干渉測定方法
专利摘要:
本発明の各実施例は、効率的なデータ通信を行うための干渉測定方法を開示する。本発明の一実施例として、隣接セルの干渉を測定するための方法は、パイロット信号が割り当てられた一つ以上の第1の資源要素を第1の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当て、所定のシンボル領域のうち第1のシンボル領域に隣接セルの干渉量を測定するための一つ以上の第2の資源要素を割り当て、一つ以上の第2の資源要素を用いて隣接セルの干渉を測定することを含むことができる。 公开号:JP2011515914A 申请号:JP2010549575 申请日:2009-03-05 公开日:2011-05-19 发明作者:ビン;チュル イム,;ヒュン;ソ コ,;ジェ;ホン チャン,;ムン;イル リー, 申请人:エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド; IPC主号:H04W72-12
专利说明:
[0001] 本発明の各実施例は、無線接続システムで効率的なデータ通信を行うための干渉測定方法を開示する。] 背景技術 [0002] 以下、多重セル移動通信システムについて簡略に説明する。] [0003] 図1は、セルラ基盤の移動通信システムの基本概念を示す図である。] 図1 [0004] 図1を参照すれば、それぞれの基地局(BS:Base Station)は、自身に割り当てられた特定セル領域を制御することができる。各基地局は、一定地域内の移動局(MS:Mobile Station)に特定移動通信サービスを提供することができる。全ての基地局は、同一の移動通信サービス又は互いに異なる移動通信サービスを提供することができる。] 図1 [0005] 多重セル基盤の移動通信システムは、特定地域の全ての基地局で同一の周波数領域を使用するように設計されるので、隣接セルから様々な電波干渉を受けるおそれがある。したがって、隣接セルから発生する干渉の影響を考慮しない場合、システムの性能に大きな影響を与えることになる。] [0006] 例えば、図1を参照すれば、特定移動局(MS:Mobile Station)は、BS1及びBS2のセル間に位置することができる。BS1及びBS2が同一の周波数領域を使用するので、位置上、二つの基地局から伝送される信号の大きさは、移動局に類似した影響を及ぼすようになる。したがって、通信システムの構成時、セル境界での他の基地局からの干渉影響を考慮しない場合、移動局が基地局にフィードバックするチャンネル状態情報(CQI:Channel Quality Information)は不正確に測定され、システムの収率を最適化できないという問題が発生する。] 図1 [0007] 無線接続システムでの他の信号による干渉、予期しない雑音などは、様々な問題を引き起こすようになる。ここで、雑音とは、自然に発生した意図しない信号を意味し、干渉とは、人工的に作られた意図しない信号を意味する。] [0008] 意図しない雑音には、背景雑音、人工雑音、相互変調又は受信機で発生する雑音などの多様な形態がある。意図しない雑音の発生には様々な原因がある。代表的に、自然に発生する雑音源としては、大気のかく乱、背景雑音又は受信機自体で発生する熱雑音などがある。無線接続システムでの意図しない雑音を減少させることができれば、直接的にシステムの性能を改善することができる。] [0009] 人工的な雑音源としては干渉雑音がある。干渉雑音は、同一の帯域で他の通信システム又は電気システムの信号によって発生する。すなわち、同一の周波数帯域で故意に又は自然に他の通信システム又は電気システムから干渉を受けるようになる。] 発明が解決しようとする課題 [0010] 効率的な通信環境を提供するためには、雑音及び干渉を減少させるための様々な方案を模索することが望ましい。本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的は、効率的な通信方法を提供することにある。] [0011] 本発明の他の目的は、隣接セルからの干渉の大きさを考慮してCQIを正確に測定することによって、システムを最適化できる方法を提供することにある。] [0012] 本発明の更に他の目的は、隣接セルからの干渉の大きさを正確に測定するために、隣接セルのパイロットシンボル(又は参照信号)が位置する資源領域にヌル(Null)信号を伝送することによって、正確な干渉を測定する方法を提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0013] 前記のような技術的課題を解決するために、本発明の各実施例は、無線接続システムで効率的なデータ通信を行うための干渉測定方法を開示する。] [0014] 本発明の一実施例として、隣接セルの干渉を測定するための方法は、パイロット信号が割り当てられた一つ以上の第1の資源要素を第1の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当て、所定のシンボル領域のうち第1のシンボル領域に隣接セルの干渉量を測定するための一つ以上の第2の資源要素を割り当て、一つ以上の第2の資源要素を用いて隣接セルの干渉を測定することを含むことができる。] [0015] 前記一つ以上の第2の資源要素は、前記隣接セルの干渉の大きさを測定するためにデータを伝送しないことが望ましい。