专利摘要:

公开号:WO1985004910A1
申请号:PCT/JP1985/000222
申请日:1985-04-20
公开日:1985-11-07
发明作者:Yoshinori Watanabe;Yuji Watanabe;Fumio Watanabe;Toshio Watanabe;Chiharu Watanabe
申请人:Watanabe Kutsushita Kogyo Co., Ltd.;
IPC主号:D04B15-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 丸編機用選針装置
[0002] 〔技術分野〕
[0003] 本発明は丸編機用選針装置に関する。
[0004] より詳し く は、 丸編機の円形シリ ンダ上の複数の編成針に 上下動を与える上げカムと、 前記編成針の下方に当接するジ ャ ,ン ク のカム用バッ ト間の係合を所定の計画に基づいて着脱 するこ とによって、 所定の柄の編成を可能にする丸編機用選 針装置に関する。
[0005] 〔背景技術〕
[0006] 抦編み丸編機は例えば第 8図に示すように、 複数の編成針 3を有する編成'シリ ンダ 2、 給糸装置 8 、 抦編み手順記億装 置 4、 柄編成手順記憶装置 4に記憶された柄編成手順を針の 上下動に伝達する選針装置 1 を舎んで成る。 編成シリ ンダ 2 は伝達機構 7を介してモータ 6によって回転され、 編成シリ ンダの回転、 より詳しく は編成シリ ンダの回転角が、 検知器 5 によつて撿知されて抦編成手順記憶装置 4に伝達され、 前 記編成シリ ンダ 2 の回転角に対応する編成手順が柄編成手順 記憶装置 4から選針装置 1 に伝たえられる。 前記柄編成手順 記憶装置 4 は通常ビン ドラム又はコ ンピュータの記憶装置か ら成る。 一方複数の糸 9 は給糸装置 8を経て編成針 3 に供給 される。
[0007] 現在広く用いられている選針装置としては例えば第 9図に 例示するように選針装置の主要部を複数枚の相互に平行に摺 動可能に配置された平板 6 0で構成しているものが知られて いる。 この種選針装置ではピン ドラム上のビン又はコ ン ビュ 一タの記億装置からの信号によって平板 6 0が摺動する。 平 板 6 0が編成シリ ンダ 6 2の中心に向って摺動する時には、 編成針の下方に 接するジャ ッ ク 6 1が編成シリ ンダ 6 2の 中心に向って移動し、 その結果ジャ ッ ク 6 1 の下方のカム用 バッ ト 6 3 の上げ力ム 6 4 との係合が外れる。 したがって平 板 6 0 の摺動を前記ピン又は記億装置からの信号によってコ ン トロールすることにより、 対応する編成針の上下動がコ ン トロールされて所定の抦編を'編成することができる。
[0008] 現在柄編み丸編機の高速運転が要望されている。 丸編機の 高速運転を達成するためには選針装置の応答を高速にする必 要がある。 しかしながら従来公知の選針装置のように平板を 摺動する構成を有する選針装置では、 応答速度、 すなわち摺 動速度を高速にすることに限界がある。 一方通常の摺動速度 を有する平板の枚数を増加することによつて高速の丸繮機を 得ることが可能である。 しかし平板の枚数を増やすことによ つて選針装置が大き くなり、 その結果丸編機の外周の挟い空 間内に選針装置を配置することが困難になる。 かく してより 小型で且つ応答速度の早い選針装置が高速の柄編み丸編機を 得るために強く要望されている。
[0009] 〔発明の開示〕
[0010] 本発明はより小型で且つ早い応答速度を有する丸編機用選 針装置を提供することを目的とする。
