少なくとも1つの還元剤前駆体および/または還元剤を含むガスを生成するための蒸発装置
专利摘要:
本発明は少なくとも1つの還元剤前駆体を含む水溶液を蒸発するための蒸発装置(1)に関する。この装置は、チタニウムを含む材料でできた壁(4)によって画定された少なくとも1つの蒸発器室(2、3)と、蒸発器室(2)の外側に配置され、蒸発器室(2)と熱を伝達するように連結された、少なくとも100W/mK(ワット毎メートル毎ケルビン)の熱伝導率を有する材料でできた熱分与層(5)とを備える。本発明は、加熱層(6)が、熱分与層(5)の外側に実現され、熱分与層(5)と物質的に適合するように連結されることを特徴とする。本蒸発器装置(1)は、高度に動力学的な方法において制御可能であるので、迅速な負荷の変化とそれによる内燃エンジン(28)の排ガス中の窒素酸化物濃度の急上昇といった事態においてさえも、所定の方法において、十分に多量のアンモニアが提供可能である。 公开号:JP2011516770A 申请号:JP2010548119 申请日:2009-02-27 公开日:2011-05-26 发明作者:スヴェン シェパーズ;クリスチャン フォルスマン;ロルフ ブリュック;マーク ブルッガー;ジャン ホジソン 申请人:エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング; IPC主号:F01N3-08
专利说明:
[0001] 本発明は、例えば尿素等の還元剤前駆体、および/またはアンモニア等の還元剤を含むガス流を生成するための蒸発装置に関する。このような蒸発装置は、特に液状および/または固体状のアンモニア前駆体から気体アンモニアを提供するために特に用いられる。本発明は、車両における排ガス後処理の関連内においても特に用いられる。] 背景技術 [0002] 特にディーゼル内燃エンジンにおいて、水溶液中の尿素が内燃エンジンによって生成された排ガスに直接加えられること、または排ガスの外側で加水分解が行われた後にアンモニアがその排ガスに加えられることは好都合であることが証明されている。ここで、公知の方法において、加水分解触媒が用いられ、アンモニアが尿素から得られる。尿素水溶液は、加水分解触媒の上流にて加えられ、ガス状に変えられ、この加水分解触媒と接触するように配置される。このようにして生成されたアンモニアは、例えば、排ガス流内のさらに下流にあるいわゆるSCR触媒コンバータを用い、その排ガス流に含まれている窒素酸化物と反応させて、窒素分子および水を形成する。] [0003] 尿素水溶液の蒸発において、温度制御は特に困難である。このことは、車両の用途において、一方で、必要とされる尿素水溶液の量、および他方で、排ガス中の利用可能な温度が、著しく変化する場合に当てはまる。蒸発が不完全になされた場合、中間生成物が形成され得、場合によってはこれが蒸発装置を詰まらせてしまう。このような所望されない副産物は、例えば、不水溶性のビウレットであり、これはイソシアン酸および尿素、ならびに、イソシアヌル酸の三量化物であるシアヌル酸から形成される。アンモニア前駆体、特に液状の尿素水溶液の蒸発において、この所望されない、ときには取り除くことが非常に困難であり得る化合物の形成を回避するために、臨界温度範囲でまたはそれより上で、液体への熱処理の適用を迅速に行わなければならないことが確認されている。] [0004] 排ガスの外側での、尿素水溶液の蒸発のための装置は既に記載したが、これらの装置はこれまで、少なくとも自動車分野での使用には満足のいくものではなかった。ここで、公知の蒸発装置は、あらゆる動作状態での蒸発および/または蒸発されるアンモニア前駆体の量についての所望される完全性を、一部において保証することができない。これは特に、例えばディーゼルエンジン等の、自動車の内燃エンジンの動作状態を考慮して、蒸発装置の高度な動力学的調節の事象に当てはまる。] 発明が解決しようとする課題 [0005] このことを出発点とすると、本発明の目的は、先行技術に関して重要視されている問題を少なくとも部分的に解決することである。特に、正確に所定量にて、アンモニアを含むガス流を生成するために、高い動力学的様式において、迅速かつ完全に尿素水溶液の蒸発を提供する蒸発装置を特定することを目的とする。同時に、その蒸発装置は、コンパクトかつシンプルな構成を有する必要がある。さらに、この蒸発装置は効率的なコストで製造できることが望ましい。] 課題を解決するための手段 [0006] 本発明の目的は、特許請求の範囲の請求項1の特徴に係る蒸発装置により達成される。この蒸発装置の有利な改良は従属の特許請求の範囲の請求項の主題である。従属の特許請求の範囲の請求項において各々特定される特徴は、任意の所望される技術的に有意義な方法において互いに組み合わされることができ、本発明のさらなる実施形態を提示することができる。] [0007] また、本発明は、特に図面を参照し、詳細な説明によって、さらに特徴付けられ、かつより正確になされる。] [0008] 少なくとも1つの還元剤前駆体を含む水溶液の蒸発のための、本発明に係る蒸発装置は、チタニウムを含む材料からなる壁によって画定された少なくとも1つの蒸発器室と、蒸発器室の外側に配置され、蒸発器室と熱を伝達するように連結された、少なくとも100W/mK(ワット毎メートル毎ケルビン)の熱伝導率を有する材料からなる熱分与層とを備える。本発明によれば、加熱層は、熱分与層の外側に形成され、熱分与層と物質的に一体化された方法で連結される。] [0009] 還元剤前駆体は、本明細書において、特に、尿素、好ましくは水溶液中の尿素を意味するものとして理解される。この水溶液は、さらなる成分、特に、さらなる尿素前駆体、例えば、ギ酸アンモニウムを含んでもよい。