专利摘要:

公开号:WO1989009297A1
申请号:PCT/JP1989/000336
申请日:1989-03-30
公开日:1989-10-05
发明作者:Mikio Tashiro;Akira Kimura;Tsukasa Kobayashi;Nobuharu Izawa;Tamio Mitamura;Sei Tanizawa
申请人:Teijin Limited;
IPC主号:D02G3-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 ポ リ エステル · 綿混紡糸及びそれに使用する ポリ ヱステル短織維原綿 技術分野
[0002] 本発明は、 ポリ ェステル ' 綿混紡糸及びそれに使用するボ リ エステル短繊維原綿に関する。
[0003] 背景技術
[0004] ポリ エステル短繊維から成る紡績糸を使用した織物又は繮 物 (以下布帛という ) は各種用途で広く 用いられ優れた性能 を示す。 しかしながらこの布帛の嵩高性は不充分であり、 且 つその感触はソフ トでな く 、 いわゆるペーパーラ イ クな風合 を有するという問題点を有し、 この問題点の解消がこの布帛 に対する大きな技術的課題である。 前記べ一パーラィ クな風 合はポリ エステル短織維と木綿織維との混紡糸、 すなわちボ リ エステル · 綿混紡糸を使用した布帛においても発生する。 ペーパーライ クな風合を解消するために、 木綿織維にェジブ ト線等の高級綿を用いることが提案されている力;.、 このよ う な高級綿を用いたと しても布帛の感触はソフ トにならず、 し たがって高級品位を有する布帛を得る こ とができなかった c 前記問題点を解決する試みの 1 つと して、 細デニールのポ リ エステル短繊維を用いるこ とが提案されている。 細デニー ルのポリ エステル短繊維を用いた布帛の感触は確実にソフ ト になる。 しかしながらこの布帛の嵩高性は不充分であり、 さ らに布帛の重要な特性である反発性が低下するという新たな 問題点が生ずる。 又細デニールのポリ エステル短繊維、 特に、. 1. 0 d以下のポリエステル鏃維はカードエ程でネ ツプが発生 しゃすく、 且つ得られたスラィバの斑が大き くなりやすい。 この問題を解決するためにカードの ドッファーの回転数を下 げる等の対策を取っても、 充分な改良を達成することができ ず、 又この方法ば紡績糸の生産性を著し く低下させるので好 まし く ない。
[0005] 他の試みとして、 構成する繊維の織維長が変化している複 数の短織維を用いた混紡糸が U . S . P a ten t Ho. 4 , 466 , 237号明 細書に開示されている。 この方法で得た布帛の嵩高性は僅か に改善されるが、 逆に感触は粗く なる。 又混紡糸中の纖維の 構成本数を変えることなく、 織維長の短い識維が混入される ため、 混紡糸の強力が低下するという問題点がある。
[0006] さ らに細デニール鎩維を用いる方法として長い織維長に力 卜された太デニ一ル鐡維と、 短い織維長に力 ッ トされた綰 デニール鐡維を紡績工程で混紡する方法が特開昭 59 - 26537号 公報に開示されている; この方法は前逮の 2つの方法に比べ て改良された方法ではあるが、 得られた紡績糸の均整度が不 充分であり且つこの紡績糸を使用した布帛のペーパーライ ク の風合の 3 [善が不充分であり、 さ らにこの方法の生産性は依 然として低い。 前記不充分な性能は、 搆成鐡維中に細デニー ル鐡維とこの轭デニール镞維とデニール差の大きい太デニー ル繊維を用いるので、 通常の紡績工程における混合方法、 す なわち打綿工程又は練条工程で混合する方法を用いると、 使 用する短繊維同志の混合が不良になる こ とに起因する。 すな わち細デニール織維はその表面積が太デニール織維に比し著 し く 大きい。 その結果織維相互間の摩擦が増加し、 太デニー ル繊維と混合した場合に、 細デニール繊維同志の分離が不充 分であり、 細デニール繊維の塊りが紡績糸に癸生しやすいと いう事に起因する と推定される。 発明の開示
[0007] 本発明の第 1 の目的は、 従来技術の有する前述の問題点を 解決して、 従来得る こ とができなかつた優れた嵩高性と、ノ フ トな感触を具備した布帛を製造するこ とができ、 且つ優れた 均斉度を有するポ リ エステル · 綿混紡糸を提供する こ とであ る。
[0008] 本発明の第 2 の目的は、 前記第 1 の目的のポリ エ ス テル - 綿混紡糸を紡績する際に好んで用いられ、 デニール及び繊維 長等の異なる 2種以上のポリ エステル短鐡維が混綿されてい る紡績原料用のポリ エステル短織維原綿を提供するこ とであ る。
[0009] 本発明の第 1 の目的は、 ポリ エ ステル短織維と綿織維から 成り、 その混紡比率、 ポ リ エステル短繊維 : 綿鐡維が 65 : 35 〜 35 : 65であるポリ エステル · 綿混紡糸であって、 該混紡糸 の横断面に含まれるポリ エステル短織維の平均構成本数 Nが 少な く とも 1 0本以上であると共に、 該ポリ エ ス テル短繊維 は、 単糸デニール D , 力 1. 8 ≥ D , - 】. 0 の範囲の太デ二 一ルポリ エステル短織維と、 単糸デニール D2 力く、 L 0 > D 2 ≥ 0.4の範囲の細デニール短織維を含む 2種以上の異デ ニールポ リ エステル短繊維からなり 、 かつ、 該異デニールポ リ エステル短繊維は、 下記式を満足して混合され、 該混钫糸 の横断面において、 相互に混繊状態で混在していること -しをえ 徵とするポリ エステル ' 綿混紡糸によつて達成される
