专利摘要:

公开号:WO1990013941A1
申请号:PCT/JP1990/000564
申请日:1990-04-27
公开日:1990-11-15
发明作者:Itsuki Bahn
申请人:Kabushikigaisya Sekogiken;
IPC主号:H02P25-00
专利说明:
[0001] 曰月 糸田 β
[0002] リ ラ ク タ ン ス 型 電 動 機 技術分野
[0003] 本発明は、 低電圧で駆動でき る リ ラ ク タ ンス型電動機 に関する。 背景技術
[0004] 従来、 リ ラクタ ンス型電動機は大きい出力 トルクを得 られるが、 印加電圧が大き く なる と い う 問題点があつ た。 例えば、 1 0 0 ワ ッ ト の出力の リ ラク タ ンス型電 動機でも印加電圧は 1 0 0 ボル ト以上であっ た。
[0005] この従来例において、 印加電圧が低いと、 例えば、 約
[0006] 2 0 ボル ト と する と 回転数が減少して実用性が失われ すこ。
[0007] また、 低速度と な り 、 高速度とする と効率が著し く 劣 化する と いう問題点があった。
[0008] つま り 、 リ ラク タ ンス型電動機の励磁コイ ルは、 磁極 と突極に よ り 磁路が閉 じ られているので、 周知のマグ ネ ッ ト 回転子の電気子コイルのイ ンダク タ ンスに比較し て、 著し く イ ンダクタ ンスが大きい。
[0009] 従って、 出力 ト ルクが大き く なるが、 反面に励磁コィ ルに蓄積される磁気エネルギの蓄積と放出に時間を要す るので、 これが減 トルク と反 ト ルクを発生する。 この原 因は励磁電流の立ち上がり と降下部の幅が大き く なるか らでぁ 。
[0010] 従って、 回転速度が著し く 小さ く なる不都合がある。 高速度高効率とするためには印加電圧を高く する以外に 手段はない。 そ こで、 本発明は、 低電圧の印加電圧で 高速回転する高能率の リ ラクタ ンス型電動機を提供する こ とを目的とする。 発明の開示
[0011] 本発明によれば、 第 1 の手段と して、 通電されている 第 1 の励磁コイルの通電が断たれたと きに、 蓄積磁気ェ ネルギを次に通電されるべき第 2の励磁コイ ルの磁気ェ ネルギに転化し、 第 1 の励磁コイルの磁気エネルギの放 出と第 2 の励磁コイ ルの磁気エネルギの蓄積を急速に行 なう回路構成とする。
[0012] このため、 直流電源に上述した放出電力が還流するこ と を防止するために逆流防止ダイ オー ドが設けられる。 次に、 第 1 の励磁コイルと第 2の励磁コイルの通電の 交替が瞬間的に、 時間遅れなく行なわれる場合には上述 の第 1 の手段でよいが、 一定の時間遅れがある場合に は、 第 1 の励磁コイ ルの磁気エネルギを小容量のコ ンテ ンサに充電して、 高電圧と し、 この高電圧を利用 して、 第 2の励磁コイ ルの磁気エネルギの蓄積を行なう と、 磁 気エネルギの放出と蓄積が急速となり 、 減 トルク と反 ト ルクの発生が防止される。
[0013] このため、 この防止手段と して、 逆流防止ダイ オー ド と上述'の小容量コ ンデザが設けられる。 '
[0014] さ らに、 第 1 の励磁コイ ルに蓄積された磁気エネルギ の放出時に励磁コ イ ルの抵抗によるジュール熱損失、 す なわち、 銅損および鉄損が発生する。
[0015] 従って、 放出された磁気エネルギは所定量だけ減少す るので第 2 の励磁コイ ルの磁気エネルギに転化したと き に、 励磁電流の立ち上が り が十分でな く なる場合があ る。 当然であるが第 2 の励磁コイ ルの銅損および鉄損 も立ち上が り に同 じ影響を与える。
[0016] かかる不都合を除去するために、 励磁コイ ルの励磁電 流の末期の電流値を初期の電流値 (立ち上が り が終了し たと きの電流値) よ り所定値だけ大き く する手段を設け る。
[0017] 第 1 の励磁コイ ルの励磁電流の末期の電流値が所定値 だけ大き く されているので、 蓄積磁気エネルギも対応し て大き く なつている。
[0018] この磁気エネルギが第 2の励磁コイ ルの磁気エネルギ に小容量のコ ンデンサを介して、 も し く は、 介する こ と なく転化されるので銅損、 鉄損が存在しても第 2 の励磁 コイ ルの励磁電流の立ち上がり の高さを十分に大き く で き る作用がある。
[0019] 従って、 減 トルクの発生が防止される。 また、 第 1 の 励磁コイ ルの磁気エネルギの消滅も急速と な り 、 反 トル クの発生が防止される。
[0020] リ ラクタ ンス型電動機の回転速度が小さ いのは、 上述 し た減'ト ルク と反 ト ルクの発生が原因 ビなつているの で、 この種の電動機の欠点を除去できる作用がある。
[0021] 上述した減 トルク と反 トルクの除去は、 電源電圧と無 関係に行なわれるので、 印加電圧が低電圧の場合でも、 一般直流機、 特に、 ブラシレス電動機よ り早い回転速度 で、 高能率のものが得られる作用がある。
[0022] 本発明は、 この結果の以下の効果を有する。
[0023] 通電の交替する隣接する励磁コイルの大きい磁気エネ ルギの転入、 転化を急速に行なう こ とができるので、 リ ラ ク タ ンス型電動機の欠点である低速化を防止し、 高 速、 高能率と なる。
[0024] 励磁コイ ルの通電波形は、 一般的手段による と、 大き いイ ンダク タ ンスのために、 漸増、 漸減して、 減 ト ル ク、 反 ト ルク となるので、 印加電圧を高電圧とする手段 が採用される。
[0025] 従っ て、 電動車のバ ッ テ リ 電源では駆動が困難と な る。
[0026] 本発明装置によると、 励磁コイ ルの大きい蓄積磁気ェ ネルギの処理は、 印加電圧に無関係となるので、 印加電 圧は、 逆起電力を越えればよ く 、 周知の直流電動機と 同 様の思想で処理でき、 低電圧のものを構成する。
[0027] 通電制御回路は、 単一の相 (第 6図 ( a ) ) の場合も し く は、 A相と B相に分割されるので、 励磁コイ ルの制 御手段が上述したよ うに簡素化され、 電源側に逆流防止 のためのダイ オー ド、 コ ンデンサを付加するこ とによつ て、 高メ速、 高能率の電動機と なる。 図面の簡単な説明
[0028] 第 1 図 ( a ) は本発明の 3相 リ ラ クタ ンス型電動機の 説明図、 第 1 図 ( b ) は本発明の 2相 リ ラク タ ンス型電 動機の説明図、 第 2 図 ( a ) ( b ) は本発明を構成する 回転子と電機子の展開図、 第 3図および第 4図はコイ ル よ り 位置検知信号 を得 る電気回路図 、 第 5 図 ( a ) ( b ) ( c ) は位置検知信号と励磁電流のタイ ムチ ヤ一 卜 、 第 5図 ( d ) は励磁コ イ ルの磁気エネルギ処理の説 明図、 第 6図 ( a ) ( b ) ( c ) ( d ) は励磁コ イ ルの 通電制御回路図、 第 7図は電気回路図、 第 8図は第 7図 の電気回路の タ イ ム チ ャ ー ト 、 第 9 図 ( a ) ( b ) ( c ) は各実施例の通電制御回路の位置検知信号、 励磁 電流および出力 ト ルクのタイ ムチ ヤ一 卜 である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明を図面を参照してその実施例に基づいて 説明する。
[0029] 以下の角度表示は全て電気角である。
[0030] 第 1 図 ( a ) は本発明が適用される 3相の リ ラ ク タ ン ス型電動機の一実施例で、 その回転子の突極と 固定電機 子の磁極と励磁コ イ ルの構成を示す平面図である。
[0031] 回転子 1 は突極 l a . l b . "'を有 し、 突極 l a , l b . …の幅は 1 8 0度で、 各々 は 3 6 0度の位相差で 等間隔'のピッチで配設される。 ―
[0032] 回転子 1 は、 珪素鐧鈑を積層した周知の手段によ り構 成され、 回転軸 5 を軸心と して回転する。 固定電機子 1 6 には磁極 1 6 a . 1 6 b . 〜が各々 の幅が 1 8 0度 で、 等間隔で配設される。 突極 l a, l b . … と磁極 1 6 a , 1 6 b . …の幅は 1 8 0度で同 じ間隔である。 本実施例においては突極 l a . l b , …は 7個、 磁極 1 6 a , 1 6 b . 一は 6個設けられる。 第 2 図 ( a ) は、 第 1 図 ( a ) の リ ラクタ ンス型 3相電動機の展開図 である。
[0033] コイ ル 1 0 a , 1 0 b . 1 0 c は、 突極 l a , l b , …の位置を検出するための位置検知素子で、 5 m m径 で、 約 1 0 0 ターンの空心構造である。
[0034] さ らに、 図示の位置で固定電機子 1 6 の側に 1 2 0度 離間して固定され、 コイ ル面は突極 1 a . l b , 〜の側 面に空隙を介して対向する。
[0035] 第 4図にコイ ル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cから位置検知 信号を得るための装置が示される。
[0036] コイ ル 1 0 a、 抵抗 1 5 a , 1 5 b , 1 5 cはブリ ツ ジ回路を構成し、 コイル 1 0 aが突極 l a, l b . …に 対向していないと きには平衡するよ うに調整される。
[0037] 従って、 ダイ オー ド 1 1 a . コ ンデンサ 1 2 aおよび ダイ オー ド l i b , コ ンデンサ 1 2 bから成る口一パス フ ィ ルタの出力は等し く 、 オペアンプ 1 3の出力は口一 レベルとなる。 発信'器 7 は約 1 メ ガサイ クルの発振が行なわれる。 コイ ル 1 0 aが突極 1 a . 1 b . …に対向する と鉄損 (渦流損と ヒステ リ シス損) によ り 、 イ ン ピーダンスが 減少するので抵抗 1 5 aの電圧降下が大き く な り 、 オペ アンプ 1 3の出力はハイ レベルと なる。
[0038] ブロ ッ ク回路 9 の入力は第 9図 ( a ) のタイ ムチヤ一 卜 の曲線 2 5 a , 2 5 b . … と な り 、 反転回路 1 3 dを 介する入力は曲線 2 6 a , 2 6 b , … と なる。
[0039] 第 4 図 の ブ ロ ッ ク 回 路 7 d , 7 e は各 々 コ イ ル 1 0 b , 1 0 c を含む上述したブリ ッ ジ回路と 同 じ もの を示す。
[0040] 発信器 7 は共通に利用でき る。
[0041] ブロ ッ ク回路 7 dの出力および反転回転回路 1 3 e の 出力はブロ ッ ク回路 9 に入力され、 それらの出力信号は 第 9 図 ( a ) において曲線 2 7 a . 2 7 b . 一、 曲線 2 8 a . 2 8 b , … と して示される。
[0042] ブロ ッ ク回路 7 e の出力および反転回路 1 3 f の出力 はブロ ッ ク回路 9 に入力さ れ、 それらの出力信号は第 9 図 ( a ) にお レ、て曲線 2 9 a , 2 9 b . ··· 、 曲線 3 0 a . 3 0 b , ···と して示される。
[0043] 曲線 2 5 a . 2 5 b . — に 対 し て 曲線 2 7 a , 2 7 b . … は位相 が 1 2 0 度遅 れ、 曲線 2 7 a , 2 7 b . …に対 して曲線 2 9 a . 2 9 b , ···は位相が 1 2 0度遅れている。
[0044] ブロ ッ ク回路 9 は、 3相 Y型の半導体電動機の制御回 路に慣 '用されている回路で、 上述した位置検知信号の入 力によ り端子 9 a . 9 b , ··· , 9 ΐ よ り 1 2 0度の幅の 矩形波の電気信号が得られる論理回路である。
[0045] 端子 9 a, 9 b . 9 cの出力は第 9図 ( a ) において 曲線 3 1 a, 3 1 b . 一、 曲線 3 2 a . 3 2 b . ···、 曲 線 3 3 a . 3 3 b . …と して示される。
[0046] 端子 9 d . 9 e . 9 f の出力は曲線 3 4 a , 3 4 b , 、 曲線 3 5 a , 3 5 b . 、 曲線 3 6 a , 3 6 b , … と して示される。
[0047] 端子 9 a と 9 dの出力信号、 端子 9 b と 9 eの出力信 号、 端子 9 じ と 9 f の出力信号の出力信号の位相差は 1 8 0度である。
[0048] また、 端子 9 a . 9 b . 9 cの出力信号は、 順次に重 畳する こ と な く 、 1 2 0 度遅れ、 端子 9 d . 9 e . 9 f の出力信号も同じ く順次に 1 2 0度遅れる。
[0049] コ イ ル 1 0 a , 1 0 b . 1 0 cの対向する突極 l a , l b . …の代わ り に、 第 2 図 ( a ) に示される回転子 1 と同期回転する同 じ形状のアルミニューム板を用いて も同様の効果がある。
[0050] リ ラクタ ンス型電動機は以下の欠点がある。
[0051] 第 1 に、 第 9図 ( a ) のタイ ムチヤ一 卜 に曲線 4 2 に 示されるよ う に、 突極が磁極に対向し始める初期は トル クが著し く 大き く 、 末期では小さ く なる。
