专利摘要:
本発明は、3-[5-(ジフルオロメトキシ)-1-メチル-3-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-イルメチルスルホニル]-4,5-ジヒドロ-5,5-ジメチル-1,2-オキサゾール[一般名ピロキサスルホン]と、超長鎖脂肪酸(VLCFA)合成の阻害剤から選ばれる少なくとも1つの除草剤化合物Bおよび少なくとも1つの除草剤Bとを含む除草活性組成物に関する。本発明は更に、特に作物における、望ましくない植生を防除するための、本明細書に記載の組成物の使用に関する。本発明の組成物をこの目的に使用する場合には、望ましくない植生が生じうる場合に、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bを同時または連続的に施用することが可能である。なし
公开号:JP2011515356A
申请号:JP2011500152
申请日:2009-03-10
公开日:2011-05-19
发明作者:エバンス,リチャード,アール.;ジーヴァーニッヒ,ベルント;ジーモン,アンニャ;モベルク,ウィリアム,カール
申请人:ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se;
IPC主号:A01N43-00
专利说明:

[0001] 本発明は、3-[5-(ジフルオロメトキシ)-1-メチル-3-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-イルメチルスルホニル]-4,5-ジヒドロ-5,5-ジメチル-1,2-オキサゾール[一般名ピロキサスルホン]と少なくとも1つの除草剤Bとを含む除草活性組成物に関する。]
背景技術

[0002] 作物保護においては、原則として、活性化合物の作用の特異性および信頼性を向上させることが望ましい。特に、作物保護製品が有害植物を有効に防除し、同時に、対象の有用な植物がそれに耐えることが望ましい。]
[0003] ピロキサスルホンは、EP-A 1364946およびUS 2005/0256004に記載されている。]
[0004] ピロキサスルホンは、非常に有効な出芽前施用除草剤であるが、低い施用量におけるその活性は常に満足なものであるわけではない。さらに、ピロキサスルホンは、低い出芽後活性を有するに過ぎないことが公知である(Y. Yamajiら, “Application timing and field performance ofKIH-485”, Conference Abstract I-1-ii-12B of 11. IUPAC International Congress of Pesticide Chemistry, 2006 Kobe, Japan)。それとは別に、特定の双子葉作物植物、例えばワタ、ヒマワリ、ダイズ、アブラナ科アブラナ属作物、例えばカノーラおよびナタネ、ならびに幾つかのイネ科作物、例えばイネ、コムギ、ライムギおよびオオムギに対するその適合性は、常に満足なものであるわけではない。すなわち、有害植物に加えて、作物植物も、許容されない程度の被害を受けるのである。施用量を減少させることにより作物植物に害が及ばないようにすることは原理的には可能であるが、当然のことながら、有害植物の防除の度合も低下する。]
[0005] 特異的作用を有する特定の異なる除草剤の併用は、単純な相加作用と比較して、除草剤成分の活性の増強をもたらしうることが公知である。そのような活性増強は相乗作用または相乗活性とも称される。その結果、有害植物の防除に必要な除草活性化合物の施用量を減少させることが可能である。]
[0006] WO 2005/104848は、除草性3-スルホニルイソオキサゾリン化合物(例えば、ピロキサスルホン)と、除草剤拮抗活性量の薬害軽減剤(safener)とを含有する組成物を記載している。類似組成物がWO 2007/006509から公知である。]
[0007] US 2005/256004は、例えば、出芽前処理において、特定の除草性3-スルホニルイソオキサゾリン化合物(例えば、ピロキサスルホン)とアトラジンまたはシアナジンとの併用が、単純な予想される相加作用と比較して、特定の単子葉または双子葉一年生広葉雑草(シロザ、エノコログサ、イチビ)に対する全体的な除草活性の増強をもたらすことを開示している。]
[0008] WO 2006/097322は、ピロキサスルホンと、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)および4-ヒドロキシ-3-[[2-[(2-メトキシエトキシ)メチル]-6-(トリフルオロメチル-3-ピリジニル]カルボニル]ビシクロ][3.2.1]オクタ-3-エン-2-オンから選ばれる第2の除草剤とを含む除草剤組成物を開示している。]
[0009] WO 2006/097509は、除草性3-スルホニルイソオキサゾリン化合物(例えば、ピロキサスルホン)とフェニルウラシル化合物とを含む除草剤組成物を開示している。]
[0010] 残念ながら、化合物が公知の相乗性組合せに対する構造的類似性を示す場合であっても、公知除草剤の組合せに関する相乗活性を予想することは通常は不可能である。]
[0011] 欧州特許出願公開第1364946号明細書
米国特許出願公開第2005/0256004号明細書
国際公開第2005/104848号パンフレット
国際公開第2007/006509号パンフレット
国際公開第2006/097322号パンフレット
国際公開第2006/097509号パンフレット]
先行技術

[0012] Y. Yamajiら, "Application timing and field performance ofKIH-485", Conference Abstract I-1-ii-12B of 11. IUPAC International Congress of Pesticide Chemistry, 2006 Kobe, Japan]
発明が解決しようとする課題

[0013] 望ましくない有害植物に対して、特にアロペクルス・ミオスロイデス(Alopecurus myosuroides)、カラスムギ(Avena fatua)、ブロムス属の種(Bromus spec.)、エキノクロア属の種(Echinocloa spec.)、ロリウム属の種(Lolium spec.)、ファラリス属の種(Phalaris spec.)、セタリア属の種(Setaria spec.)、ジギタリア属の種(Digitaria spec.)、ブラキアリア属の種(Brachiaria spec.)、アマランツス属の種(Amaranthus spec.)、チェノポジウム属の種(Chenopodium spec.)、イチビ(Abutilon theophrasti)、ガリウム・アパリン(Galium aparine)、ベロニカ属の種(Veronica spec.)もしくはソラヌム属の種(Solanum spec.)に対して、ピロキサスルホンの除草作用と比較して増強した除草作用を示す除草剤組成物を提供すること、ならびに/または作物植物に対するそれらの適合性を改善すること、特に、コムギ、オオムギ、ライムギ、イネ、ダイズ、ヒマワリ、アブラナ科アブラナ属作物および/またはワタとの適合性を改善することが、本発明の目的である。組成物は、出芽後施用における良好な除草活性をも有するべきである。組成物は、有害植物に対する防除促進作用をも示すべきである。すなわち、該組成物は個々の除草剤の施用の場合より迅速に有害植物の損傷をもたらすべきである。]
課題を解決するための手段

[0014] 本発明者らは、驚くべきことに、
a)ピロキサスルホン、すなわち、3-[5-(ジフルオロメトキシ)-1-メチル-3-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-イルメチルスルホニル]-4,5-ジヒドロ-5,5-ジメチル-1,2-オキサゾール(以下、除草剤Aとも称される)、
b)超長鎖脂肪酸(VLCFA)合成の阻害剤から選ばれる少なくとも1つの除草剤化合物B
を含む除草活性組成物により、この目的が達成されることを見出した。]
[0015] 本発明は、特に、前記の除草活性組成物の形態の組成物に関する。]
[0016] 本発明は更に、望ましくない植生、特に作物における望ましくない植生を防除するための、本明細書に記載の組成物の使用に関する。本発明の組成物をこの目的に使用する場合、望ましくない植生が生じうる場所で、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bが同時または連続的に施用されうる。]
[0017] 本発明は更に、遺伝子工学または育種により、1以上の除草剤および/もしくは病原体(例えば、植物病原性菌類)に対して、ならびに/または昆虫による攻撃に対して抵抗性または耐性である、好ましくは、VLCFA合成阻害剤として作用する1以上の除草剤に対して抵抗性または耐性である作物における、望ましくない植生を防除するための、本明細書に記載の組成物の使用に関する。]
[0018] 本発明は更に、望ましくない植物に本発明の除草剤組成物を施用することを含む、望ましくない植生を防除するための方法に関する。施用は、望ましくない植物の出芽の前、途中および/または後、好ましくは途中および/または後で行われうる。除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bは同時または連続的に施用されうる。]
[0019] 本発明は、特に、望ましくない植生が生じるか又は生じうる作物において、本発明の除草剤組成物を施用することを含む、作物における望ましくない植生を防除するための方法に関する。]
[0020] 本発明は更に、本発明の組成物を植物、その生育地または種子に作用させることを含む、望ましくない植生を防除するための方法に関する。]
[0021] 本発明の使用および方法においては、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bが一緒に製剤化され施用されるか又は別々に製剤化され施用されるかどうかは重要ではなく、別々に施用される場合には、施用される順序は重要ではない。除草剤Aおよび少なくとも除草剤Bは、該植物に対する有効成分の同時作用を可能にする時間枠内で施用されることが必要であるに過ぎない。]
[0022] 本発明はまた、本明細書に記載の除草活性組成物と少なくとも1つの担体物質(液体および/または固体担体物質を含む)とを含む除草製剤に関する。]
[0023] 発明の詳細な説明
驚くべきことに、本発明の組成物は、個々の化合物の除草活性により予想されるものより良好な、有害植物に対する除草活性を有する。言い換えると、ピロキサスルホンと少なくとも1つの除草剤Bとの協同的作用は、相乗効果(相乗作用)の点で、有害植物に対する活性の増強をもたらす。この理由により、該組成物を、個々の成分の場合と比較して低い施用量で使用して、個々の成分の場合に匹敵する除草効果を達成することが可能である。さらに、本発明の組成物は良好な出芽後除草活性を提供する。すなわち、該組成物は、有害植物をその出芽後に駆除/防除するのに特に有用である。それとは別に、本発明の組成物は良好な作物適合性を示す。すなわち、作物におけるそれらの使用は作物植物の被害を軽減し、および/または作物植物の被害の増加をもたらさない。]
[0024] 本明細書中で用いる「防除」および「駆除」なる語は同義語である。]
[0025] 本明細書中で用いる「望ましくない植生」および「有害植物」なる語は同義語である。]
[0026] 本発明の組成物は、第1成分a)としてピロキサスルホンを含む。]
[0027] 第2成分b)としては、本発明の組成物は、VLCFA合成の阻害剤(VLCFA阻害剤)である少なくとも1つの除草剤Bを含む。VLCFA阻害剤は、植物におけるVLCA合成の抑制および/または細胞分裂の抑制を含む作用様式を有する、HRAC分類系(HRAC, Classification of Herbicides According to Mode of Action, http://www.plantprotection.org/hrac/MOA.htmlを参照されたい)のK3グループに属する化合物である。]
[0028] VLCFA阻害剤には、例えば、クロロアセトアミド除草剤、例えばアセトクロル(acetochlor)、アラクロル(alachlor)、ブタクロル(butachlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド(dimethenamid)-P、メタザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、S-メトラクロル(metolachlor)、ペトキサミド(pethoxamid)、プレチラクロル(pretilachlor)、プロパクロル(propachlor)、プロピソクロル(propisochlor)およびテニルクロル(thenylchlor)、オキシアセトアミド除草剤、例えばフルフェナセト(flufenacet)およびメフェナセト(mefenacet)、アセトアミド除草剤、例えばジフェナミド(diphenamid)、ナプロパミド(napropamide)およびナプロアニリド(naproanilide)、テトラゾリノン除草剤、例えばフェントラザミド(fentrazamide)、ならびに一般的な群に属さない除草剤、例えばアニロホス(anilofos)、カフェンストロール(cafenstrole)およびピペロホス(piperophos)が含まれる。「VLCFA阻害剤」なる語は、本明細書においては、前記化合物のそれぞれの塩、異性体およびエステルをも含むと意図される。適当な塩は、例えば、アルカリもしくはアルカリ土類金属の塩またはアンモニウムもしくは有機アンモニウム塩、例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、イソプロピルアンモニウムなどの塩である。適当な異性体は、例えば立体異性体、例えばエナンチオマーである。適当なエステルは、例えばC1-C8-(分枝または非分枝)アルキルエステル、例えばメチルエステル、エチルエステル、イソプロピルエステルである。]
