专利摘要:
、体内腔に配置された医療装置を回収するためのカテーテルは回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びる第1のガイドワイヤ内腔と、第1ガイドワイヤ内腔から半径方向に間をおいて位置された第2のガイドワイヤ内腔とを備える。第1ガイドワイヤ内腔は、潰された栓塞保護装置のような、体内腔に配置され、第1ガイドワイヤ内腔の中を通るガイドワイヤに固定された医療装置を取り返すように形成された遠位端部を持つ。第2ガイドワイヤ内腔は、第2手術を行うために第1インターベンション手術部位を過ぎて前進させられ得る第2ガイドワイヤを通す。回収カテーテルは体組織への損傷を低減させるための柔らかい先端部を備え得る。
公开号:JP2011516141A
申请号:JP2011502458
申请日:2009-04-02
公开日:2011-05-26
发明作者:スペンサー ベンジャミン;ローゼンシェイン ユリ
申请人:ガーディア メディカル リミテッド;
IPC主号:A61M25-00
专利说明:

[0001] [関連する文献との相互参照]
本出願は、その全ての内容が参照により本明細書に組み込まれる2008年4月4日出願の米国仮出願61/042131の優先権を請求するものである。]
[0002] 本発明は一般的にカテーテル及び回収方法に関する。具体的に、本発明は二重内腔の回収カテーテル及び配置された医療装置(例えば塞栓保護装置)を回収する方法に関する。]
背景技術

[0003] 血小板又は他の物質が血管壁に蓄積されることによって狭窄又は閉塞した血管を開通させるために、経カテーテル手術が多くおこなわれている。そのような低侵襲的処置は、心臓切開手術のような従来の手術に比べ有利である。動脈及び他の血管における狭窄は永久的に、又は、ステントを狭窄された場所に配置し、血管の内腔を開くことで一時的に、治療できる。]
[0004] しかし、ステントを配置する際に塞栓物が血流に放出される可能性があり、患者にとって危険性が高い。カルシウムの蓄積、血管内膜の破片、粥状斑(アテロームプラーク)及び/又は血栓によって形成された塞栓物は、下流の方に移動し、脳梗塞や心筋梗塞などの遠位組織の損傷を引き起こし得る(非特許文献1)。遠位組織を損傷させる恐れがある塞栓物は、粥状の領域にステントを配置するような血管インターベンション手術中によく放出される。]
[0005] この問題を軽減するために、塞栓フィルタ又は他の塞栓保護装置(Embolic Protection Device,EPD)を、治療箇所の遠位に配置され得、望ましくない塞栓物をフィルタし、血流から除く。この治療法が行われると、フィルタは小さく潰され、ガイドワイヤを用いて体から取り除かれ、又はガイドワイヤと共に取り除かれる。バルーン及び及びステントのような追加的な治療装置も同じガイドワイヤを介して挿入/除去できる。]
[0006] いくつかの手術においては、バルーン及び/又はステントによる治療後、医師は治療を行った場所から遠位に更なる損傷又は狭窄を発見し得、又は前回に行われた手術よる血管の切開を発見し得る。そのような場合は、医師は潰されたフィルタと共にガイドワイヤを取り除き、2番目に発見された場所を治療するために新しいガイドワイヤを挿入しなければならない。このように2つ目のワイヤを再挿入することは多大な時間を必要とするため、患者の治療するためにかかる時間を大きく増やしてしまう。また、2つ目のワイヤを挿入することで、ワイヤがセットされる治療箇所でプラークが塞栓化される危険性も多少ある。]
[0007] 図1に示されているように、塞栓フィルタのような、配置された塞栓保護装置10は、ステント14の第1配置場所13からすぐの遠位に図示されている。装置10は、ガイドワイヤ12に取り付けられており、開いた状態で図示されている。装置10は、参照によって組み込まれる特許文献1及び特許文献2に記載されたものと同じタイプのワイヤ固定機構を備え得る。したがって、EPD10を除去することは、EPD0が固定されたガイドワイヤ12も同時に除去することを必要とし得る。] 図1
[0008] したがって、第2の損傷17がその後発見されると、医師はEPD10をガイドワイヤ12と共に除去する必要があり、ガイドワイヤ12を新しいものに交換しなければならない。そのような場合には、第1ガイドワイヤ12及びEPD10がそのまま残った状態で第2ガイドワイヤを送ることを可能とする回収カテーテルを提供することが望ましい。特に、ガイドワイヤ及びEPDが回収される前に、回収カテーテルによって第2ガイドワイヤが挿入できることが望ましい。したがって、そのような改善された回収カテーテルは、第2のガイドワイヤを送ることと、前回配置されたEPDシステムを回収することとの2つの機能を行えるものである。]
