专利摘要:

公开号:WO1991000829A1
申请号:PCT/JP1990/000883
申请日:1990-07-10
公开日:1991-01-24
发明作者:Hiroaki Sugiura;Toshio Yaka
申请人:Yoshino Kogyosho Co., Ltd.;
IPC主号:B65D1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] 合成樹脂製壞体 発明の背景
[0004] 本発明 は、 合成樹脂製大型 体に関 し、 特に 2 軸延 伸ブロ ー成形さ れたポ リ ェチ レ ン テ レフ タ レー ト樹脂 (以下、 単に r P E T j と 記す ) 製大型角形壜体の胴 部壁構造、 胴部上端か ら肩部にかけ て の構造、 及び二 つの壁面部分を屈曲 し て接続す る こ と に よ り 璦体の外 観形状に重大な影響を与え る稜線部分の壁構造に関す る。
[0005] 2 軸延伸ブロー成形さ れた P E T 製の壜体は、 耐内 容物性、 耐薬品性、 対候性、 さ ら に は耐衝撃性等の種 々 の耐久性に優れて い る と 共に、 高い機械的強度及び 透明性そ し て無公害性さ ら にはガス ノ リ ヤー性を有 し て い るので、 各種の液体収納璦体と し て 多量に使用 さ れて い る。
[0006] こ の P E T 製大型 2 軸延伸ブロ ー成形 ¾体は、 その 主体部分であ る胴部の肉厚が薄いので、 胴部の自 己形 状保持能力 と か座屈強度 と かの機械的強度が決 し て 充 分に大き い ものではな い。 特に、 胴部が角筒形状を し た瑷体に あ っ て は、 座屈強度は当然の こ と と し て 自 己 形状保持能力が低 く、 液体を密封収納後に埵体内 に発 生す る 負圧に よ り 胴部に大き な不正陥没変形が生 じ る と云う 不都合があ っ た。
[0007] こ の角形 P E T製堪体にお ける不都合を解消する た め、 胴部のほぼ中央 中央周溝を周設 して、 璦体に外 部か ら作用する押 し下げ力 に対する胴部の座屈強度を 高める と共に、 径方向 に作用す る外力 に対す る胴部の 形状保持能力を高め、 ま た中央周溝に よ り 上下に分割 さ れた平坦壁の中央部分に、 陥没変形 し易い変形パネ ル壁を底壁と して有す る 凹部を陥没設 して、 瑷体内 に 発生 し た負圧を こ の変形パネル壁にお ける一定 し た陥 投変形に よ り 吸収 し、 も っ て網部に不正な陥没変形が 発生 しな い よ う にする と 共に、 平坦壁部分の自 己形状 保持能力 を高めて いる。
[0008] 中央周溝お よび変形パネル壁を形成 し た凹部に よ る 機械的な形状保持能力の増強は、 陥没設さ れた中央周 溝お よび凹部の傾斜 し た溝側壁お よび凹部側壁が、 胴 部の径方向 に対 して補強 リ ブ壁片 と して作用する こ と に よ り 得 ら れる。
[0009] こ の ため、 従来は、 こ の中央周溝お よび凹部の傾斜 し た溝側壁お よび凹部側壁に よ る補強 リ ブ壁片 と して の機能を高める ため、 こ の溝惻壁お よび凹部側壁の璦 体中心軸方向 に対する傾斜角度を大 き い値に設定 して い た。
[0010] 溝側壁お よび凹部側壁の傾斜角度を大き い値に設定 する こ と に よ り、 壜体胴 特に手 に よ り 把持さ れる 中央周溝付近の自 己形状保持能力 は飛躍的に増強さ れ たのであ る力 璦体の取扱時 ま たは箱詰め搬送時等に、 璦体の胴部に一定以上の押圧力が作用する と、 こ の溝 側壁部分お よび凹部側壁部分か ら平坦壁にかけて の部 分が急激に折曲陥没変形 して、 作用 し た押圧力 を取 り 去っ て も反転復帰で き な い状態と な り、 この折曲陥没 変形が永久変形 と な っ て璦体の商品価値を消滅させる と 云う 問題があ っ た。
[0011] 上記 し た従来の減圧吸収用 の凹部は、 その底壁であ る変形パネル壁を減圧変形 し易い形-状に成形 し、 璦体 内 に発生 し た負圧を、 こ の変形パネル壁の中央部分の 大き な陥投変形に よ り 吸収す る よ う に構成して い たの で、 こ の変形パネ ル壁の減圧変形が埵体の外観 と し て 現出 し、 商品 と し て埵体の外観体裁を低下させ る 問題 があ っ た。
[0012] ま た、 胴部の各平坦壁で大 き な表面積を 占める変形 パネル壁そのものが変形 し易いので、 ¾体を手で把持 し た際に、 指先が当 た る変形パネル壁が容易 に変形 し て、 把持しての璦体の取扱が不安定にな り がち であ る と 云 う 問題があ っ た。
[0013] さ ら に、 上記 し た よ う に変形パネ ル壁は、 胴部の各 平坦壁の大 き な表面積を 占めて い るが、 こ の変形パネ ル壁の壁構造が変形 し易い平板構造を主体 と して構成 さ れて い る ので、 ど う し て も外観が単純 と な り、 壜体 の外観が面白味のな い もの にな り がち と な る問題があ つ 7Zo 上述し た よ う に、 P E T製大型角形壜体の胴部の平 坦壁部分には、 凹凸の激 し い変形パネル壁が形成さ れ て い るので、 こ の胴部表面に商品名 と か会社名 と かを 印刷ま た rはラベル貼着表示するのが極めて 困難であ り、 こ のため商品名 と か会社名の表示は、 熱収縮性シー ト 製のシユラ ン ク ラペル ( s hrunk la b e l ) を利用 して い このシ ュ ラ ン ク ラベルは、 元々 が単純なシー ト であ る ので、 模様お よび表示の印刷および筒形状への成形 が簡単であ り、 ま た壜体への強固な組み付け も、 単純 な加熱処理で確実に達成で き る と云 う利点を有す るの であ る力 熱収縮性シ ー ト の一定し た収縮変形形態の ため、 角筒の平坦壁に対向する部分が稜線に対向する 部分に比べて収縮量が大き く な り、 こ のため塚体が巻 き付い たシ ュ ラ ン ク ラベルの端縁に波打ちが生 じて、 商品 と して の外観体裁が悪 く な る と 云う 問題があ っ た。
