![]() Porte-mine
专利摘要:
公开号:WO1990009896A1 申请号:PCT/JP1990/000219 申请日:1990-02-23 公开日:1990-09-07 发明作者:Kenichi Kamakura;Nobuo Murasawa;Tsukasa Sasaki;Yuichi Miyahara;Hiroaki Okabayashi;Tetsuya Sugiyama;Masamitsu Nagahama;Tsuruo Nakayama 申请人:Pentel Kabushiki Kaisha; IPC主号:B43K21-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 シャ ープペンシル 技 術 分 野 本発明は、 芯を有効に活用できるシャ ープペンシルに 関する。 背 景 技 術 従来から、 芯が短く なつた場合、 この芯は、 芯を把持 する三つ割チヤ ック、 ボ―ルチヤ ッ ク等のチャ ックから 開放される。 チャ ッ クから開放された芯は、 チャ ッ ク先 端からシャ ープペンシル (芯保護管) 先端までの間に残 ることとなる。 この残った芯 (以下、 残芯という) は、 芯戻り止めに軽く把持されているだけである。 よって、 この残芯部分で筆記を行なうと芯が回転してしまい筆記 感が悪く なり、 一般的には後続芯により押出し排出させ たり、 引き抜いたり して破棄するという ものであった。 また、 芯戻り止めから外れた残芯であると、 前記した現 象は顕著にみられ、 芯が落下してしまうという ことも起 っ た。 [0002] そこで、 この残芯を無くすか極力小にして芯を有効に 活用するために種々の提案がなされてきている。 その代 表例は次のとおりである。 その第 1は、 芯保護管先端を プレス等で絞ることにより断面形状を非円形状とした実 開商 56 - 1 1 5284号である。 第 2は、 芯保護管先 端にすり割を形成し先端を絞った実開昭 53 - 1 099 34号である。 第 3は、 芯保護管内面にゴム等よりなる 弾性薄膜を一体に積層した実公昭 58— 32959号で め [0003] 残芯を有効活用するために芯保護管に要求される機能 は次の 2点である。 第 1点は残芯が芯保護管内にあると き落下しない芯保護管であること (芯保持機能があるこ と) である。 第 2点は残芯で筆記した際に残芯が回転し ないような芯保護管であること (残芯筆記機能があるこ と) である。 [0004] 前記実開昭 56 - 1 1 5284号は、 残芯筆記機能を 有している。 ところが、 芯保護管を絞るため絞り時の内 径寸法をかなり小さく しないと芯が回転してしまったり、 内径にバラツキが生じ、 そのバラツキによつて内径寸法 が小さすぎると芯が詰まつて出なく なるという問題があ る。 即ち、 芯保持機能を満足させるための精度上の問題 がある。 [0005] 前記実開昭 53 - 109934号は、 上記実開昭 56 一 1 1 5284号と同様残芯筆記機能はある。 ところが、 すり割り時にバリが出るため、 そのバリによって芯が出 なく なる恐れがあり、 このバリを排除する工程が必要と なり生産性が悪いという問題がある。 - - 前記実公昭 5 8 - 3 2 9 5 9号は、 弾性薄膜が一体に 積層されたものであるため、 芯保持機能はある。 ところ が、 残芯は、 弾性薄膜の摩擦低抗力のみで保持されてい るので、 残芯での筆記時に残芯が回転してしまうという 問題がある。 即ち、 残芯筆記機能が不十分という問題が あ o 発 明 の 開 示 本発明の目的は、 芯保持機能と残芯筆記機能の両方を 具備することにより、 残芯を有効活用できるようにした シヤープぺンシルを提供することである。 [0006] 本発明の第 1の要旨は、 「芯保護管を先端部に有する シャ ープペンシルであって、 前記芯保護管内面に粉体を 分散付着し芯と同等もしく は芯より硬い表面を有する突 起を形成したシャ ープペンシル」 である。 [0007] 第 2の要旨は、 「芯保護管を先端部に有するシャープ ペンシルであって、 前記芯保護管内面に芯と同等もしく は芯より硬い表面を有する微少のコィル状繊維を基材を 介して分散付着したシャ ープペンシル」 である。 [0008] 第 3の要旨は、 「芯保護管を先端部に有するシャ ープ ペンシルであって、 前記芯保護管内面に芯と同等もしく は芯より硬い突起を有する無機被膜を形成したシャープ ペンシル J である。 [0009] 第 4の要旨は、 「芯保護管を先端部に有するシャープ ペンシルであって、 該芯保護管内には環状の芯保持部材 を有し、 該芯保持部材は、 その内面に芯と同等もしく は 芯より硬い表面を有する処理部を設けると共に前記芯保 護管内面との間に部分的遊びを有し拡開 ·復元し得るシ ャ―プペンシル」 である。 図面の簡単な説明。 第 1図は本発明の実施例を示す断面図。 [0010] 第 2図は第 1図の A— A線の拡大断面図。 [0011] 第 3図は他の実施例を示す芯保護管の一部拡大断面図。 第 4図は他の実施例を示す芯保護管の一部拡大断面図。 第 5図は他の実施例を示す芯保護管の拡大断面図。 [0012] 第 6図は他の実施例を示す芯保護管の拡大断面図。 [0013] 第 7図は他の実施例を示す芯保護管の一部拡大断面図。 第 8図は他の実施例を示す芯保護管の拡大断面図。 [0014] 第 9図は他の実施例を示す芯保護管の拡大縱断面図。 第 1 0図は他の実施例を示す芯保護管の拡大縦断面図。 第 1 1図は他の実施例を示す芯保護管の拡大断面図。 第 1 2図は本発明の実施例を示す断面図。 [0015] 第 1 3図は第 1 2図の B— B線の拡大断面図。 [0016] 第 1 4図は芯保護管の他の実施例を示す拡大断面図 第 1 5図は芯保持部材の実施例を示す斜視図 [0017] 第 1 6図は芯保護部材の他の実施例を示す斜視図。 第 1 7図は芯保護管と芯保持部材の配置状態を示す他 - - の実施例を示す図, [0018] 発明を実施するための最良の形態 第 1図において、 参照符号 1は、 シャ ープペンシルの 軸筒であり、 該軸筒 1内にはチャ ッ ク リ ング 2をその前 方部外周に外嵌したチャ ッ ク 3を配置しており、 チヤ ッ ク リ ング 2出チャ ッ ク 3を開閉させている。 尚、 図中チ ャ ック 3は、 三つ割チヤ ックを示したが、 一般にボール チャ ッ クと称されるチャ ッ クであってもよい。 轴筒 1の 前方には先部材 4が嫘着されているが、 先部材 4は軸筒 1 と一体であっても良い。 更に、 先部材 2の先端には金 属、 合成樹脂、 セラ ミ ッ クス等よりなる芯保護管 5が圧 入されているが、 先部材 2と芯保護管 5は一体であって も良い。 6は芯 Lを軽く保持している芯戻り止めである が、 該芯戻り止めは必ずしも必要なものではない。 以 上の構成は、 従来の構成と大略同じである。 本発明の特 徴は、 芯保護管 5の内部に残芯保持手段 Xを施した点に ある。 尚、 残芯保持手段 は、 芯保護管 5全面にわたつ て形成しても良いし、 一部になしても良いが、 芯 Lを極 力有効に使用するためには第 1図に示すように先端部に 形成するのが良い。 [0019] 以下、 各実施例について詳細に述べる。 [0020] 第 1例は、 第 2図、 第 3図、 第 4図、 第 5図、 第 6図 に示す例で、 残芯保持手段として、 芯保護管 5内面に粉 体を付着し芯と同等もしく は芯より硬い表面を有する突 起 7を形成したものである。 [0021] 粉体としては、 例えば、 スチレン、 ナイ ロン、 ポリオ レフイ ン、 シリ コン、 エポキシ、 ポ リ メ タク リル酸メチ ルなどの樹脂粉体や、 シリカ、 アルミ ナ、 チタ ン酸カ リ ゥム、 窒化ゲイ素、 炭化ゲイ素などの無機粉体、 又は、 それらの粉体に、 アク リル系、 ウレタン系、 エポキシ系 といった粉体塗料を被覆した粉体 (複合剤) が使用でき る。 更には、 樹脂粉体にそれより小さな無機粉体を自動 乳鉢、 ボ一ノレミ ノレ、 ジェッ ト ミ ル、 ア トマイザ一、 ヽィ プリダイザ - (奈良機械製作所製) 等を利用して、 樹脂 粉体に無機粉体を吸着させたり打ち込んだり したものも 利用できる。 要は、 粉体は種々使用可能であるが、 少な く とも芯と接する表面が芯と同等もしく は芯より硬い表 面を有するものであれば良い。 又、 上記した粉体は、 形 状にはこだわらず、 例えば、 球状、 板状、 鉢状といった ような適宜形状のものが利用できる。 第 2図の例は、 粉 体を芯保護管 5内面に直接付着させ、 突起 7を形成した 例である。 第 3図の例は、 2種の粉体 (樹脂粉体に無機 粉体を打ち込んだもの) を使用し突起 7を形成した例で ある。 尚、 第 4図の例は、 粉体を付着させ突起 7を形成 した後、 更に、 めっきによって被膜を形成した例である。 このめつきは、 電気めつきや無電解めつきといつた湿式 めっき、 蒸着、 スパッタ リ ング、 イオンプレーティ ング 一 — といった乾式めつきである。 めっきの目的は、 突起の表 面硬度を高めるためである。 [0022] 第 5図、 第 6図は、 芯保護管 5の内面に粉体を部分的 に集合させ、 内断面を角形状とし、 各辺を芯 Lと接する 突起 7とした例である。 [0023] 第 1例について芯保護管内面に、 粉体を付着させる方 法例について述べる。 [0024] 粉体として樹脂粉体、 又は、 無機粉体に樹脂の被膜を 形成したもの、 又は、 樹脂粉体に無機粉体を吸着又は打 ち込んだものを使用した場合の例を述べる。 先ず、 これ らの粉体を帯電させる (スプレー等を用いて吹き付ける 際に帯電する) 。 一方、 芯保護管には、 電荷をかけてお き芯保護管内面に帯電した粉体を電気的に付着させた後、 加熱し、 溶解させ付着させ突起を形成させる。 或いは、 芯保護管自体を加熱しておき、 その後に粉体を芯保護管 内面に吹き付け接触させ、 付着させ突起を形成する。 [0025] 第 2例は、 第 7図、 第 8図に示す例で、 芯保護管 5内 面に基材 8を介して粉体を付着し、 芯と同等もしく は芯 より硬い表面を有する突起 7を形成したものである。 [0026] 本例の粉体としては、 上記第 1例と同様のものが使用 できるが、 摩擦係数が高いシリ コン樹脂微粉末や、 芯し に摩擦抵抗を与え易い針状結晶構造を有する粉体の使用 が好ま しい。 [0027] シ リ コ ン樹脂微粉末としては、 シロキサン結合が三次 元的に伸びた網状構造の下記構造式のものである。 特に、 分子構造末端にアルキル基を有するものである。 [0028] R R R R [0029] 0— Si— 0— Si— 0— Si— 0— Si— 0 R : ァノレキノレ基 [0030] 0 0 0 0 [0031] l Z / [0032] Si— 0 — Si - R [0033] I / [0034] R 0 [0035] S 例えば、 メチル基が結合した トルパール 1 2 0、 トス 一ノレ 1 3 0 、 ドス ー ル 1 4 5 、 ト ス ノレ 2 4 0 (以上、 東芝シリ コン㈱) の名で販売されているもので ある。 このシリ コン樹脂微粉末はその粒径によって、 微 粉末をそのまま用いても良いし、 例えば、 粒径の小さな ものは、 粒径の大きなシリ コン、 スチレン、 ナイロ ン、 ポリオレフイ ン、 エポキシ、 ポリメ タク リル酸メチルな どの樹脂粉体の表面に吸着させたり打ち込んだり したも のを使用しても良い。 又、 粒径の大きなものは、 逆に、 粒径の小さなシリ コン表面に吸着させたり打ち込んだも のを使用しても良い。 この吸着や打ち込みの方法は、 前 記第 1例において述べた樹脂粉体に無機粉体を吸着させ たり打ち込んだりする方法と同様である。 [0036] 又、 針状結晶構造を有する粉体としては、 窒化ゲイ素、 炭化ゲイ素、 チタン酸カリ ウム、 酸化亜鉛などである。 特に、 三次元の形状をとる酸化亜鉛の針状锆晶 (酸化亜 鉛ゥイス力 : 松下電器産業機器株式会社) が好適である。 針状結晶構造を有する粉体を使用し、 基材 8を介して突 - - 起 7を形成したものが第 8図である。 第 8図の例は、 針 状結晶の一部が、 芯 Lにより強い摩擦抵抗を与えること が付加されるので好ま しい例である。 尚、 針状結晶構造 を有する粉体は、 第 1例において述べた他の粉体と併用 すると好ま しい。 その理由は、 針状結晶構造を有する粉 体が適度に分散し内面に突出できるからである。 [0037] 基材としては、 アク リル系、 ウレタン系、 エポキシ系 などの塗料、 酢酸ビニル系、 スチレンアク リル系、 塩化 ビニル系などの熱可塑性樹脂、 アク リル系、 ウレタン系、 エポキシ系などの熱硬化性樹脂、 シリ コ ンゴムなどの液 状ゴム又は、 電解めつきや無電解めつきなどに利用する めっき液などが挙げられる。 尚、 基材は、 芯の硬さとは 無関係である。 [0038] 本例において、 第 1例の第 4図と同様に、 粉体の表面 にめつきを施し、 粉体の定着性や硬度の向上を図ること もできる。 [0039] 第 2例について芯保護管内面に、 粉体を付着させる方 法例について述べる。 [0040] 基材が液状か固状かにより種々の方法が採用できる。 基材が液状の場合は、 基材と粉体との混合分散液に芯 保護管を浸漬後、 エア—ブロー、 浸透 (紙などにしみこ ませる) 、 静電除などして不要な液を取り除き、 内面に 被膜層を形成させる。 その後、 加熱等の適宜手段により、 固化させ突起を形成させる。 尚、 基材として、 めっき液 を利用すれば、 それを用いて電気めつきや無電解めつき といっためつき処理を施せば粉体が付着される。 [0041] 基材が固状 (粉体状) の場合は、 次のような方法が採 用できる。 [0042] 粉体と基材とを単に混合分散したものや、 基材に粉体 を吸着或いは打ち込んだものや、 粉体に基材を吸着或い は打ち込んだものは、 溶剤を加え、 前期した基材が液状 の場合と同様に処理を施す。 又は、 粉体と基材とを単に 混合分散したもの、 基材に粉体を吸着或いは打ち込んだ もの、 粉体に基材を吸着或いは打ち込んだものを帯電さ せ (スプレー等を用いて吹き付ける際に帯電する) 、 一 方、 芯保護管 (金属の場合) には、 電荷をかけておき、 芯保護管内面に帯電物を電気的に付着させる。 次いで、 加熱し、 基体を溶解させ付着させる。 或いは、 芯保護管 自体を加熱しておき、 その後に粉体及び基材を芯保護管 内面に吹き付け接触させて基体を溶解させ、 付着させる。 尚、 芯保護管は、 あらかじめ溶解、 浸漬、 電解等によ り脱脂をしておけば、 定着性を向上できる。 [0043] 第 3例は、 第 9図、 第 1 0図に示す例で、 芯保護管 5 内面に芯と同等もしく は芯より硬い表面を有する微少の コィル状繊維 9を基材 8を介して分散付着させたもので ある。 [0044] 本例は、 前記第 2例の粉体に代えて微少のコイル状繊 維 (例えば、 繊維の直径 0 . 1 111〜0 . 3〃 m、 コィ ルの直径 5 m前後、 長さ 0 . 1 m m程度のコイル状炭 素繊維) を使用し、 前記第 2例の方法に準じ、 基材を介 して付着させたものである。 重要な点は、 芯と接する繊 維の表面が芯と同等もしく は芯より硬いことである。 よ つて、 表面がやわらかい繊維の場合は、 表面を適宜硬化 処理したものを使用すれば良い。 尚、 コイル状繊維と共 に第 1例の粉体として例示したものを併用するとコイル 状繊維が適度に分散し内面に突出できる点で好ま しい。 [0045] 第 9図と第 1 0図の相違は、 第 9図はコィル状繊維が 軸心方向に向かうようにしたのに対し、 第 1 0図はコィ ル状繊維が長手方向に向かうようにした点である。 [0046] 第 4例は、 第 1 1図に示す例で、 芯保護管内面 5に芯 [0047] Lと同等もしく は芯より硬い突起 1 0を有する無機被膜 1 1を形成したものである。 [0048] 突起を有する無機被膜の形成方法の一例について述べ る [0049] 先ず、 洗浄 ·脱脂した芯保護管を開口部がターゲッ ト の方を向く ように、 スパッ夕装置内に設置する。 真空に 排気後、 2 0 0〜 3 0 0 °Cに加熱し、 5 x l 0 2 torrま で A rガスを導入し、 R F電力 1 k Wにて 4時間スパッ 夕を行ない、 芯保護管先端部の内面に、 2 5 mの高さ で略円錐状の鋭端な複数の突起を有する C r被膜を形成 した。 スパッタ中のサンプル温度は 4 5 0 まで上昇し ていた。 この突起は、 被膜の異常成長により形成される ものである。 突起が形成されるか否かは、 スパッタ中の 放電プラズマ状態と深く関係する。 従って、 サンプル ♦ ターゲッ ト間距離、 スパッ夕時のガス圧は適宜選ぶ必要 がある。 ガス圧は被膜の成長速度が最大となる 2〜 2 0 X 1 0 2 torrの範囲が適当であり、 且つ、 サンプル ' 夕 —ゲッ ト間距離は、 サンプルへの流入電流が最大となる 3 0 〜 6 0 ramの範囲が適当である。 この範囲を越えると、 被膜は平坦になつたり、 突起の大きさが著しく小さく な つてしまう。 又、 スパッ夕中のサンプル温度は、 被膜結 晶粒の成長を促すために、 3 0 0 °C以上であることが好 ま しく、 芯保護管の材質としてステンレスが一般に使わ れていることから 5 5 0 °C以下が望ま しい。 更に、 サン プルへの電流の流入を促すために、 適宜バイアス電圧を 印加することも、 突起の形成に効果がある。 尚、 無機被 膜の材質としては、 形成される突起が芯と同等もしく は 芯より硬いものであれば、 特に限定されるものではない が、 融点の低い材質の方が突起形成が容易で好ま しい。 特に、 その形成時にプラズマ中からの電流を利用出来る 点において、 誘電性物質であることが好ま しい。 又、 突 起を有する被膜を形成した後、 該被膜上に高硬度被膜を 形成し、 耐久性を向上させても良い。 [0050] 無機被膜形成方法としては、 上記スパッ夕リ ング法の 他、 サンプルへの流入電流を効果的に利用できるイオン プレーティ ング法なども採用できる。 [0051] 突起の大きさとしては、 少なく とも芯に当接していれ ばよく、 その形状は、 突起先端が鋭端であることが望ま しい。 [0052] 第 5例は、 第 1 2図乃至第 1 7図に示す例である。 