[0009] EPDを回収することは、回収カテーテルの設計に必要な条件とに相反する条件が必要になるため、難しい課題とされている。一方では、フィルタを回収するために用いられる回収チューブは、フィルタを容易に捕え、途中にフィルタ内に捕捉されたものをひねり出さないために、大きい内径を持つ必要がある。反面、回収チューブのサイズはガイドカテーテルのサイズ、そして回収チューブが通らなければならないステントのサイズなどによって限定される。]
[0010] 回収チューブ開管デザインを大きくすると、血管を損傷させ得る。損傷を低減させ、移動を促成させるために、例えばバルーンカテーテルのようなものの遠位部は最大チューブ直径からガイドワイヤの直径まで徐々に細くなる柔らかい先端部を持っている。これで、カテーテルは(特に曲がりくねった血管において)血管壁に衝突することがなくなり、支柱が血管の中央に向かって出っ張り得るステントにおいて引っかからなくなる。]
[0011] この問題を解決するために、いくつかの製造者が回収に用いられる回収チューブの遠位端の形状を徐々に細くなるようにしたが、これらのチューブはフィルタの回収を難しくし、血流の中に物体を放出する恐れがある。更に、回収チューブ及びカテーテルは、フィルタをチューブの中に取り返す際にチューブが潰れないように充分に堅いもので作られる必要があるため、血管の中を滑らかに移動できるしなやかな素材のチューブを使うことは不可能になる。]
[0012] 米国特許出願公開第11/873882号明細書
米国特許出願公開第11/873893号明細書]
先行技術

[0013] トポール等筆、「アテローム性動脈硬化症における塞栓の重大さの認識」、サーキュレーション誌、2000年、101:570(Topol, EJ. and Yadav, J. S., "Recognition of the Importance of Embolization in Athereosclerotic Vascular Disease",Circulation 2000, 101 :570)]
発明が解決しようとする課題

[0014] 本出願の回収カテーテル及び回収方法は上記問題の1つ以上を解決する。]
課題を解決するための手段

[0015] 本発明のある実施形態によると、体内腔に配置された医療装置を回収するためのカテーテルは回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びる第1のガイドワイヤ内腔と、回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第2近位ガイドワイヤポートから第2遠位ガイドワイヤポートまで伸びる第2のガイドワイヤ内腔とを備える。第1ガイドワイヤは第1ワイヤ内腔を通る。第2ガイドワイヤ内腔は第1ガイドワイヤ内腔から半径方向にオフセットされており、医療装置が取り返された後、遠位端部を過ぎて前進するように操作され、第1ガイドワイヤとは個別に操作できる第2ガイドワイヤを通す。]
[0016] 異なる実施形態によると、体内腔の第1インターベンション手術部位より遠位の位置に配置され、第1ガイドワイヤに固定された栓塞保護装置を回収するための方法は、回収カテーテルを第1ガイドワイヤに沿って栓塞保護装置より近位の位置に前進させる工程を含み、該回収カテーテルは回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びる第1のガイドワイヤ内腔を持っている。第1ガイドワイヤ内腔は、医療装置を潰された状態で取り返すように形成された遠位端部を持ち、第1ガイドワイヤは第1ガイドワイヤ内腔の中を通るように伸びている。回収カテーテルは更に回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第2近位ガイドワイヤポートから第2遠位ガイドワイヤポートまで伸びる第2のガイドワイヤ内腔を備える。第2ガイドワイヤ内腔は、第1ガイドワイヤから半径方向にオフセットされており、第1ガイドワイヤとは個別に操作できる第2ガイドワイヤを受け入れている。該方法は更に潰された栓塞保護装置を回収カテーテルの第1ガイドワイヤ内腔の中に取り返す工程と、第2ガイドワイヤを、回収カテーテルの第2ガイドワイヤ内腔を通して第2のインターベンション手術部位に前進させる工程と、第2ガイドワイヤをそのまま残しながら、栓塞保護装置及び第1ガイドワイヤと共に回収カテーテルを取り除く工程とを含みむ。]
