![]() Heat-sensitive transfer method
专利摘要:
公开号:WO1990000475A1 申请号:PCT/JP1989/000697 申请日:1989-07-11 公开日:1990-01-25 发明作者:Tatsuya Kita 申请人:Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha; IPC主号:B41M5-00
专利说明:
[0001] 明 柳 感 熱 転 写 方 法 [0002] 技 術 分 野 [0003] 本発明は、 感熱転写方法ならびにその方法に fflいる熱 転写シー ト と受像シ一 トの組み合わせ体に関する。 [0004] 背 景 技 術 [0005] 感熱転写記録においては、 受像シ一 卜の受容層面を、 熱移行性染料を含む染料層が設けられた熱転写シ一 トの 該染料層と対向させた状態で重ね合わせて、 熱転写シー 卜の背面から画像情報に応じて電気信号により制御され るサ一マルへッ ドなどの加熱手段にて熱転写シー トを加 熱する こ とによって、 染料層中の染料を受容層に移行さ せる こ とによって行われている。 [0006] しかしながら、 従来の感熱転写方法においては、 印字 画像の保存性が良好でしかも高い記録濃度を得るのは困 難であつた。 [0007] 一般に、 熱転写シー ト上の染料層に用いられる染料は 記録感度、 保存性、 色相、 イ ンキ中ないしバイ ンダ一榭 脂中への染料溶解性などのパラメ ータ一を考慮して選択 されている。 これらのパラメ ータ一のうちでも、 記録感 度、 保存性については、 従来、 染料の分子量や昇華温度 との間での相関関係が火きいこ とが知られている。 たと — 一 [0008] えば、 記録感度は、 染料の分子量が小さ く昇華温度が低 いほど高く なり、 一方、 保存性は染料の分子量が大き く、 昇華温度が高いほど良好になると考えられていた。 この ような観点から、 従来、 両者のバラ ンスを考慮して、 分 子量が 1 5◦〜 8 ◦ ◦程度、 より好ま しく は 3 5 0 〜 7 0 0程度の染料が望ま しいものと して選択されること が多い。 [0009] しかしながら、 実際には、 分子量が 3 5 0〜 7 ϋ ϋの 範囲内にある染料であつても良好な記録感度を生じさせ る染料は予想に反して少なく、 数多く の染料の候補の屮 からスク リ一ニングを操り返して所望の性能を有する染 料を選択して使用しているのが現状である。 [0010] また、 実際に熱転写を行った場合の記録感度は、 熱転 写シー ト と受像シー トとの組み合わせ、 すなわち染料層 と受容層との組み合わせの如何によつても大き く影響を 受けるため、 上記のようにして選択された染料にどのよ うな受容層を組み合わせるのが ¾適であるかを決定する ためには、 やはり数多く の受容層形成用材料のなかから スク リ ーニングを綠り返すことにより記録感度のより良 好なものを選択しているのが現状である。 [0011] このよう に、 従来の感熱記録材料の開発においては、 記録感度の善し悪しを判断するための染料分子量による 選択基準は極めて暧昧であり、 上記のようにスク リ ー二 ングを何度も繰り返し、 しかも実際に印字を行ってみな ければ良好な材料の組み合わせは得られず、 したがつて 感熱記録材料の開発に多く の困難をきた していた。 [0012] 発 明 の 開 示 [0013] 本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされた ものであり、 保存性が良く 良好な印字濃度の両像形成を 保証する感熱転写方法を提供する ことを S的と している, 本発明者は、 熱転写シー 卜 と受像シー トを組み台わせ るに際して、 記録感度が最適な状態になるような組み台 わせを決定する因子に関して鋭意研究した結果、 特に受 像シ一 卜の受容層における染料拡散係数と熱転写シー 卜 の染料層から受像シー 卜の受容層への染料の飽和転写率 の 2つの因子が記録感度の向上において重要な因了にな つている ことを見出した。 [0014] 本発明の感熱転写方法は、 上述した知兄に基づいてな されたものであり、 より詳し く は、 ( a ) 基付上に染料 とバイ ンダーとからなる染料餍が形成されてなる熱転写 シー ト、 および ( b ) 基材上に前記熱転写シ一 卜の染料 層から移行する染料を受容するための樹脂からなる受容 層が形成されてなる受像シー ト、 を前記染料層と受容 J とが対向するよう に重ねて熱転写シー トの背面から画像 情報に応じた加熱を行う こ とによって前記受容層に染料 を移行させて感熱転写記録を行う方法であつて、 前記熱 転写シー トの染料層を構成する染料が前記受像シー 卜の 受容層中に移行して拡散した場台における受容層中にお 一 一 [0015] ける染料拡散係数が 1 2 0 Vにおいて 5 10—9crf Z分以 上であり、 より好ま しく は、 1 X 1 0— 8cif /分以上であり、 前記熱転写シー 卜の染料層を構成する染料が前記受像シ 一 卜の受容層へ転写した場合における染料層から受容層 への染料の飽和転写率が 1 2 ◦ °Cにおいて 4 0 %以上で あるような受像シー トと熱転写シー 卜とを組み合わせて 用いることを特徴としている。 [0016] さらに本発明の感熱転写用の組み合わせ体は、 上記の C a ) 基材上に染料とバイ ンダ一とからなる染料層が形 成されてなる熱転写シー ト、 および (b ) 基材上に前記 熱転写シー 卜の染料層から移行する染料を受容するため の樹脂からなる受容層が形成されてなる受像シー ト、 を 前記染料層と受容層とが対向するように重ねて熱転写シ 一 卜の背面から画像情報に応じた加熱を行う ことによつ て前記受容層に染料を移行させて感熱転写記録を行うた めの前記熱転写シー トと受像シ一 トとの組み合わせ体で あって、 前記熱転写シー トの染料層を構成する染料が前 記受像シー 卜の受容層中に移行して拡散した場合におけ る受容層中における染料拡散係数が 1 2 0 °Cにおいて 5 x i O_ 9crf Z分以上であり、 前記熱転写シ— 卜の染料層 を構成する染料が前記受像シー トの受容層へ転写した場 合における染料層から受容層への染料の飽和転写率が 1 2 0 °Cにおいて 4 ϋ %以上であるような受像シー 卜と 熱転写シー 卜とを組み合わせてなることを特徵とするも のである。 [0017] 発明を実施するための最良の形態 [0018] 上記のように、 本発明の感熱転写方法においては、 受 像シー 卜の受容層における染料拡散係数と、 熱転写シー 卜の染料層における染料の飽和転写率の 2つのパラメ 一 夕のみを測定し、 これらのパラメ 一夕が一定条件を満足 するような組み合わせ体を使用する ことによって記録感 度を最適状態にする ことができる点に特徴を有している。 本発明における染料拡散係数は、 下記の方法 (A ) ま たは ( B ) によって 1 2 ◦ Cの条件下で測定した ί直を用 いる。 [0019] 染料拡散係数の測定法 (Α ) : [0020] まず、 ①受容層形成用樹脂組成物を離型性基材にコ— ティ ングして乾燥させた後、 剁離させた受容 ¾樹脂膜 (膜厚 3 〜 1 ϋ ra程度) を 3 〜 1 0枚揿屑したものを 受容層と し、 これを基材 ( 1 5 〔〕 m j :の合成紙) の上 に載置し、 31に②その上に染料層フ ィ ルム、 保護フ ィ ル ム ( 2 5 m厚のポ リ エチ レ ンテ レフ 夕 レー ト フ ィ ルム) をこの順に積層する。 ③上記保護フ イ ルムの上から、 表 面温度が所定温度に設定された萡押し機の版を所定時問 圧接して加熱し (たとえば、 ホ ッ トネーマ一タイプ S— W Π㈱ヤマダィ美商製で 3 5 の版をもちいて、 ゲージ 圧 5 kg f Z cilで操作する) 、 ④次いで、 積層した受容層 樹脂膜を 1枚ずつ剥離し、 それぞれについて染料を トル 一 ― [0021] ェンにて抽出し、 吸光度法により染料染着量を測定する。 ⑤上記④のデータにより、 受容層の深さ方向における染 料濃度分布曲線を求め、 Matano(Jap. J. Phys 8 . 109 (1932)) の方法に基づいて拡散係数を算出する。 [0022] 染料拡散係数の測定法 (B) : [0023] ①受容層形成用樹脂組成物を、 基材に、 乾燥時の膜 ί¥: 力 1 0 0〜 5 0 0 mなるようにコーティ ングし、 受容 層とする。 ②受容層の上に染料層が受容層と重なるよう に熱転写シ一 トをのせる。 ③熱転写シー 卜の上か'ら表面 温度温度が 1 1 0 °Cに設定された箔押し機 (たとえば、 ホッ トネ一マ一タイプ S— WII線ヤマダィ美商製で 3 5 顯 2の版をもちいて、 ゲージ圧 5 kg f Zcrfで操作する) を 所定時間圧接して加熱する。 ④受容層の表面に垂直な方 向にスライ ス した切片を作成する⑤顕微分光光度計 ォ リ ンパス光学工業製、 例えば、 A H 2— S T K) を用い て、 上記切片の所定位置の吸光度を測定するこ とによ り 受容層深さ方向の染料の濃度分布曲線を求め Matano [0024] CJap. J. Phys 8 . 109 (1932)) の方法に基づいて受容 層中の染料拡散係数を求める。 [0025] C A) または (B ) 法を用いると、 受容層の任意の条 件における拡散係数を求めることができる。 但し、 この 方法では、 受容層の表層部および、 染料が染¾した^域 の最深部では染料拡散係数がばらつく傾向がある。 そ こ で、 受容層中の染料が染着した領域のうち、 染料拡散係 数がほぼ一定となる中間部で求めた値を方法 (A ) また は ( B ) で求めた染料拡散係数とする。 [0026] 染料の飽和転写率の測定法 : [0027] —方、 本発明における染料の飽和転写率は、 下記の方 法により 1 2 ◦でにおいて測定した値を基準とする。 [0028] ①基材に受容層形成用樹脂組成物をコーティ ン グして 乾燥させて受像シ一 卜を作成し、 ②この上に染料層フィ ルム、 保護フ ィ ルム ( 2 . 5厚のポ リ エチ レ ンテ レフ 夕 レー 卜 フ ィ ルム) をこの順に積層する。 ③上記保護フ ィ ルムの上から、 表面温度が所定温度に設定された箔押し 機の版を所定時間圧接して加熱し (たとえば、 ホッ トネ — マ ータイプ S - W D㈱ヤマダィ美商製で 3 5 の版を もちいて、 ゲージ圧 5 kg f Z crfで操作する) 、 ④受容層 中に染着した染料を トルエンで抽出し、 吸光度法により 染料染着量を測定する。 ⑤転写後の上記染料層から残/ している染料を トルェンで押出し、 吸光度法により染料 残留量を測定する。 ⑥上記④及び⑤のデータより、 下記 式にて染料の飽和転写率 (%) を算出する。 [0029] 染料染着量 [0030] 染料の飽和転写率 X 1 し) し) 染料染着量 +染料残留量 こ のよ うにして求めた染料転写率は、 一定温度の下で は次のような経時変化を示す。 すなわち加熱時 が短い うちは加熱時間の增加とともに染料転写率も増加し加熱 時間が充分に長く なると染料転写率は一定値に達する。 このときの染料転写率は用いる染料と受容層の親和性を 示すと考えられる。 つまり一定値に達したときの染料転 写率の値は、 染料層のバイ ンダ一と受容層間で平衡状態 に達したときの染料の分配比を示す。 