专利摘要:

公开号:WO1985004859A1
申请号:PCT/JP1985/000163
申请日:1985-04-03
公开日:1985-11-07
发明作者:Satoshi Sekido;Hirokazu Tachibana;Yasuharu Yamamura
申请人:Research Association Of Electric Conductive Inorga;
IPC主号:G01N27-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] 組成物
[0004] 技術分野
[0005] 本発明は燃焼排気ガスに曝らして有害ガス成分を酸化一還元 反応によ つて無害化する触媒と大きな電気抵抗の変化によって 空気と燃料比の当量組成を検知するセンサに応用できる組成物 に関する o
[0006] 背景技術
[0007] . 排気ガス中には有害ガス成分と して CO , HCや ΝΟχ などが含 まれ、 これを酸化一還元すれば、 C〇2, H20, N2のよ うに無 害ガスに変えられるので、 浄化のために触媒が使われていた。 その触媒には P t 族 , P d 族'のよ う 貴金属を用いるものと、 Mn , C u , C e ¾ど遷移金属の酸化物が用いられていた 0 貴金 属触媒は三元触媒ともいわれ、 CO, HCのよう 還元性有害ガ スと ΝΟχ の よ うな酸化性の有害ガスを同時に消失できる ο し かし、 これらを高温にすると焼結 ·凝集が起つて活性が著しく 損われることも知られている ο —方、 酸化物触媒は専ら還元性 有害ガスのみを消失するために使われている ο
[0008] 燃焼の当量組成を検知するセンサと しては、 安定化ジルコ二 ァ固体電解質の隔壁の両側に白金を電極と してつけ、 その一方 を空気のように酸素分圧が一定の雰囲気に曝らし、 他方の電極 を排気ガスに曝らして、 酸素の濃淡電池を形成させ、 その起電 力の急激な変化を利用するものと S n02, i 02 , gC r 204 のよ う ¾金属酸化物の抵抗の急激な変化を利用するものがあつ た o 当量組成附近の空ノ燃比では燃料が完全燃焼できないで、 排気ガス中には CO, HCのような還元性のガスと〇2, ΝΟχ のよ うな酸化性のガスが共存するため、 これを触媒によって相互に 反応させないと燃焼の当量組成を境とする急激な起電力、 また は抵抗の変化は起らない ο 濃淡電池の起電力を利用するも ので は、 外側の排気ガスに触れる電極の P t がこの触媒作用をする が、 酸化物の抵抗を利用するものではこの触媒作用がほとんど ないため、 貴金属を加える必要があった。
[0009] 最近、 これら排気ガス浄化触媒やガスセ ンサにぺロブスカイ ト型複合酸化物を用いることが試みられ、 発明者らも
[0010] Sr(l +x)/2L (l -x) 2Co1 -^∑°3-5 ( Me = Fe, Mn , C r , V ) を用いる特許出願を行なつた( USP 43 1 4996,
[0011] 4 4 8 5 1 9 1 ) o この材料は電子と O2 - イ オンの混合導電性 を示すものであって、 それらの導電が触媒能やセンサの特性に どのよ うる関係を示すかを解明し、 望ま しい特性を得る組成比 を提供したものであった。 すなわち、 一般 金属の酸化物中の 量はガス雰囲気中の酸素分圧に応じて変化し、 電気抵抗が変 ることが知られてお 、 既に各種ガスセンサに使われているが、 この材料は酸素が多く出入 しても安定に同じ結晶構造を保つ 特徴がある o この材料の中では、 O2—イ オ ンの移動(導電)は 結晶格子中の酸素イ オ ン欠損を通つて行 ¾われ、排気ガス中のよ うな高温では他の酸化物よ ]9速く移動する o そのために 500¾ 以上のような高温では大き ¾浄化触媒能を持ち、 この触媒能に よつて還元性ガスと酸化性ガスの平衡反応の速度が左右される から当量組成を検知するセンサの応答性も貴金属触媒を用い いでも高くすることができる o —方、 電子の導電は、 上記複合 酸化物 AB03の Bサイ トの遷移金属 M( Co , Fe, Ma , Cr , V )