[0017] ある実施形態によると、該二重回収カテーテルは第1ガイドワイヤ内腔の遠位端部及びガイドワイヤが通る中央開口に摺動自在に受け入れられるように最大外形が構成された、円錐の先端部を備え得る。血管の損傷を防ぐために、回収カテーテルが体内腔において医療装置に向かって遠位方向に前進させられる際に先端部の先端は遠位端部から遠位方向にはみ出得る。]
[0018] 本発明の更なる追加的な実施形態によると、体内腔に配置された医療装置を回収するための回収カテーテルは、回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びるガイドワイヤ内腔を含む。ガイドワイヤ内腔は、ガイドワイヤの遠位端部より遠位に固定された医療装置を取り返すように形成された遠位端部を持っている。ガイドワイヤはガイドワイヤ内腔の中を通る。該カテーテルは更に、第1ガイドワイヤ内腔の遠位端部及びガイドワイヤが通る中央開口に摺動自在に受け入れられるように最大外形が構成された、円錐の先端部を備える。回収カテーテルが体内腔において医療装置に向かって遠位方向に前進させられる際に先端部の先端は遠位端部から遠位方向にはみ出る。]
[0019] 本発明の更なる実施形態によると、体内腔に配置され、ガイドワイヤに固定された栓塞保護装置を回収するため方法は、回収カテーテルをガイドワイヤに沿って栓塞保護装置より近位の位置に前進させる工程を含む。該回収カテーテルは回収カテーテルの遠位シャフト部を通して近位ガイドワイヤポートから遠位ガイドワイヤポートまで伸びるガイドワイヤ内腔を備える。該ガイドワイヤ内腔は、医療装置を潰された状態で取り返すように形成された遠位端部を備える。円錐形の先端部は、ガイドワイヤ内腔の遠位端部に摺動自在に受け入れられ、その尖端は、遠位端部から遠位方向にはみ出る。ガイドワイヤは先端部を長さ方向に沿って通る。該方法は更に栓塞保護装置を潰す工程と、潰された栓塞保護装置を回収カテーテルのガイドワイヤ内腔の中に近位方向に引く工程とを含む。]
[0020] ある実施形態では、ガイドワイヤ内腔の内で長さ方向における前端部の位置を規定するために、先端部に引きワイヤを、例えば物質的接続又は力伝達接続によって固定し得る。先端部はガイドワイヤ内腔の遠位端部と摩擦接触し得る。]
[0021] ある実施形態では、回収カテーテルの近位シャフト部に連結された遠位部と、引きワイヤに固定された遠位部に対して長さ方向に可動である近位部とを持つ近位作動装置が提供され得る。先端部は、近位部を遠位部に対して動かすことで第1ガイドワイヤ内腔の遠位端内で長さ方向に移動される。]
[0022] 回収カテーテルは高速交換が可能なように構成され得る。]
[0023] 本発明のこれらの特徴及び利点、そしてその以外の特徴及び利点は、次にくる発明の詳細な説明から明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0024] 次に述べる図面は本発明の例示的な実施得形態を示している。これらの示された図面は、発明の説明のするものと理解されるべきであり、決して限定的なものと理解されるべきではない。
対内腔に挿入された例示的な二重内腔回収カテーテルの概略図である。
本発明の様々な実施形態による、体内腔に挿入された例示的な二重内腔回収カテーテルの概略図である。
体内腔に挿入されたガイドワイヤの概略図である。
本願発明の様々な実施形態による、体内腔に挿入された例示的な二重内腔回収カテーテルの概略図である。
本発明の様々な実施形態による、例示的な回収カテーテルの近位端の概略図である。
本発明の様々な実施形態による、例示的な回収カテーテルの近位端の概略図である。
本発明の様々な実施形態による例示的な二重内腔回収カテーテルの概略図である。
従来の回収カテーテルが、ステントの配置された血管の領域を通る様子を概略的に示した図である。
本発明の様々な実施形態による、柔らかい遠位先端部を持つ例示的な回収カテーテルを示す概略図である。


塞栓フィルタを回収するための異なるステージを概略的に示す図である。

塞栓フィルタを回収するための回収カテーテルに用いられる機構をより具体的に示す概略図である。
血管内腔に傷を残さず通るように柔らかい先端を持つ、図5Aに示された二重内腔回収カテーテルの概略図である。
血管から取り除かれた塞栓保護装置を、図5Bと共に二重内腔カテーテルと共に示す概略図である。] 図5A 図5B
