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专利摘要:
公开号:WO1990011137A1 申请号:PCT/JP1990/000386 申请日:1990-03-23 公开日:1990-10-04 发明作者:Takumi Kurokawa 申请人:Pentel Kabushiki Kaisha; IPC主号:B43K5-00
专利说明:
[0001] m 糸田 » 流 体 吐 出 具 [0002] 技 術 分 野 [0003] この発明は、 弁座と、 この弁座に対して後方に付勢さ れ た弁体と、 前方に向かう押圧力が付加されたと き前記弁体 への付勢力に抗して前方移動して弁開放する よ う弁体の後 方に配された押圧体と を有し、 この押圧体に着脱でき る よ う装着される.流体タ ンク を介 して前記押圧力が押圧体に間 接的に付加される よ う押圧体を軸体内部に配 した流体吐出 具に関する。 こ こで、 流体と しては墨液、 絵具、 イ ンキな どの肇記液、 アイ ライナー、 リ ッ プカ ラ ー、 ネイルカ ラ ー な どの化粧液、 調味料、 機械油、 洗浄液と いっ た液体、 あ る いは、 適宜粉体などを例示でき る。 背 景 技 術 [0004] 実公昭 6 3 - 1 9 1 7 1 号公報が上述した種の流体吐出 具の一例を開示している。 この公報は、 ノ ッ ク杆の押圧操 作によ り弁体を作動させてイ ンキ貯蔵部のイ ンキ をペン体 方向に供給する タ イ プの筆記具を開示しており 、 軸筒首部 内には筒状部材が揷着され、 該部材の前部開口部には弁座 が形成され、 該弁座には弁体が前方よ リ スプリ ン グ材で圧 接係合されている。 該部材の貫通孔には前記弁体の脚部が 遊揷され、 後方軸筒に遊揷されたイ ンキカ ー 卜 リ ッ ジ部材 の前端と対接してお り 、 前記筒状部材と イ ンキカ ー ト リ ツ ジ部材の間には、 弾性筒状部材が気密状に揷着され、 両部 材を接続する と共に、 軸筒尾端の ノ ッ ク杆の操作によるィ ンキカ ー 卜 リ ッ ジ部材の前進後退を 自在にするための前記 弾性筒状部材の伸縮のための小空間を軸筒と イ ンキカ ー ト リ ッ ジ部材の間に設けたものである。 [0005] 押圧体に着脱される流体タ ンク を使用する、 このよ う な 弁構造の流体吐出具にあっ ては、 弁構造でないものの場合 には考えられないよ う な課題を生 じる。 [0006] その第 1 の課題は、 流体漏れである。 [0007] 流体タ ンク を押庄体から着脱する と き、 往々 に して回転 力が付与される こ と がある。 万年筆のカ ー ト リ ッ ジの着脱 を思い浮かべれば理解し易いであろう が、 「ひね り」 の力 を加えながら差し込むよ う に した り 、 引き抜いた り した方 が操作し易い と感じ るユーザー が多い。 勿論、 通常の万年 筆の場合には、 この回転力が問題を生じる こ と はまず考え られない。 しかし、 前述したよ う な弁構造のものの場合に は、 流体タ ンク に回転力 を付与する こ と が不要な流体漏れ の原因にな リ かねない。 [0008] 次に、 第 2 の課題は、 操作感のバラヅキである。 複数の 製品を作製する と、 個々 の製品は操作感の異なっ たものと なっ て しま う 。 [0009] 更に、 第 3 の課題は、 取扱性の不良である。 [0010] これら課題を、 前述公報のものに即して更に説明する。 イ ンキカ ー 卜 リ ッ ジの主体を凸状縮径部材に着脱する際、 イ ンキカ ー ト リ ッ ジの主体に回転力 を加える と、 凸状縮径 部材に この回転力が伝わっ て し ま う 。 これによつ て、 凸状 縮径部材は回転し ょ う とするが、 この凸状縮怪部材には弾 性筒状部材が挿着されてお り 、 また、 この弾性筒状部材は 軸筒首部内に装着された筒状部材と も揷着されており 、 従 つて、 凸状筒状部材の回転力は弾性筒状部材のひね り とな つ て生じる。 確かに、 弾性筒状部材は、 その名の とお り弹 性を発揮するであろ う から、 このよ う なひね り によっ て破 断な ど生 じないかも知れない。 