![]() Palier et plateau a glissement rectiligne
专利摘要:
公开号:WO1990002270A1 申请号:PCT/JP1989/000828 申请日:1989-08-15 公开日:1990-03-08 发明作者:Hiroshi Teramachi 申请人:Thk Co., Ltd.; IPC主号:F16C29-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 直線摺動用べァリング及び直線摺動用テーブル [0003] 技 術 分 野 [0004] この発明は、 例えば、 N Cマシン等の工作機械や工業 用ロボッ 卜等のスライ ド部において、 摺動させるべき可 動体を直線的に案内する直線摺動用べァリングに関する おのである。 [0005] 背 景 技 術 [0006] 例えば、 工作機械等を使用して被加工物を加工する場 合、 切削、 研磨、 その他の加工の種類、 被加工物の材質、 加工条件等によっても異なるが、 一般に、 工作機械側の 工具と被加工物との間に加工に伴う種々の方向の荷重が 作用する。 そして、 この荷重は、 工作機械側の工具及び 被加工物にそれぞれ反力として作用するが、 上記荷重に 抗して工作機械及び被加工物がそれぞれの加工の瞬間に おいて完全に固定された関係にあれば理想的な加工を行 うことができ、 その加工精度も飛躍的に向上することに なる。 [0007] ところで、 このような工作機械等による被加工物の加 ェを行う場合、 工作機械側かあるいは被加工物側のいず れか一方を固定し、 他方を移動させながら行うが、 この 移動の機構としては通常直線摺動用べァリングが使用さ れている。 [0008] この目的で使用する直線摺動用ベアリングとしては、 例えば、 軸方向に沿って転走面を有する軌道台と、 この 転走面と相対面する負荷転走面を有する負荷域とこの負 荷域の両端を連通連結する無負荷域とから成る無限軌道 を備えた摺動台と、.上記無限軌道内を循環し軌道台の転 走面と摺動台の負荷転走面との間で荷重を負荷する転動 体とで構成されるものが知られており、 そのラジアル方 向、 逆ラジアル方向、 及び左右横方向の 4方向の荷重を 負荷することができるようになつている。 そして、 この 種の直線摺動用ベアリングにおいては、 使用用途に応じ て上記転動体に予圧を付与することにより上記四方向の 剛性を高め、 これによつて加工時に工作機械側の工具と 被加工物との間に発生するこれら四方向の荷重を負荷し、 これによつて加工に伴うビビリや振動を可及的に抑制し て加工精度の向上を図る一方、 軌道台軸方向に関しては 移動における摩擦の発生を抑止し、 その送りを行う送り ねじ ♦ ナツ 卜装置やモーター装置等の送り駆動系の負担 を軽減することにその主眼が置かれ、 加工に必要な軌道 台軸方向の剛性については専ら送り駆動系の剛性に親つ ている。 [0009] ところが、 送り駆動系の剛性は、 例えばそれが送りね じ ♦ ナツ 卜装置である場合には、 送りねじや送りナツ 卜 それ自体の剛性、 これら送りねじや送りナツ 卜のサポー 卜部の剛性、 送りねじに回転力を与えるモーターの剛性 等によって決まるが、 この送り駆動系の剛性を高くする ことについては、 送りねじや送りナツ 卜のサイズを大き くしたり、 モーターの出力をアップさせる等の必要が生 じ、 装置の大型化や送り駆動系のコス卜アップ等の問題 が生じ、 自ずとその限界がある。 しかるに、 近年の産業界においては、 種々の生産品に おいてますますその精密化が要求されるようになり、 こ れら生産品を加工する工作機械等の機械装置についても ますますその加工精度の向上が要求されるようになって いる。 このため、 種々の機械装置においてその加工精度 の中心を担う直線摺動用ベアリングについても、 これら の要請に応えるべく加工精度の向上を図ることができる ものが要請されている。 [0010] 従って、 本発明の目的は、 単にラジアル方向、 逆ラジ アル方向、 及び左右横方向の四方向の剛性を有するだけ でなく、 軌道台軸方向についても所定の剛性を付与する ことができる直線摺動用ベアリングを提供することにあ ¾)。 [0011] 又、 本発明の他の目的は、 軌道台軸方向の剛性を必要 に応じて付与し、 又、 その大きさを調整することができ る直線摺動用ベアリングを提供することにある。 [0012] さらに、 本発明の他の目的は、 工作機械等の機械装置 を載置して精度の高い加工を可能とする直線摺動用テー プルを提供することにある。 [0013] 発 明 の 開 示 [0014] すなわち本発明における直線摺動用ベアリングは、 軸 方向に沿ってローラーの転走面を有して機械装置等に固 定される軌道台と、 上記転走面に相対面する負荷転走面 を有する負荷域とこの負荷域の両端を連通連結する無負 荷域とからなる無限軌道を有する摺動台と、 上記無限軌 道内を循環して摺動台の負荷転走面と軌道台の転走面と の間で荷重を負荷する多数のローラーとで構成され、 上 記摺動台は、 その負荷転走面の一側に沿って、 この負荷 転走面を転走する負荷ローラーの軸方向の移動を規制す る側壁を備えると共に、 負荷ローラーの一方の側面をそ の軸方向に押圧して他方の側面を上記側壁に押圧する押 圧手段を有することを特徴とするものである。 [0015] また、 本発明における直線摺動用テープルは、 軸方向 に沿ってローラーの転走面を有する軌道台と、 上記転走 面に相対面する負荷転走面を有する負荷域とこの負荷域 の両端を連通連結する無負荷域とからなる無限軌道を備 え、 上記軌道台に沿って移動する摺動台と、 上記無限軌 道内を循環して摺動台の負荷転走面と軌道台の転走面と の間で荷重を負荷する多数のローラーとで構成され、 上 記摺動台は、 その負荷転走面の一側に沿って、 この負荷 転走面を転走する負荷ローラーの軸方向の移動を規制す る側壁を備えると共に、 負荷ローラーの一方の側面をそ の軸方向に押圧して他方の側面を上記側壁に押圧する押 圧手段を有し、 且つ、 上記軌道台が機械装置等に固定さ れたベアリングには、 そのベアリングの摺動台上面にテ 一ブルを取りつけたことを特徴とするものである。 [0016] そして、 これら直線摺動用ベアリング及び直線摺動用 テーブルにおいて、 押圧手段は負荷ローラーの一方の側 面を軸方向に押圧し、 その他方の側面を摺動台に具備さ れた側壁に押圧する。 これにより、 ローラーは両側面が 押圧手段及び摺動台に圧接するので、 摩擦力によってそ の転動が抑止され、 摺動台が軌道台上を摺動する際の摺 動抵抗が増加する構成となっている。 [0017] このような技術的手段において、 上記摺動台としては、 ローラーの循環する無限軌道を有して軌道台上を自在に 摺動可能であり、 且つ、 負荷ローラーの軸方向の移動を 規制する上記側壁を備えているものであれば、 構造等を 適宜選択して差支えなく、 例えばその構造としては、 水 平部とその両側より下方に向けて垂下する一対の袖部と を有して下面側に凹部を備え、 上記各袖部にはその内面 長手方向に沿って負荷域を有して軌道台を跨ぐように配 設されるものや、 水平部とその一端より垂下する袖部を 有して断面略倒し字状に形成され、 水平部下面側と袖部 内面側とにその長手方向に沿って負荷域を有して軌道台 上面に垂下するように配設されるものや、 略矩形状に形 成されその側面長手方向に沿って負荷域を有し、 軌道台 の側面に配設されるもの等、 各種構造のものが考えられ る。 尚、 摺動台に具備される上記側壁としては、 摺動台 に直接形成するようにしても良いし、 別部材に形成しこ の部材を摺動台に取りつけるようにしても良い。 [0018] また、 上記無限軌道としては、 その条数ゃ負荷転走面 の傾斜角度等をベアリングの使用用途ゃ摺動台の構造等 によって適宜設計変更して差支えなく、 さらに、 無負荷 域の形成方法としても、 摺動台に無負荷転走孔を形成す るものや、 外部から摺動台に取付けられるローラー保持 器によって無負荷転走軌道を形成するもの等適宜選択設 計して差支えない。 [0019] また、 上記無限軌道内を循環するローラーとしては、 円筒ローラー、 樽形ローラー等適宜選択して差支えなく、 円筒ローラーを使用する場合には摺動台の負荷転走面と 軌道台の転走面はローラー円周面に沿った平面となり、 樽形ローラーを使用する場合には上記負荷転走面と転走 面は曲面となる。 [0020] また、 上記押圧手段としては、 負荷ローラーの一方の 側面をその軸方向に押圧して他方の側面を上記側壁に押 圧するものであるなら、 構成や形状等適宜設計変更して 差し支えないが、 装置構成を簡略化するために、 負荷口 一ラーの側面を押圧する押圧面の先端に、 非押圧条件下 でこの負荷ローラーの脱落を防止する係止面を設け、 押 圧手段が負荷ローラーの保持器を兼ねる様にするのが好 ましい。 又、 コンパク トな直線摺動用ベアリングを得る ために、 押圧手段は軌道台と摺動台との間に形成された 間隙に位置する様に摺動台に取付けると共に、 2条の負 荷ローラーを同時に押圧するのが好ましい。 更に、 押圧 された負荷ローラーが急激にロックするのを防止するた めに、 押圧手段は数条ある負荷ローラーのうち負荷荷重 の大きい負荷ローラーを押圧するのが好ましい。 尚、 押 圧手段に加圧する加圧方法としては、 例えば、 ボル卜の 締結力やスプリングの弾性力等を利用して継続的に押圧 手段に加圧力を作用させるものや、 油等の流体を利用し て軌道台上の必要とされる場所で瞬間的に押圧手段に加 圧力を作用させるもの等、 適宜選択設計して差支えない。 [0021] 更に、 上記直線摺動用テーブルのベアリングとしては、 テーブル幅やテーブルに作用する荷重等によりテーブル 下面に設置する条数を適宜決定して差支えない。 [0022] 図 面 の 簡 単 な 説 明 [0023] 第 Ί 図は本発明における直線摺動用ベアリングの第 Ί 実施例を示す正面図、 第 2図及び第 3図はその側面図及 び平面図、 第 4図は第 Ί実施例に係る直線摺動用べァリ ングを示す斜視透視図、 第 5図は第 3図のエー I断面図、 第 6図は第 3図の H— I断面図、 第 7図は第 Ί実施例に 係る直線摺動用ベアリングの押圧手段である制動板を示 す平面図、 第 8図は第 7図の ID— ΠΙ断面図、 第 9図は第 7図の IV— IV断面図、 第 1ひ図は第 Ί実施例に係る直線摺 動用べアリン夕の制動板の組付け状態を示す斜視分解図、 第 11図は第 Ί実施例に係る直線摺動用べァリングの使用 時において制動板に油圧が作用していない状態を示す要 部断面図、 第 12図は第 1実施例に係る直線摺動用べァリ ングの使用時において制動板に油圧が作用している状態 を示す要部断面図、 第 13図は本発明における直線摺動用 ベアリングの第 2実施例を示す正面断面図、 第 14図は本 発明における直線摺動用べァリングの第 3実施例を示す 正面断面図、 第 15図は本発明における直線摺動用べァリ ングの第 4実施例を示す正面断面図、 第 16図は本発明に おける直線摺動用テーブルの実施例を示す正面断面図で める。 [0024] 符号説明 [0025] Ί …摺動台 1a…水平部 [0026] 1 b…袖部 2 ···軌道台 [0027] 3…蓋体 4 "·ローラ 4a 負荷ローラー 5 制動板 [0028] 6 ローラーガイ ド 7 0リング [0029] 8 皿バネ座金 9 ビス [0030] 10 押圧ボル卜 11 逃げローラー軌道 [0031] 12 側壁 13 取付孔 [0032] 14 油穴 21 下部転走面 [0033] 22 上部転走面 51 オイルポケッ 卜 [0034] 52 押圧面 53 係止面 [0035] 丁 テーブル [0036] 発明を実施するための最良の形態 以下、 添附図面に基いて本発明に係る直線摺動用ベア リングと直線摺動用テーブルを詳細に説明する。 [0037] 第 Ί実施例 [0038] 本実施例における直線摺動用ベアリングは、 第 4図な いし第 5図に示すように、 水平部 1 aとその両端から垂下 する左右袖部 1 bを有して断面略倒 C形状に形成され下面 側に凹部を備えた摺動台 Ί と、 この摺動台 Ί の左右袖部 1 b下端に取付けられた一対のローラーガイ ド 6と、 機械 装置等に固定手段である固定ボル卜で固定される軌道台 2と、 上記摺動台 Ί に形成されたローラー無限軌道内を 循環して摺動台 Ί と軌道台 2との間で荷重を負荷する多 数のローラー 4と、 上記水平部 1 a下面と上記軌道台 2上 面との間隙に位置し、 摺動台 Ί側から導入される流体の 圧力に応じて適宜上下に移動して、 摺動台 Ί に形成され た負荷転走面を転走する負荷ローラー の側面を押圧す る制動板 5とで構成されている。 上記摺動台 Ί は、 その水平部 1 aの下面側の両端と左右 袖部 1 bの内面側下端とにそれぞれ軸方向に沿って上部口 一ラー無限軌道及び下部ローラー無限軌道の負荷域を構 成し、 且つ、 この各負荷域にはローラー 4の転走する負 荷転走面が形成されている。 又、 左右袖部 1 b上方には上 部ローラー無限軌道の負荷域に対応した逃げローラー軌 道 11が形成される一方、 左右袖部 1 b下端には下部ローラ —無限軌道の負荷域に対応した無負荷域が形成されてい る。 又、 左右上部ローラー無限軌道の負荷転走面の下端 側には、 この負荷転走面を転走する負荷ローラー 4aの軸 方向の移動を規制する側壁 12が形成されている。 尚、 上 記負荷域は、 その 4つの転走面がこのベアリング組立て 時に軌道台 2の上部転走面及び下部転走面に平行に対応 するように所定角度に傾斜して設けられている。 又、 摺 動台 Ί の幅方向両端部には下面から上面に向けて取付け ボル卜が貫通する取付孔 13が形成されている。 又、 摺動 台 Ί の水平部 1 aの下面は負荷ローラー 4aの側面を押圧す る押圧手段である制動板 5の取付部となっており、 その 中央部には制動板 5に圧力を付与する油が出入りする油 穴 14上面から下面に向けて垂直に貫通すると共に、 制動 板 5を貫通するビスが係合する取付孔 15が形成されてい [0039] 。 [0040] 上記摺動台 Ί の長手方向各端部には、 合成樹脂製の蓋 体 3が固定ボル卜 31をもって固定されている。 この蓋体 [0041] 3には、 摺動台 Ί に形成された負荷域とこれに対応する 逃げローラー軌道 1 1又は無負荷域とを連通連結する溝条 のローラー旋回部が形成されている。 [0042] 又、 上記ローラーガイ ド 6は、 第 5図に示すように、 金属板のプレス成形や硬質合成樹脂の射出成形等により 断面略 L字状に形成されており、 ビスによって摺動台 Ί の左右袖部 1 b下端にねじ結合される。 そして、 左右袖部 1 i)下端にそれぞれ形成された負荷域及び無負荷域と、 蓋 体 3に形成されたローラー旋回部と相俟ってローラー無 限軌道を形成し各ローラー 4を案内ずるように成ってい る。 [0043] 一方、 上記軌道台 2は、 矩形の両側面を台形状に切欠 くと共に左右の両肩部を切欠いた断面形状であり、 これ ら台形状切欠部の下向き傾斜面は摺動台 Ί の袖部 1 b下端 に取付けられる下部ローラー無限軌道に対応した下部転 走面 21と成る一方、 両肩切欠部の上向き傾斜面は摺動台 1 の水平部 1 a下面側の両端に設けられた上部ローラー無 限軌道に対応した上部転走面 22と成っている。 更に、 軌 道台 2の中央部には固定部にねじ結合する固定ボル卜が 貫通する固定ボル卜取付孔 23が軌道台 2上面に垂直に、 且つ、 軌道台 2の長手方向に適宜闉隔をおいて穿設され ている。 [0044] 上記制動板 5は、 第 5図ないし第 6図に示すように、 組立て時に摺動台 Ί の水平部 1 a下面と軌道台 2の上面と の間隙に位置する長方形状の略平板であり、 ローラーよ り柔かい真鎗等の材質で形成され、 軌道台 2の上部転走 面を転走する負荷ローラー の側面を必要に応じて押圧 する機能と、 これらの負荷ローラー 4aを整列させ保持す る機能とを有している。 第 7図、 第 8図及び第 9図に示 すように、 この制動板 5の上面には摺動台 Ί の水平部 1 a 中央に形成された油穴 Mより出入りする油を充塡する凹 状のオイルポケッ 卜 51が形成される一方、 制動板 5の幅 方向の両端部には軌道台 2の上部転走面を転走する負荷 ローラー 4aの側面を適宜押圧する押圧面 52が、 ベアリン グ組立て時に上記負荷ローラー 4aの側面に相対面する様 に、 下向きに形成されている。 又、 この押圧面 52の下端 にはその長手方向に沿って、 軌道台 2の上部転走面を転 走する負荷ローラー の脱落を防止する係止面 53が形成 されており、 上記摺動台 1 に形成された側壁 12と相俟っ て負荷ローラー の脱落を防止している。 又、 制動板 5 の幅方向中央には、 摺動台 1 の水平部 Ί a下面にねじ結 合するビスが貫通する貫通孔 54が下面から上面に向かつ て垂直に穿設されている。 尚、 この制動板 5の下面及び 押圧面 52には、 ベアリング組立て時において、 制動板 5 下面と軌道台 2上面との間隙が上記押圧面 52と上部ロー ラー無限軌道に属する負荷ローラー 側面との間隙より も大きくなる様に仕上げ加工が施されている。 [0045] このように形成された制動板 5は、 第 10図に示すよう に、 上記オイルポケッ 卜 51の内周縁に油の漏れを防止す る 0リング 7を嵌合させた後に、 皿パネ座金 8を介装し たビス 9を上記貫通孔 54にその下面側から貫通させ、 摺 動台 Ί の水平部 1 a下面に設けられた取付孔にこのビス 9 を係合させることによって摺動台 Ί に取付けられる。 こ のときビス 9は、 ビス 9頭頂部と制動板 5下面との間に 介装されている皿パネ座金 8が制動板 5に作用する加圧 力によって自在に弾性変形を行える程度に、 且つ、 上記 0リング 7が水平部 1 a下面に常時密着する程度に締付け、 制動板 5に加圧力が作用していないときには、 皿パネ座 金 8の弾性力によって制動板 5が摺動台 Ί の水平部 1 a下 面側に向けて押し上げられた状態になるようにする。 [0046] 上記の様に構成される本実施例の直線摺動用べァリン グは、 軌道台 2を機械装置等に固定ポル卜で固定し、 こ の軌道台 2に沿って摺動する摺動台 Ί上に種々の機械器 具を載置したテーアルを取付けボル卜で取付けると共に、 摺動台 Ί の油穴 14に、 制御装置 (図示せず) から出力さ れる指令信号に基いて駆動される油圧装置 (.図示せず) を接続し、 軌道台 2上の必要とされる場所で制動板 5の オイルポケッ 卜 51に充塡されている油に任意の油圧を作 用させて使用される。 [0047] このとき、 オイルポケッ 卜 51に油圧が作用していない 場合には、 皿パネ座金 8の弾性力によって制動板 5が摺 動台 Ί の水平部 1 a下面に向けて押し上げられており、 制 動板 5に形成された押圧面 52は軌道台 2の上部転走面を 転走する負荷ローラー 4a側面に接触しないので、 この負 荷ローラー 4aは軌道台 2の転走面上を自在に転走し、 摺 動台 Ί が僅かな摺動抵抗で軌道台 2上を摺動可能となる (第 11図参照) 。 又、 オイルポケッ 卜 51に油圧 Pが作用 している場合には、 油圧によって制動板 5が押し下げら れ、 制動板 5に形成された押圧面 52が上記負荷ローラー 4aの一方の側面をその軸方向に押圧して、 負荷ローラー の他方の側面を摺動台 Ί に形成された側壁 12に圧接さ せるので、 負荷ローラー 4a側面と押圧面 52又は側壁 12と の間に摩擦力が生じ、 負荷ローラー の転がり抵抗が増 加して、 摺動台 Ί が軌道台 2上を摺動する際に大きな摺 動抵抗が作用する様になる (第 12図参照) 。 [0048] 従って、 本実施例における直線摺動用ベアリングにお いては、 制動板 5のオイルポケッ 卜 51に圧力を作用させ ることによって、 摺動台 Ί の摺動抵抗を増加させること が可能であり、 この摺動抵抗を高めることによって直線 摺動用べァリングにおける軌道台 2軸方向の剛性強化を 図ることが可能である。 [0049] 又、 本実施例の直線摺動用ベアリングにおいては、 才 ィルポケッ 卜 51に作用する油圧を適宜調整可能なので、 軌道台 2軸方向の剛性を必要に応じて付与し、 また、 そ の大きさを任意に調整することができる。 [0050] 第 2実施例 [0051] 本実施例における直線摺動用ベアリングは、 第 13図に 示すように、 制動板 5が摺動台 Ί の左右袖部 1 b内面側に 設けられ、 軌道台 2の上部転走面及び下部転走面を転走 する 2条の負荷ローラー 4aの側面を同時に押圧する以外 は第 Ί実施例と略同一である。 [0052] 上記摺動台 1 には、 上部ローラー無限軌道の負荷域と 下部ローラー無限軌道の負荷域との間に、 制動板 5を耝 込むための溝部が形成される一方、 左右両袖部 1 bには制 動板 5を加圧する押圧ボル卜 10が取付けられるボル卜取 付孔が貫通している。 このため、 上記溝部に制動板を組込むと共に、 ボル卜 取付孔に係合する押圧ボル卜 10を摺動台 1 の袖部内面側 に向けて前進させると、 押圧ボルト 10の締結力が制動板 5に加圧力として作用して、 制動板 5が負荷域を転走す る負荷ローラー 4aの側面を押圧する状態となり、 第 Ί実 施例と同様に摺動台 Ίの摺動抵抗が増加する。 [0053] 従って、 本実施例の直線摺動用ベアリングにおいては、 押圧ボル卜 10の回転量を調整することにより、 軌道台 2 軸方向の剛性強化を図ることが可能である。 [0054] 第 3実施例 [0055] 本実施例における直線摺動用ベアリングは、 第 14図に 示すように、 摺動台 Ίの左右袖部内面側に位置する制動 板 5に、 摺動台 1 の上部水平面より貫通する調整ボル卜 10を係合し、 この調整ボル卜 10を締結することによって 制動板 5を引上げ、 軌道台 2の上部転走面を転走する負 荷ローラー 4a側面を押圧するようにした以外は、 第 Ί実 施例に係る直線摺動甩ベアリングと略同一であり、 本実 施例によっても軌道台 2軸方向の剛性強化を図ることが 可能である。 [0056] 第 4実施例 [0057] 本実施例における直線摺動用ベアリングは、 第 3実施 例の変形であり、 第 15図に示すように、 上部ローラー無 限軌道の負荷転走面の傾斜角度を変更すると共に、 摺動 台 Ί の水平部 1 a下面側に制動板 5を配置し、 Ί本の調整 ボル卜 10によって左右の上部負荷ローラー 4a側面を押圧 するようにした以外は、 第 3実施例に係る直線摺動用べ ァリングと略同一である。 [0058] 第 5実施例 [0059] 第 16図は本発明における直線摺動用テーブルの実施例 を示すものであり、 左右一対の軌道台 2を適宜閭隔をお いて平行に配設し、 制動板 5を有する左右一対の摺動台 1 を各軌道台 2の互いに外向する面に沿って摺動させる と共に、 この左右一対の摺動台 Ί を跨ぐようにテーブル Tを設け、 テーブル丁上に載置される機械装置を直線案 内するようにしたちのである。 [0060] 従って本実施例に係る直線摺動用テーブルによれば、 上記各実施例における直線摺動用ベアリングと同様に、 その摺動台 1 が軌道台 2上を摺動する際に摺動抵抗を増 加させることが可能であり、 この摺動抵抗を高めること によって直線摺動用テーブルの軌道台軸方向剛性強化を 図ることが可能である。 [0061] 産業上の利用可能性 [0062] 以上説明してきたように本発明に係る直線摺動用ベア リングによれば、 摺動台が軌道台上を摺動する際の摺動 抵抗を調整することが可能なので、 この摺動抵抗を調整 することにより必要に応じて軌道台軸方向の剛性を付与 し、 あるいはこれを調整することが可能である。 [0063] また、 押圧手段で負荷ローラーに大きな押圧力を作用 させその転動を妨げることにより、 摺動台を軌道台上の 一箇所に継铳的に固定可能であり、 押圧手段を直線摺動 用ベアリングのロック装置として機能させることが可能 である。 また、 本発明に係る直線摺動用テーブルによれば、 上 記直線摺動用ベアリングと同様に、 テーブルに軌道台軸 方向の剛性を付与し、 あるいはこれを調整することが可 能なので、 テーブル上に工作機械等の機械装置を載置し て被加工物に加工を行う場合に精度の高い加工を施すこ とが可能である。
权利要求:
Claims求 の 範 囲 ( 1 ) 軸方向に沿ってローラーの転走面を有して機械装置 等に固定される軌道台と、 上記転走面に相対面する負荷 転走面を有する負荷域とこの負荷域の両端を連通連結す る無負荷域とからなる無限軌道を備え、 上記軌道台に沿 つて移動する摺動台と、 上記無限軌道内を循環して摺動 一一 台の負荷転走面と軌青道台の転走面との閭で荷重を負荷す る多数のローラーとで構成される直線摺動用ベアリング において、 上記摺動台は、 その負荷転走面の一側に沿つ て、 この負荷転走面を転走する負荷ローラーの軸方向の 移動を規制する側壁を備えると共に、 負荷ローラーの一 方の側面をその軸方向に押圧して他方の側面を上記側壁 に押圧する押圧手段を有することを特徴とする直線摺動 用べァリング。 ( 2 ) 摺動台が、 水平部とその両側より下方に向けて垂下 する一対の袖部とを有して下面側に凹部を備え、 上記両 袖部にはその内面長手方向に沿って左右一対の上部負荷 転走面及び下部負荷転走面を有する一方、 押圧手段が、 上記水平部の下面側に配設され、 上記左右一対の上部負 荷転走面を転走する負荷ローラーを押圧することを特徴 とする請求項 Ί記載の直線摺動用ベアリング。 (3 ) 摺動台が、 水平部とその両側より下方に向けて垂下 する一対の袖部とを有して下面側に凹部を備え、 上記両 転走面及び下部負荷転走面を有する一方、 押圧手段が、 上記袖部の内面側に配設され、 上部負荷転走面及び下部 負荷転走面を転走する負荷ローラーのうち少なくともい ずれか一方を押圧することを特徴とした請求項 Ί記載の 直線摺動用ベアリング。 ( 4) 摺動台が、 略矩形状に形成されその一方の側面長手 方向に沿って上下一対の上部負荷転走面及び下部負荷転 走面を有する一方、 押圧手段が、 上部負荷転走面及び下 部負荷転走面の間に配設され、 上部負荷転走面及び下部 負荷転走面を転走する負荷ローラーのうち少なくともい ずれか一方を押圧することを特徴とじた請求項 記載の 直線摺動用ベアリング。 ( 5 ) 押圧手段が、 負荷ローラーの側面を押圧する押圧面 の先端に、 非押圧条件下でこの負荷 ラーの脱落を防 止する係止面を有することを特徴とする請求項 Ί乃至 4 いずれかに記載の直線摺動用ベアリング。 (6) 軸方向に沿ってローラーの転走面を有する軌道台と、 上記転走面に相対面する負荷転走面を有する負荷域とこ の負荷域の両端を連通連結する無負荷域とからなる無限 軌道を備え、 上記軌道台に沿って移動する摺動台と、 上 記無限軌道内を循環して摺動台の負荷転走面と軌道台の 転走面との間で荷重を負荷する多数のローラーとで構成 され、 上記摺動台は、 その負荷転走面の一側に沿って、 この負荷転走面を転走する負荷ローラーの軸方向の移動 を規制する側壁を備えると共に、 負荷ローラーの一方の 側面をその軸方向に押圧して他方の側面を上記側壁に押 圧する押圧手段を有し、 且つ、 上記軌道台が機械装置等 に固定されたベアリングには、 そのベアリングの摺動台 上面にテーブルを取付けたことを特徴とする直線摺動用 テーブル。
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