オンライン取引を容易にするシステム及び方法
专利摘要:
オンライン取引を容易にする方法及びシステムが開示されている。1つの方法は、ウェブサイトのフレーム内に表示するための内容を供給するステップを含み、当該ウェブサイトは、サードパーティによってホストされる。また、この方法は、サードパーティから取引情報を受信するステップ、及びフレームへトークンを返すステップをさらに含み、トークンは、取引情報に基づいた状態情報を含む。さらに、この方法は、フレームからサードパーティへトークンを渡すステップを含む。オプションとして、この方法は、サードパーティからトークンを受信するステップと、取引情報及び状態情報に基づいて第1の口座から第2の口座へ資金を移動するステップとを含む。 公开号:JP2011515781A 申请号:JP2011501952 申请日:2009-03-23 公开日:2011-05-19 发明作者:ケルナー,ロバート;タン,ウェイドン 申请人:サーブ バーチャル エンタープライズ,インク; IPC主号:G06Q30-00
专利说明:
[0001] この出願は、米国国内法人のレボリューション・マネー・インク(Revolution Money Inc.)の名において、米国を除く全ての指定国の出願人を当該レボリューション・マネー・インクとし、指定国が米国のみは出願人を共に米国国民であるロバート・カーナー(Robert Kerner)及びウェイドン・タング(Weidong Tang)として、2009年3月24日にPCT国際特許出願として出願され、2008年3月24日に出願された米国特許出願番号第12/054,164号の優先権を主張する。] [0002] この開示は、概してオンライン取引と共に使用される支払システムに関する。特に、この開示は、リアルタイムオンライン資金移動等を通じてオンライン取引を容易にするシステム及び方法に関する。] 背景技術 [0003] オンライン小売業者によって使用されているようなオンライン販売システム、オークションサイト及びその他のシステムは、物品及びサービスの売り手に対するそれらの物品及びサービスの買い手からの資金移動を容易にする支払メカニズムを必要とする。既存の販売システムは、通常、支払処理及び支払システムの管理についてクレジットカード会社に依存している。しかし、クレジットカードシステムは欠点を有する。例えば、クレジットカード会社は売り手に処理手数料を請求する。また、クレジットカード会社は、買い手を特定のタイプのカードに制限することも行うが、これは、特定の小売業者によって承諾されたタイプのクレジットカードをそれらの買い手が有していないことがあるため、多数の潜在的な買い手を制限しかねない。] [0004] より最近では、オンライン販売システムが単純な金銭移動タスクを行う直接支払システムを統合し、それによってクレジットカード又はその他の類似の掛売ベースのシステムの使用を回避する試みがある。これらのシステムにおいては、支払メカニズムが、買い手及び売り手によって管理される口座の間の直接資金移動を可能にする。しかし、これらの既存の直接支払システムもまた欠点を有する。例えばこれらの既存の直接支払システムは、オンライン販売システムとリアルタイムでデータを共有しない。むしろ、販売又はその他の取引に関係する全ての情報が販売システムによって収集され、直接支払システムを介した移動のために資金が利用可能であるか否かに関係する完全な情報なしに販売が確認される。販売取引の完了後に直接支払システムが取引に関係する情報を受取り、実際の資金移動を実行する。しかし、買い手の口座内に資金が実際に用意されていない場合には、販売の時点において売り手の代価が買い手によって支払われることが実際に可能でなかったことから、売り手は販売取引を不正確に完了してしまったことになる。これらの取引は、その後に続いてキャンセルされなければならず、起こり得る目録の再補充、スケジューリング又はその他の問題を生じさせる。その他の直接支払システムは、概して、買い手が売り手のウェブサイトから完全に離れてリダイレクトされ、購入によって必要とされる資金移動取引を行う必要がある。] [0005] これら及び他の理由のために、改良が望まれている。] [0006] 以下の開示によれば、上記問題及びその他の問題が以下によって解決される。] [0007] 第1の態様においては、オンライン取引を容易にするための方法が開示される。この方法は、ウェブサイトのフレーム内に表示するための内容を供給するステップを含み、当該ウェブサイトはサードパーティによってホストされる。また、この方法は、サードパーティから取引情報を受信するステップ、及びフレームに向けてトークンを返すステップも含み、トークンは取引情報に基づいた状態情報を含む。さらに、この方法は、フレームからサードパーティへトークンを渡すステップも含む。オプションとしてこの方法は、サードパーティからトークンを受信するステップ、及び第1の口座から第2の口座へ取引情報及び状態情報に基づいて資金を移動するステップも含む。] [0008] 第2の態様においては、オンライン取引を容易にするためのシステムが開示される。このシステムは、1又は複数のユーザに関連する口座情報をストアするべく構成されたメモリを含む。また、このシステムは、メモリと電気通信するプログラマブル回路も含む。このプログラマブル回路は、サードパーティによってホストされるウェブサイトのフレーム内に表示するための内容を供給するプログラムインストラクション及びサードパーティから取引情報を受信するプログラムインストラクションを実行するべく構成される。さらに、このプログラマブル回路は、フレームに向けてトークンを返すプログラムインストラクションを実行するべく構成され、当該トークンは、取引情報及び口座情報に基づいた状態情報を含む。また、プログラマブル回路は、フレームからサードパーティへトークンを渡すプログラムインストラクションも実行するべく構成される。] [0009] 第3の態様においては、1又は複数のオンライン取引を実行する方法が開示される。この方法は、フレームを含むウェブページをホストするステップを含み、フレームは、そのウェブページとアフィリエイト設定されていない(unaffiliated)リモートシステムからの内容を表示するべく構成される。また、この方法は、取引に関係する取引情報をリモートシステムに渡すステップも含む。さらに、この方法は、取引情報に基づいた状態情報を含むトークンをフレームから受信するステップを含む。この方法は、顧客から取引を実行する要求を受信するステップ、及びその要求の受信時にリモートシステムに向けてトークンを送信するステップを含む。] [0010] 第4の態様においては、1又は複数のオンライン取引の実行に使用できるシステムが開示される。このシステムは、1又は複数の取引に関係する情報をストアするべく構成されたメモリを含む。また、このシステムは、メモリと電気通信するプログラマブル回路も含む。このプログラマブル回路は、フレームを含むウェブページをホストするべくプログラムされ、当該フレームは、そのウェブページとアフィリエイト設定されていない(unaffiliated)リモートシステムからの内容を表示するべく構成される。