专利摘要:

公开号:WO1986003193A1
申请号:PCT/JP1985/000641
申请日:1985-11-16
公开日:1986-06-05
发明作者:Hiroyuki Akashi;Takeshi Inoue;Shoichi Horie
申请人:Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd.;
IPC主号:A01N37-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 アル力 ンジカルボン酸ジエステル化合物
[0002] 技術分野および発明の開示
[0003] 本発明は、 一般式
[0004] (式中の nは 0 〜 8を、 Rはベ ンジル基または炭素数 1 〜 8 の アルキル基を表わす。 )
[0005] で表わされる衛生害虫忌避剤、 及び可塑剤として有用な新規ァ ルカ ンジカルボ ン酸ジエステル化合物に関する。
[0006] 本発明者等は種々 の新規化合物を合成し、 衛生害虫忌避作用 及び熱可塑性ボリ マーに対して可塑性を增加させる作用を有す る化合物を開癸すべく鋭意研究を重ねた結果、 一般式
[0007] ROOCy VoOC (CH 2 )„C00-^ C00R
[0008] (式中、 nは 0 〜 8を、 Rはベ ンジル基または炭素数 1 〜 8 の アルキル基を表わす。 )
[0009] で表わされる化合物が、 それら作用を有することを見出し、 さ らに研究を重ねて本発明を完成した。
[0010] 即ち、 本発明は、 一般式
[0011] R OOCn V00C (C H 2 )„C00-<^ )-C00R (式中、 nは 0 〜 8を、 Rはベンジル基または炭素数 1 〜 8 の アルキル基を表わす。 )
[0012] で表わされるアルカ ンジカルボン酸ジエステル化合物に関する。 本発明化合物は、 たとえば式
[0013] C 0 C
[0014] I
[0015] ( C H 2 )„
[0016] I
[0017] C 0 C &
[0018] (式中、 nは 0 〜 8を表わす。 )
[0019] で表わされるアルカ ンジカルボン酸ジク ロ ライ ドと P — ヒ ドロ キシ安息香酸アルキルまたは P —ヒ ドロキ シ安息香酸ベンジル とを適当な溶媒 (たとえば ト ルエ ン、 ベンゼン、 ク ロ口ホルム、 ジク ロロェタ ンなど) 中、 ア ミ ン類 (たとえば ト リ 工チルア ミ ン、 ピリ ジン、 ジメ チルァニリ ンなど) の存在下に反応させる ことにより容易に製造する こ とができる。 目的物はカ ラムク ロ マ トや、 メ タノ ール、 D M F 、 ァセ ト ニ ト リ ル、 ト ゾレエ ンなど による再結晶などの常法により精製される。
[0020] 本発明化合物を 害虫忌避剤として使用する場合には、 衛生 害虫燻蒸剤用どして常用のキャ リ アとの混合物として、 また塩 化ビニル等の合成樹脂、 その他衛生害虫忌避を意図する材料中 に煉り込んだ態様として、 また、 ハケ、 スプレー等によって塗 布したり、 含浸させたり した態様として使用に供される。
[0021] その使用量は、 使用の態様によって変わり う る ものであり、 衛生害虫忌避作用を発揮するに十分な量を使用すればよい。 た とえば、 キャ リ ア等 1重量部に対して 0 . 5 〜 1 0重量部配合す ればよい。 また、 本発明化合物は、 熱可塑性ポリ マーに対して可塑化効 率が優れているため、 柔軟性、 弾性、 可塑性を增加させ、 揮発 性も少ないことから、 ポリ マ一の可塑剤としても有用である。 実施例 1
[0022] 滴化ロ ー ト 、 温度計、 塩化カ ルシウ ム管を付した 3 0 0 m 四 頸フ ラスコ に p — ヒ ドロキ シ安息香酸ェチルエステル 1 6 . 6 g、 ピリ ジ ン 7 . 9 g及びェチルエーテル 1 5 0 m を仕込んだ。 攪拌 下 0 〜 5 てに保持しながら、 アジピ ン酸ク ロライ ド 9 . 2 gをェ チルエーテル 2 0 miに溶解した液を 3 0分間で滴下した。 滴下 終了後、 1時間、 0 〜 5 'cで反応させた。 反応終了後、 ェチル エーテルを留去 ' 、 残渣をメ タ ノ ールから再結晶すると、 融点 8 2 〜 8 3 'c のア ジ ピ .ン酸ジ ( p — ェチルォキ シカルボニルフ ェニル) の白色結晶が得られた。
[0023] 実施例 2
[0024] p — ヒ ド ロキ シ安息香酸ェチルエステル 1 6 , 6 g とグルタ ル 酸ク ロライ ド 8 . 5 gを用いて、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 8 1 〜 8 2 てめグルタル酸ジ ( p — ェチルォキ シカルボ二 ルフ ヱ ニル) の白色結晶が得られた。 . 実施例 3
