专利摘要:
本発明は、前方と後方のワイヤバスケット端部の間に延びて、1つまたは複数のワイヤ片から形成されている、複数のワイヤストランド(2a、2b、2d、2e)からなるバルーン形状のワイヤバスケットと、固定ディスクエレメント(13a)であって、固定ディスクエレメントに、ワイヤストランドが前方のワイヤバスケット端部において、前方のワイヤバスケット終端を形成しながら固定されており、その場合に固定ディスクエレメントが、少なくとも第1と第2の挿通開口部(14aから14d)を有している、固定ディスクエレメントと、を有する、特に医療用のワイヤバスケット器具用の、ワイヤバスケットユニットに関する。本発明によれば、ワイヤストランドの少なくとも第1のもの(2a)が、第1のワイヤ片から形成されており、第1のワイヤ片が、固定ディスクエレメントの挿通開口部の第1のもの(14a)を通して後ろから前へ、かつU字状に方向変換(2c)しながら、固定ディスクエレメントの挿通開口部の第2のもの(14b)を通って前から再び後ろへ挿通されており、それによって固定ディスクエレメントに固定されている。たとえば、医療用の結石捕獲バスケット器具のために使用。
公开号:JP2011516126A
申请号:JP2011502227
申请日:2008-04-01
公开日:2011-05-26
发明作者:ウイーライン,ベルンハルト;ルイ;フローラン トルシオ,ジェラール
申请人:コロプラスト アクティーゼルスカブ;
IPC主号:A61B17-221
专利说明:

[0001] 本発明は、前方と後方のワイヤバスケット端部の間に延びて、1つまたは複数のワイヤ片から形成されている、複数のワイヤストランドからなるバルーン形状のワイヤバスケットと、固定ディスクエレメントとを有し、その固定ディスクエレメントにワイヤストランドが、前方のワイヤバスケット端部において、前方のワイヤバスケット終端を形成しながら固定されており、その場合に固定ディスクエレメントが、少なくとも2つの挿通開口部を有している、特に医療用のワイヤバスケット器具のための、ワイヤバスケットユニットに関する。]
背景技術

[0002] この種のワイヤバスケットユニットは、特許文献1に医療用の器具について開示されている。この種の医療用器具は、たとえば結石捕獲バスケット器具およびポリープ除去ループ器具として使用される。この適用において、バルーン形状のワイヤバスケットは、収容スリーブ内へ折り畳んで引き込んで、そこから再び展開するように引き出すことができる。その場合に、収容スリーブ内へ引き込む場合に、バスケットを形成するワイヤストランドが変形したままになることは、回避されなければならず、使用において、たとえば人または動物の組織空洞内の結石を捕捉する際に、組織に穴をあける危険が最小限に抑えられなければならない。後者の問題に対処するために、実質的に尖端のない前端部を有するバルーン形状のワイヤバスケット("tipless basket")の実現が、しばしば望まれる。この要請を満たすために、特許文献1においては、リングエレメントまたは、1つまたは複数の挿通開口部を備えた穴あきのディスクエレメントが提案され、それにワイヤ片が1回挿通されて、穴を形成しながらリングエレメントないし穴あきのディスクエレメントに固定されている。穴あきのディスクエレメントを使用する場合には、好ましくはそれに周側の切欠きが設けられており、それによってそこに、穴を形成するワイヤ片のための収容空間が形成される。]
先行技術

[0003] 独国公開公報10150399A1]
発明が解決しようとする課題

[0004] 本発明の技術的問題は、上述した従来技術に比較して、前方のワイヤバスケット端部における固定ディスクエレメントによるワイヤストランド固定に関してさらに改良された、冒頭で挙げた種類のワイヤバスケットユニットを提供することである。]
課題を解決するための手段

[0005] 本発明は、この問題を、請求項1の特徴を有するワイヤバスケットユニットを提供することによって解決する。このワイヤバスケットユニットにおいては、ワイヤストランドの少なくとも第1のものが、第1のワイヤ片によって形成されており、そのワイヤ片が、固定ディスクエレメントの挿通開口部の第1のものを通して後ろから前へ挿通され、U字状に方向変換しながら固定ディスクエレメントの挿通開口部の第2のものを通して前から再び後ろへ挿通されて、それによって固定ディスクエレメントに固定されている。]
[0006] 実際における実験が示すように、このように実現された、それ用の複数の挿通開口部を備えた固定ディスクエレメントにワイヤストランドを固定することは、冒頭で言及した問題点に関して、かつ特にバルーン形状のワイヤバスケットの再現可能な折畳みと展開および展開された状態における良好なワイヤバスケット安定性に関しても、驚くほど効果的である。固定ディスクエレメントの2つの別々の挿通開口部にワイヤ片をU字状に挿通することは、一方で、ワイヤバスケットの折畳みと展開のために望ましく、かつ必要な、固定ディスクエレメントにおけるワイヤストランド固定の移動性を可能にし、他方ではたとえばワイヤバスケットの望ましくないねじれとそれに伴って傾きをもたらしてしまうような、緩すぎる固定を防止する。]