したがって染料層 のバイ ンダ一が同じであれば一定値に達したときの染料 転写率の値が高い程、 染料と受容層の親和性が高いと言 える。 そこで、 特に一定値に達したときの染料転写率の 値を、 染料の飽和転写率と呼ぶことにする。 [0031] 後に例示される種々の受容層形成用樹脂を用いて染料 転写率の経時変化を測定したところ染料転写率は加熱時 間 1分以内で立上りほぼ一定となることがわかった。 そ こで、 加熱時間 3分間で測定した染料転写率を染料の飽 和転写率とした。 この加熱時間 3分間という測定条件は、 便宜的なものである。 染料の飽和転写率はあく まで染料 転写率が一定値に達したときの値であるから、 染料、 染 料層のバイ ンダ一受容層形成用樹脂等を変えて測定を行 う場合において、 あえて加熱時間を一定とする必^ない。 本発明転写方法は、 上記の如き測定方法に基づく 1 2◦ °Cにおける染料拡散係数及び染料の飽和転写率が 特定範囲内の値となるような熱転写シ一 ト及び受像シ一 卜を適宜組み合わせて行う ものであり、 これにより高感 度の感熱転写を行う こ とができるものである。 熱転写シ一 [0032] 上記の如き染料拡散係数及び染料の飽和転写率の条件 を満たす染料層を有する熱転写シー 卜は例えば、 以下の ような構成からなる ものである。 [0033] 従来からこの種の熱転写シー 卜の基材シ一 卜 と して使 用されている基材シー 卜 と、 該シ一 卜上に設ける染料層 等から構成されている。 上記染料層は、 加熱によ り溶融 若し く は昇華して転移する染料とバイ ンダーからな って いる。 [0034] 染料は、 好ま し く は昇華性の分散染料、 昇華性の油溶 性染料、 若し く は昇華性の塩基性染料であり、 分子量は 1 5 0〜8〇 0、 好ま しく は 3 5 0〜 7 0 0である。 こ れら染料は昇華温度、 色相、 耐候性、 イ ンキ中或いはバ ィ ンダ一樹脂中への溶解性等を考慮して選択され、 例え ば次のようなものである。 [0035] C . I . (ケ ミ カノレイ ンデッ ク スの略、 以 ドにおいて も同じ) デイ スパースィエロ一 5 1、 同 3、 M 54、 同 7 9、 同 6 0、 同 2 3、 同 7、 同 1 4 1、 [0036] C . I , デイ スパースブル一 24、 同 5 6、 同 1 4、 同 3 0 1、 同 3 34、 同 1 6 5、 同 1 9、 同 7 2、 同 87、 同 287、 同 1 54、 同 2 6、 [0037] C . I . デイ スパース レ ッ ド : I 3 5、 同 1 4 6、 同 5 9、 同 1、 同 7 3、 同 6 0、 同 1 6 7、 [0038] C . I . デイ スパースバイオ レ ッ ト 4、 同ュ 3、 同 3 6、 同 5 6、 同 3 1、 [0039] C . I . ソルベン トバイオ レ ッ ト 1 3 [0040] C . I . ソルベン トブラ ッ ク 3 [0041] C . I . ソルベン トグリーン 3 [0042] C . I . ソルべン トイェロー 56、 同 1 4、 同 1 6、 同 2 9、 [0043] C . I . ソルベン ト ブルー 7 ◦、 同 3 5、 同 6 3、 同 3 6、 同 5 0、 同 4 9、 同 1 1 1、 同 1 0 5、 同 9 7、 同 1 1、 [0044] C. I . ソルベン ト レッ ド 1 3 5、 同 81、 同 1 8、 同 2 5、 同 1 9、 同 23、 同 24、 同 143、 同 14 6、 同 1 82。 [0045] 染料層のバイ ンダ一と しては、 ェチルセルロース、 ヒ ドロキシェチノレセノレロース、 ェチノレヒ ドロキシェチノレセ ノレロース、 ヒ ドロキシプロ ピルセルロース、 メチルセル ロース、 ト リ酢酸セルロース、 ジ胙酸セル口一ス、 舴酪 酸セルロース等のセルロース系樹脂、 ポリ ビニルアルコ —ル、 ポリ ビニルァセタール、 ボリ ビニルピロ リ ドン、 ポリエステル、 ポリ酢酸ビニル、 ポリアク リルアミ ド等 のビニル系樹脂が使用できる。 より好ま しいバイ ンダー の例と しては、 上記した通常のビニルァセタ一ル樹脂で はなく、 分子量が 6 0 0 0 (:)〜 2 0 しつ 0 0 0、 ビニルァ ルコール部分の重量%がポリ ビニルァセ トァセタール樹 脂中 1 0〜 4 〇?0、 好ま しく は 1 5〜 3 0 ¾、 ガラス転 移点が 6 0 〜 1 1 0 。C、 好ま し く は 7 0 〜 1 1 0 °Cの特 殊なポ リ ビニルプチラール樹脂が挙げられる。 ガラス転 移点が 6 0 °C未満では経時的に染料が凝集したり析出す る現象が生じ、 一方、 1 1 0 °Cを越える場合は染料の昇 華が充分に起こ らないので好ま し く ない。 分子量が 6 〇 0 0 0未満ではバイ ンダ一と しての結束力が不充分 であり、 2 0 0 0 0 0を越えると塗布時の粘度が βく な り過ぎ、 塗布に支障がある。 ビニルアルコール部分力《 1 0 %未満であると染料層の経時安定性が不充分で、 こ のため染料の凝集、 析出や表面へのブリ ー ドが避けられ ない。 逆に 4 ◦ %を越えるとポ リ ビニルアルコール部分 の染料に対する親和性のために染料の昇華を妨げて、 印 字濃度が低下する。 [0046] 染料層中での染料のバイ ンダ一の重量比は、 染料 Ζバ イ ンダ一が 0 . 3以上である こ とが望ま し く 、 ϋ . 3未 満では印字濃度、 熱感度が不十分である。 また染料 Ζバ イ ンダ一が 2 . 3を越えると、 染料のバイ ンダー屮での 保持性が不十分になって熱転写シ一 卜の保存性が低下す る。 従って、 染料/バイ ンダーは 0 . 3 〜 2 . 