[0052] 従って、 合成 ト ルク も大きい リ ブル トルクを含む欠点 がある。 この'欠点を防止するためには、 以下の手段によ る と有 効である。
[0053] すなわち、 突極と磁極の対向面の回転軸の方向幅を異 なら しめる手段とする。 この手段によ り対向面の漏れ磁 束によ り 、 出力 ト ルク曲線は曲線 4 2 aのよ う に平坦と なる。
[0054] 以下述べた欠点は、 場合によっては有効な技術手段と なる。 この詳細については、 第 6図 ( b ) で後述する。
[0055] 第 2 に効率が劣化する欠点がある。
[0056] 励磁電流曲線は第 9図 ( a ) において、 1 8 0度の幅 の通電のと きは曲線 4 6のよ う になる。
[0057] 通電の初期は、 励磁コイルのイ ンダク タ ンスによ り電 流値は小さ く 、 中央部は逆電力によ り 、 さ らに、 小さ く なる。
[0058] 末期では、 逆電力が小さいので、 急激に上昇し、 曲線 4 6のよ う になる。
[0059] この末期のビーク値は、 起動時の電流値と等しい。 こ の区間では出力 ト ルクがないので、 ジュール損失のみと な り 、 効率を大幅に減少する欠点がある。
[0060] 曲線 4 6 は 1 8 0度の幅のため、 磁気エネルギは点線 4 6 aのよ う に放電し、 これが反 トルク と なるので、 さ らに、 効率が劣化する。
[0061] 第 3 に、 出力 トルクを大き く する と、 すなわち、 突極 と磁極数を増加し、 励磁電流を増加する と、 回転速度が 著し く 小さ く なる欠点がある。 ―般'に、 リ ラ ク タ ンス型電動機は、 出力 ト ルクを増大 するためには、 第 1 図 ( a ) の磁極と突極の数を増大 し、 また、 両者の対向空隙を小さ く する こ とが必要とな る。
[0062] こ の と き に回転数を所要値に保持す る と 、 第 1 図 ( a ) の磁極 1 6 a , 1 6 b . …と突極 1 a . l b . … に蓄積される磁気エネルギによ り 、 励磁電流の立ち上が り傾斜が相対的に緩く な り 、 また、 通電が断たれても、 磁気エネルギによる放電電流が消滅する時間が相対的に 延長され、 従って、 大きい反 トルクが発生する。
[0063] かかる事情によ り 、 励磁電流値のピーク値は小さ く な り 、 反 トルク も発生するので、 回転速度が小さい値とな る。
[0064] 上述した欠点の発生する理由は、 励磁コイ ルに蓄積さ れる磁気エネルギが一般のブラシレス電動機に比較して 著し く 大きいので、 その蓄積と放出に長い時間を必要と する結果となる。
[0065] 従って、 回転速度が小さ く なり 、 効率も劣化する。 ま た、 サーボ電動機と して使用する場合に応答性を劣化さ せる。
[0066] 第 1 図 ( a ) および第 2図 ( a ) の展開図において、 円環部 1 6および磁極 1 6 a , 1 6 b . 〜は、 珪素鐧鈑 を積層固化する周知の手段によ り構成され、 図示されな い外筐に固定される電機子となる。
[0067] 円環部 1 6は磁路となる磁芯を構成し、 円環部 1 6お よび磁'極 1 6 a . 1 6 b , ···は電機子を構成する。
[0068] 突極は 7個設け られ、 等しい幅と等しい離間角に設け られる。
[0069] 磁極 1 6 a , 1 6 b . …の幅は突極の幅と等し く 、 6個 が等しいピ ッ チで配設される。
[0070] 励磁 コ イ ル 1 7 b , 1 7 c が通電さ れる と 、 突極 l b . l cが吸引されて、 矢印 A方向に回転する。 回 転する と 、 励磁コイ ル 1 7 bの通電が停止され、 励磁コ ィ ル 1 7 dが通電されるので、 突極 I dによる ト ルク力5 発生する。
[0071] 回転子 1 が 6 0度回転する毎に、 励磁コ イ ルの通電 モー ドが変更され、 磁極の励磁極性は、 磁極 1 6 b ( N 極) 、 磁極 1 6 c ( S極) —磁極 1 6 c ( S極) 、 磁極 1 6 d ( N極) →磁極 1 6 d ( N極) 、 磁極 1 6 e ( S 極) →磁極 1 6 e ( S極) 、 磁極 1 6 f ( N極) —磁極 1 6 f ( N極) 、 磁極 1 6 a ( S極) —と周期的に交替 して、 矢印 A方向に回転子 1 が駆動される 3相の リ ラ ク タ ンス型電動機と なる。
[0072] 励磁される 2個の磁極が常に異極と なっ ている ため に、 非励磁磁極を通過する漏れ磁束は互いに反対方向と な り 、 反 トルクの発生が防止される。
[0073] 上述した漏れ磁束を、 さ らに、 小さ く するためには、 第 1 の相の磁極 1 6 aを 2個 1組と し、 各々 を励磁コィ ルの通電によ り 、 N . S磁極に励磁する。
[0074] 各々の 2個の磁極による漏れ磁束は、 他の磁極におい て打ち消されて消滅して、 漏れ磁束がな く なる。
[0075] 他の磁極 1 6 b , 1 6 c , ··· . 1 6 f も各々 2組の構' 成とな り 、 N , S磁極に励磁される 2個 1 組の磁極とな る。 効果も同様で漏れ磁束が消滅する。 この場合の突極 1 a , l b , …の数は 1 1個となる。
[0076] 次に、 励磁コイ ル 1 7 a . 1 7 b . …の通電手段につ いて説明する。
[0077] 第 6 図 ( d ) において励磁コ イ ル 1 7 a . 1 7 b . 1 7 cの両端には、 各々 トラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b、 および、 2 0 c , 2 0 d、 および、 2 0 e . 2 0 f が揷 入される。 ト ラ ンジスタ 2 0 a . 2 0 b . …はスイ ツ チング素子を構成し、 同 じ効果を有する他の半導体素子 を用いてもよい。
[0078] 直流電源正負端子 2 a . 2 bから供電が行なわれる。 ア ン ド 回路 4 3 a の下側の入力がノヽィ レベルの と き に、 端子 4 a よ り ハイ レベルの電気信号が入力される と、 ト ラ ンジスタ 2 0 a . 2 0 bが導通して、 励磁コィ ル 1 了 aが通電される。 端子 4 b . 4 cからハイ レべ ルの電気信号が入力さ れる と 、 同様に ト ラ ン ジス タ 2 0 c . 2 0 d、 および、 2 0 e . 2 0 f が導通して、 励磁コイ ル 1 7 c , 1 7 e、が通電される。 ブロ ッ ク回 路 D , E , Fは励磁コイ ル 1 7 b . 1 7 d . 1 7 f の通 電制御回路で、 励磁コイ ル 1 7 aの通電制御回路と同 じ 構成である。
[0079] 従って、 アン ド回路 4 3 d . 4 3 e . 4 3 f の下側の 入力が 'ハイ レベルのと きに端子 4 d, 4 e 4 f にノヽィ レベルの入力があ る と 、 各 々 の励磁 コ イ ル 1 7 b , 1 7 d . 1 7 f が通電される。
[0080] 端子 4 a, 4 b . 4 c には位置検知信号と なる第 9 図 ( a ) の矩形波の曲線 3 1 a . 3 1 b . … , 3 2 a , 3 2 b , ··· , 3 3 . 3 3 b , …が各々入力される。 端子 4 d , 4 e, 4 f には第 9図 ( a ) の矩形波の曲 線 3 6 a , 3 6 b , ··· , 3 4 a . 3 4 b . ··· , 3 5 a , 3 5 b . …が各々入力される。
[0081] 次に、 端子 3 9 a , 3 9 b , ··· , 3 9 f から入力され る電気信号について説明する。
[0082] 第 7図において、 端子 5 7 a よ り第 9図 ( a ) の矩形 波の曲線 3 1 a , 3 1 b . …が入力される。
[0083] シャ フ ト エン コーダ 6 9 は、 その出力は図示されない 矩形波整形回路によ り 、 矩形波の電気パルス列と して端 子 8 6 に入力される。
[0084] 端子 5 7 aには第 9図 ( a ) に示される位置検知信号 3 1 a , 3 1 b . ···が入力される。
[0085] ア ン ド 回路 6 8 a の出力は、 位置検知信号 3 l a . 3 1 b . ···の幅だけ端子 8 6の入力電気パルスを有する 電気信号となる。
[0086] 微分回路 5 2 で位置検知信号 3 l a , 3 1 b . …の立 ち上が り の点で微分パルス が得 られ、 こ れが リ 一 ド 6 7 を介して、 リ セ ッ ト 6 7 を介して、 リ セ ッ ト信号と してダイ レク ト · メ モ リ · アクセス - コ ン ト ローラ回路 4 9 ('以下、 D MAコ ン ト ローラ回路 4 9—とする。 ) に 入力される。
[0087] リ セ ッ ト信号 6 了 a , 6 7 b , …は第 8図のタ イ ム チ ャー ト に示される。
[0088] ア ン ド回路 6 8 aの出力 も D M Aコ ン ト ローラ 回路 4 9 に リ ー ド 6 6 を介 して第 8図の電気信号 6 6 a . 6 6 b . …と して入力される。
[0089] D M Aコ ン ト ロ一ラ回路 4 9からはデータ読み出 し信 号が リ ー ド 5 7を介し、 番地繰り上げ信号がア ド レスバ ス 5 1 を介して R 0 M 5 0に入力される。 R 0 M 5 0に は第 9図 ( a ) に示される斜形波 3 1 の高さがデジタル ィヒされて記憶される。
[0090] この斜形波 3 1 は矩形波 3 1 aと同じ幅を有し、 時間 の経過と共に高さが増大する電気信号である。 増大す る傾きは本実施例では直線状であるが、 必ずしも直線状 である必要はない。 しかし、 始端部の高さ と末端部の 高さの差は所定の値とされる。
[0091] この高さの差の詳細については後述する。
[0092] R 0 M 5 0のメ モ リ の番地は、 シャ フ ト エン コ ーダ 6 9の電気パルスが利用されているので、 突極と磁極と の相対角度が横軸とな り 、 すなわち、 番地とな り 、 その 角位相の位置の斜形波 3 1 の曲線の高さがデジタル信号 と して R 0 M 5 0に記憶される。
[0093] こ の斜形波 3 1 の曲線幅は 1 2 0度であるが、 一般 に、 1 0 0分割の番地とすればよいので、 1.2度毎に番 地が変更するよ う に設けられる。
[0094] D M Aコ ン 卜 ローラ回路 4 9からは取り込み信号がデ ジタルーアナログ変換回路 6 3 (以後、 D— A変換回路 6 3 と す る 。 ) に リ ー ド 5 2 を介 し て 入力 さ れ、 D — A変換回路 6 3からは レディ 信号が D M Aコ ン ト ローラ回路 4 9に リ ー ド 6 0を介して入力される。
[0095] R 0 M 5 0 か ら はデー タ 出力がデー タ 出力 リ ー ド 6 1 を介してデータバス 4 8上に出力され、 D— A変換 回路 6 3にデータ入力 リ ー ド 6 2を介して入力される。
[0096] 次に、 第 8図に示すタイ ムチ ャー ト と共に上述した構 成の読み出し装置の動作について説明する。
[0097] 微分回路 5 2の出力は、 リ セ ッ ト信号と な り 、 第 8図 に示される リ セ ッ ト 信号 5 7 a . 5 7 b , … と して、 リ ー ド 6 7を介して、 D M Aコ ン ト ローラ回路 4 9に入 力される。
[0098] また、 電動機の回転位置に同期した信号がシャ フ トェ ン コ ーダ 6 9から出力され、 図示されない波形整形回 路、 リ ー ド 6 6を介して同期信号 6 6 a . 6 6 b , …が D MAコ ン ト ローラ回路 4 9に入力される。
[0099] この同期信号 6 6 aの立ち上がり点が、 D M Aコ ン ト ロ ー ラ 回路 4 9 の ス タ ー 卜 信号 と し て検出 さ れ、 D M Aコ ン ト ローラ回路 4 9からはデータ読み出 し信号 5 7 a , 5 7 b . …および番地繰り上げ信号 5 1 aが各 々 リ ー ド 5 7、 ア ド レスバス 5 1 を介して、 R O M 5 0 に入力され、 R 0 M 5 0に入力されていたデータは、 順 次にデータ出力 リ ー ド 6 1 を介して、 データバス 4 8上 にデータ信号 5 3 E と して出力される。
[0100] デー タ バ ス 4 8 上 に デー タ が出力 さ れ終 る と 、 D M A コ ン ト ロ ー ラ 回路 4 9 か ら は取 り 込み信号 5 2 a . 5 2 b , ·" が D — A変換回路 6 3 に リ ー ド
[0101] 5 2を介して入力され、 データバス 4 8上のデータ入力 リ ー ド 6 2 を介して、 D — A変換回路 6 3 に取 り 込ま れ、 R 0 M 5 0の第 1 の番地に入力されたデジタル化さ れた数値がアナログ信号に変換される。
[0102] これは第 8図に示される出力信号 6 3 aと してその一 例が示される。
[0103] デジタル信号からアナログ信号への変換が開始される と 、 D — A変換 回路 6 3 か ら レ デ ィ 信号 6 0 a .