本発明に係る蒸発装置は、特に、排気ラインへと通ずる追加システムのラインセクションの一部である。それゆえ、蒸発器室の壁の内側はチタニウム材料で覆われているか、または蒸発器室はチタニウム材料によって囲まれていることが好ましい。チタニウム材料はまた、この場合、蒸発器室まで、または蒸発器室の内側まで、層または(別個の)材料として形成されてもよい。好ましくは、蒸発器室の内側接触面は、80%以上のチタニウム(合金)、特に、実質的には完全(98%以上)にチタニウムで形成される。ここで「チタニウム」が意味するのは、特に、必要に応じて、上側の層を形成する酸化チタニウムでもある。] [0010] 蒸発器室の材料としてのチタニウムは、非常に乏しい熱伝導率しか有さない。液体が蒸発するように、十分な熱がその液体に導入可能であるように、熱分与層は、少なくとも100W/mK、好ましくは100W/mK以上、特に、400W/mK以上の熱伝導率を有する材料から形成される。銅および/またはアルミニウムからなる熱分与層がこの場合において好ましい。熱分与層は、特に、容易に密封可能であるので、蒸発器室は熱分与層の内側で鋳造される。熱分与層と蒸発器室との間の熱伝導の連結は、蒸発器室が熱分与層と密接に接触し、その結果、この分与層と蒸発器室との間の伝導性の熱伝導が生じ得ることを特に意味すると理解される。加熱層が熱分与層の外側に形成されるため、熱分与層は動作中に加熱される。熱分与層により、蒸発器室およびこの蒸発器室内に存在する流体もまた同時に加熱される。尿素/水溶液と蒸発器室の壁とが接触するため、尿素/水溶液が加熱されかつ蒸発する。次いで蒸気がさらに加熱されるが、壁の表面上の酸化チタニウムの形成のため、尿素からアンモニアへの部分的な変換が生じる。] [0011] 本発明に係る蒸発装置の有利な改善によれば、熱分与層は、少なくとも1つの、外側に連続した凹部を有し、少なくとも1つの加熱導体はこの凹部に挿入されて熱分与層にはんだ付けされる。] [0012] この場合、好ましくは、熱分与層は、その外側においてスレッド状の凹部を有し、加熱導体または複数の加熱導体は、そのスレッド状の凹部内へと、熱分与層上に、その熱分与層周囲に連続して巻かれている。従って熱分与層の高度に均一な加熱を生じることができる。] [0013] この場合、少なくとも2つの蒸発セクション、および、従って、2つの加熱領域が加熱層において形成される改良が好ましい。これは、加熱層が、加熱領域が互いに別々に動作可能であるように設計されていることを意味する。このように、特に、第1の部分の領域(第1の加熱領域)において例えば150〜180℃の第1の温度、および、例えば、第2の部分の領域(第2の加熱領域)において例えば350〜380℃の顕著な高温にて、加熱層およびそれゆえ蒸発装置を作動することが可能である。複数の部分の領域(加熱領域)の形でのこの設計は、例えば、2つの加熱導体を凹部に巻くことによって、第1の加熱導体が第1の加熱領域を形成し、および第2の加熱導体が第2の加熱領域を形成して達成可能である。] [0014] 本発明に係る蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、加熱装置は少なくとも1つの自己調節発熱抵抗体を備える。自己調節発熱抵抗体は、特に、PTC抵抗体(PTC:正の温度係数)を意味することが理解される。これは、加熱導体を自己調節する方法で所望の温度周囲で動作させる正の温度係数を意味することが理解される。このような自己調節発熱抵抗体は、例えば、チタン酸バリウムセラミックスおよび/またはドープされた高分子化合物等のセラミック材料から構成される。このような自己調節発熱抵抗体により、本発明に係る蒸発装置のシンプルな稼動を可能にする。なぜならば、これにより、発熱抵抗体自体によりシンプルに調節が起こるからである。] [0015] 本発明に係る蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、加熱層は、内側接触層および外側接触層を有し、これらの間に自己調節発熱抵抗体が形成される。] [0016] 自己調節発熱抵抗体は、内側接触層および外側接触層を介して、シンプルな方法で、電気的に接触可能でありかつ動作可能である。接触層と自己調節抵抗体との間の十全な領域での連結により、接触層における低い電気抵抗が達成可能であり、その結果、これらは、オーム熱の場合であっても温度は著しく上昇しない。内側接触層は、好ましくは、自己調節発熱抵抗体および熱分与層との間にあり、他方で外側接触層は自己調節発熱抵抗体の反対側上に形成される。] [0017] 本発明に係る蒸発装置のさらなる有利な改造によれば、熱分与層は、以下の材料:(a)銅;(b)アルミニウム、のうちの少なくとも1つを含む材料から構成される。銅および/またはアルミニウムは有利だということが確認されている。他方で、それらは、アルミニウムの場合は200W/mK以上、銅の場合は400W/mKの十分に高い熱伝導率を有する。さらに、これらの材料およびそれらの合金は、シンプルな方法において、チタニウムからなる蒸発室とともに密閉可能である。さらに、これらの材料により、それらの外側表面は機械加工可能となるので、例えば、凹部等の導入の結果、外側領域において、熱分与層の任意の所望の形状を可能にする。] [0018] さらに、加熱導体は、シンプルな方法で、銅および/またはアルミニウムあるいはそれらの合金に対して、はんだ付け、特に、硬ろう付け(「ろう付け(brazed)」または軟質はんだ付け(「soldered」)が可能である。加熱層を熱分与層に連結するために、本発明の範囲内において基本的に有利に用いられることが可能である、加熱層と熱分与層との間の物質的に一体化する連結のための方法が存在する。] [0019] 本発明に係る蒸発装置のさらに有利な改良によれば、蒸発器室はダクトを備える。] [0020] この場合、水溶液(還元剤前駆体)は、ダクトの流入側端部に運ばれ、ここで、ダクトの加熱された壁と接触して蒸発する。