射線で硬化する成形性物質も用いる ことができる。 このホログラム樹脂層 1 2は、 表面保護 フ ィ ルム 1 4上にコ ーティ ング方式などにより形成され るが表面保護フィ ルムがエンボス成型可能なものであれ ば、 それ自体にレリーフホログラム等によるホログラム 画像を形成しても良く、 この場合はホ ロ グラ ム樹脂層は 不要である。
[0023] 効果層 1 3は、 透明形ホログラムとして用いられるた め、 透明性を有することが必要であり、 ホログラム樹脂 屆 1 2とは屈折率の興なる透明材料や、 厚みが 2 0 〇 A 未満の金属薄膜層等があげられる。
[0024] 前者の場合には、 効果層 1 3の屈折率は、 ホログラム 樹脂 II 1 2の屈折率より も大き く ても小さ く てもよい力 屈折率の差が 0 . 1以上あることが好ま しい。 より好ま しく は、 フ が 0 . 5以上であり、 1 . ◦以上大きいこと が最適である。
[0025] また、 後者の^合は、 金属製薄膜ではあるが厚みが 2 〇 0 A未満であるために、 光波の透過率が大き く 、 こ のため、 ホログラム効菜発現作用とともに、 下部の例え ば表示部等の非隠蔽作用を発撺する。
[0026] 効 ¾歷 1 3の材質と しては、 例えば樹脂層 1 2より も Ιΰΐ折率の大きい透明連続薄膜として、 S b 2 S 3
[0027] ( 3 . 0 ) 、 Z n S ( 2 . 1 ) 等があげられる。 効梁層 1 3をホログラム樹脂層 1 2に形成するには、 真空蒸卷 法、 スパッ タ リ ング法等の薄膜成形方法を用いればよい。
[0028] 上記ホロ グラ ム形成層の材質、 製造方法の詳細は、 本 出願人に係る米国特許第 4 , 8 5 6 , 8 5 7号明細書に 開示されている。
[0029] 表面保護フイルム 1 4は、 ホログラム形成層 1 1を外 力による損傷から保護するためと、 ラベルと しての強度 をもたせるためのものである。 この衷面保^フィ ルム 1 4の材質としては、 セルロース系樹脂、 ァク -リル系樹 脂、 ビニル系樹脂、 ポリア ミ ド系榭脂、 ポリ イ ミ ド系樹 脂、 ポリ スチレン系樹脂、 ポリエステル系樹脂、 ポリオ レフィ ン系樹脂の単体、 混合物および共重合体等を用い るこ とができる。 この表面保護フィ ルム 1 4の厚さは、 5〜 2 0 ◦ m程度が好ま しい。
[0030] 尚、 前述の様に表面保護フィ ルムがホログラム樹脂餍 を兼ねる場合 (後述する第 7図) もある。
[0031] 粘着剂屆 1 5は、 ホログラムカ レンダー 1を時計の透 明保護板 (カバ一グラス) 等に貼付するためのものであ り、 1 力月毎に取り替えやすいように再剥離が可能なも のを用いている。 この例では、 アク リル系、 ゴム系等の 一般的な粘着剤の中から適当なものを選択し使用する。
[0032] 本発明においては、 上記時計カバーグラスのような物 品¾而への力 レンダ一の充分な貼着特性と貼卷後の一定 期間後においてこれを剥離することのできる再剥離特性 の双方の特性を ¾ね備えた粘着剤層を形成することが重 要であり、 そのために、 粘着剤層の接着力とタ ッ クの両 者を特定範囲に制御することが肝要である。 本発明の好ま しい態様においては、 上記粘着剂屑の接 :力を 2 0 0〜 1 3 0 0 g / 2 5 ramの範囲に制御し、 力、 つ、 タ ッ クを 1 0以下にする こ とが望ま しい。 さ らに好 ま しい態様においては、 粘着剂層の接着力を 3 0 0〜 1 0 0 0 g" 2 5 の範四に制御し、 かつ、 タ ッ クを 7 以下にする こ とが望ま し く 、 さ らに好ま し く は、 接着力 力《4 0 0 ~ 8 0 0 5" 2 5 の範! 、 タ ッ ク力《4以下で あ 。
[0033] 接着力が 2 0 0 g Z 2 5 未 ffiでは、 カ レンダ一と し て貼着して使用するに充分な貼着強度が得られず、 また 剥離紙への充分な貼着強度 (未使用時) も得られないの で好ま し ぐない。 一方、 接着力が 1 3 0 0 g Z 2 5咖を 超えると一定期間後におけるカ レンダ一の剥離が困難に なるか、 剥離できても粘着剤屐とホログラム形成層との f¾jで剥離されて物品の表面を汚すこ とになるので好ま し く ない。
[0034] —方、 タ ッ クの値は貼着特性と と もに、 カ レンダ一を 貼 ·する際における粘着剤層の汚染性に大き く 関係する, すなわち、 カ レンダーを貼着する際においては、 剥離紙 から力 レンダ一を剥離してたとえば時計のカバ一グラス 表面にこれを貼着する方法がと られるが、 この時、 指の 先がカ レンダ一の粘着剤層に不可避的に触れて粘着剤 |g 表面に指紋が付着する こ とになる。 本発明者の研究によ れば、 タ ッ ク値が 1 0を超える と、 貼着の際の指玟の跡 が粘着剤 ®に残りやすく なるという点で好ま しく ない。 粘着剤層表面が汚染されることは、 本発明のような透明 型のホログラムカ レンダーにおいては致命的である。
