反応性ポリマープリプレグを作成するための装置及び方法
专利摘要:
反応性熱可塑性樹脂を常温下で多孔質基材の表面に適用することで、反応性ポリマー予備含浸強化材料を製造する方法及び装置である。多孔質基材には、反応性熱可塑性樹脂の粒子の一部を溶融させて含浸させる。反応性熱可塑性樹脂の一部は、多孔質基材の表面の隙間に流入し、硬化性の熱可塑性樹脂の残部は、硬いまま残される。補強材料の供給ロールと、ドレープ性のあるポリマー予備含浸樹脂補強材料の受取ロールと、フィーダーロールから補強材料を上に受け取るコンベアベルトと、反応性熱可塑性粒子を240〜470g/m2程度沈着させるための粒子沈着用ホッパーとからなるポリマー予備含浸樹脂補強材料を製造する装置。 公开号:JP2011516654A 申请号:JP2011502448 申请日:2009-03-30 公开日:2011-05-26 发明作者:シュバイゲル,マルセル,ジェイ. 申请人:アイキュー テック スウィツァランド ゲーエムベーハー;シュバイゲル,マルセル,ジェイ.; IPC主号:C08J5-04
专利说明:
[0001] 本発明は、一般に反応性ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)を作成するための装置及び方法に関する。より具体的には、本発明は、繊維などの強化材料に樹脂、モノマーまたは大環状物質を含浸するための装置及び方法に関する。1つの実施形態において、反応性ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)を作成するための樹脂、モノマーまたは大環状物質は、低溶融粘度の反応性熱可塑性組成物である。本発明は更に、十分に含浸され強化された熱可塑性複合シートを形成するための、このようなプリプレグを用いる方法を提供する。] 背景技術 [0002] 金属製品と同等または優れた機能性であり、耐久性のある安価な製品に対する産業、政府規制当局及び消費者による需要が増大している。これは、特に自動車産業において妥当する。これらの製品の開発者及び製造者は、衝撃、曲げ、伸縮及びねじり復元力などの強度パラメータに関心がある。これらの要求を満たすために、多数の反応性熱可塑性複合プリプレグ及び熱可塑性樹脂ベースの十分に重合されたシートが設計されている。] [0003] 従って、反応性ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)を作成するための改良された装置及び方法についてのニーズがある。] [0004] 本発明の第一の態様は、約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子を、含浸されるべき多孔性基材の第一の表面に適用すること(ここで、反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子は周囲温度で多孔性基材の第一の表面に適用される)、及び反応性熱可塑または熱硬化樹脂の粒子の第一の部分が多孔性基材の第一の表面の隙間に流れこみ、硬化し得る熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子の残部が固体で残るように(ここで、それぞれの粒子の間の隙間の面積は、前記残部が約0及び約100%の間である場合には約2mm2及び約200mm2の間であり、反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子が本質的に完全に溶融した場合には、実質的に隙間がない。)、多孔性基材に反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子の第一の部分を第一の時間(t1)に亘り第一の温度(T1)に加熱して溶融することにより含浸することを含む反応性ポリマーが予備含浸された強化材料を作成するための方法を提供する。] [0005] 本発明の第二の態様は、第一の表面を有する多孔性基材と、その上に無作為に配置された反応性熱可塑性粒子であって、無作為に配置された粒子のそれぞれの部分は、強化材料の第一の表面の隙間の中に含浸され、隣接する無作為に配置された粒子の間にはそれらを隔てる空間がある粒子とを含むドレープ性のある(drapable)ポリマーが予備含浸された強化材料を提供する。] [0006] 本発明の第三の態様は、第一の表面を有する多孔性基材を提供すること、その上に第一の表面の一部を覆う約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性熱可塑性の本質的に均一に配置された粒子の配列を形成すること(ここで、反応性熱可塑性粒子の一部が、強化材料の第一の表面の一部の隙間の中に含浸され、第一の表面の残部は反応性熱可塑性粒子の残部によって覆われずに残る)、及びポリマーが予備含浸された強化材料をドレーピングすることを含む、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を形成するための方法を提供する。] [0007] 本発明の第四の態様は、強化材料のフィーダーロール、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料の受取ロール、及びフィーダーロールからの強化材料をその上に載せるコンベアベルト、反応性熱可塑性粒子が充填され、強化材料の表面積(m2)に対して反応性熱可塑性粒子の240g/m2及び約470g/m2の間を沈着する(deposit)ための粒子沈着ホッパー、強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子がオーブン内に存在する滞留時間に亘って強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子の温度を実質的に均一に維持するための熱対流オーブン、強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子の滞留時間がその速度に基づいて定まるコンベアベルトを含むドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を形成するための装置を提供する。] [0008] 本発明の第五の態様は、強化材料のフィーダーロールと、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料の受取ロールと、フィーダーロールからの強化材料をその上に載せるコンベアベルトとを提供すること(ここで、前記強化材料は熱可塑性複合シートの全重量に基づく一繊維含量を有する);反応性熱可塑性粒子が充填され、強化材料の表面積(m2)に対して反応性熱可塑性粒子の240g/m2及び約470g/m2の間を沈着するための粒子沈着ホッパーを提供すること;強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子がオーブン内に存在する滞留時間の間、強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子を約190℃及び約220℃の間に実質的に均一に維持するための熱対流オーブンを提供すること;強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子の滞留時間がその速度に基いて定まるコンベアベルトを提供すること;及び熱対流オーブンの後に提供されるベルトプレスであって、このベルトプレスは高温域と低温域を有し、高温域がドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を受け取るため及び予備含浸された強化材料を250℃未満または250℃に1バール以上または1バール圧で加熱するためのものであり、低温域が十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを受け取るため及び十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを25℃まで冷却するためのものであるベルトプレスを提供することを含む、熱可塑性複合シートを形成する方法を提供する。] 図面の簡単な説明 [0009] 本発明の実施形態による、熱硬化性ポリマーが予備含浸された強化材料を作成するための装置の縦断面図である。 本発明の実施形態による、図1の2−2軸に沿った装置の縦断面図である。 本発明の実施形態による、図1の3A−3Aの軸に沿った装置の縦断面図である。 本発明の実施形態による、図1の3B−3Bの軸に沿った装置の縦断面図である。 本発明の実施形態による、プリプレグの第一の表面上の反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子を熱的に固定するに先立って、プリプレグの基材の第一の表面を予備加熱するための装置の縦断面図である。 本発明の実施形態による、図4の5−5軸に沿った装置の縦断面図である。 図4の6A−6A軸に沿った装置253の粒子プリプレグ回収ステージ237の縦断面図である。 図4の6B−6B軸に沿った装置253の粒子プリプレグ回収ステージ237の縦断面図である。 本発明の実施形態による、ドレープ性のあるまたはドレープ性のないプリプレグを作成するための方法のフロー図である。] 図1 図4 実施例 [0010] 図1は、ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28を製造するための装置200の縦断面を示す模式図である。装置200は粒子沈着ステージ30、熱固定ステージ40、任意のベルトプレス407及びプリプレグ回収ステージ50を含む。] 