[0010] 1。25 ( 1 )
[0011] 0.30 ≥ N! 0.05Ν … " · ( 2 ) 16.1 D i 十 26 L ί 10.2 D i 十 10 …… C 3 )
[0012] ( i = l , 2 )
[0013] 44≥ L 1 ≥ L18 L 2 ( 4 ) 但し、 N : 混紡糸の横断面に舍まれるボリ エステル短繊維 の平均構成本数
[0014] N 1 : 混紡糸の横断面に舍まれる太デニ一ルポリ ェ ステル短織維の平均構成本数
[0015] L 1 : 太デニールポリ エステル短繊維平均織維長
[0016] { mm J
[0017] L z : 細デニ一ルポリ エステル短繊維平均織維長
[0018] - ( nun ) 本発明の第 2の目的は、 ポリ エステル短織維の製造工程か ら紡績工程に移送される榧包ベール内に舍まれ、 2種以上の ポリヱステル短織維が混綿されており、 各短繊維が下記式を 満足する ことを特徴とする綿混紡糸用ポ 'Jエステル短織維原 綿によって達成される。 D , / D 2 ≥ 1.25 ( 1 :) 1. 8 ≥ D , ≥ 1. 0 ( 6 ) 1. 0 > D 2 ≥ 0. 4 ( 7 )
[0019] 65≥ M ! ≥ 5 ( 8 )
[0020] 95≥ M z ≥ 35 ( 9 )
[0021] 16.1 D i 十 26 L i 10.2 D i 1. 0 ( 3 )
[0022] ( i = , 2 )
[0023] 44≥ L , ≥ 1.18 L 2 ( 4 ) 但し、
[0024] D , 太デニー ル短繊維の繊度 (de )
[0025] D 2 細デニール短織維の繊度 (de )
[0026] M , 太デニー ル短織維の混率 (wt% )
[0027] M 2 細デニール短織維の混率 (wt% )
[0028] し > 太デニール短繊維の平均織維長 ( 匪 )
[0029] L z 細デニール短織維の平均織維長 ( 〃 ) 図面の簡単な説明
[0030] 第 1図は本発明による混紡糸の一例を示す断面図である。 第 2図は本発明によるポリ エステル短繊維原綿のステーブ ルダイ ャグラムの一例を示す図である。
[0031] 第 3図は本発明によるポ リ エステル短織維原綿を製造する ための装置の一例を示す略示正面図である。 発明を実施するための最良の形態
[0032] 本発明によるボリ エステル · 綿混紡糸は第 1図の断面図 (横断面図) に例示する よ う に、 綿織維 1 とポ リ ェステル短 镞維 2 , 3が混紡された紡績糸であり、 且つ細デニールポリ エステル短鐡維 2 と太デニ一ルポリ ヱステル短織維 3 とが実 質的に均一に分散した状態で配置されている。 特に太デニー ルボリ エステル短織維 3が塊を形成することなく単鐡維に分 離し、 糸軸方向の配置も最小の斑になるように配置されてい る。
[0033] 本発明のポリ エステル * 線混紡糸中のポリエステル短鐡維 の構成本数 Nが 1 0本以上であることを必要とし、 好ましく は N≥15である。 平均構成本数 Nが 1 0本未満の場合は、 糸 の長手方向での綿纖維に対する混紡率を均一に保つことが困 難となり、 得られた糸に糸斑を生じやすい。
[0034] 本発明によるポリ エステル ' 綿混紡糸の混紡比率すなわち ポリ ヱステル短繊維 : 綿繊維は 65 : 35〜35 : 65である。
[0035] 本発明によるポ リ エステル * 綿混紡糸中のポリ エステル短 繊維は単糸デニールの異なる 2種以上の短鐡維によつて構成 され、 下記の条件を潢たす細デニールのポリ エステル短線維 と太デニールのポリ エステル短織維とが混合される。
[0036] 細デニールのポリ ェ-ステル短織維としてはその単糸デニ一 ルを D 2 とすると、 1. 0 > D 2 ≥ 0. 4の範囲の短鏃維を用い る。 より好ましく は 0. 8 ≥ D 2 0. 4の範 Sである。 得られ た混紡糸の感触がソフ トであるためには、 前述のよ うに轭デ ニールの短織維を混合することが必要である。 単糸デニール Ώ ζ が 0. 4 de未潢の短繊維を使用すると、 力 「 に Id る繊 維の通過が低下するので好ましく ない。 太デニールのポ リ エ ステル短繊維と してはその単糸デニー ルを とすると、 1. 8 ≥ D i 1. 0 の範囲の短織維を用い る。 単糸デニール D , が 1. 8 deを越えると感触が粗硬となる ので好ま し く な く 、 一方 1. 0 de未満の短繊維を本発明のポリ エステル . 綿混紡糸の太デニールのポ リ エステル短繊維と し て用いる と、 紡績工程での生産性が低下する ので好ま し く な い。
[0037] 前記条件の範囲内にあるそれぞれの太デニールのポリ ェス テル短織維の単糸デニール D , と細デニールのポリ エス テル 短繊維の単糸デニール D z との間で下記の条件が満たされる ことが必要である。
[0038] D , / D z ≥ 1.25 …… ( 1 ) すなわち D i / D 2 が 1.25未満になると太デニールの短繊 維と細デニールの短織維のデニールが近接しすぎて 2種以上 の短繊維の混用の目的が達成されない。