さらに、このプログラマブル回路は、リモートシステムに向けて取引に関係する取引情報を渡すべくプログラムされる。また、このプログラマブル回路は、取引情報に基づいた状態情報を含むトークンをフレームから受信するべくプログラムされる。また、このプログラマブル回路は、顧客から取引を実行する要求を受信し、かつ、その要求の受信時にリモートシステムに向けてトークンを送信するべくプログラムされる。] 図面の簡単な説明 [0011] この開示の態様を具体化することが可能なネットワークの概略図 この開示の可能な実施態様に従ってオンライン取引を容易にするための方法及びシステムのフローチャート この開示の可能な実施態様に従ってオンライン取引を実行するための方法及びシステムのフローチャート この開示の態様の実装に使用できるコンピューティングシステムのアーキテクチャを示す説明図 この開示の可能な実施態様に従ってデータが交換できるフレームを組み込んだウェブページの一例を示す図 この開示の可能な実施態様に従って支払人認証フィールドを表示するフレームを含む買い物かごウェブページを示す図 この開示の可能な実施態様に従って支払追認要求を表示するフレームを含む図6の買い物かごウェブページを示す図 この開示の可能な実施態様に従って購入要求メッセージを表示するフレームを含む図6の買い物かごウェブページを示す図 この開示の特定の実施態様に従って物品又はサービスの購入の間に交換されるデータのデータフロー図 物品又はサービスの購入の実行に続いて表示される略図的な追認ウェブページを示す説明図] 図6 実施例 [0012] 以下、図面を参照して、この開示の多様な実施態様を説明するが、いくつかの図面を通じて類似の参照番号が類似の部品及びアセンブリを表す。多様な実施態様を参照することは、付随する特許請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲を限定することではない。それに加えてこの明細書内に示されたいずれの例も、請求の範囲に記載された発明についての多くの可能な実施態様のいくつかを示しているに過ぎず、限定を意図したものではない。] [0013] 多様な実施態様の論理的動作は、 (1)汎用コンピュータ内のプログラマブル回路上で動作する、コンピュータによって実行されるステップ、動作若しくは手順のシーケンス、 (2)専用プログラマブル回路上で動作する、コンピュータによって実行されるステップ、動作若しくは手順のシーケンス、並びに/又は、 (3)プログラマブル回路内の相互接続されるマシンモジュール若しくはプログラムエンジン として実行される。] [0014] 概して言えば、この開示は、物品及びサービスの購入及び販売等のためにオンライン取引を容易にし、かつ実行する方法及びシステムに関係する。この開示は、とりわけ、サードパーティのウェブサイトのフレーム内における表示のための内容を供給し、そのサードパーティのウェブサイトにおいて管理される取引に関する情報を受け取ることができるシステムを企図している。取引の状態を含むフレーム内にトークンを返すことによって(例えば、取引が問題なく完了するための充分な資金の存在を確認することによって)、かつ、その後、そのフレームからサードパーティへそのトークンを渡すことによって、そのサードパーティが、取引の状態(通過又は失敗)に関するリアルタイム情報を受け取り、その情報に基づいて取引を完了する又は完了しないのいずれかの選択を行うことができる。] [0015] サードパーティによって、そのサードパーティのウェブサイトが直接資金交換システム等の取引ファシリテータ(facilitator)によって管理されないウェブサイトを表すことが意図される。サードパーティのウェブサイトは、資金交換システムとの統合された関係を必要とすることもない。そのウェブサイトは、資金交換システム又はそのシステム上の顧客口座、すなわちサードパーティのウェブサイトを使用する買い手に通常は属する口座のいずれにもアフィリエイト設定されないことから、「サードパーティ」のウェブサイトであると言われる。] [0016] ここで図1を参照すると、この開示の態様を実装することが可能な一例のネットワーク100が示されている。ネットワーク100は、デバイス102,104,106として示された多くの電子デバイスを含む。例えば、電子デバイス102,104,106は、通信能力を伴う多くのタイプのパーソナルコンピュータ、スマートフォン、ポータブルコンピューティングデバイス又はハンドヘルドデバイスのいずれとすることもできる。これも注意されたいが、電子デバイス(ここでは、一般的に通信デバイスと記述することもある)は、限定ではないが、携帯情報端末(PDA)、コンピューティングシステム、ポケットパーソナルコンピュータ(ポケットPC)、MP3プレーヤ、セットトップボックス及びその他のシステムを含む。] 図1 [0017] 電子デバイス102,104は、インターネット等のデータネットワーク108に接続できる多くのタイプのデバイスのいずれとすることもできる。データネットワーク108は、デジタルデータの送信及び受信ができるインターネット等のパケットベースのデータネットワーク又は何らかのそれらの部分である。データネットワーク108は、多数のプロトコル又はファイルフォーマットのいずれでも動作可能である。] [0018] 財務サーバ110及びサードパーティの取引サーバ112もデータネットワーク108に接続されており、ユーザの電子デバイス102,104,106へのアクセスが可能な多様なサービスを提供する。例えば、財務サーバ110は、ネットワーク100のユーザに対して、物品又はサービスと引替えの支払等のための金銭又は他の代価交換サービスを提供する。財務サーバ110は、多様な実施態様において、金銭移動の経路設定にサードパーティの使用を必要とすることなく金銭移動及び支払の交渉が生じることが可能な直接ユーザ対ユーザ支払システムを提供できる。] [0019] サードパーティの取引サーバ112は、1又は複数のユーザが多様な物品又はサービスの販売のために出品できる場所を提供する。サードパーティのサービスプロバイダ112は、オンライン小売業者とすること、又は、オンラインオークションサイト又は販売掲示板等の販売のために個別のユーザが物品又はサービスを出品できるオンラインコミュニティとすることができる。] [0020] 特定の場合においては、サードパーティの取引サーバ112が、代価移動サービスとのプリセット済みの支払関係を有していない。このような場合においては、サードパーティの取引サーバ112が、それがホストするウェブサイト内にコードを配置して、資金移動を管理するフレーム(例えば、財務サーバ110によってホストされるフレーム)及びサードパーティの取引サーバ112によってホストされるウェブページの間のデータ共有を可能にすることによってページ内取引確認を可能にすることができる。このフレームは、関心を持った買い手を、交換ファシリテータ(例えば、物品及びサービスのための金銭/代価の交換を行う財務サーバ110のマネージャ又はプロバイダ)として作用し、フレーム内の資金移動を管理するリモートシステムによって管理されるウェブページへ振り向ける。このようなシステムの使用の一例が後述する図6〜図10に示されている。] 