专利摘要:
アーチ構造、特に鉄道のアーチ型構造(1)にライニングを施すためのシステムであって、複数の細長い柔軟な枠要素(70)を提供し、それぞれが柔軟なシールド(149)によって保護され、両端に適用されたフープストレスによって、好ましくは支柱(40)上に取り付けられた1組の設置用具(300)によって、湾曲した下面(5)に対して摩擦によって結合される。各ツールは、設置前に柔軟な枠要素(70)が地面上でアーチ形の形状に形作られ、次に垂直平面に上げることを可能にする、回動するラチェットを含む。各枠要素(70)は、変形可能なヒンジを有する単一の「トップハット」型の外形を含むことができ、各ヒンジは、設置時に屈曲力を平等に分散する関連する変形構造を持つ。枠要素(70)は、設置位置において両端で支持するために支柱(40)に固定され、形状および安定のために石造物の下面(5)に依存する自立型のアーチ形の枠組みを提供する。あるいは、各枠要素は、設置位置に遠隔から固定される継手を含むことができ、枠要素を下面から切り離すことが可能になる、枠組みは地表面から取り付けられ、支柱は、モジュール方式の連結パネルから作られた一時的な中二階を支持し、これは協働する平らなライニングパネルを設置するために下面へのアクセスを提供し、各パネルは、下向きのチャネル、および角をなして調整可能な継手を形成するように協働する連結する上端部および下端部を有する発泡プラスチックの本体を含む。柱取り付けアセンブリは、コンクリートスラブ(7)の上向きの支持表面(7’)に取り付けるために適応され、柱(1000)を支持するための取り付け構造を持つ基本要素(1050)を含む。基本要素は、支持表面の端部を突き出るカンチレバーを形成することができ、垂直荷重の一部は、柱から取り付け構造の下の地面(16’)上に配置された平板(1070)に移される。取り付け構造は、柱が回動可能に平衡を保たれる中央のサポート(1064’’、1068)を含むことができ、これは、柱の全高を調節するために垂直に調整可能であり、垂直方向に柱を支持するために、複数の独立して調整可能な側壁保持(1065’’、1069、1069’、1066’’、1069、1069’)が周りに配置される。好都合に、柱からプレートに垂直荷重を移すために、取り付け構造は、突き出し部(1057)を通じて下方に進められる1組のねじ棒(1064、1065、1066)を含む。アセンブリは、鉄道のアーチ型構造の排水穴(10’’)の上の柱を支持する際に使用することができる。一般に「トップハット」形状であり、強化用の管状部を規定するロール成形された支柱も開示して請求する。独立請求項は、システム、方法、柔軟な枠要素、支柱、シールド、パネル、モジュール方式の床張り要素、および設置用具に対して含まれている。
公开号:JP2011516754A
申请号:JP2010529471
申请日:2008-10-03
公开日:2011-05-26
发明作者:キャフォール フィンチ,スティーブン
申请人:キャフォール フィンチ,スティーブン;
IPC主号:E04F21-00
专利说明:

[0001] 本発明は、特に鉄道のアーチ型構造において、アーチ構造にライニングを施し、中二階を取り付けるためのシステム、方法、および装置に関する。]
背景技術

[0002] 鉄道のアーチ型構造とは、線路を支持するアーチ形の陸橋において隣接する橋脚の間に規定された空間のことであり、一般的に、軽度な産業、保管、小売り、オフィス、および他の商業活動を行う空間を提供するために適応される。この他にアーチ構造は、トンネル、貯蔵室などにも用いられる。]
[0003] 陸橋は、間隔を空けて配置された、通常は平行な橋脚を複数含み、各橋脚は陸橋の幅方向に横断し、かつ基礎から上向きに延在する組積構造を有し、バレルとして知られているアーチ形の組積構造が、個々の隣接する1組の橋脚の間に支持されている。これにより、その下面または内輪(下向きの曲面)は、視覚的に識別可能とは限らないが、通常は水平線に沿って各橋脚に接触する。この接触点は起拱点として知られている。]
[0004] したがって、アーチの幅は、それぞれの橋脚の間にあるアーチの横断方向の水平距離と規定され、典型的には陸橋の長手方向軸と平行であり、アーチの長さは、アーチの縦方向の橋脚の長さと規定され、陸橋の幅に対応している。]
[0005] アーチの全高は、アーチ床部または地面と最上部との間の垂直距離であり、最上部は、下面の最も高い部分でアーチの長さに沿って延在する想像上の線であり、典型的には各橋脚から等距離に位置する。]
[0006] したがって、橋脚の内側に面している面(つまりアーチの内側に面している面)は一般にアーチの縦辺を規定し、アーチの2つの端部は、多くの場合、正面入り口、および必要に応じて窓を規定する自立型の壁によって閉じられる。アーチの高さが許す場合には、追加の床(本明細書では中二階と呼ぶ)を高い位置に提供することができる。鉄道のアーチ型構造は通常、湿気があり、汚く、多くの場合、石造物を浸透して下面から継続的に滴る雨水により大きな影響を受ける。したがって、アーチ(橋脚と下面)の内部表面全体に、水を遮り、典型的には各橋脚の基礎とコンクリート床スラブの隣接する端部との間に形成される狭い排水穴に、および/または起拱点または起拱点の下に配置された溝に進路を変えるようにライニングを施す必要がある。]
[0007] 鉄道のアーチ型構造は、寸法および下面の形状が大きく異なり、たとえば、柱面に一致していたり、または路頂が平らになっていたり、または路頂が小さな半径を有する楕円体であってもよい。起拱点の高さは、地表面より低い位置から地表面の何十メートルも上までの範囲が可能であるが、最も商業上使用可能なアーチにおいては、地表面から約1mから15mであろう。]
[0008] アーチ内の利用可能な空間を最大限にするには、ライニングは、下面および橋脚の面にできるだけ密接に一致しながら、路頂から地面まで水を運ぶために継続的に下方向への落下を促すことが重要である、従来、ライニングでは波状のプラスチックシートが重ねられ、一定間隔に下面と橋脚に固定した水平の当て木にねじまたは釘で固定される。波形板を通過する各固定具は、水の侵入を防ぐために密閉する必要がある。]
[0009] これらの構造的な完全性を保証するために、鉄道のアーチ型構造は定期検査を受ける必要があり、英国においては、典型的には主要検査が10年ごとに行われる。この検査では、必要に応じて石造物を検査および補修、または交換できるように、シート、当て木、および内部構造を完全に取り外す必要がある。その後、アーチは新しい材料を使って再度ライニングが施される。年数が経過すると、多数の留め具が下面および橋脚に挿入され、また繰り返し穴があけられるために石造物が破損する、それと同時に、留め具は腐食して隙間ができるため、バレルが軟化して水の侵入が促進される。]
[0010] 下面にライニングを施すとき、多くの場合、鉄道のアーチ型構造の寸法および形状のために、深刻な作業上の問題が生じる。たとえば、平均的なライニングを施したアーチは、幅6メートル、路頂の高さ7メートル、起拱点の高さ4メートルの場合がある。下面は両端とも曲面を描いているため、安全に路頂に到達するために通常の梯子を支持することができない。また、足場タワーは作業領域が小さく、作業の進行に合わせて繰り返し移動する必要があるため不便である。頭上の下面に複数の固定穴をあけ、固定具を当て木の穴に正確に合わせることは時間がかかる上に困難である、石造物は異種混合の材料であり、様々な硬度のれんがおよびモルタル目地だけでなく、腐食した古い留め具および局所的な空間が含まれている。したがって、ドリルの位置がそれたり、または局所的な障害物を回避するために位置を変えたりする必要がある場合がある。]
[0011] 特許文献1では、枠組み上に支持された複数の重なったタイルを含むアーチライニングシステムが開示されている。この枠組みは、中央の亜鉛メッキ鋼製の水そらし板を含み、この水そらし板はアーチの路頂および間隔を空けて配置された枠要素に沿って固定され、それぞれが外側の亜鉛メッキ鋼製の水そらし板および内側のアルミニウム製の押し出し部を含み、これらは、路頂の両側の中央の水そらし板から反対方向に下面のカーブに沿って下方へ延在するように対に配置される。水そらし板は調整ボルトによって下面に固定される。枠組みを配置したら、タイルはアルミニウム製の押し出し部の間に横列に固定され、これにより、各タイルの下端部の中央の部分は、下のタイルの上端部の背後に下方に向かって延在し、水を流す面を連続的に形成する、各タイルの端部はネオプレンガスケットによってアルミニウム製の成形物に対して密閉され、タイルの端部より上の区域に落ちてきた水は、亜鉛メッキ鋼の水そらし板によって両側のタイルの中央の部分に進路が変えられる。]
[0012] 特許文献1のシステムでは、タイルを選択的に取り外すことで、れんが造りの一部を検査できるという利点があるが、このシステムが、タイルとアルミニウム製の押し出し部との間の防水シールを傷つけることなく、下面における湾曲の変化に適応できるかどうかは明らかではない。]
[0013] 不利な点としては、調整ボルトが下面から離れるように内方向に点荷重を加えるため、個々のれんががバレルから外れる場合がある。さらに、特許文献1のシステムは、水そらし板を通した調整ボルトによる浸透を密閉するためにガスケットに依存しているため、防水ライニングの完全性は、個々のガスケットにより提供される防水シールに依存することになる。]
先行技術

[] 英国特許出願第2 383 804号明細書英国特許出願第0719407.9号明細書]
発明が解決しようとする課題

[0014] 本発明の一般的な目的は、アーチ構造、特に鉄道のアーチ型構造において、ライニングおよび/または中二階を取り付ける際に使用できる改善されたシステム、ならびに対応する方法および装置を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0015] したがって、複数の態様において、本発明は、請求項に様々に規定したように、システムならびに対応する方法および装置を提供する。]
[0016] 本明細書において、ライニングは防水性の内部カバー(シート、パネルなど)、および/または照明または他の据え付け設備を支持する枠組みを含むことができる。]
[0017] 複数の細長い柔軟な枠要素を含むこの新しい枠組みは、アーチの両側で支柱により支持することができ、下面または橋脚に固定具を挿入せずに、アーチ構造内に容易に取り付けられるため、水の侵入および構造の損傷に伴う問題は完全に回避される。さらに、柔軟な枠要素は、必要に応じて長さを切断したり、再び結合したりするように適応され、枠要素を取り付けるアーチの形状に自動的に適応される。したがって、それぞれの設置は、標準的で交換可能かつ大部分は再利用可能な構成部品を使用して達成することが可能であり、複雑な測定や注文生産された部品は必要ない。]
[0018] 本発明は、完全に自己支持型の枠組みを提供することが可能であることを認めている。つまり、自己支持型の枠組みとは、自身の重量に加えてライニングパネル、照明器具などによって課される負荷を地面に移すことができるが、剛性と安定性を提供するために、既存の組積構造との接触に依存する枠組みのことである。あるいは、各柔軟な枠要素は、設置位置において枠要素が下面から機械的に切り離されるように、十分に本質的な剛性を与える固定継手を含んでもよい。これは、適用される規制の遵守を保証するために有利になる可能性がある。]
[0019] 各柔軟な枠要素は、独立した自立型の構造に必要な、風および他の外部負荷に対する本質的な剛性および抵抗を提供する必要がないので、耐荷重能力と比較して、外形を驚くほど長くかつ小さくすることができるため、比較的軽量かつ安価に製造することができる。設置時に各柔軟な枠要素を下面に対して押しつけるように固定することによって、ライニング全体は、アーチの内面から、たとえば50mmから75mm以下の範囲内に収容できるため、ライニングを施されたアーチの利用可能な空間を最大限にすることができる。]
[0020] 長く幅が狭い柔軟な枠要素は、容易に輸送可能で剛性な組み立て品を形成するために対に結合して提供するのが好ましく、ほとんどの設置作業を地表面で実行できる新しい設置用具によって、専門家が使う装置を使わずに容易に取り付けられる。取り付けた後は、新しい枠組みは、下面の下にライニングシートまたはパネルを取り付けるための容易な手段を提供する保全作業床または中二階を支持するために使用することができる。設置後は、枠要素およびパネルは、配線、小径のパイプ、照明および電力の据え付け設備などの導管および取り付け個所を提供することができる。]
[0021] 他の特定の目的ならびに他の特徴および利点は、本発明の様々な要素の実施形態の一部を例として記述したものであり、本発明の範囲を限定するものではない、以下の記述および添付の図面を参照することにより理解されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0022] 鉄道のアーチ型構造において新しいシステムの第1の実施形態を設置する連続的なステップを示す図であり、この中で図4A、図5A、図6A、および図7Aは、固定継手を有する柔軟な枠要素を含む他の実施形態に従った方法における変形例を示す図である。] 図4A 図5A 図6A 図7A
[0023] それぞれ第1の底板の正面図、上面図、および側面図である。]
[0024] それぞれ、第1の支柱、第1の塑性変形要素を組み込む第1の単体の枠要素、および第1の支柱に取り付けた第1の枠要素の端面図である。]
[0025] 輸送用に供給されるストラップ止めされた2つの第1の枠要素の端面図である。]
[0026] 第1の支柱の一部の正面図である。]
[0027] それぞれ、第1の枠要素の一端の背面図および側面図である。]
[0028] 第1の支柱の一部の側面図である。]
[0029] スライドするように第2の支柱に結合される、第2の塑性変形要素を組み込んだ第2の単体の枠要素の一部の正面図である。]
[0030] それぞれ、図16Aの第1の枠要素の1つのヒンジ部の背面図および側面図であり、変形の第1段階後の第1の塑性変形要素を示す図である。] 図16A
[0031] 図19Aおよび図19Bに対応しており、変形の第2段階後の第1の枠要素を示す図である。] 図19A 図19B
[0032] それぞれ第1および第2の変形後における図18の第2の枠要素の図19A−19Dの要素に対応する図である。] 図18 図19A
[0033] それぞれ、組み立て前の第3の弾性変形要素を組み込む第3の関節接合された枠要素の1つの剛性部位の正面図、背面図、側面図、第1の端面図、および第2の端面図である。]
[0034] それぞれ、第3の枠要素のスペーサーの側面図および端面図である。]
[0035] それぞれ、第3の枠要素のピボットの側面図および端面図である。]
[0036] それぞれ、組み立て後の第3の枠要素の1つのヒンジ部の背面図、正面図、および側面図であり、第3の弾性変形要素を示す図である。]
[0037] 図24Cに対応し、設置時の第3の枠要素を示す図である。] 図24C
[0038] それぞれ、より長い枠要素を形成するために2つの短い枠要素を結合するために使用する接合バーの正面図および側面図である。]
[0039] それぞれ、ケーブルトレイを有する第2の接合バーの側面図および端面図である。]
[0040] 押し出し後、圧延前の第1の好ましいシールドの断面図である。]
[0041] 圧延後の第1のシールドの斜視図である。]
[0042] それぞれ、中央の取り付け部および第1のシールドの縦方向の導水構造の1つの拡大図である。]
[0043] それぞれ、図80の好ましい支柱および図85の好ましい枠要素に取り付けられた第1のシールドの断面図である。] 図80 図85
[0044] それぞれ、路頂ライニングシートの一端の正面図および端面図である。]
[0045] それぞれ、控え柱の正面図および端面図である。]
[0046] それぞれ、控え柱と共に使用する取り付け金具の側面図および正面図である。]
[0047] 関節接合された枠要素と共に使用する代替の弾性変形要素を示す図である。]
[0048] 第1のパネルの背面図であり、両端を示すために中央部分が切り取られている。]
[0049] 図34Aの第1のパネルにおけるB−Bの縦断面である。] 図34A
[0050] 図34Aに示す第1のパネルの下部端面図である。] 図34A
[0051] それぞれ図34Aから図34Cに示す第1のパネルの下端の拡大図である。] 図34A 図34C
[0052] それぞれ図34Aおよび図34Bに示す第1のパネルの上端の拡大図である。] 図34A 図34B
[0053] それぞれ、路頂の近く、スプリングラインの近く、および鉄道のアーチ型構造の橋脚に隣接する支柱上に設置後の2つの第1のパネルの共働する上端および下端を示す断面図である。]
[0054] 他の実施形態のパネルの後部撥水面を示す図である。]
[0055] それぞれ、第1のパネルの切離端への取り付け用の交換取り付けフランジの一部の正面図および端面図である。]
[0056] 鉄道のアーチ型構造の路頂に取り付けられたライニングの一部の断面図であり、アーチの長手方向軸と平行である。]
[0057] 他の鉄道のアーチ型構造の下面の下に取り付けられた他のライニングの断面部であり、アーチの長手方向軸と平行である。]
[0058] それぞれ第3の支柱への取り付け前後における第1の設置用具の第1の解放可能な取り付け機構を示す図である。]
[0059] それぞれ、図41Aに示す解放位置にある第1の解放可能な取り付け機構の平面図および切欠側面図である。] 図41A
[0060] 図41BのX43−X43の断面図であり、結合位置にある第1の解放可能な取り付け機構の下端を示す図である。] 図41B
[0061] 前面カバーを取り外した第1のツールの第1の動作機構の正面図であり、解放位置にあるラチェットの駆動爪を示す図である。]
[0062] 図44の第1の動作機構のX45−X45およびX45’−X45’の縦断面であり、前面カバーが取り付けられていて、図41Bの第3の支柱上に取り付けられた第1のツールを示す図である。] 図41B 図44
[0063] 結合位置に駆動爪を有する図45の右手ラチェット機構を示す図である。] 図45
