专利摘要:

公开号:WO1981002157A1
申请号:PCT/JP1981/000012
申请日:1981-01-16
公开日:1981-08-06
发明作者:T Sugasawa;T Toyoda;K Sasakura
申请人:Shionogi Seiyaku Kk;T Sugasawa;T Toyoda;K Sasakura;
IPC主号:C07C45-00
专利说明:
[0001] (/)
[0002] 明 細 書
[0003] 2 —ハ ロ ァセ チル フエノ 一ル類の新合成法
[0004] 技 術 分 野
[0005] 本発明は《2—ハロ ァセ チルフ エ ノ ー ル類の新合成法に関する。
[0006] 背 景 技 術
[0007] 本発明目的物質である《2—ハロ アセ チルフ エ ノ ール類( I ) は医薬, 農薬 ,香料 ,染料などの合成中間体と して重要である が, その満足すべき合成法は確立していない。 従来法によれば , フエ ノ ール類( 1[ ) のフ リ ーデルク ラ フ ト反応あるいはノヽ ロ ア セ ト キ シベ ンゼン類( m ) の フ リ 一ス転位が利用でき る力 い ずれもオ ル ト位およびパラ位に置換反応が生起するため雨置換 体の混合物を与え , しかもパラ置換体'( ¥ )が主生成物である という欠点がある。
[0008] X n 発 明 の 開 示
[0009] 本発明は一般式
[0010] (式中, X は水素 , C/-C ァ ルキ ル , C — C シ ク 口 ア ルキ ル 一 C ア ル コ キ シまたはノヽ ロ ゲ ン ;
[0011] nは 〜《2の整数をそれぞれ表わす。 )
[0012] で示される フエ ノ ー ル類に結合補助剤の存在下
[0013] 一般式
[0014] CN-C^Y^ C V )
[0015] C式中 , Yはハロ ゲン ;
[0016] mは 〜《2の整数をそれぞれ表わす。 ) で示されるノヽロ アセ トニ ト リ ルおよび一般式
[0017] β、
[0018] : B-R7 ( I )
[0019] (式中 , IIはハ ロゲン , はハロゲン , C /— C ァ ルキルまたは C ー C /ク ァリ ールをそれぞれ表わす。 ) で示されるハロ ゲン化ホ ウ素化合物を反応させて 一般式
[0020] (式中, X , Y , m :および nは前記と同意義を有する。 ) で示される化合物を得るこ と を特徴とする 《2—ハ π ァセチルフ O PI IP ヱ ノ ール類の新合成法に関する。
[0021] 上記定義において使用される用語について以下 説明をつけ 加える :
[0022] C ,~C ア ルキ ルと して はメ チル , ェチル , プロ ビル , イ ソ プ. ロ ピ jレ , ブチ jレ , イ ソ ブチ Ji/ , s e c— ブ'チ jレ , t — ブチリレ , ぺ ンチルなど ;
[0023] C^-C^シ ク ロ ア ルキルと しては シク ロ プロ ビル , シ ク ロ ペン チル , シ ク ロ へキ シ ル'な ど ;
[0024] cノー c アル コキ シ と してはメ トキ シ , エ ト キ シ , プロ ポキ シ , イ ソ プロ :^キ シ , ブ ト キシ , イ ソ ブ ト キ シ , ペンチルォキ ジな ど ;
[0025] οέ-ο/ 0 ァ リ ー ルと して はフ エニ ル , ト リ ル , キシ リ ル , ナ フチルなど ;
[0026] ハロ ゲン と してはフッ素 ,塩素 ,臭素 , ヨウ素などが例示さ れる。 ただし , ノヽ ロ ゲ ン化ホ ウ素化合物( 1 :) におけ るノヽ ロゲ ンは塩素および臭素を意味し , とく に塩素が好ましい。
[0027] 本反応は結合補助剤の存在下適当な不活性溶媒中 〜 / 0 °c , 好ま しく は室温ないし使用する溶媒の沸点程度に加熱下に 実施すればよい。 結合補助剤と しては塩化アルミ ニゥ ム ,塩化 亜鉛 , 四塩化チ タ ン , 四塩化スズ , 塩化第二鉄などのル イ ス酸 が例示され , と く に塩化ア ルミニゥ ムが好ま しい。 溶媒として は塩化メ チ レ ン , /, «2 — ジ ク ロ ルェタ ン , ベ ンゼン , ト ルエ ン , キ シ レンなどが例示される。 結合補助剤の使用量は原料フエ ノ — ル / モルに対して / 〜 / モ ル程度 , 好ましく は /〜o.s モル程度である。 原料フ エ ノ ー ル ( 互 ) はベ ンゼン環上にア ルキ ル , シクロア ルキ ル , ア ルコ キ シ , ノヽ ロ ゲン力 >ら選ばれた , 同一も し く は異 種の , /〜《2個の置換基を有してもよいが , 反応の性質上オル ト位の少く とも一方が未置換でなければならない。 具体的には フ エ ノ ー レ , ァ リレキ リレ フエ ノ ー jレ , シ ク ロ ア jレキ jレ フ エノ 一 jレ , ア ル.コ キ シ フ エ ノ ー レ , ノヽ 口 フエ ノ 一 jレ , 《2. —ジノヽ ロ フ エ ノ 一 Jレ , 《 一 ジ ァ Jレキ Jレフエ ノ 一 Jレ , 3 — シク ロ ア jレネ jレー ーハ ロ フエ ノ ールなどが挙げられる。