図10 図6 図7 図8 図9 [0021] 図2は、この開示の可能な実施態様に従ってオンライン取引を容易にするための方法及びシステムのフローチャートである。説明されている方法及びシステムは、利用可能な資金に関する(取引間の)リアルタイム情報を買い手に提供することによって物品及びサービスの購入又は販売等のオンライン取引を容易にする。このリアルタイム情報は、買い手に利用可能であると認められる資金に基づいて、物品/サービスの購入が買い手に適切に許可されることをそのサードパーティが確かめることを可能にする。] 図2 [0022] 図2のシステム200は、概して、直接支払調和システム等の取引ファシリテータによって実施される動作に関する。システム200は、サードパーティとのインタラクションを可能にし、そのサードパーティが取引の実行を可能にする前に挿入される取引実行可能性検証として作用する。取引ファシリテータの一例が図1の財務サーバ110である。] 図1 図2 [0023] システム200は、オンライン小売業者の所で「チェックアウト」を求めるときに生じるようなオンライン取引の開始に対応する開始動作202において、インスタンシエート(instantiated)される。動作の流れは、サードパーティのウェブサイトによる表示のための内容を供給する内容モジュール204へ進む。内容モジュール204は、サードパーティのウェブサイトのフレーム内における表示のためにフォーマットされた内容を供給する。サードパーティのウェブサイトは、概して、図1のサードパーティのサーバ112等のサーバによってホストされるウェブサイトである。サードパーティは、物品及びサービスを購入又は販売できるか、又はオンラインでの物品及びサービスの購入及び販売を容易にできる、多くのタイプのエンティティのいずれとすることもできる。このようなサードパーティの例は、オンライン小売業者、オンラインオークションサイト又はその他の類似のエンティティを含む。] 図1 [0024] 内容モジュール204を介して提供された内容の表示のために作成されるフレームは、概して、サードパーティによってウェブページ内に挿入されたソースコードによって作成される。このフレームは、概して、ウェブページ内の挿入されたフレームであり、そのウェブサイトのホスト(この場合は、このサードパーティ)以外のエンティティがその中に内容を表示することができる。このようなフレームの一例が、後述する図5に示されている。] 図5 [0025] この開示の特定の実施態様においては、ウェブページが、提案されている取引の完了に関係する情報を表示する。この取引は、例えば、2当事者間で、一方がウェブサイトのサードパーティホストとすることができる。このいった取引の一例は物品のオンライン販売であり、この例では、ウェブページが「買い物かご」ページに対応することができる。その他の例の非ホストの内容のためのフレームを含むウェブページも同様に可能である。] [0026] 特定の追加の実施態様においては、フレーム表示される内容が、そのサードパーティのウェブサイトを訪問している買い手又は売り手のユーザ認証に関係する。内容モジュール204は、訪問している買い手又は売り手に取引促進システムへのログインのための信用証明書を提供することが求められるユーザ名及びパスワード又はその他の認証情報(アクセスコード、PIN等)を要求するウインドウを表示できる。取引促進システムが直接資金移動システムとなる実施態様においては、一般に、それが利用できる、ある量の資金を有するユーザの口座へのアクセスを認証情報が(例えばクレジットライン、システム200を管理している金融機関を伴う既存の口座、又は異なる金融機関を伴う既存の口座への接続を介して)可能にする。] [0027] 動作の流れは、取引情報受信モジュール206へ進む。取引情報受信モジュール206は、サードパーティから取引情報を、ウェブページ内に組み込まれるフレームへその情報を渡すことなどによって受信する。取引情報は、取引に関係する多様な異なるタイプの情報とすることが可能であり、少なくとも買い手のアイデンティティ及び購入のために必要とされる資金の額を概して含む。売り手のアイデンティティ又は購入される物品又はサービスに関係する情報等の追加の情報もまた含めることができる。] [0028] 取引情報受信モジュール206は、ウェブページから又はサードパーティから直接渡されるデータを受信することが、フレームをホストするウェブページ内に挿入されるフレームとのデータ通信アクセスがサードパーティに許される多くの方法のいずれによっても可能である。一実施態様においては、フレームをインスタンシエート(instantiation)する時にそのフレームを作成する命令を介してデータがフレームへ渡される。このような方法の一例が、後述する図5に開示されている。] 図5 [0029] 特定の実施態様においては、取引情報受信モジュール206が、サードパーティへの取引情報の送信に先行して確認ページをユーザに表示する。確認ページは、取引を有効にする確認をユーザに要求するメッセージを表示し、かつ、ユーザに続行を促すボタンも表示する。取引情報受信モジュール206は、ユーザによるボタンのクリックを検出することによって、取引の実行の要求を受信する。このようなページの一例が、後述する図7に示されている。] 図7 [0030] 動作の流れは、サードパーティのウェブサイト内においてホストされたフレームに向けてトークンを返すトークンリターンモジュール208へ進む。トークンリターンモジュール208は、標準的なウェブベースのIPアドレシング方法に基づいて、フレームへトークンを送信する。トークンリターンモジュール208によってフレームに返されたトークンは状態情報を含む。状態情報は、概して、取引の実行可能性に関して取引ファシリテータによって生成された情報に対応する。例えば状態情報は、サードパーティのウェブサイト上で物品又はサービスの購入を求めている顧客の1又は複数の口座の状態を参照できる。取引ファシリテータが直接支払ファシリテータとなる実施態様においては、トークンが、取引情報受信モジュール206を介して受信された取引情報を使用して識別された口座の存在を検証することができる。こういった実施態様においては、トークンが、口座が識別された後に、それが取引を完了するに充分な資金を含むか否かを取引情報に基づいて検証することもできる。] [0031] 動作の流れは、トークン送信モジュール210へ進む。トークン送信モジュールは、ウェブサイト内のフレームからそのウェブサイトをホストするサーバへトークンを渡し、その結果、そのウェブサイトをホストするサードパーティがトークンからの情報を有するようになる。この時点において、サードパーティのサイトが資金移動簡便化システムによって実施された評価の知識を獲得し、したがって、例えば財務サーバ110によって決定されたところの取引の実行可能性に関する情報を受け取る。] [0032] この時点において、フレームをホストするサードパーティは、そのウェブサイトを訪問している(かつ、フレームを見ている)買い手又は売り手が取引を実行することを許可するか否かを決定できる。