[0064] それぞれ、第1の動作機構の右手駆動爪の正面図および側面図である。]
[0065] それぞれ、第1の動作機構の右手爪操作レバーの正面図および側面図である。]
[0066] それぞれ、第1の動作機構の中間クラスタギアアセンブリの正面図および側面図である。]
[0067] それぞれ、第1の動作機構の左手ラチェットホイールの正面図および側面図である(両方のラチェットホイールは同一である)。]
[0068] それぞれ、第1の動作機構の右手駆動レバーの正面図および傾斜端面図である。]
[0069] 使用時の第1のツールの枠要素取り付け機構を示す正面図であり、第1のツールは図15の第1の支柱に取り付けられており、図16Aの第1の枠要素はツールに付けられて垂直位置に上げられ、デテント機構はロック位置にある。] 図15 図16A
[0070] 第1のツールの前ケーシングを切り欠き、部分図に示すデテント機構はロック位置にある図52の図を示す。] 図52
[0071] 図52に示す使用時の第1のツールの側面図であり、ロック位置にあるデテント機構を示す図である。] 図52
[0072] 図54に示す第1のツールのデテント機構およびラチェット機構の拡大側面図である。] 図54
[0073] それぞれ、作動(リリース)位置および解放位置にある第1のツールのデテント機構の側面図である。]
[0074] 第1の支柱に付けられた第1のツールを示す正面図であり、デテント機構は作動(リリース)位置にあり、ピボットアセンブリは、第1の枠要素の取り付け前に部分的に回転している。]
[0075] 図57に対応する正面図であり、ピボットアセンブリは完全に回転し、デテント機構は解放位置に戻り、第1の枠要素は、図52に示す垂直位置に上げる前にツールに付けられている。] 図52 図57
[0076] 図54に示す枠要素取り付け機構の拡大側面図であり、ピボット機構および第1の枠要素は垂直位置にある。] 図54
[0077] 図54に対応する側面図であり、分離調整機構を作動した後の第1のツールを示し、第1の枠要素は第1の支柱に完全に結合されている。] 図54
[0078] ほとんどの構成部品を取り外した枠要素取り付け機構を示す切欠側面図であり、デテントケースは図61Cの切断線A−Aで切断されている。] 図61C
[0079] 図61AのデテントケースのB−Bの断面図である。] 図61A
[0080] 図61Aのデテントケースの上面図である。] 図61A
[0081] 図61Aに対応する正面図であり、前ケーシングはピボットフレームアセンブリを露出するために切り欠き、デテント機構は部分図に示している。] 図61A
[0082] 図62のピボットフレームアセンブリを示す図であり、正面保護プレートは取り外されている。] 図62
[0083] 第1のツールのピボットフレームアセンブリケースの後部取り付けプレートを示す図である。]
[0084] 第1のツールのデテント機構、ラチェット機構、および分離調整機構の様々な構成部品を示す図であり、図65A、図65B、および図65Cはそれぞれ、デテントボルトの側面図、上面図、および前端図である。ここで、図66Aおよび図66Bはそれぞれ、ロールピンの側面図および端面図である。図67Aから図67Cはそれぞれ、くさび形部材の正面図、側面図、および上面図である。図68Aから図68Cはそれぞれ、スライドキーの正面図、上面図、および端面図である。図69Aは、左手爪アセンブリの正面図である。図69Bは、左手爪アセンブリならびにそのピボットピンおよびスペーサーの側面図である。図70Aから図70Cはそれぞれ、左手爪アセンブリの保持クリップの正面図、開口部図、および上面図である。図71Aおよび図71Bはそれぞれ、左手爪操作レバーおよびそのワッシャの正面図および側面図である。図72Aは、右手爪アセンブリの正面図である。図72Bは、右手爪アセンブリならびにそのピボットピンおよびスペーサーの側面図である。図72Cは、図72Bのピボットピンおよびスペーサーの端面図である。図73Aから図73Cはそれぞれ、右手爪アセンブリの保持クリップの正面図、開口部図、および上面図である。図74Aおよび図74Bはそれぞれ、右手爪操作レバーおよびそのワッシャの正面図および側面図である。] 図65A 図65B 図65C 図66A 図66B 図67A 図67C 図68A 図68C 図69A
[0085] ツールを電動化した他の実施形態を示す図である。ここで、図75は遠隔制御ユニットを示す図である。図76は遠隔制御ユニットと連携動作する制御システムを示す図である。] 図75 図76
[0086] 使用時の水平方向調整機構の上面図である。]
[0087] 図77の水平方向調整機構の側面図である。] 図77
[0088] 図77および図78の水平方向調整機構のロータリーカムの上面図である。] 図77 図78
[0089] 第1のシールドと共に使用する支柱および枠要素の特に好ましい実施形態を示す図である。ここで、図80は、支柱の断面図である。図81は、控え柱を支柱に付ける取り付け金具アセンブリを示す図である。図82は、支柱に付けられた取り付け金具アセンブリを示す図である。図83は、ジョイストを支柱に付ける際に使用する第2の取り付け金具アセンブリを示す図である。図84は、使用時の第2の取り付け金具アセンブリを示す図である。図85は、枠要素の断面図である。図86は、支柱に結合された枠要素を示す図である。] 図80 図81 図82 図83 図84 図85 図86
[0090] 下端に溶接された踏み板を有する他の支柱の断面図である。]
[0091] それぞれ、図87Aの支柱の第1および第2の構成部品の断面図である。] 図87A
[0092] 下端に溶接された踏み板を有する他の代替支柱の断面図である。]
[0093] それぞれ、柱取り付けアセンブリの基本要素の平面図および側面図である。]
[0094] 鉄道のアーチ型構造に柱取り付けアセンブリを設置する際の連続するステップを示し、図90A、図91A、および図92Aは平面図、図90B、図91B、および図92Bは、それぞれ対応する側面図である。] 図90A 図90B 図91A 図91B 図92A 図92B
[0095] 柱取り付けアセンブリ上に取り付けられた第1の支柱を示す平面図である。]
[0096] それぞれ、柱取り付けアセンブリと共に使用するプレッシャープレートの平面図および側面図である。]
[0097] モジュール方式の仮床張りシステムを示す図である。ここで、図95、図96、および図97はそれぞれ、第1のモジュール方式の床張り要素の上面図、側面図、および下面図である。図98および図99はそれぞれ、第1のモジュール方式の床張り要素の1つの角の拡大側面図および拡大下面図である。図100および図101はそれぞれ、複数の連結するモジュール方式の床張り要素から形成されたモジュール方式の床の下面図および上面図である。] 図100 図101 図95 図96 図97 図98 図99
[0098] 図102から図113は削除した。]
[0099] それぞれ、組み立て前の固定継手を有する第4の枠要素の1つの剛性部位の側面図、背面図、および正面図である。]
[0100] 第4の枠要素の剛性部位の第1の端部を示す図である。]
[0101] 第4の枠要素の剛性部位の第2の端部を示す図である。]
[0102] それぞれ、図116Aに示す第2の端部の対向する側壁を示す切欠図、C−Cの断面図、および縦断面図である。] 図116A
[0103] 第4の枠要素の剛性部位の残りの構成部品を示す図である。ここで、図118Aから図118Eはそれぞれ、射出成形前のカートリッジフレームの右側面図、左側面図、上面図、下面図、および端面図である。図119Aから図119Eは図118Aから図118Eに対応し、射出成形の後のカートリッジフレームを示している。図120Aおよび図120Bはそれぞれ、トーションばねの端面図および側面図である。図121Aおよび図121Bはそれぞれ、スペーサーの端面図および側面図である。図122はリベットを示す図である。図123Aおよび図123Bはそれぞれ、1つのロッキングピンの側面図および端面図である。図124は、1つのロッキングピンのバイアスばねを示す図である。図125Aから図125Dは、それぞれカートリッジ保持クリップの正面図、背面図、左側面図、および下面図である。図126Aおよび図126Bはそれぞれ、保持クリップを取り付けた完全なカートリッジの左側面図および正面図である。] 図118A 図118E 図119A 図119E 図120A 図120B 図121A 図121B 図122 図123A
[0104] 支柱に取り付けた後の第4の枠要素の断面図である。]
[0105] スライドするように支柱に結合された第4の枠要素の左側面図である。]
[0106] 組み立ての後の第4の枠要素の1つのヒンジ部の切欠図である。]
[0107] 下面の下の設置位置にある第4の枠要素のヒンジ部を示し、ジョイントロック機構の遠隔操作を示す図である。]
[0108] それぞれ、組み立て前の固定継手を有する第5の枠要素の1つの剛性部位の第1の端部の側面図および正面図である。]
[0109] 第5の枠要素の剛性部位の第2の端部の図131Aから図131Bに対応する図である。] 図131A 図131B
[0110] 第5の枠要素の剛性部位の残りの構成部品を示す図である。ここで、図133および図134はそれぞれ、第1および第2のクラスタギアを示す図である。図135は引張ばねを示す図である。図136Aから図136Cはそれぞれ、ラッチフレームの左側面図、上面図、および端面図である。図137Aおよび図137Bはそれぞれ、ラッチプレートの上面図および端面図である。図138は、ラッチのバイアスばねを示す図である。図139は、リベットを示す図である。図140Aおよび図140Bはそれぞれ、スペーサーの端面図および側面図である。図141は割りピンを示す図である。] 図133 図134 図135 図136A 図136C 図137A 図137B 図138 図139 図140A
[0111] 組み立て後の第5の枠要素の1つのヒンジ部の切欠図である。]
[0112] それぞれ、組み立て前の溶接可能な継手を有する第6の枠要素の1つの剛性部位の側面図、背面図および正面図である。]
[0113] 第6の枠要素の剛性部位の残りの構成部品を示す図である。ここで、図144Aから図144Dはそれぞれ、上部絶縁体ブロックの上面図、正面図、端面図、およびD−Dの断面図である。図145Aおよび図145Bはそれぞれ、トーションばねの側面図および端面図である。図146Aおよび図146Bはそれぞれ、1つの絶縁体ブッシングの端面図および側面図である。図147Aおよび図147Bはそれぞれ、スペーサーの端面図および側面図である。図148は、リベットを示す図である。図149Aおよび図149Bはそれぞれ、1つのベルビルワッシャの正面図および側面図である。] 図144A 図144D 図145A 図145B 図146A 図146B 図147A 図147B 図148 図149A
[0114] 組み立て後の第6の枠要素の1つのヒンジ部を示す図である。]
[0115] それぞれ、第6の枠要素と共に使用する絶縁シュラウドの側面図および正面図である。]
[0116] 図61Aに対応する図であり、第6の枠要素と共に使用する第1のツールの枠要素取り付け機構の適応を示す図である。] 図61A
[0117] 第6の枠要素を使用する図152の適応されたツールを示す図である。] 図152
[0118] 図153の支柱にスライドするように結合された第6の枠要素および絶縁シュラウドの断面図である。] 図153
[0119] 第6の枠要素の中心に永久的に柔軟な継手を提供するために使用する柔軟な接合バーを示す図である。]
[0120] 柔軟な接合バーと共に使用する図152から図153の設置用具の他の適応を示す図である。] 図152 図153
[0121] 取り付け開口およびヒンジ構成部品などの小さく繰り返しの多い詳細部品は図1から図12には記載せず、十分な理解のために、これらの詳細部品が描かれる個々の構造図において言及することに注意されたい。] 図1 図12
[0122] 対応する部品は、各図において同じ参照番号を使用して示す。]
実施例

[0123] 図1を参照する。れんが造りの鉄道のアーチ型構造1は、2つの平行の橋脚3および3’によって支持されているバレル2を含み、それぞれの橋脚の向き合って内側に面している垂直面4および4’は、アーチの横断(幅)方向Wに約5.5メートルの間隔を空けて配置されてアーチの2つの面を規定している。バレルの下部表面は、アーチの側面4および4’と交わるアーチ形の下面5を形成し、アーチ床部7上において高さ約3.5メートルの位置に2つの水平のスプリングライン6および6’を規定する。] 図1
[0124] 下面は、最上部の想像上の水平な路頂線8に向かってアーチの両側のスプリングラインから、図に示すように上向きかつ内向きに曲線を描き、アーチに沿って縦方向、橋脚と平行、かつ床から約6メートルの高さに2つの側面の4および4’から等距離に延在する。アーチは後部の自立型の壁9まで縦方向Lに長さ約11メートル延在し、前部が開放されているため、状態を確認することができる(通常は、前部は対応する壁またはシャッターで閉じられている)。]
[0125] 床7は、狭い排水穴10および10’によって各橋脚から一定間隔を空けて配置されるコンクリートスラブを含む。]
[0126] ]
概要

[0127] 各柔軟な枠要素は、単一の長さを持つトップハット型鋼部でもよく、中央のU字型のチャネルは切線によって複数の部分に分割され、これにより、変形可能なヒンジ部を形成するためにフランジは損なわれない。あるいは、この要素は、回動可能に固定された複数の個別のトップハット部を含むことができる。]
[0128] 支柱も、好ましくは管状の補強部を有するトップハット部を含み、アーチの両側を下向きに2メートルごとに1つ、向かい合わせて対に配置される。成型されたポリエチレンシールドが、(れんが造りに面する)各支柱の後部壁と橋脚の間に位置する。次に、ツールが床面高さで各支柱に取り付けられて、取り付け台が軸上でアーチの一端に向かってわずかに水平より下降して傾斜するまで、ラチェットを解放することによって、ツール上部の取り付け台は(橋脚の面に直角である)軸を中心に回動する。柔軟な枠要素の一端は、取り付け台に解放可能に付けられる。好ましくは、各柔軟な枠要素は2つの別部品であり、他方の部品の対応する端部は反対の支柱上の別のツールに付けられる。次に、これら2つの部品は一般的に水平面に手動で集められ、アーチの床の中心において接合バーによって結合される。これにより、枠要素は、その継手において、ばねまたは塑性変形要素によって支持されたアーチ形を形作る。柔軟なシールドの1つは柔軟な枠要素の中央のウェブに付けられる。次に垂直平面まで上げられて、ラチェットに支持され、次に、(シールドを備える)枠要素が下面に対して押しつけられるように結合するまで、これらのツールは同時に支柱を上向きに動く。取り付け台も、ピボット軸に沿って軸方向に動かして、枠要素(トップハット部)をフランジとフランジを合わせて、入れ子式にスライドするように支柱に結合することができる。ツールを継続的に上方に移動することで、枠要素を柔軟に下面の形状に順応させるフープストレスが発生し、その後、枠要素は支柱にボルトで固定される。]
[0129] このようにして、アーチには一連のフープが裏打ちされ、各フープは、両端のスプリングライン間の湾曲した下面に対して押しつけられている柔軟な枠要素を含み、1組の垂直な支柱によって支持される。開発においては、(たとえば同時または連続的なプロジェクション溶接などを順次行って)継手を固定して、その後、ツールをわずかに下げて下面からフープストレスを解放することができる。次に、パネルがフープの間に付けられて完全な撥水性のライニングを形成し、柔軟なシールドが重ねられて支柱および枠要素をカバーするドライゾーンを規定する。]
[0130] 取り付けた後は、支柱を使用して下面の下にパネルを取り付けるためのアクセスが容易な一時的な保全作業床または中二階を支持することができ、また、フープは、配線、小径のパイプ、照明および電力の据え付け設備などのための導管および取り付け個所を提供する。]
[0131] シンプルな底板]
[0132] 第1の実施形態によると、設置するときは最初に一連の取り付け基部を間隔を空けて配置して、これらは最もシンプルな形態では、各橋脚の基礎に沿った床の上に平らな取り付け板または底板20を含む。底板は、1組がアーチの両側に1つずつ、アーチの横断方向に整列するように、パネルの長さと支柱の幅の合計に対応する間隔で配置される。詳細は以下に記述する。これらの構成部品は、容易に測定できる間隔を空けて底板が配置される大きさにするのが好都合であり、この例では間隔は2メートルである。底板の第1の組はアーチの前部に隣接して配置され、最後(第7)の組は後部壁9に隣接して配置されるため、両側の最後の2つの底板間の間隔は、アーチの長さに対応するように短縮される。]
[0133] 図13Aから図13Cを参照する。各底板20は、上方に湾曲して後部端で角度部分22を形成する平らな鋼板21を含む。下記に詳細を述べるように、穴部23が、張線を取り付けるために傾斜部の各角に形成される。短い取り付け金具24はプレート21に溶接され、これにより、その後部壁25は傾斜部22を超えてわずかに延在し、その2つの側壁26は固定穴27およびスロット28を備え、これらは支柱40の後部開口部47および前部固定穴48にそれぞれ対応する。詳細については下記に述べる。] 図13A 図13C
[0134] プレート21は固定穴29を備え、各プレートは、床に空けられた穴部に(好ましくは固定穴29の中央の対を介して)挿入された2つの小さな調整ボルトによって床スラブ7にボルトで固定される。これにより、後部壁25は、それぞれの橋脚の内面4および4’から約5mmの間隔で配置され、排水穴10および10’を突き出る。プレートは、橋脚に隣接するそれぞれの支柱の基礎を設置して、設置時に直立位置に支柱を支持するのに十分なだけの固定具を必要とする。これについては以下に記述する。枠組みができたら、固定具は支持するための役割を果たさない。]
[0135] 底板を最初に固定する作業が、穴あけが必要な唯一の段階であり、構成部品を正確に設置するためにアーチを測定する必要のある唯一の段階である。つまり、設置における後のステップはすべて、底板の位置に依存している。主要な測定および穴あけのすべてが床の上で行われるのため、ほとんどの作業が下面の下の高い場所で行われる従来のライニング方式と比較して非常に簡単な作業である。]