[0025] p — ヒ ド ロ キ シ安息香酸プロ ピルエステル 1 8 g とコ ハク酸 ク ロライ ド 7 . 8 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融 点 1 2 2 〜 1 2 3 . 5て のコ ノヽク酸ジ ( p —プロ ピルォキ シカル ボニルフ ヱ ニル) の白色結晶が得られた。
[0026] 実施例 4
[0027] p — ヒ ド ロ キ シ安息香酸プロ ピルエステル 1 8 g とグルタル 酸ク ロライ ド 8 . 5 g を用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点、 7 4 〜 7 5 で のグルタノレ酸ジ ( p —プロ ビルォキ シ力ノレボ 二ルフ ヱニル) の白色結晶が得られた。
[0028] 実施例 5
[0029] p — ヒ ドロキ シ安息香酸メ チルエステル 1 5 . 2 g と、 コハク 酸ク ロライ ド 7 . 8 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 1 8 9 . 5〜 1 9 0 . 5で のコ ノヽク酸ジ ( p — メ チルォキ シ力 ルボニルフ ヱニル) の白色結晶が得られた。
[0030] 実施例 6
[0031] p — ヒ ドロキ シ安息香酸メ チルエステル 1 5 . 2 g と、 セノ、、シ ン酸ク ロライ ド 1 2 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 1 0 9 . 5〜 1 1 0 , 5で のセバシ ン酸ジ ( p —メ チルォキ シ カルボ二ルフ ヱ ニル) の白色結晶が得られた。
[0032] 実施例 7
[0033] P ー ヒ ド ロ キ シ安息香酸ベ ンジル 3 2 g とセバシ ン酸ジク ロ ライ ド 1 6 . 7 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 6 2 . 5〜 6 3 °c のセノ シ ン酸ジ ( p — ベンジルォキ シカルボ二 ルフ エ ニル) の白色結晶が得られた。
[0034] 実施例 8
[0035] p — ヒ ド ロ キ シ安息香酸 32 g とア ジ ピ ン酸ジク ロ ラ イ ド 12 . 8 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 9 3 〜 9 3 . 5 で のア ジ ピン酸ジ ( p —ベンジルォキ シカ ノレボニルフ エ ニル) の白色結晶が得られた。
[0036] 実施例 9
[0037] p — ヒ ドロキ シ安息香酸ベ ンジル 2 2 . 8 g と グルタル酸ジク 口ライ ド 8 . 4 5 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融 点 9 3 〜 9 4 。c のグルタル酸ジ ( p — べ ンジルォキ シカルボ二 ルフヱニル) の白色結晶が得られた。
[0038] 実施例 1 0
[0039] P — ヒ ド ロ キ シ安息香酸ベ ンジル 22 . 8 g とコ ハク酸ジク ロ ラ ィ ド 7 . 7 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 1 06 〜 107 で のコ ノヽク酸ジ ( p — ベ ンジルォキ シカ ルボニルフ エ 二 ル) の白色結晶が得られた。
[0040] 実施例 1 1
[0041] p — ヒ ド ロ キ シ安息香酸ベ ンジル 2 2 . 8 g とマ ロ ン酸ジク ロ ライ ド 7 . 1 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 78 〜 80 のマ ロ ン酸ジ ( p — ベ ンジルォキ シカ ノレボニノレフ エ ニル) の白色結晶が得られた。
[0042] 実施例 1 2
[0043] P — ヒ ド ロ キ シ安息香酸ベ ンジル 22 . 8 g と シユ ウ酸ジク ロ ラ ィ ド 6 . 4 gを用い、 実施例 1 に準じて反応させると、 融点 1 06 〜 1 0 8 。c の シユ ウ酸ジ ( p — ベ ンジルォキ シカ ノレボニルフ エ ニル) の白色結晶が得られた。
[0044] 実施例 1 3