し かし、 そのひね リ カは、 弾性筒状部材と の装着部、 あるいは、 筒状部材と の装着部 と いっ たと こ ろに無理を加える こ と になる。 その結果、 仮 令、 弾性筒状部材が破断などしな く ても、 これ ら揷着部の と こ ろから往々 に してイ ンキが漏れて しま う第 1 の課題が 生 じ る。 [0011] また、 弁体の脚部と イ ンキカ ー 卜 リ ッ ジ部材の前端と が 対接している こ と が、 複数の製品を作製 したと き、 その製 品ごと の操作感を大き く 変えたものに して し ま う と いう第 2 の課題を生 じる。 何故な らば、 弁体がスプリ ング材によ つ て弁座に圧接係合されながら、 その脚部が、 弾性筒状部 材に揷着されたイ ンキカ ー ト リ ッ ジ部材の前端と対接する ためには、 押圧操作がなされない と き、 弾性筒状部材がス プリ ング材によって少な く と も僅かながらも張力 を付加さ れた状態におかれる よ う寸法設計しなければな らない。 し かし、 寸法にはばらつきがある。 そのため、 複数の製品を 作製する と、 この張力にばらつき を生 じて しま う 。 更に、 取扱性が不良と い う第 3 の課題は、 カ ー ト リ ッ ジ の主体を凸状縮怪部材から脱する こ と によ り生 じる。 即ち、 カ ー ト リ ッ ジの主体を凸状縮径部材から脱する場合、 弾性 筒状部材に上述した張力以外に更に張力を付加する こ と に な り 、 弾性筒状部材の破断その他の原因 となっ て しま う 。 この点、 軸筒首部、 筒状部材、 弾性筒状部材、 イ ンキカー ト リ ッ ジ部材ある いは凸状縮径部材について、 「揷着」 が 「着脱」 を可能とするものであっ て、 弾性筒状部材の上述 したよ う な破断等を防止する よ う になされているかも しれ ない。 し かし、 この場合には、 イ ンキカー ト リ ッ ジと凸状 縮径部材と の着脱にあたっ て、 再び 「揷着」 を しなければ な らない と い う面倒な こ と になる。 また、 イ ンキカ ー ト リ ッ ジと 凸状縮径部材との着脱が力の弱いものであれば、 や は り弾性筒状部材の破断等を引き起こさ な く て済ませる こ と ができ る かも しれない <, しかし 、 その分、 イ ンキ漏れの 課題が強く なつ て し ま う 。 発 明 の 開 示 [0012] この発明の 目的は、 上述従来技術の課題を解決し、 安全 で安定した流体吐出をする新規な流体吐出具を提供する こ とである。 [0013] この発明の別の 目的は、 流体タ ンク の装着にあたっ て無 理な力 が加わる こ と によ る流体漏れを生じる こ と を極力防 止した流体吐出具を提供する こ とである。 [0014] また、 この発明の更に別の 目的は、 複数の製品を作製 し ても、 それぞれにおける操作感が安定した流体吐出具を提 供する こ とである。 [0015] この発明の更に別の 目的は、 取扱性が良好で、 長期安定 した使用が可能な流体吐出具を提供する こ とである。 [0016] これ ら 目的、 および、 この発明のその他の 目的は、 後述 する こ と によ り 自ずと明 ら かになろう 。 [0017] この発明の要旨は、 以下の と お り である。 [0018] ( 1 ) 弁座と、 この弁座に対 して後方に付勢された弁体と、 前方に向かう押圧力が付加さ れたと き弁体への前記付勢 の力に杭して前方移動して弁開放するよ う弁体の後方に 配された押圧体と を有 し、 この押圧体に着脱でき る よ う 装着される流体タ ンク を介して前記押圧力が押圧体に間 接的に付加される よ う押圧体を軸体内部に配 した流体吐 出具であっ て、 前記押圧体の外壁に外方突出部を設け、 また、 軸体の内壁に凹部を設け、 この凹部に押圧体の突 出部を位置させて押圧体の回転規制をな してなる流体吐 出具。 [0019] ( 2 ) 弁座と、 この弁座に対して後方に付勢された弁体と、 前方に向かう押圧力が付加されたと き弁体への前記付勢 の力に杭して前方移動 して弁開放するよ う弁体の後方に 配された押圧体と を有し、 この押圧体に着脱でき る よ う 装着される流体タ ンク を介して前記押圧力が押圧体に間 接的に付加される よ う押圧体を軸体内部に配 した流体吐 出具であっ て、 前記押圧力が付加されない と き弁体と の 間に隙間が形成される よ う押圧体を後方に付勢し、 また、 押圧体の後方変位量を規制するよう押圧体との係止部を 軸体に設けてなる液体吐出具。 