窒素酸化物トラップの浄化と粒子フィルタの再生間の移行中に内燃機関に導入される外気および燃焼ガスを制御するシステムおよび方法
专利摘要:
部分的な排気ガス再循環を用いた自動車の動力装置の制御方法であり、外気の流量および部分的に再循環されるガスの流量が、濃混合気制御ストラクチャまたは希薄混合気制御ストラクチャに従って規制されており、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、希薄混合気制御ストラクチャの流量設定値と等しい設定値へと、濃混合気制御ストラクチャに従って、流量が設定される。 公开号:JP2011516777A 申请号:JP2011502422 申请日:2009-04-01 公开日:2011-05-26 发明作者:エマニュエル ビュイ,;ヨハン プティヨン, 申请人:ルノー・エス・アー・エス; IPC主号:F01N3-18
专利说明:
[0001] 本発明は、窒素酸化物トラップの浄化と粒子フィルタの再生間の移行中に内燃機関に導入される外気および燃焼ガスの制御に関する。] [0002] より詳しくは、本発明は、“EGR回路”とも呼ばれる、排気ガスの部分的再循環のためのループを備えたエンジンに関する。] 背景技術 [0003] 現在の汚染基準は、窒素酸化物(NOx)および微粒子の排出減少につながる手段の実施を求めている。この目的を達成するための1つの手段が、EGR回路に加えての、窒素酸化物トラップや粒子フィルタなどの排気ガス処理システムの実施である。とは言っても、これらの処理システムの利用は、特定の燃焼条件下で行われるメンテナンスフェーズを必要とする。実際、粒子フィルタは再生のため、排気ガスに温度上昇を、より詳しくは可能な限り迅速な温度上昇を要求する。窒素酸化物トラップは、高温かつ還元環境で、窒素酸化物および硫黄酸化物(SOx)を浄化されねばならず、この浄化もまた、排気ガスの温度が可能な限り迅速に上昇することを要求する。さらにそのメンテナンスのために、これらの処理システムは、交互する特有の燃焼モードの実施を周期的に必要とする。] [0004] 一方、現行の基準によって課せられた汚染排出物の閾値を考慮するには、エンジンの現在の燃焼モードが何であろうと、部分的に再循環されるガスの量と、エンジンに入ることを許された外気の量を制御することが望ましい。これらの燃焼モードは例えば、通常の燃焼モード、粒子フィルタの再生に特有の燃焼モード、あるいは窒素酸化物トラップの浄化に特有の燃焼モードと出来る。したがって、粒子フィルタや窒素酸化物トラップなどの排気ガス処理システムのメンテナンスを保証するために用いられる異なる燃焼モードの間に、部分的に再循環されるガスの量と、エンジンに入ることを許された外気の量を制御することが重要である。さらに、許容外気および部分的に再循環される排気ガスの流量の完全制御のために、および自動車での良好な運転体験を保証するためにも、1つの燃焼モードから他のものへの移行を管理することが必要と考えられる。この交互する特有のメンテナンスフェーズの周期的実施は、実際のところ、運転体験の質、燃料消費、汚染排出物の管理を損ない得る。] [0005] 外気および部分的に再循環されるガスの流量を制御するために存在する、前記流量を規制する制御ストラクチャを利用する方法がある。例えば本出願人の名前で出願されたフランス特許出願FR2886339が参照可能であり、これは濃混合気、すなわち燃焼中にエンジンによって用いられる燃料質量と酸化剤質量の比が1に近いときにおける外気の流量および部分的に再循環されるガスの流量を規制するのに用いられる“濃混合気制御ストラクチャ”と呼ばれるストラクチャを記載している。しかしながら、この濃混合気制御ストラクチャは、進行中の異なる燃焼モードに関して較正される必要のある2つの流量レギュレータの使用を必要とし、開発に長い時間がかかる。同じく本出願人によって出願された国際特許出願WO2007/063258も参照可能であり、これは希薄混合気、すなわち燃焼中にエンジンによって用いられる燃料質量と酸化剤質量の比が1未満となるときにおける外気の流量および部分的に再循環されるガスの流量を規制するのに用いられる“希薄混合気制御ストラクチャ”と呼ばれるストラクチャを記載している。しかしながら、この希薄混合気制御ストラクチャは、ただ1つのレギュレータを用いており、したがって、外気および部分的に再循環されるガスの流量が同時に規制されることを求める濃混合気制御ストラクチャには適していない。] [0006] ただし、濃混合気制御ストラクチャは、窒素酸化物トラップの浄化中の燃焼モードに適しており、希薄混合気制御ストラクチャは、粒子フィルタの再生中の燃焼モードに十分である。一方、これらのメンテナンスフェーズは、排気ガスが高温であることを求めている。排気ガスを高温に保つためには、これら2つの燃焼モードを交互させるのが賢明である。実際のところ、粒子フィルタの再生と窒素酸化物トラップの浄化の間で通常の燃焼モードに戻ることは、その後のホットモード用に取得された高温ゲインのロスにつながり得る。] [0007] 粒子フィルタの再生と窒素酸化物トラップの浄化中の燃焼モード間でのこのチェンジオーバを制御することへの関心を記載した文献を引用することが可能である。