[0012] (4+) e (3+)
[0013] と酸素とで構成する導電対 M — O— M を通じて行なわれ る。 高温に った ]9、 あるいは雰囲気の酸素分圧が下って酸素 が脱離すると、 この導電対が消滅して電気抵抗が増大する o 遷 移金属の平均イ オン化を3.5にすることは、 また、 この導電対 の数を最大にすることである o この種の複合酸化物は他の酸化 物に較べて可逆的に酸素欠損を大き くできるといってもそれは δが Ο·5までであるが、 この導電対の数を最大にして置けば、 それだけ酸素の脱錐による抵抗の変化幅を大き くできることで あ ] 9、 センサと して用いた場合に感度を高 くできることでもあ る。 この複合酸化物の組成を Sr(1 +x)//2La(i-x)ノ 2Co1 -X Mex03_3 に保つことは、 酸素イ オ ン欠損と電子導電対の数を 最大にすることであった o C0を Fe , Mll , Cr , Vの 1 種で置 換することは、 還元性ガス過剰の状態になっても δ〉ο.5に ¾ らるいよ うにすることであった ο このよ うな組成の複合酸化物 は 5 Ο Ο ¾以上の高温では、すぐれた触媒能とセ ンサ特性をもつ ているが、 なお電子導電率に対するイ オ ン導電率の割 合いは 1 0— 4と低く、 これらの用途にはイ オ ン輸率をさらに高くする ことが望まれた ο また、 熱膨腸係数が 2 Ο X 1 Ο一0ノ degと高 いことも他の材料との接合を難かしく していた o
[0014] なお、 本発明に最も近い従来例としてルー カ ス ( Lucas) 特 許( US P 445 449 4 ) と日立特許( USP 395 1 6 O 3) あるが、 前者は La が必須成分になつていないし、 また第 2物 質 SrMio3 ( Me: T i, Z r , Hf ) が入っていない。 また後者 は S rM 03 が入っていない点で本発明と相違している。
[0015] 発明の開示
[0016] 本発明は、 S r(1 ) /2La(1 -x)/2C0lχΜβχ03_δ ( Me: Fe ,Mn,Cr, の少¾くとも一種 , 0≤x≤1 )材料に S rMeO。 ( Me : T i , Zr , Hf の少なく とも一種) を加えることによって酸 素イ オン導電率を更に増大し、 触媒能やセンサ特性を更に向上 させる組成畅を提供するものである。 また、 その添加によって 他の材料との結着を容易にする程度まで熱膨脹係数を下げるこ とを可能にするものである o さらに両者の適量の混合によって 空気中での抵抗が当量組成を検知する高温領域 ( 400〜1 OOO °C ) で一定として Ti02 や Sn02 で行っている温度補償を不 要とするばか か、 低温領域で C T Rサ一ミ スタの挙動を現出 せしめ、 着火 ,立消え検知のよ う ¾複合機能をもたせることを 可能'にするものである o
[0017] 本発明は、 上記のよう ¾複合機能組成物を用いたセンサと酸 素ポンプを組合すことによ 、 燃焼の当量組成と異なる空一燃 比を検知するセンサを提供するも ので もある o
[0018] 図面の簡単な説明