[0039] なお D , D z が増加するにつれ太デニールの短織維と細 デニールの短繊維の均一の混合が困難になる傾向がある。 そ こで D , / D 2 の許容される上限は 4.50であり、 この値は前 記 1. 0 〉 D Z ≥ 0. 4 と 1. 8 ≥ D t ≥ 1. 0 の範囲から選定され る組合せの上限に相当する。
[0040] 用いられるポ リ エ ステル短繊維中の太デニールの短繊維の 構成本数 も重要な要因であり、 下記 ( 2 ) 式を満足する こ とが必要である。
[0041] 0.30N≥ N , ≥ 0.05N ( 2 ) 構成本数 が 0.05N未満の場合、 布帛の優れた嵩高性す なわち布帛の容積が相対的に大き くなること'および優れた反 発性を得るために用いる太デニールの短織維の効果が発揮さ れない。 一方 0.30 Nを越えると相対的に細デニールの短織維 の混紡率が低下し、 その結果布帛のソ フ トな感触を達成でき なくなるので好ましく ない。
[0042] 次に本発明のポリ エステル · 綿混紡糸中のポリエステル短 織維の繊維長に対する要件を説明する。
[0043] 一般に丄 0 > D 2 ≥ 0.4で規定される範通内の短繊維のよ うに細デニールの短繊維ばカー ドにおける通過が不良であり -, その結果ネップが発生したり、 糸の斑が不良になる。 このよ うなネ ップの発生を減少し、 糸の斑を改良するために細デニ —ルの短鎩維の平均織維長 L 2(咖 ) を単糸デニール D 2(de) に対応して短くするとよい。 このような関係は太デニールの 短織維の平均織維長 L t (舊) とその単糸デニール D (de) と の間にも成立する。 すなわち本発明の混紡糸中のポリヱステ ル短織維において、 単糸デニールと平均鐡維長との閬係を下 記式を満足するように選択するとよい。
[0044] 16.1 D i +26 Li ≥10.2D i 十 10 ( 3 )
[0045] ' ( i = 1 , 2 )
[0046] 例えば Dz = 0.4deであれば、 平均鐡維長 L 2 は、 32.4≥ L z ≥14.08 の間のものが使用される。 これと混合する太デ ニールの短織維として、 同じ平均鐡維長のものを使用した場 合には、 細デニールの短镞維の表面積の著しい増加による摩 擦の増大により細デニール織維と太デニール織維とのなじみ が不良になることに起因すると考えられ ¾糸斑の増大が発生 する。 このよ う な問題は、 太デニールの短繊維の平均織維長 L , を長く することにより、 軽減されるこ とを見出した。 す なわち、 太デニールの短繊維の平均繊維長 L , と、 単糸デニ 一ル 0 , が前記 ( 3 ) 式を満足する と共に、 下記式を満足す る必要がある。
[0047] 44≥ L , ≥ 1. 18 L 2 ( 4 ) 細デニールの短繊維の平均織維長 L z をより短く すれば、 前 述のよう に、 ネ ップゃ斑を滅少させ得るが、 逆に、 平均繊維 _ 長が短く なれば混紡糸中において細デニールの短繊維の繊維 配列を良好にすることが困難となり、 得られる混紡糸の光沢 が著し く低下するという問題が生ずる。 そこで平均織維長 L , が長い太デニールの短繊維を混紡すると、 混紡糸の光沢が向 上する。 これは混紡糸中での細デニールの短繊維の配列が太 デニールの短繊維の影響を受けて向上するためである と推定 される。
[0048] 上述のように、 良質な混紡糸を得るためには、 使用される ポリ エステル織維について、 その太デニールの短織維の織維 長 L , と細デニールの短鏃維の織維長 L z が、 前記 ( 3 ) 式 および ( 4 ) 式を共に満足するこ とが必要である。
[0049] 本発明によるポリ エステル · 綿混紡糸の糸質をさ らに向上 させるためには、 使用するポリ エステル短繊維の繊維長を等 長カ ツ トから連続的に変化させたものを用いるとよい。 例え ば繊維長が連続的に変化するバイ ヤス力 ッ ト分布を有する太 デニールのポリ エステル短繊維を用いると混紡糸の糸質が向 上する。 さ らに太デニールの短繊維と細デニールの短織維を 共に繊維長が連続的に変化するバイ ヤスカ ツ ト分布を有する
[0050] $哉維とし、 第 2図に示すように、 太デニールの短織維の鐡維 長分布 4 と細デニールの短織維の繊維長分布 6 との間に重複 部分 5が存在するか、 あるいは前記織維長分布 4 と織維長分 布 6が連続するようにそれぞれの鐡維長分布を定めるとよい, 両方の短鏃維の繊維長分布がバイヤスカ ン ト分布である場 合には、 下記 ( 5 ) 式を満足する織維長が選択されるとよい, L t m a L m i n ノ
[0051] 3
[0052] ( 2 L in a 十 L
[0053] ( 5 )
[0054] 3
[0055] し t 太デニールポリ エステル短織維の最長繊維長 ( mm )
[0056] L ! 太デニールポ リ エステル短織維の最短镞維長 ( 讓 )
[0057] L 2 細デニールポリ エステル短繊維の最長織維長 ( 誦 )
