专利摘要:

公开号:WO1986001021A1
申请号:PCT/JP1985/000393
申请日:1985-07-12
公开日:1986-02-13
发明作者:Hiroshi Ohki
申请人:Sony Corporation;
IPC主号:G11B7-00
专利说明:
[0001] ' 明 細 書 光学的情報記録媒体の製造方法 技術分野
[0002] 本発明は、 光学的情報記録媒体の製造方法に閩し、 特に、 安価に 夭量複製が可能な構成を有し、 例えば光力一ドとして有用な前記記 録媒体の製造方法に閬する。
[0003] 背景技術
[0004] 第 5図に示したような光力一ド 1 では、 記録されている情報は、 第 6図に拡大して示した副 トラ ック列 2上に形成された ドッ ト 4の 有無によつ 情報が記録されている多数の副 トラ ック列が主 ト ラ ッ ク 3を構成するというフォーマツ 卜になっている。
[0005] 主 ト ラ ック 3のパターンを有するマスクを用いて、 光カー ド 1 と 同じ情報が記録された記録媒体を大量に複製する場合、 従来いく つ かの方式で行われてきた。 例えば、 第 1方式は、 フォ ト レジス ト と エ ッチングとを利用するものであり、 得られる記録媒体は、 例えば 第 7図に示すように、 基板 5上に所望の情報バターンを有するフォ ト レジス ト 6 と光反射層 7 とが形成され、 さらに保護膜 8が設けら れた構成を有する。 また第 2方式として、 例えば第 8図に示すよう に、 銀乳剤を所望パターンに露光、 現像して、 基板 5上に光沢銀 9 のパターンを形成し、 その上に保護膜 8を形成するようにした方式 が知られている (例えば特開昭 5 6 - 4 9 2 9 6号公報) 。 その他 第 3方式として、 例えば所定バターンに露光、 現像したフォ ト レジ ス トにメ ツキ処理を行って凹凸のスタ ンパーを作製し、 ブレス方式 で光力一ドを複製する方式がある。 前記第 1方式—はェッチング工程に時間を要し且つ大面積のカー ド に対してコ ン トロール性が悪いという欠点を有する。 前記第 2方式 は鍍が高価であることが欠点である。 .さらに第 1及び第 2方式のい ずれも湿式工程を舍み且つ多ぐの工程を必要とする。 一方、 第 3方 式は量産性の点では前記第 1及び第 2方式よりすぐれているが、 ド y トが凹凸である位相方式によってコ ン トラス トを得るため、 再生 出力が微分型となるので情報記録密度が十分に高く ならないこと及 び焦点はずれ(def ocus ) の余裕も少ないという欠点を有する。
[0006] 本発明は、 前記の点に鑑み、 大量にかつ安価に複製可能な構成を 有する光学的情報記録媒体の製造方法を提供するものである。
[0007] 発明の開示
[0008] 本発明に係る光学的情報記録媒体の製造方法は、 基板と、 光反射 層と、 光反射層上に形成され、 紫外光による選択的露光により露光 部と非露光部との間に生じる光学的濃度差により情報を記録する記 録層とから成る光学的情報記録媒体原反を用意し、
[0009] 所要の記録バタ一ンを形成した露光マスクを介して前記記録層を 紫外光に露光し、
[0010] 前記記録パターンが記録された記録層部分を舍む原反を切断して 情報ス ト ラィプを作製し、
[0011] 前記情報ス ト ラィブを保持板上に一体化することを特徴とする。 前記原反は可撓性の連続テープ状材料であってよ く、 前記記録層 を紫外光に露光する際、 前記原反を間欠的に進行させ、 露光をく り 返し行う ことができる。
[0012] 前記保持板は剛性のある力一ド状形態の、 例えばプラスチック製 の保持板とすることができる。 前記記錄層には必要に応じて保護膜 を形成することができる。 前記記録層としては、 紫外光照射によってフォ トク口 ミズムを示 す材料を高分子バイ ンダ中に混合し、 フィルム状にしたものを使用 することができる。 前記フォ トク口 ミズムを示す材料としては、 ス ビロビラ ン系化合物、 テ ト ラへテロフルバレン誘導体、 アン ト ラセ ン、 ハロゲン化銀舍有ガラス、 並びに金属例えば Cr、 Mo及び W のへ キサカルボニル化合物などが挙げられる。 高分子バイ ンダとしては、 極性の高いものが記録層における露光部の発色状態の消色速度が遅 いので好まし く、 例えばフ ノ キシ樹脂、 塩ビ -酢ビ共重合体、 サ ラ ン、 ポリ ビュルプチラールなどを用いることができる。
