椅子用固定デバイス
专利摘要:
本発明は、シートプレート(41)を備える子供用椅子(40)であって、該シートプレートが垂直な通し孔を有する場合の該子供用椅子で使用する固定デバイスに関しており、クロスピース(1)がクロスバー(3)により接合された2つの側部ピース(2)に結合され、1つの開口部(6)を規定しており、該クロスバー(3)は該固定デバイスが設置される時に該クロスピース(1)からの或る垂直距離に位置付けられ、該孔に挿入されるべき2つの主に垂直のライニング要素(4)が該ライニング要素の上端で該クロスピース(1)及び/又は側部ピース(2)の下側に結合され、該ライニング要素(4)の各々は該ライニング要素より大きい水平方向大きさを有する少なくとも1つのロック用フック(5)を該ライニング要素の下端に備えることを特徴としている。 公开号:JP2011516147A 申请号:JP2011502883 申请日:2009-03-31 公开日:2011-05-26 发明作者:オプスビク,ペーター 申请人:ペーター・オプスビク・エイ・エス; IPC主号:A47D15-00
专利说明:
[0001] 本発明は、前縁に垂直孔を有するシートプレートを備える、子供用椅子の様な椅子の、固定用ブラケットに関する。本発明は、特に、該シートプレートの垂直及び水平方向の調整の可能性を有する椅子に好適である。更に、本発明は、固定用ブラケッのハーネス及びシーティングレールのセットと、該固定用ブラケット及び該セットの使用法と、に関する。] 背景技術 [0002] 小さな子供、すなわち独りで座れる年齢(生後約6−7月)から、落下せずに子供用椅子での安全な着座をマスターする(約2才)まで、の様な子供が子供用椅子内に安全に座るために彼等を固定するハーネスを要することは公知である。] [0003] 子供の乳母車、別に購入される子供用椅子、に付随するハーネスの様な従来のハーネスが屡々使われる。新しい子供用椅子では、該ハーネスは、穴等の様な一体化された固定手段内に該シートの各側のストラップにより止められることが多い。この様なハーネスは該椅子に一体化された固定手段を要し、そして又該ハーネスの各側でストラップが比較的短くあらねばならないので、子供が上体を側方へ回すことを妨げる、欠点を有する。該ストラップのこの短い長さは該子供が椅子内で安全に座ることを確保するためであるが、これは一般にその子供を苛立たせる。] [0004] 近年、子供用椅子及びハーネスの様な子供用に使われる機器について、より多くの国や地域がこれら機器自身の安全要求や規制を持つ方向に開発が進展している。これは新しい子供用椅子の開発で連続して斟酌されねばならないが、しかし、この様な安全規制が実施される前に長い間作られて来た椅子を適合させることは難しい。特に、椅子に物理的に介入すること無しにこの様な適合を行うことは難しい。] [0005] これは例えば1972年程早くから開発され、1976年に特許化され、今なお多くの国で非常にポピュラーな子供用椅子であるトリップトラップ(登録商標名)(Tripp Trapp)子供用椅子の場合である。] [0006] 該椅子は子供の成長する身体寸法に調和して調整されるよう設計され、従って、側部ピースの長さに沿って上方に分布するトラックに滑り込み、該側部ピース間の距離を締めることでロックされることにより、種々の高さ位置に動かされるシートプレート及びフットプレートを有する。該着座用プレートは、更にバックレストに対し内外へ(前方及び後方へ)押される該プレートにより深さ位置を調整されて、それにより該椅子を使う子供に太股下の正しいシート長さを提供する。] [0007] 特に椅子の上記の元の機能を保持するために、現在のシートを新しく有効な要求に適合させることは難しいと分かった。これを達成するためには、子供のハーネスの固定又はファスナーはシートの高さ位置に従うことが出来るべきである。] [0008] ハーネスをこの様な椅子に固定することに加えて、単独か又は該ハーネスと同時か何れかで使われてもよい子供用シーティングレールを設置出来ることも望ましい。] [0009] 更に、より古い椅子の所有者も彼等の椅子を改善するために固定手段にこの付加的機器を提供することを目的とする。