![]() Wiring structure of semiconductor chip
专利摘要:
公开号:WO1991000616A1 申请号:PCT/JP1990/000424 申请日:1990-03-29 公开日:1991-01-10 发明作者:Yasuhiro Fukuda;Tetsuhiko Sugahara;Norio Hirashita;Mitsuhiro Matsuo;Minoru Saito;Masayuki Kobayakawa;Fumitaka Yokoyama 申请人:Oki Electric Industry Co., Ltd.; IPC主号:H01L23-00
专利说明:
[0001] 明 細 半導体チ ッ プの配線構造 技術分野 本発明は、 半導体チ ッ プの配線構造に関する もので め る。 背景技術 近年、 I C 、 L S I 等の半導体装置は、 安価であ る こ とカヽ らセ ラ ミ ツ ク によ るパ ッ ケー ジに代えて樹脂に よ るパ ッ ケー ジが用い られる こ とが多 く な つ ている。 [0002] と こ ろで、 樹脂によ る半導体チ ッ 7の封止は、 半導 体チ ッ プを搭載 した リ ー ドフ レームを型に固定 し、 1 7 0 °C程度の高温の封止樹脂を流 し込むこ と に よ り 行な う 。 こ れを室温に冷却 した際には 、 半導体チ ッ プ 材料の シ リ コ ンは熱膨張係数力 /Jヽさ く 封止樹脂はそれ よ り も熱膨張係数が大き いので、 チ ッ プ表面は樹脂の 縮みによ り 中心方向に圧力を受ける こ と とな る。 こ の 様な メ カ二ズムが働 く ために、 高位電源配線あ る いは グラ ン ド配線すなわち電源配線な どの配線幅が大き い A 1 配線層が中心方向に引 き寄せ られる ス ラ イ ド現象 が発生する。 ま た れは、 温度サイ ク ル試験な どで も発生する。 こ のよ う な A 1 配線の ス ラ イ ド現象を防止する ため に特開昭 62— 111451号公報、 特開昭 62— 174948号公報 あ る いは特開昭 63— 211648号公報に記載さ れている様 に配線幅を狭 く して複数本の組によ る構成 とする手段 ス リ ッ ト を入れて実質的な配線層の太さ を細 く する手 段等が提案されている。 [0003] しか しなが ら、 配線層、 あ る いは グラ ン ド配線層を 細 く し過ぎる とエ レ ク 卜 口 マイ グ レー シ ョ ンが発生 し 又、 分割 した と して も比較的太い配線幅にする と A 1 ス ラ イ ド防止の効果がな く な っ て しま う 。 発明の開示 本件発明は封止樹脂で被覆 した半導体チ ッ プの配線 構造において、 比較的幅広の A 1 配線層を複数に分割 し、 その配線層の少な く と も一部が 1 0 ;z m以上 4 0 iz m以下とな る 幅に構成さ れた ものであ る。 [0004] 本件発明は、 比較的幅が狭い下層配線層 と比較的幅 が広い上層 A 1 配線層の交差部分を有する半導体チ ッ プを封止樹脂で被覆 した半導体チ ッ プの多層配線構造 において、 その上層配線は、 半導体チ ッ プの中心位置 か ら下層配線と上層配線の交差領域の半導体チ ッ プの 中心側辺を結ぶ領域の延長上で前記交差領域の中心側 辺か ら 1 0 m〜 5 0 mの位置に ス リ ツ ト が設け ら れた ものであ る。 [0005] 本件発明は又、 下層の A 1 配線層 と上層の金属配線 層 との間に水分の吸蔵性のあ る 中間絶縁層を有する半 導体チ ッ プの配線構造において、 上層の金属配線層は 下層配線層上で幅 1 0 m以上 4 0 m以下とな る様 構成さ れた も のであ る。 図面の簡単な説明 第 1 図は本発明の第 1 の実施の形態を説明する ため の半導体チ ッ プの一部平面図であ る。 [0006] 第 2 図は本発明の第 1 の実施の形態の他の例を説明 する ための半導体チ ッ プの一部平面図であ る。 [0007] 第 3 図は配線層中の ス リ ッ 卜 の 占める割合 とエ レ ク ト ロマ イ グ レ ー シ ョ ン によ る配線劣化率と の関係を説 明する ための グラ フ であ る。 [0008] 第 4 図は A 1 配線層の幅とノ、。 ッ シベー シ ヨ ン層の ク ラ ッ ク 発生率との関係を説明する ための グラ フであ る 第 5 図は コ ーナー部分に設ける ス リ ッ 卜 の好ま しい 形状を説明する ための平面図であ る。 [0009] 第 6 図は コ ーナー部分に設ける ス リ ッ 卜 の他の好ま しい形状を説明する ための平面図であ る。 [0010] 第 7 図は本発明の第 2 の実施の形態を説明する ため の半導体チ ッ プの一部平面図であ る。 [0011] 第 8 図は本発明の第 2 の実施の形態の他の例を説明 する ための半導体チ ッ プの一部平面図であ る。 [0012] 第 9 図は上層配線層の幅と下層配線層の断線不良の 発生率との関係を説明する ための グラ フ であ る。 第 1 0 図は上層配線の配線ス ラ イ ドによ り 下層配線 の断線が発生する状態を説明する原理図で、 (a)は平面 図、 (b)はその A 1 一 A 2 断面図であ る。 [0013] 第 1 1 図は配線層の幅とエ レ ク ト 口 マイ グ レー シ ョ ンによ る配線劣化時間 との関係を説明するための両対 数グラ フ であ る。 [0014] 第 1 2 図は本発明の第 3 の実施の形態を説明する た めの半導体チ ッ プの一部平面図(a)、 及び一部断面図(b) であ 。 [0015] 第 1 3 図は水分の吸収層を説明する ためのモデル図 て あ る。 [0016] 第 1 4 図は温度と水分の吸蔵層か らの水分の脱離量 との関係を説明するための グラ フであ る。 [0017] 第 1 5 図は温度と A 1 配線層間の圧力 との関係を説 明する ためのグラ フであ る。 発明を実施する ための最良の形態 [0018] [第 1 の実施の形態 ] [0019] 第 1 図は本発明の第 1 の実施の形態を説明する ため の半導体チ ッ プの角部分の一部平面図であ る。 [0020] 図において、 半導体基板 1 1 上に高位電源配線あ る いはグラ ン ド配線すなわち電源配線の比較的幅の広い A 1 配線層 1 2 が形成され、 こ の A 1 配線層 1 2 の中 央部に配線層の方向に沿っ て ス リ ッ ト 1 3 が形成さ れ ている ό こ の ス リ ッ ト 1 3 は ス リ ッ ト が形成さ れた A 1 配線 層 1 2 の実効配線幅が、 ス リ ツ 卜 が形成さ れていない 部分の配線層の幅の 9 0 %以上とな る よ う に形成する すなわち、 こ のス リ ッ ト 幅は ス リ ッ 卜 が設け られてい ない部分の配線層幅の 1 0 %以下とする。 [0021] 今、 仮に配線層の幅 L = 8 0 m とすればス リ ッ ト 幅 W l = 8 z m とな る様形成する。 又、 こ こ で、 分割 された A 1 配線の幅 L 1 , L 2 はそれぞれ 3 6 / m と な る様に形成する のが好ま しい。 [0022] 第 3 図は、 実効配線幅率と A 1 配線層のエ レ ク ト ロ マイ グ レー シ ョ ンによ る配線劣化率との関係を示す図 であ り 、 第 4 図は A 1 配線層の幅と こ の A 1 配線層上 に形成さ れるパ ッ シベー シ ョ ン層の ク ラ ッ ク の発生率 を示す図であ る。 [0023] 第 3 図に示すよ う に、 エ レ ク ト 口マイ グ レ ー シ ョ ン は実効配線幅率が大き い程低下 し、 好ま し く は 9 0 % 以上の場合、 極めて小さ い状態で安定する。 更に、 第 4 図に示すよ う に こ の時の配線幅と して、 4 0 ;/ m以 下であ る場合は、 A 1 ス ラ イ ド も発生 しな く な り 、 パ ッ シベー シ ヨ ン ク ラ ッ ク も生 じない。 [0024] こ の様に、 ス リ ッ ト が形成さ れた A 1 配線の実効配 線幅がス リ ッ 卜 が形成さ れていない部分の配線層の幅 の 9 0 %以上 (ス リ ツ ト 幅が実際の配線幅の 1 1 %以 下) とな る よ う に形成する と と も に、 分割 さ れた各々 の配線層の幅が 4 0 m以下 とな る よ う に形成する こ と に よ っ て、 エ レ ク ト 口 マ イ グ レ ー シ ョ ン に よ る配線 寿命が低下 しな く な り 、 A 1 配線層の ス ラ イ ド現象 も 発生 しな く な る。 [0025] 第 2 図は、 第 1 図に示す A 1 配線層 と同様な配線層 1 2 に、 W l = W 2 = 4 〃 mの ス リ ッ ト 1 3 を 2 本設 けた図である。 [0026] こ の場合 も実効配線幅が元の配線幅の 9 0 %以上あ る ので配線寿命の低下はな く な り 、 更にス リ ッ 卜 を 2 本設ける こ と によ り 配線層は 3 分割 とな る ため、 配線 層の幅が更に広い場合でも各配線幅を 4 0 /z m以下に して A 1 配線層の ス ラ イ ド現象の防止をする こ とがで さ る。 [0027] こ こ で A 1 配線の角部にス リ ッ ト を L字状に形成す る と、 A 1 配線層によ るノ、。 ッ シベー シ ヨ ン層の ク ラ ッ ク 防止に最も効果があ る。 これは、 A 1 配線層の角部 は通常半導体チ ッ プの角部に形成さ れ、 こ こ は配線層 においてチ ッ プ中心か ら最も遠 く 、 樹脂に よ る 中心方 向への圧力が最 も大き く な るか らであ る と考え られる と こ ろで、 こ の様に配線層の角部に ス リ ッ ト を設け た場合、 配線層が狭 く な つ ている こ と に加えて、 角部 であ るために電流の流れる 向きが変え られ、 角部で局 部的に電流密度が高 く な り 、 マイ グ レー シ ョ ンによ る 配線寿命の低下が発生する。 [0028] こ れを回避する ためには、 第 5 図に示すよ う に電流 が流れる方向に対 し斜めにな る直線形状で配線層 1 2 に ス リ ッ ト 1 3 を形成するか、 第 6 図に示すよ う に円 弧状で電流の流れる方向に対 し少 しずつ斜め角度がき つ く な つ て い く よ う に配線層 1 2 に ス リ ッ ト 1 3 を設 けて、 電流の局部的な集中を緩和 させる のが好ま しい [第 2 の実施の形態 ] [0029] 第 7 図は、 本発明の第 2 の実施の形態を説明する た めの半導体チ ッ プの配線層で、 ク ロ ッ ク 信号等が印加 さ れる A 1 , ポ リ シ リ コ ンな どの信号線層 7 1 上に幅 広の A 1 の高位電源配線あ る いは グラ ン ド配線すなわ ち電源配線層 7 2 が形成さ れている 1 層配線を有する 半導体チ ッ プの コ ーナー部を例に と る。 [0030] こ の様な信号線層 7 1 上に幅広の電源配線層等が形 成される場合は、 A 1 配線層の ス ラ イ ド現象によ り 、 第 1 0 図に示すよ う な更に深刻な問題が発生する。 [0031] 第 1 0 図(a)は第 7 図に示す配線層に加わる応力の方 向を矢印で示す平面図であ り 、 (b)はその A 1 一 A 2 断 面図であ る。 [0032] こ の様に、 中心方向へ応力を受けて同図(b)の様に配 線層 7 2 がス ラ イ ドする と、 電源配線層 7 2 の応力が 信号線 7 1 に加わ り 、 図における B部分で信号線層 7 1 の断線又は電源配線層 7 2 と信号線層 7 1 の短絡等の 不良が発生する。 [0033] こ のよ う な不良を回避する には、 第 7 図に示すよ う に、 電源配線層 7 2 の、 半導体チ ッ プの中心 0 か ら、 電源配線層 7 2 と信号線層 7 1 との重な り の境界 B の 端部を結ぶ延長上に ス リ ッ ト 7 3 を形成する。 こ の ス リ ッ ト 7 3 は上記電源配線層 7 2 と信号線層 7 1 との 重な り 部分の内端部に向か っ てチ ッ プ中心 0 か ら延長 した延長線領域に構成する。 こ こ で、 ス リ ッ ト 7 3 の 電源配線層 7 2 のチ ッ プ端部側の幅が 5 O /z m以上あ る場合は、 ス リ ッ ト 7 3 が信号線層 7 1 にかか らない よ う に形成する こ とが必要であ る。 ま た、 境界 B と ス リ ツ ト 7 3 との距離 L 3 は、 第 9 図に示す様に [0034] 以下にする のが好ま しい。 [0035] 即ち、 第 9 図は、 上層の A 1 配線層の幅と、 幅 2. 5 ; の下層の配線層の断線不良発生率の関係を示すグ ラ フ であ り 、 試験条件と して、 一 6 5 °C ( 3 0 分) 〜 室温 ( 5 分) 〜 1 5 0 °C ( 3 0 分) を 8 5 5 回繰 り 返 した温度サイ ク ル試験であ る。 図に示す様に上層配線 層の幅が 5 0 mを越える と急激に下層の配線層の断 線不良発生率が上昇する。 [0036] こ の様に ス リ ッ ト 7 3 は下層配線層の信号線層 7 1 か ら上層配線層の電源配線層 7 2 と境界 B の距離 L 3 を 5 0 cz m以下にすべきであ るが、 ス リ ッ ト 7 3 と電 源配線層 7 2 の中心 0か らの反対端 との距離 L 4 は 5 0 を越えて も よい。 