专利摘要:
本発明の1つの実施形態に係るブレースバー組立体が提供される。これは、屈曲軸線(W、W’)を中心として振動するように構成された振動部材を有する。この振動部材は高ストレス領域(412)を有している。部分的な結合(420)により、ブレースバー(201、204)が振動部材へ結合されている。部分的な結合(420)は高ストレス領域(412)内にのみ形成されている。
公开号:JP2011516855A
申请号:JP2011502920
申请日:2008-04-02
公开日:2011-05-26
发明作者:アレン オネゲル,
申请人:マイクロ モーション インコーポレイテッド;
IPC主号:G01F1-84
专利说明:

[0001] 本発明は、ブレースバーに関するものであり、とくにフローチューブの如き振動部材に部分的に溶接されるブレースバーに関する。]
背景技術

[0002] 2つの構造用部材を結合させる方法には、限定するわけではないが、例えばろう付け、溶接、接着などを含む様々なものがある。ろう付けでは通常、接合される部材の一方または両方の表面にろう材を塗布する。次いで、これらの部材は、ろう材を溶融する高温ろう付プロセスを受ける。ろう材が冷却され、これらの部材が互いに接触すると、当該部材は互いにほぼ永久に結合される。溶接には、通常、接合される部材の一方または両方の表面および充填材を溶融することが含まれている。このことにより溶融材料の液溜まりが形成され、これが冷却すると強い接合が形成される。接着剤は、通常、構造用部材のうちの一方または両方に塗布され、接着剤が、硬化すると、化学的に、静電気的に、または場合によってはファンデルワールス力により、2つの部材間の結合を形成することになる。]
発明が解決しようとする課題

[0003] これらの方法の全ては、プロセスの行われる間、若しくは材料が冷却されて結合を形成する間に、構造用部材が様々なストレスを受けるという固有の問題を有している。これらの部材が運動しないか、または振動しないような用途では、これらのストレスは通常は気付かれないままである。しかしながら、これらの部材が運動または振動の下に継続しておかれると、引き起こされる追加のストレスにより不要な副次的作用がおきる場合がある。]
[0004] この点で流量計業界、とくにコリオリ流量計に関連する産業界は、部材の結合にあたってユニークな挑戦に直面している。例えば、ほとんどの流量計は、パイプラインまたは他の搬送システムに接続され、システム内の流体、スラリーなどを搬送する1つ以上の導管(フローチューブ)を有している。各導管は、例えば単純曲げモード、ねじれモード、ラジアルモードおよびそれらの結合モードを含む一組の固有振動モードを有していると考えることが可能である。コリオリ質量流量測定の典型的な用途では、材料が導管を流れる際、導管が一または複数の振動モードで励振され、当該導管の運動が導管の複数の部位で間隔おいて測定される。励振は、導管を周期的に摂動するボイスコイルタイプのドライバの如き電気機械デバイスのようなアクチュエータにより加えられるのが一般的である。複数のトランスデューサ位置間の運動の時間遅れまたは位相差を測定することによって質量流量を求めることが可能となる。通常、流量計は1つ以上のブレースバーをさらに有しており、これらのブレースバーは、前記のように励振される導管の運動の中心となる屈曲軸線を規定する。通常、これらのブレースバーは、ろう付けプロセス、溶接プロセスまたは接着プロセスを用いてフローチューブへ結合されている。ほとんどの場合、結合プロセスはフローチューブにさらなるストレスを与える。フローチューブが1つ以上の振動モードで励振されるため、比較的に小さなストレスであっても計量の性能に著しく影響を与える場合がある。加えて、これらの結合プロセスは高価で時間のかかるプロセスである。]
[0005] したがって、結合(ろう付け、溶接、接着など)により引き起こされるストレスを削減するための方法が必要とされている。加えて、部材同士を結合する費用および消費時間を削減するための方法、とくにブレースバーをフローチューブへ結合させるための方法が必要とされている。本発明は、これらおよび他の課題を克服し、当該技術分野の進歩を達成するものである。]
課題を解決するための手段

[0006] 態様