蒸発された水溶液は、蒸気が蒸発器室から去る端部セクションへとダクトを介して流れる。蒸発器室の壁はチタニウムから形成されているので、酸化チタニウムがその上に形成され、還元剤前駆体の還元剤への加水分解、特に、尿素をアンモニアへの加水分解を触媒する。このように、蒸発器を介した経路の間において、還元剤前駆体の還元剤への少なくとも部分的な加水分解が生じる。蒸発室を去る蒸気は、それゆえ、還元剤、特にアンモニアを有利にも含む。ダクトはらせん状であってもよく、特に蛇行していてもよく、すなわち、特に、少なくとも2つの方向変化があってもよい。さらに、直線のダクトが形成されてもよい。さらに、ダクトへと突き出る構造が形成されてもよい。このように、水溶液の液滴が蒸発されずに蒸発器を通過してしまう事態が有利にも回避される。ダクトの場合、特に、熱分与層および/または加熱層はダクトに対して同心円状または同軸で設計される。] [0021] 本発明に係る蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、蒸発器室は水溶液を供給するための流入ポートを有し、この流入ポートは、蒸発器室の壁の反対部分に形成される。] [0022] これは、動作の間、流入ポートを介して入る水溶液が、蒸発器室の、反対側の加熱された壁に浸入することを意味する。これにより水溶液が蒸発する。流入ポートはさらに、蒸発器室の壁の一部に対して、少なくとも部分的に液滴の形で、水溶液を加えるのに適切である液滴追加手段を有してもよい。] [0023] この液滴追加手段は、特に、水溶液を噴霧するノズルを備えてもよい。代替的にまたは追加的に、毛細管がここで形成されてもよく、ここで液滴は、毛細管の縁から離れることによって蒸発器室へと滴る。] [0024] 特に好ましくは、液滴追加手段はノズル、特に、水溶液が液滴の形で蒸発器室へと導入される噴霧ノズルを備える。蒸発器室の壁または内側のスペースの様々な領域に水溶液を程よい分布にできるので、蒸発器室の一部の領域が局所的に過度に冷却されることはない。] [0025] さらなる有利な改良によれば、液滴手段の追加は、蒸発器室の壁の一部に対して、少なくとも一回の噴出の液滴を付与するのに適している。] [0026] 液滴の噴出は、少なくとも部分的に、好ましくは異なる量を有し得る水溶液の液滴からなる。液滴をこのようにして加えた結果、蒸発器室の壁または内側のスペースに程よく水溶液を分布することが可能である。] [0027] 本発明に係る蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、蒸発器室は少なくとも一部の領域において先細となるようにされている。] [0028] これは、蒸発器室の内側の自由半径が、少なくとも1つの方向において減少または低下することを意味する。この場合に好まれることは、少なくとも、少なくとも一部の領域において、蒸発器室が漏斗の形状または円錐の形状の構成であることである。フラストコニカル形状の構成もまた本発明に従って可能でありかつ用いられる。] [0029] 蒸発器室の先細(テーパー状)の設計は、少なくとも部分的な領域において、動作の間、蒸発器室へ導入された液滴との接触の可能性を高める。テーパー状(先細)部分の領域は、水溶液の対応する液滴が確実に壁と接触することを確実にする、液滴捕捉器(液滴キャッチャ)のようなものとしての役割を果たす。] [0030] 動作装置の有利な開発によれば、蒸発器室の壁の表面の質は、粗さ、パターニング、およびコーティングを含む群の要素のうちの少なくとも1つについて異なる。特に、壁は、蒸発器室の水溶液の液滴の噴射または噴霧円錐によって浸入される領域においては、その蒸発器室の他の領域における荒さ、パターニングおよび/またはコーティングとは異なる、荒さ、パターニングおよび/またはコーティングが備わっている。] [0031] 蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、蒸発器室は、少なくとも部分的な領域において、織り込まれるかまたは絡み合う構成(woven or tangled arrangement)で満たされており、この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、少なくとも部分的に、水溶液の加水分解を促進する材料、特に、チタニウムを含む材料からなる。この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、特に、蒸発器室の壁に、熱を伝達するように連結される。この場合、この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、特に、少なくとも1つのワイヤ、好ましくは、複数のワイヤである。このワイヤ/複数のワイヤは、特に、それ自体で/互いに物質的に一体化する連結を有するので、この織り込まれるかまたは絡み合う構成内において、それらの連結により均一な熱の分配が達成される。この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、特に、2〜25%の充填密度を有する。] [0032] この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、非常に大きな蒸発器表面を提供する。