专利摘要:

公开号:WO1988009143A1
申请号:PCT/JP1988/000516
申请日:1988-05-27
公开日:1988-12-01
发明作者:Yuzuru Arao;Morio Shibata;Shigeru Yamaguchi;Hirofumi Nakakura;Tsuneo Shibata;Yukitoshi Kunihiro
申请人:Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.;
IPC主号:A21B7-00
专利说明:
[0001] ― ―
[0002] • 明 細 書
[0003] 発明の名称
[0004] パ ン製造機
[0005] 技術分野
[0006] 5 本発明は、 混練 ,発酵 ,焼成の一連の工程を自動的に行なわ せてパ ン材料を投入するだけで所定時間にパ ンを焼き上げるこ とができるパ ン製造^に関するものである。
[0007] 背景技術
[0008] 一般にパンの製造を確実に行なう要素と しては、 数多くのも i o のがあるカ 、 そのうちの 1 つに焼成後の蒸気抜きが上げられる, するわち、 焼成後の蒸気抜きがうま く行 ¾われないと、 でき上 がったパ ンに結露現象が発生するため、 これによ 1) 、 ベとつ たパ ン とな った ]9 、 パ ンの外観が収縮した形と ¾ つた] して、 ふつ く らと した美味なパ ンをつくることができ ¾い。
[0009] 5 したがつて、 上記蒸気抜きはパン裟造における最終工程と し て非常に重要 ¾ものであることは認識できるであろう。
[0010] 蒸気抜きの最も有効な手段は、 焼成室内を強制換気すること である。 第 1 6図は従来のパ ン製造機を示したもので、 このパ ン製造璣はヒータ どの加熱手段 1 を有し、 かつ上方の開口部0 を蓋 2で開閉するよ うにした焼成室 3内に、 羽根 ¾どの混練手 段 4を倫えた焼成ケース 5を着脱自在に設置し、 さらに外気を焼成 室 3に導入する吸気路 6を設けるとともに、 前記蓋 2には孔状の排 気路 7を形成している。 そして焼成室3内の換気は吸気路 6に 介在したフ ァ ン 8 を駆動させる ことによ つて、 外気を前記焼5 成室 3に強制的に送 込み、 それによ つて蒸気を排気路ァから 排出するよ うにして た。
[0011] これまでのパン製造機においては、 上記したように吸気路 6 にフ ァ ン 8を設けて外気を焼成室 3に強制的に送 ] 込む、 いわ ゆる押し込み方式の換気であるため、 前記焼成室 3内はどう し ても正圧領域となってしま う。 ところで、 蒸気はパンの上表面 にはもちろんの事、 パンの周囲と焼成ケース 5との隙間にも存 在する。 この隙間は焼成工程で形成されることは一般に知られ ているところである。
[0012] しかるに、 従来の押し込み方式では、 パ ンの上表面の蒸気棑 出という面では特に問題はないが、 上記したよ うに焼成室 3は 正 E領域となる関係上、 パ ンの周囲と焼成ケ ース 5との隙間に 存在する蒸気は逆に押さえ込まれるよ うになつて排 され い ことになる。 したがって、 従来の構成では、 特にパンの周面に おいて結露を生起し、 所期の目的を達成することができなかつ た。
[0013] 発明 の開示
[0014] 本発明のパン製造機は、 上記問題点に鑑み、 パン材料を収納 する焼成ケ スと、 この焼成ケー スを収納する焼成室と、 前記 焼成ケース内のパン材料を混辕する混線手段と、 前記焼成ケ一 スを加熱する加熱手段と、 前記焼成室を含む吸気路と排気路と を備え、 前記棑気路の途中に強制通風用のフ ァ ンを配設し、 こ の排気酪は、 一端を焼成ケ スよ ] 上方に位置して焼成室の上 部側壁に臨ませて吸気口となし、 かつ他端を外蓋に設けた外側 排気口に臨ませたものである。