[0136] 底板を取り付けたら、柔軟な枠要素を支持するために、支持手段をアーチの両側に沿った底板に付ける。当然、支柱の各々は代替として適切な底板を含むことができるため、個別の取り付け基部を必要とすることなく床スラブに直接固定される。]
[0137] シンプルな支柱]
[0138] 図14Aから図17を参照する。支持手段は複数の第1のロール成形された鋼の支柱40を含み、各々が長い「トップハット」型の外形を形成する単一の軟鋼板から形成され、相対して向かい合った1組の横フランジ41を有する中央のU字型の部分を含む。この明細書においては、支柱はカラム、ポスト、または柱と同義である。] 図14A 図17
[0139] 図15を特に参照する。各フランジ41は並べて配置されたパネル固定穴42および42’により穿孔され、これらは支柱にライニングパネル200を取り付けるためのセルフタッピング固定ねじを受ける。詳細については下記に述べる。パネル固定穴42はグループで配置され、グループは距離d1だけ支柱の垂直(縦)方向に間隔を空けて配置される。パネルフランジ205の固定穴208およびスロット209の対応するグループは、反復距離d2だけ垂直方向に間隔を空けて配置される(図36A)。ここで、d2=(d1−(d1/n))であり、nは整数である。これにより、各パネルの垂直位置を、(1組の整列した固定穴を提供する)1つの一致が距離(d2.n)に、つまり穴部42の(n−1)グループごとに生じる増分(d1/n)でバーニヤ目盛の原理に従って細かく調整可能な固定システムが提供される。] 図15 図36A
[0140] 各グループ内の4つの固定穴42は、支柱40の水平方向または横断方向に、および垂直方向または縦方向に、わずかな間隔を空けて配置される。これは、垂直方向では増分(d1/n)の係数ではなく、増分(d1/n)の間でパネル200の位置において、さらに細かい垂直方向および水平方向の調整を提供する。したがって、各パネルは必要な垂直位置に固定することができる。]
[0141] パネル固定穴に加えて、各フランジ41は、一連の規則的に間隔を空けて配置された長方形の開口部43、および丸みのある端部を有する規則的に間隔を空けて配置された一連の細長い開口部44を有する。]
[0142] 長方形の開口部43は、第1の設置用具300のドライブピニオン470の突出歯部471を受けて(詳細は後述する)ラックを形成する。これに対して、フランジ41は、支柱40を上下にスライド移動できるように設置用具を解放可能に取り付けるために、設置用具の取り付け機構301を受ける設置用具取り付け構造を提供する。また、ラックはアーチの側面に配置された棚またはパレットラックを支持するために使用することもできる。]
[0143] 細長い開口部44の窓は、(図14Cに示すように)第1の支柱40に付けられたときに、(図16Aに示し、下記に記述する)第1の枠要素70の対応するフランジ71におけるパネル固定穴78の斜め方向の各組の少なくとも1つが、長方形の開口部43または隣接する細長い開口部44のいずれかに一致するように寸法と位置が決められる。第1の枠要素の1つおきのパネル固定穴78間の縦方向間隔d3は、またヴェルニエの原理に従ったパネルフランジの固定穴間の間隔に対応している。このため、この配置により、図14Cに示すように枠要素を支柱に付けるときに、枠要素フランジおよびパネルフランジの対応する固定穴間のそれぞれの一致のすべてを、パネルを枠要素に取り付けるために利用することができる。このとき、固定ねじは支柱の対応する開口部43または44を通過する。] 図14C 図16A
[0144] 図17を特に参照する。第1の支柱の中央のU字型の部分は、後部壁45および2つの側壁46を含み、各側壁には、後部壁45に隣接する一連の後部開口部47、およびそれぞれのフランジ41に隣接する2連なりの前部固定穴48および49を含む枠要素の搭載または取り付け手段が提供される。] 図17
[0145] 後部開口部47は、張線および控え柱を取り付けるため、および支柱を底板に付けるための装着位置を提供する。これについては後に説明する。これらは、十分な水平(横断)距離だけフランジ41から離して配置されるため、支柱に挿入したときに、第1の枠要素の対応するU字型の部分を回避することができる。これは、図60で最も明確に確認することができる。] 図60
[0146] 各連なりの前部固定穴48および49は、距離d4だけ垂直(縦)方向に間隔を空けて配置され、第1の枠要素70の個々の対応する側壁76(図16B)の対応する2連なりの固定穴79の縦方向間隔d5に対応する。ここで、d4=(d5−(d5/n))であり、nは整数である。] 図16B
[0147] これにより、ヴェルニエの原理に従った別の固定システムが提供され、枠要素と支柱の間に位置調節の範囲が規定される。このとき、各連なり48および49の固定穴のそれぞれは、第1の枠要素70の固定穴79の対応する固定穴と連続的に整列され、連続的に整列した各穴のペアにより、枠要素を支柱に付けるためにボルト50(図14C)を受けるための貫通穴が規定される。第1の枠要素70は、増分距離(d5/n)を通じて第1の支柱40に沿って軸方向に移動される。] 図14C
[0148] 例を挙げると、d5=35.0mm、n=10、d4=31.5mm、のときに、支柱に関する枠要素の所定の軸方向位置から3.5mm以下の増分軸変位で、(d4.n)=(d5.(n−1))=315mmごとに1つの一致を提供する。]
[0149] 第1の枠要素70の各側壁76の開口部79の対応する2列は、平行に整列されるが、第1の支柱の第1および第2の連なりの対応する前開口部48および49は、縦方向(垂直)距離d6=(d5/2)だけ間隔が空けられる。これにより、第1の枠要素70および第1の支柱40の対応する開口部間の繰り返し一致数が2倍になり、第1の枠要素70のすべての((n−1)/2)の固定穴79に対して、前部固定穴の第1の連なり48および第2の連なり49において交互に1つの一致が提供される。つまり、第1の枠要素70の所定の増分的に移動された位置に対して、距離((d4.n)/2)だけ間隔が空けられる。]
[0150] 当然、相対間隔d4およびd5は逆にすることができる。]
[0151] 単純な形では、2つの協働要素は、それぞれ第1および第2の開口部の連なりを、それぞれ距離xおよび距離(x±y)だけ間隔を空けて提供される。このため、第1および第2の連なりの対応する開口部は、2つの要素の相対的な軸変位だけ増分距離yを通じて連続的に整列される。しかし、y=(x/n)であり、ここでnは整数であり、非常に小さく一貫性のある増分を有する多数の繰り返し一致(nの数倍の場合あり)を、前述のヴェルニエの原理に従って軸方向移動の全領域にわたって提供するのが好ましい。]
[0152] シンプルな支柱の設置]
[0153] 図2を参照する。各支柱40は、アングルグラインダーなどを使用して、その設置位置において、スプリングライン6および6’の真下まで延在するように、必要な長さに切断する。次に、支柱の下部から支柱の上部の約0.5メートル上に延在するように、1つのシールド材149(詳細は後述する)を支柱の後部壁45に付ける。次に、支柱は(側壁46間にスライドするように適合する)それぞれの底板20の取り付け金具24上に配置され、後部開口部47および前部固定穴48を通過するボルトによって、それぞれ固定穴27およびスロット28を介して付けられる。底板に取り付けた後は、支柱の後部壁は、取り付け金具の後部壁25および橋脚の内面の間の小間隙に延在する。これにより、支柱は、取り付け金具の上向きの後部端22の真上の垂直位置に支持され、フランジ41はアーチの内部に面し、シールドはその後部壁45と橋脚の間にはさまれる。これにより、橋脚の内面4および4’とシールド149との間に水が流れ落ち、取り付け金具の後部端22の背後を通って排水穴10および10’に流れ込む。] 図2
[0154] 配置した後は、(アーチの前方および後部以外の)各支柱は、橋脚の面と平行な基礎に関する回転運動に対抗して固定される(つまり、アーチの縦方向にぐらつくことが妨げられる)。これは、支柱の両側に1つずつ配置した、2つの小型の亜鉛メッキ鋼テンションケーブル67によって行い、それぞれは、上端が支柱の上部に近い後部開口部47の1つに、下端が隣接する支柱の底板の穴部23の1つに固定された亜鉛メッキされたターンバックル68に付けられる。ターンバックルは両方のケーブルをピンと張るために締められ、下げ振りによって、または便利なことには、垂直のバイアルを有する水準器によって支柱の垂直性がチェックされる。ケーブルを流れ落ちる水は、ターンバックルから基礎の排水穴へと滴り落ちる。]
[0155] 図32Aから図33Bも参照する。アーチの両側の前部支柱および後部支柱は、水平の控え柱60および60’によってそれぞれの隣接する支柱に固定される。各控え柱は、各端部に長い雌ねじ62を有する管状体61を含み、後部控え柱60’は、より短い本体を持つ。一連の外部カラー63は、シールドの前部で支柱に沿って水が水平に流れるのを防ぐために、各端部の近くで間隔を空けて配置される。支柱60の一端は、後部開口部47の1つを通過してねじ山62に結合するボルトによって支柱40の上端に緩く付けられる。支柱の他端は細長いスタッド64に付けられ、細長いスタッド64は細長い固定スロット66を持つ取り付け金具65に溶接され、細長い固定スロット66は、支柱に沿った任意の軸方向位置において、隣接する支柱の後部開口部47の任意の隣接するペアにボルトで固定できるように寸法が決められる。取り付け金具が付けられて、ねじ山62がスタッド64に結合されると、本体61は回転してスタッドに沿って前進し、2つの支柱間の間隔を調節する。また、端部支柱が直立すると、支柱の他端のボルトが締められる。] 図32A 図33B
[0156] 後に記述するようにライニングパネルを設置した後は、パネルも垂直方向に支柱をサポートするようになる。]
[0157] これで、支柱40は張線および支柱によって縦方向Lに抑制され、外に向かって橋脚によって幅方向Wに抑制される。このため、唯一の移動の自由は、支柱の上端の回転により、橋脚からアーチに向かって幅方向Wに内部に向かったものだけになる。この移動は、各支柱の基礎において小型の調整ボルトによって柔軟な枠要素を設置する前は抵抗される。後述するように、柔軟な枠要素を支柱に固定した後、およびそれらを取り付ける過程において、それらの負荷(設置中に適用されるフープストレス、およびライニング、照明器具などによって設置後に加えられる負荷を含む)により、支柱40の上端を、外に向かって橋脚に向かって幅方向Wに固定する。これにより、全枠組みは、アーチの石造物に取り付けることなく、常に安定されて堅牢になる。また、構成部品が適切な強さを有していれば、枠組みが負荷のために崩壊することがなくなる。]
[0158] 好ましい支柱と枠要素]
[0159] 支柱のトップハット構成は、ツールによってスライド/回転結合するためのラックを有利に提供し、フランジはパネルの取り付け個所を提供する。また、パネルの本体はフランジの後方に延在し、これにより、フランジは、完成したアーチライニングの内部表面のおよその面を規定する。また、中央のU字型の凹部は枠要素を受け、ケーブル用チャネルとして機能する。しかし、トップハット部は、より高い縦横比において座屈に弱い可能性がある。したがって、本発明の一態様の目的は、中央の凹部の側面に位置する2つの水平方向の相対するフランジを提供する支柱でありながら、簡素なトップハット部と比較して、軸方向の圧縮に対する荷重負担能力が向上した支柱を提供することにある。]
[0160] 図80から図86を参照する。好ましい支柱600(図80)は、鋼帯からロール成形されて、1組の相対する横フランジ602を有し、中央の凹部601を規定する細長い外形を形成し、細片の端部は継手603で連続的に溶接される。中央の凹部は間隔を空けて配置した2つの後部壁604および605、ならびに後部壁とフランジとの間に配置された2つの側壁606を含む。フランジのそれぞれは、それぞれの管状部607を規定し(断面の閉じた部分を意味する)、後部壁は第3の管状部608を規定する。有利なことに、側壁606のそれぞれは、2層の鋼材を含み、これらはスポット溶接することで剛性化することが可能で、柔軟な枠要素を取り付けるための取り付け穴609は両方の層を貫通している。管状のフランジ602および管状の後部壁部608は、局部座屈に抵抗し、該当部を強化して、軸方向の荷重負担能力を大幅に増加させるため、中二階を支持する際に使用するのに適している。] 図80 図86
[0161] 後部管状部は、間隔を空けて配置された開口部610によって貫通され、開口部610は第1のブラケット要素621(図81)の湾曲した端部620を受ける。スタッド624を有する協働する第2のブラケット要素622は、管状のフランジ602の整列された開口部611に挿入され、2つのブラケット要素はボルトで固定され(第1のブラケット要素621のねじ穴623に結合し、それを貫通して取り付け穴609に延在するボルト)、これにより、図82に示すようにスタッド624を支柱に固定して、スタッドは、必要に応じて控え柱60またはケーブル67の取り付けに使用される。] 図81 図82
[0162] ジョイスト(図示せず)は1組の取り付け金具630(図83)を使用して支柱に付けることが可能で、取り付け金具630のそれぞれが、垂直に配列された固定スタッド631およびねじ穴632を有し、スタッド631は、2倍の厚さの側壁606の取り付け穴609に挿入され、これにより、隣接する取り付け穴609を介して取り付け金具の対応する隣接するねじ穴632に挿入される2本のボルトだけで固定される十分なせん断接合を迅速に提供する。ジョイスト(図示せず)の垂直ウェブは2つの取り付け金具の間に受けられ、図84に示すように支柱の中央の凹部601は、ケーブル629に利用可能な状態を維持する。取り付け金具630は633でくびれており、このため、フランジ602はパネルの取り付け部を受けることが可能になり、支柱間隔における横方向の変化に適応することができる。] 図83 図84
[0163] 後部管状部608は2つの溝612を備えており、図29に示すように、第1のシールド150の取り付け部のリブ155をスナップ式に受ける(図28A)。] 図28A 図29
[0164] 図85は、対応する溝641を有する一般にトップハット構成を有する好ましい一体型の柔軟な枠要素640を示す。溝641も同様にシールド150のリブ155を受けて図30に示すようなスナップ式の関係を維持する。図86に示すように、好ましい支柱に取り付けるための穴部642は溝641を介して形成され、長方形ナット643(または頭が長方形のボルト)を受けるために切り取られ、枠要素は支柱600の内部にフランジとフランジを合わせて入れ子になる。] 図30 図85 図86
[0165] 代替の支柱と踏み板]
[0166] 図87Aを参照する。代替の支柱1000は、2つの相対する横フランジ1003が側面に位置する中央の凹部1002を有する正面1001、および正面の反対側の背部を規定する管状部1004および1016を含み、背部は側壁間に延在し、各側壁は支柱が構成される鋼帯の複数の層1011、1024、および1022を含む、各フランジは、管状部1025も含む、管状部1016および1025はそれぞれ、単一の鋼材を曲げてスポット溶接することによって形成される。] 図87A
[0167] 図87Bおよび図87Cを参照する。支柱1000は第1の構成部品1010および第2の構成部品1020を含み、いずれも平行な入れ子関係に縦方向に延在し、管状部1004が第1および第2の構成部品の間に規定される。] 図87B 図87C
[0168] 第1の構成部品1010は細片からロール成形され、厚さは1mmから4mm程度であり、曲げられて、横方向により広い(つまりフランジと平行な方向に広い)背部1012から延在する2倍の厚さで平行な対向する2つの側壁1011を規定する。各側壁の内側のばね板は壁1013を形成するように延在し、自由縁部の近くで曲げられてフランジ1014を形成し、2つの構成部品1010および1020を組み立てる前に、第1の溶接ステップで後部壁1015にスポット溶接される。したがって、管状部1016は、壁1013のそれぞれと背部1012のそれぞれの隣接する側面の端壁1017との間に形成される。]
[0169] 第2の構成部品1020も鋼帯からロール成形され、凹部1002を規定する中央のU字型の部分、および相対する横フランジ1003を含むトップハット部を規定する。中央のU字型の部分は、中央のウェブ1021および平行な対向する2つの内側の側壁1022を含み、フランジ1003のそれぞれが、それ自体の上に鋭角に折り曲げられて後部フランジ壁1023およびそれぞれの内側の側壁1022と平行な外部側壁1024を規定する。]
[0170] 当然ながら、プレスまたは他の好都合な技術をロール成形の代わりに使用してもよい。支柱の組み立ては、第2の構成部品を第1の構成部品に入れ子関係に挿入し、次に側壁をスポット溶接などによって(任意選択として、内部層のみを介して溶接されるように、外側層に形成された開口部を介して)結合することによって行う。有利なことに、組み立てられた支柱のフランジは両方とも管状部を規定し、2つの構成部品のそれぞれ(支持されていない場合は変形しやすい)を形成する鋼帯の2つの自由縁部は、隣接する壁に固定され、これにより、完成した支柱には支持されない自由縁部がなくなり、支柱のすべての部分が座屈に対して最大の耐性を有する。]
[0171] 踏み板1030は、組み立てられた支柱の下端1000’に溶接され、柱取り付けアセンブリの基本要素に支柱を取り付ける役目を果たす。詳細については下記に述べる。踏み板は、支柱の長手方向軸に直角に配置され、支柱の中央の凹部1002に通じる中央の開口部1031を形成する円孔を含む取り付け部を有する剛性かつ平らな鋼板を含む。支柱の重心C、つまり断面図で見たときの集合の中心は、図示するように、好ましくは中心穴1031内に位置し、最も好ましくは、穴部の中心と一致して、これにより、支柱は、穴部1031に受けられる中央のサポートで回動可能に平衡を保つことができる。詳細については下記に述べる。また踏み板は、中心穴1031から間隔を空けて、その近くに配置される穴部1032および1033を含む3つのより小さな開口部の配列を持ち、側壁保持スタッドを受け、また踏み板は、垂直方向に柱を据え付けて傾斜しないように抑制するために調節されるナットによってスタッドに固定される。]
