专利摘要:

公开号:WO1990013365A1
申请号:PCT/JP1990/000542
申请日:1990-04-25
公开日:1990-11-15
发明作者:Takashi Omura
申请人:Pentel Kabushiki Kaisha;
IPC主号:B05C17-00
专利说明:
[0001] 明 糸田 弁付塗布具の塗布先 技 術 分 野
[0002] 本発明は、 粘度が 5 0〜 1 5 0 c P S の修正液、 塗料、 化粧料、 イ ンキ等の塗布液を収納した弁付塗布具の塗布先 に闋し、 特に細い線状の塗布を行なう のに好適なよう に先 体を金属製管状体で形成した弁付塗布具の塗布先に関する ものである。 背 景 技 術
[0003] 従来、 塗布液室を内部に有する本体と、 該本体の先部に 固着された先体と、 塗布部を前記先体の先端孔ょ リ突出し かつ、 弁部を先体の先端孔内方の座部に圧接するよ う前方 に付勢されてなる弁体とよ りなる弁付塗布具が知られてい る。
[0004] この種の弁付塗布具は、 弁体を後方に移動させた時、 塗 布液が座部と弁都との間隙を通過し、 先体先端孔と塗布部 との間隙から流出する構造であるので、 比較的幅狭の塗布 跡が得られる という特徴を有しているが、 近年、 市場にお いては更に細い塗布跡を得られる弁付塗布具が求められて いる。
[0005] 塗布跡を細くするには、 先体の先端を細く した り、 先体 先端孔を小さ くすれば良い。 しかしながら、 この場合先端 部分の肉厚を非常に薄いものとせざるを得ないため、 強度 や腐食性の点から材料と してステン レス等の耐食性金属材 料を用いる必要が有リ、 管状体とするための加工方法と し て、 一般的には旋削加工 (即ち、 加工物及び/又は刃物を 回転させながら行なう加工) が採用される。
[0006] ところが、 例えば旋削加工によ り形成された座部表面に は、 旋削挽き跡目や、 切 り粉等による傷、 ビビリ跡 (切削 加工時、 刃が振動して、 深く切れたと ころと浅く切れたと ころとが波のよう になる現象) 等の要因による微細な凹凸 が有り、 このため弁座と弁部との密閉が不十分となり、 塗 布先よ りの塗布液の漏れが発生し易くなる。
[0007] 弁座と弁部との当接部を例えば鏡面となし完全な密閉状 癰を形成すれば塗布液の漏れは発生しない。 しかしながら、 弁部については外面の加工であるため、 その表面を平滑に 加工する ことは可能であるものの、 特に座部に関しては内 面の加工であ り、 上記の要因のため完全な密閉状態を形成 するよう加工を行なう ことは非常に困難な事であ り、 塗布 液の漏れを完全には無くせないという問題がある。 発 明 の 開 示
[0008] 本発明の 目的は、 空気流量と塗布液漏れとの相閧闋係に 鑑み、 弁座と弁部との弁機構部が完全な密閉状態でなく と も、 実用上、 塗布液漏れの発生しない弁付塗布具の塗布先 を提供するこ とである。 本発明の要旨は、 先端孔後端内方 に座部を形成した金属製管状先体と、 先端孔よ り塗布部を 突出させ、 前記座部に弁部を圧接するよう前方に付勢され た弁体と よ り なる弁付塗布具の塗布先であって、 この塗布 先の閉弁時の空気流量を、 空気圧 1 . O kg / of において、 毎秒 0 . 8 m J2以下となしたこ と を特徴とする弁付塗布具 の塗布先である。 更にこの発明は先端孔後端内方に座部を 形成した金属製管状先体と、 先端孔ょ リ塗布部を突出させ. 前記座部に弁部を圧接するよ う前方に付勢された弁体とよ りなる弁付塗布具の塗布先であって、 前記座部又は弁部の 少なく とも一方が弾性部材で形成されているこ と を特徴と する弁付塗布具の塗布先である。 図面の簡単な説明
[0009] 第 1 図は本発明の実施例を示す塗布先を用いた弁付塗布 具の要部縦断面図
[0010] 第 2 図は本発明の他の実施例を示す塗布先を用いた弁付 塗布具の要部縦新面図
[0011] 第 3 図は本発明の他の実施例を示す塗布先を用いた弁付 塗布具の要部縱断面図 発明を実施するための最良の形態
[0012] 第 1 図は本発明に係る弁付塗布具の塗布先の実施例を示 すものである。
[0013] 金属製管状体よ りなる先体 1 3先端には先端孔 1 3 b が 形成され、 更に、 先端孔 1 3 b後端内方には座部 1 3 a が 形成されている が、 金属と してはステン レスが、 ステン レ スの中でも特に 3 0 3、 3 1 6 (A I S I—米国鉄銷協会 一規格) や快削性ステン レス (鉄一ク ロム系ステン レス、 S F 2 0 T、 下村特殊精ェ (株) 製) が好ましい。