[0035] 上記接着力の値は、 J I S - Z 0 2 3 7に規定された 粘着性能試験方法を基づいて測定された値を基準とする。 具体的には、 2 5 mm幅の試験片を S U S 3 0 4鋼板
[0036] ( 2 8 9番の耐水研磨紙で研磨したもの) に、 2 kgのゴ ムローラ二で 3 0 0 ramノ分の速さで一往復させて圧巷す る。 2 0分後、 これを 1 8 0度の方向に 3 0 0 ram 分の 速さで引き剥がした時の剥離強度を測定し、 これを接着 力とする。
[0037] —方、 タ ッ クは、 粘着剂が被粘着物に貼着すると同時 にとり得る接着力の大きさを意味し、 具体的には J I S 一 Z 0 2 3 7に規定されたボールタ ッ ク法を基づいて測 定された値を- 25準とする。 すなわち、 まず、 標準状態に おいて、 3 0度の傾斜をもつガラス板に粘着面を上にし て試験片をセッ ト し、 助走路と して 2 5 // m厚のポリェ ステルフィ ルムを貼り、 測定部は助走路の下端から 1 0 0 删範囲の粘着面とする。 ボール (鋼球) を助走路 が 1 ◦ 0 raniになる位置より転がし、 測定部の粘着面で停 止するボールの最大直径を、 タ ッ クの値とする。
[0038] 剥離紙 1 6は、 使用前に粘着剤層 1 5を保護しており、 使用時には粘卷剂暦 1 5から剥離される。 剥離紙 1 6 と しては、 シリ コ ン樹脂、 ワ ッ ク ス、 パラフィ ン類等を、 紙またはフ ィ ルム等の基材に塗布したものを用いる こ と ができる。
[0039] 第 3図〜第 5図は本発明によるホログラムカ レンダー の実施例の使用方法を説明するための図である。
[0040] まず、 ホログラムカ レンダー 1 の剥離紙 1 6を剥がし て、 粘着剤層 1 5によ り、 腕時計 2のガラス板ゃァク リ ル板などの透明保護板 2 2上に貼り付ける。
[0041] こ こで、 再生光となる太陽光や室内光などは前側上方 から入射するので、 腕時計の ·文字盤をほぼ S = 4 5度の 角度でみる ものと し、 ホログラム画像 1 a を記録する際 の参照光をホログラム乾板に対して 4 5度の角度から照 射して記録してある。 したがって、 このホログラムカ レ ンダ一 1 の視域、 つま り、 ホログラム画像 1 a を見るた めに目 3を置く こ とができ る範囲は、 ホログラムカ レン ダー 1 に対して比較的狭い; 1¾囲である。
[0042] いま、 第 3図に示すよう に、 時間を知るために、 腕時 計 2を見たとする。 通常の場合には、 正確に視域内の角 度に腕を曲げる こ とは少ないので、 通常使用者の目 3 は ホログラム画像 1 aの視域にな く 、 カ レンダーを再生し たホログラム画像 1 a を見る こ とな く 、 透明なホログラ ム形成層 1 1 を透過して、 腕時計 2の文字板 2 1 を見る こ とができる (第 4図) 。
[0043] この状態から、 力 レンダ一によ り曜曰ゃ日付けを知り たい場合には、 使用者は、 目 3 a の位置を変化させたり、 腕時計 2の角度 0を変化させたり して、 力 レンダ一 1力、 らの回折光が目 3 a に入射する角度を探して、 再生され るホログラム画像; L a を見る こ とができる (第 5図) 。 なお、 月が変わった場合には、 ホログラムカ レンダ一 1 は、 前述したよう に粘着剂 |g 1 5は再剥離可能であり、 しかもその剥離は極めてク リ ア一に行われ得るので、 簡 単に取り替えるこ とができ る。
[0044] 第 6図は、 本発明によるホログラム力 レンダ一の他の 実施例の厚さ方向を拡大して示した模式図である。
[0045] なお、 前述したものと同様な機能を果たす部分には、 同一の符号を付してある。
[0046] この卖施例のホログラム力 レンダー 1 Aは、 転写形も し く は単なる.貼卷形のものと して描成する こ とができる。 転写形は、 腕時計 2の透明保護板 2 2に爪などで擦つ.て、 加圧ないし加熱する こ とによ り転写するタイプのもので あり、 一方、 貼着形は単にシールを貼りつけるように、 物品表面に付着させるタイプのものであ り、 貼着形の方 が簡易で実用的である。
