专利摘要:

公开号:WO1990010369A1
申请号:PCT/JP1990/000132
申请日:1990-02-01
公开日:1990-09-07
发明作者:Katsuhiko Fujikake;Hidetaka Miyama
申请人:Fanuc Ltd;
IPC主号:B29C43-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 多層プリ ン ト配線板の外層材及び製造方法 技 術 分 野
[0002] 本発明は、 多層プリ ン ト配線板を積層して製造する多層プ リ ン ト配線板の外層材及び製造方法に関する。 背 景 技 術
[0003] 最近の電子機器等は、 小形化、 薄形化、 又は多機能化の傾 向にあり、 これに使用される各種部品、 例えば各種 I C装置 等にも同様のことが要求される。 これにあわせて、 これらの 部品が実装されるプリ ン ト基板にも小形化及び高密度化が望 まれており、 その実現手段として多層化した配線パターンを 有する多層プリ ン ト配線板が用いられている。
[0004] 第 5図は従来の多層プリ ン ト配線板の製造方法を示す図で ある。 以下、 図面を参照しながら従来の多層プ リ ン ト配線板 の製造方法について説明する。 まず、 両面に導体配線 (図示 せず) を有する絶縁板 (内層材) 1の上下両側にプリプレグ 2及び 3を重ねる。 プリプレダ 2の上には銅箔からなる外層 材 4が重ねられる。 同様にプリプレダ 3の下側にも外層材 5 が重ねられる。 これら内層材 1、 プリプレダ 2及び 3、 外層 材 4及び 5で第 1層目の多層 ( 4層) プ リ ン ト配線板が形成 される。 同じ構成の多層プ リ ン ト配線板の第 2層目が第 1層 目の多層プ リ ン ト配線板の下に設けられる。 第 1層目と第 2 層目との間には離型フイ ルム 7及び 1 1 と、 これらに挟まれ た鏡板 9 とが設けられている。 このように鏡板で仕切られた - 多層プリ ン ト配線板は 5〜 1 2段程度積み重ねられ、 ダミ一 板 1 2及び 1 3、 離型フイ ルム 1 4及び 1 5を介して金型 1 6及び 1 7によって両側から挟まれる。 このようにして積み 重ねられた多層プリ ン ト配線板はプレス熱盤間に揷入され、 加熱 · 加圧成形される。
[0005] このとき、 内層材同志の回路の位置合わせを行うために、 各積層部材は同一位置に貫通孔を有し、 位置合わせ用のピン とその貫通孔によって固定される。
[0006] 上記従来技術を表すものとして特開昭 6 0— 6 2 1 9 3号 公報及び特開昭 6 0— 6 5 5 9 8号公報がある。
[0007] 鏡板は多層プリ ン ト配線板積層後の板厚のばらつきを小さ く し、 内層材表面に設けられた導体配線の表面浮き出しによ る凹凸を小さ く し、 また多重積層による重ね方向の温度分布 を均一に保っために設けられるものである。 従って、 この鏡 板は多層プリ ン ト配線板を積層して製造する場合に必要不可 欠な部材である。
[0008] 離型フィルムは、 プレスによる加熱 ·加圧成形後の層間の 接着剤 (プリプレダ) の流動 (フ o—) によって多層プリ ン ト配線板と鏡板とが接着しないようにするために設けられて いる。
[0009] ダミー板はプレスによる加熱中に、 重ね方向の温度分布を 改善するために設けられている。
[0010] 従来の方法では、 プリプレダから出る粉末状の異物や樹脂 カス等が鏡板上に付着しないように、 鏡板を一回の加熱 · 加 圧成形終了毎に完全に洗浄して、 それを何度も使用していた c しかし、 洗浄後の積み重ね工程時に、 プリプレグから出る 粉末状の異物や樹脂カ ス等が鏡板上に付着したり、 また鏡板 自身の有する凹凸が原因で、 加圧時に外層材 (銅箔) に傷や 打痕が発生し、 多層プリ ン ト配線板の配線不良の原因となつ V 1 o
[0011] また、 従来のビル ドアップ方法は、 鏡板の上下に離型フィ ルムを重ね合わせなければならず、 作業性に問題がありその 複雑さに伴って、 品質の安定性、 製造原価の低減、 また自動 化への対応等の障害になっていた。 即ち、 積み重ね時の工程 が多く-、 ロボッ ト等による自動化が困難であった。
[0012] 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、 簡単 でかつ不良原因のない積み重ね工程を行える多層プリ ン ト配 線板の外層材及び製造方法を提供することを目的とする。 発 明 の 開 示
[0013] 本発明では上記課題を解決するために、
[0014] 銅とアルミ、 アル ミ合金、 銅、 真ちゆ う、 軟鉄、 鉛合金等 の塑性金属からなる第 1及び第 2の塑性金属銅箔のそれぞれ 前記塑性金属面同志が分離可能なように接合されて一体構成 となっていることを特徴とする多層プリ ン ト配線板の外層材 が、 提供される。