サードパーティが取引の続行を(例えば、口座が存在しないか、口座のアクセス可能な資金が不充分であることを示すトークンが認められたことに基づいて)許可しない場合には、終了動作218において動作が終了する。サードパーティが取引の続行を(例えば、トークンを分析し、その取引が成功するであろうと認められたことによって)許可した場合には、サードパーティは、訪問している買い手/売り手を確認ページへ向け直すことができる。] [0033] 動作の流れは、トークン受信モジュール212へ進む。トークン受信モジュールは、サードパーティからトークンを受信する取引ファシリテータに対応し、取引ファシリテータが取引の発生を知ることを可能にする。トークン受信モジュール212を実行すると動作の流れは、取引の実行可能性を(例えば、口座の存在及び取引の実行に要求されている資金の額と比較した口座残高に基づいて)再び確認する確認モジュール214へ進む。動作の流れは、買い手の口座から売り手の口座へ資金を移動する資金移動モジュール216へ進む。] [0034] サードパーティがオンライン小売業者となるシステム200の実施態様においては、売り手の口座が、サードパーティ自体によって保持される口座に対応し得る。他の当事者(例えば、オンラインオークション又は販売フォーラムサイト等)間の取引をサードパーティが容易にするシステム200のその他の実施態様においては、売り手の口座がサードパーティのサイトのユーザの口座に対応する。] [0035] システム200内の動作の流れは、オンライン取引に関連して完了された(又は中止された)資金移動に対応する終了動作218において終了する。] [0036] 図2の動作から理解できるとおり、ここに述べられている方法及びシステムを使用する取引ファシリテータは、オンライン取引の中に介入し、オンライン取引の流れを中断させることなくその取引のための支払システムを提供することができる。トークンがフレームからサードパーティへ渡されるとき、そのサードパーティは、実施されることになる取引の実行可能性に関する知識を獲得する。トークンがサードパーティから財務サーバ(例えば、フレーム内の内容のソース)へ返されるとき、オプションとして取引の実行可能性が再確認されてから取引が完了される(例えば資金が移動される)。] 図2 [0037] 図3は、この開示の可能な実施態様に従ってオンライン取引を実行するための方法及びシステムのフローチャートである。システム300は、概して、購入/販売の取引が生じるウェブサイトのホストとして作用するサードパーティのサーバによって実施される動作に対応する。サードパーティのサーバ300は、取引の実行可能性に関するリアルタイム情報を、そのサードパーティのサーバのウェブサイトの1又は複数のユーザのための口座を維持することによって取引ファシリテータとして作用するリモートサーバから獲得する。このようなリモートサーバの一例が、図1の財務サーバ110である。] 図1 図3 [0038] システム300内の動作の流れは、物品又はサービスの購入又は販売等の資金交換が関連する取引をサードパーティのウェブサイトのユーザが開始することに概して対応する開始動作302においてインスタンシエート(instantiated)される。例えば、サードパーティがオンライン小売業者又はその他の物品若しくはサービスの売り手である実施態様においては、開始動作302が、ユーザが「買い物かご」ボタンをクリックして購入することになる物品の目録を調べることに対応し得る。] [0039] 動作の流れは、提案されている取引と関係のあるウェブページをホストするサードパーティに概して対応するホストモジュール304へ進む。特定の実施態様においては、そのウェブページが、ユーザが取引の完了のために支払情報を入力できる注文の確認及び支払ウェブページに対応する。] [0040] ホストモジュール304を介してホストされるウェブページは、別のソースから検索された内容を表示するウェブページ内に挿入された領域に対応するフレームを含む。この開示の多様な実施態様においては、フレームが、そのウェブサイトとアフィリエイト設定されていない(unaffiliated)リモートシステムからの内容を表示するべく構成される。それらのうちの特定の実施態様においては、リモートシステムが、アフィリエイト設定されていない財務サーバ(例えば、図1の財務サーバ110)、すなわち、そのサードパーティによってコントロールされていない財務サーバに対応し、そのサードパーティのウェブサイトを使用する1又は複数の買い手及び売り手のための口座へのアクセスを有する。] 図1 [0041] フレームが含められたウェブページをホストモジュール304が表示した後は、そのウェブサイトとアフィリエイト設定されていないリモートシステムがフレーム情報を表示することができる。例えば、リモートシステムは、図2の内容モジュール204と関連して、上述したユーザ認証情報を表示できる。このようなページの一例が、後述する図6に示されている。リモートシステムは、取引の完了に利用可能な資金を確認するボタンのクリックをユーザに要求する確認ボタンを含む確認ページも表示する。このようなページの一例が、後述する図7に示されている。] 図2 図6 図7 [0042] 動作の流れは、リモートシステムに取引情報を渡す取引情報モジュール306へ進む。リモートシステムに渡される取引情報は、この開示の他の実施態様に応じて多様なものとなり得る。概して言えば、取引情報は、サードパーティのウェブサイトを使用する物品又はサービスの買い手に関する情報を含むことになる。取引情報は、アクセスするべき口座、取引での使用のために承認されるべき資金の額、売り手の名前及び口座に関する情報、並びに、その他の情報も含むことができる。] [0043] 取引情報モジュール306がリモートサーバ(例えば、財務サーバ110)へ情報を送信した後、そのリモートサーバは、概して、取引情報によって記述される取引の実行可能性に関係するトークンを生成してフレームへ返す。このフレームは、その後、その実行可能性評価をサードパーティへ渡すことができる。生じる得る動作の一例が、図2のトークンリターンモジュール208及びトークン送信モジュール210に関連して述べられている。] 図2 [0044] システム300においては、動作の流れが、サードパーティのウェブページ内に組み込まれるフレーム(例えば、「買い物かごウェブページ)からのトークンの受信に対応するトークン受信モジュール308へ進む。特定の実施態様においては、トークン受信モジュールが命令(例えば、「トークン取得命令」)をウェブページ内で実行して、フレームからトークンを獲得する。トークン受信モジュール308がトークンを受信するとき、そのトークンは、取引に関係がありかつリモートシステムへ提供される取引情報に基づく状態情報を含む。この状態情報は、取引情報内に示された額を基礎とし、買い手に利用可能な資金に基づくこともできる。] [0045] 動作の流れは、状態決定動作310へ進む。状態決定動作310は、トークン受信モジュール308において受信されたトークンに含められている状態情報にアクセスし、サードパーティのウェブページ上で生じることが提案されている取引が実行可能か否かを決定する。