例えば、窒素酸化物トラップの浄化および粒子フィルタの再生のためのフェーズ間の移行中のトルク管理方法を記載した米国特許出願US2003/0110760を引用することができる。ただし外気流量の管理は、エンジントルクから算出された外気流量設定値によって確立されるもので、燃焼モード間の移行中の外気流量の制御方法について、詳細は書いてない。排気中に存在する硫黄酸化物と微粒子の質量の推定値が引き金となる、窒素酸化物トラップの浄化および粒子フィルタの再生のためのフェーズを制御するための手段を記載した英国特許出願GB2408003を引用することも可能である。ただしこの文献は、フェーズ移行中の外気流量を管理する手段は開示していない。さらに、例えば排気中に存在する硫黄酸化物と微粒子の質量の推定値を用いる欧州特許出願EP1510671、窒素酸化物トラップ内の温度を用いる米国特許出願US2006/0070373および国際特許出願WO00/32911、排気中に蓄えられた微粒子と硫黄の量を用いる欧州特許出願EP1538311およびEP1102920、粒子フィルタ内の過剰な空気に関するラムダファクタを用いる国際特許出願WO2005/073525などの他の文献も、異なる基準を用いて、窒素酸化物トラップの浄化および粒子フィルタの再生のためのフェーズ間のチェンジオーバを引き起こす手段を開示している。ただしこれらの文献は、窒素酸化物トラップの浄化および粒子フィルタの再生のためのフェーズ間の移行中にどのようにして外気流量を制御するかを記載してはいない。] [0008] したがって、異なる燃焼モード間の移行を管理するシステム、すなわち、濃混合気制御ストラクチャの使用と希薄混合気制御ストラクチャの使用の間の移行中に、外気および部分的に再循環されるガスの流量を制御するシステムが必要である。] [0009] 他の要求は、システム異常の場合にフェイルセーフモードを提供し、起こり得るシステム故障を埋め合わせ、外気および部分的に再循環されるガスの流量のよりよい制御を保証することである。] [0010] 一実施例では、電子制御装置を備えた自動車の内燃パワートレインを制御するためのシステムが、内燃機関と、第1のアクチュエータによって制御される再循環バルブを備え、かつ第2のアクチュエータによって制御される吸気フラップを備えたエンジンの外気供給管に接続された排気ガス部分的再循環ループを含む。外気の流量および部分的に再循環されるガスの流量を決定するための手段も設けられている。] [0011] 電子制御装置は、 ・吸気フラップの位置および再循環バルブの位置をそれぞれ位置設定値に制御するための2つのレギュレータを含む濃混合気制御ストラクチャに従って前記アクチュエータを制御するための第1の手段と、 ・吸気フラップの位置または再循環バルブの位置を位置設定値に制御するための1つのレギュレータを含む希薄混合気制御ストラクチャに従って前記アクチュエータを制御するための第2の手段と、 ・前記制御手段のどちらかを作動させるための選択手段とを有する。] [0012] 濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、濃混合気制御ストラクチャがアクチュエータを、希薄混合気制御ストラクチャの前記アクチュエータの設定値位置に等しい設定値位置へと制御可能である。] [0013] この制御システムのおかげで、レギュレータを2つ持つ制御ストラクチャからレギュレータを1つしか持たないストラクチャに移ることが可能であり、アクチュエータによって制御される装置の位置の連続性を常に保証し、よってその結果、燃焼モード間移行中の外気流量の制御を保証する。またこれは、1つのストラクチャから別のものへ移ることから生じるいかなる突発的動作も回避し、より快適な運転体験を保証する。] [0014] 他の実施例によれば、パワートレインは、排気ガスラインに配置された窒素酸化物トラップを有する。濃混合気制御ストラクチャの選択は、希薄混合気制御ストラクチャから濃混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記窒素酸化物トラップを浄化するために、即座に行われる。] [0015] 他の実施例によれば、パワートレインは、排気ガスラインに配置された粒子フィルタを有する。濃混合気制御ストラクチャは、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記粒子フィルタを再生するために、再循環バルブを閉鎖位置へと制御する。] [0016] 他の実施例によれば、濃混合気制御ストラクチャは、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、通常の燃焼モードのために、吸気フラップを開放位置へと制御する。] [0017] 他の実施例によれば、制御システムは、外気の流量および/または部分的に再循環されるガスの流量を決定するための少なくとも1つの手段の故障を検知し、希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に吸気フラップの開放および再循環バルブの閉鎖を制御するための手段を有する。] [0018] 他の側面によれば、部分的な排気ガス再循環を用いる自動車のパワートレインの制御方法が提案され、ここでは、外気の流量および部分的に再循環されるガスの流量が、濃混合気制御ストラクチャまたは希薄混合気制御ストラクチャに従って規制されている。