このとき、一つ以上の第2の資源要素は、パイロット信号が割り当てられた一つ以上の第1の資源要素及び制御チャンネルが割り当てられた資源要素には割り当てられないことが望ましい。] [0016] このとき、一つ以上の第2の資源要素は、第1の資源要素が割り当てられた所定のシンボル領域ごとに割り当てられる。また、パイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の個数と第2の資源要素の個数は、同一又は異なっている。すなわち、第1の資源要素の個数は、第2の資源要素の個数より多いか少ない。] [0017] また、本発明の一実施例は、パイロット信号が割り当てられた一つ以上の第1の資源要素を第2の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当てることをさらに含むことができる。このとき、第2の資源ブロックには第2の資源要素を割り当てないことが望ましい。] [0018] また、本発明の一実施例は、一つ以上の第1の資源要素を第2の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当て、所定のシンボル領域のうち第1のシンボル領域に隣接セルの干渉量を測定するための一つ以上の第2の資源要素を割り当てることをさらに含むことができる。このとき、第1の資源ブロックでは第1のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定し、第2の資源ブロックでは第2のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定することができる。] [0019] また、第1のアンテナを用いて測定した隣接セルの干渉量を基盤にして第2のアンテナの干渉量を予測し、第2の資源ブロックで隣接セルの干渉量を測定することができる。] [0020] このとき、第1の資源ブロックでは第1のアンテナ及び第2のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定し、第2の資源ブロックでは第3のアンテナ及び第4のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定することができる。] [0021] また、本発明の他の実施例として、隣接セルの干渉を測定するのは、セル境界に位置した各移動局のみで行われる。] [0022] また、本発明の更に他の実施例として、第2の資源要素の割り当て可否は、サブフレームインデックスによって決定される。] [0023] また、本発明の更に他の実施例として、第2の資源要素の割り当て位置は、サブフレームインデックスによって決定される。] [0024] また、本発明の更に他の実施例として、第1のセルに対するパイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の位置には、第2のセル及び第3のセルに対する第2の資源要素のみが割り当てられ、第2のセルに対するパイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の位置には、第1のセル及び第3のセルの第2の資源要素のみが割り当てられ、第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の位置には、第2のセル及び第3のセルの第2の資源要素のみが割り当てられ、第1のセル、第2のセル及び第3のセルで協力的に隣接セルの干渉を測定することができる。] [0025] また、本発明の更に他の実施例として、第1のセルに対するパイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の位置には、第2のセル及び第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられなく、第2のセルに対するパイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の位置には、第1のセル及び第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられなく、第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の位置には、第2のセル及び第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられないことがある。これを通して、第1のセル、第2のセル及び第3のセルで協力的に隣接セルの干渉を測定することができる。] 発明の効果 [0026] 本発明によれば、次のような効果がある。] [0027] 第一に、本発明の各実施例を使用すれば、効率的な通信を行うことができる。] [0028] 第二に、隣接セルからの干渉の大きさを正確に測定することによって、システムを最適化して使用することができる。] [0029] 第三に、隣接セルによる干渉を測定するためにヌル信号を使用することによって、より正確な干渉量を測定することができる。] 