電気泳動のためのプラスチック支持部材
专利摘要:
第1の観点では、本発明は、押圧によって形成された複数の口部を有する第1フィルム(2)を有するゲルフィルムのための支持部材(1,10)に関し、口部は電気泳動ゲルフィルムが支持部材に受け入れられるための複数の保持箇所を形成している。本発明は、電気泳動分離の際に使用される電気泳動部材にも関し、それは電気泳動ゲルフィルムで被覆された本発明の第1の観点の支持部材を備える。また、本発明は、そのような電気泳動部材の使用にも関する。 公开号:JP2011516896A 申请号:JP2011504549 申请日:2008-04-14 公开日:2011-05-26 发明作者:メズドゥール ハフィド 申请人:フォレクシー; IPC主号:G01N27-447
专利说明:
[0001] 本発明は、電気泳動に関し、より詳しくは電気泳動ゲルフィルムのための支持部材、及び電気泳動処理におけるその使用方法に関する。] 背景技術 [0002] 電気泳動は、電場の影響下における泳動速度の差異を利用する、生体分子における公知の分離技術である。] [0003] ゲル電気泳動は、通常はガラス又はプラスチックである適当な支持部材の上に被覆された薄いゲルフィルムを用い、ゲルフィルムに形成されたウェルに入れられた生体分子が泳動する。支持部材は、操作中においてゲルフィルムの適切な保持となり、電気泳動処理の泳動パターンを可視化するために透明性を維持する。] [0004] Lonza製のゲルボンド(登録商標)フィルムのような、公知の電気泳動ゲルフィルムの支持部材は、透明で柔軟なプラスチックフィルム及びそのプラスチックフィルムに付着した被覆層を有する。ゲルは、プラスチックフィルムに付着した被覆層の化学試薬により支持部材に付着している。しかしながら、このような支持部材の制作は、プラスチックフィルムの化学処理を必要とするため、支持部材は相対的にコスト高である。] [0005] 更に、支持部材のプラスチック原料は、分析の質を低下させるある種の探知システム(特にUVシステム)と抵触する。実際、ゲル中に存在する生体分子の可視化は、生体分子と結合する蛍光物質の励起によって実行されるが、プラスチックはそのような励起に必要なUV光の透過に影響を与える。] [0006] 加えて、ゲルは、プラスチックフィルムの上の被覆層に強固に付着しているので、第1に、分析又は精製に必要なゲルの選択部分(典型的には、生体分子の泳動である電気泳動パターンを含むゲルの部分)を切り取ることが困難であることが判明する;第2に、例えばナイロン又はニトロセルロースのように、プラスチックが非多孔質の場合、電場の下でのゲルから膜への生体分子の潜在的な移動への障害を構成する(“電気ブロッティング”と知られるこの手順により、生体分子分離パターンの特徴が得られ、DNAのサザンブロッティング技術、RNAのノーザンブロッティング技術、及び蛋白質のウエスタンブロッティング技術における本質が得られる。)。] 発明が解決しようとする課題 [0007] 本発明の目的は、電気泳動ゲルフィルムのためのより簡易且つより安価な支持部材、特にゲルフィルム(例えば、アガロースやポリアクリルアミドのような高分子ゲル)の十分な付着を得るための化学処理が必要のない支持部材を提供することである。] [0008] 本発明のもう一つの目的は、プラスチック材料の干渉を回避することによる泳動分析を促進することである。] [0009] 本発明のさらなる目的は、ゲルの選択部分の摘出と、ゲルから膜への生体分子の電子移動を促進することである。] 課題を解決するための手段 [0010] 本明細書の第1の観点では、本発明は、押圧によって設けられた複数の口部(lip)を有する第1フィルムを備え、前記口部は電気泳動用ゲルフィルムが支持部材に受け入れられるための複数の保持箇所を形成する、電気泳動ゲルフィルムのための支持部材を提供する。] [0011] 限定的ではないが、本支持部材の他の好ましい側面は以下の通りである。] [0012] ‐第1のフィルムは、泳動領域を規定する口部が無い領域を少なくとも一つ有する。] [0013] ‐支持部材は、第1フィルムの上に第2フィルムを有し、第1及び第2フィルムは、双方のフィルムを共に押圧することで形成される口部により物理的に付着している。] [0014] ‐第2のフィルムは、泳動領域を規定する窓部を少なくとも1つ有する。] [0015] ‐第2のフィルムは、中央窓又は複数の細長窓を有する。] [0016] ‐第2のフィルムは、少なくとも一つの窓に沿ったスケールを有する。] [0017] 