[0047] ホログラムカ レンダ一 1 Aは、 ベースフィ ルム 1 7上 に、 表面保護層 1 4 a と、 ホログラム榭脂層 1 2および 効 ¾廇 1 3からなるホログラム形成層 1 1 と、 接着剤層 1 8 とを、 この順に積層したものであり、 表面保護層 1 4 a はべ一ス フ イ ノレム 1 7 に対して剥離層と しての機 能を果た している。 ベースフ ィ ルム 1 7の材質と しては、 ポ リ エチ レンテ レフタ レー ト、 ポ リ イ ミ ド、 ポ リ メ タ ク リ ル酸ソ チル、 ポ リ スチ レ ン、 ポ リ ビニルブチラ ール、 ポ リ 力一ボネ一 卜等の ®合体フ ィ ルム、 合成紙、 鉄等の金厲フ ィ ルム、 それらの嵇層体等を用いる こ とができ る。
[0048] 接着剤 11 1 8の材質と しては、 ア ク リ ル樹脂、 ビニル 系樹脂、 ポ リ エステル系樹脂、 ウ レタ ン系樹脂、 ア ミ ド 系樹脂、 エポキシ系樹脂、 ゴム系樹脂、 アイオノ マ一樹 脂等の接着剤を使用する こ とができる。 このような接着 剤履 1 8の厚みは、 0 , l ~ 5 0 i m程度であればよい が、 :!〜 1 0 m程度が好ま しい。
[0049] こ の転写形のホ ロ グラ ム力 レ ンダ一 1 A は、 接着剂層 1 8を腕時計 2 の透明保護板 (カバーガラ ス) 2 2 に重 ね合わせて、 接着剂 1 8を介して透明保護板 2 2上に迅 速かつ容易に貼着する こ とができ、 その後、 ベースフィ ルム 1 7を表面保護層 1 4 aから剥離すればよい。
[0050] 次に、 剥離紙上に粘着剤層を介してホログラ ムカ レ ン ダーを形成した態様のものについて説明する。 第 7図な い し第 9図はいずれも剥離紙上に粘着剤層を介してホロ グラムカ レンダーを形成した態様を示す断 ΠΠ図である。 第 7図は、 剥離紙 1 6上に、 粘着剤廇 1 5を介して、 ホ ログラム効果層 1 3およびホ ロ グラ ム樹脂層 1 2をこの 順序で形成した場合の例である。 この場合のホログラム 樹脂層 1 2 は保護層と しての機能を.も兼ね供えている。 第 8図は、 剥離紙 1 6上に、 粘卷剤屆 1 5を介して、 基 材 1 7、 ホログラム樹脂層 1 2、 ホログラム効 ¾屐 1 3 および保護遛 1 4を形成した場合の例である。
[0051] 第 9図は、 剥離紙 1 6上に、 粘 -剂層 1 5を介して、 ホログラム樹脂層 1 2、 ホログラム効果] 1 1 3および保 m 1 4を形成した場合の例である。
[0052] 上述した例においては、 保護層 1 4 はコ一 ト法ゃフ ィ ルムラ ミ ネーショ ンの方法によって形成するこ とができ る。 たとえば、 グラ ビアコー ト法、 ロールコー ト法、 ナ ィ フコー ト法、 あいるはオフセ ッ ト印刷 (リ ソグラフ ィ 一) 、 シルクスク リ ー ン印刷などの方法によって形成す る こ とができる。 このような保護層を形成する場合の材 料と しては、 アク リ ル系、 ビニル系、 ウ レタ ン系、 ポ リ ェステル系などの樹脂、 あるいは紫外線などの活性線に よって硬化し得る樹脂を使用する こ とができる。 なお、 保護層の材料と しては透明のものを使用するが、 この他 にも一部分の波長域の波長を吸収する着色を有する もの であってもよい。 保護麿以外の積層用材料は、 前述した ものと同様である。
[0053] 以上説明 した実施例に限られる こ となく 、 種々の変形 を施すことができる。
[0054] このホログラム力 レンダ一は、 腕時計の透明保護板に 取り付けて使用する例で説明したが、 日付けに関係する データ処理を行う コ ン ピュータのディ スプレイ に貼り付 けたり、 ガラス製の商品陳列棚付近に貼り付けて領収書 の日付の確認をしたりするような、 特定角度ではカ レ ン ダーを確認でき、 その他の場合には透明で貼り付けたこ とか一見して気付かずに中のものが見えるよう な用途に 好適に使 fflできる。
[0055] また、 ホログラ厶形成層 1 1 と して、 効果] 1 1 3のな いホログラム樹脂層 1 2だけのものであってもよい。 例 えば回折パター ンの記録に リ ッ プマ ンホログラムを使用 すれば効果層 1 3は不要である。
[0056] さ らに、 ホログラム形成廇、 接着剤層、 粘着剤層や表 面保護屐等には、 顔料や染料等を含有させて着色しても よい。
[0057] 以上説明したよう に、 本発明によれば、 反射回折光を 生ずる透明記録体すなわち透明形ホログラムを利用 して カ レンダ一を記録し、 粘着剤層によ り貼付するよう に し たので、 腕時計等に簡単かつ確実に取り付ける こ とがで きるよ う になった。
[0058] また、 カ レンダ一を使用すると き (すなわちカ レンダ 一を見る とき) 以外は、 全体と して透明なので、 腕時計 等のデザイ ンを損なったり、 貼り付けた物品の本来の機 能を損なう こ とはな く なつた。