[0011] 本発明による選針装置は、 編成針の摺勳方向に間隔をあけ て実質的に重ねて配置され、 且つそれぞれ中央附近で枢支さ れるこ とによって前記編成針の摺動方向に揺動可能である複 数のフィ ンガと、 前記複数のフィ ンガのそれぞれの後方に配 置されて選択的にフ ィ ンガを揺動させる電磁式フ ィ ンガ作動 装置と前記複数のフィ ンガと電磁式フ ィ ンガ作動装置とを支 持するハウ ジングを含んで成る。 前記フ ィ ンガの前記編成シ リ ンダから遠い側の端部に永久磁石がその両極を結ぶ方向を 前記フィ ンガの長手軸線方向に実質的に合せて設けられる。 前記フ ィ ンガの前記編成シリ ンダに近い側の端部に水平面内 で山形形状又は片山形形状をし且つ垂直方向に所定の厚さを 有するプツ シング面が形成される。 前記電磁式フィ ンガ作動 装置はそれぞれの S極と N がハウジングに取付けられてい る複数の電磁石を含んでなり、 それぞれの電磁石の S極と Ν 極が垂直方向に間隔をあけ; r且つ前記フィ ンガの揺動の上端 位置と下端位置における前記永久磁石の端面に実質的に対向 するように位置決めされている。 前記ハゥジングは前記複数 のフ ィ ンガのそれぞれをその中央附近で枢支する複数の枢軸 と、 前記複数のフ ィ ンガのプッ シング面側の端部の水平方向 での両側面を垂直方向に摺動可能に案内する 1対のフィ ンガ 一ガイ ドとを有する。 フィ ンガーガイ ドの前記編成シリ ンダ に対面する側の表面が §成シリ ンダの長手軸方向に平行であ つて且つ前記フィ ンガから遠ざかる方向に延びて、 前記編成 針の下方に当接するジャ ッ クのフィ ンガ用バッ トの誘導面を 形成する。 本発明による選針装置では、 前記電磁式フ ィ ンガ 作動装置のそれぞれの電磁石に所定の計画にしたがって正逆 両方向に選択的に電流を流すことによつて前記フィ ンガが揺 動してフィ ンガのプッ シング面と前記フィ ンガ用バッ ト間の 孫合を選択する。 それによつて前記上げカムと前記力ム用バ ッ トとの間の係合が選択されて所定の柄の編成を可能にする , 本発明による選針装置の主要部は前述のように揺動する複 数のフ ィ ンガによって構成され、 そのフィ ンガの揺動がフィ ンガの端部に設けた永久磁石に対する電磁石の吸引力および 反発力によって行われるので、 摺動によつて作動される従来 公知の選針装置より早い応答速度で作動させることができる , さらにその構造が簡単であるので安く製造することができ、 又作動に要する消費電力を大幅に節約することができる。
[0012] なお本発明による選針装置のフィ ンガガイ ドには編成針の 下方に当接するジャ ックのフィ ンガバッ トの誘導面が形成さ れているので、 何等かの理由によって編成シリ ンダの外方に 突出したバッ トは前記誘導面によって予め除外される。 その 結果フ ィ ンガバッ トが直接フ ィ ンガに衝突することがないの でフ ィ ンガが損傷される恐れが少ぃ。
[0013] 又本発明の選針装置において、 前記フィ ンガのブッ シング 面が前記編成針の下方に当接するジャ ックのフィ ンガ用バッ トと係合する揺動位置における、 前記フ ィ ンガのプッ シング 面である山形形祅部分の前記編成シリ ンダより遠い方の両端 縁部又は片山形形状部分の前記編成シリ ンダより遠い方の端 縁部が前記フ ィ ンガガイ ドのフ ィ ンガ用バッ ト誘導面と同一 又は該誘導面よりフィ ンガガイ ドの内側に位置するように前 記フィ ンガと前記フィ ンガガイ ドの相対位置が定められ-てい るとより好ましい。 このような構造を有する選針装置は誘導 面上に位置するフ ィ ンガ用バッ 卜のフ ィ ンガへの接触がスム ースに行われるのでフィ ンガを損傷する恐れを少く すること ができ、 その結果選針装置の耐久力を大幅に増加することが できる。