本例の芯保護管内における残芯保持手段 は、 芯と同 等もしく は芯より硬い内面処理表面部を有する特定の部 材を、 芯保護管内に特定配置させたものである。 本例を 以下詳述する。 尚、 芯保護管部分以外の構成は、 第 1図 と同様であるため、 第 1図と同符号を付し説明を省略す る o [0053] 芯保護管 5内面には、 金属、 合成樹脂などよりなる環 状の芯保持部材 1 2が挿入されている。 この芯保持部材 1 2には、 その内面に芯 Lと同等もしく は芯 Lより硬い 表面を有する処理部 1 3が設けられている。 又、 芯保持 部材 1 2と芯保護管 5内面との間には部分的な遊び 1 4 を有し、 拡開 ·復元するよう芯保持部材 1 2に工夫を施 している。 即ち、 芯保持部材 1 2は、 種々の形状が採用 できる。 例えば、 第 1 3図に示すようなスリ ツ ト 1 5を 有し、 角部に丸みをもたせた断面略四角状のものや、 第 [0054] 1 4図に示すようなスリ ッ ト 1 5を有し、 角部に丸みを もたせた断面略三角状のものや、 第 1 5図に示すような 長手方向の数ケ所にスリ ッ ト 1 5と凹み 1 6を有するも のや、 第 1 6図に示すようなスリ ッ ト 1 5と環状の突起 1 7 (図中は 2個であるが、 2個の突起を連設し 1個の 幅広の突起としてもよい) を有するものなどである。 又、 第 1 3図乃至第 1 5図に示した例において、 更に、 内面 に長手方向突起を形成したものであってもよい。 尚、 芯 保持部材 1 2の拡開 ·復元は、 図示した第 1 3図、 第 1 4図の例では、 遊び 1 4の存在とスリ ッ ト 1 5の存在に よって達成される。 又、 図示した第 1 5図の例では凹み 1 6によって形成される遊び (図示せず) の存在とスリ ッ ト 1 5の存在によつて達成される。 更に、 第 1 6図の 例では突起 1 7によつて形成される遊び (図示せず) の 存在とスリ ッ ト 1 5の存在によつて達成される。 [0055] 芯保持部材 1 2の内面処理の具体例は、 前記第 1例乃 至第 4例において述べたものが適用される。 即ち、 粉体 の分散付着による突起の形成、 基材を介して微少のコィ ル状繊維を分散付着、 突起を有する無機被膜の形成など である。 その形成方法も前記第 1例乃至第 4例で述べた 方法が採用できる。 [0056] 芯保持部材 1 2の内面処理例は、 他にも種々採用でき るものである。 その一例を挙げる。 芯保持部材の長手方 向内面に三個以上の突起を形成しておき、 この内面に、 電気めつきや無電解めつきといつた湿式めつき、 蒸着、 スパッタ リ ング、 イオンプレーティ ングといった乾式め つきにより被膜 (膜厚は 1 〃 π!〜 1 0 m程度) を形成 することである。 [0057] 尚、 第 1 3図、 第 1 4図、 第 1 5図、 第 1 6図の例に おいては、 芯保持部材 1 2の長手方向全長に内面処理を なしたが、 第 1 3図、 第 1 4図の例、 或いは、 第 1 5図、 第 1 6図において中間部で切断し、 切断した後方部を芯 保持部材として使用する等の場合においては、 部分的 (特に前方部が残芯を考慮すれば好ま しい) に形成して もよい。 第 1 7図は、 芯保護管 5と芯保持部材 1 2との配置を 示す他の実施例であって、 本例では、 芯保護管 5の前方 部に絞り部 1 8を形成すると共に芯保持部材 1 2の後端 を芯保護管 5の後端より突出させたものである。 本例の 場合には芯保持部材のガタをより確実に防止できるとい う効果を有する。 [0058] 以上の構成よりなる本発明は、 次の効果を有する。 [0059] 第 1例乃至第 4例は、 芯保護管内面の突起もしく は繊 維が残芯に微少に食い込むこととなり、 芯保護管に芯保 持機能と残芯筆記機能をもたせることができる。 又、 第 1例乃至第 4例は、 従来のように芯保護管を絞るとか、 芯保護管にすり割りを形成するといつた機械的な処理を 施さない。 よって、 芯保持機能を満足させるための精度- 生産性の問題も解消できる。 [0060] 第 5例は、 芯保持部材内面の処理部が残芯に微少に食 い込むこととなり、 第 1例乃至第 4例と同様の機能を芯 保護管にもたせることができる。 又、 本例は、 芯保護管 とは別に、 芯保持部材を有し、 芯保護管と芯保持部材と の間に部分的遊びを設け、 芯保持部材が拡開♦復元する ので、 芯保持機能を溝足させるための精度、 生産性の問 題も解消できる。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 . 