その結果、 ス リ ッ ト 7 3 の半導 体チ ッ プの中心 Oか ら離れた方の長辺側にはパ ッ シベ ー シ ヨ ン層の ク ラ ッ ク が発生する可能性があ るが、 ポ リ イ ミ ド系のチ ッ プコ ー ト等を用 いる場合には腐食物 質の浸入を少な く する こ とができ、 こ こか らの腐食の 広が り は非常に小さ いか又は遅 く する こ とができ る。 [0037] 尚、 チ ッ プコ ー ト を用 いない場合は第 1 の実施の形 態で説明 したよ う に、 A 1 ス ラ イ ドに よ る腐食が発生 する こ とがあ り 、 こ れを防止する ために、 4 0 // 以下 にする こ とが必要であ る。 [0038] ス リ ッ ト Ί 3 を半導体チ ッ プの中心か ら境界 B に至 る直線の延長線上に形成する理由は前述の よ う に、 封 止樹脂の応力は外側か ら 中心方向に向か う 経路を と る のでこ の経路上に ス リ ッ ト を設ければ境界 B の断線が 防止でき る のであ る。 こ れに よ り 、 下層配線層 と上層 配線層 との境界 B を選択的に保護する こ とができ る。 [0039] ス リ ッ ト 7 3 と信号線 7 1 と電源配線層 7 2 との境 界 B の距離 L 3 の最小は第 1 1 図に示す様に 1 0 m 以上にする こ とが好ま しい。 [0040] 即ち、 第 1 1 図は電流密度 2 X 1 0 6 A / c m 2 、 温 度 2 0 0 °Cでの A 1 配線層幅 と配線寿命の関係を示す 両対数グラ フ であ り 、 図において、 1 0 m以下では 急激に配線寿命が低下 している。 こ れは A 1 配線層の マ イ グ レー シ ョ ン によ る 断線に起因する ものであ る と 考ん りれ o [0041] 尚、 第 8 図に示す様に コ ーナ一部以外の部分の配線 層では、 下層配線層の信号線層 7 1 をス リ ッ ト 7 3 と 接触 しな い位置で屈曲 させる のが好ま しい。 [0042] こ の様に、 ス リ ッ ト 7 3 を半導体チ ッ プの中心 0 と 電源配線層 7 2 と信号線層 7 1 との重な り の境界 B を 結ぶ延長のチ ッ プ中心側は電源配線層が細 く な る よ う に設け、 それ以外の部分は細 く な らないよ う に形成す れば、 電流の集中を大き く する こ とな く 配線層を形成 する こ とができ る のでマイ グ レ ー シ ョ ン に強い配線層 を得る こ とができ る。 こ こ で更に電流集中に よ る電流密度の増加を避けた い場合は、 電源配線層 7 2 の半導体チ ッ プ外側を ス リ ッ ト 形成部分のみ太 く してお く と よい。 [0043] 以上上層の配線層 と して電源配線層を形成 した場合 を例に と っ たがグラ ン ド配線層でも 同様であ る。 [0044] [第 3 の実施の形態 ] [0045] 第 1 2 図(a)は、 本発明の第 3 の実施の形態を説明す るための半導体チ ッ プの角部分の一部平面図であ り 、 (b)はその ( c 1 一 c 2 ) 断面図であ る。 [0046] 図において、 半導体基板 1 1 上に素子領域 1 2 1 と . フ ィ ー ル ド領域 1 2 2 が形成され、 素子領域 1 2 1 表 面には表面絶縁層、 フ ィ ー ル ド領域 1 2 2 表面には第 1 層 目 の配線層が形成さ れ、 これ らの表面上には PSG, BPSG, S O G等の眉間絶縁層 1 2 4 が形成されている。 [0047] こ の上に第 2 の配線層 と して高位電源配線又は グラ ン ド配線の金属配線層を形成する際、 1 0 m以上 30 /z m未満の幅の狭い複数の配線層に分割 して形成する 。 電源配線層 と して A 1 配線層を用い、 こ の配線幅 と して 6 Ο μ πιの配線幅が必要な場合は、 幅 1 5 z mの 細い 4 本の A 1 配線 1 2 5 a , 1 2 5 b, 1 2 5 c , 1 2 5 d に分割する。 こ れ らの配線層間の間隔は 4 〃 mが好ま しい。 こ の配線層 1 2 4 を含む半導体チ ッ プ上にはパ ッ シベー シ ヨ ン層 1 2 6 が形成される。 [0048] こ の様に A 1 配線層 一 中間絶縁層上一金属配線層 と 形成された半導体チ ッ プにおいて金属配線層を分割 し て形成する と、 水分の逃げ特性の向上の効果があ る。 第 1 3 図は こ れを説明する ためのモデル図であ る。 図は、 シ リ コ ン基板 1 1 上に S i 0層 1 3 1 が形成 され、 その上に B P S G層 1 3 2 , 第 1 配線層 1 2 3 , S O G層 1 3 3 , P S G層 1 3 4 , 第 2 配線層 1 3 5 が形成さ れている。 こ の上には図示 しないがパ ッ シベ ー シ ヨ ン層が形成されている。 こ こ で、 P S G層 134 はあ る程度吸蔵水があ り 、 S O G層 1 3 3 は こ れよ り も更に吸蔵水が多 く な つ てお り 、 数 wt %にな る。 こ の 吸蔵水は温度が上昇する に従い層中か ら離脱 してい く が、 第 1 4 図に示すよ う に約 4 0 0 °C近辺で特徴的な ピー ク を持っ ている。 [0049] 第 1 5 図は、 第 1 3 図中の シ リ コ ン基板 1 1 と第 2 配線層 1 2 3 ( 1 0 0 m幅) で挟ま れた S O G層 1 3 3 中に吸蔵水が l w % と 5 w %存在する場合につ いて、 こ の領域の圧力を温度の関数 と して理想気体モ デルに従っ て計算 した図であ る。 ただ し、 こ こ では、 実効的な体積を、 3 0 0層 1 3 3 と ? 3 0層 1 3 4 の 各密度と熱酸化層の密度と仮定 して求めている。 こ こ で、 破線は A 1 の降伏応力を示す。 図によれば、 吸蔵 水が l w %であ っ て も第 2 配線層 1 3 5 の シ ン 夕 一温 度 (約 4 0 0 °C ) で圧力が A 1 配線層の降伏応力を超 える こ とがわかる。 こ の圧力は、 第 1 配線層 1 2 3 を 周囲に押広げる働き をする応力 とな っ てボイ ドを形成 する こ と にな る 。 又、 パ ッ シベー シ ヨ ン層の破壌応力 と もな る。 [0050] こ の様に、 上層配線層が金属層の場合はボイ ド発生、 ノ ッ シべ一シ ヨ ン破壊の問題が発生する。 こ れは A 1 だけでな く 他の金属であ っ て も 同 じであ る。 [0051] これを回避する ために、 本発明では第 1 2 図に示す よ う に幅の広い上層 A 1 配線層を元の配線層よ り 幅の 狭い複数 A 1 配線層 と して形成する。 こ れによ り 各 配線層同志の 4 /z mの隙間か ら層間絶縁層 1 2 4 の水 分の脱離が可能とな る。 こ のよ う に、 A 1 配線層の隙 間か ら水分を脱離させる こ と に よ っ て第 1 配線層下の 圧力を下げ、 下層金属配線のボイ ド発生を防 ぐ こ とが でき る 。 こ の分割配線幅は 4 0 cz m以下 とする こ とが 好ま しい。 [0052] 尚、 水分の逃げのために、 上記ス リ ッ 卜 に代えて 1 0 11 m.〜 4 0 mの間隔で上記配線層に開 口を設けて も よい。 産業上の利用可能性 本発明の第 1 の実施の形態によれば、 A 1 配線ス ラ ィ ドを防止 しつつエ レ ク ト ロマ イ グ レ ー シ ョ ン に起因 する配線寿命の低下を防止する こ とができ る配線構造 を得る こ とができ る。 [0053] 本発明の第 2 の実施の形態によれば、 電源配線のパ タ ー ン シ フ ト が局所的に無 く な り 、 こ れによ る下層配 線の断線を防止する こ とができ る 。 又、 グラ ン ド配線 の細い部分を極力少な く する こ とができ る ので、 マイ グ レー シ ョ ンによ る これ らの上層配線の断線 も防止で き る。 更には、 ス リ ツ 卜 を所定の部分に設けたので高 位電源配線、 グラ ン ド配線等の無効領域がきわめて少 な く な り 、 こ れ ら配線層の 占め る面積が大き く な らな いので半導体チ ッ プの面積 も小さ く する こ とができ る 本発明の第 3 の実施の形態によれば、 中間絶縁層の 水分放出を容易に し、 下層 A 1 配線層のボイ ドの発生 を防止する と と も に、 ノ、。 ッ シベー シ ョ ン層に ク ラ ッ ク が発生する こ と を防止でき る。
权利要求:
Claims請求の範囲 1 . 半導体基板上に幅が 4 0 z m以上の A 1 配線層を 有 し、 該配線層の少な く と も一部分が配線方向に添つ て複数に分割された半導体チ ッ プを有する半導体チ ッ プの配線構造において、 前記分割 された該 A 1 配線の配線幅がそれぞれ 1 0 m以上 4 O m以下とな る よ う 構成された半導体チ ッ プの配線構造。 2 . 前記分割する ための ス リ ッ ト 幅の合計は該ス リ ツ 卜 が設け られている部分の ス リ ッ ト を含む配線幅の 1 0 %以下であ る請求項 1 記載の半導体チ ッ プの配線構造 , 3 . 前記 A 1 配線層の分割は該配線層の角部分に形成 されたス リ ツ 卜 か らな る請求項 1 記載の半導体チ ッ プ の配線構造。 4 . 前記角部分に形成された ス リ ッ ト は L字形状であ る請求項 3 記載の半導体チ ッ プの配線構造。 5 . 前記角部分に形成されたス リ ッ ト は前記配線層の 延在方向に対 し角度を も つ て形成された請求項 3 記載 の半導体チ ッ プの配線構造。 6 . 前記角部分に形成されたス リ ッ ト は前記配線層の 延在方向に対 し斜めの直線状であ る請求項 3 記載の半 導体チ ッ プの配線構造。 7 . 前記角部分に形成された ス リ ッ ト は円弧状であ る 請求項 3 記載の半導体チ ッ プの配線構造。 8 . 前記配線層は電源配線であ る請求項 1 記載の半導 1 5 体チ ッ プの配線構造。 9 . 半導体基板上に形成さ れた比較的幅が狭い下層配 線層 と、 該下層配線層 と交差する比較的幅が広い上層 A 1 配線層を有する半導体チ ッ プを備えた半導体チ ッ プの配線構造において、 前記上層 A 1 配線層は前記半導体チ ッ プの中心位置 か ら、 前記下層配線層 と該上層 A 1 配線層の交差領域 の該半導体チ ッ プ中心側辺を結ぶ領域の延長領域であ つ て該交差部分のチ ッ プ中心側辺か ら 1 0 m以上 5 0 m以下の位置に形成された、 該上層配線層の配線方 向に添っ た ス リ ッ ト を有する半導体チ ッ プの配線構造 ( 1 0 . 前記下層配線は前記上層配線に設け られた ス リ ッ ト を迂回する よ う に形成された請求項 9 記載の半導 体チ ッ プの配線構造。 1 1 . 前記上層 A 1 配線は電源配線であ る請求項 9 記 載の半導体チ ッ プの配線構造。 1 2 . 半導体基板上に形成さ れた下層 A 1 配線層 と、 該下層 A 1 配線層上に形成さ れた水分を吸蔵 しやすい 中間絶縁層 と、 該中間絶縁層上に形成 さ れた上層金属 配線層 と を有する半導体チ ッ プの配線構造において、 前記上層金属配線は、 前記下層 A i 配線層上で幅 1 0 m以上 4 0 m以下の幅に該配線層の配線方法に添 つ て分割 されている半導体チ ッ プの配線構造。 1 3 . 半導体基板上に形成された下層 A 1 配線層 と、 該下層 A 1 配線層上に形成された水分を吸蔵 しやすい 中間絶縁層 と、 該中間絶縁層上に形成 さ れた上層金属 配線層 と を有する半導体チ ッ プの配線構造において、 前記上層金属配線は、 前記下層 A 1 配線層上で幅 1 0 m以上 4 0 / m以下の間隔で開 口部を有する半 導体チ ッ プの配線構造。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US5300461A|1994-04-05|Process for fabricating sealed semiconductor chip using silicon nitride passivation film US5126286A|1992-06-30|Method of manufacturing edge connected semiconductor die US7642624B2|2010-01-05|Semiconductor device having a guard ring KR100213955B1|1999-08-02|와이어 본드형 칩용 유기 칩 캐리어 JP3627009B2|2005-03-09|集積回路及びこれの製造方法 DE69531085T2|2004-05-13|Verbesserungen in, an oder in Bezug auf Halbleiteranordnungen US8541264B2|2013-09-24|Method for forming semiconductor structure having protection layer for preventing laser damage