図 面 の 簡 単 な 説 明 - 第 1 図はこの発明の流体吐出具の一例を示す一部破断縦 断面図。 [0020] 第 2図から第 1 3図は第 1 図に示すもののそれぞれの部 品を示すものであ り、 [0021] 第 2図は管状体の一部破断縦断面図。 [0022] 第 3 図は先軸の一部破断縱断面図。 [0023] 第 4図は弁体の斜視図。 [0024] 第 5 図は第 4図の弁体の底面図。 [0025] 第 6図はジャバラ部材の一部破断縦断面図。 [0026] 第 7 図は押圧体の一部破断縦断面図。 [0027] 第 8 図は第 7図の押圧体の W— I線に沿って破断した横 断面図。 [0028] 第 9 図は前軸の縦断面図。 [0029] 第 1 0 図は第 9 図の前軸の: X— X線に沿って破断した横 断面図。 [0030] 第 1 1 図は第 9 図の前軸の! [一 線に治って破断した橫 断面図。 [0031] 第 1 2図は中軸の一部破断縦断面図。 [0032] 第 1 3図は第 1 2 図の中軸の: x m —: m線に沿って破断 した横斬面図。 [0033] 第 1 4 図は第 1 図の流体吐出具の X IV— X W線に沿って 破断 した横断面図。 そ して [0034] 第 1 5 図はこの発明の流体吐出具の他の一例を示す一部 破断縱断面図である。 発 明 を 実 施 す る た め の 最 良 の 形 態 [0035] 先ず、 流体吐出具の一例を示す第 1 図において、 流体吐 出具の本体は、 筆穂 1 、 管状体 2 、 先軸 3 、 ス ト ッパー 4 、 パイ プ体 5 、 弾撥部材 6 、 弁体 7 、 ジャバラ部材 8 、 押圧 体 9 、 前軸 1 0 、 中軸 1 1 、 流体タ ンク 1 2 、 ボール 1 3 、 接続軸 1 4 、 後軸 1 5 、 弾撥部材 1 6 、 ノ ッ ク体 1 7 よ り なっ てお り 、 外キャ ッ プ 1 8 a と 内キャ ッ プ 1 8 b と よ り なる キャ ッ プ 1 8 が被冠してある。 [0036] 即ち、 塗布具と した一例を示している が、 これ ら部材に ついて相互関係な どを以下に説明する。 [0037] 筆穂 1 は、 鰐状となっ た後端部 丄 a を有 している。 適宜 天然 · 合成の筆毛を収束したものである。 鍔状の後端部 1 a は、 例えば熱可塑性の合成樹脂製繊維を筆毛材に使用す る場合な らば、 収束したものの後端に加熱した板体を当接 して融着させ、 これによつ て収束物の一体化をなすと共に 鍔状に膨出 した部分を有するもの とする こ とで得る こ と が でき る。 この筆穂 1 は、 管状体 2 によっ て脱落防止されて いる。 [0038] 管状体 2 は、 前方に向かい幾分小径と なる中間部を有す る中心孔 2 a と後端の突起 2 b と を有している (第 2 図参 照) r 中心孔 2 a の後方から筆穂 1 を揷入する。 また、 突 δ 起 2 b は肇穗 1 の鍔状の後端部の前面に当接する。 突起 2 b は、 突起 2 b 自身の変形、 ある いは筆穂 1 の後端部 l b の突起 2 b が当接する部分の変形を容易なもの と し、 これ によ り 、 部品寸法のバラツキ (例えば、 鍔状の後端部 1 b の前後方向厚みの寸法バラツキ) があっても、 これを吸収 し、 筆穂 1 を確実に固定するのに役立っている。 この管状 体は、 先軸 3 に圧入な どによっ て取 り付け られている。 尚、 図示の突起 2 b は 4個となっている が、 数や形状は適宜で あ = [0039] 先軸 3 は、 全体と して後方ほど径の小さ な中心孔 3 a を 有する (第 3 図参照) 。 この中心孔 3 a の最後部のテーパ 一部 3 b が後述する弁体 7 と の密閉当接部と なっている。 即ち、 先軸 3 の後端部 3 c が弁座の部分となっ ている。 ま た、 中心孔 3 a にはス ト ッ ノ、。 一 4 が係止され、 ス ト ッ ノ、。 