3である ことが好ま し く 、 より好ま し く は 0 . 5 5 〜 1 . 5であ ο [0047] 染料は染料層のバイ ンダ一中に溶解している こ とが望 ま しい。 従来の布地用の昇華転写紙においては、 染料は バイ ンダー中に分散しているので染料を昇華させるには、 ― ― [0048] 染料分子どう しの相互作用及び染料分子〜バイ ンダ一間 の相互作用に打ち勝つエネルギーを必要とする結果、 熱 感度が低下する。 この点、 染料がバイ ンダー中に溶解し ていると熱感度の点で有利である。 [0049] 染料層は、 印字したときに所望の色相を転写できるよ うに染料を選択し、 必要に応じて染料の異なる 2以上の 染料層を一つの熱転写シー トに並べて形成していてもよ い。 例えば、 分色信号に応じて各色の印字を繰り返して 天然色写真のような画像を形成するときは、 印字したと きの色相がシアン、 マゼン夕、 イエロ一の各色であるこ とが好ま しく、 このような色相を与える染料を含有する 3つの熱転写層を並べる。 或いは、 シアン、 マゼン夕、 ィエローに加えてさらにブラックの色相を与える染料を 含有する熱転写層を追加してもよい。 尚、 これら染料層 の形成の際にいずれかの熱転写屑の形成と同時に位置検 出用のマークを設けると、 染料層形成とは別のィ ンキや、 印刷工程を要しないので好ま しい。 [0050] 受像シー ト [0051] —方、 上記の如き染料拡散係数及び染料転写率の条件 を満たす受容層を有する受像シー トは例えば、 以下のよ うな構成からなる ものである。 この受像シー トは、 受容 層を、 上記条件を満たす受容層形成用樹脂にて形成する ものであり、 これは本発明の受像シー トとなる。 本発明 における受容層形成用樹脂の例としては、 下記の如き台 成樹脂を単独または 2種以上の混^により使 fflできる。 ( a ) エステル結合を有する もの。 [0052] ポリエステル樹脂、 ポリアク リル酸エステル樹脂、 ポ リ カーボネ一ト樹脂、 ポ リ酢酸ビニル樹脂、 スチ レ ンァ ク リ レー 卜樹脂、 ビニル トルエンァク リ レー 卜樹脂など, ( b ) ウ レタ ン結合を有する もの。 [0053] ポリ ウ レタ ン樹脂など。 [0054] ( c ) ア ミ ド結合を有する もの。 [0055] ポ リ ア ミ ド樹脂など。 [0056] ( d ) 尿素結合を有する もの。 [0057] 尿素樹脂など。 [0058] ( e ) その他極性の高い結合を有する もの。 [0059] ポ リ 力プロラク ト ン樹脂、 スチレン - 無水マ レイ ン酸 樹脂、 ポリ塩化ビニル樹脂、 ポ リ アク リ ロニ ト リ ル樹脂 など。 [0060] その他にも、 受容層形成用樹脂と して飽和ポ リ エステ ルと塩化ビニルノ酢酸ビニル共重合体が用い られる。 塩 化ビニル Z酢酸ビニル共重合体は塩化ビニル成分含有量 8 5〜 9 7重量%で、 重合度 2 0 0 ~ 8 0 0程度のもの が好ま しい。 塩化ビニル 酢酸ビニル共重合体は必ずし も塩化ビニル成分と酢酸ビニル成分のみの共茧合体であ る場合に限らず、 ビニルアルコール成分、 マ レイ ン酸成 分等を含むものであってもよい。 [0061] 受像シー トは、 シ一 卜 自体が受容層と して使用でき る — 一 [0062] ものであっても、 シー ト基材上に受容層を設けて構成し たものであってもよい。 そのシー ト基材と してはプラス チ ッ ク フ ィ ルム、 合成紙、 セルロース繊維紙等が挙げら れる。 プラスチッ クフィ ルムと してはポリエステル、 ポ リ塩化ビニル、 ポ リ プロ ピレ ン、 ポ リ エチレ ン、 ポ リ 力 一ボネー ト、 ポリア ミ ド等の樹脂からなるフィ ル厶が使 用でき、 またこれらのフィ ルムに充填剤を加えて製膜し た白色フ ィ ルムゃ微細な発泡を行わせた発泡フ ィ ルム も 使用できる。 合成紙と しては、 ポ リオレフィ ン樹脂若し く はその他の合成樹脂を樹脂成分と して、 これに無機 K 充填剤などを添加して混合し、 押出して製造したもの、 またはポ リ スチレン樹脂、 ポリエステル樹脂、 ポ リオレ フ ィ ン樹脂等のフ ィ ルムの表面に体質顔料を塗工して製 造したもの等が用いられる。 セルロース繊維紙と しては、 上質紙、 コー ト紙、 キャ ス 卜コー ト紙、 台成ゴムラテッ クス又は合成樹脂ェマルジョ ン含浸紙等が使 fflできる。 発泡フ イ ルムまたは合成紙をセル口ース繊維紙も し く は フィ ルムと接着させたラ ミ ネー 卜紙を用いることもでき る ο [0063] また、 受像シー 卜として透明性を要する用途の場合は、 透明シー ト基材上に透明受容層を設けて構成したもので め つ —し もよい。 [0064] また、 シー ト基材として透明性を要する用途 (オーバ 一ヘッ ドプロジェクタ一用等) またはカー ド、 布等の物 品に熱で転写させる用途の場合には、 透明なプラ スチッ クフィ ルムの受容層と反対側面に粘着剤などを塗布した 支持体または遮蔽性付与材と して、 白色フィ ルム、 発泡 フィ ルム、 合成又はセルロース繊維紙を貼合わせるこ と もできる。 更にプラスチッ クフィ ルムどう し、 合成紙ど う し又はセルロース繊維紙どう しを接着剤によ り貼合わ せたシー ト基材を使用できる。 [0065] 受容層の形成に当たつては、 受容層形成用樹脂を溶剂 等にて調製した受容層形成用ィ ンキ組成物を従来周知の 塗布手段にてシー ト基材上に塗布し、 乾燥する こ とによ り形成する。 受容層の厚さは 1 〜 5 0 raが好ま しい。 また受容層単独で受像シー トを構成する場合、 その厚さ は 3 0 // m以上である ものが好ま しい。 [0066] 本発明における受像シー トはシー ト基 と受 層との 間にク ッ シ ョ ン層、 多孔層等からなる中間層が ¾ける こ とができ、 この中間層を設けるとノ ィズが少な く 幽像怙 報に対応した画像を再現性良く 転写記録するこ とができ る。 中間層を構成する材質と しては例えばウ レタ ン樹脂、 アク リ ル樹脂、 エチレン系樹脂、 ブタ ジエンラバ一、 ェ ポキシ樹脂等が挙げられる。 中間層の厚さは 2 〜 2 0 ra程度が好ま しい。 [0067] また本発明における受像シー トは、 熱転写シ一 卜 との 剥離性を向上せしめるために受容層中に離型剂を含^せ しめる こ とができ る。 離型剤と してはポ リエチレンヮ ッ ― [0068] クス、 ア ミ ドワッ クス、 テフロ ンパウダー等の固型ヮ ッ クス類 ; 弗素系、 燐酸エステル系の界面活性剤 ; シリ コ —ンオイル等が挙げられるがシリ コーンオイルが好ま し い。 [0069] 上記シリ コーンオイルと しては油状のものも用いるこ とができるが、 硬化型のものが好ま しい。 硬化型のシリ コー ンオイルと しては、 反応硬化型、 光硬化型、 触媒硬 化型等が挙げられるが、 反応硬化型のシ リ コー ンオイル が特に好ま しい。 反応硬化型シ リ コー ンオイルと しては、 ァ ミ ノ変性シ リ コー ンオイ ルとエポキシ変性シ リ コー ン オイルとを反応硬化させたものが好ま しく 、 ァ ミ ノ変性 シ リ コーンオイルと しては X— 2 2— 3 0 5 0 C ( β越 化学工業㈱製) 等が挙げられ、 エポキシ変性シ リ コー ン オイ ルと しては、 X— 2 2— 3 しつ 0 0 Ε ( ^越化学工業 ㈱製) 等が挙げられる。 また触媒硬化型あるいは光硬化 型シ リ コーンオイルと しては K S — 7 0 5 F— P S (触 媒硬化型シ リ コー ンオイル、 if越化学工業㈱製) 、 K S - 7 2 0 (光硬化型シ リ コー ンオイ ル、 信越化学工業㈱ 製) 等が挙げられる。 これらの硬化型シ リ コー ンオイ ル の添加量は受容層を構成する樹脂 1 ϋ ϋ重量部に対し 0 . 5〜 3 0重量部程度が好ま しい。 [0070] また、 本発明では受容層の表面に上記離型剂を適当な 溶媒に溶解或いは分散させて塗布した後、 乾燥させる等 によつて離型剤層を設けることもできる。 離型剤 ^を構 成する離型剤と しては前記したァ ミ ノ変性シ リ コー ンォ ィルとェポキシ変性シ リ コーンオイルとの反応硬化物が 特に好ま しい。 離型剤層の厚さは 0 . 0 1〜 5 m、 特 に〇 . ◦ 5〜 2 mが好ま しい。 [0071] 更に、 本発明における受像シー トはシー ト基材の裏 ϊϋ に滑性層を設ける こ とができる。 受像シー トは積み遠ね て 1枚ずつ送り出して転写を行う場合があり、 こ の場台 滑性層を設けると シー ト どう しの滑りが円滑となり、 1 枚ずつ正確に送り出すことができる。 滑性層の材質と し ては、 メ チルメ タ ク リ レー ト等のメ タ ク リ レ一 ト樹脂若 しく は対応するァク リ レー 卜樹脂、 塩化ビニル - 酢酸ビ ニル共重合体等のビニル系樹脂等が挙げられる。 [0072] また、 受像シー トに帯電防止剤を含^せしめる こ と も できる。 帯電防止剤を含有せしめる ことによ り、 受像シ ー トのほこ り の付着を防止する効果がある。 帯電防止剤 はシー ト基材或いは受容層中に含有せしめてもよい し、 或いは帯電防止剤層と してシー ト基材裏面等に設ける こ とができるが、 シー 卜基材裏面に w電防止層と して設け る ことが好ま しい。 [0073] また、 受像シー トに検知マークを設ける こ と も可能で ある。 検知マークは熱転写シー ト と被熱転写シー ト との 位置決めを行う際等に極めて便利であり、 例えば光電管 検知装置によ り検知し得る検知マークをシー 卜基衬裏面 等に印刷等により設ける こ とができ る。 — — [0074] 以下、 実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。 尚、 下記の "部" は重量部を示す。 [0075] 実施例 1〜 2、 比較例 1〜 2 [0076] (熱転写シー トの作成) [0077] 厚さが 4. のポ リ エチレ ンテレフ夕 レー ト フィ ルム (東レ製 : ルミ ラー 5 A— F 53 ) からなる基材上 に下記組成からなる耐熱滑性層形成用ィ ンキ組成物をヮ ィヤーバーにて乾燥時の厚みが 1 となるように塗布 し、 6 0でで 7 2時間乾燥、 硬化させて耐熱滑性層を形 成した。 [0078] 耐熱滑性層形成用ィ ンキ組成物 [0079] ポ リ ビニルブチラ一ル榭脂 … 1. 8部 [0080] (積水化学製 : エス レ ッ ク B X— 1 ) [0081] イ ソ シァネー ト (4 5 %溶液) ••• 7. 9部 (大日本イ ンキ化学製 : バーノ ッ ク D 7 5 0 ) リ ン酸エステル … 1. 3部 [0082] (第 1工業製薬製 : プライサーフ A— 2 08 S ) リ ン酸エステルナ ト リ ウム塩 ·'·〇 . 54部 [0083] (東邦化学製 : ガフ ァ ッ ク R D— 7 2〇) [0084] タルク …〇 6部 [0085] (曰本タルク製 : ミ ク ロエース L一 1 ) [0086] トルエ ン '··44 04部 メ チルェチルケ ト ン … 44 ϋ 4部 次いで、 基材の反対面に、 下記組成の染料層形成用ィ ンキ組成物 1 を ミ ヤバ一 # 1 0を用いて乾燥時の厚みが 1 mとなるよう塗布し、 8 0 °Cで 5分間乾燥して染料 層を形成して熱転写シ一 ト 1 を得た。 