芯保護管を先端部に有するシャ ープペンシルであつ て、 前記芯保護管内面に粉体を分散付着し芯と同等も しく は芯より硬い表面を有する突起を形成したシヤ ー プペンシル。 . 粉体を基材を介して分散付着させた特許請求の範囲 第 1項記載のシャ —プぺンシル。 3 . 芯保護管を先端部に有するシャ ープペン シルであつ て、 前記芯保護管内面に芯と同等もしく は芯より硬い 表面を有する微少のコイル状繊維を基材を介して分散 付着したシャ ープペン シル。 . 芯保護管を先端部に有するシャ ープペン シルであつ て、 前記芯保護管内面に芯と同等もしく は芯より硬い 突起を有する無機被膜を形成したシャープペンシル。 5 . 芯保護管を先端部に有するシャープペンシルであつ て、 該芯保護管内には環状の芯保持部材を有し、 該芯 保持部材は、 その表面に芯と同等もしく は芯より硬い 表面を有する処理部を設けると共に前記芯保護管内面 との間に部分的遊びを有し拡開 ·復元し得るシャープ ペンシル。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US5622563A|1997-04-22|Nonincedive rotary atomizer Tai et al.1990|Macroparticles on TiN films prepared by the arc ion plating process KR100217293B1|1999-09-01|액중방전에 의한 표면처리방법 JP4578908B2|2010-11-10|静電塗装装置 EP0620045B1|1998-07-29|Elektrostatische Sprühvorrichtung CN100460558C|2009-02-11|真空成膜装置用部件及使用该部件的真空成膜装置及其觇板装置 EP1793014B1|2009-04-01|Surface-coated cutting insert and method for manufacturing the same JP5015991B2|2012-09-05|印刷用ロールおよびその製造方法 EP0454995B1|1994-12-07|Coating process AU754373B2|2002-11-14|Thermal spray coated substrate for use in an electrical energy storage device and method US3309772A|1967-03-21|Combination bladed bur diamond drill CA1330913C|1994-07-26|Silicon carbide abrasive particles having multilayered coating US20020026899A1|2002-03-07|Apparatus and method for coating substrates with vacuum depositable materials KR890004786B1|1989-11-27|무질서화된 피복물로 코팅한 피복체 EP0236795B1|1990-08-08|Elektrostatische Sprüheinrichtung für Beschichtungspulver US6974513B2|2005-12-13|Cosmetic applicator and method and system for manufacturing the applicator CA2340273C|2006-10-24|Electrostatic coating system and dual lip bell cup therefor EP1129787B1|2005-06-29|Coatings on fiber reinforced composites EP2110177A1|2009-10-21|Electrostatic coating device TW393346B|2000-06-11|Method for applying a coating to the tip of a flow directing assembly US6431464B2|2002-08-13|Thermal spraying method and apparatus JP2567304B2|1996-12-25|支持体の耐摩耗性の増進法とその製品 US5857950A|1999-01-12|Fluid metering roll WO2003095195A1|2003-11-20|Coated metal material capable of being welded which is excellent in corrosion resistance of worked zone Lau et al.1990|Electrical discharge machining of carbon fibre composite materials