[0104] 6 0 , …が D M A コ ン ト ロ ーラ 回路 4 9 に リ ー ド 6 0を介して入力され、 R 0 M 5 0の第 2の番地に入力 されたデジタル化された数値をアナログ信号に変換する 動作に移行する。
[0105] 上述した動作を繰り返し、 D— A変換回路 6 3の端子 6 4の出力は、 例えば、 出力信号 6 3 aとなる。
[0106] D — A変換回路 6 3の出力端子 6 4は第 8図の信号 6 3 aの波形とな り 、 この波形が第 9図 ( a ) に示され る斜形波 3 1 となるよ う に、 R 0 M 5 0の各番地にデジ タル信号が予め記憶される。
[0107] 端子 6 4 の 出 力 を 第 6 図 ( d ) に示 さ れ る 端子 3 9 a の入力信号 と す る こ と に よ り 、 励磁 コ イ ル 1 7 'aの通電の制御が行なわれる。
[0108] 第 7図に示される端子 5 7 bを介する入力信号は、 第 9図 ( a ) に示される曲線 3 2 a, 3 2 b . … と 同様で あ る ので 、 ア ン ド 回路 6 8 b の 出力 は曲線 3 2 a , 3 2 b . …の幅の間のみ電気パルスがある電気信号と な る。
[0109] この電気信号を第 7図に示される D M A コ ン 卜 ローラ 回路 4 9 、 R 0 M 5 0 、 D — A変換回路 6 3等と 同 じ構 成の回路 8 8 に入力して、 端子 8 9 から読み出 したデジ タル信号に対応したアナログ信号が得られる。 端 子 8 9の出力は第 9 図 ( a ) に示される曲線 3 2 の斜形波 と なる。 この電気信号は第 6図 ( d ) の端子 3 9 b よ り入力される。
[0110] 矩形波 3 1 aに対応する波形は斜形波 3 1 とする。 他の曲線 3 2 a , 3 2 b , …対応す る波形 も斜形波 3 2 , 3 3 . … とする。
[0111] 第 9図 ( a ) に示される矩形波 3 3 a . 3 3 b , 3 4 a , 3 4 b . ···、 3 5 a . 3 5 b . 一、 3 6 a . 3 6 . …についても第 7図に示される回路と 同様の回 路によ り対応する斜形波を得るこ とができる。
[0112] 斜形波 3 3 は第 6 図 ( d ) の端子 3 9 c から入力さ れ、 斜形波 3 4 . 3 5 , 3 6 は 各 々 端子 3 9 d , 3 9 e , 3 9 f よ り入力される。
[0113] 基準電圧 4 0 は、 出力 トルクを指令する電圧である。 端子 3 9 a . 3 9 b , 3 9 c の入力信号 と基準電圧 4 0 は乗算回路 4 4 aによ り乗算され、 基準電圧 4 0 に 対応 し た大 き さ の斜形波の電気信号が、 オペア ンプ 4 0 aの正端子に入力される。
[0114] 端子 3 9 d , 3 9 e . 3 9 f の入力信号も乗算回路 4 4 bによ り基準電圧に対応した大きさの斜形波の電気 信号が、 オペアンプ 4 0 bの正端子に入力される。
[0115] 上述した斜形波を得る手段は、 他の手段を用いても良 い
[0116] 抵抗 2 2 a , 2 2 b は各 々 励磁 コ イ ル 1 7 a , 1 7 c , 1 7 e お よ び励磁コ イ ル 1 7 b , 1 7 d , 1 7 f の励磁電流を検出するためのものである。
[0117] 検出電圧はオペアンプ 4 0 a , 4 0 bの負端子に入力 される。 リ ラク タンス型電動機の欠点については上述 したが、 その欠点の発生する理由は、 励磁コ イ ルのイ ン ダクタ ンスが著し く 大きいこ とに起因する。
[0118] ィ ンダクタ ンスが大きいこ とは出力 ト ルクが大き く な る長所がある反面、 短所も有する こ と となる。 第 5図 ( c ) でその詳細を説明する。
[0119] 第 9 図 ( a ) の位置検知信号 と な る矩形波信号 3 1 a に よ り 第 6 図 ( d ) の ト ラ ン ジス タ 2 0 a . 2 O bが導通する と、 その通電角は 1 2 0度とな り 、 励 磁電流は第 5図 ( c ) の曲線 1 9 bに示すよ うに、 磁気 エネルギの蓄積のために、 立ち上が り部の電流は漸増 し、 降下部では、 蓄積磁気エネルギが放出されて漸減す る。 矢印 1 9 c の幅は 1 8 0度で、 この区藺内の通電で正 トルクが発生し、 区間外の矢印 1 9 dの区間では反 トル クが発生する。 通電の漸増する立ち上が り部では減 トル クが発生する。
[0120] 回転速度が増大する と、 曲線 3 1 aの幅が小さ く なる ので、 反 トルク と減 トルクが増加する。 従って、 回転 速度の上昇は阻止され、 低速度の電動機と な り 、 また、 効率も劣化して実用性が失われる。
[0121] こ の よ う な不都合を除去す る手段 と し て 、 第 6 図 ( d ) のダイ オー ド 4 1 a を除去 し、 電源端子 2 a , 2 bの電圧を高電圧とする方法がある。 この場合には チ ヨ ッパ回路を利用 して所定値の励磁電流に保持する必 要がある。
[0122] 励磁電流は、 曲線 3 1 aの始端部において、 高電圧が 印加されるので急速に立ち上が り 、 減 ト ルクの発生が防 止される。
[0123] 次に、 チ ヨ ヅ パ回路で所定値の励磁電流が保持されて 出力 トルクが得られる。
[0124] 曲線 3 l aの末端で、 ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 O bが 不導通と なるので、 励磁コイ ル 1 7 aの蓄積磁気エネル ギはダイ オー ド 2 1 a . 2 1 bを介して電源側に還流さ れ、 一般には大容量のコ ンデンサを充電する。 従 つ て、 磁気エネルギは急速に消滅し、 電流の降下も急速と な り 、 第 5図 ( c ) の曲線 1 9 bの降下部の幅も小さ く なる。 従'つて、 反 トルクの発生が抑制される'。
[0125] 回転速度が大きいほど端子 2 a , 2 bの電圧を著し く 大き く する必要がある。
[0126] 以上の説明よ り理解されるよ うに、 リ ラクタ ンス型電 動機を高速回転 (毎分数千回) させるためには数百ボル 卜の印加電圧と なる不都合がある。
[0127] 特に、 バッ テ リ を電源と して使用する こ とは殆ど不可 能である という問題点がある。
[0128] 本発明装置は、 上述した問題点を除去し、 電源電圧を 低下させても、 減 ト ルク と反 トルクの発生を防止し、 高 速度、 高能率の電動機が得られる。
[0129] 次に、 第 6図 ( d ) について説明する。
[0130] 第 5 図 ( b ) に第 6 図 ( d ) の端子 4 a , 4 b . 4 c に入力される矩形波の位置検知信号の曲線 3 1 a , 3 1 b . 3 2 a , 3 2 b および端子 4 d , 4 e , 4 f に 入力される矩形波の曲線 3 6 a , 3 4 a . 3 5 aのタイ ム チ ヤ 一 卜 が示さ れる 。 端子 3 9 a . 3 9 b , ··· , 3 9 f に入力さ れる斜形波の曲線 3 1 , 3 2 , ··· , 3 6で示される。
[0131] 端子 4 aに入力される矩形波曲線 3 1 aによ り 、 ト ラ ンジスタ 2 0 a . 2 0 bが導通すると、 励磁電流が増大 し、 オペア ンプ 4 0 aの正端子の入力電圧 (乗算回路 4 4 aの出力) よ り 、 負端子の入力電圧 (抵抗 2 2 aの 電圧降下と なる励磁電流に比例する電圧) が高く なる と 、 オペア ンプ 4 0 aの出力はローレベルに転化し、 ァ ン ド回'路 4 3 aの出力もローレベルとな り—、 卜 ラ ン ジス タ 2 0 aが不導通と なる。
[0132] 従って、 励磁電流は、 その蓄積磁気エネルギによ り 、 ト ラ ン ジス タ 2 0 b 、 ダイ オー ド 2 1 a を介 して通電 し、 減少するので、 オペアンプ 4 0 aの ヒステ リ シス特 性に よ り 定め られる減少値に達す る と 、 オペ ア ン プ 4 0 a の 出力 が ノヽ ィ レ ベ ル と な り 、 ト ラ ン ジ ス タ
[0133] 2 0 aが再び導通して、 励磁電流が増大する。 定値 まで増大する と 、 オペアンプ 4 0 aの出力がローレベル と な り 、 励磁電流は減少する。
[0134] こ の励磁電流の増減が行なわれるチ ヨ ッ パ回路 と な る。
[0135] 励磁電流の上限値は 乗算回路 4 4 aの出力に比例し て、 時間と共に増大し 第 5図 ( b ) の曲線 3 7 a と な る。
[0136] 曲線 3 1 aの末端で ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 bの
[0137] 設 ベ ー ス電流が断 た れて不導通 と な り 、 励磁 コ イ ル 1 7 a の蓄積磁気エネ ルギは 、 ダイ オー ド 2 l a , 2 1 b を介してコ ンデンサ 4 7 aを充電する。 ダ ィ オー ド 4 1 aがあるために電源側に還流されないからで ある。
[0138] コ ンデンサ 4 7 aは小容量 ( 1 0 0 ヮ ッ 卜の出力の場 合には約 0 . 2 マイ ク ロフ ァ ラ ッ ドが最適である。 ) な ので、 電圧が急上昇し、 従って、 磁気エネルギ放出によ る電流の降下も急速と なる。 また、 同時に、 端子 4 bに曲線 3 2 a—の位置検知信号 が入力されるので、 端子 3 9 bに入力される斜形波の曲 線 3 2 に対応した上述の場合と同様なチ ヨ ッ パ回路によ る励磁コイル 1 7 c の通電が開始される。
[0139] こ の励磁電流が、 曲線 3 7 b と して示される。 曲線 3 7 b の立ち上 り部は、 コ ンデンサ 4 7 aの充電電圧に よ り制御されるので急速となる。
[0140] 励磁コ イ ル 1 7 a の蓄積磁気エネルギがコ ンデ ンサ 4 7 aを介して、 急速に励磁コイル 1 7 cに転入する。
[0141] この転入時に、 両励磁コイ ルの銅損と鉄損のためにェ ネルギ損失がある。 点線 3 1 に比例して励磁電流を増 大させているのは、 上述したエネルギ損失を補償して、 励磁コイ ル 1 7 c の励磁電流の立ち上り を急速に所要の 高さ まで行なう ための必要な条件となっている。
[0142] 従って、 斜形波曲線の点線 3 1 は必ずしも直線的に増 大する必要はなく 、 初期と末期の高さの差が設定された 値であれば良い。
[0143] コ ンデンサ 4 7 aは必ずしも必要なものではない。 しかし、 曲線 3 1 a と 3 2 a境界部に時間的な空隙が ある場合に、 コ ンデンサ 4 7 aに一時的に磁気エネルギ を蓄積するために必要なものである。
[0144] 上述した磁気エネルギの転入 (転化) は、 次に、 述べ る理論からも理解される。
[0145] 第 5図 ( d ) において、 コ ンデンサ 5 6 に充電し、 電 気スィ ッ.チ 5 5 を閉じると電気振動が発生する ' コイ ル Rには、 矢印 5 4 a , 5 4 bの通電が行なわれ る。 こ の周波数は コ ンデンサ 5 6 の容量を小さ く す る と 、 対応して大き く なる。
[0146] すなわち、 コイ ル Rのイ ンダク タ ンスが大き く て も、 その磁気エネルギの出入 り が急速となる こ と を示す。
[0147] 第 6図 ( d ) のコ ンデ ンサ 4 7 aを除去する と 、 励磁 コイル 1 7 c に蓄積される磁気エネルギの変化に対応す る逆起電力が、 コ ンデンサ 4 7 aの充電電圧と対応する ものと な り 、 同 じ 目的が達成される ものである。