[0007] 請求項2に記載の本発明の展開においては、バスケットを形成するワイヤストランドの少なくとも2つが、一体的なワイヤ片によって形成されており、そのワイヤ片が、固定ディスクエレメントにおいてU字状に方向変換されて、2つの付属の挿通開口部に挿通されており、そこから、それぞれワイヤバスケットのワイヤストランドの1つを形成する、それぞれのワイヤ片部分が、後方へ向かって少なくとも後方のワイヤバスケット端部へ延びている。このようにして1つのワイヤ片によって、それぞれ、バスケットを形成するワイヤストランドの少なくとも2つを用意することができる。この措置の他の形態において、請求項3によれば、複数のワイヤストランドペアが、このようにしてそれぞれ一体的なワイヤ片から形成されている。]
[0008] 挿通開口部は、それぞれ適用場合に応じて、適切な横断面形状を有することができ、そのうちの幾つかの好ましい、本発明に基づく実施態様が、請求項4に記載されている。その場合に、挿通開口部は、それぞれ必要に応じて互いに等しい、あるいは互いに異なる横断面形状を有することができる。]
[0009] 本発明の他の形態において、請求項5によれば、挿通開口部は、中心点から等しい間隔をもって、かつ固定ディスクエレメントの周角度方向に等間隔で、配置されている。これは、たとえば、ワイヤバスケットの周方向にワイヤストランドが等間隔で配置されている、ワイヤバスケットを提供するために、効果的である。]
[0010] 請求項6に示す本発明の形態において、挿通開口部の少なくとも1つを通して、少なくとも2つのワイヤ片が挿通されている。この措置は、特に、この挿通開口部の適切に適合された横断面形状、たとえば長穴状の形態と、組み合わせることができる。それによって、必要な場合には、固定ディスクエレメントにおける挿通開口部の数を、バスケットを形成するワイヤストランドの数よりも小さくすることができる。]
[0011] 請求項7に記載の本発明の形態において、ワイヤストランドは、交差せずに固定ディスクエレメントに固定されている。これは、たとえば、然るべき適用場合において、すべてのワイヤストランドについて等しい方向変換条件とそれに伴って等しい固定条件を得る事に関して、効果的であり得る。その代わりに、固定ディスクエレメントにおいて少なくとも2つのワイヤストランドの交差する方向変換を設けることもできる。]
[0012] 請求項8に記載の本発明の好ましい展開において、少なくとも1つのワイヤ片が、その方向変換領域内で、すなわち本来のワイヤバスケット領域とは反対側の、固定ディスクエレメントの前側において、少なくとも1つの付属のワイヤストランドが前方と後方のワイヤバスケット端部の間のバスケットを形成する部分において延びる、長手平面に比較して、非平行の、すなわち捻れた長手平面内に延びている。この固定措置は、一方で、固定箇所の十分な可動性関して、他方では固定箇所の十分な安定性、特にねじれ防止に関して、極めて効果的であることが、明らかにされている。]
[0013] 請求項9に記載の本発明の展開において、固定ディスクエレメントは、その中心領域へ向かって前へ湾曲した形状、たとえばボールシェル形状を有している。この形状措置は、それぞれのワイヤストランドのための固定箇所が所望に移動できることに、ポジティブに作用することができ、かつ、前方のワイヤバスケット終端が、それに連続するワイヤバスケット領域のバルーン形状に適合して移行することをもたらす。]
[0014] 本発明の好ましい実施形態を、図面に示し、以下で詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0015] シャフト領域内へさらに案内されているワイヤストランドからなるバルーン形状のワイヤバスケットと、前側の終端を形成するワイヤ固定エレメントとを有する医療用のワイヤバスケットユニットを示す側面図である。
図1の医療用のワイヤバスケットユニットの変形例を示す側面図であって、ワイヤバスケットを形成するワイヤストランドが、後方のワイヤバスケット端部において収容部内に捕捉されている。
ワイヤ固定エレメントとして、平坦な4穴固定ディスクエレメントを有する、図1または2のワイヤバスケットの前方の領域を示す上面図である。
図3の矢印IVに沿って、図3の前方のワイヤバスケット領域を示す側面図である。
図3のV-V線に沿った断面図である。
図3のVI-VI線に沿った断面図である。
2本の個別ワイヤストランドからなるワイヤバスケットを有する変形例を示す、図3と同様の上面図である。
図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。
ワイヤバスケットが収容スリーブ内へ引き込まれた状態において、図3の前方のワイヤバスケット領域を示す断面図である。
修正され、湾曲された固定ディスクエレメントを示す縦断面図である。
交差するように挿通されたワイヤ片を有する、図3に対して修正された前方のワイヤバスケット終端部を示す上面図である。