[0015] 上記構成によれば、 フ ァ ンの駆動によ ってまず焼成室内の空 • 気が吸気口よ 吸引され、 それに伴って外気が吸気路を介して 焼成室内に導入され、 そして排気路を通 ] 、 外蓋に設けた外側 排気口よ 排気される。 すなわち、 吸い込み方式の換気形態と
[0016] ¾るため、 焼成室は負圧領域に設定され、 その結果、 パ ンの上
[0017] 5 表面の蒸気はもちろんの事、 パンの周囲と焼成ケー ス との隙間 に存在する蒸気も吸い出されるよ うに ¾つて、 確実に排出され るものである。
[0018] 図面の簡単 ¾説明
[0019] 第 1 図〜第 5図は本発明の一実施例を示すパ ン製造機の縦断 i o 面図、 苐 6図は同パ ン製造機の一部を断面で示した上面図、 苐 了図は同パ ン製造機の斜視図、 第 8図は同パン製造機における 操作部の正面図、 第 9図および第 1 O図は同パ ン製造機の蓋を 開いた状態を示す斜視図、 第 1 1 図は同パ ン製造機の製造工程 を示すプロ セ ス工程図、 第 1 2図は同パ ン製造機におけるフ ァ 5 ン と加熱手段の通電率を示す図、 第 1 3図は同パ ン製造機にお ける焼成ケ スの温度推移を示す図、 弟 1 4図は本発明の他の 実施例におけるパ ン製造機のプロセ ス工程図、 第 1 5図は同パ ン製造機において排気した時と排気しない時のパン生地の温度 を示す図、 第 1 6図は従来例を示すパ ン製造機の縦断面図であ0 o
[0020] 発明を実施するための最良の形態
[0021] 以下、 本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する。 第 1 図〜第 1 o図にお て、 1 1 はパ ン製造機本体、 1 2は本 体 1 1 の下端開口部を覆う裏板で、 この裏板 1 2には下ア ング5 ル 1 3が取付けられている。 1 4は下ア ン グル 1 3の一部に固 — —
[0022] « 着された上アングルで、 この上アングル 1 4の上面に焼成室
[0023] 1 5が取付けられている。 そしてこの焼成室 1 5の内方の下部 側壁には略コ字型の電気ヒ タ 1 6が取付けられている。 1 了 は焼成室 1 5内に着脱自在に設置され、 かつパ ン材料を収納す る有底筒状の焼成ケースで、 この焼成ケ ス 1 ァの内底部には パ ン材科を混線する起倒自在な練 羽根 1 8を回転 在に設け ている。 1 9は本体1 1 の上部に位 する天枠 1 1 aに一端部 が回動自在に軸支された外蓋で、 この外蓋 1 9は前記焼成室 1 5 の上端開口部を開閉自在に覆う とともに、 ほぼ中央部にはィ ー ス ト容器 2 Oを設けてお] 、 このイ ー ス ト容器 2 Oの上端開口 部はィ ス ト開閉蓋 2 1 によ ])開閉されるものである。
[0024] 2 2は前記焼成室 1 5の下方に一部が焼成室 5の側面よ 外 方に突出するよ うに配設された偏平型のね] 用モータで、 この ね 用モ ータ 2 2は前記下アングル 1 3の上面に取付けられ、 かつ上ア ングル 1 4の側方に位直している。 前記ね])用モータ 2 2はさらに回転軸 2 3を有し、 この回転軸 2 3の下端には小 プ リ 2 4を固定している。 2 5は下アングル 1 3の一部に圧 入固定した軸受で、 この軸受 2 5には回転軸 2 6を設け、 この 回転軸 2 6の下端には大プ リ 2ァを固定し、 かつ上端には下 コネクタ 2 Sを圧入固定している。 2 9は前記焼成ケース 1 7 の底部下方に設けた軸受で、 この軸受 2 9には回転軸 3 Oを設 け、 この回転軸 3 Oの下端には焼成ケース 1 7を焼成室 1 5内 に設置したときに前記下コネクタ 2 8に着脱自在に係合する上 コネク タ 3 1 を固定し、 かつ上端は焼成ケース 1 7内に突出し、 この上端に前記辕!)羽根 1 8が着脱自在に取付けられる。 また ' 前記小プーリ 2 4と大プー リ 2 了との間にはベ ル ト 3 2が張架 され、 前記ね ] 用モ ー タ 2 2 の動力は、 小プー リ 2 4 , ベル ト 3 2 ,大プーリ 2 7 , 下コネク タ 2 8 , 上コ ネク タ 3 1 を介し て練 羽根 1 8に伝達されて練 j 羽根 1 8を回転させる。