図1 [0011] 粒子沈着ステージ30は、第一のスティールネットコンベアベルト14と、多孔性基材8を供給するための少なくとも1つの供給ロール20と、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4が充填されている少なくとも1つのホッパー10と、多孔性基材8の第一の表面17上に沈着した反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4の配列とを含む。少なくとも1つの供給ロール20は、多孔性基材8の第一の表面17の平面に直交する軸の周りに矢印1の方向に回転することによって展開し得る。図1〜図2は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4が、多孔性基材8の第一の表面17上に有利に沈着され得ることを示し、粒子4及び多孔性基材8の多孔性表面の両方は、有利には周囲温度である。] 図1 図2 [0012] 図4〜図6は他の実施形態を示し、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205は、多孔性基材233の第一の表面234に有利に沈着され得るものであり、有利には粒子205だけが周囲温度であり、多孔性基材203の第一の表面234は、反応性熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205が多孔性基材233の第一の表面234に「直ぐに」接着できるように「予熱」されている。図4〜図6中に示し、関連した下記の説明中に記載した実施形態において、発明者は、粒子205が多孔性基材233の第一の表面234に沈着する時に多孔性基材233の第一の表面234を予熱することによる粒子205の「消え去り(rolling away)」または「吹き飛び(blowing away)」の防止を述べている。] 図4 図5 図6A 図6B 図7 [0013] 反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子8,205の粒径分布の範囲は、有利には,多孔性基材8,205の繊維95または繊維束の間の隙間93の中に反応性熱可塑性粉末を注入するための粉末含浸法に使用される粉末の粒径分布の範囲よりも大であり得る。1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子8は、有利には150から1000μmの間よりも大であり得る。1つの実施形態において、反応性(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子8は、有利には、2から5mmの間の範囲の直径を有し得る。] [0014] 熱固定ステージ40は、その上に反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4を有する多孔性基材8を第一のスティールネットコンベアベルト14からピックアップし、粒子4をオーブン5に運ぶための第二のスティールネットコンベアベルト15を含む。オーブン5は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4を上に有する多孔性基材8と、前記第二のスティールネットコンベア15を温める熱空気層流16を提供できる。前記オーブン5は、1分及び5分の間の滞留時間中に、基材8の温度を約190℃及び220℃の間に上げるのに適した任意の加熱装置であり得る。1つの実施形態において、前記多孔性基材8は、繊維強化織物、ガラスマットまたは繊維ベッドであり得る。] [0015] 装置200は、場合により、熱対流オーブン5,209の後にベルトプレス407を装備し得るものであり、ベルトプレスは高温域405及び低温域403を有し、高温域405はドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料28B,285Bを受け取るために、及び予備含浸された強化材料28B,285Bを250℃未満または250℃に1バール以上または1バール圧で加熱することができ、低温域403は、十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを受け取り、その十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを25℃に冷却することができる。] [0016] 第一及び第二のスティールネットコンベアベルト14,15は、作業場241に置かれている脚243によって支持され得る。第一及び第二のスティールネットコンベアベルト14,15は、矢印6の方向に回転し、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4を上に有する多孔性基材8を、粒子4をオーブン5に運ぶための第一のスティールネットコンベアベルト14から運び得る。] [0017] プリプレグ回収ステージ50は、プリプレグ28を回収するための少なくとも1つの回収ロール25と、供給ロール20からの多孔性基材8及びその上に熱的に固定された粒子の配列9を有するプリプレグ28とを含む。少なくとも1つの回収ロール25は、多孔性基材8の第一の表面17の平面に直交する軸の周りに矢印7の方向に回転することによってプリプレグ28を回収し得る。] [0018] 図2は、図1の2−2軸に沿った装置200の粒子分布ステージ30の縦断面図を示す。図2は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4が上に沈着された多孔性基材8の第一の表面17を示す。多孔性基材8は、上に粒子4を有する第一の表面17及びそれらの間の空間11を含む。1つの実施形態において、多孔性基材8は、繊維強化織物または繊維ベッドであり、その上にある反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4は顆粒である。反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子8の粒径分布は、有利には、反応性の(重合可能な)熱可塑性粉末を多孔性基材8の繊維95または繊維束の間の隙間93の中に注入するための粉末含浸法に用いられる粉末の粒径分布よりも大であり得る。1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4は、有利には150から1000μmの間よりも大であり得る。1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4は、有利には2から5mmの間の範囲の直径を有し得る。1つの実施形態において、熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4の形状は顆粒、ペレット、フレーク、パスティル、針、塊及び小片であり得る。] 図1 図2 [0019] 以下、「顆粒」は砂粒より大きく、小石より小さい、直径2mmから4mmの間の粒子として定義される。] [0020] 以下、「ペレット」は、約2mm及び5mmの間の直径を有する丸い、球状または円柱状体として定義される。] [0021] 以下、「フレーク」は、2mm2より大きい表面積、並びに、0.02mm及び0.1mmの間の厚さを有する粒子として定義される。] [0022] 以下、「パスティル」は、保護コーティングを施された活性触媒熱可塑性または熱硬化性樹脂材料である。パスティルは、低剪断変形ジャケット付混合機及びパスティレーターを用いて調製され得る。得られるパスティルは、形状が異なり、約2mmから約100mmの直径及び1mmから10mmの厚さを有する。] [0023] 以下、「針」は松葉のような細く、長く、尖ったものとして定義される。] [0024] 以下、「塊」は、短く、厚い小片または塊として定義される。] [0025] 以下、「チップ」は、全体から切断された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の小さな断片として定義される。] [0026] 図3Aは、図1の3A−3A軸に沿った装置200の粒子プリプレグ回収ステージ50の縦断面図である。図3Aは、ドレープ性のあるプリプレグ28を示す。プリプレグ28はドレープ性である。何故ならば、熱的に固定された粒子265の配列9は、図2に示した反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4を部分的に溶融することによって熱的に固定されるからである。図3Aに示された、部分的に溶融された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子265は、多孔性基材8の繊維95または繊維束の間の隙間93に流入し得るものであり、プリプレグ28がオーブン5から出て、プリプレグ28回収ステージ50中で冷却され、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂がその融点以下に冷える時、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が結晶化または固形化し、粒子265が多孔性基材8の繊維または繊維束に熱的に固定される結果になる。プリプレグ28は、ドレープ性である。何故ならば、熱的に固定された粒子265の配列9は、第一の表面17の上に熱的に固定されており、空間18によって分離されているからである。一方、ドレープ性のないプリプレグ28は、低溶融粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子4をオーブン5の中で完全に溶融して粒子265を形成することにより形成され得る。] 図1 図2 図3A [0027] 図3Bは、図1の3B−3B軸に沿った装置200の粒子プリプレグ回収ステージ50の縦断面図を示す。図3Bに示したプリプレグ28Aは、ドレープ性なしであり得る。