专利摘要:

公开号:WO1991000836A1
申请号:PCT/JP1989/001216
申请日:1989-12-05
公开日:1991-01-24
发明作者:Megumi Yamashita;Takashi Yoneda;Takashi Asakura
申请人:Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co., Ltd.;
IPC主号:B65D90-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] コンテナ荷役車両
[0004] 技術分野
[0005] この発明は、 水平な姿勢を維持したままキ ヤ リ アに積み降ろしするこ とができるコンテナおよびコンテナ荷役車両に関する。
[0006] 背景技術
[0007] 従来、 コンテナ荷役車両と しては次のようなものがある(特開昭 5 2 - 5 7 6 1 5号公報)。 このコンテナ荷役車両は、 キ ヤ リ ァの車体上に 設けた屈折可能な荷役腕と、 荷役腕の先端のフ ッ クに係止される係止部 を前部上端に有するコンテナからなっている。 そして、 コンテナをキヤ リアに積み込む際には荷役腕の先端のフ ッ クによってコ ンテナ前部の係 止部を引っ掛けてコ ンテナを斜め方向に車体上に引き上げるようにして いる。 また、 コ ンテナを積み降ろす際には同じように荷役腕によってコ ンテナを斜め方向にして地上に引き降ろすように している。
[0008] しかしながら、 上記従来のコンテナ荷役車両ではコンテナをキ ヤ リ ア に積み降ろす際にはコンテナは斜め方向になるため、 このコ ンテナ内に ピアノ 、 家具、 割れ物、 液体を満たした槽などを積載するこ とができず、 このコ ンテナに収容できるものは塵芥や廃棄物などに限定されるという f 問題があった。
[0009] そこで、 の発明の第 1 の目的は水平な姿勢を維持したままキ ャ リ ア に積み降ろ しす.ることができ、 したがって、 ピアノ、 家具、 割れ物、 液 体を満たした槽なども積載できるコ ンテナおよびコ ンテナ荷役車両を提 供することにある。
[0010] また、 この ¾明の第 2の目的は、 水平な姿勢を維持したままコ ンテナ をキ ヤ リ アに積み降ろしすることができる上に、 走行中に路面の凹凸に よってキヤ リァからコンテナがはね上がるのを防止してキヤ リ アおよび コンテナの損傷を防ぐことができ、 したがって運転手が安心して運転す るこ とができる コ ンテナ荷役車両を提供するこ と にある。
[0011] また、 この発明の第 3の目的は、 水平な姿勢を維持したままコ ンテナ をキヤ リ アに積み降ろしすることができる上に、 コンテナとキヤ リ アを 自動的に連結または解除することができるコ ンテナ荷役車両を提供する こ と める。
[0012] また、 この発明の第 4の目的は、 水平な姿勢を維持したままコ ンテナ をキヤ リアに積み降ろしするこ とができる上に、 誤操作を防止するこ と ができ、 または作業者が誤操作したと してもコ ンテナが傾く のを防止す ることができ、 コ ンテナ内の積載物が倒れないようにしたコンテナ荷役 車両を提供することにある。
[0013] 発明の開示
[0014] 上記第 1 の目的を達成するため、 この発明のコ ンテナは、 コ ンテナ本 体の後部に設けられ、 昇降自在な支持部材と、 上記コ ンテナ本体の前部 に固着され、 キャ リ ア と脱着可能に結合される上部連結部材と、 上記コ ンテナ本体の前部に移動可能に設けられ、 キ ャ リ ア と脱着可能に結合さ れる下部連結部材と、 上記下部連結部材の移動を上記支持部材に伝えて 上記支持部材を昇降させる伝達手段を備え、 下部連結部材を一定高さに 保持させると共に、 上部連結部材を持ち上げた場合に、 コ ンテナ本体を 略水平に上昇させ得ることを特徵と している。
[0015] そ して、 上記支持部材の下端には、 たとえばローラを設けたり、 ある いは地面に移動不可に接地する接地部材を設けるのが好ま しい。
[0016] コ ンテナをキヤ リ アに積み込む際には、 コ ンテナ本体の前部の上部連 結部材をキャ リァ側の手段によつて持ち上げることによ り コンテナの前 部を持ち上げると共に、 コンテナ前部の下部連結部材を地上に対して固 定し、 この下部連結部材のコンテナ本体に対する相対移動を伝達手段に よってコンテナ後部の支持部材に伝えてコンテナ後部の支持部材を下方 に突出させてコンテナ後部を持ち上げ、 コンテナ本体の前部と後部を互 いに同期させて水平に上昇させる。 そして、 コンテナの高さと車体の高 さが略同一高さになると、 たとえば連結部を前方に引っ張って支持部材 によってコンテナ後部を地上に対して支えつつキャ リァの車体上へコン テナを前進させる。 その後、 たとえばキャ リ ア側の手段によって下部連 結部材を作動させて、 支持部材を地上から引き上げる。 また、 このコ ン テナを地上に降ろす際は、 前述の作動と逆の作動を行なう こ とによって、 水平な姿勢を維持したままコ ンテナを地上に降ろすこ とができ る。
[0017] また、 下部連結部材を作動させて支持部材を地上から引ぎ上げるかわ り に、 支持部材を折り曲げて固定し、 支持部材が地上に対して支えない o ―
[0018] ようにしてもよい。
[0019] また、 上記伝達部材をコ ンテナ本体のサイ ドフ レームに挿通するこ と によって、 コ ンテナ本体の外形サイ ズが制限される場合に、 制限枠いつ ぱいまでフ レームサイ ズを拡大することができる。 したがって、 積载容 積を最大限まで増大することができる。
[0020] また、 上記第 1 の目的を達成するため、 この発明のコ ンテナ荷役車両 は、 コ ンテナと キ ャ リ アからな り、 上記コ ンテナは、 コ ンテナ本体の後 部に設けられた昇降自在な支持部材と、 上記コンテナ本体の前部に設け られたコンテナ側上部連結部材と、 上記コンテナ本体の前部に上下動可 能に設けられたコンテナ側下部連結部材と、 上記コンテナ側下部連結部 材の作動を上記支持部材に伝えて上記支持部材を昇降させる伝達手段を 備え、 上記キ ャ リ アは、 車体上を前後移動可能に設けられたコ ラ ム装置 と、 上記コ ラ ム装置に上下移動可能に設けられ、 上記コ ンテナ側上部連 結部材に着脱可能に連結されるキヤ リ ァ側上部連結部材と、 上記キ ヤ リ ァ側上部連結部材を上下動させるキ ヤ リ ア側上部連結部材駆動手段と、 上記コラム装置に上下移動可能に設けられ、 上記コンテナ側下部連結部 材に着脱可能に連結されるキャ リァ側下部連結部材を備えたことを特徵 と してレ る。
[0021] コ ンテナをキャ リ アに積み込む際には、 キ ヤ リァ側上部連結部材によつ てコンテナ側上部連結部材を介してコンテナの前部を持ち上げる と共に、 コンテナ前部の下部連結部材をキャ リァ側下部連結部材によつて地上に 対して静止させ、 コンテナ側下部連結部材のコンテナ本体に対する相対 移動を伝達手段'によってコンテナ後部の支持部材に伝えてコンテナ後部 の支持部材を下方に突出させてコンテナ後部を持ち上げ、 コ ンテナ本体 の前部と後部を互いに同期させて水平に上昇させる。 そして、 コ ンテナ の高さと車体の高さが同一高さになると、 たとえば連結部を前方に引つ 張って支持部材によってコ ンテナ後部を地上に対して支えつつ、 キ ヤ リ ァの車体上へコンテナを前進させる。 その後、 例えばキ ャ リ ア側の下部 連結部材駆動手段によってキヤ リ ァ側下部連結部材およびコンテナ側下 部連結部材を作動させて、 支持部材を地上から引き上げる。 また、 この コンテナを地 J ^こ降ろす際は、 前述の作動と逆の作動を行なう こ とによつ て、 水平な姿勢を維持したままコンテナを地上に降ろすことができる。 なお、 コ ンテナを上昇させて車体の高さと同一になると、 連結部材を 前方に引っ張らずにキャ リ ァを後退させて、 コンテナを車体に搭載する よ う に しても よい。
[0022] また、 上記第 2の目的を達成するために、 この発明は、 上記コ ンテナ またはキヤ リァのうちの一方の中央部乃至後部に、 ピンを有する係合部 材を設け、 上記コンテナまたはキ ャ リ アのうちの他方に、 上記コンテナ が上記キャ リァに積み込まれる際に上記係合部材のピンを案内してコ ン テナ下面に車体上面を接合させるよう'に車体を持ち上げるテーパ ー状の ガイ ド部と、 上記ガイ ド部に連接して形成され、 上記コ ンテナが上記キヤ リ ァに完全に積み込まれたと きに上記係合部材のピンが当接する水平状 の当接部とか なるガイ ド部材を設ける。
[0023] コンテナがキャ リ アに積み込まれる際に、 上記ガイ ド部材のガイ ド部 が上記係合部材のピンを案内してコンテナ下面に車体上面を接合させる ように車体を持ち上げるこ とによって、 上記コンテナがキヤ リ アに完全 に積み込まれたと きに、 上記係合部材のピンは上記ガイ ド部材の当接部 に当接した状態となる。 すなわち、 上記コンテナおよびキャ リ アの中央 部乃至後部は、 上記.係合部材およびガイ ド部材によつて互いに係合され た状態となる。 一方、 上記コンテナの前部はキ ヤ リ ァ側上部連結部材ぉ よびコン ナ側上部連結部材,キヤ リァ側下部連結部材およびコンテナ i. 側下部連結部材によってキ ャ リ アに係合されている。 したがって、 上記 コンテナは前部および後部がそれぞれキャ リ アに係合されることになる。
[0024] このため、 走行中、 路面の凹凸があつたと しても、 上記コンテナがキ ヤ
[0025] リアから離間してはね上がることがなくなり、 コンテナおよびキヤ リ ア が損傷することがなく なる。 したがって、 運転手は安心して運転するこ とが可能と ¾る。
[0026] また、 上記第 3の目的を達成するため、 上記キ ヤ リァ側下部連結部材 は、 コンテナ側下部連結部材の係合部材を受け入れる凹部を有する抱持 部材と、 上記抱持部材に係合部材を受け入れた状態で上記凹部の開口を 閉鎖することができる閉鎖部材と、 キヤ リァ側下部連結部材にキャ リ ア 側上部連結部材が当接または離間する動きに関連して上記閉鎖部材に上 記凹部の開口を開放または閉鎖させる作動機構を備える。
[0027] キャ リァ側下部連結部材がコラム装置において下降位置にあり、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材が下降してこのキャ リ ァ側下部連結部材に当接する 場合、 上記作動機構は両連結部材が当接する動きに関連して'閉鎖部材に 抱持部材の凹部の開口を開放させる。 このため、 上記キ ャ リ ア側下部連 結部材の抱持部材の凹部にコンテナ側下部連結部材の係合部材が容易に 嵌合あるいは離間される。 一方、 上記キヤ リ ァ側下部連結部材がコラム 装置において下降位置にあり、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材が上昇してキャ リ ァ下部連結部材から離間する場合、 上記作動機構は両連結部材が離間 する動きに関連して上記閉鎖部材に上記抱持部材の凹部の開口を閉鎖さ せる。 したがって、 両連結部材が当接していると き上記抱持部材に嵌合 された上記コンテナ側下部連結部材の係合部材が上記抱持部材から脱落 することがない。 すなわち、 上記キ ャ リ ア側下部連結部材を上下に駆動 するこ と によ って、 上記キャ リァ側上部連結部材と キヤ リァ側下部連結 部材とは自動的に連結または解除される。 したがって、 昇降中にコ ンテ ナが落下して破損するおそれがなく なる。
[0028] また、 上記閉鎮部材は、 連結ピンからなり、 上記作動機構は、 上記キ ヤ リァ側下部連結部材がコラ ム装置において下降位置で、 キヤ リァ側上部 連結部材が下降してキヤ リァ側下部連結部材に近接する動きに連動して, 上記抱持部材と係合部材との連結ピンによる連結を解除させる一方、 上 記キ ヤ リ ァ側下部連結部材がコラ ム装置において下降位置で、 キャ リ ア 側上部連結部材が上昇してキヤ リァ側下部連結部材ょ り離れる動きに連 動して、 上記連結ピンによって抱持部材と係合部材とを連結させても良 また、 上記作動機構は、 上記キヤ リ ァ下部連結部材に設けた第 1 ,第 2および第.3のアー ムを有するベルクラ ンクと、 弾発部材と、 ローラ と からなり、 上記 ルク ラ ンクの第 1 のアー ムを上記連結ビンに取り付け、 上記弾発部材は、 上記ベルクランクの第 2のアームを常に付勢して、 上 記連結ピンが抱持部材と係合部材とを連結する向きに上記第 1 のアー ム に作用力を与え、 上記ローラは、 上記ベルク ラ ンクの第 3 のアームに取 り付けられ、 キヤ リァ側上部連結部材が下降してキャ リァ側下部連結部 材に近接したと きに、 上記キヤ リ ァ側上部連結部材に設けた押圧板に当 接するこ と によ って、 抱持部材と係合部材との連結を解除させる向きに 上記ベルクラ ンクの第 1 のアー ムを移動させる一方、 キヤ リア側上部連 結部材がキヤ リ ァ側下部連結部材から離間したと きに、 上記押圧板から 離間して、 上記連結ピンが抱持部材と係合部材を連結するのを許容する ように しても良い。
[0029] また、 上記作動機構は、 上記キ ャ リ ア側下部連結部材に設けたアーム と、 弾発部材と、 作動ビンとからなり 、 上記アームは、 一端を上記キヤ リ ア側下部連結部材に回動自在に取り付ける一方、 他端を上記連結ピン に取り付け、 上記弾発部材は、 上記連結ビンが抱持部材と係合部材とを 連結する向きに上記アームの上記他端を常に付勢し、 上記作動ピンは、 下端を上記アームの略中央部に取り付けて鉛直方向に設け、 キ ャ リ ア側 上部連結部材が下降してキヤ リ ァ側下部連結部材に近接したと きに、 上 記キ ヤ リァ側上部連結部材の下面に当接するこ と によつて抱持部材と係 合部材との連結を解除させる向きに上記アームの上記他端を移動させる 一方、 キヤ リ ァ側上部連結部材がキャ リァ側下部連結部材から離間した と きに、 上記キ ヤ リァ側上部連結部材の下面から離間して、 上記連結ピ ンが抱持部材と係合部材を連結するのを許容するように しても良い。 また、 上記キ ャ リ ア側下部連結部材は、 コンテナ側下部連結部材の係 合部材を受け入れできる凹部を形成した抱持部材と、 上記抱持部材に回 動自在に軸支されるとともに上記凹部の開口に設けられ、 抱持部材の凹 部に受け入れた上記係.止部材との係脱を行なう口ック片と、 抱持部材に 軸支され、 キ ヤ リァ側上部連結部材の当接,離間に関連して上下回動し、 上記口ック片に係止する係止位置にあると き、 抱持部材の凹部に受け入 れた係合部材とロ ッ ク片との係合を保持する回動片とを備えても良い。
[0030] キ ヤ リァ側下部連結部材がコラム装置において下降位置にあり、 キ ヤ リァ側上部連結部材が下降してキ ヤ リァ側下部連結部材に当接する場合、 上記キ ヤ リァ側上部連結部材の下面は上記回動片を押圧して下向きに回 動させて上記ロック片に凹部を開放させる。 このため、 上記キ ャ リ ア側 下部連結部材の抱持部材の凹部にコンテナ側下部連結部材の係合部材が 容易に嵌合あるいは離間される。 一方、 上記キ ヤ リァ側下部連結部材が コラム装置において下降位置で、 キ ヤ リァ側上部連結部材が上昇してキャ リァ側下部連結部材ょり離間する場合、 上記キャ リァ側上部連結部材の 下面は上記回動片から離間して上記回動片を係止位置に係止させて、 上 記ロ ック片に凹部の係合を保持させる。 したがって、 キ ャ リ ア側上部お よび下部の両連結部材が当接したと きに、 キヤ リ ァ側下部連結部材の抱 持部材に嵌合されたコンテナ側下部連結部材の係合部材が上記抱持部材 から離脱するこ とがない。 すなわち、 上記キ ヤ リァ側上部連結部材を上 下に駆動するこ と によ って、 上記キヤ リァ側下部連結部材と コ ンテナ側 下部連結部材とは自動的に連結または解除される。 したがって、 昇降中 にコンテナが落下して破損するおそれがな く なる。
[0031] また、 上記キャ リアは上記コラム装置を前後方向に移動させるコラム 装置駆動手段を備えた場合、 積み降ろしの際に、 車体上でコ ンテナを水 平移動させると き、 上記コラム装置駆動手段を動作させるこ と によ って 速さを制御しつつ水平移動させることができる。 なお、 コ ンテナの支持 部材の下端にローラを設けたと きは、 キャ リ アをブレーキをかけて静止 させた状態でコ ンテナを車体上で水平移動させる。 一方、 コンテナの支 持部材の下端に接地部材を設けたと きは、 キ ャ リ アの ト ラ ンス ミ ツ シ ョ ンをニュー 卜ラルにした状態で、 上記コラム装置駆動手段を動作させて. キヤ リ ァを地面に対して水平移動させ、 コ ンテナを相対的に車体上で水 平移動させる。 また、 上記キャ リァは上記キャ リ ァ側下部連結部材を上下動させるキャ リァ側下部連結部材駆動手段を備えた場合、 コ ンテナをキ ヤ リアに積み 込んだ後に上記キャ リ ア側下部連結部材駆動手段を動作させるこ と によ つ てコンテナの支持部材を地上から引き上げることができる。
[0032] また、 上記第 4の目的を達成するために、この発明は、シャーシフ レー ムに搭載したサブフ レーム上を前後移動可能に設けられたコラム装置と、 上記コラ ム装置に上下移動可能に設けられ、 コ ンテナ側上部連結部材に 着脱可能に連結されるキャ リァ側上部連結部材と、 上記コラ ム装置に上 下移動可能に設けられ、 コンテナ側下部連結部材に着脱可能に連結され るキ ヤ リァ側下部連結部材と、 上記キヤ リ ァ側上部連結部材に一端が固 定され、 他端がコラム装置に固定されたリ フ トチヱーンと上記リ フ トチェ -ンが上方に巻回されたリ フ ト スプロケッ ト と上記リ フ トスプロケッ ト をピス トンロ ッ ドの伸縮によつて上下動させる第 1 流体シリ ンダと、 上 記キヤ リァ側下部連結部材をピス ト ンロ ッ ドの伸縮によつて上下動させ る第 2流体シリ ンダを備えたコンテナ荷役車両において、 上記第 1 流体 シリ ンダぉよび第 2流体シリ ンダを並列に接統する配管と、 上記第 1 流 - 1 δ - 体シリ ンダおよび第 2流体シリ ンダを同時に伸張または収縮させる向き に流体の流れを切り換える一つの制御弁と、 上記第 1流体シリ ンダの移 動部に設けたサブスブロケッ 卜に下側から巻回され、 一端がコ ラ ム装置 の上部に固定される一方、 他端がキ ヤ リ ァ側上部連結部材に固定された サブチェーンを備-えて、第 1流体シリ ンダおよび第 2流体シリ ンダが共 に伸張または収縮の一方に作動し、車体上にコ ンテナを搭載した状態で、 上記コンテナ側上部連結部材に連結されたキヤ リァ側上部連結部材が上 昇位置にある一方、上記キャ リ ァ側下部連結部材が下降位置にある場合 に、上記第 1 ,第 2流体シ リ ンダを伸張または収縮の他方に作動させる向 きに上記制御弁を切り換えたと き、上記第 1流体シ リ ンダの作動をサブ スプロケッ トを介して上記サブチヱ一ンで拘束して、上記キャ リ ァ側上 部連結部材を上昇位置に静止させるようにしている。
