同軸コネクタ
专利摘要:
本発明は、挿入方向(I)に沿って相手同軸コネクタを受容するよう構成された、印刷回路基板上に実装するための同軸コネクタ(1)に関する。同軸コネクタは接触ばね(8)を具備し、接触ばねは、固定脚(16)及び可撓性の切換え脚(15)を有する。切換え脚は、相手同軸コネクタを停止位置から切換え位置まで挿入することにより移動する。停止位置では、切換え脚が、コンタクト部材(10)のスイッチ部(19)を導電状態で押圧する。ばね力の伝達経路(F)は、コンタクト部材を介して閉ループ内で接触ばねに戻って案内される。切換え位置では、切換え脚が、挿入された相手同軸コネクタにより切換え方向に沿ってスイッチ部から離間する。より小さな寸法にするために、コンタクト部材は、支持部及びスイッチ部により囲まれた開口(O)を形成するほぼC形状のクリップとして形成され、接触ばねの切換え脚は、開口内に延びる。 公开号:JP2011515801A 申请号:JP2010550133 申请日:2009-03-03 公开日:2011-05-19 发明作者:デクロック、リーベン;デンオッター、ヨハネス、マリヌス;トイン、ヤコブス、ニコラース;ドゥケロア、パトリック、マルセル;ハルベルシュタット、デニス;ブラム、イブ 申请人:タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク;タイコ エレクトロニクス ネーデルランド ビーヴイ;タイコ・エレクトロニクス・ベルギー・イーシー・ビーブイビーエーTyco Electronics Belgium EC BVBA; IPC主号:H01H27-00
专利说明:
[0001] 本発明は、挿入方向に沿って相手同軸コネクタを受容するよう構成された、印刷回路基板上に実装する同軸コネクタに関する。同軸コネクタはコンタクト部材を具備する。コンタクト部材は、同軸コネクタの外側からアクセス可能に配置された端子部、支持部及びスイッチ部を有する。接触ばねは、ばね力を生成するよう構成され、固定脚及び弾性的に可撓性を有する切換え脚を有する。接触ばねは、同軸コネクタの外側からアクセス可能に配置されたばね端子に電気接続されている。切換え脚は、相手コネクタの挿入により停止位置から移動するよう構成されている。停止位置では、切換え脚が弾性的且つ導電的にコンタクト部材のスイッチ部を押圧し、ばね力の伝達経路(flux)が切換え脚からコンタクト部材を介して閉ループ内で接触ばねに戻って切換え位置まで案内される。停止位置では、切換え脚が、挿入された相手コネクタにより切換え方向に沿ってスイッチ部から離間している。] 背景技術 [0002] 同軸コネクタは、同軸ケーブルを電気機器に接続するものとして周知である。切換え機能を有する同軸コネクタは、外部アンテナを接続する可能性を提供するために、例えば携帯電話、無線LANデバイス、無線システム及び遠隔計測機器に使用されている。外部アンテナが接続されると、デバイスの内部アンテナは、切換え機能により接続解除される。] [0003] また、切換え機能を有する同軸コネクタは、印刷回路基板の部品の試験のために、試験プローブを印刷回路基板に接続するものとしても公知である。] [0004] 米国特許第5625177号明細書は、印刷回路基板上に実装された同軸コネクタを開示する。同軸コネクタは、内部導体及び誘電体により内部導体から分離された外部導体を有する、第2同軸コネクタに対応する嵌合部を具備する。同軸コネクタは、挿入開口の下に配置されると共に印刷回路基板に電気接続された可動の切換え脚を有する。切換え脚は、印刷回路基板の第2部分に電気接続された第2回路部に当接する。挿入開口内に差込み(plug-in)コンタクトが挿入されると、ばねアームは撓み、これによりばねアーム及び第2接触部の接触が解除される。同時に、差込みコネクタ及びばねアームが電気的に接触する。] [0005] 英国特許出願公開第2307113号明細書は、携帯電話に外部アンテナを接続するための同軸コネクタを開示する。同軸コネクタは、挿入方向に沿って相手同軸コネクタを受容するよう構成された挿入開口を有するハウジングと、印刷回路基板に接続するための部分を有する第1及び第2のコンタクトとを具備する。第1及び第2のコンタクト間には、切換え脚が延びている。切換え脚は、2個のコンタクトを電気的に接続させる位置へ付勢されている。