図面の簡単な説明 [0030] セルラ基盤の移動通信システムの基本概念を示す図である。 独立したセル環境でセクタを区分して使用する通信システムの一例を示す図である。 送信アンテナの個数によるパイロットシンボル構造の一例を示す図である。 1個の送信アンテナを使用する場合、パイロットシンボルを副搬送波単位で遷移する方法の一例を示す図である。 1個の送信アンテナを使用する場合、パイロットシンボルを副搬送波単位で遷移する方法の他の一例を示す図である。 本発明の一実施例として、パイロットシンボルを含む全てのOFDMシンボル領域にヌルREを割り当てる方法の一例を示す図である。 本発明の一実施例として、パイロットシンボルが割り当てられた全てのOFDMシンボル領域にヌルREを割り当てる方法の他の一例を示す図である。 本発明の一実施例として、パイロットシンボルを含むOFDMシンボル領域のうち特定OFDMシンボル領域のみにヌルREを割り当てる方法の一例を示す図である。 本発明の他の実施例として、RBインデックスによってヌルREを割り当てる方法の一例を示す図である。 本発明の更に他の実施例として、特定送信アンテナのパイロットシンボルが割り当てられたOFDMシンボル領域のみにヌルREを使用する方法を示す図である。 本発明の更に他の実施例として、多重セル環境でヌルREを協力的に使用する方法の一例を示す図である。] 実施例 [0031] 本明細書は、無線接続システムで効率的なデータ通信を行うための干渉測定方法を開示する。] [0032] 以下の各実施例は、本発明の各構成要素と特徴を所定形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮される。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施可能である。] [0033] また、本発明の一部の構成要素及び/又は特徴を結合し、本発明の他の実施例を構成することもできる。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。一つの実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれたり、他の実施例に対応する構成又は特徴に取り替えられる。] [0034] 本発明の各実施例は、基地局と移動局との間のデータ送受信関係を中心に説明した。ここで、基地局は、移動局と直接的に通信を行うネットワークの終端ノードとしての意味を有する。本明細書で基地局によって行われると説明した特定動作は、場合によっては基地局の上位ノードによって行われることもある。] [0035] すなわち、基地局を含む多数のネットワークノードからなるネットワークで移動局との通信のために行われる多様な動作が、基地局又は基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは自明である。「基地局」は、固定局、Node B、eNode B(eNB)又はアクセスポイントなどの用語に取り替えられる。また、「移動局(MS)」は、UE(User Equipment)、移動端末、端末又はMSS(Mobile Subscriber Station)などの用語に取り替えられる。] [0036] 本発明の各実施例は多様な手段を通して具現される。例えば、本発明の各実施例は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現される。] [0037] ハードウェアによる具現の場合、本発明の各実施例に係る方法は、一つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現される。] [0038] ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の各実施例に係る方法は、以上説明した機能又は動作を行うモジュール、手順又は関数などの形態で具現される。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納され、プロセッサによって駆動される。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知となった多様な手段によって前記プロセッサとデータを取り交わすことができる。] [0039] 以下の説明で使用する特定用語は、本発明の理解を促進するために提供されたものであって、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更可能である。] [0040] 図2は、独立したセル環境でセクタを区分して使用する通信システムの一例を示す図である。] 図2 [0041] 図2のように独立したセル環境で、基地局は、自身のセル領域を区分して使用することができる。すなわち、基地局は、他のセルのユーザからの干渉を減少させるために、自身のセル領域をセクタ化することができる。一例として、基地局(BS1)は、自身のセルを3個のセクタに分割し、セクタアンテナを運用することができる。各セクタ別に割り当てられたアンテナは、特定角度(望ましくは、120°の角度)の方向で受信される信号のみを受信することができる。] 