[0033] コンテナは次のようにして積み込まれる。 いま、 たとえば第 1 ,第 2 流体シ リ ンダのそれぞれの収縮,伸張によ り、 キヤ リ ァ側上部連結部材 が下降し、 キ ャ リ ア側下部連結部材も下降するとする。 コ ラ ム装置が車 両の後部にあり、 コ ンテナ側上部連結部材とキヤ リァ側上部連結部材, コンテナ側下部連結部材とキ ヤ リ ァ側下部連結部材がそれぞれ連結され た状態で、 ま 制御弁を操作して流体の流れを切り換えて第 1流体シ リ ンダおよび第 2流体シリ ンダを同時に伸張させる。 すると、 コ ンテナ 前部がリフ トチ、エーン , リ フ ト スブロケッ トを介してキ ヤ リ ァ側上部連 結部材によって持ち上げられる一方、 コンテナ後部が支持部材の突出に よって持ち上げられてコンテナは水平状態を保ったまま上昇した状態と なる。 この時点でコラム装置をサブフ レームに対して相対的に前方へ移 動する操作を行って上記コ ンテナをサブフ レーム上に水平移動させる。 この水平移動が完了した後、 上記制御弁を操作して第 1 流体シリ ンダぉ よび第 2流体シリ ンダを同時に収縮させる向きに流体の流れを切り換え る。 すると、.第 1流体シリ ンダはサブスプロケッ トを介してサブチエ一 ンに拘束されて伸張した状態に保たれ、 リ フ トチヱ一ンが リ フ ト スプロ ケッ 卜から外れ ことがない。 一方、 第 2流体シリ ンダは何ら拘束を受 けることなく 縮して、 コ ンテナ後部の支持部材が後部コラム内に収納 される。
[0034] 次にコ ンテナを車両から降ろす場合は、 コ ラ ム装置をサブフ レームに 対して相対的に後方へ移動させる操作の後、 支持部材を下降させ、 その 後、 コ ンテナを下降させる時点で、 上記両流体シ リ ンダの制御弁の操作 が行なわれ、 第 1流体シリ ンダにはコンテナの自重がかかっているので、 第 2流体シリ ンダよ り も先に第 1流体シリ ンダが縮小してコンテナが下 降する。 このと き、 両シリ ンダに対して、 一つの制御弁しかないので、 誤つて他方の流体のシリ ンダの操作が行なわれるようなことはない。 し たがって、 コンテナが傾く のが防止され、 コンテナ内の積載物が倒れる ことがなく なる。
[0035] また、 上記第 4 の目的を達成するため、 この発明は、 シャーシフ レー ムに搭載したサブフ レーム上を前後移動可能に設けられたコラム装置と、 上記コラム装置に上下移動可能に設けられ、 コンテナ側上部連結部材に 着脱可能に連結されるキャ リァ側上部連結部材と、 上記コ ラ ム装置に上 下移動可能に設けられ、 コンテナ側下部連結部材に着脱可能に連結され るキヤ リァ側下部連結部材と、 上記キャ リァ側上部連結部材ぉよびキ ヤ リァ側下部連結部材を上下動させる駆動手段を備えたコンテナ荷役車両 において、 上記コ ラ ム装置がサブフ レーム上の後部に位置していると き 作動する リ ミ ッ トスィ ツチと、 上記リ ミ ツ トスイ ツチの作動時のみ上記 駆動手段の動作を可能にする操作ス ィ ツチを備える。
[0036] コ ラ ム装置がサブフ レーム上の後部に位置している場合、 リ ミ ッ ト ス イ ッチは作動する。 したがつて、 上記リ ミ ツ ト スイ ッチに接銃された操 作スィ ツチを操作することによって、 駆動手段が動作する。 すなわち、 コ ラ ム装置がサブフ レーム上の後部に位置していると き、 キ ヤ リ ァ側上 部連結部材が上方または下方に移動する一方、 キ ャ リ ア側下部連結部材 が地面に対して静止して、 コンテナは水平に上昇または下降する。
[0037] —方、 コ ラ ム装置がサブフ レーム上の中間に位置している場合、 上記 リ ミ ッ ト スィ ツチは作動しない。 このため、 コンテナを水平移動させて いる途中に、 作業者が誤って上記操作ス ィ ツチを操作しても、 上記駆動 手段は動作しなく なる。 このため、 キャ リア側上部連結部材またはキヤ リァ側下部連結部材が上下に移動することがなく、 コンテナの前部およ び後部は同じ高さに保たれる。 したがって、 コンテナが傾くのが防止さ れ、 コンテナ内の積載物が倒れなく なる。
[0038] 図面の筒単な説明 第 1 図, 第 2図はそれぞれこの発明のコ ンテナ荷役車両の第 1 の実施 例のコンテナ, キヤ リァを示す斜視図、 第 3図(a) ,ひ)は上記キャ リ ア のコ ラ ム装置をそれぞれ側方,後方から見たと ころを示す図、 第 4図(a) , (b) , (c)は上記コ ラ ム装置の動作を説明する図、 第 5図(a)乃至(d)は上 記コンテナ荷役車両の動作を説明する図、 第 6図は上記コ ンテナ荷役車 両の積み込みが完了したと ころを示す図、 第 7図,第 8図はそれぞれこ の発明のコ ンテナ荷役車両の第 2の実施例のコンテナ,キ ヤ リアを示す 斜視図、 第 9図(a) , (b)は上記キャ リ アのコ ラ ム装置をそれぞれ側方、 後方から見たと ころを示す図、 第 1 0図(a) , (b),(c)は上記コ ラ ム装置 の動作を説明する図、 第 1 1 図は上記コンテナ荷役車両の積み込みが完 了したと ころを示す図、 第 1 2図および第 1 3図はこの発明の第 3の実 施例のコ ンテナ荷役車両を側方から見たと ころを示す図、 第 1 4図,第 1 5図はそれぞれ上記コンテナ荷役車両のキャ リア側下部連結部材をそ れぞれ上方,後方から見たと ころを示す図、 第 1 6図は第 1 5図におけ る W— W線矢視断面図、 第 1 7図(a) , (b) , (c)は上記コ ンテナ荷役車両 のコ ラ ム装置の動作を説明する図、 第 1 8図は第 1 8図(a)および(b)の 合わせ方を示す図、 第 1 8図(a) , (b)はそれぞれこの発明の第 4の実施 例のコンテナ荷役車両の前部,後部を側方からみたと ころを示す図、 第 1 9図は上記コンテナ荷役車両のキャ リ アを斜め後方から見たと ころを 示す図、 第 2 0 ,図は上記コンテナ荷役車両のコンテナを斜め前方から見 たと ころを示す図、 第 2 1 図,第 2 2図,第 2 3図はそれぞれ上記キャ リ ァのコ ラ ム装置を側方,後方,前方から見たと ころを示す図、 第 2 4図は 上記キャ リアの油圧回路を示す図、 第 2 5図は上記キャ リアの電気回路 を示す図、 第 2 6図(a)乃至(d)は上記キ ヤ リァに上記コンテナを積み込 む動作を説明する図である。
[0039] 発明を実施するための最良の形態
[0040] 以下、 この発明のコンテナおよびコンテナ荷役車両を実施例によ り詳 細に説明する。
[0041] 第 1 図と第 2図は、 それぞれ第 1 の実施例のコンテナ 1 とキ ャ リ ア 4 5を示している。
[0042] 第 1 図に示すように、 このコンテナ 1 は、 箱型のコンテナ本体 2 と、 柱状の支持部材 3 , 3 と、 コ ンテナ側上部連結部材 1 1 、 コ ンテナ側下 部連結部材 1 6 と、 伝達部材と してのチ ーン 2 1 および 4 0を備えて いる。 上記コ ンテナ本体 2は、 左右対称に柱状の後部コ ラ ム 5 , 5 と、 前部コ ラ ム 1 3 , 1 3 と、 サイ ドコラ ム 3 0 (片側のみ示す)と、 後部ビ ーム 4 と、 前部ビーム 1 4 と、 上側サイ ドフ レーム 1 0 , 1 0 と、 下側 サイ ドフ レーム 9 , 9 と、 前面パネル 1 2 と、 底板 1 9 と、 脚部 2 0 , 2 0 と、 その他図示しない天板と周辺パネルとからなっている。 上記前面 パネル 1 2および前部ビーム 1 4の中央には上下方向に断面凹状の溝 1 2 aを設けている。 上記各支持部材 3は、 後部コラ ム 5に昇降自在に内 嵌させて、 下端にブラケッ ト 6 を介してローラ 7 を回動自在に取り付け ている。 この両支持部材 3 , 3 は、 下部を同一の軸 8によって連結して、 互いに同調して昇降させるようにしている。 上記コンテナ側上部連結部 材 1 1 は、 半円環状の部材であって、 両端部を前面パネル 1 2の上部中 央に水平に取り付けている。 上記コ ンテナ側下部連結部材 1 6は、 矩形 板部 i 7 aと リ ング部 1 7 bとからなる鍵状の係合部材 1 7 と、 チャ ンネ ル状の摺動部材 1 8 とを一体に組み合わせ、 矩形板部 1 7 aと摺動部材 1 8の溝部とを交叉させた形状に構成している。そ して、上記前面パネル 1 2および前部ビーム 1 4の溝 1 2 a内に溝形鋼からなる一対のガイ ド 部材 1 5 , 1 5 を溝部を内側に向けて平行に隙間をあけて立設して、この 隙間に上記係合部材 1 7の矩形板部 1 7 aを嵌合すると共にガイ ド部材 1 5 , 1 5の外周に摺動部材 1 8の溝の内面を摺接している。 したがつ て、 下部連結部材 1 6全体は上下方向に摺動することができる。 上記チェ ー ン 2 1 は、 左右対称に一対設けており(図中、 片側のみ示す)、 一端を 上記摺動部材 1 8の側部に取り付けて、 上記前部ビーム 1 4に挿通しこ のビーム 1 4中に設けた—対のスブロケッ ト 2 3 , 2 4によつて上方か ら水平方向, 水平方向から下方に屈曲し、 さ らに前部コラ ム 1 3に挿通 してこのコラム 1 3下部に設けたスブロケッ ト 2 5によって上下方向力、 ら前後方向に屈曲し、 下側サイ ドフ レーム 9に挿通し、 このサイ ドフ レ ーム 9の後端部に設けたスプロケッ ト 2 6によつて前後方向から上方に 伸ばして上 E支^部材 3の上部 3 aに連結している。 また、 上記チェ一 ン 4 0 は、 一端を上記係合部材 1 7下部に連結しており、 コ ンテナ本体 2の前面におい:て上下方向に伸ばし、 そ して、 コンテナ本体 2の前部下 端に設けたスプロケッ ト 4 2によつて上下方向から前後方向に屈曲して 底板 1 9の下を通して、 さらにコンテナ本体 2の後部下面に設けたスプ ロケッ ト 4 3によつて上下方向に屈曲して軸 8に連結している。
[0043] したがって、 上記コンテナ側下部連結部材 1 6を第 1 図に示す状態か ら押し下げることによって、 チェー ン 2 1 を介して支持部材 3を下方へ 突出させると共に、 チェーン 4 0を緩ませて軸 8の下降を許容し、 すな わち、 支持部材 3の下降を許容するこ とができ る。 逆に、 コ ンテナ側下 部連結部材 1 6を下端の位置から上方に移動させた場合には、 チェー ン 4 0によって軸 8を介して支持部材 3 , 3を引き上げ、 一方、 チェー ン 2 1 は支持部材の上昇を許容するように緩むことになる。
[0044] 第 2図はキ ャ リ ア 4 5を示している。 このキ ャ リ ア 4 5は、 シ ャ ー シ フ レーム 4 6上にチ ャ ンネル状のサブフ レーム 4 7 , 4 7を互いに平行 かつ溝部を内側に向けて前後方向に取り付けている。 上記サブフ レーム 4 7 , 4 7上にはコ ラ ム装置 5 1 を矢印 Xに示す前後方向に移動自在に 設けている。 このコラム装置 5 1 はサブフ レーム 4 7 , 4 7の上辺を上 下両側からス ラ イ ドパッ ド 5 2 , 5 2で挾んでサブフ レーム 4 7 , 4 7の 上辺に沿ってスラ イ ドするようになっている。 上記コ ラ ム装置 5 1 は、 H形鋼からなるコラ ム 5 5を左右に一対備え、 上端を横板 7 0で互いに 連結し、 下端を図示しない底板によって連結している。 そして、 この底 板は、 車体の前部と後部に各一対設けたスブロケッ ト 5 6 , 5 6 : 5 7 , 5 7を巻回する一対のチニーン 5 8 , 5 8に固定している。 後部のスブ ロケッ ト 5 7 , 5 7を連結する軸にスプロケッ ト 6 0を設けて油圧モー タ 5 9によって駆動するようにしている。 したがって、 この油圧モータ 5 9によってチェーン 5 8 , 5 8を作動させることによって、 コ ラ ム装 置 5 1 は矢印 Xで示す前後方向に自在に移動する。
[0045] —方、 上記コラム 5 5 , 5 5の後部には、 キ ヤ リァ側上部連結部材 6 1 ,キ ヤ リァ側下部連結部材 9 1 をそれぞれ矢印 Zで示す上下方向に昇 降自在に設けている。 第 3図(a), (b)に示すように、 キ ヤ リァ側上部連 結部材 6 1 は、 .横口 ッ ド 6 6によつて連結した断面 L字状の一対の板 6 2 6 2 と、 上記横口 ッ ド 6 6の中央部に縱ロ ッ ド 6 7を T字状に取り 付け、 この縦ロ ッ ド 6 7に沿って取り付けた抱持部材 6 3 と、 この抱持 部材 6 3の両側を貫通して連結し得る連結ピン 6 5 と、 左右一対のァー ム 6 8 , 6 8および作動ピン 6 9 , 6 9 と、 上記板 6 2に取り付けた押圧 板 i 0 0 を備えている。 上記抱持部材 6 3は、 上側の部分 6 3 aと下側 の部分 6 3 bとによって形成される凹部 6 3 cを後方に向けて水平に取り 付けている。 また、 縦ロ ッ ド 6 7 , 連結ピン 6 5 , 作動ピン 6 9の各上 部にそれぞれ水平に軸 6 7 a, 6 5 a, 6 9 aを設ける と共に、 アーム 6 8 の一端に丸穴, 他端と略中央部とに長穴をそれぞれ設けて、 アーム 6 8 の一端を軸 6 7 aに回動自在に取り付ける一方、 アー ム 6 8の他端, 略 中央部を軸 6 5 a, 6 9 aにそれぞれ回動自在かつアー ムの長手方向に遊 びを持たせて取り付けている。 連結ピン 6 5は、 上記キ ヤ リ ァ側下部連 結部材 9 1 の後述するロ ッ ド 9 2によつて上記作動ビン 6 9が上方へ押 圧されていないと き、自重によって軸 6 7 aを支点と してアーム 6 8を回 転させて抱持部材 6 3の両側の部分 6 3 a, 6 3 bを連結する一方、 作動 ピン 6 9が上記ロ ッ ド 9 2によつて上方へ押圧されている と き、 てこの 作用によつて抱持部材 6 3から上方へ離脱して連結を解除するよ うになつ ている。 このキ ヤ リァ側上部連結部材 6 1 は、 上記板 6 2の側面に取り 付けたローラ 6 4 , 6 4 , 6 4 aによって、 左右のコラ ム 5 5の間でコラ ム 5 5の内側の溝に沿って上下に走行できるように している。 一方、 上 記キヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 は、 コ ラ ム 5 5の側面を覆う一対の側板 9 7 , 9 7 と、 この側板 9 7, 9 7 を水平に連結する上下一対の口 ッ ド 9 2 , 9 3 と、 このロ ッ ド 9 2 , 9 3の中央に取り付けた抱持部材 9 5 と、 この抱持部材 9 5の両側を連結し得る連結ビン 9 6 と、 上記ロ ッ ド 9 2 の上部に設けたブラケッ 卜 7 7, 7 7 に回動自在に嵌合した軸 7 6 b,こ の軸 7 6 bに一体に取り付けたアーム 7 6 a,アーム 7 6 cおよびアーム 7 6 dからなるベルクランク 7 6 と、 弾発部材と してのコィルばね 9 8 と、 アーム 7, 6 dの先端に取り付けたローラ 9 9 を備えている。 なお、 ベル クラ ンク 7 ^,コイルばね 9 8およびローラ 9 9は作動機構を構成して おり、 ローラ 9 9は上記キャ リ ア側上部連結部材 6 1 の押圧板 1 0 0 に 当接する..こ とができる。 上記抱持部材 9 5は、 左側の部分 9 5 aと右側 の部分 9 5 bとによって形成される凹部 9 5 cを後方へ向けて水平に取り 付けている。 ベル:クランク 7 6は、第 1 のアーム 7 6 aと第 2のアーム 7 6 cとを軸 7 6 bの回りに互いに反対向きに取り付け、 第 3のアーム 7 6 dはこれらのアーム 7 6 a, 7 6 cに対して略垂直に取り付けて構成してい る。 連結ピン 9 5の一方の端部に水平に軸 9 6 aを設けると共に、 ァー - 2 1 - ム 7 6 aの先端に長穴を設けて、 アーム 7 6 aの先端を軸 9 6 aに回動自 在に取り付けている。 一方、 アーム 7 6 cの先端と側板 9 7 とを上記コ ィルばね 9 8 で連結して、 第 3図 )において軸 7 6 bの回り に左回り に ベルク ラ ンク 7 6の全体が回転する向きに付勢している。 そして、 連結 ピン 9 6が抱持部材 9 5の両側を貫通して連結する向きに常に作用力を 加えている。 連結ピン 9 6 は、 ローラ 9 9が上記キヤ リ ァ側上部連結部 材 6 1 の押圧板 1 0 0 によ って下方へ押圧されていないと き、この作用 力によつて右方へ移動して抱持部材 9 5の両側の部分 9 5 a , 9 5 bを連 結する一方、 ローラ 9 9が上記押圧板 1 0 0によつて下方へ押圧されて いる と き、 ベルク ラ ンク 7 6の作用によつて抱持部材 9 5から左方へ離 脱して連結を解除するようになつている。 このキャ リ ア側下部連結部材 9 1 は、 側板 9 7の内側に設けたローラ 9 4 , 9 4, 9 4 aによって、 左 右のコ ラ ム 5 5の外側の溝に沿って上下に走行できるように している。 そ して、 上記キヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 とキヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 とが上下に近接したと き、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 の押圧板 1 0 0がキ ヤ リ ァ側下部上部連結部材 9 1 のローラ 9 9 を下方へ押圧する と と もに、 キヤ リァ側下部上部連結部材 9 1 のロ ッ ド 9 2がキヤ リ ァ側上 部上部連結部材 6 1 の作動ピン 6 9 を押圧する一方、 上記キヤ リ ァ側上 部上部連結部材 6 1 とキヤ リ ァ側下部上部連結部材 9 1 とが上下に離間 , したと き、 押圧板 1 0 0 と ローラ 9 9 , ロ ッ ド 9 2 と作動ピン 6 9 はそ れぞれ離間するようにしている。
