专利摘要:

公开号:WO1985003895A1
申请号:PCT/JP1985/000104
申请日:1985-03-02
公开日:1985-09-12
发明作者:Haruki Obara;Toshiyuki Aso;Hiroshi Kinoshita
申请人:Fanuc Ltd;
IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] 放電加工機のワイ ヤ電極ガイ ド装置
[0004] 技術分野
[0005] 本発明はワイ ヤ電極を用いる放電加工機に関し、 特にワイ ャ電極を被加工材料の放電加工部に案内すると共に加工液供 給ノ ズルを有した上 ♦ 下のワイ ヤ電極ガイ ド装置における改 良構造に関する。
[0006] 背景技術
[0007] ワイ ヤ電極を用いる放電加工機においては、 ワイ ヤ電極を. 供袷リ一ルから張力設定用ブレーキ ドラム、 ガイ ドローラ、 上 . 下ヘッ ド、 モータ駆動の巻き上げローラ等を経て巻取り 口一ラ上に巻き上げ、 この間に上記の上 · 下へッ ド間を走行 するワイ ヤ電極と X、 Y方向移動テーブル上のワーク との間 で放電加工を進涉させる構成が採られており、 この際に上記 の移動テーブルの上方と下方とに設けられる各ヘ ッ ドには、 ワイ ヤ電極を被加工材料に接近して直進走行させるベく 、 上 - 下のワイ ヤ電極ガイ ドと加工液供給ノ ズルとを具備した上 • 下のワイ ヤ電極ガイ ド装置が設けられている。 特にワイ ヤ 電極の冷却と加工屑の除去を目的にして設けられる加工液供 袷ノズルは放電加工速度の近時の增加傾向につれて被加工材 料に極めて接近して設けられ、 加工液を比較的高い噴出圧力、 例えば 5気圧以上の高圧値に保持する構成が採られる。 然し ながら、 ワイ ヤ電極には極めて細い導電線が用いられること から放電加工部においてワイ ャ電極の切断が生ずることは不 可避であり、 斯る断線発生時にばワ イ ヤ電極を再度、 ワイ ヤ 電極ガイ ドに揷通して修復する捕修作業が必要とされる。 従 つてこのような細線形状の電極を上 · 下のワイ ヤ電極ガイ ド に揷通する煩瑣な捕修作業を簡便化し、 かつ補修作業の終了 に伴って迅速に放電加工作業を再開し得ることが要請される c 発明の開示
[0008] 本発明の目的は上述した要請に応えるべく、 ワイ ヤ電極の 補修時には被加ェ材料に接近して設けられた加工液供給ノ ズ ルを一定の補修作業用退避位置に後退させ、 ワイヤ電極をヮ ィ ャ電極ガイ ドに揷通して補修が終了した時には再び加工液 供給ノ ズルを被加工材料に接近した一定の最適加工位置に復 帰させることが可能な構造を有したヮィ ャ電極ガイ '装置を 提供せんとするものである。
[0009] 本発明によれば、 加工液供給ノ ズルとワイ ヤ電極ガイ ドと を有した上 * 下のワイ ヤガイ ド装置間を走行するワイ ヤ電極 によつて被加工材料の放電加工.をおこなう放電加工機におい て、 前記加工液供給ノ ズルは、 ワ イ ヤ電極ガイ ド本体に被嵌 され、 一端部に加工液噴出管を具備すると共に前記ワイ ヤ電 極ガイ ド本体周面に形成した位置決め溝と係合して前記被加 ェ材料に接近する加工位置と前記位置決め溝から離脱して前 記被加工材料から遠去かるヮィ ャ電極補修位置との二位置間 に移動可能な外筒構造体によつて形成されている放電加工機 のワイ ヤ電極ガイ ド装置が提供される。 すなわち、 加工液供 袷ノズルが電極ヮィ ャガイ ド本体に被嵌させた外筒体形扰を 有し、 これを二位置間で移動させることにより、 ワイ ヤ電極 の切断発生時には加工液供給ノ ズルを後退させ、 ワイ ヤガイ ド本体のワイ ヤ挿通用細孔に比較的簡単にワイ ヤ電極を挿通 させ得るのである。
[0010] 図面の簡単な說明
[0011] 第 1図は本発明によるワイ ヤ電極ガイ ド装置が具備される 放電加工機の機構図、 第 2図は本発明の実施例によるワイ ヤ 電極ガイ ド装置の縦断面図、 第 3図は同装置のワイ ヤ電極ガ ィ ド本体の斜視図、 第 4図は同装置の加工液供給ノ ズルの斜 視図。
[0012] 発明を実施するための最良の態様