既述の様に、子供の機器用として最早使われない時に見える様な悪化する印を椅子内に残す部品の何れかへの孔開け、又はねじ挿入の様な、椅子内 への物理的介入を避けることも目的とする。更に、この様な適合は該適合を間違った仕方で行い、安全が損なわれる、ユーザーの危険を含む。従って、本発明の目的は子供の機器の固定を出来るだけ直観的で簡単にさせて、同時に安全性を向上させることである。] [0010] 特許文献1は、上述のタイプの子供用椅子の垂直孔を有するシートプレートで使う固定用ブラケットを示している。該ブラケットは、該シートプレートの下側に置くためのスリット付き固定手段と、頂部側から該シートプレートの孔を通るようガイドされ、該孔より大きいフランジにより該シートプレートの頂部側でロックされる垂直ロック用ペグを有するライニングクリップと、を備える。該ロック用ペグは水平孔を有し、ロック用ピンが該シートプレートの下側で該固定デバイスを該ライニングクリップへロックするため挿入される。該固定デバイスは加えて子供用シーティングレールの部品の挿入用に、該シートプレートの前部で突出するエッジスリットを有する。] [0011] 上述の様に機器の固定が正しい仕方で行われ、それが直観的であることを確保するために、この様な部品が間違って設置される可能性を減じるよう、部品数を限定することが更に進んだ目的である。部品数の少ないことは又、例えば、次の子が子供用椅子に座る程充分育った時に後で持ち出せるよう、機器が使われない中間の間の様な該機器の貯蔵時、個別部品が失われる可能性を減じる。この様な期間に、元のユーザーガイドが消える機会もある。] [0012] 誤った設置は、ユーザーガイドを読まないか又はユーザーガイドを理解しないユーザーの結果であることが多く、それは設置用言語及び/又は図解が理解し難いこと、又は該ユーザーガイドが消失したことに起因する。従って、消費者にとって正しいと、或いは可能な代替えの設置の仕方と、一見感知されるが、使用時該機器が曝されるよう意図された負荷を許容しない仕方で、該機器を設置する可能性を減じることが目的である。] [0013] 更に、物理的にそして有頂天になる程に、小さく、個別的で、ユーザーを悩まさない固定デバイスを得ることが目的である。同時に、この様な固定デバイスは、該固定デバイスが衝撃を吸収したり、もし該椅子が例えばひっくり返った場合損傷を受けることを妨げる、そして該前縁内にポケットを有するクッションを、該ポケットが該椅子の前縁全体上に糸通し固定されるよう、該椅子に設置させる、両目的で、該椅子の外縁から外部へ突出すべきでない。] 先行技術 [0014] 国際公開第NO323899/WO2007/097637号パンフレット、Peter Opsvik AS] [0015] これらの目的を達成するために、出願人は前記問題を解決する子供用機器の固定用の固定ブラケットを開発した。該ブラケットは子供用椅子での使用に特に好適なハーネスセット及び/又はシーティングレールセットの部分であってもよい。] [0016] 該ブラケットはボウを有する1つの固定デバイスから成っており、該ボウは頂部側からシートプレートの孔内へ入れられ、子供用ハーネスの一部分が該ボウを通して糸通しされることを可能にし、そして/又は該子供用シーティングレールの一部分が該固定デバイス内に挿入され、かつ該固定デバイス内に固定されることを可能にする。] [0017] かくして、本発明は附属請求項により、そして下記でもたらす側面により、固定ブラケット、ハーネスセットのみならず、これの使用法に関する。] [0018] 