何故ならば、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の少なくとも1つの層97,19が形成されており、それは空隙を有さないからである。1つの実施形態において、図1〜図2に示した反応性の(重合可能な)粒子4は、完全に溶融されて反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の層97を形成する。層97の第一の部分99は、図2、図3Aに示した多孔性基材8の繊維95または繊維束の間の隙間93に含浸されるかまたは押し付けられ得る。層97の押し付けられたまたは含浸された第一の部分99は、層19を形成することができ、ここで、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が繊維93または繊維束に熱的に固定される。完全に溶融された層97は、図3Aに示した配列9の粒子265の間の空間18に流入し、層97及び/または層19になる。他の実施形態において、完全に溶融された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂層97は溶融し、基材8の中に本質的に完全に延在し、基材8中に層19及び層13を形成する。以下、「熱的に固定された(thermally fixed)」とは、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子265が、溶融過程で基材8の繊維95または繊維束に化学的に結合するようになるか、またはファンデルワールス力もしくは他の誘引性分子間力によって引きつけられるようになる反応性の機能(reactive functionalities)を意味する。] 図1 図2 図3A 図3B [0028] 図3Bはドレープ性のないプリプレグ28Bを示す。ドレープ性がないのは、完全に溶融された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂265の第一の部分97が多孔性基材8の繊維95または繊維束の間の隙間93に流入し、いくらかの溶融物が多孔性基材8の繊維95または繊維束の間に含浸するかまたは押し付けられ、多孔性基材8中に反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の少なくとも1つの層13,19を形成するからである。多孔性基材8の繊維または繊維束の間の隙間に流入しない完全に溶融した反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂265の残部99は、多孔性基材8の第一の表面17の上に横たわる層23Aを形成する。] 図3B [0029] 空隙のないラミネートまたは複合構造は、ドレープ性のあるまたはドレープ性のない反応性の(重合可能な)ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28から作成され得る。ドレープ性のない反応性の(重合可能な)ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28は、熱的に固定されるかまたは圧縮成型される時に完全に溶融されている低溶融粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の少なくとも1つの層13,19または23Aであり得る。熱と圧力の組み合わせは、低粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂を多孔性基材8の繊維95または繊維束に浸透させ、少なくとも1つの層13,19を形成し得る。] [0030] 1つの実施形態において、多孔性基材8の第一の表面17上の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子265は、繊維ベッドの最上部に配置された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂顆粒で、繊維ベッドの繊維束中の繊維95の間の隙間93に反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4を含浸することによって繊維ベッドの繊維束中に部分的に溶解される。以下、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂は、多孔性基材8の第一の表面17上の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4として定義され、これは、後に部分的にまたは完全に重合され得るものである。] [0031] 図4はポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)287を製造するための装置253の縦断面図を示す。具体的に、装置253は、プリプレグ285の第一の表面233上の反応性の熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205を熱的に固定するのに先立って、プリプレグ287の多孔性基材234の第一の表面233を予熱するためであり得る。] 図4 [0032] 装置253は、組み合わされた粒子の沈着及び熱固定ステージ227と、プリプレグ仕上げステージ229及びプリプレグ回収ステージ237とを含む。組み合わされた粒子の沈着及び熱固定ステージ227の少なくとも1つの供給ロール200は、多孔性基材234の第一の表面233の平面に直交する軸の周りに矢印100の方向に回転することによって展開し得る。] [0033] 図5は、図4の5−5軸に沿った装置の縦断面図を示す。図4〜図5は反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205が多孔性基材233の第一の表面234上に有利に沈着され得ることを示しており、ここで多孔性基材234の第一の表面233は、有利には、周囲温度である粒子205がその上に沈着する前にも少なくとも90℃に加熱されている。] 図4 図5 [0034] 図4は反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205が多孔性基材234の第一の表面233の上に有利に沈着され得る実施形態を示しており、ここで、粒子205だけが有利には周囲温度であるが、多孔性基材204の第一の表面233は、「予熱」されており、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205が多孔性基材234の第一の表面233に「直ちに」接着することを可能にしている。図4〜図5に示され、下記の関連する説明に記載された実施形態において、発明者は、粒子205が多孔性基材234の第一の表面233上に沈着される時、多孔性基材234の第一の表面234を予熱することにより粒子205の「消え去り」または「吹き飛び」が防げることを述べている。] 図4 図5 [0035] 組み合わされた粒子の沈着及び熱固定ステージ227は、第一のスティールネットコンベアベルト217と、多孔性基材234を供給するための少なくとも1つの供給ロール200と、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205が充填されている少なくとも1つのホッパー225と、多孔性基材234の第一の表面233上に沈着した反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子235の熱的に固定された配列を含む。組み合わされた粒子の沈着及び熱固定ステージ227は、多孔性基材234の第一の表面233の予熱のための予熱オーブン207を含み、従って粒子205が多孔性基材234の第一の表面233上に無作為に沈着される時、粒子205の第一の部分が多孔性基材234の第一の表面233へ熱的に固定され得るものであり、粒子235の配列として粒子205が熱的に固定され得るものである。本発明のこの実施形態において、粒子205が多孔性基材234の第一の表面233上に沈着する時に、多孔性基材234の第一の表面233を予熱することによって粒子205の「消え去り」または「吹き飛び」が防止される。] [0036] 反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205の粒径分布の範囲は図5、図6A及び図6B中に示し、本明細書中の説明と関連して示されるように、これは有利には多孔性基材234の繊維221または繊維束の間の隙間295の中に反応性の(重合可能な)熱可塑性粉末を注入するための粉末含浸法に使用される粉末の粒径分布の範囲よりも大であり得る。1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205は、有利には、150から1000μmの間よりも大であり得る。1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205は、有利には2から5mmの間の範囲の直径を有し得る。] 図5 図6A 図6B [0037] プリプレグ仕上げステージ229は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子235の熱的に固定した配列を上に有する多孔性基材234を第一のスティールネットコンベアベルト217からピックアップし、熱的に固定された粒子235の配列をオーブン209中に運ぶための第二のスティールネットコンベアベルト223を含む。オーブン209は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子235の熱的に固定された配列を上に有する多孔性基材234及び第二のスティールネットコンベア233に、熱空気層流を提供し得る。