[0025] 3 3は混練 ,ねかし ,発酵 ,焼成の各工程を制御する制御装 置で、 この制御装置 3 3は前記ね 用モ タ 2 2の突出した部 分の上方に位置して前記焼成室 1 5の側方に配設され、 かつ前 記天枠 1 1 aの下面に固定されているものである。
[0026] 3 4は前記略コ字型のヒ タ 1 6の両端部間に位置して焼成 室 1 5 の側壁に配設されたサ ミ ス タ ょ ]9なる温度セ ンサ —で、 この温度セ ンサ 3 4は^成室 1 5内に常時突出するよ うに付 勢されてお ] 、 焼成室 1 5内に前記焼成ケー ス 1 了を装着した と き 、 焼成ケ ス 1 7の外側壁に接触するもので、 この焼成ケ 一ス ァ の温度を検知してヒ ータ 1 6などの制御を行なう。 3 5 は前記イ ス ト容器 2 Oの下端部に配設された内蓋で、 この内 蓋 3 5は前記ィ ー ス 卜容器 2 Oの下端開口部と対応する位置に ィ ー ス ト開閉板3 6を設けている。
[0027] 前記外蓋 1 9と内蓋 3 5との間には、 外蓋 1 9に設けた外側 吸気口 3 7 , 吸気空間 3 8 ,内蓋 3 5に設けたフ ィ ルタ を有 する内側吸気口 3 9を通って焼成室 1 5の頂部に至る吸気路 4 Oと、 一端を外蓋 1 9に設けた外側排気口 4 1 に、 かつ他端 を内側排気口 4 2にそれぞれ連通させた排気空間 4 3 とを設け、 そして前記吸気空間 3 8 と排気空間 4 3はバ イ パ ス路 4 4を有 する隔壁 4 5 で仕切られて る。
[0028] 4 6は送風用モ ー タ 4 了 によ ]9回転駆動されるフ ァ ン 4 8を ― —
[0029] • 途中に配設した排気ダク 卜で、 この排気ダク ト 4 6の一端は前 記焼成室 1 5の上部側壁に開口して吸気口 4 9となし、 かつ他 端は天枠 1 1 aの上方に開口して前記内側排気口 4 2 と対応し、 そしてその途中は U字状として、 少なく とも排気下降部 5 Oが
[0030] 5 形成されるよ うに構成している。 そして前記排気ダク ト 4 6 , 内側排気口 4 2 ,排気空間 4 3および外側排気口 4 1 によ って 排気路 5 1 が形成されている。
[0031] 5 2は前記パン製造機本体 1 1 の上端部に取付けた天捽 1 1 a に設けられた操作部で、 この操作部 5 2は苐 8図に示すよ うに t o 「タイ マー」 「調埕中」 「でき上が] 」の表示を行なう発光ダ ィ オー ドよ !) なる表示ラ ンプ 5 3 と、 各種表示部5 4と、 タイ マ ーをセッ トするときに押されるタイ マ セッ ト キ一 5 5、 焼 き上げ(淡 ) ,発酵 ,焼き上げ (短縮 )のコースを選ぶときに 押されるコ ー スセレク トキ一 5 6、 調理 , タイ マ一をス タ ー ト
[0032] 1 5 させるときに押されるス タ ー 卜キ ^" 5 7およびキーを押しまち がったときや、 タイ マーセッ ト ,調理を取消すときに押される 取消キ一 5 8を備えている。
[0033] 上記構成において、 パ ン製造のプロ セスを簡単に説明する。 まず、 焼成ケー ス 1 了に線 ]3羽根1 8をセッ ト し、 そして焼成 0 ケー ス 1 了にイ ー ス ト以外の材料、 すなわち、 小麦粉 ,砂糖 , ス キム ミ ルク ,塩 ,バター ,水などのパン材料を入れる。 その 後、 この焼成ケ ス 1 7を焼成室 1 5内に装着する。 次に外蓋 1 9を閉め、 かつイ ー ス ト開閉蓋 2 1 を開けてィ ース ト容器
