专利摘要:

公开号:WO1985001649A1
申请号:PCT/JP1984/000471
申请日:1984-10-05
公开日:1985-04-25
发明作者:Masahiro Koyama;Kengi Kinoshita;Hiroshi Matsuo;Katsuro Okada
申请人:Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.;
IPC主号:A47J31-00
专利说明:
[0001] • 明 細 書
[0002] 発明の名称 ― .
[0003] コ ー ヒ ー沸し器
[0004] g術分野
[0005] 5 本発明は、 コー ヒ ー粉に沸縢した熱湯を滴下して、 美味 コ 一ヒ ー液の抽出が自動的にできるコ ー ヒ ー沸し器に関するもの である。
[0006] 背景技術
[0007] 従来、 コ ー ヒ ー粉に熱湯を滴下して、 コ ー ヒ ー液を得る方法 to と しては、 水タ ンクの底部から加熱パイ ブ内に水を導いて加熱 し、 核沸騰による蒸気を利用して昇水させ、 コ 一 ヒ一粉に 1 o 分前後にわた 滴下する,いわゆる ドリ ッブ式のものや、 水タ ン クの下方にコーヒー粉を配するとともに、 水タンクに加熱装置 を設けるとともに、 パイ メ タル式の温度開放弁を設けて湯をコ i s — ヒ—粉に滴下する落下給湯式のものがあった。
[0008] しかしながら、 これらのものにおける給湯温度は最初冷水を 含んだまま吐出するため低く、 そして次第に上昇した給湯完了 時点でも、 8 6 °C以下であるという温度特性や温度感知精度の パラツキ解消が難しく、 その結果、 給湯温度が一定とならずに 0 低く なるという欠点を有し、 また沸騰した高温の湯を給湯する ものでは ¾かった。 このため、 美味 ¾ コ ー ヒ ー液抽出の秘決と される 「沸騰させた高温の湯をコ ― ヒ—粉に滴下し、 粉を充分 に膨潤させながら 3 〜 4分で抽出を完了する 」 という条件を満 足できるものではなかった。
[0009] 5 また、 香 とコクのある美味 コー ヒ ー液を得るには、 コ 一
[0010] O PI
[0011] 、 j ヒ一抽出過程においてコ一ヒ—粉全体を一且高温の熱湯で充分 に膨潤させる時間をおいてコ 一 ヒーのエキスを抽出し易い状態 にした後、 再給湯してコ ー ヒーのエキスを効率よく抽出する、 いわゆる蒸らし作用の効果が知られているが、 かかる構成を含 5 む前記高温度の抽出条件を満足するものも実現し得ておらず、 真に香 i9豊か ¾コクのあるコ 一ヒ一液を得られるものでは ¾か つた。
[0012] 発明の開示
[0013] 本発明のコ 一 ヒ一沸し器は、 コ ー ヒ ー粉を入れるフ ィ ルタ ー t o ケースと、 発熱体を有する水タンクと、 前記発熱体への給電を 行なう給電制御装置と、 前記水タンクの水が加熱沸縢されて発 生する蒸気を検知して作動する蒸気検知素子と、 この蒸気検知 素子の動きに違動して水タ ンクの水を前記フ ィ ルタ ーケース内 に給湯する給湯弁とを具備し、 前記蒸気検知素子の働きによ .
[0014] 1 5 コ ー ヒ一粉に供給する熱湯は必ず沸騰したものが供給されるよ うにして、 コ ー ヒ ー粉に接触する温度を初期よ 高温とし、 か つ抽出時間も 3 〜 4分で完了し得るようにするとともに、 さら にはコ ー ヒ—粉全体を一旦高温の熱湯で膨潤してコ一ヒーのェ キス分を抽出しやすくする蒸らし効果が期待できるよ うにした 0 ものである。
[0015] 図面の簡単 ¾説明
[0016] 第 1 図は本発明の一実施例を示すコーヒー沸し器の断面図、 第 2図は同要部の部分正面図、 第 3図は同電気回路図、 第 4図 は本発明の他の実施例を示すコ ー ヒ ー沸し器の断面図、 第 5図 5 は同要部の部分拡大図、 第 6図は蒸気検知素子の温度カーブと
[0017] OMPI 給電スィ ッチおよび給湯弁の状態を示す図、 第7図は同電気回 路図、 第 8図は本発明のさらに他の実施例を示すコーヒー沸し 器の要部の部分拡大図、 第9図および第 1 O図は同電気回路図 である。
[0018] 発明を実施するための最良の形態
[0019] 以下、 添付図面に基づいて本発明の一実施例について説明す る。 第 1 図および第2図において、 1 は機体で、 この機体 1 は 扁平 ¾円柱容器状をなす基台 2と、 この基台2に対向して上方 に位置する容器部 3 と、 この容器部3 と前記基台2の側面を連 結する支柱 4とによ ] 構成され、 かつ下方にはこの機体 1 によ )囲まれて左側面が開放される略コ字形の収納部 5が形成され る
[0020] 前記容器部 3は、 底部に加熱用の発熱体 6を取付けた円筒状 のステンレス製の水タ ンク 7を上部に設け、 下部には、 下方の 収納部 5側よ フ ィ ルタ—ケース 8を着脱自在に装着する凹部 取付面9を有し、 かつ内方に水タ ンクァの水をフ ィ ルタ ーケ一 ス 8の上方に導く給湯装置 1 Oおよび電気部品等を配設してな る容器枠 1 1 を設けている。 前記フ ィ ルタ一ケース Sは、 前記 凹部取付面 9にバヨネッ ト結合も しくは摺動レール等を利用し て装着するために、 上部突出取付面 1 2および下面底部の抽出 口 1 3 と側壁上部の取手 1 4 とを有し、 かつ内部にコーヒー粉 を入れる紙フ ィ ルタ 一 1 5を収納している。 1 6はフ ィ ルタ 一 ケース 8の下方に位置し、 かつ前記基台 2上面のカップ載置部
[0021] 1 7上に下面を装着自在に載せてなるガラス製のカップで、 こ のカップ 1 6は、 上部開口面を覆い、 かつ前記フ ィ ルタ 一ケー ス抽出口 1 3に対向した受ロ 1 8を有するカップ蓋1 9と、 力 ッブ 1 6の環状凹面2 Oに樹脂等の弾性を利用して取付片 2 1 を嵌着して取付ける把手 2 2 とを有している。