さらに、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、希薄混合気制御ストラクチャの流量設定値と等しい設定値へと、濃混合気制御ストラクチャに従って、流量が規制される。] [0019] 他の実施モードによれば、窒素酸化物トラップを備えたエンジン用であり、希薄混合気制御ストラクチャから濃混合気制御ストラクチャへの移行中に、窒素酸化物トラップを浄化するために、濃混合気制御ストラクチャが即座に選択される方法が提案される。] [0020] 他の実施モードによれば、粒子フィルタを備えたエンジン用であり、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、粒子フィルタを再生するために、排気ガスの部分的再循環が停止されるまで、濃混合気制御ストラクチャに従って、部分的に再循環されるガスの流量が規制される方法が提案される。] [0021] 他の実施モードによれば、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、通常の燃焼モードのために、外気の流量が、濃混合気制御ストラクチャに従って、外気の流量設定値へと規制される。] [0022] 他の実施モードによれば、外気の流量および/または部分的に再循環されるガスの流量を決定するための少なくとも1つの手段の故障時、希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記ストラクチャのいずれかに従って、排気ガスの部分的再循環および外気の流量を停止する指示が与えられる。] [0023] 他の目的、特徴、および利点は、純粋に非制限的な例として与えられた、添付の図面を参照してなされた以下の説明を読むことで明らかとなろう。] 図面の簡単な説明 [0024] パワートレイン制御用のシステムの概略図である。 制御ストラクチャ間の移行を管理する手段の概略図である。 通常の燃焼モードおよび熱触媒コンバータ用の燃焼モードを示す。 粒子フィルタ再生中の燃焼モードを示す。 ハイレートの部分的再循環ガスを用いた燃焼モードを示す。 外気の流量を規制する手段および部分的に再循環されるガスの流量を規制する手段の概略図である。 外気の流量を規制する手段および部分的に再循環されるガスの流量を規制する手段の概略図である。 希薄混合気制御ストラクチャへの移行を管理する方法の主要なフェーズを示すフローチャートである。 濃混合気制御ストラクチャへの移行を管理する方法の主要なフェーズを示すフローチャートである。] 実施例 [0025] 図1は、パワートレイン1と電子制御装置2を示す。パワートレイン1は、4つのシリンダ4からなる内燃機関3を有する。] 図1 [0026] 図示の例では、許容外気5が、吸気管7に取り付けられたエアフィルタ6を通過する。この外気はターボチャージャ装置9のコンプレッサ8で圧縮され、これは前記コンプレッサ8と、コンプレッサ8と同一の機械的ドライブシャフト11に取り付けられたターボエクスパンダ10を有し、ターボ装置10はコンプレッサ8を回転駆動可能である。圧縮によって再加熱された圧縮空気は、圧縮空気をエンジン3の吸気マニホールド14にもたらす外気供給管13に取り付けられた冷却装置12によって冷却される。] [0027] 排気管15は、エンジン3からターボ装置10へと、排気マニホールド16内の排気ガスをもたらす。ターボ装置10から排出され膨張した排気ガスは次に、そこに窒素酸化物トラップ18および粒子フィルタ19が取り付けられている排気ライン17によって排出される。排気20は、エンジン3の排気ガスを大気中に放出する。] [0028] 再循環ループ21は、排気管15から外気供給管13へと、エンジン3の排気ガスの一部が再循環することを許容する。再循環ループ21には、再循環バルブ22、すなわちEGRバルブが設けられており、これは部分的に再循環される排気ガスの量を変更可能とし、かつ第1のアクチュエータ23によって制御されている。外気供給管13は、エンジン3に供給される外気の量を変更可能とし、かつ第2のアクチュエータ25によって制御されている吸気フラップ24を有する。吸気フラップ24は、再循環ループ21と外気供給管13の接続部の上流に配置されている。] [0029] 再循環ループ21にはまた流量計26が設けられており、これは前記再循環ループ21で部分的に再循環された排気ガスの流量QEGR,mesの測定を可能とする。吸気管7もまた流量計27を有し、これはエンジン3の外気供給の流量Qair,mesの測定を可能とする。] [0030] 電子制御装置2は、濃混合気制御ストラクチャ28および希薄混合気制御ストラクチャ29を有する。濃混合気制御ストラクチャとは、EGRバルブ22および吸気フラップ24を、それぞれ第1のアクチュエータ23および第2のアクチュエータ25によって同時に制御可能とするモデルに基づいた制御ストラクチャを意味し、これは濃混合気制御ストラクチャに必須である。希薄混合気制御ストラクチャとは、第1のアクチュエータ23によるEGRバルブ22での、あるいは第2のアクチュエータ25による吸気フラップ24での制御を介して、エンジン3の外気流量を規制可能とする制御ストラクチャを意味し、これは希薄混合気燃焼モードにとって十分である。