[0019] 第 1 図から第 3図は、 S r o.65Lao.35C oO。7F eO,303-S に S rT i03 を加えた焼成試料について、 N〇2.4 0 p pm、 CO 1 5 Oppm、残 窒素の混合ガスを通じた場合、 浄化触媒効果 を示すものであ D、 その中で、 第 1 図は COの除去率、 第2図 は NO生成率、 第 3図は N2生成率を示した図である o 第4図 から 第 6 図 は 、 上記 2 成分 を単 に混合 した場合 焼 成した場合について SrTi03添加の浄化触媒効果を第1図から第3図の 場合と同様に示したものである o第了図 (a) , (b) ,(c)は Sr0.65Lao.35 Co0 7Fec).303_3に SrTi03を加えた焼結型センサの構成を示す図 である。第 8図は、 Sro.65Lao.35C0o.7Feo.303_sに SrTi〇3 を加えた焼結型センサの空気中における抵抗の温度変化を示 したもので ある o第 9図は、 SrTi03の添加のセンサ感度に及ぼす効果を、 (各温 度における)空気中での定常抵抗に対する CO 10 ppmに切換えた場合 の 1 5分後の抵抗比で示したものである o第 1 O図は、 SrTiOs 添加 のセンサの応答性に及ます効果を 1 5分後の抵抗の 90 %が得られる時 間で示したものである o第 1 1図は、 Sr0.65La0.35C00.7Fe0.3 Os_sに SrTi00以外の粒界形成剤を 60πκ^ の割 j 合いに加えた焼 結体の各温度での抵抗を、 空気中と CO lOOppm (切換えて 1分後)の 雰囲気で求めたものである o第 1 2®は Sr0.5La0.5Co 03_δ
[0020] S r0.65La0.35Co0.7Fe0.3°3-5 にそれぞれ S rT i03 を加 え いものと 6 O mo 加えたものについてセンサの寿命への 影響を示したものである o 第 1 3図から第 1 5図は Sro.65Lao.35C0o.7Feo.303-5 に SrTi03 を加えた試料にさらに Pdや Pt を加えた場合の排気 ガス浄化効果を示したものである o その中で、' 第 1 3図は CO の除去率、 第 1 4図は NO 生成率、 第 1 5図は N2 の生成率を 示している ο 第 1 6図は、 上記材料を用いたセンサによってセ ンサ感度に及ぼす Pdや P t の添加の効果を示したものである o 第 1 7図(a) ,(b)は、 この当量組成センサをジルコニァ酸素ボン プと組合せて当量組成以外の空 Z燃比を検出するセ ンサとする 場合の構成を示す図である o 第 1 8図は、 S 425 — ό— C o0.85F e0.1503-S に S r T i〇3 を加えてスク リーン印刷 法で作つた当量組成セ ンサを用いた上記センサの雰囲気ガス組 成によるポンプ電流と抵抗変化との関係を示す図である o 発明を実施するための最良の形態
[0021] 以下、 本発明を実施例について説明する o
[0022] 〔実施例 1 〕
[0023] 先願の方法で作った S r0 .65L a0.35Co0.7F e0.303-Sに S r T i 0 を0 , 2 0 , 4 0 , 6 0 , 8 0 mo£ %の害 IJ 合いで 混合し、 空気中で 1 3 0 0°Cで3 h r 焼成 したも のを
[0024] 3 2 5 mesh に粉碎して O · 3 ^ を取 ] 、 0„4 ^のアル ミ ナ · シ リ カ繊維に担持して石英ガラ ス管中央に充塡し、 管状電気炉 で所定の温度に加熱して置き、 入口から N024 Oppm、 CO を 1 5 O ppm、残 窒素の混合ガスを空間速度 8 O O O k~ 1で供給 しながら出口の CO, N02 と ΝΟχ 濃度を測定し、 これから CO除去率、 NO生成率と N2生成率を求めた o ¾お 3は酸素 欠損量を示す o .