[0029] 本発明の好ましいVLCFA阻害剤は、クロロアセトアミド除草剤、特に、アセトクロル(acetochlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド(dimethenamid)-P、メタザクロル(metazachlor)、プロピソクロル(propisochlor)、ペトキサミド(pethoxamid)、メトラクロル(metolachlor)およびメトラクロル(metolachlor)-S、ならびにオキシアセトアミド除草剤、特にフルフェナセト(flufenacet)よりなる群から選ばれる。]
[0030] 本発明の組成物においては、除草剤Bに対するピロキサスルホンの相対重量比は、好ましくは、1:250〜250:1の範囲、特に、1:200〜200:1、より好ましくは、150:1〜1:150の範囲である。したがって、本発明の方法および使用においては、ピロキサスルホンおよび少なくとも1つの除草剤Bはこれらの重量比の範囲内で施用される。]
[0031] 本発明の組成物は、成分c)として、1以上の薬害軽減剤(safener)をも含みうる。薬害軽減剤は除草剤薬害軽減剤とも称され、特異的に作用する除草剤と共に施用されると、場合によっては、より良好な作物適合性をもたらす有機化合物である。いくつかの薬害軽減剤はそれら自体が除草活性を有する。これらの場合、該薬害軽減剤は作物植物において解毒剤またはアンタゴニストとして作用して、作物植物への被害を軽減または更には予防する。しかし、本発明の組成物においては、薬害軽減剤は一般に要求されない。したがって、本発明の好ましい実施形態は、薬害軽減剤を全く又は実質的に含有しない(すなわち、除草剤Aおよび除草剤Bの総量に対して1重量%未満)組成物に関する。]
[0032] 本発明の組成物において使用されうる適当な薬害軽減剤は、例えば以下のものから当技術分野で公知である:The Compendium of Pesticide Common Names (http://www.alanwood.net/pesticides/); Farm Chemicals Handbook 2000 第86巻, Meister Publishing Company, 2000年; B. Hock, C. Fedtke, R. R. Schmidt, Herbizide, Georg Thieme Verlag, Stuttgart 1995年; W. H. Ahrens, Herbicide Handbook, 第7版, Weed Science Society of America, 1994年; およびK. K. Hatzios, Herbicide Handbook, 第7版補遺, Weed Science Society of America, 1998年。]
[0033] 薬害軽減剤には以下のものが含まれる:ベノキサコル(benoxacor)、クロキントセット(cloquintocet)、シオメトリニル(cyometrinil)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、ジクロルミド(dichlormid)、ジシクロノン(di-cyclonon)、ジエトラート(dietholate)、フェンクロラゾール(fenchlorazole)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルキソフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、イソキサジフェン(isoxadifen)、メフェンピル(mefenpyr)、メフェナート(mephenate)、ナフタル酸無水物、2,2,5-トリメチル3-(ジクロロアセチル)-1,3-オキサゾリジン、4-(ジクロロアセチル)-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカンおよびオキサベトリニル(oxabetrinil)ならびにそれらの農業上許容される塩、およびそれらがカルボキシル基を有する場合にはそれらの農業上許容される誘導体。2,2,5-トリメチル-3-(ジクロロアセチル)-1,3-オキサゾリジン [CAS No. 52836-31-4] は、R-29148なる名称としても公知である。4-(ジクロロアセチル)-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカン [CAS No. 71526-07-03] は、AD-67およびMON 4660なる名称としても公知である。]
[0034] 薬害軽減剤としては、本発明の組成物は、特に好ましくは、ベノキサコル(benoxacor)、クロキントセット(cloquintocet)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール(fenchlorazole)、フェンクロリム(fenclorim)、フルキソフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、イソキサジフェン(isoxadifen)、メフェンピル(mefenpyr)、ナフタル酸無水物、2,2,5-トリメチル3-(ジクロロアセチル)-1,3-オキサゾリジン、および4-(ジクロロアセチル)-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカンおよびオキサベトリニル(oxabetrinil)ならびにそれらの農業上許容される塩、およびCOOH基を有する化合物の場合には農業上許容される誘導体(後記のもの)よりなる群から選ばれる化合物の少なくとも1つを含む。]
[0035] 本発明の好ましい実施形態は、薬害軽減剤を全く又は実質的に含有しない(すなわち、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bの総量に対して1重量%未満が施用される)組成物に関する。]
[0036] 本発明の組成物は、成分d)として、除草剤AおよびBとは異なる1以上の除草剤Dをも含みうる。そのような追加的な除草剤Dは本発明の組成物の活性スペクトルを広げうる。しかし、追加的な除草剤Dは一般に要求されない。したがって、本発明の好ましい実施形態は、追加的な除草剤Dを含有しないか又は追加的な除草剤Dを実質的に含有しない(すなわち、除草剤Aおよび除草剤Bの総量に対して1重量%未満)組成物に関する。]
[0037] しかし、本発明のもう1つの実施形態は、キンメラック(quinmerac)、キンメラックの塩およびクロマゾン(clomazone)よりなる群から選ばれる除草剤Dを含有する組成物に関する。本発明の類似実施形態は、アミノピラリド(aminopyralid)およびその塩よりなる群から選ばれる除草剤Dを含有する組成物に関する。]
[0038] 特に、本発明の組成物は、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bよりなる。すなわち、それは、薬害軽減剤も、キンメラック(quinmerac)、キンメラックの塩、アミノピラリド(aminopyralid)およびアミノピラリドの塩およびクロマゾン(clomazone)以外の追加的な除草剤Dも含有しない。]
[0039] 本発明の組成物がクロマゾン(clomazone)またはキンメラック(quinmerac)を含有する場合、除草剤Bに対するクロマゾン、アミノピラリドまたはキンメラックの相対重量比は、好ましくは、1:200〜200:1、特に、1:100〜100:1の範囲、より好ましくは、1:50〜50:1の範囲である。除草剤B + クロマゾンまたはキンメラックの総量に対するピロキサスルホンの重量比は、好ましくは、1:500〜250:1、特に、1:250〜100:1、より好ましくは、1:200〜50:1の範囲である。]
[0040] 本発明のもう1つの実施形態は、イミダゾリノン除草剤、およびキンメラック(quinmerac)、アミノピラリド(aminopyralid)もしくはそれらの塩またはクロマゾン(clomazone)とのその混合物よりなる群から選ばれる除草剤Dを更に含む組成物に関する。該実施形態においては、本発明の組成物は、好ましくは、除草剤A、少なくとも1つの除草剤B、およびイミダゾリノン除草剤から選ばれる追加的な除草剤Dよりなる。すなわち、それは、薬害軽減剤も、イミダゾリノン除草剤、キンメラック(quinmerac)、アミノピラリド(aminopyralid)もしくはその塩またはクロマゾン(clomazone)以外の追加的な除草剤Dも含有しない。]
[0041] イミダゾリノン除草剤には、例えば、イマザピック(imazapic)、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、イマザモクス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)およびイマゼタピル(imazethapyr)ならびにそれらの塩、さらにイマザメタベンズの場合にはそのエステル、例えばイマザメタベンズ-メチルが含まれる。好ましいイミダゾリノン除草剤は、イマザピック(imazapic)、イマザモクス(imazamox)ならびにそれらの塩およびエステルから選ばれる。]
[0042] この特定の実施形態の組成物においては、イミダゾリノン除草剤Dに対するピロキサスルホンの相対重量比は、好ましくは、1:500〜500:1の範囲、特に、1:250〜250:1、より好ましくは、100:1〜1:100の範囲である。したがって、本発明の方法および使用においては、ピロキサスルホンおよび該イミダゾリノン除草剤はこれらの重量比の範囲内で施用される。]
[0043] 本発明のもう1つの実施形態は、PS-II阻害剤またはETP阻害剤とも称される光化学系IIの阻害剤である除草剤から選ばれる少なくとも1つの除草剤Dを更に含む組成物に関する。PS-II阻害剤は、植物における光合成の光化学系IIにおける電子伝達の抑制を含む作用様式を有する、HRAC分類系(HRAC, Classification of Herbicides According to Mode of Action, http://www.plantprotection.org/hrac/MOA.htmlを参照されたい)のC1〜C3に属する化合物である。この実施形態においては、本発明の組成物は、好ましくは、除草剤A、少なくとも1つの除草剤B、およびPS-II阻害剤の除草剤から選ばれる追加的な除草剤Dよりなる。すなわち、それは、薬害軽減剤も、PS-II阻害剤の群の除草剤以外の追加的な除草剤Dも含有しない。]
[0044] 好ましくは、PS-II阻害剤は、
d.1アリール尿素除草剤、
d.2トリアジン(ジ)オン除草剤、
d.3メチルチオトリアジン除草剤、および
d.4クロロトリアジン除草剤
よりなる群から選ばれる。]
[0045] アリール尿素除草剤(d.1)には、例えば、クロルブロムロン(chlorbromuron)、クロロトルロン(chlorotoluron)、クロロクスロン(chloroxuron)、ジメフロン(dimefuron)、ジウロン(diuron)、エチジムロン(ethidimuron)、フェヌロン(fenuron)、フルオメツロン(fluometuron)、イソプロツロン(isoproturon)、イスロン(isuron)、リヌロン(linuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、メトブロムロン(metobromuron)、メトクスロン(metoxuron)、モノリヌロン(monolinuron)、ネブロン(neburon)、シズロン(siduron)、テトラフルロン(tetrafluron)およびテブチウロン(thebuthiuron)が含まれる。好ましいアリール尿素除草剤(d.1)には、クロロトルロン(chlorotoluron)、ジウロン(diuron)、リヌロン(linuron)、イソプロツロン(isoproturon)およびテブチウロン(thebuthiuron)が含まれ、ジウロン(diuron)およびテブチウロン(thebuthiuron)が特に好ましい。]
[0046] トリアジン(ジ)オン除草剤(d.2)には、例えば、アメトリジオン(ametridione)、アミブジン(amibuzin)、ヘキサジノン(hexazinone)、イソメチオジン(isomethiozin)、メタミトロン(metamitron)およびメトリブジン(metribuzin)が含まれる。好ましいトリアジン(ジ)オン除草剤(d.2)には、ヘキサジノン(hexazinone)およびメトリブジン(metribuzin)が含まれる。]