状態決定動作310は、特定の実施態様において、状態情報内に含まれる「承認」又は「失敗」の表示を読み取ることができる。状態決定動作310が、取引が承認された(すなわち、買い手が物品/サービスの購入に充分な資金を指定口座に有する)と決定した場合には、動作の流れが要求受信モジュール312へ進む。状態決定動作310が、取引が承認されない又は「失敗」した(すなわち、買い手が充分な資金を有していない、口座が認識されない、又は、その他のエラーがある)と決定した場合には、動作の流れが後述する終了動作318へ分岐する。] [0046] 受信モジュール312は、取引情報によって記述される取引を実行する要求を受信するウェブページに対応する。この要求は、概して、ウェブサイト上で「購入」ボタンをクリックして取引を完了する買い手を検出することによって、サードパーティのウェブページを訪問している買い手から受信される。] [0047] トークン送信モジュール314は、サードパーティからリモートサーバへトークンを送信し、それによってトークンをリモートサーバへ返し、リモートサーバ上における資金移動動作を(例えば、図2の資金移動モジュール216の動作を通じて)トリガする。動作の流れがトークン送信モジュール314から取引実行モジュール316へ進み、取引が完了したと登録される。これは、例えば、買い手への出荷のために物品を出荷待ちにすること、在庫調べ出荷手順の開始、又は、「買い物かご」ウェブページ内に記述された取引に従って実行されるべきサービスのスケジューリングを含むことができる。また、取引実行モジュール314は、オプションとして取引の完了が成功したことを示す確認ウェブページも表示する。このようなページの一例が、後述する図10に示されている。] 図10 図2 [0048] 動作の流れは、取引実行モジュール316から(又は、上述した「失敗」の状態決定動作310から)終了動作318へ進む。終了動作は、試みている取引を、取引の完了又は取引の中止のいずれかによって完了することに対応する。] [0049] 図4を参照すると、この開示の実施態様を実装するための例示的な環境は、少なくとも1つの処理ユニット402を含むコンピューティングシステム400の形式で汎用コンピューティングデバイスを含む。ここに述べられる多様な実施態様において、この汎用コンピューティングデバイスは、電子デバイス、財務サーバ、又はサードパーティのサービスプロバイダ等の図1の多様なコンピューティングデバイスに対応できる。多様な処理ユニット402が、多様な製造者、例えば、インテル(Intel)又はアドバンスド・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices)から入手できる。コンピューティングシステム400は、システムメモリ404、及びシステムメモリ404を含む多様なシステム構成要素を処理ユニット402へ結合するシステムバス406をも含む。このシステムバス406は、メモリバス、又は、メモリコントローラ、ペリフェラルバス、及び多様なバス構造のいずれかを使用するローカルバスを含むいくつかのタイプのバス構造のうちのいずれとしても良い。] 図1 図4 [0050] 好ましくは、システムメモリ404が、読み出し専用メモリ(ROM)408及びランダムアクセスメモリ(RAM)410を含む。起動の間等にコンピューティングシステム400内の要素の間の情報の転送を補助する基本ルーチンを含むベーシック・インプット/アウトプット・システム412(BIOS)は、通常、ROM408内にストアされている。] [0051] 好ましくは、コンピューティングシステム400が、ハードディスク(図示せず)に対する読み出し及び書き込みのためのハードディスクドライブ等の二次ストレージデバイス413及び/又はコンパクトフラッシュカード414をさらに含む。] [0052] ハードディスクドライブ413及びコンパクトフラッシュカード414は、それぞれハードディスクドライブインターフェース420及びコンパクトフラッシュカードインターフェース422によってシステムバス406に接続される。これらのドライブ及びカード、並びに、それらの関連するコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読インストラクション、データ構造、プログラムモジュール、及びコンピューティングシステム400のためのその他のデータの不揮発性ストレージを提供する。] [0053] ここに述べられる例示的な環境は、ハードディスクドライブ413及びコンパクトフラッシュカード414を採用しているが、当業者は、データをストアする能力のあるその他のタイプのコンピュータ可読媒体が例示的なシステムの中で使用可能であることを認識する必要がある。その他のタイプのコンピュータ可読媒体の例は、磁気カセット、フラッシュメモリカード、デジタルビデオディスク、ベルヌーイ(Bernoulli)カートリッジ、CD‐ROM、DVD‐ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)読み出し専用メモリ(ROM)、及び同様のものを含む。] [0054] オペレーティングシステム426、1つ又は複数のアプリケーションプログラム428、その他のプログラムモジュール430及びプログラムデータ432を含む多数のプログラムモジュールを、ハードディスクドライブ413、コンパクトフラッシュカード414、ROM408又はRAM410上にストアすることができる。ユーザは、入力デバイス434を通じてコンピューティングシステム400内にコマンド及び情報を入力できる。入力デバイスの例には、キーボード、マウス、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星アンテナ、スキャナ、デジタルカメラ、タッチスクリーン及び電話を含めることができる。これら及び他の入力デバイスが、しばしば、システムバス406に結合されたインターフェース440を通じて処理ユニット402に接続される。これらの入力デバイスは、パラレルポート、シリアルポート、ゲームポート又はユニバーサルシリアルバス(USB)等の任意の数のインターフェースによっても接続できる。モニタ又はタッチスクリーンLCDパネル等の表示デバイス442もまた、ビデオアダプタ444等のインターフェースを介してシステムバス406に接続される。表示デバイス442は、内蔵又は外付けとすることができる。表示デバイス442に加えて、コンピューティングシステムは、概して言えば、スピーカ、プリンタ及びパームデバイス(palm device)といったその他の周辺デバイス(図示せず)を一般に含む。] [0055] LANネットワーク環境において使用される場合には、コンピューティングシステム400が、ネットワークインターフェース又はアダプタ452を通じてローカルネットワークに接続される。インターネット等のWANネットワーク環境において使用される場合には、コンピューティングシステム400が、通常、モデム454又は他のワイドエリアネットワークにわたって通信を確立するための直接接続等の手段を含む。モデム454は、内蔵又は外付けとすることが可能であり、インターフェース440を介してシステムバス406に接続される。