[0148] 第 5図 ( b ) の曲線 3 2 aの末端と曲線 3 3 aの始端 部における励磁コイ ル 1 7 c と 1 7 e との間の磁気エネ ルギの転換も同様に急速となる。 励磁コイ ル 1 7 e の 通電電流が曲線 3 7 c と して示される。
[0149] 第 6図 ( d ) の端子 4 d . 4 e . 4 f の矩形波の位置 検知信号曲線 3 6 a . 3 4 e , 3 5 a (第 5図 ( b ) ) および端子 3 9 d , 3 9 e . 3 9 f の斜形波の入力信号 曲線 (第 5図 ( b ) に点線 3 6 , 3 4 , 3 5 ) による励 磁電流の制御も、 アン ド回路 4 3 d , 4 3 e . 4 3 f お よ び乗算回路 4 4 b . オペア ンプ 4 0 b . ダイ オー ド 4 1 b . コ ンデンサ 4 7 bによ り 、 上述した場合と 同様 に行なわれ、 その作用効果も同様である。 励磁コイ ル 1 7 b . 1 7 d . 1 7 f の通電電流は点線で各々示され る。
[0150] 従っ て、 3相の リ ラ ク タ ンス型電動機と して回転子 1 は駆動され、 出力 トルクは基準電圧 4 0 によ り規制さ れる,。 '
[0151] 第 5図 ( b ) の矢印 3 8の区間は正 トルクの発生する 1 8 0度の区間とな り 、 励磁電流の立ち上がり と降下が 急速であるので、 反 ト ルク と減 ト ルクの発生が防止さ れ、 高速、 高能率となる作用効果がある。
[0152] ま た、 電源電圧は、 逆起電力 (回転速度に比例す る。 ) を越えて、 出力 トルクに対応する励磁電流の得ら れる電圧であれば良いので、 比較的低電圧で駆動できる 効果を有する。
[0153] 励磁電流の通電角は 1 2 0度で、 正 トルクの発生する 中央部にある。
[0154] 従って、 第 9図 ( a ) の トルク曲線 4 2 aの中央部の ト ルクが得られる。 しかし、 位置検知信号となるコイ ル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cの位置を調整して、 正 トルクの 発生する 1 8 0度の区間の始端部近傍よ り 1 2 0度の幅 の通電をしても本発明の目的は達成される。
[0155] この場合には、 ト ルク曲線と して、 第 9図 ( a ) の ト ルク曲線 4 2 a とする こ とが良い。
[0156] 以上 の よ う に 、 電機子 コ イ ル 1 7 a . 1 7 c , 1 7 e は順次に連続して通電され出力 ト ルクが発生す る。 以上の通電モー ドを A相の通電モー ド とする。
[0157] 位置検知信号曲線 3 6 a . 3 6 b . ··· , 3 4 a . 3 4 b . ···, 3 5 a . 3 5 b . …によ る電機子コ イ ル 1 7 b . 1 7 d . 1 7 f の通電制御を B相の通電モー ド とする。 本実施例のよ う な 3相の電動機は、 第 ί 相、 第 2相、 第 3相の通電モー ド と なる こ と が一般的な表現である が、 こ こでは、 2 つに分離して、 Α相、 B相の通電モー ド とする。
[0158] 電機子コイ ル 1 7 a . 1 7 c . 1 7 eおよび 1 7 b . 1 7 d . 1 7 f を各々 A相、 B相の電機子コ イ ル と す る。
[0159] 次に、 2相の リ ラ ク タ ンス型電動機の本発明の実施例 について説明する。
[0160] 第 1 図 ( b ) は、 2相の リ ラクタ ンス型電動機の平面 図、 第 2 図 ( b ) は、 その突極、 磁極、 電機子コイ ルの 展開図である。
[0161] 円環部 1 6および磁極 1 6 a . 1 6 b . …は珪素鐧鈑 を積層固化する周知の手段によ り構成され、 図示されな い外筐に固定されて電機子と なる。 円環部 1 6 は磁路 と なる磁芯を構成する。 磁極 1 6 a . 1 6 b には励磁 コイル 1 7 a . 1 7 bが巻き回される。 他の励磁コ イ ル は省略されて図示されない。
[0162] 外筐に設けられた軸受には、 回転軸 5が回転自在に支 持され、 これに回転子 1 が固着されている。
[0163] 回転子 1 の外周部には、 突極 1 a . l b . …が設けら れ、 磁極 1 6 a . 1 6 b . … と 、 約 0 . 1 〜 0 . 2 m mの空隙を介 して対向する。 回転子 1 も、 電機子 1 6 と同様の手段によ り 第 2図 ( b ) の展開図に示され るよ う に構成される。 第 2'図 ( b ) において、 突極は 1 0個設けられ、 等し い幅と等しい離間角で設けられる。
[0164] 磁極 1 6 a , 1 6 b . …の幅は突極の幅と等し く 、 8個が等しいピ ッ チで配設される。
[0165] 励磁コイ ル 1 7 b . 1 7 f . 1 7 c . 1 7 gが通電さ れる と、 突極 1 7 b , 1 g . 1 c . l hが吸引されて、 矢印 A方向に回転する。
[0166] 回転する と、 励磁コイル 1 7 b, 1 7 f の通電が停止 され、 励磁コイル 1 7 d, 1 7 hが通電されるので、 突 極 I d , l i による トルクが発生する。
[0167] 矢印 1 8 aは図示の状態よ り 9 0度回転する励磁特性 を示 し 、 磁極 1 6 b , 1 6 c は N極、 磁極 1 6 f . 1 6 gは S極となる。 かかる磁性の磁化は、 磁束の漏 れによる反 トルクを減少させるためである。
[0168] 次の、 9 0度の回転、 すなわち、 矢印 1 8 b の間で は、 各磁極は図示される N . S極性となる。 0の表示は 無励磁の磁極を示す。
[0169] 次に、 9 0度の回転、 その次の 9 0度の回転は矢印 1 8 c . 1 8 dの間の極性に磁化される。
[0170] 上述した励磁によ り 、 回転子 1 は、 矢印 A方向に回転 して、 2相の電動機となる。 各磁極間の幅は、 突極の 幅の 1 . 5倍である。 また、 励磁コイ ルを装着する空 間が、 大き く なつているので、 太い電源を利用するこ と ができ、 銅損を減少させて効率を上昇させる効果を有す る。 ' 第 6 図 ( a ) ( b ) ( c ) に お いて 、 励磁 コ イ ル K . Lは第 2 図 ( b ) の励磁コ イ ル 1 7 a , 1 7 e およ び 1 7 c , 1 7 g を各々示し、 2組の励磁コイ ルは直列 も し く は並列に接続される。
[0171] 励磁 コ イ ル K , L の両端に は 、 各 々 ト ラ ン ジ ス タ 2 0 a . 2 0 bおよび 2 0 c , 2 0 dが挿入される。
[0172] ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 b . 2 0 c , 2 0 dは、 ス イ ッ チング素子を構成し、 同様の効果を有する他の半導 体素子でも良い。 直流電源正負端子 2 a . 2 bから供 電される。
[0173] 端子 4 aからハイ レベルの電気信号が入力される と 、 ト ラ ン ジス タ 2 0 a , 2 0 b が導通 して、 励磁コ イ ル Kが通電される。 端子 4 cからハイ レベルの電気信号 が入力される と、 ト ラ ンジスタ 2 0 c , 2 0 dが導通し て、 励磁コイ ル Lが通電される。
[0174] 位置検知信号を得るための手段を次に説明する。
[0175] 第 6図 ( a ) と 、 第 6図 ( b ) ( c ) の場合には位置 検知信号を得るための手段が異なる。
[0176] 前者の場合には、 第 2 図 ( b ) のコイ ル 8 a , 8 b力 s 利用さ れ、 後者の場合には コ イ ル 7 a , 7_a , 7 b , 7_bが利用される。
[0177] 上述 し た各 コ イ リレ は 、 コ イ ル 1 0 a . 1 0 b . 1 0 c と 同様の構成である。 コイ ル 8 a , 8 b は、 突 極 1 a . 1 b , …の側面に対向 して、 電機子側に固定さ れる。 コ イ ル 8 a . 8 b は 第 2 図 ( b ) に示される よ う に、 突極 1 a , l b , ·· の側面に空隙を介して対向 し、 突極側面に対向する と、 鉄損 (渦流損を含み、 この損失 が大きい。 ) のために、 コイ ルのィ ンピ一ダンスが小さ く なる。 コイ ル 8 a , 8 b は 9 0度離間し、 5 m m径 で、 約 1 0 0 ターンの空芯構造である。
[0178] 第 3図にコイル 8 a , 8 bから位置検知信号を得るた めの装置が示される。 コ イ ル 8 a , 8 b 、 抵 抗 1 5 a , 1 5 b , 1 5 c . 1 5 dはブリ ッ ジ回路を構成 する。 発振回路 7の出力周波数は約 1 〜 5メガサイ ク ルである。
[0179] コ イ ル 8 a , 8 b は、 固定電機子側に固定され、 第 2 図 ( b ) の突極 1 a . l b . …に対向する と、 渦流損 失のために、 そのイ ン ピーダンスが小さ く な り 、 抵抗 1 5 aの電圧降下が大き く なる。 コイ ル 8 aが突極に 対向する と、 ダイ オー ド 1 1 a . コ ンデンサ 1 2 aから 成るローバスフ ィ ルタによ り平滑化された電気信号が、 オペアンプ 1 3 aの正端子に入力される。
[0180] 抵抗 1 5 bの電圧降下も、 ダイオー ド l i b . コ ンデ ンサ 1 2 bから成るローパスフ ィ ルタによ り直流化され た電気信号が、 オペア ンプ 1 3 b の正端子に入力され る。
[0181] コイル 8 a, 8 bが突極に対向しないと きに、 ブ リ ツ ジ回路が平衡するよ う に調整されるので、 このと きに、 オペアンプ 1 3 a . 1 3 bの出力はない。 コィ'ル 8 aが突極に対向する と、 オペプ ンブ 1 3 aの 出力は、 1 8 0度の幅の矩形波の出力と な り 、 この信号 が、 第 9 図 ( c ) の タ イ ム チ ャ ー ト で 曲線 7 0 a . 7 0 b , 〜 と して示される。 抵抗 1 5 c の電圧降下 は、 整流されて、 オペアンプ 1 3 a , 1 3 bの負端子に 入力される。
[0182] 端子 6 aの出力が曲線 7 0 a , 7 0 b . … と な り 、 端 子 6 bの出力は曲線 7 2 a . 7 2 b . … と な り 、 各々 の 曲線の幅は 1 8 0度である。
[0183] 反転回路を介す る端子 6 c . 6 d の出力は、 曲線 7 3 a . 7 3 b , … , 7 9 a . 7 9 b . … と なる。
[0184] 第 9 図 ( c ) の曲線 7 0 a . 7 0 b . … と 、 曲線 7 9 a . 7 9 b . …の信号の合致した部分をア ン ド回路 によ り得る と、 曲線 8 2 a . 8 2 b . ··· と なる。
[0185] 曲線 7 0 a . 7 0 b . …と、 曲線 7 2 a , 7 2 b , についても同様の手段によ り 、 曲線 8 3 a , 8 3 b , が得られる。 同様な手段で、 曲線 7 2 a , 7 2 b . と、 曲線 7 3 a , 7 3 b . …から曲線 8 4 a , 8 4 b 一が、 また、 曲線 7 3 a . 7 3 b , 一と、 曲線 7 9 a 7 9 b , ···から曲線 8 5 a . 8 5 b , ···が得られる。 以上の位置検知信号は、 回転子 1 と 同期回転するアル ミニユ ームから成る回転子から得られ、 この回転子 3 が 第 2図 ( b ) に示される。 突出部 3 a . 3 b . — は 1 2 0度の幅の等しいピ ッ チで回転子 3 に設けられる。 突出部 3 a . 3 b , …は、 コ イ ル 7 a , 7 a . 7 b . 7 bが対向し、 渦流損失によ り 、 イ ン一 ーダンスが小 さ く なる。