[0014] 前記プッ シュ面を山形形状に形成すれば円形シリ ンダが正 逆両方向に回転する場合でも本発明による選針装置を使用す ることができる。 なお円形シリ ンダの回転が一定方向である 場合には、 片山形形状に作られたプッ シュ面を用いてもよい。 〔図面の簡単な説明〕
[0015] 第 1図は本発明の一実施例を示す選針装置の正面図である。 第 2図は第 1 図の線 Π ― Πによる側面図である。
[0016] 第 3図は第 1 図の線 Iff — Iff による側面図である。 - 第 4図は第 1図に示した選針装置内の 1個のフィ ンガとそ の電磁式フィ ンガ作動装置およびハゥジングとの相対閬係を 示す拡大斜視図である。
[0017] 第 5図および第 6図は本発明による選針装置の作動扰況と ジャ ッ ク用バッ トおよび上げカムとの閬係をモデル的に示す 正面図であって第 5図はバッ 卜が上げカムに当接しない場合、 第 6図は当接する場合をそれぞれ示す。
[0018] 第 7図はプッ シング部材の形状とプッ シング部材とハウジ ングの誘導面の位置閬係を示す平面図である。
[0019] 第 8図は従来公知の抦編丸編機の一例を示す斜視図である。 第 9図は従来公知の選針装置を示す略示側断面図である。 〔凳明を実施するための最良の形態〕
[0020] 本発明の丸編機用選針装置の一実施例を示す添附図面を参 照して本発明を以下に詳述する。
[0021] 第 1図に示すように、 本実施例における選針装置では 8本 のフ ィ ンガ 1 1 と、 フ ィ ンガ 1 1 のそれぞれの後方に配置さ れた電磁式フィ ンガ作動装置 3 0 と、 8本のフィ ンガ 1 1 と 電磁式フ ィ ンガ作動装置を支持するハウジング 2 0から成る < 本実施伊 jにおける選針装置には 8本のフィ ンガを示したがそ の本数を特に限定するものでばない。 従来のこの種選針装置 (摺動型) では少く とも 1 6本のフ ィ ンガが用いられている , フィ ンガの本数が少ぃ選針装置はその外^を小さ くすること ができるので好ましい。 本発明による一実施例では後述のよ うに選針装置の作動を高速にすることができるので 8本のフ Λ ンガで選針装置を形成することができる。 なお選針装置に おけるフィ ンガの理想的な数はたつた 1本である。
[0022] 1本のフイ ンガ 1 は第 4図の拡大斜視図で明らかのように 枢軸 1 6で回動可能に支えられたフィ ンガ中央部 1 9 と、 フ ィ ンガ中央部 1 .9から左右に延びる第 1 アーム 1 2および第 2 アーム 1 3 と、 第 1アーム 1 2 の先端に取付けられたプッ シング部材 1 4 と、 第 2アーム 1 3 の先端に取付られた永久 磁石 1 7 とを舍んでなる。 前記プッ シング部材 1 4の先端は フ ィ ンガ 1 1 の軸線を含む水平面内で実質的に山形形状に形 状され、 その傾斜表面がプッ シュング面 15, 15 ' を形成して いる。 一方永久磁石 1 7はその両極すなわち N極と S極を結 ぶ方商をフ ィ ンガ 1 1 の長手軸方向に合せて形成されている 電磁式フィ ンガ作動装置 3 0 は 1本のフ ィ ン 1 1 に対し て、 1組の電磁石が配置されている。 こ の 1組の電磁石は第 4図に示すように 2本の電磁コィル 33 , 34とそれぞれの電磁 コィル 33 , 34の端部に設けられている電磁端部 31 , 35を有し いわゆる U字形電磁コ イ ルを形成する。 