US7067902B2|2006-06-27|Building metal pillars in a chip for structure support US7049701B2|2006-05-23|Semiconductor device using insulating film of low dielectric constant as interlayer insulating film CN1110094C|2003-05-28|用于消除电子组件应力的方法和装置 US6207547B1|2001-03-27|Bond pad design for integrated circuits US8334597B2|2012-12-18|Semiconductor device having via connecting between interconnects KR100626923B1|2006-09-20|반도체장치 및 그 제조방법 CN1947231B|2010-06-23|半导体器件 JP3500308B2|2004-02-23|集積回路 KR910004617B1|1991-07-08|반도체 장치 US20130241067A1|2013-09-19|Semiconductor device and a method of manufacturing the same US6650010B2|2003-11-18|Unique feature design enabling structural integrity for advanced low K semiconductor chips EP0395072B1|1999-08-04|Bonding pad used in semiconductor device JP4456112B2|2010-04-28|集積回路部およびその製造方法 JP4351198B2|2009-10-28|ボンドパッド構造のトップビアパターン US4855809A|1989-08-08|Orthogonal chip mount system module and method US7459792B2|2008-12-02|Via layout with via groups placed in interlocked arrangement US7250681B2|2007-07-31|Semiconductor device and a method of manufacturing the semiconductor device KR100436001B1|2004-06-12|반도체 장치
同族专利:
公开号 | 公开日 KR920702795A|1992-10-06| KR0174746B1|1999-02-01| US5288948A|1994-02-22| EP0482194A1|1992-04-29| EP0482194A4|1992-05-06|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 JPS61269332A|1985-05-24|1986-11-28|Hitachi Ltd|Semiconductor device| JPS62111451A|1985-11-08|1987-05-22|Mitsubishi Electric Corp|Semiconductor integrated circuit| JPS62202525A|1987-01-23|1987-09-07|Hitachi Ltd|Resin-sealed semiconductor device| JPH06245150A|1993-02-16|1994-09-02|Sony Corp|内部増幅型固体撮像装置|US7785658B2|2005-10-07|2010-08-31|Asm Japan K.K.