[0022] 2 3はカツブ载置部 1 7の基台 2内に設けられるカツプ保温 用の保温ヒータ一、 2 4はその温度制御用のサーモスタ ッ ト 、
[0023] 2 5は基台 2の支柱 4の下方に設けられたマグネッ ト ブラグ 2 6用のぺク枠である。
[0024] 2ァは前記水タ ンクァの上部注入口 2 8に凹凸係合によ 着 脱自在に被着される蓋で、 この蓋2ァは上部の樹脂製のつまみ 部 2 9と、 下部のス テ ン レス製の蓋カバー 3 Oとを一体化して 構成している。 ,
[0025] ここで前記給湯装置 1 Oは、 水タ ンクァの底部に設けられた 給湯口 3 1 と、 この給湯口 3 1 に防水パッキ ン 3 2を介して一 部が水タ ンク 7内に突出するように取付けられる弁ケース 3 3 と、 この弁ケース 3 3の湯をフ ィ ルタ一ケー ス 8の上方に導く 給湯パイ プ 3 4と、 熱湯をコ 一ヒ一粉にまんべん ¾く分散する 着脱自在 ス テ ン レス製の拡散体3 5とを有している。
[0026] 3 6は上下動自在な弁棒 3ァに取付けた給湯弁 3 8を上方よ ばね付勢して、 給湯弁 3 Sが常時開口を閉塞するように檮成 した弁ばね、 3 9は中央で弁棒 3 7の下部を保持し、 かつ外周 が弁ケー スカバ一 4 0に固着されたダイ ャフ ラムで、 このダイ ャフ ラ ム 3 9はシ リ コ ンゴム製で上下動自在に檮成され、 かつ その取付部分は水密保持される。
[0027] 4 1 は弁ケース 3 3 よ ] 突出して設けられる一対の支持片 4 2に取付けられ、 かつその取付け部 4 3を支点として回動す
[0028] OMPI WIPO A» る弁レ バーで、 この弁レバ ー 4 1 の一端左側は、 弁棒3 ァの下 端面に当接させ、 かつ他端右側には発熱体6への給電を行 ¾う スィ ツ チ素子である常閉接点4 4を切換える突出片 4 S と、 ば ね 4 6で付勢される係止レ バ一 4 7に当接した係止部4 8を有 している o
[0029] 4 9は水タ ン ク 7 と並設され、 かつ支柱4の上方に突出する ステ ン レス製の蒸気検知管で、 筒形をなし、 この蒸気検知管 4 9は上下動自在 ¾摺動棒 5 Oを有し、 かつ上方内部に蒸気検 知管 4 9の上面と摺動棒 S Oのフ ラ ンジ部 5 1 間に位置し、 1 ο οで以下の一定温度で記憶した元の状態に伸長するよ うに して処理した T i一 N i の合金か、 または G u - Z n 等の合金等で 作られたコィ ルばね伏の形状記憶合金製の蒸気検知素子ち 2を 内設している。 この蒸気検知素子 5 2の外方に位置する蒸気検 知管 4 9には内外を連通する蒸気孔 5 3が設けられてお 、 そ の蒸気孔5 31 つには、 水タ ン ク 5の規定水位上方に一端を かしめ、 かつ途中を水タ ン ク 5の上面よ ]9 もち上げた形の蒸気 管 5 4の他端開口 5 5が対向して位置している。 また蒸気検知 管 4 9はその下端部に周縁部が固着され、 かつ内方で摺動棒 S Oを支持して る上下動自在な水密パッキ ン 5 6によ 支柱 4内と水密に遮断して配置されるが、 水密パッキ ン 5 6を突設 して下方に位置する摺動棒 5 Oの下端部の作動片 5ァだけは支 柱 4内の前記弁レ バー 4 1 の係止部4 8の上面に対向させてい る o
[0030] 5 8および 5 9は、 支柱 4の上面に突設した電源釦およひ'動 作進行の停止解除を行る ぅ切釦で、 前記電源釦 5 8の下端部に
[0031] OMPI は、 ばね 6 Oによ 付勢されるス ィ ッ チレパー 6 1 に係止する 係合片 6 2と、 係止した場合、 下方の電源ス ィ ッ チ 6 3を閉成 する突出部 6 4を形成し、 かっこの電源釦 5 Sは手を離すと、 ばね力によ ] 上方に復帰するように設けられている。
[0032] また切釦 5 9 も常時上方にばね(図示せず)で付勢される自 動復帰形の操作釦であ ] 、 その下端部には、 スィ ツチ レパー
[0033] 6 1 よび前記弁操作用の係止レパー 4 7に近接し、 かつそれ らの係止状態を解除するよ うに働く解除片 6 5 , 6 6が設けら れている。
[0034] 第 3図は電気回路を示したもので、 7 1 , 7 2は例ぇば100 Vの電源に接続される電源端子で、 第1 図のマグネ ッ ト プラ グ 2 6に当る。 6 3は電源スィ ツ チで、 この電源スィ ツ チ 6 3に は、 電源端子 7 2 との間に保温ヒ —タ ー 2 3 と温度制御用のサ 一モスタ ッ ト 2 4の直列回路と、 ス ィ ツ チ素子である常閉接点 4 4を介した湯沸し用の発熱体 6と、 空焼き防止用の安全サ— モ (第 1 図の 6 7 ) との直列回路が共通接続点 6 9 , 7 Oを介 して接続されている。
[0035] 次に上記搆成の作用を説明する。 まず、 コー ヒ ー粉と紙フィ ルタ ー 1 5を投入したフ ィ ルタ ーケース Sを凹部取付面 9に取 付け、 また水タ ン ク 7には、 所定量の水(通常 4人分程度の水) を供給して盞 2 7を被着する。 そしてカ ッ プ 1 6を収納部 5に おけるカツプ載置部 1 7に載置すると、 カツ プ蓋 1 9の受ロ
[0036] 1 Sがフ ィ ルタ ーケース 8の抽出口 1 3に対向する。 そしてマ グネッ 卜 プラ グ 2 6を基台 2のぺク枠 2 5に接続し、 さらに電 源釦 5 Sを操作して押込むと、 電源スィ ツ チ 6 3が閉成し、 保
[0037] OMPI —フ一
[0038] 温ヒ ータ ー 2 3および湯沸し用の発熱体 6に通電される。
[0039] そして水タ ンク 7内の水は発熱体6によ 加熱されて温度 _t 昇し、 1 00¾近くでは、 水面よ D湯気を生じさせている程度 であるが、 更に加熱が進み、 1 o o°cの沸点に達するとそれが 蒸気と ¾ ?、 かつそれは連続して発生する。 またその勢 は、 蒸気が水タ ン クァ内にある小さ ¾隙間からでも勢いよ く飛び出 るほどである。 当然、 この蒸気は、 水タ ン クァの上部に設けた 蒸気管 5 4を通 、 かつ開口 S 5よ 勢いをも って噴出される もので、 この噴出された蒸気は、 蒸気検知管4 9に設けた蒸気 孔 5 3よ 形状記憶合金で形成されるコ ィ ルばね状の蒸気検知 素子 5 2に瞬時に噴出される。