一 4 は、 肇穂 1 内に延在するパイ プ体 5 を取 り付けている と と も に筆穂 1 の後端を支承している。 筆穂 1 は、 後端部 1 a の と こ ろで管状体 2 と ス ト ッパー 4 と によ り挾持されて いる訳である。 ' [0040] また、 このス ト ッパー 4 の後壁がコ イルスプリ ング等の 弾撥部材 6 の支承部となっ ている。 弾撥部材 6 の後端は弁 体 7 に係止し、 弁体 7 を後方に付勢している。 [0041] 弁体 7 は前部材 7 a と後部材 7 b と よ り なっている (第 4 図参照) 。 前部材 7 a は後方に向かい小径となる亍ーパ 一壁部 7 c を有する。 このテー パ ー壁部 7 c の と こ ろが先 軸 3 の中心孔 3 a のテー パ ー部 3 b の と こ ろ と 当接 し 、 第 1 図の弁閉鎖状態を形成している。 こ こで、 テーパー壁部 7 c とテーパー部 3 b との、 それぞれのテーパー度 (後方 に向かっ ての小径化の程度) は、 テーパー壁部 7 c の方が 緩やかに設計されている。 即ち、 先軸 3 の中心孔 3 a のテ 一パー部 3 b の後端が、 テーパー壁部 7 c の面のいずれか の と こ ろ (部品寸法のバラツキゆえ) で周状に線接触する よ う設計されている。 また、 後部材 7 b は異形横断面を有 するもの と してある (第 5 図参照) 。 これについては後で 触れる。 [0042] この弁体 7 の外側に位置する よ う にジャバラ部材 8 が配 されている。 ジャバラ部材 8 は自 己弾性的に伸縮変形する こ と が可能な中間部 8 a を有 している (第 6 図参照) 。 ま た、 先端部 8 b は先軸 3 に圧入な どによっ て取 り付け られ てお り 、 一方、 後端部 8 c は押圧体 9 に圧入な どによっ て 取 り付け られている。 [0043] 押圧体 9 は、 突起 9 a と中心孔 9 b と を有している。 突 起 9 a の数は図示のものでは 4個と なっ ているが、 適宜で あっ てよい。 また、 貢通孔 9 b は流体の通路である。 [0044] 以上の筆穂 1 から押圧体 9 までの部材は、 第 1 図に示す 状態に組立られる前から予め組立品と されている。 (こ の 組立品を、 以下、 「塗布先組立体」 と呼ぶ。 ) [0045] 塗布先組立体は前軸 1 0 の前方から揷入され、 この前軸 1 0 によって、 塗布先組立体の先軸 3 が突出固定される と ともにジャバラ部材 8 の先端部 8 b が先軸 3 と の間に挾持 されている。 また、 前軸 1 0 の後端には、 中軸 1 1 が圧入 などによって敢リ付けられており、 第 1 図の状態で、 押庄 体 9 が中軸 1 1 に当接し、 ジャバラ部材 8 が自由長から幾 分収縮した状態となっている。 しかし、 押圧体 9 は弁体 7 の後部材 7 b の後端に当接せず、 両者間には隙間 S 1 が確 保されている。 [0046] こ こで、 前軸 1 0 は、 中間部が小径部 1 0 b 、 また、 後 部が大径部 1 0 c となった内孔 1 0 a を有し、 この小径部 1 0 b には、 大径部 1 0 c に到る長手方向の凹路 1 0 d が 形成されている (第 9 図〜第 1 1 図参照) 。 凹路: I 0 d は 押圧体 9 の突起 9 a の通路となる部分で、 図のものは、 凹 路 1 0 d の底部が大径部 1 0 c と段差を形成するものと し てあるが、 適宜であ り、 段差を生じなくてもよい。 尚、 内 孔 1 0 a の小径部 1 0 b には、 凹路 1 0 d に沿って凹陷部 1 0 e が設けてある。 これは、 前軸 1 0 と して合成樹脂の 射出成形品を意識したためで、 成形時の樹脂流を好ま し く するために、 成形品の肉厚をなるベく均一化する こ と を考 慮したこ と による。 従って、 内孔 1 0 a の小径部 1 0 b と 大径部 1 0 c との境界は、 凹路 1 0 d を除き、 段部 1 0 f が形成されている。 また、 内孔 1 0 a の大径部 1 0 c には この段部 1 0 f から後方に突出する突条部 1 0 g が形成さ れている。 