[0045] 滴下ロー ト 、 温度計、 塩化カルシウ ム管を付した 300 mi四頸 フ ラ ス コ に p — ヒ ド ロ キ シ安息香酸 n — ブチルエステル 19 . 4 g 、 ピ リ ジ ン 7 . 9 g及びェチルエーテル 1 5 0 miを仕込んだ。 攪拌 下 0 〜 5 てに保持しながら、 コハク酸ク ロ ライ ド 7. 8 gをェチ ルエー テル 2 0 miに溶解した液を 3 0分間で滴下した。 滴下終 了後、 室温で 5時間反応させた。 反応終了後、 反応溶液を 1 N —塩酸 2 0 O m で洗浄し、 次に水 2 0 O m で洗浄、 更に 1 %水
[0046] 酸化ナ ト リ ゥム水溶液 2 0 0 m で洗浄、 最後に水 2 0 0 m で洗
[0047] 浄した。 エーテル層の溶媒を留去し、 残渣を 5 回メ タ ノ ールか
[0048] ら再結晶し、 更にエタノ ールから再結晶すると、 融点 70〜71で
[0049] のコ ノヽク酸ジ ( p — n —ブチルォキ シカルボ二ルフ ヱ ニル) の
[0050] 白色結晶が得られた。
[0051] 実施例 1 4
[0052] 滴下口一 ト、 温度計、 塩化カルシウ ム管を付した 3 0 0 mi四
[0053] 頸フ ラスコ に P — ヒ ド ロキ シ安息香酸 n —ブチルエステル 19 . 4
[0054] g ピリ ジ ン 7 , 9 g及びェチルエーテル 1 5 0 m を仕込んだ。
[0055] 攪拌下 0 〜 5 て に保持しながら、 シユウ酸ク ロライ ド 6 . 4 gを
[0056] ェチルエ ーテル 2 0 miに溶解した液を 3 0分間で滴下した。 滴
[0057] 下終了後、 室温で 5時間反応させた。 反応終了後、 折出した結
[0058] 晶を濾取し、 水洗後 ト ルエ ンから再結晶すると、 融点 100 . 5 〜
[0059] 10 1 . 5 ΐ の シユ ウ酸ジ ( ρ - η —ブチルォキ シカルボユルフ ェ
[0060] ニル) の白色結晶が得られた。
[0061] 実施例 1 5 ··
[0062] 滴下ロ ー ト、 温度計、 塩化カルシウ ム管を付した 3 0 0 mi四
[0063] 頸フ ラ スコ に P — ヒ ド ロキ シ安息香酸 ( 2 —ェチルへキ シル)
[0064] エステル 2 5 g 、 ピ リ ジ ン 7 . 9 g及びェチルエーテル 1 5 0 m
[0065] を仕込んだ。 攪拌下 0 〜 5 'c に保持しながら、 セバシ ン酸ク ロ
[0066] ライ ド 1 2 gをェチルエーテル 2 0 m に溶解した液を 3 0分間
[0067] V
[0068] で滴下した。 滴下終了後、 室温で 5時間反応させた。 反応終了
[0069] 後、 反応溶液を 1 N—塩酸 2 0 0 m で洗浄し、 次に水 2 0 0 m
[0070] で洗浄したエーテル層の溶媒を留去し、 残渣をシ リ カゲルカ ラ ムク ロマ トで精製する と油状物のセバシン酸ジ 〔 p — ( 2 —ェ チルへキシル) ォキ シカルボ二ルフヱニル〕 が得られた。
权利要求:
Claims

請求の範囲
一般式
謂 C oOC(CH2) nCOO- VcOOR
(式中の nは 0 〜 8を、 Rはベンジル基または炭素数 1 〜 8 の アルキル基を表わす。 )
で表わされるアルカ ンジカルボン酸ジエステル化合物。
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US4713474A|1987-12-15|
EP0202340A1|1986-11-26|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1986-06-05| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1986-06-05| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE CH DE FR GB NL SE |
1986-07-14| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1985905882 Country of ref document: EP |
1986-11-26| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1985905882 Country of ref document: EP |
1989-05-31| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1985905882 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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