[0047] メチルチオトリアジン除草剤(d.3)には、例えば、アメトリン(ametryn)、アジプロトリン(aziprotryne)、シアナトリン(cyanatryn)、デスメトリン(desmetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、メトプロトリン(methoprotryne)、プロメトリン(prometryn)、シメトリン(simetryn)およびテルブトリン(terbutryn)が含まれる。好ましいメチルチオトリアジン除草剤はアメトリン(ametryn)である。]
[0048] クロロトリアジン除草剤(d.4)には、例えば、アトラジン(atrazine)、クロラジン(chlorazin)、シアナジン(cyanazin)、シプラジン(cyprazine)、プロパジン(propazin)、シマジン(simazin)、テルブチラジン(terbuthylazine)およびトリエタジン(trietazine)が含まれる。好ましいクロロトリアジン除草剤はアトラジン(atrazine)およびテルブチラジン(terbuthylazine)である。]
[0049] アリール尿素除草剤(d.1群)、トリアジン(ジ)オン除草剤(d.2群)、メチルチオトリアジン除草剤(d.3群)およびクロロトリアジン除草剤(d.3群)は、例えばK.-W. MunksおよびK.-H. Muller, “Photosynthesis Inhibitors”, “Modern Crop Protection Compounds” 第1巻より, Wiley-VHC 2007年, pp 359-400; C.D.S. Tomlin, “The Pesticide Manual”, 第13版, BCPC (2003)から公知であり、また、The Compendium of Pesticide Common Names, http://www.alanwood.net/pesticides/からも公知である。]
[0050] この特定の実施形態の組成物においては、PS-II阻害剤型除草剤Dに対するピロキサスルホンの相対重量比は、好ましくは、1:500〜500:1の範囲、特に、1:250〜250:1、より好ましくは、100:1〜1:100の範囲である。したがって、本発明の方法および使用においては、ピロキサスルホンおよび該除草剤Dはこれらの重量比の範囲内で施用される。]
[0051] 本発明のもう1つの実施形態は、4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼの阻害剤(これはHPPD阻害剤とも称される)である除草剤から選ばれる少なくとも1つの追加的な除草剤Dを更に含む組成物に関する。HPPD阻害剤は、植物における4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼの阻害を含む作用様式を有する、HRAC分類系(HRAC, Classification of Herbicides According to Mode of Action, http://www.plantprotection.org/hrac/MOA.htmlを参照されたい)のF2グループに属する除草剤化合物である。この実施形態においては、本発明の組成物は、好ましくは、除草剤A、少なくとも1つの除草剤B、およびHPPD阻害剤型除草剤から選ばれる追加的な除草剤Dよりなる。すなわち、それは、薬害軽減剤も、HPPD阻害剤の群の除草剤以外の追加的な除草剤Dも含有しない。]
[0052] HPPD阻害剤型除草剤には、例えば、イソキサフルトール(isoxaflutole)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)およびそれらの塩が含まれる。この実施形態においては、HPPD阻害剤型除草剤がトプラメゾン(topramezone)またはその塩である組成物が好ましい。]
[0053] この特定の実施形態の組成物においては、HPPD阻害剤型除草剤Dに対するピロキサスルホンの相対重量比は、好ましくは、1:100〜100:1の範囲、特に、1:50〜50:1の範囲である。したがって、本発明の方法および使用においては、ピロキサスルホンおよび該除草剤Dはこれらの重量比の範囲内で施用される。]
[0054] 本発明の更にもう1つの実施形態においては、除草剤Bがジメテナミド(dimethenamid)またはジメテナミド-Pである場合、該組成物はニコスルフロン(nicosulfuron)を更に含む。この特定の実施形態の組成物においては、ニコスルフロンに対するピロキサスルホンの相対重量比は、好ましくは、1:100〜100:1の範囲、特に、1:50〜50:1の範囲である。]
[0055] 除草剤B、除草剤Dおよび薬害軽減剤(後記を参照されたい)として記載されている除草剤化合物の化合物が、イオン化されうる官能基を有する場合、該化合物は、それらの農業的に許容される塩の形態としても使用されうる。一般に、カチオンが活性化合物の作用に有害な影響を及ぼさない(「農業的に許容される」)、それらのカチオンの塩が適している。]
[0056] 一般に、カチオンが活性化合物の作用に有害な影響を及ぼさない(「農業的に許容される」)、それらのカチオンの塩が適している。好ましいカチオンは、アルカリ金属、好ましくはリチウム、ナトリウムおよびカリウムのイオン、アルカリ土類金属、好ましくはカルシウムおよびマグネシウムのイオン、ならびに遷移金属、好ましくはマンガン、銅、亜鉛および鉄のイオン、さらには、アンモニウム、および1〜4個の水素原子がC1-C4-アルキル、ヒドロキシ-C1-C4-アルキル、C1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキル、ヒドロキシ-C1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキル、フェニルまたはベンジルにより置換された置換アンモニウム(以下、有機アンモニウムとも称される)、好ましくは、アンモニウム、メチルアンモニウム、イソプロピルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、ジイソプロピルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、2-ヒドロキシエチルアンモニウム、2-(2-ヒドロキシエトキシ)エタ-1-イルアンモニウム(ジグリコールアミン塩)、ジ(2-ヒドロキシエタ-1-イル)アンモニウム(ジオラミン塩)、トリス((2-ヒドロキシエタ-1-イル)アンモニウム(トロラミン塩)、トリス(3-プロパノール)アンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリエチルアンモニウム、さらには、ホスホニウムイオン、スルホニウムイオン、好ましくは、トリ(C1-C4-アルキル)スルホニウム、例えばトリメチルスルホニウム、およびスルホキソニウムイオン、好ましくはトリ(C1-C4-アルキル)スルホキソニウムである。]
[0057] 本発明の組成物においては、カルボキシル基を含有する化合物は、農業的に許容される誘導体の形態で使用され、例えばアミド、例えばモノ-もしくはジ-C1-C6-アルキルアミドまたはアリールアミド、エステル、例えばアリルエステル、プロパルギルエステル、C1-C10-アルキルエステルもしくはアルコキシアルキルエステル、そしてまた、チオエステル、例えばC1-C10-アルキルチオエステルとして使用されうる。好ましいモノ-およびジ-C1-C6-アルキルアミドはメチル-およびジメチルアミドである。好ましいアリールアミドは、例えばアニリジンおよび2-クロロアニリドである。好ましいアルキルエステルは、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、メキシル(1-メチルヘキシル)またはイソオクチル(2-エチルヘキシル)エステルである。好ましいC1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルエステルは直鎖状または分枝状C1-C4-アルコキシエチルエステル、例えばメトキシエチル、エトキシエチルまたはブトキシエチルエステルである。直鎖状または分枝状C1-C10-アルキルチオエステルの一例はエチルチオエステルである。好ましい誘導体はエステルである。]
[0058] 本発明の組成物は、以下のものを含む多数の有害植物を防除するのに適している:単子葉雑草、特に一年生雑草、例えばイネ科雑草(イネ科植物)、例えばEchinochloa属の種、例えばイヌビエ(barnyardgrass)(Echinochloa crusgalli var. crus-galli)、Digitaria属の種、例えばメヒシバ(Digitaria sanguinalis)、Setaria属の種、例えばエノコログサ(Setaria viridis)およびアキノエノコログサ(Setaria faberii)、Sorghum属の種、例えばセイバンモロコシ(Sorghum halepense Pers.)、Avena属の種、例えばカラスムギ(Avena fatua)、Cenchrus属の種、例えばCenchrus echinatus、Bromus属の種、Lolium属の種、Phalaris属の種、Eriochloa属の種、Panicum属の種、Brachiaria属の種、スズメノカタビラ(Poa annua)、ノスズメノテッポウ(blackgrass)(Alopecurus myosuroides)、Aegilops cylindrica、Agropyron repens、Apera spica-venti、Eleusine indica、Cynodon dactylonなど。]
[0059] 本発明の組成物は、多数の双子葉雑草、特に、以下のものを含む広葉雑草を防除するのにも適している:Polygonum属の種、例えばタデ科エリオゴヌム属植物(Polygonum convolvolus)、Amaranthus属の種、例えばアオゲイトウ(pigweed)(Amaranthus retroflexus)、Chenopodium属の種、例えばシロザ(Chenopodium album L.)、Sida種、例えばアメリカキンゴジカ(Sida spinosa L.)、Ambrosia属の種、例えばブタクサ(Ambrosia artemisiifolia)、Acanthospermum属の種、Anthemis属の種、Atriplex属の種、Cirsium属の種、Convolvulus属の種、Conyza属の種、Cassia属の種、Commelina属の種、Datura属の種、Euphorbia属の種、Geranium属の種、Galinsoga属の種、アサガオ(Ipomoea属の種)、Lamium属の種、Malva属の種、Matricaria属の種、Sysimbrium属の種、Solanum属の種、Xanthium属の種、Veronica属の種、Viola属の種、ハコベ(Stellaria media)、イチビ(Abutilon theophrasti)、Hemp sesbania(Sesbania exaltata Cory)、Anoda cristata、Bidens pilosa、Brassica kaber、Capsella bursa-pastoris、Centaurea cyanus、Galeopsis tetrahit、Galium aparine、Helianthus annuus、Desmodium tortuosum、Kochia scoparia、Mercurialis annua、Myosotis arvensis、Papaver rhoeas、Raphanus raphanistrum、Salsola kali、Sinapis arvensis、Sonchus arvensis、Thlaspi arvense、Tagetes minuta、Richardia brasiliensisなど。]
[0060] 本発明の組成物はまた、以下のものを含む多数の一年生および多年生カヤツリグサ科雑草を防除するのに適している:cyperus属の種、例えばハマスゲ(Cyperus rotundus L.)、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L.)、ヒメクグ(Cyperus brevifolius H.)、カヤツリグサ(Cyperus microiria Steud)、コゴメガヤツリ(Cyperus iria L.)など。]
[0061] 本発明の組成物は、有用植物における(すなわち、作物における)一般的な有害植物を駆除/防除するのに適している。本発明の組成物は、一般に、以下のものにおける望ましくない植物を駆除/防除するのに適している:
・穀物、例えば、
・穀類(小粒穀類)、例えばコムギ(Triticum aestivum)およびコムギ様作物、例えばデュラムコムギ(T. durum)、一粒系コムギ(T. monococcum)、エンマーコムギ(T. dicoccon)およびスペルトコムギ(T. spelta)、ライムギ(Secale cereale)、ライコムギ(Tritiosecale)、オオムギ(Hordeum vulgare);
・トウモロコシ(コーン; Zea mays);
・モロコシ(例えば、Sorghum bicolour);