[0025] それらの変化率はそれぞれ第 1 図〜第 3図のようであった o COの除去率は SrTi03を 20~60mo を加えたところが最も高 く 、 その領域では Sr T i03 を加えることによる活性の向上が 見られた oまた、 SrTiOs 60mo の所に低温での NO生成率が、 そして高温での N2生成率の高い所があ I?、 総じて S r T i03
[0026] QOmo^の添加によって著しい浄化触媒能の向上が見られた o 実施例 2 〕
[0027] S rT iO^ の分散法の影響を見るために、 実施例 1 で触媒能 が高かった S r T iO 6 O mo£ ^について単に混合した けの ものと混合後 1 3 0 0 °Cで 3 h r 焼 成したものを作 ] 、 実 施例と同様な方法で浄化触媒能の比較を行ない、 第 4図から第 6図にそれぞれ CO除去率 , NO生成率, N2生成率と して示 した o
[0028] 浄化触媒能はいずれも焼成物が混合物よ ) 高かったが、 その差 は僅かで S r T i〇3添加の方が大き ¾効果があることが見られ た。
[0029] 〔実施例 3 〕
[0030] S rT i 03 の添加の触媒寿命に及ぼす効果を見るために、
[0031] S rO。65L a0.35C o0.7Me0.303 MeFeMnCr, V ) に S r T iOo を S O τα β の割 合いに加えて焼成体を作 つた o このうち、 Me : Fe , Μηについて S r T i〇3 のないも のを加え、 それぞれをアル ミ ナ · シ リ 力繊維に担持させて市販 のポータプルス ト―ブの燃焼筒の上部(排ガス温度約8 5 0°C) に取 付け、 1 時間燃焼 1 5分消火のサイ クルを 1 O O O回繰 返した。 寿命への効果はこのサイ クルの前後に実施例 1 に示し たと同様る方法で CO除去率、 NO生成率と N2生成率を測定 し、 これらの値の変化から求めた o
[0032] それらの値は第 1 表に示すよ うであ 、 Bサイ トの置換元素 の僮類に関 な く、 S r T i03 の添加は触媒能の増大と長寿命 化に役立つと考えられた o
[0033]
[0034] 〔実施例 4 〕
[0035] S L C ο, Fe 0。3 033--δ3 に SrTi03を Ο ,
[0036] 2 Ο , 4 Ο , 6 Ο , Τ Ο , 8 0 mo とこれにカルボキシ メ チ ルセル ロ ーズを 2 o w t (外割)で加えて 1 t Zc <D 力で ブレス成型した後、 1 3 5 0°Cで 3 hr 焼成して感応体を作つ ±o センサ焼結体は第 7図に示した構造をもち Pd (0。8) — Ag (O.2)合金線を電極リ一 ド 2と し、 その先端をセンサ基体 1 に — φ— 埋込み、 耐熱性金属 リ ー ド 3を電極リ ー ド 2に固定しセラ ミ ツ ク管 4に固定具 5を用いて固定する ο お、 第 7図 (a)は上面図、 (b) , (c)は異なる側面の断面図である o このセンサの空気中ての 抵抗と零囲気を CO I O ppm/N2 に切換えた後、 1 5分後の抵 抗を各温度で測定 して、 空気中での定常抵抗値、 感度 S ( CO 切換後 1 5分抵抗値 RGZ空気中での定常抵抗値 RA ) 、 soo°c での応答時間 t9C5 ( CO 切換後 1 5分間の抵抗変化の 9 O ^が 得られる時間 ) の形でそれぞれ、 第 8図 , 第 9図 , 第 1 O図に 示した o .
[0037] 第 8図から、 S rT iOつを加える ものでは空気中での抵抗の温度変化 は金属的であるが、 SrTi03の添加によって低温側に半導体的変化が現 われ、 ほ ^ 60mo 〜 70mo 谢近でガス感応性がある温度領域で抵抗 変化がない領域が現われることが認められる o この現象は、 着火 ·立消え の検知ゃ火災の検知のように温度センサとして利用でき、 また、 燃焼の 当量組成を検知するセンサと して使用する場合、 T i02
[0038] S n〇2を用いるセンサのよ う ¾温度補償を必要と し い利点と
[0039] ¾る o 第 9図 ,第 1 O図から、 当量組成を検知するセンサと し て使用する場合に、 この附近の S r T i03 の添加は感度および 応答性の増大に最も効果があることが認められる。
[0040] 〔 実施例 5 〕
[0041] Sr0.65La0.35C0o.ァ Fe〇 33_δに SrTi。3 , SrZrOg , S rH f 03 および S r T i03 と S r Z rO。 を ( 3 0 : 6 0 ) と