オーブン209は、約1から約5分の間の滞留時間中に、多孔性基材234の温度を約190℃及び220℃の間に上昇する能力のある任意の適した加熱装置であり得る。1つの実施形態において、多孔性基材234は繊維強化織物、ガラスマットまたは繊維ベッドである。] [0038] 第一及び第二のスティールネットコンベアベルト217,223は、作業場239に置かれている脚245によって支持され得る。第一及び第二のスティールネットコンベアベルト217,223は、矢印60の方向に回転し、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子235の熱的に固定された配列を上に有する多孔性基材234を、粒子235の熱的に固定した配列をオーブン209中に運ぶための第一のスティールネットコンベアベルト217から運び得る。] [0039] プリプレグ回収ステージ237は、プリプレグ285を回収するための回収ロール215と、供給ロール200からの多孔性基材234を含むプリプレグ285と、その上に熱的に固定された粒子の配列231とを含む。少なくとも1つの回収ロール215は、多孔性基材234の第一の表面233の平面に直交する軸の周りを矢印65の方向に回転することによって、プリプレグ285を回収し得る。] [0040] 図5は図4の5−5軸に沿った装置253の組み合わされた粒子の沈着及び熱固定ステージ227の縦断面図を示す。図5は、熱的に固定された粒子配列235を示す。プリプレグ285はドレープ性である。何故ならば、熱的に固定された粒子205の配列235は、粒子205が多孔性基材234の予熱された第一の表面233からの熱移動に触れるかまたは受ける場合、部分的に溶融する反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205を部分的に溶融することによって熱的に固定され得るからである。図5に示す、部分的に溶融した反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205からの溶融物は、多孔性基材234の繊維221または繊維束の間の隙間295に流入し得るものであり、熱的に固定された粒子配列235が組み合わされた粒子の沈着及び熱的固定ステージ227のオーブン207から出てきた後に、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂がその融点以下に冷え、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が結晶化または固化し、粒子205が多孔性基材234の第一の表面233中の繊維221または繊維束に熱的に固定される結果になる。プリプレグ285は、ドレープ性であり得る。何故ならば、熱的に固定された粒子205の配列235は、第一の表面233の上に熱的に固定され、空間250によって隔てられているからである。] 図4 図5 [0041] 図6Aは、図4の6A−6A軸に沿った装置253の粒子プリプレグ回収ステージ237の縦断面図を示す。図6Aは、熱的に固定された粒子配列235を有するドレープ性のあるプリプレグ285を示す。プリプレグ285Aは、ドレープ性である。何故ならば、熱的に固定された粒子205の配列235は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子205が、多孔性基材234の予熱された第一の表面233からの熱移動に触れるかまたは受ける時に部分的に溶融することによって熱的に固定され得るからである。図5に示す、部分的に溶融された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子205からの溶融物は、多孔性基材234の繊維221または繊維束の間の隙間295に流入し得るものであり、熱的に固定された粒子の配列235が、組み合わされた粒子の沈着及び熱的固定ステージ227のオーブン207から出てきた後、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂がその融点以下に冷え、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が結晶化または固化し、粒子205が多孔性基材234の第一の表面233中の繊維221または繊維束に熱的に固定される結果になる。プリプレグ285は、ドレープ性であり得る。何故ならば、熱的に固定された粒子205の配列235は、第一の表面233の上に熱的に固定され、空間250によって隔てられているからである。] 図4 図5 図6A [0042] 図6Bは、図4の6B−6B軸に沿った装置253の粒子プリプレグ回収ステージ237の縦断面図を示す。図6B中に示したプリプレグ285Bはドレープ性なしであり得る。何故ならば、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の少なくとも1つの層397,360が形成されており、これは空隙を有さないからである。1つの実施形態において、図4〜図5中に示した反応性の(重合可能な)粒子205は、完全に溶融され、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の層397を形成する。層397の部分399は、図4、図6Aに示す多孔性基材234の繊維221または繊維束の間の隙間295に含浸または押し込まれ得るものであり、層360を形成する。ここで、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が、繊維221または繊維束に熱的に固定され、図6Aに示す配列235の粒子365の間の空間255の中に充満し、一緒に流入るして層360になる。他の実施形態において、完全に溶融された反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の層97は溶融し、基材234の中に本質的に完全に延在し、基材234中に層360及び367を形成する。以下、「熱的に固定された」とは、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子205が溶融過程中に基材234の繊維221または繊維束に化学的に結合するかまたはファンデルワールス力または他の誘引性分子間力によって誘引されるという反応性の機能を意味する。図6Bはドレープ性のないプリプレグ285Bを示す。ドレープ性がないのは、完全に溶融した反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂397の第一の部分399が多孔性基材234の繊維221または繊維束の間の隙間295に流入しており、そのためいくらかの溶融物が多孔性基材234の繊維221または繊維束の間に含浸または押し付けられており、多孔性基材234中に反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の少なくとも1つの層360、367を形成しているからである。多孔性基材234の繊維または繊維束の間の隙間に流入しない完全に溶融した反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の残部395は、多孔性基材234の第一の表面233上にある層397を形成する。] 図4 図5 図6A 図6B [0043] 空隙のないラミネートまたは複合構造は、ドレープ性のあるまたはドレープ性のない反応性の(重合可能な)ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)285A,Bから作成され得る。ドレープ性のない反応性の(重合可能な)ポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)285Aは、図3Bに示すように熱的に固定されるかまたは圧縮成型された時に、完全に溶融している低溶融粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子4,205の少なくとも1つの層97,19及び/または13であるか、または図6B中のような層397,360及び/または367である。熱及び圧力の組み合わせは、低粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂を繊維95,221の間を通過させて多孔性基材8,234に浸透させ得る。] 図3B 図6B [0044] 反応性の(重合可能な)熱可塑性複合プリプレグ28A,B,285A,B及び熱可塑性樹脂ベースの完全に重合したシートは、粉末含浸または溶媒もしくはスラリーベースの含浸またはホットメルト含浸技術を用いて粉末大環状ポリエステルオリゴマーから製造され得る。しかし、粉末含浸または溶媒もしくはスラリーベースの含浸またはホットメルト含浸技術は以下の理由により好ましくない。] [0045] 粉末を前駆物質として使用することは高価となる。何故ならば、通常利用できる顆粒の粉砕は追加の製造工程であり、これはポリエステル及びポリアミドの場合、低温で行わねばならないからである。また、粉末含浸に続く粉末の溶融はドレープ性のない連続した熱可塑性層を形成する。] [0046] 溶媒を使用するまたはスラリーベースの方法は、プロセス中のスラリー担体または溶媒の蒸発の問題があり、これらの方法は非常に複雑で高価となる。] [0047] ホットメルト技術の使用には、押し出し機及びロトフォーマーなどの複雑な溶融、注入及び供給システムの使用が必要であり、また繊維ベッドを含浸する前に供給装置の内部で高度な重合を開始しなければならない問題がある。] [0048] 従って、粉末含浸または溶媒もしくはスラリーベースの含浸またはホットメルト含浸技術を必要としないプリプレグ28A,B,285A,B及び熱可塑性樹脂ベースの完全に重合したシートを作成するためのプロセス、即ち、低溶融粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4,205がプリプレグ28A,B,285A,Bの多孔性基材8,234の第一の表面17,233に直接沈着され、熱可塑性樹脂ベースの完全に重合したシートが得られるプロセスのニーズが長年感じられてきた。