・イネ(Oryza属の種、例えばOryza sativaおよびOryza glaberrima);および
・サトウキビ;
・マメ科植物(Fabaceae)、例えばダイズ(Glycine max.)、ラッカセイ(Arachis hypogaea)およびマメ科作物、例えばエンドウ、例えばPisum sativum、キマメおよびササゲ、インゲン、例えばソラマメ(Vicia faba)、Vigna属の種、およびPhaseolus属の種およびヒラマメ(lens culinaris var.);
・アブラナ科植物(brassicaceae)、例えばカノーラ(Brassica napus)、アブラナ(Brassica napus)、キャベツ(B. oleracea var.)、カラシナ、例えばB. juncea、B. campestris、B. narinosa、B. nigraおよびB. tournefortii;ならびにカブ(Brassica rapa var.);
・他の広葉作物、例えばヒマワリ、ワタ、アマ、亜麻仁、テンサイ、ジャガイモおよびトマト;
・TNV作物(TNV:樹木、殻果および蔓)、例えばブドウ、柑橘類、ナシ状果、例えばリンゴおよびセイヨウナシ、コーヒー、ピスタチオおよびアブラヤシ、核果、例えばモモ、アーモンド、クルミ、オリーブ、オウトウ、プラムおよびアンズ;
・芝生、牧草地および野草地;
・タマネギおよびニンニク;
・観賞用球根植物、例えばチューリップおよびスイセン;
・園芸用観賞植物、例えばバラ、ペチュニア、マリーゴールド、キンギョソウ;ならびに
・針葉樹および落葉樹、例えばマツ(pinus)、モミ、オーク、カエデ、ミズキ、サンザシ、クラブアップル(crabapple)およびクロウメモドキ属植物(クロウメモドキ)。]
[0062] 本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラムコムギ、イネ、トウモロコシ、サトウキビ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、例えばエンドウ、インゲンおよびヒラマメ、ラッカセイ、ヒマワリ、テンサイ、ジャガイモ、ワタ、アブラナ属作物、例えばアブラナ、カノーラ、カラシナ、キャベツおよびカブ、芝生、ブドウ、ナシ状果、例えばリンゴおよびセイヨウナシ、核果、例えばモモ、アーモンド、クルミ、オリーブ、オウトウ、プラムおよびアンズ、柑橘類、コーヒー、ピスタチオ、園芸用観賞植物、例えばバラ、ペチュニア、マリーゴールド、キンギョソウ、観賞用球根植物、例えばチューリップおよびスイセン、針葉樹および落葉樹、例えばマツ(pinus)、モミ、オーク、カエデ、ミズキ、サンザシ、クラブアップル(crabapple)およびクロウメモドキ属植物における望ましくない植生を駆除/防除するのに特に適している。]
[0063] 本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラムコムギ、イネ、トウモロコシ、サトウキビ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、例えばエンドウ、インゲンおよびヒラマメ、ラッカセイ、ヒマワリ、テンサイ、ジャガイモ、ワタ、アブラナ属作物、例えばアブラナ、カノーラ、カラシナ、キャベツおよびカブ、芝生、ブドウ、核果、例えばモモ、アーモンド、クルミ、オリーブ、オウトウ、プラムおよびアンズ、柑橘類ならびにピスタチオにおける望ましくない植生を駆除/防除するのに最も適している。]
[0064] 特に示さない限り、本発明の組成物は種々の任意の前記作物植物の施用に適している。]
[0065] 本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、ライムギ、トウモロコシ、サトウキビ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、ヒマワリ、テンサイ、ジャガイモ、アブラナ属作物および芝生における施用に特に適している。]
[0066] 本発明の組成物はまた、遺伝子工学または育種により1以上の除草剤に対して抵抗性または耐性である、あるいは遺伝子工学または育種により1以上の病原体に対して抵抗性または耐性である、あるいは遺伝子工学または育種により昆虫による攻撃に対して抵抗性または耐性である作物植物において使用されうる。適しているのは、例えば、除草性VLCA阻害剤、例えばアセトクロル(acetochlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-P、メタザクロル(metazachlor)、プロピソクロル(propisochlor)、ペトキサミド(pethoxamide)、メトラクロル(metolachlor)、メトラクロル-Sまたはフルフェナセト(flufenacet)に対して抵抗性または耐性である作物植物、好ましくはトウモロコシ、コムギ、モロコシ、オオムギ、ヒマワリ、イネ、カノーラ、アブラナ、ダイズまたはヒラマメ、あるいは遺伝子改変によるBt毒素の遺伝子の導入により特定の昆虫による攻撃に抵抗性である作物植物である。]
[0067] 本発明の組成物は、当業者によく知られた技術を用いることにより通常の方法で施用されうる。適当な技術には、噴霧、霧吹き、散粉、全面散布または灌水が挙げられる。施用のタイプは、よく知られた方法での意図される目的に左右されるが、いずれの場合にも、該技術は本発明の有効成分の可能な限り細かな散布を保証するものであるべきである。]
[0068] 組成物は、出芽前または出芽後、すなわち、望ましくない植物の出芽の前、途中および/または後に施用されうる。該組成物が作物において使用される場合、それは作物植物の播種後かつ出芽前に施用されうる。しかし、本発明の組成物は作物植物の播種前にも施用されうる。]
[0069] 本発明の組成物が非常に良好な出芽後除草活性を有することは、本発明の組成物の格別の利点である。すなわち、それは、出芽した望ましくない植物に対する良好な除草活性を示す。したがって、本発明の好ましい実施形態においては、該組成物は出芽後、すなわち、望ましくない植物の出芽の途中および/または後に施用される。望ましくない植物が6枚の葉までの葉発生を開始させた出芽後の時期に本発明の混合物を施用するのが特に有利である。作物が既に出芽している場合であっても該組成物は良好な作物耐性を示すため、それは作物植物の播種後、特に、作物植物の出芽の途中または後に施用されうる。]
[0070] いずれの場合も、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bおよび場合により使用される追加的な活性物質(薬害軽減剤Cおよび除草剤D)は、同時または連続的に施用されうる。]
[0071] 組成物は、主として噴霧により、特に葉面散布により、植物に施用される。施用は、例えば水を担体として使用し約10〜2000L/haまたは50〜1000L/ha(例えば100〜500L/ha)の噴霧液量を用いる通常の噴霧技術により行われうる。微小顆粒の形態の施用と同様に、低容量および超低容量法による該除草剤組成物の施用が可能である。]
[0072] 特定の作物植物が有効成分に対する十分な耐性を有さない場合には、除草剤組成物が感受性作物植物の葉に可能な限り接触せず、そしてその一方で、下方で成長する望ましくない植物の葉または非被覆土壌表面に達するよう、噴霧器を使用して該除草剤組成物を噴霧する施用技術が用いられうる(出芽後の条間・株間処理、耕耘処理(post-directed, lay-by))。]
[0073] 植物の出芽後処理の場合には、本発明の除草剤混合物または組成物は、好ましくは、葉面散布により施用される。施用は、例えば水を担体として使用し約50〜1000L/haの噴霧混合物量を用いる通常の噴霧技術により行われうる。]
[0074] 純粋な活性化合物の組成物(すなわち、ピロキサスルホン、除草剤Bおよび場合により使用される薬害軽減剤または除草剤Dの組成物)の必要施用量は、望ましくない植生の密度、植物の発生段階、組成物が使用される場所の気候条件、および施用方法に左右される。一般に、組成物の施用量(ピロキサスルホン、除草剤Bおよび場合により使用される追加的な活性物質の総量)は活性物質15〜6000g/ha、しばしば、15〜5000kg/ha、好ましくは、20〜2500g/haである。]
[0075] ピロキサスルホンの必要施用量は、一般には活性物質1g/ha〜500g/haの範囲、好ましくは5g/ha〜400g/haまたは10g/ha〜300g/haの範囲である。]
[0076] 除草剤Bの必要施用量(除草剤Bの総量)は、一般には活性物質1g/ha〜5000g/haの範囲、好ましくは5g/ha〜4000g/haまたは10g/ha〜3000g/haの範囲である。]
[0077] 薬害軽減剤が施用される場合のその必要施用量は、一般には活性物質1g/ha〜5000g/haの範囲、好ましくは2g/ha〜5000g/haまたは5g/ha〜5000g/haの範囲である。好ましくは、薬害軽減剤は全く又は実質的に施用されず、したがって、該施用量は5g/ha未満、特に、2g/ha未満または1g/ha未満である。]
[0078] 追加的な除草剤Dが施用される場合のその必要施用量は、除草剤Dの性質によるが、一般には活性物質0.1g/ha〜5000g/haの範囲、好ましくは0.1g/ha〜5000g/haまたは1g/ha〜5000g/haの範囲でありうる。]
[0079] ニコスルフロン(nicosulfuron)の場合、その施用量は一般には活性物質0.1〜200g/ha、好ましくは1〜150g/ha、特に2〜100g/haの範囲である。]
[0080] イミダゾリノン除草剤の場合、その施用量は一般には活性物質0.1〜500g/haの範囲、好ましくは1〜250g/ha、特に2〜200g/haの範囲である。]
[0081] PS-II阻害剤型除草剤の場合、その施用量は一般には活性物質1g/ha〜5000g/haの範囲、好ましくは5g/ha〜4000g/haまたは10g/ha〜3000g/haの範囲である。]
[0082] HPPD阻害剤型除草剤の場合、その施用量は一般には活性物質1g/ha〜1000g/haの範囲、好ましくは5g/ha〜750g/haまたは10g/ha〜500g/haの範囲である。]
[0083] 本発明の第1実施形態においては、成分b)は少なくとも1つのクロロアセトアミド除草剤を含む。クロロアセトアミド除草剤は、例えばC.D.S. Tomlin, “The Pesticide Manual”, 第13版, BCPC (2003)から、そしてまた、The Compendium of Pesticide Common Names, http://www.alanwood.net/pesticides/から公知である。]
[0084] クロロアセトアミド除草剤には、アセトクロル(acetochlor)、アラクロル(alachlor)、ブタクロル(butachlor)、ブテナクロル(butenachlor)、デラクロル(delachlor)、ジエタチル(diethatyl)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-P、メタザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、S-メトラクロル、ペトキサミド(pethoxamide)、プレチラクロル(pretilachlor)、プロパクロル(propachlor)、プロピソクロル(propisochlor)、プリナクロル(prynachlor)、テルブクロル(terbuchlor)、テニルクロル(thenylchlor)およびキシラクロル(xylachlor)、それらの塩、特に、それらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩または前記の置換アンモニウム塩、それらの異性体、特にそれらのエナンチオマー、およびそれらのエステル、特にそれらのC1-C8-アルキルエステル、例えばメチルエステル、エチルエステル、イソプロピルエステルが含まれる。そのようなエステルの適当な具体例にはジエタチル-エチルが含まれる。]
[0085] 好ましいクロロアセトアミド除草剤には、アセトクロル(acetochlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-P、メタザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、S-メトラクロル、ペトキサミド(pethoxamide)およびプロピソクロル(propisochlor)、それらの塩およびそれらのエステル、ならびにそれらの混合物が含まれ、特に、アセトクロル(acetochlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-P、メタザクロル(metazachlor)およびプロピソクロル(propisochlor)、それらの塩、それらの異性体およびそれらのエステル、ならびにそれらの混合物が含まれる。]
[0086] この実施形態の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはアセトクロル(acetochlor)を含むか、または特に、アセトクロル(acetochlor)である。]