[0058] L z 細デニールポリ ェステル短織維の最短繊維長 ( 雕 ) 羊毛のように鐡維長の長い織維とポリエステル織維を混钫 する場合にば、 混紡糸の糸斑を改善するために、 従来からバ ィ ヤスカ ツ 卜のポリ エステル短繊維を用いることが知られて いる。 しかしながら、 綿織維のように鐡維長が短かい織維と 混紡する場合には、 バイ ヤスカ ツ トにして繊維長を連続的に 変化させることは効果が小さ く、 現実には殆んど使用されて いない。 特に、 本発明に用いるような細デニールのポリ エス テル短織維では、 前記の理由によりその鐡維長をより短く レ なければならず、 ますますバイ ヤスカ ツ ト の効果が現れず 糸斑の向上は得られない。 しかるに、 本発明のように、 ( 3 ) , ( 4 ) 式を満足する閬 係を有し、 且つ、 ( 1 ) 式を満足する太デニールの短繊維と 組み合わせるという条件下で、 該ポ リ エステル短繊維をバイ ヤスカ ツ ト とするこ とによって、 驚く べきことに糸斑の大幅 な向上が得られる。
[0059] すなわち、 通常は細デニールの短繊維のみではカー ド通過 性が低下するので、 本発明では前述のように太デニールの短 繊維を混綿する こ とによつて太デニールの短繊維で細デニ一 ルの短繊維を支持するよう な作用をさせカー ドの通過性を向 上させているが、 この効果を更に発揮させるために、 本発明 の好ま しい態様では太デニールの短織維と細デニールの短,織 維の双方の繊維長分布をバイ ヤスカ ツ トにし、 太デニールの 短繊維と細デニールの短繊維の繊維長分布を重複あるいは少 な く とも連続させる。 カー ドの通過性に対する繊維長分布の 影響は、 ( 3 ) , ( 4 ) 式を満足する条件下において、 太デニ 一ルの短織維と細デニールの短繊維の双方の繊維長分布がス ク ヱァ力 ッ トの場合に比べて、 太デ二一ルの短籙維をバィ ャ スカ ツ トにしてその最短織維長を細デニールの短繊維 (スク ユアカ ッ ト ) の織維長に合わせた場合の方が良好となる。 双 方の短繊維をバイ ヤス力 ッ トにして太デニールの短繊維の最 短織維長を細デニールの短繊維の最長繊維長に合わせる と更 によ く なる。 最もよいのは、 双方の短繊維をバイ ヤスカ ツ ト に して細デニールの短繊維の最長織維長を太デニールの短鏃 維の最短繊維長より長く する、 即ち、 繊維長分布に重なり (第 2図の 5 ) を持たせたものであって、 この場合には織維 長分布が重複した部分 5 の鏃維を太くて長い短織維と絪く て 短い短織維の間に介在させることによって、 力一 ドを通過す る時の太デニールの短織維が細デニールの短鐡維を支持する 効果が増大するものと考えられる。
[0060] この繊維長分布の重複部分 (第 2図の 5 ) の大きさは、 そ れぞれの織維長分布の 1 Z 3以下が適当であって、 それ以上-. 例えば細デニールの短織維の織維長を長くするとカードの通 過性が不良となると共に糸斑が発生しやすく なり、 太デニー ルの短織維の鎩維長を短くするとカー ドの通過性は向上する が紡績糸強力が低下するという問題が生じる。
[0061] 従って、 太デニールの短織維及び細デニールの短織維の最 大反び最小織維長は ( 5 ) 式を満足していることが好ましい のである。
[0062] なお、 本発明でば前記の太デニールの短織維と細デニール の短鎩維の 2種類があれば所期の効果が得られるが、 本発明 の範囲内であれば、 さ らに中間デニールの鐡維を混合しても 差し支えない。
[0063] 本発明のポリ ェステル · 線混紡糸の用いられる太デニール の短鎩維の捲縮数は 9〜 1 5倾 i nが好まし く、 11〜: 個/ i nがさらに好ましい。 捲縮数が 9未潢では織維間のからみが 低下し、 紡績のカードエ程の通過性が低下するので好ましく ない。 逆に捲縮数が 1 5を超えると織維同士のからみが強く なり過ぎて開織しに く ぐなり、 細デニールの短織維と均一混 合しなく なるので好まし くない。
[0064] 又、 紺デニールの短織維の捲縮数ば 1 1〜17個 i nが好まし く 、 1'3〜15個 Z i nがさ らに好ま しい。 捲縮数が 1 1 未满では 繊維間のからみが低下し、 紡績のカー ドエ程の通過性が低下 するので好ま し く ない。 逆に捲縮数が 1 5 を超えると繊維同 士のからみが強く なり過ぎて開繊しに く く なり、 太デニ一ル の短繊維と均一混合しな く なるので好ま し く ない。
[0065] 本発明でいう ポリ エステルと してはポ リ エチ レ ンテ レフタ レー 卜が好適であるが、 その酸成分及び 又はジオール成分 の一部がィ ソフタル酸、 5 —ナ ト リ ゥムス—ルホ イ ソ フタル酸 等のジカルボン酸、 ジエチ レ ングリ コール、 1 , 4 —ブタ ン ジオール、 ポリ エチレングリ コール等のジオールによって置 換された共重合ポリ エステルでもよい。 これらポリ エステル には艷消し剤、 蛍光増白剤、 帯電防止剤、 防炎剤等が添加さ れていてもよい。
[0066] 本発明のポリ ヱステル · 綿混紡糸で使用する綿織維は、 マ イ ク 口ネア繊度 3. 0 〜 4. 9、 平均織維長 27〜42 MIの品質規格 を有するものが好ま し く使用され、 綿織維の混紡率は、 混紡 糸全体の重量割合で 35〜 65 %の範囲のものが用いられる。 本 発明で得られる混紡糸の番手の範囲は、 28〜 120 (英式) 番 手である。
[0067] 前述のように本発明によるポ リ エステル · 綿混紡糸は、 細 デニールのポリ エステル短織維を用いる際の欠点を克服する ため、 ( 1 ) 〜 ( 4 ) 式を満足する太デニール短繊維と細デ ニール短繊維とを用いるこ とによ り従来の技術では得られな かったソ フ トな感触、 嵩高性及び反発性を有し、 かつ、 糸斑 の少ない紡績糸であり、 さ らに好ま し く は ( 1 ) 〜 ( 5 ) 式 を満足するように用いることにより一層効果を大としたもの である。