6つの挿通開口部を有する、図3の固定ディスクエレメントに対して修正された、固定ディスクエレメントを示す上面図である。
3本の挿通されたワイヤ片を有する、図12の固定ディスクエレメントを示す上面図である。
4つの長穴形状の挿通開口部を有する、修正された固定ディスクエレメントを示す、図12と同様の図である。
図14を、2本の挿通されたワイヤ片と共に示している。
2つの長穴形状の挿通開口部を有する、他の修正された固定ディスクエレメントを、図12と同様に示している。
図16を、2本の挿通されたワイヤ片と共に示している。
4つのセクター形状の挿通開口部を有する、他の修正された固定ディスクエレメントを、図12と同様に示している。
図18を、2本の挿通されたワイヤ片と共に示している。] 図1 図12 図14 図16 図18 図3 図7
実施例

[0016] 図1、図2は、医療器具内で、特に結石捕捉バスケット器具またはポリープ切除ループ器具内で使用することができるような、2つのワイヤバスケットユニットを示している。図1のワイヤバスケットユニットは、4本のワイヤストランド2からなるバルーン形状のワイヤバスケット1を有し、そのワイヤストランドは、前方のワイヤバスケット端部3からバルーン形状のワイヤバスケット1を形成しながら、後方のワイヤバスケット端部4まで延びており、かつねじられた形状で前方のシャフト領域5を形成しながら、後方へ向かって結合箇所8までさらに案内され、その結合箇所において溶接結合によって、それに続く中央のねじられたシャフト部分9と結合されており、そのシャフト部分は、このワイヤストランドを延長しながら、あるいは専用のワイヤストランドから構成することができる。中央のシャフト部分9は、移行箇所6において後方のシャフト部分7へ移行し、そのシャフト部分は、中実のコアワイヤ材料から形成されている。] 図1 図2
[0017] 図2のワイヤバスケットユニットは、同様に、前方のワイヤバスケット端部3から後方のワイヤバスケット端部4まで、バルーン形状のワイヤバスケット1’を形成しながら延びる、ワイヤストランド2’を有しており、その場合に、この実施例においては、ワイヤストランド2’は、その後方の端部において収容スリーブ10内に捕捉されている。このワイヤバスケットユニットにおいて、シャフトは、中実のコアワイヤ11によって形成されており、そのコアワイヤは、収容スリーブ10に連続する前方の領域内と、後方の領域内において、それぞれ円錐状の部分を介して中央の領域に対してだんだんと細くなっている。コアワイヤ11の後方の細くなった領域の上に、被覆12が取り付けられている。] 図2
[0018] ここでは、まず、前方のワイヤバスケット端部3における、ワイヤバスケットユニットの形状が興味深く、そこで、バスケットを形成するワイヤストランド2、2’がまとめられて、固定エレメント13に固定されており、それによって互いに結合されている。ワイヤバスケット1、1’と可能な限り尖っていない("tipless")前方のワイヤバスケット端部3のための所望のバルーン形状を得るために、ワイヤストランド2、2’ができる限り固定エレメント13の近傍において、実質的に径方向に互いに離れるように延びてから、その後軸方向成分を増しながら最大のバスケット直径まで延びて、そこから再び後方のバスケット端部4まで一緒に延びることが、望ましい。そのために固定エレメント13は、ワイヤストランド2、2’を、一方では十分に移動可能に、そして他方では緩すぎないように固定する機能を有している。固定が移動可能であることは、ワイヤバスケット1、1’の所望の柔軟性を保証するために、特に上述した医療用適用においてワイヤバスケットユニットをワイヤバスケット1、1’と共に、それらを折り畳みながら収容スリーブ内へ引き込むことができるようにし、そのようにしてそれらを人または動物の組織管内へ挿入することができるようにするために、必要とされる。その後、使用において、収容スリーブからワイヤバスケットユニットは、ワイヤバスケット1、1’が再び自由になって、ワイヤストランド2、2’の柔軟性によってその、図1と図2に示す拡がった機能状態をとるまで、前へ送られる。固定エレメント13における、揺る過ぎない固定は、拡がったワイヤバスケット1、1’を安定させ、特に不用意に捻れて、それによってワイヤバスケット1、1’が傾くことを阻止する。] 図1 図2
[0019] 本発明は、これらの要請をできる限り良く満たすために、固定エレメント13とそれにワイヤストランド2、2’を固定することの、特別な実現を特徴としている。そのために、本発明によれば、固定エレメント13として、複数の挿通開口部を備えた、固定ディスクエレメントが設けられている。その他において、固定ディスクエレメントは、たとえば円形、楕円形、三角形または多角形など、任意の形状であることができる。その厚み、すなわち軸方向における寸法は、好ましくはその横寸法よりも何倍も小さい。]