[0059] さ らに、 時計の透明保護板の上に貼り付けた場合には、 その表而が傷付く こ とを防止でき る という効果もある。 製造例 1
[0060] エンボスホログラムシ一 卜のエンボス面 (レリ ーフ面) にホログラム効 ¾層と して、 硫化亜鉛を 3 5 0 Aの厚み に真空蒸 ¾し、 反射型透明ホログラムを作製した。
[0061] 前記反射型透明ホログラムのホログラム効梁層の上に、 下記組成の粘.卷剂塗布液を、 乾燥後 2 0 μ mの厚みにな るよう に塗布し、 離型フ イ ルムをラ ミ ネー ト して粘笤シ 一 トを作製した。
[0062] (組 成)
[0063] K P - 1 0 4 1 (日本カーバイ ド社製 1 0 0部 ァク リ ル系粘着剤)
[0064] C K - 1 0 2 (同上社製、 硬化剤) 1部
[0065] M E K 3 0部 酢酸ェチル 1 5部 トルエン 1 5部 この貼着シー トは、 ガラスとの接着力 5 0 0 g 2 5 ram でタ ッ ク 3 となり、 ガラスに貼った場合、 拭いた程度で は剥れず十分接着し、 1 ヶ月後に剥離したと ころ、 ガラ ス面より きれいに剥すこ とが出来た。 又、 該粘 ¾·シー ト の接 ·面は、 手で触れても指紋等の跡が付かず、 貼る際 の取扱い性に俊れる ものであった。
[0066] 製造例 2
[0067] 製造例 1 と同様の方法で、 粘着剤塗布液と して、 下記 組成のものを使用 し、 粘着シー トを作製した。 (組 成) P - 1 0 4 1 (曰本カーバイ ド社 1 0 0部 ァク リ ル系粘着剤)
[0068] C K - 1 0 2 (同上社製、 硬化剤) 2部 E K 3 0 酢酸ェチル 1 5部 トルエン 1 5部 i
[0069] この粘着シ― ト はガラスとの接着力 1 5 0 0 g / 2 5 mm でタ ッ ク 1 5 とな り、 ガラスに強力に接着し、 1 ヶ月後 に剥離したと ころ層間での剥離が起こ りガラス面に部分 的に粘着剤が残った。 また、 該粘着シー トは、 粘着面に 触ると、 指紋等の跡がつき、 きれいに貼る こ とが困難で めった 0
[0070] 製造例 3
[0071] 製造例 1 と同様の方法で粘着剤塗布液と して下記組成 のものを使 fflし、 粘着シー トを作製した。
[0072] (組 成)
[0073] K P - 1 0 7 3 1 0 0部
[0074] C K - 1 0 2 1部 M E K 3 〇部 酢酸ェチル 1 5部 トルエン . 1 5部 この粘 剂はガラスとの接着力 1 8 0 g / 2 5 mmでタ ツ ク 1 2 となった。 ガラスに貼り、 1 ヶ月後に剥離したと ころ、 剥離は可能であるが部分的にガラス面に粘着剤が 残った。 また、 貼る前に粘着面に触れると指纹の跡が粘 巷面について残り、 きれいに貼るには取扱いが困難であ つた。
[0075] 産業上の利用可能性
[0076] 本発明は物品上に貼卷して使用するカ レンダ一、 特に 腕時計のカバーグラスに貼 ·するためのホログラムカ レ ンダ一と して利用することができる。 ·
权利要求:
Claims求 の 範 囲
1 . 物品の表面に貼着し、 一定期間経過後に剥離す る こ とができ る力 レンダ一であって、
カ レンダー^報を白色光: ΡΪ生の可能なホログラム画像 も し く は反射回折光によ り 目視可能な画像と して記録し てなる、 透明も し く は半透明のホログラ ム形成遛と、 前記ホログラム形成層の一方の面に形成され、 前記物 品表面への力 レンダ一の充分な貼着特性と貼着後の一定 期問後においてこれを剥離する こ とのできる再剥離特性 の双方の特性を兼ね IIえた粘着剤層とからなる、 透明型 のホログラムカ レ ンダー。
2 . 前記粘篛剤層の接着力を 2 0 0 ~ 1 3 0 0 ? / 2 5 mmの範!]に制御し、 かつ、 タ ッ クを 1 0以下にする こ とによって、 物品表面への力 レンダ一の充分な貼着力 と一定期間後における再剥離特性の双方を具俯させた、 請求項 1 に記載のホログラムカ レンダ一。
3 . 前記ホログラム形成層が、 ホログラム樹脂層、 ホログラム効果層な らびに表面保護フ ィ ルムがこの順序 で積歷された積屐体からなる、 詰求项 1 に記載のホログ ラムカ レンダー。
4 . ホログラムカ レンダーが粘着剤餍を介して剥離 紙上に貼着された状態にある、 詰 ·求项 1 に記載のホログ ラムカ レ ンダー。 - 1 s -
5. 腕時計のカバーガラ スへの貼着用に用いられる、 請求項 1 に記載のホログラム力 レ ンダー。
6. 前記粘着剤層の接着力を 30 0〜 1 00 0 g Z 2 5删の範 EBに制御し、 かつ、 タ ッ クを 7以下に した、 請求項 1に記-載のホログラムカ レンダー。