[0040] これによ ] 蒸気検知素子 5 2の温度は、 3 0¾前後の周囲温 度から 1 o o への急激る温度上昇を受け、 そして 1 oo°C以 下の例えば 8 0。C前後の温度で記憶設定したコィ ルばね状の蒸 気検知素子5 2は大き ¾復元力をも つてすばやく伸長する。
[0041] この蒸気検知素子5 2 の動きは、 摺動棒 S Oを下方に押し下 げ、 そして下端の作動片 5 マが弁レバ— 4 1 の係止都4 8の上 面を押し、 その力は弁ばね3 6 よびばね4 6の付勢力に抗し た力で、 係止部 4 8を係止レバ— 4 ァのフ ッ クに回動係止させ てロ ッ クする。 また、 この時、 弁レバ 一 4 1 の突出片 4 5は発 熱体 6への給電ス ィ ツ チである常閉接点 4 4の可動片を押し下 げて開放し、 発熱体 6への通電を断ち、 それ以上の水の加熱を 停止する。 また同時にこの動きは、 弁レ パー 4 1 の左端部が、 上下動自在 ダイ ヤ フ ラ ム 3 9を介して弁棒 3 7を押し上げる ので、 給湯弁 3 Sを開放する。 N そしてこの給湯弁 3 8が開放されると、 水タ ン ク 7内の熱湯 は弁ケース 3 3に設けた開口穴 6 8 よ 弁ケース 3 3内および 給湯パイ ブ3 4を通 、 かつフ ィ ルタ 一ケース 8の上方に位置 する拡散体3 Sの小孔よ 分散してコー ヒ一粉上にまんべんな 5 く注湯される。 そしてこの熱湯は、 コー ヒ ー粉の成分を効率よ く抽出 し、 かつ紙フ ィ ル タ ー 1 5によ ] 濾過されてすんだコ一 ヒ ー液とな ] 、 そしてフ ィ ル タ ーケース 8の下部底面の抽出口 1 3および下方に対向したカッ プ蓋 1 9の受ロ 1 8を通って力 ップ 1 6内に収容される。 一方、 カ ップ 1 6内のコー ヒ ー液は ! 0 サーモスタ ツ ト 2 4による保温ヒ ータ ー 2 3の制御によ 適宜 の温度に保温される。
[0042] また使用後は、 切釦ち 9を操作して押し下げると、 解除片
[0043] 6 5 , 6 6力 スィ ツチレバ 一 6 1 および係止レ バ 一 4 7のばね 6 O , 4 6に抗して係止状態が解除されるよ う操作されるので、 1 5 電源釦 5 8および切釦 5 9 とも上方にばね力によ 自動復帰し、 常閉接点 4 4は開放状態から回路を閉成する。 それと同時に電 源スィ ツチ 6 3が切れるので、 発熱体 6および保温ヒ ー タ 一 2 3への通電は、 開成されて断電する。
[0044] またこの切釦 5 9の復帰に応じて弁ばね 3 6の力が弁棒 3 7 、 弁レ バー 4 1 、 摺動棒 5 Oを介して蒸気検知素子 5 2に加わる が、 すでに蒸気の噴射は止ま 、 形状記憶効果を消滅している。 したがって、 蒸気検知素子 5 2は、 伸長したコイ ルばね形状か ら容易に元の圧縮形伏に戻されて給湯弁 3 Sを閉成するため、 再び注水しても水が滴下することはない。 更に、 この切釦 5 9 25 は加熱途中および給湯途中に任意に動作を中断したい場合も、
[0045] ΟΜΡΙ これを操作すれば電源スィ ツ チ 6 3の開放および給湯弁3 8 開成状態にしている係止ロ ッ クが解除される、 いわゆる動作の 停止または解除が果せる解除機能を有している。
[0046] この解除機能を確実に行なわせるために、 本発明の一実施例 5 では特に蒸気検知した直後の給湯時、 蒸気検知素子5 2の形状 記憶効果を素早く消滅させるように、 記憶温度と蒸気検知管
[0047] 4 9に設けられた蒸気検知素子5 2の外方の蒸気孔 5 3の形状 及び穴数等を効果的に設定しているものである。
[0048] また前記水タ ン ク 7からの熱湯をコ ー ヒ ー粉に注ぎ、 コー ヒ
[0049] , Ο —液を抽出するまでの時間は、 給湯パイ プ3 4の径および給湯 弁 3 8の変位寸法から 3〜 4分前後に設定している。 そのため、 コー ヒ ー粉に注がれる熱湯温度も一度沸騰した後、 加熱を停止 してから給湯するものであるため、 途中、 給湯経路等の熱損失 を生じても当初 9 6 ¾で注湯され、 次第に温度低下するが抽出 5 完了時でも 9 0 ¾以上という理想的 ¾抽出温度を保てるもので ¾>る。
[0050] このよ うに本発明の一実施例によれば、 水タ ン ク 7内の水が 加熱沸騰されて発生する蒸気を検知して動作する蒸気検知素子
[0051] 5 2たる形状記憶合金の動きに連動して、 給湯しコ ― ヒ—液を0 抽出する構成と しているため、 美味 ¾コー ヒ ー液を抽出する秘 決である 「沸騰した高温の湯をコ ― ヒ—粉に滴下し、 粉を十分 に膨潤させ ¾がら、 3 〜 4分で抽出を完了する」 という条件を、 ほぼ満足し得るもので、 理想的る抽出条件下でコ一ヒ ー成分を 効率的に抽出でき 、 真に香 )豊か ¾美味なコ ー ヒ ー液を抽出で5 きる。
[0052] O I -. ¾ またその抽出温度も沸騰検知してから給湯開始して行 う も ので、 使用力 ッ ブ数によるバ ラツキもる く安定して美味なコ — _ ヒ ー液をいつでも飲用できるうえ、 従来の構成による発熱体6 の消費電力バラッキぉょぴ追加電 Eパラ ツキ、 更には水温感知 部材と してサ一モス タ ッ 卜を採用した従来例での受感部とスィ ツチ部との感知ずれや、 取付位置による受感パラツキを完全に 解消して常に沸騰後給湯し得るという品質の高位水準での信頼 性を有して商品価値を飛躍的に高めているものである。 また蒸 気検知素子 5 2と して、 本実施例のように形吠記憶合金を採用 すれば、 蒸気検知と動作の 2機能を同時に兼ねることができ、 その結果、 構成を簡素化できるのは勿論のこと、 その動作ずれ も な く小形軽量で安価になる。 それに、 蒸気検知での使用は常 温と沸点の急激 温度差感知であ 、 形状記憶温度設定に幅を もたせ》 かつ'そのバラツキによる感知誤差を解消できるので、 信頼性や製造コ ス 卜の引下げを更に可能と している。