[0020] 図3−図6には、図1または図2のワイヤバスケットユニットのため、あるいはバルーン形状のワイヤバスケットを有する他のワイヤバスケットユニットのための固定エレメント13として使用できるような、この種の固定ディスクエレメント13aの第1の実施例が示されている。図に示すように、この場合においては円ディスク形状の固定ディスクエレメント13aは、4つの挿通開口部14a、14b、14c、14dを有しており、それらは、図示の例において、中心点Mおよび側端縁Rからほぼ等間隔をもって、等しい90°−角度間隔で形成されている。第1のワイヤストランド2aと第2のワイヤストランド2bは、第1の一体的なワイヤ片から形成されており、それが、U字状の方向変換領域2cを形成しながら、2つの隣り合った挿通開口部14a、14bに挿通されており、すなわちワイヤ片は、後方のワイヤバスケット端部から来る第1のワイヤストランド2aを形成し、その後、固定ディスクエレメント13a内の挿通開口部14aに後ろから前へ向かって挿通され、固定ディスクエレメント13aの前側でU字状の部分2cをもって第2の挿通開口部14b内へ屈曲して、それを通過して、その後、第2のワイヤストランド2bを形成しながら再び後方のワイヤバスケット端部へ延びている。同様にして、ワイヤバスケットの第3のワイヤストランド2bと第4のワイヤストランド2eは、第2のワイヤ片によって一体的に形成されており、そのワイヤ片がU字状の方向変換領域2fをもって他の2つの隣接する挿通開口部14c、14dに挿通されている。] 図1 図2 図3 図6
[0021] その結果、2つの一体的なワイヤ片の各々が、それぞれ2つの隣接する、ワイヤ周方向に90°変位されたワイヤストランド2a、2bないし2d、2eを形成する。さらに、ワイヤ片の2つの方向変換領域2c、2fは、固定ディスクエレメント13aの前側で交差せずに、図5の断面図に示すように、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eのバスケットを形成する領域が延びている長手平面、すなわちワイヤストランド2aと2eのバスケットを形成する部分が位置する長手平面L1と、ワイヤストランド2bと2dのバスケットを形成する部分が位置する長手平面L2、に対して非平行の、図5の切断平面のような、平行な長手平面内に延びている。図示の例において、図3に示すように、ワイヤ片は、方向変換領域2c、2f内で、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eのバスケットを形成する4つの部分が位置する、これら2つの長手平面L1、L2に対して、約45°の角度で延びている。もちろん、それぞれ挿通開口部の形態と位置決めに応じて、バスケットを形成する領域内のワイヤストランドの延びに対して、ワイヤストランドないしワイヤ片の1つまたは複数のU字状の方向変換領域を、任意に他のように方向付けすることも、可能である。] 図3 図5
[0022] 図4−図6は、ある程度尖った領域の存在を示唆しているが、それは、ワイヤバスケット全体の広がりを考慮しない、図示的で縮尺に基づかない表示である。実際の実施例においては、固定ディスクエレメント13aとU字状の方向変換領域2c、2fを有する前方のワイヤバスケット端部の軸方向の広がりは、ワイヤバスケット直径よりも、何倍も、ないしは1桁または複数桁だけ小さい。この種の形態は、通常、尖端なし、ないしはほぼ尖端なし、と称される。] 図4 図6
[0023] 実際における実験から、ほぼ尖端のない前方のワイヤバスケット端部を形成しながら、固定ディスクエレメント13aにバスケットを形成するワイヤストランド2a、2b、2d、2eをこのように固定することによって、一方では十分な可動性と、他方では、前側のワイヤストランド固定とそれに伴ってワイヤバスケットの十分な安定性とねじれのなさに関する上述した要請が、全体として驚くほど良好に満たされることが、明らかにされている。これは特に、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eの各々が、固定ディスクエレメント13aに設けられた挿通開口部14a、14cに挿通されて保持されるだけでなく、付加的に固定ディスクエレメント13の前側で方向変換しながら、第2の挿通開口部14b、14dにも挿通されて保持されている、特性にも起因する。]
[0024] その場合に、図示の例において、各ワイヤストランドは、同じワイヤ片から一体的に形成された他のワイヤストランドへ移行している。代替的な実施形態においては、ワイヤストランドは、個々に、その第2の挿通開口部に挿通された後に、たとえば、挿通開口部からの抜落ちを防止する、肥厚したワイヤ端部を形成しながら、終了する。この場合においては、個々のワイヤストランドのために、2つの挿通開口部が必要となる。図7と8は、そのような実施例を示しており、それにおいて、ワイヤバスケットは、バスケットないしループを形成する2つのワイヤストランド22a、22bが、バスケット長手軸ないしループ長手軸を中心に互いに対して180°変位して配置されていることによって、2つの個別のワイヤストランドないしワイヤ片からワイヤループとして形成されている。] 図7