実施例

[0025] 本願には例示的な回収カテーテル及び方法の様々な実施形態が記載されており、プラークによる狭窄などの手術が行われる個所の血管において効果的及び効率的に治療工程を行えるようにし得る。例示的なカテーテル及び方法は、インターベンション手術の行われた部位から相対的な位置において血管を閉鎖し、閉鎖箇所を過ぎて血流が流れることを防ぎ、インターベンション手術中に血流に放出され得る塞栓物を取り除くように構成されている治療システム及び方法の一部であり得る。]
[0026] 回収カテーテル及び方法は、例としてここに示されており、限定的なものではない。ここに詳細に説明された例示的な回収カテーテル及び方法は、患者の頸動脈に関連付けられて説明されているが、本発明が冠動脈、腎動脈、伏在静脈、及び他の末梢動脈にも用いられることは当業者であれば明らかであろう。追加的に、例示的な回収カテーテル及び方法は、ステント配置、バルーンによる血管形成、レーザ血管形成、又はアテローム切除術等のインターベンション手術と同時に行い得る。]
[0027] 図1を再び参照し、第1ガイドワイヤ12(例えば、高速交換配達及び回収システムに用いられるガイドワイヤ)は、第1インターベンション手術部位に配達され得る。当業者には明らかであるように、周知のセルジンガー法を用いる従来の血管内手術の手順に従って、セルジンガーワイヤ及び挿入用シース(sheath)を、患者の鼠径部の大腿動脈に挿入し得る。次に、挿入用シースを介してガイドカテーテル(不図示)を大腿動脈に挿入することができ、ガイドカテーテルの遠位端はインターベンション手術部位から近位に最終的に配置される。例えば、頸動脈に関する手術において、ガイドカテーテルは、下向きの大動脈を通って大動脈弓に配達され、ガイドカテーテルはその遠位端が固定的に配置され、アクセス及び治療を必要とする総頸動脈に関連する心門に挿管するように配置される。] 図1
[0028] 第1ガイドワイヤ12は予め配置されたガイドカテーテルを介して挿入され、例えば血管などの体内腔の損傷又は狭窄部位13に向かって操縦され得る。第1ガイドワイヤ12は血管インターベンション手術の専門医によって左又は右総頸動脈に操縦される。それから第1ガイドワイヤ12は、手術部位13の位置によって適切に選択された内部又は外部頸動脈に操縦される。最終的に、ガイドワイヤ12の遠位先端部は、インターベンション手術部位13から少し遠位となる位置に配置される。第1ガイドワイヤ12は、塞栓保護フィルタのようなEPD10をインターベンション手術部位13から少し遠位の位置に配達するために用いられ得る。EPD10は、好ましくは高速交換塞栓保護配達カテーテル(不図示)を用いて治療部位に配達される。既に述べたように、塞栓保護装置10は、例えば特許文献1及び2に記載されているように、ガイドワイヤ12に固定されるように構成され得る。]
[0029] 上記血管内の治療手順は、バルーン膨張カテーテルの挿入、続いてステント配達カテーテルを含み得、これらの2つのカテーテルは高速交換構成を活用し、狭窄または損傷部位に簡単にアクセスできる。上記の全てのカテーテルは、好ましくは高速交換構成を用いるものであるため、各カテーテルは標準の長さのインターベンションワイヤに対して簡単に交代できる。バルーン及びステントカテーテルは、配置された塞栓保護装置からわずかに近位の位置に、ガイドワイヤを用いて配達される。バルーン及びステントは、当業者に知られているように、狭窄又は損傷を治療するために使用され得る。既述したように、医師が第1治療部位の治療を行った後、第1治療部位から遠位にある第2治療部位を発見すると、本願の開示による二重内腔回収装置を送り込み、塞栓保護装置を取り返し、第2ガイドワイヤの配達を補助し、元々挿入されていた第1ガイドワイヤを、取り返された栓塞保護装置と共に体内腔から取り除く。]
[0030] 二重内腔回収カテーテル22の例示的な実施形態の遠位部が図2に示されている。回収カテーテル22は第1内腔及び第2内腔26を備える。第1内腔24は栓塞保護装置10(例えばフィルタ)を受け入れるように構成され得る。例えば、図1を参照すると、潰された栓塞保護装置10を、回収カテーテル22の遠位端28にある第1内腔24に取り返せるように装置10をガイドワイヤ12に対して安定させるために、栓塞保護装置10の近位カラー(collar)15は第1ガイドワイヤ12に固定的に連結され得る。] 図1 図2