7. 前記粘着剤]!の接着力を 4 0 0〜80◦
2 5腳の範囲に制御し、 かつ、 タ ッ クを 4以下に した、 詰求項 1に記鉞のホログラムカ レンダー。
8. 前記ホログラム形成屑が、 回折格子による画像 が形成された屐からなる、 詰求项 1に記載のホログラム カ レ ンダー。
9. 剁離紙上に、 粘卷剤暦を介して、 ホログラム効 ¾屐およびホログラム樹脂 ϋがこの順序で形成されてな る、 詰求項 5に記鉞のホログラム力 レンダー。
1 0. 剥離紙上に、 粘着剤]!を介して、 基材、 ホロ グラム樹脂層、 ホ口グラム効果層および保護層がこ の順 序で形成されてなる、 請求項 5に記載のホロダラムカ レ ンダ一。
1 1. 剥離紙上に、 粘着剤層を介して、 ホログラム 樹脂 1S、 ホログラム効果層および保護層がこの順序で形 成されてなる、 誥求項 5に記載のホログラムカ レンダ一。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US10332846B2|2019-06-25|Foil composite card
CA2014258C|2001-05-29|Tamper-indicating labelstock
EP0193334B1|1993-01-13|Optical cards and processes for preparing the same
EP0677400B1|2003-04-09|Transfer foil having reflecting layer with surface relief pattern recorded thereon
EP0960019B1|2011-03-30|Method of making replicas
AU612602B2|1991-07-18|Draw type optical recording medium
CN100385260C|2008-04-30|可剥离抗反射薄膜
TWI278665B|2007-04-11|Overlay mounting system for display
JP5332599B2|2013-11-06|偏光板、その製造方法及びそれを用いた複合偏光板
AU615582B2|1991-10-03|Optical card
JP5924824B2|2016-05-25|操作証明付きのセキュリティラベルまたはセキュリティ接着テープ
US6641270B2|2003-11-04|Retroreflective sheeting containing a validation image and methods of making the same
EP0401466B1|1995-06-21|Schichtverbund mit Beugungstrukturen
US4968063A|1990-11-06|Transparent tamper-indicating document overlay
JP5901027B2|2016-04-06|不正操作の明示付きのセキュリティラベルまたはセキュリティ接着テープ
JP4925543B2|2012-04-25|特にカードの形態のラミネート及びラミネート作成のためのプロセス
CA2249255C|2005-08-16|Optical data storage disc
US6869654B2|2005-03-22|Method of making printable forms comprising stickers and articles
US5080463A|1992-01-14|Retroreflective security laminates with protective cover sheets
EP0741370B2|2001-11-14|Verfahren zum Aufbringen eines Sicherheitselementes auf ein Substrat
EP0341002B1|1995-06-14|Thin film structure having magnetic and colour shifting properties
TW418243B|2001-01-11|Pressure-sensitive adhesive sheet
JP4459515B2|2010-04-28|隠蔽ラベル
US5838466A|1998-11-17|Hidden Holograms and uses thereof
US20040234816A1|2004-11-25|Magnetic card
同族专利:
公开号 | 公开日
EP0440824A4|1992-03-11|
EP0440824A1|1991-08-14|