1側面では、本発明は、シートプレートを有する子供用椅子で使用するための固定デバイスを提供するものであり、該シートプレートは該固定デバイスの設置用の垂直の通し孔を有しており、該固定デバイスは、少なくとも1つのクロスバーにより接合された2つの側部ピースに結合され、開口部を規定する、少なくとも1つのクロスピースであって、該クロスバーは、該固定デバイスが設置される時に該クロスピースからの或る垂直距離に位置付けられているクロスピースと、そして該通し孔内に挿入され、該クロスピース及び/又は側部ピースの下側に結合される少なくとも2つの主として垂直なライニング要素であって、該結合が該ライニング要素の上端で行われており、該ライニング要素の各々が該ライニング要素より大きい水平方向大きさを有する少なくとも1つのロック用フックを該ライニング要素の下端に備えるライニング要素と、を具備することを特徴としている。] [0019] もう1つの実施例では、前記クロスピースと前記側部ピースの少なくとも一部分が、該シートプレートの頂部側に対するよう位置するために、該側部ピースの下側に、接触面を、好ましくは開いた又は閉じた連続接触面を、なおより好ましくは該ライニング要素の外側の周りに半円形で延びる接触面を有するのがよい。] [0020] 更に進んだ実施例では、該固定デバイスは、該固定デバイスがシートプレート内に設置される時、該開口部を通しての子供用シーティングレールの1部分の、好ましくはクラウチストラップの、好ましくは該固定デバイスが取り付けられるシートプレートの下側でフリップアウトするスナップフラップを有する端部の、挿入を可能にするのがよく、そして/又は該固定デバイスは子供用ハーネスの1部分、好ましくはクラウチストラップが、好ましくは該固定デバイスを通して固定される子供用シーティングレールの1部分と同時に、該固定デバイスがシートプレート内に設置される時、該クロスバーの周りで自由に走ることを可能にするのがよい。] [0021] 1実施例では、該ロック用フックは1部が相互の方へ、好ましくは該固定デバイスの長さ及び/又は横方向に対し約45度に向けられるのがよく、そしてもう1つの実施例では、各ライニング要素(14)は好ましくは相互の方へ、より好ましくは該固定デバイスの長さ及び/又は横方向に対し約45度に向けられるのがよい。代わりの実施例では、各ライニング要素はロック用フックの捻り及び/又は曲げを許容するために、減じられた堅さが該ライニング要素内にあるカウンターシンクにより、及び/又は該固定デバイスの残りより柔軟な材料を有する該ライニング要素の全体又は部分により達成される様な、該減じられた堅さを有する柔軟ゾーンを備える。1実施例では、該ロック用フックは該固定デバイスの開口部を通るようシーティングレールの1部を挿入することによりロックされる。] [0022] 更に進んだ実施例では、該側部ピースは該クロスピースから該クロスバーの方へ増大する高さを有し、好ましくはそれらが楔型であるのがよい。] [0023] 第2の側面では、本発明はバックレストと、前縁に垂直孔を有するシートプレートと、を備える子供用椅子のハーネスセットを提供するもので、該ハーネスセットは上記の何れかの該固定デバイスと、該固定デバイスに止められるクラウチストラップ、及びバックストラップであって、該ハーネスセットが固定される子供用椅子のバックレストの少なくとも1つのクロスピースの周りを走るバックストラップ、を有する子供用ハーネスと、を具備する。] [0024] 第3の側面では、本発明はバックレストと、前縁に垂直孔を有するシートプレートと、を備える子供用椅子のシーティングレールセットを提供するもので、該シーティングレールセットは上記の何れかの固定デバイスと、該固定デバイスの開口部と、該シートプレートの該孔とを通るようガイドされる端部を介して該シートプレートに止められるクラウチ ストラップを有する子供用椅子のシーティングレールと、を具備しており、該端部は該シートプレートの下側でフリップアウトするスナップフラップを有し、該子供用シーティングレールは該椅子の側部ピースのスリット内に挿入されるエンドピースを有するのが好ましい。] [0025] 第4の側面では、本発明は上記セットを有する、組み合わされたハーネス及びシーティングレールのセットを提供する。] [0026] 第5の側面では、本発明は、該シートプレートが垂直孔を有し、該椅子が該シートプレートの垂直及び水平方向調整の可能性を有する子供用椅子内にハーネス及び/又はシーティングレールを設置するために、上記の何れかの固定デバイス又は上記の何れかのセットを使用する方法を提供する。] [0027] 本発明はその何れもが本発明の範囲を制限するよう意図されてない、実施例の例及び附属図面の助けを借りて、下記で詳細に説明される。] 