[0068] しかも、 本発明によれば、 従来の細デニール短織維を用い る場合の紡績上の問題であつたカー ド通過性の悪化によるネ ップの発生や糸斑の増大に対して、 ( 1 ) 式を潢足する太デ ニールと細デニールのポリ エステル短鐡維の混用並びに ( 3 ) 〜 ( 4 ) 式を満足する織維長、 とりわけ、 ( 5 ) 式を潢足す る鐡維長分布のバイ ヤスカ ツ ト とすることによ り力一 ド通過 性を高めることが可能となる。
[0069] 次に本究明の第 2 の目的であるポリ ヱステル短鐡維原綿に ついて以下説明する。
[0070] 前述の ( 2 ) 式を満足するような平均構成本数にするため にはポリ ヱステル短織維の原綿としては、 太デニ一ルポリ ェ ステル短繊維の混率 M , (重量%) が、 65≥M! ≥ 5 の範囲に する必要があり、 さ らに 40≥ ≥10の範囲がより好ま しい。
[0071] すなわち平均構成本数と太デニールのポリエステル短鐡維 の混率 M i との間に下記関係式が成立する。
[0072] D! / D 2
[0073] X 100
[0074] N 1
[0075] D , / Ώ ζ + i
[0076] I N!
[0077] ここで 4. 5 ≥ D i / D z ≥ L 25 : 0. 30≥ ! / N≥ 0. 05の範 囲内の M t の最大値、 最小値は
[0078] M! の最大値 : D ゾ D 2 = 4. δ , Κ / Ν = 0- 3 の時 M , = 65 . 9 %
[0079] M , の最小値 : D , / D z = 1. 25 , N ! ノ N = 0. 05の時
[0080] M , = 6. 2 %
[0081] 従って、 原綿混率は 65≥ M , ≥ 5 となる。
[0082] こ のよ う な低混率の太デニールのポ リ エステル短繊維を単 糸デニ一ル D 2 が前記の範囲にあるような細デニールのポリ エステル短繊維と通常の紡績工程で混合する と、 独自の挙動 をし易く 、 均一に混合されず、 糸ム ラ の原因とな り易い。
[0083] 1
[0084] その原因の 1 つと して、 細デ 5ニールの短繊維の単糸デニー ル D 2 の範囲が前記のような場合には、 細デニールの短繊維 の表面積が著し く増加し、 繊維相互の摩擦が大となり、 その 結果、 細デニールの短繊維と太デニールの短繊維の均一な混 合が不良になるためと考えられる。 このような現象による欠 点を克服するためにはポリ ヱステル短繊維の製造工程から紡 績工程に移送する梱包ベール内において 2種以上のポリ エス テル短繊維が混綿され、 好ま し く は実質的に均一に混綿され ていることが効果的である。
[0085] すなわち本発明者等は前記本発明の第 2 の目的を達成する ために、 下記式を満足する 2種以上のポリ エステル短織維が ベールの状態で既に混綿されている綿混紡糸用ポリ エステル 短繊維原綿を提供する。
[0086] D , / Ό ζ ≥ 1. 25 …… ( 1 ) 1. 8 ≥ D , ≥ 1. 0 … ' ( G ) 1. 0 > D 2 ≥ 0. 4 …… ( 7 ) 6 δ≥ Μ , ≥ δ ( 8 ) 95 35 ( 9 )
[0087] 16.1D i 26 10.2 D i -r L G ( 3 )
[0088] ( ϊ = 1 f 2 )
[0089] 44≥ L , 1.18 L 2 ( ) 但し、
[0090] D , : 太デニール短鎩維の繊度 (de)
[0091] D z : 細デニ一ル短織 M L維の織度 (de)
[0092] i M
[0093] Mx : 太デニール短繊維 1の混率 (wt%)
[0094] 6
[0095] M z : 細デニール短繊維の混率 (wt%)
[0096] L!. : 太デニール短鐡維の平均織維長 ( 腿 )
[0097] L z : 細デニール短繊維の平均織維長 ( ·'! )
[0098] ポリ エステル短鏃維の一般的な製造方法としては、 紡糸ェ 程において 融ポリ マ一を紡糸口金のノ ズルょり吐出して紡 糸し、 原糸サブ トウとして収缶する。 次に延伸工程において は原糸ク リ ールで上記サブ トゥを多数束ねて原糸 トゥとし-、 これを加熱下延伸した後、 緊¾熱セ ッ ト、 捲縮付与、 弛緩熱 処理の工程を経て、 所定の織維長にカ ツ ト し、 ベールに梱包 3 る。
[0099] 通常の紡績工程では太デニールの短織維から成るベールと 綞デニールの短镞維から成るベールを別箇に作り、 それぞれ が鏃維のブ口 ク'になつている 2種類以上の短鐡維集団を混 合して開鐡するため、 太デニールの短繊維はより開鑤しゃす く、 細デニールの短繊維は前逑の理由により開鐡しにく く な るという問題点を生ずる。
[0100] この ^^題点は本発明のベ一ルの扰態で既に混綿されている ポリ エス テル短織維原綿によつて解消される。
[0101] かかるポリ ヱステル短織維原綿の好ま しい製造装置を第 3 図に基づき以下説明する。