[0186] コイ ル 7 a , Τ_Άおよびコイル 7 b, _bの離間角は 1 8 0度である。 突極 3 a . 3 b, ···の幅は 1 5 0度よ り小さ く 、 約 9 0度よ り大き く 設けられる。
[0187] 第 3図のコイ ル 8 a , 8 bをコイル 7 a , 7 a と置換 すると端子 6 aの出力は、 第 9図 ( b ) のタイ ムチヤ一 卜 の曲線 7 5 a . 7 5 b . ··· と な り 、 端子 6 b の出力 は、 曲線 7 6 a , 7 6 b . …となる。
[0188] コイ ル 8 , 8 b をコ イ ル 7 b , l_b と置換する と 、 端 子 6 aの出力は、 曲線 7 7 a , 7 7 b . ··· とな り 、 端子 6 bの出力は、 曲線 7 8 a . 7 8 b , 一 となる。
[0189] 各曲線の幅は 1 2 0度となり 、 1 段目と 2段目、 3段 目 と 4段目の曲線の位相差は、 各々 1 8 0度と な り 、 1 段目 と 3段目の位相差は 9 0度である。
[0190] 位置検知信号となる曲線 7 5 a . 了 5 b . …および曲 線 7 6 a , 7 6 b . … は、 各 々 第 6 図 ( c ) の端子 4 a , 4 c に入力される。
[0191] また、 曲線 7 7 a, 7 b . …と曲線 7 8 a , 7 b . - は端子 4 b . 4 dに入力される。 抵抗 2 2 a . 2 2 b の 電圧降下は、 励磁コ イ ル K , Lおよび励磁コイ ル M , Nの電流に比例した検知電圧となる。
[0192] ブ ロ ッ ク 回 路 c は 、 励 磁 コ イ ル M ( 1 7 b . 1 7 f ) . N ( 1 7 d . 1 7 h ) の通電制御をするため の回路で、 励磁コイ ル M , N と同様の構成である。 端子 4 a . 4 c から曲線 7 5 a . 7 5 b . …の信号が 入力され、 曲線 7 了 a と曲線 7 8 aは端子 4 b . 4 dか ら各々入力される。
[0193] 第 9 図 ( b ) の曲線 7 5 a . 7 5 b . …の電気信号 は、 上述の実施例と同様に第 7図に示される電気回路に よって論理処理が行なわれて、 各々同様の幅の斜形波の 電気信号に変換される。 すなわち、 点線 7 5 で示される 斜形波と なる。
[0194] 他の曲線 7 6 a , 7 6 b . ···, 曲線 7 7 a, 7 7 b . ··.. 曲線 7 8 a . 7 8 b , …も同様の手段で斜形波に変 換される。
[0195] これらが点線 7 6 . 7 7 . 7 8 で示される。
[0196] 第 6図 ( c ) の端子 3 9 a . 3 9 b には斜形波 7 5 .
[0197] 〜 お よ び斜形波 7 6 . … が入力 さ れ、 端子 3 9 c . 3 9 dには斜形波 7 7 , …および斜形波 7 8 , …が入力 される。
[0198] 第 6図 ( c ) の 1 相の励磁コイ ル K . Lの通電制御を 行なう 回路は、 第 6図 ( d ) の同一記号の回路による励 磁コイ ルの通電制御と全く 同様の構成なので同様の作用 効果を有する。
[0199] 例えば、 矩形波の位置検知信号 (端子 4 a . 4 c の入 力信号) と斜形波の電気信号 7 5 , 7 6 による通電波形 は、 第 5図 ( b ) の曲線 3 7 a . 3 7 b . ··· と相似した もの と な り 、 チ ヨ ツ バ制御が行なわれて電流は漸増す る。 第 9図 ( b ) に示される通電波形 8 0 a . 8 0 b . - となり 、 作用効果も同様である。
[0200] 上述した通電は、 電源側よ り見たと きに、 1つのモー ドの通電となるため、 これを A相の励磁コイ ルの通電と する。
[0201] 他の相の励磁コイル M. Nは端子 4 b . 4 dに第 9図 ( b ) の位置検知信号曲線 7 7 aおよび曲線 7 8 aが各 々入力さ れ、 斜形波 7 7 , 7 8が第 6図 ( c ) の端子 3 9 c , 3 9 dに入力され、 これらの電気信号による励 磁コ イ ル M . Nの通電を制御する回路は、 励磁コ イ ル . Lの通電制御回路と同様の構成であるため、 ブロ ッ ク回路 Cと して示され、 その作用効果も同様である。 励磁コイル M. Nの通電は、 1つのモー ドの通電とな るため、 これを B相の通電モー ド とする。
[0202] 位置検知信号 7 7 a . 7 8 aによる励磁コ イ ル M . Nの通電波形は、 第 9図 ( b ) の点線 8 0 a . 8 0 b , … と同様の構成、 作用効果となる。
[0203] 第 6図 ( c ) のコ ンデンサ 4 7 a, 4 7 bは上述の実 施例と、 異な り必要な部品となる。
[0204] 励磁コイル Kの通電が断たれて、 第 9図 ( b ) の曲線 8 0 aの降下部に示されるよ うに、 蓄積磁気エネルギが 放電されたと きに、 コ ンデンサ 4 7 aが充電され、 放電 電流を急速に消滅し、 この充電電圧が励磁コ イ ル Lの通 電の立ち上がり を急速にする。
[0205] 従っ て 、 曲線 8 0 aの降下部が急速にな り 、 曲線 8 0 ^の立ち上がり部も急速となるので'反 ト ルク と減 卜 ルクの発生が防止される。
[0206] 従って、 電源端子 2 a . 2 bの電圧は励磁コ イ ルの磁 気エネルギの転換に無関係とな り 、 回転速度に対応した 逆起電力から、 設定値 (出力 トルクに対応する値) だけ 大きければ良いので、 比較的低電圧の電源で駆動でき る 効果力5ある。
[0207] また、 突極が磁極に侵入し始めた点の近傍から、 励磁 コ イ ルの通電が開始され、 1 2 0度回転したと きに通電 が断たれるので、 磁気エネルギの放電による電流の降下 部の幅が 6 0度を越えないかぎ り 反 ト ル ク の発生はな い。 従って、 高速度の電動機が得られる特徴がある。 以上の説明から明らかなよ うに、 本実施例は前実施例 と 同様な作用効果を有する。
[0208] 次に、 第 6図 ( a ) に示される本実施例の 2相電動機 について説明する。
[0209] 励磁コイル K , Lの通電制御回路および励磁回路 M . Nの通電制御回路 Cは、 第 6図 ( c ) の構成と 同様であ る。
[0210] 異なる点は、 端子 4 a , 4 b . 4 d . 4 e から入力さ れる位置検知信号である。
[0211] 上述 し た第 9 図 ( c ) の位置検知.信号曲線 8 2 a , 8 2 b , … と 、 曲線 8 3 a , 8 3 b . 〜 と 、 曲線 8 4 a , 8 4 b , — と 、 曲線 8 5 a , 8 5 b , …は、 各 々端子 4 a, 4 b . 4 c , 4 dから入力される。 ^ Λ
[0212] 3 4
[0213] 従っ て、 励磁コ イ ルは 9 0度づっ通電されその順序 は、 電気子コイ ル K→ M→ L→ N となる。
[0214] 曲線 8 2 a , 8 3 a , 8 4 a . 8 5 aの各々の中央部 が各磁極による最大 トルクが得られる点と合致するよ う に位置検知用コ イ ルの位置が選択される こ とが一般的手 段であるが、 突極が磁極に侵入を開始する点の近傍か ら、 電機子コイルの通電が、 開始され、 9 0度回転する と通電が断たれるように、 第 2図 ( b ) のコイ ル 8 a . 8 bの位置が調整して固定される場合もある。
[0215] 従って、 励磁コ イ ルに蓄積された磁気エネルギの放電 による電流の降下部の幅が 9 0度を越えないかぎり反 卜 ルクの発生がない。
[0216] 従っ て、 第 6 図 ( c ) の実施例よ り 、 さ らに、 高速 度、 高能率の回転の電動機が得られる特徴がある。
[0217] 位置 検 知 信 号 曲 線 8 2 a . 8 3 a , 8 4 a . 8 5 aが、 第 5図 ( a ) のタイ ムチャー ト に同一記号で 示される。
[0218] 第 6図 ( a ) において、 電源が投入されたと きに、 端 子 4 aから曲線 8 2 aの位置検知信号が入力される と、 ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b が導通して、 励磁コ イ ル Mの通電が開始され、 こ の曲線が第 5 図 ( a ) に点線 2 3 a と して示される。
[0219] 従って、 抵抗 2 2 に電圧降下が発生し、 これがォペア ンブ 4 0 aの正端子の入力である基準電圧 4 0 によ り規 制される乗算回路 4 4の出力電圧を越える と、 オペアン ブ 4 0 a の 出 力 は ロ ー レ ベ ル と な り ア ン ド 回路 4 3 aの出力も ロ ーレベルに転化するので、 卜 ラ ンジス タ 2 0 aは不導通と なる。
[0220] ト ラ ンジスタ 2 O bは導通しているので、 励磁コイ ル Kに蓄積された磁気エネルギは、 ダイ オー ド 2 1 a , 抵 抗 2 2 を介して放電される。
[0221] 抵抗 2 2 の電圧降下が減少して、 所定値を越える と、 オペア ンプ 4 0 aの ヒステ リ シス特性によ り 、 その出力 がハイ レベルに復帰する。
[0222] 従って、 ト ラ ンジスタ 2 0 aは、 再度導通して、 電機 子電流が増大し、 基準電圧 4 0 によ り規制される電流を 越える と 、 ト ラ ンジスタ 2 0 aは、 再度不導通と なる。
[0223] かかるサイ クルを繰 り 返すチ ヨ ッ パ回路が構成され る。
[0224] 第 9図 ( c ) の曲線 8 2 a . 8 2 b . ···およびその下 段の 3系統の位置検知信号は、 第 7図に示される電気回 路に よ り 、 上述の前実施例 と 同様な論理処理が行なわ れ、 時間の経過と と もに電圧が増大する斜形波 8 2 . ··· , 8 3 , .·· . 8 4. ··· , 8 5 . …の出力信号に転換さ れる。
[0225] かかる斜形波 8 2 . 8 3 , 8 4 . 8 5 の電気信号が、 第 5図 ( a ) においても示される。
[0226] こ れ ら の電気信号 は 、 各 々 第 6 図 ( a ) の端子 3 9 a , 3 9 b . 3 9 dに入力され、 乗算回路 4 4の出 力電圧は基準電圧 4 0 に規制されて高さが変更される。 従'つ て 、 励磁 コ イ ル K の通電曲線 2 3 a は第 5 図 ( a ) に示されるよ うに漸増し、 位置検知信号 8 2 aの 末端で、 ト ラ ンジスタ 2 0 a . 2 0 b と と もに不導通と なるので、 励磁コ イ ル Kの蓄積磁気エネルギは、 ダイ オー ド 2 1 a . 2 1 b を介して、 コ ンデンサ 4 7を充電 する。
[0227] この充電電圧によ り 、 次に通電される励磁コイ ル の 印加電圧が上昇するので、 通電電流は急速に立ち上が る。
[0228] このと きに、 端子 4 b に入力される第 5図 ( a ) の位 置検知信号曲線 8 3 aによ り 、 励磁コイ ル Mに電圧が印 加される。
[0229] コ ンデンサ 4 7 は小容量のものを用いるこ とが好適で ある。 小容量のコ ンデンサの方が充電電圧が急速に上昇 して、 励磁コイ ル Mの通電の立ち上がり が急速と な り 、 また、 同時に励磁コイル Kの電流の降下部の幅を小さ く するこ とができる。