電子制御装置はまた、選択モジュール30、すなわちコーディネータを有し、前記リッチストラクチャを選択して濃混合気制御ストラクチャ28を作動させるか、または前記リーンストラクチャを選択して希薄混合気制御ストラクチャ29を作動させる。制御ストラクチャ28、29は、とりわけ部分的に再循環された排気ガスの流量測定値QEGR,mesおよびエンジン3の外気供給の流量測定値Qair,mesから、それぞれEGRバルブ22および吸気フラップ24の位置を制御するためのレギュレータを有する。] [0031] 流量計27は、接続部31を介して、外気の流量Qair,mesを濃混合気制御ストラクチャ28に伝達し、接続部32を介して、外気の流量Qair,mesを希薄混合気制御ストラクチャ29に伝達する。流量計26は、接続部33を介して、部分的に再循環されたガスの流量QEGR,mesを濃混合気制御ストラクチャ28に伝達し、接続部34を介して、流量QEGR,mesを希薄混合気制御ストラクチャ29に伝達する。] [0032] 他の実施例では、図示されてはいないが、バルブ22とフラップ24の位置を測定するために、システムに、EGRバルブ22用の位置センサと吸気フラップ24用の位置センサを設けることができる。変形例としては、前記装置の位置を制御するのにEGRバルブ22および吸気フラップ24の位置を利用し、したがって、流量計26の代わりにEGRバルブ22用の位置センサを、流量計27の代わりに吸気フラップ24用の位置センサを利用することが可能である。よって前記位置センサによって測定された位置および位置設定値から吸気フラップ24およびEGRバルブ22の位置を制御することが可能である。] [0033] 濃混合気制御ストラクチャ28は、接続部35によってコーディネータ30に伝達され、吸気フラップ24の位置を制御するアクチュエータ25に向けられる位置設定値%Flap_Rを算出する第1のレギュレータを有する。] [0034] 濃混合気制御ストラクチャ28は、接続部36によってコーディネータ30に伝達され、EGRバルブ22の位置を制御するアクチュエータ23に向けられる位置設定値%Valve_Rを算出する第2のレギュレータを有する。] [0035] 希薄混合気制御ストラクチャは、接続部37によって伝達され、アクチュエータ25に向けられる位置設定値%Flap_P、または接続部38によって伝達され、アクチュエータ23に向けられる位置設定値%Valve_Pのいずれかの、コーディネータ30向けの位置設定値を算出するレギュレータを有する。] [0036] したがって位置設定値は、 %Flap_R:濃混合気ストラクチャ28から出る吸気フラップ24の位置設定値、 %Valve_R:濃混合気ストラクチャ28から出るEGRバルブ22の位置設定値、 %Flap_P:希薄混合気ストラクチャ29から出る吸気フラップ24の位置設定値、 %Valve_P:希薄混合気ストラクチャ29から出るEGRバルブ22の位置設定値。] [0037] コーディネータ30は、制御ストラクチャ28、29によって算出された位置設定値を、接続部39を介して吸気フラップ24のアクチュエータ25に、あるいは接続部40を介してEGRバルブ22のアクチュエータ23に伝達する。] [0038] アクチュエータ25は、接続部60を介して吸気フラップ24に位置制御を伝達する。アクチュエータ23は、接続部61を介してEGRバルブ22に位置制御を伝達する。図2は、制御ストラクチャ間の移行を管理する手段の概略図を示す。図1に記載のいくつかの要素がこの図でも見い出せる。図示されているのは、吸気フラップ24を有する外気供給管13およびその関連の制御アクチュエータ25と、EGRバルブ22を有する再循環ループ21およびその関連の制御アクチュエータ23と、流量計26、27と、電子制御装置2である。] 図1 図2 [0039] 濃混合気制御ストラクチャ28は、2つのレギュレータ41、42を有する。これらのレギュレータは、EGRバルブ22を、とりわけ流量の測定値QEGR,mesから、および設定値QEGR,setpoint_Rから制御可能とし、吸気フラップ24を、とりわけ流量の測定値Qair,mesから、および設定値Qair,setpoint_Rから制御可能とする。他の実施例では、設定値QEGR,setpoint_R、Qair,setpoint_Rを位置設定値で置き換えることもできる。第1のレギュレータ41は、測定された外気の流量Qair,mesを接続部31を介して、設定値Qair,setpoint_Rをモデル44から接続部43を介して受け取り、接続部35を介してコーディネータ30へと伝達される位置設定値%Flap_Rを発する。第2のレギュレータ42は、部分的に再循環されたガスの流量QEGR,mesを接続部33を介して、設定値QEGR,setpoint_Rをモデル46から接続部45を介して受け取り、接続部36を介してコーディネータ30へと伝達される位置設定値%Valve_Rを発する。] [0040] 希薄混合気制御ストラクチャ29は、レギュレータ47と3つのセレクタ48、49、50を有する。