[0046] 上記一対のコラム 5 5の内側には、 左右一対の油圧シリ ンダ 7 1 を、 第 4図(a)に示すように、 そのピス ト ンロ ッ ド 7 1 aを下向きにして立設 し、 この油圧シリ ンダ 7 1 のチューブ 7 1 bの上端に上部スプロケッ ト
[0047] 8 2を取り付ける一方、 チューブ 7 1 bの下端に下部スプロケッ ト 8 6 を取り付けている。 さらに、 上記の板 6 2の上部 8 7に一端を取り付け た上部チェ一ン.8 4を上部スブロケッ ト 8 2を巻回して下方に垂下し、 上記一対のコラ ム 5 5を水平方向に連結するブリ ッ ジ 5 3の固定点 8 1 に固定する。 また、 上記の板 6 2の下部 8 8に一端を取り付けた下部チェ ーン 8 5 を下部スブロケッ ト 8 6 を巻回してプリ ッ ジ 5 3の上記固定点 8 1 に固定する。 したがって、 上記油圧シ リ ンダ 7 1 の ビス ト ン口 ッ ド 7 1 aを伸張し、 このピス ト ンロ ッ ド 7 i aの先端をキャ リ ア 4 5 の車体 4 6に設けられたゴム製台座 4 8に当接して、 チューブ 7 1 bを上方へ 移動させて、 チェーン 8 4 でキ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 を第 4図(b) に示すように引き上げることができる。 また、 ピス ト ンロ ッ ド 7 1 aを 収縮するこ と によ って、 上記チユ ーブ 7 l bと キ ヤ リァ側上部連結部材 6 1 とを自重によって下降させることができる。 キ ヤ リ ア側下部連結部 材 9 1 は、 第 4図(c)に示すように、上記油圧シリ ンダ 7 1 のピス ト ン口 ッ ド 7 1 aの先端にナッ ト 7 2で連結しており、 したがって、 ピ ス ト ンロ ッ ド 7 1 aの動きに応じて上下に駆動できるようになつている。 また、 こ のよ う に した場合、 上記キ ヤ リァ側上部連結部材 & 1 と キ ヤ リ ァ側下部 連結部材 9 1 とは、 と もにコ ラ ム 5 5 において最下点(以下、 「下降位置」 という)にある と きのみ上下に近接し、逆に、少な く と も一方が上記下降 位置以外の位置にあると きはチューブ 7 1 bやピス ト ンロ ッ ド 7 1 aの長 さに規制されて互いに離間する状態となる。 したがって、 上記押圧板 1 0 0 と ローラ 9 9、 ロ ッ ド 9 2 と作動ピン 6 9の動作によって、 上記キャ リァ側上部連結部材 6 1 およびキ ヤ リァ側下部連結部材 9 1 がコ ラ ム装 置 5 1 において下降位置にあると き、 上記抱持部材 6 3 , 抱持部材 9 5 はそれぞれ連結が解除される。 一方、 上記キャ リァ側上部連結部材 6 1 またはキ ヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 が上記下降位置以外の位置にある と き、 上記抱持部材 6 3 , 抱持部材 9 5はそれぞれ連結ピン 6 5 , 連結ピ ン 9 6によって連結される状態となる。
[0048] 上記構成のコンテナ 1 とキ ャ リ ア 4 5 は、 次のように動作する。
[0049] いま、 キ ャ リ ア 4 5およびコンテナ 1 は、 第 5図(a)に示すように、コ ンテナ側下部連結部材 1 6は上昇位置にあり、 支持部材 3は後部コ ラ ム 5内に没入した状態にある。 また、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 および キ ヤ リァ側下部連結部材 9 1 はコ ラ ム装置 5 1 において下降位置にあり . したがって、 抱持部材 6 3 , 9 5はそれぞれ連結が解除された状態にあ るものとする。 この状態でキ ヤ リァ側上部連結部材 6 1 の抱持部材 6 3 の凹部 6 3 cにコンテナ側上部連結部材 1 1 を嵌合し、 かつ、 キャ リ ア 側下部連結部材 9 1 の抱持部材 9 5の凹部 9 5 cにコンテナ側下部連結 部材 1 6の係合部材 1 7のリ ン グ部 1 7 bを嵌合する。 そ して、 油圧シ リ ンダ 7 1 を第 4図(b)に示すように伸張させると、 ピス ト ンロ ッ ド 7 1 aの先端が台座 4 8に支持されて、 チューブ 7 l bが上昇して、 上部ス ブロケッ ト 8 2が上昇する。 上部チエーン 8 4の一端がブリ ッ ジ 5 3に 固定されているので、 上部スプロケッ ト 8 2の上昇によつて他端に取り 付けられたキ ヤ リァ側上部連結郃材 6 1 は上昇する。 一方、 キ ャ リ ア側 下部連結部材 9 1 はコ ラ ム 5 5の下降位置に静止したままである。 そし て、 キヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 と キ ヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 とが離 間する こ と によ って、 上記抱持部材 6 3 , 抱持部材 9 5がそれぞれ連結 ピン 6 5 , 連結ピン 9 6によって自動的に連結されて、 キ ヤ リ ァ側上部 連結部材 6 1 と コ ンテナ側上部連結部材 1 1 , キヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 と コンテナ側下部連結部材 1 6 はそれぞれ自動的に係合された状態 となる。 そして、 第 5図(b)に示すよ うに、 コンテナ 1 の前部はキ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 によってコ ンテナ側上部連結部材 1 1 を介して持 ち上げられ、 それと同時にコ ンテナ 1 の後部は支持部材 3によって、 次 のように持ち上げられる。 すなわち、 静止しているキ ャ リ ア側下部連結 部材 9 1 によってコンテナ側下部連結部材 1 6 は地面に対して静止して いるため、 コ ンテナ側下部連結部材 1 6 はコ ンテナ本体 2が上昇すると コンテナ本体 2に対して相対的に下降し、 その動きがチヱーン 2 1 とチ —ン 4 0によゥて下方に突出し、 コ ンテナ 1 の後部を上昇させる。 すな わち、 コ ンテナ 1 の前部は上部連結部材 1 1 によ って引き上げられ、 後 部は支持部材 によつて持ち上げられ、 かつ、 その動きが同調するため、 第 5図(13)に示すように、 コンテナ 1 は水平に上昇する。 そして、 コン テナ 1 の本体 2下部に設けた主桁 3 2がキヤ リア 4 5のサブフ レーム 4 7のレベルと同—レベルになると、 このキャ リ ア側の油圧シリ ンダ 7 1 の作動を停止する。 このと きのコ ラ ム装置 5 1 は第 4図(b)に示す状態 にある。 コ ンテナ 1 の上昇運動を停止させて、 油圧モータ 5 9 を駆動し てコラ ム装置 5 1 を前方に移動させ、 第 5図(c)に示すよ う に、 コ ンテ ナ 1 を前方に移動させる。 このと き、 コンテナ 1 の後部は支持部材 3の 下端のローラ 7によって地上に支持され、 また、 コンテナ 1 の前部はキ ヤ リァ側上 連結部材 6 1 およびキヤ リァ側下部連結部材 9 1 によ ってコ ンテナ側上部連結部材 1 1 およびコンテナ側下部連結部材 1 6を介して 引っ張られる。 そして、 コンテナ 1 の水平移動が完了した後、 第 6図に 示すようにコンテナ 1 をキャ リ ア 4 5に乗せた状態で上記油圧シリ ンダ 7 1 を収縮させる。 このと き、 キヤ リァ側上部連結部材 6 1 は、 コ ンテ ナ側上部連結部材 1 1 と連結しているのでコ ンテナ側上部連結部材 1 1 の高さに保持される。 そのため、 チューブ 7 1 bは下部チエ ーン 8 5 , 上部チェーン 8 4によつて上下に拘束され、 同一の高さに保持される。 したがって、 第 4図(c)に示すように、 ピス ト ンロ ッ ドの 7 1 aの先端は 車体 4 6 の台座 4 8 を離れて上昇し、 この ピス ト ン ロ ッ ド 7 1 aの先端 に連結されたキ ヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 が上昇させられる。 そして、 第 5図(d)に示すよ う に、 このキヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 に係合した コンテナ側下部連結部材 1 6が上昇させられ、 チェーン 2 1 , 4 0によつ て支持部材 3が地上から引き上げられる。 なお、 コ ンテナ 1 をキ ャ リ ア 4 5から降ろす際は、 上に述べたのと全く逆の手順で動作させれば良レ、。 このように、 このコンテナ荷役車両は水平な姿勢を維持したまま、 コ ンテナ 1 をキャ リ ア 4 5に積み降ろしすることができる。 しかも、 キヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 とコンテナ側上部連結部材 1 1 , キ ャ リ ア側下 部連結部材 9 1 とコ ンテナ側下部連結部材 1 6 を積み降ろしの動作に合 わせて自動的に連結または解除することができ、 したがって、 昇降中に コ ンテナが落下して破損するおそれをな くすことができる。 また、 この ンテナ 1 は、 伝達部材と してのチェーン 2 1 をコ ンテナ 本体 2 の下側サイ ドフ レーム 9 に挿通し、 また支持部材 3 を後部コ ラ ム 5に内嵌してレ?るので、 コンテナ本体 2の外形サイ ズが制限される場合 に、 制限枠いっぱいまでフ レームサイ ズを大き くすることができ、 積載 容積を最大限まで増大させることができる。 しかも、 コンテナ本体 2 を 構成するサィ ドフ レーム 9によってチヱー ン 2 1 を保護しているのでチ . 一ンを保護するための別部材を不要にすることができる。
[0050] また、 この場合、 キヤ リア 4 5 にコラ ム装置 5 1 を移動させる手段を 設けずに、 キャ リ アを後退させてコ ンテナをキャ リ ア上に積み込むよう に しても良い。
[0051] 第 7図と第 8図:は、 それぞれ第 2の実施例のコ ンテナ 2 0 1 とキヤ リ ァ 2 4 5 を示している。 なお、 第 1 の実施例と同一の構成部品は同一番 号を付して説明を省略する。 第 7図に示すように、 このコ ンテナ 2 0 1 はコンテナ側下部連結部材 2 1 6 を備えている。 コンテナ側下部連結部 材 2 1 6は、 係合部材 1 1 7 と摺動部材 1 1 8からなつている。 係合部 材 1 1 7 は、 水平方向の矩形板 1 1 7 bに補強用 リ ブ 1 1 7 dを介して鉛 直方向の矩形板 1 1 7 eを取り付け、 さ らにこの矩形板 1 1 7 eに垂直に 鉛直方向の矩形板 1 1 7 aを取り付けて構成している。 上記矩形板 1 1 7 bには、 丸穴 1 1 7 cを設けて、 後述する連結ピン 1 9 6 を貫通できる ようにしている。 上記コンテナ側下部連結部材 2 i 6は、 矩形板 1 1 7 aとチ ャ ンネル状の摺動部材 1 1 8の溝部とを交叉させた形状に構成し ている。 そ して、 上記前面パネル 1 2および前部ビーム 1 4の溝 1 2 a 内に溝形鋼からなる一対のガイ ド部材 1 5 , 1 5 を溝部を内側に向けて 平行に隙間をあけて立設して、 この隙間に上記係合部材 1 1 7の矩形板 1 1 7 aを嵌合すると共にガイ ド部材 1 5 , 1 5の外周に摺動部材 1 1 8 の溝の内面を摺接している。 したがって、 第 1 の実施例と同様に、 コ ン テナ側下部連結部^ 2 1 6全体を第 6図に示す状態から押し下げること によって、 チヱー ン 2 1 を介して支持部材 3を下方へ突出させる と共に チェー ン 4 0 を緩ませて軸 8の下降を許容し、 すなわち、 支持部材 3の 下降を許容することができる。 逆に、 コ ンテナ側下部連結部材 1 1 6 を 下端の位置から上方に移動させた場合には、 チェー ン 4 0によって軸 8 を介して支持部材 3 , 3を引き上げ、 一方、 チェー ン 2 1 は支持部材の 上昇を許容するように緩むことになる。
[0052] 第 8図はキャ リ ア 2 4 5を示している。 このキ ャ リ ア 2 4 5は、 第 1 の実施例と同様にコラ ム装置 5 1 を備え、 コ ラ ム 5 5 , 5 5の後部に、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 , キヤ リァ側下部連結部材 2 9 1 をそれぞ れ矢印 Z.で示す上下方向に昇降自在に設けている。 第 9図(a), (b)に示 すように、 キ ヤ リァ側上部連結部材 6 1 は、 第 1 の実施例と同一の構成 と している。 なお、 抱持部材 6 3に、 キヤ リァ側下部連結部材 2 9 1 の 後述する作動ピ'ン 1 0 0に当接し得る突出部 6 3 dを設けている。 上記 キ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 は、 コ ラ ム 5 5の側面を覆う一対の側板 9 7 , 9 7と、 この側板 9 7 , 9 7を水平に連結する上下一対の口 ッ ド 9 2 , 9 3 と、 このロ ッ ド 9 2 , 9 3の中央に取り付けた抱持部材 1 9 5 と, この抱持部材 1 9 5の雨側を連結し得る連結ピン 1 9 6 と、 上記口 ッ ド 9 3の下部に設けた左右一対のブラケッ ト 1 7 7 , 1 7 7 と、 アーム 1 7 6 , 1 7 6 と、 上記抱持部材 6 3の突出部 6 3 d, 6 3 dに当接し得る作 動ビン 2 0 0 , 2 0 0 と、 弾発部材と してのコィルばね 1 9 8 , 1 9 8を 備えている。 なお、 アーム 1 7 6,作動ピン 2 0 0およびコイルばね 1 9 8 は作動機構を構成している。 上記抱持部材 1 9 5 は、 上側の部分 1 9 5 aと下側の部分 1 9 5 bとによって形成される凹部 1 9 5 cを後方へ 向けて水平に取り付けている。 また、 ブラケッ ト 1 7 7 ,連結ピン 1 9 6 ,作動ピン 2 0 0の各下端にそれぞれ水平に軸 1 7 7 a, 1 9 6 a, 2 0 O aを設ける と共に、 アーム 1 7 6の一端に丸穴,他端と略中央部とに長 穴をそれぞれ設けて、 アーム 1 7 6の一端を軸 1 7 7 aに回動自在に取 り付ける一方、 アーム 1 7 6の他端,略中央部を軸 1 9 6 a, 2 0 0 aにそ れぞれ回動自在かつアームの長手方向に遊びを持たせて取り付けている , さらに、 軸 1 9 6 aと抱持部材下側 1 9 5 bとを上記コ イ ルばね 1 g 8で 連結して、 連結ピン 1 9 6が抱持部材 1 9 5の両側を貫通して連結する 向き(第 9図(a)においてアーム 1 7 6が軸 1 7 7 aの回りに左回り に回 転する向き)に常に付勢している。 連結ピン 1 9 6 は、 作動ピン 2 0 0 が上記抱持部材 6 3の突出部 6 3 dによつて下方へ押圧されていないと き、 コイルばね 1 9 8に付勢されて上方へ移動して抱持部材 1 9 5の両 側の部分 1 9 5 a, 1 9 5 bを連結する一方、 作動ビン 2 0 0が上記突出 部 6 3 dによって下方へ押圧されている と き、 てこの作用によつて抱持 部材 1 9 5から下方へ離脱して連結を解除するようになつている。 この キャ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 は、 側板 9 7の内側に設けたローラ 9 4 , 9 4 , 9 4 aによって、 左右のコラ ム 5 5の外側の溝に沿って上下に走行 できるように している。 そして、 上記キヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 とキ ヤ リァ側下部連結部材 2 9 1 とが上下に近接したと き、 キ ヤ リァ側上部連 結部材 6 1 の抱持部材 6 3 の突出部 6 3 dがキ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 の作動ビン 2 0 0を下方へ押圧すると と もに、 キ ヤ リァ側下部連結 部材 2 9 1 の ロ ッ ド 9 2がキ ヤ リァ側上部連結部材 6 1 の作動ピン 6 9 を押圧する一方、 上記キャ リァ側上部連結部材 6 1 とキ ヤ リァ側下部連 結部材 2 9 1 とが上下に離間したと き、 突出部 6 3 dと作動ピン 2 0 0 , ロ ッ ド 9 2 と作動ピン 6 9はそれぞれ離間するようにしている。
[0053] 上記一対のコラ ム 5 5の内側には、 左右一対の油圧シリ ンダ 7 1 を、 第 1 0図(a)に示すように、 そのピス ト ンロ ッ ド 7 1 aを下向きに して立 設し、 この油圧シリ ンダ 7 1 のチューブ 7 1 bの上端に上部スプロケッ ト 8 2を取り付ける一方、 チューブ 7 1 bの下端に下部スプロケッ ト 8 6 を取り付けている。 さ らに、 上記の板 6 2の上部 8 7に一端を取り付 けた上部チェーン 8 4 を上部スブロケッ ト 8 2 を巻回して下方に垂下し、 上記一対のコラ ム 5 5を水平方向に連結するブリ ッ ジ 5 3の固定点 8 1 に固定する。 また、 上記の板 6 2の下部 8 8に一端を取り付けた下部チェ ーン 8 5を下部スプロケッ ト 8 6 を巻回してブリ ッ ジ 5 3の上記固定点 8 1 に固定する。 .したがって、 上記油圧シ リ ンダ 7 1 の ピス ト ンロ ッ ド 7 l aを伸張し、 この ピス ト ン ロ ッ ド 7 1 aの先端をキ ャ リ ア 4 5 の車体 4 6に設けられたゴム製台座 4 8に当接して、 チューブ 7 1 bを上方へ 移動させて、 チェーン 8 4でキ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 を第 1 0図(b) に示すように引き上げることができる。 また、 ピス ト ンロ ッ ド 7 1 aを 収縮するこ と によ って、 上記チューブ 7 l bとキヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 とを自重によって下降させることができる。 キヤ リア側下部連結部 材 2 9 1 は、 第 1 0図(c)に示すように、上記油圧シリ ンダ 7 1 のピス ト ン ロ ッ ド 7 1 aの先端にナツ ト 7 2で連結しており、 したがって、 ビス ト ンロ ッ ド 7 1 aの動きに応じて上下に駆動できるようになつている。 また、 このよ う に した場合、 上記キャ リ ァ側上部連結部材 6 1 と キ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 とは、 と もにコラム 5 5において最下点(以下、 「下降位置」という)にあると きのみ上下に近接し、 逆に、 少な く と も一 方が上記下降位置以外の位置にある と きはチューブ 7 1 bやピス ト ンロ ッ ド 7 1 aの長さに規制されて互いに離間する状態となる。 したがって、 上記突出鄭 6 3 dと作動ビン 2 0 0、 ロ ッ ド 9 2 と作動ピン 6 9 の動作 によつて、 上記キャ リァ側上部連結部材 6 1 およびキヤ リ ァ側下部連結 部材 2 9 1 がコラ ム装置 5 1 において下降位置にある と き、 上記抱持部 材 6 3 , 抱持部材 1 9 5 はそれぞれ連結が解除される。 一方、 上記キヤ リァ側上部連結部材 6 1 またはキヤ リァ側下部連結部材 2 9 1 が上記下 降位置以外の位置にあると き、 上記抱持部材 6 3 ,抱持部材 1 9 5はそ れぞれ連結ビン 6 5 ,連結ピン 1 9 6によつて連結される状態となる。 上記構成のコ ンテナ荷役車両は、 次のように動作する。