[0172] 柱が汎用の柱部から構成された、つまり中央のウェブを有するような、他の実施形態では、柱の一部を切り取って中央のサポートを収容することができる。あるいは、中央のサポートは、重心から外れているが、ウェブを詰まらせることなく可能な限り重心に接近して好ましく配置されている穴部で踏み板に結合することができる。穴部の代わりに、中央のサポートに踏み板を据え付けるのに適した凹部または任意の他の構成を提供することができる。開口部は、穴部ではなくスロットなどを含むことができる。]
[0173] また、図示した踏み板は、特に鉄道のアーチ型構造での使用に適応されたものであり、支柱は、陸橋の橋脚の垂直のれんが造りに対して接近して配置されることを理解されたい。したがって、踏み板は、3つの側面の中心穴を部分的に囲むように配置された3つの穴部1032および1033だけを持ち、2つの穴部1032は、鉄道のアーチ型構造に縦方向に沿って(つまり橋脚と平行に)使用するために延在する第1の軸に沿って中心穴1031と整列し、3番目の穴部1033は、れんが造りから反対を向く支柱の正面に配置され、第1の軸に垂直なアーチを横切って横方向に延在する軸に沿って中心穴1031と整列する。より一般的な使用向けの他の実施形態においては、たとえば正方形の踏み板が提供され、この踏み板の角ごとに1つずつ4つの穴部が配置され、中央のサポートの周りの規則的な交差したパターンに配置された4つの対応する側壁保持スタッドを受け、プレートの中心の穴部に結合する。このような実施形態においては、たとえば、側壁保持スタッドを、平らな角鋼プレートを含み、中心に中央のサポートを有する基本要素のそれぞれの角に溶接することができる。同様の配置を、鉄道のアーチ型構造の床を横切って横方向に置かれる梁の各端部に採用し、つるされた一階面を支持し、各ケースにおいて基本要素を、梁の端部を含む上向きの支持表面に固定することができる。次に、梁はコンクリート床スラブに置かれ、隣接する梁に連結されて、つるされた一階面およびその支持梁は、必ずしも固定されることなく床スラブ上に置かれる。]
[0174] 図88を参照する。さらに代替の支柱1040は、第1の支柱と同様の全体的な横断面形状を持ち、2つの相対する横フランジ1043が側面に位置する中央の凹部1042を持つ正面1041を含む「トップハット」部を規定する。第2の支柱は、曲げられてスポット溶接された単一の鋼帯からロール成形され、2倍の厚さで平行な、より広い背部1045から延在する対向する2つの側壁1044を規定する。2つの管状部1046はフランジを剛性化して局部座屈に抵抗し、より高い縦横比において支柱の荷重負担能力を向上させ、単一の厚さの後部壁1047は、へこみを付けたリブ1048によって強化される。第1の支柱と同様に、複数の厚さの側壁1044は、せん断に作用するボルトの安全な固定場所を提供するために穿孔され、フランジ1043および背部1045の平らな端壁1049は、固定具を受け、フランジと結合されて支柱を上向きに進むときに、設置用具を支持するフランジのそれぞれにラックを提供するために穿孔される。既に記述した踏み板1030に類似する踏み板1030’は、柱の下端に直角に溶接される。] 図88
[0175] 調整可能な柱取り付けアセンブリ]
[0176] 各支柱は規格寸法に合わせて製造されているため、支柱をすべて同じ高さに配置して、支持用取り付け金具を各支柱の同じ位置に付けることによって、完全に水平なアーチに中二階を取り付けることが可能である。容易に識別可能な基準穴(図示せず)を、たとえば250mm程度の間隔を空けて支柱に配置して、取り付け金具を隣接する支柱の対応する取り付け穴に合わせるときに、測定の必要をなくしてもよい。]
[0177] しかし、鉄道のアーチ型構造はしばしば、表面水の排水を促進するために、側面またはアーチの中心および/または一端に向かってわずかな落差のあるコンクリート床スラブを備えている。また、平坦でない面を持つ場合もある。そのような場合には、支柱の高さを等しくするために、シンプルな各底板の下にシムまたはグラウトを挿入することは都合が悪い可能性がある。また、支柱を完全に垂直にするのが難しい可能性もある。]
[0178] したがって、本発明の他の態様の目的は、特に鉄道のアーチ型構造に中二階またはライニングを支持するためなど同一の柱の列を取り付けるときに、床スラブなどの支持表面が水平から逸脱するのを補うためにより適応された、柱の取り付け方法を提供することである。]
[0179] さらに、支柱をアーチの橋脚にできるだけ接近して、アーチの両方の側面の排水穴の上に配置することが望ましい。これは、排水穴が広い場合に問題になる可能性がある。]
[0180] したがって、本発明のさらに他の態様の目的は、特に、鉄道のアーチ型構造の橋脚と床スラブの端部との間の排水穴の上に、床スラブなどの支持表面の端部を超えて柱を支持するために適応された取り付け方法を提供することである。]
[0181] 垂直に調整可能な中央のサポートに柱を回動可能に取り付けることによって、柱を設置する前に第1段階において各柱の全高を前もって決定し、床スラブの全体的な落差などのために生じる柱の位置ごとの支持表面間の高さの差を補うことによって、柱のすべての高さを等しくし、各柱を取り付けた後には、垂直方向に柱を調節し後続の第2段階において、高さを変更することなく傾きに対して支持する。したがって、従来技術による装置を使用するよりも容易に、柱の列の高さを等しくして垂直に配置することができる。従来技術による装置では、各柱の全高は、柱を傾けている間のみ調節可能であり、これには、柱の高さと垂直性とが相互に依存した、より困難で反復的な調整手順が必要とされる。]
[0182] また、床スラブの端部を超えて柱を取り付け、水平移動および/または傾斜しないように抑制することも可能である。このとき、柱を地中に沈める必要はなく、また、床スラブに負荷の全体を移すために十分な寸法のカンチレバーの支持を提供する必要はない。これを達成するには、柱の垂直荷重の全体または一部を地面につながる要素(柱の真下の地面上に単に配置された平板またはブロックなどでもよい)に移し、基本要素を使用して非鉛直力を柱から床スラブに移す。これにより、床スラブは柱の下端部をしっかり固定して、水平移動および/または傾斜を防ぐことができる。基本要素は垂直荷重の全体を柱から床スラブに移す必要はないため、比較的低い鉛直方向分布を持つことができるので、これにより、床が本質的に妨げられることはない。]
[0183] 次に、別の実施形態について記述する。この実施形態では、本発明の最後に述べた態様の両方が、同じ構造要素によって組み合わせて提供され、鉄道のアーチ型構造の側面に沿って支柱の列を取り付ける際に使用するために特に適応された柱取り付けアセンブリを提供する。]
[0184] 柱取り付けアセンブリにより、次が可能になる。]
[0185] i)同一の支柱の列に対して基本要素を配置して、床スラブに固定する。スラブの傾きは関係なく、またグラウトまたはシムを使用する必要はない。そして次に、
ii)中央のサポートを合わせるためにレーザーレベルを使用して、中央の各サポートの高さを調節して床スラブの全体的な落差を補正する。そして次に、これにより、水平面に一致させて支柱を取り付けたときにすべての支柱の高さを等しくする。そして次に、
iii)各支柱をそれぞれの中央のサポートに取り付ける。このとき、垂直荷重は床スラブまたは(支柱が広い排水穴上に配置されている場所では)全体的または部分的に排水穴の充填剤に移す。そして次に、
iv)支柱の方向(つまり垂直性)を調節して垂直に支持する。このとき、床スラブを使用して傾斜しないように抑制する。全高を変える必要はない。]
[0186] 他の実施形態においては、本発明の最後に述べた2つの態様を組み合わせる必要はないことが理解されよう。]
[0187] 図89Aおよび図89Bを参照する。柱取り付けアセンブリは、基本要素1050および上部要素を含み、上部要素は、上述したように、支柱1000(または1040)の下端部1000’に付けられている踏み板1030(または1030’)、および後述する地面につながる要素を含む。] 図89A 図89B
[0188] 基本要素1050は、底板から上に向かって延在する複数のリブ1052、突起1053、1054、1055、1056を有する平らな底板1051を規定する単一の鋳鉄構成部品である。リブは基本要素を強化してカンチレバーとして機能することで、(全体的または部分的に)柱に対する垂直荷重および突出部1057に課された非垂直(水平および回転など)の力をその固定部1058に移し、これにより、付けられている床スラブに移す。基本要素の長さL1および幅W1は、高さH1(たとえば数センチメートル程度)より数倍大きいため、比較的低い鉛直方向分布を持ち、リブ1052は、図示するように、その固定部1058に向かって次第に細くなるため、妨害を形成することなく床面に固定できることをお分かりいただけるであろう。底板1051は固定部1058の領域において穿孔されて、複数の小さな固定穴1059および大きな固定穴1060を規定する。]
[0189] 突起のそれぞれは、底板を介して延在するねじ穴を規定する。最大の突起1053は突出部の先端に位置し、直径が中程度の2つの突起1054は、両側に間隔を空けて配置される。直径が中程度の第3の突起1055は、最大の突起から離して配置され、基本要素の長手方向軸に沿って整列され、3つの突起1053および1054は、長手方向軸の横方向に整列されて、突起1053、1054、および1055は、踏み板1030の穴部1031、1032、および1033とそれぞれ整列される。したがって、直径が中程度の突起1054および1055は、最大かつ中央の突起1053の周りに間隔を空けて配置され、つまり、3個所において取り囲むことになる。4つの小型突起1056は固定部と突出部との間に配置される。]
[0190] 図90Aおよび図90Bを参照する。鉄道のアーチ型構造内の小さな領域を描く。ここでは、床(コンクリート床スラブ7の上向きの支持表面7’)の端部7’’は、比較的幅が広い排水穴10’’によって(アーチの片側面を規定する)橋脚3の垂直面4から分離される。排水穴内のグラウンド16の上部層は目の粗い粉砕した骨材または鉄道線路の砂利など、角ばった充填剤を含み、地面16’は支持表面7’に隣接している。本用途においては、角ばった充填剤の方が一般に使用される丸い小石より好ましい。その理由は、同等の浸透性を持っていながら高い安定性を持っており、ともに結合して、下にあるグラウンド16’’の下部層に圧縮荷重を移す傾向があるためである。] 図90A 図90B
[0191] 地面につながる要素1070は、プレキャストされた平坦なコンクリートスラブを含み、鋼鈑1071がその上部表面に配置されて負荷伝達要素から点荷重を分散する。スラブ1070は、排水穴のグラウンド16の上または中に配置され、小量の充填剤が必要に応じて取り除かれて、これにより、図示するようにスラブは床面高さの少し下に位置する。スラブ1070の長さL2(最大水平寸法)だけでなく、その幅W2は、どちらもその最大上下寸法(つまり高さH2)より数倍大きいことをお分かりいただけるであろう。したがって、スラブは地面に水平に置くだけで容易に取り付けることが可能であり、つまり、非鉛直力(回転または並進運動)には抵抗できないが、垂直荷重を下の充填剤に移すことにより垂直荷重を支持することができる。]
[0192] 次に、基本要素1050の固定部1058は、通常の調整ボルト1061または他の都合のよい固定システムを使用して、床スラブの面7’に単に(傾きに関係なく)直接ボルトで固定される。これにより、その突出部1057は、支持表面7’の端部7’’を超えて地面16’、および図示する地面につながる要素1070上に直接延在する。基本要素の設置を簡単に行えるのは、グラウトまたはシムが必要ないからだけではなく、特大の固定穴1060によって、床スラブに最初の穴をあける際の誤差に大きな余裕を提供し、第1のボルト1061は中心から外れた固定穴を持つ特大のワッシャ1062を用いて取り付けられるためである。第1のボルトを取り付けたら、基本要素1050は正しい位置に調節され、次に、ワッシャ1062により適所に固定されるようにボルトが締められる。次に、より小さな固定穴1059を使用してドリルの刃先をより正確に案内し、残りのボルト1061を配置することができる。]
[0193] 図91Aおよび図91Bを参照する。排水穴の幅およびスラブ1070の幅W2に基づいて、スラブは小型突起1056の1組または両方の組の下に延在してもよく、その場合には小さな支持ねじ1063は、スラブの端部に最も近くある組に挿入される。次に、ねじは、スラブに接するまで基本要素を通して下方へ進められ、支持表面7’に最も近い側でスラブを支持し、負荷伝達要素によって適用される負荷のために傾くのを防ぐ。] 図91A 図91B
[0194] 次に、その上端に駆動部1067を持つ中心ねじ1064は、中央の突起1053のねじ穴に挿入され、その下端がプレート1071に対して接するまで下方に進められる(この明細書においては、「ねじ」は、ねじ山を持つ任意の要素を意味する)。次に、レンチが駆動部に結合されて、ねじにトルクが与えられる。これにより、その下部は、突出部と地面につながる要素との間に延在する負荷伝達要素1064’を形成し、圧縮されて、地面につながる要素を突出部から遠ざかるように下方に促すように機能する。基本要素1050はカンチレバーとして機能して、床スラブ7の質量に対して作用力を(ボルト1061を介して)反応させる。トルクレンチ(つまり適用されるトルクを測定する設備を有するレンチ)を使用するによって、既知の保証荷重を、このように地面につながる要素に適用することができ、適用されるトルクは(支柱の設計された負荷の既知の割合として選択される)地面につながる要素に適用される下向きの力に対応し、したがって、充填剤および下の地面の荷重負担能力を示す。次に、中心ねじ1064は地面につながる要素1070に接触するまで引き下げることができる。あるいは、完全にまたは部分的にトルクを与えた状態を維持することができる。その場合には、基本要素上の上向きの負荷はやがて、支柱から適用された荷重により充填剤が圧密されて解放または逆転することができる。]
[0195] 前部突起1055に挿入される前部ねじ1066を使って、次に、2つの側面のねじ1065が突起1054に挿入され、中心ねじと同様の方法で、3つのねじはすべて、プレート1071に結合するまで下方に進む。このように、各ねじ1064、1065、1066の下部1064’、1065’、1066’は、支柱上の垂直荷重を(一部またはすべて)突出部から地面につながる要素に移す役目を果たす、軸方向に調整可能な負荷伝達要素を形成する。垂直荷重が地面につながる要素1070に完全には移されない程度まで、基本要素1050はカンチレバーとして機能して、固定部1058を抑制するために張力に作用するボルト1061を使って、負荷の残りを床スラブ7に移す。必要に応じて、中心ねじだけを地面につながる要素に結合してもよく、あるいは、側面のねじおよび/または前部ねじを、中心ねじの代わりに負荷伝達要素として使用してもよい。しかし、中心ねじを使用してイニシャルトルクを適用し、その後、適用した荷重を分散するのに十分な軽いトルクを使って、残りのねじをスラブに結合するのが便利である。]
[0196] 設置後は、各ねじ1064、1065、1066の上方部1064’’、1065’’、1066’’は、突出部1057から上向きに突き出るねじ付き溶接スタッドを形成し、ねじ付き溶接スタッドは、踏み板1030および支柱の下端部1000’を突出部に取り付けるために取り付け構造を提供し、支柱を基本要素および支持表面7’に固定した関係で接続する。中心ねじの上方部1064’’は、中央のサポート1064’’、使用時に支柱の下に配置される1068の固定部を形成し、好ましくは少なくとも部分的に支柱の占有面積内(つまり支柱の突出した断面内、すなわち中央の凹部の突出した領域内など、突出した断面の最外点を結合する線内)、および最も好ましくは、その重心と軸整列する。これに対して、3つのねじ1065および1066の上方部1065’’および1066’’は、それぞれの軸方向に調整可能な側壁保持の固定部を形成する。これらは、図93に示すように一般に支柱の占有面積の外部に、中央のサポートから間隔を空けて周囲に配置される。] 図93
[0197] 各ねじ1064、1065、1066の駆動部分1067は、ねじのねじ底の周囲内に含まれ、これにより、上述したように基本要素に固定して取り付けた後は、六角ナットまたは他の共働するメスのねじ山を持つ要素をねじの上端に通すことができる。]
[0198] 上述したように、すべての取り付けアセンブリが、鉄道のアーチ型構造の各側面を下って整列して取り付けられたら、中央のサポート1064’’、および各取り付けアセンブリの1068は、後述のように垂直に調節され、これにより、それぞれの支柱の全体的な上下高が調節され、取り付け後には支柱のすべての高さが等しくなる。]
[0199] 図92Aおよび図92Bを参照する。部分的に球状で上向きの取り付け面1068’を規定する、大きくメスのねじ山を持つ中央のナット1068は、各取り付けアセンブリの中心ねじの上方部1064’’で最初に受けられる。レーザーレベル(図示せず)が、鉄道のアーチ型構造の一端にセットアップされ、アーチの長手方向軸と平行な水平のレーザービームを放射するように調節され、整列された中央のサポートのそれぞれの真上を通過するようにする(あるいは、回転式のレベルを床の中央にセットアップして床全体上に基準面を突出させることもできる)。] 図92A 図92B