本発明の1つの態様によれば、部分的な結合を有するブレースバー組立体は、屈曲軸線を中心として振動するように構成され、この振動に伴い比較的高いストレスが生じる高ストレス領域を有している振動部材と、その高ストレス領域にのみ形成された前記部分的な結合により前記振動部材に結合されているブレースバーと、を備えている。]
[0007] 好ましくは、前記部分的な結合は、高ストレス領域全体にわたって設けられている。]
[0008] 好ましくは、前記部分的な結合は、ブレースバーの頂部側のみに設けられている。]
[0009] 好ましくは、前記部分的な結合は、ブレースバーの底部側のみに設けられている。]
[0010] 好ましくは、前記部分的な結合は、ブレースバーの頂部側および底部側に設けられている。]
[0011] 好ましくは、振動部材はフローチューブから構成されている。]
[0012] 好ましくは、ブレースバーには、振動部材における低ストレス領域に対応して切欠きが形成されている。]
[0013] 本発明の他の態様は、屈曲軸線を中心として振動するように構成され、高ストレス領域を有している振動部材へブレースバーを部分的に結合する方法であって、ブレースバー内に振動部材を位置決めするステップと、高ストレス領域内にのみ部分的な結合を形成して、ブレースバーを振動部材へ結合するステップとを有している。]
[0014] 好ましくは、係る方法は、高ストレス領域全体にわたって前記部分的な結合を形成するステップをさらに有している。]
[0015] 好ましくは、係る方法は、ブレースバーの頂部側のみを部分的に結合するステップをさらに有している。]
[0016] 好ましくは、係る方法は、ブレースバーの底部側のみを部分的に結合するステップをさらに有している。]
[0017] 好ましくは、かかる方法は、ブレースバーの頂部側および底部側を部分的に結合するステップをさらに有している。]
[0018] 好ましくは、係る方法は、振動部材がフローチューブから構成されている。]
[0019] 好ましくは、係る方法は、ブレースバーのうち、振動部材の低ストレス領域に対応して切欠きを形成するステップをさらに有している。]
図面の簡単な説明

[0020] 本発明の実施形態に係る流量計を示す図である。
本発明の実施形態に係る流量計を示す切欠き図である。
従来技術に従って結合されたブレースバーを備えているフローチューブを示す端面図である。
本発明の実施形態に従って結合されたブレースバーを備えているフローチューブを示す断面図である。
本発明の実施形態に従って部分的に結合されたブレースバーを示す図である。
本発明の他の実施形態に従って部分的に結合されたブレースバーを示す図である。
本発明の他の実施形態に従って部分的に結合されたブレースバーを示す図である。]
実施例

[0021] 図1〜図7および下記の記載には、本発明の最良の様式を実現し利用する方法を当業者に教示するための具体的な実施形態が示されている。本発明の原理を教示するため、従来技術の一部が単純化または省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲内に含まれる。当業者にとって明らかなように、下記の記載の構成要件を様々な方法で組み合わせることにより本発明の複数の変形例を形成してもよい。したがって、本発明は、下記記載の特定の実施形態に限定されるのではなく、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定される。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7
[0022] 図1には、本発明の実施形態に係る流量計100が示されている。本発明の1つの実施形態によれば、流量計100はコリオリ流量計を含む。しかしながら、本発明は、コリオリ流量計を用いる用途に限定されているわけではなく、当業者にとって明らかなように、本発明を他のタイプの流量計に用いてもよい。加えて、本発明は、結合される構造用部材が振動または他の運動にさらされうる用途であれば、流量計以外の用途にも用いることができる。流量計100は、フローチューブ101、102の下部を収容するスペーサ103を備えており、その内部において、フローチューブ101、102は、左側端部が首部108を通じてフランジ104へ接続され、右側端部が首部120を通じてフランジ105およびマニフォルド107へ取り付けられている。また、図1に示されているのは、フランジ105の流出口106、左側ピックオフLPO、右側ピックオフRPOおよびドライバDである。右側ピックオフRPOは、比較的詳細に示されており、磁石構造体115と、コイル構造体116とを有している。マニフォルドスペーサ103の底部の部材114は、計量電子機器(図示せず)からドライバDおよびピックオフLPO、RPOに至るワイヤー(図示せず)が内部を通過する開口部である。流量計100は、パイプラインなどへフランジ104または105を通じて接続されて使用される。] 図1
