专利摘要:

公开号:WO1990002078A1
申请号:PCT/JP1989/000896
申请日:1989-08-31
公开日:1990-03-08
发明作者:Masayuki Hanai
申请人:Takuyo Riken Co., Ltd.;
IPC主号:A62B7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 簡易型呼吸器
[0003] 〔技術分野〕
[0004] 本発明は、 水中での緊急用又はレジャー用、 あるいは陸上でのビ ル火災等の緊急避難用の簡易型呼吸器に関する。
[0005] 〔背景技術〕
[0006] 船舶の沈没等による乗組員や乗客の死亡事故は、 その多くが、 船 室内に閉じ込められたまま酸素が欠乏してしまうことや、 船室内に 海水が侵入した時点から海上に浮上するまでに呼吸が続かないこと と海中で目が開けられずに短時間で海上まで淳上できないことにあ ると言われている。 船室に用意されている救命胴衣は、 沈没しつつ ある船舶から海に飛び込んだときに海上に浮くためのものであり、 沈没した船から浮き上がるものではないため、 沈没事故にはほとん ど意味がない 0
[0007] また、 ビルやホテルでの火災による死亡事故のうち直接の原因は、 焼死によるよりも、 煙や有毒ガスによって目が見えなくなり、 非常 口に到るまでに酸欠になったり、 建材や内装品が熱により有毒ガス を発生するためであるとの統計が出されている。
[0008] これらの緊急避難用の呼吸器として、 從来、 ボンべ部分を手で持 つて、 呼吸部分は口にくわえて呼吸するものが提供されている。
[0009] このよ.うな、 呼吸器を手にもったまで使用するのは、 たとえば水 中ライ トで水中を照射したり、 他の者を救助したりするときに両手 が自由に使用できないため、 不便である。 陸上においても、 有毒ガ スの発生する場所からの避難, 救助においても、 片方の手しか使用 できないため、 物品の持ち出しや救助活動に不便である。 さらに、 この呼吸器だけでは、 水中や煙の中で目を開けて行動するための对 策には何ら劲果がない。 本発明は、 このような問題点を解決するためになされたものであ り、 水中や煙の中で目を開けて行動するときの目を保護し、 同時に、 両手を解放した状態で所定の時間の間、 呼吸に必要な空気又は酸素 を供給することのできる簡易型呼吸器を提供することを百的とする。
[0010] 〔発明の開示〕
[0011] この目的を達成するため、 本発明の簡易型呼吸器は、 顔面に密着 し、 目と鼻又はこれに口を加えた器官を覆うメガネと、 該メガネの フ レームに設けられ、 交換可能な小型 ©高圧ボンベの給気口を接続 する接続部, 減圧機構及び安全機構を内蔵した調圧装置と、 前記メ ガネのフ レーム内部と外部との間に設けられ、 外圧とメガネ装用者 の吸-入- Sと 圧力差で節記調 2装置方、らの拱锫気体をメガネ^-に-撰- 給する吸気制御装置とを備えたことを特徴とする。
[0012] 〔図面の簡単な説明〕
[0013] 第 1図は本発明の一実施例の斜視図、 第 2図は調圧装置の取付状 態を示す断面図、 第 3図は調圧装置の実施例を示す断面図、 第 4図 は吸気制御装置の実施例を示す断面図である。
[0014] 〔発明を実施するための最良の形態〕 以下、 本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 第 1図は、 本発明の一実施例を示す斜視図である。 図において、 1は目と鼻を覆うメガネのフレーム、 2は ¾熱 '耐圧ガラス、 3は 顔面フ レーム 1と顔面との閽を密着させるゴムマスク.、 4は頭部に フレーム 1を装着するためのペルトである。 フレーム 1の左右には, 第 2図に示すように、 ボル ト?及びパッキン 8により、 調圧装置 5 が取り付けられており、 この調 E装置 5に、 髙圧空気又は酸素を封 入した小型の髙圧ボンぺ 6が装着される。 