[0200] 短い円筒状チューブ(図示せず)は、中心ねじの上方部1064’’とほぼ等しい長さ、たとえば、100mmまたは150mm、およびその外径よりわずかに大きな内径を有する。この短い円筒状チューブは、取り付けアセンブリの第1の中心ねじの上方部1064’’上に配置され、これにより、中央のナット1068の取り付け面1068’上に位置することになる。次に、中央のナットは上下に調節される。つまり、チューブの上端がレーザービームと一致するように、上向きの取り付け面を、基本要素から可変距離に配置する。次に、中央のナットの下の半割りナット(図示せず)を使用して、その位置に中央のナットを固定すると便利である。次に、チューブは次の取り付けアセンブリで取り外して交換され、中央のナットがすべて同じ水平レベルに整列するまで、(レーザーレベルを妨げることなく)手続きが繰り返される。次に、梁はアーチの反対側の対応する取り付けアセンブリにレベルを移すために再度整列されて、アーチの両側の中央のナットがすべて共通する水平面に整列するまで手続きが繰り返される。すべての支柱が同一であり、全く同じ位置に固定穴を持つ限り、この迅速でシンプルな手続きにより、取り付け後には、支柱がすべて全く同じ上下高に位置することが保証される。これにより、支柱の所定位置に粱を固定するだけで、それ以上の測定または調節を行うことなく、完全に同じ高さの中二階を取り付けることが可能になる。]
[0201] 中央のナット1068が中心ねじの正しい位置にあることで、下部ナット1069は3つのより小さなねじ1065および1066に通され、図92Bで最もよく見られるように中央のナットの高さより下に位置する。これで、取り付けアセンブリは、支柱1000または1040を受ける準備ができる。] 図92B
[0202] 図93を参照する。支柱の踏み板1030は、中央のサポートに回動可能に取り付けられて、これにより、中心ねじの上方部1064’’は中心穴1031に受けられ、支柱の中央の凹部に延在する。このとき、中心穴の傾斜した下端部は、上向きの取り付け面1068’上で回動可能に支持され、スタッド1065’’および1066’’は、穴部1032および1033でそれぞれ受けられる。踏み板は、このように中央のナット上に平衡を保ち、これにより、支柱全体の重量は、大きな中心ねじ1064によって本質的に支持されて、支柱は、垂直位置に関して角度調整の範囲内で容易に傾斜することができる。] 図93
[0203] 次に、上部ナット1069’は、3つのより小さなスタッド1065’’および1066’’のそれぞれの上端に通される。垂直のバイアル、下げ振りなどを有する水準器を使用して、さらに基準面として橋脚3のれんが造りの垂直面4を使用して、支柱は次に垂直位置に調節され、上部ナット1069’は、踏み板1030の上部表面に結合するまでねじ込まれる。側壁保持が3つしかないため、前部スタッド1066’’の下部ナット1069も、ねじで留めされて、踏み板の下部表面を結合する。3つの上部ナット1069’すべて、および下部ナット1069が前部スタッド上に位置している場合、踏み板は、このように水平面に留められて、柱を垂直方向に支持して傾斜するのを抑制し、非鉛直力(柱の水平移動または柱の回転が基礎に関して傾斜する傾向など)が基本要素によって支持表面7’に移され、床スラブ7の質量に対して反応される。]
[0204] この手続き全体にわたって、踏み板は取り付け面1068’に据え付けられているので、柱の全体的な上下高は本質的に一定に維持される。好都合に、2つの対応する横方向の側壁保持を調節することによって、柱はアーチの縦方向(横方向)に傾斜され(各側壁保持はスタッド1065’’および対応する1組のナット1069および1069’を含む)、次に別のステップで、前部の側壁保持(スタッド1066’’およびナット1069、1069’を含む)を調節することによって、面4と平行になるように前から後ろに傾斜される。このように、正確な垂直方向が達成されるまで、一方の上部ナットを緩め他方のナットを締めることによって柱を傾斜することができる。]
[0205] 次に、残りの下部ナット1069は、踏み板1030の下部表面を結合するように上げられ、向かい合った上部ナットと下部ナットとの間の踏み板に各側壁保持を固定する。4つ以上の側壁保持を有する他の実施形態では、対応する1組の上部ナットを、柱の一方に1つずつ使用することによって、柱を両方の直交平面で調節することができる。これにより、下部ナットは上部ナットを位置に固定するためだけに必要になる。ワッシャは、踏み板と中央のナットとの間、および/または上部ナットと下部ナットとの間に提供することができる。これは、円錐の端面または丸い端面、および/またはナイロンまたは他の固定する挿入物または形成物も含むことができ、追加のロックナットを提供することもできる。]
[0206] 柱は、支持表面7’の端部7”を超えて地面16’上に支持され、その負荷の大部分は、中央のサポート1064’’、および上部要素1030と基本要素の突出部1057との間に延在する1068によって支えられる。]
[0207] 衝撃荷重を受けても破損しないように、基本要素は、回転楕円面状のねずみ鋳鉄など、柔軟性または耐衝撃性のある鋳鉄から作ることが好ましい。他の実施形態では、鋼材から鍛造、プレス加工、または製作することが可能で、さらに、適切な高強度を持つプラスチック材料から成型することも可能であり、これはねじ山を持つことができる、床スラブに移される負荷の割合が変動する場合でも、柱によって課される負荷を受けて大幅に変形するのを避けるのに十分に堅くすることが好ましい。必要な場合は、基本要素の固定部1058は、支持表面に接触するために滑らかに次第に細くなる端部を持つ、プレス加工した鋼材または成型プラスチックカバー(図示せず)によって設置した後に隠してもよく、あるいは薄くそいだ端部を有するモルタルの層によって隠してもよい。または、床敷物に隠して車輪交通が妨害されることなく上を通過できるようにしてもよい。リブを有する平らな底板ではなく、基本要素は、薄くそいだ端部および固定具を受けるための凹部を有する厚い固体板を含むことが可能で、これにより本質的に完全な上部表面を提供できる。]
[0208] また、接近して間隔を空けたリブの網を基本要素の下部表面上に配置することも可能であり、その上部表面は、支持表面に接触するために次第に細くなる端部を有する平板を含み、くぼみのある固定場所を持つ。これにより、設置後に傾斜した面を提供し、その上を車両または歩行者が容易に通ることができる。この場合、ねじ山を持つ突起と固定部の固定穴との間に延在する鋼材の挿入物を有するプラスチック材料から基本要素を成型し、必要な強度と剛性を提供し、鋼材の挿入物はねじ部を規定して、プラスチック成型は滑らかで傾斜した上部表面を規定するのが好ましい。次に、固定場所は、平坦な取り付け具、ボルトの頭を隠すプレスインキャップで仕上げることができる。]
[0209] 必須の鋼鈑1071を有するコンクリートスラブ1070の代わりに、普通コンクリートの建築用ブロック、ヘビースチールのチャネルまたはアングル材、適切な永続性の材木、または他の都合のよい物を、地面につながる要素として使用することができる。使用する材料は剛性を有し、図示するような鉄道のアーチ型構造に取り付けられたときに排水穴の湿った条件下で腐食に対する抵抗を有することが好ましい。]
[0210] 支柱が鉄道のアーチ型構造の先端の排水穴の端部に取り付けられる場合、基本要素の下にコンクリートブロックなどを置くのに十分な余地がないために、両側に等しく突出することがあり、このために建築用ブロックなど短い地面につながる要素は、負荷が不均一場合に傾くことがある。このような状況では、地面につながる要素を2つの隣接する支柱の基礎間に延在するように配置して、それぞれの負荷伝達要素が各端部に圧力を適用するようにしてもよい。家の幅広窓の上のれんが造りを支持するのに使用するような、一般的なコンクリート製のまぐさ(厚さ50mmまたは80mmなど)を、この目的に使用してもよい。まぐさは通常の方向とは上下逆さまに配置して、引張鉄筋ワイヤーをその上部表面に近接させるのが好ましい。]
[0211] 図94Aおよび図94Bを参照する。プレッシャープレート1072は鋳鉄または他の適切な材料から作られ、上向きに延在するリブ1074の網を有する平台1073を持つ。プレッシャープレートは、地面につながる要素として使用される一般のコンクリートブロックまたはスラブ上に配置することができ、これにより負荷伝達要素1064’、1065’、1066’からの点荷重を分散する。これらは上向きにリブ間に規定されたセルでそれぞれ結合されるため、プレート1072が傾斜して負荷のために制御できなくなることがない。] 図94A 図94B
[0212] 要約すると、好ましい実施形態では、本発明の最後に述べた態様は、コンクリートスラブ(7)の上向きの支持表面(7’)への取り付けのために適応された基本要素(1050)を含み、柱(1000)を支持するための取り付け構造を持つ柱取り付けアセンブリを提供する。基本要素は、支持表面の端部を突き出るカンチレバーを形成することができ、垂直荷重の一部は、柱から取り付け構造の下の地面(16’)に配置された平板(1070)に移される。取り付け構造は、上部では柱が回動可能に平衡を保ち、柱の全高を調節するために垂直に調整可能な中央のサポート(1064’’、1068)を含むことができ、複数の独立して調整可能な側壁保持(1065’’、1069、1069’、1066’’、1069、1069’)が、柱を垂直方向に支持するために周りに配置される。取り付け構造は、突き出し部(1057)を通して下方に進められる1組のねじ棒(1064、1065、1066)を含み、垂直荷重を柱からプレートに移すことが便利である。アセンブリは、鉄道のアーチ型構造の排水穴(10’’)の上に柱を支持するのに使用することができる。]
[0213] 図示した実施形態では、各負荷伝達要素は、突出部と地面につながる要素との間に圧縮状態で配置された単一の剛体要素である。他の実施形態では、この負荷伝達要素または各負荷伝達要素は、レバー、関節接合された機構など、1つまたは複数の部分を含むことができ、これらは圧縮状態で機能する必要はない。]
[0214] 柱を取り付けた後に、負荷を与えられた状態で負荷伝達要素を調節して、たとえば地面のわずかな移動を補正することが可能である。この負荷伝達要素または各負荷伝達要素は、柱負荷を地面に弾力的に移す、弾力のある要素を含むことも、連携することもできる。一実施形態では、負荷伝達要素は、突出部と地面につながる要素との間に延在するねじであるが、それらの間にある距離の一部に対してのみであるため、両方の部分を直接結合しない。弾力のある圧縮要素(鋼材板ばね、コイルばね、またはエラストマー材料のブロックなど)が、ねじの下端と地面につながる要素との間に配置され、ねじを下方へ進めることにより負荷がかけられて、これにより設置後には、弾力のある要素は、充填剤の徐々の圧密、または地面につながる要素の下の地面の沈下を補正するために拡大する。あるいは、地面につながる要素自体が、板ばねなどを含むことができる。弾力のある要素を組み込むことで、基本要素と地面につながる要素との間の相対的運動を補正して、基本要素に対する負荷をほぼ一定に保ち、小さな地盤移動から柱を有効に分離することができる。]
[0215] さらに他の実施形態では、柱は従来の取り付け構造(ボルトなど)によって突出部に取り付けることが可能で、その負荷の一部は、取り付け構造の一部を形成する必要のない負荷伝達要素によって、地面につながる要素に移すことができる。また、基本要素にヒンジなどを付けて、たとえば(並進運動において柱の基礎が固定されるように)水平力を床スラブに移し、(柱が自由に傾斜するように)回転力を反応させないようにして、柱は、個別の水平材、梁、またはテンションワイヤーなどによって強化される。さらに他の実施形態では、負荷伝達要素を提供する代わりに、取り付け構造は、たとえば基本要素に溶接された突出部として配置されるカラーを含み、柱は、スライドするようにカラーで受けられ、これにより柱の下端が地面につながる要素に直接置かれる。あるいは、たとえば柱を地面につながる要素に取り付けて、基本要素を結合する取り付け金具を提供し、非鉛直力を基本要素を介して床スラブに対して反応させることができる。]
[0216] 図示するように支柱に溶接する代わりに、上部要素は、中央のサポートに回動可能に取り付けるために適応されたプレートまたは他の本体部を含むことができ、支柱の下端部をボルトで固定できる取り付け金具を有することができる。必要に応じて、側壁保持は、上部要素から別部品を結合するために、または支柱を直接結合するために適応させることができる。当然、本明細書に開示した様々な支柱のいずれを取り付けアセンブリと共に使用してもよい。]
[0217] 第1の実施形態の取り付けアセンブリを狭い排水穴を有する鉄道のアーチ型構造に取り付ける場合、基本要素1050を純粋なカンチレバーとして使用して、垂直荷重の全体を支柱から床スラブに移し、これにより地面につながる要素を必要なくすることができる。あるいは、排水穴が不在でもよい。その場合には、突出部の平らな底板1051は床スラブに直接置かれ、垂直荷重を上部表面7’に垂直に下方に移す。]
[0218] さらに他の実施形態では、基本要素は、突出部を有するカンチレバーを含む必要はなく、中央のサポートおよび側壁保持が付けられる平鋼ベースプレートでもよく、柱はベースプレート上に配置され、ベースプレートは上向きの支持表面上に直接固定される。支持表面は、地面に隣接する必要はなく、たとえば床スラブの上部表面(地表面、それより下、またはそれより上)、コンクリートパイル、橋、梁、バルコニー、プラットフォーム、胸壁、または他の安定したサポートまたは基礎を含む。スタッドまたはねじが貫通するように、メスのねじ山を持つ構成部品をスタッドまたはねじに取り付ける代わりに、中央のサポートは、あるいは、ベースプレートの対応するメスまたはオスのねじ部に調節可能に取り付けたオスまたはメスのねじ山を持つ構成部品を含むことが可能で、構成部品の上部の軸方向端部面は、上部要素の下部表面のくぼみなど、対応する構造で受けられる丸、円錐、または類似した取り付け面を形成することができる。これが特に好ましいのは、中央のサポートが、基本要素から下方へ突き出るように意図されていない場合、および/または柱の重心が(汎用の柱部などに)中央のウェブを含み、柱のウェブを切り取ることなく中央のサポートを重心に配置することが望ましい場合である。そのような実施形態においては、中央のサポートは上部要素を貫通しないため、穴部は必要ない。]
[0219] 新奇な取り付けアセンブリは、たとえば約25メートルトン未満程度の負荷を支持するなど、軽いまたは適度な負荷を与えられた柱での使用に特に適している。しかし、当然ながら、はるかに高い負荷用に設計された、より重い柱でも使用できる。鉄道のアーチ型構造にライニングまたは中二階を取り付ける用途以外には、本発明は、たとえば、鉄骨骨組式建築物および仮建築の建設において、および等しい高さに柱の列を取り付けることが望まれる他の状況、または上向きの支持表面に隣接して柱の脚部を配置することが望まれる他の状況において使用できる。また、マスト、レール、防護壁、灯柱などの設置でも使用できる。ここで解釈する「柱」という用語は、これらの一般に垂直に支持し、他の構造を支える要素を含む。対応する請求項の範囲に含まれる他の適応は、当業者には明白であろう。]
[0220] 柔軟な枠要素]
[0221] 各柔軟な枠要素は、Iビーム、トップハット部、正方形、または長方形の空洞部など(つまり一定の横断面を有する細長い要素)、連続的な柔軟金属またはプラスチックの部分または外形を含むことができる。これは、軸の圧縮に対して十分な抵抗を有するため、負荷のために軸方向に崩壊することなく、下面の湾曲に順応するために屈曲することができる。あるいは、柔軟な枠要素は、ヒンジ部によって直列に結合された複数の剛性な非圧縮可能部を含むことができる。枠要素の内側、つまりアーチの内部空間に向かって面する側面において優角が形成されるのを防ぐために各ヒンジ部を配置できるため、後者の配置の方が好ましい(結合されていない連続的で柔軟なプラスチックなどの外形を使用する場合は、最小半径で下面の湾曲に順応するために外に向かって曲がるのに十分な柔軟性を持つ必要がある。はるかに大きな半径を有する他のアーチにおいて同じ外形を使用する場合、その柔軟性のために局部座屈の危険が生じる可能性があり、その後に、路頂で垂直に下方に向かうなど、アーチライニングが破滅的に内部に向かって崩壊する可能性がある。ヒンジ付きの枠要素(つまりヒンジ部によって結合された剛性部位を含む)は、ヒンジは優角が形成されるのを本質的に防ぐように配置されている限り、両方のアーチにおいて使用可能である)。]
[0222] 剛性部とヒンジ部は、単一の材料の一体部品を含むことができ、その場合には、枠要素は、(便利なことにレーザー切断によって軟鋼で)比較的低価格で製造することが可能で、一度だけの設置にも、または手入れすることにより複数回再利用するのにも適している。あるいは、完全に再利用可能な要素を、個々の結合された部分から組み立てることもできる。長いフレーム要素を切断して短い要素を作っても、短い要素を結合して長い要素を作ってもよい。]
[0223] 図14Bから図17を参照する。第1の柔軟な枠要素70は単一のロール成形された軟鋼の「トップハット」部を含み、1組の相対する横フランジ71を有する中央のU字型の凹部を有し、ここで、中央のU字型の部分は、レーザー光線切断機によって分割されてフランジ71によって端と端を付けて結合された柔軟な一連の剛性部72を規定し、これはそのままの状態で残されるため、各切断に隣接して人工的に変形可能なヒンジ部73を形成する(各剛性部は、軸の圧縮下で座屈に抵抗するという意味で「剛性」であるが、必要に応じて、より密接に下面の湾曲に順応するために少しの変形の余地があってもよい。また、各剛性部は、図示するように直線でなく、わずかに曲線を描いていてもよい)。] 図14B 図17
[0224] レーザー光線切断機は、最小の厚さを持つ切線を作るため、各組の剛性部の端部を規定する隣接した切断面74は、本質的に隣接した状態を維持し、各ヒンジ部73における軸運動の範囲を制限しており、枠要素の内側、つまり下面から反対を向く側面のそれぞれの隣接する剛性部間に約180°の最大角θを規定する。これは、枠要素の内側に優角が形成されるのを本質的に防ぎ、これによって枠要素のアーチ形の構成は、下面から内向きおよび下向きの局部的な座屈によって機能しなくならないことが保証される。180°の最大角θにより、2つの枠要素70は、工場から発送するためにフランジ同士を合わせて結合したときに剛性な直線的な構成を形成できる。このため、設置前の扱いが簡単になる。さらに、隣接する剛性部位72を、設置位置のスプリングライン下の各支柱に沿って、垂直に整列することが可能になる。]