[0014] ま た、 髑部に比べて延伸量が充分ではな い肩部が角 形筒形状であ る と、 肩部の稜線部分 と平坦壁部分 と の 間に延伸量の大き な差が生じ る こ と にな り、 こ の延伸 量の不均一 に よ り 肩部に不正な熱変形が発生 し易い と 云 う 問題があ つ た。
[0015] 上述の P E T製璦体の有する数多 く の特性の内、 透 明性は極めて優れた ものであ っ て、 商品の ク リ ア一 ( c l ear .) 感を高めるのに有効に作用 して い る。
[0016] こ の よ う に、 P E T製埵体は優れた透明性を有する ものなのであ る力 同 じ優れた透明 感を発撺するガラ ス製璦体 と 比べる と、 P E T製瑷体は単に ク リ ア一な だ けであ り、 ガラ ス製 ¾体のよ う に透過光線の屈折に よ る ク リ ス タ ル ( crystal ) 効果を発挿する こ とがな く、 こ のため視覚的変化の乏し い も の と な っ て い る。
[0017] 透明性の優れた P E T製埵体にお い て ク リ ス タ ル効 果が低い大 き な原因の一つは、 P E T製 ¾体が 2 軸延 伸ブロ ー成形品であ る ために、 その肉厚が薄 く、 こ の ため透過光線を充分に屈折させ る こ と がで き な い ため と 思われる。
[0018] そ こ で、 P E T製 ¾体に充分な ク リ ス タ ル効果を与 え るべ く P E T製璦体の肉厚を大 き く す る こ とが考え ら れるが、 P E T製壜体の肉厚を大 き く す る と、 一つ の製品を成形す るのに要す る高価な P E T材料量が増 大 し、 こ の ため製品単価が高 く な る、 2 軸延伸ブロー 成形技術が極めて 困難 と な る、 2 軸延伸変形させな い と 充分な透 -明性を得る こ とがで き な い、 合成樹脂成形 品の軽量であ る と云 う利点が失われる等の重大な不都 合が生 じ る こ と にな る。
[0019] 発明 の概要
[0020] 本発明 の第一の 目 的は、 中央周溝の溝側壁そ して 凹 部の凹部側壁が補強 リ ブ壁片 と して の機能を発揮 しな が ら も、 陥没変形時に その変形が折曲陥没変形ではな く 自 己復帰可能な湾曲陥没変形 と な る よ う にする こ と であ る。 本発期の別の目的は、 ¾体内 に発生 し た負圧を吸収 す る ための変形パネル壁の減圧吸収変形を、 変形パネ ル壁全体の陥没変形に よ り 達成する こ と によ り、 減圧 変形が顕著に ¾体の外観形状の変化 と し て現出す るの を防止 し、 も っ て璦体の外観体裁の劣化を阻止する こ と であ る。
[0021] 本発明の他の目 的は、 変形パネル壁そのものの自 己 形状保持能力 を高める と共に外観に面白味を与え る こ に め ^。
[0022] 本発明 の更に別の目 的は、 璦体の肩部付近に位置 し て商品 と して の g体の外観 と して 目 立つシ ュ ラ ン ク ラ ベルの上端縁にお ける波打ち を無 く すかも し く は極め て小さ く し、 ま た肩部にお ける周方向 に沿っ た延伸量 の不均一をで き る だけ小さ く す る こ と を 目 的 と し た も のであ る。
[0023] 本発明の更に別の目的は、 P E T 製璦体の肉厚を増 大させ る こ な し に、 P E T製璦体に充分な ク リ ス タ ル効果を発現する こ と を 目的と し た ものであ る。
[0024] 本発明のその他の目的は、 以下の記載及び添付図面 よ り 明かであ ろ う。
[0025] 本発明 の第一の観点に よれば、 2 軸延伸ブロ ー成形 さ れたポ リ ェチ レ ンテ レフ タ レー ト 樹脂製大型 体で あ っ て、 角筒形状を し た嗣部のほぼ中央に中央周溝を 周設 し、 ;薪中央周溝の両溝側壁の壕体中心軸方向 に対 す る傾斜角度を 2 1 ° 〜 2 8 。 の範囲内 に設定 し た合 成樹脂製堪体が得 られる。
[0026] なお、 溝側壁の璦体中心軸方向に対す る锒斜角度は、 璦体中心軸方向 に対 し て 同一方向か ら計っ た ものでは な く、 璦体中心軸方向 に対 して鋭角側から計っ た もの であ る ので、 上惻溝側壁の傾斜角度 と 下側溝側壁の傾 斜角度 と は、 反対方向か ら計っ た もの と なる。
[0027] 本発明の第一の観点にお いて、 中央周溝は、 腩部の ほぼ中央部分に陥没状に周設さ れて い るので、 上下両 溝側壁 と 平坦壁 と の連設壁部分は 体表面にお いて湾 曲突出 し た状態 と な っ て い る。 こ の ため、 こ の中央周 溝部分に作用する押圧力 に対して、 溝側壁が補強 リ ブ 壁片 と して機能 し て、 押圧力が作用 し た嗣部壁部分が 簡単に陥没変形す るのを防止し、 強い押圧力が作用 し て 陥没変形が発生す る と、 こ の溝側壁と平坦壁 と の連 設部分は、 その突出姿勢を反転させ る反転陥没変形 と な る。