[0013] 前記基材としては例えばァク リル樹脂、 ボリ塩化ビニル、 各種ボ リ オ レフィ ン樹脂、 ガラス、 セラ ミ ッ クスなどのよう な材料が挙げ られる。
[0014] 光反射層としては例えばアルミニウム、 銀等の金属箔又は蒸着膜 を用いることができる。
[0015] 必要に応じ使用される保護膜としては透明なプラスチッ ク材料、 例えばボリ メ タク リ ル酸メ チル、 ポリ エチレン、 ポリ プロピレン、 ボリ塩化ビュル、 塩ビ -酢ビ共重合体などを用いることができる。 図面の簡単な説明
[0016] 第 1図は本発明の方法において得られる情報ス ト ラィ プの一実施 例の断面図、 第 2図は第 1図の記録媒体の記録層における紫外光照 射前後の吸光度を示すグラフ、 第 3図と第 4図とは本発明の方法を 說明する図、 第 5図は一般の光力一ドを示す平面図、 第 6図は第 5 図の光カー ドの副 ト ラ ックの拡大図、 第 7図と第 8図とは従来例の 発明を実施するための最良の形態
[0017] 以下、 本発明の光学的情報記録媒体の製造方法を実施例につき図 面を参照しながら説明する。 実施例 1 ―
[0018] 第 1図は本発明の方法において得られる情報ス トライプ 1 0 の一 実施例を示し、 ポリ塩化ビュルの力ー ド基板 1 1上にアルミ ニウム の蒸着膜からなる光反射層 1 2が設けてあり、 情報が記録されてい る記録層 1 3 と透明なァク リ ル系樹脂の保護膜 1 4が光反射層 1 2 上に順次積層されて、 情報ス トライブ 1 0が構成されている。
[0019] 記録層 1 3 は、 式 ( I )
[0020]
[0021] で表されるベンゾチアゾリ ン系スピロビラ ン化合物を高分子バィ ン ダのフ ノ キシ樹脂と共に溶剤に溶解し、 光反射層 1 2上に塗布し 乾燥して形成されている。 この記録層 1 3 に記録されている情報は. 発色部 1 5 a と未発色部 1 5 b とで構成されるべき情報パターンを 有するマスクを保護膜 1 4に密着させた後、 3 6 O nm付近の紫外光 を照射して式 ( I ) のスビロ ビラ ン化合物を発色させるこ とによつ て与えられている。 式 ( I ) の化合物の前記紫外光照射前後の光吸 収スぺク トル変化は第 2図に示す通りであった。
[0022] このよう に構成された情報ス ト ライ ブ 1 0 の記録層 1 3 は、 例え ば波長 6 3 0 nmの光の透過率が第 2図から 0. 52の値を有するこ とが わかる。 したがって、 6 3 0 nmの光で記録層 1 3 の情報バターンを 再生する場合、 光の透過率は往復で(0. 52) 2 = 0. 27となり、 光反射 層 1 2 の反射率を Rとすると、 記録層 1 3における発色部 1 5 a と 未発色部 1 5 b とのコ ン トラス トは、 次の計算
[0023] (1.0R - 0.27R)パ 0.278 +1.0R)=0.57
[0024] から 0.57となる。 この値は情報ス トライブの再生に一般に必要なレ ベルである 0.5 より大き く、 したがって、 情報ス ト ライ プ 1 0 は十 分に実用性を有する。
[0025] 従来、 フォ トクロ ミ ツク材料を記録媒体の記録層として使用する 場合、 記録層を紫外光で発色させた発色状態を、 記録ずべき情報に 応じて可視又は赤外のレーザ光で消色状態にもどして記録が行われ ていたため、 フォ トクロ ミ ツク材料、 特にスビロビラン化合物の発 色光感度を上げると、 発色状態の安定性が悪化するという不都合が 生じていた。 しかし、 本実施例の構成による情報ス トライプでは、 記録するために消色状態に戻す必要がないので、 発色状態の安定性 にのみ着目して前記式 ( I ) の化合物をフォ トクロ ミ ック物質とし て選択できるという利点がある。
[0026] 実施例 2
[0027] 本実施例では、 可撓性基板を有する原反を用いた記録媒体の製造 方法を第 3図と第 4図について説明する。