特にこの織り込まれるかまたは絡み合う構成が蒸発器室へ導入される水溶液の噴霧円錐に配置されることによって、水溶液の液滴の大きさをさらに減少させることが達成され、それにより蒸発を向上させる。] [0033] 有利には、この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、蒸発器室の壁を形成し、蒸発装置の熱分与層と、熱を伝達するように連結される。] [0034] 熱を伝達する連結は、ここで、特に、この織り込まれるかまたは絡み合う構成の表面と壁または熱分与層との接触の形成を含む。この接触の形成は、この織り込まれるかまたは絡み合う構成と熱分与層の壁との、少なくとも部分的な正の連結によって同様に確保され得る。] [0035] 蒸発装置の特に有利な改良によれば、この織り込まれるかまたは絡み合う構成は、蒸発器室の内側の壁に沿ってのみ、特に、この蒸発器室が織り込まれるかまたは絡み合う構成によって10%〜40%で満たされるように、配置される。この織り込まれるかまたは絡み合う構成は低い充填密度を有するので、僅か10%程度の蒸発器室が、この織り込まれるかまたは絡み合う構成によって(すなわち、室を有さない材料によってのみ)影響される。] [0036] 好ましくは、ノズルから蒸発器へと出ていく、水溶液の噴霧円錐によって影響される蒸発器室の領域は、少なくとも大部分において、この織り込まれるかまたは絡み合う構成(自由な噴霧円錐)によっては満たされない。特に、噴霧円錐によって影響される蒸発器室の内側の壁の領域は、この織り込まれるかまたは絡み合う構成によっても覆われない。これは、蒸発室の内側に浸入するために細かく霧化され、かつ、この織り込まれるかまたは絡み合う構成によって提供された蒸発器表面からのみ蒸発する、水溶液のより大きな液滴を導入する場合において特に有利であってもよい。] [0037] 蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、この織り込まれるかまたは絡み合う構成自体は、調節された、または自己調節の抵抗加熱器、特に、チタニウムコーティングの加熱導体として形成される。] [0038] 本発明に係る蒸発装置のさらなる有利な改良によれば、加水分解触媒体は、蒸発器室の下流に形成される。] [0039] 加水分解触媒体は、尿素のアンモニアへの加水分解を触媒する加水分解触媒コーティングを有する。これはアンモニア量を顕著に増加させ、特に、このようにしてガス流が生成可能であり、ここで、利用された尿素の90%以上、特に95%より多く、特に好ましくは98%以上がアンモニアに変換される。] [0040] さらに、本発明に係る蒸発装置に加えて、連結用のラインセクションによって少なくとも部分的に連結されるタンクおよびポンプを備える装置が提案される。] [0041] このような装置により、アンモニアを提供するためのコンパクトな装置を製造することが可能である。] [0042] さらに、内燃エンジンおよび排気システムを有する車両が提案され、排気システムは少なくとも1つのSCR触媒体を有し、本発明に係る蒸発装置または本発明に係る装置への少なくとも1つの連結部は、内燃エンジンと少なくとも1つのSCR触媒体との間に提供されて、気体の還元剤および/または気体の還元剤前駆体が、少なくとも1つのSCR触媒体へと流れるように排気システムに導入可能である。] [0043] 蒸発装置について開示された詳細および利点は、対応する装置および車両に対しても適用することも可能であり、その逆もまた然りである。] [0044] 少なくとも以下の複数の特性を有する蒸発装置の実施形態が特に最も好ましい。 ・(少なくとも濡らされる表面のうちの)蒸発装置の壁はチタニウム材料を含む。 ・壁は少なくとも1つの加熱導体で周囲を巻かれ、必要に応じて、加熱導体とともに(例えば複数層の構成の方法で)鋳造される。 ・少なくとも1つの加熱導体の壁は、熱均衡化のための材料(例えば銅またはアルミニウム材料)によって(完全にまたは部分的に)囲まれ得る。 ・熱導体の少なくとも1つはPTC要素を含む。 ・蒸発装置の形態または少なくとも1つの液滴の放出の位置は、可能な限り噴霧噴出により、提供された壁の表面全体を濡らすように選択される。 ・噴霧ノズル(必要に応じて複数の噴霧ノズル)および/または計測用ダクトによって、還元剤/還元剤前駆体の追加が行われる。 ・蒸発器室からの流出は、液滴の放出に対して(反対側ではなく、また、直噴の範囲内ではなく)オフセットされる。 ・蒸発器室の方向を向いた噴霧ノズルおよび/または計測用ダクトの開口部は加熱されておらず、かつ好ましくは、10mm未満、特に、5mm未満の直径を有する。 ・蒸発器室は(断面において)二重円錐の形で構成される。 ・必要に応じて、加水分解触媒の後に、加熱可能な液滴分離器が蒸発器室の下流に提供される。 ・加水分解触媒は、蒸発器室または蒸発装置に対して同心円状の設計である。] [0045] 本発明は、図面を元にして以下により詳細に説明され、図面に示される詳細および例示的な実施形態に限定されない。図面は概略的に示される。] 図面の簡単な説明 [0046] 図1は、本発明に係る蒸発装置の第1の実施形態である。 図2は、蒸発装置の第2の実施形態の詳細である。 図3は、車両におけるSCRシステムの設計である。 図4は、蒸発装置の第3の実施形態である。 図5は、蒸発装置の第4の実施形態である。 図6は、蒸発装置の第5の実施形態である。 図7は、蒸発装置の第6の実施形態である。 図8は、蒸発装置の第7の実施形態である。 図9は、蒸発装置の第8の実施形態のさらなる詳細である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 実施例 [0047] 図1は、本発明に係る蒸発装置1の設計の変形を図式的に示す。これは、少なくとも1つの還元剤前駆体、特に尿素/水溶液を含む水溶液を蒸発させる役割を果たす。