[0028] こ のよ う こ、 本発明の第一の観点 にお け る S体にお い て も、 従来の璦体 と 同様に中央周溝の溝惻壁 と平坦 壁 と の連設部分は反転陥没変形 と な るのであ るが、 本 発明 の場合、 溝側壁の傾斜角度が小 さ いので、 こ の溝 側壁 と 平坦壁 と の連設部分はその全体が湾曲陥没変形 し、 こ の陥没変形に よ り 溝側壁 と 平坦壁 と の傾斜角度 が充分に減少 し て、 陥没量が大き く な らな い う ち に押 圧力の作用 し た 中央部分が反転湾曲変形する。 こ の溝 側壁と 平坦壁 と の連設部分の反転湾曲変形に際 し て、 -&- 溝側壁と平坦壁と の傾斜角度が充分 に減少 し た状態で 反転変形が発生するので、 こ の反転変形は折曲変形 と はな らずに壁の 性変形範囲内の湾曲変形 と な り、 よ つ て押圧力の消滅に伴っ て確実に原形に 自 己復帰する。
[0029] すなわち、 中央周溝の上下両溝側壁は、 折曲反転変 形の発生 しな い範囲内で、 で き る だ き 大き な補強 リ ブ 壁片 と しての機能を発樺で き る傾斜角度に設定さ れて い るのであ り、 こ の溝側壁の傾斜角度の設定は多 く の 実験例から求め られ、 こ の実験例に よ れば、 溝側壁の 傾斜角度を約 2 9 ° 以上に設定する と、 自 己形状保持 能力が大き く な つ て、 押圧力が作用 し た際にお ける溝 側壁 と平坦壁と の連設部分全体の湾曲陥没変形が起こ り 難 く な り、 このため こ の連設部分の陥没変形が急激 な反転折曲 と な っ て 自 己復帰で き難 く な る。 反対に、 溝側壁の,傾斜角度を約 2 0 ° 以下に設定す る と、 溝側 壁の補強 リ ブ壁片 と しての充分な機能を得る こ とがで き ず、 自 己 状保持能力が低いので瑷体を把持 して の 取扱が行い難いもの と な る。
[0030] ま た、 中央周溝の溝側壁と 同様に、 平坦壁の中央部 分に設け られ、 底壁を減圧変形吸収用 の変形パネル壁 と し た凹部の凹部側壁も、 胴部の自 己形状保持に有効 に機能する部分と な っ て い るが、 こ の凹部側壁の内、 中央周溝に近 く 位置す る 凹部側壁部分は、 中央周溝 と の間の平坦壁部分を、 横長に突出湾曲 し た壁構造 と す る ため、 この部分全体を湾曲形態で陥没変形させ難 く す る力 中央周溝の溝側壁 と 同様に、 中央周溝に近 く 位置する 凹部側壁部分の傾斜角度を 2 8 ° 〜 2 1 。 に設定す る こ と よ り、 溝側壁か ら平坦壁部分そ して 凹部側壁にかけての部分に全体的な湾曲変形を発生 し 易 く す る こ とがで き、 こ れに よ り 局部での反転折曲変 形の発生を確実に防止す る。
[0031] こ の中央周溝に近接 して 凹部側壁が位置す る構成の 場合、 平坦壁にお ける 中央周溝の溝側壁の長さ に比べ て 凹部側壁の長さ の方が短いので、 反転湾曲変形は溝 側壁側を主体に し て発生 し、 こ の溝側壁の反転湾曲変 形に追従 し て 凹部側壁が無理な く 湾曲陥没変形する こ と にな る。
[0032] 中央周溝の上下両溝側壁間が平坦壁構造 と な つ た溝 底壁に よ り 連結する こ と に よ り、 中央周溝の深さ を浅 く する こ と にな るが、 中央周溝の溝幅を一定にす る等 の一定の寸法規制下では溝側壁お よ び凹部側壁の傾斜 角度を制限す る こ と も同様に中央周溝お よび凹部の滦 さ を浅 く す る結果 と な る。 こ のよ う に、 嗣部に形成さ れる最も陥没寸法の大き い中央周溝お よび凹部の深さ を小 さ く す る こ とがで き る ので、 胴部、 特に平坦壁の 各部分間に大 き な延伸量の差を生 じ さ せな いですみ、 これに よ り 胴部の良好な延伸成形を得る こ とがで き る と 共に、 延伸成形後の局部的な変形の発生を 大幅に少 な く す る こ と がで き る。
[0033] 本発明の第二の観点に よれば、 2 軸延伸ブロ ー成形 さ れた大型の合成樹脂製璦体であ っ て、 角筒形状を し た胴部の各平坦壁の中央部に、 底壁を減圧吸収用の変 形パネル壁 と し 凹部を陥没設 し、 前記変形パネル壁 の周緣に反転湾曲 した変形周溝を周設 し、 前記変形パ ネル壁に多数の リ ブ条を上下に並列 に横設 し、 該 リ ブ 条を形成する 山部分の曲率半径を該山部分間の谷部分 の曲率半径よ り も大き い値に設定 し、 さ ら に前記谷部 分の両端部分を大き な曲率半径に沿っ て浅 く してな る 合成樹脂製壜体が提供さ れる。
[0034] 変形パネル壁は、 多数の リ ブ条を横設 して構成さ れ て い る ので、 大き い長さ の縦方向 に は湾曲変形 し易い ものの、 小さ い長さの横方向 には、 リ ブ条が補強 リ ブ と して機能するので湾曲変形 し難い もの と な っ て い る。 ま た、 こ の変形パネル壁の周緣に成形さ れた変形周溝 は、 その壁構造が反転湾曲 し た もの と な っ て い るので、 その湾曲方向、 すなわち平坦壁表面 に対する垂直方向 に変形 し易 い もの と な っ て い る。
[0035] それゆ え、 堪体内に負圧が発生す る と、 変形パネル 壁は、 縦方向 に沿っ て大き く 湾曲変形す る と 共に、 変 形周溝を湾曲変形させて その全体を埵体内方に陥没変 位させ、 も っ て充分な容積で減圧吸収を達成す る。