[0025] 第1のワイヤ片22aは、後方のワイヤバスケット端部ないしワイヤループ端部から第1の半ループを形成しながら、固定ディスクエレメント13a(ここでは図3から6の実施例のそれと同一に選択されている)へ延びており、その4つの挿通開口部14aから14dのうちの第1のもの14bに挿通されて、固定ディスクエレメント13aの前側で、U字状の部分22cをもって方向変換されて、挿通開口部14aから14dの第2のもの14aを通って再び後方へ差し込まれて、そこで、固定ディスクエレメント13aの後ろ側で抜落ちを防止する肥厚したワイヤ端部をもって終了している。同じようにして、第2のワイヤ片22bが、後方のワイヤバスケット端部から第2の半ループを形成しながら前へ向かって固定ディスクエレメント13aへ延びて、そこで、図8により詳細に認識されるように、挿通開口部14aから14dの第3のもの14dを通り、それによって固定ディスク13aの前側でU字状の方向変換領域22dをもって、挿通開口部14aから14dの第4のもの14cに挿通されて、再び固定ディスク13aの裏側へ戻るように案内されて、そこで球状に肥厚したワイヤ端部23で終了しており、そのワイヤ端部の外径は、付属の挿通開口部14cの直径よりも大きく、それによって付属の挿通開口部14c、14dからワイヤ片22dが抜け落ちることが防止されている。なお、それぞれ個別に固定ディスクエレメントに固定されたワイヤストランドを有する、このシステム形態において、任意の数の、たとえば3本または5本のワイヤストランドからなるワイヤバスケットのために、ワイヤバスケットを形成する奇数の数のワイヤストランドを有するワイヤバスケットユニットも、実現可能である。] 図3 図8
[0026] 他の代替的な実施例においては、それぞれ1本のワイヤ片から1つまたは複数のワイヤストランドペアが形成され、かつ他のワイヤ片から少なくとも1つのワイヤストランドが個々に形成される、混合形式を設けることができる。さらに他の代替的な実施形態においては、ワイヤ片が後方の端部において1回または複数回180°屈曲されて、それぞれ再び前のワイヤバスケット端部へ延びることによって、一体的なワイヤ片から2つより多い、バスケットを形成するワイヤストランドを形成することもできる。]
[0027] 上述したねじれ防止が、図3−図6の例について、図3に傾き矢印K1、K2、K3、K4で象徴されている。上述したように、固定ディスクエレメント13aにワイヤストランドを固定した結果、ワイヤバスケットは、これらの矢印方向にワイヤストランド2aから2dに作用する曲げ負荷ないしねじり負荷に対して、すなわちワイヤストランド2aから2dに、その、バスケットを形成する領域内の長手方向に対して横方向に作用するねじれ負荷に対して、比較的高い剛性率を有している。ワイヤバスケットのこの剛性率とそれに伴って安定性は、特に、各ワイヤストランドが対応する固定ディスクエレメントの唯一の付属の挿通開口部のみに保持されている、代替的な解決策の場合よりも、ずっと高い。これは、冒頭で述べた従来の、固定エレメントとしてリングエレメントを有する解決策におけるよりも、ずっと高い。さらに、本発明に基づく解決によっては、冒頭で述べた、穴あきの固定ディスクエレメントを有する、同様な従来の解決策において実現されているような、固定ディスクエレメントにワイヤストランドを固定するための穴形成も、不要である。] 図3 図6
[0028] それにもかかわらず、本発明に基づくワイヤバスケットユニットのためには、ワイヤバスケットを収容スリーブ内へ引き込んで、その際に折り畳むために必要とされるような、固定ディスクエレメント13aにおけるワイヤストランド固定の移動可能性が、維持されている。これが、図9に図3−図6の実施例について、図6に相当する視点で示されている。その前方部分のみが示されている収容スリーブ15内へ引き込むことによって、ワイヤバスケットが折り畳まれ、すなわち個々のワイヤストランド2a、2b、2d、2eが、バスケットを形成する領域内で圧縮される。固定ディスクエレメント13aにおける、この特徴的なワイヤストランド固定が、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eの固有柔軟性と共に、ワイヤバスケットのこの折り畳みを、好ましいやり方で可能にしている。] 図3 図6 図9