[0225] 当然、レーザー切断ではなく、従来の切断方法または絞り加工/圧縮成形によって枠要素を製造することができる。切断面74をより近接させるために、中央のU字型の部分を含む後部壁75または側壁76の一部をプレス加工または引き伸ばし加工して、切断する前に各切線にわずかな隆起を形成し、次に、再びプレス加工したり、または切断面の局所部分を切断後に合わせてプレス加工してもよい。また、隣接した剛性部の局部的な領域を合わせてプレス加工して、180°未満の最大角θを規定することも可能である。]
[0226] 組み立て時に、枠要素の中央のU字型の凹部は、第1の支柱40の中央のU字型の凹部にスライドするように受けられるように適応されて、枠要素70が設置位置に到着すると、枠要素の少なくとも一部、好ましくは大部分、または全体について、後部壁75が(各ヒンジ部に隣接する)下面に対して押しつけるように結合されて、図14Cに示すように、第1の支柱40の上部に直接ボルトで固定することが可能で、フランジ71は、支柱のフランジ41に対して位置する。] 図14C
[0227] 隣接する剛性部72の各組は、設置時にそれぞれのヒンジ部73に関して、切断面74の隣接によって外方向に制限されていることが好ましい運動範囲を通じて回動可能であり、詳細は下記に述べるように、両方が塑性変形要素によって内方向に抑制され制限されていることが好ましい。これによって、枠要素の内側において、それらの間に鈍角θを規定する、この永久的な柔軟性のおかげで、枠要素70は、下面5の下の設置位置に上げることが可能になり、このため下面に接触すると、上向きおよび内向きの湾曲に順応するように下面に対して促されて、自己支持形アーチ構成を規定する、これにより、枠要素の負荷はそれぞれ第1および第2の端部77に移されて、次に、アーチの両側において地面から上向きに延在する、それぞれの支柱40によって支持される。設置位置に達した後は、枠要素70は、それぞれの端部77以外には、どの部分でも支持する必要がない。しかし、隣接するフレーム要素の間に控え柱および/またはパネルを取り付けることによって、アーチの縦方向に剛性を増して安定させることができる。詳細については下記に述べる。]
[0228] 剛性部72は互いに独立してため、各ヒンジ部73において異なる角度を採用することが可能で、その形状に関係なく、枠要素70は下面の湾曲に順応することでき、また支柱から離れるスプリングラインにおいて、より鋭い鋭角を採用できる。]
[0229] 第1の実施形態による各柔軟な枠要素70は、圧縮的なフープストレスおよび下面との摩擦接触によって安定させられ剛性を増しているため、剛性部72のそれぞれを、固定した角度または隣に対して回転する関係に固定するための手段を提供することは不必要であり不適当である。この永久的な柔軟性により枠要素が簡素化され、取り外しと再利用が簡単になるだけでなく、取り付け時には下面の湾曲に順応させることができる。第1の実施形態の枠要素は、既存のアーチ形の下面に接する用途にのみ適しており、既存のアーチまたはトンネルから独立した、自立型の構造に必要な剛性は提供しない。]
[0230] 「継手の固定」という見出しの下に記述する他の実施形態では、次の手段を提供する。すなわち、枠要素が、上記のように下面の湾曲に柔軟に順応するように下面に対して押しつけるように促された後、ヒンジ部を固定することができ、その後、枠要素は、アーチ形の構成を維持しながら、下面から機械的に切り離すようにわずかに下げることができる。]
[0231] フランジ71は、設置位置において下面から反対を向く第1の枠要素70の内側を形成し、各フランジは、2列のパネル固定穴78を含むパネル取り付け構造(パネル取り付け手段)を備え、これらはタッピンねじを受けるために適応され、図示するように対角線のペアで配置され、第1の支柱に関して上記したように、ヴェルニエの原理に従ってパネルフランジの対応する固定穴と協働する。]
[0232] 各剛性部は、2列の支柱固定穴79を側壁76のそれぞれに含むサポート取り付け手段(支柱取り付け構造)を備え、これらは上記のようなヴェルニエの原理に従った調整可能な取り付け構造を形成する第1の支柱の対応する前部固定穴48および49と協働するように適応される。これにより、設置中に第1および第2の端部77は支柱に関して非常に小さな増分でスライドするように調節することが可能になり、これにより部壁75が下面に押しつけられるように隣接し、次に、設置位置において枠要素70を支持するように支柱40に付けられる。]
[0233] 支柱固定穴79は、端部77だけではなく、各剛性部に提供されるため、枠要素70はアングルグラインダーなどで切断することで分割して2つの短い枠要素を形成し、その後、各枠要素の切離端を支持手段に付けることができる。]
[0234] 切断(および下記のように短い要素の結合)は、剛性部の中心で行い、信頼性のために、ヒンジ部は利用者ではなく常に工場で形成するのが好ましい。しるし80は、正確な切線を示すために各剛性部72の後部壁75の外面に提供される。]
[0235] 各剛性部72の後部壁75は、枠要素を設置用具に解放可能に付けるための手段が提供され、相対する2組のキーホールスロット81および81’を含む。剛性部が利用者によって切断されると、1組のスロット81または81’はそれぞれの切断された半分に残されて、ツールへの取り付けのための枠要素の端部77を形成する。図16Aの例では、枠要素の端部77は切線の1つに対応する位置で終端し、長さが他の半分の末端の剛性部72’を提供し、設置時にツールに付けられる、各枠要素は、このような長さが半分の末端の剛性部72’を各端部に持つた状態で工場から提供されるため、枠要素は、長さを切断することも、または提供された状態で使用することもできる。] 図16A
[0236] 枠要素は、下面の湾曲からはがれる直線部を回避するために、下面に結合するときに、それぞれの各ヒンジ部73が曲げられることが重要である。]
[0237] これを達成する方法の1つは、隣接する剛性部の各組を直線構造から遠ざかるように弾力的に付勢すること、つまり内部に曲がった構造になるように付勢することである。しかし、取り扱いおよび輸送を容易にするために、各枠要素は、静止位置において直線構造になるように付勢(または提供)することが望ましい。]
[0238] これらの両方の目的を達成するために、各ヒンジ部は、アーチの内部に向かって第1の小さな屈曲を容易に可能にするが、本質的により大きなトルクが継手に適用されるまで、それ以上は曲がらない手段を備えていることが好ましい。つまり、(設置用具への取り付け時など)枠要素が取り付け後の構造になるように次第に曲げられると、各ヒンジ部は屈曲の第1の限界に到着するため、両側の剛性部にトルクが移され始め、これによりヒンジ部はすべて第1の小さな限界まで曲げられ、その後、ヒンジ部をさらに曲げるのに必要な限界まで、適用されたトルクが増大する。このように、すべてのヒンジ部は下面に接触するときに最初に曲がった構造で配置されるため、すべての剛性部の端部が下面に隣接するのに必要な限界に、より容易に曲げられる。]
[0239] 当然、設置後にすべての剛性部が下面に接することは不可欠ではない。その理由は、枠組みにかかる負荷により、各枠要素は外側端部において次第に下面に接触し、それによって設置後にわずかな沈降または運動に適応するために、路頂でわずかに平らになる場合でも安定するためである。]
[0240] 図19Aから図19Dを参照する。各ヒンジ部の中央のU字型の部分を完全に切り離すのではなく、切断は、設置位置において第1の枠要素70の外側を形成する後部壁75に塑性変形要素87を規定するために中断され、各端部でそれぞれの剛性部72に対して付けられ、それぞれのヒンジ部73と隣接して間隔を空けられることが好ましい。] 図19A 図19D
[0241] (疑問を避けるために、この明細書では、「塑性変形要素」という用語は「人工的に変形可能な要素」を意味し、「プラスチック材料から作られた変形要素」を意味するものではないことを記述する。これに対して、「プラスチック」または「プラスチック材料」という用語は高分子材料を指す。塑性変形要素は、軟鋼などの枠要素から一体化して作られるのが好ましい。)]
[0242] 第1の枠要素70において、塑性変形要素87は、一般に「エキスパンドメタル」または「エキスパメット(expamet)」として知られているダイヤモンド形のスチールメッシュを形成するときに使用されるパターンに類似する切断パターン(レーザー光線切断機で作ると便利)を含む。]
[0243] 各塑性変形要素は、それぞれの隣接する剛性部間の鈍角θが小さくなるに従って、設置時に伸長することによって次第に人工的に変形される。塑性変形要素の中心にある切線は、端部の切線より互いに接近しており、それぞれのヒンジ部に比較的小さなトルクを適用することによって、図19Aから図19Bに示すように、第1の小さな限界まで変形される、より弱い初期変形部位88を規定する。塑性変形要素の残りは、比較的より大きなトルクを適用することによってのみ、図19Cから図19Dに示すように、第2の比較的大きな限界まで変形される。] 図19A 図19B 図19C 図19D
[0244] 最大限に変形した状態(おそらく図19Cおよび図19Dに示す位置をわずかに超えた状態)では、塑性変形要素87は、それ以上の屈曲を防ぎ、最小制限角度θを規定する。変形後には、塑性変形要素87は、逆方向への屈曲に対してある程度の抵抗を提供するため、柔軟な枠要素をアーチ形構造に保持する傾向があり、このためにヒンジを疲労させることなく取り外し、再度取り付けることが簡単になる。] 図19C 図19D
[0245] 図18および図20Aから図20Dを参照する。第2の単一の柔軟な枠要素90は、単一の軟鋼の「トップハット」部から第1の枠要素70と同様に形成される。各フランジ91は、2列のパネル固定穴98を持ち、(第1の要素70とは違い)各剛性部92の長さの係数である距離d7だけ間隔を空けて配置されて、1つの剛性部92から次の剛性部92へと連続的なパターンを形成する。上記のように、距離d7は、パネル200の対応するフランジの隣接する固定穴間の間隔d2に関係しており、ヴェルニエの原理に基づいて調整可能なパネル取り付け構造を形成する。] 図18 図20A 図20D
[0246] 図18に、第2の支柱100の対応する中央のU字型の部分にスライドするように結合された中央のU字型の部分を有する第2の枠要素90を示す。第2の支柱の各フランジ101は、距離d8だけ間隔を空けて配置された一連の長方形の開口部102を持ち、これらは第2の代替設置用具の動作機構によって結合されるように適応される。詳細については下記に述べる。各フランジ101は、外部の固定穴103の列および内側の固定穴104の列も持ち、各列穴部は、第2の枠要素のパネル固定穴98と同じ距離d7だけ間隔を空けて配置され、これによりパネルを支柱に取り付けのためのタッピンねじを受ける。] 図18
[0247] 第2の枠要素90は第2の支柱100より狭いため、第2の枠要素90が第2の支柱100の図示する位置に付けられると、支柱の各フランジの外部の固定穴103が露出される。このように垂直パネルは、支柱の残りに関して、この部位の固定穴103の外部の列、および外部の固定穴103または内側の固定穴104に固定することができる。]
[0248] 第2の塑性変形要素94は、第2の枠要素90の各ヒンジ部93に隣接して配置され、第1の枠要素のものと同様に機能する。図20Aから図20Bに示すように、第1の小さなトルクの適用によって、この要素は、第1の小さな限界まで変形する比較的より小さなより弱い中央部96を規定する外部壁95の連続的な組み合わせられた切断によって形成される。これに対して、変形要素94の残りは比較的より大きく、図20Cから図20Dに示すように、本質的により大きなトルクの適用によってのみ、第2のより大きな限界まで本質的に変形される。変形は、作用力に比例して大きくなる。] 図20A 図20B 図20C 図20D
[0249] 他の実施形態では、塑性変形要素は、角度θが小さくなるとともに圧縮されるしわ部として配置することができる。また、たとえば、関節接合され再利用可能な柔軟な枠要素の個別の各剛性部のピボットピンの周りを包む個別の要素でもよい。このような実施形態の1つについて次に記述する。]
[0250] 図21Aから図24Dを参照する。第3の完全に再利用可能な柔軟な枠要素110は、ピボット113によって端と端を合わせて結合された個々の剛性部112の関節接合されたアセンブリを含む。] 図21A 図24D
[0251] 第1および第2の柔軟な枠要素と同様に、各剛性部112は、後部壁115および2つの向かい合った側壁116を含む細長い「トップハット」部を形成する亜鉛メッキまたは不動態化した亜鉛メッキした短い軟鋼を含み、これらは中央のU字型の部分および2つの相対する横フランジ111を形成する。後部壁115は、下面に結合する枠要素の外側を形成し、フランジ111は、使用時に下面から反対を向く枠要素の内側を形成する。各剛性部の端壁114は、枠要素の内側で隣接する剛性部の各組間で形成される鈍角θを、図24Cに示すように最大180°に制限する隣接面を形成するように協働する。] 図24C
[0252] パネル固定穴118はフランジ111のそれぞれに提供され、支柱固定穴119は各側壁116に提供されるため、既に述べたように、枠要素は支柱40の1つに付けることができる。相対する2組のキーホールスロット121および121’が各後部壁に提供され、しるし120は、2つの個別の長さが半分の端末部を規定するために剛性部位112が切られる可能性のある正確な位置を示し、それぞれが次に第1の設置用具に付けられて、その後に個別の枠要素の一端として1つの支柱40に付けることができる。第1および第2の枠要素と同様に、各第3の枠要素110には、2つの長さが半分の末端の剛性部位(図示せず)が提供され、使用する準備ができている。]
[0253] 各剛性部112の側壁116は内側に曲げられて、剛性部の一端にヒンジ金具122の外側の組を形成し、他方にはヒンジ金具123の内側の組を形成する。剛性部は、それぞれの外側および内側のヒンジ金具を通過するスチールリベット124によって工場で組み立てられ、2つの部分が回動できるピボットピンを形成する。ピボットピン124は、取り付け金具123の内側の組の間の分離を維持する(プラスチック材料などから作られた)スペーサー125を通過して、得られるピボットまたはヒンジ部113を剛性化する。]
[0254] 組み立て後に、図示するように、ピボットピンまたはリベット124の端部は、側壁116に対して平坦またはわずかに内部に向かっており、組み立てられた枠要素は、既に記述した第1および第2の枠要素と同じ方法で支柱40にスライドするように結合できる。]
[0255] 各剛性部112の後部壁115は各端部で切断され、フランジ111に向かって内部に曲がる取り付け金具126を規定する。螺旋形の鋼製引張ばね127を含む弾性変形要素は、隣接する取り付け金具126の各組の間に付けられて、2つの隣接する剛性部112の間にヒンジ113と間隔を空けて延在する。ばねは後部壁に切欠き128によって収容されるため、ヒンジ部113から可能な限り離れた場所に位置することができる。]
[0256] 隣接する剛性部112は、設置時にヒンジ113に関して回動するので(図24D)、ばね127は適用されるトルクに比例して延長するため、既に記述した塑性変形要素と同様の方法で、1つの剛性部から次の剛性部へとトルクが移り、それによって、設置時に各ヒンジ部は角度が付けられる。] 図24D
[0257] 図24Cに示すように、ばね127は、それぞれのヒンジ部が180°または静止状態において、コイルがほとんどまたは完全に閉じた状態となり、取り付け金具126に軽く結合されるように配置されるのが好ましい。これは、剛性部112を第1の小さな限界まで回動するには、比較的小さなトルクが必要であり、本質的により大きなトルクが適用されるまで、ばねはより強く変形に抵抗することを意味する。このように、図24Cに示すように、各弾性変形要素127は、静止状態において第3の枠要素がやや直線構造になるように付勢する。] 図24C
[0258] 引張ばね127またはヒンジ部113または剛性部112は、最小制限角度θを規定して、ばねの過剰な伸張を防ぐ伸張制限機構(たとえば、ばね内部の短いスチールケーブルあるいはバー、またはばねの周りのスリーブ、または一方の剛性部から他方の剛性部に対して接するように延在するアームなど)を提供することができる。引張ばねの代わりに、弾性変形要素は、それぞれの隣接する剛性部112の2つの突き合わせ面の間に配置された圧縮コイルばねを含んでもよい。たとえば、1つの剛性部の後部壁および他方の剛性部の突出アームの間である。その場合には、圧縮ばねは、コイルが完全に閉じた個所で最小制限角度θを規定する、コイルばねの代わりに、またはコイルばねに加えて、弾力のあるゴムまたはプラスチック製のばねを使用することができる。あるいは、弾性変形要素は、板ばね、またはピボットピンもしくはスペーサーの周りに配置されたトーションばねなど他の種類のばねを含むことかでき、これにより、その突出端はそれぞれの剛性部112に結合する。当然、関節接合された第3の枠要素110は、弾力のある変形部分なしで作ることができる。]
[0259] 弾力のある変形部分または塑性変形部分の代わりに、個別の各ピボットまたは一体型ヒンジ部には、軸運動に対して反力または抵抗を提供する他の手段を含むことができる。たとえばピボットに配置された摩擦装置などである。]
[0260] 図33Cおよび図33Dを参照する。各弾性変形要素は、ばねの代わりに、プラスチックまたはゴムのブロックによって形成することができる。図33Cに、ゴムなどの弾力のある材料の押し出し形材から切り出した弾性変形要素770を示す。これはピボットを受ける中心穴771、枠要素のそれぞれの剛性部を結合する2つのウィング772、および枠要素および下面の間に延在する圧縮可能なトップキャップ774を支持するステム773を持ち、これにより下面の小さな動きに対して剛性部の隣接する端部を緩衝する。ステムは、これを収容するためにくぼみがある枠要素の剛性部の端部間に延在し、使用時に2つの部分間の角度の変化を開始するするために、弾力的に別々に付勢することができる。] 図33C 図33D