[0036] こ の よ う に、 変形パネル壁は、 縦方向 に大き く 湾曲 変形す る と 共に、 全体を陥没変位さ せて減圧吸収を達 成す る ので、 減圧吸収に よ る変形程度が殆ど璦体の外 観 と して現出す る こ とがな い。 変形パネル壁には多数の リ ブ条が横設さ れて い る の で、 こ の リ ブ条が補強 リ ブ と して機能 し て、 璦体を把 持す る指先か ら作用す る押圧力 を充分な強度で支 え る こ と にな る と共に、 指先 と 壊体 と の間に適度の摩擦抵 抗カ を生 じ さ せ る こ と にな る。
[0037] 多数の リ ブ条を形成する 山部分 と 谷部分は、 共に湾 曲壁構造で成形さ れるので、 ブロ ー成形の成形性が良 く、 ま た谷部分の両端部分を大き な 曲率半径に沿っ て 徐々 に浅 く して い るので、 各平坦壁間に位置す る 角部 の成形性を良 く して い る。
[0038] 変形パネル壁を形成す る 多数の リ ブ条は、 細かい 凹 凸 と な る ので、 透明性の良い合成樹脂、 例 えばポ リ エ チ レ ン テ レフ タ レー ト樹脂で埵体を成形し た場合には、 こ の多数の リ ブ条に よ り 任意の方向 に沿っ た変形パネ ル壁の壁厚に大き な大小差が生 じ る こ と にな り、 こ の 大 き な壁厚の変化に よ り 変形パネル壁の外観に光学的 な ク リ ス タ ル感が現出 さ れる。
[0039] ま た、 山部分の高さ を、 谷部分の曲率半径の 3 倍以 上にす る と、 変形パネル壁の凹凸程度を深 く で き る の で、 変形パネル壁の横方向の自 己形状保持能力 を よ り 高め る こ と がで き る と共に、 現出 さ れる ク リ ス タ ル感 を強め る こ と にな る。
[0040] 本発明 の第三の観点 に よ れば、 2 軸延伸ブロ ー成形 さ れたポ リ ェチ レ ン テ レ フ タ レー ト 樹脂製大型璦体で あ っ て、 角筒形状を し た胴部の上端を、 前記胴部の 2 倍の角数の正多角形状 と し、 該胴部上端に連設さ れる 肩部の下端部を、 前記胴部の 2 倍の角数の正多角錘台 筒形状と し た合成樹脂製壜体が得 ら れる。
[0041] シ ュ ラ ン ク ラベルは、 璦体のぼぼ上半分か ら肩部下 端部にかけて被覆組み付け さ れるのが一般であ るので、 璦体に組み付け られたシ ュ ラ ン ク ラ ペルの上端縁は肩 部下端部に位置し、 反対の下端緣は中央周溝に位置す る。
[0042] こ の よ う に、 埵体に巻き付き 状に組み付け られたシ ュ ラ ン ク ラベルは、 その上端部を縮径さ れた肩部下端 部に巻 き付け、 下端部を陷投 して縮径 し た 中央周溝内 に位置させるので、 その上下両端が縮径状態 と な り、 こ れに よ り 璦体から抜け出すこ と な し に強固で安定 し た組付きが達成雑持さ れる。
[0043] こ のシ ュ ラ ン ク ラベルの上端部が巻 き付い た肩部下 端部は、 正多角形状と な っ てお り かつ胴部の 2 倍の角 数を有 し さ ら に胴部に比べて縮径さ れた状態 と な っ て い るので、 こ の肩部下端部に巻き付い たシ ュ ラ ン ク ラ ベルの上端部は、 肩部下端部の稜線 に対向す る部分 と 平板壁に対向す る部分 と の間の収縮量の差が小さ く な り、 ま た各肩部下端部の平板壁に対向す る部分の収縮 量が均一 と な り、 さ ら に高さ方向の収縮変位を、 径の 大き い胴部上端部に よ り 阻止さ れた状態 と な る。 こ の ため、 夏部下端部に巻 き付い た シ ユ ラ ン ク ラベルの上 端緣に は、 ほ と ん ど波打ちの生 じ る こ とがな い。 反対に、 シ ユ ラ ン ク ラベルの下端部が巻 き 付 く 胴部 中央部は角筒形状を して い るので、 シ ュ ラ ン ク ラベル の下端部は、 胴部中央部の稜線に対向す る部分 と 平坦 壁に対向す る部分 と の間の収縮量に あ る程度の差が生 じ、 こ の ためシ ュ ラ ン ク ラベルの下端緣に波打ちが生 じ る。 しか しなが ら、 胴部中央部に 中央周溝が設け ら れ、 シ ュ ラ ン ク ラベルの下端縁がこ の中央周溝内 に位 置す る場合に は、 こ の中央周溝内 に位置す る シ ュ ラ ン ク ラベルの下端縁の直上に位置 し、 早期に胴部表面に 密着す る シ ュ ラ ン ク ラベル部分が、 こ の下端縁部分の 高さ方向への収縮変形の発生を阻止す る ので、 シ ユ ラ ン ク ラペルの下端縁に大き な波打ち の生 じ る こ とがな い。
[0044] ま た、 肩部の下端部は正多角形状 に成形さ れて い る ので、 こ の肩部にお ける平板壁 と 稜線 と の各組合せ部 分の平均 し た延伸量は等 し く、 かつ胴部の 2 倍の角数 を有 し て い る ので、 平板壁部分 と 稜線部分 と の間の延 伸量の差が充分に小さ く な り、 こ の ため肩部下端部を ほぼ均一 に延伸成形す る こ とがで き る こ と にな る。 こ のよ う に、 肩部下端部は、 周方向 に ほぼ均一に延伸成 形さ れるので、 こ の肩部に延伸量不足に よ る熱変形が 発生 し た と し て も、 こ の変形は周方向 に沿っ て均一 に 発生す る こ と にな り、 こ のため発生 し た熱変形が肩部 の外観に歪変形 と して現れる こ と がな い。
[0045] 本発明 の第四の観点に よれば、 2 軸延伸ブロ ー成形 さ れたポ リ ェチ レ ンテ レフ タ レー ト 樹脂製の透明度の 高い璦体 お い て、 屈曲線を介 し て 接続さ れる二つの 壁面部分の内の第、一壁面部分の第二壁面部分への接続 端縁を、 前記第二壁面部分側にわずかに延長 し、 該延 長さ れた第一壁面部分の接続端緣を第二壁面部分の接 続端緣に小さ な曲率半径で湾曲反転 し た稜線壁部分を 介 し て接続 して な る合成樹脂製璦体が得 られる。