即ち、 塗布先組立体に組立てられた後、 押圧体 9 の突起 9 a は、 前軸 1 0の内孔 1 0 a を前方から小径部 1 0 b の凹路 1 0 d を通過し、 大径部 1 0 c に到るが、 そ の後、 塗布先組立体を回転 (本例のものでは、 前軸 1 0 の 前方から眺めたとき、 前軸 1 0 に対し、 塗布先組立体を時 計回 り に回すこ と になる) させる と、 押圧体 9 の突起 9 a は、 大径部 1 0 c に形成した突条部 1 0 g に当接する と こ ろで回転を阻止されるので、 この当接を感知する (前軸 1 0 は、 透明である と は限らないので、 しばしば感触を頼 り にする こ と になる) こ とで押圧体 9 の突起 9 a が所定の位 置に配置されたこ と を確認し、 塗布先組立体を前軸 1 0 に 固定する。 これによ り 、 押圧体 9 の突起 9 a は、 前軸 1 0 の内孔 1 0 a の小径部 1 O b と大径部 1 0 c と の段部 1 0 f の後方に位置する こ と になる。 [0047] これに更に、 中軸 1 1 を取 り付ける。 中軸 1 1 は、 先端 に突出部 1 1 a 、 後端の外部に異形部 1 1 b を有している (第 1 2 図、 第 1 3 図参照) 。 異形部 l i b は、 前軸 1 0 の後端に設けた切欠部 1 O h に嵌合する。 即ち、 中軸 1 1 は前軸 1 0 に定め られた位置関係で取付け られる。 この取 付けによって、 中軸 1 1 の突出部 1 1 a は、 前軸 1 0 の内 孔 1 0 a の大径部 1 0 c に位置する にあた り 、 前軸 1 0 の 突条部 1 0 g と と も に押圧体 9 の突起 9 a の雨側に位置す る。 また、 中軸 1 1 の-突出部 1 1 a の突出基部 1 1 c は、 中軸 1 1 を前軸 1 0 に揷着する際、 押庄体 9 の突起 9 a を 前方に幾分押圧変位させる こ と になる。 こ う して、 押圧体 9 の突起 9 a は、 セ ッ トされた後、 雨側を、 回転規制する 突条部 1 0 g と突出部 1 1 a 、 前を、 前進規制する段部 1 0 ί 、 後を、 後退規制する突出基部 1 1 c によっ て囲まれ る こ と になる。 突起 9 a が本例における 「外方突出部」 で あ り 、 突条部 1 0 g , 突出部 1 1 a , 段部 1 0 f , 突出基 部 1 1 c によって形成されるのが本例における 「凹部」 で ある。 (以上の筆穗 1 から中軸 1 1 までの部材が組み立て られたもの を、 以下、 「前軸組立体 J と呼ぶ。 ) [0048] 前軸組立体と して組み立て られた押圧体 9 の後部に流体 タ ンク 1 2 が着脱可能に装着されている。 尚、 図示の流体 タ ンク 1 2 は内部にボール 1 3 を収容している。 このボー ル 1 3 は流体タ ンク 1 2 中の流体の撹拌用に使用されるも ので、 即ち、 本例は流体と して化粧液な どの液体を流体タ ンク 1 2 中に収容したものの一例である。 また、 流体タ ン ク 1 2 を押圧体 9 に装着する際、 押圧体 9 は、 前軸 1 0 の 段部 1 0 f に当接する まで前進する。 この状態で流体タ ン ク 1 2 は更に押圧体 9 に対して更に前進する。 この と き、 流体タ ンク 1 2 を押圧する力がそのま ま押圧体 9 に加え ら れ続ける と、 押圧体 9 が損傷し かねない。 そこで、 本例の ものにおいては、 中軸 1 1 の後端壁で流体タ ンク 1 2 の前 進を ス ト ッ プさせるよ う に している。 第 1 図において、 流 体タ ンク 1 2 の前端が押圧体 9 に接触していないよ う に示 してあるのがこれによる。 [0049] こ こ において、 押圧体 9 への流体タ ンク 1 2 の装着にあ たっ ては回転が規制されており 、 また、 押圧体 9 の前進 ' 後退も規制されている。 しかも、 前軸組立体における塗布 先組立体は前軸 1 0 の前方から揷入されている。 これらの 関係は押圧体 9 、 前軸 1 0 、 中軸 1 1 よって満足されてい また、 接続軸 1 4 は、 後軸 1 5 の先端部に圧入などによ つて取 り付け られていて、 その後端壁がコ イルスプリ ング 等の弾撥部材 1 6 の支承部と なっ ている。 