蒸発装置1は、本例示的実施形態において、ダクト3として設計されている蒸発器室2を備える。蒸発器室2はチタニウムからなる壁4によって画定されている。ダクト3は、蛇行した形状において巻かれており、すなわち、少なくとも2つのたわみを有して設計されており、蒸発していない尿素/水溶液が、壁4と接触することなくダクト3を通過しないようにする。] 図1 [0048] 大気中の酸素による酸化によって、酸化チタニウムが壁4の内側表面上に形成され、尿素のアンモニアへの加水分解を触媒する。熱分与層5が蒸発器室2周囲に形成される。この点において、ダクト3は、熱分与層5から形成される対応の部分に埋め込まれている。後者は、特に、銅および/またはアルミニウムを含む材料により、蒸発器室2がその中に密閉されることによって得られてよい。熱分与層5の周囲には加熱層6が形成される。この例において、加熱層6はアルミニウムの層からなり、加熱導体7はこの層に組み込まれる。後者は対応する電流源(図示されず)に連結可能であり、その結果、加熱層6はオーム熱により加熱可能である。本例示的実施形態において、蒸発装置1は、第1の蒸発セクション8および第2の蒸発セクション9(独立した加熱領域)を有する。これらは、熱分与層5および加熱層6にある間隙10によって分離されている。] [0049] 蒸発装置1が動作中である場合、ダクト2は、流入部11を介して液状の尿素/水溶液が供給される。これはダクト2を介して流れ方向22に流れる。この液状の尿素/水溶液は、ダクト中の第1の蒸発セクション8において蒸発される。次いで、少なくとも部分的に蒸気となった尿素/水溶液は、ダクト2の直線の中間部分12を介して第1の蒸発セクション8を去り、次いで、このダクトを介して第2の蒸発セクション9を通って流れる。ここで、加熱層6により熱が導入され、これにより、尿素/水溶液の蒸気がダクト2の第2の蒸発セクション9においてさらに加熱され、依然として存在する尿素/水溶液からの液状部分が蒸発される。ダクト2内の酸化チタニウムの領域は触媒作用を及ぼし、尿素のアンモニアへの加水分解を向上させる。] [0050] 一部のアンモニアを有する蒸発した尿素/水溶液は流出部13を介してダクトを去り、反応領域14に入る。この反応領域14は、円錐状流入部16を介してダクト2の流出部13と連結する加水分解触媒体15を備える。加水分解体15は、尿素のアンモニアへの加水分解を触媒するコーティング18が備わっている、触媒担体としてのハニカム体17を備える。] [0051] この例示的な実施形態において、セラミック層20およびセラミック管21を備える断熱部19が加熱層6の外側に提供される。] [0052] 図2は、部分的断面における蒸発装置1のさらなる実施形態の詳細を示す。図2の底部において、フローダクト4が中心軸23を中心にして周期的に間隔をあけている形態が示される。この場合におけるダクト3は、例えば4mmの直径24を有する。さらに、加水分解コーティング18は、ダクト2内またはその壁4上に提供される。しなしながら、ダクト2は、加熱導体7もまた、らせん巻きの形状で提供される、物質的に加熱層6と一体化した形態で連結されている熱分与層5へと鋳造される。この場合、左側の領域において、加熱導体7は、ダクト2から特定の距離25を置いて配置されることが示される。右側にはさらに、部分的に互いに重なり、特に、互いにさらに密集した配置構成となっている複数の加熱導体7が提供されており、蒸発装置1を囲むハウジング26または断熱部19からの距離25が増加しており、その結果、これらの加熱導体7は、ダクト3により接近して提供される。加熱導体7とダクト2との間の距離25を変えることによって、ダクト(異なる加熱領域)内の温度プロフィールを変えることが可能である。] 図2 [0053] 図3は、次いで、車両27、特に、自動車またはトラックを図式的に示す。内燃エンジン28において生成された排ガスは、対応する排気システム29を介して浄化されて、環境へと排出される。この場合、排ガスは、さらに下流でSCR触媒体31に最終的に浸入する前に、まず触媒コンバータ30(例えば、酸化触媒)を介して、流れ方向22に流れる。触媒コンバータ30とSCR触媒体31との間には、本発明に係る蒸発装置1のための連結部32が提供されているので、アンモニアを含むガスの流れ32はこの連結部において導かれる。アンモニアを含んだ排ガスの流れは、この混合物がSCR触媒体31に到達する前に、必要に応じて、フローインフルエンサ34(例えば静的ミキサ)に到達する。完全を期すために、SCR触媒は、例えば、流入領域35および/または流出領域36において、例えば、流入領域35において粒子分離機および/または流出領域36において酸化触媒等のさらなる排ガス処理構成要素と共に、提供されてもよいことに留意されたい。同様に、他の排ガス処理装置もまたこの排気システム29に提供されてもよいことが理解される。] 図3 [0054] 本発明に係る蒸発装置1は、複数のラインセクション37を介してタンク38に連結される。タンク38にはその中に例えば液状の尿素/水溶液が提供され、これは次いで、計測用ポンプ39によって、時間を計測および/または量を測定する方法で、蒸発装置1に供給される。あるいは、計測用ポンプ39の代わりに、リザーバにおいて圧力を保ち、バルブ(図示されず)を介して蒸発装置1の測定を行うポンプが形成されてもよい。] [0055] 尿素水溶液の調節された混合物を蒸発装置1へ、および、アンモニアガスの混合物を排ガスへ各々移動させるために、測定用ポンプ39、蒸発装置1および/または内燃エンジン28は、制御器40に(データ送信の形式で、および/または動作可能に)連結されてよい。] [0056] 完全を期すために、少なくとも1つのタンク38、ラインセクション37、計測用ポンプ39、および蒸発装置1を備える装置41もまた、制御器40の有無にかかわらず、構成要素のキットとして任意の所望される数で別個に用意されてもよいこともまた理解される。