なお第 4図において 2つの電磁端部 31 , 35が導線で電磁コィル 33 , 34に連結され ているように示されているが、 これは説明の都合上であって- 実際には第 1図に示すように、 電磁端部は電磁コィ ルのコア 一の端部である。 この電磁端部 31 , 35は前記ハウジング 2 0 の後方垂直平板 2 2 の中に第 3図に示すように配置されてい る。 すなわち第 3図において電磁端部 31 a , 35 aが 1組の電 磁コ イ ル 33 a , 34 a のコ ア一の端部である。 この複数の電磁 コ イ ルのそれぞれには電流が流されて励磁されるがその電流 の方向を'変えるこ とによって、 例えば電磁端部 35 a.が正 , 電 磁端部 31 aが負の状態から逆の状態すなわち電磁端部 35 aが 負 , 電磁端部 31 aが正の状態に変更するこ とができ る。 この 電流の方向の変換は通常 ト ラ ンジスタを用いて行われるので 各電磁表面の正 · 負間の変更はきわめて高速に行'う ことがで き る。
[0023] 既に述べたように、 本実施例では 8本のフィ ンガを配置し ている。 その配置方法は第 2図の側面図でより明らかのよう にフ ィ ンガ 1 1 のプッ シュ面 15 , 15 ' (第 2図では簡略化の ための片側のプッ シュ面 15 a , 15 b … 15 hのみ符号をつけて ある) が第 2図で垂直方向 (編成針の摺動方向に一致する) に間隔をあけて配置されている。 しかしながら本実施例では 前記プッ シュ面 1 5の後方のプッ シュ ング部材 1 4を第 4図 に示す如く鎌伏の形状にすることによって、 8本のフィ ンガ 1 1を第 1図に示すように手前側で 4本、 向う側で 4本 (第 1図では図示せず) 枢支可能にしている。 したがって 8本の フ ィ ンガ 1 1 の後端の永久磁石 1 7に対応する電磁コィルの 電磁面の配置も第 3図に示す如く左側に 4組、 右側に 4組配 置されることになる。 3本のフ ィ ンガを前述の如く配置する ことにより 8本のフ ィ ンガ *央部 1 9 は第 2図において左側 19 a , 19 b , 19 cおよび 19 d と右側 19 e , 19 f , 19 gおよび 19 hに 2組に分けられる。 その結果各フ ィ ンガ中央部 1 9お よび枢軸 1 6を各フ ィ ンガ i 1 の高速の摺動に充分耐えるよ うな寸法に設計することができ、 その結果本発明の選針装置 の耐久性を増加させることができる。 一方 I 一強度を有する 選針装置に対しては装置全体の大きさをより 4·、さ くすること ができる。
[0024] なお前記永久磁石 1 Ί と前記電磁式フ ィ ンガ作動装置 3 0 の電磁端部 31 , 35との間の間隔は両者が接触しない範囲で近 接して配置されるこ とが好ま しい。 ·
[0025] 次にハウジング 2 0 とフィ ンガ 1 1 との関係を示す。 ハゥ ジング 2 0 はハウジング 2 0 のほぼ中央部に垂直方向に延び る抠紲支持部材 (図示せず) を有し、 この枢軸支持部材の両 側で 4本づつの枢軸 1 6を支えている。 一方ハウジングば前 方垂直平板すなわちフィ ンガガイ ド 2 1を有し、 このフ ィ ン ガガイ ド 2 1 には実質的に矩形の孔 2 3が設けられ、 この孔 の中に前記フィ ンガ 1 1 のプッ シュ面 15 , 15 ' が突出する。 なおこの孔 2 3をハウジング 2 0 の上端から下端に達するス リ ッ ト として形成してもよい。 すなわち孔 2 3の側壁 25 , 25 (第 2図および第 4図) 間の間隔がブッ シュ ング部材 1 4の それぞれの側壁 55 , 55 ' 間の距離より もやや大きい程度に定 められ且つフィ ンガガイ ド 2 1 の誘導面 2 4よりプッ シング 表面 1 5の少く とも一部分が突出するようにフィ ンガガイ ド 2 1 とフィ ンガ 1 1 を支承する枢軸 1 6 の相対位置が定めら れている。