図面の簡単な説明 [0028] 上から見た固定デバイスの第1実施例の斜視図を示す。 下から見た図1の固定デバイスの斜視図を示す。 上から見た図1の固定デバイスの平面図を示す。 下から見た図1の固定デバイスの平面図を示す。 後から見た図1の固定デバイスの側面図を示す。 左側から見た図1の固定デバイスの側面図を示す。 上から見た固定デバイスの第2実施例の斜視図を示す。 固定されたシーティングレールを有する椅子で使用する固定デバイスの一部を切り欠いた斜視図を示す。] 図1 [0029] 下記説明で、下記言葉及び用語は次の様に理解されるべきである。] [0030] “前部の”、“前側の”、“最前の”により、普通の仕方で椅子に座る子供の顔及び胸が向かうよう面する水平方向を意味する。] [0031] “背後の”、“後ろの”、又は“の後ろに”により、反対の水平方向を意味し、該方向は普通の仕方で椅子に座っている子供の背中が向かうよう面する方向である。] [0032] “横の”側又は方向により、該椅子を通る対称面に直角な水平方向を意味する。] [0033] “長さ”、“深さ”、“長さ方向”により、該椅子の対称面内の水平方向を意味する。] [0034] 用語“クロスピース”、“側部ピース”は必ずしも明らかな接合部で一緒に接合された別々のピースである線形で真っ直ぐな又は個別要素と理解されるべきでなく、名付けられ たピースと同じ機能を有し、それら間でスムーズな又は漸進的な接合部を有する要素と理解されるべきである。] [0035] 図1で、固定デバイス10は上からの、すなわちシートプレートの頂部側が向けられる側からの、そして椅子の前部側からの斜視図で示される。この実施例で、該固定デバイス10は前部クロスピース1と、2つの楔形側部ピース2と、そして後部上方クロスバー3とを有する、アール付き長方形の形の又は台形のフランジを有する。該フランジからは、2つの平行なライニング要素4が該側部ピースの下側から突出しており、該要素はそれらの下端にロック用フック5を有する。該フランジは開口部6を囲み、該開口部にはクロウチストラップ又は子供用シーティングレールからのストラップの1端が挿入される。] 図1 [0036] 該固定デバイス及びフランジの形状は、長方形又は台形の本実施例により限定されず、それらのクロスピース及び側部ピースにも適用するアール付きの形を含む、卵型、円形、多角形又はそれら間の何等かの形の様などんな適当な形を有しても勿論よい。] [0037] 図2では、該固定デバイス10は下から示される。見られる様に、前部クロスピース1は平坦な下側を有し、該下側はシートプレートの頂部側に対して位置すべき接触面の1部を形成する。該接触面7は前部クロスピース1から、更に外方で該クロスピースの側部へ、そして該ライニング要素の外側の周りで該側部ピース2の下側へ延びており、該ライニング要素の外側ではそれらは該側部ピース2に固定される。接触面7はかくしてライニング要素4の周りで相互に面する2つの半円を形成しており、該半円は前部クロスピース1により接合され、該固定デバイスがロック用フック5により該シートプレートの下側へ下方に締められる時に、一緒に安定なフランジを形成する。図2から分かる様に、子供のハーネスを該シートプレートに固定するよう、ストラップが該クロスバーを周り開口部6を通るよう走るために、後部クロスバー3は接触面7に比較して垂直で高い位置にある。] 図2 [0038] 図3で、固定デバイス10は直接上方から見られ、特に該開口部6のみならず、この実施例の該デバイスのアール付き台形も見ることが出来る。この角度から見られる様に、2つのロック用フック5は部分的に開口部6内に突出し、これらの面は該ロック用フック5の水平頂面の残りと一緒に、該シートプレートの孔を通しての設置後に、該シートプレートの下側に対するよう位置する。] 図3 [0039] 図4では、該固定デバイス10は直接下側から見られる。