レギュレータ47は、EGRバルブ22を、とりわけ流量の測定値QEGR,mesから、および設定値QEGR,setpoint_Pから制御可能とするか、あるいは吸気フラップ24を、とりわけ流量の測定値Qair,mesから、および設定値Qair,setpoint_Pから制御可能とする。セレクタ48は、設定値Qair,setpoint_Pをモデル52から接続部51を介して、設定値QEGR,setpoint_Pをモデル54から接続部53を介して受け取る設定値セレクタである。この設定値セレクタ48は、接続部55を介してレギュレータ47へと伝達される設定値の選択を可能とする。セレクタ49は、流量の測定値Qair,mesを接続部32を介して、流量の測定値QEGR,mesを接続部34を介して受け取る流量セレクタである。この流量セレクタは、接続部56を介してレギュレータ47へと伝達される流量の測定値の選択を可能とする。レギュレータ47は、選択された流量測定値Qair,mesまたはQEGR,mesを接続部56を介して、選択された設定値Qair,setpoint_PまたはQEGR,setpoint_Pを接続部55を介して受け取り、接続部57を介して制御セレクタ50へと伝達される位置設定値を発する。制御セレクタ50は、レギュレータ47によって発せられた位置設定値を、吸気フラップ24のアクチュエータ25、あるいはEGRバルブ22のアクチュエータ23へと伝達する。吸気フラップ24が希薄混合気制御ストラクチャ29によって制御されるべき場合、制御セレクタ50は、接続部37を介して、とりわけ流量セレクタ49によって選択された流量測定値Qair,mesおよび設定値セレクタ48によって選択された設定値Qair,setpoint_Pからレギュレータ47によって決定された位置設定値%Flap_Pを伝達する。EGRバルブ22が希薄混合気制御ストラクチャ29によって制御されるべき場合、制御セレクタ50は、接続部38を介して、とりわけ流量セレクタ49によって選択された流量測定値QEGR,mesおよび設定値セレクタ48によって選択された設定値QEGR,setpoint_Pからレギュレータ47によって決定された位置設定値%Val ve_Pを伝達する。] [0041] コーディネータ30は、そのいずれかを選択することによって、濃混合気制御ストラクチャ28と希薄混合気制御ストラクチャ29の間での移行の実行を可能とする。コーディネータは、2つのセレクタ58、59を有する。フラップセレクタ58は、リッチストラクチャ28から接続部35によって伝達された位置設定値%Flap_R、およびリーンストラクチャ29から接続部37によって伝達された位置設定値%Flap_Pを受け取る。一方、バルブセレクタ59は、リッチストラクチャ28から接続部36を介して伝達された位置設定値%Valve_R、およびリーンストラクチャ29から接続部38を介して伝達された位置設定値%Valve_Pを受け取る。フラップセレクタ58は、選択された位置設定値を接続部39を介してアクチュエータ25へと伝達し、バルブセレクタ59は、選択された位置設定値を接続部40を介してアクチュエータ23へと伝達する。] [0042] アクチュエータ25は位置制御を、接続部60を介して吸気フラップ24へと伝達する。アクチュエータ23は位置制御を、接続部61を介してEGRバルブ22へと伝達する。] [0043] 図3〜5は、希薄混合気での異なる燃焼モードにおいて希薄混合気制御ストラクチャ29によって実行される外気流量の規制を示す。図示されているのは、図1と同様に、エンジン3と、吸気フラップ24を有する外気供給管13と、EGRバルブ22、吸気マニホールド14、および排気マニホールド16を有する再循環ループ21である。] 図1 図3 図4 図5 [0044] 希薄混合気でのエンジン3の動作は、4つの主要燃焼モード、通常燃焼モード、粒子フィルタ19の再生モード、ハイレートの部分的再循環ガスを用いた燃焼モード、および熱触媒コンバータモード用の燃焼モードを含む。これらのモード中は、エンジン3の外気流量を規制するのに十分であり、よって規制は、吸気フラップ24を制御することによって、あるいはEGRバルブ22を制御することによって前記外気流量を規制するために、希薄混合気制御ストラクチャ29によって決定されることになる。実際のところ、部分的再循環ガスの流量の規制は、エンジン3への流入を許容された流量が外気流量と部分的再循環ガスの流量の和に等しいことを明らかにする流量保存の法則に応じて、外気流量に直接影響する。図3は、通常燃焼モードでの外気流量の管理を示す。通常燃焼モードの場合、吸気フラップ24は開き、希薄混合気制御ストラクチャ29はレギュレータ47によってEGRバルブ22を制御する。図3はまた、熱触媒コンバータモード用の燃焼モードでの外気流量の管理も示す。熱触媒コンバータモードは、触媒コンバータの動作を初期化するモードに対応しており、図示はされていないが、これは排気ライン17に取り付け可能である。実際のところ、初期化フェーズ中には、触媒コンバータはできるだけ迅速な温度上昇を必要とする。このようなモードは、通常燃焼モードとは異なり、吸気フラップ24およびEGRバルブ22に関して特有の位置設定値を必要とする。熱触媒コンバータモード用の燃焼モードの場合、吸気フラップ24は、開ループへとガイドされ、希薄混合気制御ストラクチャ29はレギュレータ47によってEGRバルブ22を制御する。