[0054] いま、 キヤ リ ア 2 4 5およびコンテナ 2 0 1 は第 5図(a)に示したの と同一状態にあり、 コ ンテナ側下部連結部材 2 1 6は上昇位置にあり、 支持部材 3 は後部コ ラ ム 5内に没入した状態にある。 また、 キャ リ ア側 上部連結部材 6 1 およびキ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 はコ ラ ム装置 5 1 において下降位置にあり、 したがって、 抱持部材 6 3 , 1 9 5 はそれ ぞれ連結が解除された状態にあるものとする。 この状態でキャ リ ァ側上 部連結部材 6 1 の抱持部材 6 3 の凹部 6 3 cにコ ンテナ側上部連結部材 1 1 を嵌合し、 かつ、 キヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 の抱持部材 1 9 5 の凹部 1 9 5 cにコンテナ側下部連結部材 2 1 6の係合部材 1 1 7の矩 形板 1 1 7 bを嵌合する。 そして、 油圧シ リ ンダ 7 1 を第 1 0図(b)に示 すように伸張させると、 ピス トンロ ッ ド 7 1 aの先端が台座 4 8に支持 されて、 チューブ 7 1 bが上昇して、 上部スプロケッ 卜 8 2が上昇する。 上部チェーン 8 4の一端プリ ッ ジ 5 3に固定されているので、 上部スプ ロケッ ト 8 2 の上昇によつて他端に取り付けられたキ ヤ リ ァ側上部連結 部材 6 1 は上昇する。 一方、 キ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 はコラ ム 5 5の下降位置に静止したままである。 そして、 キ ャ リ ア側上部連結部材 6 1 とキ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1 とが離間するこ と によ って、 上記 抱持部材 6 3 , 抱持部材 1 9 5がそれぞれ連結ピン 6 5 , 連結ピン 1 9 6によつて自動的に連結されて、 キヤ リァ側上部連結部材 6 1 とコ ンテ ナ側上部連結部材 1 1 ,キヤ リア側下部連結部材 2 9 1 とコンテナ側下 部連結部材 2 1 6 はそれぞれ自動的に連結された状態となる。 そして、 第 5図(b)に示したのと同様に、 コンテナ 2 0 1 の前部はキャ リ ァ側上 部連結部材 6 1 によってコンテナ側上部連結部材 1 1 を介して持ち上げ られ、 それと同時にコンテナ 2 0 1 の後部は支持部材 3によって、 次の ように持ち上げられる。 すなわち、 静止しているキャ リ ア側下部連結部 材 2 9 1 によってコンテナ側下部連結部材 2 1 6 は地面に対して静止し ているため、 コンテナ側下部連結部材 2 1 6はコンテナ本体 2が上昇す ると、 コンテナ本体 2に対して相対的に下降し、 その動きがチヱーン 2 1 とチヱーン 4 0によつて下方に突出し、 コンテナ 2 0 1 の後部を上昇 させる。 すなわち、 コンテナ 2 0 1 の前部はコンテナ側上部連結部材 1 1 によって引ぎ上げられ、 後部は支持部材 3によって持ち上げられ、 か つ、 その動きが同調するため、 第 5図(b)に示したように、 コンテナ 2 0 1 は水平に上昇する。 そして、 コンテナ 2 0 1 の本体 2下部に設けた 主桁 3 2がキヤ リ ア 2 4 5のサブフ レーム 4 7のレベルと同一レベルに なる と、 このキャ リア側の油圧シリ ンダ 7 1 の作動を停止する。 このと きのコラム装置 5 1 は第 1 0図(b)に示す状態にある。 コンテナ 2 0 1 の上昇運動を 止させて、 油圧モータ 5 9 を駆動してコラム装置 5 1 を 前方に移動させ、 第 5図(c)に示したのと同様に、 コ ンテナ 2 0 1 を前 方に移動させる。 このと き、 コ ンテナ 2 0 1 の後部は支持部材 3の下端 のローラ 7 によって地上に支持され、 また、 コンテナ 2 0 1 の前部はキ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 1 およびキヤ リァ側下部連結部材 2 9 1 によって コ ンテナ側上部連結部材 1 1 およびコ ンテナ側下部連結部材 2 1 6 を介 して引っ張られる。 そして、 コ ンテナ 2 0 1 の水平移動が完了した後、 第 1 1 図に示すようにコンテナ 2 0 1 をキャ リ ア 2 4 5に乗せた状態で、 上記油圧シリ ンダ 7 1 を収縮させる。 このと き、 キ ヤ リ ァ側上部連結部 材 6 1 は、 コンテナ側上部連結部材 1 1 と係合しているのでコ ンテナ側 上部連結部材 1 1 の高さに保持される。 そのため、チューブ 7 1 bは下部 チェーン 8 5 , 上部チヱーン 8 4によって上下に拘束され、 同一の高さ に保持される。 したがって、 第 1 0図(c)に示すように、 ピス ト ンロ ッ ドの 7 l aの先端は車体 4 6 の台座 4 8 を離れて上昇し、 この ピス ト ン ロ ッ ド 7 1 aの先端に連結されたキ ヤ リ ァ側下部連結部材 2 9 1が上昇 させられる。 そして、 第 5図(b)に示したのと同様に、 このキ ャ リ ア側 下部連結部材 2 9 1 に連結したコンテナ側下部連結部材 2 1 6が上昇さ せられ、 チェー ン 2 1 , 4 0によつて支持部材 3が地上から引き上げら れる。 なお、 コンテナ 2 0 1 をキャ リア 2 4 5から降ろす際は、 上に述 ベたのと全く逆の手順で動作させれば良い。
[0055] : このよ うに、 このコンテナ荷役車両は水平な姿勢を維持したまま、 コ ンテナ 2 .0 1 をキャ リ ア 2 4 5 に積み降ろしすることができる。 しかも、 キヤ リァ側上部連結部材 6 1 と コンテナ側上部連結部材 1 1 , キャ リ ア 側下部連結部材 2 9 1 とコンテナ側下部連結部材 2 1 6 を積み降ろ しの 動作に合わせて自動的に連結または解除するこ とができ、 したがって、 昇降中にコンテナが落下して破損するおそれをなくすことができる。
[0056] なお、 第 1 ,第 2の実施例はいずれもキャ リァ側上部連結部材 6 1 と コンテナ側上部連結部材 1 1 ,キヤ リ ァ側下部連結部材 9 1 または 2 9 1 とコンテナ側下部連結部材 1 6または 2 1 6の双方を自動的に連結ま たは解除するようにしたが、 これに限られるものではな く、 キ ャ リ ア側 上部連結部材 6 1 とコンテナ側上部連結部材 1 1 は手動で連結または解 除するようにしても良い。
[0057] 第 1 2図,第 1 3図は第 3の実施例のコンテナ 3 0 1 とキャ リ ア 3 4 - 4 δ -
[0058] 5を示している。
[0059] コンテナ 3 0 1 は、 箱型のコ ンテナ本体 3 0 2 と、 第 1 3図に示すよ うに後部に左右対称に柱状の支持部材 3 0 3 と、 第 1 2図に示すように 前部にコ ンテナ側上部連結部材 3 1 1 と、 コ ンテナ側下部連結部材 3 1 6 と、 伝達部材と してのチェーン 3 2 1 および 3 4 0を備えている。 上 記コ ンテナ本体 3 0 2は、 左右対称に柱状の後部コラ ム 3 0 5 と、 前部 コ ラ ム 3 1 3 と、 サイ ドコ ラ ム 3 3 0 と、 上側サイ ドフ レーム 3 1 0 と、 下側サイ ドフ レーム 3 0 9 と、 横桁 3 3 1 と、 主桁 3 3 2 と、 脚部 3 2 0 と、 その他図示しないビームおよび周辺パネルからなっている。 上記 支持部材 3 0 3は、 後部コ ラ ム 3 0 5に昇降自在に内嵌させて、 下端に ブラケッ ト 3 0 6を介してローラ 3 0 7を回動自在に取り付けている。 左右の支持部材 3 0 3は、 下部を同一の軸 3 0 8によって連結して、 互 いに同調して昇降させるようにしている。 上記コンテナ側上部連結部材 3 1 1 は、 半円環状の部材であって、 コ ンテナ本体 3 0 2の前面の上部 中央に水平に取り付けている。 上記コ ンテナ側下部連結部材 3 1 6は、 鉛直方向の矩形板 3 1 7 aに半円環状の部材 3 1 7 bを水平に取り付けて なる係合部材 3 1 7 と、 チ ヤ ンネル状の摺動部材 3 1 8 とからなり、 係 合部材 3 1 7の矩形板 3 1 7 aを摺動部材 3 1 8の溝底部の外面に取り 付けて構成している。 このコンテナ側下部連結部材 3 1 6全体は、 コン テナ本体 3 0 2の前面の中央に立設したガイ ド部材 3 1 5に沿って上下 方向に摺動することができる。 上記チヱーン 3 2 1 は、 左右対称に一対 設けており(図中、 片側のみ示す)、 一端を上記摺動部材 3 1 8に取り付 けて上方へ立ち上げ、 スプロケッ トによって水平に屈曲し、 さ らにスプ ロケッ ト 3 2 4 , 3 2 5 , 3 2 6によつてそれぞれ下方,前後方向,上方へ 屈曲して上記支持部材 3' 0 3の突出部 3 0 3 aに連結している。 また、 上記チェー ン 3 4 0は、 一端を上記係合部材 3 1 7下部に連結しており, コ ンテナ本体 3 0 2の前面において上下方向に伸ばし、 そして、 コ ンテ ナ本体 3 0 2の前部下端に設けたスプロケッ ト 3 4 2によつて上下方向 から前後方向に屈曲し、 さらにコンテナ本体 3 0 2の後部下面に設けだ スプロケッ ト 3 4 3によつて上下方向に屈曲して軸 3 0 8に連結してい る。 したがって、 上記コンテナ側下部連結部材 3 1 6 を第 1 2図に示す 状態から押し下げるこ とによって、 チ ー ン 3 2 1 を介して支持部材 3 0 3を下方へ突出させると共に、 チヱーン 3 4 0を緩ませて第 1 3図に 示す軸 3 0 8の下降を許容し、 すなわち、 支持部材 3 0 3の下降を許容 するこ とができる。 逆に、 コ ンテナ側下部連結部材 3 1 6を下端の位置 から上方に移動させた場合には、 チェーン 3 4 0によって軸 3 0 8 を介 して支持部材 3 0 3, 3 0 3 を引き上げ、 一方、 チェーン 3 2 1 は支持 部材の上昇を許容するように緩むこ とになる。
[0060] —方、 キ ャ リ ア 3 4 5 は、 シャ ーシフ レーム 3 4 6上に一対のチ ャ ン ネル状のサブフ レーム 3 4 7を互いに平行かつ溝部を内側に向けて前後 方向に取り付けている。 上記サブフ レーム 3 4 7上にはコ ラ ム装置 3 5 1 を前後方向に移動自在に設けている。 上記コ ラ ム装置 3 5 1 は、 H形 鋼からなるコ ラ ム 3 5 5を左右に一対備え、 上端を横板 3 7 0 で互いに 連結し、 下端を底板 3 5 2によって連結している。 そして、 この底板 3 5 2は、 車体の前部と後部に各々左右一対設けたスブロケッ トを巻回す る左右一対のチヱーン 3 5 3に固定し、 後部のスブロケッ トを連結する 軸を図示しない油圧モータによって駆動するようにしている。 したがつ て、 この油圧モータによってチヱ一ン 3 5 3 を作動させる ことによって コ ラ ム装置 3 5^ 1 は前後方向に自在に移動するこ とができ る。
[0061] —方、 上記コラ ム 3 5 5 の後部には、 キャ リ ア側上部連結部材 3 6 1 , キヤ リァ _餐下部連結部材 3 9 1 をそれぞれ上下方向に昇降自在に設けて いる。 キヤ リァ側上部連結部材 3 6 1 は、 横ロ ッ ド 3 6 6 によつて連結 した断面 L字状の一対の板 3 6 2 と、 上記横口 ッ ド 3 6 6の中央部に縦 ロ ッ ド 3 6 7 を T字状に取り付け、 この縦ロ ッ ド 3 6 7に沿って取り付 けた抱持部材.3 6 3 と、 この抱持部材 3 6 3の両側を貫通して連結し得 る連結ピン 3 6 5 と、 アーム 3 6 8および作動ピン 3 6 9 を備えている。 上記抱持部材 3 6 3は、 上側の部分 3 6 3 aと下側の部分 3 6 3 bとによつ て形成される凹鄧 3 6 3 cを後方に向けて水平に取り付けている。 この 抱持部材 3 6 3の下側の部分 3 6 3 bは、 キヤ リァ側上部連結部材 3 6 . 1 とキヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 とが互いに上下に当接したと き、 キ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 の後述する連結板 4 0 9 を下方へ押圧するよ うになつて'いる。 また、 縦ロ ッ ド 3 6 7 ,連結ピン 3 6 5 ,作動ピン 3 6 9の各上部にそれぞれ水平に軸 3 6 7 a , 3 6 5 a , 3 6 9 aを設けると共 に、 アーム 3 6; 8の一端に丸穴,他端と略中央部とに長穴をそれぞれ設 けて、 アーム 3 6 8の一端を軸 3 6 7 aに回動自在に取り付ける一方、 アーム 3 6 8の他端,略中央部を軸 3 6 5 a, 3 6 9 aにそれぞれ回動自在 にかつアームの長手方向に遊びを持たせて取り付けている。 連結ピン 3 6 5は、 上記キ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 の後述するロ ッ ド 3 9 2に よつて上記作動ピン 3 6 9が上方へ押圧されていないと き、 自重によつ て軸 3 6 7 aを支点と してアーム 3 6 8 を回転させて抱持部材 3 6 3の 両側の部分 3 6 3 a, 3 6 3 bを連結する一方、 作動ピン 3 6 9が上記ロ ッ ド 3 9 2によつて上方へ押圧されていると き、 てこの作用によって抱持 部材 6 3から上方へ離脱して連結を解除するように している。 このキ ヤ リァ側上部連結部材 3 6 1 は、 上記板 3 6 2の両側に取り付けた図示し ないローラによって、 左右のコラム 3 5 5の間でコ ラ ム 3 5 5の内側の 溝に沿って上下に走行できるようにしている。 一方、 第 1 4図と第 1 5 図はそれぞれ上記キヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 を上方,後方から見た と ころを示し、 第 1 6図は第 1 5図における IV— IV線矢視断面を示して いる。 このキ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 は、 コ ラ ム 3 5 5の側面を覆 う一対の側板 3 9 7 , 3 9 7 と、 各側板 3 9 7に連結ロ ッ ド 3 9 8 , 3 9 8 を介して取り付けた一対の摺動部材 3 9 9 , 3 9 9 と、 側板 3 9 7 , 3 9 7を水平に連結する上下一対のロ ッ ド 3 9 2 , 3 9 3 と、 このロ ッ ド 3 9 2 , 3 9 3の中央に取り付けた抱持部材 3 9 5 を備えている。 さ ら に、 この抱持部材 3 9 5に一対の回動片 4 0 3 , 4 0 3 と、 弾発部材と してねじりばね 4 0 4 と、 一対の口 ッ ク片 4 0 5, 4 0 5 とを取り付け ている。— 記抱持部材 3 9 5は、 U字状の凹部 3 9 5 cを形成する上側 の部分 3 9 5 aと下側の部分 3 9 5 bとからなり、 上下一対の連結口 ッ ド
[0062] 3 9 2 , 3 9 3の間に凹部 9 5 cを水平に向けて先端を突出させて取り付 けている。 上記ロ ック片 4 0 5は、 直線状の辺 4 0 5 aと曲線状の辺 4
[0063] 0 5 bとで囲まれた細長い形状の扳からなっている。 このロ ッ ク片 4 0 5, 4 0 5は、 上記抱持部材 3 9 5の上側の部分 3 9 5 aの先端近傍を水 平に貫通して軸 4 0' 8 を設けて、 この軸 4 0 8の両端にナッ ト 4 0 8 a,
[0064] 4 0 8 aによって取り付けている。そして、軸 4 0 8の回りに自在に回転 できるようにし、 上記直線状の辺 4 0 5 aを連結口 ッ ド 3 9 2側へ向け た状態で自重で鉛直方向に垂れ下がって抱持部材 3 9 5の凹部 3 9 5 c の少なく とも一部を塞ぎ得るようにしている。 上記回動片 4 0 3は、 略 - δ 1 -