該ロック用フック5は、設置時に、相互の方へツイストされるので、これらフックは該シートプレート内の、長方形のアール付き孔の様な、長方形の形状の孔を通るようガイドされ、そして該フックが該シートプレートの下側で出た時、図に示す位置内へフリップバックする。該シートプレート内の孔はこの実施例では、それらが図に現れる様に該接触面7と該ライニング要素4の間の移行に従う形と大きさを有するのが典型的である。] 図4 [0040] 図5では、固定デバイス10は上方クロスピース3が全部見える様に後部から直接見られ、前部クロスピースが側部ピース2の後に現れる。この角度から、該デバイスがシートプレートに取り付けられる時、後部クロスピース3の下縁と該シートプレートの上面(接触面7に対抗する)の間の垂直開口部8のみならず、前部1及び後部3のクロスピースの間の垂直距離が明らかに見える。この実施例では、水平開口部8は上述の垂直開口部6と同じであるが、例えば該側部ピース2の後ろ側上の接触面7とライニング要素4とを一緒に接合するために、もし第3のクロスピースが同じ垂直位置で該前部クロスピースと平行に導入されるならば、これはその様になる必要はない。正確には、本実施例ではこの様な第3のクロスピースは無いから、ユーザー用に該固定デバイスが妨害になること無しに、クロスピースの周りに子供用ハーネスのクラウチストラップの様なハーネス部分をガイドするのに充分なスペースが提供されるので、該後部クロスピース3の高さを同時に最小化 することが出来る。] 図5 [0041] 図6では、該固定デバイスは直接左側から示され、上記に於ける様に、該要素の垂直の様子は明らかである。見られる様に、接触面7はライニング要素4が通るよう導かれる孔に比して比較的広い大きさを有し、該孔はぐらつきの無い固定用に該ライニング要素上のベースの幅の寸法に近い寸法を有するのが典型的である。更に、該後部クロスピース3は加えて該ライニング要素4の後の或る水平距離に位置付けられ、該ライニング要素は該後部クロスピース3の前で相互間にシーティングレールピース部分の1部を受ける。] 図6 [0042] 又図5及び6で、該ライニング要素4内の柔軟ゾーン9がロック用フック5と同じ側であるが、該要素より上高くに現れる。この実施例の該柔軟ゾーン9は該要素内のカウンターシンクを構成し、そこでは、該ロック用フックが該シートプレート内の長方形孔に入るために相互の方へツイストされそして/又は曲げられるので、該要素の捻り及び/又は曲げを可能にするよう該ライイング要素の堅さは減じられる。該柔軟ゾーンの形と位置は望まれる曲げ抵抗及び曲げ方向により変わってもよく、該ゾーンは可能性としては、カウンターシンクの代わりに、該ライニング要素及び/ロック用フックの中で異なる材料で構成されてもよく、全ては達成を望まれるものに依る。] 図5 [0043] 図4−6から、横及び長さの両方向の該ロック用フック5の長さも明らかである。この実施例で、該フックは後ろ向きに、横及び長さ方向に対し約45度で、相互の方へ指向しているが、これは望ましい外観と固定のニーヅとにより変わってもよい。この実施例の形取りは、頂部側から下方の開口部6を通るよう、該固定デバイス内への子供用シーティングレールの端部の挿入を可能にするよう適合されており、該端部はその前部側で該前部クロスピース1に対するよう位置する。該子供用シーティングレールの端部はスナップフラップを有するのが好ましく、該スナップフラップは、該シートプレート及び固定デバイスの孔内への完全な挿入により、該シートプレートの下側で外へフリップし、該端部を該プレートへロックする。該ロック用フック5の頂部側は該シートプレートの下側に対抗して位置するために水平で平面状である。] 図4 [0044] 該子供用シーティングレールの端部の上部部分は、該シートプレート又は固定デバイスの頂部側に対して、該ライニング要素4間の該シートプレート内の孔に挿入される該端部より幅広の形の様な接触面を有するので、該シーティングレールは該シートプレート内の孔内で更に下方には進まない。図3及び4で最良に見られる様に、該子供用シーティングレールの端部は、ロック用フックを有する該ライニング要素に等しいか又は該要素より長い垂直長さと、該前部クロスピース1、該側部ピース2、及び該ロック用フッック5で規定される開口部を充たす厚さ及び幅を有するのが好ましい。