[0046] 稜線壁部分で接続さ れる第一壁面部分 と 第二壁面部 分 と は、 個々 の壁構造お よび相互の壁構造の組合せが 特定さ れる こ と はないが、 少な く と も一方の壁面部分 を平坦壁面構造と するのが良 く、 特 に第一壁面部分を 平坦壁構造 と し、 第二壁面部分を湾曲壁構造と す るの がよ い。
[0047] 第一壁面部分の接続端緣をその ま ま わずかに延長 し、 こ の延長さ れた第一壁面部分の接続端緣に第二壁面部 分の接続端緣を稜線壁部分で接続す るので、 両壁面部 分間に形成さ れる屈曲線、 すなわち 稜線部分は第一壁 面部分の接続端縁の延長方向 に突出 し た突出稜線を形 成す る こ と にな る。
[0048] こ の突出稜線部分は、 通常の稜線部分に比べて シ ャ ープに突出する こ と にな り、 こ のためこ の突出稜線を 境に し て その傾斜角度が異な る 両壁面部分にお ける透 過光線の屈折方向の違いが強調 さ れる。
[0049] ま た、 突出稜線の稜線壁部分は、 小 さ い曲率で湾曲 反転し て い る ので、 両壁面部分の厚み方向 に通過す る 透過光線に対 し て ほぼ起立 し た姿勢に位置す る こ と に な り、 こ のため稜線壁部分は透過光線に対 して 局部的 に大 き な壁厚部 を提供す る こ と に な る。 こ の よ う に、 稜線壁部分は透過光線に対 して局部的な大壁厚部分を 提供す るので、 こ の稜線壁部分を通遇する透過光線は、 隣接す る他の部分、 すな わち両壁面部分を通過す る透 過光線に比べて は るかに大 き な屈折を受け る こ と にな る。
[0050] 隣接す る両壁面部分の内、 一方の-壁面部分が平坦壁 構造であ る場合、 特に第一壁面部分が平坦壁構造で第 二壁面部分が湾曲壁構造であ る場合は、 小さ い寸法範 囲内で突出稜線の突出量を大き く で き るので透過光線 に対する よ り 大き な屈折作用 を得る こ とがで き る と 共 に、 稜線壁部分の湾曲反転の曲率半径をわずかなが ら 大 き く で き る ので、 その成形が容易 と な る。
[0051] 図面の簡単な説明
[0052] 第 1 図は、_ 本発明の埵体を示す全体正面図、
[0053] 第 2 図は、 第 1 図中 I I一 I I線に沿つ て切断矢視 し た 平断面図、
[0054] 第 3 図は、 第 1 図中、 丸印 し た部分の拡大縦断面図、 第 4 図は、 第 1 図 に示 し た璦体にお け る胴部の平断 面図、
[0055] 第 5 図は、 第 1 図 に示 し た璦体にお け る平坦壁の拡 大平断面図、
[0056] 第 6 図は、 変形パネ ル壁の リ ブ条の構成を示す要部 拡大縦断面図、
[0057] 第 7 図は、 第 1 図 に示 し た璦体の平面図、
[0058] 第 8 図は、 第 1 図中、 I I I一 I I I線に沿っ て切断矢視 し た平断面図、
[0059] 第 9 図は、 第 1 図 に示し た壜体の底部の拡大正面図、 第 1 0 図は、 第 1 図 に示 し た壜体の底部の底面図、 第 1 1 図は、 第 9 図中、 I V - I V線 に沿っ て切断矢視 し た壁の断面図、
[0060] 第 1 2 図は、 第 1 1 図 に示 し た断面図の突出稜線部 分の拡大図であ る。
[0061] 好 ま し い態様の記載
[0062] 以下、 本発明の壕体を図面を参照 しなが ら説明する。 図示実施例にお いて、 壜体 1 の胴部 2 は正四角筒形 状に成形さ れて いて、 各角部を形成する稜線壁 1 3 は 対角線を直径と し た円 に沿っ た円弧壁 と な っ てお り、 胴部 2 のやや上位と な っ た中央位置には中央周溝 3 が 陥没周設さ 、 こ の中央周溝 3 に よ り 各平坦壁 6 は上 半部分 と 下半部分 と に分割されて い る。 胴部 2 の下端 には、 中央を璦体 1 内に湾曲陥没さ せた底部が連設さ れて お り、 徐々 に縮径 し た胴部 2 の上部上端には、 ほ ぼ球弧壁構造を し た肩部 1 1 が連設さ れて お り、 こ の 肩部 1 1 の上端に 口部 1 2 が起立連設さ れて い る。
[0063] 中央周溝 3 に よ り 上下に分割さ れた各平坦壁 6 の中 央部分には、 底壁を変形パネル壁 8 と し、 こ の変形パ ネル壁 8 φ周縁に変形周溝 9 を周設 し た 凹部 7 が設け ら れて い る。
[0064] こ の凹部 7 の中央周溝 3 に近 く 位置す る 凹部側壁 9、 すな わち 下方の凹部 7 の場合は上側の凹部側壁 9 2 部 分、 反対に上方の凹部 7 の場合は下側の凹部側壁 9 1 部分は、 中央周溝 3 に沿っ てやや直線状に延びて お り、 中央周溝 3 と 凹部 7 と の間に位置す る平坦壁 6 部分の 全体的な湾曲変形を起こ り 易 く し て い る。
[0065] 中央周溝 3 の溝底壁 5 は平坦な壁構造を し て い る と 共に、 第 2 図 に示す よ う に、 大 き な 曲率半径で角取 り し た平断面形状を して い るので、 中央周溝 3 は平坦壁 6 に対向す る部分の深さが稜線壁 1 3 に対向す る部分 の深さ よ り も浅 く な り、 こ れに よ り 中央周溝 3 の稜線 壁 1 3 に対向す る部分の変形が起こ り 難 く な るの に比 ベて、 平坦壁 6 に対向す る部分の湾曲陥没変形が起こ り 易 く な つ て い る。 こ のため、 押圧力の作用 に よ り こ の中央周溝 3 と 平坦壁 6 部分に湾曲変形が発生 し た際 には、 稜線 _壁 1 3 が強力な支持部 と して作用 し、 も つ て上記湾曲変形を安定 し た形態で行わせ る こ と にな る。
