![]() Method for measuring position and posture of object
专利摘要:
公开号:WO1990016037A1 申请号:PCT/JP1990/000811 申请日:1990-06-20 公开日:1990-12-27 发明作者:Toshihiko Morita;Susumu Kawakami 申请人:Fujitsu Limited; IPC主号:G06T7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 物体の位置および姿勢を計測するための方法 技術分野 [0002] 本発明は、 物体の位置および姿勢を計測するための方法に 関する。 [0003] 近年、 人間の目と同様の機能を機械によって実現するため に、 物体の位置および姿勢を 3次元的に計測するための方法 が盛んに研究されている。 このような 3次元計測方法におい ては、 カメ ラを用いて物体を画像として捕らえ、 この画像か ら物体の輪郭を構成する点や線分等の位置および姿勢に関す る 3次元的な情報、 例えば、 カメ ラからの距離や方向等を求 める。 [0004] このような物体の 3次元計測方法は、 特に、 ロボッ トの環 境認識装置において用いられる。 例えば、 移動ロボッ ト等に おいては、 セ ンサアームに搭載されたカメ ラ等により、 ロボ ッ トの周囲に存在する物体などの環境を αボッ ト自身が認識 できるように環境認識装置を備える必要がある。 例えば、 口 ボ 'ン トが作業対象物を取り扱うためには、 対象物の位置 · 姿 勢等の 3次元情報が必要である。 そのために、 視覚セ ンサを 用いて物体の位置および姿勢を 3次元的に計測するための方 法の進歩が望まれている。 背景技術 [0005] 上記のような要望に答えるため、 ステレオ法による 3次元 [0006] - ■ 計測方法がしばしば研究されてきた。 ステレオ法は、 第 1図 [0007] に示されるように、 所定の間隔だけ離れた 2個のカメ ラを持 [0008] ち、 2個のカメ ラで捉えた像の視差により、 三角測量の原理 [0009] に徒って、 3次元計測を行う ものである。 しかし、 この方式 [0010] には、 2枚の画像内で対応する点を求める処理が困難であり、 計測結果が不安定であるという問題点がある。 また、 他の [0011] 3次元計測方法として、 投光法が提案されている。 これは、 [0012] 第 2図に示されるように、 ステレオ法の一方のカメ ラを光投 [0013] 影器に置き換えたものである。 たとえば、 スポ ッ ト光を物体 ' に投影し、 物体からの反射光をカメ ラで撮像すれば、 その撮 [0014] 像位置とスポッ ト光の投影方向とから三角測量の原理で物体 [0015] までの距離が分かる。 投光パターンとしては、 スボッ ト光以 [0016] 外に、 スリ ッ ト光ゃパターン化された光等の利用が考案され [0017] ている。 投光法は、 ステレオ法のような対応点問題を生じさ [0018] せないため、 信頼性に優れているが、 一方で、 遠方の計測に [0019] 不向きであったり、 物体の表面状態によつて制限を受けたり [0020] するという問題点を有している。 [0021] 上記のような問題点を有しないで、 物体の 3次元計測を行 [0022] う一方法として、 運動立体視の原理に基づく 3次元計測方法 [0023] が提案されている。 これらの技術についてはたとえば特開昭 [0024] 59— 184973号、 あるいは特開昭 63— 113782—号等に開示されて [0025] いる。 [0026] この方法では、 視覚的に複雑な作業環境下でも安定に機能 する視覚セ ンサを実現するため、 第 3図に示されるように、 1個のカメ ラを用いて、 その位置を移動させつつ撮影するこ とにより周囲の物体の立体的な位置および姿勢を 3次元的に 計測する ものである。 [0027] 例えば、 上記の開示された、 運動立体視の原理に基づいた 線分の位置および姿勢の 3次元計測処理は、 前処理により原 画像から輪郭画像を生成してこれを球面上に投影するステツ プ、 投影線分を球面投影して投影点 Sを抽出するステ ップ、 複数の撮影位置で求めた投影点 S ° , S S 2 ,…から線分方位 を計測するステ ップ、 および、 各投影点 S ° , S S 2 ,…と線, 分方位情報とから線分距離を計測するステップからなる。 [0028] 上記の輪郭抽出および球面投影の処理においては、 第 4図 に示されるように、 3次元空間内の線分 Lは球面上に投影さ れて投影線分 が得られる。 そして、 線分抽出処理過程では、 第 5図に示されるように、 投影された輪郭 の各点を球面投 影することにより得られる大円の集積交点 S (以下、 投影点 S と称する) が抽出される。 ここで、 球面上の点の球面投影 とは、 第 5図に示されるごと く、 球面上において被投影点を 極とする大円 (北極に対する赤道上に相当) を生成すること であり、 上記の集積交点 (投影点) Sを求めることは、 3次 元空間内の線分を球面上の 1点へ投影したこ とに対応する。 そして、 この投影点 Sは投影線分 £を含む大円の極に等しい。 次に、 線分方位計測処理においては、 第' 7図に示されるよ うに、 上記の線分 Lについて複数の撮影位置 C:。, C ' , C 2 ,〜 で抽出された投影点 S Q , S 1 , S 2 ,…を、 それぞれ、 さらに、 球面投影して、 すなわち、 投影点 S °, S 1, s z,…を、 それぞ [0029] れ極とする大円を生成して、 それらの集積交点 S S (以下投 [0030] 影点 S S と称する) を抽出する。 この場合、 球の中心とこの [0031] 投影点 S Sを結ぶべク トルの方向は線分 Lの方向と一致する [0032] ので、 球面上での投影点 S Sの座標を読み取れば、 線分しの [0033] 3次元空間における方位を知ることができる。 1%' 最後に、 線分距離計測処理においては、 第 8図に示すよう [0034] に、 上記の各投影点 S t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と投影 [0035] 点 S S とから、 各撮影点 Ct ( t = 0 , 1 , 2 , · ' . ) で [0036] 線分 Lに下ろした垂線の方向 S ϊι1· ( t = 0 , 1 , 2 , . ♦ [0037] · ) を求めると共にカメ ラの各撮影点 を球面上に投影し [0038] て撮影点て t を設定する。 各撮影点 r l ( t = 0 , 1 , 2 , [0039] * · · ) と対応する垂線の方向 S h t とを、 それぞれ球面上 [0040] で大円によって結ぶ。 これらの大円の集積交点 Qは、 カメ ラ [0041] から線分 Lへ下ろした垂線の足の 3次元位置を球面上におい [0042] て示しているので、 この集積交点 Qを計測平面 πに逆投影す [0043] ることで、 線分 Lの 3次元空間における位置 (線分までの距 [0044] 離) を知ることができる。 [0045] しかし、 この方法では、 複雑な形状の環境においては誤つ [0046] た測定結果を与えるという問題点を有している。 すなわち、 [0047] 上記の線分の方位の 3次元計測処理においては、 カメ ラを移 [0048] 動させる間に 3次元空間内の多数の線分について得られた多 [0049] 数の写像点を、 それぞれ球面写像して得ら'れる集積交点を求 [0050] めているだけなので、 異なる線分に対する写像点から誤った [0051] 集積交点を求めてしまう可能性がある。 このよう に従来の球面写像を用いる運動立体視法は、 複雑 な形伏の環境において安定に機能しないという問題点を有し ている。 発明の開示 [0052] 本発明の目的は、 カメ ラの移動に対応して生成される投影 点のう ち、 対象物体の輪郭の同一の点、 あるいは、 線分に対 応する投影点列からのみ 3次元情報を抽出できる物体の位置 および姿勢を計測するための方法を提供して、 3次元計測の 信頼性を向上させることにある。 [0053] 本発明の第 1 の形態による物体の位置および姿勢を計測す るための方法は、 力メ ラ位置を投影中心として所定の平面ま たは 2次曲面の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得 られる投影点を、 カメ ラを所定の方向に移動させることに対 応する複数の力メ ラ位置について求めるこどにより、 前記力 メ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面と前記所定の 平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( X t == 0 , 1 , 2 , · · · ) を求める第 1 のステップと、 前記投影 中心を通る 1 つの平面と前記平面または 2次曲面との交線の 上に並び、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · * · ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等しい参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る第 2 のステップと、 前記移動点 列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) およひ'前記参照点列 ( τ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) における各々対応する点同 士を、 該点同士と所定の前記投影中心とを舍む平面と、 前記 所定の平面または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶ [0054] ことにより該交線の交点を求める第 3 のステ ップと、 前記各 [0055] 々対応する点同士を結ぶ交線の交点の位置に基づいて、 前記 [0056] 3次元空間における力メ ラ位置を基準とした前記測定対象の [0057] , 図形要素に閬する幾何学的情報を得る第 4のステ ップとを有 [0058] してなることを特徴とする。 [0059] 本発明の第 2の形態による物体の位置および姿勢を計測す [0060] るための方法は、 カメ ラ位置を投影中心として所定の平面ま [0061] たは 2次曲面の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得 [0062] られる投影点を、 カメ ラを所定の方向に移動させることに対 [0063] 応する複数の力メ ラ位置について求めることにより、 前記力 [0064] メ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面と前記所定の [0065] 平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( χ t = : 0 , 1 , 2 , · · · ) を求める第 1 のステ ップと、 前記投影 [0066] 中心を通る 1つの平面と前記平面または 2次曲面とが交わる [0067] 第 2の交線の上に並び、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , [0068] 2 , · · · ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等しい第 1 の参 [0069] 照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る第 2 のステ [0070] , : ッブと、 前記第 2 の交線の上に前記第 1 の参照点列 ( Γ [0071] t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と逆方向に並び、 前記第 1 の参照 [0072] 点列 ( r t , t = 0 , 1 , 2 , ' · · ) と始点 ( て 。) を共 [0073] 有し、 且つ、 複比が等しい第 2の参照点列 ( 一 て t = 0 , [0074] 1 , 2 , · · · ) を作る第 3のステップと'、 前記移動点列 ( [0075] X t = 0 , 1 , 2 , · ) および前記第 1 の参照点列 [0076] ( r t = 05 1 , 2 , • ) における各々対応する点 同士を、 該点同士と所定の前記投影中心とを含む平面と、 前 記所定の平面または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結 ぶことにより該交線の交点を求める第 4 のステップと、 前記 移動点列 ( X t , t = 0 , 1 , 2 , ·' · · ) および前記第 2 の参照点列 (一 て 1, t = 0 , 1 , 2 , · · · ) における各 々対応する点同士を、 該点同士と所定の前記投影中心とを舍 む平面と、 前記所定の平面または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶことにより該交線の交点を求める第 5 のステツ プと、 前記第 4 のステップにおいて前記各々対応する点同士 を結ぶ交線が交わる第 1 の交点を求める第 6 のステップと、 前記第 5 のステップにおいて前記各々対応する点同士を結ぶ 交線が交わる第 2 の交点を求める第 7 のステップと、 前記第 1 および第 2の交点の位置に基づいて、 前記 3次元空間にお けるカメ ラ位置を基準とした前記測定対象の図形要素に関す る幾何学的情報を得る第 8のステップとを有してなることを 特徴とする。 [0077] 本発明の第 3 の形態による物体の位置および姿勢を計測す るための方法は、 カメ ラ位置を投影中心として所定の平面ま たは 2次曲面の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得 られる投影点を、 カメ ラを所定の方向に移動させることに対 応する複数のカメ ラ位置について求めるこ とにより、 前記力 メ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面と前記所定の 平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動'点列 ( x t = 0 , .1 , 2 , · · · ) を求める第 1 のステ ップと、 前記所定 の投影中心を舍む任意の.投影平面に垂直で前記投影中心を通 る直線と前記所定の平面または 2次曲面とが交わる平面投影 基準点を求める第 2 のステップと、 前記投影中心と前記平面 投影基準点と前記移動点列 ( X ¾ , t = 0 , 1 , 2 , · · · [0078] ) の各々とを通る平面が前記所定の平面または 2次曲面と交 わる交線が、 それぞれ、 前記所定の平面または 2次曲面と前 記投影平面との交線と交わる点を求めることにより、 前記移 動点列 ( χ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各々を前記所定 [0079] の平面または 2次曲面と前記投影平面との交線上に投影され た移動点列 ( X ' t , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を求める第 [0080] ¾ 3 のステップと、 前記投影中心を通る 1 つの平面と前記所定 の平面または 2次曲面との交線の上に並び、 前記投影された 移動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と一点を共有 [0081] し、 且つ、 複比が等しい参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , [0082] • · · ) を作る第 4 のステップと、 前記投影された移動点列 [0083] ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · · ) および前記参照点列 ( τ t = 0 , 1 , 2 , ♦ · · ) における各々対応する点同 [0084] 士を、 該点同士と所定の前記投影中心とを舍む平面と、 前記 所定の平面または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶ こ とにより該交線の交点を求める第 5 のステップと、 前記各 々対応する点同士を結ぶ交線の交点の位置に基づいて、 該 3 次元空間におけるカメ ラ位置を基準とした前記測定対象の図 形要素に関する前記投影平面内における幾何学的情報を得る 第 6 のステップとを有してなることを特徵'とする。 [0085] そして、 上記の本発明の第 1 3 の形態による物体の位置 および姿勢を計測するための方法を実施する装置は、 それぞ れ、 複数のカメ ラ位置において測定対象の図形要素を撮影す る撮影手段と、 該撮影手段によって撮影された画像データを 処理するデータ処理手段とを有してなる、 物'体の位置および 姿勢を計測するための装置であって、 こ のデータ処理手段は. 上記の各ステップにおける作業を実施する手段を備え、 これ らの手段は、 例えば、 各ステップにおけるデータを処理する 演算回路から実現される。 図面の簡単な説明 [0086] 第 1 図はステレオ法の説明図、 [0087] 第 2図は投光法の説明図、 [0088] 第 3図は、 物体の 3次元計測を行う一方法として、 運勛立 体視の原理に基づく 3次元計測方法の説明図、 [0089] 第 4図は、 3次元空間内の線分 Lを球面上に投影する例を 示す図、 [0090] 第 5図は、 3次元空間内の線分 Lを球面上の 1点に射影し て投影点を求める例を示す図、 [0091] 第 6図は、 球面上の 1点の大円への投影を示す図、 [0092] 第 7図は、 3次元空間内の 1 つの線分 Lに対する球面上へ の写像点を複数のカ メ ラ位置において求め、 線分しの方位を 求める例を示す図、 [0093] 第 8図は、 各撮影点 C t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) で線 分 Lに下ろした垂線の方向 S h 1 ( t = Ο ', 1 , 2 , · . · ) と、 各撮影点 C t を球面上に投影した撮影点 r t との対応 するもの同士を大円によって結ぶことにより求めた集積交点 Qを計測平面 πに逆投影することで、 線分 Lの 3次元空間に おける位置 (線分までの距離) を求める例を示す図、 [0094] 第 9図は、 複比の説明図、 [0095] 第 1 0図は、 1点を共有し、 複比の等しい 2つの点列の対 応する点同士を結ぶ線の交点を示す図、 [0096] 第 1 1図は、 本発明において移動点列を検出する原理の説 明図、 [0097] 第 1 2図は、 始点を共有する射影計測法における点列およ び交点の、 球面上における位置関係を立体的に示す図、 [0098] 第 1 3図は、 始点を共有する射影計測法における点列およ び交点の、 球面上における位置関係を示す平面図、 [0099] 第 1 4図は、 無限遠点を共有する射影計測法における点列 および交点の、 球面上における位置関係を立体的に示す図、 [0100] 第 1 5図は、 無限遠点を共有する射影計測法における点列 [0101] ' および交点の、 球面上における位置関係を示す平面図、 [0102] 第 1 6図は、 始点を共有する対称型射影計測法における点 列および交点の、 球面上における位置関係を立体的に示す図、 [0103] 第 1 7図は、 始点を共有する対称型射影計測法における点 列および交点の、 球面上における位置関係を示す平面図、 [0104] 第 1 8図は、 無限遠点を共有する対称型射影計測法におけ る点列および交点の、 球面上における位置関係を立体的に示 す図、 [0105] 第 1 9図は、 無限遠点を共有する対称型-射影計測法におけ る点列および交点の、 球面上における位置関係を示す平面図、 第 2 0図は、 線分を複数のカメ ラ位置において球面投影し たときのパラメ ータの関係を示す図、 [0106] 第 2 1図は、 線分の球面投影におけるパラメータの関係を 示す図、 [0107] 第 2 2図は、 カメ ラの移動に対応して測定対象点を球面上 へ射影する様子を示す図、 [0108] 第 2 3図は、 平面投影型射影計測法において、 投影された 移動点列を求める様子を投影平面に垂直な方向から見た図、 第 2 4図は、 平面投影型射影計測法において、 投影された 移動点列を求める様子を立体的にを示す図、 [0109] 第 2 5図は、 無限遠点を共有する平面投影型射影計測法に おける球面を投影平面に垂直な方向から見た図、 [0110] 第 2 6図は、 始点を共有する平面投影型射影計測法におけ る球面を投影平面に垂直な方向から見た図、 [0111] 第 2 7図は、 輪郭点 Ρを対象とする平面投影型射影計測法 における 3次元位置関係を示す図、 [0112] 第 2 8図は、 平面投影型射影計測法 ( = r∞ ) の中で 求める投影された移動点列 P ' 1によって 3次元空間の輪郭 点 Pの平面 Ω上への投影点 P ' の位置を求める様子を示す図、 第 2 9図は、 線分を複数のカメ ラ位置において球面投影す るこ とにより、 極の移動点列 s 1を求める様子を示す図、 第 3 0図は、 線分を対象とする平面投影型射影計測法にお いて、 球面を投影平面に垂直な方向から見た図、 [0113] 第 3 1図は、 測定対象線分と投影平面 Ωとの交点 Eの位置 を示す図、 [0114] 第 3 2図は、 線分を対象とする平面投影型射影計測法にお L- いて、 線分の極 s を使って計測を行った後、 結果を 90度回転 [0115] して測定対象線分と投影平面 Ωとの交点 Eの位置を求める様 [0116] 子を示す図、 [0117] 第 3 3図は、 複数の投影平面を用いた線分の 3次元計測法 [0118] の 1例を示す図、 [0119] 第 3 4図は、 円筒面を投影面として用いた射影計測法の 1 [0120] 例を示す図、 [0121] 第 3 5図は、 平面を投影面として用いた射影計測法の 1例 [0122] を示す図、 [0123] 第 3 6図は、 第 3 4図の配置の三角形 O r。 x ° における [0124] 辺と角度の関係を示す図、 [0125] 第 3 7図は、 円筒面を投影面として用いた平面投影型射影 [0126] 計測法の 1例を示す図、 [0127] 第 3 8図は、 平面を投影面として用いた平面投影型射影計 [0128] 測法の 1例を示す図、 [0129] 第 3 9図は、 前述の本発明の第 2 の形態による物体の位置 [0130] および姿勢の測定方法を実施する対称型射影計測装置の概略 [0131] 構成を示す図、 [0132] 第 4 0図は、 前述の本発明の第 3 の形態による物体の位置 [0133] および姿勢の測定方法を実施する平面投影型射影計測装置の [0134] 概略構成を示す図、 [0135] 第 4 1図は、 前述の本発明の第 2 の形態による物体の位置 [0136] および姿勢の測定方法を実施する対称型射影計測装置におい [0137] て、 さらに、 輪郭点の 3次元計測を対話的に行い得るように [0138] した構成の概酪を示す図、 そして、 第 4 2図は、 前述の本究明の第 2 の形態による物体の位置 および姿勢の測定方法を実施する対称型射影計測装置におい て、 さ らに、 輪郭点の 3次元計測を対話的に行い得るように した構成の概略を示すものである。 発明を実施するための最良の形態 [0139] ( 1 ) 本発明による物体の位置および姿勢を計測するた めの方法の第 1 の形態 [0140] 前逑のように、 本発明の第 1 の形態においては、 第 1 のス テツプにおいて、 カメ ラ位置を投影中心として所定の平面ま たは 2次曲面の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得 られる投影点を、 カメ ラを所定の方向に移動させるこ とに対 応する複数のカメ ラ位置について求めることにより、 前記力 メ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面と前記所定の 平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列.( X t = 0 , 1 , 2 , · · . ) を求める。 [0141] 次に、 第 2 のステツブにおいて、 前記投影中心を通る 1 つ の平面と前記平面または 2次曲面との交線の上に並び、 前記 移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等しい参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · • ) を作る。 [0142] 第 3 のステップにおいて、 前記移動点列 ( X 1 , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) および前記参照点列 ( て 1 , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) における各々対応する点同士を、 該点同士と所 定の前記投影中心とを舍む平面と、 前記所定の平面または 2 -- 次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶことにより該交線の [0143] 交点を求める。 [0144] そして、 第 4のステップにおいては、 前記各々対 する点 [0145] 同士を結ぶ交線の交点の位置に基づいて、 該 3次元空間にお [0146] けるカメ ラ位置を基準とした前記測定対象の図形要素に閬す [0147] る幾何学的情報を得る。 [0148] 上記の第 2のステップにおいて、 複比とは、 例えば、 平面 [0149] 上では第 9図に示されるような 1つの線上に並ぶ 4つの点 A , [0150] B , C , および、 Dの間の距離の間の関係、 A C / A D : B [0151] C / B Dによって定義される。 [0152] さらに、 一般に、 平面または 2次曲面上において、 それぞ [0153] れが別々の線上にある点列が、 一点を共有し複比が等しい場 [0154] 合には、 両方の点列において対応する点同士を、 それぞれ、 [0155] この所定の平面または 2次曲面上の直線 (投影中心とこれら [0156] 対応する点同士とを舍む平面とこの所定の平面または 2次曲 [0157] 面とが交わる交線) で結ぶとき、 これらの交線は、 全て一点 [0158] で交わることが知られている。 例えば、 平面上においては、 [0159] 第 1 0図に示されるように、 直線 P A B C上に並ぶ点列 P , [0160] 、 、≠.-- - A , B , Cにおける複比と、 直線? A ' B ' C ' に並ぶ点 [0161] 列 P , A ' , B ' , C ' における複比とが等しい場合、 これ [0162] ら 2つの点列において点 Pが共通であるので、 2つの点列 P , [0163] A , B , C、 および、 P , A ' , B ' , C ' における対応す [0164] る点同士を結ぶ直線は、 すべて 1点 Qにおいて交わる。 この [0165] ことは、 球面、 円筒面、 放物面、 双曲面等の他の 2次曲面上 [0166] においても同様であって、 例えば、 一方が上記の移動点列 ( χ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) であるときは、 この点列と 1点を共有し、 且つ、 複比が等し く なるように上記の参照点 列 ( て t , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を 2次曲面上にとれば、 2つの点列において対応する点同士を結ぶ、 この 2次曲面上 の (上記の意味における) 直線は、 この 2次曲面上の 1点で 交わる。 [0167] 上記のような平面または 2次曲面上における移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) および参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の複比が互いに等しいとは、 一般に は、 以下の関係式によって定義される。 s 1 η X - X s i n X t + 1 X [0168] s l n x " x s i n x x [0169] s 1 n て て s i n s 1 n て s „ ^ l _ n - ι. t + 1 1 t + 3 [0170] ( t = 0 2 …) で、 'x t x t z 等は、 投影中心から点 x への方向と点 X t + z への方向とが、 この投影中心においてなす角度である そして、 上記の対応する点同士とは、 例えば、 点 X 1と点 [0171] 占 X と点てい'等である。 第 1 1 図に示されるよ うに、 移動点列 1 , 2 , 3 と複比の異なる参照点列 1 ' , 1 · [0172] 2 ' , 3 ' の点同士を結んだ直線 ( a ) 同士は一点では交わ [0173] らず、 また、 対応しない (位相の異なる) 点同士を結んだ直 [0174] 線 ( b ) 同士も一点では交わらない。 [0175] 上記の移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点 [0176] は、 例えば、 ロボッ トのアームに取りつけられたカメ ラから [0177] 離れた位置にある、 特定の図形要素、 例えば、 3次元空簡内 [0178] の 1点を見たときのカメ ラからの視線方向を、 所定の投影中 [0179] 心 (例えば、 このカメ ラの位置) を中心とした 2次曲面 (例 [0180] えば、 球面) 上に投影したものであり、 この投影された点の [0181] 2次曲面 (例えば、 球面) 上における位置 (極座標) は、 力 [0182] - メ ラ位置の移動に伴って 2次曲面 (例えば、 球面) 上を移動 [0183] する。 例えば、 カメ ラが所定の方向に向かって移動すると、 [0184] 2次曲面 (例えば、 球面) 上においては、 このカメ ラの移動 [0185] のビッチに対応したピッチで、 上記の投影された点が移動し [0186] て移動点列が生成される。 尚、 1つのカメ ラを移動するので [0187] はなく、 上記のビッチで複数の力メ ラを位置させてもよい。 [0188] 上記のような移動点列と複比が等しい参照点列を、 上記の [0189] 平面または 2次曲面上に作る場合に、 上記の共有する点とし [0190] r-: て、 それぞれの点列の始点 X °およびて。 (あるいは、 i を * ' 整数として任意の i番目の点 X 1およびて iでも、 その点を [0191] 始点と考えれば同じである) 同士を共通とする方法と、 それ [0192] それの点列の無限遠点 x°°およびて 0 を共通とする方法とが [0193] 考えられる。 こ こで、 移動点列の無限遠点 X 00 とは、 前記力 [0194] メ ラを前記所定の方向に無限遠に移動させたときのカメ ラ位 [0195] 置において 3次元空間内の測定対象の図形要素を前記カメ ラ から見たときの視線方向に平行で前記所定の投影中心を通る 直線が前記所定の平面または 2次曲面と交わる点として定義 され得る。 [0196] 以下においては、 上記のように、 移動点列と参照点列とに おける共有点を、 それぞれの始点とするような参照点列を作 る具体例と、 移動点列と参照点列とにおける共有点を、 それ ぞれの無限遠点とするような参照点列を作る具体例とを示す < 尚、 以下においては、 本発明の第 1 の形態による物体の位置 および姿勢を計測するための方法を、 射影計測法と称する。 [0197] ( 2 ) 射影計測法 ( X 。 = て 。 ) [0198] 先ず、 移動点列と参照点列とにおける共有点を、 それぞれ の始点とする場合について説明する。 簡単のために、 前述の 投影を行う所定の平面または 2次曲面は、 球面とする。 こ こ で、 投影中心は球面の中心 0とする。 [0199] 始めに、 カメ ラを固定ピッチ Δ Xで並進させながら投影を 繰り返すと、 カメ ラから見れば、 相対的に同一対象を見る視 線方向が固定ピッチ△ Xで逆方向に移動するので、 投影点の 移動点列 X 1 ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番号) 力 得られる。 [0200] 球面上で移動点列 X 1 と複比が等し く、 かつ X ° と て 。 が —致するような参照点列 τ 1 を作るためには、 例えば、 直線 O x。 