[0053] また本発明の一実施例のよ うに蒸気検知を水タ ンク 7の外で 行なう よ うにすれば、 ステ ンレス製の水タ ン クァを採用し、 抽 出過程が十分確認でき い構造でもコー ヒ一抽出の一過程を蒸 気噴出状態と して視覚的に確認して楽しめるという商品の価値 感を高め得るものである。 これによ 、 ス テ ンレス製水タ ン ク マの採用は、 従来樹脂タ ン クでは水しか使用できなかったもの 力 1 o o ¾に近い高温湯でも使用できるもので、 これによ ]) 使い勝手を向上させることができるため、 樹脂の臭いがコー ヒ 一抽出に及ぼす悪影響も ¾く ¾る。
[0054] また前記蒸気検知素子 5 2の動きに連動して、 発熱体 6の回 — — 路を閉成しているス ィ ツ チ素子 4 4を開放して断電するよ う に 設けているので、 給湯完了時の水タ ン ク ァの空焼き防止が可能 とな 、 その動作も 自動的に行 い得て安全性および使用操作 性が優れている o
[0055] 5 ¾お、 上記一実施例においては、 形状記憶合金よ ¾る蒸気 検知素子 5 2をコ イ ル形伏にし、 かっこの蒸気検知素子 S 2を 水タ ン ク 7の外方に立設したものについて説明したが、 この構 成に限定されるものではな く 、 その形状および取付位置は、 直 線伏にし、 そして水タ ン ク内に配置する等、 その要旨を逸脱し
[0056] , Ο ¾い範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
[0057] また、 上記一実施例においては、 弁レバー 4 1 を係止レパ ー 4 7に係止してロ ッ クを連続して行 える よ うに したが、 この 係止状態は、 所定時間 (例えば給湯完了までの 3〜 4分程度) 係止を続行し、 その後に開放復帰する時限要素を有して設けて 5 も よい ο
[0058] 更に、 上記一実施例においては、 動作の解除を切釦ち 9によ 行る う よ うにしたものについて説明 したが、 この代 に蓋
[0059] 2 7またはフ ィ ル タ —ケー ス 8の装着動作に連動して解除し、 +閉弁操作し得るよ うに構成しても よい。
[0060] 0 次に第4図〜第 7図に示す本発明の他の実施例について説明 する。 図において、 ァ 3は器体で、 この器体 7 3は、 基台了 4 と、 この基台 7 4の上方に位置する容器部 7 5 と、 この容器部 7 5 と基台 7 4の側面を連結する支柱ァ 6 とによ 構成されて いる。 前記支柱ァ 6の第 4図で示す左側には、 収納部ァ 7が形5 成されている。 また容器部ァ ちは底部に発熱体 7 8を取付けた
[0061] O PI
[0062] WIPO ステ ン レス製の水タ ン ク了 9 と、 フ ィ ルタ ー ケース 8 Oカ着脱 自在に装着される凹部取付面 8 1 と、 水タ ンクァ 9 の水をフ ィ ルタ ーケース S Oの上方に導く給湯手段 S 2及び配線部品を内 方に配してなる容器枠 8 S とを備えている。 またフ ィ ルタ 一ケ ース S Oは、 前記凹部取付面 8 1 にバヨ ネ ッ ト結合も しくは摺 動レ ール等を利用して装着される上部突出取付面 8 4 と、 下面 底部の抽出口 8 5 と取手 S 6 とを有し、 内部にコ ーヒ ー粉を入 れる紙フ ィ ル タ ー 8 7を収納する。 S Sはフ ィ ル タ ー ケ ース
[0063] 8 Oの下方に位置し、 前記基台 7 4の上面のカツ プ载置部 8 9 上に装着自在に載せてなるカ ッ プで、 このカ ッ プ S Sは、 前記 フ ィ ル タ 一ケ ース S Oの抽出口 8 5に対向した受口 9 Oを有す るカ ツ プ蓋 9 1 と、 操作用の把手 9 2を有している。
[0064] 9 3はカ ツ プ载置部 S 9の基台 7 4内に設けられた力 ッ プ保 温用の保温ヒ ー タ ー、 9 4はその温度制御用のサーモスタ ッ 卜 、 9 5は前記水タ ン ク 7 9の上部注人口 9 6に被着される水 タ ン ク蓋である。 ここで、 前記給湯手段 S 2は水タ ン クァ 9の 底部に設けられた給湯口 9 7 と、 この給昜ロ 9 7に防水パツキ ン 9 8を介して一部が水タ ン ク 7 9内に突出して取付けられる 弁ケース 9 9と、 この弁ケース 9 9からの湯を給湯弁 1 O Oを 通してフ ィ ル タ 一ケース S Oの上方に導く給湯パイ プ 1 O 1 と, 熱湯をコ―ヒ一粉にまんべん く注ぐ機能の拡散体 1 O 2 とか りな 。
[0065] 更に弁ケース S 9内には、 上方に前記給湯弁 1 O Oを常時閉 弁する よ うに働く弁ばね 1 O 3が設けられ、 下方に、 弁ケ ース カバ一 1 O 4によ 外周が弁ケース 9 9に固着され、 かつ中央
[0066] CMPI で前記弁 o oを上下動自在に開弁動作し得る形状のシ リ コ ン 樹脂製のダィャフ ラ ム 1 0 5が設けられている。
[0067] 1 0 6は支持板 1 O Tに支点 1 O Sを介して取付けられる回 動自在な弁レ バーで、 この弁レバ ー 1 o 6は一端左側にダイ ヤ フ ラ ム 1 O 5の下端部に近接した左側アー ム 1 0 9を有し、 か つ他端右側には、 閉弁時は発熱体ァ Sへの給電を行な う よ うに 給電ス ィ ツチ 1 1 oを閉成してなる突出片 1 1 1 と、 摺動棒 1 1 2の下端部に当接する係合面 1 1 3と、 スライ ド板 1 1 4 の下片部を介してばね 1 1 5で付勢される係止レ バ — 1 1 6に フ ッ ク して π ッ クされるよ う配置した係止片 1 1 了 とが配置さ れている ο