[0065] L字状の板からなり、 L字状に屈曲した箇所の外側に当接面 4 0 3 a , L の短辺の先端に相当する箇所に当接面 4 0 3 bを有している。 この回動 片 4 0 3, 4 0 3 は、 上記抱持部材 3 9 5の上側の部分 3 9 5 aにおける 上記連結口 ッ ド 3 9 2近傍の箇所を水平に貫通して軸 4 0 7 を設けて、 この軸 4 0 7の両端にナツ ト 4 0 7 a, 4 0 7 aによって取り付けている。 そ して、 短辺の先端近傍の箇所を取り付ける一方、 左右の Lの長辺を連 結する連結板 4 0 9を設けて、 軸 4 0 7の回りに一体に回動できるよう にしている。 さ らに、 この回動片 4 0 3 , 4 0 3 は、 上記ねじ りばね 4 0 4によって第 1 6図において右回りに常に付勢している。 また上記キャ リ ァ側上部連結部材 3 6 1 とキ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 とが上下に 当接して、 抱持部材 3 6 3の下側の部分 3 6 3 bが連結板 4 0 9 を下方 を押圧して連結口 ッ ド 3 9 2の上面 3 9 2 bに押止したと き、 回動片 4 0 3 は回動自在のロ ッ ク片 4 0 5に全く接触しないように している。 し たがって、 ロ ッ ク片 4 0 5 は軸 4 0 8の回り に自在に回動する状態とな り、 抱持部材 3 9 5の凹部 3 9 5 cは開放された状態、 すなわち連結が 解除された状態となる。 一方、 上記キャ リ ア側上部連結部材 3 6 1 とキ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 とが上下に離間して、 抱持部材 3 6 3の下側 の部分 3 6 3 bが連結板 4 0 9から離れたと き、 回動片 4 0 3 , 4 0 3 は、 ねじ りばね 4 0 4によって付勢されて右回りに回転して、当接面 4 0 3 b が係止部と しての連結口 ッ ド 3 9 2の側面 3 9 2 aに当接して、 第 1 6 図に Bで示す位置(以下、 「係止位置」という)に係止されるように してい る。 また回動片 4 0 3がこの係止位置にあると き、 当接面 4 0 3 bは上 記ロ ッ グ:片 4 0 5の直線状の辺 4 0 5 aのうち軸 4 0 8 よ り も上側の箇 所に当接するようになつている。 このと きロ ッ ク片 4 0 5 は、 第 1 6図 に示す Aの位置へ向かう右回りの回転が許容されるが、 左回り の回転が 上記ロ ッ ク片 4 0 5によつて阻止された状態、 すなわち連結された状態 となる。 なお、 のキャ リ ァ側下部連結部材は、 側板 3 9 7の内側に設 けた摺動部材 3 9 9によって、 左右のコラ ム 3 5 5の外側の溝に沿つて 上下に移動できるようにしている。
[0066] 上記一対のコ ラ ム 3 5 5の内側には、 左右一対の油圧シリ ンダ 3 7 1 を、 第 1 7図(a)に示すように、 そのピス ト ンロ ッ ド 3 7 1 aを下向きに して立設し、 こ ¾ 油圧シリ ンダ 3 7 1 のチューブ 3 7 1 bの上端に上部 スプロケッ ド 3 8 2を取り付ける一方、 チューブ 3 7 1 bの下端に下部 スブロケッ ト 3 8 6 を取り付けている。 さ らに、 上記の板 3 6 2の上部 3 8 7に一端を取り付けた上部チェーン 3 8 4を上部スプロケッ ト 3 8 2 を巻回して下方に垂下し、 上記一対のコ ラ ム 3 5 5 を水平方向に連結 するプリ ッ ジ 3 5 3の固定点 3 8 1 に固定する。 また、 上記の板 3 6 2 の下部 3 8 8に一端を取り付けた下部チェーン 3 8 5 を下部ス プロケッ ト 3 8 6 を巻回してブリ ッ ジ 3 5 3の上記固定点 3 8 1 に固定する。 し たがって、 上記油圧シリ ンダ 3 7 1 のピス ト ンロ ッ ド 3 7 1 aを伸張し、 この ピス ト ンロ ッ ド 3 7 l aの先端をキャ リ ア 3 4 5の車体 3 4 6に設 けられたゴム製台座 3 4 8に当接して、 チューブ 3 7 1 bを上方へ移動 させて、 チェー ン 3 8 4でキヤ リァ側上部連結部材 3 6 1 を第 1 7図(b) に示すように引き上げることができる。 また、 ピス ト ン π ッ ド 3 7 1 a を収縮するこ と によ って、 上記チューブ 3 7 l bとキ ヤ リ ァ側上部連結 部材 3 6 1 とを自重によつて下降させることができる。 キ ャ リ ア側下部 連結部材 3 9 1 は、 第 1 7図(c)に示すように、上記油圧シリ ンダ 3· 7 1 のビス ト ンロ ッ ド 3 7 l aの先端にナツ ト 3 7 2で連結しており、 した がって、 ビス ト ンロ ッ ド 3 7 1 aの動きに応じて上下に駆動できるよ う になっている。 また、 このようにした場合、 上記キャ リ ア側上部連結部 材 3 6 1 とキ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 とは、 第 1 7図(a)に示すよ * うにともにコラム 3 5 5において最下点(以下、 「下降位置」という)にあ ると きのみ J 下に近接し、 逆に、 第 1 7図(b)または(c)に示すように少 なく とも一方が上記下降位置以外の位置にあると きはチューブ 3 7 l b やピス ト ン口 ッ ド 3 7 1 aの長さに規制されて互いに離間する状態とな る。 し がって、 上記キ ャ リ ア側上部連結部材 3 6 1 およびキャ リ ア側 下部連結部材 3 9 1 がコ ラ ム装置 3 5 1 において下降位置にあると き、 上記作動ビン 3 6 9 と連結口 ッ ド 3 9 2、 抱持部材 3 6 3の下側の部分 3 6 3 bと押圧板 4 0 9の動作によって、 上記抱持部材 3 6 3 ,抱持部材 3 9 5はそれぞれ連結が解除される。 一方、 上記キャ リァ側上部連結部 材 3 6 1 またはキ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 が上記下降位置以外の位 置にあると き、 上記抱持部材 3 6 3 ,抱持部材 3 9 5はそれぞれ連結ピ ン 3 6 5 ,ロ 片 4 0 5によつて連結された状態となる。
[0067] また、 このコ ンテナ荷役車両には、 コ ンテナ本体 3 0 2の後部下面に テーパ状のガイ ド部 5 0 1 と このガイ ド部 5 0 1 に連接した水平状の当 接部 5 0 2 と を有するガイ ド部材 3 3 5 を設ける と共に、 キ ャ リ ア 3 4 5の後部に係合ピン 3 3 4 を有する係合部材 3 3 3を設けている。
[0068] 上記構成のコンテナ 3 0 1 とキヤ リ ア 3 4 5 は、 次のように動作する。 いま、 キヤ リ ア 34 5およびコンテナ 1 は第 5図(a)に示したのと同一 状態にあ り、 コ ンテナ側下部連結部材 3 1 6 は上昇位置にあり、 支持部 材 3 0 3 は後部コラ ム 3 0 5内に没入した状態にある。 また、 キ ャ リ ア 側上部連結部材 3 6 1 およびキ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 はコ ラ ム装 置 3 5 1 において、 第 1 7図(a)に示すように下降位置にあり、 したがつ て、 抱持部材 3 6 3 , 3 9 5はそれぞれ連結が解除された状態にあるも のとする。 この状態でキヤ リァ側上部連結部材 3 6 1 の抱持部材 3 6 3 の凹部 3 6 3 cにコ ンテナ側上部連結部材 3 1 1 を嵌合する。 抱持部材 3 6 3 は連結ピン 3 6 5が外れた状態にあるので容易に嵌合または離間 するこ とができ る。 また、 キヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 の抱持部材 3 9 5の凹部 3 9 5 cにコンテナ側下部連結部材 3 1 6の係合部材 3 1 7 を嵌合する。 キ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 のロ ッ ク片 4 0 5は、 回動 片 4 0 3に接 lしない状態となって、 単に軸 4 0 8に自重で吊り下げら れた回動自在の ¾状態となっているので、 第 1 6図破線 Aに示す位置にロ ッ ク片 4 0 5をはねのけて上記抱持部材 3 9 5の凹部 3 9 5 cを容易に嵌 合するこ とがてきる。 なお、 逆向きにロ ッ ク片 4 0 5をはねのけて容易 に離間すること''もできる。 次に、 油圧シリ ンダ 3 7 1 を第 1 7図(b)に 示すように伸張させる と、 ピス ト ンロ ッ ド 3 7 1 aの先端が台座 3 4 8 に支持さ ;れて、 「チューブ 3 7 1 bが上昇して、 上部スプロケッ ト 3 8 2 が上昇す 。 上都チヱーン 3 8 4の一端がプリ ッ ジ 3 5 3 に固定されて いるので、 上部 プロケッ ト 3 8 2の上昇によって他端に取り付けられ たキヤ リァ側上部連結部材 3 6 1 は上昇する。 一方、 キ ヤ リ ァ側下部連 結部材 3 9 1 ラ ム 3 5 5の下降位置に静止したままである。 そして、 キャ リァ側上部連結部材 3 6 1 とキヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 とが離 間することにお て、 作動ピン 3 6 9が連結口 ッ ド 3 9 2から離間して、 上記抱持部材 3 6 3は連結ピン 3 6 5によって自動的に塞がれる。 また、 同時に、 回動片 4 0 3がロ ッ ク片 4 0 5に当接して凹部 3 9 5 cを開放 する向きへの回転を阻止することによって、 抱持部材 3 9 5 はロ ッ ク片 4 0 5によって自動的に塞がれる。 このよ う に、 キ ャ リ ア側上部連結部 材 3 6 1 と コ ンテナ側上部連結部材 3 1 1 ,キ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 と コンテナ側下部連結部材 3 1 6はそれぞれ自動的に連結された状 態となる。 そして、 第 5図(b)に示したのと同様に、 コ ンテナ 3 0 1 の 前部はキ ヤ リ ァ側上部連結部材 3 6 1 によ ってコ ンテナ側上部連結部材 3 1 1 を介して持ち上げられて、 それと同時にコンテナ 3 0 1 の後部は 支持部材 3 0 3によって、 次のように持ち上げられる。 すなわち、 静止 しているキヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 によってコンテナ側下部連結部 材 3 1 6 は地面に対して静止しているため、 コ ンテナ側下部連結部材 3 1 6はコンテナ本体 3 0 2が上昇すると、 コンテナ本体 3 0 2に対して 相対的に下降し、 その動きがチェーン 3 2 1 とチヱーン 3 4 0によって 下方に突出し、 コ ンテナ 3 0 1 の後部を上昇させる。 すなわち、 コ ンテ ナ 3 0 1 の前部はコンテナ側上部連結部材 3 1 1 によって引き上げられ, 後部は支持部材 3 0 3によって持ち上げられ、 かつ、 その動きが同調す るため、 第 5図(b)に示したように、 コンテナ 3 0 1 は水平方向に上昇 する。 そして、 コンテナ 3 0 1 の本体 3 0 2下部に設けた主桁 3 3 2が キヤ リ ア 3 4 5 のサブフ レーム 3 4 7 のレベルと同一レベルになると、 このキヤ リ ア側の油圧シリ ンダ 3 7 1 の作動を停止する。 このと きのコ ラム装置 3 5 1 は第 1 7図(b)に示す状態にある。 コ ンテナ 3 0 1 の上 昇運動を停止させて、 油圧モータを駆動してコラム装置 3 5 1 を前方に 移動させ、 第 5図(c)に示したのと同様に、 コンテナ 3 0 1 を前方に移 動させる。 このと き、 コンテナ 3 0 1 の後部は支持部材 3 0 3の下端の ローラ 3 0 7 によつて地上に支持され、 また、 コンテナ 3 0 1 の前部は キヤ リ ァ側上部連結部材 3 6 1 およびキヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 に よってコ ンテナ側上部連結部材 3 1 1 およびコ ンテナ側下部連結部材 3 1 6を介して引'つ張られる。 コ ンテナ 3 0 1 の水平移動が完了する直前 に、 上記'ガイ ド部材 3 3 5のガイ ド部 5 0 1 が上記係合部材 3 3 3の係 合ピン 3 3 4 を案内してコ ンテナ 3 0 1下面に車体上面を接合させるよ うに車体を持ち上げるこ とによって、 上記コンテナ 3 0 1 の水平移動が 完了したと きに、 上記係合ピン 3 3 4は上記ガイ ド部材 3 3 5の当接部 5 0 2に当接した状態となる。 すなわち、 上記コ ンテナ 3 0 1 およびキヤ リア 3 4 5の中央部乃至後部は、 上記係合部材 3 3 3およびガイ ド部材 3 3 5 によって互いに係合された状態となる。 一方、 上記コンテナ 3 0 1 の前部はキ ヤ リ ァ側上部連結部材 3 6 6およびコンテナ側上部連結部 材 3 1 1 ,キ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 およびコンテナ側下部連結部 材 3 1 6によってキャ リ ア 3 4 5に係合されている。 したがって、 上記 コ ンテナ 3 0 1 は前部および後部がそれぞれキャ リ ア 3 4 5に係合され ることになる。 そして、 コンテナ 3 0 1 の水平移動が完了した後、 コ ン テナ 3 0 1 をキ ャ リ ア 3 4 5に乗せた状態で上記油圧シリ ンダ 3 7 1 を 収縮させる。 このと き、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材 3 6 1 は、 コ ンテナ側 上部連結部材 3 1 1 と連結しているのでコンテナ側上部連結部材 3 1 1 の高さに保持される。 そのため、 チューブ 3 7 1 bは下部チヱーン 3 8 5 ,上部チェーン 3 8 4によつて上下に拘束され、 同一の高さに保持さ れる。 したがって、 第 1 7図(c)に示すように、 ピス ト ンロ ッ ドの 3 7 l aの先端は車体 3 4 6の台座 3 4 8 を離れて上昇し、 この ビス ト ンロ ッ ド 3 7 1 aの先端に連結されたキ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 が上昇さ せられる。 そして、 第 5図(d)に示したのと同様に、 このキ ャ リ ア側下 部連結部材 3 9 1 に係合したコ ンテナ側下部連結部材 3 1 6が上昇させ られ、 チェーン 3 2 1 , 3 4 0によつて支持部材 3 0 3が地上から引き 上げられる。
[0069] なお、 コンテナ.3 0 1 をキ ャ リ ア 3 4 5から降ろす際は、 上に述べた のと全く ¾ [の手順で動作させれば良い。
[0070] このよ うに、 このコ ンテナ荷役車両は水平な姿勢を維持したまま、 コ ンテナ 3 0 1 を.キヤ リア 3 4 5に積み降ろしすることができる。 しかも、 キャ リ ァ側上部連結部材 3 6 1 と コンテナ側上部連結部材 3 1 1 ,キ ヤ リ ァ側下部連結部材 3 9 1 とコ ンテナ側下部連結部材 3 1 6 を積み降ろ しの動作に合 せて自動的に連結または解除することができ、 したがつ て、 昇降中にコンテナが落下して破損するおそれをなくすことができる, また、 コンテナ本体 3 0 2の後部下面にテーパ状のガイ ド部 5 0 1 と このガイ ド部 5 0 1'に連接した水平状の当接部 5 0 2 とを有するガイ ド 部材 3 3 5を設けると共に、 キャ リ ア 3 4 5の後部に係合ピン 3 3 4 を 有する係合.部弒 3 3 3 を設けているので、 コ ンテナ 3 0 1 が積み込まれ る際にガィ ド部.5 0 1 が係合ピン 3 3 4 を案内するこ と によ ってコ ンテ ナ本体 3 0 2 の下面と シャ ーシフ レーム 3 4 6 の上面を接合させるこ と ができる。 また、 コンテナ 3 0 1が積み込まれた後に当接部 5 0 2が係 合ピン 3 3 4に当接することによって、 走行中に路面の凹凸があつたと しても、 キ ャ リ ア 3 4 5からコンテナ 3 0 1がはね上がって損傷したり するのを防止することができ、 したがって運転手が安心して運転手する ことができる。
[0071] なお、 この実施例はキャ リ ァ側上部連結部材 3 6 i と コンテナ側上部 連結部材 3 1 1 ,キ ヤ リァ側下部連結部材 3 9 1 と コ ンテナ側下部連結 部材の双方を自動的に連結または解除するように したが、 これに限られ るものではな く、 キヤ リァ側上部連結部材 3 6 1 とコンテナ側上部連結 部材 3 1 1 は手動で連結または解除するようにしても良い。
[0072] 第 1 8図(a), (b)は第 4の実施例のコンテナ 6 0 1 とキ ャ リ ア 6 4 5 を示している。
[0073] このキャ リ ア 6 4 5は、 第 1 9図に示すように、 シ ャーシフ レーム 6 4 6上に溝形鋼からなるサブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7 を互いに平行かつ 溝部を内側に向けて前後方向に取り付けている。 上記サブフ レーム 6 4 7,6 4 7上にはコラム装置 6 4 1 を矢印 Xに示す前後方向に移動自在 に設けている。 第 2 1 図,第 2 2図,第 2 3図はそれぞれ上記コラム装置 6 5 1 を側方,後方,前方から見たと ころを示している。 このコラム装置 6 5 1 はサブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7の上辺を上下両側からスライ ドパッ ド 6 5 2 , 6 5 2 を介して溝形鋼 6 5 3 , 6 5 3でそれぞれ挟んでサブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7の上辺に沿っててスライ ドするようになっている。 上記コラム装置 6 5 1 は、 溝形鋼 6 5 3 , 6 5 3上に H形鋼からなるコ ラ ム 6 5 5 を左右に一対備え、 上端を天扳 6 7 0で互いに連結し、 下端 を第 2 1 図に示すように底板 6 8 0によつて連結している。 また、 コラ ム 6 5 5 よ り も前側の底板 6 8 0上に油圧モータ 6 5 9 を設け、 この油 圧モータ 6 5 9の回転軸にスプロケッ ト 6 5 7 を設ける一方、 底板 6 8 0の直下すなわちサブフ レーム 6 4 7の上辺のレベルで上記スプロケッ ト 6 5 7の前後の位置にそれぞれスブロケッ 卜 6 5 4 , 6 5 6を設けて いる。 そして、 上記 3個のスブロケッ ト 6 5 4 , 6 5 6および 6 5 7に 1本のチ ー ン, 6 5 8 を掛け渡している。 チヱー ン 6 5 8は、 一端 6 5 8 aをサブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7の前端を連結する板 6 4 9の中央部 6 4 9 aに固定し^サブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7の間を通して前後方向から 上記スブロケッ 卜 6 5 4によって上方へ屈曲し、 スブロケッ ト 6 5 7,