[0230] 第 5図 ( a ) の曲線 8 2 a と 8 3 aの境界部の時間的 空隙がなく 、 対応して、 ト ラ ンジスタ 2 0 a . 2 0 bの 不導通転化と、 ト ラ ンジスタ 2 0 c . 2 0 dの導通転化 のタイ ミ ングが一致すれば、 コ ンデンサ 4 7 を除去する こ とができる。
[0231] 第 5図 ( a ) の通電曲線 2 3 aの初期の立ち上がり部 の高さ よ り 、 末期の降下部の高さが大き く 設定されてい る。 これは前実施例と同様に、 境界部の両側の 2個の励 磁コィっレの転入、 転化時の銅損と鉄損によるエネルギ損 を補償して、 通電曲線の立ち上がり部を急速に して、 ま た、 その高さを所要値とするためである。
[0232] 従って、 電源端子 2 a , 2 bの電圧が低い場合でも、 高速、 高能率の電動機が得られる効果を有する。
[0233] 矢印 2 3 の幅が正 卜 ルク発生の区間で 1 8 0度 と な る。
[0234] 曲線 2 3 aの降下部がこの幅を越える と 、 反 ト ルクを 発生するので、 上述したよ う に、 降下部の幅を小さ く し て高速度、 高能率の電動機とするこ とができ る作用効果 がある。
[0235] 励磁コイル Kの蓄積磁気エネルギが励磁コィ ル Mの磁 気エ ネ ル ギ に 転換 す る こ と に よ り 、 曲線 2 3 a , 2 3 b . …の立ち上がり部と降下部を急速化でき る。 ダイ オー ド 4 1 は、 蓄積磁気エネルギが電源に入力し て、 上述した作用が行なわれなく なるこ と を防止する。
[0236] 励磁コイル Mの通電は、 オペアンプ 4 0 a . ア ン ド回 路 4 3 c によ り 、 励磁コイル Kの場合と 同様に行なわれ る。 基準電圧 4 0 によ り規制された電流値と なるチ ヨ ッ パ作用が行なわれる。
[0237] チ ヨ ッ パ作用 に よ る電流は点線 2 3 b で示 してある が、 それらの脈流部分は省略して図示されない。
[0238] 端子 4 c , 4 d に 、 第 5 図 ( a ) の位置検知信号 8 4 a . 8 5 aが入力されたと きにも、 アン ド回路 4 3 b . 4 3 dおよびオペアンプ 4 0 aによ る通電電流の制 御が同様に行なわれ、 それらの立ち上がり部と降下部を 含む電流曲線 2 3 c , 2 3 dが示され、 作用効果も同様 である。
[0239] 本実施例は、 2相の電動機であるが、 通電のモー ドは A相のみと考えても良い。
[0240] ま た、 1 つの同相の通電モー ド と考える こ とができ る。 従って、 通電制御回路が簡素化される特徴がある。 第 6 図 ( a ) C d ) において 、 ダイ オー ド 4 1 . 4 1 a . 4 1 b は、 電源正極 2 a側に設けるが、 電源負 極 2 b側に順方向 (励磁電流が流れる方向) に設けても 同様の目的が達成される。
[0241] この場合に、 第 6図 ( a ) のダイ オー ド 4 1 は、 コ ン デンサ 4 7 の下側の極と電源負極 2 b の間に挿入され る。
[0242] 第 6図 ( d ) の場合には、 電源正極 2 aから各励磁コ ィ ルは直接に供電され、 抵抗 2 2 a , 2 2 bの下端は独 立に分離され、 分離された端子と電源負極 2 b との間に ダイ オー ド 4 l a . 4 l bが順方向に挿入される。
[0243] コ ン デ ンサ 4 7 a . 4 7 b の上側の極は電源正極 2 a に接続さ れ、 下側の極は、 ダイ オー ド 4 1 a , 4 1 bの入力側に接続される。
[0244] 後述する第 6図 ( b ) ( c ) の場合でも、 上述した事 情は同様で、 ダイ オー ド 4 1 a , 4 l b を電源負極 2 bの側に設けるこ とができる。
[0245] 第 6図 ( b ) の通電制御回路は、 同様の技術思想の IH] 路が 3相の リ タ ク タ ンス型の電動機に適用でき るが、 2相の リ タ クタ ンス型の電動機の場合の実施例である。 第 6 図 ( b ) の通電制御回路は、 第 6 図 ( c ) の通電 制御回路 と 異な り 、 端子 3 9 a , 3 9 b , 3 9 c . 3 9 d , から入力される斜形波の電気信号を用いないで 同様な効果を有する回路である。
[0246] 従 っ て 、 チ ヨ ッ パ回路 も 除去さ れる 。 端子 4 a , 4 c から 1 相の位置検知信号である第 9 図 ( b ) の曲線 7 5 , 7 5 b . 一 と曲線 7 6 a , 7 6 b . …が各々入 力される。
[0247] 端子 4 b , 4 dから他の 1 相の位置検知信号となる曲 線 7 7 a , 7 7 b . 一 と曲線 7 8 a . 7 8 b , …が各々 入力される。
[0248] 上述した位置検知信号が、 第 5図 ( a ) に同様に示さ れる。 それらの 1 つである端子 4 aの入力信号 7 5 aが 第 5図 ( c ) のタイ ムチャー ト に示される。
[0249] こ こで一般的な手段によ り 、 励磁コイ ル K に通電する と 、 大きいイ ンダクタ ンスのために、 電流の立ち上がり 時 に は磁気エ ネ ル ギの蓄積の た め に 漸増 し 、 曲線 7 5 aの末端で通電が断たれても、 蓄積磁気エネルギの 放出のための電流が漸減 して、 曲線 1 9 aのよ う にな る。
[0250] 矢印 1 9 eの幅は 1 8 0度で正 トルクを発生する区間 であるので、 曲線 1 9 a の前半部では減 ト ルクを発生 し 、 後半部では矢印 1 9 f の区間で反 ト ルクを発生す る。 ―
[0251] 従って、 高速度が得られなく なり 、 また、 効率も劣化 する。 これらの欠点を除去するためには、 通電波形を曲 線 2 4 aのよ う な形状と し、 立ち上がり と降下部を急速 と して、 立ち上がり部の高さ よ り降下部の高さを大き く する必要がある。
[0252] 次に、 その詳細を説明する。
[0253] 出力 トルクの曲線は、 第 9図 ( a ) で上述した ト ルク 曲線 4 2 で示される構成のものである。 第 5図 ( a ) でこの トルク曲線 4 2 が示される。
[0254] 通電曲線 2 4 aの立ち上がり部は、 励磁コイル Lの磁 気エネルギが小容量のコ ンデンサ 4 7 aに高電圧で蓄積 されるので、 その高電圧によ り急速に立ち上がり 、 その 後は端子 2 a の電圧に よ り 通電さ れる 。 ダイ オー ド 4 1 aの作用は第 6図 ( c ) と同様である。
[0255] その後の通電電流は、 端子 2 aの電圧と逆起電力 (回 転速度と トルク曲線の高さに対応した電圧) の差によ り 規制される。 従っ て、 トルク曲線 4 2のピーク値では電 流が減少し、 その後において、 トルクが急減するので、 逆起電力も急減し、 通電電流は上昇して、 曲線 2 4 aに 示されるよ うになる。
[0256] 曲線 7 5の末端で通電が断たれるので、 蓄積磁気エネ ルギはダイオー ド 2 l a , 2 l bを介して、 コ ンデンサ 4 7 aを充電して高電圧とする。
[0257] 次に、 曲線 7 6 aの電気信号が端子 4 c に入力される ので、 '励磁 コ イ ル L の通電が開始さ れ; コ ン デ ンサ 4 7 aの高電圧が印加されるので、 曲線 2 4 b に示され るよ う に急速に立ち上がる。
[0258] その後の通電は、 曲線 2 4 a と同様に相似した曲線と な り 、 曲線 7 6 bの末端で通電が絶たれる と 、 蓄積磁気 エネルギは、 コ ンデンサ 4 7 aを高電圧に充電して、 こ の電圧によ り励磁コイ ル Kの立ち上が り を急速にする。 矢印 2 4の幅は正 トルクを発生する区間なので、 通電 電流による反 トルクはなく 、 立ち上が り が急速なので減 ト ルク も防止され、 高速、 高能率の電動機と なる効果を 有する。
[0259] また、 印加電圧も低く て良いので、 バッ テ リ を電源と する場合に有効である。
[0260] 端子 4 b . 4 d か ら入力 さ れる位置検知信号曲線 7 7 a . 7 8 aによる励磁コイル M, Nの通電制御も、 ダイ オー ド 4 1 b , コ ンデンサ 4 7 bによ り 同様に行な われ、 その通電波形が、 第 5 図 ( a ) に点線 2 4 c , 2 4 d と して示され、 作用効果も同様である。
[0261] 以上の説明から理解されるよ うに、 2相の電動機と し て駆動され、 出力 トルクは印加電圧によ り制御される。
[0262] 第 5図 ( a ) の点線 2 4 aの立ち上がり部の高さ と 、 降下部の高さの差の磁気エネルギが、 磁気エネルギを交 換する両励磁コイ ルの鉄損と銅損によるエネルギ損失に 相当する。
[0263] 従って、 前実施例と 同様の作用効果を有する。 第 6図 ( a ) ( c ) ( d ) の回路にお 、て、 ア ン ド回 路 4 3 a . 4 3 b . —によるチ ヨ ヅ パ制御を、 下側の ト ラ ンジス夕 2 0 b , 2 0 d . 2 0 f に行なっても同様の 目的が達成される。
[0264] ま た、 2 個 1 組の ト ラ ン ジス タ 、 例えば、 第 6 図 ( a ) の ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 bを同時にオンオフ するチ ヨ ッ パ回路に構成しても同様の作用効果を有す る。
[0265] 基準電圧 4 0 を除去 して、 オペア ンプ (誤差増幅回 路) 、 回転速度検知回路を付加すると、 基準正電圧に対 応した回転速度と なる周知の定速制御回路を得るこ とが できる。 産業上の利用可能性
[0266] 本発明は、 小型で、 低電圧で駆動でき るので、 バッ テ リ を電源とする電動車等に利用される。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 SI '
1 2相の励磁コイルが巻回された 2相の磁極を有する 固定電機子と、
各々の該磁極に僅かな空隙を介して対向する複数個の 突極が円周面に配設され、 回転軸が軸受に回動自在に支 持された磁性体回転子と、
該磁性体回転子の突極の位置を検知 して、 電気角で 9 0度の幅で、 時間の経過と共に波高値が所定値だけ大 き く な る斜形波の電気信号が順次に電気角 で位相が 3 6 0度遅れて配設された第 1 の電気信号および該第 1 の電気信号よ り電気角で各々 1 8 0度遅れた同 じ波形 の第 2 の電気信号よ り成る第 1 相の位置検知信号ならび に該第 1 および第 2 の電気信号と同 じ波形で、 該第 1 お よび第 2 の電気信号よ り各々電気角で位相が 9 0度遅れ た第 3および第 4の電気信号よ り成る第 2 の相の位置検 知信号が得られる位置検知素子を含む位置検知装置と、 該 2相の励磁コイ ルを構成する第 1 ないし第 4の励磁 コ イ ルの各々 の両端に接続された 2 個 1 組の半導体ス イ ッチング素子と 、
該 2個 1 組の半導体スィ ツ チング素子を介して対応す る該励磁コイ ルに順方向に接続された 1 個の逆流防止用 ダイ ォー ドによ り供電する直流電源と、
該 2個 1 組の半導体スィ ツ チング素子の 1 個と対応す る励磁コイルの直列接続体に逆接続されたダイ オー ド群 と、 '
各々該第 1 ない し第 4 の励磁コ イ ルに接続された該 2 個 1 組の半導体スイ ッ チ ング素子を該第 1 ない し第 4の電気信号によ り該位置検知信号の幅だけ導通して、 各々の該励磁コイ ルに通電して出力 トルクを得る通電制 御回路と、
各々の該励磁コ イ ルの出力 トルクを発生すべき電気角 で 1 8 0度の区間において、 該位置検知信号の幅だけ該 直流電源よ り供電するよ う に該位置検知素子の配設位置 を調整して固定する手段と、