あるいは、装置41は、計測用ポンプ39の代わりに、ポンプおよび計測用バルブを備えてもよい。] [0057] 図4は、図8および図9において例示的に示されている壁構造42によって画定された蒸発器容積部2を有する蒸発装置1の実施形態を図式的に示す。蒸発器室2は、尿素/水溶液を供給するための流入ポート43を有し、この流入ポートは、壁構造42、および壁4の反対側の部分に形成される。動作中、尿素/水溶液の液滴45は、小さい管44(例えば毛細管のような)として、流入ポート43を貫通して蒸発器容積部2へ入るように形成された液滴追加手段によって投与され、液滴は、壁構造42の壁4の内側46に浸入し、そこで蒸発する。同様に、壁構造42は、加熱層を備え、これにより、蒸発器容積部2の電気加熱が生じる。蒸発された尿素/水溶液は、壁4がチタニウムでできており、かつ対応して存在する酸化チタニウムのために、一部のアンモニアを既に含んでいてもよく、流出部13を介して蒸発器室2を出る。後者は、まだ蒸発されていない尿素/水溶液が、蒸発されずに流出部13を介して通過しないようにする突出部46を有する。代替的に、または追加的に、流出部13は、巻かれた形状および/または複数のたわみで設計されてもよい。突出部46は、加熱層6と熱的接触状態にあり、その結果、尿素/水溶液が突出部46と接触する場合、蒸発が生じる。ガス中のアンモニア部分を増加させるために、流出部13の後に加水分解触媒体(図示されず)が続いてもよい。蒸発器室2は、漏斗状の設計をしたテーバー部領域47を有する。さらに、蒸発器室は開口部領域48を有する。] 図4 図8 図9 [0058] 図5は、円錐形状に先細となるように設計された蒸発装置1の第4の実施形態を図式的に示す。この蒸発装置1は、壁構造42、およびチタニウムから構成された内部壁4によって画定された蒸発器室2を有する。さらに、蒸発装置1は、ノズル53として設計された、液滴追加手段を有し、このノズルは、動作中、尿素/水溶液の液滴45を有する複数の液滴噴出を、蒸発器室の壁4に付与する。流出部13は、図4における例示的な実施形態において類似する方法で構成される。] 図4 図5 [0059] 図6は、球状の設計である蒸発装置1の第5の実施形態を図式的に示す。蒸発装置1は、壁構造42によって画定された蒸発器室2、および加水分解コーティング18を少なくとも部分的に有して提供される内部壁4を有する。蒸発装置1は、動作中に、尿素/水溶液の液滴45を有する複数の液滴噴出を蒸発器室2の壁4に放出するノズル53を有する。流出部13は、ノズル53の、液滴噴出によって形成される噴霧円錐(spray cone)の外側の領域において構成され、蒸発装置1と直接に連結された加水分解触媒15を有し、この流出部13を介して、少なくとも部分的にはここで蒸気として存在する少なくとも部分的に変換された尿素/水溶液が流れ方向22において流れる。蒸発器室2は、織り込まれるかまたは絡み合う(woven or tangled)構成54で部分的に満たされている。ノズル53によって生成される噴霧円錐の領域には織り込まれるかまたは絡み合う構成54が存在しないことが好ましい。液滴45は蒸発装置1の壁4に浸入し、最終的にはそこで霧化される。拡大した熱い表面が、織り込まれるかまたは絡み合う構成54によって蒸発装置1内に提供され、その結果、尿素/水溶液の完全な蒸発および/または可能な限りの完全な変換が可能となる。蒸気性の水溶液は、流出部13を介して蒸発器室2を去る。] 図6 [0060] 図7は、円錐形状に先細(テーパー状)となるように設計された蒸発装置1の第6の実施形態を図式的に示す。蒸発装置1は壁構造42によって画定された蒸発器室2を有し、その内部壁4は、織り込まれるかまたは絡み合う構成54が少なくとも部分的に備わっている。さらに、蒸発装置1は、ノズル53として設計された液滴追加手段を有する。尿素/水溶液は、細かく霧化され、壁4と直に接触する結果として加熱される、織り込まれるかまたは絡み合う構成54によって変換および蒸発される。図6に既に示されるように、噴霧円錐の領域はまた、ここで織り込まれるかまたは絡み合う構成54がないように保持可能であり、その結果、液滴45は直接壁4に浸入する。図4、図5、図6、および図7に示されている蒸発装置1の実施形態は、同様に、装置47において有利に利用されてよい。] 図4 図5 図6 図7 [0061] 図8は、図4から図7に係る例示的な実施形態、ならびに、蒸発器室2としてのダクト3を有する例示的な実施形態においても選択され得る壁構造42を例示によって示す。蒸発器室2は、チタニウムで構成された壁4によって画定される。アルミニウムおよび/または銅でできた熱分与層5は、熱を伝達するように、壁4と連結される。加熱層6は、物質的に一体化された方法、特に、この熱分与層5に、はんだ付けされて、その外側上に連結される。この例示的な実施形態において、加熱層6は、内側から外側へ向かって、内側接触層49、自己調節発熱抵抗体50、および外側接触層51を備える。自己調節発熱抵抗体50は、内側接触層49および外側接触層51によって、電気的に接触されるかまたは動作される。この加熱層6は、断熱部により外側上において囲まれてもよく、熱分与層5を加熱する。内部接触層49、自己調節加熱導体50、および外側接触層51は、互いに同軸上かつ同心円状に設計され、また同軸かつ同心円の管を形成してもよい。] 図4 図7 図8 [0062] 図9は、壁構造42のさらなる例の詳細を図式的に示す。凹部52は、熱分与層5の外側上に形成され、少なくとも1つの加熱導体7がこの凹部52へと挿入され、熱分与層5にはんだ付けされる。