[0066] 第 3 図は、 中央周溝 3 付近の具体的な壁構造の縦断 面を示す もので、 こ の壁構造を有す る埕体 1 は、 その 内容積が 1 . 5 リ ッ ト ルであ り、 中央周溝 3 を境に し た上部胴部 2 に比べて 下部嗣部 2 の径がやや大き く 成 形さ れて い る。 こ の壁構造にお いて、 璦体 1 の取扱時 に把持に よ る押圧力が最も作用 し 易 い 中央周溝 3 の下 側の溝側壁 4 の傾斜角度は最も大 き い 2 7 " に設定さ れて い る の に対して、 中央周溝 3 の上側の溝側壁 4 の 傾斜角度ほ 2 4 β に設定さ れて お り、 変形パネル壁 8 を形成す る 凹部 7 の中央周溝 3 に対向 し た凹部側壁 9 1 , 9 2 の傾斜角度はそれぞれ - 2 1 に設定さ れて い る。
[0067] こ の溝側壁 4 お よび凹部側壁 9 1 , 9 2 の傾斜角度 お よびその組合せは、 2 1 ° 〜 2 7 の範囲で適当 に 選択設定さ れればよ いのであ るが、 中央周溝 3 を設け る 目的が自 己形状保持能力 を高め る こ と にあ る のであ るか ら、 壜体 1 取扱時に押圧力が作用 す る 下側溝側壁 4部分の頷斜角度を最も大き く し、 も っ て 中央周溝 3 に よ る嗣部 2 の自 己形状保持能力 を高め る のがよ い。
[0068] 多 く の実験の結果に よ る と、 溝側壁 4 お よび凹部側 壁 9 1 , 9 2 の全て を 2 7 。 に成形する と、 第 3 図図 示実施例に比べて高い自 己形状保持能力 を発揮する こ と にな るが、 湾曲反転変形か ら の自 己復帰動作形態が 円滑でな く ¾ り、 ややぎこ ちな い も の と な る傾向があ り、 特に中央周溝 3 の下側の凹部側壁 9 1 の傾斜角度 を大き く す る に従っ て上記 し た傾向 は顕著に強 く な る。 こ の実験結果と、 変形パネル壁 8 を形成する こ と が凹 部 7 の主目 的であ る こ と か ら、 凹部側壁 9 の傾斜角度 は小さ く するのが有利であ る。
[0069] 本発明 の第二の観点に よれば、 変形パネル壁 8 に多 数の リ ブ条 2 1 が平行に横設さ れる。 該 リ ブ条 2 1 を 形成す る 山部 2 2 の曲率半径は、 谷部 2 3 の曲率半径 の 4 倍に設定さ れてお り、 こ れに よ り 各 リ ブ条 2 1 の 成形性を高めて い る。
[0070] 各 リ ブ条 2 1 の突出稜線は、 変形周溝 9 の内周緣 と 等 し い高さ に設定さ れて い るので、 両端をその ま ま変 形周溝 9 の内周緣に接続 して い るが、 谷部 2 3 の両端 部分は、 大 き な曲率半径の曲線に沿っ て徐々 に浅 く な つ て変形周溝 9 の内周緣に接続 し て い る。 こ の よ う に、 谷部 2 3 の両端部分を大き な曲率半径の曲線に沿っ て 徐々 に浅 く し たので、 ブロー成形時 に、 平坦壁 6 よ り も遅い時点 まで延び変形する稜線壁 1 3 部分の成形性 が高 ま る。
[0071] 本発明の第三の観点に よれば、 胴部の上端を、 胴部 本体部分の 2 倍の角数の正多角形状にする手段 と し て、 胴部を、 角部を円弧壁 と な っ た稜線壁で角取 り し て平 坦壁に よ り 正多角筒形状に成形 し、 こ の胴部の上端部 を、 徐々 に縮径 しなが ら平坦壁の幅を減少さ せ る と 共 に稜線壁の幅を増大させ るのが好ま しい。 図示実施例 にお いて は、 胴部 2 の上端部は、 徐々 に縮径す る と 共 に、 平坦壁 6 の横幅を減少 させる と 共に稜線壁 7 の横 輻を増大さ せ る こ と に よ り、 正八角形 と な っ て い る。 外観上お よび成形上、 胴部は正四角筒形状に成形さ れ る こ と が好 ま し い。
[0072] 正八角形 と な つ た胴部 2 の上端に連設さ れた肩部 1 1 の下端部 3 1 は、 胴部 2 の上端をその ま ま 延長 し た高さ の低い正八角筒錘台形状を し て お り、 こ の下端 部 3 1 の上端には幅狭の段部 3 2 を介 して 肩部 1 1 の 残部であ る球弧殻状の主体部 3 3 が連設さ れてお り、 こ の主体部 3 3 上端に 口部 1 2 がー体設さ れて い る。 主体部 3 3 の下端部には、 下端部 3 1 の各平面壁に対 向 して、 球弧面を傾斜 し た平坦面で切 り 取っ た形態の 平板壁部 3 4が形成さ れてお り、 こ の平板壁部 1 1 と 球弧面 と の境界に稜線 3 5 を形成 し て い る。
[0073] 商品名 と か内容表示を印刷し た シ ュ ラ ン ク ラベルは、 中央周溝 3 で区画された胴部 2 の上半分部分に施さ れ、 こ のシ ュ ラ ン ク ラペルの下端緣は中央周溝 3 内 に位置 し、 上端縁は肩部 1 1 の段部 3 2 上に位置す る。 シ ュ ラ ン ク ラペルの下端緣が中央周溝内、 詳し く は中央周 溝の上側め溝面に位置するので、 璦容器の外観 と して 視覚さ れ難い状態と な り、 こ のため た と え こ のシ ユ ラ ン ク ラベルの下端縁にわずかな波打ちが生 じ た と して も、 こ の波打ちが堪容器の外観を害す る恐れがな い。 同様に、 シ ラ ン ク ラベルの上端は、 径方向 に沿っ た 平坦面を形成する段部 3 2 上に位置す るので、 波打ち がほ と んど生じ る こ とがな い。 ま た、 シ ュ ラ ン ク ラベ ルの上下両端縁は、 急激に縮径 し た部分に位置す る の で、 シ ュ ラ ン ク ラベルの壌体 1 に対す る組付 き は、 極 めて強固 にかつ安定して達成維持さ れる こ と にな る。