この仕方で、該子供用シーティングレールの端部は、該子供用シーティングレールの端部の挿入後に、該ロック用フック5が相互の方へツイストされることを妨げ、この仕方で該固定デバイス10を該シートプレートへロックする。更に、この様な形取りは該シーティングレールが該シートプレート及び固定デバイス10内に良く固定されることに帰着し、部品間のぐらつきを妨げる。] 図3 [0045] 図7では、該固定デバイスの代わりの実施例20が斜視図で示される。この実施例で、各ライニング要素14は該要素の各々上で2つのロック用フック15へ延び、両者が長さ又は横方向から約45度にありながら、1つは前方へ1つは後方へ向けられている。この場合、該ライニング要素14は、該フック及び該ライニング要素をシートプレートの長方形の孔に通るよう挿入するために、一緒に締め付けられねばならないので、内側の相対する垂直の側のみならず、該ライニング要素14の内部の前部側及び後部側の両側上に柔軟ゾーン19を有する。この様な場合、これを行うためにペンチが使われるのが好ましい。この実施例でも、ことによるとスナップフラップを有する子供用シーティングレールの端部は、該ライニング要素14と該ロック用フック15との間で下方に挿入され、該ロック 用フック15が該開口部の方へツイストインされることを妨げられる中で、該固定デバイスを該シートプレートへロックすることは注目すべきである。] 図7 [0046] 図8では、如何に固定デバイス10が子供用椅子40のシートプレート41の孔内に置かれるかが示される。該固定デバイス10は、接触面7を有するフランジが、該孔の開口部の面積より大きい水平広さを有し、少なくとも該孔のエッジの部分の周りで該シートプレートの頂部側上に静止するよう、該シートプレート内の孔に適合される。それにより該固定デバイスの10の内部開口部6は該子供用シーティングレール30のクラウチ部分31の端部32が開口部6を通り、同時に該シートプレート41を通るようガイドされることを可能にする。該シーティングレールの端部32のスナップフラップは該シートプレート41の下側で跳ね返り、該シーティングレールを該シートプレートへ取り付ける。] 図8 [0047] 図8の例示用実施例では、該固定デバイスはトリップトラップ(Tripp Trapp)椅子のシートプレートに適合されている。該シーティングレール30はこの場合各側のエンドアーム33により適合され、該アームは該椅子40の側部ピース内のスリット内へ填る。このシーティングレールの固定により、該シーティングレールは、1つのエンドアーム33がそれが挿入されたスリットから押し出されるように、該端部のスナップフラップ33を押し、該シーティングレールを該側から押すことにより、容易に除去される。かくして、該椅子は、小さく、個別的で除去を要する固定デバイス無しで、年上の子供、又は大人により使われてもよい。] 図8 [0048] 従って、又本発明は、子供の椅子の側部ピースの内側面上のスリット内に滑り込まされてもよいエンドアームに依り、本発明の固定デバイス10又は20を通して止められるクラウチピースを有するシーティングレールを備えた子供用椅子用のシーティングレールセットを含む。] [0049] 固定デバイス10により固定される子供用シーティングレールの他に、子供用ハーネス(示されてない)が単独か、又は加えて、クラウチストラップが、該シートプレートのシート面上で、そして該子供用シーティングレール30の端部31の後ろに位置付けられた後部クロスバー3の下に、糸通しされることで、固定デバイス10を介してか、何れかで該シートプレートに固定されてもよい。該子供用ハーネスは該子供を該椅子に、特に該椅子から昇ることに対し、更に固定するために、使われてもよい。] [0050] 上の実施例では、該固定デバイスはトリップトラップアール椅子のシートプレートに適合された。該ハーネスはこの様な場合更に、シートプレート41に固定されることに加えて、該ハーネスが該椅子のバックレストの少なくとも1つの横ピース42又は43の周りを通るバックストラップを有することで適合されるべきである。