凹部52は、特に、スレッド状の形をしており、蒸発器室2の周囲に連続して配置される。] 図9 [0063] 本発明に係る蒸発装置1は、尿素/水溶液から気体アンモニアを提供するように有利に用いられてもよい。電気的に加熱を好ましくできる加熱層を有する設計の結果、高度な動力学的調節が設定可能であり、これにより、迅速な負荷の変化とそれにより生じる内燃エンジンの排ガス中の窒素酸化物濃度の急上昇といった事態においてさえも十分に多量のアンモニアが提供可能である。蒸発装置1の構成のコンパクトな形成のために、後者は、例えば車両の排気システム29における可動式のものへの用途において用いることができる。] [0064] 1蒸発装置 2蒸発器室 3ダクト 4 壁 5熱分与層 6加熱層 7加熱導体 8 第1の蒸発セクション 9 第2の蒸発セクション 10間隙 11 流入部 12 中間部分 13 流出部 14 反応領域 15加水分解触媒体 16円錐状流入部 17ハニカム体 18加水分解コーティング 19断熱部 20セラミック層 21セラミック管 22 流れ方向 23中心軸 24 直径 25 距離 26ハウジング 27 車両 28内燃エンジン 29排気システム 30触媒コンバータ 31SCR触媒体 32 連結部 33アンモニアを含有するガス流 34フローインフルエンサ 35流入領域 36流出領域 37ラインセクション 38タンク 39計測用ポンプ 40制御器 41 装置 42壁構造 43流入ポート 44 小さな管 45 液滴 46 突出部 47テーパー部領域 48開口部領域 49内側接触層 50自己調節発熱抵抗体 51外側接触層 52 凹部 53ノズル 54 織り込まれるかまたは絡み合う構成]
权利要求:
請求項1 少なくとも1つの還元剤前駆体を含む水溶液の蒸発のための蒸発装置(1)であって、チタニウムを含む材料でできた壁(4)によって画定された少なくとも1つの蒸発器室(2、3)と、前記蒸発器室(2)の外側に配置され、前記蒸発器室(2)と熱を伝達するように連結された、少なくとも100W/mK(ワット毎メートル毎ケルビン)の熱伝導率を有する材料でできた熱分与層(5)とを備え、加熱層(6)は、前記熱分与層(5)の外側に形成され、前記熱分与層(5)と物質的に一体化された方法で連結される、蒸発装置(1)。 請求項2 前記熱分与層(5)は少なくとも1つの、外側に連続した凹部(52)を有し、少なくとも1つの加熱導体(7)はこの凹部(52)に挿入されて前記熱分与層(5)にはんだ付けされる、請求項1に記載の蒸発装置(1)。 請求項3 前記加熱層(6)は少なくとも1つの自己調節発熱抵抗体(50)を備える、請求項1または請求項2に記載の蒸発装置(1)。 請求項4 前記加熱層(6)は、内側接触層(49)および外側接触層(51)を有し、これらの間に前記自己調節発熱抵抗体(50)が形成される、請求項3に記載の蒸発装置。 請求項5 前記熱分与層(5)は、以下の材料:(a)銅;(b)アルミニウム、のうちの少なくとも1つを含む材料から構成される、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項6 前記蒸発器室(2)は、ダクト(3)を備える、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項7 前記蒸発器室(2)は、水溶液を供給するための流入ポート(43)を有し、この流入ポートは、前記蒸発器室(2)の前記壁(4)の反対側の部分に形成される、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項8 少なくとも部分的に液滴の形(45)で水溶液を、前記蒸発器室(2)の前記壁(4)の一部に付与するのに適した液滴追加手段(44、53)が形成されている、請求項7に記載の蒸発装置(1)。 請求項9 前記液滴追加手段は噴霧ノズル(53)を備える、請求項8に記載の蒸発装置(1)。 請求項10 前記蒸発器室(2)は、少なくとも一部の領域(47)において先細となるように設計されている、請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項11 前記蒸発器室(2)は、少なくとも一部の領域において少なくとも、漏斗状の設計である、請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項12 織り込まれるかまたは絡み合う構成(54)が前記蒸発器室(2)の内側に配置される、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項13 加水分解触媒体(15)は前記蒸発器室(2)の下流に形成されている、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)。 請求項14 少なくとも1つのタンク(38)、ポンプ(39)、および請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)、ならびに、上述の構成要素を少なくとも部分的に連結する少なくとも1つのラインセクション(37)を備える、装置(41)。 請求項15 内燃エンジン(28)および排気システム(29)を有する車両(27)であって、前記排気システム(29)は少なくとも1つのSCR触媒体(31)を有し、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の蒸発装置(1)または請求項14に記載の装置への連結部(32)は、前記内燃エンジン(28)と前記少なくとも1つのSCR触媒体(31)との間に提供されて、気体の還元剤および/または気体の還元剤前駆体が、前記少なくとも1つのSCR触媒体(31)へと流れるように前記排気システム(29)に導入可能である、車両(27)。