[0261] 図33Dは、弾力のあるプラスチック材料から成型された代替弾性変形要素780を示し、それぞれの各剛性部のU字型の部分の中央壁の開口部に挿入するための挿入部781、継手で角度の変化に抵抗する、波状で弾力的な拡張可能部782、および設置するときに剛性部を別々に促す、または溶接が意図される場合に絶縁するために使用できるステム783を持つ。] 図33D
[0262] 当然、必要に応じて、利用者が枠要素を分割して各ヒンジで再結合できるようにピボット113を配置することができる。しかし、ヒンジは永久的なものであり、間違って組み立てられる危険を避けるために工場で作られるため、必要に応じて、示した部分の剛性部(120)を切り離すことにより枠要素を分割するのが好ましい。]
[0263] ピボット113により、必要に応じて何度でも第3の枠要素を取り付け、取り外し、再取り付けが可能なので、枠組みがアーチの修復のために取り外されるごとに再利用することができる。]
[0264] これに対して、第1および第2の単体の枠要素が軟鋼またはアルミニウムなどから作られている場合には、単一のヒンジ部に繰り返しストレスをかけないように注意して処理する必要がある。金属疲労が生じて最終的にはヒンジが故障する可能性があるからである。各枠要素の比較的大きな長さおよび小さな外形のために、繰り返し曲げることなく取り付けることが困難になっている場合がある。しかし、この困難は各継手で角変位を制限する変形要素の存在によって改善され、好ましくは、後述する新奇な設置用具を使用することで克服される。]
[0265] 頻繁に検査されるアーチにおいては、長期間使用するために(個別の部分から組み立てられた)関節接合された枠要素が好ましく、これに対して、阻害されない一度だけの設置または経済性がより重要な状況では、(たとえば、製作用レーザー切断機でロール成形またはプレス加工したトップハット部を再加工することによって低価格で製造可能な)単体の枠要素が好ましいと想定される。]
[0266] また、定期的に新奇なシステムを使用するものは、枠要素のストックを維持し、仕事ごとに必要に応じて分割および再結合することが想定される。]
权利要求:

請求項1
アーチ構造にライニングを施すためのシステムであって、前記構造は床および下面を持ち、前記下面は、前記構造の対向する第1および第2の側面から路頂線に向けて上向きおよび内向きに曲線を描き、前記システムは、前記構造内に設置用の枠組みを含み、前記枠組みは、複数の細長い枠要素および複数の支持要素を含み、各枠要素は第1および第2の端部を持つことを特徴とし、各枠要素は、ヒンジ部によって直列に結合された複数の剛性部を含み、第1および第2の前記支持要素は、前記構造の前記第1および第2の側面にそれぞれ提供され、前記枠要素ならびに前記第1および第2の支持要素は協働して、前記枠要素ならびに前記第1および第2の支持要素の間に位置調節の範囲を規定し、前記枠要素は、隣接する各第1および第2の端部を、位置調節の範囲内で選択可能な位置で、それぞれ前記第1および第2の支持要素に取り付け可能であり、このために前記枠要素は、前記下面に対して押しつけるように設置位置に上げることができ、前記枠要素は、自己支持型のアーチ形の構造を形成するように前記下面の湾曲に柔軟に一致し、設置位置に支持するように支持要素に付けられることを特徴とするシステム。
請求項2
前記支持要素は、第1および第2の支柱を含み、前記支柱は、前記構造のそれぞれ前記第1および第2の側面で床から上向きに延在することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項3
各支柱および各剛性部は、相対する横フランジを有する中央の凹部を持つ細長い外形を含み、このために前記剛性部の前記中央の凹部は、前記支柱の前記中央の凹部に受けられるように適応されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
請求項4
各枠要素は、第1の開口部の第1の連なりを備え、各支柱は、第2の開口部の第2の連なりを備え、前記連なりの1つの開口部は、距離xだけ間隔が空けられ、前記他の連なりの開口部は、距離(x±y)だけ間隔が空けられ、このために前記枠要素が、増分距離yを通じて支柱に沿って軸方向に移動される際に、前記第1および第2の開口部の対応する部分は、連続的に整列されて前記枠要素を前記支柱に取り付けのための固定穴を規定することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
請求項5
前記枠要素を取り付けるために、少なくとも1つの設置用具が提供され、前記ツールは、前記ツールを前記1つの支柱とスライドするように結合するように解放可能に取り付けるための支柱結合機構と、枠要素の一端を前記ツールに付けるための枠要素取り付け機構と、前記それぞれの支柱に対して前記ツールの上下移動を制御するための動作機構と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
請求項6
前記ツールは、前記ツールに取り付けた後に、前記枠要素を本質的に水平方向から、本質的に垂直方向に上げることを可能にするピボット機構を含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
請求項7
前記ツールは、前記枠要素のそれぞれの端部を、前記それぞれの支柱に向かって、および離れるように移動させるための分離調整機構を含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
請求項8
柔軟な細長い防水性シールドが提供され、前記シールドは、前記枠要素に取り付けるために適応されるため、設置後に、前記シールドは前記枠要素および前記下面の間に延在することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項9
複数のパネルが提供され、各パネルは、前部表面および対向する後部撥水面を持ち、前記パネルは、前記枠要素に取り付けるために適応され、これにより前記パネルは設置位置に支持されて、この設置位置において、各パネルは前記パネルの上端部から前記パネルの下端部に向けて下方に傾斜され、また、各パネルの裏面は、前記下面に向かって外方向に面し、前記前部表面は、前記下面から離れるように内方向に面し、前記パネルのそれぞれの裏面は、効果的に連続的な撥水面を形成するように協働することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項10
前記支持要素は第1および第2の支柱を含み、前記支柱は、前記構造のそれぞれ第1および第2の側面において前記床から上向きに延在し、前記パネルは前記支柱への取り付けのために適応され、これにより前記アーチ構造の隣接する内側の垂直面に向かって外方向に各パネルの裏面が面する設置位置でパネルを支持し、各パネルの前部表面は前記アーチ構造の内側の垂直面から内方向に面し、これにより前記パネルのそれぞれの前部表面は本質的に垂直に整列され、それぞれの裏面は、効果的に連続的な撥水面を形成するように協働することを特徴とする請求項9に記載のシステム。
請求項11
アーチ構造の下面の下の設置位置に設置するための細長い枠要素であって、前記下面は、前記構造の対向する第1および第2の側面から路頂線に向けて上向きおよび内向きに曲線を描き、前記枠要素は、第1および第2の端部と、前記設置位置において前記下面に向かって面する外側と、前記設置位置において前記下面から反対を向いて対向する内側と、複数のパネルを支持するためのパネル取り付け構造と、を含み、前記枠要素は、取り付け構造を含み、前記取り付け構造は、前記枠要素の隣接する第1および第2の端部を、それぞれの支持要素に付けるように適応され、これにより前記枠要素を前記設置位置に支持し、前記枠要素は、ヒンジ部によって直列に結合された複数の剛性部を含み、各剛性部は、他の前記剛性部とは無関係に、それぞれのヒンジ部に関して制限された移動範囲を通じて設置時に回動可能であり、これにより前記枠要素の内側のそれぞれの隣接する剛性部に関して鈍角を規定し、これにより前記剛性部は、前記設置位置において各ヒンジ部で異なる角度を形成することができ、これにより前記枠要素は、前記下面の下の設置位置に上げることができ、前記下面への接触時には、その湾曲に一致することができることを特徴とする枠要素。
請求項12
各ヒンジ部の軸移動の範囲が、前記枠要素の内側のそれぞれの隣接する剛性部の間に優角が形成されるのを防ぐために制限されていることを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項13
各ヒンジ部の軸移動の範囲が、前記枠要素の内側のそれぞれの隣接する剛性部の間の最大角度である180°に規定するために制限されていることを特徴とする請求項12に記載の細長い枠要素。
請求項14
各剛性部は、相対する横フランジを有する中央の凹部を持つ細長い外形を含むことを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項15
前記剛性部は、少なくとも1つの単一の材料に規定され、これにより各ヒンジ部は、人工的に変形可能な材料の領域を含むことを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項16
塑性変形要素が、それぞれのヒンジ部に隣接して配置され、各塑性変形要素は、前記それぞれのヒンジ部から間隔を空けて配置され、これにより前記塑性変形要素は、前記それぞれの隣接する剛性部の間の鈍角が小さくなるとともに、設置時に次第に人工的に変形されることを特徴とする請求項15に記載の細長い枠要素。
請求項17
前記枠要素は、ピボットによって結合された複数の個々の剛性部から組み立てられることを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項18
弾性変形要が、それぞれのヒンジ部に隣接して配置され、これにより各弾性変形要素は、前記それぞれの隣接する剛性部が、前記それぞれのヒンジ部に関して回動するとともに、設置時に次第に弾力的に変形されることを特徴とする請求項17に記載の細長い枠要素。
請求項19
各ヒンジ部は、前記枠要素の内側に形成されることを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項20
前記枠要素は、前記枠要素の前記第1および第2の端部を、それぞれ第1および第2の設置用具に、解放可能に付けるための設置用具取り付け手段を含み、これにより前記枠要素は、前記下面に対して押しつけるように設置位置に上げるために、前記設置用具に取り付けることができることを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項21
各剛性部は、設置用具取り付け手段を備え、これにより前記枠要素は、2つの切離端を規定するために切断することで分割することができ、また前記切離端のそれぞれは、その後、設置用具に取り付けることができることを特徴とする請求項20に記載の細長い枠要素。
請求項22
各剛性部は、取り付け構造を備え、これにより前記枠要素は、2つの切離端を規定するために切断することで分割することができ、前記切離端のそれぞれは、その後、前記支持要素に付けることができることを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項23
各ヒンジ部は、ロック構造を備え、前記ロック構造は、前記それぞれの隣接する剛性部の間の角度を固定するために、前記設置位置において操作可能であることを特徴とする請求項11に記載の細長い枠要素。
請求項24
前記ヒンジ部のそれぞれの前記ロック構造は遠隔に操作可能であることを特徴とする請求項23に記載の細長い枠要素。
請求項25
各ヒンジ部の前記ロック構造は、弾力的に付勢される機構を含むことを特徴とする請求項23に記載の細長い枠要素。
請求項26
各ヒンジ部の前記ロック構造は、x度の回転だけ間隔を空けられた複数の隣接要素、および(x±y)度の回転だけ間隔を空けられた複数の協働する隣接面を含み、これにより前記それぞれの隣接する剛性部が、前記それぞれのヒンジ部に関して回転するとともに、前記隣接要素および前記隣接面の対応する個所は、連続的に整列され、これによりy度の回転だけ間隔を空けられた複数の角度ロック位置を規定することを特徴とする請求項23に記載の細長い枠要素。
請求項27
各ヒンジ部の前記ロック構造は、前記それぞれの隣接する剛性部の間に局部的な電気経路を規定する少なくとも1つの電気接点を含み、これにより前記それぞれの隣接する剛性部は、前記枠要素を通して電流を流すことにより前記接点で溶接することができることを特徴とする請求項23に記載の細長い枠要素。
請求項28
1組の相対する横フランジを有する中央の凹部を規定する細長い外形を含む、ロール成形された鋼の支柱であって、前記中央の凹部は、後部壁と、前記後部壁および前記それぞれのフランジの間に配置された2つの側壁とを含み、前記支柱は、少なくとも1つの管状部を含む、ことを特徴とする支柱。
請求項29
前記フランジは、2つのそれぞれの管状部を規定することを特徴とする請求項28に記載の支柱。
請求項30
前記後部壁は管状部を規定し、前記側壁のそれぞれは、少なくとも2層の鋼を含むことを特徴とする請求項28に記載の支柱。
請求項31
内部枠組みを用いてアーチ構造にライニングを施す際に使用するパネルであって、前記構造は、床および下面を持ち、前記下面は、前記構造の対向する第1および第2の側面から路頂線に向けて上向きおよび内向きに曲線を描き、前記枠組みは、前記構造内に取り付けられ、前記下面の下に延在し、前記パネルは、前部表面と、対向する後部撥水面と、少なくとも1つの取り付け部とを持ち、前記取り付け部は、前記枠組みに取り付けるために適応されこれにより前記パネルは、前記パネルの上端部から前記パネルの下端部に下方に傾斜し、前記裏面は、前記下面に向かって外向きに面し、前記前部表面は、前記下面から内向きに面する設置位置でパネルを支持することを特徴とし、前記パネルは、上部壁および下部壁を含み、前記上部壁は、前記パネルの上端部の近くに、一般に外向きに延在し、前記下部壁は、前記パネルの下端部の近くに、一般に内向きに延在し、これにより第1の前記パネルは、第2の前記パネルの上の前記枠組みに付けることができ、前記第1および第2パネルの間に鈍角を規定するために、前記第1のパネルおよび第2のパネルは、異なる傾斜角で下方へ傾斜され、前記鈍角は、角度範囲内で可変であり、これにより第1の前記パネルの裏面から第2の前記パネルの裏面に水を流すために、第1の前記パネルの下部壁は第2の前記パネルの上部壁と協働し、これにより前記第1および第2のパネルのそれぞれの裏面は、前記角度範囲の全体にわたって効果的に連続的な撥水面を形成することを特徴とするパネル。
請求項32
前部表面は、本質的に平らであり、前記上部壁および下部壁は、前記第1および第2のパネルが上下に取り付けられるように構成され、これにより、それぞれの前部表面は本質的に垂直に整列され、これにより前記第1および第2のパネルのそれぞれの裏面は、効果的に連続的な撥水面を形成することを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項33
前記上部壁および下部壁は、第1の前記パネルの裏面から第2の前記パネルの裏面に水を流すために連結するように構成され、これにより、それぞれの前部表面が本質的に整列するように前記第1および第2のパネルが取り付けられ、それぞれの裏面が両方とも、水平より2°の角度だけ下方に傾斜している場合、前記第1および第2のパネルのそれぞれの裏面は、効果的に連続的な撥水面を形成することを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項34
前記鈍角は、少なくとも15度は変動することができることを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項35
前記裏面は、設置位置で前記前部表面から前記パネルの下端部に向かって下方に分岐することを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項36
細長い凹部が、前記下部壁に隣接して形成され、これにより第2の前記パネルの前記上部壁は、第1の前記パネルの前記凹部に受けられることができることを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項37
前記裏面は、複数のチャネルに分割されることを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項38
前記パネルは、剛性な発泡プラスチック材料から作られた本体部を含むことを特徴とする請求項31に記載のパネル。
請求項39
前記裏面は、複数のチャネルに分割され、前記チャネルは、前記本体部に形成されることを特徴とする請求項38に記載のパネル。
請求項40
アーチ構造内の設置用の柔軟な防水性シールドおよび内部枠組みであって、前記構造は、床および下面を持ち、前記下面は、前記構造の対向する第1および第2の側面から路頂線に向けて上向きおよび内向きに曲線を描き、前記枠組みは、複数の細長い柔軟な枠要素を含み、前記シールドは、長手方向軸を持ち、中央の取り付け部を規定する細長い外形と、2つの水平方向の撥水性部とを含み、前記撥水性部のそれぞれは、使用時に前記下面から反対を向く前部表面と、使用時に下面に向かって面する反対の裏面とを持ち、前記取り付け部は、前記柔軟な枠要素に取り付けるために適応されて、これにより前記枠要素が、前記下面の下の設置位置に上げられると、前記枠要素の外側にシールドを保持することを特徴とするアーチ構造内の設置用の柔軟な防水性シールドおよび内部枠組み。
請求項41
前記シールドは、プラスチック材料から成型されることを特徴とする請求項40に記載のシールド。
請求項42
前記撥水性部のそれぞれは、複数の導水構造を含み、前記導水構造は、前記長手方向軸と平行に延在することを特徴とする請求項40に記載のシールド。