[0042] ( 6 O : 9 O ) の割 合いで混合したものを 6 0 mo£ 加え、 成型後、 1 3 5 0でで 2 h r 焼成したもの ! ^空気中での抵抗、 CO 1 OOppmZN2に切換えて 3〇秒後の抵抗を室温から 200で • 置きに測定した o
[0043] 第 1 1 図はその抵抗値を示したものである o 図から明らかな よ うに、 S rT i03, Sr Zr03……のよ う ¾第 2物質を適当に ( 4 5〜了 O mo^ )添加すると S r Ti03 での実施例のよう に低温側で抵抗が高く、 当量組成を検知できる高温領域で、 空 気中での抵抗が変化しないものができる o (た し、 その適当 な添加量は、 添加物質の間で少し異なる )その臨界温度は添加 物質の種類によつて異な 3::1^03 で約4 00で、 312]:0¾ で約 2 O 0 °C、 S rHf03 で約 2 5 0°Cである o また、 第 2物 質の混合によつてその中間の臨界温度を設定できる。
[0044] このように第 2物質の種類によ って、 低温側の臨界温度を変 えることができる力"、 セ ンサ特性には大きな差がなぐ、 いずれ も添加し ¾いものに較べて高い感度、 応答性をもつことは変 ないことが認められる o
[0045] 〔実施例 6 〕
[0046] S r T i 03添加のセンサの寿命に及ぼす効果を見るために
[0047] S rO,5L aO,5 003- δおよび 0 rO-65 a0.35CoO。TFe0.3 03_ δに対し、 それぞれ S rT i03 を加えないものと 6 O mo£ 加えたものを作] 、 s oo°cにおいて 1 / ^の流量で空気 を 5分間、 CO 1 O O ppm/ N2 を 1 分間通じ、 6 0サイ クル 毎に室温まで冷却し、 これを繰返した時の空気中の定常抵抗値 の変化を第 1 2図に示した o センサの製法は 実施例 4 に準じ て行なった ο
[0048] これ力 ら、 Sr(1+x)z2La(1_x)//2C0l-zFex03δの種類に関 係なく S rT i03 の添加によって著しく寿命が伸びることが認 められる。 これは、 その添加によって第 2表のようにセンサ基 体の熱膨脹係数が電極リード材料のそれ 1 3 〜 1 4 X 1 0_6deg_1 に近ずく ことによると考えられる。
[0049] 2
[0050]
[0051] 〔実施例 7 〕
[0052] 実施例 1 〜 6に示した粒界形成剤 S rM 03 ( : Ti ,Zr ,
[0053] Hf )の他に Pd や P t を添加した場合の触媒能やセ ンサ感度 に及ぼす効果を見るために、 S r o,65L a0.35Co0.7F eO,3 Osδ粉末に 〇3粉末を 6 5 mo£ の割 合いで加えた ものに、 Pd を O , 0.3 , 0-6 , 0.9wt と Ptを 0.6wt をそれ ぞれ加えた混合物を作った o この混合物を成型し、 1 2 0 0 ¾ で 3 ti r 空気中で焼成した後、 粉砕して実施例 1 と同様にシ リ 力 · アルミ ナ繊維に担持させて触媒能を求めた。 この実験には 比較のため、 0.3 wt の P t と同重量の P t Oみを担持させた ものも加えた o それら試料を第 3表に示す 0 各温度における有 害ガス浄化効果は第 1 3図から第 1 5図のよ うであった o 3
[0054]
[0055] Pd や Pt の添加は、 いずれも低温での浄化能を向上するこ とが認められる o また、 Pt のみを用いるよ!) Sro。65LaO。35 C0o.7F eo303 _ 3 と S rT i〇3 との混合物と併用す ¾と触 媒能が向上することも認められる o
[0056] また、 上記混合物を用いて実施例 4 と焼成温度のみ 1 2 00 °Cに変えてセンサの試料を作 ] 、 感度の測定を行なった o その 値は第 1 6図のように ] 、 Pd や Pt の添加によつて特に低 温でのガス感度が触媒と同様に向上することが認められた o 低温での触媒能やセンサ特性の向上は、 基体内の酸素ィオン の移動が低温に ると基体表面での電荷転移に律速されて遅く ¾るが、 Pdや Pt の添加によって電荷転移が促進されて速く るためと考えている 0
[0057] 〔実施例 S 〕
[0058] 実施例了の燃焼の当量センサを検出器と'し、 これとジルコ - ァ酸素ポンプと組合せて当量組成以外の空 Z燃比を検出する第 1 ァ図に示すセ ンサを作った o 図において 1 は Y2038 mo 加えて安定化したジルコ二ァ電解質板、 2は電解質板 1 上につ け酸素ポノブを形成する Pt ペース ト を 9 0 0 ¾で 3 O分焼付 けた電極、 3はその一方の電極上にスク リ ー ン印刷でつけた SrTi03の層、 4は S r T iOs 層上にスク リ 一ン印刷でつけた 当量組成を検出するためのセンサである o 本実施例では
