专利摘要:

公开号:WO1989011832A1
申请号:PCT/JP1989/000572
申请日:1989-06-06
公开日:1989-12-14
发明作者:Ichiro Sogawa;Shin-Ichiro Niwa.;Koro Yotsuya;Takafumi Uemiya;Shin-Ichi Kanazawa
申请人:Sumitomo Electric Industries, Ltd.;
IPC主号:A61B18-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] レーザ導光フアイバ
[0003] 発明の分野
[0004] 本発明は、 レーザ導光ファイバに関し、 より詳細には、 病変部位 をレーザ光の照射によつて治療するレーザ治療用カテーテル等に使 用できるレーザ導光ファイバに関する ものである。
[0005] 従来技術
[0006] 血管内の血栓等、 医師の手が直接届かない所にある病変部位を、 レーザ光の照射によって加熱蒸散させて除去するレーザ治療用カテ —テルが開発されている。 このレーザ治療用カテーテルにおいては, レーザ光を先端に導くため、 光フアイバ(レーザ導光ファィバ)が用 "1 つ 3 し "1る。
[0007] しかしながら、 従来のレーザ導光ファイバでは、 被照射体におけ る照射エネルギー密度を高めるために照射光が細いビーム伏となつ ているので、 例えばカテーテル先端の方向を大きく動かすことが困 難な、 血管内の閉塞郅などの病変部位を治療する場合などに、 次の ような問題があった。
[0008] すなわち、 病変部位が広い範囲に亙っている場合に、 レーザ光を 病変部位の全域に亙って照射しょうとすると、 レーザ導光ファイバ の先端を病変部位から離さなければならず、 レーザ光の照射エネル ギ一密度が低下してしまう。 したがって、 病変部位に十分なェネル ギー量のレーザ光を照射するには、 レーザ導光ファィバに入射する レーザ光のエネルギーを増加させる必要がある。 ところが、 レーザ 先のエネルギーを大きくすると、 レーザ導光フアイバが、 レーザ光 のェネルギーによつて破壌される危険性がある。
[0009] 発明の目的
[0010] 本発明は、 上記讓題に鑑みてなされたものであって、 レ一ザ照射 エネルギーを大きぐ取ることができ、 しかも、 病変部位の全域に亙 てレーザ光を照射することができるレーザ導光フアイバを提供する ことを目的としている。 発明の開示
[0011] 本発明のレーザ導光ファイバは、 光ファイバの先端領域に、 この 光フアイバの先端をフアイバの軸線方向と交差する方向に振動させ る振動部材が設けられていることを特徵とする。
[0012] 従って、 本発明のレーザ導光ファイバは、 光ファイバの先端が、 振動部材によってフアイバの軸線方向と交差する方向に振動され、 レーザ光の照射位置が上記振動に伴って周期的に往復運動するため- 全体としてのレーザ照射範囲を広くすることができる。
[0013] 以下に、 本発明のレーザ導光ファイバを、 実施態様を表わす図面 を参照しつつ、 詳細に説明する。
[0014] 図面中、 第 1図は本発明のレーザ導光フアイバの一態様の先端部 分の断面図、
[0015] 第 2図は上記態様における光フアイバ本体の振動の状態を示す正 面図、
[0016] 第 3図はレーザ導光フアイバが組み込まれたレーザ治療用カテー テルの一例を示す断面図
[0017] 第 4図は、 本発明のレーザ導光フアイバの別の態様の先端部分を 示す断面図、 および
[0018] 第 5図は、 本発明のレーザ導光ファィバの使用方法を示す図であ る。
[0019] 第 1図に示したレーザ導光フアイバ 1は、 光ファイバ 1 1 と、 こ の光ファイバ 1 1を収容する長尺筒状の外被 1 2と、 振動部材であ る圧電型振動子 1 3 a, '1 3 bとからなり、 該光フアイバ 1 1の先端 のみ外被 1 2から突出していて、 この突出部分が、 外被 1 2の先端 部内側に配置された圧電型振動子 1 3 a, 1 3 bによって挾まれてい る。
[0020] 光ファイバ 1 1 としては、 石英系光フアイバ、 石英コア一ブラス チッククラッ ド光フアイバ、 ブラスチック光ファィバ等、 既知の光 フアイパから、 使用するレーザの種類に合わせて選択することがで きる。 特に、 レーザ洽療用としてエキシマレ一ザを使用する場合に — o —
[0021] は、 エキシマレーザを高エネルギー密度、 低損失で伝送できる钝石 英コアフアイバが好ましく用いられる。
[0022] 圧電型振動子 1 3 a, 1 3 bそれぞれは、 第 2図に示したように、 光ファイバ 1 1 と外被 1 2との間の円筒状の空間に嵌め合わされる 形状に形成されており、 圧電型振動子の変位方向は、 光ファイバ 1
[0023] 1 に接する内円部と外被 1 2に接する外円部との間の距離が電圧印 加時に変化するように設定されている。 また、 2つの圧電型振動子
[0024] 1 3 a, 1 3bは、 両側から挾み込んだ光ファイバ 1 1を円滑に振動 させるため、 第 2図中に矢印で示したように、 厚み変化の位相が逆 になっている。 このように、 2つ圧電型振動子 1 3 a, 1 3 bの厚み 変化の位相を逆にするには種々の方法がある。 例えば、 変位の方向 が全く同じに製造された圧電型振動子 1 3 a, 1 3 bに対して、 第 1 図に示したように、 印加電圧が逆相になるように配線を接続するこ とで、 両者の厚み変化の位相を逆にすることができる。
[0025] 圧電型振動子 i 3 a, 1 3 bとしては、 BaTi03等の i成分系、 PbT iO 3— PbZrO 3等の 2成分系、 Pb* (Ti.Zr)♦ 03に第 3 成分を固溶複合させた 3成分系などのセラミ ック振動子や、 水晶振 動子等の锆晶振動子など、 公知の圧電型振動子が使用できる。
[0026] また、 本発明に使用される振動部林は、 上記圧電型振動子には限 定されず、 コイル等の電磁的手段により振動磁界を発生させ、 磁性 体を振動させる振動子、 その他のタイプの振動子を用いることもで きる。