[0029] 図9から明らかなように、固定ディスクエレメント内の挿通開口部14aから14dは、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eの直径よりも幾分大きい直径で形成されているので、挿通されたワイヤ片の方向変換領域2c、2fは、挿通開口部14aから14d内である程度移動し、それによって、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eがそのバスケットを形成する領域内で経験する折り畳みないし展開運動に、幾分撓んで追従することができる。イラスト表示するために、図9において、図6に示す展開されたワイヤバスケット状態における2つのワイヤストランド2aと2dの推移が、これら2つのワイヤストランドのバスケットを形成する領域2a’、2d’とその方向変換領域2c’と2f’の、実線で示す推移と比較して、点線で示されている。そこから明らかなように、2つの方向変換領域2cと2fは、ワイヤバスケットが折り畳まれる場合に、たとえば45°の傾き角度αだけ、ほぼ径方向外側へ、傾き回転運動の形式で移動し、それによってバスケットを形成する領域内でワイヤストランドを径方向に折り畳むことを容易にし、その折畳みは、各ワイヤストランド2a、2b、2d、2eがその、固定ディスクエレメント13aに作用する後方の部分において、約90°の折畳み角度βだけ、関連して折り畳むように傾き回転運動することを、内容としている。その場合に、挿通開口部14aから14dは、ある程度、この弾性的なワイヤストランド運動のための回転点として用いられ、必要な運動の遊びを許す。このようにして、ワイヤ固定の移動可能性が、ワイヤストランド2a、2b、2d、2eの固有柔軟性および配置と共に、ワイヤバスケット1の最適な折畳みを可能にする。] 図6 図9
[0030] 図10は、図3−図6の例における平坦な固定ディスクエレメント13aの変形例を示している。この変形例は、然るべく修正された固定ディスクエレメント13bの球シェル状に湾曲された形態を内容としており、その固定ディスクエレメントは、その他においては、図3−図6のそれに相当し、特にそれは、4つの挿通開口部14aから14dを形成することに関するので、この差を除いては、上の説明を参照するよう指示することができる。特に、この固定ディスクエレメント13bは、周端縁領域15から離れるように中心領域16へ向かって、すなわち前方へ、湾曲された形状を有しており、それが、図3−図6の例において挿通開口部14aから14b内に固定されたワイヤストランドの移動可能性に、ポジティブに作用することができる。さらに、固定ディスクエレメント13bのこの付与形状は、後方へ向かって、すなわち図10において左へ向かって、連続するワイヤバスケット領域へのその形状の適合を改良する。というのは、このようにして固定ディスクエレメント13bは、連続するワイヤバスケット領域に対して同方向の曲率を有しているからである。] 図10 図3 図6
[0031] 図11は、図3−図6の実施例とは異なる、4つのワイヤストランド2a、2b、2d、2eを形成する2つのワイヤ片の挿通を示している。図3−図6の例においては、2つのワイヤ片は、そのU字状の方向変換領域2c、2fをもって交差なしで、4つの挿通開口部14aから14dのそれぞれ隣接する2つのものに挿通されているが、図11の例においては、交差するU字状の方向変換領域2c、2dをもって、4つの挿通開口部14aから14dのそれぞれ直径方向に対向する2つのもの14a、14cないし14b、14dに挿通されている。従って、この場合においては、2つのワイヤ片の各々が、バスケットを形成する4つのワイヤストランド2a、2b、2d、2eのうちの、それぞれ2つの対向する、ワイヤバスケット周方向に180°変位されたワイヤストランドを形成している。所定の適用場合のためには、固定ディスクエレメント13aまたは、図10の湾曲された固定ディスクエレメント13bのような、本発明に基づく他の固定ディスクエレメントに、2つのワイヤ片、従って4つのワイヤストランド2a、2b、2d、2eを、交差するように固定することが、利点を提供することができる。] 図10 図11 図3 図6
[0032] 図12−図19は、幾つかのサンプル例を用いて、本発明に基づく固定ディスクエレメントの形態に関して、それぞれの適用場合の要請に適合可能な高い可変性を示しており、その場合に図示の例の各々について、該当する固定ディスクエレメントが、1つは挿通されたワイヤ片なしで、1つはそれありで、前からの上面図で示されている。] 図12 図19
[0033] 図12、13は、固定ディスクエレメント13cに周角度方向に等間隔で形成された、6つの円形の挿通開口部17aから17fを有する固定ディスクエレメント13cを示している。図13から明らかなように、3つのワイヤ片がU字状の方向変換領域18a、18b、18cをもって、それぞれ2つの隣接する挿通開口部17aと17b、17cと17dないし17eと17fに挿通されており、それによって、このように6つのワイヤストランドからなるバルーン形状のワイヤバスケットの、それぞれ2つの、バスケット周方向に隣接するワイヤストランドを形成している。該当する適用においては、6つのワイヤストランドを有する、この種の目の細かいワイヤバスケットが効果的である。なお、6つのワイヤストランドから構成されたワイヤバスケットのこの例においても、図13に示す、ワイヤ片の交差のない挿通とは異なり、図11の実施例と同様に、たとえば3つのワイヤ片の各々が、2つの挿通開口部17aから17fのそれぞれ2つの直径方向に対向するものに挿通されることによって、3つのワイヤ片の少なくとも2つを交差するように挿通することができる。] 図11 図12 図13