[0023] 図2は流量計100を示す断面図である。この図では、マニフォルドスペーサ103の手前側の部分が取り除かれて、その内部が示されている。図1には示されていないが図2に示されている部分には、外側ブレースバー201、204、内側ブレースバー202、203、右側端部フローチューブ流出口開口部205、212、フローチューブ101、102、フローチューブ湾曲部分214、215、216、217が含まれている。使用時、フローチューブ101、102は軸線W、W’を中心として屈曲するように振動する。外側端部ブレースバー201、204および内側ブレースバー202、203は、屈曲軸線WおよびW’の位置決めに役立つ。] 図1 図2
[0024] 図3に示すフローチューブ101、102の端面図には、ドライバD(図3には図示せず)によって駆動されてフローチューブ101、102が、互いに外側に向けてそっているように表されている。図3には、内側ブレースバー202、203、外側ブレースバー201、204、流出口開口部205、212も示されている。フローチューブ101、102の外側に向けたそりの描写は動作の理解を助けるために誇張して図示されている。使用時、ドライバDによるフローチューブのそりは人間の目では検出できないぐらい非常に小さい。] 図3
[0025] また、従来技術に係るブレースバー201〜204の結合状態が示されている。明らかなように、ブレースバー201〜204は、フローチューブ101、102の外周面にほぼ全体に結合されている。溶接部320は、ブレースバー/フローチューブの接合部分における陰影部として示されている。各ブレースバー201〜204について、溶接部320がフローチューブ101、102のまわりを実質的に取り囲んでいる。ブレースバー201〜204をフローチューブ101、102へ結合する従来のアプローチは、過剰な結合材を要するだけでなく、ブレースバー201〜204をフローチューブ101、102に結合するために過剰な時間をも要する。この理由は、ドライバDにより駆動されて、フローチューブ101、102が中立の屈曲軸線W、W’の周りに屈曲するからである。この屈曲軸線W、W’に対応して振動中、フローチューブ101、102には低ストレス点が形成される。したがって、屈曲軸線Wに沿った結合は不要なだけでなく、この結合により、溶接部320によるさらなるストレスが生じてチューブの寿命がより短くなるおそれもある。]
[0026] 図4には、本発明の実施形態に従って結合されたブレースバーが示されている。図4には、フローチューブ101、102をその長手方向軸線の中央部分で切断した断面図が示されている。下記の説明はフローチューブ101、102に関してのものであるが、いうまでもなく、他の実施形態では、ブレースバーが振動部材に結合されてブレースバー組立体となる場合もある。したがって、本発明は、ブレースバーおよびフローチューブを有するフローチューブ組立体に限定するものではなく、さらに正確にいえば、振動部材を有する他の用途にも適用可能なものである。] 図4
[0027] 図4に示されているように、フローチューブ101および102は、1つ以上のブレースバー(201〜204)の内側に位置し、そのそれぞれに対応する屈曲軸線WおよびWを中心として揺動的な振動をする。屈曲軸線W、W’は、ブレースバー201〜204により部分的に規定されている(図4には、ブレースバー203、204だけが図示されている)。本発明の1つの実施形態によれば、ブレースバー201〜204は、結合部420においてフローチューブ101、102に部分的に結合されている。すなわち、従来技術とは異なり前記部分的な結合部420は、フローチューブ101、102の周面全体にわたって設けられてはいない。それとは対照的に、結合部420は高ストレス領域412にのみ設けられている。下記記載で、図5を参照して、高ストレス領域412をさらに明確にする。本発明の1つの実施形態によれば、ブレースバー201〜204は低ストレス領域410においては結合されていない。] 図4 図5