[0034] 2 Oにィ ス トを入れる。 そしてィ ー ス ト開閉蓋 2 1 を閉める 5 その後、 電源プラグ 5 9を家庭用のコ ン セン ト に差込む。 この 状態で、 ス タ ト キ一 5 了を押す。 この場合、 標準タ イ プの焼 き上げコ ー スですぐに焼きたいと きは、 ス タ ー トキ 5 7のみ —を押すと、 表示部 5 4にでき上が ] までの時間 ( 4時間 )が表 示され、 すぐに運転が開始される。 また焼き色がうすめの焼き 上げ (淡 ) コ ー スですぐに焼きたいと きには、 コ ー ス セ レ ク ト キー 5 6を押して表示部 5 4に焼き上げ(淡 ) を表示させ、 ス タ ー トキ一 5 7を押すと、 表示部 5 4にでき上が J までの時間 ( 4時間 )が表示され、 すぐに運転が開始される。 そしてまた 急いで焼き上げるために^き上げ(短縮 ) コ ー スを使う ときは、 コ ー ス セ レ ク トキ一 5 6を押して表示部 5 4に焼き上げ(短縮 ) を表示させ、 ス タ ー トキー 5 7を押すと、 表示部 5 4にでき上 が ] までの時間 ( 2時間 4 5分 )が表示され、 すぐに運転が開 p ciれ o
[0035] ¾お、 タ イ マ ーは 「焼き上げ (短縮 ) 」 コ ー ス ( 2時間 4 5 分 ) と、 「発酵まで」のコ ー ス ( 1 時間 5 5分 ) は使えず、 そ の他のコ ー ス、 す ¾わち「焼き上げ」 コ ー ス と 「焼き上げ(淡)」 コ ー スは使えるもので、 このタイ マーを使う ときは、 例えば、 今の時刻が夜の9 : O Oで、 明日の朝 63 Oに焼き上げたい とき、 タ イ マーの表示部 5 4には時間の差、 す ¾わち 9時間 3 0分を表示部5 4に表示させる。 こ の時間のセ ッ トはタ イ マ ー セ ッ トキ ^" 5 5を押して行なう。 この状態でス タ ー トキー5了 を押すと、 タイ マ がス タ ^ ト して前練 j が開始され、 そして セッ 卜 した時間絰過後、 すなわち 9時間 3 O分経過後にパンが 焼き上がるものである。
[0036] パン製造の工程は、 標準 ( 4時間 ) コ — スの場合は、 まず前 — —
[0037] 辕!)が行るわれ、 そして一定のねかし時間をおいた後、 ドライ ィ ー ス 卜が焼成ケー ス 1 7内に自動的に投入され、 再び辕 ] λを 行なった後、 発酵工程に入る。 この発酵工程に入ると、 ある周 期で混練を伴うガス抜きが行なわれ、 1 次発酵 , 2次発酵 , 3 次発酵 ,整形発酵へと進行し、 次いで焼成工程に移行する。 そ して焼成工程が終ると、 送風用モータ 4 ァによ ])回転駆動され るフ ァ ン 4 8が一定時間^動されて焼成室 1 5の強制換気が ¾ され、 蒸気抜き工程を完了する。
[0038] 上記蒸気抜き工程に いて、 フ ァ ン 4 Sは排気路 5 1 に設け ているため、 ^成室 1 5は負圧領域下に置かれるものである。 したがって焼成室 1 5の上方の蒸気はもちろんの事、 焼成後の パ ンの収縮によ ] 生じたパ ンの周囲と焼成ケ ^ ス 1 ァとの間隙 に存在する蒸気も確実に、 かつ速やかに排出されるものである ( すなわち、 フ ァ ン 4 8の回転によ ])、 外蓋 1 9に設けた外側吸 気口 3 7よ 外気が吸引され、 かっこの外気は吸気空間 3 8 , 内蓋 3 5に設けたフ ィ ルタ一を有する内側吸気口 3 9を通って 成室 1 5の頂部に至 ]9、 そして焼成室 1 5の上部側壁に開口 した吸気口 4 9 よ ] # ^気下降部 5 0を通ってファン 4 8に吸い 込まれ、 その後、 フ ァ ン 4 8によ 排気ダク ト 4 6を通つて天 枠 1 1 aの上方に開口した内ー傳排気口 4 2 よ!)排気され、 そし て排気空間 4 3を通つて外蓋 1 9に設けた外側排気口 4 1 よ ] 排出される。 この空気の強制換気により、 焼成室 1 5は負圧領 域下に ¾かれるため、 焼成室 1 5の上方の蒸気はもちろんの事 燒成後のパ ンの収縮によ ])生じたパ ンの周囲と焼成ケ ー ス 1 了 との間隙に存在する蒸気も吸い出されるよ うな形となつて排出 — —