調圧装置 5によって減圧 された空気はエアチューブ 9によって吸気制御装置 10に導かれ、 フ レーム 1内に供給される。 第 3図は、 調圧装置 5の実施例を示している。 高圧ボンべ 6には、 口金部に竭ねじ 6aが設けられており、 これを接続管 11の先端の雌ね じ U' aにねじ込むことにより、 ボンべ開封弁 12の先端が髙圧ボンぺ 6の封緘部を突き破って髙圧ボンべ 6の封が解除される。 ボンぺ開 封弁 12には、 中心にエア通路 12 aが形成されており、 更に、 安全弁 13と減圧弁 14に通じる空気孔を有するカ ラ一 24の先端が減圧弁 14に 接しており、 通常、 スプリ ング 25により封止されている。 高圧ボン ベ 6内の 185 - 195 kgZcdの高圧エアーは、 スプリ ング 25を ff縮す る作用を生じ、 減圧弁 14を適当量作動させることにより、.減圧弁 14 内を 8〜10kg Zcrfに減圧し、 エアチューブ 9に送り込む。 なお、 安 全弁 13は内圧が 15kg Zdf以上になると作動して異常髙圧になるのを 防止している。.なお、 第 3図において 26はスリーブであり、 髙圧ボ ンべ 6の先端を接続管 11にねじ込むときの摺動ガイ.ドの役目を果た し、 通常はスプリ ング 27によって前方に延びており、 高圧ボンべ 6 をねじ込むと後退する。 図中 26 aはス リーブ 26に設けた長孔、 28は 摺動ス トッパである。
[0015] 前記の力ラ一 24の先端には半径方向にエア通路 24 aが設けられて おり、 調圧装置 5のケーシングに設けたエア通路 5aを介して安全弁 13と連通している。 安全弁 13は調圧装置 5の外部からねじ込まれる 本体 29と T字形の弁 30とリ ング状の弁座 31及びスプリ ング 32で構成 されており、 高圧ボンべ 6内の圧力がスプリ ング 32のパネ圧で設定 された圧力よりも高くなると、 弁 30を弁座 31から引き離して圧力を 外部に放出し、 圧力を設定圧力まで低下させる。
[0016] 第 3図の 33は減圧弁 14を面定するためのねじであり、 減圧弁 14に よって所定の圧力に減圧されたエアをエアチューブ 9に通すための エア通路 33 aを有している。 34はエアチューブ 9を接続するための スリーブ、 35はスリ ブ 34を調圧装置 5のケーシングに固定するた めのキャ ップである。 また、 40〜46はシールのためのゴムリ ングで 第 4図は吸気制御装置 10め断面図である。 15は複数の開口を有す るキャ ップであり、 フレーム 1にねじ込むことにより、 ダイヤフラ ム 16をその縁部で締めつけている。 ダイヤフラ ム 16によって水密な いし気密にシールされたフレーム 1.内には、 前後に移動自在な押え 口ッ ド 17とこの押えロッ ド 17が押されることによって回動するテコ 式のレバー 18が内蔵されている。 レバー 18の基端は弁軸 19の先端に 係合されている。 弁軸 19の基端には、 前述した調圧装置 5から接続 されているエアチューブ 9からのエアの開閉を行う開閉弁 20が設け られている。 この開閉弁 20は、 常時はスプリ ング 21によって閉じら れている。 22はエア通路が形成された弁座である。 また、 フレーム 1の前方には、 暴から吐いた空気をメガネ外に排出するための排気 弁 23が設けられている。
[0017] この構造のメガネを使用するときには、 フレーム 1の両側に髙圧 ボンべ 6を二本ねじ込み、 目と Sを覆うように装着する。 その状態 ではまだ高圧ボン.ベ 6からの空気は嵌給されないが、 鼻で空気を吸 い込むと、 フ レーム 1内の空気圧が外圧よりも低くなり、 第 4図に 示す吸気制御装置 10のダイヤフ ラム 16がフレーム Γの内部側に撓む c そうすると、 押え口ッ ド 17が後退し、 同時にレバー 18の先靖が押え られる。 これにより、 レバー 18の基端のテコ作用により弁軸 19が前 進し、 開閉弁 20が移動して弁座 22のエア通路を開く。 これにより、 エアチューブ 9からのエアは、 開閉弁 20の周囲の間隙から弁軸 19の 周囲を通ってレバー 18の基端部の開口よりフレーム' 1内に導入され る。 吸気を止めると、 フレーム 1の内圧と外圧とが平衡するため、 ダイヤフラム 16が復元し、 開閉弁 20が閉じ、 調圧装置 5からの空気 の供給を停止する。 吸った空気は、 メガネ外の口から外部に出すこ ともできるし、 暴から吐くと空気はフレーム 1内が高圧となるため 排気弁 23により外部に排出される。