[0013] 先ず、 第 1 図において、 ワ イ ヤ電極を用いる放電力 I?ェ機は- 図示されていない機台から上方に向けて立設されたコ ラム 10 と、 同じ く機台上に X、 Y両軸方向に制御移動可能な移動テ 一ブル 1 2 とを具備している。 またコ ラム 1 0.から横方向に 突出したアーム 1 4 は、 その先端が移動テーブル 1 2 の内部 に臨んで、 当該移動テーブル 1 2上に設置された被加工材料 (以下、 ワーク) Wの下方に位置している。 そしてアーム 14 の先端にはガイ ドローラ 1 6 と下へッ ド 1 8 とが具備され、 該下へッ ド 1 8 には後述するヮィ ャ電極ガイ ド装置 2 0が取 付けられている。 一方、 コ ラム i 0 上にはワ イ ャ電極 2 2 の 供給リ ール 2 4、 ブレーキ装置 2 6 、 ガイ ドローラ 2 8 , 3 0、 巻き上げ装置 3 2、 巻取り装置 3 4、 および上へッ ド 3 6が 具備され、 上へッ ド 3 .6 はワーク Wの上方部に位置して上下 動調節可能に設けられている。 ワイ ヤ電極 2 2 は、 巻き上げ 装置 3 2 の巻き上げガによつて供給リ ール 2 4から巻取り装 置 3 4に走行し、 このときブレーキ装置 2 6 の制動作用によ り常時、 略一定の緊張状態を保って走行する。 そして下へッ ド 1 8から上ヘッ ド 3 6に向けて走行するワイヤ電極 2 2に は上 · 下へッ ドの何れかに設けられた給電子 (第 1図に図示 なし) を介してワーク Wとの間に放電電源から放電電力が供 給され、 ワーク Wと微小間隙を介して対向したヮィャ電極 22 との間で放電加工が進搀する。 上述した構成において、 上 * 下のワイ ヤ電極ガイ ド装置 2 0 , 3 8 にはそれぞれワイ ヤ電 極ガイ ドと加工液供給ノ ズルとが具備されるが、 以下におい ては本発明によるワイ ヤ電極ガイ ド装置の実施例に就いて説 明する。 、 .
[0014] 第 2図は本 明の実施例によるヮィャ電極ガイ ド装置の縦 断面図を示しており、 同装置 4 0 ば台座 4 2に固定されたヮ ィ ャ電極ガィ ド本体 4 4、 このワイ ャ電極ガイ ド 4 4に摺動 可能に被着された加工液供給ノ ズル 4 6を具備して構成され ており、 本実施例においては、 ワイ ヤ電極ガイ ド本体 4 4 は ワイ ヤ電極 2 2が挿通される細孔形状のガイ ド孔 4 8 と外部 から加工液を導入する水路孔 5 0を有し、 また上記ガイ ド孔 4 8 の上端近く に周知の ¾石ダイ ス 5 2を有している。 なお. 台座 4 2 は本ワイ ヤ電極ガイ ド装置 4 0を既述の上 . 下へッ ド 1 8 , 3 6に取付けるために用いられるが、 必ずしも必要 と'される構成部品ではない。 また、 ワイ ヤ電極ガイ ド本体 44 にはその周面に後述する環状横溝 5 4 とこの環犹横溝 5 4に 一端が連通して下方に延びた 1 ないし数本の縦溝 5 6 とが形 成されている。 他方、 加工液供給ノ ズル 4 6 は滑り軸受金 5 8を有した外 筒体 6 0 とこの外筒体 6 0 の頂部にねじ係合によって上 ' 下 に調節移動可能に取付けられた絶緣材料製の加工液噴出管 62 とを具備している。 なお、 第 2図はワイ ヤ電極ガイ ド装置を 第 1図に示した下ワイ ヤ電極ガイ ド装置 2 0 として使用する 場合の位置を示しており、 第 1図に示した上ワイ ヤ電極ガイ ド装置 3 8 として使用する場合には第 2図の状態から上 · 下 を逆様にして上へッ ド 3 6 (第 1図) に取付けられるものと 理解すればよい。
[0015] さて、 第 2図は放電加工中における加工液供給ノ ズル 4 6 の位置を示しており、 外筒体 6 0 の下端に設けられた爪 6 4 が前述したヮィ ャ電極ガイ ド本体 4 4 の環状横溝 5 に係合 している。 このとき、 外部から導入された加工液は圧力を受 けて水路孔 5 0から外筒体 6 0 内に噴出し、 更に加工液噴出 管 6 2からワーク Wの放電加工部に噴出してワイ ヤ電極 2 2 の冷却および加工屑の除去を行なう。 なお、 このとき、 外筒 体 6 0 は加工液の水圧力を受けて爪 6 4がワ イ ヤ電極ガイ ド 本体 4 4 の環状横溝 5 4における上面 5 4 a に圧接係合され るため、 ワ イ ヤ電極ガイ ド本体 4 4に対する外筒体 6 0、 カロ ェ液噴出管 6 2 の位置決め効果が得ら る。 つまり 、 加工液 噴出誉 6 2 の上面とワーク Wの下面との間の間隙が加工液の 供給継続中は常に一定量に維持されるのである。 なお、 加工. 液噴出管 6 2が外筒体 6 Q に既述のようにねじ係合されてい るから、 上記間隙を予め調節設定するときに加工液噴出管 62 を外筒体 6 0 に対し螺動させることによって微細な調節が可 能となる。