[0068] また前記ス ラ イ ド板 1 1 4は、 支点 1 1 8を有する リ ン ク軸 1 1 9の回動によ D係止部 1 2 Οを有する上端部を介して上下 動自在な形で構成され、 常時は ス ト ッ パ ー 1 2 1 に当接して 下方に位置規制される リ ン ク軸 1 1 9に連動して下方に位置し ている。 1 2 2は前記スライ ド板 1 1 が上昇した時に上端係 止部 1 2 0に嚙み合う よ うにばね 1 2 3で付勢された係止片 1 2 4をもつ嚙み合いレ バ 一である。
[0069] また前記摺動棒 1 1 2の上端部は、 水タ ン ク 7 9 と並設して 突設した支持カ バ— 1 2 5における略筒形の蒸気検知管 1 2 6 内に上下動自在に配設支持されている。 そしてまたこの摺動棒 1 1 2の上端部には、 蒸気感知部 1 2 6の内面と摺動棒フ ラ ン ジ部 1 2 7 との間に、 1 O O °C以下の一定温度で記憶した元の 状態に伸長する よ うに処理 した Ti— Ni 合金や Cu— Zn 等の合 金等の形状記憶合金で作られたコ ィ ルばね形状の蒸気検知素子 1 2 8を配置している。 1 2 9は蒸気検知素子 1 2 Sが外気と 違通するように、 蒸気検知管 1 2 6の上部に設けた蒸気孔で、 _ この蒸気孔 1 2 9の 1 つには、 一端が水タ ンク 7 9の規定水位 上方に取付けられた蒸気管 1 3 Oの他端開口が対 ,句して位置し ている o 1 3 1 は外気と違通する蒸気検知管 1 2 6と器内とが 水密に遮断されるように摺動棒 1 1 2の下部を中央部で上下動 自在に支持し、 かつ外周部を取付板 1 3 2 と支持力バ ー 1 2 5 の下面とに固着した水密パッキンである。 1 3 3及び《I 3 4は 支持力バ ー 1 2 5の上面操作都 1 3 5よ 上面を一部突設して なる操作釦で、 この操作釦 1 3 3 , 1 3 4のうち、 一方の釦
[0070] 1 3 3は、 ばね 1 3 6で付勢されたス イ ッ チ レ バ ー 1 3ァに係 止する係止片1 3 8と電源スィ ツチ 1 3 9の可動片に接触し、 電源スィ ッチが閉成するよ うに働く突出片 1 Oとを有する電 源釦で図示し いばね力等によ 上方に自己復帰するように設 けられている。 また他方の操作釦 1 3 4は、 図示し ¾いばね等 によ 常時上方へ自己復帰するように配置されている切釦で、 その下端にはスィ ッチ レバ— 1 3ァと前記係止レ バ ー 1 1 6及 び嚙み合'いレ パ ー 1 2 2に近接し、 かつそれらのレ バ 一 1 3 7 1 1 6 , 1 2 2のばね 1 3 6 , 1 1 5 , 1 2 3の力に抗してそ れらのレ バー 1 3 7 , 1 1 6 , 1 2 2の係止状態を解放するよ うに働く解放片 1 4 1 , 1 4 2 , 1 4 3が形成されている。 な お、 1 4 4は基台 7 4の支柱ァ 6部側に設けられたマグネ ッ 卜 プラグ 1 4 5用のぺク枠である。
[0071] 次に電気回路について第了図について説明する。 1 4 6 , 1 4 7は例えば 1 O O Vの電源に接続される電源端子で、 実施
[0072] CMPI — — 例の第 4図のぺク枠 1 4 4内の両端子にあたる。 電源端子の一 端 1 4 6には、 電源ス ィ ツチ 1 3 9を介して他方の電源端子 1 4ァとの間に保温ヒータ一 9 3と温度制御用のサーモスタ ツ ト 9 9の直列回路と給電スイ ッ チ 1 1 0 ,発熱体 7 8 ,空焼き 防止用の安全サ一モスタ ッ ト (図中 1 4 8 ) と温度ヒ ューズ
[0073] 1 4 9 (図示せず)の直列回路とが共通接点 1 5 Oと 1 5 1 間 に並列接続されている。
[0074] 上記構成において、 次にその作用を説明する。 水タ ンクァ 9 の水は、 発熱体 7 8によ ] 加熱されて温度上昇し、 1 〇0°Cの 沸点に達すると、 水タ ンクァ 9の上部に設けた蒸気管 1 S Oか ら外方に勢いよ く噴出する。 この噴出された蒸気は蒸気検知管 1 2 6の蒸気孔 1 2 9から形状記憶合金で形成される蒸気検知 素子 1 2 8に瞬時に噴出されるので、 この瞬間、 蒸気検知素子 1 2 8の温度は 3 0°C前後の周囲温度から 1 0 0°Cへの急激 ¾ 温度上昇を受け、 1 O 0°C以下の例えば 8 0°C前後の温度で記 憶処理したコ ィ ル形状は元の状態に大き ¾復元力をも つてすば やく伸長する。
[0075] この動きはフ ラ ンジ 1 2 7を介して摺動棒 1 1 2を下方に押 し下げるので、 係合面 1 1 3が押し下げられて弁レバー 1 0 6 を時計方向へ回動するよ うに働く。 これによ 、 給電スィ ッ チ 1 1 0が開放されて発熱体ァ 8への回路を開放して電流を遮断 し、 水タ ンク 7 9内の加熱を停止する。 それと同時にばね1 1 5 で付勢されている係止レバ一 1 1 6に押されるスライ ド板 1 1 4 の下端部が、 前記回動した係止片 1 1 ァのフ ッ ク部にのるが、 係止レバ— , 6はこのスライ ド板 1 1 4によ ] 係止片 1 1 ァ
[0076] O PI と嚙み合えず、 弁レパー 1 0 6の動きを規制でき ¾い(第5図 の一点鎖線図参照 )。 この蒸気検知素子 1 2 8の伸長は、 発熱 体 7 8によ 加熱されて発生する蒸気が噴出し、 弁レバ— 106 の回動によ ]9給電ス ィ ツチ 1 1 Oが開成されて発熱体 7 8への 通電を停止して蒸気噴出が止ま 、 そして蒸気検知素子 1 2 8 の温度が下つてその記憶処理した温度での復元力を消滅するま での時間、 弁レパ— 1 O 6を押し下げた状態に保持する。