[0059] S rO„ 575L aO。425 00。85F e0.1503 - 3 に S r T iO^を O, 3 O , 6 O , 8 0 mo 加え、 3 の場合と同様にブチノレ カル ビ ト 一 ル ァセテ一 ト と α テル ビネオ一 ノレを各 1 0 %の害 合いで 加えて印刷イ ンクと した o 5はセ ンサ 42つの電極で 2 と同 じ材料および製法で作られる o 6は 3 と同じ S rT i03 層であ ]9、 スク リ ー ン印刷でつけられる o ァはガス不滲透性ガラ ス被 覆である o このよ うにして作ったセンサを管状電気炉中央にセ ッ ト し、 8 O O °Cに保持し、 雰囲気の酸素濃度を 2 —定にし、 CO濃度を O , 1 , 2 , 4 %と変化させた (残 N2 )状態で 酸素ポンプの電流値を変化させて検出器の抵抗が急変する電流 を求めた o
[0060] その値は第 1 S図のようであ 、 S r T i03 の含量に関係 ¾ く酸素過剰に応じたボン プ電流を流すと検出器の抵抗が急変す ることが認められた。 このことは言い換えると、 当量組成以外 の空 Z燃比であつても酸素ポンプの電流を相当する値にセ ッ ト して置けば、 検出器の抵抗の急変から、 その当量組成以外の空 /燃比の検出が可能であることを意味する o この際、 検出器は その雰囲気のガスが当量組成になつた所で抵抗の急変を起して いるに過ぎ いから、 S rTiOg の含量 6 O mo 附近は当然 がら高感度である o また、 寿命については示さなかったが、 同様にこの組成の附近は長寿命であると考えられる o
[0061] ¾お、 ガスセンサの基板として、 アルミナ系セラ ミ ツク基板 ゃシ リ 力系セラ ミ ッ ク基板に比べてチタン酸ス ト ロ ンチウ 厶を 主成分とするセラ ミ ック ス基板を使用したセンサの抵抗は
[0062] 5 O O Oサイクルの試験でもその変化は 5 以内と低いもので あ 寿命が向上した o
[0063] 上記実施例における組成物は Sr(1 +x)/2La(1_x)Z2C0l_x Μβχ03_ δ と S rMe03との混合物でも焼結物でも よ く、 焼結 物は通常のセラ ミ ックの如く成型体を焼結したも のでも 、 粉末 を熔射したものでも、 またスク リ一ン印刷後加熱焼結したもの でも よい o
[0064] 産業上の利用可能性
[0065] 本発明は以上のように既発明の Sr(1 +x )//2La(:i_:∑)Z2 C0l _xMe— 03_ δ ( Me : Fe , Μη , Cr , V)に S rM^03
[0066] ( Μί : Z r , T i , Hf ) を添加することによ 、 O2-イ オン 輸率を 1 05〜 1 o4倍増大させ、 そのために燃焼器や内燃機関 の棑ガスの净化能や当量組成を検知するセンサの感度、 応答性 を向上させるばか でなく、 低温領域では半導体的温度依存、 高温領域( 4 O 0 °C以上)では空気中で :温度依存を示さない温度 検出機能を複合化させた])、 温度補償が必要な センサを得る ことができ、 その危害防止や低燃費の制御に役立つ o また、 そ の添加は熱膨脹係数の低減に役立ち、 他の材料との接合を容易 にするので、 当量組成を検出するセンサ と酸素ポンプの組合せ も容易にし、 当量組成以外の空/燃比を検出するセンサなどに も展開を可能にするものである o また Pdと Pt どの第三成分を 添加することによ ] 、 低温での触媒能やセンサ特性が向上する o
权利要求:
Claims

• 請 求 の 範 囲
、 1 . -^: ^ Sr (l+x)X2La (l_x)/2Co1_xMex03_ 5 ( 0≤ x≤ 1 δは酸素欠損量、 Meは Fe, Mn , Cr および Vの少 ¾ぐとも一種 )と S r eOs ( Meは T i , Zr および Hf の少
¾ く とも一種)からなる組成物。
2 . 請求の範囲第 1 項において、 さらに Pd 族および P t 族 の少な く と も一種を添加した組成物 o
3. 請求の範囲第 1 項または第 2項において、 前記 S rMeOs の量は 6 O〜ァ O mo とする組成物 o
4. 請求の範囲第 1 項または第 2項において、 Xは 0≤ x ≤ Ο ·3であることを特徵とする組成物。
5. 請求の範囲第 1 項または第 2項において、 前記組成物は混 合物であることを特徵とする組成物 o