[0031] 操作においては、回収カテーテル22は、栓塞保護装置10が配置された血管内の部位に配達され得る。カテーテル22の第1内腔24は、潰された又は潰されるEPD10を受け入れる。既述したように、EPD10は、EPD10が固定されている第1ガイドワイヤ18を用いて回収できる。EPD10と共にカテーテル22を回収すると、図3に示されているように、第2損傷部位17に関する治療位置に第2のガイドワイヤ27が残される。] 図3
[0032] 図4を参照し、回収カテーテル22は高速交換(Rapid Exchange,RX)回収カテーテル22を含み得る。高速交換カテーテル22は、カテーテル22の近位端40に位置する近位シャフト部24aと、遠位シャフト部24bとを備え得る。近位シャフト部24aはガイドカテーテル41を通って伸び得、好ましくは大腿動脈における挿入箇所から適切な遠位の位置まで伸びる充分な長さを持っており、それによって、ガイドワイヤ41の遠位端は大動脈弓の適切な心門に挿管される。ガイドカテーテル41は図4Aに示された例より遠くまで伸びることもでき、ガイドカテーテル41内に第1ガイドワイヤ18及び近位シャフト部24aを収納し得る。しかし、説明を明瞭にするために、これらの要素はガイドカテーテル41に収納されていないように図示されている。ガイドカテーテル41の近位端に位置されたハブ45は、第1ガイドワイヤ18及び配達カテーテルの長さに沿った位置調整を容易にすると同時に、ハブ45のバルブ(不図示)で止血を保持する。] 図4A
[0033] 高速交換を可能にするために、遠位シャフト部24bは第1近位ガイドワイヤポート42と、第1遠位ガイドワイヤポート24と、第2遠位ガイドワイヤポート26とを備える。第1遠位ガイドワイヤポート42は、カテーテル22の近位端40から距離を置いてあり得る。第1ガイドワイヤ内腔24は第1近位ガイドワイヤポート42から第1遠位ガイドワイヤポート24まで、遠位シャフト部24bを通って伸び得る。第1ガイドワイヤ24は遠位端部(不図示)を持ち得、これは図5に示された回収チューブ55と類似するものであり、潰されたEPD10を取り返すように構成されている。第2のガイドワイヤ内腔は、第2近位ガイドワイヤ36から第2遠位ガイドワイヤポート26まで遠位シャフト部24bを通って伸び得る。] 図5
[0034] 遠位シャフト部24bから遠位方向に延びる第1ガイドワイヤ18は、高速交換ポート42において遠位シャフト部の近位端24aから抜け出ており、近位方向に近位シャフト部24aに並行して伸びており、ガイドカテーテル41及びハブ45を通って患者の体から出ている。]
[0035] 第2ガイドワイヤ27は、近位シャフト部24bをかいしてカテーテル22通り、カテーテル22の遠位から患者の血管に入るように遠位シャフト部24bの第2内腔26から伸びている(図2)。遠位シャフト部24aは挿入シース41及びハブ45を通って伸び得る。第2ガイドワイヤ27は、近位シャフト部の出口ポート48から患者の体より抜け出ることができる。] 図2
[0036] ある実施形態(例えば、図4B及び4Cに示されている例)によると、高速交換手順において用いられるガイドワイヤで患者の体からカテーテル22を回収するために、近位シャフト部24aのシャフト44には、出口ポート48から高速交換ポート42までの全長に切り口47が設けられ得る。切り口47は、回収の際に開き、カテーテルシャフト44が第2ガイドワイヤ27からはがれるように(46)構成されている。もう1つの方法として、カルテンバーク(Kaltenbach)ワイヤのようにより長いガイドワイヤを、切り口を持つカテーテルの代わりに用いることもできる。] 図4B
[0037] もう1つの回収カテーテル及び回収方法が、図5に関連付けられて説明されている。ある実施形態によると、回収カテーテル152は第1内腔155及び第2内腔156を備え得る。示されているように、カテーテル152を患者の体に挿入する前に、新たなガイドワイヤ127をカテーテル152に予め挿入し得る。新たなガイドワイヤ127の遠位先端157は、第2内腔156の出口ポート148から近くにあり得る。] 図5
[0038] 第1内腔155は、元のガイドワイヤ18に固定された、使用済みのEPD10(図5には不図示)を回収チューブ154に回収するように構成され得る。カテーテル152は、カテーテルの遠位シャフト部の近位端から遠位端159まで伸びる高速交換ポート153を備え得る。カテーテル152はハンドル159と、ハンドル159を高速交換ポート153の近くにおいてカテーテルにつなげるシャフト158とを備え得る。] 図5