[0028] 各ブレースバー201〜204は頂部440と、フローチューブ101、102を挟んでその反対の底部450とを有している。本発明の1つの実施形態では、結合部420はブレースバーの頂部440にのみ設けられている。本発明の他の実施形態では、結合部420はブレースバーの底部450にのみ設けられている。本発明のさらに他の実施形態では、結合部420はブレースバーの頂部440および底部450に設けられている。結合部420がブレースバーの一方の面にのみに設けられている一部の実施形態では、他方の面は従来技術に従ってその全長が結合されていてもよい。本発明は、ブレースバーの機能性または寿命を犠牲にすることなく、部分的な結合を用いることが可能である。図4および図5を参照すると、振動中に受けるストレスが明瞭になる。] 図4 図5
[0029] 図5には、本発明の実施形態に係るブレースバー203を下流に向かって真っ直ぐ見た場合のフローチューブ101、102を示す断面図である。いうまでもなく、この説明は、いずれのブレースバーにも同様に適用可能であり、ブレースバー203に限定されるわけではない。フローチューブ101、102が、そのそれぞれに対応する軸線W、W’を中心としてその周りに揺動的に屈曲するとき、フローチューブ/ブレースバー界面で受けるストレスの大きさは、フローチューブの周面上の位置によって異なる。例えば、高ストレス領域412には、フローチューブ101、102の振動中に受けるサイクリック負荷のため、最も大きなストレスが発生する。それとは対照的に、低ストレス領域410では、チューブ振動中にストレスをほとんど受けることはない。] 図5
[0030] 高ストレス領域412がどのように定義されているかを理解することは重要である。下記の説明はフローチューブ102に限定されているものであるが、しかしながらいうまでもなく、高ストレス領域412の説明はフローチューブ101に対しても同じである。さらに、屈曲軸線W、W’に類似する屈曲軸線を中心として屈曲するように構成された他の振動部材にも高ストレス領域412が存在しうる。]
[0031] 図5を参照すると、フローチューブ102の円周の中心に基準点が位置し、0が図5に示されている屈曲軸線Wの真上になっている。いうまでもなく、選ばれた基準座標は本発明の理解を助けることのみを意図したものであって、他の基準座標が選択されてもよい。したがって、本発明は選択された座標系に限定されるものではない。上述のように、フローチューブ102が屈曲軸線Wを中心として振動すると、フローチューブ102は高ストレス領域412に大きなストレスを受ける。本発明の1つの実施形態によれば、高ストレス領域412とは、図示の基準座標においてフローチューブ102の約45°から約135°までの領域のことである。フローチューブが屈曲軸線Wの両側で同一のストレスを受けるので、高ストレス領域412はさらに約225°〜約315°までに及ぶ。高ストレス領域412は、振動中に非常に大きなストレスを受け、最も大きなストレスは約90°および270°において受ける。] 図5
[0032] それとは対照的に、約0°〜約45°、約315°〜約225°、約135°〜約0°の範囲の領域は、振動中、ストレスをほとんど受けることはない。これらの領域は低ストレス領域410と呼ばれる。コリオリ流量計の用途を含む多くの用途では、フローチューブ101、102の如き振動部材の低ストレス領域410へブレースバーを結合することは、必要でなく、また、ほとんどなんの価値をも追加しないどころか、結合が形成されると、例えば加熱および冷却に起因するストレスが加えられるため、悪い影響を与える場合もある。したがって、低ストレス領域410に結合部を形成することは望ましくない。他方では、最大ストレスが高ストレス領域412にかかるるので、この領域内には結合部を形成することが重要となる。いうまでもなく、高ストレス領域412に結合部420を形成することは、屈曲軸線の両側に結合部420、すなわち約45°と135°との間の高ストレス領域および約225°と315°との間の高ストレス領域412に夫々結合部420を形成することを含む。]