差込み導体によって切換え脚の接触部に印加された圧力は、電気接触の接続を解除するように弾性的に切換え脚を撓ませる。] [0006] 国際公開第98/31078号パンフレットもまた、携帯電話に外部アンテナを接続する同軸コネクタ組立体を開示する。同軸コネクタは、携帯電話等のデバイス内の印刷回路基板上に実装される。同軸コネクタは接触ばねを具備する。接触ばねは、ハウジング内の固定部から中心ピンの挿入経路を通って接触脚まで延びる1本のばね脚を有する。非嵌合状態において、接触ばねは、接触突起の位置で接触脚に接触する。相手コネクタが同軸コネクタに嵌合すると、差込みコンタクトは、中心ピンに当接して中心ピンを押下する。この結果、中心ピンは接触ばねの付勢に抗して下方へ移動するので、接触ばねから接触脚への接続が遮断される。同軸コネクタの接触ばねからの信号は、中心導体を通って中心ピンを介して供給される。] [0007] また、英国特許出願公開第2351617号明細書は、同軸コネクタが使用される際に、中心ピンが接触ばねの弾性脚と相互作用してスイッチとして作動する、同様の同軸コネクタを開示する。] [0008] 欧州特許出願公開第1039588号明細書により、印刷回路基板上に実装するためのスイッチが公知であり、同軸コネクタの内部コンタクトは、付勢されたばね脚により形成されている。差込みコンタクトが挿入開口内に挿入されると、ばね脚は、ばね脚の端部及び印刷回路基板上のコンタクト間の電気接触が解除される嵌合方向に沿って移動する。] [0009] 欧州特許出願公開第1278274号明細書は、携帯電話内で使用する同軸コネクタ組立体を開示する。同軸コネクタ組立体は、携帯電話のハウジング内に配置されている。第1同軸コネクタは、携帯電話の印刷回路基板上に実装されると共に、第1同軸コネクタに固定された接触ばねを具備する。接触ばねは、第1同軸コネクタの内部コンタクトを形成すると共に、嵌合面から先端としてのU形状部が突出する。接触ばねの内部コンタクトは、軸方向に沿って可動であり、第2導体からの信号又は内部アンテナからの信号を切り換える。第1及び第2の同軸コネクタの嵌合時に、接触ばねの内部コンタクトは、その接触部を相手接触部から分離するように押下される。] 発明が解決しようとする課題 [0010] これら公知のタイプのコネクタのばね設計は、ばねの適当な撓みを得ようとする場合、大きなハウジングを必要とする。] [0011] 外部アンテナに接続するために携帯電話において使用されるマイクロスイッチコネクタは、国際公開第2004/077626号パンフレットにより公知である。コネクタのハウジングは、差込みコンタクトの挿入用の挿入開口を介して、上端でアクセス可能なコンタクト室を有する。コンタクト室に配置された接触ばねは、ばね曲げ部を介して相互に接続された固定脚及び切換え脚を有する。差込みコンタクトがコネクタに嵌合していないと、切換え脚の自由端は、ハウジングの停止部に当接した状態で停止する。停止部は、金属コーティング面を有するハウジング領域に属するので、切換え脚及び停止部が電気的に接触する結果となる。停止部は、印刷回路基板の導体と接触するために設けられた、ハウジングの接触面と電気接続する。相手コネクタの差込みコンタクトがコンタクト室内に挿入されると、差込みコンタクトは、挿入方向に直交する方向に切換え脚を移動させ、切換え脚の自由端を導電停止部から持ち上げる。これにより、ハウジングの接触面と接触ばねとの電気接続が解除される。同時に、固定脚の端部に接続された電気部品と、差込みコンタクトに接続された別の電気部品とが電気接続される。] [0012] 国際公開第2004/077626号パンフレットのコネクタは、多くの用途では大き過ぎる。] [0013] 従って、本発明は、より小型のコネクタを提供することを目的とする。] 課題を解決するための手段 [0014] 上述の目的は、ほぼC形状のコンタクト部材の実施形態により達成される。ここで、コンタクト部材は、支持部及びスイッチ部により囲まれた開口を形成するクリップとして形成されている。接触ばねの切換え脚は、開口内に延びている。このC形状のコンタクト部材により、接触ばねの外側のばね力の伝達経路が短くなる。これにより、ハウジングからの抜去が、接触ばねを支持すると共に力の伝達経路を伝えることが可能になるので、同軸コネクタをより小型にすることが可能になる。] [0015] 別の有利な実施形態において、切換え方向は、挿入方向と平行に配置されている。