[0039] 図5から明らかであるように、回収カテーテル152はステント14(図2)を滑らかに通り抜けられない可能性があり、図6に示されているようにステント14の突起62に簡単に引っ掛かり得る。これは、図示された放射線不透過性マーカ68を持つ例示的なシングルチューブ回収カテーテル64によって明らかに示されている。近位端から押されると、チューブはステント14の突起部62に引っ掛かり、回収しようとするEPD66に回収カテーテルを送り込むことが妨げられる。チューブを更に押し込むと、血管に、特にステントが配置された部位に、て損傷を与え得る。] 図2 図5 図6
[0040] 図7は、上記の問題を低減させ、損傷を与えずに血管壁に沿ってなめらかに通ることができる、徐々に細くなる柔らかい先端部72を持つ回収カテーテル74を示している。図7に示されており、これから図8A〜Cを参照して説明されているように、徐々に細くなる先端部74の最大外径は、回収カテーテルの内径より小さくなっており、それによって徐々に細くなる先端部72は撤回されるEPD装置と共に撤回される。] 図10A 図10B 図7 図8A 図8B 図8C 図9A 図9B
[0041] 図8A〜Cは、図7に示された柔らかい先端を持つカテーテル74を用いてEPD85を回収する際の異なるステージを示している。図8Aに示されているように、回収カテーテル74は、ガイドワイヤ18を覆ってEPD85に向かって遠位方向にEPD85の近位側86に接触するまで進められる。このステージでは、ガイドワイヤ18は図8Bに矢印81で図示されているように回収カテーテルの近位ハンドル部87に連結又は隣接しており、近位ハンドル部87は回収カテーテルの遠位ハンドル部88に対してスライドできるようにガイドされている。ガイドワイヤ18は、例えばハンドル部87の外側に取り付けられたクリップを用いる摩擦連結によって近位ハンドル部87に連結され得、又はガイドワイヤ18が通るコレット又はチャックとして作られ得る。] 図10A 図10B 図7 図8A 図8B 図8C 図9A 図9B
[0042] その後、ガイドワイヤ18は近位ハンドル部87と共に、固定された遠位ハンドル部88から遠ざかるように近位方向に引かれ、図8Cに示されているようにEPD85及び柔らかい先端部72を回収カテーテル又は回収チューブ74の中に引っ込む(取り返す)。図8Cは、回収カテーテル又は回収チューブ74の中に回収されたフィルタ(隠されている)を示しており、EPD85の従来の柔らかい先端部だけが回収カテーテル又は回収チューブ74の遠位端からはみ出ている。引きワイヤ89は、その近位端で近位ハンドル部87に取り付けられており、その遠位端で柔らかい先端部72の近位端に取り付けられている。これは図9により詳しく説明されている。引きワイヤ89は柔軟なワイヤであり得、例えば金属ワイヤ又はポリマー縫合線などを備え得る。] 図8C
[0043] 図9A及び9Bは、柔らかい先端部72が可動的に回収カテーテル74内に収納される機構をより詳しく示している。図9Aに示されているように、柔らかい先端部72は取り付け部位92において引きワイヤ89に取り付けられており、引きワイヤ89は回収カテーテル74を通り抜けて近位ハンドル87まで伸びている(図8Cも参照)。引きワイヤ89は、物質的な取り付け(ろう付け、溶接)又は力伝達接続(接着剤、リベットなど)の様々な取り付け方法で取り付けられる。柔らかい先端部72がEDP85に接触すると、EPD85及び柔らかい先端部72の両方が近位方向に引かれ、EPD85は潰されて図9Bに示された回収カテーテル74内の空間に収納される。] 図8C 図9A 図9B
[0044] 図7に示された柔らかい先端を持つ回収カテーテルが、図5に示された二重回収カテーテルと共に用いられることは当業者には明らかであろう。同じ要素、又は実質的に同じ役割を果たす要素は同じ参照番号で表わしている。第1ガイドワイヤ18は、説明を明瞭にするために図10Aから省略されているが、図10Bには図示されている。図に示されているように柔らかい先端部72が収納された状態で、二重内腔カテーテルは血管壁に損傷を与えずに血管内を進むことができる。EPD10の撤回手順は、図8A〜Cに示された単一内腔カテーテルと同じである。] 図10A 図10B 図5 図7 図8A 図8B 図8C 図9A 図9B