[0018] このようにして、 高圧ボンべ 6から供給される空気ないし酸素を 節約しながら、 陸上や海での避難をすることができる。
[0019] 高圧ボンぺ 6としては、 lOOcc程度の容積のもの 二本使用するこ とにより、 190kgZcrf程度の充塡圧の空気で 5〜 6分程度は充分に使 用することができる。 使用済の高圧ボンべは、 再充塡することによ り、 繰り返し使用することができる。
[0020] また、 この簡易さを利用して、 永中散策等のレジャーに用いるこ ともできる。
[0021] なお、 本発明は、 以上の実施例の構造に限定されるものではなく、 本発明の目的に沿う範囲で種々の変形が可能である。
[0022] たとえば、 調圧装置 5は、 圧力調整弁機構を採用することができ る。 エアチューブ 9は、 フレーム 1の外から吸気制御装置 10に接続 する代わりに、 フレーム 1の内部に空気通路を形成して、 吸気制御 装置 10に導入することができる。 また、 本実施例では高圧ボンべ 6 を二本使用しているが、 一本のみを使用する構造にすることもでき る。 さらに、 メガネは、 目と暴と口、 あるいは頭全体を覆う構造と することも可能である。 吸気制御装置 10の位置も、 フレーム 1の正 面ではなく、 調圧装匿 5自体に付設することもできる。
[0023] 以上に説明したように、 本発明においては、 メガネにより目と鼻 又はこれに口を加えた器官を覆い、 小型の髙圧ボンベからメガネ内 に、 吸気に適した圧力に調圧された空気を供袷することとしている。 これにより、 陸上においてはビルの火災等で煙や有毒ガス中を避難 する場合においても、 即座に着用することにより、 目を保護すると ともに避難完了までの呼吸を確保することができる。 沈没等の水中 での事故に際しても、 水中で目を開けて呼吸をしながら、 海上まで 避難することができる。 さらに、 避難のみ らず、 港水や水中レジ ヤー等に用いることも可能である。
[0024] 〔産業上の利用可能性〕
[0025] 本発明は、 陸上におけるビルの火災等の避難具、 船の沈没事故避 難具、 潜水や水中レジャー品として利用することができる。
权利要求:
Claims請求の範囲
1. 顔面に密着し、 目と鼻又はこれに口を加えた器官を覆うメガネ と、 該メガネのフレームに設けられ、 交換可能な小型の高圧ボンべ の給気口を接続する接続部, 減圧機構及び安全機構を内蔵した調圧 装置と、 前記メガネのフ レーム内部と外部との間に設けられ、 外圧 とメガネ装用者の吸入圧との圧力差で前記調圧装置からの供給気体 をメガネ内に供給する吸気制御装置とを備えたことを特徴とする簡 易型呼吸器。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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AU4199589A|1990-03-23|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-03-08| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU KR US |
1990-03-08| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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