[0039] されるもので、 この場合、 パ ン全体に蒸気抜き作用が有効に作 用するため、 結露に起因するべとつき ¾ども ¾く ¾つて、 ふつ く らと した美味なパ ンをつく ることができる。
[0040] さて、 排気は最終的には外蓋 1 9に設けた外側排気口 4 1 よ 大気中に放出されるが、 一部は隔壁 4 5のバイ パ ス路 4 4を 介して焼成室 1 5に再循環される。 この湿気を含む排気の再循 環は、 焼成室 1 5の過乾' 防止の点で有効であ ] 、 この作用に よ 、 パンの外皮はむやみに厚くなることなく、 それに加えて パ ンをやわらかく保持することにつながるものである。
[0041] さらに排気路 5 1 の吸気口 4 9は、 焼成ケ ^ ス 1 7 よ ])上方 に位 ftして焼成室 1 5の上部側壁に臨ませているため、 換気流 の影響が焼成ケー ス 1 ァに及びにく く ¾ つている。 このことは、 前記焼成ケ ス 1 7の冷却を可及的におさえる上で効果があ )、 結露を生起しにく くするものである。
[0042] 以上のよ う ¾作用によ 、 よ J 一層ふつ く らと した美味るパ ンが得られるものである。
[0043] また高速 (短縮 ) コ ー スを設定した場合は、 標準 ( 4時間 ) コ スと同じ工程、 すなわち、 前練 ]9 ,ねかし ,練 ] 9 , 1 次発 酵 , ガス抜き , 2次発酵 , ガス抜き , 3次発酵 , ガス抜き ,整 形発酵 ,焼成 ,蒸気抜きの一連の工程が2時間4 5分で行 ¾わ れるものである。
[0044] 第 1 1 図は本発明の一実施例におけるパ ン製造機のプロセス 工程図を示し、 また第 1 2図は同パ ン製造機におけるフ ァ ン と 加熱手段の通電率 ( デュ ーティ ) を示し、 さらに第 1 3図は同 パ ン製造機における焼成ケ ー スの温度推移を示したものである。 — —
[0045] • 第 1 1 図にもとづいて、 パン製造の工程について説明する。
[0046] まず焼成ケ ー ス 1 了に小麦粉 ,砂糖 , スキム ミ ルク ,塩 ,バタ 一 ,水などのパン材料を投入しておき、 運転を開始すると、 前 記パン材料が混練され、 そして一定のねかし時間をおいた後、
[0047] 5 ドライイ ー ス トが焼成ケ一ス 1 ァ内に投入され、 そして再度混 練が行われる。 この混線が終ると発酵工程に入] 、 この発酵ェ 程においては、 ある周期で混線を伴うガス抜きが行われ、 1 次 発酵 , 2次発酵 , 3次発酵 ,整形発酵へと進行し、 次いで焼成 工程に移行し、 この焼 工程が終了すると、 最後にフ ァ ン 4 S t o がー定時間だけ駆勤されて焼成室 1 5の強制換気がなされると ともに、 加熱手段 1 6にも通電されて蒸気抜き工程が行われる c ところで、 フ ァ ン 4 8は排気路 5 1 に設けているため、 蒸気 抜き工程においては、 焼成室 1 5は負圧領域下に置かれるもの で、 これによ!)、 焼成室 1 5の上方の蒸気はもちろんの事、 焼
[0048] 1 5 成後のパンの収納 (変形 )によ ])生じるパ ンの周囲と焼成ケ ー ス 1 ァ との隙間に存在する蒸気も確実に、 かつ速やかに排出さ れる ものである。
[0049] なお、 このフ ァ ン 4 8の駆動によ つて蒸気抜きを行う と、 焼 成ケース 1 7およびパ ンの温度降下が生じるも ので、 この場合. 0 特に焼成ケ ス 1 ァの底部コ ナ一付近が早く冷却されてその 部分が結露し、 パンがピチャ ピチャになることがあるが、 本発 明の一実施例においては、 蒸気抜き時において、 加熱手段 1 6 にも通電するよ うにしているため、 パンがピチャ ピチャになる という ことはないものである。