[0045] 柔らかい先端部72が回収チューブ74の中に摩擦によって保持できることは当業者には明らかあり、これによって個別の引きワイヤが必要でなくなる。 EPD85を撤回することも柔らかい先端部72を回収カテーテルの内腔の中に戻す。しかし、この手順は柔らかい先端部72を変形させ得、より硬い材料を先端部72に用いることを必要とするため、血管内に障害を与え得る。更に、血管内を進む際に先端部72は回収チューブ74の中に安全に収納されなくなり、先端部の中に伸びているガイドワイヤに付着されたまま回収チューブ74から落ちてしまう恐れがある。]
[0046] 本発明の回収カテーテル及び方法に様々な改造及び変形が発明の範囲内で可能であることは当業者であれば明らかであろう。本発明の他の実施形態は、明細書及びここに開示された発明の実施から当業者には明らかであろう。本明細書及び実施形態は例示的なものにすぎない。]
权利要求:

請求項1
体内腔に配置された医療装置を回収するための回収カテーテルであり、前記回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びている第1のガイドワイヤ内腔と、前記回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第2近位ガイドワイヤポートから第2遠位ガイドワイヤポートまで伸びている第2のガイドワイヤ内腔と、を備え、前記第1のガイドワイヤ内腔は、第1のガイドワイヤの遠位端部より遠位に固定された前記医療装置を取り返すように形成された遠位端部を持ち、前記ガイドワイヤは前記第1ガイドワイヤ内腔の中を通るように伸びており、前記第2ガイドワイヤ内腔は、前記第1ガイドワイヤから半径方向にずれており、前記第1ガイドワイヤとは個別に操作できる第2ガイドワイヤを受け入れており、前記第2ガイドワイヤは、前記医療装置が取り返された後、前記遠位端部を過ぎて前進するように操作されることを特徴とする、回収カテーテル。
請求項2
前記第1ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部及び前記ガイドワイヤが通る中央開口の中に摺動自在に受け入れられるように最大外形が構成された、円錐の先端部を更に備え、前記回収カテーテルが前記体内腔において前記医療装置に向かって遠位方向に前進させられる際に前記先端部の先端は前記遠位端部から遠位方向にはみ出ることを特徴とする、請求項1に記載の回収カテーテル。
請求項3
前記第1ガイドワイヤ内腔の内で長さ方向における前記先端部の位置を規定するために、前記先端部に固定された引きワイヤを更に備えることを特徴とする、請求項2に記載の回収カテーテル。
請求項4
前記医療装置は栓塞保護装置を含むことを特徴とする、請求項1に記載の回収カテーテル。
請求項5
前記回収カテーテルの近位シャフト部に連結された遠位部と、前記引きワイヤに固定されておりかつ前記遠位部に対して長さ方向に可動である近位部とを持つ近位作動装置を更に備え、前記近位部を前記遠位部に対して動かすことで前記先端部は前記第1ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部内で長さ方向に移動されることを特徴とする、請求項3に記載の回収カテーテル。
請求項6
前記回収カテーテルは高速交換が可能なように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の回収カテーテル。
請求項7
前記先端部は前記第1ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部と摩擦接触することを特徴とする、請求項2に記載の回収カテーテル。
請求項8
体内腔の第1インターベンション手術部位より遠位の位置に配置され、第1ガイドワイヤに固定された栓塞保護装置を回収するための方法であり、回収カテーテルを前記第1ガイドワイヤに沿って前記栓塞保護装置より近位の位置に前進させる工程と、潰された前記栓塞保護装置を前記回収カテーテルの第1ガイドワイヤ内腔の中に取り返す工程と、第2ガイドワイヤを、前記回収カテーテルの第2ガイドワイヤ内腔を通して第2のインターベンション手術部位に前進させる工程と、前記第2ガイドワイヤをそのまま残しながら、前記栓塞保護装置及び前記第1ガイドワイヤと共に前記回収カテーテルを取り除く工程と、を含み、前記回収カテーテルは前記回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びる前記第1のガイドワイヤ内腔と、前記回収カテーテルの前記遠位シャフト部を通って第2近位ガイドワイヤポートから第2遠位ガイドワイヤポートまで伸びる前記第2のガイドワイヤ内腔と、を備え、前記第1ガイドワイヤ内腔は、前記栓塞保護装置を潰された状態で取り返すように形成された遠位端部を持ち、前記第1ガイドワイヤは前記第1ガイドワイヤ内腔の中を通るように伸びており、前記第2ガイドワイヤ内腔は、前記第1ガイドワイヤから半径方向にずれており、前記第1ガイドワイヤとは個別に操作できる第2ガイドワイヤを受け入れている、ことを特徴とする、方法。