[0074] 本発明の第四の観点に よ る壁構造は、 埵体 1 の肩部 1 1 と 底部 1 0 と に施さ れてお り、 肩部 1 1 の場合は、 主体部 3 3 が第二壁面部分を構成し、 平坦壁部 3 4が 第一壁面部分を構成 して お り、 ま た底部 1 0 の場合は、 第 9 図お よび第 1 0 図に示すよ う に、 上方に拡がっ た テーパー円筒状壁、部分であ る底部 1 0 の周壁が第二壁 面部分 4 2 を構成 し、 こ の第二壁面部分 4 2 の上半部 分を胴部 2 の平坦壁部分に連続 して 斜め に平坦に切 り 取っ て位置する平坦壁部分が第一壁面部分 4 1 を構成 し て い る。 '
[0075] こ の本発明 の第四の観点に よ る壁構造の具体例を、 第 9 図 に示 し た底部 1 0 への実施例 にお け る I V - I V線 に沿っ て切断矢視 し た断面図 と して 第 1 1 図 を示 し、 こ の第 1 1 図の特に突出稜線 4 3 部分の拡大図を第
[0076] 1 2 図 に示す。
[0077] 第 1 2 図 に実線で図示 し た本発明 の壁構造の突出稜 線 4 3 部分の壁構造と、 二点鎖線で示 し た従来の稜線 部分の壁構造 と を比較す る と 明 ら かな よ う に、 本発明 の場合は、 その突出稜線 4 3 の突出量が従来の稜線構 造に比べて るかに大き く、 ま た突出稜線 4 3 を構成 す る稜線壁部分 4 4 は小さ い曲率で反転湾曲 して い る ために、 その一部を起立し た リ ブ壁片状 に形成させ る こ と にな る。
[0078] 本発明 は、 上記 し た構成 と な っ て い る ので、 以下に 示す効果を奏す る。
[0079] 中央周溝の溝側壁の傾斜角度を規制す る こ と に よ り、 こ の溝側壁 と 平坦壁部分 と の連設部分 に 自 己復帰不可 能な折曲陥没変形が発生す るのを完全に防止す る こ がで き、 こ れに よ り 折曲陥没永久変形の発生に よ る璦 体の商品価値の喪失と云う不都合の発生を皆無 と す る こ とがで き る。
[0080] 溝側壁 と 平坦壁部分 と の連設部分に発生する湾曲陥 没変形は、 その変形の全範囲内で弾性変形と な るので、 湾曲陷投変形を発生させる押圧力 を作用 させて い る手 の指先には常に弾性反発力が作用 し、 それゆ え た と え 湾曲陥没変形が発生し た と して も、 安定 し た把持動作 を得る こ とがで き る。
[0081] 溝側壁お よび凹部側壁の傾斜角度を比較的小 さ い値 に規制 して い るので、 中央周溝お よび凹部の深さ を浅 く して、 胴部にお ける 凹凸程度を小 さ く する こ とがで き るので、 胴部、 特に平坦壁部分の延伸量を均一化さ せ る こ と がで き、 も っ て成形性が良 く、 変形の少な い 瑷体を得る こ とがで き る。
[0082] 変形パネル壁に よ る減圧吸収変形は、 変形パネル壁 全体の大き 湾曲変形 と、 変形パネ ル壁全体の璦体内 への陥没変位と に よ り 達成さ れるので、 凹部にお け る 減圧吸収変形が璦体の外観 と して殆ど観察さ れる こ と はな く、 こ れに よ り 減圧吸収変形に よ る壜体の外観体 裁の劣化をな く し、 壜体の良好な外観を その ま ま維持 で き る。
[0083] 多数の リ ブ条の補強 リ ブ と し て の機能に よ り、 変形 パネル壁部分の横方向の自 己形状保持能力が高め られ て い る ので、 璦体を手で把持 し た際に、 指先が押接す る変形パネル壁が、 こ の指先の押圧力 に よ り 妄 り に陥 没変形 しな いで、 こ の押圧力 を受け止めるので、 手に よ る瑷体の把持が、安定 して達成で き、 こ れに よ り 瑷体 全体の取扱が円滑にかつ安定 し て達成で き る。
[0084] 変形パネル壁は、 多数の リ プ条か ら構成さ れるので、 凹凸の激 しい壁構造 と な り、 こ のため透過光線に対す る光学的作用 を強 く 与え る こ と にな る ので、 璦体胴部 に光学的な作用 に よ る ク リ ス タ ル感のあ る装飾効果を 現出す る こ と にな り、 璦体の外観体裁を好ま し い もの と す る こ とがで き る。
[0085] 胴部に巻き付いて組み付け ら れる シ ュ ラ ン ク ラベル の上端緣が、 胴部の 2 倍の角数の正多角筒形状を し た 肩部下端部に位置するので、 こ の上端緣に波打ちがほ と ん ど生 じ る こ とがな く、 こ のため シ ュ ラ ン ク ラベル の端縁の波打ち に よ り 壜容器の外観が劣化す る と 云う 不都合の発生を防止す る こ と がで き る。
[0086] シ ユ ラ ン ク ラベルの上端緣が縮径 し た肩部の下端部 に位置 し、 ま た下端縁が縮径 し た中央周溝内 に位置す る ので、 単純な収縮に よ り 埵体に組み付 く シ ュラ ン ク ラベルの璦体に対す る組付 きが強固 にかつ安定 し て達 成維持さ れる。