[0077] —方回動に伴う弁レバ— 1 0 6の左側アー ム 1 O Sの動きは、 ダイヤフ ラ ム 1 0 5を介してばね 1 O 3で付勢される弁 1 O O を押し上げて弁 1 O Oを開く。 この場合、 弁ばね 1 O Sによる 弁 1 ooを開く力よ 1 記憶処理した形状記憶合金の蒸気検知 素子 1 2 8の復元力は大きく設定されている。 そして、 弁 100 を開ぐ と水タンク 7 9内の沸騰した熱湯は給湯口 9ァから弁ケ —ス 9 9 ,給湯パイ ブ 1 O 1 を介して拡散体 1 O 2の小孔から フ ィ ルタ—ケース 8 O内のコ ー ヒ ー粉に注がれる。 この熱湯の 量は、 コ ー ヒ ー粉にまんべんなく注がれ、 コ ー ヒ ー粉を十分に 膨潤し、 以後の給湯でコ ー ヒーのエキス分が効果的に抽出され る為の一次給湯量である。
[0078] 蒸気噴出が止まって蒸気検知素子 1 2 8の復元力が消滅し、 閉弁力によ 摺動棒 1 1 2が弁レバ一 1 0 6の反時計方向への 回動操作に違動して給湯弁 1 O Oを閉じると、 搢動棒1 1 2は 押し上げられるため、 蒸気検知素子 1 2 8は圧縮された最初の 状態に戻る。 この時、 反時計方向への弁レバ— 1 0 6の回動に よ 、 係止片 1 1 ァのフック部にのったスライ ド板 1 1 4の下 端部は、 リ ンク軸 1 1 9の上端回動を伴ってスライ ド板 1 1 4
[0079] OMPI を持ち上げる。 すると上端係止部 1 2 0が嚙み合い、 レバ— 1 2 2の係止片 1 2 4に嚙み合うので、 スライ ド板 1 1 4は上 方に位置した形で係止される。
[0080] 上記給湯弁 1 O Oを閉じることによ 、 コ 一 ヒ ー粉への給湯 が停止するとともに、 弁レバ一 1 0 6の突出片 1 1 1 によ 給 電ス ィ ッ チ 1 1 0が閉成され、 これによ ] 発熱体 7 8に通電さ れて再び水タンクァ 9内の水が加熱される。 一度沸縢した水タ ンクァ 9内の水が再び沸縢するのに、 それほど時間は必要とし ¾い。
[0081] 蒸気管 1 S Oから蒸気検知素子 1 2 8に再び蒸気が噴出され ると蒸気検知素子 1 2 8は伸長し、 摺動棒 1 1 2を押し下げて 弁レパ— 1 O 6を再び時計方向に回動する。 これによ ] 、 給電 ス ィ ッ チ 1 1 Oが開放され、 かつ発熱体 7 8への通電も停止さ れて水タ ンク 7 9内の加熱が止ます。 これと同時に係止片 1 1ァ も押し下げられる力;、 スライ ド板1 1 4は嚙み合いレパー 1 22 に嚙み合って上方に位置したままであ 、 係止レバ ー 1 1 6は ばね.1 1 5の力によ 容易に係止片 1 1 7のフ ッ ク部に嚙み合 つて係止する。 この嚙み合い状態は、 以後蒸気噴出が止っても 弁レパ— 1 O 6の反時計方向への回動の戻 ] を阻止して持続さ れる。
[0082] そして弁レバ— 1 0 6の左側アー ム 1 0 9によ 給湯弁 1 OO が開放されて再びコ ― ヒ—粉に給湯される。 この一次給湯後、 再耠湯されるまでの給湯停止時間がいわゆる蒸らし時間であ 通常は 3 O秒前後である。
[0083] この状態を第 3図で更に説明すると、 蒸気検知素子 1 2 8の 温度は 1 0 0 °Cの蒸気によ 伸長して開弁し、 発熱体 7 8の電 流をも遮断( A点)するが、 加熱発生した蒸気は発熱体7 8の 電流遮断後一定時間蒸気を噴出してお ( A点〜 ®時間 )、 そ して蒸気噴出停止後、 給湯弁 1 O Oを閉じる力によ!)蒸気検知 素子 1 2 8が復元力を消滅して、 初期の圧縮されたコイ ルばね 形状に戻る冷却期間 ( ®— B ) との合計時間( A〜 B )が開弁 されている 1 回目の給湯時間閉弁され、 再加熱されて蒸気が噴 出し蒸気検知素子 1 2 8を伸長させるまでの時間( B — G時間) が閉弁されて給湯が停止している蒸らし時間 G点以後は、 開弁 状態を維持し、 発熱体ァ 8の電流を遮断して蒸気検知素子1 2 8 の動作に連動しない。
[0084] すなわち、 弁レパー 1 O 6 , スライ ド板 1 1 4 ,係止レバ一 1 1 6 , リ ンク軸 1 1 9 ,摺動棒 1 1 2等は、 蒸気検知素子 1 2 8の記憶効果を利用して、 繰 返して動作するよ うに、 給 電スィ ッ チ 1 1 Oを制御することによ ])、 給湯弁 1 1 Oの動作 を制御し一次給湯—蒸らし—二次給湯の工程を自動的に進行さ せ得るものである。
[0085] このよ うにして注がれる 2回目からの給湯は、 1 回目の給湯 でコ—ヒ—粉全体に高温の湯がまんべんなく注がれ、 かつ蒸ら し時間をおいてコ ーヒ ー粉を十分に膨潤させて、 コ ー ヒーのェ キス分が抽出されやすい状態に ¾つているのでコクのある香 ]5 豊か ¾美味なコ―ヒ一成分が効果的に抽出され、 紙フ ィ ルタ ー 8 7によ 濾過されてフ ィ ルタ —ケース S Oの下部底面の抽出 口 8 5からカツブ蓋受口 9 0を通って力ッブ 8 8内に収容され る。 そして収容されたカップ 8 8内のコ ー ヒ ー液は、 保温ヒ一 — ―
[0086] ター 9 3 と温度制御用サーモスタツ ト 9 4によ 適宜の温度に
[0087] /f¾ ¾m <dれる 0
[0088] また使用後は、 切釦 1 3 4を押し下げると、 下部に設けた解 放片 1 4 1 , 1 4 2 , 1 4 3力 レノ、 * — ( ス ィ ッ チ レノく一 1 37 係止レバー 1 1 6 , 嚙み合いレパ— 1 2 2 )の嚙み合った係止 状態を解放するよ うに働くので、 電源ス ィ ツチ 1 3 9が開放す るとともに、 給電ス ィ ツチ 1 1 Oが閉成し、 そして嚙み合いレ バー 1 2 2の動きでスライ ド板 1 1 4は下方に移動して保持さ れ、 第 4図の閉弁された初期状態に戻る。 また、 回路は発熱体 7 8及び保温ヒータ 一 9 3 とも電流が断たれ、 かつ電源ス ィ ッ チ 1 3 9の開放によ j 操作釦 1 3 3 , 1 3 4とも、 ばね付勢力 によ 上方に自動的に復帰する。