同族专利:
公开号 | 公开日 KR0137785B1|1998-05-15| GB2236510A|1991-04-10| GB2236510B|1992-11-18| KR920700117A|1992-02-19| DE4090276T1|1991-02-21| GB9023001D0|1990-12-19| US5085534A|1992-02-04|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 JPS5440733A|1977-09-05|1979-03-30|Caran D Ache Crayons|Mechanical pencil| JPS58203099A|1982-05-22|1983-11-26|Nobuhiro Takao|Knock type propelling pencil| JPS60150084U|1984-03-14|1985-10-05|||US6213851B1|1998-07-07|2001-04-10|Delta International Machinery Corp.|Abrading apparatus|DE2104865A1|1971-02-03|1972-09-14||| DE2123407A1|1971-05-12|1972-11-23||| JPS5832959Y2|1978-06-09|1983-07-22||| US4281939A|1979-06-04|1981-08-04|Yoshihide Mitsuya|Mechanical pencil| JPS60150084A|1984-01-18|1985-08-07|Suwa Seikosha Kk|Structure of display|US6468593B1|1997-11-27|2002-10-22|Kanto Kasei Co., Ltd.|Plated non-conductive products and plating method for the same| US7128487B2|2001-09-28|2006-10-31|Pentel Kabushiki Kaisha|Mechanical pencil|
法律状态:
1990-09-07| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE GB KR US | 1991-02-21| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 4090276 Country of ref document: DE Date of ref document: 19910221 | 1991-02-21| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 4090276 Country of ref document: DE |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 JP1/21621U||1989-02-27|| JP2162189||1989-02-27|| JP3704789||1989-03-30|| JP1/37047U||1989-03-30|| JP9657789||1989-08-18|| JP1/96577U||1989-08-18|| JP9812889||1989-08-23|| JP1/98128U||1989-08-23|| JP12814389||1989-10-31|| JP1/128142U||1989-10-31|| JP1/128143U||1989-10-31|| JP12814289||1989-10-31||DE904090276T| DE4090276T1|1989-02-27|1990-02-23|Mechanischer bleistift| KR90702348A| KR0137785B1|1989-02-27|1990-02-23|샤프 펜슬| GB9023001A| GB2236510B|1989-02-27|1990-10-23|Mechanical pencil| 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|