![]() Matiere de remplissage de canal radiculaire comprenant une pate durcissable
专利摘要:
公开号:WO1990008530A1 申请号:PCT/JP1990/000093 申请日:1990-01-26 公开日:1990-08-09 发明作者:Yoshihiro Saitoh;Kimio Fukuda;Narumi Une 申请人:Ube Industries, Ltd.; IPC主号:A61K6-00
专利说明:
[0001] 明 細 硬化性糊剤根管充塡材 技術分野 [0002] 太発明は、 歯科治療に於いて、 抜髄根管或いは感染根管治療後の根管 充塡材料として用いる硬化性糊剤根管充塡材に関する。 背景技衛 [0003] 歯科治療に於ける根管充塡操作は、 抜键後或いは感染根管抬癢後の根 管腔を、 根管充塡材の適用により密閉し、 根端部創傷の保護、 治瘡を図 り、 操作後の歯の保存を目的とする処置である。 [0004] 従来からこのような処置には、 根端組織に対する治瘡促進或いは骨性 瘢痕抬瘡を目的とする非硬化性糊剤根管充塡材 (例えば、 ホルマリン系 ) 、 硬化性糊剤根管充塡材 (例えば、 酸化亜鉛-ユージノール系) 或い は物理的な閉塞を目的とする固形根管充塡材 (例えば、 ガウタパ一チヤ 一ポイント) の使用、 又は、 固形根管充塡材を、 塡塞の芯 (マスタ一ポ イント) として使用し、 根管壁とマスターポイントとの間の死腔を埋め るために、 糊剤根管充塡材 (シーラー) を併用する等の方法が実旄され ている。 [0005] これらのうち非硬化性糊剤根管充塡材は、 組繳の抬瘡は期待できるが 、 根管内で硬化しないため、 長期間の適用には不安がある。 又、 固形根 管充塡材は物理的に閉塞するのみであり、 組織の治瘡は期待できない。 これに対して、 練和後或る一定の睁間経過して根管内で硬化する硬化 性糊剤根管充塡材は、 組縝の治痊及び根管の閉塞の両目的の達成を期待 できる。 又、 シーラーとして固形根管充塡材と併用した場合には ガッ タパーチヤーポイント等の固形根管充塡材を根管壁に固着ざせ、 死腔の 存在を皆無にすることが期待できる。 [0006] この硬化性糊剤根管充塡材としては、 従来、 酸化亜鉛を主成分とし、 これとユージノールを練和して用いる酸化亜鉛—ユージノ一ルセメン卜 が多く用いられてきた。 しかしながら、 このセメントの成分は化学的に 歯の成分と異なり、 更に、 ユージノールによる根端部の周囲組錢に対す る組纔刺激性も指摘されており、 特に、 組織親和性の面から必ずしも潢 足できる材料ではない。 [0007] この問題点を解決するため、 最近では、 骨や歯の主成分と近似した組 綣を有する ct—リン酸三カルシウム粉末又は CC—リン酸三カルシウム粉 末とハイドロキシァパタイ卜粉末を主成分とし、 これにグアヤコール等 を練和して用いる硬化性糊剤根管充塡材が提案されている (例えば、 特 開昭 6 2— 2 5 5 4 0 3号公報) 。 [0008] しかしながら、 前記公知技衛に於いては、 硬化物の唐壊率が高く、 根 管充塡材としての要求性能を满足しないという問題がある。 発 ¾の開示 [0009] 太発明は、 cc—リン酸三カルシウムと同様に、 骨や歯の主成分と近似 した組成を有する、 リン酸四カルシウム粉末を主成分とする粉剤と、 ォ レイン酸からなる液剤とから構成される硬化性糊剤根管充塡材に関する ものである。 本発明の硬化性糊剤根管充塡材は、 組織親和性に優れてお り、 硬化物の崩壊率が低く、 根管充塡材として高い性能を有する。 即ち、 本発明は、 組織親和性に優れたリン酸四カルシウムを主成分と し、 且つ、 生活組織に対して極めて高い親和性を有し、 しか fc象牙質又 は類骨組織の新生を促進する酸化マグネシウムを硬化剤とし、 これらに 撥水剤及び操作性改良剤としてのロジン及び X線造影材を 合してなる 粉剤と、 ォレイン酸からなる液剤とから構成される粉液練和型の硬化性 糊剤根管充塡材に関するものである。 [0010] 本発明の硬化性糊剤根管充塡材に於ける粉剤の各成分は、 粉剤の全重 量に対して、 リン酸四カルシウムを好ましくは 3 0〜5 0重量%、 さら に好ましくは 3 5〜4 5重量%、 酸化マグネシウムを好ましくは 1 0〜 3 0重量 さらに好ましくは 1 5〜2 5重量%、 ロジンを好ましくは 1 0〜3 0重量%、 さらに好ましくは 1 5〜2 5重量%、 X線造影材と しての次炭酸ビスマス及びノ又は硗酸バリゥムを好ましくは 1 0〜3 0 重量%、 さらに好ましくは 1 5〜2 5重量%の割合で使用する。 [0011] 液剤としてはォレイン酸を使用するが、 ォレイン酸を主成分とするォ リーブ油を使用することもできる。 [0012] 粉剤 (重量:単位 g ) と液剤 (容量:単位 m £ ) とは、 好ましくは 1 . 5〜4 . 5 ( g/ L ) の比率 (この比率を粉液比という) 、 さらに 好ましくは 2 . 0〜4 . 0 ( g/ ) の比率で練和使用する。 この比率 の範囲であれば、 練和及び根管充塡操作が容易であり、 硬化性糊剤根管 充塡材としての歯科理工学的性質、 即ち、 硬化時間、 被膜厚さが適正で あり、 崩壊率が植めて低く、 且つ、 細胞培養試験により組钂親和性に優 れていることが確認された。 発明を実旌するための最良の形態 [0013] 以下に実施例によって术発明を更に詳しく説明する。 [0014] (実施例及び比較例〕 [0015] (製造倒 1 ) [0016] リン酸水素カルシウム二水和物と炭酸カルシウムとを、 1 : 1のモル 比で均一に混合し、 1 6 0 0 eCの瘟度で 2時間焼成した後急冷してリン 酸四カルシウムを合成した。 このリン酸四カルシウムをボールミルで微 粉碎し、 3 5 0メッシュの篩を通過させて所定の粒度のリン酸四カルシ ゥム粉末を得た。 [0017] (実施例 1〜4 ) [0018] 製造例 1で製造したリン酸四カルシウム粉末に、 他の粉剤成分を第 1 表に示す割合で S合した粉剤と、 液剤としてのォレイン酸とを、 第 1表 に示す粉液比で練和し、 I S O - 6 8 7 6に準拠して硬化時間、 被膜厚 さ及び崩壊率を酒定した。 結果を第 1表に示す。 [0019] 第 1表から明らかなように、 术発明の根管充塡材は崩壊率が Sめて低 く、 硬化後に根管充塡材が組麇液に溶解することのない、 歯科理工学的 性質の極めて優れた根管充塡材であることがわかる。 [0020] (比較例 1〜2 ) [0021] 第 1表に示す割合で 合した α -リン酸三カルシウム系粉剤と、 液剤 とを粉液比 3 . 0で練和し、 I S O— 6 8 7 6に準拠して硬化時間、 被 膜厚さ及び崩壊率を翻定した。 結果を第 1表に示す。 [0022] 第 1表より、 比較^の根管充塡材は崩壊率が高く、 硬化後に組纔液に 溶解して充塡材としての用をなさなくなることが明らかである。 [0023] (実施例 5 ) [0024] 実施例 1で使用した粉剤と液剤を粉液比 2 . 0で練和後、 ポリテトラ フルォロエチレン製の型に充塡して、 直径 1 0 nii、 高さ l Mの検体を作 成し、 7日後にマウス線雜芽細胞 (L— 9 2 9 ) を使用して、 眼内レン ズ承認基準 (薬発第 4 8 9号) に準じて培養細胞による寒天重層試験を 行った。 結果を第 2表に示す。 [0025] この結果から明らかな如く、 本発明の根管充塡材は極めて生体親和性 が優れている。 [0026] (比較例 3 ) [0027] 酸化亜鉛 6 0重量%、 水酸化カルシウム 1 5重量%、 ロジン 2 5重 量%からなる組成の粉剤と、 液剤としてのュ一ジノールとを、 粉液比 3 . 0で練和した以外は実尨例 5と同様の操作を行った。 結果を第 2表 に示す。 [0028] 結果から明らかな如く、 比較例の根管充塡材は生体親和性に劣ってお り、 生体用の充塡材としては適切ではない。 第 1表 [0029] [0030] (粉剤、 液剤量の単位:重量%) 第 2表 [0031] 検 体 ゾーンインデックス 融解インデックス 実 例 5 0 ひ [0032] 比較例 3 3 5 [0033] ポジティブコン卜ロール 3 5 [0034] ネガティブコン卜ロール 0 0 産業上の利用可能性 [0035] 本発明の硬化性糊剤根管充塡材は、 主成分のリン酸四カルシウムが根 管内に於いて最終的にはハイドロキシァパタイ卜に転換すること及び酸 化亜鉛 -ユージノールセメントで指摘されているような根端部の周囲組 織に対する組織刺激性もないことから、 優れた生体組纔親和性を有し、 酸化マグネシウムの効果により治療を促進することが期待できる。 又、 本発明の根管充塡材は粉剤と液剤を練和して根管充塡操作に用いるが、 その際の操作性が容易で根管の細部にまで充塡され、 更に、 根管内に於 いて硬化が完了することから、 ガッタパ一チヤ一ポイントとの併用根管 充塡用のシーラ一として fc有用であり、 根管腔の完全な閉塞が図れる。 そのうえ硬化物の崩壊率が低いため、 硬化後に根管充塡材が組搽液に瑢 解する恐れがない。 更に、 X線造影材として次炭酸ビスマス及び Z又は 硗酸バリゥムを配合してあることにより適度の X線造影性を有し、 根管 充塡の状態を容易に観察することができる。
权利要求:
Claims言青求の範囲 1 . リン酸四カルシウム粉末、 酸化マグネシウム、 ロジン、 X線造影 材及びォレイン酸からなる硬化性糊剤根管充塡材。 2 . リン酸四カルシウム粉末、 酸化マグネシウム、 ロジン及び X線造 影材からなる粉剤の全重量に対して、 リン酸四カルシウム 3 0〜ち 0重 量%、 酸化マグネシウム 1 0〜3 0重量%、 ロジン 1 0〜3 0重量%、 X線造影材としての次炭酸ビスマス及び Z又は ¾酸バリゥム 1 0〜3 0 重量%の割合で使用することを特徵とする請求の範囲第 1項記載の硬化 性糊剤根管充塡材。 3 . リン酸四カルシウム粉末、 酸化マグネシウム、 ロジン及び X線造 影材からなる粉剤と、 ォレイン酸からなる液剤とを 1 . 5〜4 . 5 ( g/ mil ) の比率で用いることを特徵とする請求の範囲第 1項記載の硬化性 糊剤根管充塡材。
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同族专利:
公开号 | 公开日 JPH02200605A|1990-08-08|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-08-09| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE GB US | 1991-10-17| REG| Reference to national code|Ref country code: DE Ref legal event code: 8642 |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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