該第 1 ないし第 4の電気信号と基準電圧を乗算して、 該基準電圧に比例した波高値で斜形波の該第丁ないし第
¥の電気信号を得る電気回路と、
該第 1 ないし第 4の励磁コイ ルを検知して、 検知電圧 を得る励磁電流検知回路と、
該検知電圧が該第丁ないし第 "5"の電気信号の波高値を 越えたと きに、 対応する該半導体スイ ッ チング素子を不 導通に転化し、 該励磁コイルに蓄積された磁気エネルギ が、 該ダイ オー ド群を介して放電され、 該放電電流が所 定値だけ減少する と、 再び該半導体スイ ッチング素子が 導通して、 励磁電流を設定値に保持するチ ヨ ッ パ回路 と、
該位置検知信号の末端において該励磁コイ ルの通電が 断たれたと きに、 該励磁コイ ルに蓄積された磁気エネル ギを該ダイ オー ド群と該逆流防止用ダイ オー ドを介して 次に通電する該励磁コ イ ルの磁気エネルギに転化蓄積 し、 該磁気エネルギの放出と蓄積を急速に して、 減 トル ク と反 ト ルクの発生を防止する手段と、
から成る リ ラク タ ンス型電動機。
2 3相の励磁コ イ ルが巻回された 3相の磁極を有する 固定電機子と、
各々の該磁極に僅かな空隙を介して対向する複数個の 突極が円周面に配設され、 回転軸が軸受に回動自在に支 持された磁性体回転子と 、
該磁性体回転子の突極の位置を検知 して、 電気角で 1 2 0度の幅で、 時間の経過と共に波高値が所定値だけ 大き く なる斜形波の電気信号が順次に電気角で位相が 3 6 0度遅れて配設された第 1 の電気信号お よび該第 1 の電気信号よ り各々電気角で位相が 1 8 0度遅れた同 じ波形の第 2 の電気信号よ り 成る第 1 相の位置検知信 号、 ならびに、 該第 1 および第 2 の電気信号と 同 じ波形 で 、 該第 1 お よ び第 2 の電気信号 よ り 位相 が各 々 1 2 0度遅れた第 3 お よび第 4 の電気信号よ り 成る第 2 の相の位置検知信号、 ならびに、 該第 3および第 4の 電気信号と 同じ波形で、 該第 3および第 4の電気信号よ り位相が各々 1 2 0度遅れた第 5および第 6 の電気信号 よ り成る第 3の相の位置検知信号が得られる位置検知素 子を含む位置検知装置と 、
該 3相の励磁コイ ルを構成する第 1 ないし第 6の励磁 コ イ ルの各々 の両端に接続された 2個 1 組の半導体ス イ ッチング素子と 、 . '
該第 1 、 第 3および第 5の励磁コイ ルと第 2 、 第 4お よび第 6の励磁コイ ルとに接続された該 2個 1 組の半導 体スイ ッ チング素子を介して該第 1 、 第 3 および第 5の 励磁コイ ルと第 2 、 第 4および第 6の励磁コイ ルに順方 向に接続された第 1 および第 2 の逆流防止用ダイオー ド によ り供電する直流電源と、
該 2個 1組の半導体スィ ツチング素子の 1 個と対応す る励磁コイ ルの直列接続体に逆接続されたダイ オー ド群 と、
各々該第 1 ない し第 6 の励磁コ イ ルに接続された該 2 個 1 組の半導体スィ ツ チング素子を該第 1 ない し第 6の電気信号によ り該位置検知信号の幅だけ導通して、 各々の該励磁コイ ルに通電して出力 トルクを得る通電制 御回路と、
各々の該励磁コ イ ルの出力 トルクを発生すべき電気角 で 1 8 0度の区間において、 該位置検知信号の幅だけ該 直流電源よ り供電するように該位置検知素子の配設位置 を調整して固定する手段と、
該第 1 ないし第 6の電気信号と基準電圧を乗算して、 該基準電圧に比例した波高値で斜形波の該第丁ないし第 百の電気信号を得る電気回路と、
該第 1 ないし第 6の励磁コイルを検知して、 検知電圧 を得る励磁電流検知回路と、
該検知電圧が該第 1 ないし第百の電気信号の波高値を 越えたと きに、 対応する該半導体スイ ッ チング素子を不 導通に転化し、 該励磁コイ ルに蓄積された磁気エネルギ が、 該ダイ オー ド群を介して放電され、 該放電電流が所 定値だけ減少する と、 再び該半導体スイ ッ チング素子が 導通.して、 励磁電流を設定値に保持するチ ヨ ツ バ回路 と、
該位置検知信号の末端において該励磁コイ ルの通電が 断たれたと きに、 該励磁コイ ルに蓄積された磁気エネル ギを該ダイ 才ー ド群と該逆流防止用ダイ ォー ドを介して 次に通電する該励磁コ イ ルの磁気エネルギに転化蓄積 し、 該磁気エネルギの放出と蓄積を急速に して、 減 トル ク と反 卜 ルクの発生を防止する手段と、
から成る リ ラクタ ンス型電動機。
3 2相の励磁コ イ ルが巻回された 2相の磁極を有する 固定電機子と、
各々の該磁極に僅かな空隙を介して対向する複数個の 突極が円周面に配設され、 回転軸が軸受に回動自在に支 持された磁性体回転子と、
該磁性体回転子の突極の位置を検知 して、 電気角で 1 2 0度ないし 1 5 0度の幅で、 時間の経過と共に波高 値が所定値だけ大き く なる斜形波の電気信号が順次に電 気角で位相が 3 6 0度遅れて配設された第 1 の電気信号 および該第 1 の電気信号よ り電気角で各々 1 8 0度遅れ た同 じ波形の第 2 の電気信号よ り成る第 1 相の位置検知 信号な らびに該第 1 お よび第 2 の電気信号と 同 じ波形 で、 該第 1 および第 2の電気信号よ り各 電気角で位相 が 9 0 度遅れた第 3 お よび第 4の電気信号よ り 成る第 2相の位置検知信号が得られる位置検知素子を含む位置 検知装置と、
2相の励磁コイ ルを構成する第 1 ないし第 4の励磁コ ィ ルの各々 の両端に接続された該 2個 1 組の半導体ス ィ ツチング素子と、
第 1 の相の第 1 、 第 3 の励磁コ イ ル と第 2 の相の第
2 、 第 4の励磁コイルとに接続された 2個 1組の半導体 スイ ッ チング素子を介して該第 1 、 第 3の励磁コイルお よび第 2 、 第 4の励磁コイ ルの各々に順方向に接続され た第 1 および第 2の逆流防止用ダイォ一 ドによ り供電す る直流電源と、
該 2個 1組の半導体スィ ツチング素子の 1 個と対応す る励磁コイルの直列接続体に逆接続されたダイ オー ド群 と、
各々該第 1 ない し第 4 の励磁コイ ルに接続された該 2 個 1 組の半導体スィ ツ チ ング素子を該第 1 ない し第 4の電気信号によ り該位置検知信号の幅だけ導通して、 各々の該励磁コイ ルに通電して出力 トルクを得る通電制 御回路と、
該通電制御回路の入力端子において、 該第 1 および第 2の逆流防止用ダイ オー ド側と他の入力端側に接続され た小容量の第 1 および第 2のコ ンデンサと、
各々の該励磁コイ ルの出力 トルクを発生する電気角で 1 8 0度の区間において、 該位置検知信号の幅だけ該直 流電源よ り供電するよ う に該位置検知素子の配設位置を 調整して固定する手段と、
該第 1 ないし第 4の電気信号と基準電圧を乗算して、 該基準電圧に比例した波高値で斜形波の該第丁ないし第 "の電気信号を得る電気回路と、
該第 1 および第 3 の励磁コイルおよび該第 2 および第 4の各々の励磁コ イ ルを検知して、 第 1 および第 2 の検 知電圧を得る励磁電流検知回路と、
該第 1 の検知電圧が該第丁および第 の電気信号の波 高値を越えたと き、 および、 該第 2 の検知電圧が該第 および第 ¥の電気信号の波高値を越えたと き、 対応する 該半導体スィ ッ チング素子を不導通に転化し、 該励磁コ ィ ルに蓄積された磁気エネルギが、 該ダイ オー ド群を介 して放電され、 該放電電流が所定値だけ減少する と 、 再 び該半導体スイ ッ チング素子が導通して、 励磁電流を設 定値に保持するチ ヨ ッ パ回路と、
該位置検知信号の末端において該励磁コイ ルの通電が 断たれたと きに、 該励磁コイルに蓄積された磁気エネル ギを該ダイ オー ド群と該逆流防止用ダイ オー ド を介 し て、 一時的に該第 1 および第 2 のコ ンデンサに充電保持 し、 次に、 通電する該励磁コイルの該 2個 1 組の半導体 スィ ツチング素子の導通と共に該励磁コ イ ルの磁気エネ ルギに転化蓄積し、 該磁気エネルギの放出と蓄積を急速 に して、 減 トルク と反 トルクの発生を防止する手段と 、 から成る リ ラ クタ ンス型電動機。
4 2相の励磁コイルが巻回された 2相の磁極を有する 固定電機子と、
各々の該磁極に僅かな空隙を介して対向する複数個の 突極が円周面に配設され、 回転軸が軸受に回動自在に支 持された磁性体回転子と、
該磁性体回転子の突極の位置を検知 して、 電気角で 1 2 0度ないし 1 5 0度の幅で、 矩形波の電気信号が順 次に電気角で位相が 3 6 0度遅れて配設された第 1 の電 気信号 お よ び該第 1 の電気信号 よ り 電気角 で各 々 1 8 0度遅れた同 じ波形の第 2 の電気信号よ り成る第 1 相の位置検知信号ならびに該第 1 および第 2の電気信 号と同 じ波形で、 該第 1 および第 2 の電気信号よ り各々 電気角で位相が 9 0度遅れた第 3および第 4の電気信号 よ り成る第 2相の位置検知信号が得られる位置検知素子 を含む位置検知装置と、
2相の励磁コィ ルを構成する第 1 ないし第 4の励磁コ ィルの各々の両端に接続された 2個 1 組の半導体スィ ッ チング素子と、
第 1 の相の第 1 、 第 3 の励磁コ イ ルと第 2 の相の第 2 、 第 4の励磁コイ ルとに接続された該 2個 1組の半導 体スイ ッ チング素子を介して該第 1 、 第 3の励磁コイ ル および該第 2 、 第 4の励磁コイルの各々に順方向に接続 された第 1 および第 2の逆流防止用ダイ オー ドによ り供 電する直流電源と、 該 2個 1 組の半導体スィ ツ チング素子 0 1 個と対応す る励磁コ イ ルの直列接続体に逆接続されたダイ ォー ド群 と 、
各々該第 1 ない し第 4 の励磁コ イ ルに接続された該 2 個 1 組の半導体スィ ツ チ ング素子を該第 1 ない し第 4の電気信号によ り該位置検知信号の幅だけ導通して、 各々の該励磁コイ ルに通電して出力 トルクを得る通電制 御回路と 、
該通電制御回路の入力端子において、 該第 1 および第 2 の逆流防止用ダイオー ド側と他の入力端側に接続され た小容量の第 1 および第 2のコ ンデンサと、
各々の該励磁コイ ルの出力 トルクを発生すべき電気角 で 1 8 0度の区間の始端部よ り 、 該位置検知信号の幅だ け該直流電源よ り供電するよ う に該位置検知素子の配設 位置を調整して固定する手段と、
電気角で 1 8 0度の区間の前半部に出力 トルクのピー ク値がある トルク曲線と なるよ う に調整する手段と、 該位置検知信号の末端において、 該励磁コ イ ルの通電 が断たれたと きに、 該励磁コイルに蓄積された磁気エネ ルギを該ダイオー ド群と該逆流防止用ダイ オー ドを介し て、 一時的に該第 1 および第 2 のコ ンデンサに充電保持 し、 次に、 通電する該励磁コイルの該 2個 1 組の半導体 スィ ツ チング素子の導通と共に該励磁コ イ ルの磁気エネ ルギに転化蓄積し、 該磁気エネルギの放出と蓄積を急速 に して、 減 トルク と反 トルクの発生を防止する手段と、 から成る リ ラク タ ンス型電動機。 一
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
DE3525210C2|1989-06-22|
US4250435A|1981-02-10|Clock rate control of electronically commutated motor rotational velocity
US4874993A|1989-10-17|Sensorless brushless motor
US5663631A|1997-09-02|Generator with circuitry for controlling power generation based on rotational speed