[0087] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはジメタクロル(dimethachlor)を含むか、または特に、ジメタクロル(dimethachlor)である。]
[0088] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはジメテナミド(dimethenamid)を含むか、または特に、ジメテナミド(dimethenamid)である。]
[0089] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはジメテナミド(dimethenamid)-Pを含むか、または特に、ジメテナミド(dimethenamid)-Pである。]
[0090] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはメタザクロル(metazachlor)を含むか、または特に、メタザクロル(metazachlor)である。]
[0091] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはプロピソクロル(propisochlor)を含むか、または特に、プロピソクロル(propisochlor)である。]
[0092] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bは、ジメテナミド(dimethenamid)またはジメテナミド-Pとメタザクロル(metazachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。これらの特に好ましい組成物においては、メタザクロル(metazachlor)に対するジメテナミド(dimethenamid)(またはジメテナミド-P)の重量比は100:1〜1:100、特に、1:50〜50:1である。]
[0093] この実施形態の他の好ましい組成物においては、該組成物は、除草剤Bに加えて、キンメラック(quinmerac)もしくはその塩またはクロマゾン(clomazone)を含む。したがって、これらの組成物は、除草剤Bとしてのキンメラック(quinmerac)もしくはその塩またはクロマゾン(clomazone)と少なくとも1つのクロロアセトアミド除草剤との混合物を含む、または除草剤Bとしての該混合物であるとみなされうる。これらの好ましい組成物においては、該クロロアセトアミド除草剤は、好ましくは、アセトクロル(acetochlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-P、メタザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、S-メトラクロル、ペトキサミド(pethoxamide)およびプロピソクロル(propisochlor)から選ばれる。]
[0094] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはキンメラック(quinmerac)またはその塩とメタザクロル(metazachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0095] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはクロマゾン(clomazone)とメタザクロル(metazachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0096] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはキンメラック(quinmerac)もしくはその塩とジメテナミド(dimethenamid)もしくはジメテナミド-Pとの混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0097] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはクロマゾン(clomazone)とジメテナミド(dimethenamid)またはジメテナミド-Pとの混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0098] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはキンメラック(quinmerac)もしくはその塩とジメタクロル(dimethachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0099] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはクロマゾン(clomazone)とジメタクロル(dimethachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0100] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはキンメラック(quinmerac)もしくはその塩とペトキサミド(pethoxamid)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0101] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはクロマゾン(clomazone)とペトキサミド(pethoxamid)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0102] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはアミノピラリド(aminopyralid)もしくはその塩と少なくとも1つのクロロアセトアミド除草剤との混合物を含むか、または特に、該混合物である。これらの好ましい組成物においては、該クロロアセトアミド除草剤は、好ましくは、アセトクロル(acetochlor)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-P、メタザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、S-メトラクロル、ペトキサミド(pethoxamide)およびプロピソクロル(propisochlor)から選ばれる。]
[0103] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはアミノピラリド(aminopyralid)もしくはその塩とメタザクロル(metazachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0104] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはアミノピラリド(aminopyralid)もしくはその塩とジメテナミド(dimethenamid)もしくはジメテナミド-Pとの混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0105] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはアミノピラリド(aminopyralid)もしくはその塩とジメタクロル(dimethachlor)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0106] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはアミノピラリド(aminopyralid)もしくはその塩とペトキサミド(pethoxamid)との混合物を含むか、または特に、該混合物である。]
[0107] この実施形態の他の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはジメテナミド(dimethenamid)もしくはジメテナミド-Pを含むか、または特に、ジメテナミド(dimethenamid)もしくはジメテナミド-Pであり、該組成物は更に、ニコスルフオロン(nicosulfuoron)を含む。]
[0108] この実施形態においては、ピロキサスルホンと除草剤Bとの相対重量比は、好ましくは、250:1〜1:250、より好ましくは、100:1〜1:100である。]
[0109] ピロキサスルホンの施用量は、通常は、活性物質(a.s.)1 g/ha〜500 g/ha、好ましくは、5 g/ha〜400 g/haまたは10 g/ha〜300 g/haである。]
[0110] クロロアセトアミド除草剤の施用量は、通常は、活性物質1〜5000 g/ha、一般には5〜4000 g/ha、好ましくは、10〜3000 g/haである。]
[0111] キンメラック(quinmerac)が存在する場合のその施用量は、通常は、活性物質1〜1500 g/ha、一般には5〜1000 g/ha、好ましくは、10〜750 g/haである。]
[0112] クロマゾン(clomazone)が存在する場合のその施用量は、通常は、活性物質1〜2000 g/ha、一般には5〜1500 g/ha、好ましくは、10〜1000 g/haである。]
[0113] アミノピラリド(aminopyralid)が存在する場合のその施用量は、通常は、活性物質1〜1500 g/ha、一般には5〜1000 g/ha、好ましくは、10〜750 g/haである。]
[0114] ニコスルフオロン(nicosulfuoron)が存在する場合のその施用量は、通常は、活性物質0.1〜200 g/ha、一般には1〜150 g/ha、好ましくは、2〜100 g/haである。]
[0115] この実施形態の組成物がクロマゾン(clomazone)、アミノピラリド(aminopyralid)またはキンメラック(quinmerac)を含有する場合、クロロアセトアミド除草剤に対するクロマゾン(clomazone)、アミノピラリド(aminopyralid)またはキンメラック(quinmerac)の相対重量比は、好ましくは、1:200〜200:1の範囲、特に、1:100〜100:1、より好ましくは、1:50〜50:1の範囲である。クロロアセトアミド除草剤 + クロマゾン(clomazone)、アミノピラリド(aminopyralid)またはキンメラック(quinmerac)の総量に対するピロキサスルホンの重量比は、好ましくは、1:500〜250:1の範囲、特に、1:250〜100:1、より好ましくは、1:200〜50:1の範囲である。]
[0116] この実施形態の組成物は、単子葉および双子葉雑草ならびにカヤツリグサ科雑草、特に、Alopecurus myosuroides、Apera spica-venti、Avena fatua、Brachiaria属の種、Bromus属の種、Cenchrus属の種、Digitaria属の種、Echinochloa属の種、Eleusine indica、Eriochloa属の種、Geranium属の種、Lolium属の種、Panicum属の種、Phalaris属の種、Poa annua、Setaria属の種、Sorghum属の種、Abuthilon theoprasti、Amaranthus属の種、Atriplex属の種、Brassica kaber、Capsella bursa-pastoris、Chenopodium属の種、Conyza属の種、Euphorbia属の種、Galium aparine、Kochia scoparia、Polygonum属の種、Raphanus raphanistrum、Sinapis arvensis、Solanum属の種、Sysimbrium属の種、Thlaspi arvense、Commelina属の種およびCyperus属の種を防除するのに特に適している。]
[0117] 本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラムコムギ、イネ、トウモロコシ、サトウキビ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、例えばエンドウ、インゲンおよびヒラマメ、ラッカセイ、ヒマワリ、テンサイ、ジャガイモ、ワタ、アブラナ属作物、例えばアブラナ、カノーラ、カラシナ、キャベツおよびカブ、芝生、ブドウ、核果、例えばモモ、アーモンド、クルミ、オリーブ、オウトウ、プラムおよびアンズ、柑橘類ならびにピスタチオにおける望ましくない植生を駆除するのに特に適している。]
[0118] 特に示さない限り、この実施形態の組成物は、種々の任意の前記作物植物の施用に適している。]
[0119] この実施形態の本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、トウモロコシ、サトウキビ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、ラッカセイ、ヒマワリ、ジャガイモ、ワタ、アブラナ属作物および芝生における施用に特に適している。]
[0120] クロロアセトアミドと、キンメラック(quinmerac)、その塩、アミノピラリド(aminopyralid)、その塩およびクロマゾン(clomazone)から選ばれる追加的な除草剤との混合物を含む本発明の組成物は、前記作物において使用されうる。それは、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはアブラナ作物における施用に特に有用である。]