[0102] 即ち、 別々 に延伸一捲縮付与一熱セ ッ ト した太デニール織 維からなる ト ウ T: と細デニ一ル繊維からなる ト ウ T z をテ ン シ ョ ンバー 1 1 a , 1 1 bで高い張力を掛けた状態でガィ ド口 —ラー 12 a , 12 bを経て別々のカ ッター 14 a > 14 bに供給し て別々 の織維長となる様に切断し、 切断されて自重で落下中 の織維 S , , S z を力 ッター下に設けられた圧空ノ ズル 1 5 a , 1 5 bを使って矢印 1 6 a , 16 bで示す方向に噴出する圧空で吹 き飛ばし、 シュー ト 1 3 内で開織、 混合し、 ローラー 1 8で 駆動されたコ ンベア 1 9上に落下させる方法によって得られ る。 なお、 2 0 は圧空排出口である。 高い張力で力 ッターに ト ウを供給することにより ト ウが開織し易 く なり太デニール の短繊維 S t と細デニールの短繊維 S 2 とをより均一に混合 するこ とができる。
[0103] 特に開織しに く い細デニールの短繊維 S 2 はカ ツ ト後、 チ ップ状となつて落下するが、 横方向から圧空ノ ズル 1 5 bによ り強く圧空を吹き付けられるこ とにより容易に開鎪する。
[0104] こ のよ うにして 2種類の短繊維が混合して短織維原料をべ 一ル (例えば 200 kg ) に铟包する。
[0105] 3種の ト ウをカ ツ トする場合には第 3図に示す装置に更に もう 1台カ ツターを加え、 3者混合が可能な装置で種々 の長 さに切断し、 混合織維と してベールに梱包する。
[0106] 本発明によるポリ エステル短繊維原料は前述のよ うに織維 製造工程に付属した開綿工程を経てベールに梱包されて供給 される原線であるので、 原綿扰態で構成する 2種以上の短镞 維が均一に混綿しており、 その結果この短镞維原料を用いて 紡績すれば、 ネップの発生を最小限にとどめ、 且つ糸斑の少 い混紡糸を得ることができる。
[0107] 以下本発明の.ポ リ エステル 。 綿混紡糸の各種実験例を比較 例と共に示す。
[0108] 実験例の說明に先立ち、 紡績糸および紡績糸を用いて得た 織物又は編物の評価項目の測定法を一括して示す。
[0109] 織総長の測定法は、 下記の J I Sによる c
[0110] 線 JIS L 1019 5.2.1 (Sorter法)
[0111] (平均繊維長)
[0112] ポ リ エステル繊維 JIS L 1015 7。4,1 ( A法)
[0113] 反発性の代用特性とした BS , BRは B S =平均曲げ硬さ、 B R =平均曲げ反発率を示す値であり、 JIS L 1096 6, 20 3.C 法 (ループ圧縮法) により測定して求める。 また、 糸品質の 欄の U%、 ネップは計測器工業㈱製 KET 80B.型糸斑試験機に より測定し、 糸欠点は、 ッヱルベガ一ウースター㈱製ウース タークラシマッ ト試験機により、 1 6分類に分けて計測され る糸欠点の総数として示した。
[0114] 官能検查は検査員 1 0名による比較判定を行い下記基準に より評価した。
[0115] © : 10名中 8名以上良とする場合
[0116] 〇 : 10名中 6名以上良とする場合
[0117] Δ : 10名中 5名以上不良とする場合 X : 10名中 8名以上不良とする場合
[0118] 実験例 1 〜 4、 比較例 1 〜 4
[0119] 固有粘度が 0.65のポ リ エチ レ ンテ レフ タ レー トチ ッ プを 300てで溶融し、 孔数が 1200孔の口金を通して 285てで吐出 し、 1000 m //分の速度で引き取った。 この際、 吐出量を種々 変更して織度の異なった未延伸糸を得た。 これを集束して 4 0万デニールの ト ウ となし、 2. 8倍の延伸を行い、 温度 20(TC で緊張熱処理した後、 捲 11 縮を付与し 140て の雰囲気中
[0120] 9
[0121] で弛緩熱処理を行なって単織維デニールが 0. 4 , 0. δ = 1. 0 , 1. δ , 1. 7 deの 5種の延伸 ト ウを得た。
[0122] 2種の ト ウを力 ? 卜する場合には第 3図に示す装置で種々 の長さに切断し、 混合織維として 200kgのベールに梱包した。
[0123] また、 綿繊維と して、 ェジプ ト綿、 米綿をそれぞれ使用し、 ポ リ エステル短繊維と して 0. 4 de , 0. 8 de , 1. 0 de , 1. 5 de , 1. 7 deの鐡維をスク ウヱァカ ッ トに したものを第 1 表に示す 組合せにより使用し、 綿繊維は混打綿工程、 カー ド工程-. コ 一マー工程等を通して、. ポ リ エ ステル短繊維は打綿工程、 力 一 ドエ程、 予備練条工程を経て、 練条工程で両織維を混合さ せ、 英式線番手 30s , 50 s の混紡糸を得た。 (実験例 1 〜 4 ) 混紡糸 5 0 5 を経、 緯に用いて、 経糸 144本ノ 2.54cm、 緯 糸 8 0本 / 2.54cmの密度で平織組織に織成し、 通常の仕上工 程を経た織物と して評価を行った。 結果を第 2表に示す。
[0124] また、 混紡糸 3 0 s を用いて、 天竺 ( 2 8 ゲ一ジ ) を編成 し、 通常の仕上工程を経て編物とし評価を行った。 結果を第 2表に合わせて示す。 比較例 1 〜 4では、 実験例 i 〜 4 と同様の綿織維を使用し- ポリ エステル短繊維として、 実験例 1 〜 4 と同様のデニール 搆成でカ ツ ト長のみ実験例 1 〜 4と異なるものや、 細デニー ル単独のものを用い、 実施例 1 〜 4 と同様の工程により紡績 糸を得て、 これにより織物及び編物を織編成し、 該織編物を 評価した。 その結果を第 2表に合せて示す。