6. 請求の範囲第 1 項または第 2項において、 前記組成物は焼5 結体であることを特徵と る組成物 o
7 · —般式 S r (1 +χ),2 (1-χ),2<:0 ι_χΜβ χ03_ " 0≤ ≤ 1 、 8は酸素欠損量、 Me は Fe , Mn , Cr および Vの少 なぐとも一種 ) と S rM 03 ( Meは T i , Zr , Hf の少なく と も一種)からなる組成物を抵抗素子とし、 前記抵抗素子の抵抗 値変化にもとづき着火 ,立消えと燃焼の当量組成を検出する多 機能センサ o
8. 請求の範囲第 7項において、 さらに P d 族および P t 族の 少なく とも一種を添加した多機能センサ o
9. 請求の範囲第ァ項または第 8項にお て、 前記 Xは O ^ x5 ≤ 0.3である多機能センサ 0 • 10. 請求の範囲第 7項または第8項において、 前記 SrM o3 の量は 6 0〜7 0 mo£ である多機能センサ。
U. 請求の範囲第 7項または第8項において、 抵抗素子と酸素 ポンプを組み合わせ、 抵抗素子の雰囲気中の酸素濃度を前記酸 素ポンプで制御し、 当量組成以外の-空ノ燃比を検出可能にした ことを特徵とする多機能センサ ο
12. 請求の範囲第 1 1 項において、 Me は Fe であ ]?、 Me は T i であることを特徵とする多機能センサ o
13. —般式 Sr (1 +x),2La (ト χ ),20!Ο ι_χΜβ χΟ3_ δ ( 0≤ χ≤ 1 , δは酸素欠損量、 Me は Fe, Mn, Cr および Vの少 な く とも一種) と s ΓΜΘ03 ( Me は T i , Ζ Γおよび Hf の少 な く とも一種)から ¾る組成物を用いた排気ガス浄化触媒 o
14. 請求の範囲第 1 2項において、さらに Pd族および P t族の 少な く とも一種を添加した組成物を用いた排気ガス浄化触媒。
15. 請求の範囲第1 3項において、 前記 S rMe〇3 の添加量は 6 O〜了 O mo である排気ガス浄化触媒 o
16. 請求の範囲第 1 4項において、 前記 Xは 0< X≤ O.3であ る排気ガス浄化触媒。
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同族专利:
公开号 | 公开日
DE3584226D1|1991-10-31|
US4692429A|1987-09-08|
EP0180646B1|1991-09-25|
US5015616A|1991-05-14|
EP0180646A4|1988-04-26|
EP0180646A1|1986-05-14|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1985-11-07| AK| Designated states|Designated state(s): US |
1985-11-07| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): DE GB |
1985-12-23| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1985901589 Country of ref document: EP |
1986-05-14| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1985901589 Country of ref document: EP |
1991-09-25| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1985901589 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP59/84353||1984-04-25||
JP59084353A|JPS60225644A|1984-04-25|1984-04-25|Catalyst for purifying exhaust gas and preparation thereof|
JP59/109812||1984-05-30||
JP59109812A|JPH0514861B2|1984-05-30|1984-05-30||
JP59140878A|JPH0464736B2|1984-07-06|1984-07-06||
JP59/140878||1984-07-06||DE19853584226| DE3584226D1|1984-04-25|1985-04-03|Zusammensetzung.|
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