弾撥部材 1 6 は ノ ッ ク体 1 7 を後方に付勢しており 、 ノ ッ ク体 1 7 は、 後 軸 1 5 の後端縮径部との係合によって脱落防止されている と とも に、 後軸 1 5 の後端の切欠状部分から後端部の一部 を露出 している。 こ の ノ ッ ク体 1 7 は流体タ ン ク 1 2 との 間に隙間 S 2 を有している。 (これ ら接続軸 1 斗から ノ ッ ク体 1 7 までの部材が組立られたもの を、 以下、 Γ後軸組 立体」 と呼ぶ。 ) [0050] 前軸組立体と後軸組立体と は着脱可能に敢 リ付け られて いる。 こ の取 り付けは圧入などによるものであってもよい が、 本例のものでは前軸 1 0 と接続軸 1 斗と の間に螺合部 を形成してある。 [0051] 従っ て、 本例のものを使用する にあたっ ては、 前軸組立 体と後軸組立体と の螺合を解除し、 押圧体 9 に流体タ ン ク 1 2 を装着し、 また、 前軸組立体と後軸組立体と を螺合し て第 1 図に示した状態とする。 そ して、 ノ ッ ク体 1 7 に押 圧力 を付加する と、 ノ ッ ク体 1 7 は少し前進したと こ ろで 流体タ ン ク 1 2 の後端に当接し、 流体タ ン ク 1 2 と押圧体 9 と が前進を開始し、 更にまた少し前進したと こ ろで、 押 圧体 9 が弁体 7 と 当接して弁体 7 が前進し、 弁開放して流 体が筆穂 1 に導出され塗布に供される。 こ の と き、 隙間 S 1 が押圧体 9 が受ける後方への付勢を弁体 7 が受ける後方 への付勢と独立に している。 押圧体 9 が受ける後方への付 勢は弁体 7 が受ける後方への付勢の影響を受けない訳で、 押圧体 9 への付勢をその分自 由に設定でき る こ と になる。 即ち、 例えば、 押圧体 9 へのジャバラ部材 8 によ る付勢が、 押圧力を ノ ッ ク体 1 7 に付加しない第 1 図の状態において 「零」 即ちジャバラ部材 8 が完全に延ぴきっ たものとする こ とも、 あるいは前述したよ う に、 ある設定値と なる よ う にする こ ともでき る。 従って、 複数の製品を作製しても、 それぞれにおいて搡作感の安定したもの となる。 また、 押 圧体 9 が弁体 7 と の間に隙間 S 1 を有している こ と は、 不 要な弁開放を防止できる こ と にもなる。 即ち、 輸送時の衝 撃な ど流体あるいは流体タ ンク 1 2 自身の慣性力が働いた リ 、 ボール 1 3 によ る衝撃を流体タ ンク 1 2 が受けた りす る こ と によって、 流体タ ンク 1 2 が前進しょ う と しても、 隙間 S 1 が存在する から、 弁体 7 を不意に前進させて しま う こ と はない。 更に、 ノ ッ ク体 1 7 と流体タ ンク 1 2 と の 隙間 S 2 の存在や、 ノ ッ ク体 1 7 の後端部の一部のみを後 軸 1 5 の後端の切欠状部分から露出させたこ とも不要な弁 開放を防止している。 また、 押圧体 9 の後方変位量を規制 する突出基部 1 1 c による係止部を中軸 1 1 に設けたから、 流体タ ンク 1 2 を押圧体 9 から脱する と き、 押庄体 9 ゃジ ャバラ部材 8 が無理に引っ張られる こ と がない。 勿論、 係 止部による押圧体 9 の係止は、 流体タ ンク を脱する と きの みとなるよ う に しても よいが、 このよ う に取扱性が良好で、 長期安定した使用が可能となる。 尚、 弁体 7 の後部材 7 b を異形横断面と してあるので、 押圧体 9 が弁体 7 に当接し たと きも、 流体の通路と して押圧体 9 の中心孔 9 b と ジャ バラ部材 8 内部と が連通したもの となっている。 弁体 7 と 押圧体 9 との当接が押圧体 9 の貫通孔を閉鎖するものであ る と き、 その前方空間の体積変化は積極的な流体加圧、 空 気導入となる。 流体の種類によっては、 このよ う にする こ と が好ま しい場合もあれば、 必ずしも好ま し く ない場合も ある。 本例は、 なるべ く このよ う な加圧を生 じないよ う に した一例である。 