[0034] 図14、図15は、挿通開口部がやや長穴の形状で形成されている、という修正を有する、図3−図6の固定ディスクエレメント13aに相当する、固定ディスクエレメント13dを示している。特に、固定ディスクエレメント13dは、4つの長穴開口部19aから19dを有しており、その長い方のメイン軸は、図3−図6の例に示すように交差なしで挿通された2つのワイヤ片の、U字状の方向変換領域2c、2fの推移に対して垂直に延びている。挿通開口部19a、19bのやや長穴の形状は、望ましい場合には、図15には示されないやり方で、図3と同様に固定ディスクエレメント13dから上、下、右ないし左へ、径方向外側および軸方向後方へ延びる、ワイヤバスケットの4つのワイヤストランドを形成する、このように固定された2つのワイヤ片の固定移動可能性を高めることができる。] 図14 図15 図3 図6
[0035] 図16、図17は、固定ディスクエレメント13eを示し、その固定ディスクエレメントには、はっきりとした長穴形状を有する2つの挿通開口部20a、20bが形成されており、その場合にここで、各挿通開口部20a、20bは、2つのワイヤ片ないしワイヤストランドを収容している。特に、図17から明らかなように、バスケットを形成する4つのワイヤストランドを準備する、2つのワイヤ片のU字状の方向変換領域2c、2fは、2つの長穴挿通開口部20a、20bの各々に交差なしで並べて挿通されている。2つの挿通開口部20a、20bのはっきりとした長穴形状は、然るべき適用のために、上述した実施例に比較して、この固定ディスクエレメント13eにおけるワイヤストランド固定の移動性をさらに高める。] 図16 図17
[0036] 図18、図19は、図3の固定ディスクエレメント13aと同様に周角度方向に等間隔で配置された4つの挿通開口部21aから21dを有する、固定ディスクエレメント13fを示しているが、その挿通開口部は、この例において、図示のように、丸みを帯びた円セクターの形状を有している。ここでも、図3−図6の例におけるように、2つのワイヤ片ないしそれによって形成される4つのワイヤストランドが、交差せずに互いに平行に並べられたU字状の方向変換領域2cと2fをもって、この固定ディスクエレメント13fに固定されている。それぞれ、挿通されたワイヤ片の横断面に比較した、円セクター形状の挿通開口部21aから21dの横断面の広がりに応じて、この実施例においても、上述した実施例におけるのと同様に、固定ディスクエレメント13fにおけるワイヤストランドの固定の移動性を、所望のように調節することができる。図18、図19の実施例についても、図11の例と同様に、代替的に、ワイヤストランドの交差する固定も可能である。] 図11 図18 図19 図3 図6
[0037] なお、図示の固定ディスクエレメント13aから13fは、それぞれ円ディスク形状を有しているが、本発明に基づく固定ディスクエレメントは、それぞれ必要に応じて、任意の他の端縁形状、たとえば楕円形または多角形の形状または非対称の形状を有することができる。本発明に基づく固定ディスクエレメントは、その外側の形状に関係なく、ボタンの形式に従って、バスケットを形成するワイヤストランドの少なくとも1つを固定するために、少なくとも2つの挿通開口部を有している。一般的に、本発明に基づくワイヤバスケットユニットのバルーン形状のワイヤバスケットを形成する、すべてのワイヤストランドは、このようにして、U字状に方向変換しながら、2つの挿通開口部に挿通することによって、固定ディスクエレメントに固定されているが、必ずしもそうである必要はない。ワイヤバスケットを形成するワイヤストランドの一部においてだけ、この種の固定種類が設けられる、混合形式を適用することもできる。大体において、図示し、かつ説明したように、共通のワイヤ片によって、バスケットを形成するワイヤストランドの2つ以上が用意されると、効果的である。しかしこれも、必ずしもそうである必要はなく、むしろ、必要な場合には、ワイヤストランドの少なくとも1つが、U字状に方向変換して第2の付属の挿通開口部に挿通された後に、固定ディスクの後ろ側で、たとえば挿通開口部からの抜け落ちを防止する、球状に肥厚したワイヤ端部として終わることが、可能である。]
[0038] 具体的な実現とは関係なく、本発明に基づくワイヤバスケットユニットは、適切な挿通開口部を有する固定ディスクエレメントに、上述したようにワイヤを特別に固定することによって、一方では可動性に、他方では安定性に関して最適化された、バルーン形状のワイヤバスケットの前方のワイヤバスケット終端を有している。バスケットを形成するワイヤストランドのために極めてフレキシブルなワイヤ材料を使用することと組み合わせて、本発明に基づくワイヤバスケットユニットは、収容スリーブ内へ引き込む場合の、ワイヤバスケットの確実かつ再現可能な折畳みと、逆に、収容スリーブから引き出す場合の、ワイヤバスケットの確実かつ機能安全のワイヤバスケットの展開を可能にする。その場合に、折畳みないし展開の運動は、ワイヤストランドの材料固有の柔軟性と、固定ディスクエレメントにおける特殊なワイヤストランド固定によって支援され、それはたとえば、バスケットを形成するワイヤストランドが、折畳みの場合も展開の場合にも、上でたとえば図9について説明したように、それぞれ固定箇所において軽度の傾き運動を実施するように、選択することができる。同時に、固定ディスクエレメントに設けられたそれぞれ2つの挿通開口部内の特殊なワイヤストランド固定が、たとえばワイヤバスケットの望ましくない傾きをもたらしてしまうような、ワイヤバスケットの強すぎるねじれを防止する。] 図9
