专利摘要:

公开号:WO1990007657A1
申请号:PCT/JP1987/000337
申请日:1987-05-26
公开日:1990-07-12
发明作者:Kiyoharu Murakami
申请人:Kiyoharu Murakami;
IPC主号:F16D69-00
专利说明:
[0001] 明細書
[0002] 摩擦フニ一シング取付け構造及び方法
[0003] 技術分野
[0004] 本発明は、 自動車等の摩擦クラッチに使用される摩擦フユ—シング を対象としており、 そのようなフエ一シングをクラッチディスクの芯 金 (サポート) に取付けるための構造に関する。
[0005] 背景技術
[0006] この種の取付け構造の一例は、 実願昭 5 6 - 9 8 2 4 0号 (米国特 許第 4 , 5 3 7 , 2 9 9号) に記載されている。 その構造によると、 クラツチディスクの外周に設けた環状かつ板状の芯金に多数の連結孔 を設け、 芯金の両側に配置したフューシングの一部をその孔に入り込 ませ、 その連結孔内のフヱ一シング部分により両側のフヱ一シングを —体に連結して芯金に固定している。
[0007] この構造によると、 リベッ トによりフューシングを芯金に固定する 場合に比べ、 製造工程を簡単化できるとともに、 フューシングの許容 摩耗量を増加させて耐久性を高めることができる。
[0008] ところが従来の構造では、 製造工程において、 芯金の両側にフエ一 シング素材を配置してフェ一シングの成形を行う際に、 成形時の熱に より芯金に歪みが生じる。 そのために芯金の軸方向の位置が狂い、 芯 金の両側のフユ ーシング部分の厚さが不均一になってフユ—シングの 寿命が短くなる場合がある。
[0009] 従って、 本発明は、 上記問題を解決した摩擦フューシングの取付け 構造及び方法を提供することを目的としている。
[0010] 発明の開示 本発明は、 クラッチディスクの外周部に環状かつ板状のサポートを 配置し、 該サポートの両面により 1対のフエ—シングを支持し、 上記 サポートの少なくともフエ一シングを支持する部分に連結孔と該部分 の内周から外周まで放射状に延びるスリッ トとを設け、 サボ—トの両 側のフューシングを上記連锆孔及びスリッ トに入り込んだフユーシン グ部分により一体に連結し、 スリッ トの近傍において、 上記フ ーシ ングのサポー卜と反対側の両表面にスリッ トよりも幅の広い窪みを形 成し、 上記窪みをスリッ トの両側のサポート部分に対して軸方向に重 なる位置に配置したことを特徵としている。
[0011] 又本発明は、 クラッチディスクの外周部に環状かつ扳状のサポート を配置し、 該サポートの両面により 1対のフューシングを支持し、 上 記サポートの少なくともフューシングを支持する部分に連結孔と該部 分の内周から外周まで放射状に延びるスリッ 卜とを設け、 サボ—トの 両側のフエ一シングを上記連結孔及びスリツ トに入り込んだフユーシ ング部分により一体に連結したフューシングの取付け方法において、 1対の環状フューシング素材をサポートの両側に配置し、 次に成形型 によりフューシング素材を成形し、 その成形作業中にフ ーシング素 材を上記連結孔及びスリッ トに入込ませてサポート両側のフューシン グを互いに連結するとともに、 成形型に設けた突部を上記成形作業中 にフューシングの表面から上記スリッ 卜の近傍に入込ませ、 上記突部 によりスリッ トの両側においてサポートをフエ一シング全体の軸方向 中間の位置に保持したことを特徵としている。
[0012] 図面の簡単な説明
[0013] 第 1図は本発明を採用したクラッチディスクの一部切欠き正面部分 略図、 第 2図は第 1図の Π - Π断面略図、 第 3図は成形工程を示すた めの断面略図である。
[0014] 発明を実施するための最良の形態
[0015] 第 1図において、 クラッチディスク 1は、 入力側部材である環状の クラッチプレート 2及びリテイニングプレート 3と出力側部材である ハブ 4等を備えている。 出力ハブ 4は出力軸 5に連結している。 クラ ツチプレー ト 2とリテイニングプレー ト 3はクラツチディスク 1の外 向きフランジに対してスプリング 6を介して連結されている。 なおク ラツチディスク 1には上記以外の様々な構造を採用することができる C クラツチディスク 1は更にクラツチプレート 2の外周に沿って延び る環状の芯金 7と 1対の環状フユ—シング 8とを備えている。 芯金 7 は内周側の環状部分が固定部 1 0となっており、 ディスク円周方向に 間隔を隔てた複数箇所がリベッ ト 1 1によりクラッチプレート 2の外 周部表面に固定されている。
[0016] 芯金 7の固定部 1 0よりも外周側の部分、 すなわち芯金 7の半径方 向中間部と外周部とには多数のスリッ ト 1 4が放射 に設けてあり、 スリッ ト 1 4によりは芯金 7の半径方向中間部と外周部とは多数のフ エーシング支持部 1 3に分割されている。 前記フヱーシング 8は支持 部 1 3の両面に密着した状態で支持部 1 3の両側に配置されている。 各支持部 1 3には複数の連結孔 1 8が設けてある。 第 2図の如く、 各連結孔 1 8及び前記スリッ ト 1 4にはフヱーシング 8の一部が隙間 のない状態で入込んでいる。 これらの入込み部分 1 9、 2 0により両 側のフヱーシング 8は一体に連結され、 芯金 7に強固に固定されてい る 0 上述の芯金 7とフユ—シング 8の組立体は次のようにして製造され る。 まず芯金 7の両側にフヱーシング 8の素材が配置される。 このフ ユーシング素材は加圧成形が可能な有機材料であり、 例えばアスペス トをゴムやプラスツチクのバインダで結合した従来と同様の材料が使 用される。 次に第 3図の如く、 1対の成形型 2 2、 2 3により加熱状 態でフューシング素材に両側から圧力を加え、 フユ—シング 8を成形 する。 この成形工程において、 フヱーシング 8の一部が連結孔 1 8や スリッ ト 1 4に入込んで連結部分 1 9、 2 0が形成される。