請求項9
前記第1ガイドライン内腔の前記遠位端部に円錐の先端部を提供する工程を更に含み、前記先端部の尖端は前記遠位端部から遠位方向にはみ出ていることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
請求項10
前記先端部は前記第1ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部と摩擦接触することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
請求項11
前記先端部を、前記先端部に取り付けられた引きワイヤを近位方向に引くことで前記第1ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部に前記先端部を取り返すと同時に、潰された前記栓塞保護装置を前記回収カテーテルの前記第1ガイドワイヤ内腔の中に取り返す工程を更に含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
請求項12
体内腔に配置された医療装置を回収するための回収カテーテルであり、前記回収カテーテルの遠位シャフト部を通って第1近位ガイドワイヤポートから第1遠位ガイドワイヤポートまで伸びるガイドワイヤ内腔と、前記第1ガイドワイヤ内腔の遠位端部及びガイドワイヤが通る中央開口に摺動自在に受け入れられるように最大外形が構成された、円錐の先端部と、を備え、前記ガイドワイヤ内腔は、前記ガイドワイヤの前記遠位端部より遠位に固定された前記医療装置を取り返すように形成された遠位端部を持ち、前記ガイドワイヤは前記ガイドワイヤ内腔の中を通るように伸びており、前記回収カテーテルが前記体内腔において前記医療装置に向かって遠位方向に前進させられる際に前記先端部の先端は前記遠位端部から遠位方向にはみ出ることを特徴とする、回収カテーテル。
請求項13
前記ガイドワイヤ内腔の内で長さ方向における前記先端部の位置を規定するために前記先端部に固定された引きワイヤを更に備えることを特徴とする、請求項12に記載の回収カテーテル。
請求項14
前記医療装置は栓塞保護装置を含むことを特徴とする、請求項12に記載の回収カテーテル。
請求項15
前記先端部は前記ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部と摩擦接触することを特徴とする、請求項12に記載の回収カテーテル。
請求項16
前記引きワイヤは前記先端部に物質的な接続又は力伝達接続によって固定されていることを特徴とする、請求項12に記載の回収カテーテル。
請求項17
前記回収カテーテルは高速交換が可能なように構成されていることを特徴とする、請求項12に記載の回収カテーテル。
請求項18
体内腔に配置され、ガイドワイヤに固定された栓塞保護装置を回収するため方法であり、回収カテーテルを前記ガイドワイヤに沿って前記栓塞保護装置より近位の位置に前進させる工程と、前記栓塞保護装置を潰す工程と、潰された前記栓塞保護装置を前記回収カテーテルのガイドワイヤ内腔の中に近位方向に引く工程と、を含み、前記回収カテーテルは前記回収カテーテルの遠位シャフト部を通して近位ガイドワイヤポートから遠位ガイドワイヤポートまで伸びるガイドワイヤ内腔を備え、前記ガイドワイヤ内腔は、前記医療装置を潰された状態で取り返すように形成された遠位端部と、前記ガイドワイヤ内腔の前記遠位端部及び前記ガイドワイヤが通る中央開口に摺動自在に受け入れられ、前記遠位端部から遠位方向にはみ出る尖端を持つ、円錐形の先端部と、を備え、前記ガイドワイヤは前記先端部を長さ方向に沿って通ることを特徴とする、方法。
請求項19
前記先端部に取り付けられた前記引きワイヤを用いて、前記回収カテーテルの前記ガイドワイヤ内腔の中に前記先端部を近位方向に引く工程と、同時に、前記先端部の形状を実質的に保持するために、潰された前記栓塞保護装置を前記回収カテーテルの前記ガイドワイヤ内腔の中に近位方向に引く工程と、を更に含むことを特徴とする、請求項18に記載の方法。
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