[0074] 6 5 6によつてそれぞれ下方,後方へ屈曲し、 さ らにサブフ レーム 6 4
[0075] 7, 6 4 7の後端を連結する軸 6 4 8によって屈曲してシャ ー シフ レー ム 6 4 6の後端の中央部 6 4 6 aに他端 6 5 8 bを固定している。 サブフ レーム 6 4 7, 6 4 7の溝幅はチェー ン 6 5 8 を通せるだけの最低限の 幅と しており、 キ ャ リ ア 6 4 5の全高が低く なるように している。 上記 油圧モータ 6 5 9 をいずれかの回転方向に駆動することによって、 コラ ム装置 6 5 1 をチェー ン 6 5 8に沿って前方または後方に自在に移動さ せるこ とができる。
[0076] —方、 上記コ ラ ム 6 5 5 , 6 5 5の後部には、 キ ヤ リァ側上部連結部 材 6 6 1 ,キ ヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 をそれぞれ矢印 Zで示す上下 方向に昇降自在に設けている。 キ ヤ リァ側上部連結部材 6 6 1 は、 横ロ ッ ド 6 6 6 , 6 8 8 によって上下をそれぞれ連結した断面 L字状の一対の 板 6 6 2, 6 6 2 と、 上記横ロ ッ ド 6 6 6 , 6 8 8の各中央部を連結する 横ロ ッ ド 6 6 7に取り付けた抱持部材 6 6 3 と、 この抱持部材 6 6 3の 両側を貫通して連結し得る連結ピン 6 6 5 と、 左右一対のァーム 6 6 8, 6 6 8および作動ピン 6 6 9 , 6 6 9 を備えている。 上記抱持部材 6 6 3は、 凹部を後方に向けて取り付けている。 また、 アーム 6 6 8の一端 を縦ロ ッ ド 6 6 7に設けた軸 6 6 8 aに回動自在に取り付ける一方、 ァ —ム 6 6 8の他端、 略中央部に連結ピン 6 6 5,作動ピン 6 6 9の各上 部をそれぞれ回動自在かつアーム 6 6 8の長手方向に遊びを持たせて取 り付けている。 連結ピン 6 6 5 は、 上記キヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 の後述する口 ッ: ド 6 9 2によつて上記作動ピン 6 6 9が上方へ押圧され ていないと き、 軸 6 6 8 aを支点と して自重によってアーム 6 6 8 を回 転させて抱持部材 6 6 3 を連結する一方、 上記キヤ リァ側上部連結部材 6 6 1 とキ ヤ リァ側連結部材 6 9 1 とが上下に当接して、 作動ピン 6 6 9が上記口 ッ ド 6 9 2によつて上方へ押圧されていると き、 この作用に よつて抱持部材 6 6 3から上方へ脱離して連結を解除するようになって いる。 上記コラ ム 6 5 5 , 6 5 5の内側には、 一対の油圧シ リ ンダ 6 7 i , 6 7 i をチューブ下端をピン 6 7 4で底板 6 8 0に固定して立設し、 この油圧シ リ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 の ピス ト ンロ ッ ド 6 7 1 a , 6 7 1 aの上 端を軸 6 7 5で連結すると共に、 この軸 6 7 5の両端にそれぞれスプロ — 6 δ —
[0077] ケッ ト 6 8 2 , 6 8 2 を取り付けている。 また上記軸 6 7 5の略中央に 一対の支持部材 6 7 3 , 6 7 3 を鉛直方向に取り付け、 この支持部材 6 7 3 , 6 7 3の下端の間にスブロケッ ト 6 8 6 を取り付けている。 上記 油圧シリ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 のチューブの下端近傍 6 8 1 に固定した一 対のチェーン 6 8 4 , 6 8 4 を上記スプロケッ ト 6 8 2 , 6 8 2を巻回し て垂下し、 上記キャ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 の横ロ ッ ド 6 8 8の両端 6 8 8 a, 6 8 8 aに連結する一方、 上記天板 6 7 0の中央部 6 7 O aに固 定したチェーン 6 8 5を上記スプロケッ ト 6 8 6を巻回して上方へ伸ば し、 上方横口 ッ ド 6 8 8の中央部 6 8 8 bに連結している。 したがって、 上記油圧シリ ンダ 6 7 1 のピス ト ンロ ッ ド 6 7 1 aを伸張させた場合、 スプロケッ ト 6 8 2 , 6 8 2 ,軸 6 7 5 ,支持部材 6 7 3 , 6 7 3およびス プロケッ ト 6 8 6 を一体に上昇させると共に、 チヱーン 6 8 4でキ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 を引き上げることができ、 一方、 チェーン 6 8 5 はスブロケッ ト 6 8 6 を巻回して拘束した状態でキャ リ ァ側連結部材 6 6 1 の上昇を許容する。 また、 油圧シ リ ンダ 6 7 1 のピス ト ン口 ッ ド 6 7 1 aを収縮させた場合、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 を自重によつ て下降させるこ とができる。 なお、 このキヤ リ ァ側連結部材 6 6 1 は、 上記板 6 6 2の側面に取り付けたローラ 6 6 4によって、 左右のコラム 6 5 5の間でコラ ム 6 5 5の内側の溝に沿つて上下に走行できるように している。 一方、 上記キヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 は、 コラ ム 6 5 5の側面を覆ゔ一対の側板 6 9 7, 6 9 7 と、 この側板 6 9 7 , 6 9 7 を 水平に連結する-上下一対の口 ッ ド 6 9 2, 6 9 3 と、 このロ ッ ド 6 9 2, 6 9 3の中央に取り付けた抱持部材 6 9 5を備えている。 さらに、 この 抱持部材 6 9 5に一対の回動片 8 0 3 , 8 0 3 と、 彈発部材と してねじ り.ばね 8 0 4 と、 一対のロ ッ ク片 8 0 5 , 8 0 5 とを取り付けている。 上記抱持部材 6'9 5は、 U字状の凹部を後方水平に向けて先端を突出さ せて取り付けでいる。 上記口 ック片 8 0 5は、 抱持部材 6 9 5の上部先 端に設けた軸 6 9 5 bの回りに自在に回転できるようにし、 自重で鉛直 方向に垂れ下がつて抱持部材 6 9 5の凹部の少なく とも一部を塞ぎ得る ようにしている。 上記回動片 8 0 3 , 8 0 3 は、 略 L字状の板からなり、 上記抱持部材 6 9 5の上側の上記連結口 ッ ド 6 9 2近傍の箇所に設けた 軸 6 9 5 aに Lの短辺に相当する部分を取り付けている。 そして、 回動 片 8 0 3 , 8 0 3 を、 左右の Lの長辺を連結する連結板 8 0 9 を設けて 軸 6 9 5 aの回り に一体に回動できるよ うにする一方、 上記ねじ りばね 8 0 4によって第 2 1 図において右回りに常に付勢している。 また上記 キヤ リ ア側上部連結部材 6 6 1 とキ ヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 とが上 下に当接して、 抱'持部材 6 6 3が連結板 8 0 9 を下方を押圧して連結ロ ッ ド 6 9 2の上面に押止したと き、 回動片 8 0 3 は回動自在のロ ッ ク片 8 0 5に全く接触しないようにしている。 したがって、 ロ ッ ク片 8 0 5 は 軸 6 9 5 bの回り に回動する状態となり、 抱持部材 6 9 5 の凹部は開放 された状態、 すなわち連結が解除された状態となる。 一方、 上記キャ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 と キ ヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 とが上下に離 間して、 抱持部材 6 6 3が連結板 8 0 9から離れたと き、 回動片 8 0 3 , 8 0 3 は、 ねじ りばね 8 0 4によって付勢されて右回りに回転して連結 ロ ッ ド 6 9 2の側面に当接して、 係止されるように している。 このと き ロ ッ ド片 8 0 5は、 第 2 1 図において右回りの回転が許容されるが、 上 部に上記回動片 8 0 3が当接するこ と によ って左回りの回転が阻止され た状態、 すなわち連結された状態となる。 このキ ャ リ ア側下部連結部 材 6 9 1 は、 コラム 6 5 5 , 6 5 5の後面にブラケ ッ ト 6 9 4によ って 固定した油圧シ リ ンダ 6 9 6の ビス ト ンロ ッ ド(下向きの) 6 9 6 aの下 端に取り付けて.いる。 また、 側板 6 9 7 , 6 9 7の内側には摺動部材 6 , 9 9 , 6 9 9 を設けており、 したがってキヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 は、 油圧シ リ ンダ 6 9 1 の ピス ト ンロ ッ ド 6 9 1 を伸縮させるこ と によ つ て、 コラ ム 6 5 5に沿って上下に移動することができる。
[0078] 上記コ ラ ム装置 6 5 1上の油圧モータ 6 5 9 ,油圧シ リ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 および油圧シリ ンダ 6 9 6 , 6 9 6 は、 第 2 4図に示す油圧回路に よつて駆動するようにしている。 この油圧回路は、 油圧ポンプ 7 4 8 と、 タ ンク 8 4 0 と、 フ ィ ルタ 8 4 1 と、 6ポー ト 3位置を有する油圧シ リ ンダ駆動用の方向制御弁 8 4 2 と、 同じく 6ポー ト 3位置を有する油圧 モータ駆動用の方向制御弁 8 4 3 と、 逆止弁 8 4 5 , 8 4 6 と、 上記油 圧モータ 6 5 9 各ポー トにそれぞれ接^した流量制御弁 8 4 7 , 8 4
[0079] 8 を備えている _。 油圧ポンプ 7 4 8 ,タ ンク 8 4 0 はシャ ーシフ レー ム
[0080] 6 4 6の側部に設けている。 方向制御弁 8 4 2および 8 4 3 はコラム装 置 6 5 1 内に設けており、 コラム装置 6 5 1 において上記各油圧シ リ ン ダ 6 7 1 , 6 7 1 , 6 9 6 , 6 9 6 を並列に接続して、 これらと上記方向 制御弁 8 4 2のポー ト とを一対の配管 8 5 1 , 8 5 2で接铳する一方、 上記油圧モータ 6 5 9のボー 卜に接続した流量制御弁 8 4 7 , 8 4 8 と 上記方向制御弁 8 4 3のポー ト とを一対の配管 8 5 3 , 8 5 4で接統し ている。 そして、 コ ラ ム装置 6 5 1 内の方向制御弁 8 4 2, 8 4 3 と シャ ーシフ レーム 6 4 8側部の油圧ポンプ 6 4 8 ,タ ンク 8 4 0 とを 1 系統 にまとめた一対の往復配管 8 4 9 , 8 5 0で接铳している。 上記方向制 御弁 8 4 2 , 8 4 3は、 それぞれソ レ ノ ィ ド 8 4 2 a, 8 4 2 b; 8 4 3 a, 8 4 3 bによってスブールを移動させて作動位置を切り換えるように し ており、 ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 a, 8 4 3 aに通電されたと き と と もに交差流 路を形成する一方、 ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 b, 8 4 3 3 bに通電されたと き と もに直進流路を形成する。 各ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 a, 8 4 2 b, 8 4 3 a, 8 4 3 bは第 2 5図に示す電気回路で制街するようにしている。 この電気回 路は、 2 4 Vのバッテ リ 3 0 0 と、 ノ ーマリ · オーブン接点 N 0 と ノ ー マ リ · ク ローズ ド接点 N C とを各 1 つ有する リ ミ ツ ト スイ ッチ 8 7 0お よびリ ミ ッ ト スィ ツチ 8 7 1 と、 4つのノ ーマリ · オープン接点 U,D . F,Bを有する操作ス ィ ツチ 8 6 0を備えている。 上記リ ミ ッ ト スイ ツ チ 8 7 0 , 8 7 1 は、 第 1 8図(a),(b)にそれぞれ示すように、 それぞれ サブフ レーム δ 4 7の前端と後端に設けている。 リ ミ ッ ト スィ ッチ 8 7 0は、 コ ラ ム装置 6 5 1がサブフ レーム 6 4 7の前部に位置している と き、 コ ラ ム装置 6 5 1 の前面に当接してノ ーマリ ' オーブン接点 Ν 0が 閉じる一方、 ノ ーマ リ ' クローズ ド接点 N Cが開く ように している。 リ ミ ツ ト スイ ッチ 8 7 1 は、 コ ラ ム装置 6 5 1がサブフ レーム 6 4 7の後 部に位置していると き、 コラム装置 6 5 1 の後面に当接してノ一マリ · オープン接点 Ν 0が閉じる一方、 ノ ーマリ · クローズド接点 N Cが開く ようにしている。 上記操作スイ ッチ 8 6 0は車両 6 4 5の運転席に設け ており、 作業者が各接点 U,D ,F ,Βのうちいずれかの接点を任意に閉 じることができる。 そして、 バッテリ 9 0 0を リ ミ ッ トスィ ッチ 8 7 0 8 7 1 の各接点 Ν 0 , N C; Ν 0 , N Cに接続し、 上記リ ミ ツ ト ス イ ッ チ 8 7 0 , 8 7 1 のノ ーマ リ · オーブン接点 Ν 0 ,Ν 0を共通の配線で操作 ス ィ ッ チ 8 6 0の接点 U ,Dに接铳する一方、 上記リ ミ ッ ト スィ ッ チ 8 7 0の接点 N Cを操作ス ィ ッ チ 8 6 0の接点 F , 上記リ ミ ッ ト ス ィ ッ チ 8 7 1 の接点 N Cを操作スイ ッチ 8 6 0の接点 Bにそれぞれ独立に接続 し、 さ らに、 上記操作ス ィ ツチ 8 6 0の各接点 U ,D,F,Bをそれぞれ 各ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 a, 8 4 2 b, 8 4 3 a, 8 4 3に接続している。 このよ うに、 各ソ レノ ィ ド 8 4 2 a, 8 4 2 b, 8 4 3 aに対してリ ミ ッ ト スイ ツ チ 8 7 0 または 8 7 1 と操作スィ ッチ 8 6 0 とを直列に接続している。 なお、 各ソ レ ノ ィ ドには保護用のダイ オー ド 8 4 4を並列に設けている c コ ラ ム装置 6 5 1 がサブフ レーム 6 4 7 の前部にあると き、 リ ミ ッ ト ス イ ッチ 8 7 0の接点 N Oが閉, 接点 N Cが開、 リ ミ ッ トスィ ッチ 8 7 1 の接点 N 0が開,接点 N Cが閉の状態(ノ 一マル状態)となる。 したがつ て、 このと き操作スイ ッチ 8 6 0の接点 U ,Dまたは Bを閉じることに よってソ レ ノ ィ ド 8 4 2 a, 8 4 2 bまたは 8 4 3 bに通電することができ, —方、 接点 Fを閉じてもソ レ ノ イ ド 8 4 3 aに通電することはできない。 すなわち、 方向制御弁 8 4 2を中立位置から交叉流路も し く は直進流路 を形成する作動位置、 または方向制御弁 8 4 3 を中立位置から直進流路 を形成する作動位置に切り換えることができる。 けれども、 方向制御弁 8 4 2 を中立位置から直進流路を形成する作動位置に切り換えるこ と は できない。 一方、 コラム装置 6 5 1 がサブフ レーム 6 4 7の後部にある と き、 リ ミ ッ ト スィ ッ チ 8 7 0力 sノ ーマル状態、 リ ミ ッ ト スィ ッ チ 8 7 1 の接点 N 0が閉, 接点 N Cが開の状態となる。 したがって、 このと き 操作スィ ッ チ 8 6 0 の接点 U , Dまたは Fを閉じるこ と によ ってソ レノ ィ ド 8 4 2 a 8 4 2 bまたは 8 4 3 aに通電することができ、 一方、 接点 Bを閉じてもソ レ ノ ィ ド 8 4 3 bに通電することはできない。 すなわち、 方向制御弁 8 4 2を中立位置から交叉流路も し く は直進流路を形成する 作動位置、 または方向制御弁 8 4 3 を中立位置から交叉流路を形成する 作動位置に切り換えるこ とができ るけれども、 方向制御弁 8 4 3 を中立 位置から直進流路を形成する作動位置に切り換えるこ と はできない。 ま た、 コ ラ ム装置 £ 5 1 がサブフ レーム 6 4 7の中間位置にある と き、 リ ミ ツ ト スイ ッチ 8 7 0 , 8 7 1 はともにノ ーマル状態となる。 したがつ て、 このと き操 Fスィ ッ チ 8 6 0の接点 Fまたは Bを閉じることによつ てソ レ ノ イ ド 3 4 3 aまたは 8 4 3 bに通電することができ、 一方、 接点 Uまたは Dを閉じてもソ レ ノ イ ド 8 4 2 aまたは 8 4 2わに通電すること はできない。 すなわち、 方向制御弁 8 4 3 を中立位置から上記いずれか の作動位置に切り換えることができるけれども、 方向制御弁 8 4 2は中 立位置からいずれの作動位置にも切り換えるこ とができない。 上記方向 制御弁 8 4 2 , 8 4 3が第 2 4図に示すようにと もに中立位置にあると き、 タ ンク 8 4 0からフ ィ ルタ 8 4 1 を通して油圧ポンプ 7 4 8によつ て配管 8 4 9に送出された油は、 方向制御弁 8 4 2 , 8 4 3 を通り、 こ の方向制御弁 8 4 3 と タ ンク 8 4 0 とを接続する配管 8 5 0 を通ってそ のままタ ンク 8 4 0へベン ト される。 一方、ソ レノ ィ ド 8 4 3 bが通電さ れて上記方向制御弁 8 4 3が直進流路を形成する作動位置にある と き、 上記油は逆止弁 8 4 6 ,方向制御弁 8 4 3 ,配管 8 5 3 ,流量制御弁 8 4 7 ,油圧モータ 6 5 9 ,流量制御弁 8 4 8 ,配管 8 5 4 ,方向制御弁 8 4 3 を順次通ってタ ンク 8 4 0に戻り、 したがって上記油圧モータ 6 5 9を いずれかの回転方向に駆動することができる。 この場合、 コ ラ ム装置 6 5 1 はサブフ レーム 6 4 7 に対して後方へ移動する。 ソ レ ノ ィ ド 8 4 3 aが通電されて方向制御弁 8 4 3が交叉流路を形成する作動位置にある と き、 上記配管 8 5 3が配管 8 5 4までの油の流れが逆向きになり、 し たがつて油圧モータ 6 5 9 を反対方向に駆動するこ とができる。 この場 合、 コラ 装置 6 5 1 は、 サブフレーム 6 4 7に対して前方へ移動する , また、 ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 bが通電されて上記方向制御弁 8 4 2が直進流 路を形成する作動位置にあると き、 上記油は、 逆止弁 8 4 5 ,方向制御 弁 8 4 2および配管 8 5 1 を通して油圧シリ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 , 6 9 6 , 6 9 6の各チューブ内のピス ト ンロ ッ ド 6 7 1 a, 6 7 1 a, 6 9 5 a, 6 9 6 a側に流入して各ピス ト ンロ ッ ドを同時に収縮させる向きに加圧し、 —方、 ソ レノ ィ ド 8 4 2 aが通電されて方向制御弁 8 4 2が交差流路を 形成する作動位置にあると き、 上記油はチューブ内のビス ト ンへッ ド 6 7 1 a, 6 7 1 , 6 9 6 b, 6 9 6 b側に流入して各ピス ト ンロ ッ ド 6 7 i a: 6 7 l a, 6 9 6 a, 6 9 6 aを同時に伸張させる向きに加圧する。 このよ うに、 油圧モータ 6 5 9を方向制御弁 8 4 3で駆動すると共に、 油圧シ リ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 および油圧シリ ンダ 6 9 6 , 6 9 6 を 1 つの方向制 御弁 8 4 2で駆動し、 上記 2つの制御弁 8 4 2および 8 4 3 を 1 つの操 作スィ ッ チ 8 6 0で制御する よ うに している。