支持部材によって形成された水平面に対する口部の開孔は、35°〜45°である。] [0018] ‐フィルムは、柔軟性を有するプラスチックフィルムである。] [0019] ‐第1のフィルムは、周囲光に対して透明であるか、又はUV青光に対して不透明である。] [0020] 本発明は、第1フィルムと、前記第1フィルムに結合する泳動領域を規定する少なくとも一つの窓部を有する第2フィルムと、前記第2フィルムに付着する付着被覆層と、を有する電気泳動ゲルフィルムのための支持部材にも関し、ゲルが支持部材に堆積されて使用される際、第2フィルムの接着層の化学試薬により、ゲルは支持部材に付着するが、泳動領域では支持部材に付着しない。] [0021] 本明細書の第2の観点では、本発明は、例えばアガロースゲルフィルムのような電気泳動ゲルフィルムで被覆された、本発明の第1の観点の支持部材を有する、電気泳動分離にて使用される電気泳動部材を提供する。] [0022] 本明細書の第3の観点では、本発明は、電気泳動による生体分子の泳動を効果的にする、第2の観点の電気泳動部材の使用を提供する。] [0023] 本発明の他の特性、目的、及び効果は、限定されるものではない具体例、添付の図面と共に、下記の詳細な説明により明らかとなる。] 図面の簡単な説明 [0024] 図1a、1b、及び1cは、各々、第2フィルム、第1フィルム、及び、図1a及び1bの第1フィルム及び第2フィルムからなる本発明の支持部材の可能な実施形態を示す。 図2a及び2bは、各々、第2フィルム、及び、図1aの第1フィルム及び図2bの第2フィルムからなる本発明の支持部材の他の可能な実施形態を示す。 図3a〜3cは、第1フィルム及び第2フィルムを共に押圧して口部によりこれらを付着させる工程を説明する図である。 図4は、図3a〜3cの押圧によって形成される口部の側面図である。 図5a及び5bは、口部の可能な実施形態を示す平面図である。 図6a〜6cは、第1及び第2のフィルムを共に押圧して二重口部によりこれらを付着させる工程を説明する図である。 図7は、図6a〜6cの押圧によって形成される二重口部の側面図である。 図8は、口部により物理的に付着した第1及び第2のフィルムを示す図である。 図9a〜9dは、口部の様々な可能なパターンを示す図である。 図10は、本発明の第1の観点における支持部材から得られる電気泳動部材を示す図である。] 図10 図1a 図2a 図2b 図4 図5a 図7 実施例 [0025] 第1の観点では、本発明は、電気泳動ゲルフィルムのための支持部材に関する。] [0026] 第1実施形態では、支持部材は、押圧によって設けられた複数の口部を有する第1フィルムを備え、前記口部は、電気泳動用ゲルフィルムが支持部材に受け入れられるための複数の保持箇所を形成する。] [0027] 口部の形成及びその機能については、第2実施形態において詳細される。いずれにせよ、支持部材の上に被覆されるゲルフィルムはその支持部材に付着していないが、口部によりその支持部材に物理的に保持されており、それゆえ必要な場合(例えばUV可視可の間に干渉を避ける際、又は、ゲルの選択された部分の切り取りを行いやすくする際)は、簡単に支持部材から取り除くことができる。] [0028] この第1実施形態において、第1フィルムは、非押圧による泳動領域を規定する、口部を有しない領域を少なくとも一つ有する。第1フィルムは、中央の非押圧領域、又は、複数の細長の非押圧領域を有する。] [0029] 図1a〜図1c及び図2a〜図2bに示される第2実施形態において、支持部材1,10は、第1フィルム2と、第1フィルム2の上の第2フィルム3,30とを有する。] 図1a 図1b 図1c 図2a 図2b [0030] これら二つの実施形態において、フィルムは、例えばポリエステルのようなプラスチック材料により構成されうる。このプラスチック材料は、好ましくは、有る程度の剛性を示す柔軟なプラスチックである。] [0031] 更に非浸漬条件でのゲルフィルムの使用を可能とし、その柔軟性により、ゲルの位置決め、及び、電気伝導性を確保する紙製の橋を必要とすることなく電気泳動システムの二つの緩衝溶液浴をリンクするアーチの支持を可能とする。