[0017] 上記成形型 2 2、 2 3の成形面には突部 2 5が設けてあり、 突部 2 5により芯金 7の表面に窪み 2 7が成形される。 この窪み 2 7は、 第 1図の如く、 スリッ ト 1 4に沿って概ね半径方向に延びている。 又窪 み 2 7はスリツ ト 1 4よりも幅が広く、 スリッ ト 1 4とその両側の支 持部 1 3の側縁部 2 9に対して軸方向に並んでいる (スリッ ト 1 4や 側緣部 2 9を覆っている) 。 突部 2 5の寸法形状は上記窪み 2 7に対 応しているので、 上記成形時には、 突部 2 5が支持部 1 3の側緣部 2 9を、 薄いフューシング部分を挟んで、 両側から押える。 これにより 支持部 1 3はフエ一シング 8全体の軸方向中間部に位置决めされ、 成 形の完了したフューシング 8は、 全体にわたって、 芯金 7の両側のフ ェ一シング部分の厚さが均一になる。
[0018] 上述の如く、 芯金 7を挟んでフ —シング 8を成形する場合に、 フ ユーシング表面に窪み 2 7を成形する成形型突部 2 5により芯金の位 置决めを行うので、 芯金 7をフューシング 8全体の軸方向中間部に位 置决めし、 熱歪みにより芯金 7の位置に狂いが生じることを防止でき る。 又芯金 7に放射状のスリッ ト 1 4を設けたので、 芯金 7の熱歪み を側縁部 2 9から効果的に逃がすことができる。 従って芯金 7の位置 を極めて正確に設定し、 芯金 7の両側のフユ—シング部分の厚さを均 一化してフューシング 8の耐久性を高めることができる。
[0019] 別の寒施例では、 第 3図の如く、 突部 2 5の他に、 成形型 2 2、 2 3の成形面に例えば棒状の突起 3 0を設け、 突起 3 0により支持部 1 3の中央部を押えて位置决めすることもできる。
[0020] 図示の実施例では、 フエ一シングを支持するためのサポー トとして —体に連続した環状の芯金 7を使用したが、 芯金 7に代えて、 複数の クッショニングプレートを環状に配置してサポートを構成することも できる。
[0021] 産業上の利用可能性
[0022] 以上説明したように、 本発明は自動車等の摩擦フュ一シングに適用 すると遊離であり、 特に、 摩擦フューシング成形取付時の芯金に対す る熱的負荷が大きい型式の構造に対して本発明を効果的に適用できる。
权利要求:
Claims

請求の範囲
1, クラッチディスク (1) の外周部に環状かつ板状のサポー トを 配置し、 該サポートの両面により 1対のフヱーシング (8) を支持し、 上記サポー トの少なくともフューシング (8) を支持する部分に連結 孔 (18) と該部分の内周から外周まで放射状に延びるスリ ッ ト (1 4) とを設け、 サポートの両側のフエ一シング (8) を上記連結孔
(18) 及びスリ ッ ト (14) に入り込んだフ ーシング部分 (19、 20) により一体に連結し、 スリット (14) の近傍において、 上記 フエ一シング (8) のサポートと反対側の両表面にスリッ ト (14) よりも幅の広い窪み (27) を形成し、 上記窪み (27) をスリ ッ ト (14) の両側のサポート部分に対して軸方向に重なる位置に配置し たことを特徵とする摩擦フユーシング取付け構造。
2. クラッチディスク (1) の外周部に環状かつ板状のサポートを 配置し、 該サポートの両面により 1対のフューシング (8) を支持し、 上記サポー卜の少なくともフエ一シング (8) を支持する部分に連結 孔 (18) と該部分の内周から外周まで放射状に延びるスリツ ト (1 4) とを設け、 サポートの両側のフューシング (8) を上記連結孔 (18) 及びスリッ ト (14) に入り込んだフヱーシング部分 (19、 20) により一体に連結したフエ一シングの取付け方法において、 1 対の環状フューシング素材をサポートの両側に配置し、 次に成形型 (22、 23) によりフューシング素材を成形し、 その成形作業中に フエ一シング素材を上記連結孔 (18) 及びスリ ッ ト (14) に入込 ませてサポート両側のフエ一シングを互いに連锆するとともに、 成形 型 (22、 23) に設けた突部 (25) を上記成形作業中にフ ーシ ング (8) の表面から上記スリッ ト (14) の近傍に入込ませ、 上記 突部 (25) によりスリッ ト (14) の両側においてサポートをフヱ —シング (8) 全体の軸方向中間の位置に保持したことを特徵とする 摩擦フューシング取付け方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
JPH038410B2|1991-02-06|
JPS62283230A|1987-12-09|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-07-12| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP12899986A|JPH038410B2|1986-06-02|1986-06-02||
JP61/128999||1986-06-02||US07/143,998| US4865177A|1986-06-02|1987-05-26|Structure and method for assembling friction facings|
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