ネットワーク環境においては、コンピューティングシステム400に関して図示されているプログラムモジュール又はそれらの部分を、リモートメモリストレージデバイス内にストアすることができる。認識されるであろうが、ここに示されたネットワーク接続は例示的なものであり、コンピューティングシステムの間に通信リンクを確立する他の手段を使用しても良い。] [0056] コンピューティングシステム400は、メモリ404に接続されるレコーダ460も含むことができる。レコーダ460は、音声入力を受信するためのマイクロフォンを含み、音声入力をバッファしてストアするためにメモリ404と通信する。好ましくは、レコーダ460が、マイクロフォンを起動し、音声入力をメモリ404に伝えるための記録ボタン461も含む。] [0057] コンピューティングシステム400等のコンピューティングデバイスは、通常、少なくとも何らかの形式のコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピューティングシステム400によるアクセスが可能な任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として述べれば、コンピュータ可読媒体は、コンピュータストレージ媒体及び通信媒体を包含できる。] [0058] コンピュータストレージ媒体は、コンピュータ可読インストラクション、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータ等の情報をストアするための任意の方法又はテクノロジで実装される揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び固定の媒体を含む。コンピュータストレージ媒体は、限定でないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、若しくはその他のメモリテクノロジ、CD‐ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、若しくはその他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気ストレージデバイス、又は、望ましい情報のストアに使用可能でありかつコンピューティングシステム400によるアクセスが可能なその他の任意の媒体を含む。] [0059] 通信媒体は、通常、搬送波又は他のトランスポートメカニズム等の変調データ信号内に、コンピュータ可読インストラクション、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータを組み入れ、かつ、任意の情報引渡し媒体を含む。用語「変調データ信号」は、信号の特性の内の1つ又は複数が、その信号に情報をエンコードするといった態様で設定又は変更された信号を意味する。例として述べると、限定ではないが、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接有線接続等の有線媒体、並びに、音響、RF、赤外線及び他の無線媒体等の無線媒体を含む。上記の任意の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるものとする。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品とも呼ばれる。] [0060] 図5は、この開示の可能な実施態様に従ってデータが交換できるフレームを組み込んだウェブページ500の一例を示す図である。ウェブページ500は、ウェブページ内にフレーム502をインスタンシエートする方法を示しており、ウェブページとフレームの間でデータが共有できる。示された実施態様においては、ウェブページ300が、一例のウェブアドレス「http://www.3rdparty_website_here.com」に常駐しているとして説明されたサードパーティによってホストされるウェブページ300からsendData命令を使用してフレームを呼び出す。ホストウェブページ500は、ウェブページ内におけるフレーム502のロードをトリガする「sendData」関数を含み、その関数によってトリガされるハイパーリンクからフレーム(この場合においては、一例のウェブアドレス「http://www.revolutionmoney.com/exchange/...」)を呼び出す。また、「sendData」関数は、リンクによって識別されるフレーム情報のソースへデータを渡す。フレーム502は、目標のハイパーリンクに基づいてロードされる内容を含む。フレームは、「Window.onLoad=function () コード」によって示されるとおり、フレームのロード時に完了する動作を含み、それがそのフレームのサイズ、位置及び他の属性を定義する。] 図5 [0061] この開示の状況においては、サードパーティのウェブサイトが、フレームを呼び出し、そのフレームのソース(例えば、図1の財務サーバ110等のリモートサーバ)とデータ、例えば取引データを共有することができるコードを含むことになる。フレームのための内容のソースは、上記のとおり、サードパーティに対して取引に関する状態情報へのリアルタイムアクセスを管理するために使用されるトークンも提供する。] 図1 [0062] ここで、図6〜図10を参照し、上述した方法及びシステムの特定の実装を、物品又はサービスの販売を表すオンライン取引に関連して説明する。以下の図の中で参照されるオンライン取引は、オンライン小売業者、オンラインオークションサイト、又は他のオンライン取引ファシリテータのサーバ等のサードパーティのサーバ上において生じる販売を表すことができる(サードパーティのホスト又はローカルホスト)。] 図10 図6 図7 図8 図9 [0063] 以下の例は、フレーム及びトークンシステムの使用を通じてサードパーティのウェブサイトの中に挿入される支払ステップが、購入又は販売の実行に先だって支払の事前承認を提供する一方、既存の「買い物かご」システムに関係する中断のない購入の流れを可能にすることを示す。さらに、この例は、この開示の態様を用いる支払認証ステップが、買い物かご環境又はその他の取引完了環境内にとどまっている間に(すなわち、支払のためにユーザを別のウェブサイトへの経路に導かない)フレーム内において実行され得ることを示す。] [0064] 図6は、この開示の可能な実施態様に従って支払人認証フィールドを表示するフレームを含む買い物かごウェブページ600を示す図である。表示された買い物かごウェブページは、図3のホストモジュール304の実行に続く一例の出力を示している。図5に関連して述べたとおり、買い物かごウェブページ600は、そのページ内に生成されるフレーム602を含み、財務サーバ等のリモートサーバから検索された内容を含む。フレーム内に表示される内容は、図2の内容モジュール204によって生成可能となるようなユーザ認証情報を含む。示されている実施態様においては、ユーザ認証情報がユーザ名要求フィールド604及びパスワード要求フィールド606を含む。他のユーザ認証情報フィールドも同様に含めることができる。] 