[0033] 本発明の1つの実施形態によれば、ブレースバー201〜204は、部分的な結合を用いて、フローチューブ101、102の如き振動部材に接合される。すなわち、結合部420が高ストレス領域412のみに形成される。本発明の1つの実施形態によれば、結合部420は高ストレス領域412全体に延設される(図4および図6を参照)。しかしながら、図5に示されているように他の実施形態では、結合部420は高ストレス領域412の一部分に設けられていてもよい。本発明の1つの実施形態によれば、ドライバDによって駆動されて振動するフローチューブによって引き起こされ、フローチューブ101、102が受けることになるストレスが最大となる90°および270°を中心として結合420が形成される。個々の用途に応じて、振動部材の高ストレス領域412のどの部分にブレースバーを結合する必要があるかが決まる。例えば、高ストレス領域412で受けるストレスが大きいほど、より多くの部分をブレースバーへ結合することが必要となる。] 図4 図5 図6
[0034] 図4をさらに参照すると、ブレースバーとフローチューブとの境界において、高ストレス領域412に結合部420が形成されている。低ストレス領域410には結合部が形成されていないことに注目されたい。ブレースバー201〜204をフローチューブ101、102の高ストレス領域412だけへ結合することにより、この結合に要する時間は、フローチューブ101、102のほぼ全周を結合する従来技術に較べてはるかに短くなる。加えて、必要とされる結合材がより少なくなるため、費用が節約される。] 図4
[0035] 特筆すべき点は、本発明では従来技術に比べて結合面領域が少なくなるものの、中立屈曲軸線W、W’のため、ブレースバー201〜204をフローチューブ101、102上の適切な位置に保持するにあたって部分的な結合で十分であるということである。]
[0036] 図6には、本発明の他の実施形態に係るブレースバー203を下流側に見た場合のフローチューブ101、102の断面図が示されている。図6は結合部420以外は図5と同等である。図5のように高ストレス領域412の一部分にのみに結合部420を形成するのではなく、図6の結合部420は高ストレス領域412全体に延設されている。図6に示されているように高ストレス領域412全体に結合部を形成することは一部の実施形態では有利となる。いうまでもなく、高ストレス領域412内に部分的な結合が形成される他の結合構造も考えられている。例えば、高ストレス領域41内に複数の不連続な結合部420が形成されてもよい。] 図5 図6
[0037] 図7には、本発明のさらに他の実施形態に係るブレースバー203を真上から真っ直ぐに見た場合のフローチューブ101、102の断面図が示されている。図7に示されているブレースバー203は、図7に示されているブレースバー203が切欠き部750を有しているということ以外は、図6および図7に示されているものと同等である。振動中に問題を引き起こしうる1つの状態は、部材が相互に擦り合うことによって引き起こされる振動の減衰である。ブレースバー203が振動部材の高ストレス領域412のみに結合されているので、ブレースバー203の非結合部分と振動部材とが不必要に擦り合う可能性がある。この不必要な擦り合いが不必要な減衰を引き起こす可能性がある。ブレースバー201〜204の非結合部分の擦り合いによって引き起こされる不必要な減衰を回避するために、一部の実施形態では、ブレースバー201〜204が逃がし領域または切欠き部750を有している場合もある。切欠き部750は、ブレースバー201〜204において、フローチューブ101、102の低ストレス領域410に合致する部分に形成される。したがって、切欠き部750は、高ストレス領域412における結合状態に影響を与えない。切欠き部750は低ストレス領域410のほぼ全体に対応して延設されているが、いうまでもなく、他の実施形態では、切欠き部750が低ストレス領域410の一部分にのみ対応していてもよい。] 図6 図7