[0026] 次に本実施例における選針装置のフ ィ ンガ 1 1 の作動と該 作動によって生ずるジャ ッ クのカム用バッ ト (レベリ ングバ ッ ト) 0移動の状況を第 5図および第 6図を用いて説明する c 第 5図および第 6図において 4 0 はジャ ッ クを示し、 ジャ ッ ク 4 0 にはフ ィ ンガ用バッ ト 4 1 とカム用バッ ト 4 2が設け られている。 第 5図においてはフ ィ ンガ 1 1 の永久磁石 1 7 の端部の S極は、 その端面が N極になっている電磁端部 3 1 に対向し、 その結果フ ィ ンガ 1 1 は第 5図において'水平にな つている。 その結果編成シリ ンダ (図示せず) 上のジャ ッ ク 4 0 のフ ィ ンガ用バッ ト 4 2 はフ ィ ンガ 1 1 のプッ シュ ング 面 1 5 に当接し、 そしてジャ ッ ク 4 0 は反時計方向に回動す る。 したがってジャ ック 4 0 の下端のカム用バッ ト 4 2 は丸 編機の機合上に配置された上げカム 4 3 と係合せず、 その結 果ジャ ッ ク 4 0 は上げカム 4 3 によって生ずるジャ ッ ク 4 0 及びそれに当接する編成針 (図示せず) の上昇運動を受けな い。
[0027] —方第 6図に示す如く電磁端部 31 , 35の極が電磁コ イ ルの 通電方向を逆にすることによって第 5図の位置から永久磁石 の S極が電磁端部 3 5に表れた N極によって吸引されると共 に電磁端部 3 1 に表れた S極によつて反癸されることによつ てフィ ンガ 1 1 の先端のプッ シング面 1 5が下方に下げられ る。 この状態において編成シリ ンダが回転すると編成シリ ン ダ上のジャ ック 4 0のフィ ンガ用バッ ト 4 1がプッ シング面 1 5に当接せず、 ジャ ック 4 0 は第 6図においてほぽ垂直な 位置を保つことになる。 垂直な姿勢を維持して編成シリ ンダ と共に回転するジャ ック 4 0のカム用バッ ト 4 2 は前記上げ カム 4 3 に当接し、 この三角形状の側緣部に案内されて上昇 し、 したがってジ ックの上端に当接する編成針を上昇させ る。
[0028] なおフ ィ ンガ 1 1 のプッ シング面 1 5 とジャ ッ ク 4 0 のフ イ ンガ用バッ ト 4 1の位置関係は第 6図と逆にフィ ンガ 1 1 のブッ シュ面 1 5が上方に上がることによってフィ ンガ用バ ッ ト 4 1 とプッシング面の係合を外すように構成してもよい < 前述のように前記フ イ ンガ 1 1 の揺動運動ば電磁コ ィル 33 34への通電の方向を切換えることによって行われる。 この通 電方向の切換ば通常トランジスタを用いて行われるので高速 に行う ことができ、 且つフィ ンガは枢軸 1 6を中心とする揺 動によつて位置を変えるので電磁石の異極同志の吸引と同極 同志の反発に対して速やかに応答してその位置を変えること ができる。 その結果従来公知の何れの選針装置に比しても速 やかにフ ィ ンガのブッ シュ面をジャ ッ クのフ ィ ンガ用バッ ト との係合位置に対して着脱可能である。 次にプッ シング部材 1 4の形状ならびに、 ハウジング 2 0 内のフィ ンガガイ ド 2 1 とプッ シング部材 1 4 との相対位置 閔係について第 7図を参照して説明する。