また染料拡散係数 測定用には 5 ^ m厚さとなるよ う塗布した。 [0087] 染料層形成用イ ンキ組成物 1 [0088] マゼン夕染料 : No. 1 3 (下記構造式) 3 . し') 0部 [0089] ポ リ ビニルァセ トァセ夕一ル樹脂 [0090] (積水化学製 : Β V - 5 ) 3 . 2 0部 ポ リ ビニルァセ トァセ夕一ル樹脂 [0091] (積水化学製 : Β V— 1 ) U . 3 0部 ト ルエン 4 6 . 7 5部 メ チルェチルケ ト ン 4 6 . 7 5部 [0092] (受像シー トの作成) [0093] 各種受容層形成用樹脂を用いた下記組成からなる各受 容 S形成用ィ ンキ組成物を、 !¥:み 1 5 0 raの合成紙に ワ イ ヤ—バーコ一ティ ン グによ り乾燥後の^みが 6 β m となるように塗布し、 1 0 0 °Cで 1 5分 乾燥し 5 '像シ ー ト と した。 これを fflいて染料の飽和転写率、 反射色濃 — —- [0094] 度、 相対印字濃度を測定した。 [0095] また、 上記同様の各受容層形成用イ ンキ組成物を、 上 記合成紙に代えて厚み 6 0 mの延仲ポリプロピレンフ イ ルムに塗布乾燥した後、 基村から剥離して、 後述の染 料拡散係数を測定するための厚さ 6 β mの受像シー トを 得た。 これを 7枚重ね合せて測定法 (A) にて染料拡散 係数を測定した。 [0096] さらに、 上記同様の各受容層形成用イ ンキ組成物を、 厚み 1 0 0 mのポ リ エチレ ンテレフ タ レー ト フ ィ ルム (東レ製) に乾燥後の膜厚が 1 0 0〜 5 0 0 z mとなる よ う に塗布,乾燥し、 測定法 (B) にて染料拡散係数を 測定するための受像シ一 トを得た。 [0097] 受容層形成用ィ ンキ組成物 (¾施例 1 ) [0098] 受容層形成用榭脂 [0099] 塩化ビニル -酢酸ビニル共重台体 — 2 0部 [0100] (電気化学製: 1 0 ◦ 0 A) [0101] ァ ミ ノ変性シ リ コー ンオイノレ … 2部 [0102] (信越化学工業製 : X— 22— 3 ϋ 5 ϋ C ) エポキシ変性シ リ コー ンオイ ル … 2部 (信越化学工業製 : X— 2 2— 3 0 0 0 Ε ) トルエン ·'- 38部 メ チルェチルケ ト ン … 38部 受容層形成用ィ ンキ組成物 (実施例 2 ) [0103] 受容層形成用樹脂 [0104] ポ リ エステル樹脂 … 2 0部 [0105] (荒川化学製 : K A— 1 0 3 9 U ] 8) [0106] ァ ミ ノ変性シ リ コー ンオイ ル … 2部 [0107] (信越化学工業製 : X— 2 2— 3 0 5 0 C ) エポキシ変性シ リ コー ンオイ ル … 2部 [0108] (信越化学工業製 : X - 2 2 - 3 0 0 0 E ) ト ルエン … 38部 メ チルェチルケ ト ン … 38部 受容層形成用ィ ンキ組成物 (比較例 1 ) [0109] 受容層形成用樹脂 [0110] ポ リ メ タ ク リ ル酸メ チル樹脂 … 1 5部 [0111] (三菱レー ヨ ン : ダイ ヤナール B R— 8 5 ) ァ ミ ノ変性シ リ コー ンオイ ル … ュ . 5部 [0112] (信越化学工業製 : Χ - 2 2 - 3 0 5 0 C ) エポキシ変性シ リ コ ンオイ ル … 1. 5部 (信越化学工業製 Χ - 2 2 - 3 0 0 0 Ε ) 卜ノレェン 4 0部 メ チルェチルケ ト ン 4 0部 一 [0113] 受容層形成用ィ ンキ組成物 (比較例 2 ) [0114] 受容層形成用樹脂 [0115] S B R … 2 0部 [0116] (シェル化学製 : カ リ フ レ ッ クス T Rュ 1 0 1 ) ァ ミ ノ変性シ リ コー ンオイル 〜 2部 [0117] (信越化学工業製 : X— 2 2— 3 0 5 0 C) [0118] エポキシ変性シ リ コー ンオイル 一 2部 [0119] (信越化学工業製: X— 2 2— 3 0 0 0 E) [0120] トルエン "· 38部 メ チルェチルケ ト ン "- 38部 [0121] (染料転写率及び染料拡散係数の測定) [0122] 得られた上記各受像シー トのうち、 成紙を基材とし た各受像シ― トを用いて染料の飽和転写率を前述の測定 方法にて測定した。 また延伸プロビレ ンフ ィルムを基材 として作成した [0123] 各受像シー トを用いて染料拡散係数を前述の測定方法 [0124] (Α) にて測定し、 また Ρ Ε Τフ ィ ルムを基衬として作 製した各受像シー 卜を用いて染料拡散係数 (Β ) を測定 した。 それらの結果を第 1表に示す。 [0125] (印字テス ト) [0126] 最初に、 実施例 1で作成した合成紙を S材とする受像 シー トを用い、 これを上記熱転写シー ト :! と組み合わせ、 サーマルへッ ド (京セラ製 : Κ Μ Τ— 8 5— 6 M P D 2 - S Τ V ) にて下記印字条件で印字を行い、 色濃度 (マ クベス社製 : R D— 9 1 8 ) にて測定されるマゼン 夕の反射色濃度がほぼ 1 . ◦ となる印加バルス幅の値を 求め 0 [0127] 印 字 条 件 [0128] 印 字 速 度 づ づ-. 3 m s ec / 1 i ne 印力 Hパ ル ス 幅 ] 〜 1 D ms ec [0129] へッ ド印加電圧 1 2 . 0 V [0130] 送 り ピ ッ チ 0 . 1 6 7 mm [0131] ド ッ ト 密 度 6 卜'ッ 卜 mm [0132] 印加パルス幅を上記で求めた反射色濃度がほぼ 1 . 