[0125] 第 2表に示すように、 実験例のものではカー ドネップの数 が少なく カー ド通過性は著しく改善され、 最終的な糸品質で も良好な結果が得られた。
[0126] 一方、 比較例では、 ポリ エステル短鏃維が細デニール単独 のもの (No. 1 , 3 ) では、 カー ドの通過性が劣るのは当然と しても、 ポリ エステル短織維の太デニールのものを混合させ ても、 No. 3 のように同じ織維長のものを混合させたものや、 No. 4のように镞維長を変えても本発明の ( 3 ) 5 ( 4 ) を潢足 しないものば細デニールと太デニールの均一混合が困難であ り、 カー ドの通過性、 糸品質も不良である。
[0127] 第
[0128]
[0129] 第 t
[0130] 表
[0131]
[0132] 験例 5
[0133] 実験例 1 〜 4 で用いたポリ エ ス テル短繊維のう ち、 0. 4 de 1. 5 deの繊維であって、 太デニールのポリ エ ス テル短織維で ある 1. 5 deのものをノ ィ ヤスカ ツ トに したものを用い、 綿織 維として米綿を使用し (第 3表参照) 、 実験例 1 〜 4 と同様 にして、 混紡糸を作成し、 実験例 1 〜 4 と同様の織物を得た 結果を第 4 表に示す。 実験例 5 でも ·、 実験例 1 〜 4 と同様に、 力一 ド ネ ツ プの数が少な く 、 カ ー ド通過性は良好で あ り 、 最 終的な糸品質でも良好な結果が得られた。
[0134] 第 3 表 紡 績 糸 条 件 実験例 5
[0135] (木綿)
[0136] マイク 7繊度 z in 4. 4
[0137] 平均繊維長 mm 2 8
[0138] (ポ ステ ft繊維)
[0139] d e X 力 ト 長 de X mm 0.4 x 25
[0140] ( % ) (60)
[0141] 1.5、ズ 25〜38
[0142] (40)
[0143] 構成本数 N 本 121
[0144] " N , 18
[0145] 太 De L , mm 31.5
[0146] 細 De L mm 25.0
[0147] ポ リ エ ス テ お ^
[0148] =c % 65
[0149] N e C 50 第 4 表
[0150]
[0151] 実験例 6 2
[0152] 実験例 1 4 と同様にして得た単織維デニールが 0. 4 , 0. 8 , 1, ひ , 1 5 , 1 7 deの 5種の延伸 トウをノ ィ ヤスカ ツ トにしたものを第 5表に示す組合せにより使用し、 綿織維ば 混打線工程、 力一 ドエ程、 コ一マー工程等を通して、 ポリ エ ステル短鏃維は打線工程、 カー ド工程、 予備練条工程を経て- 練条ェ ¾で両織維を混合させ、 英式綿番手 30 s , 50 s の混訪 糸を得た。
[0153] 前記混紡糸 5 0 s を経、 緯に用いて、 経糸 4本 2. 54cm - 緯糸 8 0本 Z 2. 54cmの密度で平織組織に織成し、 通常の仕上 工程を経た織物として評価を行った。 結果を第 6表に示す。
[0154] また、 前記混钫糸 3 0 5 を用いて、 天竺 ( 2 8ゲージ) を 編成し、 通常の仕上工程を経て編物とし評価を行った。 結果 を第 6表に合わせて示す。
[0155] 実験例 8 9 のように細デニール織維と太デニール繊維の 双方をバイ ヤ スカ ツ ト として太デニール繊維の最短織維長を 細デニール織維の最長織維長に合わせたもの、 さ らに No. 6 , 7 > 10〜12のように、 細デニール繊維の最長繊維より、 太デ ニール繊維の最短繊維長をさ らに短かく したものは実験例 1 〜 5 に示すより もカー ドの通過性は良好であり、 糸品質も改 良される。
[0156] また、 実験例 11 , 12で明らかなように、 本発明のポリ エス テル綿混紡糸はポ リ エステル比率を 3 5 %まで低下させても
[0157] 2
[0158] 5
[0159] 良好な糸品質を維持している。
[0160] また、 実験例 No. 1 〜 1 2 は、 本発明の目的の 1 つであるソ フ トな感触を有すると共に、 嵩高性、 反発性が改良された良 好な性能を有する。
[0161] さ らに本発明によるものは、 その理由は明瞭ではないが、 布帛 (織物) 表面の光沢が著し く改良され、 高級織物として の品位をもつものであった。
[0162] 物冊
[0163] 第
[0164] ポリ Iス I
[0165] の ΐ
[0166] 通過性
[0167] 糸品^
[0168]
[0169] 産業上の利用可能性
[0170] 本発明によるポリェステル ' 綿混紡糸を用いる ことにより 従来得ることができなかつた優れた嵩高性とソフ トな感触を 具備した布帛 (織物 ' 編物) を得ることができ、 ボリエステ ル * 綿混紡糸使いの高級な衣料ゃィ ンテリ ァ製品を提供する ことができる。 又本発明によるポリ ェステル短鐡維原料は、 前記ポリ エステル * 綿混紡糸として、 ネ 'ジプ · 糸斑等の糸質 の良好な糸を安定して紡績するのに役立つ。
[0171] 2
[0172] 8
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
1. ポ リ エステル短繊維と綿繊維から成り、 その混紡比率 ポリ エステル短繊維 : 綿繊維が 65 : 35〜35 : 65であるポリ ェ ステル · 綿混紡糸において、