この解決手段により、接触ばねの切換え脚を挿入方向に直交して配置することが可能になるので、同軸コネクタを平坦な形状にすることが可能になる。印刷回路基板上のコネクタの所与の輪郭内で最長距離を利用することにより、オフに切り換える際にはコンタクトの適当な開口のため十分なストロークをもって、オンに切り換える際には信頼性の高いコンタクトのために十分な接触を提供するばねを設計することが可能である。] [0016] 技術水準において、スイッチのために接触力を生成するばねは、ハウジング内に封入されるのが代表的である。通常、ハウジングは、接触力のために支持を提供する、すなわち、ばね基部をハウジングに固定することを介して、ばねに対するスプリングバックにより生成される力の伝達経路を案内する。ハウジングは、プラスチックで形成されると、コネクタがリフロー炉内で半田付けされる際に弱くなる傾向がある。接触力の負荷の下ではコンタクトが下にあるハウジングの面内に移動してしまうので、ハウジングの弱体化は、接触力を危うくするおそれがある。] [0017] 同軸コネクタは、単一の本体として一体に形成されたコンタクト部材を具備するのが好適である。コンタクト部材は、ばね力の伝達経路を短くするために、ばね脚の対向する両端に配置することができる。熱に鈍感な別体の部品内で閉ループのばね力の伝達経路を案内することにより、接触力は、ハウジングの応力緩和により弱くならない。ばねが直接生成した接触力を接触力の印加の線に沿って接触ばねの固定部に案内することにより、力又はねじりモーメントがハウジングに印加されない。] [0018] 力の伝達経路を周囲のハウジングから分断するために、コンタクト部材は、ハウジングの材料よりも大きな弾性係数を有する材料から形成されてもよい。ハウジングがプラスチックから形成される場合、コンタクト部材は例えば金属から形成してもよい。] [0019] 嵌合後の相手コネクタをロックするために、同軸コネクタのハウジングは、相手コネクタの相補的な突起を保持する少なくとも1個の突起係止部を有してもよい。この突起係止部は、デバイスの小さな寸法に適する簡単な形状を提供するよう同軸コネクタの下面側の凹部であってもよい。] [0020] 別の有利な一実施形態において、代表的には同軸コネクタの一体化された部分である接地導体は、省略してもよい。同軸コネクタに追加部品を一体化する代わりに、実装された同軸コネクタに隣接する印刷回路基板上に、嵌合後の相手コネクタの接地導体に接続するための接地コンタクトを設けてもよい。この解決手段の利点は、低コスト、簡単な組立工程、及び接地コンタクト及び信号コンタクト間の距離を拡大できる可能性があることである。] [0021] 印刷回路基板上にコネクタを実装するために外形すなわち外輪郭が規定される場合、コネクタの実装基部の外形は、印刷回路基板上の外形に適合させることができる。同軸コネクタの上面から嵌合方向に沿って印刷回路基板の表面まで延びる凹部を同軸コネクタに用意することにより、相手コネクタの接地コンタクトを印刷回路基板の接地層上に直接案内してもよい。この実施形態は、同軸コネクタを縮小することを可能にする。相手コネクタの接地導体を印刷回路基板の接地コンタクトに電気接続するために、相手コネクタは、相手コネクタがコネクタに嵌合している間、接地層に押圧されるばね付勢されたピンを具備してもよい。] [0022] 本発明の別の一実施形態において、同軸コネクタは、同軸コネクタの挿入開口の隣に、同軸コネクタの上面に配置された接地導体を具備する。この接地導体は、例えば好適には円形孔を有する打抜き加工された金属条片から形成されてもよい。この円形孔は、挿入開口の外形に合致する。密着嵌めすなわち積極的ロックにより接地導体を固定するために、接地導体を表わす金属板は、ハウジングの側面の周囲に曲げられた金属ストラップを具備してもよい。金属ストラップは、ハウジングの側面に沿って上からハウジングを包囲することにより、ハウジングに対して密着嵌めを提供することができる。ハウジングの実装基部内で金属ストラップの端部を凹部内に曲げることにより、密着嵌めを閉じることができる。] [0023] 相手コネクタをロックするために、接地導体のラッチは、相手コネクタに属する突起を係止するための突起係止部を提供する切欠を有してもよい。] 