[0027] 第 1図に示したレーザ導光ファイバ 1では、 光ファイバ 1 1内を 伝送されたレーザ光は、 ファイバ 1 1の先端から射出されるのであ るが、 該先端が上 ¾圧電型振動子 1 3a, i 3bによってファイバの 軸籙方向と交差する方向に振動されているので、 レーザ光の照射位 置がフアイバ先端の振動に伴って周期的に往復運動し、 全体として のレーザ照射範囲を広くすることができる。
[0028] レーザ導光ファイバ 1は、 例えば、 第 3図に示したレーザ治療用 カテーテル Aに応用することができる。 第 3図のレーザ治療用カテ —テル Aは、 長尺筒状の外被 7内に、 上記レーザ導光フアイバ 1 と、 内視およびスぺク トル観測用のィメージファイバ 2と、 先端固定等 の目的でカテーテルに取り付けられたバルーン(図示せず)に膨張用 のガス等を送るための管体 5と、 血液排除や、 薬品投与のための管 体 6とを備えている。 各フ ァイバ 1 , 2や管体 5 , 6の間の空間には、 透明樹脂や可撓性に富む多成分系ガラス等の可視光透過材料からな る透明媒体 3が充填されている。 この透明媒体 3は、 先端照明のた めのライ トガイ ドとしても使用できるものである。 また、 この透明 媒体 3には、 カテーテル先端部を動かすためのコントロールワイヤ が通される孔 4が形成されてもよい。
[0029] 第 4図に、 本発明のレーザ導光ファイバの別の態様を示す。 この 態様では、 振動部材は、 超音波振動子兼検出器となっており、 振動 用電極 1 4 aおよび 1 4 が、 それぞれ振動部材をファィバ軸線方向 に励振して超音波を発射し、 かつファイバ轴線方向の超音波を検出 する。 この態様のレーザ導光フアイバの使用方法を、 第 5図を参照して 説明する。
[0030] レーザ導光ファイバ 1の先端を血管内の閉塞部 1 5の近傍へ誘導 し、 ファイバを通してレーザ光を閉塞部に照射して蒸散除去する。 その際、 上記振動部材により超音波を発射し、 閉塞部や血管壁など からの反射波を同じ振動部材で検出する。 こうすることにより、 レ 一ザ照射による蒸散の進み方を診断することができる。 また、 超音 波の反射によってレーザ導光ファイバ先端から閉塞部までの距離を 測定することもできる。 さらに、 振動部材を複数の振動子から形成 し、 励振の位相をずらすなどの手段により、 超音波ビームを血管内 で走查することが可能である。 この場合、 閉塞部位の形伏を測定す ることができる。 超音波は、 組織表面でのみ反射するのではなく、 組織内部にも侵入するので、 閉塞部の内部構造を診断することもで きる。 加えて、 血液中の血球成分による反射 ·¾_のドップラーシフ ト を測定すれば、 血流速度を求めることもでき、 レーザ照射による閉 塞部の除去に伴う血流の再開を判定することができる。
[0031] 本発明のレーザ導光ファイバは、 上記態様には限定されず、 この 発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができる < 例えば、 上記実施例では、 振動部材である圧電型振動子が 2つ設け られていたが、 振動部材は 1 つだけであっても良い。 また、 振動部 材は、 ファイバに固定されている必要はなく、 ファイバを自由に抜 き差しして、 励振位置を変えることにより、 ファイバ先端の振幅を 変化させることが可能である。
[0032] 本発明のレーザ導光ファイバでは、 光ファイバの先端が、 振動部 材によってフアイバの軸線方向と交差する方向に振動され、 レーザ 光の照射位置が上記振動にともなつて周期的に往復運動するため、 全体としてのレーザ照射範囲を広くすることができる。 したがって- レーザ導光フアイバの先端を病変部位に十分に近付けつつ、 病変部 位の全域に亙ってレーザ光を照射することができるので、 一度に広 い範囲に亙って安全な治療を行うことができる。
权利要求:
Claims832 一 1 0— 請求の範囲
1 . 光ファイバ、 および該光ファイバの先端領域に設けられ該光 ファィバ先端をファイバの軸線方向と交差する方向に振動させる振 動部林を有してなることを特徵とするレーザ導光フアイバ。
2 . 該振動部材が、 超音波振動子兼検出器であり、 該光ファイバ の先端をファィバの軸線方向と交差する方向に振動させると共に、 フアイバの軸線方向に超音波を発射し、 かつ該フアイバの軸線方向 にある物体から反射した超音波を検出する請求の範囲第 1項記載の レーザ導光ファイバ。 -
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同族专利:
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引用文献:
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法律状态:
1989-12-14| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1989-12-14| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
1990-02-05| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989906461 Country of ref document: EP |
1990-07-25| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989906461 Country of ref document: EP |
1994-01-04| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1989906461 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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