[0029] プツ シング部材 1 4の形状は第 7図 (a) , (b) , (c) , (d) , (e)に 示す如く両側に傾斜したプッ シ ング面 15 , 15 ' を有する山形 形状に形成してもよ く 、 あるいは第 7図 )図に示す如く片側 のみに傾斜したプッ シング面 1 5 ' を有する片山形形状に形 成してもよい。 前者は編成シリ ンダが正逆両方向に回転する 場合に正逆両方向の回転に対して 1台の選針装置で対応する ことができ、 一方後者は編成シリ ンダが一定方向のみに回転 するときに用いることができる。
[0030] 一方フ ィ ンガガイ ド 2 1 とプッ シ ング部材 1 4 との相対位 置は第 7 (e)図に示す如く プッ シ ング部材 1 4のプッ シ ング面 15 , 15 ' が完全に誘導面 24 , 24 ' より露出し、 且つプッ シ ン' グ部材 1 4の側壁 55 , 55 ' の一部が前記誘導面 24 , 24 ' から 露出するように定めてもよい。 しかしながらより好まし く は、 第 7 (a)図に示すように、 プッ シング面 15 , 1 5 ' とプッ シング 部材 1 4の側壁 55 , 55 ' が交る点 56 · , 56 ' が誘導面 24 , 24 ' より内側に配置される力、、 あるいは第 7 (¾)図に示す如く 、 前 記交点 56 , 56 ' が誘導面 24 , 24 ' の面に一致するようにフィ ンガガイ ド 2 1 とプッ シ ング部材 1 4 との相対位置が定めら れると良い。 第 7 . (a)図、 第 7 (b)図に示す如く前記相対位置閡 係が定められると、 誘導面 24 , 24 ' で誘導されてプッ シング 面 15 , 15 ' に向つて進むジャ ック用バッ ト 4 1 が何等の抵抗 なく プッ シュ面 1 5、 又は 1 5 ' にのり、 プッ シュ面 1 5又 は 1 5 ' によって押込まれて、 (具体的にはジャ ック用バッ 卜が編成シリ ンダの軸心に向けて押されて) 移動することが できることになる。
[0031] 誘導面 24 , 24 ' はジャ ックが遠心力により又は破損により 編成シリ ンダの半径方向に飛び出した場合にそのジャ ッ クを 適正なレベルに押込むことに役立つので、 そのジャ ッ クのバ ッ ト面が選針装置のフ ィ ンガを破損するのを防止することが できる。 なお誘導面 24 , 24 ' の傾斜角度は第 Ί )図および第 7 (b)図に示す如く誘導面 24 , 24 ' が第 7図において水平にな るように配置してもよいが、 第 7 (c)図に示すように外側に傾 斜して設けてもよ く 、 又第 Ί (d)図に示すように内側に傾斜し て設けてもよい。 第 7 (c) llの場合には飛び出したジャ ッ クを ゆつ く り押込めるのに役立ち第 7 (d)図に示した場合には異常 飛出しのジ.ャ ックを押込めるのに役立つ。
[0032] なお第 7図においては、 フ ィ ンガガイ ド 2 1 の誘導面 24 ,
[0033] 24 ' が平面で形成されているが誘導面の形状は必ずしも平面 に限定されるものでばなく円弧状に形成してもよい。
[0034] 〔産業上の利用可能性〕