支持部材の柔軟性により、特に支持部材が2〜3cmの中心高さのアーチの上に位置する際、ゲルフィルムの側部が緩衝溶液浴の中に浸漬することが可能となる。] [0032] 第1及び第2フィルムは、例えば125mm×125mmのように、実質的に同じサイズを有している。] [0033] 非制限的な具体例として、支持部材の厚さは0.2mmであり、第1フィルム2の厚さは0.075mmであり、第2フィルム3,30の厚さは0.125mmである。] [0034] 図8に示されるように、第1及び第2フィルムは、双方のフィルムを共に押圧することにより形成された口部により物理的に付着している。口部は、電気泳動ゲルフィルムが支持部材に受け入れられるための複数の保持箇所を形成する。] [0035] 図3a〜図3cは、パンチ5及びベースプレート6を用いてフィルムを共に物理的な付着する押圧工程を説明する。この工程は、第1実施形態において口部の形成にも適用可能である。] [0036] ベースプレート6は、口部の形成のための所定のパターンを規定する、複数の穴61を有する。] [0037] パンチ5は、ベース表面51と、ベースプレートの穴61よりも断面において小さいトップ表面52と、第1直線側部表面53と、第2斜め側部表面54と、を有する。] [0038] 二つのフィルム2,3は、ベースプレートの下側に位置決めされる。そしてパンチ5は、フィルムに穴を開けるため、図3a〜図3cに示されるようにフィルムの方向へ進行し、二つのフィルムが一体的に形成されて口部4が形成される。] [0039] 図4に示されるように、口部は、フィルムによって形成された水平面から延出し、電気泳動ゲルが支持部材に受け入れられるための保持箇所を規定する凹部41を形成する。] 図4 [0040] 口部4の開孔(θ)は、支持部材によって形成された水平面に対して35°〜45°である。] [0041] 図5a及び図5bに示されるように、パンチ5及びベースプレート6は、支持部材において半円口部(図5a)又は支持部材において3/4円口部(図5b)を規定するように配置される。] 図5a 図5b [0042] 図6a〜図6cは、ベースプレート6’及びM字断面を有するパンチ5’を用いてフィルムを共に物理的な付着する押圧工程を説明する。ベースプレート6’及びパンチ5’は、ここでは二重口部4’と呼ばれる反対側の開口を有する二つの隣接している口部を形成するように配置される。] [0043] ゲルフィルムを支持部材に物理的に付着させる保持箇所として機能する凹部を形成するため、様々なパンチ及びベースプレートの配置が使用されるので、本発明は特定の口部の形状に限定されないように理解される。更に、より複雑な形状の口部を形成するために、フィルムを変形させるように加熱させて、フィルムの押圧を実行することも可能である。] [0044] 図9a〜図9dは、フィルムを押圧することで形成される様々な口部のパターンを示す。] [0045] 図9a及び図9bに点線11で説明されるように、口部は、概ね、平行線に沿って分布している。図9aに示されるように(二重口部4’の場合は図9c)、点線11上の口部(又は二重口部4’)は全て同じ方向に配向しているが、これは、開口が同じ方向を向くように全ての口部が形成されているからである。] 図9b 図9c [0046] 図9aに示されるように、隣接する点線11の間では、口部は交互に配向している。] [0047] 図9b及び図9dに示されるように、点線11上の口部4又は二重口部4’は、交互に配向している。] 図9b 図9d [0048] 図9a〜図9cの口部のパターンは、ゲルフィルムが支持部材から剥離することを防止し、平行の点線11と垂直方向に第1及び第2フィルムが分離することを防止する。図9dの口部パターンは、ゲルフィルムが支持部材から分離することを防止し、同じ方向に第1及び第2フィルムが分離することを防止する。] 図9d [0049] 本発明は、例えばアガロースゲルフィルムのような電気泳動ゲルフィルム(例えば3mm厚さ)で被覆された本発明の第1の観点の支持部材1,10を有する、電気泳動分離に使用される電気泳動部材にも関する。ゲルは口部により支持部材に十分に付着しており、各々の口部は、ゲルのための保持箇所として機能する凹部を規定する。] [0050] 本発明の物理的な付着により、第1の観点においてはゲルから第1フィルムを剥離することが可能となり、第2の観点においては第2フィルムから第1フィルムを剥離することが可能となる。