[0028] 第 3図に示す通り、 可撓性の連続テープ状ポリ塩化ビニルシー ト から成る基板 1 6上に、 光反射層 1 7 として銀蒸着膜を有し、 光反 射層 1 7上に実施例 1 と同様の記録層 1 8が形成されてなる連続テ ーブ状材料 1 9をローラ 2 0 a 〜 2 0 d上に図示の通り通過させる。 テープ扰材料 1 9 のローラ 2 0 a 〜 2 0 c間の部分上に近接させて、 記録しょう とする情報を実施例 1 の場合と同様に形成したマスク 2 1 を配置する。 テープ状材料 1 9を所定の長さ単位で間欠的に進行さ せて、 マスク 2 1 を通して露光を行い、 記録層 1 8に所定の情報を 記録した後、 カ ッター 2 2で切断して、 情報ス ト ライ プ 2 3を得る。 次いで、 このス トライプ 2 3を、 第 4図に示したポ リ エチ レ ン樹脂 製の保持板 2 4に設けた溝部 2 5に挿入し、 接着した後、 情報ス ト ライプ 2 3を舍めて保持板 2 4上に透明なボリ メ タク リル酸メ チル の薄膜を保護膜 2 6 として積層して最終形態の記録媒体即ち光力一 ドとする。
[0029] 産業上の利用可能性
[0030] 本発明の光学的情報記録媒体の製遣方法によれば、 同じ内容の情 報を大量に複製する場合、 湿式工程を必要とせずかつ従来に比べて 工程数を少な く することができるため、 安価に複製品を量産するこ とができる。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲《 1 . 基板と、 光反射層と、 光反射層上に形成され、 紫外光による 選択的露光により露光部と非露光部との間に生じる光学的濃度差に より情報を記録する記録層とから成る光学的情報記録媒体原反を用 し、
所要の記録パターンを形成した露光マスクを介して前記記録層を 紫外光に露光し、
前記記録パター ンが記録された記録層部分を含む原反を切断して 情報ス ト ラィプを作製し、
前記情報ス トラィ プを保持板上に一体化することを特徴とする光 学的情報記録媒体の製造方法。
2 . 原反を間欠的に進行させ、 露光をく り返し行う ことを特徴と する特許請求の範囲第 1項記載の方法。
3 . 保持板が剛性のある力一ド状形態であることを特徴とする特 許請求の範囲第 1項記載の方法。
. 記録層上に透明な保護膜を形成することを特徴とする特許請 求の範囲第 1項記載の方法。
5 . 記録層が、 フォ トク ロ ミ ツク材料であるスピロビラ ン化合物 を舍有することを特徴とする特許請求の範囲第 1項記載の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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EP0188625B1|1991-07-31|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1986-02-13| AK| Designated states|Designated state(s): US |
1986-02-13| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): DE FR GB NL |
1986-03-07| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1985903395 Country of ref document: EP |
1986-07-30| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1985903395 Country of ref document: EP |
1991-07-31| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1985903395 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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