[0039] すでに述べたように、本発明に基づくワイヤバスケットユニットは、特に、結石捕捉バスケット器具またはポリープ切除ループ器具内のような、医療用器具内で使用することができるが、本発明に基づくワイヤバスケットユニットは、フレキシブルなバルーン形状のワイヤバスケットの需要がある、他の任意の適用においても使用できることは、もちろんである。]
权利要求:

請求項1
特に医療用のワイヤバスケット器具用の、ワイヤバスケットユニットであって、前方と後方のワイヤバスケット端部(3、4)の間に延びて、1つまたは複数のワイヤ片から形成されている、複数のワイヤストランド(2a、2b、2d、2e)からなるバルーン形状のワイヤバスケット(1)と、固定ディスクエレメント(13a)であって、少なくとも第1と第2の挿通開口部(14a−14d)を有し、ワイヤストランドが前方のワイヤバスケット端部において、前方のワイヤバスケット終端を形成しながら固定される、固定ディスクエレメントと、を有する、ものであって、ワイヤストランドの少なくとも第1のワイヤストランド(2a)が、第1のワイヤ片から形成されており、第1のワイヤ片が、固定ディスクエレメント(13a)の第1の挿通開口部(14a)を通して後ろから前へ、かつU字状に方向変換(2c)しながら、固定ディスクエレメントの第2の挿通開口部(14b)を通って前から再び後ろへ挿通され、それによって固定ディスクエレメントに固定されている、ことを特徴とするワイヤバスケットユニット。
請求項2
さらに、ワイヤバスケットの第1のワイヤストランドと、少なくとも第2のワイヤストランド(2b)が、一体的な第1のワイヤ片によって形成されており、ワイヤ片が、ワイヤバスケットの後方の端部(4)から前へ向かって固定ディスクエレメント(13a)へ延びて、第1の挿通開口部(14a)を通り、そこからU字状に方向変換しながら第2の挿通開口部(14b)を通って戻り、後方のワイヤバスケット端部まで延びている、ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項3
さらに、複数対のワイヤストランドが、それぞれ一体的なワイヤ片から形成されており、ワイヤ片が、それぞれ後方のワイヤバスケット端部から前方へ向かって固定ディスクエレメントへ延びて、その付属の第1の挿通開口部を通り、そこからU字状に方向変換しながら付属の第2の挿通開口部を通って戻り、後方のワイヤバスケット端部まで延びている、ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項4
さらに、挿通開口部の少なくとも1つが、円形または長穴状または円セクターの形状を有している、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項5
さらに、挿通開口部が、中心点(M)から等間隔かつ固定ディスクエレメントの周角度方向に等間隔で配置されている、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項6
さらに、挿通開口部の少なくとも1つ(20a、20b)を通して、少なくとも2つのワイヤ片が挿通されている、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項7
さらに、ワイヤストランドが、交差せずに固定ディスクエレメントに固定されている、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項8
さらに、少なくとも第1のワイヤ片の、固定ディスクエレメントの前側における、第1と第2の挿通開口部(14a、14b)の間の、そのU字状の方向変換領域(2c)が、第1のワイヤストランド(2a)が前方と後方のワイヤバスケット端部(3、4)の間のバスケットを形成する領域内で延びている、長手平面に対して、非平行の長手平面内に延びている、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のワイヤバスケットユニット。
請求項9
さらに、固定ディスクエレメント(13b)が、周端縁領域(15)から中心領域(16)へ向かって前へ湾曲した形状を有している、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のワイヤバスケットユニット。
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