[0015] また、 第 1の前記外層材と、 第 1のプリプレダと、 両面に 導体配線を有する内層材と、 第 2のプリプレダと、 第 2の前 記外層材とを順次積層することによって多層プリ ン ト配線板 を製造することを特徴とする多層プリ ン ト配線板の製造方法 が、 提烘される。
[0016] 鋦とアルミ等の塑性金属とからなる塑性金属銅箔の 2枚を それぞれ塑性金属面同志で背合わせし、 これを多層プリ ン ト 配線板の外層材とする。 そして、 多層プリ ン ト配線板を製造 するときに外層材ープリプレグー内層材一プリプレグー外層 材の順にビルドァップを行う。 これによつて外層材のァルミ の部分は従来の鏡板及びダミ一板として作用する。 さらに、 塑性金属面同志は容易に分離できるので、 従来の離型フィル ムとしても作用する。
[0017] また、 この外層材は塑性金属面同志が互いに密着している ので、 従来のように樹脂カスや異物が付着することはなく、 またキズ ·打痕等といった不良もない。 さ らに、 鏡板自身を 省略できるので作業工程が簡略化でき、 ビルドアップの自動 化が容易になる。 図 面 の 簡 単 な 説 明 第 1図は本発明の多層プリ ン ト配線板の製造方法の一実施 例を示す図、
[0018] 第 2図は本発明の多層プリ ント配線板の製造方法で使用す る外層材の構成を示す図、
[0019] 第 3図はプレス加熱後、 熱盤間から取り出された多層プリ ン ト配線板の積層された状態を示す図、
[0020] 第 4図は第 3図の多層プ リ ン ト配線板の積層されたものを 分離したときの状態を示す図、
[0021] 第 5図は従来の多層プリ ン ト配線板の製造方法を示す図で める。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
[0022] 第 2図は本発明の多層プリ ン ト配線板の製造方法で使用す る外層材の構成を示す図である。 この外層材は、 アル ミ箔 4 1の片面に圧着又はメ ツキで形成された銅箔 4 3からなる第 1のアル ミ銅箔と、 アル ミ箔 4 2の片面に同様に形成された 銅箔 4 4からなる第 2のアル ミ銅箔とで構成される。 アル ミ 箔 4 1 の厚さは約 7 0 At m、 銅箔 4 3の厚さは約 1 8 u mで ある。 第 1及び第 2のアルミ銅箔はそのアルミ面同志を約 1 7 0度の温度で接着強度の弱まるプラ スチック系の接着剤で 結合され一体として形成される。 これによつて、 了ルミ面同 志を容易に分離できる。 また、 アルミ面同志を熱圧着で接合 しても接着剤と同様に所定温度で接着強度を弱めることがで きる。 さ らに、 アルミ銅箔の周囲 2 ケ所以上をスポ ッ ト溶接 で接合してやつてもよい。 この場合は溶接部分を後で除去す ることによってアルミ面同志を分離できる。
[0023] このようにして作られた外層材の粗化銅面側にはェポキシ 榭脂、 ポ リ イ ミ ド榭脂又はこれらの変成樹脂等からなるプリ ン ト配線板用の樹脂を塗布することもできる。 また、 アル ミ 箔の厚さは約 3 0 〜 : I 0 0 m、 銅箔の厚さは約 5 ~ 3 5 ;« mが望ま しい。 また、 アルミ箔に代えて、 アルミ合金、 銅、 真ちゆ う、 軟 鉄、 鉛合金等の塑性金属の箔を使用することもできる。
[0024] 次に、 第 2図の外層材を用いた場合の多 プリ ン ト配線板 の製造方法を説明する。 第 1図は本発明の多層プリ ン ト配線 板の製造方法の一実施例を示す図である。 本図はビル ドアツ プ方式の製造方法を示す。
[0025] 両面に導体配線 (図示せず) を有する内層材 1の上下両側 に従来と同様にプリプレダ 2及び 3を重ねる。 プリプレダ 2 の上には第 2図の外層材 2 0が重ねられる。 同様にプリプレ グ 3の下側にも第 2図の外層材 2 1が重ねられる。 これら内 層材 1 と、 プリプレダ 2及び 3と、 外層材 2 0の下側半分 ( アルミ箔 4 2 と銅箔 4 4とからなる第 2のアルミ銅箔) と、 外層材 2 1の上側半分 (アルミ箔 4 1 と銅箔 4 3とからなる 第 1 のアルミ銅箔) とで第 1層目の多!? ( 4層) プ リ ン ト配 線板が形成される。 第 1層目の多層プリ ン ト配線板の下側に は外層材 2 1の下側半分を外層材とする同じ構成の多層プリ ン ト配線 ΰの第 2層目が設けられる。 第 2図の外層材で仕切 られた多層プリ ン ト配線板は 1〜 2 4段ぐらい積み重ねられ、 直接金型 1 6及び 1 7によって両側から挟まれる。 このよう にして積み重ねられた多層プリ ン ト配線板は従来と同様にプ レス熱盤間に挿入され、 加熱 ·加圧成形される。
[0026] 本実施例では従来用いていた離型フイ ルム、 ダミ一板及び 鏡板を用いることなく、 多層プリ ン ト配線板の積層体を形成 することができる。 また、 第 1層目と第 2層目との間には外 層材 2 1を 1枚重ねるだけでよくなり、 作業の簡略化が図れ 一 Ί . る。