[0121] メタザクロルと、ジメテナミド(dimethenamid)またはジメテナミド-Pとの混合物を含む本発明の組成物は、前記作物において使用されうる。それは、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはアブラナ作物における施用に特に有用である。]
[0122] ジメテナミド(dimethenamid)またはジメテナミド-Pと、ニコスルフロン(nicosulfuron)との混合物を含む本発明の組成物は、前記作物において使用されうる。それは、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはトウモロコシにおける施用に特に有用である。]
[0123] この実施形態の組成物は、好ましくは、VLCFA阻害剤型除草剤の作用に対して耐性および/または抵抗性である作物、好ましくは、クロロアセトアミド除草剤の作用に対して耐性および/または抵抗性である作物において使用されうる。該除草剤に対する抵抗性および/または耐性は、通常の育種方法および/または遺伝子工学的方法により達成されうる。]
[0124] 前記で説明したとおり、第1の実施形態の組成物は、イミダゾリノン除草剤、およびキンメラック(quinmerac)、アミノピラリド(aminopyralid)もしくはそれらの塩またはクロマゾン(clomazone)とのそれらの混合物よりなる群から選ばれる除草剤Dを追加的に含みうる。したがって、この実施形態(実施形態1a)の組成物は、除草剤A、少なくとも1つの除草剤B[これは、クロロアセトアミドの群から、特に、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド-Pおよびメタザクロル(metazachlor)から選ばれる]、少なくとも1つのイミダゾリノン除草剤[これは、好ましくは、イマザピック(imazapic)、イマザモクス(imazamox)ならびにそれらの塩およびエステル、例えばイマザピック-アンモニウムまたはイマザモクス-アンモニウムから選ばれる]、および場合によっては第2の除草剤[これはキンメラック(quinmerac)、アミノピラリド(aminopyralid)もしくはそれらの塩またはクロマゾン(clomazone)選ばれる]を含むか、または好ましくは、それらよりなる。]
[0125] 実施形態1aの特に好ましい混合物は、以下のものを含むか、または特に、それらよりなる:
ピロキサスルホン(Pyroxasulfone)、ジメテナミド(dimethenamid)またはdimethenamid-Pおよびイマザピック(imazapic)またはそれらの塩もしくはエステル(組成物1a.1);
ピロキサスルホン(Pyroxasulfone)、メタザクロル(metazachlor)およびイマザモクス(imazamox)またはそれらの塩もしくはエステル(組成物1a.2);ならびに
ピロキサスルホン(Pyroxasulfone)、メタザクロル(metazachlor)、イマザモクス(imazamox)またはそれらの塩もしくはエステルおよびキンメラック(quinmerac)(組成物1a.3)。]
[0126] 組成物1a.1、1a.2および1a.3は前記作物において使用されうる。組成物1a.1は、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはサトウキビの作物における施用に特に有用である。組成物1a.2および1a.3は、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはアブラナおよびヒマワリの作物における施用に特に有用である。]
[0127] 第1の実施形態の組成物はまた、光化学系IIの阻害剤である除草剤から選ばれる除草剤Dを追加的に含みうる。これらの組成物は、以下、実施形態1bの組成物とも称される。したがって、この特定の実施形態(実施形態1b)の組成物は、除草剤A、少なくとも1つの除草剤B[これは、クロロアセトアミドの群から、特に、ジメテナミド(dimethenamid)およびジメテナミド-Pから選ばれる]、および少なくとも1つのPS-II阻害剤型除草剤を含むか、または好ましくは、それらよりなる。実施形態1bの組成物におけるPS-II阻害剤は、好ましくは、以下のものよりなる群から選ばれる:
d.1アリール尿素除草剤、特に、群d.1の化合物として挙げた化合物、好ましくは、クロルトルロン(chlortoluron)、ジウロン(diuron)、リヌロン(linuron)、イソプロツロン(isoproturon)およびテブチウロン(tebuthiuron)、特に好ましくは、ジウロン(diuron)およびテブチウロン(tebuthiuron)から選ばれるもの;
d.2トリアジン(ジ)オン除草剤、特に、群d.2の化合物として挙げた化合物、好ましくは、ヘキサジノン(hexazinone)およびメトリブジン(metribuzin)から選ばれるもの;
d.3メチルチオトリアジン除草剤、特に、群d.3の化合物として挙げた化合物、好ましくは、アメトリン(ametryn)よりなる群であるもの;ならびに
d.4クロロトリアジン除草剤、特に、群d.2の化合物として挙げた化合物、好ましくは、アトラジン(atrazine)およびテルブチラジン(terbuthylazine)から選ばれるもの。]
[0128] この実施形態1bの特に好ましい組成物においては、除草剤Bはジメテナミド(dimethenamid)およびジメテナミド-Pを含むか、または特に、ジメテナミド(dimethenamid)およびジメテナミド-Pである。]
[0129] この実施形態1bの特に好ましい組成物においては、除草剤Dは、ジウロン(diuron)、メトリブジン(metribuzin)、アメトリン(ametryne)、ヘキサジノン(hexazinone)およびテブチウロン(tebuthiuron)を含むか、または特に、それらよりなる群から選ばれる。そのような組成物の具体例としては、以下のものが挙げられる:
組成物1b.1:ピロキサスルホン(pyroxasulfone) +ジメテナミド(dimethenamid) + ジウロン(diuron)、
組成物1b.2: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid) + メトリブジン(metribuzin)、
組成物1b.3: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid) + アメトリン(ametryne)、
組成物1b.4: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid) + ヘキサジノン(hexazinone)、
組成物1b.5: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid) + テブチウロン(tebuthiurone)、
組成物1b.6: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid)-P + ジウロン(diuron)、
組成物1b.7: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid)-P + メトリブジン(metribuzin)、
組成物1b.8: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid)-P + アメトリン(ametryne)、
組成物1b.9: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) +ジメテンアミド(dimethenamid)-P + ヘキサジノン(hexazinone)および
組成物1b.10: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテンアミド(dimethenamid)-P + テブチウロン(tebuthiurone)。]
[0130] この実施形態1bの他の特に好ましい組成物においては、除草剤Dは、アトラジン(atrazine)およびテルブチラジン(terbuthylazine)を含むか、または特に、それらよりなる群から選ばれる。そのような組成物の具体例としては、以下のものが挙げられる:
組成物1b.11:ピロキサスルホン(pyroxasulfone) +ジメテナミド(dimethenamid) + アトラジン(atrazine)および
組成物1b.12: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid) + テルブチラジン(terbuthylazine)、
組成物1b.13: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid)-P + アトラジン(atrazine)および
組成物1b.14: ピロキサスルホン(pyroxasulfone) + ジメテナミド(dimethenamid)-P + テルブチラジン(terbuthylazine)。]
[0131] 実施形態1bの組成物は実施形態1の組成物と同じ目的に使用されうる。実施形態1bの組成物は作物、特に穀物における施用に特に有用である。それは、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはトウモロコシおよびサトウキビにおける施用に特に有用である。混合物1b.1〜1b.10はサトウキビにおける施用に特に有用であり、一方、混合物1b.11〜1b.14はトウモロコシにおける施用に特に有用である。]
[0132] 第1の実施形態の組成物はまた、HPPD阻害剤である除草剤から選ばれる除草剤Dを追加的に含みうる。これらの組成物は、以下、実施形態1cの組成物とも称される。したがって、この特定の実施形態(実施形態1c)の組成物は、除草剤A、少なくとも1つの除草剤B[これは、クロロアセトアミドの群から、特に、ジメテナミド(dimethenamid)およびジメテナミド-Pから選ばれる]、および少なくとも1つのHPPD阻害剤型除草剤を含むか、または好ましくは、それらよりなる。実施形態1cの組成物におけるHPPD阻害剤は、好ましくは、イソキサフルトール(isoxaflutole)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)およびそれらの塩よりなる群から選ばれる。この実施形態1cにおいては、HPPD阻害剤型除草剤がトプラメゾン(topramezone)またはその塩である組成物が好ましい。]
[0133] この実施形態1cの特に好ましい組成物においては、除草剤Bはジメテナミド(dimethenamid)およびジメテナミド-Pを含むか、または特に、ジメテナミド(dimethenamid)およびジメテナミド-Pである。この実施形態1cの特に好ましい組成物においては、除草剤Dはトプラメゾン(topramezone)およびその塩を含むか、または特に、それらよりなる群から選ばれる。したがって、実施形態1cの特定の混合物は、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ジメテナミド(dimethenamid)-Pおよびトプラメゾンまたはその塩を含むか、または特に、それらよりなる。]
[0134] 実施形態1cの組成物は実施形態1の組成物と同じ目的に使用されうる。実施形態1cの組成物は作物における施用に特に有用である。それは、低減された施用量およびそれに伴う低減された作物被害リスクで、望ましくない雑草の防除の増強をもたらすため、それはアブラナにおける施用に特に有用である。]
[0135] 本発明の第2の実施形態においては、成分b)は少なくとも1つのオキシアセトアミド除草剤を含む。オキシアセトアミド除草剤は、例えばG. Hamprechtら, “Inhibition of Cell Division (Oxyacetamides, Tetrazolinones)”, “Modern Crop Protection Compounds” 第1巻より, Wiley-VHC 2007年, pp 325-334; C.D.S. Tomlin, “The Pesticide Manual”, 第13版, BCPC (2003)から、そしてまた、The Compendium of Pesticide Common Names http://www.alanwood.net/pesticides/から公知である。]
[0136] この実施形態の適当な除草剤の具体例としては、メフェナセト(mefenacet)およびフルフェナセト(flufenacet)およびそれらの塩ならびにそれらの混合物が挙げられる。]
[0137] この実施形態の特に好ましい組成物においては、除草剤Bはフルフェナセト(flufenacet)を含むか、または特に、フルフェナセト(flufenacet)である。この化合物は、例えばDE 3821600(Bayer AG)から公知である。]
[0138] この実施形態においては、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)と除草剤Bとの相対重量比は、しばしば、100:1〜1:100、好ましくは、50:1〜1:50である。]