[0014] この先体 1 3内には、 先端の塗布部 1 4 b を先端孔 1 3 b よ り突出し弁部 1 4 a を座部 1 3 a に圧接するよう に弹 撥体 (不図示) によ り前方に付勢された金属製又は樹脂製 の弁体 1 4が配置されているが、 耐摩耗性の点を考慮すれ ば金属製が好まし く、 特に、 ステンレス、 洋白、 真鍰、 炭 素銷が好ま しい。 '
[0015] 尚、 使用時は、 被塗布面に塗布部 1 4 b を圧接し、 弁体 1 4 を弾撥体 (不図示) の弹撥力に抗して後退させ、 塗布 液を吐出させる訳であるが、 従来よ り知られているような 本体側面や後端に弁体移動機構を設け、 側面押圧型又は後 端押圧型となしてもよい。
[0016] 本発明の特徴は、 塗布先の閉弁時 (即ち、 弾撥体の弹撥 力にょ リ、 弁部が座部に圧接している状簾) の空気流量を、 空気圧 1 . 0 kg において、 毎秒 0 . 8 m β以下となし した点である。 そのためには、 座部の表面を 2次加工する 方法が採用できる。 2次加工の方法と しては、 座部の形成 後、 同軸押しピンを座部に当接させる こ と によって、 座部 に形成されている凹凸の山部や先端孔と座部との境界のェ ッジ部を押しつぶす方法、 異軸押しピンを座部に当接させ ることによって、 座部に形成されている凹凸の山部や先端 孔と座部との境界のエッジ部を押しつぶす方法、 仕上げ刃 物で座部を再切削し平滑度を向上する方法、 塗布先を樹脂 溶液に浸漬した後乾燥する こと によ り座部表面に樹脂皮膜 を形成する方法や、 弁座と弁部との当接部に樹脂溶液を乾 燥させて形成した樹脂皮膜を付着させる方法など挙げられ るが、 2次加工に当たっては、 座部の全面を加工する必要 は無く、 全周に加工されていれば、 その長手方向の加工長 さは座部の一部であっても良い。
[0017] 尚、 空気流量は以下のよ う に して測定し、 算出した。 本 発明によ り得られる弁付塗布具の塗布先を第 1図に示すよ うな、 即ち、 先体に弁体を揷入し、 更に、 弁体を弾撥体で 前方に押圧して弁座を座部に圧接するような状態と し、 先 体後端にエアーコンプレッサーを接続し、 1 . O kgZoiの 圧力をかける。 次に、 先体先端に管を接続し、 先体先端か ら流出する空気を 2 0秒間メスシ リ ンダーにて収集し、 流 出した空気量を測定し、 毎秒の空気流量を算出する。
[0018] 以下、 実施例について更に詳細に述べる。
[0019] 尚、 先体はステン レス製丸棒材を用い、 0. 9 1 0の錐 による先孔加工 (先端孔) 及び 1. 1 5 0の錐による後 六加工によ り、 先体 (一次加工品) を製作し、 これを用い て各 1 0本づっ二次加工を行ない、 更に、 ステン レス製 ( S F 2 0 T、 下村特殊精ェ㈱製) の弁体をセ ッ 卜 して塗 布先を形成した。
[0020] 実施例 1
[0021] (二次加工方法)
[0022] 同軸押し ピンを 自転させながら座部に当接させることに よって、 座部に形成されている凹凸の山部を押しつぶす方 法によ り、 座部表面を加工した。
[0023] (空気流量)
[0024] 平均 0. 6 m fi Z秒
[0025] 最低 0. 4 m jS Z秒 : 最髙 0. 8 m £ Z秒
[0026] 実施例 2
[0027] (二次加工方法)
[0028] 先体を自転させ、 更に、 異軸押しピンを自転 · 公転させ ながら座部に当接させることによって、 座部に形成されて いる凹凸の山部を押しつぶす方法によ り、 座部表面を加工 した。
[0029] (空気流量)
[0030] 平均 0. 6 πι β /秒
[0031] 最低 0. 2 m fi Z秒 : 最髙 0. 7 m fi Z秒
[0032] 実施例 3
[0033] (二次加工方法)
[0034] 仕上げ刃物で座部を再切削し、 座部表面の平滑度を向上 する方法によ り、 座部表面を加工した。
[0035] (空気流量)
[0036] 平均 0. 7 m fi Z秒
[0037] 最低 0. 4 m £ Z秒 : 最高 0. 8 m £ Z秒
[0038] 実施例 4
[0039] (二次加工方法)
[0040] 先体をアクアナイ ロン K 8 0 (アルコール可溶型樹脂) の 1 %メチルアルコール溶液に浸漬し、 常温乾燥し、 先体 全面に樹脂皮膜を形成するこ とによ り、 座部表面を加工し た。
[0041] (空気流量)