[0081] 上記コンテナ 6 0 1 は、 第 2 0図に示すように、 箱型のコンテナ本体 6 0 2 と、,柱状の支持部材 6 0 3 , 6 0 3 と、 コンテナ側上部連結部材 6 1 1、 コンテナ側下部連結部材 6 1 6 と、 チェー ン 6 2 1 および 6 4 0を備えている。 上記コンテナ本体 6 0 2は、 左右対称に柱状の後部コ ラ ム 6 0 5, 6 0 5 と、 前部コ ラ ム 6 1 3 , 6 1 3 と、 サイ ドコ ラ ム 6 3 0 (片側のみ示す)と、 後部ビーム 6 0 4 と、 前部ビーム 6 1 4 と、 上側 サイ ドフ レーム 6 1 0, 6 1 0 と、 下側サイ ドフ レー ム 6 0 9 , 6 0 9 と、 前面パネル 6 1 2 と、 底板 6 1 9 と、 脚部 6 2 0 , 6 2 0 と、 その他図 示しない天板と周辺パネルとからなつ ている。 上記前面パネル 6 1 2お よび前部ビーム 6 1 4の中央には上下方向に断面凹状の溝 6 1 2 aを設 けている。 上記支持部材 6 0 3 , 6 0 3は、 それぞれ後部コ ラ ム 6 0 5 , 6 0 5に昇降自在に内嵌させて、 下端に矩形板状の接地部材 6 0 7を取 り付けている。 この支持部材 6 0 3 , 6 0 3は、 下部を同一の軸 6 0 8 によつて連結して、 '互いに同調して昇降させるようにしている。 上記コ ンテナ側上部連結部材 6 1 1 は、 半円環状の部材であって、 両端部を前 面パネル 6 1 2の上部中央に水平に取り付けている。 上記コ ンテナ側下 部連結部材 6 1 6は、 係合部材 6 1 7 と摺動部材 6 1 8からなつている 係合部材 6 1 7は、 鉛直方向の矩形板 6 1 7 bに補強用 リ ブ 6 1 7 dを介 して U字状の部材 6 1 7 cを取り付け、 さらに上記矩形板 6 1 7 bに垂直 に鉛直方向の矩形板 6 1 7 aを取り付けている。 上記コ ンテナ側上部連 結部材 6 1 6 は、 係合部材 6 1 7の矩形板 6 1 7 aとチャ ンネル状の摺 動部材 6 1 8の溝部とを交叉させた形状に構成している。 そして、 上記 前面パネル 6 1 2および前部ビーム 6 1 4の溝 6 1 2 a内に溝形鋼から なる一対のガイ ド部材 6 1 5 , 6 1 5 を溝部を内側に向けて平行に隙間 をあけて立設.して、 この隙間に上記係合部材 6 1 7の矩形板 6 1 7 aを 嵌合すると共にガイ ド部材 .6 1 5 , 6 1 5の外周に摺動部材 6 1 8の溝 の内面を摺接している。 したがって、 コ ンテナ側上部連結部材 6 1 6全 体は上下方向に摺動するこ とができ る。 上記チェーン 6 2 1 は、 左右対 称に一対設けており(図中、 片側のみ示す)、 一端を上記摺動部材 6 1 8 の側部に取り付けて、 上記前部ビーム 6 1 に挿通しこのビーム 6 1 4 中に設けた一対のスブロケッ ト 6 2 3 , 6 2 4によつて上方から水平方 向,水平方向から下方に屈曲し、 さ らに前部コラム 6 1 3に挿通してこ のコ ラ ム 6 1 3下部に設けたスブロケッ ト 6 2 5によって上下方向から 前後方向に屈曲し、 下側サイ ドフ レーム 6 0 9に挿通し、 このサイ ドフ レーム 6 0 9の後端部に設けたスブロケッ ト 6 2 6 によって前後方向か ら上方にのばして上記支持部材 6 0 3の上部 6 0 3 aに連結している。 また、 上記チェーン 6 4 0 は、 一端を上記係合部材 6 1 7下部に連結し ており、 コ ンテナ本体 6 0 2の前面において上下方向に伸ばし、 そして, コンテナ本体 6 0 2の前部下端に設けたスプロケッ ト 6 4 2によつて上 下方向から前後方向に屈曲して底板 6 0 9の下を通して、 さ らにコ ンテ ナ本体 6 0 2の後部下面に設けたスプロケッ ト 6 4 3 によつて上下方向 に屈曲して軸 6 0 8に連結している。 したがって、 上記コンテナ側下部 連結部材 6 1 6 を第 2 0図に示す状態から押し下げるこ と によ って、 チ ーン 6 2 1 を介して支持部材 6 0 3 を下方へ突出させると共に、 チェ一 ン 6 4 0を緩ませて軸 6 0 8の下降を許容し、 すなわち、 支持部材 6 0 3の下降を許容するこ とができる。 逆に、 コ ンテナ側下部連結部材 6 1 6 を下端の位置から上方に移動させた場合には、 チェーン 6 4 0によつ て軸 6 0 8を介して支持部材 6 0 3 , 6 0 3 を引き上げ、 一方、 チェ一 ン 6 2 1 は支持部材の上昇を許容するように緩むことになる。
[0082] 上記キャ リ ア 6 4 5にコンテナ 6 0 1 を積み込む場合、 次のよ うに し て行う。 .
[0083] いま、 キヤ リ ア 6 4 5およびコンテナ 6 0 1 は第 2 6図(a)に示す状 態にあり、 コラ ム装置 6 5 1 はサブフ レーム 6 4 7の後部にあり、 コ ン ? テナ側下部連結部材 6 1 6 は上昇位置にあり、 支持部材 6 0 3 は後部コ ラ ム 6 0 5内に没入した状態にある。 また、 油圧シリ ンダ 6 7 1 , 6 7
[0084] 1 の ピス ト ン ロ ッ ド 6 7 1 a, 6 7 1 aは収縮した状態、 油圧シリ ンダ 6
[0085] 9 6の ビス ト ン口 ッ ド 6 9 6 aは伸張した状態にあり、 キヤ リ ア側上部 連結部材, 6 6 1 およびキ ヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 はコラ ム装置 6 5 1 において最下点で上下に当接し、 したがって、 抱持部材 6 6 3 , 6 9
[0086] 5 はそれぞれ連結が解除された状態にあるものとする。 また、 第 2 5図 に示した操作スイ ッチ 8 6 0はノ一マル状態にあり、 第 2 4図に示した 方向制御 8 4 2 4 3 はともに中立位置にある。 この状態でキ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 の抱持部材 6 6 3の凹部にコンテナ側上部連結 部材 6 1 1 を嵌合する。 抱持部材 6 6 3は連結ピン 6 6 5が外れた状態 にあるので、 容易に嵌合することができる。 また、 キャ リ ア側下部連結 部材 6 9 1 の抱持部材 6 9 5の凹部にコンテナ側下部連結部材 6 1 6の 係合部材 6 1 7 を嵌合する。 キヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 のロ ッ ク片 8 0 5 は単に自重で吊り下げられた回動自在の状態となっているので、 上部連結部材 6 6 1 , 6 1 1 と同様に容易に嵌合することができる。 次 に、 操作スィ ッ チ 8 6 0の接点 Uを閉じる操作を行って方向制御弁 8 4 2 を交叉流路の作動位置に切り換える。 このと き、 サブフ レーム 6 4 7 の後端に設けたリ ミ ツ ト スイ ッ チ 8 7 1 の接点 N 0がオン しているので ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 aが通電されて切り換わる。 そして、 油圧シリ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 の ピス ト ンロ ッ ド 6 7 1 a, 6 7 l aを伸張させて、 ス プロケ ッ ト 6 8 2 , 6 8 6等と共にキ ヤ リァ側上部連結部材 6 6 1 をチ ーン 6 8 4で引き上げて上昇させる。 なお、 スプロケッ ト 6 8 6の下部はチヱ ーン 6 8 5によつて拘束された状態となっている。 一方、 操作ス ィ ッチ 8 6 0の上記操作によ つて油圧シ リ ンダ 6 9 6の ピス ト ンロ ッ ド 6 9 6 aが同時に伸張すべき油圧を受けているので、 キ ヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 はコラ ム 6 5 5の下降位置に静止したままである。 そして、 キヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 が上昇してキヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 と 離間する こ と によ って、 上記抱持部材 6 6 3 は連結ピン 6 6 5によ って 自動的に塞がれ、 また同時に、 抱持部材 6 9 5はロ ック片 8 0 5によつ J て自動的に塞がれる。 すなわち、 キヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 と コ ン , テナ側上部連結部材 6 1 1 ,キ ヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 とコ ンテナ 側下部連結部材 6 1 6はそれぞれ自動的に連結された状態となる。 そし て、 コ ンテナ 6 0 1 の前部はキャ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 によってコ ンテナ側上部連結部材 6 1 1 を介して持ち上げられて、 それと同時にコ ンテナ 6 0 1 の後部は支持部材 6 0 3によって、 次のように持ち上げら れる。 すなわち、 静止したままのキ ヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 によつ てコ ンテナ側下部連結部材 6 1 6 は地面に対して静止しているため、 第 2 6図(b)に示すように、 コンテナ側下部連結部材 6 1 6はコ ンテナ本 体 6 0 2が上昇すると、 コンテナ本体 6 0 2に対して相対的に下降し、 その動きがチヱーン 6 2 1 とチェーン 6 4 0によつて支持部材 6 0 3に 伝えられて支持部材 6 0 3が下方に突出し、 コ ンテナ 6 0 1 の後部を上 昇させる。 すなわち、 コンテナ 6 0 1 の前部はコンテナ側上部連結部材 6 1 1 によ って引き上げられ、 後部は支持部材 6 0 3 によ つて持ち上げ られ、 かつ、 その動きが同調するため、 コンテナ 6 0 1 は水平方向に上 昇する。 そして、 コンテナ 6 0 1 の本体 6 0 2下部に設けた主桁 6 3 2 がキ ヤ リ ア 6 4 5 のサブフ レーム 6 4 7 のレベルと略同一レベルになる と、 上記操作スィ ッ チ 8 6 0 をノ ーマル状態に戻して、 方向制御弁 8 4 2を中立位置に切り換えて、 油圧シ リ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 の作動を停止 して上昇運動を停止させる。 次に、 キャ リ ア 6 4 5のブレーキを解除し、 ト ラ ンス ミ ッ シ ョ ンをニュ ー ト ラルに した状態で、 上記操作スィ ツ チ 8 6 0 の接点 Fを閉じる操作を行って、 ソ レノ ィ ド 8 4 3 aに通電して方 向制御弁 8 4 3 を交叉流路を形成する作動位置に切り換える。 そして、 コ ラ ム装置 6 5 1上の油圧モータ 6 5 9を駆動してコラ ム装置 6 5 1 を シャーシフ レーム 6 4 7 に対して相対的に前方へ移動させる。 このと き、 コ ンテナ 6 0 1 の後部は支持部材 6 0 3 の下端接地部材 6 0 7 によ って 支持され地面に対して水平方向に移動しないため、 第 2 6図(c)に示す ように、 キ ヤ リア 6 4 5側がチェーン 6 5 8によって後方へ引っ張られ て移動する。 この水平移動の途中に、 作業者が操作スイ ッチ 8 6 0を操 作して接点 Uまたは Dを操作したと しても、 サブフ レーム 6 4 7の前端 後端のリ ミ ツ ト スイ ッチ 8 7 0および 8 7 1 がノ ーマル状態となってい るので、 方向制御弁 8 4 2の作動位置が切り換わることはない。 したがつ て油圧シリ ンダ 6 7 1 または 6 9 6が駆動されるこ とがな く、 コンテナ 6 0 1 の前部および後部は同じ高さに保たれる。 そ して、 キャ リ ア 6 4 5の水平移動が完了した後、 コ ンテナ 6 0 1 をキ ャ リ ア 6 4 5に乗せた 状態で、 上記操作ス ィ ツチ 8 6 0の接点 Dを閉じる操作を行って方向制 御弁 8 4 2 を直進流路の作動位置に切り換える。 なお、 この状態では、 サブフ レーム 6 4 7の前端のリ ミ ッ ト スイ ッチ 8 7 0の接点 N 0がォン しているので、 ソ レ ノ ィ ド 8 4 2 bに通電するこ とができ、 方向制御弁 8 4 2を切り換えることができるようになつている。 そして、 油圧シリ ンダ 6 9 6のピス ト ンロ ッ ド 6 9 6 aを収縮させてキ ャ リ ア側下部連結 部材 6 9 1 を上昇'させる。 このと き、 油圧シリ ンダ 6 7 1 のピス ト ンロ ッ ド 6 7 1 aは収縐レよう とするが、 キヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 は、 コンテナ側上部連結部材 6 1 1 と連結しているのでコンテナ側上部連結 部材 6 1 1 の高 に保持される。 そのため、 スブロケッ ト 6 8 2 , 6 8 6等はチェー ン 6 8 5 ,チェー ン 6 8 4によって上下に拘束され、 同一 の高さに保持される。 したがって、 油圧シリ ンダ 6 7 1 のピス トンロ ッ ド 6 7 l aは、 操作スィ ツチ 8 6 0の上記操作によつて同時に収縮すベ き油圧を受けても伸張したままの状態となっている。 そして、 第 2 6図 (d)に示すよ うに、 このキヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 に連結したコ ン テナ側下部連結部材 6 1 6が上昇させられ、 チューン 6 2 1 , 6 4 0に よつて支持部材 6 0 3が地上から引き上げられる。 なお、 コンテナ 6 0 1 をキヤ リ ア 6 4 5から降ろす際は、 上に述べたのと全く逆の手順で行 うようにする。
[0087] このよ う に、 このコ ンテナ荷役車両は水平な姿勢を維持したまま、 コ ンテナ 6 0 1 をキャ リア 6 4 5に積み降ろしすることができる。 しかも , キャ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 とコンテナ側上部連結部材 6 1 1 ,キ ヤ リ ァ側下部連結部材 6 9 1 とコンテナ側下部連結部材 6 1 6を積み降ろ しの動作に合わせて自動的に連結または解除することができる。 さ らに. 上記積み込みの際に、 キ ャ リ ア 6 4 5は、 ト ラ ンス ミ ッ シ ョ ンをニュー ト ラルに した状態でコラ ム装置 6 5 1 の油圧モータ 6 5 9を駆動させる こ と によ って、 チェーン 6 5 8を介して後方へ引っ張られるよ う に して いるので、 移動の速さを制御して遅く するのが容易になる。 移動の速さ を遅くするこ と によ って、 キ ヤ リ ア 6 4 5 とコ ンテナ 6 0 1 とが衝突し て破損したりするのを防止するこ とができる。
[0088] また、 シ ャ ー シフ レーム 6 4 6上に敷いたサブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7間に、 1本のチェーン 6 5 8 を通してコラム装置 6 5 1 を前後方向に 移動できるようにしているので、 サブフ レーム 6 4 7 , 6 4 7の溝幅は、 チェーン 6 5 8を通せるだけの最低限の幅とすれば良く、 狭く すること ができ、 したがってキヤ リア 6 4 5の全高を低くすることができる。