0 となる印加パルス幅の値に規定し、 その他は上記印字条 件に基づいて他の実施例及び比較例の受像シ一 卜 と熱転 写シー ト 1 による印字を行った。 [0133] この印字条件による他の卖施例および比铰例のマゼン タの反射色濃度をそれぞれ測定 [0134] し、 またその各測定値を実施例 1 の測定 ίίιを δ- に した 相対印字濃度 (反射色濃度/実施例〕 の反射色濃度) と して表し、 それらの結果を第 1表に併せて示す。 [0135] —方、 実施例 1 , 2および比蛟例】 で作成し た: S像シ 一 卜 と下記染料層形成用ィ ンキ組成物 2〜 6を fflいて染 料層形成用ィ ンキ組成物 1 と同様の '法で作成した転写 シー 卜 2〜 6を組み台わせて、 ϊίίΠ己の 法によ り 1 2 0Cにおける飽和染料転写率、 反射色濃度、 相対印字濃度 を求めた。 結果を笫 2 - ¾に示す。 なお、 反射色濃度は熱転写シー ト 2との組台せについ てはイェローの、 熱転写シー ト 3についてはマゼン夕の、 熱転写シー ト 4, 5 , 6との組台せについてはシアンの 色濃度を測定した。 [0136] 染料層形成用イ ンキ組成物 2 染料 : F0R0 BRILLIANT YELLOW S-6GL 3. ϋ 〇部 [0137] C S A N D 0 Z社製) [0138] ポリ ビニルァセ トァセ夕一ル樹脂 [0139] (積水化学製 : B V— 5 ) 3. 2 ϋ部 ポリ ビニルァセ 卜ァセタール樹脂 [0140] (積水化学製 : B V - 1 ) 0 3 〇部 トルエン 46 7 5部 メ チルェチルケ ト ン 46 7 5部 染料層形成. fflイ ンキ組成物 3 分散染料 [0141] し SOLVENT BED 19 3. しつ 0部 ポリ ビニルァセ トァセ夕一ル樹脂 [0142] (積水化学製: B V— 5 ) 3. 2 0部 ポリ ビニルァセ トァセ夕一ル樹脂 [0143] (積水化学製 : B V - 1 ) ϋ 3 0部 トルエン 46 7 5部 メ チルェチルケ ト ン 4 6 7 5部 染料層形成用イ ンキ組成物 4 分散染料 [0144] C . I . SOLVENT BLUE 63 3 . 0 0部 ポ リ ビニルァセ ト ァセタール樹脂 [0145] (積水化学製 : B V - 5 ) 3 . 2 0部 ポ リ ビニルァセ ト ァセタール樹脂 [0146] (積水化学製 : B V 1 ) 0 . 3 0部 トルエ ン 4 6 . 7 5部 メ チルェチルケ ト ン 4 6 . 7 5部 染料層形成用ィ ンキ組成物 5 シァ ン染料 : No. 1 5 (下記構造式) 3 . ϋ 0部 [0147] 0 Η ポ リ ビニルァセ ト ァセ夕一ル樹脂 [0148] (積水化学製 : B V - 5 ) 3 . 2 ϋ部 [0149] 匕 [0150] ポ リ ビニルァセ 卜ァセタ一ル樹 11 [0151] (積水化学製 : B V - 1 ) 0 . 3 ϋ部 ト ルエ ン 4 6 . 7 5部 メ チルェチルケ ト ン 4 6 . 7 5部 - - [0152] 染料層形成用イ ンキ組成物 6 シア ン染料 : No.4 (下記構造式) 3. ◦ 0部 [0153] ポリ ピニルァセ トァセタール樹脂 [0154] (積水化学製 : B V - 5 ) 3. 2 0部 ポ リ ビニルァセ トァセタール樹脂 [0155] (積水化学製 : B V - 1 ) 〇 . 3 0部 トルエン 46. 7 5部 メ チルェチルケ ト ン 4 6. 7 5部 [0156] C to [0157] t 〇 [0158] t c [0159] I / I I [0160] ' [0161] 〇 t 〇 — [0162] n m P > [0163] c o 〇 [0164] oo 00 [0165] 7 [0166] ' [0167] =3 [0168] t [0169] CO [0170] o [0171] t [0172] 、】 [0173] 1— ' [0174] C C [0175] I— ' [0176] 0C [0177] L Z [0178] .6900/68df/13d S 00/06 OM 第 2 表 熱転写シー 卜 受像 シ一 ト 染料の飽和転写率 反射色 度 対印卞濃度 [0179] {%) [0180] ¾施例 1 52. 8 1. 04 1. ϋし) [0181] 2 実施例 2 60. 0 1. 26 1. 21 比較例 1 21. 7 0. 64 . 62 実施例 1 65. 6 1. 0 (.) [0182] 3 実施例 2 70. 8 1. 20 比較 1 2. 7 0. 16 ϋ . 1 b 実施例 1 74. 1 Ί . ϋ ϋ 1. ϋ 0 [0183] 4 突施例 2 81. 0 1. 24 1. 24 比蛟^ 1 6. 3 ϋ. 35 0. 35 実施例 1 76. 0 1. 08 1. 00 [0184] 5 ^施例 2 81. 5 1. 1 1. 1 0 比蛟例 1 5. 7 U. 39 U . 3 b 実施例 1 6 Q. 4 1. 02 1. 11 (1 [0185] 6 ^施例 2 71. 6 1. 25 1. 23 比較例 1 8. 2 c ϋ一. 51 ϋ. 5 ϋ [0186] 上記実施例、 比較例から明らかなよ う に、 本発明 の感熱転写方法によれば、 1 2 0 °Cにおける受容層中の 染料拡散係数が 5 x 1 0 "9c^/niin 以上となり且つ 1 2 〇。Cにおける染料の飽和転写率が 4 0 %以上となるよう に熱転写シー トと受像シ一 卜を組み台わせて転写がなさ れるため、 比較的少ない印加エネルギーであっても印字 時間を延長することなく短時間で所望の印字 度が得ら れる転写を行う ことができ、 しかも少ない印字ェネルギ 一で良好な転写を行えるため消費 力等の低減が口 J能と なる効果がある。 [0187] 産業上の利用可能性 [0188] 本発明はサーマルへッ ド、 通電へッ ド、 レ一ザ一 ビ一 ムなどの点状加熱手段を用いて画像形成を行う感熱記録 システムに広く適用することができる。