このように第1フィルムは、非浸漬条件下の電気泳動の間、ゲルを脱水から保護するための剥離可能な保護フィルムを形成する。] [0051] 本発明の支持部材は下記の効果を有する。] [0052] −取り扱いにおいてゲルの脆弱さを補い、操作における所定の段階(染色、脱色、移動等)を手助けする。] [0053] −全ての電気泳動システム(ゲルが浸漬している又は浸漬していない、支持部材が通常位置又は反転位置、水平状の支持部材又は円形の支持部材)において使用されうる。] [0054] −必要の際には、支持部材の取り外しを簡易にし、ゲルの切り出しを可能にする。] [0055] 本発明の好ましい実施形態においては、第2フィルム3,30に少なくとも一つの窓部がくりぬかれており、この窓部は、泳動領域、換言すればゲルフィルム中のウェル13(図10参照)に注がれた物質の電気泳動の間における泳動に有益な領域を規定する。このような泳動領域は、第1実施形態において、第1フィルムに非押圧領域を設けることにより形成される。] 図10 [0056] 図8に示されるように、電気泳動の分析に役立つスケール9は、少なくとも一つの窓部に沿って第2フィルムに設けられる。] [0057] 図1aに示される第1実施形態において、第2フィルム3は、全ての泳動物質のための中央の泳動領域を規定する中央窓7を有する。上記の制限されない具体例に戻ると、中央窓7は例えば幅82mm且つ長さ102mmの方形形状である。] 図1a [0058] 図1c及び図8は、共に、図1bの第1フィルム2を、中央窓7を有する図1aの第2フィルム3に付着させて形成した支持部材1を示す。] 図1a 図1b 図1c [0059] 図2aに示される第2実施形態において、第2フィルム30は複数の細長窓8を有し、各々の細長窓は、単一のウェル13に注がれた特定の物質の泳動のための泳動領域を規定する。] 図2a [0060] 上記の制限されない具体例に戻ると、各々の細長窓8は幅15mm且つ長さ40mmの方形形状である。] [0061] 図2bは、図1bの第1フィルム2を、複数の細長窓8を有する図2aの第2フィルム30に付着させて形成した支持部材10を示す。] 図1b 図2a 図2b [0062] この好ましい実施形態において、このように支持部材1,10は、二つのフィルムが物理的に付着している領域に対応する押圧領域、及び、第2フィルムの窓部に対応し第1フィルムに部分的に形成された少なくとも一つの非押圧領域(第2フィルムにはその部分がないため押圧されていない)を示す。] [0063] 第2フィルム中にくりぬかれた単一の中央窓の場合、押圧領域は中央領域の周りにすじを形成する一方で、非押圧領域は中央領域を形成する。] [0064] 好ましい実施形態に従って電気泳動ゲルフィルムが支持部材に堆積される際、ゲルは、押圧領域に付着するが、第2フィルムの少なくとも一つの窓部によって規定される少なくとも一つの泳動領域における非押圧領域には付着しない。] [0065] 泳動領域において支持部材にゲルを付着させない他の構成は、以下に記載される。ゲルフィルムのための支持部材は、第1フィルムと、第1フィルムに結合する泳動領域を規定する窓部を少なくとも一つ有する第2フィルム(例えばシリコーンを使用する)と、第2フィルムに付着する付着被覆層と、を備え、ゲルが支持部材に堆積されて使用される際、第2フィルムの接着層の化学試薬により、ゲルは支持部材に付着するが、泳動領域では支持部材に付着していない。] [0066] 第2フィルム中にくりぬかれた単一の中央窓の場合、化学処理がなされた領域(付着被覆層が付着される)は中央領域の周りにすじを形成する一方で、非化学処理がなされた領域は中央領域を形成する。] [0067] 公知の付着被覆層は例えばUS4,415,428に記載されており、ここでは自然(アガロース)又は合成(ポリアクリルアミド)高分子ゲルフィルムが支持部材に付着する工程が記載されている。US4,415,428には、例えばプラズマ活性ポリエステルフィルムをアリルグリシジルアガロースで被覆することが記載されている。] [0068] 付着被覆層の他の非制限的な具体例は、以下の参考文献に記載されている。