図2 [0042] 基地局は、セクタアンテナを用いて特定角度で受信される信号に対してはアンテナ利得を大きく与え、他の角度で受信される信号に対してはアンテナ利得を小さく与えることができる。したがって、第1のセクタに含まれたユーザは、他のセクタ領域に含まれたユーザからの干渉を減少させることができる。ただし、セクタ化するとしても、一般的に使用される技術では隣接セクタによる干渉を全て除去することは難しい。] [0043] 図3は、送信アンテナの個数によるパイロットシンボル構造の一例を示す図である。] 図3 [0044] パイロットシンボルは、一般的にデータ伝送分野で使用される。パイロットシンボルは、送受信端で復調用基準搬送波や各種チャンネルに対するタイミングを得るために使用される信号である。多様な通信システムで、パイロットシンボルは、参照信号(RS:Reference Signal)などの多様な用語として使用される。ただし、本発明の各実施例でのパイロットシンボルは、チャンネルの同期を合わせたり、搬送波の位相を同期化したり、又は基地局情報の獲得を促進するために、実際にデータを有さずに高い出力で伝送される全てのシンボル又は信号を意味する。] [0045] 図3は、送信アンテナの個数による各送信アンテナのパイロットシンボルの位置を示す図である。図3において、Riはi番目の送信アンテナのパイロットシンボルを示す。また、図3(a)は1個の送信アンテナを使用する場合を示し、図3(b)は2個の送信アンテナを使用する場合を示し、図3(c)は4個の送信アンテナを使用する場合を示す。] 図3 [0046] 図3を参照すれば、各パイロットシンボルは、一定の周波数間隔及び時間間隔で配置されていることが分かる。図3に示すように、送信アンテナの個数が増加すれば、パイロットシンボルのオーバーヘッドが増加するようになる。] 図3 [0047] 図3のパイロットシンボルの構造が図2のセクタ1(Sector1)のために使用される場合、セクタ2及びセクタ3では、セル間のパイロットシンボルが衝突しないように周波数領域又は時間領域で副搬送波単位又はOFDMシンボル単位の遷移を通してパイロットシンボルを保護することができる。以下、パイロットシンボルの副搬送波単位又はOFDMシンボル単位の遷移を通して干渉を除去する方法を説明する。] 図2 図3 [0048] 図4は、1個の送信アンテナを使用する場合、パイロットシンボルを副搬送波単位で遷移する方法の一例を示す図である。] 図4 [0049] 図4を参照すれば、図4(a)の送信アンテナ(1 Tx antenna)の場合、周波数領域で各パイロットシンボルが6副搬送波間隔で位置していることが分かる。したがって、周波数領域で副搬送波単位の遷移を行えば、少なくとも5個のセルは他の位置にパイロットシンボルを配置することができる。すなわち、図4を参照すれば、多数の隣接セル(Cell1〜Cell6)での周波数遷移を通してパイロットシンボルの衝突を避けることを確認することができる。] 図4 [0050] ただし、セクタ化したり、パイロットシンボルを周波数単位で遷移するとしても、隣接セルや隣接したセクタからの干渉を完全に除去することは難しい。したがって、隣接セル又は隣接セクタからの干渉を正確に測定するための方案が必要である。] [0051] 図5は、1個の送信アンテナを使用する場合、パイロットシンボルを副搬送波単位で遷移する方法の他の一例を示す図である。] 図5 [0052] 図5において、1個の送信アンテナを使用する場合、隣接した3個のセルではそれぞれ周波数が遷移された特定パイロットシンボルを用いることができる。したがって、隣接した3個のセルでは、パイロットシンボル間の衝突が発生しないことがある。ただし、図5に示すように、周波数遷移を通して隣接セル間に伝送されるパイロットシンボルの衝突を防止したが、依然として隣接セルによる干渉を除去できないという問題がある。] 図5 [0053] 本発明の各実施例で使用する一つの資源ブロック(RB)は、12個の副搬送波及び14個のOFDMシンボルで構成される。また、本発明の各実施例で使用する資源要素(RE:Resource Element)は、資源ブロックを構成する基本単位であって、1OFDMシンボル及び1副搬送波単位で資源ブロック(RB)に割り当てられる。資源要素(RE)には、データ信号、パイロット信号、ヌル信号などが割り当てられる。本発明の各実施例において、パイロット信号が割り当てられた資源要素をパイロットシンボルと称することができる。] [0054] チャンネル環境又はユーザの要求事項によって、資源ブロック(RB)、資源要素(RE)及び制御チャンネルの大きさと割り当て位置は変わり得る。このとき、OFDMシンボル領域は、所定のOFDMシンボルでの周波数帯域全体を意味する。すなわち、本発明の各実施例では、1OFDMシンボル×12副搬送波で一つのOFDMシンボル領域を示すことができる。] [0055] 本発明の各実施例では、隣接セル(又は隣接セクタ)の干渉量を測定するために、ヌル資源要素(Null RE:Null Resource Element)を使用することができる。ヌルREは、ヌル信号が割り当てられた資源要素(RE)をいう。ヌル信号は、隣接セルの干渉量を測定するための信号であって、何らのデータも含まない信号である。