このハーネスの固定で、子供は従来の子供用ハーネスに比してより良い動きの自由度を得る。又子供の指を汚す又は固定するストラップがより少なくなる。] [0051] 従って、本発明は又子供用椅子のハーネスセットであるが、本発明のブラケット固定デバイス10又は20に止められるクラウチストラップと、該ハーネスセットが取り付けられる椅子40上のバックレストの少なくとも1つの横ピース42及び/又は43の周りに走る少なくとも1つのストラップと、を有するハーネスを備える該子供用椅子のハーネスセットを含む。] [0052] 更に、本発明はクラウチストラップを有するハーネスと、クラウチピースを有するシーティングレールと、を備える組み合わされたシーティングレール及びハーネスのセットを含むが、該ハーネス及びシーティングレールの両者は子供の椅子のシートプレートに本発明の固定デバイス10/20を介して固定される。] [0053] 本発明の固定デバイス及びハーネスセット/シーティングレールセットに於ける利点は、該椅子の部品の何れにも物理的変化を与えずに、或いはねじの様な固定手段を使わずに、トリップトラップ椅子又は他椅子の様な現在に椅子に使われてもよいことである。該固定デバイス10,20はことによると強い手の力により、ペンチの様な簡単な工具の使用によるのみで確実にロックされ、ハーネス及び/又はシーティングレールの両方用の固定は、該椅子の機能の何れをも妨げることなく、該シートプレートの高さ調整又は深さ調整に依る様な、垂直及び水平の椅子の調整に後続する。] [0054] 該固定デバイスはハーネス及びシーティングレールの両者の取り外し可能な固定を、別々か又は一緒か何れかで可能にする。これは幾つかの実用的解決策を提供し、該椅子の使用を簡単で柔軟な仕方で、幾つかの異なるユーザーに適合可能にする。該固定デバイスは、固定デバイスが他のユーザーに不便になる又は破損されることが無ければ、該シートプレートに設置された侭にしてもよい。該固定デバイスは該シートプレート上で、普通の座り位置のユーザーにより加重が掛けられない脚間範囲に、小さな丸い盛り上がりを作るのみなので、ユーザーは該デバイス上で打撲傷を負うことはなく、該固定デバイスが位置するよう露出されることもなく、加えて固定デバイスが体裁上煩わしくない。] [0055] 該固定デバイス10,20とハーネス/シーティングレールのセットは使用後簡単に除去されてもよく、それらが何等これ以上必要でない時もう1つの対応する椅子へ移されてもよい。] [0056] 固定デバイス10,20は好ましくは金属、プラスチック又は複合材料の様な比較的堅い材料で作られるのがよいが、プラスチックが好ましい。]
权利要求:
請求項1 シートプレート(41)を有する子供用椅子(40)で使われ、該シートプレートが設置用に垂直な通し孔を有している固定デバイスにおいて、少なくとも1つのクロスバー(3)により接合された2つの側部ピース(2)に結合され、開口部(6)を規定する少なくとも1つのクロスピース(1)であって、該クロスバー(3)が該固定デバイスが設置される時に、該クロスピース(1)からの垂直距離に設置される、少なくとも1つのクロスピースと、該通し孔内に挿入され、該クロスピース(1)及び/又は側部ピース(2)の下側に結合される少なくとも2つの主に垂直なライニング要素(4)であって、該結合が該ライニング要素の上端で行われ、該ライニング要素(4)の各々が該ライニング要素より大きい水平方向大きさを有する少なくとも1つのロック用フック(5)を該ライニング要素の下端に備える少なくとも2つのライニング要素と、を具備することを特徴とする固定デバイス。 請求項2 前記クロスピース(1)及び前記側部ピース(2)の少なくとも一部分が、前記シートプレート(41)の頂部側に対抗して位置するために該側部ピースの下側に、接触面(7)を、好ましくは開いた又は閉じた連続接触面を、なおより好ましくは該ライニング要素(4)の外側の周りに半円で延びる接触面を有する請求項1記載の固定デバイス。 