図4は、粒子フィルタ19の再生モードにおける外気流量の管理を示す。粒子フィルタ19の再生モードの場合、吸気フラップ24は、レギュレータ47を用いて希薄混合気制御ストラクチャ29によって制御され、EGRバルブ22は閉鎖位置にある。] 図3 図4 [0045] 図5は、ハイレートの部分的再循環ガスを用いた燃焼モードにおける外気流量の管理を示す。ハイレートの部分的再循環ガスを用いた燃焼モードの場合、吸気フラップ24は、レギュレータ47を用いて希薄混合気制御ストラクチャ29によって制御され、EGRバルブ22は開放位置にあり、飽和している。EGRバルブまたは吸気フラップについての“飽和”との用語は、これ以上制御設定値に追従できず、これ以上制御不可能な装置を指す。] 図5 [0046] 窒素酸化物トラップの浄化は、今度は、エンジン3が濃混合気で動作しているときに行われる。このフェーズ中、EGRバルブ22および吸気フラップ24の位置は、濃混合気制御ストラクチャ28によって決定された位置設定値へと規制され制御される。] [0047] 希薄混合気ストラクチャ29から濃混合気ストラクチャ28への移行は、濃混合気ストラクチャ28によって保証される。希薄混合気燃焼モードから濃混合気燃焼モードへの移行中、コーディネータ30は、位置設定値%Flap_Rを選択するセレクタ58を介して、および位置設定値%Valve_Rを選択するセレクタ59を介して、濃混合気ストラクチャ28を直接選択する。濃混合気ストラクチャ28は即座に、吸気フラップ24およびEGRバルブ22を規制する。この移行中、EGRバルブ22および吸気フラップ24の位置の連続性を保証するために、濃混合気ストラクチャ28の位置設定値は、希薄混合気ストラクチャ29のそれと等しい。] [0048] 濃混合気ストラクチャ28から希薄混合気ストラクチャ29への移行もまた、濃混合気ストラクチャ28によって保証される。濃混合気燃焼モードから希薄混合気燃焼モードへの移行中、濃混合気ストラクチャ28は、希薄混合気ストラクチャ29の選択前に望まれる希薄混合気での燃焼モードに適した位置に吸気フラップ24およびEGRバルブ22があるように、アクチュエータ23、25を制御する。] [0049] 外気の流量または部分的再循環ガスの流量を決定する手段の故障時には、さらにフェイルセーフモードが実行される。このフェイルセーフ燃焼モードは、EGRバルブ22が閉じ、吸気フラップ24が開いたモードに対応する。] [0050] 図6は、濃混合気制御ストラクチャの外気流量レギュレータ41の実施の例を示す。レギュレータ41は、2つの計算モジュール62、63と、減算器64と、比例積分レギュレータすなわちPI65と、加算器66を有する。] 図6 [0051] 計算モジュール62は、外気流量の測定値Qair,mes、および図示されていないが、吸気マニホールド14内のガス圧の測定値Pman,mes、コンプレッサ8内の空気圧の測定値Psural,mes、コンプレッサ8の下流の空気温度の測定値Tsural,mesなどのセンサから生じる他の測定値から、吸気フラップ24の断面測定値Scross_flap,mesの特定を可能とする。これらの測定値Qair,mes、Pman,mes、Psural,mes、Tsural,mesは、それぞれ接続部31、67、69を介して計算モジュール62によって受け取られる。吸気フラップ24の断面測定値Scross_flap,mesの計算結果はさらに、計算モジュール62から減算器64へと接続部70を介して伝達される。] [0052] 計算モジュール63は、外気流量の設定値Qair,setpoint_R、図示されていないが、吸気マニホールド14内のガス圧の設定値Pman,setpoint_Rなどの設定値構築モデルから生じる他の設定値、および、とりわけコンプレッサ8内の空気圧の測定値Psural,mes、およびコンプレッサ8の下流の空気温度の測定値Tsural,mesから、吸気フラップ24の断面設定値Scross_flap,setpoint_Rの決定を可能とする。設定値Qair,setpoint_R、Pman,setpoint_Rは、それぞれ接続部43、71を介して計算モジュール63によって受け取られ、測定値Psural,mes、Tsural,mesは、それぞれ接続部72、73を介して計算モジュール63によって受け取られる。吸気フラップ24の断面設定値Scross_flap,setpoint_Rの計算結果はさらに、計算モジュール63から減算器64へと接続部74を介して伝達される。] [0053] 減算器64は、接続部74を介して受け取った設定値Scross_flap,setpoint_Rから、接続部70を介して受け取った吸気フラップ24の断面測定値Scross_flap,mesを減じ、接続部75を介して比例積分レギュレータ65へと、算出された差ΔScross_flapを伝達する。前記比例積分レギュレータ65は、減算器64によって伝達された差ΔScross_flapを処理し、接続部77によって受け取られた設定値Scross_flap,setpoint_Rへと加算器66によって加算されて接続部35を介して位置制御%Flap_Rを決定することになる制御信号を、接続部76を介して供給する。] [0054] 図7は、濃混合気制御ストラクチャの部分的再循環ガス用のレギュレータ42の実施の例を示す。