[0089] また、 コラ ム装置 6 5 1 を前後方向に移動さ-せる油圧モータ 6 5 9 と . キ ヤ リァ側上部連結部材 6 6 1 を上下方向に移動させる油圧シリ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 と、:キ ヤ リァ側下部連結部材 6 9 1 を上下方向に移動させ る油圧シ リ ンダ 6 9 6, 6 9 6 を方向制御弁 8 4 2 , 8 4 3 と共にコ ラ ム 装置 6 5 1上に設けているので、 油圧ポンプ 7 4· 8側からの配管 8 4 9 および 8 5 0 を 1系統にまとめるこ とができる。
[0090] また、 上記油圧シリ ンダ 6 7 1 , 6 7 1 と油圧シリ ンダ 6 9 6 , 6 9 6 とを並列に接続し、 同一の方向制御弁 8 4 2 で制御するように している ので、 キ ヤ リ ァ側上部連結部材 6 6 1 ,キヤ リァ側下部連結部材 6 9 6 を上下方向に移動させる際に、 駆動すべき油圧シリ ンダを間違う と いう よ うな操作ミ スを防止することができる。
[0091] さ らに、 コ ラ ム装置 6 5 1 がサブフ レーム 6 4 7上の前部または後部 に位置している と きオンする リ ミ ツ ト スイ ッ チ 8 7 0 , 8 7 1 をサブフ レーム 6 4 7の前端と後端に設けると共に、 上記方向制御弁 8 4 2の切 り換えを制御する操作スィ ッ チ 8 6 0 を上記リ ミ ツ ト スイ ッ チ 8 7 0 , 8 7 1 にそれぞれ直列に接統しているので、 コ ンテナ 6 0 1 をキ ャ リ ア 6 4 5に対して相対的に水平移動させている途中に、 作業者が上記操作 スィ ッ チ 8 6 0を誤って操作したと しても、 コ ンテナ 6 0 1 の前部また は後部の高さが変わらないようにすることができる。 したがって、 コ ン テナ 6 0 1 が傾くのを防止するこ とができ、 コ ンテナ 6 0 1 内の積載物 が倒れないようにすることができる。
[0092] 産業上の利用可能性
[0093] この発明のコンテナおよびコンテナ荷役車両は、 水平な姿勢を維持し たまま安全 ' 確実にコ ンテナをキ ャ リ アに積み降ろしをするこ とができ したがって、 ピアノ ,家具,割れ物,液体を満たした槽などを積載して運 搬するのに使用される
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . コ ンテナ本体(2)の後部に設けられ、 昇降自在な支持部材(3 ) と、
上記コ ンテナ本体(2)の前部に固着され、 キ ャ リ ア(4 5)と脱着可能 に結合される上部連結部材(1 1 )と、
上記コ ンテナ本体(2)の前部に移動可能に設けられ、 キ ャ リ ア(4 5 ) と脱着可能に結合される下部連結部材(1 6)と、
上記下部連結部材(1 6 )の移動を上記支持部材(3 )に伝えて、 上記支 持部材(3 )を昇降させる伝達手段(2 1 ,4 0)を備え、 下部連結部材(1 6 )を一定高さに保持させると共に、 上部連結部材(1 1 )を持ち上げた 場合にコンテナ本体(2:)を略水平に上昇させ得ることを特徴とするコ ン テナ( 1 )。
2. 上記伝達部材(2 1 )は、 コ ンテナ本体(2 )の側壁を構成するサ ィ ドフ レーム(g )に挿通されたことを特徴とする請求項 iに記載のコ ン テナ。
3. コ ンテナ( 1 )とキ ャ リ ア( 4 5 )からなり、 ' 上記コ ンテナ( 1 ) は、 コンテナ本体(2 )の後部に設けられた昇降自在な支持部材(3 )と、 上記コ ンテナ本体(2)の前部に設けられたコ ンテナ側上部連結部材( 1 1 )と、 上記コ ンテナ本体(2 )の前部に上下動可能に設けられたコ ンテ ナ側下部連結部材( 1 6 )と、 上記コ ンテナ側下部連結部材( 1 6 )の作動 を上記支持部材(3 )に伝えて上記支持部材(3 )を昇降させる伝達手段(2 1 , 4 0:)を備え、
上記キヤ リ ア(4 5 )は、 車体上を前後移動可能に設けられたコラ ム装 置(5 1 )と、 上記コラ ム装置(5 1 )に上下移動可能に設けられ、 上記コ ンテナ側上部連結部材(1 1 )に着脱可能に連結されるキャ リ ァ側上部連 結部材(6 1 )と、 上記キヤ リァ側上部連結部材(6 1:)を上下動させるキャ リ ア側上鄣連結部材駆動手段(7 1 )と、 上記コラ ム装置(5 1 )に上下移 動可能に設けられ、 '上記コンテナ側下部連結部材( 1 6 )に着脱可能に連 結されるキ ヤ リァ側下部連結部材(9 1 )を備えたこ とを特徵とするコ ン テナ荷役車両。
4. 上記コンテナ(3 0 1 )またはキヤ リア(3 4 5 )のうちの一方の 中央部乃至後部に、 ピン(3 3 4 )を有する係合部材(3 3 3 )を設け、 上 記コ ンテナ(3 0 1 )またはキヤ リ ア(3 4 5 )のう ちの他方に、 上記コ ン テナ(3 0 1 :)が上記キヤ リ ア(3 4 5:)に対して間隙を保ちつつ水平に積 み込まれる際に上記係合部材(3 3 3 )のピン(3 3 4 )を案内してコ ンテ ナ(3 0 1 )下面に車体上面を接合させるように車体を持ち上げるテ一パ —状のガイ ド部(5 0 1 )と、 上記ガイ ド部(5 0 1 )に連接して形成され、 上記コ ンテナ(3 0 1 :)が上記キヤ リ ア(3 4 5 )に完全に積み込まれたと きに上記係合部材(3 3 3 )のピン(3 3 4 )が当接する水平状の当接部(5 0 2 )とからなるガイ ド部材(3 3 5 )を設けたこ とを特徵とする請求項 3に記載のコ ンテナ荷役車両。
5 . 上記キャ リ ア側下部連結部材(9 1 )は、 コ ンテナ側下部連結部 材( 1 6 )の係合部材( 1 7 )を受け入れできる凹部(9 5 c)を有する抱持 部材(9 5 )と、 上記抱持部材(9 5 )に係合部材( 1 7 )を受け入れた状態 で、 上記凹部(9 5 c)の開口を閉鎖するこ とができ る閉鎖部材(9 6 )と、 キ ヤ リァ側下部連結部材(9 1 )にキ ヤ リァ側上部連結部材(6 1 )が当接 または離間するのに関連して上記閉鎖部材(9 6 )に上記凹部(9 5 c)の 開口を開放または閉鎖させる作動機構を備えたこ とを特徴とする請求項 3に記載のコンテナ荷役車両。
6. 上記閉鎮部材は連結ピン(9 6 )からなり、
上記作動機構は、 上記キャ リァ側下部連結部材(9 1 )がコラム装置(5 1:)において下降位置で、 キヤ リァ側上部連結部材(6 1 :)が下降してキャ リア側下部連結部材(9 1 )に近接する動きに連動して、 上記抱持部材(9 5 )と係合部材( 1 7 )との連結ピン(9 6 )による連結を解除させる一方、 上記キヤ リァ側下部連結部材(9 1 )がコラ ム装置(5 1 )において下降位 置で、 キヤ リ ァ側上部連結部材(6 1 :)が上昇してキヤ リァ側下部連結部 材(9 1 )よ り離れる動きに連勦して、 上記連結ピン(9 6 )によって抱持 部材(9 5 )と係合部材( 1 7 )とを連結させるこ と を特徵とする請求項 3 に記載のコ ンテナ荷役車両。
7 . 上記作動機構は、 上記キヤ リァ側下部連結部材(9 1 )に設けた 第 1 ,第 2および第 3のアーム(7 6 a, 7 6 c, 7 6 d)を有するベルクラ ン ク(7 6 )と、 弾凳部材(9 8 )と、 ローラ(9 9 )とからなり、
上記ベルク ラ ンク(7 6 )の第 1 のアーム(7 6 a)を上記連結ピン(9 6 ) に取り付け、 上記弾発部材(9 8 )は、 上記ベルク ラ ンク(7 6 )の第 2のアーム(7 6 c)を常に付勢して、 上記連結ピン(9 6 )が抱持部材(9 5 )と係合部材 ( 1 7 )とを連結する向きに上記第 1 のアーム(7 6 a)に作用力を与え、 上記ローラ(9 9 )は、 上記ベルク ラ ンク(7 6 )の第 3のアーム(7 6 d) に取り付けられ、 キヤ リ ァ側上部連結部材(6 1 )が下降してキ ャ リ ア側 下部連結部材(9 1 )に近接したと きに、 上記キヤ リァ側上部連結部材(6 1 )に設けた押圧板( 1 0 0 )に当設するこ と によ って、 抱持部材(9 5 ) と係合部材( 1 7 )との連結を解除させる向きに上記ベルク ラ ンク(7 6 ) の第 1 のアーム(7 6 a)を移動させる一方、 キヤ リァ側上部連結部材(6 1 )がキヤ リァ側下部連結部材(9 1 )から離間したと きに、 上記押圧板( 1 0 0 )から離間して、 上記連結ピン(9 6 )が抱持部材(9 5 )と係合部材( 1 7 )を連結するのを許容することを特徴とする請求項 6に記載のコ ンテ ナ荷役車両。
8 . 上記作動機構は、 上記キ ヤ リァ側下部連結部材(2 9 1 )に設け たアーム( 1 7 6 )と、 弾発部材( 1 9 8 )と、 作動ピン(2 0 0 )とからな り、 上記アーム (1 7 6 )は、 一端を上記キヤ リ ァ側下部連結部材(2 9 1 ) に回動自在に取り付ける一方、 他端を上記連結ピン( 1 9 6 )に取り付け、 上記弾発部材( 1 9 8 )は、 上記連結ピン( 1 9 8 )が抱持部材( 1 9 5 ) * と係合部材( 1 1 7 )とを連結する向きに上記アーム(1 7 6 )の上記他端 を常に付勢し、
上記作動ピン(2 0 0 )は、 下端を上記アーム( 1 7 6 )の略中央部に取 り付けて鉛直方向に設け、 キヤ リ ァ側上部連結部材(6 1 )が下降してキャ リァ側下部連結部材(2 9 1 )に近接したと きに、 上記キヤ リァ側上部連 結部材(6 1:)の下面に当設するこ とによつて抱持部材( 1 9 5 )と係合部 材( 1 1 7 )との連結を解除させる向きに上記アーム( 1 7 6 )の上記他端 を移動させる一方、 キヤ リ ァ側上部連結部材(6 1 )がキ ヤ リ ァ側下部連 結部材(2 9 1:)から離間したと きに、 上記キヤ リ ァ側上部連結部材(6 1 )の下面から離間して、 上記連結ビン(6 5 )が抱持部材( 1 9 5 )と係 合部材( 1 1 7 )を連結するのを許容することを特徵とする請求項 6に記 載のコ ンテナ荷役車両。
9. 上記キ ャ リ ア側下部連結部材(3 9 1 )は、 コ ンテナ側下部連結 部材(3 1 6 )の係合部材(3 1 7 )を受け入れできる凹部(3 9 5 c)を形 成した抱持部材(3 9 5 )と、 上記抱持部材(3 9 5 )に回動自在に軸支さ れると ともに上記凹部(3 9 5 c)の開口に設けられ、 抱持部材(3 9 5 ) の凹部(3 9 5 c)に受け入れた上記係合部材( 3 1 7 )との係脱を行なう ロ ッ ク片(4 0 5·)と、 抱持部材(3 9 5 )に軸支され、 キヤ リァ側上部連 結部材(3 6 1 )の当接,離間に関連して上下回動し、 上記ロ ッ ク片(4 0 5 )に係止する係止位置にあると き、 抱持部材(3 9 5 )の凹部(3 9 5 c) に受け入れた係合部材(3 1 7 )と ロ ッ ク片(4 0 5 )との係合を保持する 回動片(4 0 3 )とを備えてなる請求項 3に記載のコ ンテナ荷役車両。
1 0 . 上記キ ャ リ ア(4 5 )は、 上記コラ ム装置(5 1 :)を前後方向に 移動させるコラム装置駆動手段(5 9 )を備えたこ とを特徴とする請求項 3に記載のコ ンテナ荷役車両。
1 1 . 上記キャ リ ア(4 5 )は、 上記キ ヤ リ ァ側下部連結部材(9 1 ) を上下動させるキ ヤ リ ァ側下部連結部材駆動手段( 7 1 )をそなえたこ と を特徵とする請求項 3に記載のコ ンテナ荷役車両。
1 2 . シ ャ ー シフ レーム(6 4 6:)に搭載したサブフ レーム(6 4 7 を前後移動可能に設けられたコラム装置(6 5 1 )と、 上記コラ ム装置(6 5 1 )に上下移勦可能に設けられ、 コンテナ側上部連結部材(6 1 1 )に 着脱可能に連結されるキャ リァ側上部連結部材(6 6 1 )と、 上記コ ラ ム 装置(6 5 1 )に上下移動可能に設けられ、 コンテナ側下部連結部材(6 1 6 )に着脱可能に連結されるキャ リ ァ側下部連結部材(6 9 1 )と、 上 記キ ヤ リ ア側上部連結部材(6 6 1 )に一端が固定され、 他端がコラ ム装 置(6 5 1 :)に固定されたリ フ ト チ ェ ーン( 6 8 4 )と、 上記リ フ 卜 チ ェ一 ン( 6 8 4 )が上方に巻回されたリ フ ト スプロケッ ト(6 8 2 )と、 上記リ フ ト ス プロケ ッ ト ( 6 8 2 )をピス ト ン ロ ッ ド( 6 7 1 a)の伸縮によ っ て 上下動させる第 1流体シ リ ン ダ( 6 7 1 )と、 上記キ ヤ リァ側下部連結部 材(6 9 1 )をピス ト ンロ ッ ド(6 9 6 a)の伸縮によって上下動させる第 2流体シリ ンダ(6 9 6 )を備えると共に、
上記第 1 流体シリ ンダ(6 7 1 )および第 2流体シリ ンダ(6 9 6 )を並 列に接銃する配管(8 5 1 , 8 5 2 )と、
上記第 1 流体シリ ンダ(6 7 1 )および第 2流体シリ ンダ(6 9 6 )を同 時に伸張または収縮させる向きに流体の流れを切り換える一つの制御弁 - 9 δ -
(8 4 2 )と、
上記第 1流体シリ ンダ(6 7 1 )の移動部に設けたサブスブロケッ ト(6 8 6 )に下側から巻回され、 一端がコラ ム装置(6 5 1 )の上部に固定さ れる一方、 他端がキ ヤ リァ側上部連結部材(6 6 1 )に固定されたサブチェ ー ン(6 8 4:)を備えて、
第 1流体シリ ン ダ( 6 7 1 )および第 2流体シ リ ンダ( 6 9 6 )が共に伸 張または収縮の一方に作動し、 サブフ レーム(6 4 7 )上にコ ンテナ(6 0 1 )を搭載した状態で、 上記コンテナ側上部連結部材(6 1 1 )に連結 されたキ ヤ リァ側上部連結部材(6 6 1 )が上昇位置にある一方、 上記キ ヤ リ ァ側下部連結部材(6 9 1:)が下降位置にある場合に、 上記第 1 ,第 2 流体シ リ ン ダ(6 7 1 , 6 9 6 )を伸張または収縮の他方に作動させる向 き に上記制御弁(8 4 2 )を切り換えたと き、 上記第 1流体シ リ ン ダ(6 7 1 )の作動をサブスプロケッ ト(6 8 6 )を介して上記サブチェー ン(6 8 4 )で拘束して、 上記キ ヤ リ ァ側上部連結部材(6 6 1 )を上昇位置に 静止させるようにしたこ と を特徴とするコ ンテナ荷役車両。
1 3. シャ ー シフ レーム(6 4 6 )に搭載したサブフ レーム(6 4 7 ) 上を前後移動可能に設けられたコ ラ ム装置(6 5 1 )と、 上記コ ラ ム装置 ( 6 5 1 :)に上下移動可能に設けられ、 コンテナ側上部連結部材(6 1 1 ) に着脱可能に連結されるキャ リァ側上部連結部材(6 1 1 )と、 上記コ ^ ム装置(6 5 1 )に上下移勦可能に設けられ、 コンテナ側下部連結部材(6 1 6 )に着脱可能に連結されるキャ リァ側下部連結部材(6 9 1 )と、 上 記キ ヤ リァ側上部連結部材(6 6 1 )およびキ ヤ リ ァ側下部連結部材(6 9 1 )を上下動させる駆動手段(6 7 1 , 6 9 6 )を備える と共に、
上記コラム装置(6 5 1 :)がサブフ レーム( 6 4 7:)上の後部に位置して いると き作動する リ ミ ツ ト スイ ッチ( 8 7 1 )と、
上記リ ミ ッ トス ィ ッ チ( 8 7 1 :)の作動時のみ上記駆動手段(6 7 1 , 6 9 6 )の動作を可能にする操作スィ ツチ(8 6 0 )を備えたことを特徵と するコンテナ荷 :役車両。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
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同族专利:
公开号 | 公开日
EP0439613A4|1992-01-15|
US5169194A|1992-12-08|
US5395201A|1995-03-07|
EP0439613A1|1991-08-07|
DE68927863D1|1997-04-17|
EP0439613B1|1997-03-12|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-12-18| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989913184 Country of ref document: EP |
1991-01-24| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1991-01-24| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE ES FR GB IT LU NL SE |
1991-08-07| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989913184 Country of ref document: EP |
1997-03-12| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1989913184 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP18076689A|JPH0723179B2|1989-07-12|1989-07-12|コンテナ|
JP1/180766||1989-07-12||
JP1/217135||1989-08-23||
JP21713589A|JPH0729580B2|1989-08-23|1989-08-23|コンテナ荷役車両|DE68927863T| DE68927863D1|1989-07-12|1989-12-05|Laden oder entladen eines behaelters auf ein bzw. von einem fahrzeug|
EP19890913184| EP0439613B1|1989-07-12|1989-12-05|Container loading/unloading vehicle|
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