JP3140046B2|2001-03-05|
DE69014854D1|1995-01-19|
US5184848A|1993-02-09|
EP0440824B1|1994-12-07|
DE69014854T2|1995-05-04|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPS62123972U|1986-01-29|1987-08-06|||
JPS62138050U|1986-02-24|1987-08-31|||JP2001092359A|1999-09-24|2001-04-06|Dainippon Printing Co Ltd|再剥離性粘着ホログラムラベル|
JP2001209324A|1999-11-15|2001-08-03|Dainippon Printing Co Ltd|再剥離性ホログラム粘着ラベル|US3316709A|1964-10-19|1967-05-02|Harrison F Edwards|Transparent dial|
US3455043A|1967-06-13|1969-07-15|Eugene Edward Augustine|Display attachment for a wrist band|
US3552853A|1968-07-01|1971-01-05|Chain Lakes Res Assoc|Hologramic identification system|
JPS6219789A|1985-07-18|1987-01-28|Dainippon Printing Co Ltd|Watch cover with hologram|
JPH0666939B2|1985-12-18|1994-08-24|ソニー株式会社|磁気記録再生装置|
JPS63143580A|1986-12-05|1988-06-15|Nissha Printing Co Ltd|Hologram label|
US5085514A|1989-08-29|1992-02-04|American Bank Note Holographics, Inc.|Technique of forming a separate information bearing printed pattern on replicas of a hologram or other surface relief diffraction pattern|US5695808A|1993-04-16|1997-12-09|Crown Roll Leaf Inc.|Method for making transparent reflective films|
WO1996009125A1|1994-09-22|1996-03-28|Crown Roll Leaf, Inc.|Method for making transparent reflective films|
US5781316A|1995-02-28|1998-07-14|Transfer Print Foils, Inc.|Semi-transparent reflective hologram and method of producing same|
US5785354A|1996-05-06|1998-07-28|Temtec, Inc.|Self-expiring identification band|
US5991057A|1996-09-17|1999-11-23|Sony Corporation|Image transformation of a picture by using a superimmposed hologram|
US6011650A|1997-03-31|2000-01-04|Rainbow Design Llc|Decorative optical display apparatus|
US5951769A|1997-06-04|1999-09-14|Crown Roll Leaf, Inc.|Method and apparatus for making high refractive indexfilm|
EP0980767B1|1998-03-06|2004-06-09|Dai Nippon Printing Co., Ltd.|Intermediate transfer recording medium, method of forming print, and print|
US20030156499A1|2002-02-15|2003-08-21|Miller Brian D.|Method of improving the transparency of scratched dial covers and repair kit|