[0087] 肩部の下端部が胴部の角数の 2 倍の正多角筒錘台形 状 に成形さ れて い るので、 こ の肩部下端部の周方向 に 沿っ た延伸がほぼ均一に達成さ れる こ と にな り、 こ れ に よ り た と え肩部に熱変形が発生 し た と して も、 こ の 熱変形は肩部全体に均一 に発生す る ので、 肩部の外観 形状を劣化させる歪 と し て現出する こ と がな い。
[0088] 第一壁面部分 と第二壁面部分と の境界部分であ る突 出稜線の突出量が大き いので、 こ の突出稜線部分が形 成す る角部がシ ャープに観察さ れる こ と にな り、 こ れ に よ り 両 面部分間の透過光線の屈折程度の差が強調 さ れ、 発揮さ れる ク リ ス タ ル効果が強調さ れる。
[0089] 突出稜線の湾曲反転し た稜線壁部分の一部が、 両壁 面部分に対 して起立 し た リ ブ壁片状に形成さ れる こ と にな るので、 こ の リ ブ壁片状に形成さ れた稜線壁部分 は通通す る透遇光線に対 して 肉厚部分を提供する こ と にな り、 こ れに よ り 透過光線に対 し て充分な屈折を与 え る こ とがで き、 も っ て よ り 顕著な ク リ ス タ ル効果を 発揮す る こ どにな る。
[0090] 突出稜線は、 第一壁面部分の接続端緣を わずかに延 長し、 こ の延長さ れた接続端緣を湾曲反転 し た稜線壁 部分で第二壁部分の接続端縁に接続す る だ けであ る の で、 新設お よび既設の成形金型を問 わず、 簡単にかつ 精度良 く 実施す る こ とがで き、 ま た その成形操作も従 来通り で良い。
权利要求:
Claims of 求 の 範 囲
1. 2 軸延伸ブ ロ ー成形さ れた合成樹脂製璦体であ つ て、 角筒形状を レ た胴部( 2) のほぼ中央に 中央周溝 (3) を周設 し、 該中央周溝(3) の両溝側壁(4) の璦体 (1) 中心軸方向 に対す る傾斜角度を 2 1 β 〜 2 8 。 の 範囲内 に設定 し た合成樹脂製璦体。
2. 中央周'溝(3) の両溝側壁(4) 間 を連結す る溝底壁 (5) を平坦壁構造 と し た ク レーム 1 に記載の合成樹脂 製壜体。
3. 中央周溝(3) に よ り 上下に分割 さ れた胴部(2) の 各平坦壁(6) の中央部に底壁を減圧変形吸収用の変形 パネル壁(8) と し た凹部(7) を陥没設 し、 該凹部(7) の前記溝側壁(4) に近 く 位置す る 凹部側壁(91)の璦体 中心軸方向 に対す る傾斜角度を 2 1 〜 2 8 ° の範囲 内 に設定 し た ク レーム 1 記載の合成樹脂製埵体。
4. 2 軸延伸ブ ロ ー成形さ れた合成樹脂製場体(1) で あ っ て、 角-筒形状を し た胴部(2) の各平坦壁(6) の中 央部に、 底壁を減圧吸収用の変形パネ ル壁(8 ) と し た 凹部(7) を陥没設し、 前記変形パネ ル壁(8) の周緣に 反転湾曲 し た変形周溝( 9 ) を周設 し、 前記変形パネ ル 壁(8) に多数の リ ブ条(21)を上下に並列 に横設 し、 該 リ ブ条(21)を形成す る 山部分の曲率半径を該山部分間 の谷部分の曲率半径よ り も大き い値 に設定 し、 さ ら に 前記谷部分の両端部分を大 き な 曲率半径に沿っ て浅 く して な る合成樹脂製璦体。
5. リ ブ条(21)を形成す る 山部分の高さ を、 谷部分の 曲率半径の 3 倍以上に設定 し た ク レーム 4 に記載の合 成樹脂製場体。 、
6. 2 軸延伸ブロー成形さ れた合成樹脂製壜体であ つ て、 角筒形状を し た胴部(2) の上端を、 前記胴部(2) の 2 倍の角数の正多角形状 と し、 該胴部(2) 上端に連 設さ れる肩部(11)の下端部(31)を、 前記胴部(2) の 2 倍の角数の正多角錘台筒形状 と し た合成樹脂製壜体。
7. 角部を ほぼ平坦な稜線壁(13)で角取 り して平坦壁 (6) に よ り 正多角筒形状に成形さ れた胴部(2) の上端 部を、 徐々 に縮径しなが ら前記平坦壁(6) の幅を減少 させ る と共に前記稜線壁(13)の幅を増大させ る こ と に よ り、 前記胴部(2) の上端を、 該胴部(2) の 2 倍の角 数の正多角形状 と し た ク レーム 6 に記載の合成樹脂製 壎体。
8. 肩部(11)の下端部(31)と 残部で あ る ほぼ球弧殻状 と な つ た主体部(33)と を幅狭な段部(32)を介 して連設 し、 前記下端部(31)の各平面壁に対向する前記主体部 (33)の下部に、 該生体部(33)の表面部分を傾斜 し た平 坦面で切 り 取っ た形態の平板壁部(34)を形成 し た ク レ ーム 6 に記載の合成樹脂製埵体。
9. 胴部(2) のほぼ中央に、 陥没 し た 中央周溝 U) を 周設 し た -ク レーム 6 に記載の合成樹脂製埵体。
1 0. 胴部(2) を正四角筒形状に成形 し た ク レーム 6 に記載の合成樹脂製璦体。
1 1. 2 軸延伸ブロ ー成形さ れた合成樹脂製の透明 度 の高い璦体にお いて、 屈曲線を介 し て接続さ れる二つ の壁面部分の内の第一壁面部分(34, 41)の第二壁面部 分(33, 42)への接続端緣を、 前記第二壁面部分(33, 42) 側にわずかに延長 し、 該延長さ れた第一壁面部分 (34, 41)の接続端緣を第二壁面部分(33 , 42)の接続端 緣に小さ な 曲率半径で湾曲反転 し た稜線壁部分(44)を 介 し て接続 してな る合成樹脂製埵体。
1 2. 第一壁面部分(34, 41)を平坦壁構造 と し、 第二 壁面部分(33, 42)を湾曲壁構造 と し た ク レーム 1 1 に 記載の合成樹脂製壜体。
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