|Method for forming metal wiring structure|JPS61269333A|1985-05-24|1986-11-28|Hitachi Ltd|Semiconductor device| JPS61269331A|1985-05-24|1986-11-28|Hitachi Ltd|Manufacture of semiconductor device| JPS6245147A|1985-08-23|1987-02-27|Hitachi Ltd|Alignment feeder| JPS6245150A|1985-08-23|1987-02-27|Hitachi Ltd|Semiconductor device| JPS6245149A|1985-08-23|1987-02-27|Hitachi Ltd|Semiconductor device| JPH022290B2|1985-11-08|1990-01-17|Tokyo Shibaura Electric Co|| JPS62111453A|1985-11-11|1987-05-22|Hitachi Ltd|Semiconductor device| JPS62202523A|1986-02-28|1987-09-07|Nec Corp|Manufacture of semiconductor device| JPS62202524A|1986-02-28|1987-09-07|Rohm Co Ltd|Apparatus for processing semiconductor wafer| JPH0324057B2|1986-08-12|1991-04-02|Fujitsu Ltd|| JPH0815150B2|1988-01-29|1996-02-14|株式会社日立マイコンシステム|樹脂封止型半導体装置の製造方法|US5464794A|1994-05-11|1995-11-07|United Microelectronics Corporation|Method of forming contact openings having concavo-concave shape| US5506450A|1995-05-04|1996-04-09|Motorola, Inc.|Semiconductor device with improved electromigration resistance and method for making the same| FR2781083B1|1998-07-09|2002-09-06|Commissariat Energie Atomique|Interconnexion de dispositifs electroniques integres haute tension| US7271489B2|2003-10-15|2007-09-18|Megica Corporation|Post passivation interconnection schemes on top of the IC chips| US8008775B2|2004-09-09|2011-08-30|Megica Corporation|Post passivation interconnection structures| US7355282B2|2004-09-09|2008-04-08|Megica Corporation|Post passivation interconnection process and structures| US7381642B2|2004-09-23|2008-06-03|Megica Corporation|Top layers of metal for integrated circuits| US7473999B2|2005-09-23|2009-01-06|Megica Corporation|Semiconductor chip and process for forming the same|
法律状态:
1991-01-10| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP KR US | 1991-01-10| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE | 1992-01-02| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990905635 Country of ref document: EP | 1992-04-29| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990905635 Country of ref document: EP | 1997-11-18| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1990905635 Country of ref document: EP |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|