一般的に、隣接セルの干渉を測定するためにパイロット信号を用いるが、より正確に干渉量を測定するためにヌルREを用いることができる。] [0056] ヌルRE構造は様々な方法で構成されるが、基本的に、パイロット信号が割り当てられたREにはヌル信号を割り当てることができない。また、制御チャンネルが割り当てられる領域にもヌルREを使用しないことが望ましい。以下では、隣接セルからの干渉量を最少化しながら隣接セルの干渉量を正確に測定するためのパイロットシンボル及びヌルREの配置構造について説明する。] [0057] 1.一般的なヌルRE構造] [0058] 特定セルのパイロットシンボル構造は、全ての資源ブロック(RB:Resource Block)に対して同一の構造を有することができる。このように、ヌルREの位置も、全てのRBで同一になるように構成することができる。この場合、それぞれ互いに異なるRBに割り当てられた各移動局は、自身が割り当てられていない他のRBに対する干渉大きさを計算するためにヌルREを使用することができる。このように獲得した干渉の大きさは、CQI(Channel Quality Information)情報をフィードバックするのに使用したり、受信信号を検出するのに使用することができる。] [0059] 図6は、本発明の一実施例として、パイロットシンボルを含む全てのOFDMシンボル領域にヌルREを割り当てる方法の一例を示す図である。] 図6 [0060] 図6において、「R0」は第1のアンテナに対するパイロット信号を示し、「R1」は第2のアンテナに対するパイロット信号を示し、「N」はヌルREを示す。このとき、一つのパイロット信号は一つのREに割り当てられる。また、特定RBで制御チャンネルが割り当てられた領域には、ヌルREを割り当てないことが望ましい。このとき、制御チャンネルは、3個のOFDMシンボル領域に割り当てられる。] 図6 [0061] 図6(a)は、送信アンテナが1個である場合のヌルRE構造を示す図である。このとき、図6(a)は、一つのパイロット信号が割り当てられるときごとに二つのヌルREが使用される場合を示す。図6(b)は、送信アンテナが2個である場合のヌルRE構造を示す図である。このとき、図6(b)は、一つのパイロット信号が割り当てられるときごとに二つのヌルREが割り当てられる場合を示す。] 図6 [0062] 図6の資源ブロック(RB)は、隣接した3個のセルでヌルRE及びパイロット信号の割り当て位置を互いに変更して使用することができる。図6で使用されるヌルREは、パイロットシンボルが割り当てられた全てのOFDMシンボル領域に割り当てることができる。また、図6において、ヌルREの個数及び割り当て位置は、チャンネル環境又はユーザの要求事項によって異なるように適用することができる。] 図6 [0063] 図7は、本発明の一実施例として、パイロットシンボルが割り当てられた全てのOFDMシンボル領域にヌルREを割り当てる方法の他の一例を示す図である。] 図7 [0064] 図7は、図6と同一の概念や他の形態でパイロット信号及びヌルREを割り当てる方法を示す図である。図6及び図7は、パイロット信号が割り当てられた全てのOFDMシンボルごとにヌルREを使用する場合を示す図である。] 図6 図7 [0065] 図7(a)は、送信アンテナが1個である場合、一つのパイロット信号当たりに一つのヌルREが割り当てられる場合を示す。このとき、ヌルREは、パイロットシンボルが割り当てられたOFDMシンボル領域内の他のREに割り当てられる。図7(b)は、送信アンテナが2個である場合、一つのパイロットシンボル当たりに一つのヌルREが割り当てられる場合を示す。図7(a)及び図7(b)を参照すれば、隣接した3個のセルで、ヌルRE及びパイロットシンボルは、互いに位置を異ならせて使用することができる。] 図7 [0066] 図6及び図7は、制御チャンネルを除いたOFDMシンボル領域のうちパイロットシンボルを含むOFDMシンボル領域にヌルREを使用する場合を示す。また、一つのRBの観点で、同一の量のヌルREを所定のOFDMシンボルに割り当てることができ、各送信アンテナのパイロットシンボル(又は参照信号)と同一の数のヌルREを使用することができる。] 図6 図7 [0067] 図8は、本発明の一実施例として、パイロットシンボルを含むOFDMシンボル領域のうち特定OFDMシンボル領域のみにヌルREを割り当てる方法の一例を示す図である。] 図8 [0068] 無線チャンネルでドップラー効果の影響が小さい場合、時間によるチャンネル環境の変化は小さいと見られる。すなわち、高速の移動環境でない低速の移動環境であるか、停止している移動局との無線通信を使用する場合、パイロットシンボルを含む全てのOFDMシンボル領域にヌルREを使用すれば、オーバーヘッドを増加させるようになる。] [0069] したがって、特定OFDMシンボル領域のみにヌルREを使用すれば、隣接セルによる干渉大きさを得るとともに、オーバーヘッドを最小化することができる。図8は、一つの例として、1番目のパイロットシンボルを含むOFDMシンボル領域のみにヌルREを使用する方法を示している。しかし、ヌルREを使用するOFDMシンボル領域の個数は、チャンネル環境又はユーザの要求事項によって異なるように適用することができる。] 