US8018188B2|2011-09-13|Method and device for determining the position of a rotor of a brushless and sensorless electric motor
EP0895344B1|2003-10-01|A method of controlling a torque ripple of a motor having interior permanent magnets and a controller using the same method
JP3366662B2|2003-01-14|ブラシレス整流モータの各相巻線へ加えられる電力信号の切換え周波数を制御する装置
EP0431006B1|1994-04-20|An electric motor
US6847186B1|2005-01-25|Resonant motor system
DE19846831B4|2008-05-29|Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung der Rotorstellung von Synchronmotoren
KR101154022B1|2012-06-07|전동기
US5929590A|1999-07-27|Method and apparatus for implementing sensorless control of a switched reluctance machine
DE10105693C2|2003-01-30|Hochauflösender Inkrementalpositionssensor mit Impulsschaltstrategie
CA2176061C|1999-08-03|A power converter and control system for a motor using an inductive load and method of doing the same
US7034498B2|2006-04-25|Resonant motor system
JP2625409B2|1997-07-02|ブラシレスモータ
CN100502223C|2009-06-17|交流电动机的控制装置、双片逆变器及单片逆变器
US4746844A|1988-05-24|Control and operation of brushless continuous torque toroid motor
JP4624619B2|2011-02-02|永久磁石ブラシレス電子モータにおいてトルクを制御するための方法及び装置
JP3188727B2|2001-07-16|複合型単相可変リラクタンスモータ
EP0662265B1|1998-08-05|Sensing of rotor position of a switched reluctance motor without a shaft position sensor
US5990643A|1999-11-23|Sensorless commutation position detection for brushless D.C. motors
DE60007878T2|2004-10-14|Ansteuerung einer elektrischen reluktanzmaschine
EP0282598B1|1993-03-17|Dc motor drive system
US6014003A|2000-01-11|Method and apparatus for controlling a switched reluctance machine
同族专利:
公开号 | 公开日
EP0427868A4|1992-06-10|
EP0427868A1|1991-05-22|
JPH02294293A|1990-12-05|
EP0427868B1|1996-08-28|
DE69028276T2|1997-01-09|
US5097191A|1992-03-17|
DE69028276D1|1996-10-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPS62272851A|1986-05-19|1987-11-27|Secoh Giken Inc|Reluctance type semiconductor motor|EP0526660A1|1991-02-27|1993-02-10|Kabushikigaisha Sekogiken|Apparatus for controlling load numerically|
FR2799587A1|1999-10-08|2001-04-13|Seb Sa|Ensemble moteur electrique a commutation electronique, par exemple du type sans collecteur et dispositif d'alimentation dudit moteur, et aspirateur electrique equipe dudit ensemble|SE7807961L|1977-07-20|1979-01-21|Janome Sewing Machine Co Ltd|Drivanordning for symaskinspulsmotor|
SE454928B|1986-10-10|1988-06-06|Ems Electronic Motor Systems|Drivanordning for en reluktansmotor|
SE455034B|1986-10-10|1988-06-13|Ems Electronic Motor Systems|Drivkrets for en reluktansmotor|
GB8717441D0|1987-07-23|1987-08-26|Univ Glasgow|Motor control system|
US4933621A|1989-05-12|1990-06-12|General Electric Company|Current chopping strategy for switched reluctance machines|US5260635A|1988-10-07|1993-11-09|Kabushikigaisha Sekogiken|Reluctance motor|
JPH0365094A|1989-08-03|1991-03-20|Secoh Giken Inc|Reluctance type motor from which torque ripple is removed|
JPH04183294A|1990-11-15|1992-06-30|Secoh Giken Inc|Reluctance type motor|
JPH0646593A|1991-02-12|1994-02-18|Secoh Giken Inc|高速リラクタンス型電動機|
US5274287A|1991-03-07|1993-12-28|Kabushikigaisha Sekogiken|High-speed motor|
GB2258765B|1991-06-27|1996-01-10|Dana Corp|Variable reluctance motor having foil wire wound coils|
GB9120404D0|1991-09-25|1991-11-06|Switched Reluctance Drives Ltd|Control of switched reluctance machines|
US5545964A|1992-09-24|1996-08-13|Switched Reluctance Drives Ltd.|Control of switched reluctance machines|
EP0564663B1|1991-10-30|1998-12-16|Kabushikigaisha Sekogiken|High speed motor|
US5432420A|1992-06-29|1995-07-11|Kabushikigaisha Sekogiken|Reluctance-type motor and a DC motor capable of performing regenerative braking|
IT1261119B|1993-11-16|1996-05-09|Gate Spa|Motore elettrico brushless e relativo procedimento di controllo.|
US5446359A|1993-12-29|1995-08-29|Emerson Electric Co.|Current decay control in switched reluctance motor|
US6249099B1|1999-06-30|2001-06-19|Stmicroelectronics, S.R.L.|Silent phase commutation in a three-phase brushless DC motor|
EP1139558B1|2000-03-31|2006-08-02|SGS-THOMSON MICROELECTRONICS S.r.l.|Control method of the current flow in driver systems for brushless motors, particularly during the switching phase|
EP1175000B1|2000-07-19|2006-01-18|STMicroelectronics S.r.l.|Start procedure for brushless motors|
GB0114531D0|2001-06-14|2001-08-08|Switched Reluctance Drives Ltd|A control strategy for switched reluctance drive systems|
CN102694454B|2012-03-02|2013-11-20|太原理工大学|直驱式开关磁阻平面电机动子位移控制方式|
GB2503671B|2012-07-03|2014-12-17|Dyson Technology Ltd|Control of a brushless motor|
法律状态:
1990-11-15| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1990-11-15| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
1990-12-28| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990907390 Country of ref document: EP |
1991-05-22| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990907390 Country of ref document: EP |
1996-08-28| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990907390 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1112127A|JPH02294293A|1989-05-02|1989-05-02|Reluctance type motor which can be driven by low voltage|
JP1/112127||1989-05-02||DE69028276T| DE69028276T2|1989-05-02|1990-04-27|Elektrischer motor vom reluktanztyp|
EP90907390A| EP0427868B1|1989-05-02|1990-04-27|Reluctance-type electric motor|
[返回顶部]