[0139] ピロキサスルホン(pyroxasulfone)の施用量は、通常は活性物質(a.s.)1 g/ha〜500 g/ha、好ましくは5 g/ha〜400 g/haまたは10 g/ha〜300 g/haの範囲である。]
[0140] オキシアセトアミド除草剤の施用量は、通常は活性物質(a.s.)1〜1500 g/ha、一般には5〜1000 g/ha、好ましくは10〜750 g/haである。]
[0141] この実施形態の組成物は、単子葉および双子葉雑草ならびにカヤツリグサ科雑草、特に、Alopecurus myosuroides、Apera spica-venti、Avena fatua、Brachiaria属の種、Bromus属の種、Cenchrus属の種、Digitaria属の種、Echinochloa属の種、Eleusine indica、Eriochloa属の種、Lolium属の種、Panicum属の種、Phalaris属の種、Poa annua、Setaria属の種、Sorghum属の種、Abuthilon theoprasti、Amaranthus属の種、Chenopodium属の種、Commelina属の種およびCyperus属の種を防除するのに特に適している。]
[0142] 本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラムコムギ、イネ、トウモロコシ、サトウキビ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、例えばエンドウ、インゲンおよびヒラマメ、ラッカセイ、ヒマワリ、テンサイ、ジャガイモ、ワタ、アブラナ属作物、例えばアブラナ、カノーラ、カラシナ、キャベツおよびカブ、芝生、ブドウ、核果、例えばモモ、アーモンド、クルミ、オリーブ、オウトウ、プラムおよびアンズ、柑橘類ならびにピスタチオにおける望ましくない植生を駆除するのに特に適している。]
[0143] 特に示さない限り、この実施形態の組成物は種々の任意の前記作物植物の施用に適している。]
[0144] この実施形態の本発明の組成物は、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラムコムギ、トウモロコシ、ダイズ、サトウキビ、ジャガイモおよびワタにおける施用に最も適している。]
[0145] この実施形態の組成物は、好ましくは、VLCFA阻害剤型除草剤の作用に対して耐性および/または抵抗性である作物、好ましくは、オキシアセトアミド除草剤の作用に対して耐性および/または抵抗性である作物において使用されうる。該除草剤に対する抵抗性および/または耐性は、通常の育種方法および/または遺伝子工学的方法により達成されうる。]
[0146] 本発明はまた、本発明の組成物の製剤に関する。製剤は、該組成物のほかに、少なくとも1つの有機または無機担体物質を含有する。製剤は、所望により、1以上の界面活性剤、および所望により、作物保護組成物に一般的な1以上の他の補助物質をも含有しうる。]
[0147] 製剤は、液体および/または固体担体物質、ならびに所望により、1以上の界面活性剤、ならびに所望により、作物保護組成物に一般的な1以上の他の補助物質と共に、除草剤Aおよび少なくとも1つの除草剤Bの両方を含有する単一パッケージ製剤の形態でありうる。製剤は2パッケージ製剤の形態であることが可能であり、この場合、1つのパッケージはピロキサスルホン(pyroxasulfone)の製剤を含有し、もう一方のパッケージは少なくとも1つの除草剤Bの製剤を含有し、この場合、どちらの製剤も、少なくとも1つの担体物質、および所望により、1以上の界面活性剤、および所望により、作物保護組成物に一般的な1以上の他の補助物質を含有する。2パッケージ製剤の場合、ピロキサスルホンを含有する製剤と、除草剤Bを含有する製剤とを、施用前に混合する。好ましくは、該混合をタンク混合物として行う。すなわち、それらの製剤を水での希釈の直前または直後に混合する。組成物が1以上の他の活性物質、例えば薬害軽減剤Cおよび/または除草剤Dを含む場合、該組成物はまた、3または4パッケージ製剤の形態でありうる。]
[0148] 本発明の製剤においては、有効成分、すなわち、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、除草剤Bおよび場合により使用される追加的な活性物質は、懸濁、乳化または溶解形態で存在する。本発明の製剤は、水溶液、粉末、懸濁液、また、高濃縮水性、油性または他の懸濁液または分散液、水性エマルション、水性マイクロエマルション、水性サスポ(suspo)-エマルション、油分散液、糊状剤、粉剤、散布用物質または顆粒剤の形態でありうる。]
[0149] 製剤タイプに応じて、それは1以上の液体または固体担体、適当な場合には界面活性剤(例えば、分散剤、保護コロイド、乳化剤、湿潤剤および粘着付与剤)、および適当な場合には、作物保護製品の製剤化に一般的な他の補助物質を含む。そのような製剤の製造方法は当業者に十分に知られている。他の補助物質には、例えば、有機および無機増粘剤、殺細菌剤、不凍剤、消泡剤、着色剤、および種子製剤用の接着剤が含まれる。]
[0150] 適当な担体には、液体および固体担体が含まれる。液体担体には、例えば非水性溶媒、例えば環状および芳香族炭化水素、例えばパラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンおよびそれらの誘導体、アルキル化ベンゼンおよびそれらの誘導体、アルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールおよびシクロヘキサノール、ケトン、例えばシクロヘキサノン、高極性溶媒、例えばアミン、例えばN-メチルピロリドン、および水、ならびにそれらの混合物が含まれる。固体担体には、例えば無機土、例えばシリカ、シリカゲル、シリカート、タルク、カオリン、石灰石、石灰、チョーク、膠塊粘土、黄土、粘土、ドロマイト、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、粉砕合成物質、肥料、例えば硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、および植物由来の産物、例えば穀物粗びき粉、樹皮粗びき粉、樹木粗びき粉および堅果皮粗びき粉、セルロース粉末または他の固体担体が含まれる。]
[0151] 適当な界面活性剤(補助剤、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤、そしてまた、乳化剤)としては、芳香族スルホン酸、例えばリグノスルホン酸(Borrespers型, Borregaard)、フェノールスルホン酸、ナフタレンスルホン酸(Morwet型, Akzo Nobel)およびジブチルナフタレンスルホン酸(Nekal型, BASFSE)ならびに脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモニウム塩、アルキルおよびアルキルアリールスルホナート、アルキルスルファート、ラウリルエーテルスルファートおよび脂肪アルコールスルファート、ならびに硫酸化ヘキサ-、ヘプタ-およびオクタデカノールの塩、そしてまた、脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレンおよびその誘導体とホルムアルデヒドとの縮合物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチル-、オクチル-またはノニルフェノール、アルキルフェニルまたはトリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ひまし油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルまたはポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタート、ソルビトールエステル、リグノスルフィット廃液およびタンパク質、変性タンパク質、多糖(例えば、メチルセルロース)、疎水性修飾デンプン、ポリビニルアルコール(Mowiol型 Clariant)、ポリカルボキシラート(BASF SE, Sokalan型)、ポリアルコキシラート、ポリビニルアミン(BASF SE, Lupamine型)、ポリエチレンイミン(BASF SE, Lupasol型)、ポリビニルピロリドンおよびそれらの共重合体が挙げられる。]
[0152] 増粘剤(すなわち、改変された流動特性、すなわち、静止状態における高い粘度および運動中における低い粘度を製剤に付与する化合物)の具体例としては、多糖、例えばキサンタンガム(KelcoのKelzan(登録商標))、Rhodopol(登録商標)23(Rhone Poulenc)またはVeegum(登録商標)(R.T. Vanderbiltのもの)、そしてまた、有機および無機層状鉱物、例えばAttaclay(登録商標)(Engelhardtのもの)が挙げられる。]
[0153] 消泡剤の具体例としては、シリコーンエマルション(例えば、Silikon(登録商標)SRE、WackerまたはRhodorsil(登録商標)(Rhodiaのもの))、長鎖アルコール、脂肪酸、脂肪酸の塩、有機フッ素化合物およびそれらの混合物が挙げられる。]
[0154] 殺細菌剤は、水性除草製剤を安定化するために加えられうる。殺細菌剤の具体例としては、ジクロロフェンおよびベンジルアルコールヘミフォルマールに基づく殺菌剤(ICIのProxel(登録商標)またはThor ChemieのActicide(登録商標)RSおよびRohm & HaasのKathon(登録商標)MK)、そしてまた、イソチアゾリノン誘導体、例えばアルキルイソチアゾリノンおよびベンゾイソチアゾリノン(Thor ChemieのActicide MBS)が挙げられる。]
[0155] 不凍剤の具体例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、尿素またはグリセロールが挙げられる。]
[0156] 着色剤の具体例としては、難水溶性色素(顔料)および水溶性染料の両方が挙げられる。挙げられうる具体例は、ローダミン(Rhodamin)B, C.I、ピグメントレッド(Pigment Red)112およびC.I、ソルベントレッド(Solvent Red)1、そしてまた、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:2、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー80、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー13、ピグメントレッド112、ピグメントレッド48:2、ピグメントレッド48:1、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド53:1、ピグメントオレンジ43, ピグメントオレンジ34、ピグメントオレンジ5、ピグメントグリーン36、ピグメントグリーン7、ピグメントホワイト6、ピグメントブラウン25、塩基性バイオレット10、塩基性バイオレット49、酸レッド51、酸レッド52、酸レッド14、酸ブルー9、酸イエロー23、塩基性レッド10、塩基性レッド108の名称で公知の染料である。]
[0157] 接着剤の具体例としては、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセタート、ポリビニルアルコールおよびチローゼ(tylose)が挙げられる。]
[0158] 乳剤(エマルション)、糊状剤または油分散液を製造するためには、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤を使用して、有効成分をそのまま又は油もしくは溶媒に溶解して、水中で均質化させることが可能である。あるいは、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳剤および所望により溶媒または油よりなる濃縮物を製造することが可能であり、これらの濃縮物は水での希釈に適している。]
[0159] 散剤、散布用物質および粉剤は、有効成分a)およびb)ならびに場合により使用される薬害軽減剤c)および/または除草剤Dを固体担体と混合または同時粉砕することにより製造されうる。]
[0160] 顆粒剤、例えば被覆顆粒剤、含浸顆粒剤および均質顆粒剤は、有効成分を固体担体に結合させることにより製造されうる。]
[0161] 本発明の製剤は、除草的に有効な量の本発明の組成物を含む。製剤中の有効成分の濃度は多種多様である。一般に、製剤は、1〜98重量%、好ましくは10〜60重量%の有効成分(ピロキサスルホン、除草剤Bおよび場合により使用される追加的な活性物質の総和)を含む。該有効成分は、90%〜100%、好ましくは95%〜100%(NMRスペクトルによる)の純度で使用される。]
[0162] 活性化合物AおよびBならびに場合により使用される追加的な活性物質、ならびに本発明の組成物は、例えば、以下のとおりに製剤化されうる。]
[0163] 1.水での希釈のための製品
A.水溶性濃縮物