また、 因みに、 本例のよ う に液体の塗布 具とする場合、 弁部よ り も後方の流体存在部分 (本例のも のでは、 流体タ ンク 1 2 や押圧体 9 の中心孔 9 b やジャバ ラ部材 8 の内部などが形成している部分) を体積収縮させ る最大量 (本例のものでは、 前軸 1 0 の段部 1 0 f が規制 している) を、 弁部よ り前方の空間部 (本例のものでは、 弾撥部材 6 が存在する空間やパイ プ体 4 の中心孔が形成し ている部分) の容積よ り も大き く 、 かつ、 塗布先 (本例の ものでは、 筆穂 1 ) が保持し得る最大流体量よ り も小さ く 設定しておく と よ い。 このよ う にする と 、 押圧によ り液体 を吐出させる にあたっ て、 押圧量過多によ る液体のボタ落 ち を生 じ る懸念をな ぐすこ と ができ、 また、 未使用状態か ら最初に使用可能な状態とするために何度も押圧操作を繰 リ返さ なければな らないと いう面倒さ も克服でき る。 [0052] 以上、 本例においては、 押圧体の回転規制だけでな く 、 前進 · 後退の規制をもなすものであ り 、 しかも、 組立の効 率性をも考慮したものの一例である。 [0053] 次に、 第 1 5 図に基づき流体吐出具の他の一例を説明す る。 尚、 以下においては、 前述 し たもの と基本的に同一の 部位には同一の参照符号を使用する。 [0054] 前例のもの との違いは、 まず、 ジャバラ部材 8 を使用 し ていない と こ ろにある。 代わ り に、 先軸 3 の後端部 3 c を ピス トン部となる よ う後方に延在させ、 また、 押圧体 9 の 先部 9 c をシ リ ンダー部となる よ う に前方に延在させ、 更 に、 押庄体 9 を後方に付勢する弾撥部材 1 9 を使用 し、 こ れ ら によ り 、 ピス トン · シ リ ンダーの関係の摺動をなすも の と してある。 こ こで、 ピス トン · シ リ ンダーは相対的回 転が可能である。 しかし、 このよ う な相対的回転は しばし ば流体漏れの原因になる。 やは り 、 回転規制しておく こ と が望まれる訳である。 [0055] また、 前例のものとの別の違い と しては、 適宜部品を適 宜一体化または削除あるいは複数部品化している と ころに ある。 例えば、 弁体 7 は一部材で形成されている。 また、 接続軸 1 4 を使用せず、 後軸 1 5 に接続軸 1 4 の機能を持 たせてある。 弾撥部材 1 6 の配置に対しては、 後端に尾冠 2 0 を取 り付けてある。 また、 パイ プ体 5 を使用せず、 ス ト ッパー 4 は単に筆穂- 1 を支承 している。 尚、 このス ト ッ パー 4 な どには切欠を設け、 空気通路 2 1 を形成してある。 [0056] 更にまた、 上記以外の相違点の一つ と しては、 適宜部品 を適宜形状に している と こ ろにある。 例えば、 図示のよ う に ノ ッ ク体 1 7 の形状が違う 。 後軸 1 5 の形状も違い、 こ れによ り ノ ッ ク体 1 7 の突出状態も違っ たものになっ てい る。 [0057] 以上の他にも、 図によ る説明な どは省略する が、 要旨を 変更 しない範囲で適宜なすこ と ができ る。 例えば、 ジャノ ラ部材 8 の自 己弾性力 を十分に期待できなければ、 他の弾 撥部材を適宜使用する こ と もでき る。 また、 押圧体 9 の突 起 9 a を 自 己拡開可能なもの と しておけば、 前軸 1 0 の内 孔 1 0 a に凹路 1 0 d を積極的に形成しておかな く ても、 塗布先セ ッ ト を前軸 1 0 の前方から揷着でき、 しかも前進 規制でき る よ う にする こ と ができ る。 また、 流体タ ンク 1 2 はボール 1 3 を栓とするものであってもよい し、 ボール 1 3 を有さないものであっても よい。 また、 ノ ッ ク体 1 7 を使用する こ とな く 、 流体タ ンク 1 2 をそのまま後端突出 させる こ と もでき る。 また、 要すれば、 ジャバラ部材 8 と 押圧体 9 と を一体形成しても よい。 その他の部材について も同様である。 また、 係止部を中軸 1 1 に設けるのではな く 、 軸体の他の部品に設ける こ と もでき る。 