[0042] 平均 0 . 3 m fi /秒
[0043] 最低 0 . l m fi Z秒 : 最高 0 . 7 m £ /秒
[0044] 第 2図は実施例 5、 第 3図は実施例 6 を示し、 座部又は 弁部の少なく とも一方が弾性部材で形成されている以外は 第 1 図に示したものと同様である。
[0045] 実施例 5
[0046] 弁体 1 4 の前部の全集凹溝に弾性を有する平リ ング状パ ッキングを配置し弁部 1 4 a となした以外は第 1 図に示し た弁付塗布具と同様である。
[0047] (空気流量)
[0048] 平均 0 . O m J¾ Z秒
[0049] 最低 0 . Ο πι β /秒 : 最高 0 . 0 m £ /秒
[0050] 実施例 6
[0051] 管状体 1 3の先端内部の段部にまで弾性を有する 0 リン グ状パジ ッ ングを揷入し座部 1 3 a となした以外は第 1 図 に示した弁付塗布具と同様である。
[0052] (空気流量)
[0053] 平均 0 . 0 m £ ノ秒
[0054] 最低 0 . O m fi Z秒 : 最高 0 . O m fi /秒
[0055] 上記実施例で得た塗布先各々 1 0本を用いて弁付塗布具 を組み立て、 塗布液と して修正液 (製品符号 ; Z L 3 1 — W : ぺんてる㈱製 : 粘度 1 1 0 c p s , 2 5 °C) に使用さ れている液を充填し、 弁付塗布具の本体雨側面に 3 kgの加 重をかけ、 5分後、 塗布先からの塗布液の漏れ状態を 1 0 本のサンプルにっき観察し塗布液漏れの試験を行なった。 結果を下表 1に示す。
[0056]
[0057] 以上詳細に説明したよう に、 本発明に係る弁付塗布具の 塗布先は、 閉弁時の空気流量を、 空気圧 1. O kgZciにお いて、 毎秒 0. 8 m fi以下となしたので、 塗布液の漏れの 発生の無い、 僅れた特性を有するものである。
权利要求:
Claims

g 請 求 の 範 囲
l . 先端孔後端内方に座部を形成した金属製管状先体と、 先端孔よ り塗布部を突出させ、 前記座部に弁部を圧接する よう前方に付勢された弁体とよ りなる弁付塗布具の塗布先 であって、 この塗布先の閉弁時の空気流量を、 空気圧 1 . O kg / αίにおいて、 毎秒 0 . 8 m fi以下とな したこ と を特 徴とする弁付塗布具の塗布先。
2 . 前記座部は先孔加工 (先端孔) 及び後孔加工を行な つて形成し、 しかる後、 同軸押し ピンによ り座部に形成さ れている凹凸の山部を押しつぶしたものである請求の範囲 第 1項記載の弁付塗布具の塗布先。
3 . 前記座部は先孔加工 (先端孔) 及ぴ後孔加工を行な つて形成し、 しかる後、 異軸押しピンにょ リ座部に形成さ れている凹凸の山部を押しつぶしたものである請求の範囲 第 1項記載の弁付塗布具の塗布先。
4 . 前記座部は先孔加工 (先端孔) 及ぴ後孔加工を行な つて形成し、 しかる後、 仕上げ刃物で座部を再切削し、 座 部表面の平滑度を向上したものである請求の範囲第 1項記 载の弁付塗布具の塗布先。
5 . 前記座部は先孔加工 (先端孔) 及び後孔加工を行な つて形成し、 しかる後、 樹脂皮膜を付着させたものである 請求の範囲第 1項記載の弁付塗布具の塗布先。
6 . 前記座部又は弁部の少なく とも一方が弾性部材であ る請求の範囲第 1項記載の弁付塗布具の塗布先。
7 . 先端孔後端内方に座部を形成した金属製管状先体と、 先端孔ょ リ塗布部を突出させ、 前記座部に弁部を圧接する よう前方に付勢された弁体とよ りなる弁付塗布具の塗布先 であって、 前記座部又は弁部の少なく とも一方が弾性部材 で形成されているこ と を特徴とする弁付塗布具の塗布先。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-11-15| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): GB KR US |
1990-12-27| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1019900702686 Country of ref document: KR |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1/51502U||1989-04-28||
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