[0027] 第 3図にプレス加熱後、 熱盤間から取り出された多層プリ ン ト配線板の積層された状態を示す。 加圧加熱によって内層 材と外層材とはプリプレグ (図示せず) によって強固に接着 されている。 熱盤間から取り出された多層プリ ン ト配線板の 積層されたものは、 外層材 2 1及び 2 2の背合わせされたァ ル ミ面同志で分離され、 第 4図のように個々の多層プリ ン ト 配線板となる。
[0028] 分離された多層プリ ン ト配線板は内層材 1の両側に外層材 2 O b及ぴ 2 1 aを有する。 外層材 2 O b及び 2 1 aはそれ ぞれ表面にアルミ を有している。 この両面のアルミ はド リ ル の食い込みを容易にするために孔明け工程時にそのまま使用 され、 孔明け工程終了後剝離される。
[0029] 以上のように本実施例によれば、 従来使用していたダミ一 板、 離型フ ィ ルム及び鏡板を使用しなくてもよくなり積層時 の工程を簡略化することができる。 また、 ド リ ル孔明け工程 時に外層材の上にアルミを付着する工程を省略できる。 さら に加圧加熱終了後に外層材を背合わせされたアルミ面同志で 分離しているので、 分離されたアルミ表面には異物が存在せ ず清浄であり、 外層材エッチング時に再びアルミ表面を研磨 する必要がなくなる。
[0030] 以上の実施例では 4層の多層プリ ン ト配線板を製造する場 合について説明したが、 6層以上の多層プリ ン ト配線板を製 造する場合にも同様に適用できることはいうまでもない。
[0031] 以上説明したように本発明によれば、 多層プリ ン ト配線板 の積層工程において、 製造原価の低減、 工程の自動化、 品質 の向上をもたらすことができる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 銅とアル ミ 、 了ル ミ合金、 銅、 真ち.ゆう、 钦鉄、 鉛合 金等の塑性金属からなる第 1及び第 2の塑性金屈^箔のそれ ぞれ前記塑性金属面同志が分離可能なように接合されて一体 構成となつていることを特徴とする多層プリ ン 卜配線板の外 層材。
2 . 前記塑性金属面同志は所定温度で接着強度の弱まる接 合剤、 熱圧着又はスポ ッ ト溶接で接合されていることを特徴 とする特許請求の範匪第 1項記載の外 12材。
3 . 特許請求の範囲第 1項記載の第 1の外層材、 S¾ 1のプ リブレグ、 両面に導体配線を有する内層材、 第 2のプリプレ グ、 特許請求の範囲第 1項記載の第 2の外層材の順で積層し、 前記積層された積層体を加圧加熱成形し、
前記第 1及び第 2の外層材を前記塑性金属面から分離する ことによって多層プリ ン ト配線板を製造することを特徴とす る多層プリ ン ト配線板の製造方法。
4 . 特許請求の範囲第 1項記載の第 1の外層材、 第 1 のプ リブレグ、 両面に導体配線を有する第 1の内層材、 第 2のプ リプレダ、 特許請求の範囲第 1項記載の第 2の外歷材、 第 3 のプリプレダ、 両面に導体配線を有する第 2の内層材、 第 4 のプリプレダ、 特許請求の範囲第 1項記載の第 3の外層材の 順に積層し、
前記積層された積層体を加圧加熱成形し、
前記第 1、 第 2及び第 3の外層材を前記塑性金属面から分 離し、 前記第 1の外層材の一部と、 前記第 1のプリプレダと、 前 記第 1の内層材と、 前記第 2のプリプレダと、 前記第 2の外 層材の一部とから第 1層目の多層プリ ント配線板を製造し、 前記第 2の外層材の一部と、 前記第 3のプリプレダと、 前 記第 2の内層材と、 前記第 4のプリプレダと、 前記第 3の外 層材の一部とから第 2層目の多層プリ ン ト配線板を製造する ことを特徴とする多層プリ ン ト配線板の製造方法。
10
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JPH02222597A|1990-09-05|
引用文献:
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法律状态:
1990-09-07| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1990-09-07| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB |
1990-10-02| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990902675 Country of ref document: EP |
1991-02-06| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990902675 Country of ref document: EP |
1994-08-31| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990902675 Country of ref document: EP |
优先权:
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