図面の簡単な説明 [0024] 本発明の同軸コネクタの第1実施形態を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿った本発明の第1実施形態の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る同軸コネクタの一部を示す斜視図である。 同軸コネクタの第1実施形態を示す平面図である。 同軸コネクタの第1実施形態の部分を示す平面図である。 同軸コネクタの第2実施形態を示す斜視図である。] 図1 実施例 [0025] 以下、添付図面を参照し2つの実施形態を使用して、本発明を例示により説明する。2つの実施形態の異なる特徴及びそれにより達成される利点は、実施形態から浮かび上がるように、その過程で自在に互いに結合し、又は省略してもよい。] [0026] 図1は、本発明の典型的な一実施形態に係る同軸コネクタを上から見た斜視図である。同軸コネクタ1は、ほぼ立方体の形状であるハウジング2を具備する。ハウジング2の上面には、図示されていない差込みコンタクトを挿入方向Iに挿入するための挿入開口3が設けられている。ハウジング2は、対角方向に対向する半円形凹部4a,4bを有する。半円形凹部4a,4bは、同軸コネクタ1を実装するための所与の外形6内ですぐ下の不図示の印刷回路基板上に開放円形面5を残すように対向隅に位置する。輪郭が全体として外形6内に刻み込まれてもよいので、外形6は、同軸コネクタ1の許容できる外輪郭を決定する。半円形凹部4a,4bの垂直縁及びハウジング上面の半円形凹部と境を接する半円形縁7a,7bは、面取りされている。接触ばね8は、半円形凹部4a,4bを連結する対角線に直交する、矩形の外形6の対角線に沿った向きを向く。] 図1 [0027] 接触ばね8は、好適には縦方向の一端に、以下ではばね曲げ部9と称される曲げ部をさらに有する。ばね曲げ部9に対向して、コンタクト部材10がハウジング2内に挿入され、接触ばね8が生成するばね力伝達経路Fが閉ループ内で接触ばね8に戻るよう案内する。コンタクト部材10の後部21の外面は、嵌合面11に直交すると共に、コンタクト部材10からばね曲げ部9まで延びるハウジング2の対角線に直交して配置される。後部21の外面は、同軸コネクタ1の外面と一体の部分である。ばね曲げ部9が位置する、対角線の反対側の端部で、ハウジング2の垂直縁が面取りされている。] [0028] 挿入方向Iを横断して延びる同軸コネクタ1のハウジングの上面は、嵌合面11として作用する。隣接する印刷回路基板(図示せず)に対向する同軸コネクタ1の下面で且つ半円形凹部4a,4bの領域に、ハウジング2は、嵌合面11と平行に延びる凹部12を有する。これらの凹部12は、挿入方向Iに直交する、ハウジング2の上面と平行に延びる縁13を与える。] [0029] 図2は、図1のA−A線に沿った本発明の第1実施形態の断面図である。この図は、同軸コネクタ1のハウジング2内での接触ばね8及びコンタクト部材10の配置を示している。] 図1 図2 [0030] 図示されていない差込みコンタクトが挿入される挿入開口3は、差込みコンタクトの挿入を容易にする漏斗状部14を形成するよう面取りされる。挿入開口3の下で、接触ばね8は、ばね曲げ部9が配置されたハウジング2の第1縁から、コンタクト部材10が配置されたハウジング2の第2縁まで対角方向に延びている。ばね曲げ部9は、切換え脚15を固定脚16に結合する。接触ばね8は、切換え脚15の端部に接触部15aを有すると共に、固定脚16の端部に支持部16aを有する。さらに、接触ばね8は、固定脚16の中間部からばね曲げ部9への方向に延びる端子脚17を具備する。端子脚17は好適には、実装基部Bで外側からアクセス可能であるばね端子18と一体である。接触ばね8の切換え脚15は挿入開口3に当接する。接触ばね8は、例えば導電金属等であって、金属板から一体品で打抜き加工されるのが好適である導電材料から形成されてもよい。] [0031] コンタクト部材10は、後部21により連結されたスイッチ部19及び反対側の支持部20を有する。コンタクト部材10は、支持部20に隣接する位置に端子部22を有する。コンタクト部材10の後部からばね曲げ部9まで延びるハウジング2の対角線に沿ってコンタクト部材10を押圧することにより、コンタクト部材10がハウジング2内に実装されるのが好適である。