上の任意の位置に点 T。 を定め、 Τ '° を通る任意の直 線 τ を考える。 そして、 i τ 上で、 Τ ° から間隔 Δ Χで点 列 Τ 1 , Τ 2,…を作る。 そして、 Τ · ( t = 0 , 1 , 2 , · · - ) を投影中心 0を中心として球面上に投影すれば、 x ° と [0201] て。 がー致し、 かつ X と複比が等しい点列て 1 ( t = 0 , [0202] 1 , 2 , · · · ) を作ることができる。 また、 この場合、 て 1 の無限遠点て は、 投影中心 0を通り直線 £ τ に平行な直線 [0203] と球面との交点として求めることができる。 この様子は第 1 [0204] 2図に示されている なお、 上記の直線 £ τ を! ί τ 丄 Ο Τ° [0205] が成立するように定めることができる。 このことは、 以下の [0206] ように参照点列て ( t = 0 , 1 , 2 , · ' · ) を定めるこ [0207] とと等価である。 即ち、 χ。 を通る任意の大円 £ζ を決め、 [0208] . その大円上に以下の式でて t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を [0209] 定める。 _: [0210] Δ X · t [0211] て = tan ( 1 ) [0212] R 0 [0213] で [0214] R 0 = 0 T 0 ( 2 ) [0215] とする。 また、 の場合、 'て 1 は球面上 (大円 £ 上) での弧 て 。 て 1 の長さ、 すなわち、 投影中心 0において点 て 。 [0216] の方向と点て 1 の方向とがなす角度に等しい。 [0217] このとき、 て は大円 τ 上で r °と直角の位置にある。 [0218] すなわち、 [0219] て 0 て tx> = 90。 ( 3 ) 力く成 II "3 る。 [0220] 第 1 3図は、 上記の ( 3 ) 式が成立する'場合に、 上 の球 面を、 投影中心 0と参照点列の無跟遠点 とを結ぶ直線に 平行な方向から見たときの様子を示すものである。 上記の関 係 T i O T。 が成立するときは、 ( 3 ) 式が成り立つので、 第 1 3図の方向から見た球面の中心に τ °°が位置する。 [0221] ここで、 本発明の第 1 の形態における第 3 のステップに従 い、 移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点を、 それぞれ参照点列 て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対応す る点 (すなわち、 フ レーム番号 tが等しい点) とを、 それぞ れ対応する点同士と投影中心 0とを含む平面と球面との交線、 すなわち、 球面の場合は、 対応する点同士を含む大円で結ぶ (第 1 2図, 第 1 3図) 。 先に第 1 0図を参照して説明した ように、 一点 (始点 x 。 = て 。) を共有し、 複比が等しい移 動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と参照点列て t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対応する点同士を大円によって 結ぶと、 これらの大円は必ず球面上の 1点で交わる。 こ の交 点は第 1 2図および第 1 3図では aで示されている。 [0222] 上記の移動点列の無限遠点 ( X00 ) への方向と参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の無限遠点 ( て ) への方 向とが投影中心 0においてなす角度を rとし、 上記の交点 a への方向と参照点列の無限遠点 ( て00 ) への方向とが投影中 心 0においてなす角度を o とするとき、 [0223] カ メ ラの初期位置から測定対象の点 Xまでの距離 r は、 [0224] sin ( r一 び ) [0225] R ( 4 ) [0226] sin a [0227] で与えられる。 こ う して、 カ メ ラ の初期位置から見た点 Xの 3次元位置は次式で与えられる。 0 x [0228] X 0 = ( 5 ) [0229] I 0 χ 0 I [0230] 0 χ '° ノ 1 0 χ ° I は、 カメ ラから点 Xを見たときの視線 方向べク トルである。 尚、 これらの式 ( 4 ) および ( 5 ) は、 上記の関係 τ 丄 0 Τ° とは無関係に一般に成り立つもので ある。 なお、 共有する点は、 χ ° 以舛の任意の X 1 (ただし X01 "を除く ;) でもよい。 その場合、 共有したフ レーム番号 t に対応する点 からの距離が求まる。 [0231] 上記のように、 距離 rを求めるためは、 X00 が分かってい なければならない。 しかしながら、 点列の軌跡が分かつてい れば、 その軌跡と大円て TO a との交点から、 X00 を求めるこ ともできる。 [0232] 以上述べたように、 本発明の第 1 の形態において、 移動点 列の始点と共通に参照点列の始点をとれば、 3次元空間内の 測定対象の点 Xの投影面 (球面) 上での初期位置 ( x °) ( 2 自由度) と無限遠点 ( , ) ( 2 自由度) とを与えれば、 投影の対象となった点 Xの 3次元距離 r ( 1次元量) を求め ることができる。 [0233] あるいは、 上記の点 Xの投影面上での初期位置 ( X。) ( 2 自由度) とその点列の軌跡 ( 1 自由度) を与えれば、 投影の 対象となった点 Xの 3次元距離 r ( 1 自由度) を求めること ができる。 [0234] DO [0235] ( 3 ) 射影計測法 ( [0236] 次に、 移動点列と参照点列とにおける共有点を、 それぞれ の無限遠点とする場合について説明する。 簡単のために、 前 述の投影を行う所定の平面または.2次曲面は、 球面とし、 投 影中心は球面の中心 0とする。 [0237] 空間内の被測定対象点 Xをカ メ ラ原点 0を中心とした球面 上に投影する。 カ メ ラは固定ピッチ Δ Xで並進させながら投 影を繰り返し、 投影点の移動点列 X 1 ( 1 = 0 , 1 , 2 , … [0238] ; t はフ レーム参照番号) を得る。 その様子を第 1 4図に示 す。 [0239] 次に、 球面上で移動点列 X 1 ( t = 0 , 1 , 2 , …:) と複 比が等し く、 かつ X と て とが一致するよ.うな参照点列 て, ¾ を作る。 この参照点列は、 例えば、 以下のようにして定める ことができる。 [0240] 先ず、 直線 0 に平行な任意の直線 £ τ を考える。 £ τ 上の任意の位置に点 Τ° を定め、 その Τ° を始点とし間隔厶 Xの点列 を £ τ 上に作る。 そして、 Tt を 0を中心と し て球面上に投影すれば、 x∞ と て が一致し、 かつ X 1 ( t = 0 , 1 , 2 , …) と複比が等しい点列て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , …) を得ることができる。 [0241] なお、 £ τ 丄 Ο Τ。 が成り立つようにして、 以下のように r x ( t = 0 , 1 , 2 , ··· ) を定めてもよい。 X 1 ( t = 0 , [0242] ' [0243] 1 , 2 , …) の無限遠点 を通る任意の大円 £ を決め、 大円 £c 上で無限遠点 x°° と直角の位置に点 τ。 を定める。 すなわち、 [0244] て 。 て DO =90。 ( 6 ) そして、 その大円上に以下の式で て 1 を定める。 [0245] ただし、 R ° は球面の中心 (投影中心) 0から上記の点 T ° までの距離、 すなわち、 R。 ' =〇 T一。 なる定数であり、 また、 て て は球面上での弧て ° て t の長さ、 即ち Z て 。 0 て t を表す。 [0246] 第 1 5図は、 上記の ( 3 ) 式が成立する場合に、 上記の球 面を、 投影中心 0と参照点列の無限遠点 とを結ぶ直線に 平行な方向から見たときの様子を示すものである。 上記の関 係 £ τ 丄 0 T ° が成立するときは、 ( 3 ) 式が成り立つので、 第 1 5図の方向から見た球面の中心に τ。が位置する。 [0247] ここで、 本発明の第 1 の形態における第 3 のステップに従 い、 移動点列 ( X = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点を、 それぞれ参照点列 て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , ·- · · ) の対応す る点 (すなわち、 フ レーム番号 tが等しい点) とを、 それぞ れ対応する点同士と投影中心 0とを舍む平面と球面との交線、 すなわち、 球面の場合は、 対応する点同士を舍む大円で結ぶ [0248] (第 1 4図, 第 1 5図) 。 先に第 1 0図を参照して説明した ように、 一点 (無限遠点 = ) を共有し、 複比が等し い移動点列 ( X 1 , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と参照点列て t [0249] ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対応する点同士を大円によつ て結ぶと、 これらの大円は必ず球面上の 1点で交わる。 この 交点は第 1 4図および第 1 5図では aで示'されている。 点 aを用いて以下の式から計測点 X。 までの距離 r ( = 0 X °) 力《求められる。 ここで、 上記の移動点列の始点 ( χ ° ) への方向と、 参照 点列 ( r t , t = 0 , 1 , 2 , · · · · ) の始点 ( r ° ) への 方向とが前記投影中心においてなす角度を r とし、 [0250] 上記の交点 aへの方向と参照点列の始点 ( て 。 ) への方向 とが投影中心 0においてなす角度を o とするとき、 [0251] 前記カメ ラの初期位置から前記測定対象の図形要素までの 距離 r ( = 0 X °)は、 [0252] s i n a [0253] r = R ( 8 ) [0254] s i n ( r ~ cc ) [0255] で与えられる。 そして、 カメ ラの初期位置から見た点 Xの 3 次元位置は次式で与えられる。 [0256] 0 X 0 [0257] X。 = r ( 9 ) [0258] I 0 X ° I [0259] ここでは、 最初の投影点 x ° の位置が分かっているものと している。 しかし、 移動点列 ( X t , t = 0 , . 1 , 2 , · · • ) の軌跡が分かっている場合には、 その軌跡と上記で求め た点 a とから、 x。 を求めることもできる。 すなわち、 上述 のように本発明の第 1 の形態の第 3 のステップによって点 a を求めた後、 X t の軌跡と大円て 。 a との交点から、 X ° を 求める (第 1 5図) 。 こ こで、 点 a は複数枚の西像から得た 情報を総合して求めたものであるため、 上記の手順により、 始点 X ° の位置を精度よ 求めることができる。 従って、 こ のようにして求めた x ° を使って ( 8 ) および ( 9 ) の式に よる計算を行えば、 点 Xの 3次元位置を高い計測精度で求め ることができる。 なお、 共有する点は、 χ ° 以^の任意の x t (ただし X [0260] を除く ) でもよい。 その場合、 共有したフ レーム番号 t に対 [0261] 応する点 X 1 までの距離が求まる。 [0262] 以上逑べたように、 本発明の第 1 の形態において、 移動点 [0263] 列の無限遠点と共通に参照点列の無限遠点をとれば、 投影点 [0264] の無限遠点 ( X °° ) ( 2 自由度) と初期位置 ( X θ ) ( 2 自由 J 度) を与えることにより、 計測点の 3次元距離 ( 1 自由度) [0265] を求めることができる。 あるいは、 投影点の無限遠点 ( X00 [0266] ) ( 2 自由度) と軌跡 ( 1 自由度) が与えられれば、 計測点 [0267] の 3次元位置 ( χ ° と距離) (共に 1 自由度) を求めること [0268] ができる。 [0269] なお、 以上の説明は、 本発明の第 1 の形態の手順に従えば、 投影面としては、 球面に限らず、 任意の平面および 2次曲面 [0270] を用いても、 全く同様に成立するものである。 [0271] 以上述べたように、 本発明によれば、 3次元空間内の任意 [0272] の点について、 この点を 1つの bまたは 2次曲面上に投影し [0273] た軌跡を求めることにより、 カメ ラ位置からの 3次元距離を [0274] 求めることができる。 また、 複数の力メ ラ位置において力メ [0275] ラから測定対象の点に到る視線方向を求めることにより得ら [0276] れる複数の投影点のデータを用いるので、 計測結果の信頼性 [0277] と精度が高いものとなる。 また、 一般にカメ ラには多数の物 [0278] 体の点が写り、 これらの点がカメ ラ位置と共に移動するが、 [0279] 本発明により、 カメ ラ位置の移動ピッチと'等しい複比の参照 [0280] 点列と視線方向の対応点とを平面または 2次曲面上で結んだ [0281] 線の交点を求めるこ とにより、 前述の第 1 1図の例から明ら [0282] , かなように、 異なる対象の点と参照点列の点とを結んでも、 これらの線は交わらないので、 異なる対象の点がデータに混 入することを避けることができる。 すなわち、 点列 X 1 のピ ッチ (複比を等し く することに対応) と位相 ( 1点を共有す ることに対応) を利用して計測を行うため、 計測結果の信頼 性が高いものとなる。 · [0283] ( 4 ) 本発明の第 2 の形態 [0284] 本発明による物体の位置および姿勢を計測するための方法 の第 2の形態について説明する。 本発明の第 2の形態におい ては、 1点を共有する 2つの参照点列を使って被測定対象の s 位置および姿勢に関する 3次元的な計測を行う方法である。 [0285] すなわち、 前述のように、 本発明の第 2 の形態においては、 第 1 のステップにおいて、 カメ ラ位置を投影中心として所定 の平面または 2次曲面の上の 1点に測定対象の図形要素を投 影して得られる投影点を、 カメ ラを所定の方向に移動させる ことに対応する複数のカメ ラ位置について求めることにより、 前記カメ ラ位置に対応する所定の投影中心を含む平面と前記 所定の平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( χ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を求める。 [0286] 次に、 第 2のステップにおいて、 前記投影中心を通る 1 つ の平面と前記平面または 2次曲面とが交わる第 2の交線の上 に並び、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , ' 2 , · · · ) と 一点を共有し、 且つ、 複比が等しい第 1 の参照点列 ( τ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る。 第 3 のステップにおいては、 前記第 2の交線の上に前記第 [0287] 1 の参照点列 ( τ t = 0 , Γ, 2 , · · · ) と逆方向に [0288] 並び、 前記第 1 の参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , . · · [0289] ) と始点 ( r °) を共有し、 且つ、 複比が等しい第 2の参照 — - 点列 ( 一 て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る。 [0290] 第 4 のステツブにおいては、 前記移動点列 ( X t = 0 , [0291] 1, 2 , · · · ) および前記第 1 の参照点列 ( て t = 0 , [0292] 1. 2 , · · · ) における各々対応する点同士を、 該点同士 [0293] と所定の前記投影中心とを舍む平面と、 前記所定の平面また [0294] は 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶことにより該交 [0295] 線の交点を第 1 の交点として求める。 [0296] 第 5 のステップにおいては、 前記移動点列 ( X t = 0 , [0297] 1 , 2 , · · · ) および前記第 2の参照点列 ( 一 て t = [0298] 0 , 1 , 2 , · · · ) における各々対応する点同士を、 該点 [0299] 同士と所定の前記投影中心とを合む平面と、 前記所定の平面 [0300] または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶことにより [0301] 該交線の交点を第 2の交点として求める。 [0302] 第 6 のステップにおいては、 前記第 1および第 2の交点の [0303] 位置に基づいて、 前記 3次元空間におけるカメ ラ位置を基準 [0304] とした前記測定対象の図形要素に関する幾何学的情報を得る < [0305] 上記の移動点列 ( X t - 0 , 1 , 2 , · · * ) の各点 [0306] は、 例えば、 ロボッ トのアームに取りつけられたカメ ラから [0307] 離れた位置にある、 特定の図形要素、 例えば、 3次元空間内 [0308] の 1点を見たときのカメ ラからの視線 向を、 所定の投影中 [0309] 心 (例えば、 このカメ ラの位置) を中心とした 2次曲面 (例 えば、 球面) 上に投影したものであり、 こ の投影された点の 2次曲面 (例えば、 球面) 上における位置 (極座標) は、 力 メ ラ位置の移動に伴って 2次曲面 (例えば、 球面) 上を移動 する。 例えば、 カメ ラが所定の方向に向かって移動すると、 2次曲面 (例えば、 球面) 上においては、 こ のカ メ ラ の移動 のピッチに対応したピッチで、 上記の投影された点が移動し て移動点列が生成される。 尚、 1 つのカ メ ラを移動する ので はなく、 上記のピッチで複数の力メ ラを位置させてもよい。 上記のような移動点列と複比が等しい 2つの参照点列を、 上記の平面または 2次曲面上に作る場合に、 上記の共有する 点として、 それぞれの点列の始点 X。およびて。 (あるいは、 i を整数として任意の i 番目の点 X 1およびて でも、 その 点を始点と考えれば同じである) を共通とする方法と、 それ ぞれの点列の無限遠点 および て を共通とする方法とが 考えられる。 ここで、 移動点列の無限遠点 X 00 とは、 前記力 メ ラを前記所定の方向に無限遠に移動させたときのカメ ラ位 置において 3次元空間内の測定対象の図形要素を前記力メ ラ から見たときの視線方向に平行で前記所定の投影中心を通る 直線が前記所定の.平面または 2次曲面と交わる点として定義 され得る。 - 以下においては、 上記のように、 移動点列と参照点列とに おける共有点を、 それぞれの始点とするような参照点列を作 る具体例と、 移動点列と参照点列とにおける共有点を、 それ ぞれの無限遠点とするような参照点列を作る具体例とを示す。 尚、 以下においては、 本発明の第 2 の形態による物体の位置 および姿勢を計測するための方法を、 対称型射影計測法と称 する。 [0310] ( 5 ) 対称型射影計測法 ( X Q = τ 0 ) [0311] 先ず、 移動点列と 2つの参照点列とにおける共有点を、 そ れぞれの始点とする場合について説明する。 簡単のために、 前述の投影を行う所定の平面または 2次曲面は、 球面とする。 [0312] ここで、 投影中心は球面の中心◦とする。 [0313] 始めに、 カメ ラを固定ピッチ Δ Xで並進させながら投影を 橾り返すと、 カメ ラから見れば、 相対的に同一対象を見る視 線方向が固定ピッチ Δ Xで逆方向に移動するので、 投影点の 移動点列 X t ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフレーム番号) が 得られる。 [0314] 球面上で移動点列 と複比が等しく、 かつ x ° と て 。 が 一致するような第 1 の参照点列て t を作るためには、 例えば、 直線 O x ° 上の任意の位置に点 T° を定め、 Τ° を通る任意 の直線 £ τ を考える。 そして、 £ τ 上で、 Τ° から間隔 A X で点列 T T2,…を作る。 そして、 Tt ( t = 0 , 1 , 2 , [0315] ¾4 • · · ) を投影中心 0を中心として球面上に投影すれば、 χ ' と て。 がー致し、 かつ x t と複-比が等しい点列 r 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を第 1 の参照点列として作ることができる, また、 Τ° から反対の向きに間隔 Δ Xの点列一 Τ 一 Τζ,〜 [0316] を作り、 同様に— Τι ( t = 0 , 1 , 2 , ·· · · ) を投影中 心 0を中心として球面上に投影すれば、 逆方向の第 2の参照 [0317] '' 点列一 て t を定義するこ とができる。 さらに、 この場合、 τ 2°l [0318] の無限遠点 て 0"は、 投影中心 0を通り直線 £ τ に平行な直線 と球面との交点として求めることができる。 この様子は第 1 6図に示されている なお、 上記の直線 J2t を £ τ 丄 Ο Τ。 が成立するように定めることができる。 このことは、 以下の ように参照点列て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · ' · ) を定めるこ とと等価である。 即ち、 χ ° を通る任意の大円 てを決め、 その大円上に以下の式で第 1 の参 [0319] 照点列て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · 、· ) を定める。 [0320] Δ X · t [0321] て " て tan ( 1 0 ) [0322] R [0323] で [0324] R 0 = 0 Τ ( 1 1 ) とする。 また、 この場合、 て 。 て は球面上 (大円 £て 上) での弧 て 。 て t の長さ、 すなわち 投影中心 0において点 τ への方向と点 て t への方 とがなす角度に等しい。 [0325] さ らに、 上記の x ° を通る任意の大円 ^ 上で以下の式で 第 2の参照点列一 て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , [0326] • · · ) を定める。 [0327] Δ X · t [0328] ( — て つ tan - I ( 1 2 ) [0329] R [0330] このとき、 て は大円 £ 上で て 。と直角の位置にある すなわち、 [0331] ヽ [0332] τ ° τ∞ =90° ( 1 3 ) ¾、成立 "5 る。 [0333] 第 1 7図は、 上記の ( 3 ) 式が成立する場合に、 上記の球 面を、 投影中心◦と参照点列の無限遠点 て00 とを結ぶ直線に 平行な方向から見たときの様子を示すものである。 上記の関 係 丄 O T。 が成立するときは、 ( 1 3 ) 式が成り立つの で、 第 1 7図の方向から見た球面の中心にて 00が位置する。 [0334] ここで、 本発明の第 2の形態における第 4 のステップに従 い、 移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · ' · ) の各点を、 それぞれ第 1 の参照点列て t ( t = 0 , 1 , 2 , . · · ) の 対応する点 (すなわち、 フ レーム番号 tが等しい点) とを、 それぞれ対応する点同士と投影中心 0とを舍む平面と球面と の交線、 すなわち、 球面の場合は、 対応する点同士を含む大 円で結ぶ (第 1 6図, 第 1 7図) 。 先に第 1 0図を参照して 説明したように、 一点 (始点 x。 = て 。 ) を共有し、 複比が 等しい移動点列 ( x t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と第 1 の 参照点列て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対応する点同士 を大円によって結ぶと、 これらの大円は必ず球面上の 1点で 交わる。 この交点 (第 1 の交点) は第 1 6図および第 1 7図 では aで示されている。 [0335] また、 本発明の第 2 の形態における第 5 のステップに従い. 移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点を、 それ ぞれ第 2の参照点列— て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · . ) の対 応する点 (すなわち、 フ レーム番号 tが等しい点) とを、 そ れぞれ対応する点同士と投影中心◦とを含む平面と球面との 交線、 すなわち、 球面の場合は、 対応する点同士を舍む大円 で結ぶ (第 1 8図, 第 1 9図) 。 上記と同様にして、 一点 ( 始点 x ° = r °) を共有し、 複比が等しい移動点列 ( χ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と第 2 の参照点列— て t ( t = 0 3 [0336] 1 , 2 , · · · ) の対応する点同士を大円によって結ぶと、 これらの大円は必ず球面上の 1点で交わる。 この交点 (第 2 の交点) は第 1 6図および第 1 7図では bで示されている。 上記の移動点列の無限遠点 ( ) への方向と第 1 の参照 点列 ( て 1, t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の 限遠点 ( て 00 ) への方向とが投影中心 0においてなす角度を r とし、 上記の 第 1 の交点 aへの方向と第 1 の参照点列の無限遠点 ( ) への方向とが投影中心 0においてなす角度を o とし、 上記の 第 2 の交点 bへの方向と第 1 の参照点列の無限遠点 ( τ°° ) への方向とが投影中心 0においてなす角度を / とするとき、 大円 a b上で、 以下の式により、 基準点 c を求める。 [0337] T =cot" 1 ((cot a +cot 5 ) /2) ( 1 4 ) [0338] この場合に求まる基準点は移動点列 ( x t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の無限遠点 ( X ) である。 すなわち、 投影面 上での初期位置 ( x ° ) を与えるのみで無限遠点 ( x°° ) が 求められる。 [0339] さ らに、 投影面上での初期位置 ( X ° ) と無限遠点 ( χ°° [0340] ) との外積により投影点列 X t の軌跡 (大円) の極 Z を求め る。 [0341] z = [ x。 X c ] ( 1 5 ) 上記の第 1 の交点 aへの方向と第 1 の参照点列の無限遠点 ( τΜ ) への方向とが投影中心 0においてなす角度 αを用い て以下の式からカメ ラの初期位置から被計' ¾!}対象の点 Xまで の距離 r ( =◦ X。 ) が [0342] 求めりれる。 31 [0343] sin { T - o ) [0344] r = R ° ( 1 6 ) [0345] s l π a [0346] あるいは、 上記の第 2の交点 bへの方向と第 1 の参照点列の [0347] 無限遠点 ( τ ) への方向とが投影中心 0においてなす角度 [0348] / を用いてカメ ラの初期位置から被計測対象の点 Xまでの距 [0349] 離 rを求めることもでき [0350] る。 [0351] sin { T - β ) [0352] r = R ( 1 7 ) [0353] sin /5 [0354] なお、 共有する点は、 x ° 以外の任意の χ 1· (ただし x [0355] 一—— を除く ) でもよい。 その場合、 共有したフ レーム番号 tに対 [0356] 応する点 X1· までの距離が求まる。 [0357] カメ ラの初期位置から見た被測定対象点 Xの 3次元位置は [0358] 次式で与えられる。 [0359] » [0360] 0 X ° [0361] X ° = r ( 1 8 ) [0362] 0 X -— - 以上述べたように、 本発明の第 2 の形態において、 移動点 [0363] 列の始点と共通に第 1および第 2の参照点列の始点をとれば、 [0364] 3次元空間内の測定対象の点 Xの投影面 (球面) 上での初期 [0365] 位置 ( x °) ( 2自由度) を与えるのみで、 投影点の無限遠 [0366] 点 ( ) ( 1 自由度) 、 投影点の軌跡 ( 1 自由度) 、 そし [0367] て、 投影の対象となった点 Xの 3次元距離 r ( 1次元量) を [0368] 求めることができる。 ( 6 ) 対称型射影計測法 ( X ° = て ° ) による輪郭点の 3次元計測 [0369] 上記の本発明の第 2の形態において、 移動点列の始点と共 通に第 1 および第 2 の参照点列の始点をとる方法の応用と し て、 対象物の輪郭点 P までの距離を測定する場合の手順を以 下に示す。 [0370] 1. カメ ラを移動させながら得た各画像に、 輪郭抽出処理 を施し、 対象物の輪郭点を求める。 [0371] 2. 最初の画像の中から、 計測対象とする輪郭点 P ° を選 択する。 [0372] 3. 各輪郭画像と選択した輪郭点 P ° に対して対称型射影 計測法 ( χ 。 - τ "を実施し、 その点の 3次元位置を求める < こう して、 輪郭点 Ρ ° を選択して初期投影位置を与えれば- 力メ ラの初期位置から輪郭点までの距離を計測することがで さる。 [0373] さ らに、 上記のように、 投影点の初期位置 Ρ 0 ( 2 自由度 ) から投影点の無限遠点 Ρ"^ 2 自由度) 、 並びに、 投影点列 の軌跡 ( 2 自由度) が求められるので、 カメ ラの移動方向 V ( 2 自由度) も計測する こ とができる。 [0374] また、 選択した輪郭点のまでの距離のみを、 シーン内にあ る他の点と分離して求めることができる。 [0375] ( 7 ) 対称型射影計測法 ( X ° = て 。 ') による輪郭点の [0376] 3次元計測の応用 I - 上記の本発明の第 2 の形態において、 移動点列の始点と共 [0377] 通に第 1および第 2 の参照点列の始点をとる方法による輪郭 [0378] 点の 3次元計測の応用として、 抽岀される輪郭点 P と、 予め [0379] 分かっているカメ ラの移動方向 Vとが一致していることを確 [0380] 認することができる。 [0381] カ メ ラ の移動方向 Vは予め分かっているとして、 対称型射 [0382] 影計測法 ( x ° = τ ° )に基づいて輪郭点の 3次元計測を行う , そして、 処理の過程で得られた基準点 c =無跟遠点 ( χ∞ ) [0383] が、 予め分かっているカメ ラの移動方向 Vに一致しているこ [0384] とを確認する。 [0385] カメ ラのシーンが複雑化すると、 計測結果にノ ィ ズが舍ま [0386] れることがある。 そのような場合に、 上記の確認を行えば、 [0387] ノ イ ズの影響を除去し、 輪郭点計測結果の信頼性を高めるこ [0388] とができる。 [0389] ( 8 ) 対称型射影計測法 ( X ° = X 0 ) による輪郭点の [0390] 3次元計測の応用 I I [0391] 上記の本発明の第 2の形態において、 移動点列の始点と共 [0392] 通に第 1および第 2 の参照点列の始点をとる方法による輪郭 [0393] ^ 点の 3次元計測の他の応用として、 対象物の輪郭点 Ρを測定 [0394] 対象とする用いる対称型射影計測法 ( χ ° = τ ° )を複数の異 [0395] なる輪郭点に対して実施し、 抽出される複数の無限遠点 Ρ [0396] から、 カメ ラの移動方向 Vを計測することができる。 その手 [0397] 順は以下の 1および 2のとおりである。 [0398] 1. 対称型射影計測法による点の 3次元計測法 ( P ° = r を、 複数の異なる輪郭点に関して実行する。 2. 上記 1 . の処理の過程で抽出された複数の無限遠点 c = ( P 00 ) の位置の平均を求めて、 カメ ラの移動方向 Vを求 める。 [0399] こう して、 撮像した輪郭点情報だけから、 カメ ラの移動方 向を求めることができる。 