即ち、EP119090(特定の化学式を有する高分子を記載している)、EP126638(わずかに異なる高分子)、EP162657(セルロース誘導体)、EP163472(メタクリル酸メチル高分子誘導体)、EP246751(低酸素透過性の樹脂)、EP167373(無機酸化物)、EP246873(ゼラチン)、及びEP155833(非導電性金属酸化物層)である。] [0069] 上記説明した発明の各々において、ゲルは泳動領域において支持部材に付着していないので、次の精製のため、生体分子が泳動したゲル部分は容易に支持部材から切り取りされる。] [0070] 第1フィルムが取り除かれた後、ゲルの中身は、電場の影響下においてナイロン又はニトロセルロースの膜に簡単に移動される。] [0071] 更に、DNAに結合した蛍光物の探知に伝統的に使用されてきた300nm以下の波長に、ポリエステルは不透明である。しかし、本発明においては、第1フィルムは着脱可能な保護フィルムを形成する。このように、第1フィルムが取り除かれることで、不透明性の問題は回避され、泳動分析が促進される。] [0072] 第1フィルムは、有利なことに周囲光に対して透明であるか、又はUV青光に対して不透明であるので(フィルムは例えば黄色オレンジ半透明プラスチックフィルムである)、物質が泳動するゲル部分の映像は、カメラ又はUVトランス照明器により簡単に得られる。] [0073] 黄色オレンジフィルムが使用される際、ゲルはトランス照明器に対向するように位置決めされる。黄色オレンジフィルムは、トランス照明器により照射されたUV青光をブロックするが、他の波長(特に、生体分子と結合した蛍光物によって照射され且つUV青光によって励起された波長)を透過させる。]
权利要求:
請求項1 電気泳動用ゲルフィルムが支持部材に受け入れられるための複数の保持箇所を形成し、押圧によって設けられた複数の口部、を有する第1フィルム(2)を備える電気泳動ゲルフィルムのための支持部材。 請求項2 請求項1記載の支持部材であって、前記第1フィルム(2)は、泳動領域を規定する口部が無い領域を少なくとも一つ有する。 請求項3 請求項1記載の支持部材であって、前記第1フィルムの上に第2フィルム(3,30)を有し、前記第1及び第2フィルムは、双方のフィルム(2;3,30)を共に押圧することで形成される口部(4、4’)により物理的に付着している。 請求項4 請求項3記載の支持部材であって、前記第2フィルムは、泳動領域を規定する窓部(7,8)を少なくとも一つ有する 請求項5 請求項1乃至4の何れか1項に記載の支持部材であって、支持部材によって形成された水平面に対する口部の開孔(θ)は、35°〜45°である。 請求項6 第1フィルムと、前記第1フィルムに結合する泳動領域を規定する窓部を少なくとも一つ有する第2フィルムと、前記第2フィルムに付着する付着被覆層と、を備え、ゲルが支持部材に堆積されて使用される際、第2フィルムの接着層の化学試薬により、ゲルは支持部材に付着するが、泳動領域では支持部材に付着していない、電気泳動ゲルフィルムのための支持部材。 請求項7 請求項4又は6記載の支持部材であって、前記第2フィルムは、中央窓(7)又は複数の細長窓(8)を有する。 請求項8 請求項4又は7記載の支持部材であって、前記第2フィルムは、少なくとも一つの窓(7,8)に沿ったスケール(9)を有する。 請求項9 請求項1乃至8の何れか1項に記載の支持部材であって、前記フィルムは、柔軟性を有するプラスチックフィルムである。 請求項10 請求項1乃至9の何れか1項に記載の支持部材であって、前記第1フィルム(2)は、周囲光に対して透明であるか、又はUV青光に対して不透明である。 請求項11 例えばアガロースゲルフィルムのような電気泳動ゲルフィルムで被覆された、請求項1乃至10の何れか1項に記載の支持部材を有する、電気泳動分離に使用される電気泳動部材。 請求項12 電気泳動による生体分子の泳動を効果的にする、請求項11記載の電気泳動部材の使用。
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP2288909A1|2011-03-02| WO2009127912A1|2009-10-22| CA2721349A1|2009-10-22| US20110031121A1|2011-02-10| JP5135615B2|2013-02-06|
引用文献:
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