[0050] 5
[0051] このよ うに蒸気抜き工程時において、 フ ァ ン 4 8を駆動させ • るとと もに、 加熱手段 1 6に通電するよ うにすれば、 パン全体 に蒸気抜き作用が有効に働く とと もに、 結露現象も発生し い ため、 結露に起因するパ ンのベとつき ¾ども ¾く ¾ つて、 ふつ く らと した美味なパ ンを作ることができるものである。
[0052] 5 ところカ、、 この蒸気抜き工程時において、 フ ァ ン 4 8と加熱 手段1 6にフ ル通電すると、 パ ンの乾燥が起こって外皮が硬く なるが、 本発明の一実施例においては、 第 1 2図に示すよ うに、 フ ァ ン 4 8への通電率 ( デュ ーティ ) と加熱手段 1 6への通電 率 ( デュ ティ ) を時間の経過に伴って減少させるよ うにして l O いるもので、 この場合、 フ ァ ン 4 8への通電率を減少させて、 フ ァン 4 8の回転数を減らすと、 それに伴つて焼成ケー ス 1 ァ の温度低下が苐 1 3図に示すよ うに遅くるるため、 加熱手段 1 6 への通電率も減らしている もので、 これによ ] 、 パンが乾燥し 過ぎるという ことはる く ¾るため、 パ ンの外皮が硬く なるとい ί 5 うこと も防止することができるものである。
[0053] また吸 ,排気は本体 1 1 の上方に設けた外蓋 1 9のところで 行わせるよ うにしているため、 従釆のよ うに本体の設置面から 外気を導入するもののよ うに、 ごみや小さい昆虫等がいつ しよ に吸い込まれて不衛生になるということも くるるものである。
[0054] 0 苐 1 4図は本発明の他の実施例におけるパン '製造機のプロセ ス工程図を示し、 また第 1 5図は同パ ン製造機にお て排気し た時と排気しない時のパン生地の温度を示すグラ フである。
[0055] 第 1 4図にも とづいて、 本発明の他の実施例におけるパ ン製 造機のパ ン製造の工程について説明する。 まず、 焼成ケ ス
[0056] 5
[0057] 1 ァに小麦粉 ,砂糖 , ス キム ミ ル ク ,塩 , バ タ ,水 ¾どのパ — -
[0058] • ン材料を投入しておき、 運転を開始すると、 前記パン材料が混 線され、 そして一定のねかし時間をお た後、 ドライ イ ー ス ト が焼成ケー ス 1 7内に投入され、 そして再度混練が行われる。 この混辕が終ると発酵工程に入] 、 この発酵工程においては、
[0059] 5 ある局期で混辕を伴うガス抜きが行われ、 1 次発酵 , 2次発酵, 3次発酵 ,整形発酵へと進行し、 次いで焼成工程に移行し、 こ の焼成工程が終了すると、 最後に蒸気抜き工程が行われる。
[0060] 上記各工程の中で、 排気路 5 1 に設けたフア ン 4 8は混練時 と蒸気抜き工程時.に 0 Nされて作動するが、 特に夏場 (室温が t o 高い時 ) において、 パン材科の混練時にフ ァ ン 4 8を作動させ ると、 第 2図の矢印で示すように、 外蓋 1 9の一部に設けた外 側吸気口 3ァょ 外部の空気が吸い込まれ、 かつその空気はフ ィ ルタ ^を有する内側吸気口 3 9を通って燒成ケ ス 1 了およ び焼成室 1 5内に送 ])込まれ、 そして排気下降部 S O ,排気ダ