また、 複数の計測結果からカメ ラ の移動方向を求めているため、 計測結果の信頼性と精度が高 い。 [0400] ( 9 ) 対称型射影計測法 ( s ° = τ ° ) による線分の 3 次元計測 [0401] ここで、 本発明の第 2 の形態の、 移動点列の始点と共通に 第 1 および第 2の参照点列の始点をとる方法において、 測定 対象を線分 (直線) とする場合について説明する。 [0402] ここで、 計測に先立って、 カメ ラの移動方向 V は分かって いるとする。 [0403] 先ず、 カメ ラを移動させながら得た各画像に、 輪郭抽出処 理を施し、 対象物の輪郭画像を、 カメ ラ位置 0を中心とした 球面上に得る。 そして、 その中から輪郭線分 を抽出する。 すなわち、 輪郭線分 £をカメ ラ位置 0を中心として球面上に 投影する。 輪郭線分 £ は、 大円の一部となるため、 その大円 の極 s を求める。 各画像に対して、 上記処理を行えば、 大円 の極 s の移動点列 s 1 ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番 号) が得られる。 第 2 0図は、 このような'大円の極 s の移動 点列 .s t ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番号) の 1例を 示すものである。 ただし、 第 2 0図はカメ ラ座標を固定とし て書いた。 カメ ラから見れば、 線分 Lが相対移動して見える。 [0404] 次に、 最初の投影像の中から、 計測対象とする線分の極 s 。 [0405] を選択する。 そして、 極 s ° を用いて、 前述の始点を共有す [0406] る場合の対称型射影計測法 ( X ° = て 。 ) の手順を実施する。 [0407] 線分を測定対象とする場合には、 上記のように、 輪郭線分 [0408] £をカメ ラ位置 0を中心として球面上に投影して得られた大 [0409] 円の極 s の移動点列 s t (t= 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム [0410] 番号) を、 前述の本発明の第 2の形態の第 1 のステップにお [0411] いて、 前記カメ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面 [0412] と前記所定の平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列 [0413] ( X t = 0 , 1 , 2 , ' · · ) とする。 [0414] ここで、 極 s の移動点列 s t = 0 , 1 , 2 , … ; [ はフ [0415] レーム番号) の軌跡の極、 すなわち、 極 s の移動点列 s ¾ (t [0416] = 0 , 1 , 2 , … ; も はフ レーム番号) を舍む大円の極 ( = [0417] S s とする) は、 当該測定対象線分の 3次元方位を与えてい [0418] る。 そして、 前述の ( 1 6 ) 式および ( 1 7. ) 式によって得 [0419] られる値 rを用いて、 カメ ラの初期位置から計測線分へ下ろ [0420] した垂線の長さ hは以下の式で与えられる。 [0421] : h = r sin 7 ( 1 9 ) [0422] ただし、 [0423] 7 =cos - 1 ( V · S s ) ( 2 0 ) [0424] また、 カメ ラから線分に下ろした垂線の向き s h° を、 s。 [0425] と S s の外積により求める。 [0426] s H ° = [ s 0 X S s ] ( 2 1 ) [0427] 尚、 以上のパラメ一タは、 第 2 1図に示されている„ こう して、 始点を共有する場合の本発明の第 2 の形態の方 法を線分の 3次元位置および姿勢の計測に用いれば、 輪郭線 分 £をカメ ラ位置 0を中心として球面上に投影して得られた 大円の極 s の移動点列 s 1 ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レー ム番号) の初期位置 s ° ( 2 自由度) とカメ ラ移動方向 V ( 2 自由度) が与えられれば、 線分の方位 ( 1 自由度) とカメ ラの初期位置から線分までの距離 ( 1 自由度) とを求めるこ とができる。 また、 本発明の第 2 の形態において始点を共有 する場合の効果として、 極の位置の無限遠点 s 00 ( 1 自由度 ) を得ることができる。 そして、 カメ ラから線分に下ろした 垂線の向き s h ° ( 1 自由度) を得ることができる。 [0428] さ らに、 本発明の特徴として、 選択した線分の 3次元バラ メータのみを、 シーン内にある他の線分と分離して求めるこ とができる。 [0429] 尚、 以上の説明では、 球面に投影する場合を例にとったが、 上記の手順は、 球面以外の平面または 2次曲面に投影する場 合についても全く同様に適用できる。 [0430] 例えば、 上記の極を求める処理は、 一般には、 カメ ラを移 動させながら得た複数の画像の各々 について、 輪郭抽出処理 を施し、 対象物の輪郭画像を、 前記所定の投影中心 ( 0 ) を 中心として前記所定の平面または 2次曲面上に得、 この輪郭 画像から輪郭線分 ( ) を抽出して、 この輪郭線分 ( £ ) お よび前記投影中心を舍む平面の、 該投影中'心を通る法線が該 所定の平面または 2次曲面と交わる点を、 線分の投影点とし て求めることに対応する。 次に、 最初の投影像の中から、 計 測対象とする線分の極 s ° を選択する上記の処理は、 複数の [0431] 画像において得た投影点を移動点列 ( s t ; t = 0 , 1 , 2 [0432] , … ; t はフレーム番号) として、 カメ ラの初期位置の画像 [0433] の中から、 計測対象とする線分の投影点の移動点列の始点 ( [0434] s ° ) を選択するこ とに対応する。 [0435] 前記移動点列 ( s 1 ; t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム [0436] 番号) の軌跡の極 S s は、 この軌跡を含む平面の、 前記投影 [0437] 中心を通る法線と前記所定の平面または 2次曲面との交点と [0438] して求められる。 [0439] ( 1 0 ) 対称型射影計測法 ( s ° = τ ° ) による線分の [0440] 3次元計測の応用 I [0441] 前述の極 s の定義から明らかなように、 極 ( t = 0 , 1 s [0442] 2 , … ; t はフ レーム番号) への方向は球面の中心から線分 [0443] * への方向に垂直であり、 したがって、 極の無限遠点 s°° と、 [0444] カメ ラの移動方向 V との相対角度は 90度である。 よって、 本 [0445] 発明の第 2の形態の、 移動点列の始点と共通に第 1および第 [0446] 2の参照点列の始点をとる方法によって測定対象を線分 (直 [0447] 線) とする場合において、 求められる極の無限遠点 s 60 と、 [0448] 予め分かっているカメ ラの移動方向 V との相対角度が 90度で [0449] あることを以下の 1および 2の手順によって確認するこ とに [0450] よって測定結果の信頼性を確認することができる。 [0451] ここで、 計測に先立って、 カメ ラの移動'方向 Vは分かって [0452] いるとする。 [0453] 1 . 対称型射影計測法による線分の 3次元計測法 ( s。 = 3 [0454] て 。)に基づいて輪郭線分の 3次元計測を行う。 [0455] 2 . 処理の過程で求められた基準点 c = (極の無限遠点 s00 ) とカ メ ラ の移動方向 V との相対角度が 90度であるこ とを 確認する。 [0456] シーンが複雑化すると、 計測結果にノ イ ズが含まれること がある。 そのような場合に、 上記の確認を行えば、 ノ イ ズに よる悪影響を除去し、 線分計測結果の信頼性を高めるこ とが できる。 [0457] ( 1 1 ) 対称型射影計測法 ( s ° = r ° ) による線分の [0458] 3次元計測の応用 I I [0459] 上記の応用例とは逆に、 本発明の第 2の形態の、 移動点列 の始点と共通に第 1 および第 2の参照点列の始点をとる方法 によって測定対象を線分 (直線) とする場合において、 極の 無限遠点 s 00 と、 予め分かっているカ メ ラ の移動方向 との 相対角度が 90度であることを利用して、 以下の 1 および 2 の 手順によってカメ ラの移動方向 Vを求めることができる。 [0460] 1 . 対称型射影計測法による線分の 3次元計測法 ( s ° = て 。)を、 異なる輪郭線分に対して複数回実行する。 [0461] 2. 処理の過程で求められた複数の基準点 c = (極の無限 遠点 s 00 ) を極とする大円を描き、 その交点を求めて、 カメ ラの移動方向を得る。 [0462] こう して、 撮像した輪郭線分情報だけか'ら、 カメ ラの移動 方向を求めることができ、 さらに、 複数の計測結果からカメ ラの移動方向を求めているため、 計測結果の信頼性と精度が 问 < な [0463] ( 1 2 ) 対称型射影計測法 ( xw = r°° ) [0464] 次に、 移動点列と第 1および第 2の参照点列とにおける共 [0465] 有点を、 それぞれの無限遠点とする場合について説明する。 [0466] 簡単のために、 前述の投影を行う所定の平面または 2次曲面 [0467] は、 球面とし、 投影中心は球面の中心 0とする。 [0468] 空間内の被測定対象点 Xを力メ ラ原点 0を中心とした球面 [0469] 上に投影する。 カメ ラは固定ピッチ Δ Xで並進させながら投 [0470] 影を操り返し、 投影点の移動点列 X t ( t = 0 , 1 , 2 , … [0471] ; tはフ レーム参照番号) を得る。 その様子を第 1 8図に示 ¾ ' す。 [0472] 次に、 球面上で移動点列 X t ( t = 0 , 1 , 2 , ·'·) と複 [0473] 比が等し く 、 かつ X 00 と て03 とが一致するような第 1の参照 [0474] 点列 て t ( t = 0 , 1 , 2, …:) を作る。 この参照点列は、 [0475] 例えば、 以下のようにして定めることができる。 [0476] 先ず、 直線 0 X に平行な任意の直線 £ τ を考える。 [0477] 上の任意の位置に点 Τ° を定め、 その Τ° を始点とし間隔厶 :·% Xの点列 Τι を £ τ 上に作る。 そして、 Τ1· を投影中心 0を [0478] 中心として球面上に投影すれば、 X 60 と て がー致し、 かつ [0479] X " ( t = 0 , 1 , 2 , …) と複比が等しい点列 て t ( t = [0480] 0 , 1 , 2 , …) を第 1の参照点列として得ることができる < また、 T° から反対の向きに間隔 Δ Xの点^! — Τ 一 Τζ,〜 [0481] を作り、 同様に— ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を投影中 [0482] 心 0を中心として球面上に投影すれば、 逆方向の第 2の参照 点列一 て t を定義することができる。 [0483] なお、 £ τ 丄 Ο Τ。 が成り立つようにして、 以下のように て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , …;) を定めてもよい。 X 1 ( t = 0 , [0484] 1 , 2 , ) の無限遠点 X を通る任意の大円 を決め、 大円 £ 上で無限遠点 X と直角の位置に点て。 を定める すなわち、 [0485] て 。 て∞ =90° ( 2 2 ) そして、 その大円上に以下の式で て 1 を定める。 [0486] ただし、 R ° は球面の中心 (投影中心) 0から上記の点 T° までの距離、 すなわち、 R ° = O T° となる定数であり、 ま た、 は球面上での弧て。 て t の長さ、 即ち Z て。 0 て t を表す。 [0487] 第 1 9図は、 上記の ( 3 ) 式が成立する場合に、 上記の球 面を、 投影中心 0と参照点列の無限遠点 τ 00 とを結ぶ直線に 平行な方向から見たときの様子を示すものである。 上記の関 係 £ τ 丄 Ο Τ。 が成立するときは、 ( 3 ) 式が成り立つので、 第 1 5図の方向から見た球面の中心に て。が位置する。 [0488] さ らに、 上記の無限遠点 x°°を通る任意の大円 £τ 上で以 下の式で第 2 の参照点列— て ¾ ( t = 0 , 1 , 2 , ' · · ) を定める。 [0489] Δ X · t [0490] (— てつ = tan 一 1 ( 2 ) [0491] R 0 [0492] 00 [0493] このとき、 は大円 上で て。と直角の位置にある すなわち、 [0494] r 0 て = 90° ( 2 5 ) が成立する。 [0495] ここで、 本発明の第 2 の形態における第 4 のステップに従 い、 移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · ' · ) の各点を、 それぞれ第 1 の参照点列て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · . ) の 対応する点 (すなわち、 フ レーム番号 tが等しい点) とを、 それぞれ対応する点同士と投影中心 0とを舍む平面と球面と の交線、 すなわち、 球面の場合は、 対応する点同士を舍む大 円で結ぶ (第 1 8図, 第 1 9図) 。 先に第 1 0図を参照して 説明したように、 一点 (始点 x。 = て 。 ) を共有し、 複比が 等しい移動点列 ( χ t = 0 , 1 , 2 , * · · ) と第 1 の 参照点列て t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対応する点同士 を大円によって結ぶと、 これらの大円は必ず球面上の 1点で 交わる。 この交点 (第 1 の交点) は第 1 8図および第 1 9図 では aで示されている。 [0496] また、 本発明の第 2 の形態における第 5のステップに従い、 移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点を、 それ ぞれ第 2の参照点列一 τ 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対 応する点 (すなわち、 フ レーム番号 tが等しい点) とを、 そ れぞれ対応する点同士と投影中心 0とを含む平面と球面との 交線、 すなわち、 球面の場合は、 対応する点同士を舍む大円 で結ぶ (第 1 8図, 第 1 9図) 。 上記と同様にして一点 (無 限遠点点 χ Μ = て00 ) を共有し、 複比が等しい移動点列 ( [0497] X t = 0 , 1 , 2 , ) と第 2の参照点列一 τ t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の対応する点同士を大円によって 結ぶと、 これらの大円は必ず球面上の 1点で交わる。 この交 点 (第 2の交点) は第 1 8図および第 1 9図ででは bで示さ れている。 [0498] 上記の移動点列の始点 ( X °) への方向と第 1 の参照点列 ( て t = 0 , l , 2 , · · · ) の始点 ( て 。 ) への方向. とが投影中心 0においてなす角度を r とし、 上記の第 1 の交 点 aへの方向と第 1 の参照点列の始点 ( て °) への方向とが 投影中心 0においてなす角度を αとし、 上記の第 2 の交点 b への方向と第 1 の参照点列の始点 ( て 。 ) への方向とが投影 中心 0においてなす角度を ^ とするとき、 [0499] 大円 a b上で、 以下の式により、 基準点 cを求める。 [0500] r =cot" 1 ((cot o + cot β ) /2) ( 2 6 ) [0501] この場合に求まる基準点は投影点の初期位置 ( Χ °) であ る。 すなわち、 投影面上での無限遠点 ( χ ) を与えるのみ で投影面上での初期位置 ( x ° ) が求められる。 [0502] さらに、 投影面上での初期位置 ( x ° ) と無限遠点 ( χ^° [0503] ) との外積により投影点列 X 1 の軌跡 (大円) の極 zが求め られる。 [0504] z = [ xW X c ] ( 2 7 ) 上記の第 1 の交点 aへの方向と第 1 の参照点列の無限遠点 ( r 00 ) への方向とが投影中心 0においてなす角度 orを用い て以下の式からカメ ラの初期位置から被計'測対象の点 Xまで の距離 r ( = 0 X ) が [0505] 求められる。 I s in or | [0506] r = R 0 ( 2 8 ) [0507] ! sin ( T — ) I [0508] あるいは、 上記の第 2 の交点 bへの方向と第 1 の参照点列の [0509] 無限遠点 ( て ) への方向とが投影中心 0においてなす角度 [0510] ^を用いてカメ ラの初期位置から被計測対象の点 Xまでの距 [0511] 離 rを求めることもでき [0512] る。 [0513] I in β I [0514] r = R 0 ( 2 9 ) [0515] I sin { T — oc ) i [0516] 力メ ラの初期位置から見た被測定対象点 Xの 3次元位置は [0517] 次式で与えられる。 [0518] 0 X ° [0519] X。 = r ( 3 0 ) [0520] i 0 X ° i [0521] 以上述べたように、 本発明の第 2の形態において、 移動点 [0522] 列の無限遠点と共通に第 1および第 2の参照点列の無限遠点 [0523] をとれば、 3次元空間内の測定対象の点 Xの投影面 《球面) [0524] 上での無限遠点 ( X00 ) ( 2 自由度) を与えるのみで、 投影 [0525] 点の初期位置 ( X ° ) ( 2 自由度) 、 投影点の軌跡 ( 1 自由 fi:, ί:■ .■.-■ - .. .,.■ . [0526] . ,:■ . -: 度) 、 そして、 投影の対象となった点 Xの 3次元距離 r ( 1 [0527] 次元量) を求めることができる。 [0528] ( 1 3 ) 対称型射影計測法 ( X 00 = て ) による輪郭点 [0529] の 3次元計測 [0530] 上記の本発明の第 2の形態において、 移動点列の無限遠点 [0531] と共通に第 1および第 2の参照点列の無限遠点をとる方法の 応用として、 対象物の輪郭点 P までの距離を測定する場合の 手順を以下に示す。 [0532] 計測に先立って、 カメ ラの移動方向 Vは分かっているとす る。 [0533] 1. カメ ラを移動させながら得た各画像に、 輪郭抽出処理 を施し、 対象物の輪郭点を求める。 [0534] 2. 各輪郭画像を用いて、 「対称型射影計測法 ( X = て 00 ) 」 を実施し、 全輪郭点の 3次元位置を求める。 [0535] こ こで、 全ての投影点の無限遠点は、 カメ ラの移動方向 V に一致する。 従って、 無限遠点 P = V として処理すればよ い。 [0536] こ う して、 カ メ ラ の移動方向 V ( 2 自由度) を与えるだけ で、 輪郭点の 3次元位置を計測することができる。 [0537] すなわち、 カメ ラの移動:^向 V ( 2 自由度) から投影点列 の軌跡 ( 1 自由度) 、 投影点の初期位置 P 。 ( 1 自由度) 、 並びに、 測定対象点 (輪郭点) までの距離 ( 2 自由度) が求 められる。 そして、 シーン内にあるすベての輪郭点の 3次元 位置を一度に求めることができる。 [0538] ( 1 ) 対称型射影計測法 ( X = て ) による線分の [0539] 3次元計測 [0540] こ こで、 本発明の第 2の形態の、 移動点列の無限遠点と共 通に第 1 および第 2の参照点列の無限遠点—をとる方法におい て、 測定対象を線分 (直線) とする場合について説明する。 [0541] こ こで、 計測に先立って、 カ メ ラ の移動方向 Vは分かって いるとする。 [0542] 先ず、 カメ ラを移動させながら得た各画像に、 輪郭抽出処 [0543] 理を施し、 対象物の輪郭画像を、 カメ ラ位置 0を中心とした [0544] 球面上に得る。 そして、 その中から輪郭線分 £を抽岀する。 [0545] すなわち、 輪郭線分 をカメ ラ位置 0を中心として球面上に [0546] 投影する。 輪郭線分 £は、 大円の一部となるため、 その大円 [0547] の極 s を求める。 各画像に対して、 上記処理を行えば、 大円 [0548] の極 s の移動点列 s 1 ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番 [0549] 号) が得られる。 このような大円の極 s の移動点列 s t ( t = [0550] 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番号) は、 例えば、 第 2 0図 [0551] に示されるようなものである。 ただし、 第 2 0図はカメ ラ座 [0552] 標を固定として書いた。 カメ ラから見れば、 線分 Lが相対移 [0553] 動して見える。 [0554] 上記の無限遠点を共通とする方法は、 初めに、 極 sの移動 [0555] 点列 s t ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番号) の無限遠 [0556] 点 が与えられている場合に適用できる。 この極の無跟遠 [0557] 点 s 00 を用いて、 上記の無限遠点を共有する場合の対称型射 [0558] 影計測法 ( X - て ) の手順を実施する。 [0559] 線分を測定対象とする場合には、 上記のように、 輪郭線分 [0560] £をカメ ラ位置 0を中心として球面上に投影して得られた大 [0561] 円の極 s の移動点列 s t ( t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム [0562] 番号) を、 前述の本発明の第 2の形態の第 1 のステッブにお [0563] いて、 前記力メ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面 [0564] と前記所定の平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列 [0565] ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) とする。 [0566] ■: ここで、 本発明により得られる軌跡の極 z ( = S s ) から 線分の 3次元方位が与えられる。' [0567] そして、 前述の ( 2 8 ) 式および ( 2 9 ) 式によって得られ る値 rを用いて、 カメ ラの初期位置から計測線分へ下ろした 垂線の長さ hは以下の式で与えられる。 [0568] = r sin? ( 3 1 ) [0569] ただし、 [0570] 7 =cos - 1 ( V - S s ) ( 3 2 ) [0571] また、 カメ ラから線分に下ろした垂線の向き s h° を、 s。 と S s の外積により求める。 [0572] s h° = [ s 0 X S s ] ( 3 3 ) [0573] ここで、 s。 は、 ( 2 6 ) 式によって基準点 c として求め られる。 [0574] 尚、 以上のパラメ ータは、 第 2 1図に示されている。 [0575] こう して、 無限遠点を共有する場合の本発明の第 2 の形態 の方法を線分の 3次元位置および姿勢の計測に用いれば、 輪 郭線分 £をカメ ラ位置 0を中心として球面上に投影して得ら れた大円の極 s の移動点列 s 1 (t = 0 , 1 , 2 , … ; t はフ レーム番号) の無限遠点 S ( 2 自由度) とカメ ラ移動方向 V ( 2 自由度) が与えられれば、 線分の方位 ( 1 自由度) 、 および、 カメ ラの初期位置から線分までの距離 ( 1 自由度) を求めることができる。 また、 本発明の第 2 の形態において 無限遠点を共有する場合の効果として、 極の位置の初期位置 s 0 ( 1 自由度) を得ることができる。 そして、 カメ ラから 線分に下ろした垂線の向き s h° ( 1 自由度) を得ることが できる。 [0576] さらに、 本発明の特徴として、. 無限遠点 s °°を共有する ( 互いに平行な) 全ての線分の 3次元パラメータを 1度に求め ることができる。 すなわち、 複数の力メ ラ位置における撮影 と第 1および第 2 の参照点列の作成を 1 回行う ことにより、 撮影されたシーン内にある複数の線分の 3次元バラメータを 1度に求めることができる。 [0577] ( 1 5 ) 本発明の第 3の形態 [0578] 本発明による物体の位置および姿勢を計測するための方法 の第 3 の形態について説明する。 [0579] すなわち、 前述のように、 本発明の第 3の形態においては、 第 1 のステップにおいて、 カメ ラ位置を投影中心として所定 の平面または 2次曲面の上の 1点に測定対象の図形要素を投 影して得られる投影点を、 カメ ラを所定の方向に移動させる ことに対応する複数の力メ ラ位置について求めるこ により, 前記力メ ラ位置に対応する所定の投影中心を舍む平面と前記 所定の平面または 2次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( X 1 , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を求める。 [0580] 第 2のステップにおいては、 前記所定の投影中心を舍む任 意の投影平面に垂直で前記投影中心を通る直線と前記所定の 平面または 2次曲面とが交わる平面投影基準点を求める。 第 3 のステツブにおいては、 前記投影中心と前記平面投影 基準点と前記移動点列 ( X 1 , t = 0 , 1 , 2 , · ♦ · ) の 各々とを通る平面が前記所定の平面または 2次曲面と交わる 交線が、 それぞれ、 前記所定の平面または 2次曲面と前記投 影平面との交線と交わる点を求めるこ とにより、 前記移動点 列 ( X t , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各々を前記所定の平 面または 2次曲面と前記投影平面との交線上に投影された移 動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を求める。 [0581] 第 4 のステップにおいては、 前記投影中心を通る 1 つの平 面と前記所定の平面または 2次曲面との交線の上に並び、 前 記投影された移動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · . ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等しい参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る。 [0582] 第 5 のステップにおいては、 前記投影された移動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · · ) および前記参照点列 ( て 1 , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) における各々対応する点同 士を、 該点同士と所定の前記投影中心とを含む平面と、 前記 所定の平面または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶ ことにより該交線の交点を求める。 [0583] そして、 第 6 のステップにおいては、 前記各々対応する点 同士を結ぶ交線の交点の位置に基づいて、 該 3次元空間にお けるカメ ラ位置を基準とした前記測定対象の図形要素に関す る前記投影平面内における幾何学的情報を得る。 [0584] 上記の移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点 は、 例えば、 ロボ 'ン トのアームに取りつけられたカメ ラから 離れた位置にある、 特定の図形要素、 例えば、 3次元空間内 の 1点を見たときのカメ ラからの視線方向を、 所定の投影中 心 (例えば、 このカメ ラの位置) を中心とした 2次曲面 (例 えば、 球面) 上に投影したものであり、 この投影された点の [0585] 2次曲面 (例えば、 球面) 上における位置 (極座標) は、 力 [0586] メ ラ位置の移動に伴って 2次曲面 (例えば、 球面) 上を移動 [0587] する。 例えば、 カメ ラが所定の方向に向かって移動すると、 [0588] : 2次曲面 (例えば、 球面) 上においては、 このカメ ラの移動 [0589] のビッチに対応したビツチで、 上記の投影された点が移動し [0590] て移動点列が生成される。 尚、 1 つのカメ ラを移動するので [0591] はなく、 上記のピッチで複数のカメ ラを位置させてもよい。 [0592] 例えば、 空間内の計測点 Xをカメ ラ原点◦を中心とした球面 [0593] 上に投影する。 カメ ラを固定ピッチ Δ Χで並進させながら投 [0594] 影を繰り返し、 第 2 2図に示されるように、 投影点の時系列 [0595] (移動点列) X t C t = 0 , 1 , 2 , ; t はフ レーム番号 [0596] ) を得る。 [0597] そして、 以下の 1および 2の手順を実施する。 [0598] 1. 球面上の任意の位置に新たな投影中心 wを定め、 wを [0599] 極とする大円を ^/ とする。 そして、 すべての移動点列 x t [0600] について、 大円 w x l と大円 の交点 X ' 1 を求める。 第 [0601] 2 3図は、 wの方向から球面を見た様子を示す。 また、 第 2 [0602] - 4図は、 この手順を立体的に示すものである。 [0603] 2. 点列 X 1 を対象として、 射影計測法を実施する。 [0604] この時、 第 2 5図に示されるように、 無限遠点 X 00を て *° [0605] と一致させる方法と、 第 2 6図に示されるように、 始点 x ° [0606] を て。 と一致させる方法とがある。 ' [0607] 上記の方法によれば、 例えば、 測定対象の図形要素が点で ある場合には、 カメ ラ中心を舍む任意の平面上への投影位置 を求めることができる。 [0608] そして、 wを極とする大円 £ w 上に X 1 を投影するので、 すべての点の軌跡は £ となるので、 3次元空間内の計測対 象点を投影した点列の軌跡が未知であつても計測可能である, さらに、 複数の画像を使うので、 計測結果の信頼性と精度 が高く なる。 また、 本発明共通の効果として、 点列 X ¾ のビ ッチと位相成分を利用して計測を行うため、 計測結果の信頼 性が高く なる。 尚、 以下では本発明の第 3 の形態による物体 の位置および姿勢を測定する方法を、 平面投影型射影計測法 と称する。 [0609] ( 1 6 ) 平面投影型射影計測法による輪郭点の 3次元計 測 [0610] ここで、 本発明の第 3 の形態の、 移動点列の無限遠点と共 通に第 1 および第 2 の参照点列の無限遠点をとる方法におい て、 測定対象を輪郭点とする場合は、 以下の 1 〜 3 の手順に よつて実施される。 [0611] 計測に先立って、 カメ ラの移動方向 Vは分かっている とす る。 [0612] 1. カメ ラを移動させながら得た各画像を、 輪郭抽出処理 を施し、 対象物の輪郭点を求める。 [0613] 2. 任意の投影中心 wを定めて、 上記輪郭点を対象とした 平面投影型射影計測法 ( = て0 ) を実施する。 [0614] こ こで、 全ての投影点 (輪郭点) の無限遠点 P w は、 力メ ラの移動方向 Vに一致する。 従って、 無限遠点 P = v とし て処理すればよい。 [0615] この方法により、 3次元空間の輪郭点 Ρを、 カ メ ラ中心 0 [0616] を舍む任意の平面 Ω上へ、 平行投影した位置 P ' を求めるこ [0617] とができる (第 2 7図) 。 [0618] 3¾ 尚、 平面投影型射影計測法 ( x = r °° ) の中で求める [0619] P ' tは、 平面 Ω上への投影点 P ' 点へ向かう視線を与えて [0620] いる。 したがって、 第 2 8図に示したように、 3次元空間の [0621] 輪郭点 Pの位置を求めることができる。 [0622] こう して、 上記の手順によれば、 カ メ ラの移動方向 Vを与 [0623] えるだけで、 輪郭点の投影位置 P ' を計測することができる, [0624] そして、 シーン内にあるすベての輪郭点の投影位置を一度 [0625] に求めることができ、 輪郭点の平面図を作成することができ [0626] る。 [0627] また、 軌跡が未知でも計測できる。 [0628] ( 1 7 ) 平面投影型射影計測法 ( X 03 = て ) による線 [0629] 分の 3次元計測 [0630] こ こで、 本発明の第 3の形態の、 移動点列の無限遠点と共 [0631] 通に第 1 および第 2の参照点列の無限遠点をとる方法におい [0632] て、 測定対象を線分 (直線) とする場合は、 以下の 1 〜 3 の [0633] 手順によつて実施される。 [0634] ここで、 計測に先立って、 カメ ラの移動方向 Vは分かって [0635] いるとする。 [0636] 1. . カメ ラを移動させながら得た各面像に、 輪郭抽出処理 [0637] を施し、 対象物の輪郭画像を、 カ メ ラ原点 0を中心とした球 [0638] . i . 面上に得る。 そして、 その中から輪郭線分 を抽出する。 輪 郭線分 は、 大円の一部となるため、 その大円の極 s を求め る。 各画像に対して、 上記処理を行えば、 極の移動点列 [0639] ( t = 0 , 1 , 2 , ; t はフレーム番号) が得られる。 第 2 9図に点列 s t の様子を示す。 ただし、 第 2 9図はカメ ラ 座標を固定として書いた。 カメ ラから見れば、 線分 Lが相対 移動して見える。 [0640] 2. 球面上で、 カメ ラの移動方向 V と直角な位置に投影中 心 wを定めて、 前述の無限遠点を共有する平面投影型射影計 測法 ( = て 00 ) を実施する (第 3 0図) 。 ただし、 計測 に必要な投影された極 s の無限遠点 S '«> は、 V と wの外 積により求める。 [0641] s = C V X w ( 3 ) [0642] 3. 求めた s ' °を大円 £ w上で 90度回転させた点 s ' % 求めれば、 s ' ° r 方向の距離 r の点として、 カメ ラ中心 0 を含み、 任意の法線べク ト ルを持つ平面 Ωと、 線分 (または その延長線) との交点 [0643] E (第 3 1図) が求まる。 [0644] 0 s ' ° r [0645] E = r ( 3 5 ) [0646] I 0 s ' ° r I [0647] なお、 線分の極 s を、 大円 £ w上の点 s ' に変換する処理 は、 第 3 2図に示したように、 べク ト ル s を平面 Ω上に投影 したべク ト ル s ' を求めているこ とに相当'する。 点 Eは、 ベ ク ト ル s を 90度回転したべク ト ル上にあるため、 s を使って 計測を行った後、 結果を 90度回転すれば、 所望の点 Eの位置 を求めることができる。 [0648] 一般には、 極の無限遠点 S はカメ ラ移動方向 Vを極とす る大円 £ 上の任意の位置にあり、 その位置は、 線分の方位 毎に異なる。 このことが、 無限遠点を共有する法を実施する 際に、 以下のような問題を生じさせる。 [0649] 〔 1 〕 まず線分方位を求め、 それを用いて無限遠点を求め ておかなければならないが、 線分方位を求める処理が安定に 機能しない。 [0650] 〔 2 〕 線分方位の数だけ、 処理を操り返さなければ、 すべ ての線分を計測することができない。 [0651] しかしながら、 ここでは、 上記の 2 . においてカメ ラの移 動方向 V と直角な位置に投影中心 wを定めたことにより、 上 記の 〔 1 〕 および 〔 2 〕 の問題は同時に解決されている。 即 ち、 wを Vと直角にすることにより、 全ての線分の投影され た極の無限遠点 s ' は一点に一致する。 徒って、 一回の処 理ですべての線分を計測することができる (問題 〔 2 〕 の解 決) 。 そして、 その点は、 式 ( 3 5 ) で求めることができる (問題 〔 1 〕 の解決) 。 [0652] 以上述べたように、 本発明の第 3 の形態の、 移動点列の無 限遠点と共通に第 1および第 2の参照点列の無限遠点をとる 方法において、 測定対象を線分 (直線) とすることにより、 カメ ラ中心 0を含みカメ ラ移動方向 V と直角な任意の法線べ ク トル wを持つ平面 Ωと、 線分 (またはその延長線) との交 点 Eを求めることができる。 さらに、 カ メ ラ のシーン内にあ るすべての線分の投影位置 Eを一度に求めることができる。 また、 この計測は軌跡が未知でも可能である。 [0653] ( 1 8 ) 平面投影型射影計測法 ( XM = て ) による線 分の 3 次元計測の応用 [0654] 上記の、 カメ ラ中心 0を舍みカメ ラ移動方向 V と直角な任 意の法線べク トル wを持つ平面 Ωと、 線分 (またはその延長 線) との交点 Εを求める手順を、 第 3 3図に示されるよう に. カメ ラ移動方向 V と直角な、 それぞれ法線べク トル w 0 , w w · ' を有する複数の平面 Ω 0, Ω , , Ω 2 · · [0655] . において、 それぞれ実施して、 それぞれの平面 Ω 。, Ω Ω 2 · · · と測定対象の線分との交点 Ε 。, Ε , , Ε 2 · · ' を求める。 そして、 交点 Ε Ε , , Ε · ·· ' を通る直 線を求めるこ とにより、 線分の 3次元パラメ 一タを求める。 こ こで、 平面の数 (交点の数) は、 カメ ラ シーンに写る線分 の数 (測定対象の線分の数) に応じて、 また、 求められる精 度に応じて増やす必要がある。 例えば、 カメ ラ シーンに写る 線分の数が 1 本の場合は、 最低 2つの平面 (交点) が必要で ある。 そして、 平面の数 (交点の数) を増やせば、 さ らに、 結果の信頼性が向上する。 ' [0656] こ う して、 線分の 3次元バラメ ータ (方位と位置) を求め る こ とができる。 [0657] また、 平面の数 (交点の数) を増すこ とにより、 結果の信 頼性と精度を高く する こ とができる。 ' [0658] ( 1 9 ) 平面、 および、 球面以外の 2次曲面を用いた射 [0659] 影計測法および対称型射影計測法 [0660] ここまでは、 全て球面上に投影点を得た場合に例をとつて [0661] 説明してきたが、 以上説明した本発明の第 1 〜 3 の形態の実 [0662] 施例は、 平面、 および、 球面以外の 2次曲面上に投影点を得 [0663] る場合にも適用できるものである。 [0664] 例えば、 第 3 4図に示されるように、 投影面として円筒面 [0665] を使った場合は、 まず、 円筒面上に投影点の移動点列 X と [0666] 基準点列 (参照点列) r t とを得る。 次に、 対応する と [0667] r t とが作る平面と円筒面の交線を求める。 円筒面の場合、 [0668] この交線は楕円となる。 従って、 楕円群の交点を求めれば、 [0669] 点 a等の集積点が求まる。 そして、 最後に前記 ( 8 ) 式で距 [0670] 難を求める。 ただし、 α , ァを求めるためには、 たとえば、 [0671] 円筒座標 ( Ρ , θ , ) を以下のように直交座標 ( X , y , [0672] z ) に変換する。 [0673] [0674] 直交座標系で記述されたべク ト ル て 。, X °, aから、 [0675] ( て 0, Xつ [0676] cosZ て 00 χ 0 = ( 3 7 ) [0677] τ 0 II x [0678] ( て 0, a ) [0679] cos Z て Q 0 a = ( 3 8 ) [0680] I τ 0 II a I [0681] とすればよい。 なお ( 3 8 ) 式のような、 曲線座標と直交座 [0682] 標との変換式は、 任意の 2次曲面 (例えば、 放物面、 双曲面 [0683] - '二、' ~ [0684] -': - : 等) について公知である。 尚、 放物面および双曲面の場合、 投影中心は、 放物面および双曲面それぞれの中心に定められ る。 [0685] また、 第 3 5図に示されるように、 投影面として平面を使 つた場合も、 全く 同様である。 この場合、 交線は直線となる ので、 対応する と を平面上の直線で結び、 集積交点 を求めればよい。 そして、 同様に ( 8 ) 式で距離を求める。 a , は、 直交座標系で記述されたべク ト ル て ° , X °, aから [0686] ( 3 7 ) 式および ( 3 8 ) 式によって同様に求めればょレ' なお、 特に、 投影面が平面の場合には、 [0687] 7 て " X [0688] or = て [0689] A = 0 X B = 0 r [0690] とするとき、 [0691] A · a [0692] r = R 0 ( 3 9 ) [0693] I B ( r — α ) I [0694] によっても距離を求めることができる。 この関係式は、 第 3 6図に示されるように、 三角形 O r 。 x ° において、 正弦定 理を用いて導いたものである。 即ち、 [0695] ε = Z τ 00 a [0696] として、 [0697] a B [0698] ( 0 ) sin a sin e [0699] および [0700] な A [0701] ( 1 ) n ( r - <χ ) s i n ( K - ε ) 52 [0702] の関係が成り立つ。 故に、 [0703] s i n a A [0704] sin( r — ) B 7 — a [0705] ( 2 0 ) 平面、 および、 球面以外の 2次曲面を用いた平 面投影型射影計測法 [0706] さらに、 本発明の第 3 の形態に対応する平面投影型射影計 測法についても、 ここまでは、 全て球面上に投影点を得た場 合に例をとつて説明してきたが、 以上説明した実施例は、 平 面、 および、 球面以外の 2次曲面上に投影点を得る場合にも 適用できるものである。 [0707] 平面投影型射影計測法は、 x fc を x ' 1 に投影する処理と、 前述の射影計測法で示した距離計測処理の 2段階の処理から 構成される。 この中で、 射影計測法については、 球面を用い た場合だけでなく、 任意の 2次曲面を投影面として使う場合 にも同様に実施できることを既に示した。 ここでは、 前半め X " を x ' に投影する処理も、 同様に任意の 2次曲面上で 実施できることを説明する。 [0708] 上記 X 1 を x ' t に投影する処理は、 球面を使った場合は- 大円 W X 1" と Wを極とする大円 £^ との交点を求めるという 内容であった (第 2 3図および第 2 4図) 。 球面上の大円は, 3次元空間内の平面を定義するので、 この処理は、 3点〇, w , X 1 が作る平面と、 0を通り wに垂直.な平面 Ωとの交線 を求めていることに相当する。 その交線と球面の交点が X である。 このように、 球面上で表現したアルゴリ ズムは、 そ のまま、 3次元空間内で表現したアルゴリ ズムに、 一対一に 57 [0709] 変換できる。 そして、 さ らにその 3次元空間内で表現したァ ルゴリ ズムを、 他の 2次曲面上で表現したアルゴリ ズムに変 換することも可能である。 具体的には、 前記の 2つの平面に 関して、 その平面で 2次曲面を切った切り口 (その 2次曲面 上での直線) を求め、 得られる 2つの切り口の交点を求めれ ば、 X ' 1 を得ることができる。 [0710] たとえば、 円筒面を使った場合は、 切り口は楕円となる。 そして、 第 3 7図に示されるように、 3点 0 , X 1· が作 る平面と、 0を通り wに垂直な平面 Ωとの交線を求める処理 は、 円筒面上で、 wと X t を通る楕円と、 平面 Ωを定義する 楕円 ^ y の交点を求める処理に相当する。 [0711] 平面を使った場合には、 第 3 8図に示されるように、 平面 と平面の交線が直線であることから、 その平面上で、 wと X 1 を通る直線と、 Ωを定義する直線 w との交点を求めればよ い。 [0712] なお、 各曲面上での wは、 球面の場合と同様に、 座標原点 0を通り、 投影方向 wに平行な直線とその曲面との交点とし て求めればよい。 [0713] このよう に、 本発明の多様な実施例のアルゴリ ズムは、 最 も表現が容易な球面上で記述したが、 球面に限ったものでは な く、 任意の 2次曲面上で実施可能な一般性を有している。 [0714] ( 2 1 ) 対称型射影計測装置の構成 ' [0715] 第 3 9図は、 前述の本発明の第 2 の形態による物体の位置 および姿勢の測定方法を実施する対称型射影計測装置の概略 , - 構成を示すものである。 本発明の第 2の形態による物体の位 [0716] 置および姿勢の測定方法は、 前述のように、 本発明の第 1 の [0717] 形態による物体の位置および姿勢の測定方法による機能を全 [0718] て舍んでいるので、 装置構成は本発明の第 2の形態の方法に [0719] 対応するもののみを示す。 [0720] 第 3 9図の構成において、 カメ ラ 2 は、 カメ ラ移動装置 1 [0721] によって移動可能であって、 所定のピッチで平行移動して、 [0722] 複数の位置において、 カメ ラ 2から離れた位置にある測定対 [0723] ' - 象物体の画像を撮影して、 画像データを画像前処理プロセ ッ [0724] サ 3 に転送する。 画像前処理プロセ ッサ 3 は、 転送された生 [0725] の画像データから輪郭画像を抽出して、 メ モ リ 4に蓄積する c [0726] なお、 生の画像データから輪郭画像を抽出する技術自体は公 [0727] 知である。 参照点列作成回路 7 は、 上記の力メ ラ 2の移動ビ [0728] ツチに対応して、 前述のように、 第 1 の参照点列て t ( t = [0729] 0 , 1 , 2 , · · * ) および第 2の参照点列一 て 1 ( t = 0 , [0730] 1 , 2 , · · · ) を作成して、 第 1 の参照点列 r t ( t = 0 , [0731] 1 , 2 , · · · ) は大円描面プロセ ッサ 6に、 そして、 第 2 [0732] の参照点列一 て t ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) は大円描画ブ [0733] πセ ッサ 7 に供給する。 [0734] 3次元空間内の点の位置測定を行う場合は、 大円描画プロ [0735] セッサ 6 は、 参照点列作成回路 7から供給された第 1 の参照 [0736] 点列 て t ( t = 0 , 1 , 2 , ♦ · · ) の各点列と、 メ モ リ 4 [0737] に記憶された全ての輪郭点とを結ぶ交点を'、 (図示しない) [0738] 自身の内部のメ モ リ上に描西することにより、 前述のように [0739] 1点に交わる前記第 1 の交点 a を求め、 他方の大円描西プロ セ ッ サ 7 は、 参照点列作成回路 7から供給された第 2 の参照 点列一 て 1 ( t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各点列と、 メ モ リ 4 に記憶された全ての輪郭点とを結ぶ交点を、 (図示しない ) 自身の内部のメ モ リ上に描画することにより、 前述のよう に 1点に交わる前記第 1 の交点 bを求める。 これらの第 1 お よび第 2 の交点のデータは演箕回路 9 に供給され、 演箕回路 9 は、 これらの第 1 および第 2 の交点のデータ と参照点列作 成回路 7から供給される参照点列の無限遠点て ^ (前記始点 を共有する方法の場合) または参照点列の始点 τ ° (前記無 限遠点を共有する方法の場合) とを用いて、 前述の距離計箕: の式等により測定対象の 3次元位蘆を計算する。 [0740] 3次元空間内の線分の位置および方向の測定を行う場合は、 一旦メ モ リ 4に蓄積された輪郭点のデータは球面写像プロセ ッサ 5 に転送されて、 全ての輪郭点が球面写像され、 線分の 極 sが抽出される。 抽出された極 s のデータは、 再びメモリ 4 に転送され、 上記の点の位置測定の場合と同様に大円描画 プロセ ッサ 6および 7、 そして、 演箕回路 9 において処理さ れる。 [0741] こう して、 第 3 9図の構成によって、 前述の本発明の第 2 の形態による手順が実行される。 