粉末含浸または溶媒もしくはスラリーベースの含浸またはホットメルト含浸技術に替わるこのプロセスにおいて、低溶融粘度の反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子4,205の多孔性基材8,234上の第一の表面17,233への直接の沈着に引き続いて、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子4,205を溶融し、場合により加圧して低溶融粘度の粒子4,205の一部または全部の多孔性基材8,234の繊維または繊維束95,221への含浸または押し込みが行われる。単に周囲温度の樹脂粒子4,205が直接多孔性基材8,234の第一の表面17,233に沈着されることが要求されるプロセスが、沈着される前に反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4,205が溶融され、スラリーにされ、混合されまたは溶媒、フィラーまたは可塑剤で希釈されることが要求されるプロセスよりも好ましい。何故ならば、これらの工程を避けることによってより安価となるからである。硬化される(重合される)前に約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子4,205がCyclics Corporation,Schenectady,NY 12308,USA(サイクリクスコーポレイション、 アメリカ合衆国ニューヨーク12308,シェネクタディ)から商業的に入手できる。CBT(登録商標)100及びCBT(登録商標)200は加熱により水と同程度の粘度に溶融し、ついで触媒によりエンジニアリング熱可塑性PBTに重合する。CBT100は加工温度が190〜240℃の間であることを特徴とし、CBT200は170〜240℃の範囲である。高い溶融粘度を有する熱可塑性または熱硬化性樹脂が一体化前の繊維ベッドなどの多孔性基材8,234の第一の表面17,233及び繊維及び繊維束95,221の中に緊密に接触すること確実にするために、5,000cpよりも高い溶融粘度を有する熱可塑性または熱硬化性樹脂を溶融することが必要な場合、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂粒子4を多孔性基材8,234の第一の表面17,233に沈着する前に粒子4,205を溶融することが用いられる。] [0049] 図7は、反応性の(重合可能な)ポリマーが予備含浸された強化材料を作成するための方法100のフロー図を示す。方法100のステップ115において、約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が、予備含浸されるべき多孔性基材8の第一の表面117に適用される。] 図7 [0050] 方法100のステップ115の1つの実施形態において、熱硬化できる熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子4は、周囲温度において固体粒子フィーダーなどのホッパー10から多孔性基材8の第一の表面117に沈着され得る。] [0051] 方法100のステップ120において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂は、反応性の(重合可能な)熱可塑性樹脂の第一の部分が多孔性基材の隙間に流入し、硬化可能な熱可塑性または熱硬化性樹脂の残部が固体で残るように、第一の時間t1に亘り第一の温度T1に加熱して硬化可能な熱可塑性または熱硬化性樹脂の第一の部分を部分的に溶融することによって、多孔性基材の第一の表面の隙間の中に熱的に固定される。] [0052] 繊維強化複合材または繊維強化ラミネートなどの繊維で強化されたプラスチック材料は、方法100におけるように、先ず反応性の(重合可能な)ポリマーが予備含浸された強化材料(「プリプレグ」)を形成することによって製造され得る。方法100において、プリプレグは、繊維強化材料を反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂で含浸することによって形成される。] [0053] 1つの実施形態において、方法100は、一体化段階を含み得る。ここでは、複数のプリプレグが反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂複合シートなどのラミネートに一体化される。ポリエステル及びナイロン材料ベースの繊維強化プラスチック材料は、先ず繊維強化物を熱可塑性または熱硬化性樹脂で含浸してプリプレグを形成し、ついで同じものを1つ、2つまたはそれ以上を熱可塑性複合シートなどのラミネートに一体化して製造され得る。一体化段階においては、含浸前に多層ベッドとして置かれ得る繊維強化材料を完全に含浸するために一体化が必要であり得る。] [0054] 方法100の一体化段階の1つの実施形態において、プリプレグは、熱と圧力を加えることによって一体化され得る。反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の溶融粘度が約5cpから約5,000cpの間よりも大きいならば、一体化によって実質的に空隙のないラミネートを達成するために高温及び高圧が要求される。] [0055] 硬化される前に約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂がCyclics Corporation,Schenectady,NY USAから入手可能である。加工中に非常に低い溶融粘度を有することで、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が密な繊維状プレフォームまたはベッドに対してより容易に含浸することが可能になる。溶融により、及び適切な触媒の存在下で、重合が起こり、反応性の(重合可能な)熱可塑性樹脂が硬化してラミネートを形成する。] [0056] 方法100の1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂は重合触媒及び直鎖ポリエステルまたは直鎖ポリアミドの混合物であり得る。ここで、重合触媒は、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂が繊維強化材料の中に含浸するように、方法100の加熱及び含浸ステップ117,120中の熱可塑性または熱硬化性樹脂の溶融粘度を特徴づけるように選ばれる。] [0057] 方法100の1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂は、重合触媒及び直鎖のポリアルキレンテレフタレート(ここで、アルキレンは約2及び約8の間の炭素原子を有する)または直鎖のポリアルキレンアミド(ここで、アルキレンは約4及び約12の間の炭素原子を有する)の混合物であり得る。] [0058] 方法100の1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱硬化性樹脂は、2官能性エポキシ(ビスフェノール−Aのジグリシジルエーテル)マトリクス系などのエポキシ樹脂系であり得る。] [0059] 方法100の1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱硬化性樹脂は、反応性の(重合可能な)不飽和ポリエステル樹脂またはエポキシ樹脂であり得る。不飽和ポリエステル樹脂(USR)は、熱硬化成型樹脂の三番目に大きい種類である。ポリエステルは、スチレンなどのビニルモノマーに溶解する低分子量の粘性液体であって、堅い固体に硬化する前に望みの形状に樹脂を成型または成形することを容易にする。通常の用途はガラス繊維強化シャワーストール、船体、トラックキャップ及びエーロフォイル、建築パネル、車体部品及びトリムである。無機物充填UPRは、合成大理石カウンタートップ及び車体パテに用いられる。非充填UPRは、ゲルコート及び維持コーティングに用いられる。アジピン酸はこれらの樹脂における引っ張り強度及び屈曲強度を改善し、特殊な用途に高いレベルで柔軟で曲げ易い製品を与え得る。通常の不飽和ポリエステル樹脂の一般的な型である1−アルキッド樹脂は、可塑剤の用途において、低粘度及び高い柔軟性が評価されるアジピン酸を使用する。UPR樹脂は主に芳香族ポリマーである。UPRの柔軟性は、芳香族酸の部分をアジピン酸で置換することにより増加する。無水マレイン酸のような硬化サイトモノマーは、ポリマーのバックボーン内に不飽和を提供するために組み入れられる。