10重量部の活性化合物(または組成物)を90重量部の水または水溶性溶媒に溶解させる。別法として、湿潤剤または他の補助剤を添加する。該活性化合物は水での希釈に際して溶解させる。これにより、10重量%の活性化合物含量を有する製剤が得られる。]
[0164] B.分散性濃縮物
20重量部の活性化合物(または組成物)を、10重量部の分散剤、例えばポリビニルピロリドンの添加により、70重量部のシクロヘキサノンに溶解させる。水での希釈により分散液が得られる。活性化合物含量は20重量%である。]
[0165] C.乳化性濃縮物
15重量部の活性化合物(または組成物)を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびヒマシ油エトキシラート(いずれも5重量部)の添加により、75重量部の有機溶媒(例えば、アルキル芳香族化合物)に溶解させる。水での希釈により乳剤が得られる。該製剤は15重量%の活性化合物含量を有する。]
[0166] D.乳剤(エマルション)
25重量部の活性化合物(または組成物)を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびヒマシ油エトキシラート(いずれも5重量部)の添加により、35重量部の有機溶媒(例えば、アルキル芳香族化合物)に溶解させる。該混合物を乳化剤(Ultraturrax)により30重量部の水中に導入し、均質乳剤にする。水での希釈により乳剤が得られる。該製剤は25重量%の活性化合物含量を有する。]
[0167] E.サスペンジョン剤
攪拌ボールミルにおいて、20重量部の活性化合物(または組成物)を、10重量部の分散剤および湿潤剤ならびに70重量部の水または有機溶媒の添加により微粒化して、微細活性化合物懸濁液を得る。水での希釈により該活性化合物の安定なサスペンジョン剤が得られる。該製剤中の活性化合物含量は20重量%である。]
[0168] F.水分散性顆粒剤および水溶性顆粒剤
50重量部活性化合物(または組成物)を50重量部の分散剤および湿潤剤の添加により細かく粉砕し、技術的装置(例えば、押出し、噴霧塔、流動床)の使用により水分散性または水溶性顆粒剤にする。水での希釈により該活性化合物の安定分散液または溶液が得られる。該製剤は50重量%の活性化合物含量を有する。]
[0169] G.水分散性粉末および水溶性粉末
75重量部の活性化合物(または組成物)を、25重量部の分散剤、湿潤剤およびシリカゲルの添加により、ローター-ステータミル内で粉砕する。水での希釈により該活性化合物の安定分散液または溶液が得られる。該製剤の活性化合物含量は75重量%である。]
[0170] H.ゲル製剤
ボールミルにおいて、20重量部の活性化合物(または組成物)、10重量部の分散剤、1重量部のゲル化剤および70重量部の水または有機溶媒を混合して、微細懸濁液を得る。水での希釈により、20重量%の活性化合物含量を有する安定懸濁液が得られる。]
[0171] 2.未希釈で施用される製品
I.粉剤
5重量部の活性化合物(または組成物)を細かく粉砕し、95重量部の微粉砕カオリンと十分に混合する。これにより、5重量%の活性化合物含量を有する粉剤が得られる。]
[0172] J.顆粒剤(GR、FG、GG、MG)
0.5重量部の活性化合物(または組成物)を細かく粉砕し、99.5重量部の担体と一緒にする。この場合に一般に用いられる方法は押出し、噴霧乾燥または流動床である。これにより、0.5重量%の活性化合物含量を有する未希釈で施用される顆粒剤が得られる。]
[0173] K.ULV溶液(UL)
10重量部の活性化合物(または組成物)を、90重量部の有機溶媒、例えばキシレンに溶解させる。これにより、10重量%の活性化合物含量を有する未希釈で施用される製品が得られる。]
[0174] 水性使用形態は、乳剤濃縮物、懸濁液、糊状剤、湿潤性粉末または水分散性顆粒剤から、水を添加することにより製造されうる。]
[0175] さらに、本発明の組成物を単独で、もしくは他の除草剤との組合せで、または他の作物保護剤、例えば有害生物もしくは植物病原性の菌類もしくは細菌を防除するための物質との混合物の形態で施用することが、有益かもしれない。また、栄養および微量元素欠乏症を処置するために使用される無機塩溶液との混和性にも関心が持たれる。非植物毒性油および油濃縮物のような他の添加物も添加されうる。]
[0176] 使用例
除草活性化合物の単独の場合と比較した、望ましくない植物の成長に対する、除草剤AおよびBならびに適当な場合に使用される薬害軽減剤の本発明の除草剤組成物の効果を、以下の温室実験により実証した。]
[0177] 出芽前処理のために、播種直後に、水に懸濁または乳化させた活性化合物を微細散布ノズルを使用して施用した。発芽および成長を促進させるために穏やかに容器に水を注ぎ、ついで、植物が発根するまで該容器を透明なプラスチックフードで覆った。活性化合物により悪影響を受けない限り、この覆いは被験植物の均一な発芽をもたらした。]
[0178] 出芽後処理のために、被験植物を、まず、草性に応じて3〜20cmの高さまで成長させ、その後に初めて、処理した。ここでは、該除草剤組成物を分散媒体としての水に懸濁または乳化させ、微細散布ノズルを使用して噴霧した。]
[0179] それぞれの除草剤Aおよび/または薬害軽減剤を10重量%濃度の乳剤濃縮物として製剤化し、該活性化合物を施用するために使用される量の溶媒系を有する噴霧液に導入した。これらの実施例においては、使用した溶媒は水であった。除草剤Bおよび/または薬害軽減剤を、商業的に入手可能な製剤として使用し、該活性化合物を施用するために使用される量の溶媒系を有する噴霧液に導入した。これらの実施例においては、使用した溶媒は水であった。]
[0180] メタザクロル(Metazachlor)は、500g/Lの有効成分濃度を有する市販水性懸濁液濃縮物として使用した。]
[0181] 試験期間は21日間に及んだ。この期間中、該植物を栽培し、活性化合物での処理に対するそれらの応答を評価した。]
[0182] 化学組成物により引き起こされる被害の評価を、未処理対照植物と比較して0〜100%の尺度を用いて行った。ここで、0は無被害を意味し、100は該植物の完全破壊を意味する。]
[0183] 温室実験において使用した植物は以下の種に属するものであった。]
[0184] 組成物が相乗作用を示したかどうか判定するために、コルビー(Colby)の式を適用した。個々の化合物の活性が相加的であるかどうかを予想する値Eを、S. R. Colby (1967) “Calculating synergistic and antagonistic responses of herbicide combinations”, Weeds15, p. 22 ffの方法を用いて計算した。]
[0185] E = X + Y - (X・Y/100)
ここで、
X =除草剤Aを施用量aで使用した場合の効果(%);
Y = 除草剤Bを施用量bで使用した場合の効果(%);
E = 施用量a + bにおけるA + Bの予想効果(%)。]
[0186] このようにして観測された値が、コルビー式に従い計算された値Eより高い場合には、相乗効果が存在する。]
[0187] 組合せにより生じた処理8日後(8DAT)の被害が相乗効果を示す場合には、促進された活性が観察される。]
[0188] 表1aは、8DATおよび20 DATに評価された、出芽前施用における個々の活性物質の除草活性に関するものである。表1bは、8 DATおよび20 DATに評価された、出芽前施用における、組合された活性物質の除草活性に関するものである。]
[0189] 表2aは、8DATおよび20 DATに評価された、出芽後施用における個々の活性物質の除草活性に関するものである。表2bは、8 DATおよび20 DATに評価された、出芽後施用における、組合された活性物質の除草活性に関するものである。]
実施例

[0190] 表3は、20DATに評価された、出芽後施用における、個々の活性物質および組合された活性物質の除草活性に関するものである。]
权利要求:

請求項1
a)3-[5-(ジフルオロメトキシ)-1-メチル-3-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-イルメチルスルホニル]-4,5-ジヒドロ-5,5-ジメチル-1,2-オキサゾールである除草剤A、およびb)VLCFA合成阻害剤から選ばれる少なくとも1つの除草剤化合物Bを含む除草剤組成物。
請求項2
除草剤Bが、b.1クロロアセトアミド除草剤、およびb.2オキシアセトアミド除草剤よりなる群から選ばれる、請求項1記載の組成物。
請求項3
除草剤Bが、アセトクロル、ジメタクロル、ジメテナミド、ジメテナミド-P、メタザクロル、プロピソクロル、ペトキサミド、メトラクロルおよびメトラクロル-Sよりなる群から選ばれる少なくとも1つのクロロアセトアミド除草剤を含む、請求項2記載の組成物。
請求項4
除草剤Bがジメテナミドまたはジメテナミド-Pを含む、請求項3記載の組成物。
請求項5
除草剤Bがメタザクロルを更に含む、請求項4記載の組成物。
請求項6
除草剤Bがアセトクロルを含む、請求項3記載の組成物。
請求項7
除草剤Bがジメタクロルを含む、請求項3記載の組成物。
請求項8
除草剤Bがプロピソクロルを含む、請求項3記載の組成物。
請求項9
除草剤Bがメタザクロルを含む、請求項3記載の組成物。
請求項10
キンメラック、アミノピラリド、それらの塩およびクロマゾンから選ばれる除草剤化合物を更に含む、請求項1〜9のいずれか1項記載の組成物。
請求項11
イミダゾリノン除草剤から選ばれる除草剤Dを更に含む、請求項1〜10のいずれか1項記載の組成物。
請求項12
イミダゾリノン除草剤が、イマザモクス、イマザピックならびにそれらの塩およびそれらのエステルよりなる群から選ばれる、請求項11記載の組成物。
請求項13
除草剤Bがメタザクロルであり、イマザモクス、その塩もしくはエステル、またはイマザモクスおよびキンメラックの混合物、あるいはそれらの塩およびそれらのエステルの混合物を更に含む、請求項12記載の組成物。
請求項14
除草剤Bがジメテナミドまたはジメテナミド-Pであり、イマザピックまたはその塩を更に含む、請求項12記載の組成物。
請求項15
光化学系IIの阻害剤である除草剤Dを更に含む、請求項1〜11のいずれか1項記載の組成物。
請求項16
除草剤Bがジメテナミドまたはジメテナミド-Pである、請求項15記載の組成物。
請求項17
除草剤Dが、d.1アリール尿素除草剤、d.2トリアジン(ジ)オン除草剤、d.3メチルチオトリアジン除草剤、およびd.4クロロトリアジン除草剤よりなる群から選ばれる、請求項15または16のいずれか1項記載の組成物。
請求項18
除草剤Dが、アトラジン、テルブチラジン、ジウロン、メトリブジン、アメトリン、ヘキサジノンおよびテブチウロンよりなる群から選ばれる、請求項15記載の組成物。
請求項19
ニコスルフロンを更に含む、請求項4記載の組成物。
請求項20
ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼの阻害剤である除草剤Dを更に含む、請求項1〜11のいずれか1項記載の組成物。
請求項21
除草剤Bがジメテナミドまたはジメテナミド-Pであり、除草剤Dがトプラメゾンである、請求項20記載の組成物。
請求項22
除草剤Bが少なくとも1つのオキシアセトアミド除草剤を含む、請求項2記載の組成物。
請求項23
除草剤Bがフルフェナセトを含む、請求項22記載の組成物。
請求項24
薬害軽減剤を含有しない、請求項1〜23のいずれか1項記載の組成物。
請求項25
少なくとも1つの除草剤Bに対する除草剤Aの相対量が250:1〜1:250である、請求項1〜24のいずれか1項記載の組成物。
請求項26
少なくとも1つの除草剤Bに対する除草剤Aの相対量が100:1〜1:100であり、そのような少なくとも1つの除草剤Bがオキシアセトアミド除草剤である、請求項26記載の組成物。
請求項27
望ましくない植生を防除するための、請求項1〜26のいずれか1項記載の組成物の使用。
請求項28
作物植物における望ましくない植生を防除するための、請求項27記載の使用。
請求項29
該作物が、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラムコムギ、イネ、トウモロコシ、モロコシ、ダイズ、マメ科作物、ラッカセイ、サトウキビ、ヒマワリ、ワタ、ジャガイモ、テンサイ、アブラナ属作物、芝生、ブドウ、柑橘類、ピスタチオ、核果、ナシ状果、園芸用観賞植物、観賞用球根植物、針葉樹、落葉樹、タマネギおよびニンニクの作物である、請求項28記載の使用。
請求項30
植物におけるVLCFA合成の阻害剤として作用する除草剤に対して抵抗性である作物植物における望ましくない植生を防除するための、請求項1〜26のいずれか1項記載の組成物の使用。
請求項31
請求項1〜26のいずれか1項記載の組成物を、防除されるべき植物またはそれらの生育地に作用させることを含む、望ましくない植生を防除するための方法。
請求項32
請求項1〜26のいずれか1項記載の組成物を、望ましくない植物の出芽の前、途中および/または後で施用することを含む、望ましくない植生を防除するための方法であって、除草剤AおよびBを同時または連続的に施用する、前記方法。
請求項33
請求項1〜26のいずれか1項記載の組成物と少なくとも1つの固体または液体担体とを含む除草製剤。
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