図8 [0070] 図9は、本発明の他の実施例として、RBインデックスによってヌルREを割り当てる方法の一例を示す図である。] 図9 [0071] 全ての資源ブロック(RB)ごとにヌルREを使用すれば、ヌルREのオーバーヘッドが大きく作用するようになる。したがって、特定RBインデックスのみにヌルREを使用し、オーバーヘッドは減少させながら適当に干渉の大きさを求めることができる。] [0072] 図9を参照すれば、RBインデックスによってヌルREの有無を決定することができる。例えば、RBインデックスが偶数である場合のみにヌルREを使用することができる。この場合、全てのRBにヌルREを使用する場合に比べて、ヌルREによるオーバーヘッドを半分に減少させることができる。もちろん、チャンネル環境やユーザの要求事項によって、RBインデックスが奇数である場合又は特定番号のRBのみにREを適用することができる。前記RBインデックスは時間によって変化可能であり、ヌルREを使用するRBのインデックスは、固定されたパターンを用いて使用したり、基地局が状況によって適用し、サブフレームごとに移動局に知らせることができる。] 図9 [0073] また、図9を参照すれば、送信アンテナによってヌルREを使用することができる。すなわち、効率的な電力制御のために特定送信アンテナのみでヌルREを使用することができる。例えば、多重アンテナシステムの特定RBインデックスではn番目の送信アンテナのためのヌルREを使用し、他の特定RBインデックスではm番目の送信アンテナのためのヌルREを使用することができる。] 図9 [0074] 図9(a)は、i番目のRBでパイロットシンボルが割り当てられたOFDMシンボル領域で第1のアンテナに対するパイロットシンボル(R0)のみにヌルREが使用される場合を示す。単一のセルシステムに図9(a)を適用する場合、第2のセクタ及び第3のセクタからの干渉量を測定することができる。] 図9 [0075] 図9(b)は、i+1番目のRBでパイロットシンボルが割り当てられたOFDMシンボル領域で第2のアンテナに対するパイロットシンボル(R1)のみにヌルREが使用される場合を示す。単一のセルシステムに図9(b)を適用する場合、第1のセクタ及び第3のセクタからの干渉量を測定することができる。] 図9 [0076] もちろん、図9(a)及び図9(b)は、多重セルシステムに適用可能であり、この場合、隣接した他のセルからの干渉量を測定することができる。] 図9 [0077] 図10は、本発明の更に他の実施例として、特定送信アンテナのパイロットシンボルが割り当てられたOFDMシンボル領域のみにヌルREを使用する方法を示す図である。] 図10 [0078] 図10を参照すれば、各送信アンテナのパイロット信号構造を確認することができる。このとき、第1のアンテナ及び第2のアンテナのパイロットシンボルと第3及び第4のアンテナのパイロットシンボルは、OFDMシンボル領域のインデックスによってそれぞれ異なるように割り当てられる。全ての送信アンテナに対する干渉量を獲得しようとする場合、パイロットシンボルを含む全てのOFDMシンボルにヌルREを適用することが望ましい。ただし、多数のアンテナを使用し、全てのアンテナにヌルREを使用する場合、データの送信効率が低下するという問題がある。] 図10 [0079] ただし、チャンネル環境によって、一部のアンテナの干渉量を用いて残りの送信アンテナの干渉大きさを予測することができる。例えば、第1及び第2のアンテナのパイロットシンボルを含むOFDMシンボル領域のみにヌルREを適用して第3及び第4のアンテナの干渉量を計算したり、第3及び第4のアンテナのパイロットシンボルを含むOFDMシンボル領域のみにヌルREを使用して第1及び第2のアンテナの干渉量を計算することができる。] [0080] 図10(a)は、i番目のRBでのパイロットシンボル及びヌルRE構造を示す。図10(a)は、第1のアンテナに対するパイロットシンボル(R0)及び第2のアンテナに対するパイロットシンボル(R1)が割り当てられたOFDMシンボル領域のうち特定OFDMシンボル領域のみにヌルREが割り当てられた場合を示す。図10(a)を参照すれば、第1のアンテナ及び第2のアンテナを用いて隣接セルの干渉量を測定することができる。] 図10 [0081] 図10(b)は、i+1番目のREでのパイロットシンボル及びヌルRE構造を示す。図10(b)は、第3のアンテナに対するパイロット及び第4のアンテナに対するパイロットシンボル(R2、R3)が割り当てられたOFDMシンボル領域のうち特定OFDMシンボル領域のみにヌルREが割り当てられた場合を示す。図10(b)を参照すれば、第3のアンテナ及び第4のアンテナを用いて隣接セルの干渉量を測定することができる。] 図10 [0082] 更に他の例として、図10(a)及び図10(b)のヌルRE構造が順次使用される。すなわち、i番目のRBでは、第1及び第2のアンテナを用いて隣接セルからの干渉量を測定し、i+1番目のRBでは、第3及び第4のアンテナを用いて隣接セルからの干渉量を測定することができる。すなわち、RBインデックスによって異なるアンテナを使用し、隣接セルからの干渉量を測定することができる。] 