また、ハウジング2の対角線に沿って接触ばね8をハウジング2内に押圧することにより、接触ばね8を実装してもよい。] [0032] 接触ばね8の切換え脚15及び固定脚16の双方は、挿入軸Iを交差すると共に、スイッチ部19及び支持部20により囲まれるコンタクト部材10の開口O内に延びる。付勢された切換え脚15の接触部15aはコンタクト部材10のスイッチ部19に当接し、固定脚16の支持部16aはコンタクト部材10の支持部20に当接する。接触部15aは、コンタクト部材10のスイッチ部19上に接触力Cを及ぼす。ばね曲げ部9の反対側で、コンタクト部材10は、切換え脚15からスイッチ部19を通って支持部20まで力の伝達経路Fを案内する。この位置から、力の伝達経路Fは、絶縁材料23を横断し、閉ループ内で固定脚16の支持部16aに到達する。支持部16aにおいて、力の伝達経路Fは支持力Sとなる。接触力C及び支持力Sは互いに整列しているので、ねじれモーメントは生じない。絶縁材料23は、ハウジング2と一体の部分であり、囲い込みにより所定位置にコンタクト部材10を保持する。] [0033] 相手コネクタの一部を構成する差込みコンタクトが挿入開口3内に挿入されると、挿入開口3に隣接して配置された切換え脚15は差込みコンタクトにより弾性的に押下され、切換え脚15を押下することにより、固定脚16の少なくとも一部及び切換え脚15が撓む。切換え脚15を挿入方向Iに沿って移動することにより、切換え脚15の接触部15a及びコンタクト部材10のスイッチ部19間の電気接触が解除される。切換え脚15は挿入方向Iに対して横断する方向に配置されているので、切換え方向D、すなわち切換え脚15の接触部15aの移動方向は、挿入方向Iと平行である。] [0034] 切換え脚15は、相手コネクタの嵌合面が嵌合面11に当接する嵌合位置まで移動することができる。或いは、切換え脚15は、固定脚16に当接するまで、挿入方向Iにほぼ沿って移動してもよい。嵌合位置において、差込みコンタクトは、導電性を有する接触ばねに電気接続される。これにより、差込みコンタクトは、ばね端子18を介して印刷回路基板に接続される。] [0035] 図3は、本発明の典型的な一実施形態に係る接触ばね8を上側から見た斜視図である。接触ばね8と一体の部品としてのばね端子18は、後に固定脚16を形成する金属条片の一部から打ち抜かれてもよい。金属条片は、ばね曲げ部9の方向にばね固定脚16の支持部16aから始まって打ち抜かれる。印刷回路基板に実装するためにアクセス可能なばね端子18を形成するために、端子脚17は、この位置からばね曲げ部9の方向にほぼ沿って約90°の角度で下方へ曲げられ、同軸コネクタ1の実装レベルまで延びる。端子脚17は、ばね曲げ部9の下の位置まで固定脚16と平行に延びる。端子脚17の端部において、金属条片は、例えば半田付けによって印刷回路基板に固定されたばね端子18を提供するようほぼ矩形形状に形成される。] 図3 [0036] ばね曲げ部9は、金属条片の半円形部からなり、固定脚16を切換え脚15に接続する。ばね曲げ部9から始まる切換え脚15は、固定脚16の方向に沿って急角度で切換え脚15の約1/3まで延びており、この位置から、コンタクト部材10のスイッチ部19の方向に沿って上方へ平坦状に延びる。切換え脚15の接触部15aは、ばね固定脚16の支持部16aと同様に、コンタクト部材10のスイッチ部19及び端子部20の間に配置される。弾性的に撓む切換え脚15は、スイッチ部19を押圧すると共に、接触ばね8及びコンタクト部材10間に導電接触を生じさせる。固定脚16は、コンタクト部材10のスイッチ部19から固定脚16まで延びる力の伝達経路を伝達する絶縁材料23の一部上に配置される。導電性を有するコンタクト部材10により、切換え脚15は、コンタクト部材10の端子部22に導電接続される。] [0037] コンタクト部材10は、例えば導電性金属板等の材料の一体品から形成することができる。両端は、互いに平行な対向する離間した2面を有するC形状となるように約90°に曲げられている。コンタクト部材10の上面はスイッチ部19を形成し、コンタクト部材10の下面は支持部20を形成する。スイッチ部19及び支持部20は、好適には直線的で垂直である後部21により連結される。スイッチ部19は、端子部22をスイッチ部19に導電接続する、コンタクト部材10の後部21から始まり、ばね曲げ部9の方向に固定脚16と平行に延びている。