[0035] 本癸明による選針装置は前述のように構成されているので 選針のためのフィ ンガのプッシング面の移動がきわめて速や かであり、 したがって従来の選針装置に比しフィ ンガの数を 少くすることができることによつて選針装置を小型にするこ とができる。 又その構造が簡単であるので選針装置を安価に 製造することができると共に作動に要する消費電力を大幅に 節約することができるという利点を有する。 又本発明の好ましい一態様として示したようにプッ シ ング 部材のプッ シング面の両端緣をハウジングの誘導面より内側 に配置した場合には、 回転する編成シリ ンダ上のバッ トによ つて選針装置のフ ィ ンガが破損される危険を防ぐことができ る。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1. 丸編機の編成シリ ンダ上の複数の編成針に上下動を与 える上げカムと、 前記編成針の下方に当接するジャ ッ クの力 ム用バッ ト間の孫合を所定の計画に基づいて着脱することに よって、 所定の抦の編成 可能にする丸編機用選針装置であ つて ;
前記選針装置が前記編成針の摺動方向に間隔をあけて実質 的に重ねて配置され且つそれぞれが中央附近で枢支されるこ とによって前記編成針の摺動方向に揺動可能である複数のフ ィ ンガと、 前記複数のフィ ンガのそれぞれの後方に配置され て選択的にフィ ンガを揺動させる電磁式フィ ンガ作動装置と ' 前記複数のフィ ンガと電磁式フィ ンガ作動装置とを支持する ハウジングを含んで成り ; 前記フィ ンガの前記編成シリ ンダ' に遠い側の端部に永久磁石 ^その両極を結ぶ方向を前記フィ ンガの長手敏線方向に実質的に合せて設け、 前記フイ ンガの 前記編成シリ ンダに近い側の端部が水平面内で山形形伏又'は 片山彤彤状をし且つ垂直方向に所定の厚さを有するプッ シン グ面に形成されており ;
' 前記電磁式フィ ンガ作動装置がそれぞれの S極と N極がハ ウジングに取付けられている複数の電磁石を含んでなり、 そ れぞれの電磁石の S極と N極が垂直方向に間隔をあけて且つ 前記フィ ンガの揺動の上端位置と下端位置における前記永久 磁石の端面に実質的に対向するように位置決めされており ; 前記ハウジングが前記複数のフィ ンガのそれぞれをその中 央附近で枢支する複数の枢軸と、 前記複数のフ ィ ンガのプッ シング面側の端部の水平方向での両側面を垂直方向に摺動可 能に案内する 1対のフィ ンガーガイ ドとを有し、 該フィ ンガ 一ガイ ドの前記編成シリ ンダに対面する側の表面が編成シリ ンダの長手軸方向に水平であって且つ前記フィ ンガから遠ざ かる方向に延びて、 前記編成針の下方に当接するジャ ックの フィ ンガ用バッ トの誘導面を形成しており ;
前記電磁式フィ ンガ作動装置のそれぞれの電磁石に所定の 計画にしたがって正逆両方向に選択的に電流を流すことによ つて前記フィ ンガが揺動してフィ ンガのプッ シング面と、 前 記ジャ ッ クのフィ ンガ用バッ 卜 との間の係合が選択され、 そ れによって前記上げカムと前記カム用バッ 卜 との間の係合が 選択されて所定の柄の編成を可能にすることを特徴とする丸 編機用選針装置。
2. 前記フィ ンガのプッ シング面が前記編成針の下方に当 接するジャ ッ クのフィ ンガ用バッ ト と係合する揺動位置にお ける、 前記フ ィ ンガのプッ シング面である山形形状部分の前 記編成シリ ンダより遠い方の両端縁部又は片山形形状部分の 前記編成シリ ンダょり遠い方の端緣部が前記フィ ンガガイ ド のフ ィ ンガ用バッ ト誘導面と同一又は該誘導面より フ ィ ンガ ガィ ドの内側に位置するように前記フ ィ ンガと前記フィ ンガ ガイ ドの相対位置が定められていることを特徴とする請求の 範囲第 1項記載の丸編機用選針装置。.