US7126881B2|2002-05-13|2006-10-24|8 Point 5 Concepts, Ltd.|Customizable timepiece device|
US6902436B2|2002-07-15|2005-06-07|Sheng Hsin Liao|Car lighter plug of quick disassembly|
US20060249248A1|2005-05-05|2006-11-09|Iandoli Raymond C|Glass lens with decorated anti-splinter film|
US20070171771A1|2006-01-23|2007-07-26|Ming-Te Pan|Picture-convertible clock/watch dial|
US9993895B2|2009-03-30|2018-06-12|Boegli-Gravures Sa|Method and device for structuring the surface of a hard material coated solid body by means of a laser|
US9389415B2|2012-04-27|2016-07-12|Leia Inc.|Directional pixel for use in a display screen|
US9459461B2|2012-05-31|2016-10-04|Leia Inc.|Directional backlight|
US9201270B2|2012-06-01|2015-12-01|Leia Inc.|Directional backlight with a modulation layer|
ES2758453T3|2013-01-31|2020-05-05|Leia Inc|Reloj de pulsera 3D multivista|
US9298168B2|2013-01-31|2016-03-29|Leia Inc.|Multiview 3D wrist watch|
PT2938919T|2013-07-30|2019-01-21|Leia Inc|Retroiluminação à base de rede de difração multifeixe|
US9557466B2|2014-07-30|2017-01-31|Leia, Inc|Multibeam diffraction grating-based color backlighting|
EP3447590B1|2017-08-21|2020-07-22|The Swatch Group Research and Development Ltd|Dispositif d'affichage holographique|
DE102018008041A1|2018-10-11|2020-04-16|Giesecke+Devrient Currency Technology Gmbh|Ziffernblatt für eine Uhr|
法律状态:
1991-03-21| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP KR US |
1991-03-21| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
1991-04-30| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990912962 Country of ref document: EP |
1991-08-14| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990912962 Country of ref document: EP |
1994-12-07| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990912962 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1/101861U||1989-08-31||
JP10186189||1989-08-31||EP19900912962| EP0440824B1|1989-08-31|1990-08-30|Hologram calendar|
DE1990614854| DE69014854T2|1989-08-31|1990-08-30|Hologrammkalender.|
JP02512042A| JP3140046B2|1989-08-31|1990-08-30|ホログラムカレンダー|
KR9170419A| KR930009813B1|1989-08-31|1990-08-30|입체사진 칼렌더|
[返回顶部]