架橋はスチレンモノマー/希釈剤のフリーラジカル付加重合による。] [0060] 方法100の1つの実施形態において、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂は、反応性大環状オリゴマーポリエステル、反応性大環状オリゴマーポリブチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリエチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリカーボネート及び反応性ラクタムモノマーであり得る。] [0061] 方法100の1つの実施形態において、繊維強化材料は、炭素繊維、ガラス繊維、バサルト繊維及びポリマー繊維であり得る。] [0062] 方法100のステップ120において、反応性の熱可塑性または熱硬化性樹脂は、多孔性基材の第一の表面の隙間の中に熱的に固定されている。] [0063] ステップ120において、硬化性の(curable)熱可塑性または熱硬化性樹脂の第一の部分が第一の時間t1に亘り、第一の温度T1への加熱により部分的に溶融され、それにより、反応性熱可塑性樹脂の第一の部分が多孔性基材の隙間に流入し、硬化性の熱可塑性または熱硬化性樹脂の残部が固体で残る。] [0064] 方法100の1つの実施形態において、熱可塑性または熱硬化性樹脂の形状は、顆粒、ペレット、フレーク、パスティル、針、塊及び小片からなる群から選ばれる。] [0065] 方法100の1つの実施形態において、多孔性基材は、炭素繊維、ガラス繊維、バサルト繊維及びポリマー繊維からなる群から選ばれる強化材料である。] [0066] 方法100の1つの実施形態において、強化材料は、ロービング、テープ、ウェブ、ウィーブ、二軸または多軸織物、編物、組みひも、ランダムマット及びフリースからなる群から選ばれる形状である。] [0067] 1つの実施形態におけるステップ120において、第一の温度は約190℃及び約220℃の間であり、第一の時間は約1分及び5分の間である。] [0068] 方法100の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約200g/m2及び約4、000g/m2の間であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約30%から約80%の間である。] [0069] 以下、反応性の(重合可能な)熱可塑性または熱硬化性樹脂の粒子100g/mm2の積載は、460g/mm2GF織物上の70wt%に等しく(顆粒径はより小さくなる必要がある)、1000g/mm2は810g/mm2GF織物上で30wt%に等しく、810g/mm2CF織物上で38wt%に等しい。これは、「基材あたり1層」に対するものであることを常に意味する。810g/m2GFの4層に対しては1700g/m2であるが、同じ30%程度の繊維容積比に対しては4000g/m2まで樹脂が沈着される。] [0070] 1つの実施形態におけるステップ120において、第一の温度は190℃であり、第一の時間は1分未満または1分である。] [0071] 方法100の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約460g/m2であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約34%から約35%の間である。] [0072] 方法100の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約620g/m2であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは、反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約33%から約36%の間である。] [0073] 方法100の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約810g/m2であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは、反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約34%から約36%の間である。] [0074] 1つの実施形態において、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料プリプレグ28A,285Aは、第一の表面17,231を有する多孔性基材8,234、その上に無作為に配置された反応性熱可塑性樹脂の粒子4,205を含む。ここで、無作為に配置された粒子4,205のそれぞれの部分99,399が強化材料の第一の表面17,231の隙間93,295の中に含浸され、それらの間の空間11,50が隣接した無作為に配置された粒子4,205を分離している。] [0075] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、反応性熱可塑性粒子は約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する。] [0076] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、それぞれの粒子の間の隙間の面積は、約2mm2及び約200mm2の間である。] [0077] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、粒子は約1mmから約5mmの間の直径及び約1mm及び約8mmの間の長さを有する。] [0078] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、粒子は0.5mm及び3mmの間の厚さ及び1mm及び約8mmの間の直径を有する。] [0079] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、粒子は約1mmから約8mmの間の直径及び約1mm及び約8mmの間の長さを有する。] [0080] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、粒子は大環状オリゴマーブチレンテレフタレートから作成される。] [0081] ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aの1つの実施形態において、粒子は約1mm及び約5mmの間の直径及び約1mm及び約8mmの間の長さを有する。] [0082] 1つの実施形態において、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,285Aを形成する方法は、第一の表面17,231を有する多孔性基材8,234を提供すること、及びその上に約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性熱可塑性樹脂の本質的に無作為に配置された粒子4,205の配列9,235を熱的に固定することを含む。] [0083] 強化材料8,234の少なくとも1つのフィーダー装置20,200と、ポリマーが予備含浸された強化材料8,234の少なくとも1つの受取装置25,215及びその上に少なくとも1つのフィーダー装置20,200からの強化材料8,234を有する少なくとも1つのコンベアベルト14,15,217,223と、反応性熱可塑性粒子4,205が充填され、強化材料8,234の表面積(m2)に対して、反応性熱可塑性粒子4,205の100g/m2及び約1000g/m2の間を沈着するための粒子沈着ホッパー10,225と、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205の温度を、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205がオーブン5,209の中に存在する滞留時間に亘って実質的に均一に維持するための少なくとも1つの熱対流オーブン5,209と、少なくとも1つのコンベアベルト14,15,217,223であって、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205の滞留時間がその速度に基づいて定まるコンベアベルト14,15,217,223と、を含むドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)を形成するための装置200,253。] [0084] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、コンベアベルト14,15,217,223の速度は1分当たり約1メーター及び1分当たり約4メーターの間である。] [0085] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205がオーブン5,209中に存在する滞留時間は約1分及び約5分の間である。] [0086] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)を形成するための装置200,253の1つの実施形態において、反応性熱可塑性材料は、反応性大環状オリゴマーポリエステル、反応性大環状オリゴマーポリブチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリエチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリカーボネート及び反応性ラクタムモノマーからなる群から選ばれる。] [0087] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、熱可塑性または熱硬化性樹脂の形状は、顆粒、ペレット、フレーク、パスティル、針、塊及び小片からなる群から選ばれる。] [0088] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、多孔性基材は、炭素繊維、ガラス繊維、バサルト繊維及びポリマー繊維からなる群から選ばれる強化材料である。] [0089] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、強化材料8,234は、ロービング、テープ、ウェブ、ウィーブ、二軸または多軸織物、編物、組みひも、ランダムマット及びフリースからなる群から選ばれる形状である。] [0090] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、温度は約190℃及び約220℃の間であり、滞留時間は約1分及び5分の間である。] [0091] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約200g/m2及び約2,000g/m2の間であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して、約30%から約80%の間である。] [0092] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、温度は190℃であり、滞留時間は1分未満または1分である。] [0093] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約460g/m2であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して、約34%から約35%の間である。] [0094] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、強化材料表面積あたりの強化材料の重量は約620g/m2であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約33%から約36%の間である。] [0095] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、強化材料の表面積あたりの強化材料の重量は約810g/m2であり、反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントは反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して、約34%から約36%である。] [0096] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、反応性熱可塑性粒子4,205は0.5mm及び3mmの間の厚さ及び1mm及び約8mmの間の直径を有する。] [0097] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、反応性熱可塑性粒子4,205は約1mmから約8mmの間の直径及び約1mm及び約8mmの間の長さを有する。] [0098] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、反応性熱可塑性粒子4,205は大環状オリゴマーブチレンテレフタレートから作成される。] [0099] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、反応性熱可塑性粒子4,205は約1mm及び約5mmの間の直径及び約1mm及び約8mmの間の長さを有する。] [0100] ドレープ性のあるまたはドレープ性のないポリマーが予備含浸された強化材料(プリプレグ)28A,B,285A,Bを形成するための装置200,253の1つの実施形態において、熱対流オーブン5,209の後にベルトプレスが含まれる。ここで、ベルトプレスは高温域及び低温域を有し、高温域はドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を受け取るために及び予備含浸された強化材料を250℃未満または250℃に1バール以上または1バール圧で加熱するものであり、低温域は十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを受け取るために及び十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを25℃まで冷やすためのものである。] [0101] 1つの実施形態において、熱可塑性複合シート28B,285Bを形成するための方法は、強化材料8,234のフィーダーロ−ル20,200と、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料8,234の受取ロール25,215及びフィーダーロ−ル20,200からの強化材料8,234をその上に載せるコンベアベルト14,217を提供すること(ここで、強化材料8,234は、熱可塑性複合シートの全重量に基づく一繊維含量を有する)、及び、反応性熱可塑性粒子4,205が充填され、強化材料8,234の表面積(m2)に対して反応性熱可塑性粒子4,205を240g/m2及び約470g/m2の間を沈着するための粒子沈着ホッパー10,225を提供することを含む。] [0102] 1つの実施形態において、熱可塑性複合シート28B,285Bを形成するための方法は、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205がオーブン5,209中に存在する滞留時間中、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205を約190℃及び約220℃の間に実質的に均一に維持するための熱対流オーブン5,209を提供することを含む。] [0103] 1つの実施形態において、熱可塑性複合シート28B,285Bを形成するための方法が、強化材料8,234の第一の表面17,231上の反応性熱可塑性粒子4,205の滞留時間がコンベアベルト14,217の速度に基づいているコンベアベルト14,217を提供すること及び熱対流オーブン5,209の後にベルトプレスを提供することを含み、ここで、ベルトプレスは、高温域及び低温域を有し、高温域はドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料28B,285Bを受け取るために、及び予備含浸された強化材料28B,285Bを250℃未満または250℃に1バール以上または1バール圧で加熱するものであり、低温域は十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを受け取るために及び十分に含浸され硬化された熱可塑性複合シートを25℃まで冷やすためのものである。] [0104] 熱可塑性複合シート28B,285を形成するための方法の1つの実施形態において、強化材料8,234の繊維含量は、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料28B,285Bの重量に対して、約50重量%及び約70重量%の間である。] [0105] 本発明の実施形態の上記の記述は説明の目的で示されている。この記述は、網羅的であること、または本発明をここに開示された形式に正確に制限することを意図するものではなく、明らかに多くの変更及び変形が可能である。]
权利要求:
請求項1 約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性熱可塑性樹脂の粒子を予備含浸されるべき多孔性基材の第一の表面に付着させることを含む、反応性ポリマーが予備含浸された強化材料を作成する方法であって、前記反応性熱可塑性樹脂の粒子は前記多孔性基材の第一の表面に周囲温度で付着させられ、また、前記反応性熱可塑性樹脂の粒子の第一の部分が前記多孔性基材の第一表面の隙間に流入し、硬化性の熱可塑性樹脂粒子の残部が固体で残存するように前記反応性熱可塑性樹脂の粒子の第一の部分を第一の時間の時間(t1)に亘って第一の温度(T1)まで加熱することにより溶融して前記多孔性基材を含浸するものであり、前記残部が約0及び約100%の間である場合、前記粒子の間の隙間の面積は約2mm2及び約200mm2の間であり、または前記反応性熱可塑性樹脂の粒子が実質的に完全に溶融した場合、本質的に隙間がないものである反応性ポリマーが予備含浸された強化材料を作成する方法。 請求項2 前記反応性熱可塑性樹脂が反応性大環状オリゴマーポリエステル、反応性大環状オリゴマーポリブチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリエチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリカーボネート及び反応性ラクタムモノマーからなる群から選ばれる請求項1に記載の方法。 請求項3 前記熱可塑性樹脂の形状が顆粒、ペレット、フレーク、パスティル、針、塊及び小片からなる群から選ばれる請求項2に記載の方法。 請求項4 前記多孔性基材が炭素繊維、ガラス繊維、バサルト繊維及びポリマー繊維からなる群から選ばれる強化材料である請求項2に記載の方法。 請求項5 前記強化材料がロービング、テープ、ウェブ、ウィーブ、二軸または多軸織物、編物、組みひも、ランダムマット及びフリースからなる群から選ばれる形状である請求項4に記載の方法。 請求項6 前記第一の温度が約190℃及び約220℃の間であり、前記第一の時間が約1分及び5分の間である請求項2に記載の方法。 請求項7 前記強化材料の表面面積あたりの前記強化材料の重量が約200g/m2及び約2,000g/m2の間であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約30%から約80%の間である請求項2に記載の方法。 請求項8 前記第一の温度が190℃であり、前記第一の時間が1分未満または1分である請求項2に記載の方法。 請求項9 前記強化材料の表面面積あたりの前記強化材料の重量が約460g/m2であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約34%から約35%の間である請求項2に記載の方法。 請求項10 前記強化材料の表面面積あたりの前記強化材料の重量が約620g/m2であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約33%から約36%の間である請求項2に記載の方法。 