[0038] 上記説明は、ブレースバーをフローチューブへ結合することについてのものであるが、いうまでもなく、記載された部分的な結合は、高ストレス領域および低ストレス領域を有する他の用途にも同様に適用可能である。本発明は、中立軸線を中心とする振動の下に常にある部材に対して特に適している。低ストレス領域および高ストレス領域を比較的高い確率で予測することができるからである。]
[0039] 上述の実施形態の詳細な記載は、本発明の技術範囲内に含まれるものとして本発明者が考えているすべての実施形態を完全に網羅したものではない。さらに正確にいえば、当業者にとって明らかなように、上述の実施形態のうちの一部の構成要件をさまざまに組み合わせてまたは除去してさらなる実施形態を構成してもよいし、また、このようなさらなる実施形態も本発明の技術範囲内および教示範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、本発明の技術および教示の範囲に含まれるさらなる実施形態を構成するために、上述の実施形態を全体的にまたは部分的に組み合わせてもよい。]
[0040] 以上のように、本発明の具体的な実施形態または実施例が例示の目的で記載されているが、当業者にとって明らかなように、本発明の技術範囲内において、様々な変更が可能である。本明細書に提示された教示は、先に記載され、対応する図面に示されている実施形態にだけでなく他の振動部材に対しても適用することができる。したがって、本発明の技術範囲は下記の請求項によって決められるべきものである。]
权利要求:

請求項1
屈曲軸線(W、W’)を中心として振動するように構成され、その振動に伴うストレスが相対的に高い高ストレス領域(412)を有している振動部材と、前記高ストレス領域(412)にのみに形成される部分的な結合(420)によって前記振動部材に結合されるブレースバー(201〜204)と、を備えてなる、部分的な結合を有するブレースバー組立体。
請求項2
前記部分的な結合が前記高ストレス領域(412)全体にわたって延設されてなる、請求項1に記載のブレースバー組立体。
請求項3
前記部分的な結合(420)が前記ブレースバー(201〜204)の頂部側(440)のみに設けられてなる、請求項1に記載のブレースバー組立体。
請求項4
前記部分的な結合(420)が前記ブレースバー(201〜204)の底部側(450)のみに設けられてなる、請求項1に記載のブレースバー組立体。
請求項5
前記部分的な結合(420)が前記ブレースバー(201〜204)の頂部側(440)および底部側(450)に設けられてなる、請求項1に記載のブレースバー組立体。
請求項6
前記振動部材がフローチューブ(101、102)から構成されてなる、請求項1に記載のブレースバー組立体。
請求項7
前記ブレースバー(201〜204)が、前記振動部材の低ストレス領域(410)に対応して前記ブレースバー(201〜204)の一部分に形成される切欠き部(750)をさらに有してなる、請求項1に記載のブレースバー組立体。
請求項8
屈曲軸線を中心として振動するように構成され、その振動に伴うストレスが相対的に高い高ストレス領域を有する振動部材へ、ブレースバーを結合する方法であって、前記ブレースバーに対して前記振動部材を位置決めするステップと、前記高ストレス領域内にのみ形成される部分的な結合を用いて、前記ブレースバーを前記振動部材へ結合するステップと、を有する、方法。
請求項9
前記高ストレス領域全体にわたって前記部分的な結合を形成するステップをさらに有する、請求項8に記載の方法。
請求項10
前記ブレースバーの頂部側のみを部分的に結合するステップをさらに有する、請求項8に記載の方法。
請求項11
前記ブレースバーの底部側のみを部分的に結合するステップをさらに有する、請求項8に記載の方法。
請求項12
前記ブレースバーの頂部側および底部側を部分的に結合するステップをさらに有する、請求項8に記載の方法。
請求項13
前記振動部材がフローチューブから構成される、請求項8に記載の方法。
請求項14
前記振動部材の低ストレス領域に対応するように、前記ブレースバーの一部分に切欠き部を形成するステップをさらに有する、請求項8に記載の方法。
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引用文献:
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