請求項43
前記撥水性部のそれぞれは、複数の傾斜した導水構造を含み、前記傾斜した導水構造は、前記長手方向軸に関して傾斜して延在することを特徴とする請求項40に記載のシールド。
請求項44
前記撥水性部のそれぞれは、複数の導水構造を含み、前記導水構造は、前記前部表面上に配置され、これにより使用時に協働するパネルの後部撥水面に面することを特徴とする請求項40に記載のシールド。
請求項45
前記取り付け部は、圧縮可能な構造を含み、前記圧縮可能な構造は、使用時に前記柔軟な枠要素および前記下面の間に配置され、これにより前記下面の小さな動きに対して前記枠要素を緩衝することを特徴とする請求項40に記載のシールド。
請求項46
アーチ構造内に枠組みを取り付ける際に使用する設置用具であって、前記構造は、床および下面を持ち、前記下面は、前記構造の対向する第1および第2の側面から路頂線に向けて上向きおよび内向きに曲線を描き、前記枠組みは、複数の細長い柔軟な枠要素を含み、各枠要素は、第1および第2の端部を持ち、前記ツールは、前記下面に向かう動きを制御する前記ツールを取り付けるための解放可能な取り付け機構と、柔軟な枠要素の一端を前記ツールに付けるための枠要素取り付け機構と、前記ツールの運動を前記下面に向かっておよび前記下面から離れるように上下に制御するための動作機構と、を含むことを特徴とする設置用具。
請求項47
前記解放可能な取り付け機構は、前記ツールを支柱とスライドするように結合するように解放可能に取り付けるための支柱結合機構を含み、前記支柱は、設置位置において前記柔軟な枠要素のそれぞれの端部を支持するように適応されることを特徴とする請求項46に記載の設置用具。
請求項48
前記支柱結合機構は、前記支柱の相対する横フランジの1組を結合するように適応されることを特徴とする請求項47に記載の設置用具。
請求項49
前記ツールは、前記枠要素のそれぞれの端部を、前記それぞれの支柱に向かって、および離れるように移動させるための分離調整機構を含むことを特徴とする請求項46に記載の設置用具。
請求項50
前記ツールは、前記ツールに取り付けた後に、前記枠要素を本質的に水平方向から、本質的に垂直方向に上げることを可能にするピボット機構を含むことを特徴とする請求項46に記載の設置用具。
請求項51
前記ツールは、前記ツールに付けられた前記枠要素を電気的に分離するために適応されることを特徴とする請求項46に記載の設置用具。
請求項52
一時的な床を構築する際に使用する第1のモジュール方式の床張り要素であって、前記一時的な床は、複数の規則的に間隔を空けて配置した平行なジョイスト上に支持され、前記第1の床張り要素は、一般に平面の荷重支持面を含み、前記荷重支持面は、それぞれ第1および第2の端部の間のジョイストに交わる第1の水平軸に沿って延在し、前記端部は、それぞれの第1および第2のジョイストに支持され、前記端部のそれぞれは、少なくとも1つの凹部および少なくとも2つの第1の支持部を含み、各端部の前記第1の支持部は、前記それぞれの第1または第2のジョイストをカバーするために延在し、対応する第2の床張り要素の少なくとも1つの対応する支持部および対応する第3の床張り要素の少なくとも1つの対応する支持部は、前記第1の床張り要素の第1の端部の第1の支持部の間で受けることが可能であり、これにより前記第2および第3の床張り要素の前記対応する支持部は、前記第1のジョイスト上に支持され、前記対応する支持部を前記第1の床張り要素の前記第1の端部の前記第1の支持部に対して隣接させることによって、前記第2および第3の床張り要素は、前記荷重支持面の面の運動に対して隣接して並んだ関係において抑制されることを特徴とする第1のモジュール方式の床張り要素。
請求項53
前記第1および第2のジョイストは、それぞれ向かい合った側面を持ち、各支持部は壁で終端し、前記壁は、前記荷重支持面の面から遠方に、かつ前記それぞれのジョイストの上部表面の水平部より下に下方へ延在し、使用時に前記荷重支持面の開口部を規定するために、前記第1のモジュール方式の床張り要素の各凹部は前記第1の軸に沿って延在し、前記開口部は、前記凹部の端部、ならびに前記第1および第2のジョイストの隣接する1つのそれぞれの向かい合った側面の間に配置され、前記第2および第3の床張り要素の前記対応する支持部の対応する壁のそれぞれは、前記開口部に受けられ、これにより前記それぞれのジョイストに対して前記それぞれの壁を隣接させることによって、前記荷重支持面の面の第1の軸に沿った移動に対して、前記それぞれの床張り要素を抑制することを特徴とする請求項52に記載のモジュール方式の床張り要素。
請求項54
アーチ構造内に枠組みを取り付ける方法であって、前記構造は、床および下面を持ち、前記下面は、前記構造の対向する第1および第2の側面から路頂線に向けて上向きおよび内向きに曲線を描き、A)複数の柔軟な細長い枠要素を提供し、各枠要素は第1および第2の端部を持つステップと、B)支持要素を提供するステップと、C)前記枠要素が前記下面に対して押しつけるように結合される設置位置に、各枠要素を上げ、前記枠要素が前記下面の湾曲に柔軟に一致するステップと、D)前記枠要素の前記第1および第2の端部を前記支持要素に付け、前記設置位置に前記枠要素を支持するステップと、を含むことを特徴とする方法。
請求項55
ステップB)は、複数の第1および第2の支柱を、それぞれ前記構造の前記第1および第2の側面に間隔を空けて床に付けるステップを含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項56
排水穴が、前記床ならびに前記構造の前記第1および第2側面のそれぞれの間に規定され、ステップB)は、Bi)複数の取り付けアセンブリを、それぞれ前記構造の前記第1および第2の側面に間隔を空けて前記床に付けるステップと、Bv)前記それぞれの排水穴上に支柱を支持するために、前記複数の第1および第2の支柱を前記取り付けアセンブリに付けるステップと、を含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項57
ステップBi)は、Bia)排水穴の地面につながる要素をそれぞれ、前記取り付けアセンブリのそれぞれの下に配置するステップと、Bib)前記それぞれの支柱から垂直荷重を、少なくとも部分的に前記それぞれの地面につながる要素に移すために、各取り付けアセンブリの負荷伝達要素を調節するステップと、を含むことを特徴とする請求項56に記載の方法。
請求項58
ステップB)は、Bi)複数の取り付けアセンブリを、それぞれ前記構造の前記第1および第2の側面に間隔を空けて前記床に付けるステップと、Bii)それぞれのサポートが共通する水平面に一致するように、各取り付けアセンブリの前記サポートを調節するステップと、Biii)複数の第1および第2の支柱を、それぞれのサポートに1つずつ取り付けるステップと、Biv)前記取り付けアセンブリに垂直方向に支持するために、各支柱を調節するステップと、を含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項59
Ai)複数の柔軟な細長い防水性シールドを提供するステップと、Aii)ステップC)で枠要素が前記設置位置に上げられると、前記枠要素の外側にシールドを保持するために、各シールドを前記枠要素に付け、これにより前記枠要素が前記下面に対して押しつけるように結合されると、前記シールドは前記枠要素および前記下面の間に延在するステップと、を追加のステップとして含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項60
ステップA)は、Ai)1組の前記枠要素を提供するステップであって、前記枠要素は、輸送のために剛性なアセンブリを形成するように分離可能に縛られるステップと、Aii)設置前に前記枠要素を分離するステップと、を含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項61
ステップC)は、Ci)1組の設置用具を提供するステップであって、各設置用具は、前記下面に向かう動きを制御する前記ツールを取り付けるための解放可能な取り付け機構と、前記枠要素の一端を前記ツールに付けるための枠要素取り付け機構と、前記ツールの運動を前記下面に向かっておよび前記下面から離れるように上下に制御するための動作機構と、を含むステップと、Cii)前記下面に向かう動きを制御するために前記構造の前記第1および第2の側面にツールをそれぞれ取り付けるステップと、Ciii)枠要素の各端部を前記ツールのそれぞれに付けるステップと、Civ)前記枠要素が前記設置位置にくるまで、前記ツールを前記下面に向かって上げるステップと、を含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項62
前記支持手段は、前記構造の前記第1および第2の側面にそれぞれ配置された複数の第1および第2の支柱を含み、ステップCii)で、前記ツールは、対応する第1および第2の支柱にそれぞれ取り付けられることを特徴とする請求項61に記載の方法。
請求項63
各設置用具は、前記ツールに取り付けた後に、前記枠要素を本質的に水平方向から、本質的に垂直方向に上げることを可能にするピボット機構を含み、ステップCiii)は、Ciiia)前記枠要素の前記第1の端部を前記ツールの第1に付けるステップと、Ciiib)前記枠要素の前記第2の端部を前記ツールの他の1つに付けるステップと、Ciiic)前記枠要素を本質的に垂直方向に上げるステップと、を含むことを特徴とする請求項61に記載の方法。
請求項64
各設置用具は、前記枠要素のそれぞれの端部を、前記それぞれの支柱に向かって、および離れるように移動させるための分離調整機構を含み、ステップCiv)は、Civa)前記枠要素のそれぞれの端部を前記それぞれの支柱と結合するように移動するステップを含むことを特徴とする請求項62に記載の方法。
請求項65
前記支持手段は、前記構造の前記第1および第2の側面にそれぞれ配置された複数の第1および第2の支柱を含み、Ei)複数のジョイストを提供するステップと、Eii)対応する第1および第2の支柱の間に前記ジョイストのそれぞれを支持するステップと、Eiii)前記ジョイストに床を支持するステップと、を追加のステップとして含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項66
各枠要素は、ヒンジ部によって端部と端部が結合された複数の剛性部を含み、各ヒンジ部は、ロック構造を持ち、Cv)前記設置位置で剛性部の隣接する各組を角をなすように固定するために、各ヒンジ部の前記ロック構造を遠隔で操作するステップを追加のステップとして含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項67
ステップCv)は、溶接によって剛性部の隣接する各組を固定するために、前記枠要素を通じて電流を流すことを含むことを特徴とする請求項66に記載の方法。
請求項68
Cvi)前記設置位置において前記下面から圧力を解放するために、前記枠要素を前記下面から分離するステップを追加のステップとして含むことを特徴とする請求項66に記載の方法。
請求項69
F)設置位置にパネルを支持するために、前記複数のパネルを前記枠要素に付けるステップを追加のステップとして含み、この設置位置において、各パネルは、前記パネルの上端部から前記パネルの下端部に下方に傾斜し、各パネルの裏面は、前記下面に向かって外方向に面し、対向する前部表面は、前記下面から離れるように内方向に面し、これにより前記パネルのそれぞれの裏面は、効果的に連続的な撥水面を形成するように協働することを特徴とする請求項54に記載の方法。
請求項70
上向きの支持表面に柱を固定するための装置であって、前記柱に取り付けるために適応された上部要素と、前記支持表面に取り付けるために適応された基本要素と、前記上部要素および前記基本要素の間に延在する中央のサポートであって、前記中央のサポートは、前記柱の下に配置され、前記上部要素は、前記中央のサポートに回動可能に取り付けられるサポートと、前記中央のサポートから間隔を空けて、かつ周りに配置された複数の調整可能な側壁保持であって、前記中央のサポートは、前記柱の全高を調節するために垂直に調整可能であり、前記側壁保持は、垂直方向に前記柱を支持し、傾斜しないように抑制するために配置される側壁保持と、を含むことを特徴とする装置。
請求項71
前記中央のサポートは、前記基本要素上に取り付けたねじ山を持つ構成部品を含むことを特徴とする請求項70に記載の装置。
請求項72
各側壁保持は、前記基本要素および前記上部要素に固定されたねじ付き溶接スタッドまたはねじを含むことを特徴とする請求項70に記載の装置。
請求項73
柱は下端を持ち、前記装置の前記上部要素は前記柱の前記下端に付けられ、前記上部要素は、第1の取り付け部を含み、前記第1の取り付け部は、前記中央のサポートに回動可能に取り付けるように適応された請求項70の装置で使用する柱。
請求項74
前記第1の取り付け部は、第1の開口部を含み、前記第1の開口部は、前記中央のサポートを受けるために適応されることを特徴とする請求項73に記載の柱。
請求項75
前記柱は、重心を規定し、前記重心は、第1の開口部内に位置することを特徴とする請求項74に記載の柱。
請求項76
前記上部要素は、第2の開口部の配列を含み、前記第2の開口部は、前記側壁保持を受けるために前記柱の周りに配置されることを特徴とする請求項73に記載の柱。
請求項77
基本要素は、前記上向きの支持表面に取り付けるために適応された基礎を含み、前記中央のサポートは、前記基礎に付けられ、前記複数の調整可能な側壁保持は基礎に付けられ、前記中央のサポートから間隔を空けて、かつ周りに配置され、前記中央のサポートは、上向きの取り付け面を規定し、前記上向きの取り付け面は、前記上部要素を回動可能に支持するために適応され、前記中央のサポートは、前記基礎から可変距離に前記上向きの取り付け面の位置を決めるように調整可能であることを特徴とする請求項70の装置で使用する基本要素。
請求項78
前記中央のサポートは、前記基礎に取り付けられたねじ付き溶接スタッドを含み、前記上向きの取り付け面は、前記スタッド上で受けられる協働するメスのねじ山を持つ構成部品上に形成されることを特徴とする請求項77に記載の基本要素。
請求項79
上向きの支持表面の端部を超えて地面上に柱を支持するための装置であって、前記支持表面は、地面に隣接して配置され、前記支持表面に取り付けるために適応された固定部を持つ基本要素と、前記地面上または内に配置された地面につながる要素と、前記柱の下端部を前記装置に接続するための取り付け構造と、を含み、前記地面につながる要素は、前記柱から前記地面に、少なくとも垂直荷重の一部を移すために適応され、前記基本要素は、非鉛直力を前記柱から前記支持表面に移すために適応されることを特徴とする装置。
請求項80
前記基本要素は、垂直方向に前記柱を支持し、かつ傾斜しないように抑制するために適応されることを特徴とする請求項79に記載の装置。
請求項81
前記地面につながる要素は、最大水平寸法および最大上下寸法を持ち、前記水平寸法は前記上下寸法より大きいことを特徴とする請求項79に記載の装置。
請求項82
前記基本要素は、突出部を含み、前記固定部は、前記支持表面に取り付けるために適応され、これにより前記突出部は、前記支持表面の端部を超えて地面上に延在することを特徴とする請求項79に記載の装置。
請求項83
前記取り付け構造は、前記柱を前記突出部に取り付けるために適応され、前記基本要素は、前記柱から前記支持表面に、少なくとも前記垂直荷重の一部を移すために適応されることを特徴とする請求項82に記載の装置。
請求項84
前記取り付け構造は、前記柱を前記突出部に取り付けるために適応され、少なくとも1つの負荷伝達要素が提供され、前記負荷伝達要素は、前記突出部および前記地面につながる要素の間に延在し、前記突出部から前記地面につながる要素に、少なくとも前記垂直荷重の一部を移すために、前記負荷伝達要素は調整可能であることを特徴とする請求項82に記載の装置。
請求項85
前記負荷伝達要素はねじを含むことを特徴とする請求項84に記載の装置。
請求項86
前記取り付け構造は、前記ねじの上方部を含むことを特徴とする請求項85に記載の装置。
請求項87
前記装置は、前記柱に取り付けるために適応された上部要素を含み、前記取り付け構造は、中央のサポートと、前記中央のサポートから間隔を空けて、かつ周りに配置された複数の調整可能な側壁保持と、を含み、前記中央のサポートは、前記柱の下に配置され、前記上部要素は、前記中央のサポートに回動可能に取り付けられ、前記中央のサポートは、前記柱の全高を調節するために垂直に調整可能であり、前記側壁保持は、垂直方向に前記柱を支持し、傾斜しないように抑制するように配置されることを特徴とする請求項79に記載の装置。
請求項88
前記基本要素は、突出部を含み、前記固定部は、前記支持表面に取り付けるために適応され、これにより前記突出部は、前記支持表面の端部を超えて地面上に延在し、前記取り付け構造は、前記柱を前記突出部に取り付けるために適応され、前記中央のサポートは、ねじを含み、前記ねじの下部は、前記突出部および前記地面につながる要素の間に延在し、前記突出部から前記地面につながる要素に、少なくとも前記垂直荷重の一部を移すために、前記ねじは、前記突出部に関して調整可能であることを特徴とする請求項87に記載の装置。
請求項89
本質的に記述または図示したように上向きの支持表面に柱を固定するための装置。
請求項90
本質的に記述または図示したように上向きの支持表面の端部を超えて地面上に柱を支持するための装置。
請求項91
本質的に添付の図面に関して記述したシステム。
請求項92
本質的に添付の図面に関して記述した細長い柔軟な枠要素。
請求項93
本質的に添付の図面に関して記述した支柱。
請求項94
本質的に添付の図面に関して記述したパネル。
請求項95
本質的に添付の図面に関して記述した柔軟な防水性シールド。
請求項96
本質的に添付の図面に関して記述した設置用具。
請求項97
本質的に添付の図面に関して記述した方法。
請求項98
本質的に添付の図面に関して記述したモジュール方式の床張り要素。
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