請求項11 前記強化材料の表面面積あたりの強化材料の重量が約810g/m2であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約34%から約36%の間である請求項2に記載の方法。 請求項12 第一の表面を有する多孔性基材と、その上に反応性熱可塑性樹脂の無作為に配置された粒子であって、無作為に配置された前記各粒子の一部分が強化材料の第一の表面の隙間に含浸され、さらに、それらの間の空間が、隣接する無作為に配置された粒子を隔てる粒子と、を含むドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項13 前記反応性熱可塑性粒子が約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する請求項12に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項14 前記各粒子の間の隙間の面積が約2mm2及び約200mm2の間である請求項12に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項15 前記粒子が約1mmから約5mmの間の直径、並びに、約1mm及び約8mmの間の長さを有する請求項12に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項16 前記粒子が0.5mm及び3mmの間の厚さ、並びに、1mm及び約8mmの間の直径を有する請求項12に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項17 前記粒子が約1mmから約8mmの間の直径、並びに、約1mm及び約8mmの間の長さを有する請求項12に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項18 前記粒子が大環状オリゴマーブチレンテレフタレートから作成される請求項12に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項19 前記粒子が約1mm及び約5mmの間の直径並びに約1mm及び約8mmの間の長さを有する請求項16に記載のドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料。 請求項20 第一の表面を有する多孔性基材を提供すること、及び前記第一の表面の一部を覆う約5cp及び約5,000cpの間の溶融粘度を有する反応性熱可塑性樹脂の本質的に均一に配置された粒子の配列を形成することを含み、ここで、反応性熱可塑性粒子の一部が強化材料の第一の表面の一部の隙間の中に含浸され、第一の表面の残分が反応性熱可塑性粒子の残分によって覆われずに残るものであり、ポリマーが予備含浸された強化材料をドレーピングすること、を含むドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を形成するための方法。 請求項21 強化材料のフィーダーロール、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料の受取ロール及び前記フィーダーロールからの強化材料を上に載せるコンベアベルトと、反応性熱可塑性樹脂粒子が充填され、前記強化材料の表面積(m2)に対して、前記反応性熱可塑性粒子を240g/m2及び約470g/m2の間で沈着する粒子沈着ホッパーと、前記強化材料の第一の表面上の前記反応性熱可塑性粒子の温度を、強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子がオーブン中に存在する滞留時間に亘って実質的に均一に維持するために適合された熱対流オーブンと、前記強化材料の第一の表面上の前記反応性熱可塑性粒子の滞留時間がコンベアベルトの速度に基づいて定まるコンベアベルトを含むドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を形成するための装置。 請求項22 前記ベルトの速度が1分あたり約1メーター及び1分あたり約4メーターの間である請求項21に記載の装置。 請求項23 前記強化材料の第一の表面上の前記反応性熱可塑性粒子がオーブン中に存在する前記滞留時間が約1分及び約5分の間である請求項21に記載の装置。 請求項24 前記反応性熱可塑性材料が反応性大環状オリゴマーポリエステル、反応性大環状オリゴマーポリブチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリエチレンテレフタレート、反応性大環状オリゴマーポリカーボネート及び反応性ラクタムモノマーからなる群から選ばれる請求項22に記載の装置。 請求項25 前記熱可塑性樹脂の形状が顆粒、ペレット、フレーク、パスティル、針、塊及び小片からなる群から選ばれる請求項24に記載の装置。 請求項26 前記多孔性基材が炭素繊維、ガラス繊維、バサルト繊維及びポリマー繊維からなる群から選ばれる強化材料である請求項24に記載の装置。 請求項27 前記強化材料がロービング、テープ、ウェブ、ウィーブ、二軸または多軸織物、編物、組みひも、ランダムマット及びフリースからなる群から選ばれる形状である請求項26に記載の装置。 請求項28 前記温度が約190℃及び約220℃の間であり、前記滞留時間が約1及び5分の間である請求項24に記載の装置。 請求項29 前記強化材料の表面面積あたりの前記強化材料の重量が約200g/m2及び約2,000g/m2の間であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約30%から約80%である請求項24に記載の装置。 請求項30 前記温度が190℃であり、前記滞留時間が1分未満または1分である請求項24に記載の装置。 請求項31 前記強化材料の表面積あたりの前記強化材料の重量が約460g/m2であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約34%から約35%の間である請求項24に記載の装置。 請求項32 前記強化材料の表面積あたりの前記強化材料の重量が約620g/m2であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約33%から約36%の間である請求項24に記載の装置。 請求項33 前記強化材料の表面積あたりの強化材料の重量が約810g/m2であり、前記反応性熱可塑性樹脂の重量パーセントが、前記反応性ポリマーが予備含浸された強化材料の重量に対して約34%から約36%の間である請求項24に記載の装置。 請求項34 前記反応性熱可塑性粒子が0.5mm及び3mmの間の厚さ、並びに、1mm及び約8mmの間の直径を有する請求項24に記載の装置。 請求項35 前記反応性熱可塑性粒子が約1mmから約8mmの間の直径、並びに、約1mm及び約8mmの間の長さを有する請求項24に記載の装置。 請求項36 前記反応性熱可塑性粒子が大環状オリゴマーブチレンテレフタレートから作られる請求項24に記載の装置。 請求項37 前記反応性熱可塑性粒子が約1mm及び約5mmの間の直径、並びに、約1mm及び約8mmの間の長さを有する請求項37に記載の装置。 請求項38 前記熱対流オーブン後に、高温域と低温域を有するベルトプレスを含み、前記高温域が前記ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を受け取るために、及び前記予備含浸された強化材料を250℃未満または250℃に1バール以上または1バール圧で加熱するものであり、前記低温域が十分に含浸し硬化した熱可塑性複合シートを受け取るために及び前記十分に含浸し硬化した熱可塑性複合シートを25℃まで冷却するものである請求項24に記載の装置。 請求項39 強化材料のフィーダーロール、ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料の受取ロール及びフィーダーロールからの強化材料を上に載せるコンベアベルトを提供すること、ここで、前記強化材料は熱可塑性複合シートの全重量に基づく一繊維含量を有するものであり、反応性熱可塑性粒子が充填され、強化材料の表面積(m2)に対して、前記反応性熱可塑性粒子を240g/m2及び約470g/m2の間で沈着する粒子沈着ホッパーを提供すること、前記強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子がオーブン中に存在する滞留時間中、前記強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子を、約190℃及び約220℃の間に本質的に均一に維持するために適合された熱対流オーブンを提供すること、前記強化材料の第一の表面上の反応性熱可塑性粒子の滞留時間がコンベアベルトの速度に基づいて定まるコンベアベルトを提供すること、及び前記熱対流オーブンの後にベルトプレスを提供することを含み、前記ベルトプレスは高温域と低温域を有し、前記高温域が前記ドレープ性のあるポリマーが予備含浸された強化材料を受け取るために、及び前記予備含浸された強化材料を250℃未満または250℃に1バール以上または1バール圧で加熱するものであり、前記低温域が十分に含浸し硬化した熱可塑性複合シートを受け取るために及び前記十分に含浸し硬化した熱可塑性複合シートを25℃まで冷却するためのものである熱可塑性複合シートを形成する方法。 請求項40 強化材料の繊維含量が、熱可塑性組成物の重量に対して、約50%及び約70重量%の間である請求項39に記載の方法による複合材を形成する方法。
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