尚、 上記の各プロセ ッ サ 3 , 6 , および 8、 参照点列作成回路 Ί、 並びに、 演算回路 9 は、 それぞれ、 上記の演箕処理を行うように構成された専用のハ — ドウエア論理回路である。 また、 これまでに述べた本発明 の (第 1 および) 第 2 の形態における種々の実施例および応 用例における演算も、 これらのハー ドウェア論理回路におい 6Z [0742] て、 それぞれ、 専用の構成を設けることにより実施される。 [0743] ( 2 2 ) 平面投影型射影計測装置の構成 [0744] 第 4 0図は、 前述の本発明の第 3 の形態による物体の位置 および姿勢の測定方法を実施する平面投影型射影計測装置の 概略構成を示すものである。 [0745] 第 4 0図の構成において、 カメ ラ 2、 カメ ラ移動装置 1 、 画像前処理プロセ ッサ 3、 および、 球面写像プロセッサ 5 の 機能は、 前述の第 3 9図の構成におけるものと同様である。 第 4 0図の構成においては、 平面投影処理回路 1 0において、 前述の本発明の第 3 の形態の方法の第 3 のステップの、 移動 点列の平面上への投影点を求める (前記投影された移動点列 を求める) 処理を行う。 すなわち、 酉像前処理プロセッサ 3 によって求められ、 メ モ リ 4に蓄積された輪郭点 p tのデ一 タ、 および、 球面写像プロセッサ 5によって求められ、 メ モ リ 4に蓄積された、 線分を投影して得られた極 s 1のデータ を、 それぞれ、 投影された移動点列 P ' または、 投影さ れた極 s ' tに変換してメ モ リ 4 に記憶する。 大円描酉プロ セ ッサ 1 2および演箕回路 1 3 は、 上記の投影された点列 P ' または、 s ' 1のデータを用いて、 射影計測法の演 箕を行う。 その手順は、 上記の第 3 9図の構成におけるもの と同様である。 [0746] こう して、 第 4 0図の構成によつて、 前述の本発明の第 3 の形態による手順が実行される。 尚、 上記の各プロセ ッサ 3 5 , および 1 2、 参照点列作成回路 1 1、 平面投影処理回路 、 [0747] 3 [0748] 1 0、 並びに、 演箕回路 1 3 は、 それぞれ、 上記の演算処理 を行うように構成された専用のハー ドウエア論理回路である , また、 これまでに述べた本発明の第 3 の形態における種々の 実施例および応用例における演算も、'これらのハー ドウエア 論理回路において、 それぞれ、 専用の構成を設けることによ り実施される。 [0749] 尚、 上記の第 3 9図および第 4 0図の構成に用いられてい る球面写像プロセ ッサ、 大円描画プロセッサ等の、 さ らに詳 細な構成は、 例えば、 Ya s u k a wa等による米国特許第 4 , 7 3 6 , 4 3 6号 ( 1 9 8 8年 4月 5 日) に示されている。 [0750] ( 2 3 ) 輪郭点計測のための対話的対称型射影計測装置 の構成 [0751] 第 4 1図は、 前述の'本発明の第 2 の形態による物体の位置 および姿勢の測定方法を実施する対称型射影計測装置におい て、 さらに、 輪郭点の 3次元計測を対話的に行い得るように した構成の概略を示すものである。 第 4 1図の構成において、 カメ ラ 2 は対称物の画像を入力する。 カメ ラ移動装置 1 は力 メ ラ 2を並進させる。 輪郭抽出回路 2 1 は画像から輪郭点を 抽出する。 輪郭点表示回路 2 3 は輪郭点を表示する。 スーパ ーィ ンボーザ 2 5 は、 入力画像と輪郭点画像とを重ね合わせ て表示する。 モニタ 2 7 は、 オペレータのために画像を表示 する。 ポイ ンティ ングデバイ ス 2 6 は、 モニタ 2 7 上の一点 を指不.するこ とにより、 その指示された位置を入力する。 輪 郭点候補選択回路 2 4 は、 輪郭抽出回路 2 1 から送られて く る輪郭点の中から、 ボイ ンティ ングデバイ ス 2 6で指示され た位置に最も近い点を選びだす。 そして、 3次元計測回路 2 2は、 カメ ラを移動させながら得た各輪郭点と、 輪郭点候補 選択部が選びだした 1個の初期輪郭点とから、 その輪郭点の 3次元位置を求める。 [0752] 上記の装置は以下の 1 〜 8 のように動作する。 [0753] 1. まず、 初期位置にあるカメ ラ 2から面像を入力し、 輪 郭抽出面路 2 1 で輪郭点を抽出する。 [0754] 2. 抽出した輪郭点は、 3次元計測回路 2 2に送ると共に、 スィ ッチ 2 9を介して輪郭点表示面路 2 3 に供給し、 輪郭点 表示回路 2 3およびス一バーィ ンボーザ 2 5 によって、 入力 画像と重ね合わせてモニタ 2 7に表示する。 [0755] 3. オペレータはその酉像を見て、 計測したいと思う輪郭 点を、 ポイ ンティ ングデバイ ス 2 6を用いて、 一点だけ指示 する。 [0756] 4. 輪郭候補選択回路 2 4 は、 オペレータがボイ ンティ ン グデバイ ス 2 6に指示した位置に最も近い輪郭点を選択する。 [0757] 5. スィ ッチ 2 9を、 輪郭候補選択回路 2 4 の出力を選択 するように切り換えて、 選択した輪郭点だけを原画像と重ね て表示し、 オペレータの確認を促す。 [0758] 6. カメ ラ 2を移動させて、 複数の輪郭画像を入力する。 [0759] 7. 3次元計測回路 2 2 において、 各輪郭画像と、 確認さ れた輪郭点 P ° を用いて、 前述の始点を共'有する対称型射影 計測法 ( X ° = τ °)を実施し、 輪郭点の 3次元位置を求める。 [0760] 8. 必要に応じて上記手続を繰り返す。 こう して、 第 4 1図の構成によれば、 必要な輪郭点の 3次 元位置を対話的に計測するこ とができる。 そして、 例えば、 本システムを用いて、 対象物の形状データを計算機に入力す ることなどが可能となる。 [0761] ( 2 4 ) 線分計測のための対話的対称型射影計測装置の 構成 [0762] 第 4 2図は、 前述の本発明の第 2 の形態による物体の位置 および姿勢の測定方法を実施する対称型射影計測装置におい て、 さ らに、 輪郭点の 3次元計測を対話的に行い得るように した構成の概略を示すものである。 第 4 2図の構成において、 カ メ ラ 2 、 カ メ ラ移動装置 1、 輪郭抽出回路 3 0、 スーパ一 イ ンボーザ 2 5 、 モニタ 2 7 、 および、 ポイ ンテ ィ ングデバ イ ス 2 6 の構成および機能は、 第 4 1図の構成における対応 する構成と同様である。 s点抽出回路 3 1 は、 輪郭画像から 線分を抽出し、 その極 s を求める。 線分表示回路 3 3 は、 上 記の s点を受けて、 それに対応する位置に線分画像を生成す る。 s点候捕選択回路 3 4 は、 ポイ ンテ ィ ングデバイ ス 2 6 で指示された位置と、 s点抽出回路 3 1 から出力される s点 列とを用いて、 オペレータが選択した線分の s点を推定する。 3次元計測回路 3 2 は、 カメ ラ 2を移動させながら得た各 s 点と、 s点候補選択回路 3 4が選びだした 1個の初期 s点 ( s ° )とから、 線分の 3次元パラメータを求める。 [0763] 上記の装置は以下の 1 〜 9 のよう に動作'する。 [0764] 1. まず、 初期位置にあるカメ ラ 2から画像を入力し、 輪 郭抽出回路 3 0で輪郭点を求める。 らら [0765] 2. s点抽出回路 3 1 において、 輪郭西像の中から線分を 抽出し、 その極を求める。 [0766] 3. 求めた極は、 3次元計測回路 3 2に供給されると共に、 スィ ッチ 3 5を介して線分表示回路 3 3 に供給され、 線分表 示面路 3 3においてこの極に対応する線分画像を生成し、 そ の結果をスーパーィ ンボーザ 2 5 にて原画像とを重ねてモニ タ 2 7 に表示する。 [0767] 4. オペレータはモニタ 2 7 の画像を見て、 計測したいと 思う線分上の一点を、 ボイ ンティ ングデバイ ス 2 6を用いて 指示する。 [0768] 5. s点候補選択回路 3 4 において、 オペレータの指示し た位置と、 s点抽出面路 3 1から出力される s点群を使って、 オペレータが選択した線分の s点を推定する。 [0769] 6. 選択した s点に対応する線分西像だけを原画像と重ね て表示し、 オペレータの確認を促す。 [0770] 7. カメ ラ 2を移動させて、 複数の酉像を入力し、 s点の 移動点列を得る。 [0771] 8. その移動点列と、 確認された s点 ( s °)を用いて、 前 述の始点を共有する対称型射影計測法 r ° ) j を実施 し、 線分の 3次元バラメータを求める。 [0772] 9. 必要に応じて上記手続を繰り返す。 [0773] こう して、 上記の装置によれば、 必要な線分の 3次元パラ メータを対話的に計測することができる。 '例えば、 この装置 を用いて、 対象物の形状データを計箕機に入力することなど が可能となる。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1. カメ ラ位置を投影中心として所定の平面または 2次曲面 の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得られる投影点 を、 カメ ラを所定の方向に移動させることに対応する複数の カメ ラ位置について求めることにより、 前記カメ ラ位置に対 応する所定の投影中心を含む平面と前記所定の平面または 2 次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( X 1, t = 0 , 1 , 2 , • · · ) を求める第 1 のステップと、 前記投影中心を通る 1 つの平面と前記平面または 2次曲面 との交線の上に並び、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , • · · ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等しい参照点列 ( て 1, t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る第 2 のステップと、 前'記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) および前 記参照点列 ( て t == 0 , 1 , 2 > ' · ' ) における各々 対応する点同士を、 該点同士と所定の前記投影中心とを舍む 平面と、 前記所定の平面または 2次曲面との交線によって、 それぞれ結ぶことにより該交線の交点を求める第 3 のステツ プと、 前記各 対応する点同士を結ぶ交線の交点の位置に基づい て、 前記 3次元空間におけるカメ ラ位置を基準とした前記測 定対象の図形要素に関する幾何学的情報を得る第 4 のステ ,ン ブとを有してなるこどを特徴とする物体の'位置および姿勢を 計測するための方法。 2. カ メ ラ位置を投影中心として所定の平面または 2次曲面 6S の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得られる投影点 を、 カメ ラを所定の方向に移動させることに対応する複数の カメ ラ位置について求めることにより、 前記力メ ラ位置に対 応する所定の投影中心を舍む平面と前記所定の平面または 2 次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( x t = 0 , 1 , 2 , . · · ) を求める第 1 のステップと、 前記投影中心を通る 1つの平面と前記平面または 2次曲面 とが交わる第 2の交線の上に並び、 前記移動点列 ( x t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等し い第 1 の参照点列 ( τ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る 第 2のステップと、 前記第 2の交線の上に前記第 1 の参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2, · · · ) と逆方向に並び、 前記第 1 の参照点列 ( ' τ t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と始点 ( て 。) を共有し、 且つ、 複比が等しい第 2 の参照点列 ( 一 て t , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を作る第 3のステップと、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) および前 記第 1 の参照点列 ( て t , t = 0 , 1 , 2 , · · · ) におけ る各々対応する点同士を、 該点同士と所定の前記投影中心と を舍む平面と、 前記所定の平面または 2次曲面との交線によ つて、 それぞれ結ぶことにより該交線の交点を第 1 の交点と して求める第 4のステップと、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , '· · · ) および前 記第 2の参照点列 ( 一 て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) にお ける各々対応する点同士を、 該点同士と所定の前記投影中心 - 67 とを含む平面と、 前記所定の平面または 2次曲面との交線に よって、 それぞれ結ぶことにより該交線の交点を第 2 の交点 と して求める第 5 のステップと、 前記第 1 および第 2 の交点の位置に基づいて、 前記 3次元 空間におけるカメ ラ位置を基準とした前記測定対象の図形要 素に関する幾何学的情報を得る第 6 のステ ップとを有してな ることを特徴とする物体の位置および姿勢を計測するための 方法。 3 . カメ ラ位置を投影中心として所定の平面または 2次曲面 の上の 1点に測定対象の図形要素を投影して得られる投影点 を、 カメ ラを所定の方向に移動させることに対応する複数の カメ ラ位置について求めることにより、 前記カメ ラ位置に対 応する所定の投影中心を含む平面と前記所定の平面または 2 次曲面との交線上に並ぶ移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , • . . ) を求める第 1 のステップと、 前記所定の投影中心を舍む任意の投影平面に垂直で前記投 影中心を通る直線と前記所定の平面または 2次曲面とが交わ る平面投影基準点を求める第 2 のステップと、 前記投影中心と前記平面投影基準点と前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · · · ) の各々 とを通る平面が前記所定の 平面または 2次曲面と交わる交線が、 それぞれ、 前記所定の 平面または 2次曲面と前記投影平面との交線と交わる点を求 めることにより、 前記移動点列 ( X t = 0 , 1 , 2 , · • · ) の各々を前記所定の平面または 2次曲面と前記投影平 面との交線上に投影された移動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · . · ) を求める第 3 のステ ップと、 前記投影中心を通る 1つの平面と前記所定の平面または 2 次曲面との交線の上に並び、 前記投影された移動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · · ) と一点を共有し、 且つ、 複比が等しい参照点列 ( て t = 0 , 1 , 2 , · · · ) を 作る第 4 のステップと、 前記投影された移動点列 ( X ' t = 0 , 1 , 2 , · · • ) および前記参照点列 ( て t = 0 , 1, 2 , · · · ) における各々対応する点同士を、 該点同士と所定の前記投影 中心とを舍む平面と、 前記所定の平面または 2次曲面との交 線によって、 それぞれ結ぶこ とにより該交線の交点を求める 第 5 のステップと、 前記各々対応する点同士を結ぶ交線の交点の位置に基づい て、 該 3次元空間における力メ ラ位置を基準とした前記測定 対象の図形要素に関する前記投影平面内における幾何学的情 報を得る第 6のステップとを有してなることを特徴とする物 体の位置および姿勢を計測するための方法。 4¾ Λ-一
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