3. 前記フィ ンガの前記編成シリ ンダに近い側の端部が前 記プッ シング面を構成するために水平面内で山形形状に形成 されていることを特徴とする請求の範囲第 1項又は第 2項記 載の丸編機用選針装置。
4. 前記フ ィ ンガの前記編成シリ ンダに近い側の端部が前 記プッ シング面を構成するために水平面内で片山形形状に形 成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項又は第 2項 記載の丸編機用選針装置。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
JP3044370B2|2000-05-22|横編機における糸供給装置
KR100382605B1|2003-07-23|편물기와얀|교환기
JP3835793B2|2006-10-18|刺繍機
EP1260625B1|2008-06-18|Yarn carrier of weft knitting machine
KR860002114B1|1986-11-26|편물기계용 급사 전환장치
EP2360303B1|2012-11-21|Knitting machine with latch needles and without sinkers
US5138591A|1992-08-11|Multidisk containing magazine having separable trays
KR101170352B1|2012-09-07|횡편기에있어서의급사장치의얀 피더
EP0235987B1|1990-12-05|Method for knitting a flat knitted fabric, a flat knitting machine and a novel flat knitted fabric knitted by said flat knitting machine
CN100436688C|2008-11-26|复合针
US7412850B2|2008-08-19|Complex cam system
US6988385B2|2006-01-24|Yarn feeder of weft knitting machine and method of feeding yarn for weft knitting machine
EP0896078B1|2003-05-07|A flat knitting machine
DE60313075T2|2008-01-10|Linsenantriebsvorrichtung mit Spulensubstrat
US3283541A|1966-11-08|Method and device for the individual control of selecting members
US4905483A|1990-03-06|Flat knitting machine
WO2005035852A1|2005-04-21|編地編成用カム装置
GB2241603A|1991-09-04|Multidisk containing player
EP1275762B1|2006-09-13|Knitting member selecting actuator of knitting machine
JP2002283164A|2002-10-03|工具ポット転回形チェーン
CZ20031279A3|2004-05-12|Sewing machine
US3948062A|1976-04-06|Electronic needle selecting means for circular knitting machines
CN101351587B|2011-03-02|横机的选针装置
US3530686A|1970-09-29|Pattern device for circular knitting machines having rotary needle carriers
US3972206A|1976-08-03|Pattern selector
同族专利:
公开号 | 公开日
JPS60224845A|1985-11-09|
EP0185766A4|1986-09-04|
JPS6314106B2|1988-03-29|
EP0185766A1|1986-07-02|
EP0185766B1|1989-10-11|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPS5421465B2|1973-02-23|1979-07-31|||
JPS5831421B2|1974-08-20|1983-07-06|Mashiinu Teshiri Shirukorari Matetsuku Spa||US4972686A|1987-10-07|1990-11-27|Nagata Seiki Kabushiki Kaisha|Electromagnetic needle selector for circular knitting machines|DE1635848C3|1967-03-06|1978-11-23|Mayer & Cie Gmbh & Co, 7470 Albstadt||
DE2106839A1|1971-02-13|1972-09-07|||
IT1134990B|1981-01-09|1986-08-20|Lonati Cost Mecc|Dispositivo di selezione degli aghi in una macchina circolare per maglieria,in particolare una macchina per calze|
JPS6238463B2|1983-04-26|1987-08-18|Nagata Seiki Kk||
JPH0581022B2|1985-08-14|1993-11-11|Fuji Photo Film Co Ltd||JPS6468550A|1987-09-07|1989-03-14|Tomotake Nakahira|Double solenoid needle selector in knitting machine|
JPH08199453A|1995-01-13|1996-08-06|Fukuhara Seiki Seisakusho:Kk|編機の柄出し装置|
EP1018571B1|1998-06-25|2004-11-03|Wac Data Service Kabushiki Kaisha|Needle selector for knitting machine|
WO2005106088A1|2004-04-28|2005-11-10|Wac Data Service Kabushiki Kaisha|編機用選針装置|
WO2007148399A1|2006-06-22|2007-12-27|Wac Data Service Kabushiki Kaisha|編機用選針装置|
法律状态:
1985-11-07| AK| Designated states|Designated state(s): US |
1985-11-07| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): DE FR GB IT |
1985-12-20| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1985902137 Country of ref document: EP |
1986-07-02| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1985902137 Country of ref document: EP |
1989-10-11| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1985902137 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]