权利要求:
Claims― 5 U ― 請 求 の 範 囲 1 . ( a ) 基材上に染料とバイ ンダーとからなる染 料層が形成されてなる熱転写シー ト、 および (b ) 基材 上に前記熱転写シー トの染料層から移行する染料を受容 するための樹脂からなる受容層が形成されてなる受像シ ー ト、 を前記染料層と受容層とが対向するように重ねて 熱転写シー 卜の背面から画像情報に応じた加熱を行う こ とによつて前記受容層に染料を移行させて感熱転写記録 を行う方法であつて、 前記熱転写シー 卜の染料層を構成する染料が前記受像 シ一 トの受容層中に移行して拡散した場合における受容 層中における染料拡散係数が 1 2 ◦ °Cにおいて 5 X 1 0 df Z分以上であり、 前記熱転写シー 卜の染料層を構成する染料が前記受像 シー 卜の受容層へ転写した場合における染料層から受容 層への染料の飽和転写率が 1 2 0でにおいて 4 0 %以上 であるような受像シー トと熱転写シー トとを組み合わせ て用いることを特徴とする、 感熱転写方法。 2 . 前記熱転写シ一 卜の染料層中の染料がバイ ンダ —中に溶解した状態で存在している、 請求の範囲第 1項 に記載の方法。 3 . 前記熱転写シー 卜の染料層が、 複数の色相の染 料層が単一の基材上に塗り分けて形成されている、 請求 の範囲第 1項に記載の方法。 4 . 前記熱転写シ— 卜の染料層を構成する染料が、 分子量 1 5 0 〜 8◦ 0の昇華性染料からなる、 諮求の範 囲第 1項に記載の方法。 5 . ( a ) 基材上に染料とバイ ンダーとからなる染 料層が形成されてなる熱転写シー ト、 および ( b ) S M 上に前記熱転写シー トの染料層から移行する染料を受容 するための樹脂からなる受容層が形成されてなる受像シ — ト、 を前記染料層と受容餍とが対向するように Sねて 熱転写シ一 卜の背面から画像情報に応じた加熱を行う こ とによつて前記受容層に染料を移行させて感熱転写記録 を行うための前記熱転写シー 卜 と受像シー ト との糾み合 わせ体であって、 前記熱転写シ一 トの染料層を構成する染料が前 ^受像 シー 卜の受容層中に移行して拡散した場合における受容 層中における染料拡散係数が 1 2 0 °Cにおいて 5 X 1 0~9 crf Z分以上であり、 前記熱転写シー トの染料層を構成する染料が前記受像 シー トの受容層へ転写した場合における染料層から受容 層への染料転写率が 1 2 ◦ °Cにおいて 4 ϋ %以上である ような受像シー ト と熱転写シ一 卜 とを組み^わせてなる こ とを特徴とする、 感熱転写用の組み台わせ休。 6 . 前記熱転写シー 卜の染料層中の染料がバイ ンダ 一中に溶解した状態で存在している、 詰-求の範囲第 5 ¾ に記載の組み合わせ体。 7. 前記熱転写シー トの染料層が、 複数の色相の染 料層が単一の基材上に塗り分けて形成されている、 請求 の範囲第 5項に記載の組み合わせ体。 8. 前記熱転写シー トの染料層を構成する染料が、 分子量 1 5 0〜80 0の昇華性染料からなる、 請求の範 囲第 5項に記載の組み合わせ体。 9. 前記受像シー トにおいて、 基材が受容層を兼ね る、 請求の範囲第 1項に記載の組み合わせ体。 1 0. 前記染料拡散係数が 1 2 0 °Cにおいて 1 10_8dfZ分以上である、 請求の範囲第 1項に記載の 方法。 1 1. 前記染料拡散係数が 1 2 0 °Cにおいて 1 X 1(T8CIS/分以上である、 請求の範囲笫 5項に記載の 組み合わせ体。
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同族专利:
公开号 | 公开日 US5096874A|1992-03-17| EP0386250A1|1990-09-12| EP0386250A4|1991-09-25|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-01-25| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US | 1990-01-25| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE | 1990-03-07| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989908270 Country of ref document: EP | 1990-09-12| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989908270 Country of ref document: EP | 1994-05-31| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1989908270 Country of ref document: EP |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP17318088||1988-07-12|| JP63/173180||1988-07-12||JP1507919A| JP3009416B2|1988-07-12|1989-07-11|感熱転写方法| 相关专利
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