[0028] またハ ロ ァ セ ト ニ ト リ ル ( V ) と してはク ロ ルァ セ ト ニ ト リ ル , ブ ロ ム ァ セ ト ニ ト リ jレ , ョ 一 ド アセ ト ニ ト リ ルなどのモ ノ ノヽ 口 .ァ セ ト ニ 卜 リ jレ , ジ ク ロ ルァセ ト ニ ト リ jレ , ジブロ ム ァセ ト ニ ト リ ルなどのジノヽ ロ アセ ト ニ ト リ ル , ト リ ク ロ ルァ セ ト ニ ト リ ルなどの ト リ ノヽ ロ アセ ト ニ ト リ ルが例示される。
[0029] ハ口ゲン化ホゥ素化合物( ¥ ) としては三塩化ホゥ素 ,三臭 化ホゥ素などの三ハロ ゲン化ホゥ素およぴブチルボ ロ ン ジク ロ リ ド , フエ 二 jレポ、 ロ ン ジク _口 リ ド , フエ ニ リレポ、 ロ ンジブ口 ミ ド などの炭化水素ホゥ素ジハラ イ ドが例示されるカ , 三塩化ホゥ 素がと くに好ま しい。
[0030] ノヽロアセ トニ ト リ ル ( V )およびハ ロ ゲ ン化ホゥ素化合物 (
[0031] ML ) の使用量は原料フ ェ ノ ー ル / モ ル当 り / ^ 〜 / «2 モ ル程度 , 好ま しくは / 〜 : / 乇 ル程度である。
[0032] 産 業 上 利 用 可 能 性
[0033] かく して得られる本発明目的物質( I )は医薬 ,農薬 , 香料 , 染料などの合成原料として有用である。 例えば , —ク コ ル —
[0034] «2― ( <2 — ク 口 ルァセ チ リレ ) — ー シク 口 へキ シ ル フ エ ノ 一 jレ
[0035] 0; I を酢酸ナ ト リ ウ ム と処理して閉環させたのち , 水素化ホ ゥ素ナ ト リ ウ ム と処理してォキ ソ基を ヒ ド αキ シ基に還元し , さ らに パラ ジ ゥ ム .Ζ炭素上で水素気流中接触還元に付してヒ ドロ キシ 基を脱離させると鎮痛抗炎症作用を有する i "ーク α ルー ー シ ク ロ へキ シルー 3 — ジ ヒ ド ロべンゾフ ラ ンが得られる。
[0036]
[0037] (西独特許公開《2,f ) 発明を実施す るため の最良の形態
[0038] 以下に本発明方法の実施の態様を示す。
[0039] 実施例 /
[0040] 三塩化ホ ウ素 ( ^ ミ リ モル ) と «2 —ジ ク ロ ルエ タ ン とからなる溶液に氷冷下フエノ 一ル ( ミ リ 乇 ル :)および /; o2— ジ ク ロ ルェ タ ン W力 >らなる溶液 , ク ロ ルァ セ トニ ト リ ル <f ( ミ リモ ル )および塩化ア ル ミ ニ ウ ム
[0041] ^ ( ミ リ モ ル )を順次加え , 混合物を 時間加熱還流 する。 冷後,反応液に氷水を加え , 室温下に 3 分間攪拌し , 塩化メ チ レ ンにて抽出する。 有機層をシ リ カゲルによ るカ ラ ム ク ロ マ ト グラ フ ィ 一に付し , ベンゼン溶出液からベ ンゼンを留 去し , 《2— ( 《 — ク ロ ルァセ チル ) フ エ ノ ール 7 2 ^を得る, 収率 7 <Γ 。 フ エノ ールの回収 (回収率 / i " ) 。
[0042] 実施例 2 前記実施例 / において塩化ア ル ミ ニ ゥ ムの使用量を モ ル c :Ί -. j 当量と し , 溶媒として塩化メ チ レ ンを使用し , 反応を室温下に 行う と 2 — ( «2— ク ロ ルァ セ チル ) フ エ ノ ールを * 7 ¾の収 率で得る。
[0043] 実施例 3
[0044] 前記実施例 /において三塩化ホ ゥ素の代り にフエ 二ルボ ロ ンジクロ リ ドを使用し , 《2 — ( «2— ク ロ ルァセ チル ) フエ ノ ー ルを ≠.6 の収率で得る。
[0045] 実施例
[0046] 三塩化ホ ウ素 ^ ( ヲ ミ リモ ル ) と «2—ジ ク ロ ルェ タ ン : 3. i とか らなる溶液 氷冷下 o — ク レ ール 3 S~ ά ( 3. ミ リ モ ル ) と «2 —ジ ク ロ ルェ タ ン と力 >らなる溶液 , ク ロ ルァ セ トニ ト リ ル «2 ( 3. ? ミ リモ ル )および塩化ァ ルミ ニ ゥム 《2 ^ ( ζ ^ ミ リ モル ) を加え ,室温下に《 時 間攪拌する。 反応液を実施例 / と同様に処理し , c2— ( ·2—ク ロ ルァセ チル ) 一 —メ チルフ エ ノ 一 ル 9 ? を得る。 収率 7 5.0 °h。 〜 "。 G (文献値 7。C ; Anwe r s , Ber., ヲ , ^ / < ( / 9 / ) )。
[0047] CHC
[0048] β, v '3 ^ 0 cm~/
[0049] max 〜 3 0 f 0 , f
[0050] COC£
[0051] NMB, δ : «2. «2 ( jH, s. , GK3) , ^ 6 ? d s. , CHつ CO) , .ε 0 ( /Η , t , J = ifHz , ) , 7 ( «2Η , dd , J =