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US9938878B2|2018-04-10|Catalytic converter device with injection section US9103258B2|2015-08-11|Arrangement for introducing a liquid medium into exhaust combustion engine KR101786766B1|2017-10-18|연소 기관에서 나온 배기 가스에 액매를 도입시키는 장치 US8388323B2|2013-03-05|Reagent dosing pump JP4482335B2|2010-06-16|内燃機関のための燃料インジェクタ US5370943A|1994-12-06|Honeycomb body with nonhomogeneous electric heating US5400969A|1995-03-28|Liquid vaporizer and diffuser KR100696091B1|2007-03-20|연료 준비 및 배급을 위한 장치 및 방법 US8800275B2|2014-08-12|Mounting assembly for a reductant injector US7581386B2|2009-09-01|Motor vehicle provided with a diesel propulsion engine CA2840760C|2019-03-12|Ammonia gas generator and method for generating ammonia for reducing nitrogen oxides in exhaust CN103154458B|2016-05-04|用于将液体介质引入到来自内燃发动机的废气中的设备 EP2921668B1|2016-08-17|Abgasanlage US20110113759A1|2011-05-19|Device for the aftertreatment of exhaust gases of internal combustion engines RU2546341C2|2015-04-10|Компактный узел очистки отработанного газа с добавкой реагента US9617895B2|2017-04-11|Device for exhaust-gas purification and motor vehicle having the device US6601385B2|2003-08-05|Impactor for selective catalytic reduction system CN102365435B|2014-01-15|用于向排气系统中输入还原剂的方法和相应的排气系统 JP5097475B2|2012-12-12|Method for adding at least one reactant to an exhaust gas flow of an internal combustion engine and an exhaust gas flow treatment device for an internal combustion engine KR101460967B1|2014-11-13|디젤엔진의 배기가스를 감소시키는 방법과 장치 JP5198903B2|2013-05-15|電気加熱可能なハニカム体 US20110232271A1|2011-09-29|Reservoir for accommodating an aqueous solution ES2235859T3|2005-07-16|Dispositivo para alojar una valvula para una valvula de dosificacion de una instalacion de tratamiento dfe gases de escape. JP2008014213A|2008-01-24|排気処理装置 JP2008519195A|2008-06-05|リーンバーン内燃エンジンのNOx還元用の還元剤計量システム
同族专利:
公开号 | 公开日 US20110023470A1|2011-02-03| US8407990B2|2013-04-02| EP2257351A1|2010-12-08| EP2257351B1|2014-12-17| WO2009106609A1|2009-09-03|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-25| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120124 | 2013-03-27| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130327 | 2013-04-03| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 | 2013-06-13| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130612 | 2013-12-11| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131210 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|