[0016] 他方、 ワーク Wの放電加工部においてヮィ ャ電極の切断が 生じたときには、 加工液供給ノ ズル 4 6 の外筒体 6 0、 加工 液噴出管 6 2を共に下動させると (第 2図の破線図示参照) , ワイ ャ電極ガイ ド本体 4 4の上端が突出し、 ワイャ電極 2 2 を再度、 ガイ ト孔 4 8 に挿通させる補修作業が容易化するが, 上逮した加工液供給ノ ズル 4 6 の下動は、 外筒体 S 0 の爪 64 をワイ ャ電極ガイ ド本体 4 4の瑷状横溝 5 4から旋回離脱さ せ、 縦溝 5 6に沿って下方に摺動させることにより、 達成さ れる。 こ こでワイ ヤ電極ガイ ド本体 4 4および加工液供給ノ ズル 4 6 の斜視図を示す第 3図, 第 4図を参照すると、 上述 した環状横溝 5 4 と縦溝 5 6及び爪 S による孫合、 離脱構 造が容易に理解できる。 なお、 軸受 5 8 はワイヤ電極ガィ ド 本体 4 4 と外筒体 6 0 との間の所謂がたを除去して加工液ノ ズル 4 6から放電加工部に一定した加工液供給が行なわれる ように保証すると共に筒体 6 0 の上 * 下動の円滑案内にも寄 与する。
[0017] ワイ ヤ電極 2 2をワイ ヤ電極ガイ ド本体 4 4のガイ ト孔 48 に挿通させて補修が終了した時点では、 再び筒体 6 0 の爪 64 を縦溝 5 6に沿って上動させ、 次いで環状模溝 5 4内で旋回 させて該爪 6 4を横溝 5 4に係合させれば、 加工液噴出管 62 は直ちにワーク Wに接近した加工位置に達するので、 放電加 ェを再開することが可能となる、
[0018] 以上の説明から明らかなように、 本発明によるワイ ャ電極 ガイ ド装置は、 ワイ ヤ電極の補修時には加工液供耠ノ ズルを 簡単に加工位置から捕修 置に後退させることが可能である と共に補修終了後は直ちに加工位置に復帰させて放電加工を 再開することができるのである。 しかも加工液ノ ズルとヮー ク との間隙は補修作業の前後でも常に一定に保持されるから 加工液の噴出が常に一定圧に保持され、 放電加工精度を高レ ベルに維持することに寄与できるのである。 なお、 上述した 説明は下ヮィ ャガイ ド装置に関するが、 上ワイ ヤガイ ド装置 として使用して全く 同一の作用効果を有することは容易に理 解できょう。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 "
1. 加工液供給ノ ズルを有した上、 下のワ イ ヤ電極ガイ ド 装置間を走行するワイャ電極によつて被加工材料の放電加工 をおこなう放電加工機において、 前記加工液供耠ノ ズルは、 ワイ ヤ電極ガイ ド本体に被嵌され、 一端部に加工液噴出管を 具備すると共に前記ワイヤ電極ガイ ド本体周面に形成した位 置決め溝と係合して前記被加工材料に ί 近する加工位置と前 記位置決め溝から離脱して前記被加工材料から遠去かるヮィ ャ電極補修位置との二位置間に移動可能な外筒構造体によつ て形成されていることを特徴とする放電加工機のヮィ ャ電極 ガイ ド装置。
2. 請求の ΐδ囲第 1項に記載のヮィャ電極ガィ.ド装置にお いて、 前記ヮィャ電極ガ.ィ '本体は前記ヮィ ャ電極が挿通さ れるダイスガイ ドを中心部に有すると共に前記外筒構造体の 形状を有した加工液供給ノ ズル内に加工液を放出する水路孔 を有してなる放電加工機のワ イ ヤ電極ガイ ド装置。
3. 請求の範囲第 1項に記載のワ イ ヤ電極ガイ ド装置にお いて、 前記加工液噴出管は前記外筒構造体の一端部にねじ係 合されている放電加工機のワイ ヤ電極ガイ ド装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日
JPS60186324A|1985-09-21|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1985-09-12| AK| Designated states|Designated state(s): US |
1985-09-12| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): CH DE FR GB |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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