[0089] こ こで、 前記水タ ンク ァ 9からの熱湯をコ ー ヒ ー粉に注ぎ、 コ ー ヒ ー液抽出を完了する時間は、 給湯パイ プ 1 O 1 の径及び 給湯弁 1 O Oの開放変位寸法等によ 3〜 4分に設定されてい る 0
[0090] このよ うに本実施例のコ ー ヒ ー沸し器は、 コ ― ヒ一粉を入れ るフ ィルターケース 8 0と発熱体7 8を有する水タ ンク ァ 9と、 発熱体 7 8への給電制御装置(給電スィ ッ チ 1 1 O , 弁レバー 1 Ο 6 , スライ ド板 1 1 ,係止レノく— 1 1 6 , リ ンク軸 1 1 9 , 摺動棒 1 1 2 ) と、 水タ ンク 7 9から発生する蒸気を検知して 作動する形状記憶合金から ¾る蒸気検知素子 1 2 8 と、 この蒸 気検知素子 1 2 Sの動きに連動して水タ ンク 7 9の水を前記フ ィルターケー ス 8 O内に給湯する給湯弁 1 O Oとを有し、 この 給湯弁1 O Oは前記発熱体7 8の給電制御装置によ 、 繰 返 して吐出される蒸気によって給湯時に給湯を一旦中断し、 続い てまた給湯できる構成と したものであ 、 したがって「沸縢し た高温の湯を初期よ コ 一 ヒ一粉に滴下して粉を十分に膨潤さ せながら 3〜 4分で抽出を完了する」 という条件を満足できる うえに、 「香!)豊か ¾コクのあるコ ー ヒ ー液抽出の秘訣とされ るコー ヒ ー粉全体を一旦高温の熱湯で蒸らして、 コー ヒーのェ キス分を抽出しゃすい状態を作 出せる」 ものであ 、 抽出し たコ ー ヒ ー液の味が一段と美味るものとなるものである。
[0091] また沸縢した熱湯でコ 一 ヒ一を抽出するので、 使用水が硬水 でも軟水化して味の良いコ 一 ヒ一液の抽出条件とされるうまい 水を使用できるものとなるうえ、 カルキ臭等も取除かれてコ — ヒ一の味を阻害することが い。
[0092] そのうえ、 蒸らし効果は、 給電ス ィ ツチ 1 1 Oへの通電制御 によつて蒸気発生を利用して行 ¾わしめるように構成されてい るので、 電気配線を要する複雑な機械的タィ マーを用いること がなく 、 構成が簡単で、 小型軽量化を図れるうえ安価に製造で きる。
[0093] 第 8図ないし第 1 O図は、 給電制御装置のさらに改善された 別の実施例であ 、 上記実施例と同一部分には同一符号を付し て説明を省略し、 以下異なる部分のみについて説明する。
[0094] 1 5 2は器外から使用者が任意に操作し得る切換えスィ ッチ であ 、 切換えつまみ 1 5 3の操作に違動して上下(上方位置 ® , 下方位置 © ) に位置規制できる可動接点 1 5 4とリ ンク軸 1 1 9に設けた回動片 1 5 5の動作に違動して下方に移動する 可動接点 1 5 6 とが備つている。 この切換えスィ ッ チ 1 5 2は
[0095] OMPI
[0096] 、 WIPO ,vj - - 第 9図の回路図に示すよ うに、 第8図に図示しないダイオー ド 1 5ァが接続され、 発熱体 7 8に並列に接続されている。
[0097] 次にこの動作について説明する。
[0098] 切換えつまみ 1 5 3を上方の位置 ®に選定しておぐ と、 一次 給湯後、 蒸気噴出が止ま 弁レパ— 1 O 6が反時計方向に回動 してスライ ド板 1 1 4を持ち上げ、 そしてリ ンク軸 1 1 9を回 動して再び給電スィ ツチ 1 1 Oを閉成して発熱体ァ 8に通電す るが、 リ ンク軸 1 1 9 と一体の回動片 1 5 5によ 切換えス ィ ツチ 1 5 2の可動接点 1 5 6が下方に押し下げられるため、 切 換えスィ ッ チ 1 5 2 とダイ オー ド 1 5 7の回路が発熱体 7 8 と 並列に形成される。 従って、 水タ ンクァ 9内の加熱量はダイォ ー ド 1 5 ァの回路によ ] 半減されて蒸気発生までの加熱時間 (第 6図における①時間 )が延びる。 逆に、 切換えつまみ 1 5 3 を下方の位置 ©に選定しておく と、 回動片 1 5 5によ 可動接 点 1 5 6を押し下げても、 切換スィ ッ チ 1 5 2は閉成されず、 前述の実施例と同じく発熱体 7 8による水タ ンクァ 9内の加熱 量は半減することが ¾い。 すなわち、 一次給湯後の閉弁時間で ある蒸らし時間を変えることが自在となるよ うに構成されてお 、 必要に応じて使用者は蒸らし効果を更に幅広く利用できて、 コクのあるコー ヒーの味をよ ] —層楽しむことが可能と ¾るも のである。 このことは例えば抽出するコ 一 ヒ一量に応じて蒸ら し時間は一定では ¾く 、 少量抽出の時は短い時間で規定量抽出 する時は長い時間蒸らすこと ¾行¾い、 更に少量抽出でも長い 時間、 また規定量抽出でも短時間蒸らすという種々の組み合わ せ効果をもたらすことが可能となるものである。
[0099] ΟΜΡΙ
[0100] T 舊0 また第 1 O図に示すよ うに、 発熱体 7 8 の回路に、 リ ンク軸 1 1 9に違動する切換えスィ ッ チ 1 5 8と、 この切換えスィ ッ チ 1 5 8の常用接点に時限要素をもつタイマー 1 5 9を介して 発熱体 7 8 と直列接続すれば、 蒸らし時間はこのタイマ一 1 5 9 によ 発熱体 7 8の通電開始時間を無段階的に調節できて前記 蒸らし効果の幅が広がるものである。
[0101] このように、 この実施例においても前述の実施例と同様の効 果を得ることができるとともに、 つまみを操作して蒸らし効果 を幅広く楽しめるという効果をも期待できるものである。
[0102] また上記実施例においては給電制御装置としていくつかのレ バーを用いるよ うにしたが、 これに限らず例えば一次蒸気発生 に連動してその制御を時限要素を有する電気回路やバイ メ タル 等によ 制御するよ うに檮成しても よい。 ' ' さらに前述の蒸らし時間は、 給湯途中で数回に分けて実施す ることも可能で、 スライ ド板 1 1 4の配置構成や、 第1 O図の タイ マー 1 5 9に給湯一停止の繰 返し要素を採用して実施す れば、 蒸らし効果の幅がよ 一層広がるものである。