図2 図3 図5 図6 [0065] 図7は、ページのユーザが適切な認証情報をフレーム602の中に入力した後の図6の買い物かごウェブページ600を示す。図7に示された買い物かごウェブページの状態へは、例えば、図3の取引情報モジュール306の動作に先行して、図2の取引情報受信モジュール206の動作の間に到達することができる。フレーム602は、支払額の確認を要求するメッセージ及び確認ボタン610を含む支払確認要求を表示する。確認ボタン610は、ユーザに対して表示される取引情報(取引に関連する資金の額を含む)に関連する資金移動の確認をトリガする。] 図2 図3 図6 図7 [0066] 図8は、この開示の可能な実施態様に従って資金確認メッセージ612を表示するフレーム602を含む図6の買い物かごウェブページ600を示す図である。このバージョンのウェブページへは、例えば、図7の確認ボタン610のユーザ選択及び図3の状態決定動作310の特定の実施態様の動作に続いて到達できる。] 図3 図6 図7 図8 [0067] 資金確認メッセージ612が、ウェブページのユーザ(例えば、買い手)に、資金確認が成功したことの表示を提供する。これは、前述したとおり、ユーザの口座が問題なく突きとめられたこと、及びその口座が取引の完了に充分な資金を有することの確認を含むことができる。資金確認メッセージ612は、リモートサーバからフレーム602へトークンが返されると同時に、表示のためにリモートサーバからウェブページ600へ返される。フレーム602は、その後、サードパーティによる使用のために、このトークンをサードパーティのウェブページ600へ転送する。トークン送信ステップは、図2のトークンリターンモジュール208及びトークン送信モジュール210に関連して、より詳細に前述した。] 図2 [0068] 示されている実施態様においては、買い物かごウェブページは、フレーム602の外側に、ウェブページ600によって供給される購入ボタン620を含む。ユーザによる購入ボタンの選択は、サードパーティのウェブページ600に、フレーム602を介してリモートサーバ(例えば、図1の財務サーバ110)から受信されたトークンをそのリモートサーバに返送させ、資金移動動作を開始させる。購入ボタンの選択は、図9に示されたプロセスをトリガし、図10に示されるところの確認ページ1000を表示させる。] 図1 図10 図9 [0069] 図9は、この開示の可能な実施態様に従って物品又はサービスの購入の間に交換されるデータのデータフロー図900である。このフロー図900は、図8の購入ボタン620の選択時における顧客902、サードパーティのウェブページ904、サードパーティのサーバ906及びリモートサーバの間の通信を示す。示されている実施態様において、顧客902は、購入又は販売取引を実行するためにサードパーティによってホストされるウェブサイトを使用する買い手又は売り手を表すことができる。サードパーティのウェブページ904は、概して言えば、サードパーティによってホストされ、かつ、顧客902に向けて表示されるウェブページである。サードパーティのサーバ906は、サードパーティのウェブページ904のホストサーバ又は同じエンティティによってコントロールされる別のサーバとすることができる。リモートサーバ908は、図1の財務サーバ110等の財務取引を容易にするエンティティに対応する。] 図1 図8 図9 [0070] 購入を完了する一例のデータの流れは、次のとおりに進む。顧客902が、図8の購入ボタン620を選択することによって、購入命令910をサードパーティのウェブページ904へ送信する。続いて、サードパーティのウェブページ904が、取引メッセージ920内において、ウェブページでフレームから受信したトークンを含む取引をサードパーティのサーバ906へ送信する。取引メッセージ920は、概して、サードパーティのウェブページ904内に、ユーザによって入力された製品識別情報等の購入に関連した情報をはじめ、フレームから受信されたトークンを含む。サードパーティのサーバ906は、トークンメッセージ930内のトークンをリモートサーバ908へ送信し、それが資金移動動作940内において資金移動を実行し、サードパーティのサーバ906に向けて成功状態メッセージ950を返す。サードパーティのサーバ906は、購入確約動作960において購入を確約し、確認ページメッセージ970(例えば、図10の確認ウェブページ1000)を顧客902に向けて表示するために送信する。] 図10 図8 [0071] 図10は、物品又はサービスの購入の実行に続いて表示される略図的な確認ウェブページ1000を示す。確認ウェブページは、図3の取引実行モジュール316に示されているとおり、取引の実行に続いて表示され、かつ、図9の確認ページメッセージ970によって送信される確認ページを表すことができる。確認ウェブページ1000は、取引が成功して完了したことを示すメッセージを買い手に伝える。] 図10 図3 図9 [0072] ここで、図1〜図10を参照すると、ここに述べたオンライン取引を容易にするためのプロセスが、サードパーティによる実行のために数行のコードが必要とされるだけであることから、ほとんど労力を伴うことなく既存のウェブサイト内において実行可能であることが理解できる。さらに、サードパーティの取引完了プロセスの流れが中断されず、むしろサードパーティのウェブサイト内に挿入されるフレームが、そのウェブサイトとのインタラクションで支払実行可能性に関するリアルタイム情報を、そのサードパーティ及びそのサードパーティの顧客(買い手又は売り手)に向けて提供することができる。また、取引の実際の実行に先行して(又は、それなしに)支払の確認を実行することもできる。] 図1 図10 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 [0073] 以上の明細書、例及びデータは、本発明の構成の製造及び使用の完全な説明を提供する。本発明の多くの実施態様が本発明の精神及び範囲から逸脱することなく可能であることから、本発明は、添付の特許請求の範囲内に存する。]
权利要求:
請求項1 オンライン取引を容易にする方法であって、ウェブサイトのフレーム内に表示するための内容を供給するステップであって、前記ウェブサイトが、サードパーティによってホストされるステップと、前記サードパーティから取引情報を受信するステップと、前記フレームへトークンを返すステップであって、前記トークンが、前記取引情報に基づいた状態情報を含むステップと、前記フレームから前記サードパーティへ前記トークンを渡すステップと、を有するオンライン取引促進方法。 請求項2 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、前記サードパーティからトークンを受信するステップと、前記サードパーティからの前記トークンの受信時に、前記取引情報及び前記状態情報に基づいて第1の口座から第2の口座へ資金を移動するステップと、をさらに有するオンライン取引促進方法。 請求項3 請求項2に記載のオンライン取引促進方法であって、前記第1の口座は顧客の口座であり、前記第2の口座は売り手の口座であるオンライン取引促進方法。 請求項4 請求項2に記載のオンライン取引促進方法であって、前記第2の口座は前記サードパーティの口座であるオンライン取引促進方法。 請求項5 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、ウェブサイトのフレーム内に表示するための内容を供給するステップは、前記フレーム内に表示するためのユーザ認証ページを供給するステップを含むオンライン取引促進方法。 請求項6 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、前記取引情報は、購入データを含むオンライン取引促進方法。 請求項7 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、前記取引情報は、資金の額を含むオンライン取引促進方法。 請求項8 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、前記フレーム内に表示するための確認ページを送信するステップをさらに有するオンライン取引促進方法。 請求項9 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、前記取引情報は、物品又はサービスの購入に関係するオンライン取引促進方法。 請求項10 請求項9に記載のオンライン取引促進方法であって、前記取引情報は、前記サードパーティからの物品又はサービスの購入に関係するオンライン取引促進方法。 請求項11 請求項1に記載のオンライン取引促進方法であって、前記状態情報は、前記取引情報に基づいた利用可能な資金の確認を含むオンライン取引促進方法。 請求項12 請求項11に記載のオンライン取引促進方法であって、前記確認は、さらに、ユーザに関連した口座情報に基づくオンライン取引促進方法。 請求項13 請求項12に記載のオンライン取引促進方法であって、前記口座情報は、口座残高を含むオンライン取引促進方法。 請求項14 オンライン取引を容易にするシステムであって、1又は複数のユーザに関連した口座情報をストアするよう構成されたメモリと、前記メモリと電気通信するプログラマブル回路と、を備え、前記プログラマブル回路は、サードパーティによってホストされるウェブサイトのフレーム内に表示するための内容を供給し、前記サードパーティから取引情報を受信し、前記取引情報及び前記口座情報に基づいた状態情報を含むトークンを前記フレームに返し、かつ前記フレームから前記サードパーティへ前記トークンを渡すようプログラムされたオンライン取引促進システム。 請求項15 請求項14に記載のオンライン取引促進システムであって、前記口座情報は、口座残高を含むオンライン取引促進システム。 請求項16 請求項14に記載のオンライン取引促進システムであって、前記プログラマブル回路は、さらに前記サードパーティから前記トークンを受信し、前記サードパーティからの前記トークンの受信時に、前記取引情報及び前記状態情報に基づいて第1の口座から第2の口座へ資金を移動するようプログラムされたオンライン取引促進システム。 請求項17 請求項16に記載のオンライン取引促進システムであって、前記第1の口座は顧客の口座であり、前記第2の口座は前記サードパーティに関連した口座であるオンライン取引促進システム。 請求項18 請求項14に記載のオンライン取引促進システムであって、前記取引情報は、前記サードパーティからの物品又はサービスの購入に関係するオンライン取引促進システム。 請求項19 請求項18に記載のオンライン取引促進システムであって、前記状態情報は、前記取引情報に基づいた利用可能な資金の確認を含む請求項18に記載のオンライン取引促進システム。 請求項20 1又は複数のオンライン取引を実行する方法であって、フレームを含むウェブページをホストするステップであって、前記フレームが前記ウェブページとアフィリエイト設定されないリモートシステムからの内容を表示するよう構成されたステップと、取引に関係する取引情報を前記リモートシステムへ渡すステップと、前記取引情報に基づいた状態情報を含むトークンを前記フレームから受信するステップと、取引を実行する要求を顧客から受信するステップと、前記要求の受信時に、前記リモートシステムに前記トークンを送信するステップと、を有するオンライン取引実行方法。 請求項21 請求項20に記載のオンライン取引実行方法であって、前記取引を実行するステップをさらに有するオンライン取引実行方法。 請求項22 請求項21に記載のオンライン取引実行方法であって、前記取引は、物品又はサービスの販売を含むオンライン取引実行方法。 請求項23 請求項20に記載のオンライン取引実行方法であって、前記状態情報は、前記取引情報に基づいた利用可能な資金の確認を含むオンライン取引実行方法。 請求項24 1又は複数のオンライン取引の実行に使用可能なシステムであって、1又は複数の取引に関係する情報をストアするよう構成されたメモリと、前記メモリと電気通信するプログラマブル回路と、を備え、前記プログラマブル回路は、フレームを含むウェブページであって、前記ウェブページとアフィリエイト設定されないリモートシステムからの内容を表示するよう構成された前記フレームを含むウェブページをホストし、取引に関係する取引情報を前記リモートシステムへ渡し、前記取引情報に基づいた状態情報を含むトークンを前記フレームから受信し、取引を実行する要求を顧客から受信し、前記要求の受信時に、前記リモートシステムに前記トークンを送信するようプログラムされたオンライン取引実行システム。 請求項25 請求項24に記載のオンライン取引実行システムであって、前記取引の実行をさらに含むオンライン取引実行システム。 請求項26 請求項24に記載のオンライン取引実行システムであって、前記取引は、物品又はサービスの販売を含むオンライン取引実行システム。 請求項27 請求項24に記載のオンライン取引実行システムであって、前記状態情報は、前記取引情報に基づいた利用可能な資金の確認を含むオンライン取引実行システム。
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同族专利:
公开号 | 公开日 CA2719941A1|2009-11-26| EP2286379A2|2011-02-23| CN102067159A|2011-05-18| WO2009142812A3|2011-01-13| MX2010010514A|2010-12-14| US9208485B2|2015-12-08| US20160048832A1|2016-02-18| US9818110B2|2017-11-14| WO2009142812A2|2009-11-26| US20090240594A1|2009-09-24| EP2286379A4|2013-02-13| BRPI0910032A2|2015-12-29|
引用文献:
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法律状态:
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