図10 [0083] 更に他の例として、特定送信アンテナのパイロットシンボルが割り当てられたOFDMシンボル領域を順次変えながらヌルREを使用することができる。RBインデックスによって、特定RBでは第1及び第2の送信アンテナに対する干渉大きさを求めるためにヌルREを使用し、他の特定RBでは第3及び第4の送信アンテナに対する干渉大きさを獲得するためにヌルREを使用することができる。] [0084] したがって、多数のアンテナを使用する場合、所定のアンテナのみでヌルREを使用することによってデータの伝送効率を高めることができる。] [0085] 2.専用ヌルREの使用方法] [0086] 上述したヌルRE構造の使用有無は、移動局の位置によって決定される。例えば、基地局の近くにある移動局は、隣接セルからの干渉の影響が小さいので、ヌルREを使用せず、セル境界に位置した移動局は、隣接セルからの干渉量が大きいので、ヌルREを使用することができる。] [0087] 3.時間によるヌルRE割り当て方法] [0088] 時間又はサブフレームインデックスによって、ヌルREの使用有無及びヌルREの位置が変更可能である。例えば、10個のサブフレームが一つの無線フレームによって定義される場合、0番目のサブフレームから9番目のサブフレームが一つの無線フレームに存在するようになる。この場合、サブフレームインデックス(i)によって、ヌルREの位置を異なるように使用することができる。また、一つのサブフレームがN個のOFDMシンボルで構成されるので、OFDMシンボルインデックス(n)によって、ヌルREの位置を異なるように割り当てることができる。すなわち、特定サブフレームに含まれるOFDMシンボルのうち特定OFDMシンボルのみにヌルREを使用することができる。] [0089] 4.多重セルでの協力的なヌルRE割り当て方法] [0090] ヌルREを用いて隣接セルの干渉大きさを正確に得るためには、一つのヌルREを用いて一つの隣接セルからの干渉大きさを得られる形態であることが望ましい。したがって、隣接セルにヌルREが使用される場合、該当のRE位置には隣接セルでデータを伝送しない形態で構成することができる。多重セル環境では、各セルが互いに隣接したセルの干渉大きさを正確に得られるようにヌルREを割り当てることが望ましい。] [0091] 図11は、本発明の更に他の実施例として、多重セル環境でヌルREを協力的に使用する方法の一例を示す図である。] 図11 [0092] 図11は、送信アンテナが1個である場合を例に挙げて説明したものである。図11は、送信アンテナが2個である場合及び4個である場合にも拡張して適用することができる。図11を参照すれば、隣接した3個のセルで、ヌルREとパイロットシンボルの割り当て位置は互いに変更可能である。例えば、同一のOFDMシンボル領域内で2個のヌルREと1個のパイロットシンボルが互いに隣接するように割り当てられる。このとき、各セルでは、パイロットシンボルの位置をヌルREの位置に遷移することができる。すなわち、図11は、各セルに対するパイロットシンボルの位置を副搬送波上で遷移してパイロットシンボルを割り当てる過程を示す。] 図11 [0093] 図11(a)は、第1のセルのパイロットシンボルの割り当て位置を示し、図11(b)は、第2のセルのパイロットシンボルの割り当て位置を示し、図11(c)は、第3のセルのパイロットシンボルの割り当て位置を示す。] 図11 [0094] 図11を参照すれば、第1のセルでパイロット信号が割り当てられた資源要素に第2のセル及び第3のセルはヌルREを割り当て、第1のセルからの干渉量を効果的に測定することができる。また、第2のセルでパイロット信号が割り当てられた資源要素に第1のセル及び第3のセルはヌルREを割り当て、第2のセルからの干渉量を効果的に測定することができる。また、第3のセルでパイロット信号が割り当てられた資源要素に第1のセル及び第2のセルはヌルREを割り当て、第3のセルからの干渉量を測定することができる。ただし、ヌルREを使用しないOFDMシンボルでは、第1のセルでパイロットシンボルが使用されたREがあるとしても、ヌルREを適用する必要はない。] 図11 [0095] 本発明は、その精神及び必須的な特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化され得る。したがって、上述した詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲の合理的な解釈によって決定しなければならず、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項を含ませることができる。]
权利要求:
請求項1 隣接セルの干渉を測定するための方法において、パイロット信号が割り当てられた一つ以上の第1の資源要素を第1の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当て、前記所定のシンボル領域のうち第1のシンボル領域に前記隣接セルの干渉量を測定するための一つ以上の第2の資源要素を割り当て、前記一つ以上の第2の資源要素を用いて前記隣接セルの干渉を測定することを含む、干渉測定方法。 請求項2 前記一つ以上の第2の資源要素は、前記隣接セルの干渉の大きさを測定するためにデータを伝送しないことを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項3 前記一つ以上の第2の資源要素は、前記パイロット信号が割り当てられた前記一つ以上の第1の資源要素及び制御チャンネルが割り当てられた資源要素には割り当てられないことを特徴とする、請求項2に記載の干渉測定方法。 請求項4 前記一つ以上の第2の資源要素は、前記一つ以上の第1の資源要素が割り当てられた前記所定のシンボル領域ごとに割り当てられることを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項5 前記パイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の個数と前記第2の資源要素の個数は同一であることを特徴とする、請求項4に記載の干渉測定方法。 請求項6 前記パイロット信号が割り当てられた第1の資源要素の個数と前記第2の資源要素の個数は異なることを特徴とする、請求項4に記載の干渉測定方法。 請求項7 前記一つ以上の第1の資源要素を第2の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当てることをさらに含み、前記第2の資源ブロックには前記一つ以上の第2の資源要素を割り当てないことを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項8 前記一つ以上の第1の資源要素を第2の資源ブロックに含まれた所定のシンボル領域に割り当て、前記第2の資源ブロックに含まれた前記所定のシンボル領域のうち第1のシンボル領域に前記隣接セルの干渉量を測定するための前記一つ以上の第2の資源要素を割り当てることをさらに含む、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項9 前記第1の資源ブロックでは第1のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定し、前記第2の資源ブロックでは第2のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定することを特徴とする、請求項8に記載の干渉測定方法。 請求項10 前記第1のアンテナを用いて測定した隣接セルの干渉量を基盤にして前記第2のアンテナの干渉量を予測し、前記第2の資源ブロックで前記隣接セルの干渉量を測定することを特徴とする、請求項9に記載の干渉測定方法。 請求項11 前記第1の資源ブロックでは第1のアンテナ及び第2のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定し、前記第2の資源ブロックでは第3のアンテナ及び第4のアンテナを用いて隣接セルの干渉を測定することを特徴とする、請求項8に記載の干渉測定方法。 請求項12 前記隣接セルの干渉を測定するのは、セル境界に位置した各移動局のみで行われることを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項13 前記第2の資源要素の割り当て可否は、サブフレームインデックスによって決定されることを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項14 前記第2の資源要素の割り当て位置は、サブフレームインデックスによって決定されることを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項15 第1のセルに対するパイロット信号が割り当てられた前記第1の資源要素の位置には第2のセル及び第3のセルの前記第2の資源要素のみが割り当てられ、前記第2のセルに対するパイロット信号が割り当てられた前記第1の資源要素の位置には前記第1のセル及び前記第3のセルの前記第2の資源要素のみが割り当てられ、前記第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられた前記第1の資源要素の位置には前記第2のセル及び前記第3のセルの前記第2の資源要素のみが割り当てられ、前記第1のセル、第2のセル及び第3のセルで協力的に隣接セルの干渉を測定することを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。 請求項16 第1のセルに対するパイロット信号が割り当てられた前記第1の資源要素の位置には第2のセル及び第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられなく、前記第2のセルに対するパイロット信号が割り当てられた前記第1の資源要素の位置には前記第1のセル及び前記第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられなく、前記第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられた前記第1の資源要素の位置には前記第2のセル及び前記第3のセルに対するパイロット信号が割り当てられないことを特徴とする、請求項1に記載の干渉測定方法。
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