[0052] ^Hz, J ^^Hz , ^-H,J--H) , / /. ( /H, s. , OH ) 元素分析 C C
[0053] C , i" " J" ; H , 9 / ; C , / ¾ / C¾)
[0054] o ? I 実験値 C , S ε.7? ; Η , m ; Οβ , / .07 ( ) ο — ク レゾールの回収率 = / 。
[0055] 実施例 一 / 0
[0056] 下記フヱ ノ ール ( IE ) を使甩し ,実施例 と同様に反応を行
[0057] ,対応する 目的物質( I ) を得る :
[0058]
[0059] ( π ) ( I )
[0060]
[0061] 注 ) ※ 7日間反応させると , 収率は 2 / J へと上昇する。
[0062] ¾ «文献値 J"。C ( Ea n i s t e an 0 e t a 1. , Ch era
[0063] A st., 72 , / 027 ^ ( / ヲ 7e2 ) )。 実施例 / 2
[0064] 前記実施例 において 0— ク レ ゾー ルの代りにフ エ ノ ルを
[0065] OMPI _
[0066] / WliO 、 r' n 使用し , ク ロ ルァ セ トニ ト リ ルの代りにト リ ク ロ ルァセ トニ ト リ ルを使用し ,実施例 と同様に反応を行い ,油状物として《2 一 ( 《2— ト リ ク ロ ルァセ チル ) フ エノ ー ルを の収率で 得る。
[0067] NMR , 5°°°*^: 6. - 7. 6 ( H.m , aromati c H ) , 《2
[0068] ( /H, dd, J = ^Hz , J = ,2Hz , -H ) ,
[0069] / / / ( /H, s. , OH)
[0070] O PI
[0071] WiPO
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲
/一般式
(式中 , Xは水素 . C ,— Cケアルキル , 。 ーじ シク ロ ア ルキル
C/一 C ァ ル コ キ シま たはノヽ ロゲン ;
11 は 〜《2の整数をそれぞれ表わす。 )
で示されるフ ヱ ノ —ル類に結合補助剤の存在下
CN-C^ -m
(式中 , Yはハ ロ ゲ ン ;
mは 〜《2の整数をそれぞれ表わす。 ')
で示されるハロアセ トニ ト リ ルおよび一般式
E,
、B— R '
R
(式中 , R はノヽ ロ ゲ ン ; はノヽ ロゲン , C ,一 C アルキルま たは C 一 C / ァ リ
ルをそれぞれ表わす。 )
で示されるハ ロ ゲ ン化ホ ゥ累化合物を反応させて
一般式
0H
0

X n
(式中 , X , , mおよび nは前記と同意義を有する
OMPI
V/iPO で示される化合物を得ることを特徴とする《2—八-口 ァ セ チル フ ェノ ール類の新合成法。
Or.TI , Y UO
、、 な
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同族专利:
公开号 | 公开日
EP0043861A1|1982-01-20|
EP0043861B1|1984-04-25|
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引用文献:
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法律状态:
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1981-08-06| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): CH DE FR GB |
1981-09-21| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1981900266 Country of ref document: EP |
1982-01-20| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1981900266 Country of ref document: EP |
1984-04-25| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1981900266 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP80/7148||1980-01-23||
JP714880A|JPS637174B2|1980-01-23|1980-01-23||DE8181900266T| DE3163245D1|1980-01-23|1981-01-16|Novel process for synthesizing 2-haloacetylphenols|
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