請求項3 該固定デバイスがシートプレート内に設置される時、該開口部(6)を通して、子供用シーティングレールの1部分、好ましくはクラウチストラップ、好ましくは該固定デバイスが取り付けられるシートプレートの下側でフリップアウトするスナップフラップを有する端部、の挿入を可能にする請求項1又は2記載の固定デバイス。 請求項4 該固定デバイスがシートプレート内に設置される時、子供用ハーネスの1部分が、好ましくはクラウチストラップが、好ましくは該固定デバイスを通して固定される子供用シーティングレールの1部分と同時に、該クロスバー(3)の周りを自由に走ることを可能にする請求項1〜3の何れか1に記載の固定デバイス。 請求項5 該ロック用フック(5)が部分的に、相互の方に、好ましくは該固定デバイスの長さ及び/又は横の方向に対し約45度に、向けられる請求項1〜4の何れか1に記載の固定デバイス。 請求項6 各ライニング要素(14)が、好ましくは相互の方に向けられた、より好ましくは該固定デバイスの長さ及び/又は横の方向に対し約45度に向けられた、2つのロック用フック(15)を有する請求項1〜5の何れか1に記載の固定デバイス。 請求項7 各ライニング要素(4,14)が該ロック用フック(5,15)の捻り及び/又は曲げを可能にするために、減じられた堅さを有する柔軟ゾーン(9)を備える請求項1〜6の何れか1に記載の固定デバイス。 請求項8 該減じられた堅さが該ライニング要素(4,14)内にあるカウンターシンクにより達成される請求項7記載の固定デバイス。 請求項9 該減じられた堅さが該固定デバイスの残りより柔軟な材料を含むライニング要素の全体又は部分により達成される請求項7又は8記載の固定デバイス。 請求項10 該ロック用フック(5)が、該固定デバイスの開口部(6)を通るシーティングレールの1部分の挿入によりロックされる請求項1〜9の何れか1に記載の固定デバイス。 請求項11 該側部ピース(2)が該クロスピース(1)から該クロスバー(3)に向かって増加する高さを有する、好ましくは該側部ピースが楔型に形作られる請求項1〜10の何れか1に記載の固定デバイス。 請求項12 バックレストと、前縁に垂直孔を有するシートプレート(41)と、を備える子供用椅子(40)のハーネスセットにおいて、該ハーネスセットが請求項1から11の何れか1に記載の固定デバイス(10)と、そして該固定デバイス内に止められるクラウチストラップ、及び好ましくはバックストラップであって該ハーネスセットが固定される子供用椅子(40)の該バックレストの少なくとも1つのクロスピース(42)の周りに走るバックストラップを有する子供用ハーネスと、を具備することを特徴とするハーネスセット。 請求項13 バックレストと、前縁に垂直孔を有するシートプレート(41)と、を備える子供用椅子(40)のシーティングレールセットにおいて、該シーティングレールセットが請求項1から11の何れか1に記載の固定デバイス(10)と、そして該固定デバイス(10)内の開口部(6)と該シートプレート(41)内の孔とを通るようガイドされる端部(32)を介して該シートプレート(41)に止められるクラウチストラップ(31)を有する子供用シーティングレール(30)と、を具備しており、該端部は好ましくは該シートプレート(41)の下側でフリップアウトするスナップフラップを有しており、該子供用シーティングレールは該椅子の側部ピースのスリット内に挿入されるエンドピース(33)を好ましくは有することを特徴とするシーティングレールセット。 請求項14 請求項12に記載のハーネスセット及び請求項13に記載のシーティングレールセットを有するハーネスとシーティングレールの組み合わせセット。 請求項15 子供用椅子内にハーネス及び/又はシーティングレールを設置するために、シートプレートが垂直孔を有し、該椅子が該シートプレートの垂直及び水平方向の調整の可能性を有する場合の設置用の、請求項1から11の何れか1に記載の固定デバイス、又は請求項12から14の何れか1に記載のセットの使用法。
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同族专利:
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