[0061] 1 5 ク 卜 4 6 ,内側排気口 4 2を通つて外側排気口 4 1 よ ]9排出さ れる。 このよ うにパン材料の混練時にフ ァ ン 4 8を作動させる と、 焼成ケース 1 7内の湿度の高い空気が上方よ 排出される ため、 それに伴い、 パン生地よ ]9水分が蒸発し、 その蒸発潜熱 によ 、 混練時に発生する熱によるパン生地の温度上昇を抑え 0 ることができる (第 1 5図 )。 また、 これによ ])、 パン材料の 混練も所定時間継続して行われるため、 練 が不足するという ことはる く、 その結果、 十分な辕 が行えることによ!)、 室温 が高い時のパンの質が向上する。 特にパ ンの気泡を形成する膜 の膜厚が薄く って良くのびたパンが得られる。 またフ ァ ン 5 4 8の作動を、 パン材料の混繚工程の最初から作動させた場合 • は、 焼成ケー ス 1 7内のパ ン材料、 たとえば小麦粉等が舞い上 がって外に排出されることになるが、 本発明の他の実施例にお いては、 フ ァ ン 4 8の作動を、 パ ン材科の混練工程の途中、 す なわちパン生地がある程度できあがってから (少る く と も 1 分
[0062] 5 ¾J ) 、 行わせるよ うにしているため、 小麦粉等が舞い上がつて 外に排出されるという問題も解決することができるものである c お、 加熱手段は上記実施例で示した電気ヒ -タの他に燃焼 器や高周波加熱器 ¾どが考えられ、 また混線手段も実施例の線 羽根に限定されるものでは ¾い。
[0063] i o 産業上の利用可能性
[0064] 以上のよ うに本発明のパ ン製造機は、 焼成室を含む吸気路と 排気路とを備え、 前記排気路の途中に強制通風用のフ ア ンを配 設し、 この排気路は、 一端を焼成ケ ス ょ j 上方に位置して焼 成室の上部側壁に臨ませて吸気口となし、 かつ他端を外蓋に設 5 けた外側排気口に臨ませているため、 フ ァ ンの駆動によ ]9、 吸 気路よ ] 9焼成室内に導入された外気は、 吸気口よ ])排気路を通 つて外蓋に設けた外側排気口よ!)排気さ るもので、 この場合、 換気形態は吸い込み方式となるため、 焼成室は負圧領域に設定 され、 その結果、 パ ン焼成工程後の蒸気抜き工程における蒸気0
[0065] 抜き も、 パ ンの上表面だけでな く 、 パ ンの周囲と焼成ケースど の隙間に存在する蒸気を確実に、 かつ速やかに排出させるこど ができる。 これによ j 、 ふつ く らと した美味のパ ンを容易につ く ることができるものである。
[0066] また排気通路は、 一端を焼成ケ スよ J 上方に位置して焼成5
[0067] 室の上部側壁に臨ませて吸気口とるし、 かつ他端を外蓋に設け 一 一
[0068] • た外側排気口に臨ませた構成としているため、 焼成室内よ 排 気路内に吸い込まれた蒸気が再び焼成室内に戻るという ことも なくな 、 確実な蒸気の排出が行なえるものである。
权利要求:
Claims• 請 求 の 範 囲
1 . パン材料を収納する焼成ケ スと 、 この焼成ケ "スを収納 する焼成室と、 前記焼成ケ - ス内のパン材料-を混練する混練手 段と、 前記焼成ケ スを加熱する加熱手段と、 前記焼成室を含 む吸気路と排気路とを備え、 前記排気路の途中に強制通風用の フ ァ ンを配設 し、 この排気路は、 一端を焼成ケ -"スょ ] 上方に 位置して焼成室の上部側壁に臨ませて吸気口と ¾ し、 かつ他端 を外蓋に設けた外側排気口に臨ませたことを特徴とするパ ン製 造機。
2 . 請求の範囲第 1 項において、 強制通風用のフ ア ンは、 焼成 後の蒸気抜き時に駆動させ、 この蒸気抜き時に加熱手段にも通 電するよ うに構成したパン製造機。
3 . 請求の範囲第 2項において、 焼成後の蒸気抜き時に駆動さ れる強制通風用のフ ァ ンへの通電率と加熱手段への通電率を時 間の経過に伴 つて減少させるよ うに構成したパン製造機。
4 . 請求の範囲第 1 項において、 強制通風用のフ ァ ンは、 パ ン 材料の混練工程において、 その途中から作動させるよ うに構成 したパン製造機。
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法律状态:
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优先权:
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