スイッチ部19は、コンタクト部材10の後部21から始まり、約90°の角度に広がる。] [0038] 図4は、同軸コネクタ1の平面図である。印刷回路基板上の矩形の外形6は、同軸コネクタ1を実装するために与えられている。同軸コネクタ1の外形は、この外形6内に位置するように構成されてもよい。ばね曲げ部9が配置されたハウジング2の縁は、面取りされている。ハウジング2の面取りされた縁24の下には、印刷回路基板上に三角形の面25が残される。半円形凹部4a,4bは、印刷回路基板上のほぼ円形面5a,5bと境を接する。] 図4 [0039] 図5は、印刷回路基板上の所与の矩形外形6内での接触ばね8及びコンタクト部材10の位置を示す図である。脚15,16は、矩形の外形6の対角線に沿って配向されている。これは、外形6内での接触ばね8の最大長さに対応する。印刷回路基板にほぼ直交するばね端子18の縁は面取りされているので、ばね端子18の外形は、垂直方向から見て矩形の外形6と整列している。コンタクト部材10の後部21は、ばね曲げ部9及びコンタクト部材10の後部21を接続する外形6の対角線に対して直交して配置されている。コンタクト部材10の端子部19はばね曲げ部9の方向に広がっているので、端子部19の両側面はそれぞれ、印刷回路基板の矩形の外形6の辺と平行に延びている。] 図5 [0040] 図6に、接地導体26を有する同軸コネクタ1の別の実施形態が示される。簡潔にするために、図1の実施形態との差異のみを考慮する。また、図1ないし図5における参照符号は、同等の機能を有する図6における要素に関連する限りにおいて使用される。] 図1 図5 図6 [0041] 同軸コネクタ1は、金属板の一体品から形成される接地導体26を具備する。接地導体26は、漏斗状部14と同軸状に実装された、外径が漏斗状部14の外径より大きい開口27を有する。接地導体26は、2個の条片部28a,28bによりハウジング2を取り囲む。条片部28a,28bは、約90°の角度に曲げられ、挿入方向Iに沿って延びる。各条片部28a,28bは、同軸コネクタ1の実装基部Bに隣接する凹部29でハウジング2を包囲する。条片部28a,28bは、外形がハウジング2の対応する凹部31a,31bと整列する切欠30a,30bを具備する。これにより、同軸コネクタ1は、相手コネクタの一部である突起を保持する係止部として作用できるキャビティを提供する。同軸コネクタ1の平坦な上面では、コンタクト部材10の方向に延びる接地導体26の三角形部32が、ハウジング2の縁まで同軸コネクタ1の上面を覆う。接地導体26の小さな横面33は、ハウジング2の垂直な横面と整列する。] [0042] 1同軸コネクタ 2ハウジング 3挿入開口 4a,4b半円形凹部(凹部) 11 嵌合面 6外形 8接触ばね 9ばね曲げ部 15切換え脚 16固定脚 10コンタクト部材 19 スイッチ部 20 支持部 21 後部 22端子部 18 ばね端子 26接地導体 30a,30b切欠(凹部) B実装基部 C接触力 D切換え方向 F 力の伝達経路 I 挿入方向 O 開口 S 支持力]
权利要求:
請求項1 挿入方向(I)に沿って相手同軸コネクタを受容するよう構成された、印刷回路基板上に実装される同軸コネクタ(1)であって、支持部(20)及びスイッチ部(19)を有するコンタクト部材(10)と、固定脚(16)及び弾性可撓性を有する切換え脚(15)を有し、ばね力を生成するよう構成された接触ばね(8)とを具備し、前記切換え脚は、該切換え脚が弾性的に且つ導電的に前記コンタクト部材の前記スイッチ部を押圧すると共にばね力の伝達経路(F)が前記切換え脚から前記コンタクト部材を介して閉ループ内で前記接触ばねに戻って案内される停止位置から、挿入された前記相手同軸コネクタにより前記切換え脚が切換え方向(D)に沿って前記スイッチ部から離間する切換え位置まで、前記相手同軸コネクタの挿入により移動する同軸コネクタにおいて、前記コンタクト部材は、前記支持部及び前記スイッチ部により囲まれた開口(O)を形成するほぼC形状のクリップとして形成され、前記接触ばねの前記切換え脚は、前記開口内に延びていることを特徴とする同軸コネクタ。 請求項2 前記固定脚は、前記C形状のクリップの前記開口内に延びていることを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ。 