該混紡糸の横断面に舍まれるポリ エステル短繊維の平均構 成本数 Nが少な く とも 1 0本以上であると共に、 該ポリ エ ス テル短繊維は、 单糸デニール D が、 1. 8 ≥ D , 1..0 の範
2
9
囲の太デニールポ リ エステル短繊維と、 単糸デニール D 2 が. 1. 0 > D 2 0. 4 の範囲の細デニール短繊維を舍む 2種以上 の異デニールポ リ エステル短繊維からなり、 かつ、 該異デニ ールポ リ エステル短繊維は、 下記式を満足して混合され、 該 混紡糸の横断面において、 相互に混鏃状態で混在しているこ とを特徴とするポリ エステル · 綿混紡糸。
D: / D 2 ≥ 1.25 …… ( 1 )
0.30N≥ N , ≥ 0.05N …… ( 2 )
16.1 D i 十 26 L i ≥ 10.2 D i 十 10 ( 3 )
( 1 = 1 , 2 )
44≥ L! ≥ 1.18 L 2 ·" ··· ( 4 ) 但し、 N : 混紡糸の横断面に舍まれるポリ エステル短鐡維 の平均構成本数
N , : 混紡糸の横断面に舍まれる太デニールポリ ェ ステル短織維の平均構成本数
L , : 太デニールポ リ エステル短織維平均繊維長
(薩 ) L 2 : 紐デニールポ リ ヱステル短織維平均鐡維長
( Ml )
2. 前記太デニールポリ ェステル短繊維の鐡維長分布が、 織維長が連続的に変化するバイ ヤスカ ツ ト分布であることを 特徴とする請求項 1記載の混紡糸。
3. 前記細デニールポリ エステル短織維の鐡維長分布が、 織維長が連続的に変化するバイヤスカ ツ ト分布であり、 且つ 太デニ一ルポリ エステル短織維の織維長と細デニールポリ ェ ステル短織維の織維長のそれぞれの最大値および最小値が下 記式を満足することを特徴とする請求項 2記載の混紡糸。
L i max >" 2 L i mi ir )
! == L 2max≤= L imin
3
( 2 L Z m a x L z m ΐ n )
( 5 )
3
L lmax: 太デニールポリ エステル短織維の最長繊維長 (腿 ) L lmin :太デニールポリ エステル短織維の最短繊維長 (讓 ) L 2maK: 細デニールポ リ エステル短繊維の最長織維長 (nan) L 2min: 細デニールポリ エステル短織維の最短織維長 ( 腿) 4. ポリ エステル短镞維の製造工程から钫績工程に移送さ れる榧包ベール内に含まれ、 2種以上のポリエステル短鐡維 が混線されておりへ 各短繊維が下記式を満足することを特徴 とする綿混紡糸用ポ リ エステル短繊維原綿。
D t / D 2 ≥ 1.25 ( 1 )
1. 8 ≥ D ≥ L 0 ( 6 )
1. 0 > D 2 ≥ 0. 4 …… ( 7 ) 65≥ M! ≥ δ …… ( 8 ) 95≥ Μ 2 ≥35 …… ( 9 )
16.1 D i 十 26≥ L i ≥ 10.2 D i 十 1. 0 ( 3 )
( i = 1 , 2 )
44≥ L , ≥ 1.18 L 2 …… ( ) 但し、
D , : 太デニー ル短織維の織度 (de)
D z : 細デニー ル短織維の織度 (de)
M i : 太デニー ル短繊維の混率 (wt% )
2 : 細デニール短繊維の混率 (wt%)
L , : 太デニー ル短繊維の平均繊維長 ( 讓 )
L 2 細デニール短織維の平均繊維長 ( " )
5. 前記太デニールポ リ エステル短繊維の織維長分 が-. 繊維長が連続的に変化するバイ ヤ スカ ツ ト分布であるこ とを 特徴とする請求項 4記載の綿混紡糸用ポリ エステル短繊維原 綿。
6. 前記細デ二一ルポリ ェステル短織維の繊維長分布が、 繊維長が連続的に変化するバィ H つ ヤスカ ツ ト分布であり 太デニ一ルポリ エステル短繊維の繊維長と細デニールポリ ェ ステル短織維の繊維長のそれぞれの最大値及び最小値力く下 t 式を満足するこ とを特徴とする請求項 5記載の混紡糸
( L 1 m a "i 2 I m i n )
≥ L 2 m a X L
( 2 し 2 m a x十 L z m i n )
( 5 ) L 太デニールポ リ エステル短繊維の最長織維長 ( 讓 ) し 太デニールポリエステル短繊維の最短鐡維長 ( ram )
L 2 , 細デニールポ リ エステル短鎩維の最長織維長 (諷) し 細デニールポリエステル短織維の最短鐡維長 ( 咖 )
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法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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JP63/74834||1988-03-30||DE1989616514| DE68916514T2|1988-03-30|1989-03-30|Polyester-baumwolle-mischgarne und dazu verwendete stapelfasern aus polyester.|
EP19890904215| EP0370111B1|1988-03-30|1989-03-30|Polyester-cotton blended yarns and staple fibers of polyester used therefor|
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