[0103] ¾お、 上記の各実施例では、 蒸気検知素子 5 2 , 1 2 8とし て形状記憶合金を採用したものについて説明したが、 この蒸気 検知素子 5 2 , 1 2 8の代 に、 例えばサー ミ スタ ーやサ―モ スタツ トを用い、 これらを蒸気管 5 4 , 1 3 0の開口に相対向 させて配置し、 この蒸気管 5 4 , 1 S Oの開口よ 噴出される 蒸気をこれらの蒸気検知素子で検知し、 かっこれと同時に連動 して動作する電磁弁ゃタィ マ —等の駆動源で給湯弁 3 8 , 1 O O の開弁操作を行なう よ うにしても よいものである。
[0104] CMPI — ― 産業上の利用可能性
[0105] 上記実施例から明らかなよ うに、 本発明のコ一ヒ ー沸し器 0: コーヒー粉を入れるフ ィ ルターケースと、 発熱体を有する水タ ンクと、 前記発熱体への給電スィ ッ チと、 前記水タ ンクの水が
[0106] 5 加熱沸騰して発生する蒸気を検知して作動する蒸気検知素子と. この蒸気検知素子の動きに連動して水タンクの水を前記フ ィ ル タ一ケース内に給湯する給湯弁とを設けた構成と しているため. コ ー ヒ ー粉に供給する熱湯は必ず沸騰したものを使い、 そのコ
[0107] — ヒ ー粉に接触する湯の温度は初期よ ] 高温と し、 コ ー ヒ ー粉 i o を充分に膨潤してコー ヒーのエキス分が抽出しゃすい状態にし てから 3 〜 4分で抽出を完了することができ、 その結果、 美味 コ ー ヒ ー液を抽出する秘決である条件を満足して、 コー ヒ ー のエキス分が効率よ く抽出され、 真に香 豊か コクのある美 味 ¾コ一 ヒ一液を飲用できる。
[0108] 5 またコ 一 ヒ一粉に注がれる給湯温度は必ず沸騰検知してから 給湯されるため、 カップ数や消費電力、 更には繰返し使用での 受感バラツキ等に起因すること ¾く 、 常に沸騰湯という安定し た給湯温度で常に美味 ¾コ— ヒ—液が得られる品質の高位水準 での信頼性が保証される。
[0109] 0 そしてまた沸騰した熱湯でコーヒ ーを抽出するため、 使用水 が硬水でも軟水化されてうまい水に ¾る効果や、 水道水中の力 ルキ臭等も とばされてコーヒーの味を阻害しない。
[0110] 更には沸騰による蒸気検知での使用は、 常温と沸騰点の急激 ¾温度差感知であ 、 感知素子の温度設定に幅をもたせ、 かつ5 そのパラツキ差による感知誤差を解消できるので、 信頼性や製
[0111] O PI 造コス トの引下げ等が可能となる。
[0112] そのうえ、 操作もつまみを操作するだけでき動的に行なえる とともに、 蒸気検知素子の動きに連動して給電スィ ツチの開成 動作も行なえる等、 安全性や使用操作性にも優れている。
[0113] OMPI
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1 . コー ヒ ー粉を入れるフ ィ ルタ 一ケースと、 発熱体を有する 水タンクと、 前記発熱体への給電を行なう給電制御装置と、 前 記水タンクの水が加熱沸騰されて発生する蒸気を検知して作動 する蒸気検知素子と、 この蒸気検知素子の動きに連動して水タ ン の水を前記フ ィ ルタ ーケース内に給湯する給湯弁とを具傭 したことを特徴とするコーヒー沸し器。
2 . 請求の範囲第 1 項において、 前記発熱体への給電を行 う 給電制御装置は、 前記蒸気検知素子の動き と連動させてその回 路が開放されるよ うに構成したことを特徵とするコ一ヒー沸し
3 . 請求の範囲第 1 項に.おいて、.前記発熱体への給電を行なう 給電制御装置は、 給湯時において、 給湯弁を制御してフ ィ ルタ 一ケース内への給湯を一時的に中断できるよ うに構成したこと を特徴とするコ一ヒー沸し器。
4 . 請求の範囲第 1 項において、 前記発熱体への給電 ¾行¾う 給電制御装置は、 外部ょ 操作して前記給湯弁の停止動作時間 を変えて設定し得る操作部を具備したことを特徵とするコ一ヒ
― し ¾δ* ο
5 . 請求の範囲第 1 項〜第 4項において、 前記蒸気検知素子を 形状記憶合金で構成したことを特徵とするコーヒー沸し器。
ΟΜΡΙ ¾
. WIPO ,^ν
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1985-06-05| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1984903663 Country of ref document: EP |
1985-10-16| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1984903663 Country of ref document: EP |
1991-01-30| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1984903663 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP58189725A|JPS6345815B2|1983-10-11|1983-10-11||
JP58/189725||1983-10-11||
JP58246793A|JPH0114774B2|1983-12-29|1983-12-29||
JP58/246793||1983-12-29||DE19843484062| DE3484062D1|1983-10-11|1984-10-05|Kaffeeautomat.|
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