請求項3 前記切換え方向は前記挿入方向と平行であることを特徴とする請求項1又は2記載の同軸コネクタ。 請求項4 前記切換え脚は、前記スイッチ部に接触力(C)を及ぼし、前記固定脚は、前記支持部に支持力(S)を及ぼし、前記接触力及び前記支持力は互いに整列していることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項5 前記コンタクト部材は、前記支持部及び前記スイッチ部を連結する後部(21)を具備し、前記後部は、前記接触力とほぼ平行に延びていることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項6 前記接触ばねは、前記同軸コネクタの外部からアクセス可能に配置されたばね端子(18)に電気接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項7 前記同軸コネクタは、挿入開口(3)を有するハウジング(2)を具備することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項8 前記ハウジングは、前記相手同軸コネクタの挿入時に該相手同軸コネクタが接続される相手同軸コネクタ受容部を形成し、前記接触ばねは、ばね曲げ部(9)を具備し、前記切換え脚及び前記固定脚は、前記ばね曲げ部から前記相手同軸コネクタの前記挿入軸(I)を通って延びていることを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項9 前記コンタクト部材は、単一の本体として一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項10 前記コンタクト部材は、前記同軸コネクタの外部からアクセス可能に配置された端子部(22)を具備することを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項11 前記コンタクト部材は、打抜き加工された金属板から形成され、両端がC形状となるよう約90°に曲げられていることを特徴とする請求項1ないし10のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項12 前記同軸コネクタは、印刷回路基板上に配置されるように構成されたほぼ平坦な実装基部(B)を有し、前記ばね端子及び前記端子部は、前記実装基部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし11のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項13 前記挿入方向に直交する方向から見て、前記ハウジングは少なくとも1個の対角線を有するほぼ多角形の形状であり、前記接触ばねは、前記対角線に沿って延びていることを特徴とする請求項1ないし12のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項14 前記同軸コネクタは、印刷回路基板上の前記同軸コネクタに割り当てられた所定の外形(6)内に位置するよう構成された外形を有し、前記同軸コネクタは、前記外形内に凹部(4a,4b)をさらに有し、前記凹部は、前記同軸コネクタの前記挿入方向と平行な嵌合面(11)から実装基部(B)まで前記同軸コネクタを貫通することを特徴とする請求項1ないし13のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項15 前記同軸コネクタは、前記挿入開口を少なくとも部分的に取り囲むと共に前記ハウジングを包囲する導電性の接地導体(26)を具備することを特徴とする請求項1ないし14のうちいずれか1項記載の同軸コネクタ。 請求項16 前記接地導体は、前記挿入方向とほぼ平行に延びる少なくとも一面を有し、前記一面は、前記相手同軸コネクタの少なくとも1個のロック部材を保持するよう設計された少なくとも1個の凹部(30a,30b)を有することを特徴とする請求項15記載の同軸コネクタ。
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引用文献:
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