レギュレータ42は、2つの計算モジュール78、79と、減算器80と、比例積分レギュレータすなわちPI81と、加算器82を有する。] 図7 [0055] 計算モジュール78は、流量測定値QEGR,mes、および図示されていないが、吸気マニホールド14内のガス圧の測定値Pman,mesなどのセンサから生じる他の測定値、排気管15内の排気ガス圧の測定値Pavt,mes、および再循環ループ21内の部分的に再循環された排気ガスの温度の測定値TEGR,mesから、EGRバルブ22の断面測定値Scross_valve,mesの特定を可能とする。これらの測定値QEGR,mes、Pman,mes、Pavt,mes、TEGR,mesは、それぞれ接続部33、83〜85を介して計算モジュール78によって受け取られる。変形例としては、測定値QEGR,mesが、図示されていない推定モデルによって構築された、部分的に再循環される排気ガスの流量推定値QEGR,estで置き換えられてもよい。EGRバルブ22の断面測定値Scross_valve,mesの計算結果はさらに、計算モジュール78から減算器80へと接続部86を介して伝達される。] [0056] 計算モジュール79は、流量設定値QEGR,setpoint_R、吸気マニホールド14内のガス圧の設定値Pman,setpoint_R、排気管15内の排気ガス圧の測定値Pavt,mes、および再循環ループ21内の部分的に再循環された排気ガスの温度の測定値TEGR,mesから、EGRバルブ22の断面設定値Scross_valve,setpoint_Rの決定を可能とする。設定値QEGR,setpoint_R、Pman,setpoint_Rは、それぞれ接続部45、87を介して計算モジュール79によって受け取られる。測定値Pavt,mes、TEGR,mesは、それぞれ接続部88、89を介して計算モジュール79によって受け取られる。EGRバルブ22の断面設定値Scross_valve,setpoint_Rの計算結果はさらに、計算モジュール79から減算器80へと接続部90を介して伝達される。] [0057] 減算器80は、接続部90によって受け取った設定値Scross_valve,setpoint_Rから、接続部86によって受け取ったEGRバルブ22の断面測定値Scross_valve,mesを減じ、接続部91を介して比例積分レギュレータ81へと、算出された差ΔScross_valveを伝達する。前記比例積分レギュレータ81は、減算器80によって伝達された差ΔScross_valveを処理し、接続部93によって受け取られた設定値ΔScross_valveへと加算器82によって加算されて接続部36を介して位置制御%Valve_Rを決定することになる制御信号を、接続部92を介して供給する。] [0058] 一方、希薄混合気制御ストラクチャ29のレギュレータ47は、先に図6および7に記載したものと同様なやり方で実現できる。] 図6 [0059] 図8および9は、燃焼モード間の移行を管理する方法の主要フェーズを説明する2つのフローチャートを示す。この方法は、ここまで述べてきたシステムによって実行可能である。この方法は、車載の電子制御装置2で実行可能である。移行は、先に述べた濃混合気および希薄混合気制御ストラクチャ28、29の上流に配置されたスーパーバイザによって引き起こされ、電子制御装置2でも実行可能である。] 図8 [0060] 図8は、希薄混合気制御ストラクチャ29への移行中の本方法の主要フェーズを説明するフローチャートを示す。ステージ100は、濃混合気燃焼モードから希薄混合気燃焼モードの1つへ移行するとの、スーパーバイザによってなされた決定に対応する。このステージ100の後には、両者とも同時に行われる外気流量および部分的再循環ガス流量を規制する2つのステージ101、102が続く。ステージ100は、選択されるべき希薄混合気制御ストラクチャ29の流量設定値(あるいは吸気フラップ24の位置設定値)への外気流量の規制に対応する。ステージ102は、選択されるべき希薄混合気制御ストラクチャ29の流量設定値(あるいはEGRバルブ22の位置設定値)への部分的再循環ガス流量の規制に対応する。検証ステージ103は、移行状態の検証からなる。このステージは、遅延時間の終わり、通常燃焼モードへの移行中の吸気フラップ24の“開放”位置、あるいは粒子フィルタ19の再生に特有な燃焼モードへの移行中のEGRバルブ22の“閉鎖”位置、を検証することからなるものとできる。この検証ステージ103の後には、さらに希薄混合気制御ストラクチャ29を選択するステージ104が続く。] 図8 [0061] 図9は、濃混合気制御ストラクチャ28への移行中の本方法の主要フェーズを説明するフローチャートを示す。ステージ105は、希薄混合気燃焼モードから濃混合気燃焼モードへ移行するとの、スーパーバイザによってなされた決定に対応する。このステージ105の後に直接、濃混合気制御ストラクチャ28を選択するステージ106が続く。] 図9
权利要求:
請求項1 電子制御装置(2)を備えた自動車の内燃パワートレイン(1)を制御するためのシステムであって、前記システムは、内燃機関(3)と、第1のアクチュエータ(23)によって制御される再循環バルブ(22)を備え、かつ第2のアクチュエータ(25)によって制御される吸気フラップ(24)を備えた前記エンジン(3)の外気供給管(13)に接続された排気ガス部分的再循環ループ(21)と、外気の流量(27)および部分的に再循環される排気ガスの流量(26)を決定するための手段とを含み、前記電子制御装置(2)は、・前記吸気フラップ(24)の位置および前記再循環バルブ(22)の位置をそれぞれ位置設定値に制御するための2つのレギュレータ(41、42)を含む濃混合気制御ストラクチャ(28)に従って前記アクチュエータ(23、25)を制御するための第1の手段と、・前記吸気フラップ(24)の前記位置または前記再循環バルブ(22)の前記位置を位置設定値に制御するためのレギュレータ(47)を含む希薄混合気制御ストラクチャ(29)に従って前記アクチュエータ(23、25)を制御するための第2の手段と、・前記制御手段のどちらかを作動させるための選択手段(30)とを含み、濃混合気制御ストラクチャ(28)から希薄混合気制御ストラクチャ(29)への移行中に、前記濃混合気制御ストラクチャ(28)が前記アクチュエータ(23、25)を、前記希薄混合気制御ストラクチャ(29)の前記アクチュエータ(23、25)の設定値位置に等しい設定値位置へと制御可能であることを特徴とするシステム。 請求項2 前記パワートレイン(1)が、前記排気ガスライン(17)に配置された窒素酸化物トラップ(18)を有し、前記濃混合気制御ストラクチャ(28)の選択が、希薄混合気制御ストラクチャ(29)から濃混合気制御ストラクチャ(28)への移行中に、前記窒素酸化物トラップ(18)を浄化するために、即座に行われる請求項1記載のシステム。 請求項3 前記パワートレイン(1)が、前記排気ガスライン(17)に配置された粒子フィルタ(19)を有し、前記濃混合気制御ストラクチャ(28)が、濃混合気制御ストラクチャ(28)から希薄混合気制御ストラクチャ(29)への移行中に、前記粒子フィルタ(19)を再生するために、前記再循環バルブ(22)を閉鎖位置へと制御する請求項1および2のいずれか一項に記載のシステム。 請求項4 前記濃混合気制御ストラクチャ(28)が、濃混合気制御ストラクチャ(28)から希薄混合気制御ストラクチャ(29)への移行中に、通常の燃焼モードのために、前記吸気フラップ(24)を開放位置へと制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。 請求項5 前記外気の流量および/または前記部分的に再循環されるガスの流量を決定するための少なくとも1つの手段の故障を検知し、希薄混合気制御ストラクチャ(29)への移行中に前記吸気フラップ(24)の開放および前記再循環バルブ(22)の閉鎖を制御するための手段を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。 請求項6 外気の流量および部分的に再循環されるガスの流量が、濃混合気制御ストラクチャまたは希薄混合気制御ストラクチャに従って規制されている、部分的な排気ガス再循環を用いる自動車のパワートレインの制御方法であって、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記希薄混合気制御ストラクチャの流量設定値と等しい設定値へと、前記濃混合気制御ストラクチャに従って、前記流量が規制されることを特徴とする方法。 請求項7 窒素酸化物トラップおよび/または硫黄酸化物トラップを備えたエンジン用であり、希薄混合気制御ストラクチャから濃混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記窒素酸化物トラップおよび/または前記硫黄酸化物トラップを浄化するために、前記濃混合気制御ストラクチャが即座に選択される請求項6記載の方法。 請求項8 粒子フィルタを備えたエンジン用であり、濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記粒子フィルタを再生するために、前記排気ガスの前記部分的再循環が停止されるまで、前記濃混合気制御ストラクチャに従って、前記部分的に再循環されるガスの流量が規制される請求項6および7のいずれか一項に記載の方法。 請求項9 濃混合気制御ストラクチャから希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、通常の燃焼モードのために、前記外気の流量が、前記濃混合気制御ストラクチャに従って、外気の流量設定値へと規制される請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。 請求項10 前記外気の流量および/または前記部分的に再循環される排気ガスの流量を決定するための少なくとも1つの手段の故障時、希薄混合気制御ストラクチャへの移行中に、前記ストラクチャのいずれかに従って、前記排気ガスの前記部分的再循環および外気の流量を停止する指示が与えられる請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法。
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