更に、 筆穂を 有する塗布具の一例と したもの を示したが、 合成樹脂を押 出成形 して得た一般に樹脂ペン先と呼ばれるものやフェル トペン先などを具備する筆記具とする こ ともでき る し、 機 械用の一般的な油差し'のよ う に単に開口端となっ たもの と する こ と などもでき る。 また、 後端に突出 した部分を押圧 する タ イ プのもの とする に限らず、 適宜部位を適宜方向に 押圧する適宜タ イ プのもの とする こ と もでき る。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 . 弁座と、 この弁座に対して後方に付勢された弁体と、 前 方に向かう押圧力が付加されたと き前記弁体への付勢力に 杭して前方移動して弁開放するよう弁体の後方に配された 押庄体と を有し、 この押圧体に着脱できるよう装着される 流体タ ンク を介して前記押圧力が押圧体に間接的に付加さ れるよう押圧体を軸体内部に配した流体吐出具であって、 押圧体の外壁に外方突出部を設け、 また、 軸体の内壁に凹 部を設け、 この凹部に押庄体の突出部を位置させて押庄体 の回転規制をなしてなる流体吐出具。 . 弁座と、 該弁座に対して後方に付勢された弁体と、 前 方に向かう押圧力が付加されたと き前記付勢の力に杭して 前方移動して弁開放するよう前記弁体の後方に配された押 圧体と を有し、 前記押圧体に着脱できるよう装着される液 体タ ンク を介して前記押圧力が前記押圧体に間接的に付加 されるよ う前記押圧体を前記軸体内部に配した液体吐出具 において、 前記押圧力—が付加されないとき前記弁体との間 に隙間が形成されるよう前記押圧体を後方に付勢し、 また、 前記押圧体の後方変位量を規制するよう前記押圧体との係 止部を軸体に設けてなる液体吐出具。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP0418397A4|1992-01-29| EP0418397B1|1994-09-07| DE69012263D1|1994-10-13| US5092702A|1992-03-03| EP0418397A1|1991-03-27| DE69012263T2|1995-01-12|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-10-04| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1990-10-04| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE | 1990-10-23| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990904931 Country of ref document: EP | 1991-03-27| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990904931 Country of ref document: EP | 1994-09-07| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990904931 Country of ref document: EP |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP3489589U|JPH0618615Y2|1989-03-28|1989-03-28|液体吐出具| JP1/34895U||1989-03-28|| JP7898589U|JPH0725257Y2|1989-07-04|1989-07-04|流体吐出具| JP1/78985U||1989-07-04||EP19900904931| EP0418397B1|1989-03-28|1990-03-23|Fluid discharge device| DE1990612263| DE69012263T2|1989-03-28|1990-03-23|Flüssigkeitsentladungsvorrichtung.| 相关专利
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